April 5, 2005
[ リレーエッセイ #79 ] スポーツと体育。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。風おだやか。(高)24度、(低)10度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット。海況おだやか。
その後12時間:変風10ノット
[潮汐表] (ネルソン)
Low 12:17 AM 1.3 m High 06:48 AM 3.5 m
Low 12:55 PM 1.1 m High 07:18 PM 3.5 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■快晴、無風。インディアンサマー。良きかな。
■昨日は大家の電話番ででネット接続できず。
昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
![]()
雲が次第に広がる。遅くには雨。北風。(高)24度、(低)9度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北:北西20ノット、午前中に30ノット。その他:変風10ノット、午前中に北西20ノットに。夕方に南25ノットに。海況は次第に荒くなる。
その後12時間:南西15ノットに落ちる。
【暴風警報】北10ノット、ただしセパレーションポイントより北では北西25ノット、午前中に35ノットに上がり、夕方に25ノットに落ちる。北部の海況は一時非常に荒くなる。北の波、1m。
その後12時間:
[潮汐表] (ネルソン)
High 05:21 AM 3.3 m Low 11:44 AM 1.3 m
High 06:03 PM 3.2 m

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■大嘘。朝から快晴で、風もなく、超インディアンサマーで暑いの何の。焦げるかと思った。
詳しくは後日アップするが、ゴールデンベイの釣堀に鮭を釣りに行ったのだが、そこのスタッフも暑すぎて今日は釣れないかと思った、って言ってたほど。1.5kgのがちゃんと釣れてホッとしたが。
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■T君は、うちにカヤックを置いて、カフランギ国立公園に二週間ほど山篭りをしに行った。トラウト・フィッシングとテーブルランドのトランピング三昧をする気らしい。二週間たったら、レゲエのおじさんのような臭いを発しながら戻ってくるのだろうか?
留守の間に、ヤツのグラス艇を仕事に使ってボロボロにしておいてやろうかな(笑)
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■シーカヤック・ガイド「Ryu」じゃなくて、ライター「リュウ・タカハシ」の仕事の件。
ここのところローカル誌関連の仕事が多かったのだが、久しぶりにどこからでも読める連載が開始。
BSフジで毎週日曜11:30~12:00放送されている『ワールドバザール21』という番組があるそうなのだが、番組公式サイト上に世界中から毎月レポートが寄せられていて、今回ニュージーランド編を僕が担当することになった。
■そういえば先日ある方から「このブログは、プロのライターが書いているにしてはお粗末!」というありがたいお叱りを受けてしまったのだが、ブログ名副題にある通り、ここは「ライター リュウ・タカハシ」のブログじゃなくて、あくまでも「シーカヤックガイド Ryu」が好き勝手無責任に駄文を書き散らすブログ、というつもりで運営しているので、そこのところよろしくです。
ちゃんと推敲もしないで毎日ポンポンポンと書き散らしてるんで、とてもここの駄文には「リュウ・タカハシ」の署名は入れられないっす(^^;
ホント言うとね、リュウ・タカハシ名義のブログも別途用意しようかと思ったこともあるんだけど、リュウ・タカハシの署名入れるには、しっかり推敲してある程度のレヴェルの分に仕上げなきゃいけなんで、頻繁にアップするとしても週に一度が限度。きっと月一とか、二ヶ月とか一度がせいぜいになりそうで、それならブログにする必要ないじゃん、『パドルの向くまま、気の向くまま』で十分じゃんと気づいたので、さっさとやめたのであった、ハハハ。なんでもかんでもブログにしてしまうっていう風潮も嫌いだしね。
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■リレーエッセイ#78の続き。
「きっかけ」で書けとのことだが、熱心なリレーエッセイ読者の皆様はすでにもうお気づきの通り、ごうちゃんは「きっかけ」と題するリレーエッセイを昨年12月25日にすでに自分で書いてて、後半なんて今回とまるっきり一緒で、ご丁寧にも最後に僕に「きっかけ」っていうお題を投げて来てるところまでまったく同じ(笑)
もちろんそれを受けて、僕は翌日に原点。と題した「きっかけネタ」を書いてるんで、今回は却下。
■が、しかし、「きっかけ」を却下すると、野球ネタになるか。アウトドアネタじゃなくなっちゃうなぁ。いまさら、よく知らない浮き球ベースボールのことも書けんし。ま、いっか。
さすがごうちゃん、鋭い。僕も野球はどっちかって言うと苦手でね。
もちろん草野球の真似事はやったし、小学校低学年の頃はスポーツ少年団のソフトボールにも入ってたんで、小さい頃は特に苦手意識もなかったんだけど、4年生になってから剣道の方に変わったんで、バットを握る機会はほとんどなくなった。
それに加えて、小学校の間ずっと両目とも2.0を誇っていた視力が、中学に入ったとたんに、勉強もせず、本も読まず、TVも見ないという、目に優しい生活をしていたにもかかわらず(じゃぁ何をやってたんだろう???)、なぜか突然ガタガタと落ち始めた。それもなぜか右目だけが急降下してしまったので、遠近感を失ってしまった。
高校のときは体育で野球があったが、ピッチャーの投げる球を打てないのはもちろん、フライがあがると平気で10mくらい落下点の目測を誤るので、死ぬほど嫌いになった。
っつぅか、メガネかけろよ(笑)
正直にいえば、球技は全般的に苦手。野球は上記の通りだけど、サッカー、バスケットボールなどの「チームでゴールを目指す系」のはもっと苦手。決して運動神経が悪い方ではないのだけど、大人数が走り回っている中でボールをポンと渡されると、どう動き、どこへボールを回せば良いのか全然分からなくなって、ボールをくれた人に「つき返す」のが常だった。
野球だったら、バッターなら球を打って走ればいいし、野手なら捕球して一塁で走者を殺せばいいと、やることがハッキリしてる。バレーボールも、相手からの球はセッターに返し、セッターはアタッカーに渡し、アタッカーは相手に球を返せば良いと、これまたシンプル。こういうのなら分かるんだけど、戦略的に動かなきゃいけない類の球技はダメだったなぁ。
ついでに言えば、何より嫌いなのが走ることだった。これは今も変わってなくて、ジムでウェイトトレーニングはやっても、ジョギングはやらない。だから、サッカーなんて僕にとっては悪夢以外の何者でもない。
だから、かろうじて苦手意識を持たずにすむ球技は、バレーボールだけだった。が、チビなので、これもハンデは大きい。ブロックもアタックもほとんど役に立たないんだから。
というわけで、学生時代を通じて、体育っていうのは憂鬱な科目だった。クラブ活動では剣道部に入ってたりしたので、身体を動かすことが大嫌いというわけじゃなかったのだが、体育の授業の雰囲気とか、運動会の雰囲気とか、あぁいうのは大嫌いだったな。
剣道がある学期だけは、例外的に通信簿に「5」がつくので、ホッとしていたけど。
■ニュージーランドに来て初めて知ったのが、「スポーツというのは、楽しい遊びである」という、当たり前のことだった。
「上手にやる」とか「良い成績を収める」とか「上達する」とか「体力増進」だとか「精神鍛錬」だとかのような、日本ではスポーツについて回る諸々の啓蒙的な臭いがない。何年やっても全然上達しないでヘッタクソのまんま、それでも当人も周りの人間もニコニコと機嫌よくスポーツを楽しんでいる人が多いこと!
だから、同じスポーツの愛好者の平均レヴェルを比べれば、技術的には日本人の方が圧倒的に上手いんじゃないかと思う。カヤックだって、日本人カヤッカーの方が、キウィカヤッカーより華麗に漕げる人が多いと思う。
でもアマチュアだったら、「楽しんだ者勝ち」だからね。
以前のリレーエッセイにも書いたことがあるのだが、sportという英単語の語源が「暇つぶし」だと知るに及んで、なるほどと思った。
欧米の「スポーツ」は、やっぱりあくまでも余暇の遊びらしい。中にはエスカレートして本格的に道を極めようとする人ももちろんいるが、基本は「遊び」だ。
ところが、日本の「体育」は、そもそもが「富国強兵のための体錬」がその源流にあり、21世紀の今になってもなお、その封建的な雰囲気を引きずっているような気がする。
欧米の映画にも、軍隊のトレーニングの様子を描いたものがときどきある。最近観たヴィデオの中だと、『ソルジャー』とか『スターシップ・トルーパー』なんかにそういうシーンがあった。あの訓練の雰囲気は、まさしく僕が子供の頃感じていた「体育の授業」とか「スポーツ少年団」のイメージに符合する。
だから日本の場合は、やるからには「道を極める」のが正道である、という雰囲気がいまだに根強く、「いえ、僕は単に遊び半分でやってるんで」っていう人は、若干肩身の狭い思いをどこかに引きずっていたりする。
現に僕も、日本人アマチュアカヤッカーが「始めてからもう○年になるんですけど、年に数回しか漕がないんで、いまだに下手糞で……」と、恥ずかしそうに、申しわけなさそうに言うのを、何度耳にしたことか。
関係ないじゃん、カヤックなんぞ、楽しく遊べればそれで良いんじゃないのぉ?
ってなわけで、僕自身も日本の体育教育のせいで運動嫌いになってしまった「犠牲者」の一人という自覚がある。そんな僕が、封建的な臭いの少ないアウトドアの世界に足を向けたのも、ある意味当然だったような気がする。ま、以前書いたように、そもそもそれ以前からそういう「素質」があったんだろうとは思うけど。
■ちなみに、僕がシーカヤックを知ったのは、ニュージーランド人冒険シーカヤッカーのポール・カフィンが、初の日本一周エクスペディション挑戦中のことだったから、1985年のはずだ。それ以前から『Be-Pal』誌で野田知佑氏の連載を楽しみに読んでいたので、大学に入った1987年の段階ですぐにカヌーを始めていたっておかしくはなかったし、実際始めようと思っていた。
だが、「一人でやると死ぬぞ」というアドヴァイスを聞いてやめちゃったのだ。だって、「スクール」の類には行きたくなかったから。僕がもし体育の授業が好きな人間だったら、すぐにスクールの門を叩いてカヤックを習っただろうが。
今はたくさんの日本のプロカヤッカーとも親交があり、彼らがやっているのは、僕の嫌いな「体育の授業」とは程遠い楽しいものであることも知っているのだが、エイベル・タズマン国立公園にいらっしゃる「体育嫌い」の日本人のお客様を眺めていると、今の二十代の人たちも、20年近く前の僕とそう変わっていないなと感じる。世界中のお客様を眺めていると、本当に日本人は運動嫌いの民族だなぁと思う。
つまり、日本のアウトフィッターの営業妨害をしているのは、案外学校の体育教育なのかもしれない。
今の小学校や中学校の体育の授業はどうなのだろう? あいかわらず、なのだろうか?
■さだっちょんは、体育好きな子供だったのだろうか? 野球少女だったおは思えんが、でも案外……。
というわけで、とりあえず回してみよう。
■あ、そうそう、忘れてた。
これだけ止めたのって新記録やよね?一番は良い事だ。(開き直り)
残念でした、タイ記録。編集長の[リレーエッセイ#72 竹パン]が、同じく中五日の記録を持っている。
ということで、新記録は中六日、つまり一週間後やね。がんばってどなたか更新して下さ……、するなぁ!(笑)
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■体育大好きだった方は
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調査結果は、100年後に発表します。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1849
Excerpt: Ryuさんより[ リレーエッセイ #79 ] スポーツと体育。からのバトンタッチ いや〓〓。今日はヒッサビサにエアロビクスしていい汗かいてきたとこに、なんとタイムリーな話題でしょう...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.04.07
February 18, 2005
南北温泉事情。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、シーブリーズ。最高気温22度、最低気温12度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北では北西25ノット、その他では10ノット。全海域で、夕方に南西20ノットに変わる。北部の海況は一時荒くなる。午後のにわか雨の中、視界良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 05:34 AM 3.1 m Low 12:16 PM 1.7 m
High 05:55 PM 3.0 m
■ここ一週間は、朝晩の冷え込みがキツイなぁ。もう秋か?
夏至から二ヶ月近くたつと、さすがに最近は起床時にまだ日が出ていなかったりするので、余計に秋の気配を濃厚に感じる。前代未聞の「夏のなかった年」である昨年は別として、今まで2月に秋を感じたことなど一度もなかったと思うんだけどなぁ。また例によって3月に暑い暑いインディアンサマーが来るのだろうか? それともこのまま涼しくなってしまう???
でも、いったん日が昇ればまだまだ暑い。本日は南東10ノット。午後にはシーブリーズに変わったはず。
ちなみに海洋気象予報だが、会社で見たのは上記と違って「南東15ノット、午後シーブリーズ」だった。絶対こっちの方が正解。上記のは記載ミスだろう。天気図も、昨日の午前6時のものから更新されていないので、最新のものが入手できなかった。トラブルの多い予報サイトだ>telstraclear.co.nz
左手親指の突き指がまだ良くないので、本日もレンタル・インストラクター。体調も思わしくないので、半日仕事は助かる。
今日のお客様は北島からの中年キウィカップル4組の8人組。コイツらがけたたましいの何の。ガイド・ツアーの時と違って、レンタル・ブリーフィングではあまり冗談を言わないので、お客様が笑い転げるなんてことはほとんどないのだけど、今日は何を言っても笑いっぱなしのおばちゃんが二人いたので、なかなか講習が進みゃしない。彼らは12時15分のウォータータクシーで、カヤックごとバークベイまで移動するという行程を組んでいたので、それに間に合うように講習と試験を終了させなくてはならず、こっちはかなり焦っていたんだけど。
ただそこはさすがキウィ、締めなきゃいけないとこはちゃんと聞くし、海に出ればパワー炸裂、悪いところを直してもすぐにそれが実行に移せる器用さがあるので、講習もテストもつつがなく終了。
昨日のレンタルのお客様たちも、全員本日仕切りなおし。これだけ良い天気なら、極楽カヤッキングを楽しめたことだろう。 rent 8
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■圧巻。
社団法人日本温泉協会の運営。さすがの情報量なのだが、特にすごいのが「温泉百科」のページ。勉強になる。
しかし、こういうのを見てるとただただウラヤマシイばかり。良いなぁ、ジャパン。
■いや、ウラヤマシがっているだけではイカンのだ。なんせ、ニュージーランドだって捨てたものではないのである。
下層ページの「NZ温泉情報」をご覧あれ。こちらもまた圧巻である。
これがニュージーランド在住のアウトドアズマンの手によるサイトなら僕もそんなに驚かないのだが、実際にはなんと日本在住の個人によって作られているのだから、恐れ入るしかない。ウラヤマシがっているだけじゃなくて、ちゃんと出かけりゃ良いんだよな。このサイトを拝見するたびに、いつも我が出不精を恥じ入ってしまうのである。
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■「トップ返り咲きキャンペーン」実施中(笑)
と
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http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1553
December 6, 2004
《 自由テーマ 》 プロ論。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れる。午後シーブリーズ。最高気温17度、最低気温8度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット。海況おだやか。
[潮汐表] (ネルソン)
High 04:56 AM 3.2 m Low 10:48 AM 1.5 m
High 05:33 PM 3.4 m Low 11:42 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 予報通り、早朝は曇っていたが、すぐに快晴になった。でも、南西が吹いてるからやっぱり初夏にしてはちょっと肌寒い。
■ ウィルソンズの社長に会う用事があり、朝からアポ取りの電話をかけ続けているのだが、さっぱりつかまらん。自分で「月曜の朝一に電話してアポ取ってくれ」って言っておいて、朝から電話するたびに「社長はあと30分で出社予定」と言われ続け、挙句の果ては「午後にならないと出てきません」だと!
