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June 21, 2005

もうちょっと家の話。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
にわか雨朝のうち雨、後にわか雨。北風次第に落ち着く。(高)12度、(低)7度。

[海洋気象] (エイベル)
 【暴風警報】北25ノット、午前中一時35ノットに上がる。一時海況は非常に荒くなる。北の波1m、次第に大きくなる。雨中視界不良、昼前に回復。
 向こう三日間:水曜南西10~20ノット、木曜落ち着き、金曜東10~20ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:15 AM 0.7 m  High 08:29 AM 3.8 m
 Low 02:42 PM 0.7 m  High 09:13 PM 4.1 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

未明は激しい雨と風だったが、夜が明けてからは落ち着き、9時ごろには雨も風も収まり、11時ごろには日が覗く(ただし上空は依然として北20kn)。
 夕方からまた曇り。近くの海まで出てみたが、はるかかなたの波打ち際からすごい音が聞こえていて、おそらくラビット島まで行けばかなりのサイズのサーフになってるだろうと思われたが、身体中が痛くてカヤックを持ち出す気になれず。

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冬至だ! これからだんだん日が長くなる!! いやぁ、嬉しい!!!

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一昨々日の続き。いや話が前後するので「続き」というのも変だな。えっと今日の話題は、僕らがなぜ一度候補に上げた「ジオデシック・ドーム・ハウス」をやめたか、について。

 一昨々日も引用した昨年7月5日のエントリ「ログハウスとアースシップ。」の中で、

 僕たちは最初、ジオデシックドームハウスを考えていた。ところが調べるにつれ、70年代以降大量に建てられた米国のドームハウスは、そのほとんどが放棄されてしまっているという情報を得て、「これは、根本的に何か欠陥があるに違いない」と感じ、他の建築方法を模索し始めた。

と述べた。

 ジオデシック・ドーム・ハウスは、たとえて言えば巨大なドームテントのようなものだ。いや、もともとのドーム型テントが、ジオデシック・ドームを模したものなので、本当は「たとえ」に使うのはちょっと変なのだが、まぁ大間違いではないので良いことにする。

 もっと詳しく説明するなら、サッカーボールを考えるとよく分かる。
 サッカーボールは、ご存知の通り六角形と五角形のパネルの組み合わせで出来上がっている。ただ柔らかい素材でできているので、自然な曲面を作って球形になっているのだが、もしこれらのパネルが平らな木製だったとするとかなりゴツゴツしたものになる。
 そこで各パネルの中心から、それぞれの頂点に線を引っ張る。すると、それぞれの六角形は六つの、五角形は五つの三角形に区切られる。次にその中心を少し外に膨らませて球体に沿う形にする。そうすると、細かい三角形パネルで出来た、かなり滑らかな球体が出現する。これがジオデシック・ドームだ。もっと滑らかな球体にしたければ、さらに細かい三角形パネルに区切っていけば良い。

 この球体をぶった切ってお椀をふせた形の建物にしたのが、いわゆるジオデシック・ドーム・ハウスで、今はなき富士山測候所もこれだったし、○○博によく出現するドーム型の建造物も、まず間違いなくこれだ。

 実はドーム建築には、ジオデシック以外のヴァリエーションも多い。たとえばイヌイットのイグルー(氷の家)だって、ものの見事にドームハウスだ。
 またソフトハウスの方も、別にTNFのテントが最初というわけではなく、例えばモンゴルのユルト(パオ)だって一種のソフト・ドーム・ハウスだ。

ヴァリエーションの話はともかく、ジオデシック・ドームは色々とメリットの多い建築法だといわれている。
 まず球体という最も効率の良い形なので、同じ量の材料で最大の空間が得られる上に、強風や地震などの自然災害にもきわめて強く、しかも内部の空調効率もいいとか。
 また三角形のパネル(コンパネ)を組み合わせてあるだけなので、費用が安くて、造るのも非常にやさしいので、セルフビルドには最適ともいわれる。

 これだけメリットが並ぶと、僕のようなセルフビルド志向の人間にとっては、無視できない。僕らもイの一番に候補にあげていたのは、当然といえば当然だ。

しかし、調べるうちに気になり始めたのが、上記の引用部分だ。信憑性に不安があるのでここでは詳しい数値は挙げないが、70年代以降に米国内で建てられたジオデシック・ドームのほとんどが数年のうちに放棄されてしまったという。

 理由を、アース・ビルディング・ワークショップのときに講師にたずねてみた。彼は米国のドームのほとんどが放棄されているという事実そのものは知らなかったものの、「おそらく」と前置きした上で、理由を「雨漏りだろう」と語った。

 建物の中で、一番防水が甘くなるのは屋根だ。よって設計の基本は「屋根をなるべくシンプルな形に」だ。
 ひるがえって考えると、ドームハウスは「全体が屋根」で、しかも細かいパネルの組み合わせで出来ている「非常に複雑な屋根」だ。シンプルな切妻屋根でも雨漏りを防ぎきるのは難しい。いわんやドームハウスをや。

 ということらしい。

 他にも理由はあるのかもしれない。たとえば球体の空間は、実は住んでみると落ち着かない、とか。
 でも、講師の挙げた雨漏りの問題だけでも、僕らにとっては十分すぎるほどの説得力があった。

 ってなわけで、今のところアドビを使用するというアイディアに落ち着いている。

ちなみに将来もっと広い田舎のライフスタイル・ブロックに引っ越してもう一度家を建てることになるならば、今度は半地下の家にして、屋根も芝屋根にしたいと思っているのだが、まぁこれはいつになるか分からん、鬼だってあきれて笑ってもくれないほど遠い未来の話。

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投稿者 Ryu : 4:17 PM
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コメント

こちらにジオデシック・ドームの弱点がモノリシック・ドームとの比較において、という意味でいくつか列記されています(英語)。

http://www.monolithicdome.com/thedome/geodesic/

要はパネル状なのでストラット一箇所にでも狂いが生じれば構造的にも弱くなるし雨漏りもする、また建材自体木材中心に一般建築の物とさほど変わらないのでシロアリやら腐食やらの問題も抱えている、というようなことですね。自然災害にもそんなに強くないと、こちらにはあります。

で、参考までにその比較対照となったモノリシック・ドーム。

図解的にはこんな感じで、

http://www.monolithic.com/thedome/thedome/index.html

写真ギャラリーはこちら、

http://www.monolithic.com/gallery/homes/index.html

日本語での建築に当たっての詳細はこちら。

http://poleshft.hp.infoseek.co.jp/zeta/shelter/tshlt03a.htm

Posted by: MM : June 21, 2005 8:00 PM

うわ、これは面白いサイト!
存じませんでした。
比較的新しいサイトみたいですね。
僕らがドーム案を完全に捨てたあとに出来たのかな?

雨漏りなどの不具合は、ここに解説してあるとおりのメカニズムだと思います。
問題は、ドームハウスという形式そのものが、精神的なものを含めて果たして永年快適に住めるのかどうか、でしょうね。

でも、この工法はけっこう金がかかりそうだし、セルフビルドもつらそうだなぁ……。

Posted by: Ryu : June 22, 2005 11:53 AM

雨漏りですか。。。
芝屋根はちょっと魅力ですね。ryuさん今度こちらにいらしたら、「バイオシェルター」の本お貸ししますよ。もしまだ読んでいらっしゃらなければ。

Posted by: mitsubako : June 23, 2005 2:22 PM

芝屋根は良いですよぉ。
家を半地下にすると、屋根が低くなるので、屋根の上をハーブガーデンにする、なんてことも出来るかも。

「バイオシェルター」ってのはまだ読んでないです。
お言葉に甘えます、ありがとございます!
楽しみ。

Posted by: Ryu : June 23, 2005 3:41 PM

June 18, 2005

アドビって?

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雨雨、夕方上がる。北東風。(高)12度、(低)4度。

[海洋気象] (エイベル)
 北東15ノット、セパレーションポイントより西では25ノット。午後全域で南西10ノットに変わる。西部海域次第に収まる。北の波1m次第に収まる。雨中視界不良、午後次第に回復。
 向こう三日間:西10~20ノット、月曜遅くに北25~35ノット海況荒く、火曜北西10~20ノットに落ち着く。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 05:53 AM 3.5 m  Low 11:59 AM 1.1 m
 High 06:27 PM 3.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨夜から降り始めた雨、本日未明にはかなりの雨量。当然ツアーは中止。

 来週締め切りの原稿、雨をテーマに書いたものの、写真がなくて困っていたところ。締め切りまでに雨が降ってくれるかどうかドキドキしていたのだが、これなら撮りにいける。助かった。恵みの雨だ。
 が、大工仕事は今日は無理だな。もう一つ巨大本棚を作ることにしたのだが、次の休みか。
 
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家作りメモ。
 我が家の建築計画のことは今までにもときどき書いてきた。アドビで造るつもりだということも書いた。
 が、アドビ自体はちゃんとご紹介したことがなかったので、どうもピンと来ないとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれない。本日は、我々が使おうとしている素材をお見せしよう。


5年ほど前になるかと思うが、「アース・ビルディング・ワークショップ」なるものがネルソンで開かれ、それに参加した。実はそれに先駆けて、同じ講師が「ストローベイル・ハウス・ワークショップ」を開講し、家人だけが参加していた(僕は仕事の都合で参加できず)。その頃は我々はストローベイル・ハウス工法で家を建てることを検討していたのだ。
 だが、家人の話によるとこのエリアではどうもストローベイルはしっくりこないとのこと。さらに続けて同じ講師がアース・ビルディングのワークショップも開講するとのことだったので、今度は僕も仕事を休んで参加した、というわけ。
 ストローベイル・ハウスに関しては、昨年7月5日のエントリでご紹介したので、今回は省く。

アース・ビルディングというのは、要するに土を素材とした工法のことで、アドビ(日干し煉瓦)以外にもラムド・アース、ワトル&ドーヴなど、いくつかの方法がある。もちろん日本伝統の木舞を組んで土壁を塗るのも立派なアースビルディングで、ワトル&ドーヴはこれの西洋版(もっと荒っぽい工法)ともいえる。

 ま、他の工法はともかく、僕らはここでアドビ工法を実際に目にし、これで行こうと決めたのだ。以下はそのワークショップで撮ってきた写真。大昔のデジカメなので画質が悪いが、ご容赦を。

アドビ・ブリック

 これがアドビ・ブリック、日干しレンガ。読んで字のごとく、焼かずに太陽項で乾かすのが焼きレンガとの最大の違いだ。だがもう一つ大きな違いがある。サイズだ。
 アドビにも色んなサイズがあるのだが、ここに写っているのが割合一般的なサイズで、幅290 * 奥行290 * 高さ130 (mm)くらい。これでも焼きレンガと比較すればメチャクチャ大きいのだが、聞くところによると西島(豪州)ではさらに大きなサイズも使われるらしい。でも僕らがマネするときっと重すぎて持ち上げられない。標準サイズだって、軽く一個のレンガの重さが10kgを超えたりするのだ。だから僕らはこの標準サイズを使うつもり。

 材料は、土と藁。レンガの後ろに積んである藁束がそれだ。日本の土壁の下塗りとまったく同じ。

 ワークショップでは、レンガに適した土の見分け方なども習ったが、細かいことは省く。

こねる、混ぜる

 泥遊び、もとい泥をこねているところ。短く切った藁を水を土にドバッとぶちまけて、男どもがよってたかってグチャグチャと(笑)
 ログハウスじゃこうはいかんぞ、ワハハ。アース・ビルディング、万歳。

型抜き

 混ぜ終えた泥を、このように型に入れて抜く。これは非常にシンプルな型。業者になると、いっぺんに数十個抜ける型を使うし、マシンを使う人もいる。
 あと藁の代わりにセメントを使う人もいる。その辺は皆さん懐具合などなどの色んなご事情を考えて色々スタイルを編み出すらしい。
 我が家は、きっとこの写真にあるような、シンプルな型を作って、藁で作るんじゃないかな。

 これを、太陽光で完全に乾かすと、最初の写真のような日干しレンガ=アドビが出来上がるというわけ。
 出来上がりのレンガの重量の問題を無視すれば、作るの自体は子供にもできる簡単な作業。
 でもこんな雑な建材、雨の多い日本人が見ると口あんぐり、である。

レンガ積み

 一番下の弟ブタは、レンガで家を造りました。
 これがレンガ積みの様子。
 ちなみに「三匹の子ブタ」のお話では、焼きレンガを積むことになってるし、ディズニー版だとその上にコンクリートまで塗って仕上げるらしいが、家人は、
「お兄ちゃん二人の家と比較すると、経済的に差がありすぎて無理がある。一番下の弟の作った家は、アドビ・ハウスだったはずだ」
と主張している。なるほど。
 ま、どうでもいいんだけど。
 
 ともかく、290mm四方のレンガをこういう風に積むので、壁厚は300mmになる。窓なんかは全部ちょっとした出窓風になる。
 土地が高価で面積にも限りのある日本では、300mmの壁厚はちょっと勇気がいるが、ここならまぁ許容範囲だ。

 これがストローベイルだと、壁厚はその倍の600mm。こうなるとNZといえども町中の住宅地ではシャレにならない。
 例えば、ストローベイルで四畳半の小屋を建てると、室内の面積は7.29平米(一間を1.8mで計算)だが、壁の占める面積がなんと7.92平米と、壁の方がスペースを食ってしまうことになるのだ。こういうのは、やっぱり土地が有り余ってる郊外にいかないと、NZでもツライ。

切れる

 アドビの面白いところは、要するに泥を固めただけのレンガだから、そこら辺に転がってる家庭用の工具で簡単に加工できるところ。
 上の積んでいるところの写真ではちょっと分かりにくいが、実際には基礎から垂直に鉄筋が立っていて、いくつかのアドビには穴を開けてその鉄筋の上に積んでいくのだが、その穴だってドリルで簡単に開く。
 壁を垂直以外に曲げていきたい場合は、この写真のように普通のノコギリでも簡単に切れる(ま、その後材木は切れなくなるだろうけど)。
 まさに素人のセルフビルドにはうってつけの素材。

完成例

 で、出来上がったらこういう風になる。数年後に出来上がるはずの我が家も、きっとこんな感じになる。
 ワークショップでは数軒のアドビ・ハウスを訪ねたが、そのうちの半分くらいがオーナーによるセルフビルドだった。近くに何人も経験者がいるというのも、心強い。

ってなわけで、今年の終わりごろに日本から戻ってきて天候が安定したら、数千個のアドビ・ブリックを作る作業にかかろうかと思ってるわけ。今月9日に書いたパレットの用途も、今日のエントリを読んでいただければ、お分かりいただけるだろうか。二枚目の写真のようなドロドロのレンガを乾かしたり、一枚目の写真のように出来上がったレンガを積んで保存しておくのに、フォークリフト用パレットがピッタリというわけ。

 お手伝い、大歓迎。泥遊び好きな方、遊びに来てくださいな。

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投稿者 Ryu : 6:53 AM
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Title: もうちょっと家の話。
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Title: 家造り進捗
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。  あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
Title: 家造り進捗
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。  あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
コメント

泥遊びと型抜きに宇宙人派遣します。
アドビに手形や足型の「お土産」置いてゆくでしょうが(アイツなら顔型もするな、きっと)。

Posted by: MM : June 18, 2005 10:11 AM

おぉ、それは頼もしい!

足形、手形、顔形、寄せ書き落書きは、きっと僕らもやると思います(笑)

Posted by: Ryu : June 18, 2005 10:20 AM

超ごぶさたです。オークランドに住んでいたマッシー、本名北野です。今、横浜で会社をやっています。久しぶりにネルソンを思い出し、ネルソンと言えばRyuさんを連想してサイトにお邪魔したらブログ聖人のリニューアルRyuさんに会えました。アドビ・ブリックおもしろそうですね。よーし、まずは年末までに日本で会いましょうか。

Posted by: Massy : June 19, 2005 7:15 AM

おぉぉ、Massyさん!
先日家人と、「Massyさんたち、どうしてるかな?」って言ってたとこです!
娘さんも、確か今年から小学校ですよね?
ぜひお会いしたいです。

Posted by: Ryu : June 20, 2005 7:20 AM

ryuさん、お久しぶりです〜!
アドビ、いいですね〜〜!

去年、長野でストローベイルハウス作りました!
藁もいいけど、土遊び、いいねぇ〜!
お肌にも良さそう!?

Posted by: aya : June 21, 2005 3:44 PM

どもどもです。

あ、ストローベール作ったんですか!
良いなぁ。

でもストローベールも最終的には泥塗るから、土遊びの行程ありますよね。

作るのは、圧倒的にストローベイルの方が早くて良いんですけどね。
なんせ、人数集まれば一日で積んじゃって壁塗りまで終わっちゃう。
アドビはブロックの自重がかなりあるので、一日5段以上は積めず、モルタルが固まるまでは次の段も詰めないので、どうしてもカメになります。
ま、それも楽しいのでしょうが。

積み始めたら(ブロック作り始めたら?)ayaさんも遊びに来てくださいな。

Posted by: Ryu : June 21, 2005 4:35 PM

そうですね、ストローベイルでも土を発酵させる段階がありますよね。
日本では、ストローベイルハウスらしい、有機的で女性的な丸い形が多いのですが、この前洋書で見せてもらったところ、スクエアでかっこいい家がたくさんあっておもしろかったです。
NZには、かっこいいのがたくさんあるんだろうなぁ。

ryuさん、ほんとーに伺いまーす!

そう、友人にプレゼントさせてもらったおくるみ、超好評でした!
かわいかったーーー。

Posted by: aya : June 22, 2005 5:50 PM

うちの近所に、ストローベイルの良いアートカフェがあったんです。
でも昨年暮れにチェーン店のカフェに買い取られて、ただのカフェになっちまいました。

あとやっぱり近所に、海と町を見下ろす高台にあって、英国風のキレイなお庭のついたアドビの素晴らしいカフェもあったんですが、これは数年前に誰かが買って閉鎖しちゃいました。
今は何をやってるのか知りませんが、完全にプライヴェートで使ってるらしく、一般の立ち入りを禁止しちゃって……。
残念です。

ま、それでもまだストローベイルの宿とかありますけど。


ベビーラップ、ご好評とうかがって嬉しいです。
でも、これからそちらは暑くなりますから、売れないだろな(笑)


Posted by: Ryu : June 22, 2005 10:17 PM

June 9, 2005

パレット整理。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り朝のうち曇り、のち晴れ。北風次第に強くなる。(高)13度、(低)1度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット。海況穏やか。
 向こう三日間:北西5~15ノット、土曜南東5~15ノットに。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 04:43 AM 0.9 m  High 10:57 AM 3.7 m
 Low 05:08 PM 1.0 m  High 11:26 PM 3.9 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から快晴。昨日よりちょっと寒いか。

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家作りメモ。
 今月3日に我が土地に配送されていたフォークリフト用パレット46枚を整理しに行った。適当に山積みしてあったものを、四列十一~十二段に家人と二人で積み直し。けっこうな重労働。

 こっちのことだから、材料も木材もサイズも高さも構造も重さも千差万別で、きっと一番軽いパレットと一番重いパレットでは三倍くらいの差があった。面白い。

 これだけパレットがあれば、最終的にいらなくなったら庭に子供用の小屋くらい作れるんじゃないだろうか?

 ちなみにパレットを何に使うかというと、アドビ(日干し煉瓦)を乾かすための台。家一軒作るのにだいたい五千個くらいのアドビを作ることになるので、相当な数のパレットが必要。無料で手に入って助かった。

ついでに隣の敷地の基礎工事中の地面を覗いて、地層の具合を見る。地表25cmくらいはゴロゴロの石だらけ、その下は粘土質らしい。
 カメラもって行くの忘れたのがいたい。

土地を買った頃はまだ回りにも家が建ってなかったので、マウント・アーサーが隠れてしまうかどうかが気になっていた。周りの家が完全に建ち終わった今改めて確認すると、ちょうど我が家が建つくらいの位置から、隣家の屋根と屋根の谷間に、ちょうどポッカリと雪をかぶったマウント・アーサーが見えるスポットがあるのが分かった。ぜひともこの位置にロフトと天窓を作らねば。

愛娘も三歳になって物分りが良くなり、作業の間もお利巧さんに一人で遊んでくれるようになったので、大助かり。

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投稿者 Ryu : 3:26 PM
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Title: アドビって?
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 雨、夕方上がる。北東風。(高)12度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル)  北東15ノット、セパレーションポイントより西では25ノット。午後全域...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.18
コメント

セルフビルドも羨ましいですが
物分かりの良い3才児という点に
羨ましさ炸裂です。

Posted by: aya : June 9, 2005 6:39 PM

「物わかりの良い3歳児」だった娘は、立派に
「物わかりの悪い11歳児」に育ちました。(;_;)

Posted by: kemu : June 9, 2005 7:51 PM

>ayaさん
ワハハ、娘をほめられるのが何よりも嬉しいっす(笑)
良いでしょう?

