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那珂川カヌー行
Dec.9-10, 2000 冬枯れの川もしっかり生きていた。
川旅をしなくなってどのくらいだろう。釣り人との軋轢や余りに多すぎるカヤッカーにうんざりしていた。まして関東地方屈指の人気を誇る那珂川なんて気乗り薄だ。研修でしばらく筑波住まいとなった相棒から強引な誘い。そりゃ、そっちではあまりフィールドに恵まれないかも知れないが、こちら群馬は晩秋から初冬の落ち葉かさこそ道マウンテンバイクやスキーももうできる。あれもこれもと忙しいんだ。まぁ、カナディアンカヌーでのんびり下るというのでつき合ってあげよう。言っておくが、俺は漕がないぞ。
母島シーカヤック一周
Dec.31, 1998 日本で一番早い初日の出
1998年元旦我々は運良く父島を一周することができた。二匹目のドジョウを狙って同年末再び「おがさわら丸」に乗り込んだ。目指すは父島のさらに南50kmの母島。
小笠原二見港で「ははじま丸」に乗り換える。「おが丸」に比べてはるかに小さい。乗客のほとんどが帰省客のようで観光客はわずかだ。2時間揺られて母島沖港に到着。人口わずか500人ほど、島唯一の集落が手に取るように見えた。岸壁には島民が勢揃いという感じで、あちこちで華やいだ声が上がっていた。
父島シーカヤック一周
Jan.01, 1998 東京都・ガラパゴス
東京にありながら日本で一番遠い島。空港ができる前に価値ある一漕ぎを。しかし黒潮真っただなかの島。まして冬ともなれば・・・。自分の甘さを思い知らされた。
とにかく遠い。「おがさわら丸」は外洋の荒波に25時間、2等寝台の一人一人に与えられたスペースは幅わずか30cm。眠るしかないのだが、年末の船は混雑して落ち着ける場所はない。ひたすら忍耐、忍耐。