こっちにも予定があるんだぞ、バカヤロ。
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■ 極々私的なメモ。
昨夜、久しぶりに愛娘の散髪。一週間ほど前に自分で生え際をハサミでちょん切って500円ハゲを作ってしまったのが良いキッカケになったらしい(笑)

今回は、生まれて初めて「前髪」が作ってみたらしい。ハゲをごまかすため、という噂もある(笑)

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■ スズメレスキュー日記。
スリーデイに出ている間に、二羽とも急に大きくなってビックリ。とくにChibbyが大きくなり、一見しただけじゃChobbyと見分けがつかなくなってきた。
かなり飛べるようになってるものの、ネコに対する警戒感がゼロになってるので、まだ放すわけにはいかない。ココは危ないから使えないけど、ストライピーに協力してもらって、ヤツラを追っかけまわして「ネコは怖いんだぞ!」ってのを再教育しなきゃダメか。
ヤレヤレ。
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■ 先週から始まったリレーエッセイに、おなじみの『にしび~のニッキ』から参加表明!!
ますます面白くなりそうで、ワクワクしておりまするぅ(^^)
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■ さて、「自由テーマ」の第3回目。
本日はちょっと真面目に、硬めの「比較文化論系」のお話をば。
2001年3月執筆の「プロガイド論」を皮切りに、このブログ内でも何度となく「プロ意識」について書いてきた。10月に連載してご好評をいただいた「ガイドのつぶやき」のシリーズも、乱暴に言ってしまえば、要は「プロ意識」について色んな角度から独り言を言ってみたという企画だった。
ところで、「プロ」ってなんだろう?
こんな風に始めると、
「これのどこが『自由テーマ』なんだ? ガイドがどうたらっていういつもの仕事の話じゃん」
というツッコミが殺到しそうだが、今日はガイドの話じゃなくて、世間一般の「プロ」すべてについてポロポロと書いてみる。
■ さて、改めて。
「プロ」ってなんだろう?
ニュージーランド(NZ)に来て、日本との仕事ぶりの違いに驚く方は少なくない。表面的な点しか見ず、金もケチって生活しているワーホリの若い子たちの間では、
「キウィ(NZ人)は怠け者。日本人は勤勉」
という偏見が一般的だ(いや、実はワーホリ君だけじゃなく、良い大人でも「日本人は世界一勤勉」という幻想をいまだに信じている人は少なくないらしいのだが、とりあえず今は便宜的にワーホリ君を代表にしておく)。
ワーホリ君たちにとっては、昼間にラフな格好をして町をブラブラしている人が多いのを見ると、「何なんだこの国は!?」となるらしい。
そりゃそうだよ、ここは一次産業立国だぞ。日本みたいに大多数がスーツに身を包んで9~17時で「宮仕え」しているわけじゃないんだから、そりゃ昼間に町中でラフなかっこうした人がたくさんいるのは当たり前だってば。
産業構造や経済規模が日本とは全然違うんだから、いささか短絡的すぎる。これで「海外に出て見聞を広めた」つもりで国際人を気取られると、ちょいと問題あり。
■ そりゃ確かに、日本人と比べるりゃ、キウィの方が圧倒的に「生活の質」を大切にしている。彼らにとって仕事はあくまでも「金を稼ぐ手段」であり、アフター5、週末、あるは休暇中を本当の自分の生活と思い定めて、よく遊ぶの何のって。
だから、人間性を評価するとき、「仕事熱心」というパラメータは、日本ほど大きくは評価されないのも事実だろう。
そういう意味では、欧州人と非常に良く似た価値観だ。先日のスリーデイ・ツアーにも英国人の医者&弁護士の夫婦がいらっしゃったが、彼らとこの話をしたとき、「日本人は、いまだに休むこと、遊ぶことに後ろめたさを感じていて、勉強や仕事をしているときは他人の目を気にしなくていいから気楽なんだ」という話をしたら、「僕らとはまったく反対のメンタリティーだなぁ」とため息をついていた。
僕自身は金がドカンと転がり込んできて、職業欄に「隠居」と書ける日が一日も早く来ることを夢見ているメンタリティーの持ち主なので、彼らの意見に賛成、ワハハ。
ただし、その可能性はいまのところゼロである、ワハハトホホ。
最近は日本でもこうした生活観が次第に一般的になりつつあり、特にこういうアウトドア系のブログをのぞきに来ていらっしゃるような方たちの中には、そうした価値観の持ち主が多いかと思う。僕とご同類ですな、ワハハ。
ただし、こっちの連中は概して日本人よりもずっと徹底している。
ワーホリ君たちにはなかなか垣間見る機会はないだろうが、確かに5時になったとたんに少々仕事が中途半端でもそこでビシッと切り上げ、悲鳴を聞きつけたクラーク・ケントのように(喩えが古いか)、颯爽と職場を飛び出していくのはキウィにとっては当たり前のことだ。
そんなとき、そういう文化背景をよく理解していない新入社員の日本人が、キリのいいところまであと1時間がんばろうとオフィスで粘っていると、
「こら、さっさとしろ! 僕は早く帰りたいんだ。僕がオフィスを閉めなきゃいけないのに、誰か残ってると帰れないよ。もう良いから後は明日、明日!」
とボスに叱られることになる。
こういうのも、日本人には「怠け者」と映るらしい(ただしキウィ全員がこういう仕事ぶりだというわけではない。遅くまで働く人だっていることは言うまでもない)。
■ でも、キウィってそんなに怠けものかなぁ?
僕がこちらに来て、キウィたちの働きぶりを目にしたときは、むしろ、
「うわぁ、なんてよく働く連中だ!」
と感じたんだけど。
特に、目の前に困った人がいるときに発揮される、「ここまでやってくれるのか!」という親切ぶりは、さすがに世界一のホスピタリティを売り物にする国だと思う。
また、二十歳になるかならないかの若者(いや、むしろ少年、少女と言ってもいい年齢)が、上司の判断を仰ぐことなく、自分の裁量でどんどんと仕事を進めていくさまを見ると、本当に気持ちいい。
あと、肉体労働系になると、日本人との圧倒的な体力差がモノを言う。僕自身こっちの肉体労働業界に入ってずいぶん長いのに、彼らが日本人の数倍の仕事量をアッと言う間にこなしてしまうのには、いまだに唖然とさせられる。
こういうのを目にすると、我が祖国を思って引け目に感じることもしばしば。
■ 確かに日本人の労働時間は、長い。
しかし、仕事量はどうだろう?
17時以前を「時間つぶし」に使い、残業手当のつくアフター5になってから、やっと本気で働き始めるっていう人が昔は非常に多かったが、今はどうだろう? そういう人種が絶滅したとは考えにくいのだけど。
あるいはそうでない人も、必ずしも今日仕上げなくてはならないから残業しているのではなく、別に早く帰ってもすることもないし、遊びに行く金もないから、なんとなく残業している、ってな人はもっと多いんじゃないかなぁ?
こういうのを良しとする文化圏の人間が、17時まで全力で仕事しているキウィを怠け者扱いするのを見て、正直言って僕は大変な違和感を覚えた。
■ ただ公平を期すために申しあげておかねばならないが、もちろんキウィの中にだってとことんレイジーなヤツは多い。日本ではちょっとお目にかかれないようなレイジーぶりを見せてくれるヤツも、確かにいる。こういうときは「他人の目を気にしない」「遊びが身上」という価値観が裏目に出る。
あとよく働く連中にしても、仕事ぶりをつぶさに見れば、日本人の目には「ラテンのり」とも思えるような荒っぽいやり方が目立つのも確かだ。
■ だから、その辺を差し引きすれば、僕自身は「どっこいどっこい、どっちもどっち」と思っている。
ダラダラと長時間働き続けるマラソン型勤務に適応した日本人と、少々荒っぽい仕事ぶりながら短距離全力疾走型で働くキウィ、どっちが勤勉でどっちが怠け者とも言い難いななぁ、という感じ。
■ ただ面白いことに、キウィの中に「キウィは怠け者で、日本人は勤勉」と口にする人間は、少なくない。そのたびに僕は、
「いや、日本人は家に帰りたがらないだけなんだよ。長時間職場にいるのが苦にならないから、マラソン型に細く長く働くだけなんだ」
と言う事が多い。
だって、自嘲気味に「キウィはレイジー」と口にするキウィは、揃いも揃っておっそろしくよく働く連中なんだもん。そういう連中の前では恥ずかしくて、口が裂けても「うん、日本人は勤勉だよ」なんていえない。
■ さてさて、どっちが働きものでどっちが怠け者かはさておき、今度は仕事に対する姿勢を見てみたい。っていうか、これが本題。ワハハ、例によって枕が長いぞ。
先ほど「キウィの方が仕事が荒い」と言ったが、それでもなお、僕が「プロだなぁ!」と感じる仕事ぶりを見せてくれるのは、キウィの方が多い。仕事ぶりを見て「気持ち良いプロ意識」に感動を覚える場合、相手は往々にして日本人ではなく、キウィだったりするのだ。
■ この話をすると、
「そんなことないですよ、日本の方がもっとプロ意識高い人多いですよ!」
と反論する若い日本人も多い。
で、話を聞いてみると、彼らは宮大工の棟梁だとか、頑固な鍛冶屋だとか、芸術的な仕事をする板金屋さんだとか、カリスマ美容師だとか、鉄人シェフだとか、均一な品質の作物を生み出す農家だとか、著名な陶工だとかを挙げる。
フムフム、なるほど、なるほど。彼らはそりゃプロだよね。
ただどうだろう、こういう人たちが本当に「プロ意識」の高い仕事をしているだろうか?
彼らは「職人意識」の高い仕事をするのは間違いないだろうが、「プロ意識」の方は、実際にそれぞれの仕事ぶりを拝見しないことには、なんとも言えない、としか申しあげられない。
■ 僕なりの定義をもう少し詳しく述べると
- プロ意識 :
意識が「顧客満足」「費用対効果」にフォーカス
「お客様に対して恥ずかしくない仕事」という意識が強い
- 職人意識 :
意識が「仕事のクォリティ」にフォーカス
「自分自身や同業者に対して恥ずかしくない仕事」という意識が強い
といったところだろうか。
国民性として、人懐っこくホスピタリティにあふれている反面、ラテンなのりで乱暴な仕事ぶりになってしまう傾向のあるキウィの場合は、どうしても前者が多いように思える。
その反面、人と接するのが苦手でマニュアルがないと挨拶一つ出来ない人も少なくなく、その上自他の区別をあまり明確につけたがらない反面、「仕事」を自分の分身ととらえて丁寧に仕上げようとする傾向のある日本人の場合は、後者が多いような気がする。
日本でも「顧客満足」だの「費用対効果」だの言葉はよく聞くが、概ねマーケティング調査の結果として「数字」に表れたそれを議論している場合が多く、生の生きた人間を相手に「このお客様をどうやって喜ばせようか?」という姿勢は、やはり乏しいような気がする。
意地悪な言い方をすれば、日本人の場合はマーケティング調査をして数字をはじき出すのも「職人的」にこなし、それを元に議論してマーケティング手法を構築するのも「職人的」な作業としてやっている、という言い方も出来るかもしれない。
■ 職人意識は、もちろんプロにとっても非常に大切な要素だ。キウィを見ていると、荒っぽい仕事ぶりに腹立たしさを覚えることもある。そういうときは、日本人のきめ細やかさが懐かしくなる。
ただ、一つ注意しておかなければならないのは、「プロ意識」はあくまでもプロ特有のものであって、アマチュアにはありえないモノであるのに対し、「職人意識」は決してプロ特有のものではない、という点だ。
むしろ、職人意識を遺憾なく発揮できるのは、消費者・クライアントという足かせのないアマチュアだったりすることもある。
一例を挙げれば、家具職人(日本人)がアマチュア木工家(やはり日本人)の手による素晴らしい椅子を目にして、
「良いよなぁ素人さんは。金も時間もたっぷりかけて、こんな芸術品作れるんだからよぉ。オレたちゃ時間も金もかけるわけにゃいかねぇから、こんなシロモン絶対作れねぇよ。一回で良いからこういう仕事してみてぇもんだよなぁ。どっかにこういう仕事注文してくれる人いないもんかねぇ……」
とぼやいたというエピソードを耳にしたことがある。
これなどは「アマチュアの職人意識」のレヴェルの高さを示す好例だが、これは別に木工に限ったこっちゃない。プロ裸足の作品を生み出すアマチュアは、どんな世界にも必ずいる。そういうアマチュアは、プロ意識こそないものの、プロと同等あるいはそれ以上の職人意識を持っている。
つまり逆に言えば、元々はプロだったはずなのに、職人意識をとことん極めた結果、究極の作品を産み出せるようになったものの、その作品が消費者のニーズからどんどん外れていって、プロとしては食えなくなってしまうという場合だってあるだろう。
特に芸術方面では、「売れる作品」を作ることを恥じ、あるいはバカにし、貧乏に堪えながら自分に妥協しない「芸術」を極めるのを良しとする傾向がある。これば、僕の用語で言えば、「職人意識」の塊ではあるが、「プロ意識」は欠片もない、ということになる。
■ 別にどちらが良いとか悪いと言っているのではない。ただ、「職人意識」というのは、プロだけではなく、その道にはまり込んでしまった者ならば、アマチュアでさえしっかりと持っているものであり、すなわち「高い職人意識」はプロの証にはならない、ということを言いたいのだ。
むしろ、同レヴェルの高い職人意識を持つハイレヴェルなアマチュアとプロの間の「一線」が、「プロ意識」なのではないかと思っている。
■ さて、言葉の定義が終わったところでもう一度日本人とキウィの話に戻る。
非常に乱暴にステロタイプ化した印象を語れば、キウィの場合は「プロ意識が高いものの、職人意識が欠落した人間」を非常に多く見かける。
一方、日本人の場合はプロ意識といえば、「職人意識」のことだと思っており、顧客満足、費用対効果などの本来の意味での「プロ意識」は、おまけくらいにしか考えていない人が多いような気がする。
■ どっちが良いかと問われれば、実は僕自身はどっちも失格だと思っている。
僕は、「職人意識」と「プロ意識」の二つが、プロフェッショナルにとっての「両輪」だと考えている。両者のバランスが崩れていると、プロとして真っ直ぐに走れない。
ではなぜ、僕がネット上、あるいは「プロガイド・ワークショップ(PGW)」の場などで「プロ意識」ということばかり強調しているかといえば、上記のように、日本人は職人意識をプロ意識と勘違いし、結果プロ意識が欠如する傾向が少なからずあると思っているから。
逆に真面目な日本人というのは、だいたい職人意識の方はしっかり持っているものだ。
だから、こっちでキウィの若手を指導するときは、徹底して「もっと丁寧に」ということを強調し、彼らに「職人意識」を植え付けようと努力しているのだ。
■ というわけで、僕が日本語で「プロ」、「プロ意識」と言っているとき、決して「職人的仕事」のことを念頭においているわけではなく、むしろ職人的な仕事ぶりばかりにフォーカスしてアマチュア的、オタク的なアプローチに陥る危険性に警鐘をならしているニュアンスが強い。
■ 面白い記事を見つけた。
◇Unforgettable Days...「日本の医療が患者本位にならない理由」
医師の意識だのモラルだのの話題は昔からお馴染みのネタで、このコンテンツでは倫理規定の中に問題点を指摘している。
この倫理規定が「卵」なのか、それとも「ヒヨコ」なのかはよく分からないが、僕の言う「プロ意識欠如」というのがそれと対になっているのは間違いがないように思える。
つまり、日本の医学界には「医学を追及する学者」や「病気と闘う職人」は多いが、「患者の満足を考慮するプロ」は少なく、よって倫理規定にもそういうプロ意識はうたわれていない、と。
僕に言わせりゃ、医者なんて究極のサーヴィス業なんだから、もっとも高いプロ意識が要求される職業だと思うんだけどねぇ。アウトドアガイド風情に「プロ意識が低い」なんて言われることが許される職種じゃないと思うぞ。
■ ただし、上で挙げたような職業の方たちすべてが「職人的で、プロ意識欠如」と言っているわけではないことは、念のため申し添えておかねばなるまい。職人意識とプロ意識をきちんと併せ持った、素晴らしいプロフェッショナルが日本にもいらっしゃることは、僕自身もよぉ~く存じている。医師もしかり。
そして、逆にNZをみると、両方を併せ持った人間はやっぱりそんなに多くないことも申しあげておかねばなるまい。
つまりここで言いたいのは、あくまでも両国の一般的な傾向であり、あるいは日本人は「職人意識」と「プロ意識」を味噌糞一緒にしやすいので、気をつけようぜ、ということである。
■ って、ここまで書いて気づいたんだけど、今回の話って「危機管理考」で述べた、「危機管理」と「自己責任」を混同するなというのと、非常に似た論旨展開だったな。
つまり4年半以上たってるのに、あまり成長していないということか。ガッカリ。
■ 追記(2006年10月4日)。
別冊版「再考『プロ論』」で、当エントリの不明瞭な言葉づかいを訂正。
「プロ意識」の中を「プロ意識」「職人意識」の二つに分けるわかりにくさを、「プロ意識」の中を「ホスピタリティ意識」「職人意識」の二つに分けることで修正。および職種によってこの二つが必要なものと、片方だけでよいものがあることにも言及。
■ 関連過去ログ【ガイドのつぶやき】
◎その1「怖さについて。」 (10月7日)
◎その2「過保護について。」 (10月8日)
◎その3「プロの基準について。」 (10月9日)
◎その4「互助について。」 (10月12日)
◎その5「トウイングについて(前編)。」 (10月13日)
◎最終回「トウイングについて(後編)。」 (10月14日)
◎番外編「老兵は語るべきか、去るべきか?」 (11月13日)
■ 来週月曜日は、柔らかぁ~い、くっだらない話題でもやろうかなぁ。
何かトピックのリクエストあったらどんどんお寄せください。アウトドアネタ縛りはないので、「Ryuにこんなことについて喋らせてみたい」ってな話だったら、何でも良いですよ(ご期待に沿えるかどうかは保証の限りじゃないですが)。
-------------------------------
■ 「自分は職人型にあこがれるな」と思った方は
を、「自分はプロ型を目指したい」ってな方は
を、「オイラは両方をバランスよく兼ね備えた天才プロだぜ!」と思った僕のようなおめでたいタイプの方(笑)は、両方をクリックして下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1132
本日も力技のエントリー、お疲れ様です。
力作ゆえ皆さん突っ込みどころがなくて逆に感心しきってしまってコメント出来ないんですよ、うん。
でもコメントがないと可哀想なので無理やりがんぱってしまう私設秘書(笑)。
大雑把に言って仕事に対するスタンスのミクロ的見地とマクロ的見地の相違、といった感じですか>職人とプロ。
あと、プロはその職業についている人間自体、逆に職人はその人間の仕事自体が評価対象になっているという違いもありますよね。
両方の要素が伴っていないとその道のエキスパート(と言う言葉を一応使っておきます)にはなれないですね、確かに。
確かに日本だと職人的仕事の仕方(=ひたすら内省的、自己批判しながら緻密な作業をする)事イコール「デキル」という事になるんでしょうね。
長年に亘る大企業で終身雇用なんていう世界で対外的に個人レベルで血を流しながら戦う事がデフォルトでオミットされているビジネス文化で、日本人のビジネスメンタリティーがそうなってしまったのかもしれないですね。
でも、
数年前に聞いた話ですが、プロダクティヴィティー(生産性)の国別比較では日本はしっかりアメリカに負けていたんですよ。
就業時間に対して実際の生産量が伴ってないとレッテル貼られたような調査結果だったので、一応アメリカで「仕事のできる」「ワーカホリックな」人々に囲まれて仕事をすることが出来たラッキーな私はさもありなん、と思いました。
(この件に関して万一ネットで情報が拾えたらアップします>Ryuさん)
それにしてもウィルソンズの社長、「やっぱりね」といった感じですねぇ。
聞いているこちらも溜息、いやある程度予想通り過ぎて脱力・・・
お気遣いありがとうございます。
コメントいただけると、張り合いがでますです。
でも、力技に見えます?
