logo

コメント & トラックバック

Ryuの特薦

カテゴリー
リンク

検索



May 1, 2005

プチ焚火。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨雲が次第に広がり、後雨。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)2度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット、午前中に北10ノットに変わる。海況おだやか。
 その後12時間:北15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 02:21 AM 3.6 m  Low 08:44 AM 1.2 m
 High 03:08 PM 3.3 m  Low 09:14 PM 1.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

快晴。昼間はギンギラの陽射しで日なたは暑い。風もなく、穏やかな陽気。

  -------------------------------

極々私的なメモ。
 休みの日は思いっきり寝坊するのだが、今日はちょいと早く起きて朝一で映画『Robots』を観に行った。ストーリーはすごくよくある子供向けなのだけど、よく出来てて大変に楽しめた。

  -------------------------------

極々私的なメモ その2。
 そういえば、今日はMay Dayだ。我が愛娘を全世界が祝福する日ではないか。めでたい。
 
 って、去年も同じネタ書いたんだった。
 お、去年の今日のエントリー、MMさんがコメント欄デビューだ! ワハハ、過去ログって面白い。

  -------------------------------
  -------------------------------

映画から戻って、さてお昼ご飯。天気良いし、愛娘はどうもまだ外出し足りなかったようで、家に戻ったのが不満らしい。なら、庭で食うか。

 さっそく焚火台で火を起こす。
 
火を起こす

 ワハハハ、火だ、火だ、火だぁ、燃えろぉ、燃えろぉ、もっと燃えろぉ、みんな燃えてしまえぇ、ケケケケケ。

 ウソ。調理用のときは、大きな火はいらない。欲しいのは熾きだ。だから直径3cmくらいの細い薪を数本ティピー型に組んで一気に燃やし、手早く熾きにしてしまう。

熾きで料理

 熾きになるまで10~15分。細い薪なら、けっこう早い。
 調理可能になったら、安物の英国式ソーセージを網に並べる。ニュージーランドではこの英国式のソーセージが主流。スーパーマーケットの肉売り場に行くと、すごい種類の生ソーセージが並んでて、よだれが垂れる。
 しかぁ~し、この英国式ソーセージというシロモノは、我々日本人が慣れ親しんでるドイツ式のと大いに違う。硬い皮にプチッと歯を立てると、中から程よい塩味の肉汁が流れ出し、香ばしい荒挽きのひき肉が歯に触れる、などと想像してたら、絶対に目が点になる。こっちのはソーセージはブヨブヨとやわらかく、味もなんだか締まりがない。塩味のきいていない柔らかめの魚肉ソーセージといった風情。初めて食べると驚くのだが、慣れてくると無性に食べたくなるときがあるのだから、人間の味覚ってヤツはなんとも面白い。

 ソーセージと同時に、小さなスキレットでタマネギを炒める。
 両方に火が通ったら、パンを焼く。パンは、誰がなんといっても炭で焼くのが美味い。ちなみにこっちの食パンは、日本よりはるかに薄く切ってある。一番厚切りを選んで、やっと日本の6枚切りと同じくらいの厚さ。サンドイッチ用はその半分の厚さで、トースト用はその中間だから日本で言う8枚切りくらい。あと、雑穀入りのパンも大変にメジャー。食パン一つとっても、お国柄があるようで。
 ともかく、炭焼きトーストは絶品。炭を見ると肉を焼きたくなる人、まだまだ甘い。通はトーストだ、トースト(笑)

ホットドッグ

 で、ケチャップとマスタードつけてホットドッグ(かなりがんばってピントを合わせようと努力したが、結局後ろにピントが行ってしまう僕のカメラって、何なんだ)。
 ここまで20分くらい。台所でやるのより、ちょっとだけ時間かかってるけど、気分は10倍よろしい。

 熾きは、コーヒー用のお湯が沸く頃にはほとんど真っ白な灰になってた。我ながらオミゴトなタイミング。
 って、こんなことばっかり巧くなって、何の役に立つんだよ、まったく。

 このホットドッグ、よくお店の入り口で、小学校のバザー代わりにこのホットドッグをオバチャン達が売っていたり、あるいはフリーマーケットで子供たちが売ってたりするのだけど、炭で焼いて食うとやっぱり一味違うのである。
 とはいえ、英国式ソーセージに食パンなので、慣れないと日本人には「???」な味ではあるが(笑)

以前は、庭で焚火するときもダラダラと何時間も火を燃やし続けることが多かったが、最近はこうやってパッと火を起こしてパッと料理してハイおしまい、っていうプチ焚火が増えてきた。魚釣りするようになった影響なんだけど、これはこれで良いもんだ。ダラダラ焚火だと、まとめて時間を作って腰をすえてっていう風にならざるを得ないので、頻度が下がるのが難点。プチ焚火は一時間でおしまいだから、普通の食事にちょいとエッセンスってな感じで気軽に出来るのが◎。

 今設計中の家には薪ストーヴを入れるので、家が完成して引っ越したらこんなこともしなくなるんだろうけど、でもそれはまだ先の話。しばらくは借家の庭でプチ焚火が続くことだろう。

 あ、そうだ! 灰の処理忘れてた。もう冷めてる頃だな。暗くなる前に、畑にまいて来よう。

  -------------------------------
  -------------------------------

「うらやまし」と思った方は人気ランキングを、「うまそ」と思った方はranking.gifを、「新しいデジカメ、買えば?」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。

投稿者 Ryu : 10:12 PM
トラックバック
このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2020
コメント

あれ、もう1年・・・いや、まだたった1年ですか(爆)>コメント欄デビュー。
人脈図の網の隙間が1○年と時を越えてこのブログで繋がってしまったのが昨年のこの日だったのですね。
今後も懲りずにお付き合いくださいましm(_ _)m

日本のメーデー、今年はチアリーダーさすがに出なかったみたいですけれど、平和がテーマでそれ系のまったりコンサートもどきはあったようですね。
それではお嬢のお祭りとしては活気に欠ける(笑)のですが。
(というか、今4月29日とかに大会やって他の団体と分裂開催っていうのが既に主旨から大脱線しているというに>連合)

Posted by: MM : May 2, 2005 5:13 AM

こちらこそよろしくお願いいたしますm(..)m
当ブログ、MMさんのサポートが無きゃここまで続きませんでした。

しかし、分裂開催って、なんだろべ?(^^;

Posted by: Ryu : May 2, 2005 11:45 AM

おいしそ~~~
焚き火って幼いころすごく憧れがあって、
父の実家でイモやらみかんやらを焼いて食べるのが、
それはそれは楽しくて。
なんでこう、無性にロマンを感じてしまうんでしょう。
DNAのなかの原始の記憶がよみがえるのでしょうか。。。

いま、このあたりでやったら消防車が来ます。。。。残念

Posted by: chihi : May 2, 2005 1:24 PM

>おいしそ~~~

マズ美味の「B級グルメ」の世界ですけどね(笑)


>いま、このあたりでやったら消防車が来ます。。。。残念

ホンマ、残念ですよね。
今や日本のほとんどの住宅地が、焚火不可能になってるんじゃないでしょうか?
「自宅で焚き火」ってのは、今の日本で一番贅沢な行為の一つかも。
僕らの子供の頃は、集団登校の集合場所で焚火をしてくれる大人がいたもんですけどねぇ。
皆集まってくるまで石油缶を囲んで暖をとってたんだけど、今の小学生はあれを知らないんですよねぇ。

Posted by: Ryu : May 2, 2005 2:13 PM

April 24, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.5

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨ときどきにわか雨。冷たい南西の突風。(高)14度、(低)3度。

[海洋気象] (エイベル)
 【暴風警報】南西25ノット、ただしセパレーションポイントより北では35ノット。午後に南部は15ノット、北部では25ノットに落ちる。北部の海況は非常に荒いが、次第におさまる。午前中のにわか雨中、視界良好。
 その後12時間:全域で南西15ノットに落ちる。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 03:18 AM 0.6 m  High 09:36 AM 4.1 m
 Low 03:38 PM 0.5 m  High 10:02 PM 4.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

未明に突風とともに強い雨が。音で目が覚めるほど。
 夜が明けてからは雨は上がって晴れたが、南風が強くて寒いの何の。日中もシャツ一枚では外に出られない。明らかにこの秋一番の冷え込み。

昨日は帰宅が夜遅く、エントリーできず。昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇りおおむね晴れ。南西風、次第に強くなる。(高)19度、(低)4度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、セパレーションポイントより北では昼前に、全域で夕方までに25ノットにあがる。海況はあらくなる。
 その後12時間:南西30ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:44 AM 0.8 m  High 09:00 AM 4.0 m
 Low 03:03 PM 0.7 m  High 09:24 PM 4.0 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

午前中はずっと曇ってて肌寒かった。
 午後はネルソンに遊びに行ったが、晴れて暑くなった。しかし夕方から再び曇った。風は午前も午後もなかった。

 スイス人美人姉妹をガイド。渡り中のミズナギドリ(詳しい種類は不明)の大きな群れ(数千羽)が水上で休んだり捕食しているところをカヤックでつっきる形になってしまったが、まわり中で鳥が羽ばたいたり浮かんでたりというのは、僕にとっても壮観極まりない圧倒的な眺め。海のない国の人には、さぞかし面白い体験だったのでは?
 ずっと曇ってて決して絶景ではなかったが、ニコニコと楽しく漕いでくれて、こちらはホッとした。 sbh 2 / marahau - split apple - marahau

  -------------------------------

昨日は、仕事終わってからネルソンに行き、友人一家と栗拾い。例のヤマイグチというキノコも持って行き、夜は秋の味覚を堪能。
 しかし、こっちの栗には虫が入ってないな? そういう虫がいないのだろうか???