でも、ayaさんのお子さんも、三歳になるとホント理解力が高まって楽になりますよ。
その頃は、妹さんの方がヤンチャ盛りでしょうけど……。


>kemuさん
ほぉ、小さな頃はお母さん似でも、ティーンになるとお父さんに似てくるわけですな……。
我が家は気をつけよう(笑)

Posted by: Ryu : June 10, 2005 11:29 AM

June 5, 2005

助成プログラム、今年度募集開始。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)15度、(低)5度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット、夕方セパレーションポイントより北で西20ノットに変わる。北部海域はやや荒くなる。
 向こう三日間:月曜朝南西20~30ノットに上がり、同日遅くに10~20ノットに落ち、かよう20~30ノットに再び上がり、水曜5~15ノットに落ちる。海況一時荒い。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:08 AM 0.9 m  High 08:10 AM 3.7 m
 Low 02:27 PM 0.9 m  High 08:57 PM 3.9 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

変風10ノットなんて、二週間ぶりじゃないか?
 時々雲がかかったものの、一日中晴れて気持ちの良い一日。一瞬冷たい南5knが吹いたが、すぐにおさまった。

 本日はChchの英語学校の同級生という女の子四人組(日本人二名、台湾人二名)と、アルゼンチン人カップル。アジア人四人組は予想通り大変遅く、超久しぶりに牛歩ツアーとなったが、アルゼンチン人カップルものんびりペースを気にすることなく楽しんでいた。ただアルゼンチン人カップルに関してはブッキングが色んな点でおかしなことになってて、昼食時は彼らの話を聞いて問題点を整理するのに手間取り、休憩が長引いてヒヤヒヤした。今になってもまだ変なブッキングするか!>ウィルソンズのオフィスクルー

 帰りのウォータータクシーで、日本人の女の子たちが「カヤックの中にセーターを忘れた」と。僕が英語で説明したあと、日本語で言い直したりダブル・チェックしたりするのを忘れたのがマズイ……。バスの時間に間に合わなくなるので引き返すわけにいかず、明日ウォータータクシーに回収させてChchに送り返すことに。
 と、その会話を聞いていた他の日本人の女の子が、「ビーチに靴を置き忘れた」と……。やはり引き返すわけにいかないし、置き忘れた場所を聞いてみるとすで水没している可能性大。トレント・ベイ・ロッジもブッキングがなくて閉まっているのでスタッフもいないし、打つ手なし。申し訳ないが、裸足でネルソンまで帰っていただくことになってしまった。僕にとっては縁もゆかりもない、ウォータータクシーにたまたま乗り合わせただけのお客様ながら、たすけてあげられないのが何とも申し訳ない。 b&b 6 / torrent - l@north head - pinnacle is - torrent

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家作りメモ。
 昨夜、建築家に正式に家の設計を依頼。家人が今まで作った三つのヴァージョンと、基本的に譲れない希望項目を伝え、23時まで話し込んでしまったのだが、あちらの娘さん(6歳半)とウチの娘はずっと仲良く遊んでくれてて、助かった。

 が、英語で何時間も専門外のややこしい話をしたのと、これでハウスプランが大きく前進するという興奮でて頭がパンクして、夜よく眠れず。そのせいで、昨日若干ぶり返し気味だった風邪が、今日はすっかり悪くなってた。明日も仕事なんだけどなぁ、ツライなぁ。

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昨年9月5日に「サンタフェと、シーカヤック。」と題して夢を語ったところ、心優しき読者の方から実現の可能性を教えていただき、それをすぐに紹介したのが同月9日の「ひょっとすると、実現可能?」
 この「ひょっとして!?」の鍵だった「トヨタ環境活動助成プログラム」の新年度の募集が数日前から始まった。

 ◎トヨタ自動車「トヨタ環境活動助成プログラム」

 教えてくださったのは、上記エントリーのときにご紹介くださったのと同じ方。新年度が始まったよと、すぐに教えてくださった。僕の「研究所の夢」を本気で応援してくださっているのは、本当に本当に嬉しい。ありがとうございます。

 その方が添付してくださった上記助成プログラムのお知らせメールも転載しておく。


ご担当者様

トヨタ自動車では、社会貢献活動の一環としてNPO等の環境活動に対する助成「トヨタ環境活動助成プログラム」を1999年より実施し、今年で6年目となります。このたび、助成への応募を開始致しました。

2005年度トヨタ環境活動助成プログラムは、「環境改善に資する環境技術・環境人づくり」をテーマとして、民間非営利団体等による地域に根ざした実践型プロジェクトを助成します。

一件あたりの助成金額の上限や実施地域の制約がなく、プロジェクト実施団体の自主性が発揮できることが特徴の「一般助成枠」と、試行的な小規模プロジェクトや身近な環境を保全するための地域に根ざした実践活動(草の根活動)を助成対象とした「小規模助成枠」(一件あたり200万円を上限)があります。助成総額は約2億円を予定しています。

募集期間:2005年5月31日(火)~2005年7月8日(金)(消印有効)

応募方法および助成プログラム詳細については、以下のホームページをご参照ください。
http://www.toyota.co.jp/jp/environment/ecogrant(日本語)
http://www.toyota.co.jp/en/environment/ecogrant (英語)

ご応募をお待ちしております。

ご応募・お問合せ先:
トヨタ環境活動助成プログラム事務局
〒100-0004 千代田区大手町2-3-6 三菱総研ビル1階 MBE-363号
TEL:03-3272-1925 (受付対応:月~金 9:30~17:30) FAX:03-3272-1926
E-mail: toyota-ecogrant@mri.co.jp

 200万円の枠は今年から始まったのだが、これは今まで国内の民間小団体対象が手薄だったことに対する反省ということらしい。
 シーカヤック界にとってはチャンスか!?

上記過去ログに書いた通り、僕のやってる『プロガイド・ワークショップ』には大きな欠点がある。それを承知の上で今年も開催するのは先月27日に告知した通りだが、本音をいえばやっぱり研究所を設立した方が良いと思う。『プロガイド・ワークショップ』も、その研究所の中のワークショップとしてならば、真価を発揮できると思うのだが。

どっちにしても、こういう助成金を利用するのは、海外在住ガイジンガイドの僕じゃムリ。日本にこういう助成金を利用できるシーカヤック関係者、いらっしゃらないものだろうか?

 ごうちゃん、編集長、どぉ???

関連過去ログ【ガイディング&インストラクション研究所】
 ◎サンタフェと、シーカヤック。 (2004年9月5日)
 ◎ひょっとすると、実現可能? (2004年9月9日)
 ◎夢の続きと、悪夢のような製品。 (2004年9月26日)
 ◎老兵は語るべきか、去るべきか? (2004年11月13日)

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研究所賛成派は人気ランキングを、「ワハハ、夏はノータイだ」という方はranking.gifをポチリ。

投稿者 Ryu : 9:57 PM
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Title: 家造り進捗
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。  あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
Title: 家造り進捗
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。  あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
コメント

おお!ついに家ができるのですね!
自分は小学校の頃に書いた「将来の職業」が大工さんだったのですが、結局ぜんぜん違う道に進んでしました。
家はともかく、野菜と家具ぐらいは作ってみたいですね。これからいろいろ勉強しないと。

セルフビルド日記楽しみにしてますね。

Posted by: Nori : June 5, 2005 11:36 PM

牛歩になりますけど、ボチボチやります。

Noriさんもあっちに行ったらイロイロできますよ!

Posted by: Ryu : June 6, 2005 7:09 AM

March 12, 2005

LED関連。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。午後シーブリーズ。最高気温19度、最低気温10度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット、午後一時北東に変わる。海況おだやか。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:52 AM 0.3 m  High 12:04 PM 4.5 m
 Low 06:08 PM 0.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

予想最高気温が、ついに20度を切った……。でも快晴だから、明らかに昨日より暖かい。炎天下に締め切ってしばらく放置した車でも何とか乗れてしまうくらいには涼しくなってるが、でもまだ窓全開で走らないと暑いくらいの陽気。一番良い季節。
 海況はおだやか、水もクリア。

 クライアントは、英国人カップルと、若いスウェーデン人の女の子4人組(なんで北欧人は美女が多いんだろう???)。特に問題なく、つつがなく終了。午後レンタルは後輩に押しつけて帰ってきた。 rent 6

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昨年7月8日のエントリーで書いたように、今計画中の家には、省エネのためになるべくLEDのライトを多用したいと思っているので、コンポストトイレや薪ストーヴと並んで、気にして情報を集めているものの一つ。

 最近のニュースにこんなのがあった。

 ◇ITmedia「人類が手に入れた第4の“明かり”――LEDの現状と将来」

 フムフム、上記エントリーの中で暖色系のLEDが欲しいと書いたが、三原色揃ってるから色は自由自在なのか。言われてみりゃなるほどそりゃそうだってなもんだが、知らなかった。朗報、朗報。

 明るさの問題もだいぶクリアされてきてるのね。ま、そもそも我が家は日本式の「部屋中まんべんなく昼間のように明るい照明」をやるつもりはないので、この辺はあまり心配していない。

 なんかSFチックな照明も出てきたし、そのうち家庭の壁や天井全体が光るような時代になるのか?

 ◇NIKKEI ShopBiz「『フランクフルトメッセ2004 Light+Building照明展から』(その1)今年はLEDが主役!」

 ドイツ・フランクフルトも、まぁ似たような感じだが、この一文は見逃せない。

日本全国の交通信号機光源がLEDに替わるだけで国内原子力発電所2箇所分が不要になる(それだけ省電力)

 交通信号機だけで、原発二つ分の省エネ!

しかし、高い……。高価だ。結局これが問題だ。まぁ技術革新と普及の相互作用でだんだんに下がるとは思うが……。

 ◇aki's STOCKTAKING「LED電球」

 この記事内でも電球が紹介されているが、やっぱりまだ高価である。

 しかし、この革命的な照明器具は、何とか普及させて価格を下げねばなるまい。がんばって我が家も、なるべくLED多用しよう。金何とかせねば(^^;

 ちなみに最初の『ITmedia』の記事中では五つのメリットが記されているが、僕らアウトドアズマンとしては、こちらの『aki's STOCKTAKING』の中のもう一つのメリットが見逃せない。曰く「赤外線が出ないので虫がこない」。
 つまり家の照明を全部LEDにすれば、いやな虫は全部隣近所の家に吸い寄せられて、自分とこは網戸もなしで余裕ってことにもなるんじゃない? いいなぁ、それ!

ともかく、僕はLED応援するぞ。
 上記記事内からリンクされていたが、メモ代わりにここでもリンクしなおしておこう。

 ◇『LED照明推進協議会』

 勉強になるサイト。そっか、人体への影響もまだ未検証なのか。これは忘れちゃいかんな。今後要チェック。

 ともかくがんばって推進してくださいまし。微力ながら、応援いたしまする。これで原発二つ、三つ潰せるなら、価格なんぞなんのその。

 がんばって金稼ご。
 しかし電球ごときのために満身創痍の老体に鞭打つハメになるとは、思いもよらんかったな、ワハハ。

関連過去ログ【原発関連】
 ◎原発事故をなくすには。(2004年8月16日)
 ◎省エネ案、あれこれ。(2004年8月22日)
 ◎そろそろノド元を過ぎた頃合い?(2004年9月23日)

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「LED良いな」と思った方は人気ランキングを、「いや、白熱灯の方が情緒がある」と思った方はranking.gifをクリックしておいて下さい。
 「いやいや、やっぱり灯油ランプだ」とおっしゃる方、お友達になりましょう(笑)


投稿者 Ryu : 6:00 AM
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コメント

Ryuさん、こんばんは。

LEDは色々な意味で奥が深いですよ~。
あの中村修二さん
http://www.engineering.ucsb.edu/Announce/nakamura.html
の著作もほとんど読んだし、裁判の行方にも注目していました。

日本の信号が遅々としてLEDに替わらないのは、単純に既得権益のためみたいです。LEDに替わると電力だけでなく、(電球のメンテをする)人も大幅に削減できますから。

あ、それから、HydrexiaでGoogleって見てください。僕が作った水素吸蔵合金の会社が出てくるはずです。

目指すは、第二の中村修二!

Posted by: KAZU : March 13, 2005 2:24 AM

LED照明自分もちょっと興味もってました。これだと発熱も少なく効率もいいので、小規模な自家発電でもそのうちまかなえるのではないかなと思います。今日アウトドアショップへ行ったんですが、ヘッドランプももう軒並みLEDになってますね。

そういえば東京都でも自分の住んでるエリアはもう交通信号は全部LEDに置き換わった感じですね。こちらはこちらで輝度が全部同じなので、色覚異常の方には見難いという問題もあるそうで、色によって大きさを替えるなどの研究がされてると聞いたことがあります。

虫が来ないのはいい事ですね。ただ特定のスペクトラムのみを出す蛍光灯よりも熱放射の白熱電球の法がリラックスできるのは気のせいなのかな?そのへんも解明されていくといいですね。

Posted by: Nori : March 13, 2005 4:57 AM

>KAZUさん
中村さんの話、信号の既得権益の話、やっぱり新しいテクノロジーには色々と「裏話」がついてまわりますねぇ。

Google検索やってみましたが、いっぱい出てきてどれがKAZUさんの研究なのか良く分かりませんでした(^^;


>Noriさん
なるほど、色覚異常者に見難いんですか。
色々あるんっすね。

リラックス度って、確かに炎や白熱球の方が上ですよね。
ただ、実家の僕の部屋は白熱球色の蛍光灯にしているんですけど、あれだと普通の昼光色のよりはリラックスできるようです。
LEDもリラックスできる色やスペクトラムのライトになって欲しいですね、ホンマ。


Posted by: Ryu : March 13, 2005 8:16 AM

Ryuさん、こんにちは。

実はHydrexiaは僕と同僚が作った会社なので、Googleで出てくる検索結果(と言っても150件ぐらいですが)すべて僕らのことを報道しているのです。

青色LEDは光がシャープなので色覚異常者の方には白く見えるみたいです。で、数年前、波長の違う青色LEDを信号機の青のランプ内に多数配置して、色覚異常者にもわかりやすくする(つまり波長に幅をもたせる)特許をある会社の方に打診したのですが、却下されてしまいました。

Posted by: KAZU : March 13, 2005 12:58 PM

> すべて僕らのことを報道しているのです。

あ、ひょっとしてそうかなと思ったんですが、やっぱそうだったんですか!
スゴ。


>特許をある会社の方に打診したのですが、却下されてしまいました。

え、却下なんですか?
何でなんでしょう?
なんか不思議です。

Posted by: Ryu : March 13, 2005 1:50 PM

March 7, 2005

《 自由テーマ 》 愛読書。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り次第に晴れる。北風おさまる。最高気温23度、最低気温15度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、セパレーションポイントより北では25ノット。夕方、来た10ノット(ただし北部では南西15ノット)に変わる。北部の海況は荒いが、次第におちつく。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 01:26 AM 1.4 m  High 08:07 AM 3.4 m
 Low 02:09 PM 1.2 m  High 08:28 PM 3.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から気持ちの良い秋晴れ。一瞬南西の気圧配置になっているので、乾いた涼しい風が入り、昨日とうって変わって大変爽やか。昨日も今日も、予報よりずっとおだやかな天候になってよかった。

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極々私的なメモ、其の壱
 愛娘が昨夜より8度以上の熱を出している。昨日のリヴァーサイド・コミュニティ・フェスティヴァルで熱中症になったのかと思っていたが、今日になっても熱がひかないところをみると、風邪か?
 あ、今昼寝から起きてきた。ちょっと熱おさまってきたな、よかった。

極々私的なメモ、其の弐。
 我が家は上水道がなく、地下水をポンプでくみ上げているのだが、昨日の午後ポンプが崩御。慌てて十数リットルの水を確保し、夜は節水モードに。
 こういう事態が起こると、いやに張り切る我々夫婦。なぜか「食糧不足」とか「停電」とか「給水制限」とかになると、「待ってました!」とばかりに目が輝く。やっぱり根っからの野人なんだろうか?

 本日は朝から水道工事屋がやってきてくれたので、無事水道が使えるようになった。
 しかし水洗トイレってのはホントに不便。場所的に許可が出るかどうかわからんけど、もし可能ならば新築する家は、コンポストトイレにしたい。

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以前もどこかに書いたが、僕は相当な活字中毒だ。ただし基本的には肩の凝らないB級エンターテイメントを寝床にひっくり返って読み、そのまま昼寝してしまうというのが一番好きなので、「読書家でござい」などとは口が裂けてもいえない。名作だの専門書だのよりも、三文小説が好みなのである(笑)

 昨年7月29日のエントリーで、中島らも大兄追悼文の中で書いたように、そのときそのときで好きな著者っていうのは変動するんだけど、ここ15年20年常にトップ10から不動の作家が何人かいる。中島らも大兄がその中の一人という事はすでに書いたが、半村良師匠もまた常にお気に入りである。

半村良。ご存知の通り伝奇SFの大巨匠でありながら、また下町人情モノや江戸モノも多く手がけた「エンターテイメントの百貨店」のような小説家。自らを「ウソ屋」を称し、腹にもたれない娯楽を追及したエライ人。下手に「ブンガク」「ゲージュツ」などを標榜しなかった心意気が、なんとも粋なのである。巨匠になっても、最後の最後まで「貧乏人の視線」「庶民の視点」から反骨心と情緒あふれるお話をつむぎ続けた姿勢が好きだ。そういえば、物書きになる以前にいろんな職業を転々としていらっしゃったというところにも、勝手ながらシンパシーを抱いてしまう(笑)。
 あ、そういえば三日前の3月4日が命日だった! ちょいと失礼して合掌。

 学生時代から物書きの端くれの末席を汚すようになった今に至るまでずっと師の作品を読み続けているが、今さらながらその「巧さ」には舌を巻く。こんなに文章の達者な人、そうそういない。

 好きな半村作品トップ10を挙げろといわれるといささか困る。何日かかっても選びきれないかもしれない。
 が、一つだけといわれると、これは簡単。もうこれしかない。

講談 碑夜十郎〈上〉
講談 碑夜十郎〈上〉 講談社文庫
半村 良

講談 碑夜十郎〈下〉
講談 碑夜十郎〈下〉 講談社文庫
半村 良

 つい先週も読み返したばかり。おそらく年に一度は読み返しているはずなので、かれこれ15回以上は通読していると思うが、まったく飽きないどころか、毎回「これ以上の傑作小説はない!」と思ってしまう。毎回毎回、下巻の残りページが少なくなってくると切なくなってしまうほど、読んでいてドップリとその世界に浸かるのが楽しい。
 細かいところを見れば、長期連載ゆえにお話のつじつまが微妙に破綻していたり、張った筈の伏線がそのまんまになったりというアラは彼方此方に見受けられる。でもそれがどうしたってなもんで、作品の質には何らマイナスとなっていない。そもそもプロットにまったく破綻のない話なんて、堅苦しくてかえって面白くないことが多かったりするんだよな、ウン。

 10年程前にはNHKで阿部寛主演でドラマ化もされたのでご存知の方も多いかもしれないが、内容はご存知天保六花撰の登場人物に、半村師の作り上げた主人公碑夜十郎がからむ講談風の人情時代劇。戦国時代に自衛隊を送り込んでしまう師のこと、碑夜十郎も実は昭和からのタイムトラヴェラーだというSFも混ぜてあるが、そこで妙に白々しい感じにさせるどころか、かえって見事な人情大活劇を仕立ててしまうところが、見事な名人芸。実に巧い。こういうの、僕には一生かかってもムリだろな。悔しい。

 余談だが『戦国自衛隊』だって、設定だけ聞けば失笑モノだが、実際に作品を読んでみると中編ながらグイグイと引き込まれてしまうのだから、まったくあの半村マジックっていうのは油断がならん。

 ま、『戦国自衛隊』はさておき、『講談 碑夜十郎』は僕がもっとも好きな小説である。思えば僕がいろんな小説を読み漁っているのも、これを超えるワクワク作品に出会ってみたいと思っているからなのかもしれない。
 幸か不幸か、僕にとってはいまだにこれがNo.1なのだけど。

ちなみにNHKドラマ版の方、最初の数回は原作に非常に忠実だった上にキャスティングがお見事(河内山宗俊に石坂浩二を持ってきたのには驚いたが、そのハマリぶりには二度驚いた)だった上に、時代劇のBGMにウェザーリポートやチックコリアなどのクロスオーヴァー(初期のエレクトリック・ジャズ)を持ってくるという半村師がにやりとしそうな掟破りをやってくれてて素晴らしかった。
 大好きな小説や漫画の映像化っていうのは、自分の頭の中のイメージとはギャップが大きすぎて、がっかりさせられるのが普通。僕も数限りなくそういう体験をしているが、このNHKドラマ版は素直に拍手モノであった。夜十郎が剣を振るうバックに、アル・ディ・メオラやジャコ・パストリアスが流れてたりするんだもん、卑怯なり。

 が、それも数回のこと。途中からシナリオが原作を離れ、半村節とは程遠いなんだか陰鬱なストーリーになっていってしまったので、見なくなってしまった。何で最後まで原作に忠実に作らなかったんだろうなぁ。まったく惜しい。

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半村良ファンは人気ランキングを、中島らも派はranking.gifを、僕のような「二人とも好き」という方は両方をクリックしておいて下さい。


投稿者 Ryu : 9:56 AM
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コメント

戦国自衛隊は今年リメイクされ、公開ですね。
http://www.sengoku1549.com/pc/
今回は「亡国のイージス」「終戦のローレライ」(この三作共今年映画化!)を書いた
福井氏が原作を書かれているとかで。
氏の小説はどれも面白いですから楽しみです。
そして、悔しいです。同じ年の奴がこんなに頑張っているのに俺はナニやってるんだろう、なんて。

Posted by: えるまぁ : March 7, 2005 5:13 PM

え! リメイクなんですか!
全然存じませんでしたぁ!!!
ビックリ。

へぇ、キャストもけっこう豪華。
NHK版碑夜十郎と違って、最初の千葉真一主演の戦国自衛隊はいまいちだったから、今回のに期待。

とはいえ、原作は新たに書き起こしてるんですね。
むしろその方が良いかも。

福井晴敏氏って、そんなに若いんですか。
知らなかった。
ちゃんと読んだことなかったです。
よし、今度は福井氏作品を読むぞ。


>同じ年の奴がこんなに頑張っているのに俺はナニやってるんだろう

僕はね、浪人中にこのセリフばっかりつぶやいてました。
とんでもない契約金をもらって鳴り物入りでプロ入りした桑田、清原を眺めつつ、アハハ。

あ、主演の江口洋介って、同い年じゃん。
もっとあっちの方が年上かと思ってた。
でも、年ごまかしてんだろな。
鈴木京香は、オバチャンになっちゃってるなぁ。
これで一つ年下???
あ、そういや彼女、東京で働いてるときに、けっこうてこずらされた厄介なお客様だったんだっけ……。
すっかり忘れてたな。
ブツブツブツ……(独り言モード)

Posted by: Ryu : March 8, 2005 11:27 AM

March 1, 2005

海からの贈り物、三つ目。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。最高気温21度、最低気温6度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:南東昼前に10ノットに落ち、夕方変風10ノットに。その他:南東10ノット、昼前に変風10ノット、午後シーブリーズ。海況おだやか。
[潮汐表] (ネルソン)
 High 01:39 AM 4.0 m  Low 07:26 AM 0.7 m
 High 01:55 PM 3.9 m  Low 07:54 PM 0.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

秋だ。爽やかな秋晴れだ。ついに日中の日差しや空気までが秋になっちまった。まだ三月になったばかりだというのに。長い長いインディアン・サマーが売り物のサニー・ネルソンだというのに。
 セパレーションポイントより北で10ノット以下の風の予報が出るのは、きわめて珍しい。っつぅか、やっぱり秋だ。ついにベタ凪の秋がやってきた。
 なんてこったい。短い夏だったなぁ。とはいえ、夏のなかった昨年に比べればマシなんだけど。しかし、いきなり最低気温6度ってどうよ??? ま、明後日くらいからまた回復しそうだけど。

 実際には快晴とはいかず、ときどき雲が太陽にかかるし、案外地上でも風が吹いていることは吹いているけど、でもやぱりおだやかな秋晴れだ。金木犀とお萩と熱燗が恋しくなる、そんな空気感。

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極々私的なメモ 其の壱。
 娘は良くなった。熱出してても、ハイパーに飛び回っていたから、「元気になった」という表現は当てはまらないが。
 おそらく、「突発疹」なのだが、日本で言われている症状とは違う。しかも、似たのは以前もやってる。きっと世界中に「ローカル型」の突発疹がいろいろあって、それを片っ端からもらってるのだろう。国際社会だから仕方ない。

極々私的なメモ 其の弐。
 久々に連載の話が入っているのだが、そろそろ第一回の締め切りなので、焦ってきた。うぅぅ、何を書こう???
 そうこうしているうちに、今度はまたまたTV取材の打診。全然「手作り生活」なんて進展していないのに……。
 同番組からは二年前にも打診があったのだが、ちょうど訪日直前だったのでお流れになっていた。今回はどうなるか?