力抜いてかるぅ~く書いた、「たわごと」なんですけどね。
職人気質のバックグラウンドは、いろいろあるでしょうね。
おっしゃるような「防波堤に守られた職環境」もあるでしょうし、伝統的な気質もあるでしょうし。
> プロダクティヴィティー(生産性)の国別比較では日本はしっかりアメリカに負けていたんですよ。
米国に負けるのは当然だと思いますけど、他国と比べてもひょっとすると最近は危ないんじゃないかなぁとも思います。
ウィルソンズ、社長とは結局あって話できたんですが、今日は下っ端の連中が信じられないミスを連発してまして、これからもその尻拭いでお客様に電話して土下座しなきゃいけません……。
もーやだ、あの連中。
あと、職人気質のバックグラウンドとして無視できないのは、日本人は「普通」を重んじるあまり、自分が良いと思うものが、世間でも良いと思ってもらえるという無自覚の思い込みがあるでしょうね。
お客様が実際にどう思っているかを考えずに、なんとなく自分と同じように感じているという風に勘違いしてしまう。
これなんかは、個々が大きく違うということを前提に生きている欧米文化圏ではちょっと考えにくい話かも。
Posted by: Ryu : December 7, 2004 7:57 PMProfessionalという概念はもともと信仰告白Professionから来ている概念です。この概念が広く認知されるようになったのはヴィクトリア女王の治世下のイングランド。ご存じのようにUKは1000家族に満たない地主貴族が「上流階級」であり、彼らの嫡子ではない子弟かつ他の空き家の爵位(断絶した家系など)もゲットできない人々が医者、弁護士など高等教育を要する専門職に就いて「中流階級」を形成していました(無論、商売に成功して下から上がってきた人々のうち、家業を継げなかった子弟もこのクラスにエントリーします)。
彼らは禁欲的なプロテスタントであり、その信仰の影響で、自らの職業を「天命によるもの」と考えました。神様が自分にその職業を遣わしたのであり、よって自分はその職業に全身全霊を打ち込まなければ・・・・最後の審判の時に天国に行けないであろう。そう考えたのです。こうして自らの職業に宗教的情熱と誇りを持って取り組む人々が生まれ、また社会全体が産業革命により二次産業・三次産業へと重心を移していく中で、プロフェッショナルである、つまり宗教的な心情を根拠に仕事に取り組む態度が高く評価されるようになっていきました。
これが本来の意味での「プロフェッショナル」であり、そういう意味ではRyuさんの言う「職人」気質のほうが原義に近いと言えるでしょう。日本が近代化に成功した理由を、宋の時代の儒教道徳を商工業者向けに再構築した石田梅岩の思想(石門心学)に求めた研究もあるくらいです。石門心学もまた商工業者に、その職業を天職と考えるべしと説く思想でした。
それでは何故、本来は宗教的な意味合いを持っていた職業観であるProfessionalが商道徳として別の意味合いに転化していったのか。マックス・ウェーバーはプロテスタントの予定説(自分が最後に天国に行けるかどうかはあらかじめ決まっている)にその理由を求めました。ぶっちゃけた話、もしも自分の職業が天命によるものであれば、その職業は成功するはずだという論理です。つまり、自分の仕事で成功して稼げば稼ぐほど、天国に行ける可能性が高いと考えられたのです。
ここに、稼ぐけれどもその金を使わず、さらに果てしなく富を積み上げていくという不気味な現象が生まれ、この富の蓄積が資本主義を生んだ、というのが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の説く物語です。
このような歴史的経緯から考えると、Ryuさんの考えるプロ、言い換えれば「愛される商人であろうとする態度」は、宗教的な心情を伴う「己の職業に身命を捧げる態度」とは区別して、出来れば別の言葉で呼ぶべきではないのかと私は思っています。
ほぇぇぇ。
そういう経緯があったんですか。
メッチャクチャ勉強になりました。
僕、何を隠そう世界史、古文、漢文が思いっきりガンでして、さっぱり阿呆なんです。
でも思いっきり興味わいてきたので、こっち方面にもちょいと触手を伸ばして……。
いかん、Hokulea2006さんのお話、ツボに入ることが多すぎて時間が足りん!
編集長みたいに4時に起きるしかないのか?(^^;
しかし、まさかこのブログにマックス・ウェーバーが登場することがあるなどとは、お釈迦様でも予想しなかったのでは?
>出来れば別の言葉で呼ぶべきではないのかと私は思っています。
なるほどねぇ。
「プロ」、「職人」という言葉をここでは使ったのですが、既存の言葉で他に類似のものを探すと、「玄人」くらいしかないですねぇ。
玄人っていうのは、素人との対比が出るから、プロと職人をひっくるめたようなイメージがあるし……。
今後のテーマとさせていただきますm(..)m
日本語においては「プロ」という概念が、さらに職業からも切り離されて、一つの芸能や技能に熟達した人物を指して使われるようになっているような気がします。例の公認指導員問題も、この「プロ」概念の混同が背景にあるのではないでしょうか。内田さんにしろ野田さんにしろ、あるいは日本カヌー連盟の元競技者たちにしろ、カヤックにおいて第三の(日本独自の意味における)「プロ」ではあっても、カヤックによるレクリエーションにおいて「良き商人である」あるいは「宗教的情熱を持って商売に取り組んでいる」という、本来の意味でのプロフェッショナルではありませんから。
Posted by: Hokulea2006 : March 22, 2005 1:21 AM腕に覚えがあることも「まかせとけ、俺はプロだぜ」という表現もありますね>日本語
プロ概念の混同は、ホントにやっかいな問題だと思います。
あと、どこか別のところでも論じたような気もするのですが、それにしたがって、「アマチュア」が「プロ」を軽視するという傾向も、日本には顕著です。
これもプロ問題を考えるときに頭がいたい。
おっしゃるとおり、内田氏も、野田氏も、僕の捉え方では、文筆のプロであって、カヌーのプロではありません。
夢枕獏氏が、格闘技や釣りのプロではないというのとまったく同じ。
でも、日本では前のお二人は「カヌーのプロ」ととらえられてますね(たぶんご本人たちもそう思っていらっしゃる)。
不思議です。
November 22, 2004
《 自由テーマ 》 マスコミに、キチンと懲りて頂くには。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。午後シーブリーズ。最高気温21度、最低気温10度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、セパレーションポイントより北では午前中に西15ノットに変わり、その他のエリアでは午後に一時北15ノットに。海況はおだやか。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 12:43am 1.3m High 07:04am 3.5m
Low 01:13pm 1.3m High 07:25pm 3.6m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 快晴だ、おだやかだ、見事だ。これなら予報も文句なくあたるだろう。
しかし、明後日からようやく仕事に復帰の予定なのに、予報がよくないなぁ……。いきなり大雨の中で復帰はなぁ。待機順を下げておいてもらって、出来たらハーフデイとかレンタル・インストラクターとかに回してもらおう。
ちなみに膝の調子はかなり良い。まだ押さえたら痛いので、今日カヤックに乗るのはゴメンだが、明後日にはよくなっているだろう(と祈る)。
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■ 子スズメレスキュー記 速報!
Chobbyの親かChibbyの親か不明だが、外にカゴを吊ってたら両親がカゴにやってきて様子を伺い始めた!(たぶん昨日保護したChibbyの親だろうけど)
大きな進展だ!
彼らの飛んでるのを観察してたら、巣の場所も判明!! しかぁ~し、華奢な木の天辺近く。こりゃ登って返すのは不可能。親に迎えに来させる以外にないな。
今すぐに親に返しても、ココにまたやられるのは見栄三重見え見えなので、毎日こうやって親に会わせつつ、飛べるようになるまで面倒見るしかないか……。
ところで、Chobbyはすっかりなついて手乗りスズメになっちまった。その反省を活かし、Chibbyはなるべく触らないようにしてるのだが、幸いなことにChobbyがけっこうChibbyの面倒を見てくれているようだ。
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■ さてさて、月曜日はアウトドア・ブログという制約を取っ払った [ 自由テーマ ] の日。
っつっても、先週は0回目ってな感じだったから、実質は今日がスタートということになるかな。
で、その記念すべき第1回のネタ、もう皆さんご存知の、そして旬を過ぎかけた話題を取り上げてみる。
『Ryu's Logbook』の芸風は、南半球の辺境から超ナローバンドでネット接続しているという特性をフルに活かした「のど元すぎた頃」なのだが、今回もご多分に漏れず、ウェブの即時性を無視したタイミングが、我ながら見事である。
って、いばるなよ!>ヒゲロン毛の野人
あ、そうそう、10月14日のエントリーほどではないものの、おそらくそれに次ぐ長編になっているはずなので、お茶でもいれてから腰を落ち着けて、ごゆっくりとどうぞ。
■ さて、すでにご覧になった方も多いだろうが、まだの方はまずこちらをご訪問いただこう。
◇「何とも言いようが…」 (ヤースのへんしん「ボランティアを装い、取材活動・・・」経由)
◇「震災で、関西テレビがボランティア装い取材」
片っ端から挙げ始めるときりがないのでこれくらいにしておく。
■ マスコミには知人・友人もたくさんいるので、十把一絡げにマスコミを批判するのはなかなか勇気がいるのだが、マスコミ関係との接触も少なくない商売柄、僕自身も迷惑をこうむった経験は決して少なくない。
ってなこと書くと、このブログを開設当時から読んでくださっている方は、4月29日のエントリーのテレビの件を思い出していただけるかもしれないし、最近いらっしゃるようになった方も、11月12日のエントリーの紙媒体の件は記憶に新しいかと思う。
僕にとっては、別にあれらが初めてというわけでもなければ、珍しい例というわけでもない。
言った覚えのない恥ずかしいセリフを新聞に書かれて大恥かかされたという衝撃の初体験は、確か小学校4年生か5年生のときだったはず。なんせ子供のことだから、級友からもこっぴどく冷やかされ、余計にショックが大きかったのだが、「新聞なんてこんなもんか」ってのがその年齢で勉強できたのは、今にして思えばかえってラッキーだったのかもしれない。
だから僕のマスコミに対する不信感は、もうかれこれ四半世紀以上の歴史を持っていることになる(なんちゅう大げさな書き方だ)。
■ しかし今回の関西テレビの暴挙には、昔の某局による珊瑚落書きヤラセ事件(僕はこういうのもシツコク覚えてるぞ!)以上に唖然とした。
自然破壊を捏造するのもとんでもない話だが、多くの人が苦しんでいる被災地にヴォランティアを装ってもぐりこむなんて、人間の所業じゃないぞ。鬼畜だ鬼畜。
この事件はすぐに話題になって、ネット上でもバッシングはよく目にしたが(っつうか、海外に住んでるとオフラインの雰囲気はよく分からないんだけど)、僕自身が一番気になったのは、「消費者は、実際にキチンと関西テレビに制裁を加えたのか?」という点だった。
そういう視点からの批判は僕には見つけられなかったので、旬をすぎた感があるものの、月曜ネタとして書いてみようと思った次第。
■ 9月29日や9月18日のエントリーでも述べた通り、資本主義社会で企業のシステムの不具合を正すには、その企業に対して消費者がキチンとNOをつきつけることが大切だと思っている。
今回のケースでは関西テレビをボイコット、つまり同局の番組を一切見ないというのが、そのNOとしては一番手っ取り早く、そしてもっとも効果がある方法ではないかと思うのだが、いかがだろう?