  -------------------------------
  -------------------------------

『エマージェンシー・プランニング・ガイド』の和訳転載の連載第5回。

I am Prepared Nelson-Tasman  -  An Emergency Planning GuideI am
Prepared
Nelson/Tasman
An Emergency Plannning Guide

Prduded by
The Nelson/Tasman Civil Defence
Emergency Management Group

 今日は[ 20 steps to be better prepared ](「備えを改善するための20のステップ」)の2回目。

[ 20 steps to be better prepared Vol.2 ]
 もし緊急事態への準備に閉口気味になってしまったら、この「20のステップ」を使って、問題を解決してみましょう。1週間にワンステップしか出来なくても、遅くとも20週間後には、あなたの備えはずっと改善されているはずです。

◎ステップ5
 災害発生時、特に自宅から避難している場合は、主治医や薬局に何日か行けなくなるかもしれません。必要な常備薬などは、少なくなったら早めに処方してもらうことを心がけ、避難時に持ち出すこともお忘れなく。

◎ステップ6
 小さなお子様は、保育施設や教育施設で長時間過ごしていることでしょう。こうした施設が、適切な緊急対策をしているかどうか、チェックする必要があります。
 幼稚園、学校などに、緊急時に子供たちの安全を確保するためのプランや対策がきちんとなされているかどうか、問い合わせましょう。こうした施設は、きちんと提示できるような明文化された緊急用マニュアルを備えているべきです。もしそうでないならば、子供のためにきちんとした緊急対策をしてもらうように、申し入れをしましょう。
 
◎ステップ7
 大人と年長の子供たちは、家のガス・水道の元栓や電気のブレーカーをオフにする方法を把握している必要があります。家だけではなく、職場でも同様のことが出来ることに越したことはありません。
 電気をオフにすれば、電線のトラブルによる感電や火災のリスクを軽減できますし、ガスをオフにすれば、ガス漏れによるガス中毒、爆発、火災から身を守ることにつながります。

◎ステップ8
 夜間に緊急事態が発生し、電源が落ちていたら、どうしますか? 安全で性能の良い光源が必要です。
 一番良いのは、懐中電灯(+予備電池)です。懐中電灯があれば、家の中を動き回ることが出来ます。次に良いのは、ケミカル・ライト・スティックです。これは最大12時間光り続け、安全と快適さを最低限確保するのは十分な光量を提供してくれます。
 ロウソクやランタンなどは、ガス漏れの疑いがないときにしか使ってはいけません。
 懐中電灯は、車の中にも常備しておきましょう。夜間暗い場所で突然車が止まってしまう事態のためでもありますし、災害時には予備として役立ちます。

ニュージーランドの場合は、職場の安全管理が法でかなり厳しく規定されている。例えば、僕らのような仕事の場合、会社は安全装備として「日焼け止め」も支給する義務がある。これはNZは紫外線が強いために、皮膚ガン発生率が非常に高いためである。
 もちろんこれ以外にも、かなり詳しい危機管理マニュアルを備えておくことが要求される。

 同様に学校も、明確な危機管理マニュアルを作成しておく必要があるので、おそらく上記ステップ6のように、マニュアルのない学校などはまずありえないのではないか、という気もする。おそらくこれは、限りなく私設に近い小さな託児所などを考慮した条項かと思われる。

 が、日本の場合はどうなんだろう??? 

懐中電灯の予備電池の話も出ていたが、ここに書かれていないことを一つ補足しておく。
 理想的には、緊急装備の中に入っているすべての電池使用機器が、同じサイズの電池を使うようにしておくべきだ。つまり、ラジオが単三電池使用ならば、懐中電灯も同じく単三電池のモデルにしておくのが望ましい、ということ。
 さらに、最近はソーラー充電器の類もあるので、緊急持ち出し品の中には、余裕があればそういうものを加えるのも良いかもしれない。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)
 ◎Vol.2 (2005年4月14日)
 ◎Vol.3 (2005年4月15日)
 ◎Vol.4 (2005年4月17日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

  -------------------------------
  -------------------------------

「毎回、すぐに実行してる」という方は人気ランキングをクリックしておいてください。「あ、前回の四つのステップ、まだだ」という方はranking.gifをクリックしている場合ではありません。すぐに対策を!
 って、我が家もまだやり残している項目がいくつか……。


投稿者 Ryu : 3:00 PM
トラックバック
このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1974
Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.6
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風、しだいにおさまる。(高)15度、(低)6度。 [海洋気象] (エイベル)  南西10ノット、セパレーションポイントより西では午後20ノッ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.28
コメント

April 22, 2005

{しりとりエッセイ #014} て××××。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)18度、(低)5度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南西20ノットにあがる。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:08 AM 1.1 m  High 08:24 AM 3.8 m
 Low 02:26 PM 0.8 m  High 08:44 PM 3.8 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

快晴、ベタ凪。さすがに10kn程度では、マラハウでも南西は吹かない。
 本日はNZ在住英国人三人組のレンタル。実は五人組で、残りの二人はトランピング。用意の良いグループで、わざわざUHFトランシーヴァを買って、陸組と海組が一組ずつ持ち、今夜落ち合う場所を最終確認できるようにしていた。
 海組の一人は数年前にここを漕いだことがあり、しかもカヤックの腕前も相当なもので、何の問題もない、非常に楽なお客様。

 ブリーフィング終了後、久しぶりにロールの練習。実は先週土曜日、ウェットスーツを買ったのである。そろそろ忙しい時期が過ぎ、身体の故障も治ってきたので、練習しないとな、と思って。僕らはシーズン当初はトレーニングをするのでけっこう上手かったりするのだが、今の時期は練習不足でヘッタクソになってるのだ。僕も例外じゃない。
 本日はオフサイドのロールばっかり。20回ほど立て続けに回ると、目が回ったのと、久しぶりに慣れない動きをしたのとで、身体に力が入らなくなった。いかんなぁ(笑) rent 3

  -------------------------------

極々私的なメモ。
 午後は、家人がマッサージの仕事。その間、愛娘と釣りに。今日はスポッティしか釣れなかった。チェッ。

  -------------------------------

エイベルタズマン国立公園 ヴィジター向け広報】

  発行元 DOCゴールデンベイ地方事務所
  番 号 10/2079
  発行日 2005年9月10日
  期 限 次の広報が発行されるまで

  
『アワロア・ハットおよびキャンプサイトの浄水について』

 アワロアのハット(山小屋)およびキャンプサイトの浄水システムは、水質検査で引用不適格と判断されました。
 浄水システムが改善され、水質に問題なくなった旨の告知があるまでは、煮沸、フィルターの使用の上で飲用することを推奨します。

 エイベル・タズマン・コースト・トラックの人気サイトでこのようなご不便をおかけすることを、こころよりお詫び申しあげます。

  地区マネージャー John Mason

  Golden Bay Area Office, PO Box166, Takaka.
  Ph:(03)525 8026 Email: goldenbayao@doc.govt.nz

-------------------------------
*** 注 ***
この広報は、当ブログ管理人がヴォランティアで翻訳転載しているもので、内容について一切の責任を負いませんし、お問い合わせにも応じられません。確認は管轄事務所に直接お願いします。

-------------------------------

  -------------------------------
  -------------------------------

好評連載「しりとりエッセイ」の第14回。前回は「決まり手」だったので、今回は「て」で始まる言葉を募集。ご応募いただいた候補はこちら。

  • 「てんこ盛り」
     by さださん
  • 「てにをは」
     by Miyaさん
  • 「敵」
     by MMさん
  • 「手練れ」
     by tsuboさん
  • 「手短」
     by kmoritaさん
 以上五つ。やい抽選委員長、出番だぁ、選べぇ!
 「はい、これぇ。しゃしんとってぇ」

厳正なる抽選風景

 えっと、何々、「てんこ盛り」 by さださん

 おりょ、久しぶりのエントリーでいきなり当選とは、なかなかの勝負師だねぇ。
 ありがとうございます、承りました。

さて、てんこ盛りって、ようするに山盛りのことなんだけど、そもそも「てんこ」って何???
 こういうときは広辞苑様にきくしかない。って、なんかしりとりエッセイでは課なら図のように広辞苑使ってるな……。

てん-こ【天こ】
 (西日本などで)頂上。てっぺん。てんこつ。てっこ。
  
てんこ-もり【天こ盛り】
 食器い食物(特に飯)をうずたかく盛ること。山盛り。
 
   広辞苑 第五版より
 う~ん、てっぺんっていう意味だったのか。僕は立派な西日本出身だが、聞いたことなかったな。てんこ、てんこつ、てっこ、どこの方言なんだろ?