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ペーパー・ノーティラスの連載最終回。

ペーパー・ノーティラスのキャンドル

 過去に何度か書いたが、僕ら夫婦は手作り生活のためにニュージーランドに移民した。そして、その「手作り」の中には、「家のセルフビルド」ということも含まれていた。二年前にようやく土地を入手し、今は家人が中心になってハウス・プランを練っている最中。

 実は二週間ほど前に、二年間練りに練ったプランがほぼ完成を見た。先月14日のエントリーに建築家と会ったことを書いたが、そのときにお見せしたのもそのプラン。

 ところが、出来たと思ったところでいきなり家人を別のインスピレーションが襲った。「巻貝型の家」である。
 手持ちの参考書籍の中に、まさにノーティラス型の平面図を持つ家があったのだ。僕も家人もその本は何度も目を通していたのだが、あまり現実的なものと思っていなくて見過ごしていた。しかし、なぜか最初のプランが完成したとたん、二人ともノーティラス型が気になり始めたのである。

 実は世の中には、巻貝型、螺旋型の平面図を持つ家屋っていうのは、けっこうあるようなのだ。しかも、思ったよりも機能的に部屋を配置することが可能だったりするようだ。
 例えば、検索してみるとこんな平面図も見つかった。

 ◇[ Spiral Art Garden - The Spiral House ]

 他にも探せば出てきそうだが、建築事務所のサイトなんかを見ても、平面図って案外アップされてなかったりする。ご存知の方いらっしゃったら、ぜひご教授ください。

 って書いてたら、サイト上にアップする前にMMさんから情報が寄せられた! お願いした覚えもないのに!
 やっぱりスパイか、はたまたエスパーか!?
 いや、僕にとってはスパイ様でもエスパー殿でもハッカー大公でも秘書御大でも何でもいいんだ、ともかくいつも本当にありがとうございます、助かっておりますm(..)m>エスパーMMさん

 で、MMさんからの情報。

 ◇[ Residence for Florence and William Tsui ]

 実はこの家、我が家の参考書の一つである、

ニューナチュラルハウスブック―エコロジー、調和、健康的な住環境の創造
ニューナチュラルハウスブック
デヴィッド ピアソン

に、外観と内部俯瞰の写真がそれぞれ一枚だけ載っていたのだが、サイトにこんなに詳細に説明してあったとは。
 そっかモチーフはクマムシだったのか。本にはそんなこと書いてなかったな。

 クマムシといえば、そういや昨年10月30日のエントリーで大反響だった本に載ってたっけ。
 しかし、この家も素敵だねぇ。こんなのに住んだら、僕ももっと素直でおとなしい生き物に生まれ変われるかもしれない、ってのは幻想だろうか? だろうな、ハハハ。

 えっと、こっちの本に話を戻すと、原書は世界中で大ベストセラーになった名著なのだが、日本版ははっきり言ってあまり出来が良くない。
 まず翻訳が悪い。一般的に使われている用語とは違う訳が当てられてあったりして「なんじゃこりゃ?」な用語が頻出するし、そもそも日本語がこなれていない。建築の専門家(つまり翻訳の素人)に訳させて、そのままの稚拙な日本語を本にするなんてずさん過ぎる編集。

 編集といえば、紙面にもあらが目立つ。例えば文章が次ページに続く形でちょん切れ、ページをめくってみたら、いきなりまったく新しい章が始まったりする。消えた残りの文章はどこよ?
 あるいは写真のテロップでも同じような箇所がある。日本語は述語が最後の最後に来るので、文章が途中でちょん切れると非常に具合が悪いのだけど……。

 というわけで、英語読める方は原書の方が、下手に「推理しながら読む」なんてことをしなくて良くて、かえって読みやすいかも。というわけで、世界的ベストセラーの原書は大いにお薦めしておくが、日本語版はパズルをとく覚悟でどうぞと言っておこう。

さて、話を戻して我が家のハウスプランなのだが、つい先日完成した「普通の箱型ヴァージョン最終版」はこんな感じだった。

プラン ver.1 箱型

 スキャンするにはサイズが大きすぎるので、デジカメ撮影したため画像が不鮮明で失礼。まぁ平面図をちゃんと見てもらうのが目的じゃないのでこれで十分だと思うけど、オーソドックスなほぼ長方形のプラン。家人が二年近くを要して描きあげた力作。

 そして次が、つい先日から家人がアイディアを練り始めたノーティラス型。

プラン ver.2 ベータ版 ノーティラス型

 左においてあるコピーが、上記参考図書の中にあった平面図で、右の方眼用紙に家人がアイディアを色々と書き込んでいっているところ。
 最初はかなり苦しんだ模様だが、さすがに二年かけて箱型版を練り上げただけあって、一度ペースをつかんでしまえば、こっちのヴァージョンはトントン拍子に良いアイディアがわいている模様。今もどんどんとヴァージョンアップが進んでいるので、すでにここにアップした写真とはかなり違うものになってきている。

実は僕、子供の頃からアントニオ・ガウディの建物が大好きで、有機的にうねる壁や天井にあこがれていた。そんな僕にとって、壁が手造り独特のうねりをみせるストローベイルやアドビ、ワトル&ドーブなどのアース・ビルディング工法は、非常に魅惑的だったのだが、建物自体が愛するペーパー・ノーティラスをモチーフとした形なら、これ以上何を望もうかってなものである。
 アドビは日干しレンガのこと。つまりアドビ・ハウスは要するにレンガ建築なので、幸いにもこうした曲面を造るのは得意中の得意。しかも円い家は直線壁よりも強度が高くなるはずだし、同じ個数のレンガで広い面積が得られるというメリットもある。良いなぁ。

 そんなこんなで、そろそろ次のステップに進めるかと思っていた家造りは、また振り出しに戻ってしまったわけだが、その分ワクワク感が高まってきている今日この頃なのである。

 ま、諸々の理由で結局のところ箱型に戻ってしまうという可能性も非常に高いのだけど。

というわけでブログ開設一周年記念のペーパー・ノーティラス特集連載は今回で終わり。

 ただし、この物語は僕たち夫婦の家造りへと続くわけで、そういう意味ではまだ序章の前の「前書き」に過ぎないともいえる。いつかノーティラス型の家のどこかに、我が家の家宝がきちんとディスプレイされる日がくるはず。さてさてこの物語、果たしていつが最終回になることやら。

ペーパー・ノーティラス

ちなみにMMさんからのメールには、こう書き添えてあった。

ノーチラスシリーズののラスト、もしかしてもしかしたら手作りマイホームブログのプロローグですか?(ニヤリンッ)

 もう完全に読まれてる。おみそれしましたです、はい。でももう驚かねぇぞ(ニヤリンッ)。

関連過去ログ【海からの贈り物】
 ◎海からの贈り物。 (2005年2月22日)
 ◎海からの贈り物、二つ目。 (2005年2月24日)

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ノーティラス型ハウスがお好きな方は人気ランキングを、箱型がお好みの方ranking.gifをクリックしましょう!


投稿者 Ryu : 10:56 AM
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コメント

自由な発想でワクワク感を与えてくれるアドビハウス。うーん。気になる。

左官の親父と一緒に犬小屋でも挑戦してみようかな。いや、日本の気候には向いてないのかな?瀬戸内海の気候なら大丈夫なのかな?

Posted by: kmorita : March 1, 2005 11:38 AM

>いや、日本の気候には向いてないのかな?
>瀬戸内海の気候なら大丈夫なのかな?

屋久島ならいざしらず、瀬戸内で、しかも犬小屋くらいなら絶対大丈夫なはず。
ニュージーランド(この地方)も、実は本来はウェットすぎる嫌いがあるんですよ。
だから、軒を深くしなきゃいけないんです。

ただ、アドビって壁厚がとんでもないので、軒の深さまで考えると、犬小屋といえども相当な面積を食いますよぉ(笑)
そこのところが、日本向きじゃないのかも。

でも、編集長のご実家はスペースたくさんあるんですか?
なら大丈夫だ、やりましょう!

ちなみにこの地方でアドビハウスを夫婦だけでセルフビルドした「先輩」の例の中に、まずガレージをアドビで建てて、それから「よし、これなら出来る」ってんで母屋に着手した例もあります。
彼らも幼児を抱えて作業してたんで、励みになります。

Posted by: Ryu : March 1, 2005 1:29 PM

こんばんは。

親指の具合はいかがですか?
普段気が付かないですが、ちょっとしたことができないもので、もどかしくなりますよね。
どうぞご自愛ください。

さて、今年のイースター連休(NZでもそう呼ぶのでしょうか?)は、3/25(Fri)のグッドフライデー~3/28(Mon)イースターマンデーなんですね。
やっぱり、その時期、Ryuさんの会社もお休みですか?ちょうどその頃、お伺いしようかと思っていたのですが・・・。

Posted by: わやや : March 1, 2005 10:46 PM

RYUさん、はじめまして。
ノーティラス型の平面図ではないのですが、円形のストローベールハウスの平面図でしたら、「Earth Garden」という雑誌のNumber128に載っていましたよ。
ひょっとしたら、もうチェック済みかもしれませんが…。

私達もセルフビルドでストローベールハウスを建てたくて現在土地を探し中なので、Ryuさんご夫婦の家造りブログとても楽しみにしています。

Posted by: quince : March 1, 2005 10:49 PM

あぁ、口出してーーーー!
こうゆう面白いのは大好き。
困った時は(少しなら)相談にのりますよー。
ガイド代ちゃらとか、宿泊権とかで手を打ちます

Posted by: TO-BE : March 2, 2005 12:14 AM

>わややさん
> 親指の具合はいかがですか?

お気遣いありがとうございます。
仕事するたびに悪くなって、まさに一進一退です。
キャンプツアーはダメっすねぇ、ホント。


> やっぱり、その時期、Ryuさんの会社もお休みですか?

いえいえ、とんでもない、観光業が連休に堅気さんたちと一緒になって休みとってどうしますか!? 連休は僕らの稼ぎ時です。

うちの会社は、年に一日しか休業日はありませんよ。
クリスマスデー(12月25日)だけです。
この日はスーパー、ガソリンスタンドはおろか、送迎バスやウォータータクシーの会社まで休んでしまうので、運行が不可能なのでどこの会社も仕方なく休みますが。

しかし、今年のイースターは三月だったんですね!
初めて気づきました。
過去7年で初めてかも。


> ちょうどその頃、お伺いしようかと思っていたのですが・・・。

おいでませぇ。


>quinceさん
初めまして、書き込み&情報提供ありがとうございます。
「Earth Garden」、見落としてたようです。
チェックしなくちゃ!

quinceさんはどちらですか?
アドレスを拝見すると、アカロアです???
このエリア、ストローベイルハウスはけっこうな数ありますよ。
いい土地が見つかるといいですねぇ。


>TO-BEさん
>あぁ、口出してーーーー!
>こうゆう面白いのは大好き。

ワハハ、プロの口からこう言っていただけると、うれしいっす(^^)


>困った時は(少しなら)相談にのりますよー。
>ガイド代ちゃらとか、宿泊権とかで手を打ちます

おぉ、嬉しいです!
でも、プロはそんな安請け合いしちゃだめですよ。
宿泊権100泊分とか、しりとりえっせいのポイント5,000ptとか、プロならしっかりとるときは取らなきゃ(笑)
↑どこが「しっかり」だって(爆)


>

Posted by: Ryu : March 2, 2005 5:30 PM

きちんと自己紹介もせず、失礼しました。
私はCHC在住の主婦です。

Earth Gardenは、AUSの雑誌で3ヶ月に1度発刊されるのですが、スーパーやペーパープラスのような場所では売ってないようです。私はWhitcoullsで買ってます。

件の平面図、もし興味があるようでしたら手元にあるのでメールしましょうか?

Posted by: quince : March 2, 2005 7:58 PM

quinceさん、ご親切にありがとうございます。
とりあえず地元の図書館で探してみて、もし見つからなければお言葉に甘えてさせていただきます。

Posted by: Ryu : March 2, 2005 9:19 PM

平面図、確かになかなかネット上では拾えないですね。
でも探してきました(笑)。
やはり螺旋状のものはなかなかないのですが、円形や八角形、そしてこちらのブログで昨年7月にちょっと触れられていたドームハウス物ならばありますね。

で、DMでも良いのですが、こちらの読者の皆様にも参加していただける材料になると思いましたので、こちらのコメント欄に見つけ物を。

・ 螺旋建築リンク集みたいなものがこちら。
http://www.mustanggirls.net/spiral.htm
ところどころリンク切れもあるのですが、中には「螺旋の描き方」なんていう奥方様必見のサイトもありますので、一つ一つごゆっくり。

・ 屋根だけがドームで壁自体は垂直な「ボールキャビン」のサイトから、実際の間取り(?)のヒント。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/shiretoko/bowlcabin/madori.htm
間取りと言うより、詰めの段階での数字や計算のヒントになるかと。

・ いろいろのドームハウスのフロアプラン集。
http://www.domes.com/plans.html

そして、
・ 螺旋の家の3Dモデル。
http://www.greeleynet.com/~cmorrison/house.html
こうやってヴィジュアル化するとかなり想像力+創造力を刺激されるとおもいますし、更にこのモデルでは方角別の画像もありますよね。
方角を南半球仕様にして、敷地内での家自体のレイアウトに役立つ情報だといいなぁ、と。

又何か見つけたらアップします。

Posted by: MM : March 3, 2005 6:55 AM

うわわわわぁ、スゴイ!
どうもありがとうございます。
勉強します!

いやぁ、刺激される、たまらん。

Posted by: Ryu : March 3, 2005 12:23 PM

February 15, 2005

[ リレーエッセイ #56 ] ガイコクジン歓迎。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。弱い南西風。最高気温24度、最低気温15度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット、午後に北西15ノットにかわり、夜に再び南西10ノットに。海況はおだやか。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 02:54 AM 3.8 m  Low 08:49 AM 1.1 m
 High 03:11 PM 3.7 m  Low 09:12 PM 1.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨日から午前中は秋の空気。日本で言えば10月初旬の、運動会の朝の冷え込みという感じ。2月でこんな秋っぽい気候になるなんて、やっぱり珍しい。だいたいこの地域は4月くらいまで晩夏が続き、5月いっぱいくらい初秋が続くという感じなのに。

  -------------------------------

[ リレーエッセイ #55 ] ガーデニングよりバトンタッチ。

 リレーエッセイもずいぶん回を重ねた。いきなり編集長の第1回がアウトドアネタじゃなくて、しかもその続きを振られてあわてたのが、ついこの間のことだったように思うが、考えてみればその後ホント色んな話題に迷走、迷走、また迷走してきたなぁ。
 すっごく楽しかったが、実はけっこうキツイこともあった。

 が、ここに来てグッと楽になったぞ、ワハハ。さだっちょん参加で、リレーの間隔がグッと広がった。
 今は走者が5名になったので、まともに順番に回ってたって中四日になる計算。実際には「落とす」ヤツがいたりするので、もっと長い間隔になる場合が多い。ワハハ、楽だ。
 編集長と一対一で、どっちかが倒れるまで殴り合ってた昨年12月14日19日を思えば隔世の感(笑)だし、編集長なんてその後すぐに12月22日23日と、一人相撲とってたりしたんだから、もっとキツかったよねぇ、アハハ。いやぁ、まったく楽になった。

 なんて喜んでると、集中砲火を浴びそうだからこれくらいにしとくか。

 でも、さだっちょんの参加は、ホントすごく良いよね。間隔が広がって楽になったっていう以上に、今までの面子とはまったく違う視点、全然異なる語り口のエッセイは、読んでてもすごく楽しい。彼女の起用は、予想以上に成功だ!
 もっとさだっちょんのリレーエッセイを読みたいので、皆どんどん彼女に回そうぜ!(と、とりあえず矛先を変える小細工をしておいて、と。)

さて、枕はこれくらいにして本題。
 直前のトピックはさだっちょんカミゾノ、そして編集長と、三連荘で「ガーデニング」だったのだが、そろそろこのトピックも皆さん飽きたころだと思うので、ちょいと方向性を変えてみようか。だいたい無理やりトピックを変えるのが僕の役目っぽい感じだし。

 ってね、実は僕はガーデニングが弱点なんだ。自給自足的手作り生活を夢見て移民、などとエッラソウなことほざいているくせに、庭仕事がウィークポイントってのは何ともお恥ずかしいのだけど、ホントなんだから仕方ない。

 別に嫌いっていうわけじゃなくて、一回土いじりを始めると楽しくて丸一日没頭しちゃったりするんだけど、じゃぁ次の日も朝起きると同時に庭に飛び出して行くかっていうと、そんなことなかったりするんだなぁ。何でだろ?
 でも、東京で区民農園を借りてるときは、やっぱりウキウキしてたな。決して嫌いじゃないんだ。ただ、ガーデニング、庭いじり、土いじりに関しては、大変飽きっぽい性格らしい。

 というわけで、我が家の菜園も家人任せ。彼女はどっちかというとグリーンサム系で、園芸が大好き。ニュージーランドも大都市になれば東アジア系の人間がたくさん住んでるので、野菜や魚なんかにもあまり不自由しないというが、日本人も中国人もいやしないモトゥエカあたりだと、大根一本手に入れるのも大変。だから家庭菜園って大事なんだけどねぇ。

 もうちょっとガンバロ。

 あ、そういえば、尊敬する遠藤ケイ師も、菜園は奥様任せだったな。良いこと思い出してしまった(笑)

ってなわけでガーデニングの話はこの程度でサラリと流しておいて、もっと気になった話題に話を振る。気になるエントリーとは、[ リレーエッセイ #53 ] 理想と現実である。
 このエッセイでは、さだっちょんが田舎で不動産を手に入れる苦労を語ってくれているが、これって以前ごうちゃんからリクエストのあった「日本とニュージーランドとの違いシリーズ」的なネタにぴったりなのである。というわけで、『Ryu's Logbook』名物のエセ比較文化論いってみよう。

実は、僕ら夫婦が今のようなライフスタイルを考えてたとき、日本国内の田舎ではなくて海外に目を向けた理由の一つに、ここでまさにさだっちょんが語ってくれたような現実があった。
 いや、僕らは実際にはさだっちょんのような目には遭っていない。でも僕自身は閉鎖的な農村地区出身なので、いとも簡単に想像がついた。

 もちろん理由はこれだけではない。金銭的なものや制度的なハードル、職業の問題、子育てのこと、もろもろの要素を考え合わせた上で「いっそのこと海外に出よう」という結論に達したわけだ。ただ、日本では余所者が田舎で不動産を取得すること自体が困難だという事実を、かなり大きな障壁として感じていたのは事実である。

 実際にはIターン、Jターンなどで縁もゆかりもない田舎でキチンと自給的手作り生活を成功させていらっしゃる方もたくさんいらっしゃる。そういう方たちの話を伺うと、農家が嫌うような小さな半端な農地を、バラバラにたくさん借り、あちこち飛び回りながら耕作なさってらっしゃる方もいらっしゃるようだ。
 僕らがさっさと海外に目を向けてしまった点については、そんな方たちからは「甘い!」と叱られてしまうかもしれない。でも僕らにとっては、「海外の方が実現性が高いのではないか?」と思えたし、今でもその選択は、少なくとも僕らにとっては正しいチョイスだったと思っている。

そういうと、
 「君らはICU卒だから、英語もペラペラだったんだろ。良いよなぁ、ズルイよなぁ」
という声が聞こえてきそうだが、それは大間違い。正直言って7年前に僕らがこっちに来た当初は、幼稚園生レヴェルの英語力だった。
 なんせ学生時代の僕はギターばっかり弾いててまともに授業なんか出なかったし、学校を離れてからは大嫌いな英語からなるべく身を遠ざけて生活していた。
 家人は米国留学歴があり、仕事でも英語を使っていたので僕よりははるかにマシだったが、それでも「生活に困らない程度の英語」には程遠く、やっぱり頭を抱えて困り果てていたというのが現実。
 そもそも中途半端な「米語力」があったって、ここではほとんど使い物にならないのは、過去このブログでもさんざん取り上げて来た通り。

 というわけで、最初の数ヶ月は英語が出来なかったおかげで、思い出すのも恥ずかしいほどの珍エピソード満載で、一度など見ず知らずの土地でバスに置き去りにされそうになったこともあるほど。

 ま、その話は後日機会があればゆっくりするが、要するに1998年9月にネルソンで借家を借りた段階では、僕らには
 「コ、コニチワー。ワタシ、Ryuイーマス。コレ、トゥマのRyokoデッセー。澄ムトコ、イヤ、住ムトコ、サガシテオルンデアリマース。物件、貸サンカイ、ワレ、コラ、ゴザイデス。」
程度の英語力しかなかったのは間違いない。謙遜ではない。実話だ。

 ところがこんなのですんなりと住処が借りられてしまっちゃったんだからなんとも恐ろしい。アパート紹介業者を訪ねてから半時間後には物件を見に行き、その場でいきなり即決、翌日には引越し。ニュージーランド生活の第一歩というか、「住所不定の旅行者」から「住民」への第一歩が、こちらが焦るほどアッサリと踏み出せてしまった。
 しかも大家がやってきて、
 「えっと、あなたたちの名前、何だったかしら? ちょっと書いてくれる?」
って言うのが、入居後数日たってから。ソンナノン気デ、イイノカ、ワレ、コラ、ゴザイデス。
 さらに彼らに日本の実家の連絡先を教えたのは、さらに数ヶ月たってからだったのではなかったか?

 ったく、なんちゅう国だ。ガイコクジンだぞ。言葉できないんだぞ。ホショーニンもいなんだぞ。悪人かもしれないんだぞ。もうちょっと警戒くらいしたらどうなんだ?>老夫婦
 僕らの「このライフスタイルは、ニュージーランドなら楽に実現しそうだ」という読みが見事大当たりだったと確信したのは、まさにこのときだったかもしれない。

これ、日本だったら大変よ。保証人なし、紹介なし、言葉もまともに喋れないと、ないないづくしの外国人が、そうそう簡単に不動産を借りられるはずがない。いや、難しいというより、不可能なんじゃないかなぁ? さだっちょんが書いてくれてる通り、ちょっと田舎に行くと、言葉の問題のない日本人でさえ紹介がないと大変だし、保証人がないとなるとさらに難しくなるんだから。

 その数年後、ご存知の通り僕らは土地を購入した。これも別段難しいことなんか何にもなかった。むしろ日本で不動産登記の仕事をしていた僕からすれば、拍子抜けするほど簡単な手続きで、そのせいでかえって不安になったほど。固定資産税の督促が来たときは、「あ、ちゃんと僕らに所有権があるんだ!」と、心底ホッとしたものだ。

 日本で外国人が不動産を買う? 細かい手続きを説明するのはここでは省くが(もう忘れているんじゃないの?というツッコミは却下)、そっりゃぁ大変よ。
 日本では、「キチンと住民登録してある日本人」以外が何か法律行為をしようとすると、とにかく大変。そういう意味では住民票を日本に持たない僕ら一家も、日本ではガイジンに準ずる存在なんだけどね。

 でもニュージーランドは全然違うんだよねぇ。さすが移民の国。

というわけで、さだっちょんの当該エッセイのコメント欄にも書いたが、この国なら「モノ書きと畑とカヤックと放浪三昧で生活が成り立つ」のである。
 いきなり「というわけで」と言われたって、何がどういうわけなのかさっぱり分からんかもしれないが、とにもかくにも一事が万事この調子の国なので、だいたい何とかなっちゃうのである。
 そもそも、さだっちょんがそのつもりで書いたかどうか知らないが、まさに僕がそれにピッタリの例だもんね。一応三人家族が「物書き」、「小さな小さな家庭菜園」、「カヤック」でなんとか食えている。さすがに子持ちなので「放浪三昧」とはいかないが、これで僕がもし独身だったら、放浪三昧だってもちろん可能である。

 逆に外国人が日本に行って「モノ書きと畑とカヤックと放浪三昧」で身を立てるのは、ほぼ不可能だろうなぁ。日本人でさえ至難の業なんだから。

 さてさて、あんまりのんびりしてないで、早いところ自分の家造って、さらに金のかからない生活に移行しなきゃね。なんだかんだ言って、今は借家暮らしだから、こっち的には「けっこう金のかかる生活」をしてるんだ。これで家が出来れば、もっと出費が減るから、さらに仕事減らして「畑」と「放浪」に時間を使えるようになるのだ、ワハハ。隠居だ、隠居。

 あ、子供の教育費がかかるようになるのか。ヤレヤレ……。なら余計に早く家造らないと……。アジトだ、アジト。

というわけで、続きは期待の新人ブロガーさだっちょんに返してみよう。
 今回は無理やり明後日の方にトピックを変えたんじゃなくて、さだっちょんのトピックを蒸し返した形になっちゃったので、さだっちょんにとってはちょいとやりにくいかもしれないけど、大丈夫だ、君なら書ける! よっ、天才ブロガー!! 岩手のアイドル!!! MOMO組バンザイ!!!!
 っつぅことで、よろしく>さだっち

 なんかごうちゃんが「おぉ、よそに回った! ラッキー!!」とほくそ笑んでるのが見えるようだが(笑)

関連過去ログ【比較文化】
 ◎《 自由テーマ 》 プロ論。 (2004年12月6日)
 ◎[ リレーエッセイ #33 ] 「呪縛」からの開放。 (2005年1月12日)

 たぶんもっとあるんだろうけど、もう今さら探しきれないな(笑)

関連過去ログ【英語】
 ◎アルミコーティングのチタン!? (2004年4月14日)
 ◎キウィ英語と米語 (2004年4月15日)
 ◎続・キウィ英語と米語。 (2004年10月6日)
 ◎クッカー? スキレット?? (2004年10月21日)
 ◎[ 自由テーマ ] 規格、そろそろ統一しない? (2004年12月13日)
 ◎「セミ」と掛けて、「食べる」と解く。 (2005年1月7日)

  -------------------------------

久しく自分でもチェックしてなかったら、人気ランキングは大低迷中だった(笑) 昔はずっとトップ独走だったのにねぇ、ありゃ「今は昔」ってヤツか、ワハハ。
 ranking.gifはまだ上の方にいるけど、こっちも落ちるのは時間の問題か?