視聴率が落ちるというのは、放送局にとってもっとも恐ろしい事態である。十分に制裁としての威力を持ち、不祥事抑止力になりえるはずだ。
逆に、不祥事でかえってニュース番組などの視聴率が上がるならば、不祥事は延々と繰り返されることになる。
国営放送の場合はちょっと事情が異なるが、それでも「被災地の新潟で、暴虐の限りを尽くすマスコミ(国営含む)」の最後に書かれているように、
「オタクの取材陣はヒドイので、今回の受信料は義援金に回しました」
と、各家庭が揃って口にすれば、これだって相当の効果があるはずだ。
■ つまり僕の疑問は、「果たして関西の人たちは、関西テレビを口では批判しながら、それでも漫然と関西テレビを見続けたのか、それともキチンとボイコットして消費者の責任を果たしたのか?」ということだ。
ちなみに、この「視聴ボイコット」というのは、企業に対する抗議行動としては、おそらく最もお手軽で、誰にでもすぐに実行出来るものだ。
欧米と比較すると、概して日本人は口先の批判(しかも陰口)は得意だが、きちんとした抗議行動が苦手という傾向があるように見える(なんのことはない、そういう意味で「マスコミ」と「消費者」は、よく似ているではないか!)。だから余計に、この「視聴ボイコット」という最もお手軽な抗議行動は、今の日本社会を見るときの切り口としては、一つの大きな指標になるような気がする。
つまり、「不祥事を起こした局のチャンネルを消す(変える)」という、リモコンを指一本で操作するだけの抗議行動さえ出来ない輩は、「企業を本当に批判する意思そのものがない」とみなしてもおかしくないと思うのだが、どうだろう?
■ この点が気になって調べたのだが、僕の貧弱な検索能力ではソースが見つけられなかったのであった。トホホ。
こういうときは、元KGBエージェント在米私設秘書のMMさんの力を借りるしかない。すんまっせん、お願いしますm(..)m
僕が欲しかったのは、関西テレビ全体の視聴率の推移、それも出来れば例の不祥事の前後数日間の一日毎の推移(さらに贅沢を言えば、関西他社の同データも欲しかった)なのだが、彼女の腕を持ってしてもそのものズバリのデータは出てこなかったとのこと。
実は、これはある程度予想していた。人気番組トップ10の類の視聴率は公開されていても、局全体の視聴率とかになると、そうそうそこら辺に無料で転がってるわけないだろうなぁ、と。
彼女が探して見つからないのなら、ホントにないのだろう。やっぱり思った通りだったか。
■ で、彼女が見つけてくださったのが、これ。
おぉ、さすが! これで十分、十分、傾向くらいは分かるはず!!
それではこの表を元に、ちょいと計算をしてみることにしよう。
いささか乱暴な方法だが、不祥事の前の週「11月1~7日」(以下、第一週)と当該週「11月8~14日」(以下、第二週)の2週に関して、1~20位までの関西地区の視聴率合計、および、各局の小計を出して比べてみることにする。
(ちなみに執筆時現在、当然ながらその翌週のデータはまだアップされていないので、今回はデータとして活用することが出来なかった)
で、その結果を表にまとめたのがこれ↓。
| 第一週 (%) | 第二週 (%) | |
| 関西 | 144.8 ( 38.0) | 188.7 ( 45.7) |
| 読売 | 108.8 ( 28.5) | 107.3 ( 26.0) |
| ABC | 74.2 ( 19.5) | 78.8 ( 19.1) |
| 毎日 | 33.9 ( 8.9) | 19.3 ( 4.7) |
| NHK | 19.4 ( 5.1) | 18.9 ( 4.6) |
| 合計 | 381.1 (100.0) | 413.0 (100.1) |
賢明なる読者諸氏には釈迦に説法だろうが、2週間だけ抜き出すなんて、上でも書いた通り乱暴な話だ。
さらに(こっちの方がもっと重要な点だが)、あくまでもトップ20に絞ったデータを使っているため、TV局全体の実際の合計視聴率は、ここで計算した数字とはがらりと様子が違う可能性もある。
そういう意味で、この試算は「動かぬ証拠」ではなく、あくまでも参考程度にしかならないことは、僕自身もよく分かった上でやっている。その点を念のために、予めお断りしておく。
僕だって学会に提出する論文を書いてるんだったら、もっと慎重を期してしっかりしたデータを揃えるけど、今回くらいのトピックを、無料公開されている個人(しかも管理人はヒゲロン毛裸足の野人)のブログで軽く論じる程度ならば、こんなもんでも許されるのではないかと判断した。
8月22日に紹介した「反社会学」の手法を使って、知らんぷりしてこのまま、いかにも信憑性あふれるデータのふりして「数字のマジック」を駆使しても良かったんだけど、どうも良心の呵責がねぇ……。いや、こう見えても、小心者の善人と申しますか、善良なる小市民と申しますか、まぁそういうわけでして……。
え? ゴチャゴチャ言ってないで、先に進め? ハイ、そうします。すんまっせんね、ガイドってぇヤツぁね、無駄口叩くのもショーバイのうちでしてね。
■ さてさて。
それぞれのセル(升目)の中の左側の数字は、トップ20内の番組視聴率をテレビ局ごとに単純に合計したもの。
その右のカッコ内の数字は、左の数字をトップ20の合計で割った「トップ20の中で、その局が占める視聴率の割合」だ。
ご覧いただくと一目瞭然なのだが、関西テレビはどちらの週もダントツのトップだなのだが、注目すべきは、不祥事の前の週が38.0%だったのが、不祥事の週にはかえって45.7%と、大幅にスコアを伸ばしている点だ。前週比でなんと20%増!
しかも、他社はすべてスコアを落としている。
上記のように、統計データとしては大雑把なシロモノではあるが、それを差し引いたとしても、これだけ顕著な数字が出てくると、少なくとも関西の視聴者が、関西テレビの不祥事をボイコットで糾弾しようという姿勢を持っていたとは思えないという程度のことは推察してもかまわないのではないだろうか?(回りくどい言い方……)
つまり、関西テレビはどうやら視聴者から「制裁」を受けずにすんだらしいのだ。
これじゃぁ、不祥事は再発するわぃ。新潟の被災者の皆さん、お気の毒に……。
しかし正直言って、ここまで論旨に即した見事な数字が出てくるとは思っていなかったので、僕自身ビックリした。だから余計に良心の呵責を感じた次第(笑)
■ それはともかく、結局そういう事なのだ。
マスコミの不祥事が起こった場合、茶の間は口角から飛び散った泡でベトベトになるほど批判が噴出するものの、きちんと「チャンネルを変える」「テレビのスイッチを切る」という制裁を加えるという行動に出る者は、ほとんどいないのだ。最も簡単な抗議行動であるにも関わらず……。
(と、乱暴な統計数値で断言するところが、いかにも南半球の野人)
抗議の電話やFAX、メールなどを送りつける方たちもいらっしゃることはいらっしゃる。インターネット上で批判する方々も少なくない。
もちろんそれが無駄だとは言わない。そういう行動も、口先だけの批判よりは一億倍ましだと思う(思ってなきゃ、こんなモノ書きゃしない)。
ただ相手は営利企業なのだから、「商品をボイコットされる」のが一番こたえるというのを忘れては、本末転倒の感がぬぐえない。
当該マスコミの放送を視聴し続ける、刊行物に目を通し続けるというのは、結局「不祥事を黙認する」という意味を持ってしまうのだ。
本当に批判したければ、「商品を無視する」に限る。千人が抗議電話をするよりも、十万人がボイコットする方がはるかに効果的なはず。
逆に言えば、抗議電話をかけたってブログで問題を取り上げたって、その局の番組を見てたら台無しどころか、かえって免罪符を与えているようなもんだ、ってことになる。
極端な言い方をすれば、不祥事で売り上げが落ちないどころか伸びてしまうとすれば、「どんなえげつない手を使ってもいいから、話題を作れば視聴率(購読数)が伸びる」と思うのは、営利企業としてはある意味では健全な発想とさえいえるのだから。なんせ、営利企業の最大の命題は「利益をあげること」に他ならないのだ。
■ マスコミの奢り高ぶった不祥事が後を絶たないのには、そりゃ色んな要因があるだろう。
ネット上でいろいろと議論されているように、内部からの自浄も求めなくてはならないと思う。それについては異論はない。しっかり自浄してもらおう。
しかし重ねて言うが、やっぱり相手は営利企業なのだ。営利企業の仕事ぶりが「一向に改善されない」のは、つまりそれを「消費者(=視聴者、購読者)が許しているから」という一面があるということを、我々は心に留めておくべきだろう。
最終的なところで「結局は消費者に許されてしまう」のなら、自浄だの自粛だのを求めたって徹底されるはずがないではないか。ただでも、日本の企業は不祥事や問題が再発しないようにシステムを改善するのが苦手で、とりあえず嵐が過ぎるのを頭を低くして待つだけ、という傾向を持っているのだから。
っつぅわけで、しっかりしてください>関西テレビ受信圏内の皆さん
いや、関西の方だけに言ったって仕方ない。今後の話として、マスコミが不祥事を起こしたときは、テレビ・ラジオだったら当該局の視聴をストップする、新聞・雑誌ならば講読をストップするという形で、是非ともキチンと「NO」を突きつけるようにして欲しいと思う。
極端な話、今回のように地方局が不祥事を起こしたら、全国の系列局すべてがボイコットされてしまうくらいになれば、自ずからマスコミは変わってくるはずなのだ。
マスコミだけに良識や自粛を求めたってダメなんだから。視聴者だって良識と、ある種の痛み(この場合は、例えば見たい番組を我慢すること)を覚悟しなきゃ。
■ 僕? もちろん不祥事発覚以降は、関西テレビのみならず、系列局も含めて一秒たりとも見ていないです、ハイ。
ってのは海外在住者が口にするとちょっと性質の悪いイヤミな冗談かもしれないけど、実際のところ、僕は普段から一貫してマスコミに「NO」を突きつけ続けておりますです、ハイ。
なんせ、元々昔っからテレビも見なければ新聞も読まない人間なんでございます、ハイ。不祥事を起こす会社の媒体なんて、なおさら。
テレビや新聞に目を通さなくても死にゃしないどころか、かえって心安からか健康に生活できるくらいのもんでして、ハイ。
さらに、自分が関わった媒体がいい加減な仕事をした場合は、ご存知のように仕事が今後こなくなるリスクも省みずに、すぐに直接噛み付いておりますです、ハイ。
だから案の定、ライターとしては仕事がちっとも増えやしない(笑)
仕事くださいm(..)m>新聞でも雑誌でもWebでも好き嫌いは申しません、トピックも贅沢は申しません
でも道理に合わないことされたら、すぐに噛み付きますので、お覚悟の程を(爆)
(この一言多い性格を何とかしないと、文筆家としてはちゃんと食っていけないかもなぁ……)
■ ところでこの話をしていたら、家人が突然スッゴイことを言い放った。
「まったく、新潟のヤクザは何ヤッテルの!
住民が困ってるとこに、そういうとんでもないヨソモノ(マスコミのこと)が町に流れ込んできたときこそ、ヤクザの出番でしょ!!
広域なんとやらっていうんだったら、そういうときこそ全国からヤクザが集まってきて被災地守らなきゃダメじゃないの!!!」
視聴率を下げて制裁を加えろっていう話をしてるところにだな、いきなり「ヤクザ」なんて単語が出てくると、さすがの脱線大王の僕も面食らっちまっただよ(^^;
い、いや、まったくおっしゃる通りで。そういうときこそ、「オラが町の○○組の親分さん」が諸肌を脱いで住民を守らなきゃね。任侠道っていうのは、そういうときのためにあるんだよね、ウン。
すると調子に乗った家人、続けて、
「だいたいねぇ、最近の中学生なんかがチンピラみたいなことしてるのも、ヤクザがだらしないからじゃないの!」
と鼻息が荒い。
いや、確かにそれもごもっとも。町で良家の子女がチンピラまがいの粋がり方してるとこに「おいボーズ(オジョーチャン)、んなとこでヤンチャされると、オレ達の面目がなぁ」ってたしなめてあげる「立派な大人」が必要なのだ! そーだ、任侠だ、任侠!!
でもねぇ、今回の話題からはちょいと脱線気味では……。被災地の話を……。
って、余談大魔王の僕が、他人のこと言えた義理じゃないので、黙ってしばし拝聴……。
で、気持ちよく自説を披露し終えた家人、最後にダメ押しの妙案、
「それでね、ヤクザもちゃんとブログを書くの。『今日はヴォランティアを装った関西テレビの取材班を発見した。いつも通り、迅速かつ秘密裡に処理したが、その方法は……(続きを読む)』なんて具合に」
それって、(続きを読む)をクリックすると、ログインIDと所属組織名とパスワードを入力しろって言われんじゃないの?(笑) 何が書いてあるんだろう、コワイねぇ、見たいねぇ。
■ 暴論ではある。ではあるのだが、でも家人はきっと正しい。
僕自身は、そこに思いが至らなかったのが恥ずかしいと感じるのだから、やっぱり家人はたぶん正しい。
ほら、世の中には「毒を持って毒を制す」という言葉だってあるではないか。先人もそうおっしゃってるのだから、家人はおそらく正しい。
そこで、今回の新潟でヤクザ屋さんはどういう活動をしているか調べてみた。
そういえば、確か阪神の震災のときも、どこかの暴力団が支援活動に尽力したという話があったことを思い出したので、これもあわせて探した。
ところが、やっぱり出てこない。
あぁぁぁ、検索が下手糞だぁぁぁ。一回MMさんのところにお邪魔して、検索の集中講座をうけてこなきゃダメだなぁ。
米国留学か。それもいいかも。ついでにサンタフェ研究所も見学して来て、構想実現をもくろむか?
すんまっせん、これもお願いしますm(..)m>MM先生
■ さすが諜報部員並みの検索能力を誇るMM師範、こちらはすぐにポンポンポンといくつか探し当ててくださった。ありがとございますm(..)m
で、まず新潟に関して日本国内で彼女が唯一探し当ててくれたソースがこれ。
いかにも2ちゃんねるらしい「噂話」レヴェルのスレッドで、ソースとしての信頼性はあまり高くないのだが、「火のないところに」という原則に従って「やっぱり支援活動している暴力団もあるらしいね」という程度の確認(?)にはなるかな。
このスレッドの中には、阪神のときに山口組事務所で炊き出しをしたらしいという記述も出ているが、阪神に関してはMMさんはもう一つ、もっと信憑性の高そうなソースを見つけてくださっていた。
あの一連のオウム事件のとき、それまで馴染みのない顔がたくさんブラウン管に現れたが、その中で強烈に僕の印象に残ったのが、この遠藤弁護士だったが、そっかぁ、亡くなってたんだ……。しばし合掌。
しかし、山口組が支援活動を行った裏に、遠藤弁護士の影響があったというのは、なかなか良い話だな。
とにもかくにも、新潟にも暴力団の支援活動の「噂」はあるし、阪神の場合は事実だったらしいことの確認は取れた。
ちなみに暴力団ではなく右翼団体の方は、公式に支援活動をしていることが述べられている。例えば↓
■ 日本語サイトがダメなら、英語サイトがあるさ!
実際、これが海外にいくと、もう少し信憑性の高そうなソースが出てくるのだ(って、MMさんが見つけてくださったんだから、偉そうな口きくな!>野人)。
まず新潟だが、こういうのがある。
◇[ Capital Letters: Justin Mccurry in Tokyo ]
MMさんによると
英国ガーディアン誌に載った「らしい」記事。実際のガーディアンのアーカイブサーチではヒットしていません
とのことだが、いかにもジャーナリストが書いたと思われる記事の中に、
The homeless turned to the city's well-organised mafia for emergency food, water and clothing
という一文が見える。なるほど。
一方の阪神の件は、「泣く子も黙る英文Wikipedia」(by MMさん)に、
と、下から5段落目に
For example, immediately after the Kobe earthquake, Yamaguchi-gumi whose headquarter are in Kobe mobilised itself to provide disaster relief services, and this was reported by media as a contrast to the much slower response by the Japanese government.