 こういう西日本の方言に由来する言葉が、横浜出身岩手在住のさだっちょんから出てくるってのも、考えてみると何か面白い。
 ん? 面白くない? そっか。

閑話休題(それはともかく)。
 「てんこ盛り」、大変良い響きである。「山盛り」も捨てがたいし、別に「大盛り」でも文句はない。が、しかし、ここはてんこ盛りだろう、やっぱり。納得がいかないとおっしゃる方は、次の例を見ていただこう。

ライス
  • 並       150円
  • 大盛り     200円
  • 並       150円
  • てんこ盛り   200円

 勝負ありだ。圧倒的に後者の勝ちである。仮に前者が「ほかほか弁当」、後者が「ポッカポッカ弁当」のメニューだったとしたら、間違いなく「ほかほか弁当」が敗退する。間違いないったら、間違いないのである。

 「何の話だ? どこがアウトドア・ブログだ!?」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれないが、ここのところどういうわけか、月曜日に限って大家の電話番でネット接続できず、したがって「自由テーマ」がずっと書けていない。要するに「ノン・アウトドアネタ」に禁断症状が出始めているのだ。
 よって、前回の「しりとりエッセイ」に続き、今回も限りなく「自由テーマ」気味になるのである。というより、支離滅裂気味になるのである。なるといったら、なるのである。支離滅裂で悪いか!

 というわけで、『Ryu's Logbook』としては、大盛りよりもてんこ盛りの方が売り上げが上がることは間違いないと、結論付けるわけである。

 ただし、OLの多い地域の場合は、逆効果になることは言うまでもない。うら若き女性にてんこ盛りは禁句である(もちろん女性シーカヤッカーはこの限りではない)。

しっかし、若い男っていうのは、なんでまぁあんなにムチャクチャ食うかね?

 高校生の頃の僕は、身長165cm(これは今も変わってないが)、体重58kg(今は3~4kg重くなってる)だった。チビなのをあえて無視し、超ド短足を見て見ぬふりをしていただけば、デブでもガリでもない均整の取れた素晴らしい適正体格である。ムチャ食いするようなヤツには、見えなかっただろう。

 ところが、前にも書いたことあるが、高校時代は片道20kmの道のり自転車で通ってた。しかも途中にけっこうキツイ峠道あり。これを、行きは50分、帰りは1時間半かけて通っていた。重ねて言うが、峠道込みで。朝は平均時速24kmという飛ばしっぷり。再三で申し訳ないが、峠道も含めて。

 当然、腹が減るんだこれが。

 昼食後、二時間の授業を受け、さらにクラブ(剣道部とブラスバンド部をかけもち)までやると、20kmの彼方にある自宅までは到底生きてたどり着けない。

 当然途中で燃料補給をすることになるのだが、たとえば中華の場合は、日替わり定食のご飯をてんこ盛りにしてもらう。今だったら、体調が悪いと食べきれないかもしれない量なのだが、当時はこれでも足りなかったので、前菜代わりに必ずラーメンの大盛りを食ってたような気がするし、デザート代わりに餃子をつけることもあったような記憶もかすかにあるが、あれは夢だったのだろうか?

 で、元気になったら残り10kmの道のりをペダルを踏み、もちろん帰宅後は軽くオヤツを食った後、再びどんぶり飯てんこ盛りで夕食。夜更かしするときは、さらに夜食を爆食。いい加減にしろよ、ったく。

いや、これで驚いてちゃいけない。弁当もすごかった。
 おそらく市販の弁当箱の中では最大級のドカ弁箱には、ご飯だけがギッチリと詰めてある。箸が折れそうなくらいギュウギュウに。で、もう一回り小さな標準サイズの弁当箱にオカズがギッシリ。もちろん油モノやたんぱく質中心。カーチャン、さんきゅ~。

 が、これっぽっちが昼休みまでもつはずがない。今の僕にとっては昼食・夕食二食分に相当する量なので、どうにも信じがたいのだが、実際当時はもたなかったのである。なんせ、人生で一番腹減る時期なのに、朝から20km爆走してきているのである。もちろん朝食は二人前くらい食ってるのだが、そんなものは最初の10kmくらいで消えてしまっている。

 というわけで、学校に着いたら一時間目が始まるまでに弁当の三分の一をかきこむ。一時間目が終わったらさらに三分の一、そして二時間目が終わったら残りの三分の一を、かきこむ、いや、噛まずに呑みこむ(たまに授業中に教科書のかげでこっそりかきこむこともあったが、これはなかなかスリリングだったし、一応良い子ちゃんだったので、数回しかやってない)。

 さて、大変に困ったことに、三時間目が終わるともう食うものがない。このままでは四時間目の途中で力尽きて餓死するに違いない。危機管理上、由々しき事態である。いや、今の僕なら、そんなヤツは力尽きて死んじまえば良いと思うのだけど、高校生の僕はそうは思わなかったらしい。

 しかしそこはよくしたもので、この休憩時間から売店でパンを売り始めているので、終業ベルが鳴るか鳴らないかで教室を飛び出して売店にダッシュ。なんせパンの数は限られている。一年生の頃は売店が遠くてまず手に入れられなかったが、三年生になるとけっこう楽勝で二つ手にすることが出来た。カレーパンとクリームパンという組み合わせが多かったように記憶しているが、なんせ大昔の話なので定かではない。ともかく、時間がないので、この二つを、やっぱり噛まず丸呑み。ウワバミかよ。
 さて、これでなんとか四時間目も乗り切れる。

 四時間目が終わると、待ちに待った昼食だ。食堂に行って、日替わり定食+ラーメン、またはカレー+ウドンを食う。

 午前中から昼にかけてこれだけ食うと、さすがにやっと人心地がつく。よって五時間目と六時間目は、腹ごなしのお昼寝タイムとなる。だいたい五時間目開始直前に眠りに着くと、目が覚めた頃に六時間目が終わるような仕組みになってて、非常に段取りが良いのである。さすがは模範生徒だ。
 僕がいまでも昼寝を人生最大の楽しみにしているのは、この頃の習慣に端を発していると思われる。「寝てはいけない」というタイミングに寝るのが、いまだに何よりも甘美だとかんじてしまうのだから、病はかなり重い。

 六時間目が終われば腹も適度にこなれ、疲れもバッチリ取れているので、いよいよ目を覚まして活動開始。道場に行って竹刀を振るか、ホルンを吹きつつ女の子とダベるか、両方をサボって街をブラブラするかは、その日の気分次第。
 で、帰り途の途中で再度怒涛の食欲に襲われるのは、最初に書いた通り。あえて繰り返す必要もないが、念のため書いておくと……。

 いや、やめておく。今こうやって書いていて、自分でも気持ち悪くなってきた。あの細い身体のどこにあれだけ入ったんだ?
 思えば、あの頃食ってたのはほとんど油モノだった。なんで太らなかったんだろう? なんで身体壊さなかったんだろう?
 ざっと勘定すると、今の四倍から五倍食ってるぞ。いったい一日に何円分の飯を食っていたのだ……。

 【教訓その壱】子供作るなら、女の子に限る。
 【教訓その弐】間違って男の子が出来たら、十二歳で元服させて放り出すべし。

今、これだけ食欲があったら、僕にはアウトドアなんて無理だ。特にバックパッキングなんて到底できない。この体格でそんなに食料運ばなきゃいけないなんて、悪夢だ。山小屋泊まりの一泊二日トレッキングでさえ、とんでもない量の荷物になる。
 いやぁ、まともな食欲に落ち着いて、よかったよかった。

はい、次回は「り」で始まる言葉を募集いたします。奮ってご応募を!

