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日向灘某所

Jun. 21, 2000 サーフィンの楽園で波に挑む!

日向灘某所:イメージ1

宮崎県は初めて、もちろん宮崎の海もはじめて、シーガイアもまだ見ていない。霧島国立公園を満喫して、宮崎市内に入ったのは午後3時すぎ。ライターのゴンタさんと待ち合わせた後、早速宮崎の海を見せてくれると言うことで車に乗り込む。宮崎市内からは、宮崎南バイパス(220)を南に8kmほど下ったところから、海に向かって細道を入っていく。真横には熊野町運動公園が見える。川沿いの細道から潮の香りのする海岸の道へ折れると、そこはサーファーの楽園と言ったところだろうか。大きく広がる空らしい空と、海岸線をまっすぐに伸びる広い道、ずらっと並んだ車の中にはサーフボードが恭しく横たわっていたりする。

日向灘某所:イメージ2

きょろきょろとサーファーの雄姿を眺めながら、人の少ない奥のほうへと進んでいく。サーフィン主体の海岸で、人が少ない=波が良くない?かと車から飛び降り、低めの防波堤に登る。真っ白な砂浜のだいぶん向こうに波打ち際がある。空はいっそう広く見える、目の前が、空と砂浜と海だけになる。ゴンタさんとひとしきり海を見た後、カヤックでの波乗りを、成功させようということになる。カヤックでの波乗りは通常は、比較的長さが短く水はけの良い(もしくは水の入らない)ファンボート系のものを使用すると聞いていたがあいにく車の屋根に乗っているのは5mを越えるシーカヤックだった。

日向灘某所:イメージ3

サーファーの少ない海岸と言っても波は高いものだ、すぐに車からカヤックを降ろして、それを担ぎ水際まで歩く・・長い、これまでこれほどの幅のある海岸を歩いたことが無かったので海にカヤックを浮かべた時にはもう息も絶え絶えだった。サーフボードを小脇に抱えて、というのはむしろ栄えるのだが、5mもの鯨を背負って歩くと、さすがに風景を壊したのか皆がチラチラと見ている。そうなると、しんどくてもカヤックを途中では降ろせなかったのだ、自分を結構意地っ張りだと思う。

日向灘某所:イメージ4

1m~2m程の波の間を縫って、カヤックを漕ぎ出す。まずはカヤックを沖にやることが目標なので必死で大きな波に向かってパドルを動かす。ゴ~、と大きな音とともに目の前に水の壁ができる、一瞬慌てるが次の瞬間にはバシャ~ッと頭のてっぺんから水を浴びせられる。ここで戦意喪失だが、なんとしても波に乗らなければいけない。その頃、ゴンタさんはウェットスーツに着替え、サーフボードを小脇に抱え海の上で波を待っていたらしい。僕はと言えば、沖に出るとすぐに浜の方へ180度向きを変え、チラッ、チラッと後ろを見ながら大きな波を待っていた。沖のほうで、ユラッと大きな波の予兆が見えると、すぐに全力でパドリングを始める・・水の塊が山になって押し寄せてくると、瞬間自分の体と船が勢い良く水面を走り始める、もちろんパドルは目一杯動かして波頭が白くあわ立つのと同じ速さで砂浜に向かって、突進していく。「おおっー!」波のスピードを味わった後は後ろから水を浴びせられ沈してしまった。情けないが、これが精一杯だ波の上で艇を右へやったり左へやったりと言うのはかなりの神業に思えてくる。

しかし、何度も(何度かは思い出せない程)沖へ行っては浜まで打ち上げられ沈するのも、楽しくなってくる。もうこの頃には人の目など気にせずに、転んでは乗って、漕いでは水をかぶってと、一人遊びに興じている。さんざん楽しんだ後、夕日に近づいた太陽が広い砂浜と、遠浅の海に映え始めるとカヤックを上げて体を乾かせて引き上げることにする。これは大変面白い遊びを体験してしまった、ゴンタさんがサーフィンを愛することも波を楽しむ遊びを通して実感したような気がした。カヤックに乗っている間も、帰る間際も、波はサブ~ン、ザブ~ンと唸っていた。なぜか、こっちへ来い、来いと聞こえてしまう。

-DATA-

カヤック:
ペンギン
場所:
宮崎県宮崎市
タイム:
時間を忘れてしまう面白さ
交通:
宮崎市内から宮崎南バイパス(220号)を約8km
駐車場:
海沿いの道は広く駐車可(マナーは守って)
トイレ:
海沿いに綺麗なトイレ、シャワー、ボード洗場あり
ビール:
途中のコンビニがベスト
自販機:
なし
公衆電話:
なし
食事:
コンビニでの買出しをお勧め
携帯:
圏内
水:
食堂
注意:
海岸は地元のサーファーの人の手で美しく保たれていますゴミ等、マナーなどは十分守って遊ぶ!

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