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西宮御前浜シーカヤッキング

Oct. 27, 2000 これからのシーズン、天気の良い日にふらっと出かけたい。

西宮御前浜シーカヤッキング:イメージ1

今回紹介するフィールドは大阪湾のど真ん中、京阪神地区に残された数少ない砂浜の御前浜だ。なんと言っても大阪市内から高速に乗れば30分程で着く手軽さが良い。天気の良い日にふらっと出かけられるのは、何時間もの時間とお金を使ってフィールドに出かける都会に住む僕たちの様なシーカヤックジャンキーにはとても有り難い。とりあえずシーカヤックに乗ってみたいと言う人に体験させるにももってこいの場所で最近はすぐ側に駐車場も出来、駐車場所に悩むことも無くなり頻繁に利用するようになった。「えぇ~?にしのみや~?」というしかめっ面した声も聞こえてくるが、特に水温が下がるこれからの季節は海も結構綺麗なものだ。ココより汚い他府県の海はいくらでもあるのだ。見方を変えれば近代的な高層マンションやヨットハーバーを脇目にパドリングするのも新鮮に感じたりもする。カナダのバンクーバーの湾をパドリングしている感じと言えばちょっと誉め過ぎかな・・・

西宮御前浜シーカヤッキング:イメージ2

今日は同じ山岳会に所属するミスHに同行だ。ぽかぽかと暖かく彼女のシーカヤック初体験にはもってこいの小春日和である。いつもの様に早起きする事もなくゆっくり家をでて、10:00着。早速パドリング講習を始める事にする。

西宮御前浜シーカヤッキング:イメージ3

さて出艇。御前浜を西に、高層マンションの見える方角へ向かい水路を漕ぎ進み阪神高速の下をくぐると左手に新西宮ヨットハーバーが見えてくる。ヨットハーバーを回り込むと景色が開け大阪湾が見渡せる。ココでラフトを組んで休憩するのも良いだろう。淡路島や大阪南港の高層ビルなどもはっきり見える。僕には貨物船やタンカーは実にこの風景にマッチしている様に思えるのだがいかがなものか?ミスHはいつもトレーニング山行している六甲山などの眺めに感嘆している。考えてみると六甲山を麓から眺められるのはこの場所が一番かもしれない。この西宮ヨットハーバーがある人工島を一周するのが我々のお決まりのコースだ。大小様々なヨットをカヤックから間近に眺めるのもこれまた楽し。ヨットでの外洋航海もきっとワクワクするだろうなとココへくるたびにいつも思う。

間もなくスタート地点だ。約2時間ちょっとのショートトリップであった。ココでのシーカヤッキングの注意点は、ヨットも含めジェットスキーや水上スキーの牽引船等の動きにはくれぐれも注意したい。彼らにとってシーカヤックは海上ではなかなか見つけにくい存在なようで、もしこちらに向かってくる様であればパドルを振り回したりしてこちらの存在を早めに気づかせる等自分の安全は必ず自分で確保したい。実際にカヤックとのニアミスは起こっているのだ。

最後にこのフィールドのもう一つの楽しみを紹介しておこう。サンセット~ナイトパドリングだ。シーカヤックからの夜景などはかなり新鮮でパドリング自体も結構面白いのだ。但しこちらは昼間のパドリングとは勝手が違い、他の船舶の動きをさらに注意し避ける必要や、ナイトパドリング用の艤装等技術的にもレベルはアップするので体験してみたい方はショップ等のツアーを利用して欲しい。

-DATA-

場所:
兵庫県西宮市御前浜
交通:
阪神高速神戸線西宮出口、もしくは阪神高速湾岸線西宮浜を出る。各出口から約10分程。看板や案内などは無いので、判らなければ付近で尋ねればすぐに判る。西宮砲台後と聞くのも良い。
駐車場:
御前浜横に有料駐車場有り 日/¥500
トイレ:
御前浜にあり。
食事:
街中の事、少し走ればコンビニや食事には困らない。

牛窓シーカヤッキング

Oct. 22, 2000 瀬戸内海でスナメリウォッチング!?