 あ、「理不尽」はすでに一回採用されてるので、もうダメです。しりとりの基本っす。ただし、前回採用されなかったお題は、再度応募可能です。えっと、いちおう明文化しておきましょうね。(追記:4月25日)

 気になるポイントは……。

  1. Miyaさん
     49 pt
  2. tsuboさん
     39 pt
  3. MMさん
     36 pt
  4. kmoritaさん
     36 pt
  5. さだっちょんさん
     16 pt
  6. ツォンさん
      7 pt
  7. TO-BEさん
      3 pt
  8. youさん
      1 pt

 kmoritaさんが皆勤賞達成で、同点3位に浮上!

【ルール ver.1.2 24/04/2005

  1.  決められた「お題」に従って雑想をしたためる。
  2.  次回の「お題」はコメント欄、あるいは他のブログからのトラックバックによって募集する。メールでの応募は受け付けない。
  3.  候補の中から抽選でお題を選ぶ。
     あるいは、コメント欄で「おぉ、このお題は面白そうだ!」って盛り上がったものがあったら、もちろんそれを採用する。
  4.  新規エントリーをアップする際、前回のエントリーにトラックバックを打っておく(自サイト内トラックバック)。
     採用の「お題」が他のブログからのトラックバックで寄せられていた場合は、当然ながら当該エントリーへのトラックバックも行う。
  5.  翌日アップが原則の「リレーエッセイ」と違って、こちらは不定期連載を可とする。よってコメント欄でのお題の募集は数日間受け付けるが、いつまでたっても応募がなければ、連載終了とする。
  6.  一度採用された「お題」は、再度候補として応募できない。ただし採用されなかった「お題候補」は、仮に前回は他人が応募したものであっても、再度応募可能とする。
  7.  足りないルールがあれば、適宜適当に追加する

「アウトドア」 → 「遊び」 → 「ビックリ」 → 「理不尽」 → 「ンジャメナ」 → 「なしくずし」 → 「シッダールタ」 → 「啖呵」 → 「返り討ち」 → 「珍道中」 → 「うたかた」 → 「但し書き」 → 「決まり手」 → 「てんこ盛り」 → 「???」

  -------------------------------
  -------------------------------

「まだ甘い、もっと食ってたぜ」という男性は人気ランキングを、「うわぁ、男って何考えてんのぉ!?」と思った女性はranking.gifをクリックしてください。
 「あら、男のクセにだらしない、私はその倍は食べてたわよ」という頼もしい女性は両方をクリックしてから、どっか行ってください。


投稿者 Ryu : 9:06 PM
トラックバック
このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1969
Title: {しりとりエッセイ #015} リ○○○△△△。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 午前中曇り、午後晴れ。風おだやか。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南東15ノット。ただしセパレーションポイントより北では25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.06
Title: {しりとりエッセイ #015} リ○○○△△△。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 午前中曇り、午後晴れ。風おだやか。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南東15ノット。ただしセパレーションポイントより北では25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.06
Title: {しりとりエッセイ #015} リ○○○△△△。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 午前中曇り、午後晴れ。風おだやか。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南東15ノット。ただしセパレーションポイントより北では25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.06
コメント

り・・・・・。

「り」って、普通のしりとりでもけっこう難関ですよね・・・。

やっぱり、

「リリーの缶詰」

としておくかな。あ、助詞が入るのは反則かな?

Posted by: kmorita : April 23, 2005 2:26 AM

中学後半には多分同じ位食べまくっていた記憶がありますけれどねぇ。
朝学校の近くで「朝のおやつ」を購入して、お昼用に構内で先売りの菓子パンは3-4個リザーブし(一日通じての腹ごしらえ用)、その上にお弁当はきちんとお昼に食べて、学校帰りに更にターミナル駅でケーキとかパフェとか余裕で平らげておりました。
ちなみに現在に至るまで牛乳がないと生きていけない人間なので、構内の自販機で牛乳パックも一日複数回使用していた記憶もありますね。
別にそんなにカロリー消費するような生活していなかったんですけれど、太らなかったんですねぇ、その頃は。
当時の体質+メタボリズムを取り戻したい(涙)。

で、しりとりは、
「リトマス試験紙」
でお願いします。
英語圏生活は長くても、phはやっぱり「ピーエイチ」ではなくて「ペーハー」と発音しないとしっくり来ないんですよねぇ・・・

Posted by: MM : April 24, 2005 8:16 AM

ありがとうございます>お二方

リリーの缶詰って、一瞬何のことか分かりませんでした。
だいぶ、海外ボケが進んでいるようです。
参った。


MMさんって、スマートな方と伺っていますが、そんなに食べてたんですか?

>当時の体質+メタボリズムを取り戻したい(涙)。

いや、僕はもうあんなのはゴメンっす。
自分で飯代稼ぐようになった今、思い出すだけで寒気がします(^^;
今切実に望むのは、不飲不食の仙人生活……。


>英語圏生活は長くても、phはやっぱり「ピーエイチ」ではなくて「ペーハー」と発音しないとしっくり来ないんですよねぇ・・・

ペーハーってのは、おそらくドイツ語発音っすよね。
でもこっちの日常生活でこの単語を使ったことないかも……。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 12:00 PM

抽選委員長、指摘がないようなので。(大人はそんなこと暗黙の了承?)

採用に際は、前回の「ん」のお題以外でお願いします(゜∀゜)。

ここも前回でてるの禁止でお願いします(*´∀`)。
http://plus.naver.co.jp/browse/db_detail.php?dir_id=110515&docid=10127


お題は「理不尽」でお願いします。まさに理不尽なり。ヘ(°◇、°)ノ~ ウケケケ...

Posted by: ツォン : April 24, 2005 12:38 PM

ツォンさん、しりとりで同じ言葉を言うのは、基本的にルール違反っすよ。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 1:15 PM

なかなかアウトドア話に戻れませんね。
今回は「リゾート」でお願いします。

Posted by: Miya : April 24, 2005 1:30 PM

アウトドアネタ、がんばります(笑)
ありがとございます。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 3:01 PM

んじゃ、「リコール 【recall】」で(笑)。

Posted by: ツォン : April 24, 2005 8:00 PM

あ、お見事な切り替えし!>リコール
承りました、ありがとうございます。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 9:16 PM

「り」から始まるアウトドアネタの決定版。
「リュウ(Ryu)」でお願いします。

人名はだめだったけ?

Posted by: tsubo : April 25, 2005 5:43 PM

人名、ダメデス!

といいたいところですが(笑)、僕以外の名前、例えば「カ」のお題で「開高健」なんてのが挙がったら、大喜びしてしまうだろうと思いますので、その辺は公平を期しまして、「リュウ(Ryu)」、謹んでお受けしますm(..)m

でも、「リッチー・ブラックモア」なんてのが挙がったら、やっぱり「人名ダメ」って言うかも、アハハ(笑)

Posted by: Ryu : April 25, 2005 7:27 PM

April 21, 2005

[ リレーエッセイ #87 ] 130ドルで旅をしろ、ってか?

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)21度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南西10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 01:27 AM 1.3 m  High 07:46 AM 3.6 m
 Low 01:47 PM 1.1 m  High 08:01 PM 3.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から風が強く、寒い。この季節に南風吹くと、やっぱり冬っぽいな。

  -------------------------------

極々私的なメモ。
 昨日のキノコ、食ってみた。さすがに愛娘には食わせなかったのだけど、僕も家人もピンピンしてる。
 美味かった。香りは、シメジとマイタケの中間のような感じで、歯ざわりはエリンギにちょっと似てるかな? 先日サンデーマーケットで買ってきたオランダ人(?)の売ってたバカ高いサフラン・ミルク・キャップより、数段美味かったぞなもし。

 お天気が怪しく、雨が降りそうだったので、食後ヘッドランプつけて慌ててもう少し採りに行ったのは言うまでもない。なんせ、濡れるとブヨブヨベトベトになっちゃうキノコだから。