 「『Ryu's Logbook』をもう一回トップ返り咲きさせてやるぞ!」という優しい方、上の二つのボタンをポチッ、ポチッとクリックしておいてやってくださいまし。

投稿者 Ryu : 8:43 AM
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Title: [リレーエッセイ#57ネイティブスピーカーへの道]
Excerpt: はぁ〓・・・・イジメとしか思えない  ぼそっ (ねー?わかなさん!) ネットストーカーRyuさん[リレーエッセイ#56ガイコクジン歓迎] からのバトンタッチ。 ってゆーかーーー こんな...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.02.16
コメント

ん?見えたか?(笑)

どうか僕の事は忘れてください。(爆)

Posted by: ごう : February 15, 2005 12:51 PM

うん、忘れた、忘れた(笑)

でも、きっと君の可愛いお弟子さんは、忘れないでしょう、ワハハ。

Posted by: Ryu : February 15, 2005 3:11 PM

そんなに持ち上げていただいたとて、何も出てきやしません。
むしろ今後落ちぶれいてくと思われます。

それに、私にとってグルは永遠にグルです。


それでわさようなら。

Posted by: さだ : February 15, 2005 3:34 PM

> そんなに持ち上げていただいたとて、何も出てきやしません。

大丈夫、別に何ももらおうとおもってないし(笑)

それでわさよおなら。

Posted by: Ryu : February 15, 2005 3:42 PM

お天気欄にお日様マークが入って可愛らしくなりましたね。
狙ってるんですか?>辛口野人ソフト化路線

Posted by: MM : February 15, 2005 6:28 PM

Gofiled ブログのお歴々のレスの流れを切ってしまうのですが(笑)。

NZでのガイジン生活いいですねぇ。
こちらは逆に移民国家故に移民には厳しい所が少なからずあります。
不動産関連の書類の量なんて本当に馬鹿にならないです・・・
ここ数年かなり金利が下がったのでローンの書き換えを「数回」してかなりゲンナリしました。

それから、永住権を取る際のほうが市民権のケースより書類も審査も複雑でうるさいですね。
やはり「全くのガイジン」にはかなり警戒している証拠かと。

日本でガイジンするのは本当に大変ですね。
ホテル一つ取るのも、個人で直接となると都会のビジネスホテルレベルでも門前払いですしね。
タクシーもかなり嫌がられるようです。
住民票のない日本人は、そうですねぇ・・・実はそんなには不便でないかもしれません(ガクッ)。
実際生活基盤が日本に戻れば住民票復活しますしね。
逆にこんなお得な事もできちゃったりしますね。
http://www.japanrailpass.net/ja/ja01.html

・・・あ、ありました、不便を通り越して泣きたくなった事。
相続関係です。
住民票がないから印鑑登録がないっていうのが間違いの始まりですね。
日本の現在の社会の慣行上、海外在留届を提出していて且つ住民票がない成人の日本国籍所有者に公の印鑑登録サービスがあってしかるべきだと思うんですが。
毎回大使館や在外公館で係員の目の前でサインと拇印、って、複数書類があるとアタマきますよ。
しかもそのサインと拇印の有効性って大体3ヶ月から半年位ですし。

Posted by: MM : February 15, 2005 6:49 PM

>Gofiled ブログのお歴々のレスの流れを切ってしまうのですが(笑)。

あ、ご遠慮なくぶった切ってください。
ゴミレスの応酬ですんで。


>お天気欄にお日様マークが入って可愛らしくなりましたね。

ありがとございます。
でも、元サイトからの盗用なので、あまり大きな顔はできない(笑)


>狙ってるんですか?>辛口野人ソフト化路線

パクッたものでソフト化狙うなんて、まるっきり詐欺師っすな、ワハハ。


米国は逆に大変っすか。
もう「移民国家」の時期をとっくに脱しているということでしょうね。
こっちは米国よりはるかに若い国なので、まだまだ移民を歓迎してますね。
確かに国のキャパとしては、人口が今の倍になっても平気、というより、経済的には安定するでしょう。

確かにレールパスは、海外移民の強い味方ですね。

ただ、おっしゃる通り、相続を初めとする不動産登記関係は、日本に住民票や印鑑登録を持たない人間にはツライですよ。
僕が本文中で「以前やってた仕事」と書いたのがまさにそれで、これが面倒でね。
家人も、数年前に父親がなくなったときに、やっぱり相続登記になったのですが、「相続放棄」するのにも、首都ウェリントンの大使館まで行って書類にサインしてサイン証明書出してもらうっていう騒ぎですからね。
手続きの流れ知ってる僕でさえ頭に来る煩雑さだったので、家人やその家族にとっては、とんでもない話だったと思います。
外国人にとっても同じだろうなぁ。


>住民票のない日本人は、そうですねぇ・・・実はそんなには不便でないかもしれません(ガクッ)。

一番ダイレクトに響くのは、日本滞在中の医療面ですよ。
健康保険証がないっていうと、病院もとたんに胡散臭いものを見る目になる。
まぁ、風体がそもそも胡散臭いんだから仕方ないけど、風体に問題のない愛娘も日本人なら無料で受けられるはずの予防接種、外国人扱いの有料(しかもおっそろしく高い!)にされましたね。
予想はしてたけど、あれはやはり腹立ちますよ。
「どこが『国民健康保険』だ!
それなら『住民健康保険』と呼べ!」
と怒りたくなります。

と、日本の閉鎖的差別政策の話を始めたら、どんどんエスカレートするので、この辺でやめとこ。

Posted by: Ryu : February 15, 2005 8:49 PM

>外国人扱いの有料(しかもおっそろしく高い!)
アメリカに比べたら安い安い、バーゲン価格v^^
(宇宙人の緊急帝王切開、たった3日の入院で日本円でざっと200万、保険がなかったらどうなっていたか。そうでなくても普段の医療費も保険があっても高い)
日赤の救急の自腹でも余裕でした。

実家のホームドクターがアメリカで研修済みの方なので、そういった意味でも幸いな事に自分は全く不自由さは感じないですね。

Posted by: MM : February 15, 2005 9:05 PM

「米語力」ってところでピクピク・・・。
実は、娘がオーストラリアにホームスティした時に、発音が全然違うって悩んでました。
向こうからの電話で「グッド・ディ」を「グッド・ダイ」と言う~~~とか叫んでました。
じゃあ「マンディ」は「マンダイ(百貨店)」になるんか!?

隠居はまだまだ早いですよ~。(笑)

Posted by: ヤースのへんしん : February 15, 2005 9:06 PM

>アメリカに比べたら安い安い、バーゲン価格v^^

そういえば、実家の近所の子(僕より少し年下)が米国だったかカナダだったか(確かカナダ)に留学中に重い病気になり入院したものの、医療費があまりに高くて支払えない、帰国も出来ないという事態になったことを思い出しました。
あの時は全国からカンパが集まってなんとかなったんじゃなかったかと。

なるほど、MMさんのお話うかがうと、日本もまだマシなんだ。
となると、NZって、ますます良いじゃん章


>ヤースのへんしんさん
>じゃあ「マンディ」は「マンダイ(百貨店)」になるんか!?

なりますよ。
僕も、どうやら完全にそういう訛りになってるらしいです(^^;

ちなみに、ちゃんとしたOZやKiwiが発音すると「Good day」は、日本人には「グッダイ」ではなく「ギライ」に聞こえます。


>隠居はまだまだ早いですよ~。(笑)

恐れ入ります(^^;
でも、昔っからの憧れなんですよねぇ>隠居、隠退、隠密同心(謎)

Posted by: Ryu : February 15, 2005 9:56 PM

伝法寺隼人
「我が命、我がものと思わず
武門の儀あくまで陰にて
己の器量伏し
ご下命いかにても果すべし
なお、死して屍拾う者なし
死して屍拾う者なし」
ジャ~ン!!


Posted by: ヤースのへんしん : February 16, 2005 1:49 AM

>なるほど、MMさんのお話うかがうと、日本もまだマシなんだ。

医療費と医者にかかる手軽さに関してはアメリカより遥かにマシですね。
と言うか、アメリカの医療は専門的な医療技術に関しては最新かもしれませんが、それと実際の医療行為とが全然釣り合ってません。
ちなみにアメリカの費用の「感覚」的には日本のガイジン料金(=保険なしのフル料金)と基本的な保険に入っている場合の初診料、診察料、薬代の平均値がほぼ同じくらいですね。
高いでしょう。
あと、被険者側がとりあえず「立替」をして、あとから保険会社に請求しなくてはいけないなんていうのもしょっちゅうです。
これがまた書類が増えてめんどくさい(涙)。

>となると、NZって、ますます良いじゃん

ホントホント。
早くコミューン作ってくださいねぇ、老後の移住計画の積み立て開始しますから(爆)
(いや、まじめな話65歳以上の医療保険がこれまたもっとひどいんで、頭抱えてるんです・・・)

Posted by: MM : February 16, 2005 6:05 AM

ダメですよ~、「隠密同心」とか「伝法寺隼人」なんて文字が躍っているのをみたら時代劇フェチの血が騒いでしまうではないですか~>Ryuさん、ヤースのへんしんさん。

勢いでこんなのを見つけてしまいました。
http://ooedosousamou.hp.infoseek.co.jp/data/nare.html

やっぱり伝法寺隼人がトップの時代が一番「しっくり」来ますねぇ。
そんな自分は隠密度満点の井坂十蔵ファンですが。
こうなったら次回の帰国時に
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V2CB/ref=pd_sims_dp__1/250-6614812-4934631
を購入し、しかも、
http://www.tv-tokyo.co.jp/book/dvd/006.html
が入手できれば尚良し、ですね。
(松方バージョンはいらないですー)

そうそう、日本の時代劇ご無沙汰の南半球の上司様、
今年の大河ドラマは「義経」で主役がタッキー(毎回「綺麗~」、とため息ついております)ですが、彼殺陣まわり上手なんでビックリしました。

・・・と久しぶりの大脱線。

Posted by: MM : February 16, 2005 6:36 AM

ヤースのへんしんさん、ソラで暗記してるんですか?
すご。

MMさんも「フェチ」っすか?
ありゃりゃ(笑)
ナレーションの変遷なんかあるんだ。
すごい。

義経をタッキーがやってるんだ。
知らなかった。殺陣上手いんだ。
それもビックリ。


>(松方バージョンはいらないですー)

(笑)

Posted by: Ryu : February 16, 2005 10:32 AM

February 14, 2005

{しりとりエッセイ #007} シッダールタ。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
 雨、雷雨の可能性あり。北風。最高気温23度、最低気温14度。

[海洋気象] (エイベル)
 北25ノット、午前中に北西15ノット(セパレーションポイントより北では25ノット)に変わる。夜にかけて南西15ノットに。荒い海況は次第に落ち着く。北西の波1m。雨中の司会は悪いが、夕方には回復する。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 02:16 AM 4.0 m  Low 08:09 AM 0.8 m
 High 02:30 PM 4.0 m  Low 08:31 PM 0.9 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
 晴れ。北東風。最高気温24度、最低気温14度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北では西20ノット、夕方に北25ノットに。その他のエリアは南西10ノット、午前中に北15ノットになり、夕方に25ノットに上がる。海況は夕方荒くなる。北西の波1m。夕方からの雨中、視界良好。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 01:37 AM 4.2 m  Low 07:33 AM 0.6 m
 High 01:50 PM 4.3 m  Low 07:53 PM 0.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨日は気持ちの良い晴れ。前日までの南風のせいで空気が乾燥して涼しく爽やか。

 本日は、朝のうちは予報通りシトシトと気持ちの良い雨が降っていたが、昼前から上がって晴れた。北からの風なので、また若干湿度が上がって暑くなってきた。これから午後遅くに雷雨になるのだろうか???

 と書いてアップしようとしてるうちに、アッという間にかき曇ってまた降り始めた。こりゃ不安定だ。雷なる前にPCの電源と電話線切っておかなきゃ。

  -------------------------------

極々私的なメモ その1。
 僕はもともと左手を多用する傾向がある。というか、意識してかなり左手を使うようにしていた節があるので、今でもやれといわれれば左手で箸を使えたりするし、PCのマウスは右でも左でもまったく同じように使える(だからテンキーを多用するときなどは左手でマウスを使う)。
 ということは、普段の生活でも「左手じゃないと困る」という場面も、どうやら他の右利きの人よりは多いようだ。だから左手親指を怪我すると、ホント不便。

 今一番苦労してるのが、髪の毛を結ぶこと。ロン毛の方は試してみていただきたい。親指を使わずに後ろ手にゴムで髪を結ぶのがいかに辛いか。親指使わざるを得なくて、痛いんだこれが。

 PCも大変。一昨日のエントリーに書いたように変換キーは左手親指がクセになってるし、タッチパッドを使わずにALTキーを使ったショートカットを多用するので、左手親指は右手親指よりもはるかに使用頻度が高いということがいまさら分かってしまった。キーボード打つことに関して言えば、僕の場合は右手親指を怪我する方が、はるかにダメージが小さいらしい。
 昨日は疲労がたまってて体調があまりよくなかったことに加えて、キーボード打つと左手親指が辛かったので、たまったメール処理やブログや掲示板のコメント程度でギヴアップし、ブログの執筆は断念してしまった。もうすぐ一周年なのだが、怪我でブログ休むのは初めてだなぁ。

 今日は、キーボード打つくらいなら問題ないくらい回復しているが、依然として髪の毛結ぶのは大変辛い。剃っちまおうかなぁ。

 さて、明後日までにシーカヤックの仕事できるまでに回復するか??? 明日朝まだ痛かったら、医者に行くかなぁ。

極々私的なメモ その2。
 昨日は、先日知り合った建築家にハウスプランの話を聞いていただいた。プロの的確な示唆は、さすが。なるほどねぇ。家人は今必死になってプランを練り直している。

 帰りに、映画『The Incredibles』をもう一度観に行く。う~ん、良い映画だ。ピクサーの最高傑作だ。
 前回は「家族全員が主人公だろ?」とツッコミを入れて邦題に文句を言ったが、あの五人家族の中から一人だけ主人公を選べといわれたら、個人的には文句なくヴァイオレットを挙げる。なぜなら、劇中最も成長したのが彼女だから。いや、過去のピクサー映画すべてをひっくるめても、あれだけ目覚しい成長を遂げたキャラクターはいない。そういう意味で、この映画は「ヴァイオレットのビルドゥングス・ロマン」だと思っている。
 だから余計に『Mr.インクレディブル』という邦題が気に食わないんだよな。『ヴァイオレット・ザ・インクレディブル』とかにしてくれるならば、まだうなずけるんだが(笑)

 ただこの映画のいいところは、そういう美味しいキャラクターを、素直に主役に持ってこないで、ちょいと脇に引っ込めたという演出にあるとも思う。もし仮に僕がこの映画の脚本を書いていれば、素直に彼女をもっと前面に押し出したはずだ。でもそれじゃ面白みがないんだよねぇ。お父ちゃんを真ん中に持って来て目立たせ、その影で「真の主役」がひそかに成長していくという図式が、ハリウッド映画とは思えない奥行きを作ってくれていて、これが憎い!

 と、熱く語ってしまったではないか。はしたない。

 ちなみに前回はネルソンまで観に行ったのだが、今回は地元モトゥエカで観た。ちょっと遅れて来るんだよね。その代わり新しいシアターなので快適。しかも我が家が完成すれば、映画館から歩いて三分になる! 同じ建物の中にジムもある。早く家造って、ブロードバンド引いて、映画とジムに通いまくらなくては。

  -------------------------------

月曜日だが「自由テーマ」はお休みして、「しりとりエッセイ」第7回。
 って、最近は「自由テーマ」がどうもおろそかになりがちだな。先々週は「番外編」と称してアウトドアネタをやるという反則だったし、先週は「リレーエッセイ」との合体、今日はついに「しりとりエッセイ」にのっとられてしまった。
 ま、良いか、何でもありなのが月曜日「自由テーマ」だ。難しいこと考えるのやめよ。

 さてさて、そんなわけで「しりとりエッセイ」。前回のお題は「なしくずし」だったので、今回は「し」で始まる言葉

 今回頂戴しているお題候補は以下の通り。

  • 「シッダールタ」
     by MMさん
  • 「尻すぼみ」
     by tsuboさん
  • 「真剣勝負」
     by kmoritaさん
  • 「島国根性」
     by Miyaさん

 いつものように抽選委員長にお題を選んでいただくことにしよう。委員長、お忙しいとこ相すみませんが、ちょいと選んでいただけますかぁ?

抽選風景

 「これぇ!」

 選ばれたお題は、

 「シッダールタ」

 えっ、またまたまたまたMMさんのお題なの!?

 さすがにこれだけ続くと、一瞬「抽選やり直そうかな?」とも思ったりもしたが、こういうのは一回「不正」をやってしまうと、その後平気で毎回不正をやってしまう羽目になりそうなので、ここはグッと我慢。
 しっかし、なんでこんなにMMさんばっかり強いんだろう? 6回中4回獲得だから、勝率6割6分7厘。競走馬だったら凄いことになるな(笑)

 えっと、こんなことばっかしゃべってたら、また前回と同じ話になりそうなので(笑)、さっさとお題に行こ。

シッダールタ(悉達多)。フルネームはゴータマ・シッダールタ。言うまでもなく仏教の開祖、お釈迦様の幼名である。そう、産まれ落ちた瞬間に立ち上がって「天井天下唯我独尊」とエラソウなことをほざいたガキありがたいことをのたまったお方のことだ。

 何の因果か、もったいなくも恐れ多くも、今回はこのゴータマ君について書かねばならないらしい。バチがあたるんとちゃうか?(^^;

 ま、いいや、当たるもんならバチでもなんでもありがたく頂いてしまうことにして、ともかく書いてみるか。

とりあえず略歴を書いてみよう。

しゃかむに【釈迦牟尼】

(梵語Sakyamuni 「牟尼」は聖者の意)仏教の開祖。インドのヒマラヤ南麓のカピラ城の浄飯王(じょうぼんのう)の子。母はマーヤー(摩耶(まや))。姓はゴータマ(瞿曇(くどん))、名はシッダールタ(悉達多)。生老病死の四苦を脱するために、29歳の時、宮殿を逃れて苦行、35歳の時、ブッダガヤーの菩提樹下に悟りを得た。その後、マガダ・コーサラなどで法を説き、80歳でクシナガラに入滅。その生没年代は、前566~486年、前463~383年など諸説がある。シャーキヤ-ムニ。釈尊。釈迦牟尼仏。
   (広辞苑 第五版 岩波書店より)

 日本人なら常識的に知ってることばかりで、細かい地名などは別として、特に驚くようなことが書いてあるわけじゃないのだが、もう一つの記述と付き合わせると「あれ?」となる。

【慣】天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)

【解】(釈尊が生まれた時、一手は天を指し、一手は地を指し、7歩進んで、四方を顧みて言ったという語)宇宙間に自分より尊いものはないという意。
   (同辞書より)

 おい、29歳までは生老病死に怯える軟弱なプリンスだったんじゃないのか? その後、たった6年で宇宙の真理を悟ってしまうんだから只者じゃなかったのは分かるんだが、生れ落ちてすぐの行動と、修行を始めるまでの行動に矛盾がないか???

 と、下らんツッコミを入れてウォーミングアップが終わったところで、コイツをなんとかアウトドアネタかニュージーランドネタにくっつけてみるか。

いきなりだが、下の写真が何だかお分かりだろうか?分かったら相当な通でいらっしゃる。

これ何だ?

