June 22, 2005
最初から今まで4~カヤックとさだっちょんのおいしい関係~

ワタクシ、最近つくづく思うんです。
「こんなはずではなかった」と・・・。
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(canoeist6月号より加筆修正・・・特別公開ですよん。長いので注意!!!)
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つまり、こんなに毎週毎週、休日が来るたびにやれカヤックだ、やれトレッキングだ、
やれ登山だ~とお外で遊んでばかりの日々。
デパートでショッピングして、今話題の映画なんか観て、その後
小洒落たレストランでお食事よん。むふっ♪
なぁんてかんぢのいわゆるフツーの生活が、これほど縁遠いものに
なってしまうとは・・・。
当初の予定では、まったく想像もつきませんでした。
そこで今回は、なぜ、さだっちょんがこんなことになってしまったのか多角的な
視野から検討してみることにします。
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そもそもの始まりは、最近登場回数が激減してしまったけれど、やっぱり
なんといっても我が愛するファルトボート「肉まん号」(名前の由来:チンするとおいしい
白い物体)を買ってしまったことでしょう。
あれを買った頃は、まだ岩手に移住して日が浅く、東北地方にお友達もいなくて
「近所にアウトドアで一緒に遊んでくれる仲間がほしいなぁ」と思っていたのと、
「北上川を下ってみたいなぁ」といった程度のごくごく軽い考えでした。
そんなとき、運良くお隣北上市に住むザ・道具フェチことキャパクさんと
知り合いになり、メールをやり取りするうちに、
「ネットですごくお買い得なファルトが出てるよ~。これは絶対『買い』だよ、『買い』!」
などというメールが毎晩のように届くようになったのです。
その『買い』な商品というのが、現在の「肉まん号」すなわちアルフェック・ボイジャー360でした。
このモデルは、今はもうないのですが、ちょうどアルフェック社がモデル
チェンジする前後の時期で、パドルやPFDのついた新品が破格で
売り出されていたのです。
でも、一般的に考えて、嫁入り前のか弱き乙女がブランド品のスーツやバッグ、
あるいは化粧品などを買うのではなく、マイカヤックなんぞを買ってしまうなんて、
やっぱりフツーじゃありませんよね。
私としても、カヤックはもちろんやってみたかったけれど、それは
福山雅治似のステキな男性が現れて、ワタクシのためにカヤックを
組み立て、ラブラブで川を下り、キンキンに冷えたエビスビールを差し出してくれる・・・
そんな甘美なシチュエーションを夢見ていたわけです。
(いや、今だって夢見てますよ!今だって・・・?)
しかし、残念ながら、待てど暮らせど私の福山は現れる気配がありません。
そうこうしているうちに東北三大桜の名所・北上展勝地の桜のシーズンが
近づき、あの桜を北上川から眺めるという壮大な計画が達成できなくなる可能性が
大きくなってまいりました。
そしてある晩、ワタクシはついに悪魔のささやきに屈し、私の福山を裏切って、
たった1回ポチッとそのクリックをしてしまったのです。
肉まん号セット一式が届いたその晩、狭いアパートをいっぱいに使い、1人
汗だくになりながら、初めてファルトを組み立てたか弱き乙女。
数時間かかってようやく様になった不恰好な骨組みだけのコックピットに
乗り込み、缶ビールをプシッとやったときのあの感動は、いまだに忘れられません。
なんてったってワタクシは、あの瞬間「船長」になったんですから!!
その後、肉まん号とワタクシが東北の川を駆け巡り、数々の武勇伝を残したことは、
canoeist2003春号あたりから読破していただければ、おわかりに
なるかと思います。
おかげさまで、肉まん号の組み立てもかなり早くできるようになりました。
ほかのファルトを一人で組み立てたことはないのですが、多分アルフェックは簡単な
ほうではないかな~と思います。
私のように福山を待ちながらも船長になりたい欲求を抑えきれない女性
(そんな人いるのか?)にはオススメの、ホントにかわいい奴なのです!