 ワハハ、これから毎年4月になったら、このキノコが食えるぞ。嬉しいな。

  -------------------------------
  -------------------------------

新規参入のでこりん佐藤のリレーエッセイ#86 一万円ポッキリで何処にいける?よりバトンタッチ。

 何の予告もなく、いきなり走者が三人増えて驚いた。最初は編集長ごうちゃん&僕の三人で始めたのだが、そこにカミゾノさだっちょんが加わり、さらに今回ショージアツシでこりんの三人が一気になだれ込んできて、合計八人。
 なんかスゴイことになってきたぞ。面白いじゃん。
 今はまだ大人しく順番に回ってるけど、そのうち一人を集中攻撃とか始まるんだろうか? 七人相手に一人で奮戦ってのは、なかなか壮絶なことになりそうだな。でこりんを集中砲火にさらしてみるか? たぶん前の職場で鍛えられて、ずいぶんと打たれ強くなってるはず(笑)

 ちなみに、編集長、ごうちゃん、カミゾノ、ショージの四人は、もちろん僕にとっては旧知の仲。仕事仲間であり親友であり、ブラザー(シスター)であり、という関係。
 で、さだっちょんはというと、昨年度ウチの会社スリーデイ・ツアーに遊びに来てくれたので、二泊三日の旅を一緒に過ごした仲(怪しい関係ではありませぬ)。

 で、問題のG-Outfitter新入り二人組のアツシとでこりんだけど、僕は2003年9月に野遊び屋を引退して晴れて部外者となり、それ以来はまったくタッチしていないし、そもそもあれ以来日本にも行っていないので、G-Outfitterの新人と面識があるはずがない。あるはずがないのだけど、これがなぜだか二人とも知ってるんだから、始末が悪い(笑)
 しかもねぇ、実を言うと、あの二人が最初に顔をあわせた現場に、僕も居合わせたんだな、これが。

 でこりんは、2002年と2003年にG-Outfitterが受託してた、子供向けシーカヤック・キャンプ・プログラムのクライアント団体の職員で、彼がシーカヤックを覚えたのも、そもそもそのプログラムがきっかけだった。
 一方のアツシは、「プロガイド・ワークショップ2003」の派生プログラムとして開催した「ツアーリーダー・セミナー2003」の三浦半島会場に来てくれてた。実はでこりんもそこに参加してくれてたので、僕ら三人はそこで揃って顔をあわせてたというわけ。
 そのときの模様は、別の参加者の方がサイトで紹介してくださってるが、よく見ると二人ともちゃんと写ってる。「福井から参加のでこりん佐藤さん」って書いてある写真の、黄色い艇に乗ってるオレンジ色シャツが福井の佐藤さんでこりん。で、僕がタンデム艇の上に立ち上がろうとしている写真の、僕の背後に座ってるのがアツシだ。
 あのプログラム、疲れたけど面白かったなぁ。

 しかし、一年半後に連中が香川入りすることになるとは、思いもしなかったし、まさかこうやってブログでリレーエッセイを回すようになるなんて、誰が予測しただろう? 世の中どうなるか分からんもんだねぇ。

 今年秋(日本の秋ね)には「プロガイド・ワークショップ2005」のために、僕も久しぶりに香川にお邪魔することになるので、そのときまでには頑張って一人前のガイドになっててください>アツシ&でこりん

さて、前置きが例によってやたら長くなった。そろそろかんじんのリレーエッセイに入ろう。

 一万円で旅行計画立てろってか?

 こうやって皆が律儀に同じお題をまわしてるのをみると、ムラムラと強引に別の話題に切り替えたくなる天邪鬼な僕なのだが、数えてみるとメンツのうち半分しかこのお題を書いていない。しかも、特に面白そうなことを考えそうな、さだっちょんと編集長のところに回っていない。今話題を変えるのは、ちょいともったいないので、僕にしては珍しく、今日のところは素直にお題通り書いておくことにする。

さて、残念ながら、ここニュージーランドでは、一万円札は使えない。まずは両替だ。
 本日現在の為替レートは1ニュージーランド・ドル=77円20銭だそうだ。ということは、

 10,000円÷77.20円/ドル=129ドル53セント

 なるほど、約130ドルか。微妙な金額だなぁ。けちれば二、三週間はいけそうだし、下手すりゃ半日で消える。さて、どうするか。
 
予算が決まったら、次にだいたいの経費を計算しておかねばなるまい。

 一応車を使うことを想定して、まずはガソリンだが、最近はメチャクチャ高い。レギュラーがだいたいリッター1ドル30セント。旅ならセドリック・ステーションワゴン(ホントはライトバン)の方を使いたいところだが、こっちは燃費が悪いしエンジンも非力なので、パワーがあって燃費も良いブルーバード・ハードトップを使おう。こいつは遠出すれば、軽くリッター12kmは走る。ホントはもっと走るけど、まぁ少なめに見積もっておこう。
 ということは、100kmあたりの燃料費は10ドル83セントなので、約11ドル。う~ん、けっこうかかるなぁ。
 ちなみに1999年には、1ドルが50円を切っていた時期があり、同時にガソリンもリッター70セントくらいに下がってて、日本円換算するとリッター40円を切っていた。メチャクチャ安かったよなぁ。その頃と比べると、軽く倍以上……。

 気を取り直して宿泊費。テント泊とバックパッカーズ・ホステルと呼ばれる安宿を半々に使う感じになるだろうか。ニュージーランドの場合は、日本と違って場外キャンプが出来る場所がそんなにないので、どうしてもキャンプサイトを使うことになるが、価格はまちまち。国営のサイトならば5ドル前後だろうし、民営のモーターキャンプだと10ドルくらいだろうか。でも、おそらく民営のサイトは使わないな。
 一方のバックパッカーズは、今はドミトリーでも18ドルくらい取るところが多いようだ。高くなったもんだ。
 国営キャンプサイトとバックパッカーズを半々ということだから、ちょいと高めに見積もって、一泊平均13ドルということにしておこう。うむむ、これまたけっこう高い。

 さて、食費。家にいれば一人平均10ドルを切るのは簡単だが、旅行中はどうしても高くつく。昼なんかはカフェに入って食うなんてことも多いだろうから、最低でも一日15ドルは見ておく必要があるだろう。
 ビールは家から自家製を持っていくことにして、費用からは除外。

 有料道路の類はこっちにはまったく存在しないし、田舎に行くと駐車料金を取られることもない(都市部でも一時間数十円~せいぜい百円少々)ので、ガソリン代以外の交通費は計算しなくて良い。
 燃料費だけど、家にはまだたっぷりホワイト・ガソリンもLPGカートリッジもあるので、これまた経費には入れない。
 キャンプ道具やらアウトドア用具やらも、全部家から持っていくので無料。釣り餌も、庭でミミズ掘っていくし、もしカヤック持って行くとしても、リヴァー艇は自前、シーカヤックは会社からかっぱらっていくので、やっぱり全部無料。

 というわけで、経費はこんなもんか。

さて、次に大きな問題がある。一人で行くか、それとも家族三人で行くかだ。

 一人で行くなら、前段落の経費でOKだが、三人となると、宿泊費を一泊30ドル、食費を一日40ドルと割り増し計算せねばならぬ。っつぅことは、一泊二日で軽く100ドルを突破するので、二泊三日でさえかなり辛い。ガソリン代まで考えると、一泊二日でないと無理。

 節約しよう。宿は使わずテント泊。食事も全部自炊。そうすると三人でも、宿泊費一日10ドル、食費一日30ドルと計算できるので、一日あたり40ドル。二泊三日、七食と計算しても、全部で90ドル。40ドル残るので、全部ガソリン代に使うとすると往復360km、片道180kmのとこまでは行ける。ただし、他には一切金は使えない。博物館も見られないし、カフェでちょいとコーヒー一杯ってのも無理。もちろんドルフィン・スイムだの氷河ウォークだのラフティングだのという、ニュージーランドらしいアクティヴィティなんて、望むべくもない(いや、その手のアクティヴィティだけで一万円が軽く吹き飛ぶってば)。

 う~ん、どうしよ……。

 あ、ひらめいた。三人なら、ダーヴィル島シーカヤッキングだ。フレンチパスまでの距離は、おそらく120kmくらい。そのうち35kmくらいがダートロードなので若干燃費は落ちるだろうが、それでも往復30ドルもあればガソリン代は大丈夫だろう。
 で、島に渡ってしまうと、有料キャンプ場さえないので、お金は一切使えない。100ドル余ってしまう。困ったな。

 なぁ~んて心配する必要はない。何にもない島で、1ドルも使わずに2週間のキャンプ・シーカヤッキングすることが出来るのも事実なのだけど、実は一軒だけレストラン&ホテルがあるのだ。d'Urville Island Wilderness Resortがそれで、4年ほど前に一度だけ食事しに行ったことがあるが、こんな離島にあるとは思えないほど洒落てるし、味もなかなか。今回はここを利用して一泊二日の旅としよう。