瀬戸内海の牛窓でのシーカヤッキングだ。牛窓と言えば日本のエーゲ海などと言うキャッチフレーズを持ち牧歌的なのんびりした風景が広がり、まったくの初めての人でもシーカヤッキングを堪能できる穏やかな海を持つシーカヤックフィールドである。街にはいかにも観光地的なレストランや土産物屋、それから高台にはペンション村などもあり海ではたくさんのヨットがセーリングしている。最近ではシーカヤックのツアーも盛んに行われており、カナダ製のシーワードというシーカヤックをインポートするオーシャンエクスペリンスといったショップもこの地で営業をはじめており、オーナーがシーカヤッカーでありヨットマンであるペンションくろしお丸と提携してカヤックのレンタルや気軽に楽しめるプランを多数用意してあるので手ぶらで気軽に出かけられるのも魅力だ。たくさんの海旅をしてきた彼らの話を聞けるのもこの地での楽しみで、最近ではすっかり僕のホームグラウンドの1つになった。

牛窓シーカヤッキング:イメージ1

今日は女の子4人のシーカヤック初体験にお付き合いする事になっているのだ。案の定交通渋滞に巻き込まれのんびり到着となった彼女達に手早く準備をしてもらい簡単なパドリング講習をした後早速出艇。カヤックはオーシャンエクスペリンスに用意して貰った。ビーチからでてすぐ左手の岬を回り込むと今日の目的地黒島が見える。その黒島の陸地よりに見える緑色のブイ付近は今日の要注意ポイントだ。夏の間は沖を回遊していたスナメリがそろそろこの付近を回遊しだすとくろしお丸のオーナーから情報が入っているのだ。近郊で海獣を見るチャンスなどはなかなか無いので僕自身とても楽しみにしているのである。

牛窓シーカヤッキング:イメージ2

フラフラとパドリングする事一時間弱。あらら、スナメリに遭遇する事なく黒島到着。帰りに期待することにしよう。流木を集め小さな焚き火を作りダッチオーブンを使ったチキンのランチ。その後はコーヒーを飲みながらのんびりと雑談を交わしながら極上の時間を過ごす。天気も良く10月の末だというのに裸になれるほど暖かい。この季節は天気さえ良ければ今日の様に最高のシーカヤック日よりとなる。

牛窓シーカヤッキング:イメージ3

ランチポイントに潮が満ちてきて足下まで来たので出発する事にした。黒島を一周して帰る事にしよう。今日の海のコンディションならばほんの30~40分で一周出来るはずだ。女の子達ももうパドリングがすっかり板に付き、右や左にフラフラしていたカヤックも行きたい方向へぐんぐん進んでいる。難なく黒島を一周し出艇したビーチへ向かいパドリング。傾きかけた太陽に向かってのパドリング。彼女達のカヤックがシルエットになってとても美しい。う~ん最高。途中からはくろしお丸のツアー団と合流してのんびりパドリング。あらららら・・・スナメリとは結局逢えず。しかしながらのんびりとした最高の一日であった。11月になればかなりの確率でスナメリは見れるという事なので近いうちに是非もう一度牛窓を訪れたい。

-DATA-

場所:
岡山県邑久郡牛窓町
交通:
京阪神より山陽自動車道、備前IC。そのままブルーハイウェイに乗り邑久出口を左に行くと牛窓まで一本道。西脇海水浴場へは街を更に西へ走り、ペンション村を超えるとすぐ。大阪より約2時間とちょっと。但し渋滞があるのでプラス1~2時間の余裕を。
駐車場:
ビーチにあり。
トイレ:
ビーチにあり。

宿泊はオーナーがシーカヤッカーでもあるペンションくろしお丸が超おすすめ。ペンション村の道沿いにたくさんのシーカヤックが見えるのですぐに判る。キャンプは今回行った黒島などで可能。
・ ペンションくろしお丸 tel086(934)5755

三重県南部シーカヤックツーリング

Oct. 18, 2000 シーカヤックの楽しみ方

日を追う毎に涼しくなってお気軽にはシーカヤッキングに行けなくなる季節になってきた。とはいっても僕にとってはオフシーズンなどまったく関係なかったりするのだが、お馴染みの遊び仲間からはシーズン最後に是非とも最高のカヤックツアーを計画して欲しいとの要望がある。ざっとこんなモノだ。「海が綺麗」「焚き火が出来る」「人がいない」「魚が釣れる」云々。京阪神に住む我々が望んで止まないフィールドの条件はいつもこんなモノである。

そこで今回僕が選んだフィールドは三重県の南島町。望む条件は全て揃っている素晴らしいフィールドである。しかしながら必ずと言って良いほど僕が行くと海が荒れるので週末だけのパドリング計画では少し辛いのだ。平日に出発日を決め仲間に計画書を流したところ集まったのは3名だけ。いつもの遊び仲間、僕が所属する山岳会の会長となおこと僕。今回はパドリングをメインにはせずにシュノーケリングや釣り、焚き火を囲んでの酒宴。参加できなかったメンバーに自慢する為にも、まさにシーカヤックならではの楽しみ方をするつもりである。

三重県南部シーカヤックツーリング:イメージ1

大阪から名阪国道、伊勢自動車道を乗り継ぎ玉城インターを出て、R260方面へ。さらに南へ下り南島町に入る。ここまで200kmとちょい。のんびりと走って4時間余りのドライブだ。今回の出艇地は奈屋浦。早速漁港の隅の道路脇で出発の準備を始める。たった3人でこれだけの荷物があるモノかと言うほど出てくるわ出てくるわ。ビールはケースごと。肉やら野菜やら。僕が見たところ一週間は大丈夫である。(笑)これだけのモノがすんなり入るシーカヤックと言う乗り物はまったく凄い?