 この家の場合はこうやって外から目立たない木陰に吊ってあるのだけど、我が家の近くには、道路からでもよく見える位置にものすごくたくさん吊っている家もあった(さっき確認しに行ったら、引っ越したのだろうか、取り外してあったが)。
 僕も最初は単なる洗濯物なんだろうと思っていた。生成りのハンカチか布巾でも干してるんだろうと。
 ところが、何日たっても何週間たっても何ヶ月たってもとりこまないんだ、これが。しかも長方形なので、ハンカチにしては形がおかしいし、布巾にしては小さすぎる。こっちの布巾(ティータオル)はもっともっとでかいし、だいたいもっとカラフルなのである。
 しかも、これが一軒だけならば、「何かの布切れを大量に洗ってそのまま雨ざらしにしている変わった家」で片付くのだけど、最初に書いたように同じものをところどころで目にするのである。

 不朽の名作『幸福の黄色いハンカチ』を連想させるこのヒラヒラは何だろうかと長年疑問に思っていたのだが、つい最近謎が解けた。

 前の写真の布は、長年風雨や激烈な紫外線にさらされてすっかり白くなっているが、もともとはこういうモノなのである。

お経

 もうお分かりだろう。お経である。

 チベット仏教は日本のそれとは相当に違いがあるのはご存知の通り。たとえばチベットには、赤ちゃんのガラガラのような形の法具があり、それをまわせば何度もお経を読んだことになるという便利なシステムがあるのだが、このお経ハンカチも同じ道具らしい。つまり、このハンカチが風に揺られるたびに「お経を読んだ」ということになるらしいのである。
 なんともインスタントな発想であるが、まぁ似たようなものは日本の仏教でも経本をバラバラをやって省略する作法があったりするので、どっちもどっちだ。

ま、細かいことはともかく、正解はチベット仏教の法具の一種なのである。

 つまりこの辺りでポピュラーな仏教は、チベット仏教なのである。この近所にも長ったらしい立派な名前のチベット仏教寺院があるそうで、かなりの数の信者がいるという。
 また我がエイベル・タズマン・カヤックスも、初代オーナーが運営していた黄金時代には、ベースにでかでかとダライ・ラマ師のポスターが貼ってあった。ニュージーランドにいらしたことがあるらしく、そのときのポスターなのだが、このポスターは友人宅などでもよく目にする。

 どうやらこのチベット仏教、ヒッピーっぽい連中に非常に人気が高いらしい。
 最近は産業が大きくなってきているので雰囲気が変わりつつあるものの、もともとマラハウのシーカヤック・ツーリズムは、ヒッピーっぽい連中が始めたものであり、ガイドにもそういう志向を持った人間が非常に多い。
 そういう人間には、キリスト教よりもむしろチベット仏教、ローマ法王よりもダライ・ラマの方が「しっくり」来るらしいのである。

 まぁ確かに信仰の姿勢はずいぶんと違う。生活を規律し、自分たちを「子」になぞらえてひたすた父なる神に祈るキリスト教と比較すると、仏教の方が「修行」という形で自己を高め、最終的には自分自身も「仏」になるというゴールを持つ仏教の方が、よりヒッピー的な価値観に近いのかもしれない。

 というわけで、29歳のシッダールタが始めた修行は、二千数百年後の南半球の小国の、ジーザスのような風貌の連中にも受け継がれているのである。考えてみれば何とも不思議な話である。

ところで、シッダールタの生没年の諸説に100年以上ものズレがあるってのは、どうなんだろうねぇ? あれだけ有名で、あれだけ弟子もいて、資料はたんまりあるはずなんだけどね。

 いや、弟子がたくさんいたからこそ、「捏造資料」が多くて事実が分かりにくくなるのかもしれないな。師の死後、覇権争いが起こり、他を追い落とそうとあることないことが喧伝されて「情報戦」になっただろうことは想像に難くないからなぁ。
 しかし、師の生没年まで分からなくしてしまうってのは、どうよ? 宗教ってのはそういうもんかぁ?

はい、今回のお題「シッダールタ」は、珍しくちゃんとニュージーランドネタ、アウトドアネタを絡めて無難に終了。フィクションにせずに済んで良かった、良かった。お釈迦様をフィクションの主人公にしたら、どんなバチが当たるやら。
 その代わり、今回はその分小粒な感は否めないか(笑)

 さてさて、次回は「た」から始まるお題を募集いたします。皆様のご応募をお待ちしておりますです。
 皆勤賞のMiyaさん、tsuboさん、MMさんの驚異的な採用率にめげずに、今後ともよろしくお願いしますm(..)m

「ニュージーランド旅行ご招待」への獲得ポイントは、以下の通りです。

  • MMさん
     28 pt
  • Miyaさん
     14 pt
  • さだっちょんさん
      9 pt
  • ツォンさん
      7 pt
  • tsuboさん
      6 pt
  • kmoritaさん
      4 pt
  • TO-BEさん
      1 pt
  • youさん
      1 pt

 MMさん独走体勢確立。誰か止めてけろぉ!

「アウトドア」 → 「遊び」 → 「ビックリ」 → 「理不尽」 → 「ンジャメナ」 → 「なしくずし」 → 「シッダールタ」 → 「???」

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仏教徒は人気ランキングを、ヒッピーな方はranking.gifをクリックしてみてください。集計結果は、忘れた頃に発表する、かも知れません。

投稿者 Ryu : 11:20 AM
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Title: {しりとりエッセイ #008} 啖呵。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、風穏やか、シーブリーズ。最高気温26度、最低気温13度。 [海洋気象] (エイベル)  南西10ノット(セパレーションポイントより北では午...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.02.20
Title: ジンガロ、体験。
Excerpt: ジンガロ、体験してきました。 素晴らしい「美」の世界。 圧巻です 人気blogranking参加中です。 若干、ネタバレです。 ↓
From: Beauty&Harmony-くだらない日記-
Date: 2005.04.02
コメント

チベット仏教ですか・・・
コレだけでブログネタになる「微妙」なトピックですねぇ。
NZの事情は存じ上げませんが、アメリカでダライ・ラマって言ったら完全に人権問題、しかも某アジアの大国のアンチ・テーゼのリベラルバリバリテーマですからね。

それにしても、登山のベースジャンプでもないのに近所にこんな祈祷旗がパタパタたなびいているなんて凄いですねぇ。
ホンマモノのニューエイジのメッカではないですか。
そういえばオット君の元上司の奥さん(台湾人)が熱心な信者さんです。
一度お宅にお邪魔した際、さすがに旗はなかったんですが、家の中には風水か魔よけか、という位お札が大量に貼られておりました。

で、しりとり。
当たりすぎて申し訳ないので、思い切って次回用のエントリーはお休みさせていただきます。
と言うより、はっきり言ってこのくじ運は日本なんかよりもっと高額の宝くじのためにとっておきたい(爆)。
見事当選の暁には自腹でNZ行きですね、ウン。

親指さんの快復祈願しておきます。

Posted by: MM : February 14, 2005 2:10 PM

>NZの事情は存じ上げませんが、

どうなんですかねぇ、こっちは。
人権問題としてとらえてるような話は、今まで耳にしたことないんですが、まぁ僕の交友範囲なんて知れてるんで、よく分かりません。

しりとり、お休みですか!?
ありゃま。
僕としては、むしろどこまでこのクジ運が続くのか大いに興味があったのですが。


>日本なんかよりもっと高額の宝くじのためにとっておきたい

ごもっともで(笑)

Posted by: Ryu : February 14, 2005 4:44 PM

では、ポイント獲得のチャンス!ってことで。

「啖呵」

って、どうでしょ。

Posted by: kmorita : February 14, 2005 9:10 PM

> では、ポイント獲得のチャンス!ってことで。

ですね。
エスパーの国際スパイが不在となると。
でも、エスパーだから、お題を出さずして、当選するという技が出るかもしれませんが。
(でないって)


「啖呵」!
得意っす、ハイ(^^;

って、「きる」のは得意だけど、これをテーマに「書く」のってできるのかなぁ?
しかもアウトドアネタ?
やっぱりツライかも(^^;

ともかく、ありがとうございます。

Posted by: Ryu : February 14, 2005 9:14 PM

MMさんのお休みでチャンス到来ではありますが、
採用無しの皆勤賞のみでどれだけポイントを稼げるかにも挑戦したい。

で、お題は
「他人のふりみて我がふり直せ」
ちょっと長いか。

Posted by: tsubo : February 15, 2005 2:38 PM

>採用無しの皆勤賞のみでどれだけポイントを稼げるかにも挑戦したい。

だんだんマニアックな楽しみ方が発掘されてきたようで、主催者冥利です(笑)


「他人のふりみて我がふり直せ」、ありがとうございます。
これって、僕にはピッタリのお題ですね(^^;
アハハ、コレを引いたらどうしよう……。


Posted by: Ryu : February 15, 2005 3:10 PM

「怠惰」でお願いします。

Posted by: Miya : February 16, 2005 12:15 PM

ありがとうございます。
得意っす>怠惰

って、僕が得意でも関係ないか(笑)

Posted by: Ryu : February 16, 2005 1:06 PM

February 7, 2005

[ リレーエッセイ #50 ] 自由テーマ。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
 夕方から雨。最高気温28度、最低気温18度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット、昼前に北10ノットに。海況はおだやか。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:55 AM 1.1 m  High 09:25 AM 3.8 m
 Low 03:21 PM 0.9 m  High 09:40 PM 3.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨夜は久しぶりに気温も湿度も少し下がり、ゆっくりと眠れた。助かった。
 本日も朝から曇り気味で、少しすごしやすい。昼前には太陽ものぞき始めたが、さてホントに夕方から雨降るんだろうか? 近くの村ではとっくに給水制限が始まっているんだよな。

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T君の珍(沈)道中記のコーナー。
 今回は中一日でメールが届いたので、何事かと思ったら、

沈脱。
しちゃいました~。
 ワハハハ、やったぁ~!!(^^) kemuさん、聞いた、聞いた!?(^^)

沈脱。
しちゃいました~。
サーフィンしてて。
Breakerにバコンと。まさか沈するとは思ってなかったんで思いっきり油断してまし
たわ。
ロールする間もなくフネだけ岸に持っていかれた。
初沈。
 グフフフフ、様子が目に浮かぶ。いやぁ、側で見てたかったなぁ、実に惜しい。

 さて、予行演習も無事終わったようなので、今度は本番のレインガ岬で沈脱して、インドネシア辺りまで持っていかれてみてね>T君

 あ、ちなみに前回補足し忘れてたけど、レインガ岬っていうのは、ニュージーランド北島最北端の岬で、西のタスマン海と東の太平洋が出会う場所。当然ながら非常に荒れる難所。漂流されたら、どこに流されるか分からないのだけど、きっとT君が身をもってジッケンしてくれることと思う。
 というわけで、次はどこの国からメールが届くか楽しみだ(笑)

関連過去ログ【T君の珍(沈)道中記】
 ◎2004年10月20日
 ◎2004年10月23日
 ◎2004年11月17日
 ◎2004年11月20日
 ◎2004年11月24日
 ◎2004年12月8日
 ◎2004年12月29日
 ◎2004年12月29日
 ◎2005年1月18日
 ◎2005年2月5日

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リレーエッセイ#49 こわ~からのバトン。

 そのシャチの映像の噂は、日本のカヤッカーから聞いたこともあるし、ニュージーランドの同僚からも聞いたことがあったんだけど、残念ながら僕自身はまだ見たことがない。
 でも、ごうちゃんがニュージーランド経由でそれを手に入れてるってのがなんとも面白い。時代を感じるねぇ。

これだけ世界が狭くなり、辺境の出来事が即時届くようになると、だんだん「ビックリ中枢」もマヒしてきてい少々のことでは驚かなくなる。
 でも「事実は小説与力なり」「事実は小説より奇なり」とはよくいったもんで、よく見てると「えっ!!??」ってのもときどき混じってる。
 ただ、そういうのは、「よく見ていないと見落とす」ことが多い。このニュースなんか、その典型かもしれない。

 ◇「はり・灸のツボ、日中韓でズレ 92カ所を統一へ 」

 いきなりの展開に驚いていらっしゃるかもしれない。お忘れかもしれないが、本日は月曜日なので「自由テーマ」の日でもあるのである。つまり、本日は「アウトドア縛り」はないのである、ワハハ。

 それはともかく、僕は基本的には東洋医学を非常に信頼している。人間はメカじゃない。切り刻んで局所的に眺めて対処できる疾病もあるだろうが、総合的に見ないと分からないことの方が多いはずで、その点では西洋医学はまだまだ東洋医学に及ばないと思っている。
 いや、「及ばない」と書くと語弊があるかもしれないどころか大ありなんだろうけど、西洋医学に決定的に欠けているものを東洋医学が持っているのは、やっぱり間違いないと思う。そして、今の西洋医学(あるいは西洋科学)のアプローチでは、そのズレはなかなか埋まりそうもない。

 ところが!
 その東洋医学の肝心要であるはずの「ツボ」が、日中韓三国でズレていたと聞いたら、そりゃ驚く。驚かない? 僕はアゴが外れそうになったんだけど。
 だって、中国なんて麻酔薬を使わず、鍼だけで麻酔をかけて患者が目を覚ましたままで脳外科手術をやったりする荒業を使う国だよ。なのに、隣の国にいくとツボがずれてる???
 あぁ、おそろしや。人間の身体は、日本人も中国人も韓国人も基本的には同じなんだぜぇ。我が家にはツボの本がたくさんあってしょっちゅう参照してるし、せんねん灸だって愛用しているのに、あのツボは間違っていた可能性がある??? 道理で最近身体が壊れていってるはずだ(そりゃ年のせい。お灸やマッサージのせいにするな)。

 とはいえ、そのズレを、このようにして統一しようというところには、大きな拍手を送らねば。パチパチパチ、おめでとうございます。違うか。
 昨年12月13日の[ 自由テーマ ] 規格、そろそろ統一しない?で、国によって規格が違う不便さについてぼやいたが、これを見ると最先端だのなんだのとほざいてるおっしゃってるITの世界よりも、東洋医学の方がよっぽど柔軟で進んでるように見えるぞ。がんばれ東洋医学。がんばれオルタナティヴ・セラピー(代替療法)。

オルタナティヴ・セラピーといえば(そら始まった、脱線モード)、最近mixiで卒業大学のコミュニティを見つけて入ってみたのだが、そしたらウチの大学の卒業生の中にも、家人以外に魔女(アロマセラピスト)がいらっしゃるのを発見。うちの大学は小さくて卒業生の数も限られてるので、これもけっこうビックリした。
 まぁ変人だらけの大学だから、今考えるとそういうのが二人以上いてもおかしくはないのだけど。就職偏差値日本一とか、知能指数日本一とか、在学生満足度日本一とかはよくいわれる大学だが、変人率だって間違いなく日本一だろうから。

 でもシーカヤック・ガイドなんていう超変人は、さすがに他にはいないだろうな(笑)>同窓生

 ところで上記の三つの「日本一」、今でもそうなのだろうか? 就職偏差値、知能指数、もし今は日本一じゃなくなってたとしても、絶対僕のせいじゃないからな。苦情は受けつけねぇぞ。シャラップ。

ところでmixiといえば(ほぉ~らいわんこっちゃない、どんどん脱線する)、最近mixi経由でこのブログへのご感想をいただくようにもなった。mixiのメッセージ(要はメール)は無限に保存されるわけじゃないので、いずれ消えてしまう運命のご感想。ちょいとさびしいけれど、そういうのもまたワビサビで良いかもしれない。
 と、よく分からない文脈で「ワビサビ」などと口走るところを見ると、僕もだいぶガイジン化が進んできてるな。

 あと、最近mixi内で「思わぬ再会」が相次いでて、面白い。特に、一度だけお会いした印象深い方たちとの再会は、ホント感動的。あ、そういえばその方たち、すべてカヤック関連でお目にかかったんだった。しかも、カヤッカーじゃない方々ばかり。なるほど、こういうのでmixiにはまる人が多いのね。なんとなく分かってきた。

思わぬ再会といえば、昨日オフラインの世界でも面白い再会があった。
 ネルソン滞在中の日本人女性からフリルネック U.T.E.購入ご希望のご連絡をいただき、待ち合わせしてお買い上げいただいたのだが、一緒に現れたキウィの彼氏が僕を知っていた。僕自身はもう覚えていなかったのだが、6年以上前に一緒にプールでエスキモーロールの練習をし、会話を交わしたこともあったという。
 しかもエイベル・タズマン・カヤックスのオリジナルのオーナーの奥さん(建築家)の部下だったとのことで、ウチの会社のこともよくご存知。一昨年と昨年には、オーシャン・リヴァーと合併して超混乱期の当社をご利用になり、その混乱のアオリでかなりひどい目にもお遭いになっていたとのことで、面白い縁に驚くやら恐縮するやら。
 彼はアドビ・ハウスの建築経験はないものの、ストローベイル・ハウスは一棟手がけたことがあるとのこと。心強い! 設計の相談に乗ってもらわなくては。

さて、これくらい思う存分迷走させていただければ、脱線大魔王も満足満足(^^)

 というわけで、明日はよろしく>編集長
 これだけ色んな話題出てれば後が続けやすいでしょ?

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投稿者 Ryu : 10:39 AM
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Title: ぷれ・ぷろろ〓ぐ
Excerpt: わたたたた。 ・・・ホントにいきなり始まっちゃうの? いいんですか?・・・そんなんで、いいんですかー?Gofield様・・・ わしゃ知らんでー。 とりあえずアウトドアな皆様こんにてぃ...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.02.08
Title: [ リレーエッセイ #51 ] アジト欲しい。
Excerpt: [ リレーエッセイ #50 ] 自由テーマ。からのバトンタッチ。回を重ねて50回なんですね。今日が51回目。さだっちょんさんも加わったことだし、リレーのネタの広がりも拍車かかりそう。 僕...
From: Gofield.com 編集長の弁
Date: 2005.02.08
コメント

噂のシャチ映像、もしかしてもしかするとこちらの映像でしょうか?

http://home.comcast.net/~team.scott/images/regis_fait_du_kayak1.mpeg

(注:クリックするといきなり映像のダウンロードが始まってしまいます。MPEG21秒、2.0MBのファイルです。)

Posted by: MM : February 7, 2005 6:22 PM

ツボの違いの話、自分は実は「今更・・・」と思って受け止めた口です。
周りの「東洋人」、やはり「民族」別に骨格に違った特徴が見られますから、逆に統一された方が気持ち悪いと思ってしまいました。
何せ、母方の伯母が内臓逆位なので(最初に盲腸で発覚したそうです。確か血管も逆だったと記憶していますが)、幼い頃から体についての「絶対」と言う物が信じられなかったりする環境で育ったと言うのがありますが・・・

Posted by: MM : February 7, 2005 6:35 PM

確かに、ツボって個人差があるんですよ。
例えば少林寺拳法習ってたとき、ツボをおさえて相手を固めるわけですが、あるツボが効かない人っているんですよ。
ところがそういう人って、ツボがずれてるんです。
例えば上腕裏側にある「てんびん」っていうツボは、「正調」の場所以外に、確か3箇所のズレの可能性があるって習ったことがあり、実際僕自身がそのズレてる口だったりしました。

ただ、そのズレにしたって、「ここで効かない場合は、ここ。それでも効かない人の場合はここ」っていう風にシステマティックに習っていました。

ただ、確かに骨格は同じ東洋人といえども、かなり違うんですよね。

ま、統一といってもプロのやることだから、上記のような「ズレ」も含めて検討されるんじゃないでしょうかねぇ?(と思いたい、というか、プロのやることだからそういうもんだろう、という希望的観測をしているのですが)

しかし伯母様が血管まで内臓逆位ですか。
確かにそういう方が身近にいると、価値観が変わりそうですね。


Posted by: Ryu : February 7, 2005 10:09 PM

>噂のシャチ映像、もしかしてもしかするとこちらの映像でしょうか?

たぶん、それだと思います。
ファイル名が同じです。


>(注:クリックするといきなり映像のダウンロードが始まってしまいます。MPEG21秒、2.0MBのファイルです。)

さすがの気配り。
いきなり添付で送りつけてくるごうちゃんとは大違い!(笑)
しかも、ごうちゃんに送った本人は、ウチの近所の人間。
彼女から直接CD-Rにでも焼いてもらえば早いのに、なぜ日本経由で届く!?(笑)

いやぁ、インターネット時代って、どうも変だ(^^;


しかし、この映像、シャチの現れ方がなんか不自然っぽいというか、合成っぽい感じっすね。
カヤックが水没してる時間も、不自然に長いし。
逆にシャチの沈み方、カヤックの浮かび上がり方なんかは、割と自然。
周りの声も割りと自然。
本物なんですかねぇ???

ホンモノだとして、襲うんだったらいきなりガブリといくから、あれはきっとふざけてるんでしょうけどねぇ。
あんなのに体当たりされたら、首の骨折って即死じゃないかなぁ???

Posted by: Ryu : February 7, 2005 10:21 PM

January 12, 2005

[ リレーエッセイ #33 ] 「呪縛」からの開放。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
 晴れ。北風、次第に強くなる。最高気温23度、最低気温12度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北では西が15ノットに上がる。その他のエリアでは変風10ノット、午後にシーブリーズ。海況はおだやか。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:51 AM 0.5 m  High 12:02 PM 4.5 m
 Low 06:04 PM 0.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

夏だ、夏。快晴だ。
 今日は久しぶりのNZET。例によって海外からの留学生38人を二チームに分け、カヤックとウォークをアップルトゥリーベイで切り替えるツアー。相棒はスコッティとバンクシーという、爺ぃトリオ(笑)
 なんせ天気が良いから楽勝。帰りは特に気温も上がってたので、ひたすら水の掛けあい。
 ベースに帰ってからも、ダリル直伝のイタズラで数人をビショビショにしてやったけど、やっとこういうことが心置きなくできる気候になってくれて助かった。 gg 19+19

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[ リレーエッセイ #32 ] 今年の計画からバトンが戻ってきた。

 う~ん、今年の目標ねぇ。実はねぇ、僕はそういうのを立てる習慣がなくってね。
 いや、計画はあるんだけどね、でも春先に日本に行ってプロガイド・ワークショップやツアーリーダー・セミナーをやるっていう以外は、特に具体的なものはないなぁ、今のところ。

 あ、そうそう、去年始めるはずだったのに結局延び延びになってしまっている家造り、今年こそちゃんと取り掛かりたいと思ってる。これが最大のイヴェントかもねぇ。
 だから希望としては、ごうちゃんとは逆に、このブログは「アウトドアネタ」の率を少し減らし、その分「家造りの記録」の方にシフトして、もっと広範なナチュラルなライフスタイルを扱えるようになれば良いなと思ってる。

さて、家の話が出たところで、ニュージーランドと日本の「カルチャーギャップ」の話をしてみようか。
 両国の文化には天と地ほどの違いがあるのだが、特に日本人に驚愕モノなのが、不動産に対する思い入れの薄さかもしれない。

不動産の話をする前に、まずキャリアの話をしておかねばならない。
 ご存知かもしれないが、欧米諸国では日本のような「一生一つの会社にご奉公」という考え方はマイナーである。
 「転石苔を生ぜず」という諺がある。ご存知の通り、日本では「腰を落ち着けてジックリと取り組まないと大成しない」という意味ばかりで使われるが、これがもともとは英語の諺だということはご存じない方が多いかもしれない。さらに英語では、この意味よりも、むしろ「いつも動いている人は、いつもフレッシュで時代遅れにならない」という転がる石を肯定的にとらえる意味の方が多く使われると聞くと、驚く方も多いのではないだろうか?

 ニュージーランドも例外ではない。転石は肯定されている。つまり日本と違ってニュージーランドでは、短期間での転職には悪いイメージがない。2、3年でポンポイとジョブホッピングするのは当たり前に属するかもしれない。なんせ、日本と違って年功序列式に年々黙っていても昇給するなんていうシステムはないのだ。給料を上げたければ、能力を上げた上で、もっとペイの良い職場に転職するしかない。つまり、一つの職場にやたら長くいる人は、クビになるほど無能ではない代わりに、転職できるほど有能でもない、「可も不可もない人」である場合がほとんどだ。

 あるいは、その仕事に飽きてしまったら、思い切ってまったく別の仕事に移るというのも一般的だ。四十の手習い、五十の手習いで、畑違いの仕事を新たに始める人は、別にここでは全然珍しくない。

 こういう「職業観」が、今回の話のバックグラウンドである。

話はここからやっと本題なのだが、こうした転職には当然ながら引越しがついて回ることが多い。

 つまり、こっちには数年おきに引っ越ししている人間も少なくないのだ。
 日本でも転勤族にはそういう方が少なからずいらっしゃるが、大きな違いは、キウィ(ニュージーランド人)の場合は、いちいち家を売買するという点だろう。賃貸する人も居ないわけではないのだが、日本と比較するとはるかに割合は低いはずだ。
 僕の元同僚でも、家を買って二年以内に引っ越してしまった人間は決して少なくない。

 これ、何もネクタイを締めるホワイトカラーや、僕らのようなアウトドア・ツーリズム業界の人間(僕はこういう職業をこれから「グリーン・カラー」と呼ぶことにする)だけじゃない。驚くことなかれ、農家だって同じようなノリでポンポンと不動産を売買して気軽に引っ越してしまうのである。

 例えば、我がマラハウの村には、オールド・マクドナルド・ファームという農場がある。ここは観光ファームで、農作物を作るだけではなく、宿も経営しているしリャマを使ったガイドツアーもやっていたり、園内にカフェを設けたりして多角的に経営している。
 エイベルタズマン国立公園の南端にへばりつくような超好立地なので、日本人が見れば、さては最初にここに入植した先祖伝来の土地だろうと思うが、さにあらず。この一家は、ほんの10年ほど前に他所から移ってきたのである。もちろん、それ以前もどこか別のところで農家をやっていたわけだ。きっとオールド・マクドナルドを売った前オーナーも、どこかで今も農場をやっているのではないだろうか?