 ウェブサイトには価格表がない(どんなサイトだよ!)ので、手元にある数年前の古いパンフレットを参照するが、一番安い部屋が二人で68ドル+子供追加で14ドル、合計82ドル。値上がりしてるだろうから、約100ドルは見ておいた方が良いな。これでめでたく130ドル、つまりキッチリ一万円。

 え? 島までどうやって渡るかって? 予算の関係でウォータータクシーは使えないので、もちろんシーカヤックを使う。会社からタンデム艇を借り出して、三人で乗っていく。ハッチに装着する子供用シート&スプレースカートキットをエイベル・タズマン・カヤックス初代オーナーのトムから借りれば、少々の海況でもまったく問題なし。
 この宿は東海岸にあるので、難所フレンチパスを抜ける必要もないので、子連れ一泊二日シーカヤッキングにはちょうどお手頃だ。

 あ、念のために申しあげておきやすが、「どなた様にとってもお手頃な子連れトリッププラン」じゃござんせんよ。あくまでも「僕にとって」の話ね。マルボロ・サウンドは天候変化が早いし、海上交通量も少ないので、いざというときのリスクは、エイベルタズマン国立公園とは比較にもならないってことは、一応明記しておきやす。

 ともかく、早朝家を出て昼前にフレンチ・パスの村から漕ぎ出せば、夕方にはチェック・インできるはず。翌日は、釣りしながらゆっくり帰ってきて、日暮れまでにカヤックを車に載せられれば良いや。

 よし、家族旅行プラン、一丁あがり。たぶん残金なし。もし余ったら、帰り途にコーヒーでも飲もう。ネルソンのマクドナルドくらいは開いてるだろう。

さて、次は一人旅パターンだ。こっちは金に余裕があるぞ。もう少し長く旅が出来るな。あるいは、パァ~ッと派手に散在するか?

 さぁて、どこに行こう? 北島は昨年6月に行ったばかりだし、一万円ポッキリだとヒッチハイクしないと辛いので却下。
 いや、ヒッチハイクも面白いし、「旅行記エッセイ」だったらネタとしても美味しいんだけど、「旅行計画エッセイ」にはまったく向かない。なんせ、計画が立たないとこがヒッチハイクの醍醐味なんだから。計画になってない計画書は、もうすでにショージが書いちゃってる。ありゃ、どっちかというと「犯罪計画書」だよ(笑)

 ま、それはともかく、北島が厳しいとなると、西島(豪州)はもっと無理なので、結局南島しかない。
 南島で行ってみたいところと言えば、なんといってもクライストチャーチのカジノ、なんてハズはない。一回行ったけど、あんなもんにハマるヤツの気が知れん。あ、ショージじゃないけど、元手を増やすのには良いかもしれない。でもスッたらそれまでか。イカンイカン、やめとこ。「破産計画書」になる。

 えっと、真面目に考えよう。今からだと、川のフィッシングシーズンはそろそろ終わりだなぁ。却下。

 サーフィンはアツシがもう書いちゃった。これも却下。

 ドルフィン・スイムとかホェール・ウォッチングなんかも良いんだけど、これはちょいと予算的に辛いか。却下。

 じゃぁ、フィヨルドランド国立公園に行って歩くか? もうそろそろミルフォード・トラックなんかも、予約なしで入れる時期だな。DOC(ニュージーランド自然保護省)のサイトでチェックしてみたが、冬季のハット(山小屋)の価格が出ていない。何だか派手に値上げしたっていう噂だけど、いくらくらいになってるんだろ? エイベルタズマン・コーストトラックと同じく、一泊25ドルとか言われると、もうお手上げだな。
 夏と違って好き勝手に歩け、好き勝手に泊まれるミルフォード・トラックとかルートバーン・トラックってのも魅力的だけど、考えてみればもうそろそろ雪降ってるだろな。寒いのは苦手じゃ。やっぱ却下。

あ、待てよ。やっぱりd'Urville Island Wilderness Resortを利用するっていう手があるんじゃん。パンフレットによると、朝食+ランチ/弁当+2コース・ディナーつきで一人一泊78ドルっつぅのがあるじゃん。値上げしてるとしても、90ドルくらい見ておきゃ大丈夫だろ。これ良いねぇ。

 もちろん、一人だったら、これ一泊だけってのはもったいない。会社からでかいシングル艇を借り出して、キャンプ・ツアーだ。天候が良く、なおかつ早朝潮が止まる日を選んで、まず初日にフレンチ・パスを突破して時計回りに島を一周しよう。
 西海岸は荒れるととんでもないことになるから、元気なうちに二泊三日で突破しちまおう。ガシガシ漕げば、きっと一泊二日でヘルズ・ゲイト越えも可能だと思うし、一日で西海岸全突破した友人の女性ガイドもいるけど、そこまで頑張るのは僕の流儀に反するので、やっぱり西海岸では二泊する。初日はサンディ・ベイ、二日目はスワンプ・ベイに泊まる。イヒヒ、あの二箇所は極楽なんだよな。

 で、三日目にヘルズ・ゲイトを越えて東海岸入り。そしたら釣り三昧しつつ、四日かけてのんびりちんたらd'Urville Island Wilderness Resortまで南下して、そこで上記のセットで一泊。10ドル余るから、よく冷えたグラスワインとビールもつけよう。
 翌日はやっぱり釣りしながらフレンチ・パスの村まで戻って、あとは家族旅行版と同じく、日暮れまでにカヤックを積んで帰途に着く。あ、最終日は島を離れる前に、アワビとクレソンもたっぷりとって、お土産にしなきゃ。魚も、ブルー・コッドと鯛とホウボウを釣って持ち帰りたいとこ。ガンバロ。

 以上、七泊八日、キャンプ六泊に宿で一泊の、ダーヴィル島一周シーカヤッキング計画、一丁あがり、これまた残金ゼロ。
 良いんじゃないの、これ? うん、これ良いよ。よし、これにしよう。
 
 って、結局全然目新しくないプランだな(^^; 何かいつもマルボロ・サウンドに行っちゃう。ま、いいや。

 で、家族旅行にしても、一人旅にしても、結局公営キャンプサイトもバックパッカーズ・ホステルも使わないことになってしまった。ま、いっか。

実はねぇ、6月の終わりに友人と、久しぶりにダーヴィル島を漕ぎに行くっていう話があるんだな。
 ただ、ごうちゃんがこっちに来る時期とモロに重なってるんで、ちょいと迷ってるんだけど。
 友人は「そいつもダーヴィル連れて行こうぜ」って言ってくれてるんだけど、さすがにニュージーランド着いた瞬間に家族放り出してダーヴィル漕ぎに行くのはマズイやろ?>ごうちゃん(笑)

うっし、何とか手堅くまとめたところで、えっと、どっちに回そう? 編集長は、娘さんのお誕生直後だし、息子さんは明日が三歳のお誕生日だよな、確か。きっと滅茶苦茶お忙しいだろうから、さだっちょんにバトンタッチ!
(今日は、我ながら気味悪いほど素直すぎるな。お迎えが近いのだろうか?)

  -------------------------------
  -------------------------------

「やっぱ一人旅だよ」と思った方は人気ランキングを、「家族旅行がよろしい」と思った方はranking.gifを、「カジノだよ、カジノ」と思った方は、身を滅ぼさないように気をつけてください。

投稿者 Ryu : 12:05 PM
トラックバック
このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1961
Title: [ リレーエッセイ #88 ]100万ドルの絶景がどこかですって?
Excerpt: ・・・・あら?そんなこと誰も言ってない? Ryuさん の[ リレーエッセイ #87 ] 130ドルで旅をしろ、ってか?からのバトンタッチ! だってさー・・・・皆さん、今日は日曜日ですよ! 日曜...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.04.25
Title: 樺の木を探してしまう日々。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 曇り、ときどき雨。南東の突風。(高)14度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル)  【暴風警報】南東25ノット、ただしセパレーションポイントより...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.17
コメント

ダーヴィル、、、やばいよなー行くと、、、(^^;

ま、今回はカヤック無しで。

Posted by: ごう : April 21, 2005 10:40 PM

やっぱニュージーランドは野遊び天国ですねー。久しぶりに行きたくなってきました。

それにしてもペトロールが$1.3?!?
以前はCHCHで81¢ オークランドで79¢ぐらいでしたよね? 通貨が実力以上に暴騰してるのに、なぜ輸入品である石油の値段があがるんでしょう?不思議だ。

ちなみに東京だと高速代、ガス代、昼、夕飯で1万越えそうです。もちろん日帰りで。しくしく。

Posted by: Nori : April 22, 2005 4:33 AM

>ごうちゃん
やばいよな、やっぱり。
なんせ、アワビとり放題やし、タラも釣り放題やし、焚き火し放題やし。
やっぱり、やばいよな。

しゃーない、ごうちゃん抜きで行くか。


>Noriさん
そう、NZ$高いくせいに、ガソリンも同じくらい高いんですよ。
思えば、NoriさんがNZにいらっしゃった頃、NZ$は弱かったのに、ガソリンは安かった。
どういうことなんでしょ???