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さてさて、そうやっていろいろな川で遊んでいるうちに、流れ着いた場所。
当然海ですな。
ある程度穏やかな場所では、流れに身をまかせて、ゆるゆるのんびり下れる川に
比べ、海は当然のことながら漕がなければなりません。
面倒くさがりのワタクシは、実は当初、必死こいて漕がねばならない海はあんまり
好きではありませんでした。
でも、釜石のカヤックショップMESA&三陸カヤックスや、笠島ネイチャーシーカヤック営業部隊など、おもしろい仲間達にくっついて漕ぎ回っているうちに、
気づいちゃったんです。
シーカヤックでしか、そして自分の力でしか行くことのできない魅力的な場所が
こんなにもたくさんあることを。
ちょっとした岬を回るたびに現れるそれぞれ違う表情の絶景、海と一体化した高さから
見上げる独特なアングル、自由気ままに生きる魚、海草、そして鳥たちの世界。
その圧倒的な景色たちに、ワタクシは幾度涙がチョチョぎれそうになったことか。
(案外単細胞なもんで・・・)
決断の早いMOMO組ゆみさんがとっととニンバス・シグネットを購入し、ワタクシもシーカヤック買っちゃう?的発想に至るまで、
そう時間はかかりませんでした。
カタログを見たり、いろいろ試乗させてもらったり、お財布と相談したりしながら、
どの艇にしようか悩んだこと数ヶ月。結論は、案外あっさり訪れました。
昨年の正月、帰省ついでにゆみさんと一緒に参加した三浦のAlgaforstツアー。
ミスターシーカヤッカーこと柴田さんが
「さださん、うちに中古のシーカヤック転がってるども、岩手さ持ってがねっか?
今ならゆみさんの車に乗っけて持って帰れるべ?」
と、ミョーに親しみのわく語り口調でおっしゃったのです。
「試乗していいよ」と言われ、実家のある横浜から駆けつけた夕方、芦名の海に
浮かべた白い中古艇。
それが、現在ワタクシと苦楽をともにしているネッキー・ルクシャⅣだったのです。
正直言って、乗り味・・・一次安定性、二次安定性、座り心地、ターンしやすいかなど、
細かいことはサッパリわかりませんでした。
でも、そのとき(ほかのみんなは陸上から見ているという状況でしたが)ルクシャと
私だけが浮かんだその海には、なんと、まばゆいくらいに輝くオレンジ色の太陽が、
今まさに水平線の彼方へ落ちていこうとしていたのです。
濃紺の海に夕陽がつくったキラキラ光る道。その道を独占して漂うルクシャと私。
きゃーーー!どーしよーーーーー!!
私たちが、離れられない関係になってしまった瞬間でした。
陸上から見ていた皆様も、浜に戻った私のどうしようもないニヤニヤ顔を見て、
暗黙のうちに二人の関係を理解できたようです。
中古とはいえ、万年ボンビーな私にとっては手痛い出費ではありましたけれど、
あいつを手に入れて後悔したことは一度もありません。
というより「買ってよかった!」の一言!
陸上生活では決して味わうことのできない、たくさんの恐怖、今だから笑える珍ハプニング、
そして語りつくせぬ感動を味わってきました。
時にはみんなで、時にはルクシャと二人ぽっちで出会った忘れがたき経験は数知れず・・・。
そうか、今わかったぞ!
私の福山はルクシャだったのねっ!
・・・って、こんな結論でよいのだろうか。
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考えてみれば、偶然始まったわりにしつこく続いているさだブロ&MOMO組
つーしんも、この肉まん号とルクシャ、そしてそれらを通じて出会った
たくさんの良き仲間たちのおかげです。
相変わらずカヤックも作文もヘナチョコですが、これからもたくさんのステキな景色、
そしてステキなカヤッカー達と出会い、さだブロ&MOMOつーを今まで以上に
みんなで盛り上げていけたらいいなぁ~と思います。
というわけで、皆さん!
今後とも懲りずにルクシャ&肉まん号とワタクシのお相手をしてやってくださいませ
なのです~。

大好きな三陸の海にて・・・・
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*オラの歴史の詰まったカヌー大好き人間のための月刊誌canoeist。来月は、ゆみさんの牡鹿半島レポートです!お楽しみに~~!
っつーか誰か買って!!!!
(さだブロにコメントもつけず、勝手に読んでは毎日ニヤニヤしているそこのあなたへ!)
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