という記述がある。
ちなみに、日本語版Wikipediaの中にはソースがなかったとのこと。アハハ、さすが日本語版だ。
さらに、なんとNASAの教育系情報発信サイト内にもチラリと。
下の方に"Yamaguchi-gumi, a Japanese Organized Crime Syndicate, Pitches in to Help Victims of the Kobe Earthquake."と題された一章があり、上記Wikipediaと同様の内容に加えて、「義理」「人情」という言葉まで説明してある。
■ ここで得意技の余談。
「ヤクザ」に関するトピックの検索結果が、ご覧いただいた通り日本語サイトだけではちゃんとした資料が出てこず、英語サイトを活用してやっとある程度形になるという事態になった。
日本特有のトピックでさえこれだもの(他の例だと、日本の差別の実態が、オーストラリア発行の旅行ガイドブックにさえ書かれているということは、以前話題になったエントリーで述べた通りだ)、世界共通のトピックを比べたとき、日本語情報と英語情報に、どれだけ量・質・バイアスの差があることやら、考えただけでもおそろしくなる。
こういう例を目の当たりにすると、日本語で流れてる情報など氷山のほんの一角に過ぎないということを、改めて思い知らされるではないか。
僕には、MMさん以外にも検索の上手い友人が何人かいる。日本語サイトの検索ならば、ひょっとするとMMさん以上かもしれない知人もいる。
それでもなぜMMさんにお願いするかといえば、彼女が彼らの中で最も語学が堪能だからだ。日本語サイトも英語サイトも完全に活用できるゆえに、彼女の検索結果が最も信頼性が高いと思えるからだ(今月10日のエントリーのコメント欄で明かになった通り、彼女は中国語のサイトまで検索してしまう!)。
デジタル・ディヴァイドということが言われている。主に「ハード」を持つものと持たざるものの格差という視点で語られることが多いような気がするのだが、そうしたデジタル機器の能力やネットインフラの格差もさることながら、結局のところは最終的には語学力と検索能力という「ソフト」がモノを言うんだろうなと、改めて痛感する今日この頃。
しかしなぁ、僕の場合は検索能力をなんとかしないとヤバイぞ……。米国留学かなぁ、マヂで……。
■ 話を戻す。
MMさんが多忙な中ご尽力下さったにも関わらず、残念なことに海外サイトをもってしても、家人の言うような身体を張ってハイエナ・マスコミを阻止しようとしたヤクザの美談は、やっぱり出てこなかった。
やっぱり、そういう事例はないんだろうかねぇ。もしあれば、きっとどこかで話題になってるはずだが、それをMMさんが探し出せないという可能性はかなり低いもんなぁ。
ホントはね、炊き出しなどの普通の支援活動もさることながら、こういう有事にはそれぞれの「得意技」を活かした活動をする方が効率が良いわけで、ならばヤクザ屋さんたちには、やっぱりアホなマスコミを排除して「市民を守る」という活動をしていただきたいと思うのだ。
もちろん、「広域」と呼ばれる全国的なネットワークを活かして支援物資をどんどん運び込んでいただくっていうのも、是非ともお願いしたいところなんだが、でもやっぱりヤクザ本来の使命、「自分の縄張りを、余所者に荒らされないように守る」っていうところでがんばっていただきたいのだが。
暴力団新法? こういう非常時に、しかも「市民を守る支援活動中」のヤクザ屋さん相手だったら、そんなにカタイこと言わずにちょいと特殊な運用したっていいじゃないの。そういう「非常時における法の適切な運用」だって、立派な支援活動、復興運動の一環のはずだぞ。
■ 取材を妨害されたハイエナ・マスコミは、いっせいに叩きに走るだろうけど、ヤクザ側に理があるならば、最初に説いたとおり我々が「視聴・購読ボイコット」でヤクザの肩を持てばいいじゃないの。
問題は、マスコミが完全に足並みそろえていっせいに「報道の自由の侵害!」、「報道は暴力には屈しない!」などと言って暴力団叩きキャンペーンを始めたときに、「いや、それはオカシイ!」と言える一般視聴者がどれだけいるかだろうか?というところに帰結してしまうんだけど……。
ネット上では「おかしい!」という人はたくさん現れるだろうが、それをオフラインの世界のボイコット・ムーヴメントにまで広げることが出来るか?
結局最後の最後に、ハードルの高い課題が残ってしまったか……。
■ と、ここまでが今日の本題。
こっからは脱線のボヤキなんだけど、しかしまったく、今回の震災では、周辺で嫌な話ばかりきくぞ。
もう面倒だからソースを引用しないけど、新潟の震災をネタにしたオレオレ詐欺の被害も広がっていると聞く。もうこんなの、外道、畜生、鬼畜、虫ケラだ。
悪党にだって、悪党なりの仁義ってものがあるんじゃないのか?
詐欺やるんだったら、話を聞いたこっちが喝采したくなるような見事なカラクリのカゴ抜けで、悪徳成金から金取れってば。
こういう仁義もへったくれもない連中が横行するのも、家人の言う通り、プロのヤクザ屋さんが「本物の仁義」を見せてくれなくなっているからかもしれない。
あと、もうあちこちで紹介されて有名になったページだけど天漢日乗「2004-10-26」のコメント欄を見ると、
2ちゃんの偽善的な団結力と、わかったつもりの日記ほどはたからみてこそばゆいものはない
などと抜かしている馬鹿がいる(こういうハンドルネームを使ってくれると、こっちは気楽でありがたい)。
僕は2ちゃんねるは嫌いで、普段は足を踏み入れないんだけど、それでも実際に行動している人は尊敬する。十把一絡げにしてこうやって実際に手足を動かして支援活動している人まで揶揄するような馬鹿が現れるとなると、もう世も末だと感じざるを得ない。
■ というわけで、今日のまとめ。
- 企業の不祥事は、「ボイコット」で糾弾しようではないか(by 野人)>ALL
- 非常時には、がんばって「オラが町」を守ってあげてください(by 家人)>任侠な方々
- 日本では、「2ちゃんねる」が重要な情報ソースです>それでいいのか、ジャパン?
- 論旨に都合の良いデータが出てきて、大変助かりました>MM様
■ 今回のは一応マスコミ批判記事なので、週刊!木村剛「ブログはマスコミに報いる庶民の一矢だ!」にもトラックバックしておく。
って、これをマスコミ批判記事と呼んでも良いのだろうか?(^^;
ま、いいやね、なんせダウンアンダーの野人の放言だから。
■ 追記(11月23日)。
えぇいついでだ。週刊!木村剛「頑張れ!マスコミの良識派たち!」にもトラックバックしておくぞ。
僕だって、マスコミ内部の自浄作用に期待したいことは期待したいからね。
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■ 「よし、ボイコットするぞ!」と鼻息が荒くなった方は
を、「任侠、しっかりしてくれ!」と思ったエキセントリックな方は
を、「MMさんの検索能力、素晴らしい!」と思った方は両方をクリックしておいて下さいな。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1068
Excerpt: 『Ryu's Logbook』さんのブログにTB!!(去年、中学生だった息子が
From: ヤースのへんしん
Date: 2004.11.22
Excerpt: 「関西テレビの記者がボランティアを装って取材活動した」との記事。私も読みました。もう何とも言いようがありません… あれだけマスコミ批判が高まっているにもかかわらず。それ...
From: ガ島通信
Date: 2004.11.24
全くこっ恥ずかしいったらありゃしない>上司の究極の誉め殺し攻撃。
頂いたお言葉に見合う実力を付ける様に今後も精進致しますデス。
でも、外国語に「堪能」と言うのは真っ赤な嘘ですよ。
日本語も英語も中途半端で不自由しているんですから・・・
読者の皆様で出所の確かなソースをお持ちの方(新聞のスクラップ等)がいらっしゃればよいのですが。
さて、
実はソースとしては信憑性に欠けるという事で南半球にお送りしなかった英文サイト
http://www.sensorium.org/sensingjapan/interview/tsumura/
に面白い話が載っておりまして、
阪神大震災の際に某ヤクザさんが真っ先に簡易風呂サービスを提供したのですがほんの短い期間のみに終わり、それに取って代わってやってきたのは自分を仏陀の生まれ変わりと謳っている教祖がいる系カルトだったとか。
という事で、支援に関しては当初の意図の純粋さはともかく、世に知れた時点では本当の仁義と言うよりは任侠売りのマーケティングの要素の方が強かったかも知れませんね。
ちなみにこのサイトには他にも頭を抱え込んでしまうような震災時の体験者語録(例:ベトナム人コミュニティーでは自衛隊がやってきてクーデターを起こすという噂がまことしやかに流れていた)がザクザクとありますので、英語に負けずにみなさんも斜め読みなさって下さい。
眼鏡マークの有名検索サイトで拾えばベータ版の自動翻訳が出来ますから、それを元に・・・と言いたい所ですが、今見たら翻訳された日本語を見たほうが余計分けがわからなくなっているのでお勧めは出来ません。辞書を片手に、が無難ですね。
それから、
国内のニュースの裏が国内ソースで取れないって言うのは結構顕在化しているのではないですか。
記者クラブと言う名の下に自主検閲かけちゃっている某国のソースに2ちゃんが上がってくるのは仕方がないところでしょう。
こちらもイラク情勢では国内のニュースはプロパガンダにしか思えないものが多いのでついついBBCやNHK国際放送の情報を仕入れては自分で「思想のマニュアル修正」をしている始末です。
> 信憑性に欠けるという事で南半球にお送りしなかった英文サイト
フム、信憑性はともかく、面白いサイトじゃないですか!(笑)
> 国内のニュースの裏が国内ソースで取れないって言うのは結構顕在化しているのではないですか。
これが、結局今あちこちのブログで議論になっている「既存メディアvsブログ」の論点の一つになっているのでしょうね。
(個人的には、この単純な対立図式事態に疑問を持っていますし、ブロガーに既存メディアを上回る取材力も期待していませんが)
> こちらもイラク情勢では国内のニュースはプロパガンダにしか思えないものが多いのでついついBBCやNHK国際放送の情報を仕入れては自分で「思想のマニュアル修正」をしている始末です。
僕も、ついこの間まではやっぱり英語で読むのが億劫なので、日本語で読めるものはなるべく日本語で、という感じだったのですが、最近は日本語だけで情報を仕入れることに恐怖を感じるようになってきたので、我慢して英語情報にも目を通すようにしていますが、なかなか難しいっすね。
> 世に知れた時点では本当の仁義と言うよりは任侠売りのマーケティングの要素の方が強かったかも知れませんね
僕はね、個人的にはそれで良いと思うんですよ。
「任侠道」に限らず、「~~道」全般に関してなんですが、僕はその類のストイシズムよりも、やっぱりマーケティングをきちんと考えたプロフェッショナリズムの方を信用してしまう人間なんです。
言い換えると、ストイシズムやヴォランティア精神で動いている人間よりも、「金のため」に動いている人間の方が信頼できる、という感じです。
別にヴォランティアをやっている人間が信頼できないとか、そういう意味ではないのですが、まったく同じ仕事をしている人間二人を見比べたとき、無給でやっている人間と金取ってやっている人間がいれば、やっぱり金取ってる方が良い仕事するだろうな、と考えてしまいます。
例外は、無給の人間の動機が「信仰心」の場合ですね。
信仰心は、金よりも強いモティヴェーションになる場合が往々にしてありますから、これはヴォランティアといえども侮れなかったりしますが。
ま、信仰の話はこれまたキリがないんで深入りはしませんが、そういうわけで、僕個人としては「任侠道」というカラーを演出するためのマーケティング手法を暴力団が使うのは、ある意味当然だと思います、それで良いんじゃないかと思います。
いまどき任侠や仁義なんていうマーケティングスタイルとるのは、勇気がいると思いますよ。
だって、任侠や仁義というスタイルでマーケティングしちゃったら、女子高生相手にシャブ売るにくくなるでしょ?(笑)
というわけで、本音はどうあれ、「任侠道」「仁義」を演出するために、ハイエナを追っ払ってくださいまし>任侠なお兄様方
Posted by: Ryu : November 22, 2004 10:43 PM視聴率の話ですが、
実は更に数週間遡ると丁度地震発生前後の視聴率なんかもわかるのですが、その頃の関西地区の上位番組は全部NHKのニュース(様々な時間帯のものが複数)なのです。
で、関西テレビと言うのは某お台場テレビ局の系列局でして、関西での人気番組を提供している訳ですね。
ですから、地震のせいで暫くニュースに流れていた視聴者が落ち着いた頃に又普段の番組に帰ってきたと言う動向が数字の増加と言う形のリバウンドで表面化しているのでは、と、私は思っています。
時間があったらその週に関西テレビが目玉番組でも放映したかどうかも確認して、更にその番組の全国規模での視聴率なんかも比較してみれば傾向はより顕著に現れますね。
私設秘書の今週の課題とします・・・って、今週はサンクスギビングで日本の暮れ・正月並みの忙しさなので来週頭になってから取り掛かってもいいでしょうか>上司殿
ホント、地震発生直後はNHK強かったですね。
ニュースや速報はNHKというイメージはまだまだ根強いらしいです。
> 時間があったらその週に関西テレビが目玉番組でも放映したかどうかも確認して、更にその番組の全国規模での視聴率なんかも比較してみれば傾向はより顕著に現れますね。
本格的に検証するならば、この作業も必要だろうなと思ったのですけど、今回のトピックおよび論旨だったら、そこまでしなくてもいいかなぁと思って、僕自身ここまで突っ込むのはやめたんですよ。
MMさんもお忙しそうですから、ムリしていただかなくてもけっこうですよ、ホント。
コメント、ありがとうございました。
そうなんです、ニュージーランドに行った息子は、今でもキウイフルーツと羊の肉が大好きです。
広大な大地と、優しい人たちが、肌にあったようですね。
コメントを入れようとして、TBを再度入れてしまいました、申し訳御座いませんが削除ください。
宜しくお願いいたします。
あ、こちらにもいらしてくださったんですね。
TBとコメントありがとうございます。
ヤースのへんしんさんは、まだいらっしゃったことないのですね。
是非とも息子さんと一緒に来てみて下さい。
TBの件、了解しました。
問題ありません。
削除しておきますね。
またよろしくお願いいたします。
October 17, 2004
雑誌、いろいろ。
■ 予報
[地上気象]
晴れ。風おだやか。最高気温18度、最低気温5度。
[海洋気象]
変風10ノット、夕方早くに南東10ノットになり、明日の午前中に南西15ノット(セパレーションポイントより北では25ノット)に変わる。北部の海況は荒くなる。明朝の雨中、視界は良好。
[潮汐表]
00:12am 4.2m
06:14am 0.3m
12:37pm 4.3m
18:26pm 0.4m
■ 予報通り朝から晴れ渡った気持ちの良い春の日。午後からは冷たいシーブリーズ。
■ 昨日の午後から泊りがけで外出していたので、昨日はアップできなかったので、例によって昨日のログも↓
ちなみに、↑今日の海洋気象予報に「明朝」などと入っているのは、夕方遅くにチェックした予報だから。
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■ 昨日の予報
[地上気象]
にわか雨のち晴れ。風おだやか。最高気温17度、最低気温7度。
[海洋気象]
セパレーションポイントより北:北西20ノット
その他:変風10ノット。
北部の海況はやや荒い。
[潮汐表]
11:59am 4.4m
17:48pm 0.3m
■ 朝からすでに雨はあがっていて、にわか雨も降らなかった。気持ちの良い一日。
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■ 数日前、日本から郵便がいっぺんに三つ届いたのだが、偶然も中身はすべて書籍。
本好きの僕は、これだけでも機嫌が良くなる(^^) どーもありがとー!
うち一つは、野遊び屋が送ってくれた『フィールドライフ』(枻出版社)の秋号(出版社名が機種依存文字なので文字化けしてるかもしれないが、「出版社」の前についている文字は、「木へん」に「世」で「えい」、「えいしゅっぱんしゃ」)。
ごうのブログにあった通り、今回は野遊び屋がホスト役で登場している。
いやぁ、懐かしい景色だ! ここエイベルタズマン国立公園とよく似てるんだけど、ジャポネスクな農家と畑が風景に紛れ込むのが、野遊び屋の展望台からの眺めの美味しさだよなぁ。
で、なになに?