 このオールド・マクドナルド・ファーム、実は先日売れてしまった。つまりこの一家、またどこかに引っ越すのである。

 ちなみに売価はNZ$7,000,000! さらに驚いたことに、買ったのは21歳の若者。IT会社の社長だというが、二十歳そこそこの若さでまったくの異業種に7ミリオンをポンと出せるってのは、とんでもない。きっと、一度会ったら二度とお目にかかりたくないようなタイプの人間だろう(笑)
 しかし買う方もすごいが、ほんの10年ほどでとんでもない巨額の資産を作り出した前オーナー一家もすごい。きっと買ったときは、その10分の1くらいの価格だったろうに。ま、こっちは今バブルだからね。

 まぁ金額はともかく、こういうお国柄なのである。何十年も同じところに住み続ける人もいないわけではないし、同じ職場に何十年も勤める人もいることはいる。しかし少数派だ。

だから家造りのプランを立てていると、助言をくれる人も多いのだが、「どうすれば使いやすい家になるか?」という話と並んで、「どうやったら高く売れる家を、安上がりに作れるか?」という話題も多い。「自分で住んでる間はこうやっておいて、売る段になったらこういうに改装できるように最初から設計しておくといいよ」なんてね。家は近い将来売るものという固定観念があるのである。
 日本人からすれば「セルフビルドで一から自分で手作りする家を、売るわけないじゃないか!」となってしまうところだが、やっぱりキウィは売っちゃうんだな、これが。で、また新たに一から建てるわけだ、こういう人の場合。

 で、我々夫婦が今どう思っているかというと、さすがに移民後7年目ともなると日本の常識感覚が相当に薄れてくるわけで、今設計している家、やっぱりそのうち売ることになるだろうなと思ってる。実際このブログにも、昨年10月15日同12月26日のエントリーに、まだまだ理想の土地を探し続ける決意のようなものを書き綴っていたりする。
 だから、彼らの助言はありがたく拝聴し、我々にとって使いやすい家にすると同時に、売るときにはちゃんと高く売れるような工夫も盛り込もうと思っている(とえらそうに書いているが、基本的にハウスプランニングは家人の仕事なんだけどね)。

ニュージーランドに移民したおかげで、このように不動産に縛られない感覚が身についたわけだが、これはホントにラッキーなことだったと思う。
 同時に、モノに縛られたり、金に縛られたりする感覚も、こちらでの生活で相当に薄くなった。あるいは、日本人特有の「普通の生活」とか「真っ当な暮らし」などというヌエのような正体不明の強迫観念からも開放された。
 こうした「呪縛」から開放されればされるほど、自由になっていくような気がする。これだから、ニュージーランドの暮らしはやめられない。

と、相当無理やりに話題を変えたぞ。次、編集長お願いね、と普通にバトンを回すと見せかけて、フェイントでごうちゃんにピッチャー返しだ!

  -------------------------------

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投稿者 Ryu : 5:28 PM
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Title: [ リレーエッセイ #34 ] 続いて呪縛
Excerpt: [ リレーエッセイ #33 ] 「呪縛」からの開放、からバトンタッチ...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2005.01.14
コメント

ああああ!
その東北人と対極の価値観がうらやましいです。

私もよい意味の転がる石でありつづけたいもんです。苔なんかついてたまるかってんだ!
あら?違うかしら・・・

家造りブログも楽しみですねっっ!

2005プロガイドワークショップに来日されるんですか?
来日予定などわかったらおせーてくださいね

Posted by: さだっちょん : January 17, 2005 6:43 PM

確かに、東北は「土地命」かもねぇ。
でもさだっちょんは、コケがつかないフレッシュタイプだよね。
がんばって、一生現役ローリング・ストーンしてください。


PGWやります。
えっと、まだハッキリした予定は立ってないのですけど、おそらく9月に若狭・常神でツアーリーダー・セミナー(TLS)、10月後半または11月頭に香川でプロガイド・ワークショップ(PGW)、そして同じく10月後半または11月頭に三浦でPGWとTLSの二本立て、となると思います。

後一箇所打診をいただいている場所もあるのですが、これは未定。

詳しいことは、またここでも発表しますね。

Posted by: Ryu : January 17, 2005 9:04 PM

December 26, 2004

[ リレーエッセイ #27 ] 原点。

■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  晴れ。シーブリーズ。最高気温19度、最低気温12度。

[海洋気象] (エイベル)
  北西15ノット、夜に南西15ノットに変わる。海況はおだやか。夕方のにわか雨の中、視界は良好。

[潮汐表] (ネルソン)
  Low 04:23 AM 1.1 m  High 10:43 AM 3.9 m
  Low 04:34 PM 1.0 m  High 10:40 PM 3.7 m


天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 晴れぇ? なんか曇りがちなんだけど。シーブリーズも、これじゃ吹かないぞ。
  一昨日一瞬真夏の日差しになって、「あぁやっと!」と思ったんだけど、ヤッパリだめか。
  今年は春が涼しすぎて、夏の訪れが遅いせいで、国立公園内の花の時期が2週間から3週間遅れている。
  ティートゥリー(マヌーカとカヌーカ)の真っ白な花はまだ終わってないし、ラタやポフトゥカワの真っ赤な花は、クリスマスになってようやく咲き始めたばかり。
  まぁ、クリスマスの時期のこれらの紅白の花が咲き乱れてるのは、めでたいといえばめでたいのだけど。

  そういえば昨日のエントリー、やたら長くなりすぎたせいで、昨日の天候を記録しておくのをすっかり忘れてた。
  昨日は午前中は時折大雨が降り、午後は曇り。天気予報はおおむね当たっていた。

■ うっがぁ、また明日からスリーデイ・ツアー(エンチャンテッド・コースト)だよぉ。疲れがまったく抜けてないんだけど。しかも、今回は予報が最悪だぞ……。

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■ 本日はボクシングデイという休日。由来はこちらをどうぞ。この中には「カナダ・オーストラリア」としか書かれていないが、ニュージーランドの属国である西島(豪州)で採用されているということは、当然本国ニュージーランドでも同じということである。

  ちなみに今年は、クリスマスデイが土曜、ボクシングデイが日曜なので、月曜がクリスマスデイ振り替え休日、火曜がボクシングデイ振り替え休日となり、カレンダーでは土曜から火曜まで真っ赤っ赤。この四日間連続で働いている人間は、休日手当て四連発でウハウハだろう。

  -------------------------------

■ [ リレーエッセイ #25 ] きっかけの続き。

  #25がダブっている

  こういう場合は解決策が4.27個くらい考えられるのだが、小数点以下を四捨五入すると、だいたい以下の四通りになる。
  

  1. そ知らぬ顔で「#26」と続け、ダブリなどなかったことにする
  2. 全体で何本のエッセーが書かれたか分からなくなるのはもったいないので、あくまでも総数にこだわって「#27」と書く
  3. そ知らぬ顔で自分も「#25」と書き、次の編集長がどういう反応をするか楽しみに待つ
  4. そ知らぬ顔で「#24」とカウントダウンを始め、次の編集長がどういう反応をするか楽しみに待つ

  しばしの熟考の末、結局2番を採用してしまうところが、僕の弱点だ。ここはやっぱり3番か4番だよなぁ。まだ修行が足りん。

■ ところで「きっかけ」って、良いエッセイのお題だなぁ。いくつもネタを思いつく。ざっと考えただけでも、「ニュージーランド移住の岐路」、「なぜシーカヤックガイドになったか」なんぞが思い浮かんだんだけど、この辺のことは以前にもどこかに何度か書いたような覚えがあるので、今回はもうちょっとさかのぼって、「そもそも僕がアウトドア志向になった原点」を書いてみることにしよう。

■ 実をいえば、僕は物心ついたころから「キャンプ」だの「冒険」だの「無人島生活」だのの本を愛読していたガキだった。昔から、そもそものきっかけがなんだったのかよく考えていたのだが、どうも思い出せなかった。

  が、数年前にようやく思い当たったのだ。きっかけは愛娘が生まれて絵本が家に並ぶようになったことだった。

  僕は小さな頃から、「佐藤 さとる&村上 勉」コンビの絵本が大好きで、大人になってからもこの

だれも知らない小さな国
  
『だれも知らない小さな国』などは、キャンプに持っていってウィスキーをなめつつ焚き火のそばやテントの中で読んでいた。今でも「人生最良の本100冊」を選べといわれたら絶対にこの本もランクインさせる。だから間違いなく僕の生き方に多大な影響を残しているはず(ただ、続編はどれをとっても今ひとつワクワク感が足りなくて、あまり好きではない)。

  ではこの本が原点かというと、そんなことはない。この本に出会ったのは小学校の低学年の頃、ご多分に漏れず学校の図書室でのことだったのだが、そもそもその頃にはすでにアウトドアに憧れる紅顔の美少年だったのだ。

■ でもこの作品がまったく無関係というわけではなかった。ようやく思い出した「原点」は、やはりこのコンビによる作品だったのだ。つまり『だれも知らない小さな国』は、その延長線上で出会うべくして出会った本だったというわけだ。

  さて、例によって例のごとく前置きが長くなったが、これが僕の「原点」だ。

おおきなきがほしい
  『おおきなきがほしい』 佐藤 さとる (著), 村上 勉 (イラスト)

  僕が一番大好きだった絵本。そして、愛娘がもう少し大きくなったら、是非とも読ませたいと思っている絵本。もちろん「人生最良の本100冊」にはイの一番にランクインさせる本。

  主人公の少年が、巨大な木の上のトゥリーハウス(なんていう言葉は当時の日本にはなかったが)で、四季の移ろいを楽しむ様を夢想しているという内容。物語は、少年が親にその夢を語り聞かせ、大きく育つ「まてばしい」という木を買ってもらって苗を植えるところで終わっている。

  もちろん僕も親にまてばしいをせがんだ。ところがこれは東日本の木で、僕の生まれ育った岡山では、園芸店がその名さえ知らないというありさまで、幼かった僕の夢はかなえられることがなかった。

  その代わり、僕の巨木への憧れは心の中で肥大し続け、例えばWeb上でもこんな形で現れているし、トゥリーハウス、キャンプなどへの憧れも同時に膨らんでいった。

  ニュージーランドに来てからも、僕が終の住処を探す際にこだわっていたのは、「巨木のある土地」だった。家人は「小川のある土地」に憧れ、僕自身もそれにはまったく賛成だったのだが、小川と巨木のどちらをとるかと言われれば、僕は巨木をとる。

  これまた残念なことに、実際に手に入れたのはまっ平らな何もない土地なので、巨木と小川のある夢の土地を求めての彷徨は、これからもしばらく続くのだろうと思う。
  そして、その夢がかなって我が家の隣に小さなトゥリーハウスを抱く巨木が聳え立つようになったとき、きっと僕は一切のアウトドア活動から足を洗って、その小宇宙に閉じこもってしまうような気もしている。

  だから、その夢はかなわぬままの方が良いのかもしれない。

■ しばらく一人で周回してくれた編集長、どうもご苦労様。また明日よろしくね。

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■ 「コロボックルシリーズ」のファンの方は人気ランキングを、「『おおきなきがほしい』好きだったぁ!」という方はranking.gifを、佐藤さとる&村上 勉コンビはよく読んだなぁという方は、両方をクリックしておいて下さい。


投稿者 Ryu : 11:07 AM
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Title: [ リレーエッセイ #28 ] 今年最後!
Excerpt: [ リレーエッセイ #27 ] 原点。からのリレーバトンタッチ。 原点かぁ。原点・・・。 僕の家には、小学館の「学習カラー子供百科」(タイトル怪しい・・・。検索しても出てこん。おそら...
From: Gofield.com 編集長の弁
Date: 2004.12.28
Title: [ リレーエッセイ #79 ] スポーツと体育。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)24度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル)  変風10ノット。海況おだやか。  その後12時間:変風10ノット [潮汐表] (ネ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.05
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From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.05
コメント

僕のアウトドア原点の本は、幼稚園の頃に買ってもらった昆虫図鑑だな。

で、その図鑑に乗ってる「ミヤマクワガタ」を買ってもらったのも幼稚園。

その図鑑に載ってた写真と同じ光景、クヌギの木の樹液にカブト虫とノコギリクワガタが群れている様を初めて見た数年後は興奮してその場を何時間も動けずに蚊に100箇所ぐらい刺されたのを思い出しますー。

Posted by: ごう : December 26, 2004 8:30 PM

そういえば、昆虫図鑑や動物図鑑は物心ついたころにはすでに家にあって、愛読していたような覚えがあるなぁ。

う~ん、ひょっとするとそっちが原点か???

ちなみにド田舎の生まれだから、虫だのカエルだのに触れていたのは、きっと物心つく前の話で、カブトムシやクワガタムシを初めて見たのがいつだったからは、もうまったく記憶にない。

そういう環境で育つやつってのは、往々にしてアンチアウトドアになるもんなんだけどねぇ。

Posted by: Ryu : December 26, 2004 9:32 PM

いつも思うんですが、かなり読む本かぶってます。
佐藤さとるまで出てきたのにはびっくり。
あかんぼ大将シリーズとかも良く読んでました。
うーん本棚較べてみたいなぁ・・・

Posted by: you : December 27, 2004 12:42 AM

はじめまして。
『おおきなきがほしい』…なつかしいですっ!!
子どものころ本当にこの世界にあこがれてました。
そしてコロボックルにも見覚えがあるので両方クリックさせていただきます(笑

Posted by: 花鳥風月@goo : December 27, 2004 1:42 AM

佐藤さとるさんのコロボックルシリーズ、講談社文庫でまだ全部持っています。 Ryuさんからこの本までが出てくるとは、、、、私は「泉(池?)のある土地」にずっと憧れております。

Posted by: TOMBOY7 : December 27, 2004 3:09 AM

ありゃま、大反響。

> youさん
うん、お邪魔したときに面出しになってる本だけ見ても、「あ、同じの!」ってのが何冊もあったから、お互いに全蔵書をつき合わせたら相当かぶってると思う。


> 花鳥風月@gooさん
初めまして、ようこそです。
同志ですね!
あの世界、僕もどれだけ憧れたことやら。
いや、今でも憧れてます、原点です。
だから、映画『スパイキッズ』観てても、主人公の姉弟の基地を見てうらやましいのが半分、「そんなハイテクのツリーハウスはイカン!」という気持ちが半分(笑)


> TOMBOY7さん
お、ここにも同志!(笑)
僕もね、実家には文庫で全部持ってるはずです。
そうそう、「だれも知らない小さな国」は泉のある土地なんですよね。
大きな木、泉、おいしいところおさえてますねぇ>佐藤さとる

そういえば「ぼくのつくえはぼくの国」(うろ覚え)っていうのもあって、これも好きでした。

Posted by: Ryu : December 29, 2004 5:45 PM

July 26, 2004

僕のデジタルデヴァイド。

■ 予報
地上気象 - 曇りのち雨。北風。最高気温12度、最低気温8度。
海洋気象 - 北東15ノット、午後に25ノットにあがる。海況は次第に荒くなる。北の波1m、次第に大きくなる。夕方からの雨中、視界は悪い。

■ ほぼ予報どおり。ただ、最低気温8度ってのはホントかなぁ? 昨日より9度も高いんだけど、むしろ寒かったような気もする。ま、ニュージーランドの場合は晴れてるか曇ってるかでまったく体感温度が違うので(だから、真夏でも日陰は涼しい)、実際の気温はそんなものかもしれないけど。

■ 昨日、一昨日投稿できなかった理由をちゃんと書かなかったら、忙しいと勘違いされてしまった(^^;
  いやいや、ヒマを満喫しておりまするぅ、おかげさまで(^^;;;
  
  えっと、前に説明しなかったっけか? してないみたいだな。じゃ、書いておこう。

  僕たちの借りている家は、以前『世界バリバリ☆バリュー』で紹介されたとおり、ホントに文句なしの恵まれた物件なのだが、一つだけややこしい点がある。

  物件は大家宅と同じ敷地内に建っている離れなのだが、電話回線は本宅と共有。つまり彼らが電話を使っている間は僕らは電話もネットもできない。
  さらにネットは「長電話」になるので、彼らの留守中か夜10時以降と決まっている。
  つまり、僕が「スーパーナローバンド」といつもいっているのは、回線スピードの遅さだけではなく、このように時間的にも大きな制約があるため。

  いや、回線スピード自体もべらぼうに遅いのよ、ホント。すごく調子のいいときでも、東京のアナログダイヤルアップ回線の半分以下のスピードしか出ない。
  例えば『龍の巣』のトップページだって、いくら速くても5秒はかかる。普通は10秒くらいかな。20秒以上かかるときだって珍しくない。それくらいのスピード。
  だから動画なんて最初っから完全にあきらめてるんでまずクリックしない。(笑)

  アプリのダウンロードとかウィンドウズアップデートなんかも大変。こういうのは、まず翌日仕事がなくて夜更かしが可能な日を選ばなくてはならない。
  なおかつ天候が良くて回線の調子が良くないと無理。だから、始めてみても回線が遅かった場合にはあきらめて別の日に仕切りなおしとなる。
  だからダウンロードやアップデートを思いたってから、実際に成功するまで1ヶ月くらいかかることだって普通。

  それくらい劣悪な環境で、サイトを5つも6つも管理しておりまする、ワタクシめ。アホと笑ってやってくださいな。常時接続のブロードバンドになったら、きっと僕は軽く100個くらいサイトを管理できるぞ<できるか!!

  だから、たとえばこうしてブログを書いていて、「あれ?」と思うことがあっても、大家一家が在宅中は、すぐに検索して調べるという事ができない。
  夜10時以降まで待てば調べられるけど、そうすると逆にその日のうちに投稿することができなくなるし、翌日仕事が入ってる場合はそこまで夜更かしもできないし、あるいはその日の仕事で疲れきってるときもムリ。

  そういうわけで、書きかけたままお蔵入りしたネタもたくさんあるし(旬の季節ネタの場合は、時期を逃すともうアウト!)、本当はもっと調べてから本文内にリンクばりばり張りまくって投稿したいようなネタも、それをしないままにアップしていることが多い。正直いって、ブログを書いてて一番ストレスがたまるのが、こういう点。
  私設秘書MMさんを始め、読者の方が後からバリバリ調べてコメント欄で教えてくださるので、その点本当に助かっております。ありがとうございますm(..)m 最近、ちょっと甘え気味という自覚もあります、ハイ……(^^;

  ともかく、僕のブログの「詰めが甘い」のは、そういうネット環境のせい。これも一種のデジタルデヴァイドだよなぁ……。

■ というように今住んでる物件は、ネットヘヴィーユーザにはまったく向かないシロモノなのだが、その代わりそれ以外の点で極楽のような物件なので、とても引っ越す気にはなれず、もうかれこれ5年近く住み続けている。

  で、話がこれで終わらないのが、やたら話を引っ張る僕の悪い癖(笑) 実は時間制限と回線の遅さ以外にも、ネットに関してはもう一つ足かせがあるのだ。そう、ここからが一昨日投稿できなかった言い訳。

  大家は医者だ。そしてこの町は救急病院など一つもない。
  そこで、医者が持ち回りで夜中に救急電話当番を担当するシステムになっていて、もちろんうちの大家にもときどき順番が回ってくる。そういうときは緊急電話がなりまくるので、僕らはネットはおろか、よほど緊急の用事じゃない限り電話もかけてはならないことになっている。もちろん夜10時以降も。夏なんかは、夜通し我が家の電話もなりまくったりする(涙)

  だから当番の日は、なるべく大家が家に帰ってくる前に投稿をすませてしまうようにしているのだけど、時々いきなり「今日は当番だから今から明日の朝まで電話使用禁止」と言われることもあるし、事前に分かっていても僕自身も仕事で昼間に家をあけていて投稿できないこともある。だから、僕自身が忙しい夏は、冬に比べて投稿できない日がどうしても多くなる。

  一昨日もまさにこのケースだったというわけ。

  というわけで僕が投稿をサボってても、別に体調が悪いとか忙しいとか、そういうのではないのでご心配なく。デジタルデヴァイドのせいでごじゃりまする。

■ 閑話休題。
  僕が唯一欠かさず買っている雑誌、『The Family Handyman』の最新号に、面白いストーヴが紹介されていた。

  EcoSmart Fire

  こっちではよく見かける暖炉型ストーヴなんだけど、ユニークなのが燃料。薪でもガスでも灯油でもガソリンでもない。僕が最近、エコフレンドリーな燃料として一番注目しているアルコールだ(アルコールといえば6月26日にご紹介したJSBさん、またまたすんごい新作を発表してらっしゃるので、要チェック!)。
  ギャラリーのページをご覧になればお分かりの通り、大変にスタイリッシュだし、設置も簡単そう。
  そりゃそうだよな。アルコールなら、煙突もいらん理屈だわ。

  いいなぁ、これ! 今、我が家の設計をしていて、薪ストーヴも導入するつもりなんだけど、薪じゃなくてこのエコスマートってのも良いかもしれない。
  ちなみに妻は暖炉を欲しがっているのだが、燃焼効率も悪いしダイオキシンも出まくりで、ちょっと今の時代に合わないような気がしてやめた。ホントは僕も暖炉好きだし、アドビといえば暖炉というほど、相性がいいのだけど……。

  僕が『龍の巣』で扱っているフリルネック U.T.E.も西島(豪州)の製品だが、かの国は本当に面白いものを開発してくれて、まことに楽しい。
  ニュージーランドびいきの僕としては、あんまり西島をほめたくなかったりもするのだけど、でもやっぱり目が離せないのだ。今も一つ、面白い発明品を発見して、『龍の巣』で取り扱えないかどうか、メーカーに打診していたりする。
  うぅぅ、もうちょっとがんばれぇ!>ニュージーランド

  ちなみに、上記の雑誌も、これまた西島の出版物。
  ダウンアンダー(ニュージーランド&西島)のDIYのレヴェルの高さは、この雑誌を見ると良く分かる。日本の感覚で言えば、工務店が読む専門誌か?と思うような本格的な改装工事の手順を、素人にできるように詳しく解説してある。例えば、庭にプールを作る、広いウッドデッキを作る、土の中庭を前面レンガ敷きに改装する、屋根をぶち抜いて天窓をつける、壁をぶち抜いて部屋を広くする、などなど。
  さらに工務店に頼んだときと、自分でやったときの、日数と費用の比較まできちんと書いてあって、親切なことこの上ない。
  読者投稿の、「困ったときは、こんなアイディア」みたいなコーナーも、メッチャクチャためになって面白いのだ。
  この雑誌こそ、入荷して『龍の巣』で販売したいくらいなんだけど、書籍はやっぱりなかなか難しいなぁ(笑)


投稿者 Ryu : 2:27 PM
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コメント

ワタシは、アメリカに来て一番最初にお世話になったお宅で、リビングの壁紙ならぬ化粧板のベニヤ及びカーペット剥がしを手伝う羽目となりました。大変だった・・・
窓なんかも枠ごとはめ込むだけなので、自分でやっている人はいますよね。
宇宙人の友人宅、お父さんが頑張って一人で改築中。が、ウォーターヒーターの位置も移動して水周り工事もしているらしく、「今ボクのおうち、シャワーがつめたいの・・・」といって我が家に遊びに来て幸せそうに暖かいお風呂に入っていったお友達(笑)。

Posted by: MM : July 27, 2004 7:18 AM

ガハハ、似たようなことしてる(笑)

僕の場合、最初に住んだ物件が大家さんの手作りで、しかももう20年以上経ってたので水周りがボロボロになってて、夜中によく水道管が破裂してました(^^;
大家はもうお年寄りで夜中には絶対に目を覚まさないので、僕が置きだして庭の元栓を閉めて、
「また夜中に破裂したぞ」
ってメモを大家宅のドアの下に差し込んで、ってのを、何回くらいやったかなぁ?