三重県南部シーカヤックツーリング:イメージ2

11: 00出発。静かな湾内を漕ぎ進み岬を回り込むと洞窟やビーチがあっちにもこっちにも見え始める。ここは本当にシーカヤッキング天国である。この風景に浸りたいが為に何時間も車を運転してやってくるのだ。今日は外洋独特のうねりもかわいいモノでのんびりパドリング。今日の目的地は以前この辺りをツーリングした時にも立ち寄った見江島と言う島の南側の浜だ。玉砂利が最高に気持いい。余談になるが、オーバーナイトツーリング時はこの玉砂利の浜はキャンプ地を決定する上で結構大きなウエイトを占めるのである。美しい白い砂浜などに泊まった日にはビギナーの女の子は喜ぶかもしれないが、何のウラから何から何までそのツアーの間中砂にまみれた生活を強いられる事になる。ツアーが長くなればなるほど野営地は慎重に選ばなくてはいけないのだ。

三重県南部シーカヤックツーリング:イメージ3

一時間程で到着。漕ぎ足りない様な気もするが今日はこれで良いのだ。存分に遊ぶのである。上陸後は結構する事が沢山ある。流木を集めたり椅子や宴会の準備。シーカヤッキング時にはたいていソロテントで眠るので各自テントの用意。手分けしてこれらは手早く、必ず明るいウチにやっておかなくてはいけない。理由は簡単。早くしないと遊ぶ時間が少なくなるし、暗くなって酔っぱらってからではテントやシェラフを用意するのが面倒になり、その辺りで虫に喰われながら眠るハメになるからだ。流木に火を着けたら早速乾杯。時刻はまだ14:00。後は各自勝手に好きなことをして遊べばよい。少し寒いが泳いだり釣りをしたり、、、。おきまりの宴会が今日来れなかったメンバーの話を肴に始まると後は好きな時間に眠るだけである。いつも海から少し分けて貰う獲物も今日はすこぶる豪華。僕は30cmほどのグレを突いてきた。塩焼きにすると実に美味い。

夜半テントを叩く雨と風で目が覚めた。テントから顔を出してのぞき込むとかなり波も高くなってきたようだ。どうやら明日はココで停滞のようだ。まったくこの辺りの天気はいつもこうである。天気予報は当てにならない。しかしながらこれもシーカヤッキング。のんびりとすればよいのである。今回は準備も万端。明日は何をして遊ぼうかと考えているうちに眠ってしまった。 

最後に注意。結局この後僕たちはさらに2日間この浜に閉じこめられ3日目に帰ってきたのだが、もちろん存分に美味いモノを食べて楽しんだのは言うまでもない。それも余裕のある日程とキチンとした装備があったからこそ。この辺りは風が吹き出すと強烈に吹きます。浜にあげてあるカヤックを飛ばされた仲間の話やテントを飛ばされた等は日常茶飯事。無理は絶対に禁物。それなりの野営技術は必携。自分の腕に不安がある方はこの辺りに詳しいシーカヤッカーと行動を共にするかツアー等を利用して欲しい。特にこの辺りの漁師はシーカヤッカーに良い印象を持っていない様子なのでこれから訪れるシーカヤッカーの為にもくれぐれもトラブルは避けたい。(これらを差し引いてもホント素晴らしいフィールドです。)

-DATA-

場所:
三重県度会郡南島町
交通:
京阪神より名阪国道、伊勢自動車道を乗り継ぎ玉城ICで降りる。R260を南に向かうと南島町。ICより一時間弱。小さな商店はあるがスーパーなどは無いので食料は持参していった方が無難。コンビニは国道沿いに何軒かあり。
駐車場:
無し。適当な場所を探して止めさせて貰う事になる。その際回りの住民に声をかけくれぐれも秩序ある行動を。
トイレ:
当然なし。
本文にもあるが、気象条件が厳しくまったくの無人地帯となるのでかなりの量の水はもちろん装備は万全に用意する事。

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