お、なるほどなるほど、確かにカミゾノの絶品スマイルが炸裂してるね。良いじゃん。
アマチュア時代からのチャームポイントであるノーテンキな破顔に加えて、全体的に「プロの余裕と貫禄」らしきものが漂い始めてて、彼女が「ガイドの卵」だった時代を見てきた僕としては、この顔を見られるだけでも嬉しい。
このスマイルにゃ、ごうちゃんもショージも勝てないなぁ(笑) あきらめなさい。
■ とはいえこうして良い顔になったカミゾノを見ると、野遊び屋を売り出すマーケティングの一案として、カミゾノの駆け出し時代から一人前になるまでの2年くらいをTVに追っかけさせるというアイディアを出していた僕としては、「あぁ、やっぱりあの企画をTV局に持っていって、ホントにカミゾノの成長の様子を記録させておけばよかった」と、ちょっぴり残念に思ったり(笑)
しかし、隅から隅までみたけど、ホントにショージは全然写ってないね。今までは確かショージが一番登場回数が多かったのに、ついにフォトジェニックの座は交代する時期か?(笑)
だけど写真よく眺めてると、ビーチに転がるトロ箱はしっかり写ってたぞ。
っつぅことは、ショージはトロ箱以下なのか。かわいそうに。
ちなみにP.73の最後の一文が
「また、リードをフネに結び」
でちょん切れてしまってるけど、カミゾノの報告によると、あれは
「また、リードをフネに結びつけるのは絶対にNG!」
のつもりだったそうだ。
必要な危機管理情報が途中で切れちゃったんだねぇ。「結び」でおわっちゃったら、結んでおかなきゃいけないっていう風に反対の意味で読めてしまうのが恐ろしい。
編集側には何の悪気のないケアレスミスなんだろうけど、「よりによって」っていうようなところでチョン切れてしまってるのがとても痛い。8月16日のエントリーに「事故っていうのは意地悪」って書いたけど、まさにそれの好例、もとい、悪例のような意地悪なインシデントだ……。
■ 別の封筒は、冒険家&ライターの坪井伸吾さんから。やっぱり雑誌が数冊。
さては6月24日のエントリーのバイク雑誌みたいな感じで、彼の記事にまた僕が登場したのかな?
正解。
兵庫県垂水・須磨・西区・明石エリアのタウン情報誌『ぷらっと』の9月号に、デカデカと4月の『プロガイド・ワークショップ』の様子が! うぅぅ、なんか恥ずかしいぞ。
9月号だけじゃなく、そのときのNZ道中記が連載された6~10月号全部入れてくださったので、もう僕はこのエリアの通になってしまったぞ(笑)
あぁ、明石名物たまご焼き(いわゆる「明石焼き」を、現地ではなぜかこう呼ぶ)食べたい……。
でも面白いことに、この情報誌には名物たまご焼きのことは載ってない。ジモティにとっては全然情報価値がないんだろうね。
■ もう一つ、『つり人』(つり人社)の9月号。
坪井さんとガイド馬部氏の凸凹釣行強行軍の様子が面白おかしく紹介されているが(坪井さんの文章、いつ読んでも面白いねぇ)、前回の『月刊ガルル』(実業之日本社)と同様に、チラリと写真だけ僕も登場(笑) でも今回はカラーだ。
『つり人』といえば、ものすごく伝統のある釣り雑誌。釣りといえば、シーカヤックから何年かに一度ハンドラインを垂らすくらいしかやらない僕が、まさか顔だけでも登場するなんて、世の中何が起こるかわからんもんだなぁ、まったく。
って、同じようなこと、『ガルル』のときも書いたっけ。
坪井さん、いつもどうもありがとうございますm(..)m
しかし、これだけ丁寧に紹介記事を送ってくださると、本当に感動。僕自身が取材を受けたときや、記事を執筆したとき、どの出版社さんや編集プロダクションさんも「ゲラできたら、最終入稿の前にお見せします」とか「発行されたらお送りします」とおっしゃるのだけど、残念なことに必ずしも約束を守ってくださる会社ばかりじゃなく、ゲラも見せてもらえないし、肝心の媒体も送ってもらえないなんてこともしょっちゅう。
その点坪井さんは、ちょっと写真を載せてくださっただけでこうしてキチンと送り届けてくださるんだから、頭が下がる。大いに見習わなくては。
■ 6月28日のエントリーで、坪井氏の著作『アマゾン漂流日記』を紹介した。
本文中にきちんと書かなかったので、読者の方にコメント欄でフォローしていただいてしまうという失態をやってしまったので、改めて。
同書は現在版元にも在庫がないようで、リアル書店でもネット書店でも入手が難しいのだが、坪井さんのサイト内から直接ご本人に申し込めるので、ご利用ください。トップページの「坪井伸吾の本」の同書タイトルをクリックすると同書の紹介ページへ。そこからさらに注文ページへのリンクあり(直リンク貼るより、辿って頂いた方が面白いと思うので)。
あ、そうそう、ビッグコミックスピリッツ増刊に載ったこの本のコミック版、みごと読者投票第一位を勝ち取り、今度はアフリカツーリングがマンガ化されるとか。
おめでとうございます!
■ ところで9月20日のエントリーで書いた通り、僕はかなり重度の活字中毒者で、極端な話、活字に飢えてしまうと広告チラシでも取扱説明書でも何でもいいから読みたいという感じ。
だから、自分にとって縁の薄い世界の本や雑誌を読むのって、けっこう好きだったりするのだ。実は『つり人』をじっくり読むのは初めてなのだけど、広告の一つ一つ、記事の一ページ一ページが物珍しく、「へぇぇぇ」と口を開けっぱなしで読んでしまう(笑)
当分はこの『つり人』一冊で暇が潰せそうだ。良いものをいただいてしまった。
-------------------------------
■ 今日のエントリーに感動した方、
をクリックするのをお忘れなく!
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/884
Excerpt: どういう訳が、今日は6時に目が覚めた。やっぱり雨・・・。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.10.19
Excerpt: ■冒険家坪井伸吾氏が、今度は米国を横断ランニングに挑戦! ◎『旅する冒険ランナーのブログ』
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
Excerpt: ■冒険家坪井伸吾氏が、今度は米国を横断ランニングに挑戦! ◎『旅する冒険ランナーのブログ』
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
Ryuさん、ご無沙汰してます。
最近めっきり、有名にならないショージです(泣)
それにしても、カミゾノは良くなりました。ツアーに参加していただいたお客様からのフィードバックも僕より多いですよ。(泣)
それでも、この間、岡山放送のテレビ取材に相当緊張しながら出ました。昨日、ビデオで見たのですが、相当妙な言葉を連発してました。(恥)
レポーターにPFDの中を通してマイクを付けられた瞬間、勢いだけでしゃべってました。(今も昔もノミ心は変わらないのでしょうか・・・。)
精進いたします。
>イヤ、ショージはそれでいいのだ。
>そのまま頑張るのだ(笑)
そうですよね、今更治るわけがないっすよね。
こっちはもう寒くなってきましたが、気を引き締めて頑張りやす。
笑い顔が意外と好評、カミゾノです。(うふふ。)
余裕と貫禄・・・。うーん、きっと出版社にはノーテンキ&アホ面のボツ写真が山積みだったと思うんですが。でも素直に嬉しいっす!精進せねば。
最後のチョン切れてるところ、やはりアクシデントだったようなので、編集者の方も相当悔しそうでした。
Posted by: カミゾノ : October 19, 2004 1:20 AM笑い顔が意外と好評、カミゾノです。(うふふ。)
余裕と貫禄・・・。うーん、きっと出版社にはノーテンキ&アホ面のボツ写真が山積みだったと思うんですが。でも素直に嬉しいっす!
最後のチョン切れてるところ、やはりアクシデントだったようなので、編集者の方も相当悔しそうでした。
Posted by: カミゾノ : October 19, 2004 1:25 AMよほどうれしいらしい。
二重投稿してやがる(笑)
普段は二重投稿はすぐに片方を削除して差し上げるのですが、この喜びに満ち満ちた二重投稿を消すのは忍びないので、残しておきましょう(笑)
あららららら。
二重投稿、失礼しました!どうもツメが甘い・・・。滋賀の実家からの投稿だったんですが、今どきダイヤルアップ(!)なので、ちゃんと反映できてるか確認できずじまいに切れてしまったのです。
しかし、相変わらずお優しいイヂワル・・・師匠!
Posted by: カミゾノ : October 19, 2004 9:13 PMOctober 8, 2004
過保護について。
■ 予報
[地上気象] - ときどき雨。東風35 km/h。最高気温16度、最低気温9度。
[海洋気象] - 午後まで南東15ノット(セパレーションポイントより北では25ノット)。北部の海況は荒いが、次第におさまる。にわか雨の中、視界は良好。
05:08am 2.9m
11:13am 1.7m
18:17pm 2.9m
■ 夜中は降ってたけど、朝起きたときはうす曇。それで思い出した。
ネルソンに住み始めたばかりだった六年前のちょうど今頃、毎日こうして夜中だけに優しい雨が降り、日中は晴れていて、「ニュージーランドってのはなんていう素晴らしい国だ。こりゃ園芸が盛んになるはずだ。農産物も美味いはずだ!」と感動した。
後になってみて、あれがあの時だけたまたま偶然にそういう天候だったことを知ることになるのだが(笑)
でも、ここのところ夜中に降り、昼間はなんとかもっているという日が続いていて、懐かしくなった。
今日は予報通り、ときおりにわか雨がぱらついている。上空の雲の動きを見る限り、東はさほど強くなく、マラハウもあまり良いサーフが立っていないような気がする。マネージャに電話して聞いてみるか。
しかし、メッチャクチャ疲れてるな。どうしたんだろ? しかも改めて潮を見たら、満潮が18時過ぎじゃん! 遅いってば。こりゃどっちにしてもサーフィンはムリか。やぁめた。
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■ 極々私的なメモ。
9月29日のエントリーの「極々私的なメモもう一つ。」で愛娘のトイレットトレーニングの話を書いたが、昨日の7日は昼寝の最中も含めて一度も失敗がなく、ついにパーフェクトを達成。
ちなみに我が家ではお漏らしのことを「失敗」と呼んでいるが、大家は「accident」と呼ぶ。お国柄の違いだねぇ。親やまわりの者にとってはまさにアクシデントだし、本人にとっても確かにaccidentといわれる方が、より優しい言い方かもしれない。
あ、停電だ!
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■ 短期連載『ガイドのつぶやき』その2
9月20日の「誰が殺すのか?」と題したエントリーで、僕自身の「ガイド」、「ライター」という二つの異なる立場の矛盾が、アウトドア業界に悪影響を及ぼす可能性のことを書いたのだが、今日はそれにちょっと関連したつぶやき。
■ 『インシデントレポートBBS』の[187]のスレッドで、僕が書き込んだコメント[220]に対して、[222]で、
「なるほど、プロの人はここまで考えるのか。。」
という感想が述べられていた。
こういう感想を聞くと、二つの異なる考えが頭に浮かぶ。
一つは「ワァ~ハッハハハ、そーなんですよぉ。いやぁ照れるなぁ。え? 別に褒めてわけじゃないって? まぁたまた、そんな遠慮してないでもっと褒めて褒めて!」という誇らしい気持ち。
もう一つは、「これって、いわば『過保護』だよなぁ。それってアウトドアの本質に反するよなぁ」という、自己矛盾に対する苦い気分、およびそれを見透かされたような後ろめたさ。
■ 前者は詳述するまでもないと思う。誰しも自分の専門分野に関しては、「素人には分からんこだわり」を持ち、それを誇りにしているはずだから、「さすがプロ!」と言われて気分を害する人はいないだろうし、そもそも仕事なんて、そうしたささやかな誇りでもなきゃやってられんっていう部分もあるし。
[220]に書いた内容は、実は昨日のエントリーの内容と基本的には同じことだ。単にディテールが違うだけの話。
危機管理に関しても、カスタマーサーヴィスに関しても、アマチュアには思いもつかないような細かい項目にいたるまですべてカヴァーしつくすのがプロの務めであるというのは、僕の「ガイド」という職業に対する基本的な哲学である。
哲学だって、ガハハ、カッコいぃ~! いやぁ、照れるなぁ。もっと褒めて褒めて!
■ さて、問題は後者。こっちが今日の本題。
アウトドアという遊びの本質は、「危険性を楽しむ」、「不便さを楽しむ」というニュアンスを色濃く含んでいて、それに対する技術を身につけていくこともまた、楽しみの中で大きなウェイトを占めるという事実がある。その極北に「冒険」「探検」「エクスペディション」と呼ばれるものがあるのだが、なぁに、お手軽なご近所アウトドアだって同じような要素は持っているのである。
この話、特に「危険性を楽しむ」の方を突っ込んでいくと、「無謀」と「計算されたリスク」の違いという厄介な部分に入っていくし、ガイドにとっての職業的タブーである「自己責任」という言葉が入り込んできたりするので、今日はこれ以上突っ込まない。
でも、アウトドアが楽しいのは、都会での安穏とした生活にはない「スリル」、「リスク」、「不便さ」とひきかえにして「開放感」や「自由」を味わえるからという面があるのは確かだ。
昨日のエントリーへのコメント欄で、Tomboyさんが
「アウトドアマンの真髄は、自分で自分の面倒みれるかどうかの責任感ですよね。」
と書いて下さっていたが、まさにその通りだと思う。
■ つまり、ガイドがあらゆる危機管理とサーヴィスを網羅してしまうと、それが「過保護」となって、お客様から「本来のアウトドアの楽しみ方」、Tomboyさんの言葉を借りると「アウトドアズマンの真髄」を奪い取る可能性をはらんでしまうという矛盾が浮き彫りになってくる。
言いかえると、道具の準備も料理もテント設営も天候などの状況判断も、何もかもすべてガイドがやってくれる「過保護なツアー」に参加したとき、それを果たして「アウトドア」と呼んでいいのかどうかという、根本的な問題が出てくるのである。
実際に新米ガイドを見ていると、張り切って走り回って、手取り足取り面倒を見ようとする仕事ぶりが目につく。
ウェアやギアの装着を手伝い、出艇も手取り足取り、海上ではすぐにトウイング、ビーチに着いたら抱きかかえるようにしてカヤックから降ろしてあげ、すぐに座らせてほら飲み物、ほら食い物と箸の上げ下ろしまで手伝いかねない勢い、雨が降ってきても「大丈夫、そのまま木の下で雨宿りしてて」って、一人でさっさとタープを張り、お客様の手は一切わずらわせないし、お客様がカメラを片手に立ち上がろうとしたら「写真撮りましょう!」とさっさとカメラを奪い取る(特に日本人ガイドにこの傾向が強い)。
う~ん見事な仕事ぶりだ。ここまで徹底して殿様ツアーをやれるならば、むしろ気持ちがいいかもしれない。
■ 最近は、過保護に無頓着なガイドは一流にはなれない、と思っている。
いや、白状すれば僕も新米の頃はこういう仕事をやっていたのだけど、最近はこういう「過保護」は、果たしてアウトドアなのだろうかという疑問が頭の片隅から離れないので、ここまでのことはやらない。
もちろん、「何写真なんか撮ってんだ! 早くしろ!」などとほざく似非ガイドよりは、過保護の方が一億倍マシなのは事実だけどね。無礼な似非ガイドは存在自体が許されないので、さっさとポアしなくてはならない。
また、「過保護の技術を持ったガイド」と「過保護をしようにも、そこまで気が回らないガイド」を比べると、そりゃ文句なく前者の方がガイドとして優れているに決まっている。
ただ、せっかくの技術も、使い方を誤ると思わぬ結果をうんでしまうことがあるからねぇ。
■ もちろん、これは参加者たるお客様の資質によっても大いに事情は異なってくる。積極的にアウトドアを楽しむ気持ちを持ち、そのコツも心得ている人は、ガイドが雑事を肩代わりして楽になった分は、すべてアウトドアを楽しむ方に振り向けることが出来る。
こういうお客様の場合、ガイドが手を出そうにも、自立していて手を出しづらい雰囲気を漂わせているので、逆に過保護にするのが難しかったりするし。
逆に、積極性に欠ける人や、指示がないと動けない人の場合は、雑事から開放されて有り余ってしまう時間を、有効にアウトドアを楽しむために使い切れない。だから余計にガイドの方もいろいろと世話を焼いてしまうという悪循環にはまる。
だから、ガイドのキメ細やかなサーヴィスが、いつも必ずしもアウトドアの楽しみをスポイルするわけではないのだ。
ただし、ガイド自身が過保護の危険性に無自覚な場合は、スポイルの可能性が大きくなってしまうことは、厳然とした事実である。過保護を良いガイディングと信じている短絡的なガイドも、ゆるやかながら業界の首を絞めていると思うのだ。
どこまで手を貸すべきか、どこからはお客様自身にやってもらうか、このさじ加減、バランスのとり方が、ガイディングの肝になってくるのではないだろうか?