>ちなみに東京だと高速代、ガス代、昼、夕飯で1万越えそうです。もちろん日帰りで。しくしく。

下手すると、二人で映画観て軽く一杯引っ掛けるだけで、軽く一万円飛びますからねぇ>東京


Posted by: Ryu : April 22, 2005 8:58 PM

>なんせ、アワビとり放題やし、タラも釣り放題や>し、焚き火し放題やし。

ぐぐぐ、、、

Posted by: ごう : April 25, 2005 6:35 PM

April 20, 2005

食費節約の日々。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨一時雨。北風。(高)19度、(低)10度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:北西15ノット、昼前に25ノットに上がり、夕方南西30ノットに。その他:南西10ノット、昼前に北西15ノットに、夕方南西20ノットに変わる。海況は次第に荒くなる。午後の雨中視界不良、ただし夜には回復。
 その後12時間:南西25ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 12:35 AM 1.6 m  High 07:03 AM 3.3 m
 Low 01:03 PM 1.3 m  High 07:12 PM 3.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝からどんよりと曇り。昼過ぎの段階ではまだ雨は降っていないが、上空を見ると、北西の風がかなり吹いているようだ。

  -------------------------------
  -------------------------------

最近、釣りが我が家のプチ・ブームである。昨日も、近所の釣り場を見に行った。もう日暮れ直前だったので、見るだけで竿は出さないつもりだったのだが、見てるとやっぱり「ちょっとやってみっか」ということになり、20分ほど振ってみた。
 でも、エサ持ってってなかったので、一回アタリがあっただけ。ニシンだったのだけど、吊り上げる前にバレてしまった。

 が、そこはよくしたもので、側で釣ってた男の子が、良いサイズのニシンとカウアイを一匹ずつくれたので、家に飛んで帰って焚き火台で火をおこして、塩焼きに。ムチャクチャ美味かった。いやぁ、やっぱ、焚き火の焼き魚は絶品。
 今日も竿持ってウロウロしてみようかな(笑)

で、本日は娘と近所の公園に散歩に行った。すると先月30日にアップした一枚目の大物キノコを見つけたのと同じ場所で、二種類のキノコの群落発見。

 一つ目はおなじみのベニテングタケ。
 
ベニテングタケ

 でも、昨年4月29日に掲載したものより色が悪い。くすんだオレンジ色で、全然華やかじゃない。
 実は同じ場所で、二週間ほど前に色鮮やかなベニテングタケを一個だけ見つけたのだが、誰かが掘り起こして捨ててあったので、たくさん出始めるのをジッと待っていたのである。しかし次々に出始めたのを見ると、ひどい色。なぜだ?

 ま、いいや。問題はもう一つの種類だ。

brown birch bolete

 これ、どうやら先月30日の大物キノコと同じものらしいのだが、今回は濡れてボヨボヨになっていなかったので、ようやく判別できた。英名はbrown birch bolete、学名はLeccinum scabrum和名はヤマイグチというらしい。

 今回のは、前回の以上にデカイ。見よ、このサイズ。
 
brown birch bolete

 実は図鑑には、直径5~10cmと書いてあるので、この直径15cm超っていうのは、破格サイズ。

ま、サイズはともかく、手元の図鑑によるとこれは食えるキノコということが判明。英国では「食えるが、わざわざ食うほどではない」とされるらしいが、ニュージーランドでは「非常に美味い」といわれているらしい。キノコは場所によって味が大きく変わるのは当たり前なので、ここはニュージーランドの俗説に従って食ってみることにする。

 なんか、魚といいキノコといい、最近「拾い食い」が増えてきたな(笑)

 でも、まだ食ってないの。たぶん今晩食べることになるかな。明日ブログがアップされなかったら、食中毒だと思ってください。

関連過去ログ【キノコ】
 ◎ベニテングタケ(2004年4月29日)
 ◎不明(2004年10月26日)
 ◎不明一種&フィールドマッシュルーム(2005年1月4日)
 ◎色々(2005年1月14日)
 ◎色々(2005年3月30日)

追記(2005年5月18日)
 大変なミス。実はこれはbrown birch boleteではなく、orange birch bolete、学名はLeccinum versipelle。和名はちゃんとしたものがなく、ヤマイグチの一種と呼ばれるようだ。
 美味いのも当然で、このorange birch boleteは、イグチの仲間の中では一番美味いキノコなのだそうだ。あと大きさもorange birch boleteならば納得(8~20cmらしい)。

 毒キノコと間違えたんじゃなくて、ホント良かった……。

  -------------------------------
  -------------------------------

「美味そう」と思った方は人気ランキングを、「やばそう」と思った方はranking.gifを、「『明日はブログ休み』に1000円賭ける!」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。

投稿者 Ryu : 2:55 PM
トラックバック
このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/949
コメント

Ryuさん、キノコもでっかいですが
2年ぶりに拝見する娘さんも、
びっくりするくらい大きくなられましたね♪
すっかりいいお嬢様になって^^

いやあ、子供の成長は早いなあ。。。
キヌガサタケのようです(笑

Posted by: chihi : April 20, 2005 9:40 PM

chihiさん、どもどもです。

2年見てないと、ずいぶん違うでしょ?
『パドルの向くまま、気の向くまま』の「親バカ日記」は更新止まっちゃった代わりに、こっちにはときどき娘の写真登場させてます。

このブログに最初に載せたのは昨年5月18日
http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/000265.html
なんですが、今見直すと、11ヶ月でもけっこう大きくなってますね。

子供は育つの早いっす。
その分、自分が年食ってるのかと思うと、イヤになっちゃう。
こっちは衰えるばっかりですよ。


あ、キノコ、めちゃくちゃ美味かったので、食事の後あわてて追加で採りに行ってきました(笑)


Posted by: Ryu : April 20, 2005 10:38 PM

生きてるみたいですね。
我が家も最近「草」を食ってます。ギシギシとかほかにも新芽は天ぷらにすると結構いけますね。

Posted by: kagosima : April 21, 2005 12:14 AM

kagosimaさん、初めまして、かな?

生きてます、生きてます、美味かったです。

ギシギシは食べたことないんですけど、美味しいんですか?

日本にいた頃は、スベリヒユはおひたしにしてよく食ってました。
って、実はこっちでは「野菜」に近い扱いだったりしますが。


Posted by: Ryu : April 21, 2005 1:41 AM

おひさしぶりです。あのあたりだと湖か池でしょうか?日本だと買ったほうが安いとかで思わず魚屋へ走ってしまいますが、かの国では魚は釣るのがベストですよね(笑 chchだとちょっと郊外に行けば大きな川があって、トラウト系の大物が釣れるとか釣れないとか。

今東京なんですが、最近のつり話読んでるとNZが恋しくなってきましたよ。つり三昧めざして転職するかなー。

Posted by: Nori : April 21, 2005 3:50 AM

初回登場のMayさん拝見しました^^
すごい!ポストカードみたいじゃないですか?