シャワールームのタイルがまとめて十枚くらい落ちたり。

あれがトラウマになってて、水周りを自分でやるのは未だに抵抗を感じております(笑)
なんせアドビで水が漏れると、家がとけて崩れる(笑)

電気も230Vだから、いじるの怖いしなぁ。

ま、やってみなきゃわからんですね。

Posted by: Ryu : July 27, 2004 11:27 AM

サイトを開設した96年頃はRyuさんのような接続回線を対象にストレスを感じさせない設計にしていましたが、ここ数年はこれでも見に来るのかと、せっかくおこし頂く皆様にあえて挑戦するようなサイトに進化(後退)中であります ムハハハ

ブログはお題を提供するくらいで、立ち寄って頂きた皆さんの知識や考えを読ませていただくのが楽しみになってます。

Posted by: にしび〜 : July 31, 2004 11:46 AM

挑戦ときくと、「一二の三四郎」ファンの僕としては「ナンビトの挑戦でも受ける」といいたいところですが、えっと回線の遅さだけはなんともしがたいので、すぐ白旗です(^^;

きっと、未だに数年前の「軽いサイト作り」を一番念頭にサイト管理してるのって、僕みたいな遅い回線使ってる人だけになっちゃってるんでしょうねぇ(^^;

ブログも掲示板も、おっしゃるとおり皆さんのコメントが楽しいですね。
といいつつ、コメントの残しようのないような元ネタが多い僕(^^;
コメント残しやすいネタ考えるの、大変っす。

Posted by: Ryu : July 31, 2004 12:01 PM

ただいま2階を壊して屋根を葺いたところです。
屋根を葺いたのは瓦屋さんでしたが、壊したのは素人である身内。
これで平家になります。
で、70歳になる大工さんに出来ない部分はお任せしてますが、
先日はトイレのタイル、床をハンマーで壊しました。
風呂、玄関の位置を移動するのです。
ぼちぼち外観が出来上がってきました。
しかし庭に山と積もった、瓦礫。
片付けるのはもちろん素人である身内。
燃やせるものは全部畑で燃やします。
暑いです、日本は真夏です。
裸で燃やしても暑いです。
死にます。
ビールが手放せません。
っという我が家のリフォーム。


Posted by: にっしー : July 31, 2004 5:58 PM

おぉぉ、やってますな!
猛暑らしいから、大変でしょう?
身体壊さないようにね。

って、元自衛官なら問題ないね。
壊すのも得意か(笑)

ウチも、壊すときにはにっしーにお願いするからよろしくねぇ。

Posted by: Ryu : July 31, 2004 10:03 PM

壊しに行くとかこつけて、馳せ参じたいですが・・・
アドビっていったい何れだけ耐用年数あるんすかね???
ちなみにビールのむと少々の辛さは我慢できることを発見。
(僕だけか)
これが香しくフルーティーなNZビールだったら、もう死ぬまで
動き続けます。
(あたりまえ)

しかし、つぎは垣根を取り除いて・・・軽トラが裏の畑へ通れるようにして・・・いったい何時まで続くのやら。
そして引っ越し・・・あああああぁぁぁ・・・・

Posted by: にっしー : August 1, 2004 10:39 AM

ビールでいいの?
お安い御用、なんぼでも用意しまっせ。

しかし、家の新築やら増築やら取り壊しやら引越しやらって、ホントに大変だよね。
考えるとどんどん憂鬱になっちゃったり(笑)

僕の同僚に、今一人我が家に先駆けてセルフビルドに取り掛かっているヤツがいるんだけど、やっぱりストレスが相当かかっています。
あぁいう姿を見るとねぇ……(^^;

にっしーもがんばってね。
ほんと、熱中症にはくれぐれも気をつけて。

Posted by: Ryu : August 1, 2004 5:28 PM

July 8, 2004

隣の国立公園まで、ちょっと寄り道。

■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温13度、最低気温2度。
海洋気象 - 変風10ノット。海況はおだやか。

■ 予報どおり、見事な小春日和。今日シーカヤッキングした人は「サニーネルソン」の実力を存分に楽しめただろうな。

■ これだけ暖かいと、久しぶりに川に漕ぎに行こうかなってな気にもなったけど、しばらくまとまった雨が降ってないから近所のホールはただのザラ瀬になってるだろうと思い直し、やっぱりやめた。今持ってるドライスーツは浸水が激しすぎるから、この季節の川でロールの練習するにはチト厳しいし。
  やっぱ、ドライトップ新調しよっと。

■ アウトドア界のハイテクご意見番にしび~さんの『にしび~の日記』の7月8日に、LEDの新製品の話題が! ようやく待望の「暖かい色の光」のLEDが登場か!? うれしいねぇ、思いっきり期待しちゃうじゃないの。
  僕らは家を建てるときは、省エネのためにLEDを多用したいと思っているので、「太陽光色」とか「白熱灯色」とかの充実を切に望む。

■ 昨日の余談でタツノオトシゴのことを書いたけど、愛娘が今ちょうどタツノオトシゴが大好き。まだ舌がよく回らないので「タツ、オシゴト」となって、なんだか「『龍の巣』の仕入れにでも行け!」と言われているような気分になってしまうのだけど(笑)、本を眺めては喜び、トイレの干物を見ては「トッテェ」とせがんでなでまわす。

  そういえば僕もかつて紅顔の美少年だったころ、タツノオトシゴをレジンで固めたお土産を持っていて、よく眺めていたのをふと思い出した。確かあれは5cmに満たないような小さなものだったけど、なんだか大切にしていたっけ。
  あんな形の魚、ホントに不思議だよねぇ。厚顔の微中年になった今でも、確かに見てて飽きない造形だ。飼ってみたくなってきたぞ。

■ 昨夜、家人とハウスプランのことを話していて、二人ともアプローチの部分の幅が、地図よりかなり狭いんじゃないか?と気になっていたことが判明し、今日さっそく行って測りに行った。
  その結果、地図と現地に特に大きな齟齬はなく、気のせいだったと分かって一安心。日本にいたときはこういう仕事していたというのに、今になって確認するんだからウカツやノンキにもほどがあると、自分自身でもあきれたが(笑)

  ともかく結果オーライ。行ったついでに、今のプランに照らし合わせて現地で「このあたりにガレージ、このあたりに母屋」なんてやってみると、やっぱりどうもしっくり来ないことが分かり、ガレージの位置を考え直さなきゃいけなくなった。さて、どうするか。

■ その帰り、もう家に着くというころになって急に愛娘に雪を見せてやりたくなり、思いっきり寄り道をすることにした。2歳になった娘にとって、本来ならこれが3度目の冬のはずなのだけど、昨年と一昨年はこの時期を日本で過ごしたので、彼女にとってはこれが生まれて初めての冬で、氷も霜も雪も見たことがなかったのだ。

  行き先はカフランギ国立公園のマウント・アーサー。昔夏に登ったときの模様は、『Aotearoa Mail』で長いヴァージョンを、『Gofield.com』でダイジェスト版をレポートしているのだが、ここはちょっと寒くなると登山道始点のフローラ駐車場のあたりも一面雪に覆われる。

  家から40分足らずでフローラ駐車場に到着。昔のレポートはネルソンの街に住んでた頃のものなので、今の倍くらい時間がかかっている。今住んでるモトゥエカの町はエイベル・タズマン国立公園にも近いが、その隣のカフランギ国立公園にもすごく近いのだ。

  ところが着いてみると、残念ながらそのあたりにはもう雪が残っていなかった。マウント・アーサーを間近から見あげると、雪はちょうど森林限界線を越えたあたりから上に積もっていた。残念。仕方ないので、娘には白い山頂を見せて「あれが雪だよ」と教え、駐車場に融けずに残ってた霜を見せてガマン。

  快晴だったので山はホントにすんごくきれいだったのに、残念ながら急な思いつきの寄り道だったからカメラを持っていなかった。というわけで、今日の「ご近所アウトドア」は写真なし。次回は雪の直後にちゃんとカメラとスノーシューとベイビーキャリーバックパックを持って出かけるとしよう。なんせ近いんだから。

■ 山からの帰りに友人の牧場によって、コーヒーをご馳走になる。彼はアメリカはテキサスからの移民で、自分でドームハウスを建て、馬や鶏を飼い、菜園を作るなどしながら自給的生活をしている。夏になるとホーストレッキングツアーを催行し、冬になるとギター弾き語りで金を稼ぐ、典型的なヒッピー生活だ。その名も「ハーモニー」。本名は知らない(このエリアには、これ系のニックネームの人間がゴマンといる)。

  彼のところで、映画『ロード・オヴ・ザ・リング』の撮影時に彼がこうむったひどい仕打ちのことや、『ザ・ラスト・サムライ』の撮影で僕がこうむりそうになったひどい扱いの話をして、「ハリウッドはいかん!」という結論で午後のティータイムを締めくくった(笑)

  彼の「ペガサス牧場」も、そのうち写真でご紹介しなくちゃね。

投稿者 Ryu : 10:15 PM
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Title: 愛娘、雪初体験。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。強い南西風。(高)14度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル)  【暴風警報】南西15ノット(ただしセパレーションポイントより西では30ノッ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.03
コメント

雪のみならず四季を文字通り体感するというのは本当に大切です。というか、完全にそれによって人種の違いが出来ますよ(笑)。
我が家の大コブ、もとい、パートナー君は、アメリカに16歳で来るまで南国育ち故、冷房以外の「体の心が冷える」寒さを知らなかったそうです。
しかも、アメリカで一番最初に居ついた先が冬のサンフランシスコ、それも一年中霧でもやもやのゴールデンゲートの足元。
これで、彼は「お日様が出ていても寒い」という彼の五感の許容範囲を超えた感覚を体験したのでした。
(未だにそういう天気の日には頭痛に襲われております、彼。)
で、その半年後から移った先がウィスコンシンとミネソタの州境。
ここはオーロラも見えちゃったりするし、クリスマス前後の体感温度が華氏マイナス60度とかになる冷凍庫より寒いところなのですが、
(ちなみに自分もそんな所に2年も居たりして。物好き。)
そこで17歳にして生まれて始めて雪を体験。
なんか想像とかなりかけ離れ過ぎていたみたいで、全然ピンと来なかったそうです。
でも、思っていたよりは全然冷たかったとは言ってましたねぇ。
雪冷たいのあったりまえジャン・・・と日本人の我々は思うんですけれど、体験したことがない人にはやはりわからない感覚なんですね、これが。
宇宙人も3歳直前にカナダで初めて雪を触った時にメッチャクチャ凄い反応しましたもの、冷たいって。
近くまで行っても触るまではやはりわからないみたいです。

その他には、綺麗なのは新雪だけで、後は大変なのよ、とかも、プチショックだった様です。

ですから、メイちゃんには雪、是非是非今のうちに遊ばせてあげてくださいね。親は大変だけど。

Posted by: MM : July 9, 2004 4:12 AM

「ハーモニー」さん、いいなあ。
自分が住んでるところは大人になったインテリヒッピーが潜んで(?)いる地域を抱えているので、結構それ系の名前は本名でも見かけますよ。
女の子が多いですけれどね、やはり。
地域限定だと、「シエラ」ちゃんなんて言う子も過去二人くらいお会いしたし(ヨセミテ近いですからね)、有名なのはアルペンスキーのPicabo Street(両親がヒッピーで、peek-a-booから付けた名前)とか。

Posted by: MM : July 9, 2004 4:18 AM

映画の裏話は、ぜひお聞きしたいですね~

マイハウスプラン・・・楽しみですね!
あーでもない、こーでもないと考えてるときが、一番楽しかったりして!

完成したら、ぜひ招待してくださいねーーー

Posted by: さだっちょん : July 9, 2004 3:34 PM

雪見たことない人は、けっこういますよね。
日本でも西日本の平野部とかだと、めったに降らないし。
僕も岡山にいた頃は、雪はやっぱ珍しくてね。
東京に住むようになってからは珍しくもなんともなくなっちゃったけど。

ちなみに、人間の汗腺の数って、三歳までに過ごした気候によって大きく左右されると聞いたことがあります。
だから、ゼロ歳と一歳のときに日本の夏を体験できて、娘にとっては良かったと思ってます。
ここの爽やかな夏しかしらないと、日本の夏に対応できなくなっちゃうかも。

しっかし「イナイイナイバァ」って名前も、ヒドイなぁ(笑)
よくぞぐれなかった、えらい!

って、僕の友人にも、親がヒッピーでおそらく世界で唯一なんていう変な名前のヤツいますが(笑)

その点、ウチの娘はラッキーだ。
親がヒッピー見習い中なのに、割と普通の名前でつけてもらえてるんだから(笑)
よぉ~し、次の子はがんばって変なのにするぞぉ(爆)

Posted by: Ryu : July 9, 2004 10:04 PM

>さだっちょん

映画の裏話は、あまり気持ちのいいものじゃないんで、とりあえず今のところは伏せときます。
あえて大声で糾弾するほどのことでもないし。
でも、ハーモニーは経済的にもかなりの損害を受けたようですけどね>『指輪物語』

ハウスプランの段階での変更は、まだ気楽で楽しいっすね。
これが、実際に作り始めてからの変更は、現場でケンカになりそうだけど(笑)

完成する前にご招待しますので、手伝いに着てよ。

Posted by: Ryu : July 9, 2004 10:07 PM

July 5, 2004

ログハウスとアースシップ。

■ 予報
地上気象 - 午後に雨。強い北風。最高気温13度、最低気温-1度。
海洋気象 - 北15ノット、午後に25ノットにあがり、夜にかけて西15ノットに変わる。海況は次第にあらくなる。北からの波1m、次第にあらくなる。午後の雨中視界は悪い。

■ うん、ほぼ予報どおりの天候。ちょうど大工仕事始めた頃から降ってきて、参った。

■ 今朝の会話。

野人「よし、今日は棚をバッと作っちゃおう」
家人「え?七夕を作るの?」
野人「いや、棚をバッと。ん? 七夕?? げげぇ、もうすぐ七夕じゃん、ジャパンはぁ!!!」

  いやはや、驚いちゃった。寒いんですっかり失念してたばかりか、もうすぐクリスマスかと勘違いしてた。そっかぁ、七夕かぁ。
  でも浴衣なんか着たらきっと死ぬな。あと、たぶん今この季節じゃ織姫も彦星もこっちからは見えないよな。
  七夕とか蛍狩りとか花火とか縁日とか、そういう「浴衣」の似合う行事を愛娘に見せてあげられないのは、なんともさびしいものがあるなぁ。

■ 【『龍の巣』情報】
  サーメット、メーカーに発注いたしました。若干多めに注文していますので、数日中に当店にも若干の在庫ができます。お早めにお申し込みいただければ、すぐに発送可能です。
  また、カモフラージュのモデルはメーカーにも在庫が一個しかなく、今後の製造は未定との事ですので、今回当店に入荷するのが、世界で最後のモデルになるかもしれません。お早めにどうぞ。

■ ゴミで作ったエコロジー住宅『アースシップ』が人気(上)
  ゴミで作ったエコロジー住宅『アースシップ』が人気(下)

  アースシップをご存知だろうか? 上記サイトをご覧になると早いのだが、要は廃物を利用したサステイナブルなエコハウスのことである。
 日本では「地球に優しい」というイメージの流行から、木の家が人気のようで、特にログハウスはナチュラリストの羨望を集めているらしい。僕たち夫婦も、メールや掲示板の書き込みなどで
「家を手作りするそうですが、やっぱりログハウスですか?」
と、何度かたずねられた。

  ログハウスって、そんなにエコだろうか? サステイナブルだろうか?
  僕も高校生の頃には、確かにログハウスに憧れ、創刊間もなかった『ウッディライフ』を読んだりもしていた。ところが、大学生になって各地をバイクで旅して本物のログハウスに触れるようになってみると、この中に住んでみたいとは決して思っていない自分を発見した。
  余談だが、香川の野遊び屋のベースはとてつもなく立派なログハウスで、初年度などは全員ベースで寝泊りしていたので僕も2ヶ月ほどそこで生活したのだが、やっぱり「あぁ、ログハウスはいいなぁ」とは思わなかった。

  まぁこれはあくまでも好みの問題だから良いのだけど、「ログハウス=地球に優しいエコハウス」というようなイメージには、ちょっと問題があるような気がする。

■ 昨年日本に滞在しているときに、某大手林業会社のTVCMを目にして驚き、怒りを感じたことがある。細かい内容は覚えていないが、美しい緑の森をバックに
「私たちはニュージーランドに木を植え、森を再生しています」
というようなナレーションが流れる、いかにもエコなイメージだったはずだ。
  ところがだ、彼らが植えているのは外来種の建材用樹木であり、これがニュージーランドの自然保護運動にとってはむしろ邪魔になるということは、そのCMでは一切触れられていなかった。たとえば手前味噌だが、拙サイトのコンテンツにニュージーランド自然保護省のヴォランティア作業の様子をご紹介したものがある。その中で触れたように、保護地区で「ペスト」として目の敵のようにして駆除している木は、まさしく某林業がせっせと植えているものと同じものである。
  かくも大企業のイメージ戦略とは欺瞞に満ちたものなのである。

■ 話をもどす。現在の日本のログハウスは、その大多数が輸入材を使っているが、大径のログは育つのに数十年を要する。しかし、日本の湿潤な風土では、育つのに要した年数と同じだけ建物がもつのかどうかも怪しい。しかも、海外からの移送に莫大な化石燃料を使っている。さらに、ログ自体にも危険な化学薬品で防腐処理を施してあったりする場合もあるようだ。
  これって、本当にエコか?

■ もちろん、一概にログハウスを悪く言うわけじゃない。ただ、企業のCMで「エコ」というイメージを鵜呑みにして踊らされる風潮には感心しない。

■ 逆に、地元の木、特に小径の間伐材などを上手に使って木の家を建てようという試みも、日本中に広がっている。これなんかは拍手を送りたいと思う。

■ 再度脱線するが、昨年の滞日中に、いくつかモデルハウスを見学に行ったのだが、これだけシックハウス症候群とエネルギー問題がとりざたされているというのに、相も変わらず高気密を売りにした家が多いのには、いささかあきれはてた。
  これだって、おそらくメーカー側は高気密で冷暖房使いっぱなしの家が、健康にも環境にも決して良いわけがないことくらいは、百も承知のはずだ。その上であれだけ高気密のエネルギー高消費型の家が「最新型」として売られているのは、あながちメーカーの責任ばかりともいえないだろう。資本主義社会では、売れるものがマーケットに並ぶに決まっているのだから。

■ 話を再度もどして、最後に僕たちのハウスプランについて話そう。
  ご存知の方も多いと思うが、最近ここにいらっしゃった方も少なくないはずなので、念のため簡単に経緯を記すが、僕たち夫婦は「自給的手作り生活」を夢見てニュージーランドに移民した。そして、この「手作り」の中には、家をセルフビルドするということも含まれていた。
  昨年ようやく自分の土地を手にした僕たちは、ハウスプランを立てている最中なのである。

  僕たちは最初、ジオデシックドームハウスを考えていた。ところが調べるにつれ、70年代以降大量に建てられた米国のドームハウスは、そのほとんどが放棄されてしまっているという情報を得て、「これは、根本的に何か欠陥があるに違いない」と感じ、他の建築方法を模索し始めた。
  そんな中で見つけたのが、ストローベイルハウス。例えば、最初にあげたサイトにも、暖房効率のよい「わらの家」プロジェクト、中国で実施中という記事が紹介されている。また、日本にも日本ストローベイルハウス協会なるものがある。
  ところが、地元で開催された「アースビルディング・ワークショップ」(アースビルディング=土の家)を受講してみると、このエリアの気候はストローベイルハウスにはウェットすぎると聞いてあきらめた。つまり上記の記事ではまったく補足されていないが、日本はもっとウェットなので、腐らないようにストローベイルハウスを作るのは非常に難しいということだ。

  そんなわけで、僕たちは今アドビ(日干し煉瓦)で家を建てようと思っている。これもウェットすぎる日本ではおそらくムリな工法だが、ここの雨量ならばぎりぎりOK。もちろん土は地元のものを使う。これならば数十年たって家が寿命を終えるときも、完全に土に返ってくれるし、保温性の良い素材なので、上手くパッシヴソーラー設計をしてやれば、冷暖房などのエネルギーも相当に抑えられるはず。

■ で、アドビの家を作るぞって話をしてたら、実は友人の大工(オランダからの移民)が米国でアースシップ工法で家を建てていたことがあるのが分かって、ものすごく刺激を受けたりしたのだった。そして彼は、今ちょうどうちの会社の近所に新たにアースシップ工法で家を建てている最中。
  Earthship Biotectureというサイトのトップページをごらんあれ。古タイヤ、空き缶などで壁を作っているのがお分かりだろうか? もちろん、高断熱の良い家が出来ること請け合い。
  「家とはかくあるべし」という固定観念を捨ててしまえば、こんなに面白い工法もないかもしれない。しかも、もちろん省エネルギー。必ずしも土に返る素材ばかりではないが、ゴミを再利用して何十年か寿命を延ばしてやるというのは、この使い捨ての世の中でどれほどの意味を持つかは、わざわざ言うまでもない。
  そういう意味で、これはログハウスとは対極に位置するものだと言っていいかもしれない。もちろん、今の僕は断然アースシップの方に肩入れする。

■ と、口だけは達者なのだが、果たしていつになったらハウスプランが出来上がり、果たしていつになったら実際に着工できるのだろう? 