■ 冒頭で「ガイド」と「ライター」の立場の矛盾のことをチラリと蒸し返したが、「ガイド」という立場の中だけを見たって、このようにアウトドアの根幹に関わる大きな矛盾があるのだ。
そういう意味で、僕自身はアウトドア業界を「殺す」ポテンシャルを、少なくとも二重に抱えてしまっていることになる。
どのように処理していけばいいのか、今もって答えは出ていない。出たとこ勝負の狭窄的な視野ではなく、常に大きな視野で「業界を殺す」ことのないように気を配っていかないと、何か大きな間違いをしでかしそうな気がしてならない。
■ 関連過去ログ【ガイドのつぶやき】
◎その1「怖さについて。」(10月7日)
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■ 『紅葉速報 2004』
かたぁ~い話の後は、口直しにこちらをどうぞ。
いいなぁ、ジャパンの紅葉。4月30日や9月2日のエントリーに書いたように、こっちはキレイな紅葉ってのはあまり期待出来ないからねぇ。
ま、今こちらは花盛りだから、別にうらやましがることなんかないんだけど。うらやましくなんかないさ。平気さ。平気だってば。
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■ 今日のエントリーで、「ワハハハ、もっと苦しめぇ、ガイド風情めぇ!」と思った方、
をクリックしてみると、トドメを刺せるかもしれません。
って、ホントにスコアが伸びちゃったら、ハンモック買わなきゃいけないハメになって、ホントに懐にトドメになる(^^;
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/838
Excerpt: ■実は、明日、大記録が達成できるかもしれない。 ◎Ryu's Logbook「Weather & Kayaking Log on 14-08-05」 昨年10月から何日働いたのか数えてないんだけど、ノー・トウイングはすごいぞ! ...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.15
Ryuさんの、お話、
アウトドアという遊びの本質は、「危険性を楽しむ」、「不便さを楽しむ」というニュアンスを色濃く含んでいて、それに対する技術を身につけていくこともまた、楽しみの中で大きなウェイトを占めるという事実がある。
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まさにそのとおりです。うーん、と唸ったきり
JSB、固まってしまっています。
自己責任のことも含めて
############
、、、
いつの間にか、blogRankingの8位にIkaros
皆さん、ありがとう(謝謝多)
自分のカヤッキングはエクスペディションといえる領域のものが多いのですが、それでも、それ自体のリスクや知識の無い人や、エクスペディションをやったことの無い人に、このアクティビティの(特に安全性の部分の)ことを説明するのは、難しいですね。しかし、私のような(お客さんを預からないという意味での)アマチュアパドラーでも、人にそのことを説明するからには、ある意味「プロ」の方が考えておられる意識レヴェルに近いところでこれを語る必要があるように思われます。
Posted by: Miya : October 9, 2004 1:39 AM>JSBさん
JSBさんのブログは、もっと上位に食い込んで当然です。
で、実は僕もお邪魔するたびに押そうと思ってるんですけど、ボタン見つかりません(^^;
どこにあるんでしょう?
>Miyaさん
必ずしもアマチュアの方が、プロの意識に近づく必要もないとは思うんですよね。
なんせ、プロの考えていることは辛気臭くて、考えれば考えるほどアウトドアの楽しみから遠のいていくような思考回路ですから(^^;
というだけではちょいと無責任なので、一つ言葉をプレゼントしましょう。
英語では、Miyaさんが「説明するのは難しい」とおっしゃっていることを
「Calculated Risk=計算されたリスク」
と呼びます。
経験と技術の蓄積により、「計算能力」がアップすれば、「解けるリスク」も増えていくということが、この言葉では端的に表されていて、僕は大好きです。
つまり、初心者は「計算能力」が限りなくゼロに近いので、簡単なフィールドでも死ぬし、すばらしい「計算能力」を誇るヴェテランは、難問をスラスラと解く、っていうことです。
ただ、ヴェテランといえども、いつも100点を出せるわけではない。
下手な問題でケアレスミスすると、やっぱり命に関わる。
ね? 便利な言葉でしょ?
「Calculated Risk」とは言い得て妙ですね。
「Calculated Risk」がリスクのパーセンテージと解釈してよいのなら、アクシデント、想定していないトラップ(川で言うところのピンニングや、水中に隠れた流木による危険は、日本語で言えば「計算外のリスク」となるのでしょうが、英語では「Calculated Risk」といってしまってもいいものなんでしょうかね。
そう解釈すれば、川のカヤッッキングの場合、知られている川には川のグレード(クラス)が付けられていて、一般にはそれがリスクの指標として解釈されていると思います。しかし、これって、変化していく自然状況(水量、雨ごとの地形の変化)の中では、まことに気休め程度のなんですよね。単純にリスクの部分では、①下る前に瀬ごとに下見する。②ルートを決める。(自分の技量で下れるルートで)③決めたルートを下る。④危険がある場合は、レスキューのバックアップ体制を整える。ざっと以上を押さえておけば、クラス5の瀬でもリスクはクラス3並みになったりしちゃうんですよね。
そこで、最近自分が判断の基準として気になっているのが、(Ryuさんの守備範囲とちょっと畑違いで申し訳ありません。)リバーカヤック界のカリスマCorranAddison氏が、「Addison's Scale」という、リバーカヤッキングにおける新しいリスク指標を提唱していますので、紹介させてください。
http://www.chrisj.winisp.net/articles/addison.htm
又は
http://www.kendo.freeserve.co.uk/river%20grade.htm
これの凄い所は、パドリングの難易度のみを表示していた、今までの川のグレード分けから発展して、トラブルに陥った時のレスキューのしやすさ、怪我をしたときに受けられる治療までのりードタイムを指標に織り込んでいるところです。
この考え方はどのアウトドアアクティブティにも通じるし、すべてのフィールドにおいて、一度は考えておくべきことなんでしょうね。
> Ryuさんの守備範囲とちょっと畑違いで申し訳ありません
いえいえ、とんでもないです。
こういう話の場合、フィールドの違いなんてのは、些細のディテールの差にすぎません。
考え方のエッセンスは、おっしゃるとおりすべてに通じます。
ご紹介いただいたAddison's Scaleってのは、恥ずかしながらまったく存じませんでした。
面白いものをご紹介いただき、本当にありがとうございます。
勉強になりました。
僕にとっては非常に納得のいく基準です。
たとえば、僕は「エイベル・タズマン国立公園はエントリー層にとっても最高のフィールド」と断言しています。
しかし、実をいえばここの海域は、決して年中静かで荒れないエリアというわけではなく、むしろ商業フィールドとしては、どちらかというと荒れる部類に入ります。
ってなことは、このブログを読んでくださってる方は、すでに過去の荒れた日のログを読んでご存知だと思いますけど(笑)
実際、「カヤック歴20年」を自称する人が、「こんな荒れた海は初めてだ」と言うのを受けて「そうっすか?こんなの毎日っすよ。まったくの初挑戦の人もこれくらいの海平気で漕ぎますよ」ってな会話をしたことも、一度や二度ではありません。
じゃぁ、なぜそれでも「エントリー層に最適」かというと、Addison's Scaleで言えば、ConsequenceとRescueのグレードが非常に低いからですね。
7社のウォータータクシー、17社のシーカヤックツアー会社が常時運行し、日本と違ってこれらがいがみ合うことなく互いに協力し合ってすべての利用者を全プロが目を光らせて安全管理しているので、事故があった場合も大事に至る可能性が極めて低い、語弊を承知でもっとハッキリ言えば、死亡事故が起こる可能性が世界一低いフィールドだからです。
いくら静かなフィールドでも、いったん事故が起こるとレスキューされる可能性が低いとなると、やっぱりそこは危険海域ですからね。
過去の、プロパーだけがそのアクティヴィティに挑戦していた時代だったら、Difficultyだけのレイティングでよかったかもしれませんが、こうして裾野が広がってくると、Addison氏の提唱するとおり、もっと大きな視野でパラメータを設定して、総合的な指標が必要になりますね。
> 水中に隠れた流木による危険は、日本語で言えば「計算外のリスク」となるのでしょうが、英語では「Calculated Risk」といってしまってもいいものなんでしょうかね。
基本的にはRiskをCalculateするときは、見えないリスクやアクシデントのことも計算に入れますから、一応予想の範囲内で、結果的に「Under Control」におさまったものは、「Calculated Risk」といって言いと思います。
で、まったく予測できなかったものに関しては、英語でもやっぱり「Uncalculated Risk」という表現になると思いますね。
この「Uncalculated」の部分をどれだけ減らせるかが、安全管理のキーになるわけですが。
またまたTomboyです。
過保護について、なんですが、ATAのツアーに参加したときに、ガイドさんがランチを作ってくださいました。参加者には2種類いて、1)ランチができたら呼んでね、というタイプと、2)プロの調理法をみたい、一緒に作りたいとうずうずして参加するタイプ(私は後者)です。前者は人は全てにおいてGuided Tourだから何もかもしてもらって当たり前で通してましたし、後者は率先してなんらかの作業に参加することを楽しんでいました。
アウトドアツアーに参加する醍醐味は、皆で協同して調理して(そしてガイドさんのプロ調理法を学ぶ)、その後人間の跡形を残さないように片付けるという精神を学ぶところにあるのにな、と思うんです。でも、お金を払って漕ぐこと以外の作業をするのか、とお怒りになる参加者もおられるかもしれませんね。
===
自己責任について、の追記です。
この夏にサンディエゴで半日の超初心者向けのシーカヤックツアーにカヤック初心者の友人と参加しました。休憩を入れて3時間の往復3キロ程度の簡単なコースです。総勢12人のツアーでガイドさん1人見習いさん1人でした。
初めてだけどシングルで漕ぎたいと友人が言ったので、シングルカヤックで漕ぎ始めたのですが、友人は5分後には疲れが見え遅れ始めました。ガイドさん2人ははるか前方にいます。戻ろうという私に、友人は大丈夫と引きかえそうとしませんでした。私がガイドさんを呼びにいって戻る間に友人は船酔いを起こしていました。友人は目的地まで到達できないことが明白なので、引き換えしたいという私に、ガイドさんは、知らせてくれてありがとう、の後に、他の人がいるからここで後1時間待機するか目的地にいくかどちらかにしてくれ、と言いました。シングルカヤックに乗ってる限り、自分で帰り着かないとどうしようもないので、一番いい方法は今吐くことだ、と。人前で吐きたくない友人はそのうち、友人はパドルを離して泣き出しました。ちょうどその時、初老の白人女性2人のタンデムカヤックが通りかかったので、前部座席に友人を乗せて帰ってくれ、と頼んでみました。海上で乗りかわって無事友人はビーチまで戻れました。ビーチまで帰り着いてお礼を言ったときに、タンデムカヤッカーの女性は「次はタンデムカヤックに乗りなさいね」と厳しい一言を残して帰りました。
友人の初アウトドア体験になるかと思ってシングル2艇にしたのですが、友人にとっても私にとっても痛い経験でした。
1)まず、友人が弱すぎる。漕ぎ抜く自身がなかったらやめる、引き換えしたいと伝える、泣いて生存するための努力を怠るのは問題外。「やってみたいけど無理だと思ったら手遅れになる前に自分でダメという」ということはアウトドアにおける自己責任だと思うんです。
2)カヤック初めての初心者と参加するなら、何がなんでもタンデムで漕ぐべきだったのに、見極めが甘かった私は、アマチュアアウトドアマンとしては失格です。
3)ガイドさん。ちゃんと参加者の様子を把握してください。
と思ってしまったのです。Ryuさんは、アウトドアになれてない日本人のよわっちさを何度も経験されてると思いますが、ガイドツアーであっても漕げない人、泣き出す人、を助けることは難しいですよね。
詳細コメント、ありがとうございました。
Tomboyさんのおっしゃる二つのタイプは、僕にとっては両者とも「ガイドツアーの強みを生かして積極的に楽しめるタイプ」です。
僕が懸念する楽しめないタイプは、
3) 積極的に散歩、写真撮影、ビーチコーミング、昼寝、スノーケリングなどを楽しむわけでもなく、ガイドの調理に興味を示したり手伝おうとするでもなく、他の参加者とおしゃべりを楽しむでもなく、何をして時間をつぶして良いのか分からず呆然としてしまう人
のことで、一人で参加する日本人に多いタイプなんですよ。
しかし、お友達はさんざんな目にあいましたね。
本当にご愁傷様でした。
えっとですね、お友達の件の分析、確かにTomboyさんの立場からすると1)も2)も妥当なのかもしれません。
ただ、プロの引率するガイドツアーですからね、僕から言わせれば
「似非ガイドのグループにあたってしまって、災難でしたね」
としか言えません。
僕がガイドの所業を非難するなら、
1) まったく未経験の日本人女性にシングルをあてがった
2) にもかかわらず、彼女を注意して見ていないどころか、ダブルガイド体制だったというのに、二人とも前方にいて、コミュニケーションを取れないほどスプリットを起こしている
(完全にインシデントが発生している状態。当社なら始末書モノ。SKOANZの試験なら、その場で即試験中止落第モノ。)
3) さらに、彼女が漕げなかったときのために、タンデム艇に乗り換えさせるというバックアップ手段が用意できていない。
4) 船酔い対策のノウハウも何も知らず、こともあろうか日本人女性に人前で吐けなどと抜かす
全部論外ですね。
残念ながらそのガイド氏は、危機管理面でもカスタマーサーヴィス面でも、プロのレヴェルには程遠い立派な似非です。
僕は昨シーズン、新人研修生のガイド昇進社内試験の試験官を何度も担当しましたが、今回のケースよりもよほどマシなガイディングをしているヤツもバンバン落としたうえで、ボコボコに叱り飛ばしました。
男の子のガイド見習いが、何人も僕の前で涙をこぼしたものです。
そのガイド氏が僕の試験を受けたら、おそらくあとで殴られることでしょう。
> ガイドツアーであっても漕げない人、泣き出す人、を助けることは難しいですよね。
難しくないです。
それが出来ないヤツを似非、またはガイドの卵と言い、それが出来るようになって初めて「駆け出しガイド」と呼んでもらえるようになるのです。
というより、泣き出すまで放置するような似非ガイディングは絶対にしません。
情けない話ですけどね、日本人がシーカヤックの本場だと思っている米国やカナダは、非常に似非ガイド率の高い場所です。
ここエイベルタズマン国立公園にも、しょっちゅうカナダ人ガイド、米国人ガイドが働きに来るんですよ。
ただ、ちゃんとガイディングの出来るヤツは、今まで一人しか見たことがないです。
ほとんど全部が似非でしたね。
カスタマーケア、カスタマーサーヴィスというと、本文中に新米ガイドの行動としてあげたような「こまめに走り回って面倒を見る」という方ばかりピックアップされますが、ホントウに大切なのは、お友達のケースのように、辛い思いをしてらっしゃる方をいち早く見抜き、それを早期解決することです。