いいなあ、ちっちゃい女の子に戻ってワイルドに暮らしたいわっ。。。

Posted by: chihi : April 21, 2005 4:51 AM

>Noriさん
海です、海。
アジとかイワシとかに飢えてて、毎週のように海に行っちゃうんですけど、なかなかアジ、イワシは食えません(^^;

でも、今回もらって食べたのが、両方とも光物だったので、大満足した。

ホント、この国は気軽っすね。
魚影はきっと日本の方が濃いんですけど、釣り自体はこっちの方が手軽っすよねぇ。


>chihiさん
ぽ、ポストカードっすか?(^^;
恐縮です(^^;;;

ちっちゃい女の子、ワイルドですねぇ、ホント。
僕もこの頃に戻れるものなら、戻りたいっす。

Posted by: Ryu : April 21, 2005 11:08 AM

April 12, 2005

ウォーターボトル四方山話。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)20度、(低)6度。

[海洋気象] (エイベル)
 夕方、南15ノットに上がる。海峡おだやか。北部の海況はやや荒い。
 その後12時間:南20ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:30 AM 0.7 m  High 11:47 AM 4.0 m
 Low 05:49 PM 0.8 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

本日も朝から快晴。20度? ウソだろ、暑いぞ。でも朝晩は寒いねぇ。

昨日は大家の電話番ででネット接続できず(最近多いなぁ)。
 昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り晴れ、ただし早朝霧の可能性あり。風おだやか。(高)20度、(低)8度。

[海洋気象] (エイベル)
 南10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南東15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 04:57 AM 0.5 m  High 11:11 AM 4.2 m
 Low 05:15 PM 0.6 m  High 11:39 PM 4.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

霧は出なかった。快晴のインディアンサマー。午後はシーブリーズが吹いたのだろうか、我が家の庭では、北の弱い風が吹いていた。

  -------------------------------

極々私的なメモ。
 T君が逗留中なので、昨日(月曜日)は昼真っから庭で焚き火してダラダラする。棒に巻きつけたねじりベーコンパンを焼いたり、きりもみ式発火法を試したり(失敗)と、一日中火遊びして遊んだ。

  -------------------------------
  -------------------------------

定番ウォーターボトルといわれるナルゲンボトルの裏話↓

 ◇Solid Days「ナルゲンのブラスチックボトル」

 へぇぇぇ、そうだったのか知らんかった。道理でボトル以外にアウトドア用品が出てないはずだ。

 ところでリレーエッセイ#2(僕の担当第一回目だ)に書いたように、最近の僕はシーカヤック以外のアウトドアはほとんどやらないので、ナルゲンとかレキサンなどのズンドウ型ボトルは一切見向きもしたことがなかった。

 一方お客様の中には、ナルゲンを持ち込む方も少なくない。毎日ではないが、週に何人かいらっしゃるという感じ。会社全体のお客様を見れば、毎日必ず数人は持ち込んでるだろう。プラティパスとどっちが多いかは微妙。半々という感じかなぁ。
 で、プラティパス組は問題ないのだけど、ナルゲン組はお約束通り、たいてい海で落っことしてくれて、僕が回収に向かう羽目になる。だから余計に印象が悪くなる一方(笑)
 もちろん中にはちゃんとナスカンをつけてきてて、バンジーコードに固定してるお客様もいらっしゃるが、こういう方はだいたいシーカヤック経験者か、初体験の場合も筋金入りのアウトドアズマン。ガイドにとっては、手のかからない大変に良いお客様。

そんなわけで、僕は一切使ったことがなかったのだが、先日ビーチでまだ真新しいの1リットルのモデルを拾ってしまった。臭いのつかない素材とのことだったが、ジュースの匂いが残ってて何度か洗わないと取れなかった。今もまだほのかにオレンジの香りがする。キムチ臭でなくて良かった。

 で、使う気になるかといわれると、シーカヤッキング用としてはどうもねぇ……。
 ナスカンつけたらつけたで、いちいち外して水飲んで、またバンジーにフックして、なんてやってると、スクィーズボトルの数倍の手間がかかっちまう。ヤだ。
 チューブを使うという手もあるだろうが、あれは嫌い。というか、やってみりゃ分かるが、セッティングするにも水を飲むにも案外手間がかかって、普通のスクィーズボトルを使う方が速いくらい。

 じゃ、よく言われてるようなフードコンテナとして使うかといわれると、そもそも重いのでこれまた二の足を踏む。もっと小さくてパッキングしやすいタッパーウェア型容器やジップロックなどのストックバッグの方が好み。これはバックパッキングのときも同じ。

 となると残る使い道は、むしろ普段使いだろうか。冷蔵庫の中に入れておくとか、デスクにおいておく水差しに使うとか、そういうのだったら良いかも知れない。
 ところが、コッヘル、シェラカップ、スクィーズボトルなどを毎日の調理にキッチンで使い倒している家人が、ナルゲンには一切興味を示さず使うそぶりも見せないのは、どうしたことか? 台所用品としても、魅力がないのか???

 とはいえ、使わずに文句いうのもなんなので、この間ドライヴするときに水を入れて運転席と助手席の間に転がしておいた。
 で、やっぱり使いにくいわ、アハハ。僕の手は小さいので、1リットルサイズは太すぎて持ちにくいし、運転しながらフタ開けるの面倒。危なくて仕方ないって(笑)

 というわけで、理由はまったく違うのだが、僕も『Solid Days』のさのしさんと同様、ナルゲンが「定番」と呼ばれるのに、違和感を覚える一人である。

 野人にも納得できる良い使い方をご存知の方、どうかご教授くださいまし。

やっぱり一度も使ったことないんだけど、実はマルキルとかグランテトラとかが好き。ナルゲンやプラティパスの登場で、アウトドア水筒の定番の座から降りて久しいが、ベコベコのアルミボトルってやっぱり情緒があって良い。あのワイヤーロック式のキャップも好き。

 欧州にはあのワイヤーロック式キャップを使った瓶ビールがけっこうあるのだが、中には本体がガラスじゃなくてマルキルやグランテトラのようにアルミボトルのビールもある。以前そういうドイツ製ラガーを手に入れたことがある。白いホーロー風の塗装の上に、洒落た絵が描いてあって、部屋の中に飾っておいても十分インテリアグッズとして通用するような逸品だった。
 もちろん中身を飲んだ後は、空き瓶をウォーターボトル代わりに使っていたが、あれは大変に気分が良かった。
 ただ、所詮はマルキルやグランテトラのように繰り返し使うことを想定していないボトルだったため、残念ながらゴムの劣化も早かったし、ワイヤーのバネもすぐにゆるくなっちゃって、すぐに水が漏れるようになってしまった。
 もうすっかり忘れてたけど、あのボトルどこにやったんだっけな? もう捨てたかなぁ?

 カヤックのお客様の中にも、年季の入りまくったマルキルやグランテトラを持ってくる方が、年に何人かいらっしゃる。カッコ良いんだ、これが。そのたびに欲しくなる。

しかし、「仕事」に使うならば、やっぱ何といっても安物のスクィーズボトルが一番かなぁ。軽くて実用的でコストパフォーマンスも高いんだから文句なし。
 今は、会社のロゴの入ったノベルティグッズのボトルを使ってる。本体のくぼみが大きいので、バンジーコードの下での納まりもよく、カヤッキング中も最小限の時間で水分補給が出来て、大変重宝。

ちなみに、さのしさんの上記エントリーのコメント欄に発音の話があった。

 こういうのだと、他には「トランギア」がある。英語の発音だと「トランジア」。「トランギア」って言うのは、たぶん本国の発音なんだろう。
 僕も書くときは「トランギア」ってタイピングするけど、喋るときは日本語でもついつい「トランジア」って言っちゃったりすることが増えてきてしまった。上手く切り替えが出来なくなってるってのは、やっぱり年のせいなんだろうか。ヤだねぇ。

関連過去ログ【英語】
 ◎アルミコーティングのチタン!? (2004年4月14日)
 ◎キウィ英語と米語 (2004年4月15日)
 ◎続・キウィ英語と米語。 (2004年10月6日)
 ◎クッカー? スキレット?? (2004年10月21日)
 ◎[ 自由テーマ ] 規格、そろそろ統一しない? (2004年12月13日)
 ◎「セミ」と掛けて、「食べる」と解く。 (2005年1月7日)
 ◎ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉 (2005年3月19日)

  -------------------------------
  -------------------------------

ナルゲン派は人気ランキングを、プラティパス派はranking.gifを、その他の方は両方をクリック!!


投稿者 Ryu : 1:08 PM
トラックバック
このエントリーへのトラックバックURL:
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1900
Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.1
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、南東風次第におさまる。(高)19度、(低)3度。 [海洋気象] (エイベル)  変風10ノット、セパレーションポイントより北では午前中に南東25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.13
コメント

自分の周囲限定の話ですが、ナルゲンってアウトドアというよりはジムや屋外スポーツ(蓋をきちんとしていないスポーツドリンクや炭酸飲料なんかあっという間に蟻だらけ)で使っている人口の方が遥かに多いと思うんですよ。
だから1リットルサイズの使い勝手の悪さなんてあまり関係がなくて、ただ転がしておいたりバッグに放り込んでおいてもも漏れない事や壊れにくい事で重宝がられている気がします。

で、普段使いとしてはやはり冷蔵庫で一晩寝かして作る出汁とか水出しコーヒー用に重宝しているのですが(ニオイは確かにつきます。一回漢方薬使って大変なニオイに)、実は我が家で一番古い小さいワイドマウスのナルゲンはなんと宇宙人の筆箱代わりになってオリマス。

Posted by: MM : April 12, 2005 5:33 PM