投稿者 Ryu : 3:45 PM
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Title: 富士山頂にドーム無く
Excerpt: Ryuさんのブログ7月5日エントリーログハウスとアースシップのコメント欄を読んでいて知ったのだが、富士山のレーダードームがきれいさっぱり無くなっているらしい。迂闊にもまった...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.16
Title: 富士山頂にドーム無く
Excerpt: Ryuさんのブログ7月5日エントリーログハウスとアースシップのコメント欄を読んでいて知ったのだが、富士山のレーダードームがきれいさっぱり無くなっているらしい。迂闊にもまった...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.24
Title: アドビって?
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 雨、夕方上がる。北東風。(高)12度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル)  北東15ノット、セパレーションポイントより西では25ノット。午後全域...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.18
コメント

建築系はまったく無学の自分は、ジオデシックというのはあくまでも建築のフレームのことのみを指すと思っておりました。
ジオデシックと聞いて真っ先に頭に浮かぶのもフロリダにあるディズニーワールドのあのドーム位で。
・・・とよく考えたら数年前にアリゾナであったバイオスフェアってジオデシックでしたね。
ちょこっと調べてみると今は
http://www.bio2.com/index.html
となってオリジナルから更に手を加えられている様ですが。

Posted by: MM : July 5, 2004 6:53 PM

地元の木といえば、日本で増えすぎて困っているという噂の竹、ここ1-2年でこちらでフローリング材として使われ始めております。
日本でも上手く使えないですかね。

Posted by: MM : July 5, 2004 6:56 PM

日本人にジオデシックドームを説明するのに一番わかりやすい例は、なんといっても富士山測候所ですね。

アウトドアズマンにはTNFのジオデシックドームテントってのもあるけど、あれは実はホントのジオデシックドームじゃない。
微妙にソフトハウス用にアレンジしてあります。

ジオデシックドーム関連のサイトは、昔たくさん「お気に入り」に登録したのですけど、なぜかどんどんつながらなくなっていってるんです。
だから、今回も本文中ではリンクはらなかったんですけどね。
やっぱ、なんか問題あるんでしょうね、ドームハウス。

竹は、本文中でとりあげる余裕なかったのですけど、ホントにいい素材ですよ。
日本では問題になるほど繁殖力が強いのでサステイナブル性には何の問題もないし(というより、おそらくその面では最強の素材)、強度的にも中国が高層建築の足場として利用していることからも実証済み。
紙をすいても良い感じになるというし、ホント床とか天井とかくらいには、もっともっと活用した方がいいとおもいますけどね。

ここでも、多少は手に入るんで、僕らはなんとかしっかり竹を活用したいと思ってますが、さて十分入手できるかどうか?
敷地内に竹林を作る方が先か?

Posted by: Ryu : July 6, 2004 11:10 AM

実は、富士山測候所は今なんと無人化してしまい、富士山レーダーもドームごとなくなってしまったのですよ!

証拠はこちら。
http://www.taisei.co.jp/special/000/

最初に知ったときはもう愕然としました。
だってもう「富士山の初雪」情報もなくなるんですよ。
気象庁も予算他に切り詰めるべきところはあるだろうに・・・

山登りをされる方でこの情報についての詳細をご存知の方いらっしゃいませんか?

Posted by: MM : July 6, 2004 5:41 PM

ありゃま、そのうち富士山測候所っていうたとえも通じなくなってしまうの?
困ったな。

しかし、シンボルだったのにねぇ。
なんかさびしいねぇ。

富士山の初雪情報は、どんなんすか?
僕も興味あります。
ご存知の方、教えてください。

Posted by: Ryu : July 6, 2004 10:35 PM

来年そうそうに引っ越すんですが、今よりさらに田舎です。
竹といえば持ち山に勝手に生えてくるから間引くのに一苦労。
となりの山からサルの集団が畑を荒らしに竹を伝ってくるので厄介なイメージしか無い竹。
んー、そんな竹にも役に立つトコロがあるんですねぇ。
ところで日本建築の土壁にもたしかワラが土に混ぜてあるような気がしましたが、通気性とかの理由からなんですかね。
湿潤な気候とも関係ないんでしょうか。

Posted by: にっしー : July 7, 2004 10:43 PM

あ、引っ越すの!
って、今の家にもお邪魔したことないから知らないんだけど。

竹は、本当にスゴイポテンシャルを持ってますよ。
燃やしたってやったら火力強いし、クラフトの材料にもなるし、なんたって美しいし。
日本人は、竹の魅力を忘れちゃってるなって気がします。
もったいない。

ワラはね、実は日本の土壁だけじゃなく、アドビ(日干し煉瓦)にも混ぜるんです。
たぶんワトル&ドーブとかラムドアースとかの他のアースビルディングの場合も、混ぜるんだったかな?よく覚えてないけど。

理由は通気性じゃなくて(そういう副次的な効果もないわけじゃないでしょうが)、単にドロだけだと崩れやすいから、ドロ同士を繋ぎ止める接着剤の役目です。
だから、気候が乾燥してても湿潤でも、日本の土壁も含めてアースビルディングの場合は、ワラを使うことは多いようですよ。

ま、最近のアースビルディングは、ワラの代わりにセメントを配合しちゃうケースもあるようですが。


Posted by: Ryu : July 7, 2004 11:42 PM

ログハウスはエコか?
使用するログの樹種によると思います。
例えば欧州の殆どの国では、伐採量以上の生育が義務付けられた森林経営により、木材の生育が消費を上回り、約9000平方キロ分の森林が毎年拡大しているそうです。
こういった森林で伐採された木材を使うことは、すなわち森林を増やすことになり、他の動物、水や、土にとっても良いことでしょう。
また鉄やアルミニウムに代わって木材を建物の材料に使うことは、二酸化炭素発散の抑制に大変効果があるはずです。しかも、木材は伐採された後も、二酸化炭素を固定しますし、建物を解体した後、焼却すれば二酸化炭素を発散しますが、他の化石燃料の代替エネルギーとして使用すれば、やはりエコであると言えるのではないですか?木材は再生可能な資源ですから。これには、↑で書かれている
Sustainable な森林経営がぜんていですが。

Posted by: yk : February 26, 2005 2:55 AM

ykさん、コメントありがとうございます。

林業そのものに関してミクロな視点で話をすれば、おっしゃることごもっともだと思いますし、異論も特にないのですが、僕がここで話をしていることとは論点がずれるかと存じます。

このエントリーから半年以上たってから
http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/001492.html
で書きましたが、エコだのサステイナブルだの環境だのを論じる際に、もっとも基本になるべきスタンスは、僕自身は「地産地消」だと思っています。

おっしゃるような形で伐採された「エコな材木」も、強烈な防腐処理を施された上で大量の石油を使って地球の裏側のジャパンまで運ばれ、産地とはまったく高温湿潤気候の中で、産地ならば100年もつはずなのに20年で腐り落ちてしまうということまで考えてみようというのが、このエントリーの第一の主旨です。


Posted by: Ryu : February 28, 2005 8:21 AM

June 20, 2004

旅先からの第四報。

■ 17日(木)
  ケリケリのモーテルで、チェックアウト前に17日分の投稿をアップしてから、しとしとと(ときどきドバーっと)降るあたたかい雨の中を南下。
  隣のパイヒアという町にも立ち寄ったが、こちらはケリケリに比べると商業化(あるいは俗化)が進んでいて、あまり好みではなかった。
  ただ、パイヒアのあたりも、シーカヤックには抜群の海域なのは、雨天でも明らか。どうやら一つか二つくらいしかアウトフィッターがないようなのだが、むしろ海域のキャパシティとしてはエイベル・タズマンよりもここの方が上のような気がする。エイベル・タズマンが完全に飽和状態となった今、今後ニュージーランドの商業シーカヤックがのびるのは、やはりこのベイ・オヴ・アイランズ地方と見た。場合によったら、そのうち僕がここで一発やってやろうか、などと夢想したりして。

■ 雨のトレッキングやカヤッキングも大好きだが、雨のドライヴも良いもの。というか、普段雨天カヤッキングばかりやってると、雨天ドライヴの快適さは感動モノだ。それでついつい停まりそびれて、オレワのすぐ近くまで二時間半ぶっ続けで走ってしまった。
  あと三十分でオレワだったのだけど、とにもかくにも腹が減ったので、北上するときに見かけて気になっていた「シープ・ワールド」というところに立ち寄って遅い昼飯にした。
  あまり期待していなかったのだが、これが大成功。まず、飯が美味い。家人はハンバーガーを注文したのだが、これが超大盛りのキウィサイズのパニーニサンドで、ハンバーガーも大人の手のひらサイズ。フレンチフライもマクドナルドのLサイズくらいついている。これで不味かったら拷問だが、美味いのだから恐れ入る。
  さらに驚いたのが、僕の注文したボロネーゼソースのペンネ。キウィはよくゆだったパスタが好みなので、いまだかつてアルデンテのパスタなんぞ食ったことなかったのだが、ここのペンネは見事なアルデンテ。しかもソースもイタリア人シェフかと思うような出来映え。いやはや、パスタは自分で料理するのが一番美味いと思っている僕としては、目からうろこが落ちた。ニュージーランド、まだまだ捨てたもんじゃないなぁ。このパスタもラーメン丼級のでかいボウルになみなみ盛ってあったので、絶対食いきれないと思ったけど、美味いものってどういう具合か腹におさまってしまうんだよなぁ。どこに入るんだ?不思議。

■ で、食後は付属のふれあい動物園へ。いや、むしろカフェの方が付属なんだけどね。ともかく、カフェの裏手でよく慣れた牛、羊、ヤギ、アルパカ、ポニー、ロバ、ニワトリ、モルモット、ブタ、ウサギ、カモ、ガチョウ、アヒルが出迎えてくれる。えさもこちらの手から直接食べてくれるので、動物に夢中の娘は大喜び。
goat.jpg

  さらに、400mほどの可愛らしいネイチャーウォークコースも設けてあるのだけど、これが解説看板が豊富で、ハイウェイ沿いのたった400mのトラックとは思えないほど楽しめる。
  小雨の降る中、動物と遊び、林の中を散策し、たっぷりと堪能できてしまった。子連れ旅行には、ホントにお薦め。なんせ、ホリデーキャンプ場も付属しているので、泊まることも出来るのだ。今日は見なかったけど、一日に数度ショーもやっていて、牧羊犬の羊追いショーとかを見ることも出来るし、お土産物屋さんも大充実。次回はここに泊まるのもいいなぁ。

■ シープ・ワールドから30分ほど南下すれば、なつかしのプリリ・パーク。残念ながら前回泊まった136号ユニットはふさがっていたので、隣の137号をあてがわれた。
  ところがパッと見は同じなのに、細かいところを見ると136号とはかなり違う。電源の数が全然少なくて暖房器具を移動させられない、ベッドランプがない、ガスコンロじゃなく電熱コンロだ、さらにはアンテナの向きが悪くてTVがうつらない、などなど。
  これじゃあんまりだってんで、部屋をかえてもらって138号へ引越し。ここはほぼ136号と同じ儀装、じゃなかった内装だった。だけど、タオルハンガーが136号室がダブルだったのにここはシングルだったり、コンロがやっぱり電熱だったりと、細かいところをよぉ~く比べると、やっぱりちょっとだけ136号の勝ち。ま、137号と違って138号でも全然ガマンできる範囲だったのでOKなんだけど。
  しかし同じキャンプ場に同じときに作った同じユニットなのに、三つとも全部内装が少しずつ違うってのは面白い。定住している人のユニットは、きっと定住者が手を加えてもっと違ってしまっているんだろうなぁ。定住者ユニットの中、のぞかせてもらいたいなぁ。

■ 夕食は家人の天才が炸裂。
  138号に落ち着いてから夕方スーパーマーケットに買い物に出かけたのだが、家人が豚挽を手に「そろそろこういうの食べたいでしょ?」と僕に向かって一言。
  ん?「こういうの」って?家にいるときなら、豚挽片手に「こういうの」って言えば、ギョーザ、ローピン、ターリャンフォシャオなどの北京小麦粉料理なんだけど、今回の旅にはこういう料理に必要な調味料や麺棒は、何にも持ってきていないはず。じゃぁ「こういうの」って、何のことだろう?
  と考え込んでいるうちに、家人はその豚挽をカゴに入れてさっさと先に行ってしまった。
  宿に帰ってから判明したのだが、旅で脳ミソがとろけているのは僕だけじゃなかったらしい。家人は上記のような必須アイテムがないことをすっかり失念して、ローピンを作るつもりだったのだ。アリャリャ。
  でも、ここであきらめないのが彼女のすごいところ。荷物のすみに転がっていた機内食用の少量のショウユ、ビール、先日サンドイッチ用に買ったガーリックソルトと、必殺技のヴェジマイト(ニュージーランド名物のイーストのペースト。パンに塗るのだが、日本人の舌にはあわないことで有名。)を駆使して、ちゃんと中華を作ってしまった。フライパンの蓋もなかったらしいのだが、これは大皿で代用。
  食べてみて仰天。麺棒がないので皮がいつもよりも厚ぼったいのは仕方ないとして、味の方はちゃんと美味しいではないの!もちろん、いつもの味とは違うんだけど、これはこれでちゃんとした一品。いやはや、おそれいった。

  考えてみれば、僕も今期のキャンプツアーで何度かこういうピンチがあった。カレーなのにカレーペーストが圧倒的に足りないとか、パスタソースが圧倒的に足りないとか。うちの会社は組織がでかいので、食材を用意するのは我々ガイドじゃなくて、専門のキッチンクルーの仕事なのだが、やっぱり人間のやることなのでときどきこうしたミスが出てしまう。そういうときも、ありあわせの他の食材を使ってソースを増量してその場を冷や汗モノでしのいできたのだけど、今回の家人の大技には、素直に兜を脱いだ。

■ って、なんか今日は飯に感動しっぱなしで終わった一日ではないか(笑)
  しかし、ベイ・オヴ・アイランズって、飯のレヴェルの高いところだったな。ダーガヴィルの中華も美味かったし、ケリケリのカフェのサンドウィッチもよかったし、今日のシープ・ワールドは仰天モノだったし。いいなぁ、やっぱ、引っ越してこようかなぁ。

■ 18日(金)
  夜半から横殴りの激しい雨が降り始めた。そんな嵐の中、しかも休暇中だというのに、しっかりと仕事。『龍の巣』の仕入れのために、大雨の中、オークランド2ヵ所ほど訪ねた。なんてエライんだろう、僕って。成果はマズマズ。
  大雨が降っているとはいえ、やっぱり暖かい一日だった。ただ商談にいくのに雪駄履きってのもマズイだろうと、この旅で初めてソックスとスニーカーを履いた。いや、考えてみるとソックスを履いたのはきっと3ヶ月ぶりくらい、靴を履いたのはたぶん9ヶ月ぶりくらいだ。靴を履いて車を運転したのは、ひょっとすると数年ぶりかもしれない。ソックスと靴を履くだけで、なんだか世界が違ってみえてしまった、ハハハ。

■ 19日(土)
  夜のうちに嵐が収まり、久々に晴れ間がのぞいた。何をするか決めないままに宿をチェックアウトして、車の中で行き先決定。オークランドのケリー・タールトンズ・アンタークティック・エンカウンター&アンダーウォーター・ワールドという、南極博物館と水族館が合体した施設へ。動物園にもう一度行くという手もあったのだけど、ここのところ愛娘は魚が大のお気に入りなので、水族館にした。
  ところが、入場料が大人一人$26と高い割りに(ちなみにオークランド動物園は半額の$13)、今ひとつ物足りなかった。でっかいペンギンやサメやエイがうじゃうじゃいて、娘が喜んだからいいんだけど、でもコストパフォーマンスは動物園の勝ちだったなぁ。南島クライストチャーチの南極博物館では、南極の気候を体験できる超低温室なんかもあるらしいんだけど、ここにはなかったし。
  内部は暗くてうまく写真が撮れなかった。これが唯一まともに撮れた写真、ニュージーランドの巨大ウナギ。長さは1m超、太さは僕の二の腕くらい。大きくなると2mをこえたりするので、うかつにそこら辺の川で泳いでいるとキモを冷やすことになるかもしれない。ご用心を。
eel.jpg
  ちなみに、過去何人か「つかまえて食ってみた」という日本人の話を聞いたことがあるが、脂っこすぎて臭い上に、旨味は少なく、けっして美味しいものではないとのこと。5月17日の投稿の写真の中にちらりと木が写っているけど、実はあの木の根元の小川にもこのウナギはいるんだよなぁ。やっぱり話のネタに、一回は食ってみなきゃダメかな。

■ 水族館の後、パンを買って近くのビーチに行って昼飯。滑り台やブランコなどの遊具で娘をひとしきり遊ばせた後、往路に通過したハミルトンまで走って宿をとった。今までさんざん良い宿に泊まってきたので、だんだん感覚が麻痺して贅沢になってきているので特に感動はないのだけど、ここも非常に快適なモーテル。なんせクォルマークの四つ星だもんなぁ。
  ただ、この部屋の電話回線は、うまくネットに接続ができなかったのが痛かった。オレワのモーターキャンプの部屋には電話回線がなかったので、三日ぶりに繋げようと思ったんだけど。
  ま、いいや、もう一晩、ネットなしの静かな夜を楽しむとしよう。なんせ、今晩はオールブラックス戦があるし。先週と同じく対イングランドのテストマッチだから、どうせまた大勝だろうけど。

■ 20日(日)
  滑り出しはギクシャクしたものの、やっぱりオールブラックス大勝。先週に続いて、またもやイングランドチームにトライを許さなかった。
  と、前夜の話はさておき、本日は基本的に移動日。動物園は、空模様が怪しいのであきらめて、一路ロトルアへ。途中立ち寄ったティラウという村が面白かった。ここは人口700人少々の小さな集落で、、きっとちょっと前までは思いっきり寂れまくっていたと思うのだけど、今はアンティークとクラフトの村として、道行く観光客が思わず車をとめてしまう町並み作りに成功している。その秘密が、ごらんのトタン(コルゲート・アイアン)製の建物や看板類。そもそものきっかけは左上の羊型の建物で、これはウール製品を売るお店。これをまねて次々にトタンの意匠が現れ、今では町の景観を見事につくりあげるにいたっているのだ。
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■ この村には、さらに「ザ・キャッスル」(城)という名のカフェがある。
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  日本人からすれば、ラブホテルの出来損ないにしか見えないかもしれないが、これがオーナー夫婦と、ティラウの村のトタン看板を一手に引き受けるアーティストの3人による、完全なセルフビルドなのだから、あいた口がふさがらない。
  しかも、ここはオーナー夫妻のコレクションを展示するオモチャ博物館でもあるのだ。というより、オモチャを展示したくてこの城をわずか2年で建ててしまったのだそうだ。恐れ入った。これを見たら、アドビ製の住宅ごときで大騒ぎしているのが恥ずかしくなる。

■ ロトルアは温泉で有名な街なので、日本人観光客には非常に人気の高い場所の一つ。僕たちも今までに二度来たことがあった。
  だけどいざ着いてみると、以前と同様に今一つ僕たちの肌にはなじまない感じがして、結局予定を変更し、そのままその先のタウポまで走ってしまった。温泉にも入らずじまい。
  タウポはニュージーランド最大の湖、タウポ湖のほとりの町。実はもう一つのほとりの町で、フライフィッシングの基地として有名なツランギまで走りたかったのだけど、途中前が見えなくなるほどの豪雨に見舞われ、それ以上走るのをあきらめた。いやはや、北島の雨はやっぱりスゴイ。
  宿は、ロトルアで温泉に入らなかったかわりにバスタブつきのユニットにした。差額がロトルアで温泉に入るより安いくらいだし(笑)
  しかし、旅先でネットにつなぐたびに、膨大なジャンクメールの山にうんざりさせられる。これさえなければ、一週間に一度くらいのネット接続でもいいんだけど、一日に200通も300通も来るもんだから、3日もつながないとサーヴァがパンクしないかと気が気ではない。
  

投稿者 Ryu : 8:31 PM
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コメント

奥方の天才度には本当に頭が下がります。
一人兵糧攻めの訓練がここで役に立ったと(笑)。

Posted by: MM : June 21, 2004 9:38 AM

動物園、さりげなく後ろの看板に
"ECO-DISCOVER TRAIL"
とか、
"ADVENTURE TERRAIN..."
とか、ありますね。
さすがアウトドア大国。

Posted by: MM : June 21, 2004 9:41 AM

それからそれから、

Ryuさん始め、こちらのブログにいらしている御父様軍団の皆様、父の日おめでとうございます!

Posted by: MM : June 21, 2004 9:43 AM

徳島の海部町に「イーランド」っていう、大ウナギだけの水族館があります。けっこう蒲焼にして食べてしまったという話が聞けました。後で、淵伝説系で、人間の女性の姿に変身した大ウナギと一夜共にしてうんぬんとか・・・。
http://www.town.kaifu.tokushima.jp/kankou/i_land/index.htm

Posted by: kmorita : June 21, 2004 2:08 PM

うわぁ、イーランド!これも濃い!
これは日本のうなぎだから、食ったらうまいでしょうねぇ。
うらやまし。

>MMさん
父の日でしたっけ?どうもありがとございます。
忘れてた(^^;

> さすがアウトドア大国。

ショボイショボイふれあい動物園なんですけど、立派なコピーがついておりました。
でも、説明看板とかはしっかりしたのがたくさんあって、必ずしも名前負けっていうほどでもないのが、憎いところっすよねぇ。


Posted by: Ryu : June 21, 2004 5:31 PM

きのう偶然にも、うな丼をお昼に食べました。
やはり日本のうなぎは美味しいです。
ところでウナギの甘ダレは日本特有なんでしょうねぇ。

Posted by: にっしー : June 21, 2004 10:54 PM

あのタレは日本独特でしょう。
あぁ、食いたくなってきた。

Posted by: Ryu : June 22, 2004 7:02 PM

March 1, 2004

テレンス・コンラン

■ 予報
地上気象 - 晴れ。弱い風。
海洋気象 - 南西の風15ノット、午後には北西の風15ノット。北部では海況荒い。北からの波2m。今夜は雨のため視界悪い。


■ 暦の上では今日から秋。予報通り、朝は素晴らしい快晴だったものの、昼前から薄曇になっていやぁな予感がしたものの、また一転。結局ものすごく久しぶりに真夏らしい暑い爽やかな午後となった。秋になったとたんこれだ。こんな日は、ハンモックに寝転んで本を読みつつウトウトするのが吉なのだが、残念ながら支柱が折れたまま直していないので、今日は諦めた。
  とはいえ、また明日から天候は若干下り坂らしい。天気図みても、相変わらず等圧線がびっしりつまった蜘蛛の巣状態は続きそう・・・。

■ 昨日、サンデー・フリーマーケットの古本屋さんで、
"TERENCE CONRAN'S NEW HOUSE BOOK"
 Terence Conran,
 Guild Publishing London
というのをNZ$15で入手(ただしサイト写真はペーパーバック。僕が買ったのは同デザインの表紙ながらバカでかいハードカバー)。NEWって言ったって1985年初版なんでもちろん内容はそれなりに古い。混乱、もといコンランを知ったのは、御多分に漏れず新宿にザ・コンラン・ショップが出来たとき。インテリア雑貨大好き人間だったのですぐに行ってみたが、あまりに日本人の感覚からすると現実離れしすぎた「雑誌からそのまま抜け出てきたようなインテリア」に食傷気味、すぐに興味を失った。ところがNZに移民して自力で家を建てようというので資料をあさっていると、どうしてもテレンス・コンランの著書が目に付く。中を見てみると、これが良い。今回の本も、なかなか実用的かつ示唆に富んでいて、大変に楽しい。でも、やっぱり日本で見ると非現実的な本かも。しかし、サイトのヒストリーを見ると70歳をすぎて今なお精力的に活躍中らしい。やっぱりスゴイ人なんだな。なかなかカッコエェおじさんだし。

■ 花灯路‐春宵の和風ライトアップ
あぁ、日本の春だ・・・。

投稿者 Ryu : 12:28 PM
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