つまり、サーヴィスを過剰に差し出すのではなく、必要なところに必要なタイミングで救済の手を差し伸べてイヤな部分を適切に取り除く。
これがカスタマーケアの基本です。
前者の「押し付けサーヴィス」ばかりで、後者の「問題解決」のケアがおろそかになる輩が多いですが、それではホントのプロとはいえないです。
なるほどこれぞ似非ガイドの見本だったわけですね。岸に帰り着いてからも、ガイドさんはものすごく迷惑そうな+あきれ顔をしていましたっけ。アメリカらしいガイドぶりだなあとは思っていましたが、タイのガイドさんよりましだったわけで。
Posted by: tomboy : October 10, 2004 2:50 PMアメリカらしいというか、万国共通の似非ガイドぶり、という感じですかねぇ。
キウィの場合は人懐っこくて極めて面倒見が良いという国民性なので、似非といえども、そういう「迷惑そうな顔」をするヤツは例外的に非常に少ないんですけどね。
しかし「ここで一時間待機」って、プロが口にすべきセリフじゃないですねぇ。
驚愕しました。
いやぁ、世の中広い、下には下がいるもんですね。
今まで聞いた似非の中でも、大関クラスですね。
勉強になりましたm(..)m
もっとヒドイ、タイのガイドさんの話は、もう恐ろしくて聞きたくないような、でも怖いもの聞きたさで、やっぱり聞きたいような(^^;;;;;
Posted by: Ryu : October 10, 2004 9:58 PM>キウィの場合は人懐っこくて極めて面倒見が良いという国民性
多分この一言に集約されているのではないでしょうか。
アメリカ人にはビジネスライクな親切さはあるけれど(それもかなり親切で日本人は勘違いしやすいのですが)、「気を回す」的心遣いはなかなかないですね。
むしろそういう人がいたとしても、逆に大変神経質な人間だったりしてかえって疲れてしまったり。
それからアメリカが訴訟社会だというのは周知の事実ですが、アウトドアツアーの場合も然りでして、参加者には絶対release of liabilityというものにサインさせていると思います。
所謂「このツアーに参加するに当たっての損失・損害(怪我、死亡事故、等)については、貴社に責任を求めません」的文書にサインしない限りツアーには連れて行ってもらえないわけです。
それ以外にも、きっと読めるか読めないかわからないような小さい字で書かれているものにサインなりイニシャルなりをしなければいけないと思うのですが、その小文字部分に事細かに記載されていること「のみ」がガイドの責任で、それ以外のことは「カスタマーの自己責任」となるわけです。
ですから、北米でliability系書類にやたらとサインをしなければいけないケースは、アウトドアアクティビティーのみならず、病院で手術する際(治療目的の手術での予想外のダメージについて)、子供のスポーツ教室(怪我や事故の際に教室では責任を負わない)やら、使用者の方が自分でスキルアップを図るなり保険を購入するなりして覚悟の上で参加するという形になります。
(ついでに前述レスにこじつけてしまうと、参加者の側にcalculated riskが課せられていて、予測可能な範囲のリスクを知っていて何もしないで相手に責任を求めるのはお門違いで、責める前には保険なり何なりで自分を安全を守る自己努力をする、ということです。勿論最悪のケースでも、liabilityフォームにサインしてしまっていては責任問題としては相手を追及できませんが、「精神的なダメージ」としては法廷でいくらでも相手の非を問う事が出来ます(笑))
だから、「似非ガイド」というよりは、北米ではもうRyuさんレベルのガイドとは完全にメンタリティーから具体的なJob descriptionに至るまで同名にして異なるものなのでしょうね。
Posted by: MM : October 11, 2004 7:02 AMしかしながら、今回のTomboyさんのお友達の方のケースでは、
>ビーチまで帰り着いてお礼を言ったときに、タンデムカヤッカーの女性は「次はタンデムカヤックに乗りなさいね」と厳しい一言を残して帰りました
とのことですので、カヤッカーの常識として実力不足の人間がタンデム艇に乗り込むというのはアメリカにも徹底しているであろう事が予想できますので、やっぱり似非ガイドだったのでしょう。
本当にご愁傷様でした(としかいえないですよね、このお話・・・)
実はこれからアップする「ガイドのつぶやき」の続編(最終回)で、僕の主宰している『プロガイド・ワークショップ』の話がかなり派手に出てくるのですが、MMさんご指摘の免責同意書も実はPGWでも扱っている内容です。
日本の場合は、法律が違うので、免責同意書をとっても法的には無効、よって顧客の心象を悪くするだけの効果しかないために、やめておきましょうというのがその内容です。
NZもACCという事故保障システムがあるために(つまりNZと米国は、国民性の違いだけではなく、社会システムの違いも要因として挙げられます)、ウチの会社もずっとやってなかったのですが、合併で会社組織そのものが変わった先シーズンからやるようになりました(うっとうしい)。
ただ、それでガイドたちが「免責同意書に書いてある責任範囲外は、僕らの仕事の範囲外」などと胡坐をかくかという、そんなことはないですね。
米国の場合は、訴訟社会、契約社会というシステムが、明らかに人間のメンタリティをスポイルし始めてますね。
サーヴィス精神までが契約内容に縛られ、プロ意識、職人意識が育たないっていうのは、悲劇を通り越して「モダンタイムズ」の中でチャプリンの描いて見せた喜劇の世界そのものですね。
あと、これも続編の中でこれから書くことですが、免責同意を求める大前提として、やはりインフォームド・コンセントが重要になるはずですが、日本のアドヴェンチャー・ツーリズム業界ではまだその意識すらないし(医学用語だと思われている……)、米国ではそれこそおっしゃるとおり、保険の契約書の裏面にビッシリ書いてある小さな文字、あぁいうので「ちゃんとインフォームした」と言い張るんでしょうねぇ。
ヤレヤレ、です。
本来の国民性としての親切さ、サーヴィス精神の旺盛さですが、平均レヴェルで言えば、僕は米国人よりも日本人の方が上だと思います。
日本人が本気でサーヴィス技術を鍛えれば、もともとの人懐っこさはスゴイものの、修行があまり好きじゃないキウィのレヴェルを軽く超えることも可能なんですけどね。
やっぱり、すごいのは一流温泉旅館の仲居のおばちゃんたちですよ。
日本のホテルマンは、「慇懃にしてりゃそれで良いんだ」みたいな、慇懃無礼の典型みたいな人が少なくないし、フライトアテンダントもお高くとまって客を見下す雰囲気を漂わせる人がこれまた少なくないので、仲居さんたちほどはスゴイと思える人は多くないですね。
というわけで、アウトドア・ガイドの皆さん、時間が出来たら、キャンプなんぞに行ってないで、一流の旅館に行って仲居さんの所作を盗んできましょう(笑)
かくしてアウトドア離れはますます進み、温泉ブームが再燃するのであった(爆)
Posted by: Ryu : October 11, 2004 9:17 AM> やっぱり似非ガイドだったのでしょう
ですね。
いくら社会背景が違うとはいえ、顧客から対価を受け取って安全とサーヴィスを提供する「契約」を交わしているのは間違いのない話で、漕げない顧客の面倒を見る、顧客に不快感を与えない常識レヴェルのサーヴィスを提供するってのは、どんな国でも当たり前のガイドの業務です。
明らかによわっちいと分かる顧客が後方にいるのに、気を配ることもしない。
挙句の果てに「一時間待機」などと、自分の目の届かないところに置き去りにしようとする。
完全に職務を放棄した危険行為ですね。
つまり米国の場合、逆にこれらはTomboyさんのお友達の側から「精神的損害」のみならず、「契約違反」として訴訟に持ち込めるくらいの似非行為だと思いますよ。
まぁ、州によって違うでしょうから、ここで断言することは難しいですけどね。
日本やNZの場合は、こういうケースでも法廷に持ち込むことは難しいでしょうけどね。
一流旅館の仲居さんのそれは「ホスピタリティ」ってやつですね。丁寧できめ細かなサービスのさらに上を実現するとこうなるという完成形のようにも思われますね。
Posted by: Miya : October 11, 2004 9:47 AMそう、ホスピタリティっすね。
キウィガイドもビックリですよ。
> 丁寧できめ細かなサービスのさらに上を実現するとこうなるという完成形のようにも思われますね。
ですね。
アウトドアガイドの場合は、それらに加えて、徹底した危機管理能力と、いざというときのための強力なリーダーシップ(グループマネージメント能力)が要求されるので、さらにハードルが高いのですが……(泣)
私もアメリカで数年暮らしましたので、liabilityフォームにサインした以上、自分で漕ぎぬくという責任を持ってツアーに参加しないといけないと思ったのですが、契約違反+精神的損害で訴訟にもっていけるくらいのとんでもない似非だったということですね。
皆さんのコメントを「泣いてしまった友人」に伝えて、もう一度アウトドアの楽しさにふれるようになってもらいます。ありがとうございました。
ところで、似非大王になりそうな、タイのガイドぶりですが、
集合場所について漕ぐ前にランチ時間2時間、スプレー付きのシングル艇を借りられるのか何度も確認してOKだったにもかかわらず全員タンデムのSit on Top(ついでに私は体重100キロ以上の見知らぬ女性+全く漕がないを後部に乗せられ、死ぬ思いをしました)、ガイドさんはツアーの途中であった友人と長話をして参加者を放ったらかし、あげくの果てに先に目的地に帰ってしまいました。後方にいた人は目的地がわからずに長い間探しまわったようです。ガイド精神以前に人間性の問題ですね。
う~ん、まさに似非大魔王、永世名誉横綱ですな>タイのそのガイド氏
もう、どこをどう突っ込んでいいのか分かりませんです、僕には(涙)
これ聞くと、日本のガイドさんは全部許せてしまうような気もしてきますね(笑)
お友達には、よろしくお伝えください。
天候が安定しているときに、ちゃんとしたガイドに当たれば、ホントに誰でも楽しく遊べますからね。
October 3, 2004
「野人版クレーマークレーマー」の巻。
■ 予報
地上気象 - 晴れのち曇り。北東風。最高気温14度、最低気温6度。
海洋気象 - 変風10ノット、午前中に北東に変わり、夕方には20ノットにあがる。海況はやや荒くなる。
■ 気持ちのいい春のポカポカ陽気。風は少し吹いてるが、予報通り北からの風なので寒くはなく、肌に心地よい。
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■ 本日よりサマータイム(正しくはデイライト・セーヴィング)が始まり、時計が一時間進んだ。これから半年間、日本との時差は四時間だ。
きっと今日は、ニュージーランド全土でバスやフェリーに乗り遅れたり、アクティヴィティに遅刻したりというハプニングが無数に起こったことだろう。きっとうちの会社も、お客さんが現れなくて困ったんじゃないかな(笑)
ちなみに、ニュージーランドは日付変更線のそばにあるので、世界一早く夜が明ける国の一つ。2001年の正月を迎えるとき、ニュージーランドの最東端の町ギズボーンに「最初の21世紀中継」「21世紀の最初の初日の出」を求めて観光客やマスコミが殺到したのは、もう日本ではすっかり忘れ去られているかもしれないけど。
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■ 電脳紙芝居、始まり始まり。

ある日、野人のところに荷物が届きました。9月27日のコメント欄にJSBさんが書き込んで下さった「和の心、鼓ストーブ」です!
「うぉぉ! ホントに鼓だ!! 和の心だ!!! ジャポネスクだ!!!!
ありがとうございますぅ!>マイスターJSB
うひひ、また遊んじゃろっと(^^)」
野人は大変うれしそうです。気味が悪いです。
でも怖いものって、見たいですよね。遠巻きにして、もうちょっと観察してみましょう。

鼓型に組んである二つのストーヴをばらすと、一つ一つのストーヴはSYCLONESTARstoveです。
野人の気味悪さとは裏腹に、こちらは気持ちの良い職人仕事、お見事な作品です。メルトダウン対策後の作品なのに、「吹けば飛ぶよな軽さ」も健在です。
この二つのストーヴ、吸気用の穴の位置をよぉ~く見ると、ちょうど対照的な位置に穴をうがってあります。穴のオフセット角が逆なので、炎は当然逆方向に回転するのです。
つまり片方が北半球仕様で、もう一個が南半球仕様。素敵です、ロマンチックです。
さて、今まではシェラカップで水を沸騰させるだけの燃焼テストしかやってなかったのですが、今回の野人はアウトドアクッキングに挑戦することにしたようです。
でも休みの日はとことん怠け者になる野人のこと、アウトドアっつっても自宅の庭ですませてしまうようです(^^;
メニューは9月7日に紹介した料理の実践編に決めたようですが、残念ながらトマトが切れていました。仕方ないから、アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノにしたようです。やっぱり怠け者です。

少々風があるので、野人は木の枝、竹とバスタオルで風防を作りました。
「これ、いつもビーチで仕事するときにも使っている方法なので、反則ではないのだ!」
なにやらブツブツいってます。気味悪いです。もうちょっと距離をとった方がいいかもしれません。
野人は太いスパゲティが好みなんだけど、アウトドアでは細い方が早く勝負がつくので今日もヴァーミセリをチョイス。意外と細かいことを考えているようです。
コッヘルは小さいので半分に折って叩き込みました。手早いですが乱暴です。やっぱり野人です。
お湯の中には多めに塩を溶かしてあるので、あとで塩で味付けする必要はありません。

いよいよ9月7日にご紹介した技の登場。下ろし金でニンニクをオリーヴオイルの中に直接すり下ろしている図。切るよりよっぽど速いですが、やっぱり乱暴です。とても文明人の所業とは思えません。あ、だから野人なのか。

ところがここで繊細さを見せる野人。意外なことにここでゴムベラが登場しました。柄が折れてヘッドだけになった古いゴムベラは、アウトドア・クッキングにも大変便利なのです。食後の後片付けの時にも、食べ残しや食器に残ったソースなどは、ゴムベラで掻き落としてしまうと、始末が楽チン。
ニンニクに色がつき始めたタイミングでタカノツメも投入。
「9月7日のようにトマトをすりいれれば、ニンニクが焦げる心配はなくなるけど、アーリオ・オーリオはとろ火じゃないと焦げやすい。火から離したり、パスタのゆで汁を少しずつ入れて油の温度を下げるとかして調節すると良い」
またブツブツいってます。頭は大丈夫でしょうか?

と、そのとき、野人の背後より忍び寄る不気味な小さな影。
影の正体は、数日前に母親に出て行かれてしまって、飢えに苦しんでいるメイメイでした。父親の野人が一人でエサを食おうとしている気配に気づき、慌てて飛び出してきたようです。
慌てたわりには、今日おろしたてのキッズ用フリルネック U.T.E.をキチンとかぶっているのは感心です(笑)

そろそろ茹で上がったようです。お湯を切ってニンニクオイルと混ぜている野人。待ちきれないメイメイ。
飢えた親子、何やら目の色が尋常ではありません。

パクッ!

う、美味いぃ~!(^^)
カーサンが出て行ってから、初めてのまともな食事に歓喜するメイメイ。鼻にシワを寄せて作り笑いをしています。
野人も、JSBストーヴの実用性に歓喜していましたが、さすがに野人の笑顔は気味悪いので割愛して、どっとはらい。オチは無いのかよ!
【注 意】当紙芝居はフィクションであり、実在の人物や家族とは無関係です。
【撮 影】家人(笑)
■ ご覧の通り、コッヘルを乗せて調理しても、メルトダウンの気配はありませんでした。>JSBさん
火力も文句なし。
途中で燃料が切れて火が消えても、他のストーヴと違ってアルコールストーヴは燃料補給&再点火が大変簡単なので、ものすごく気が楽。
アルコールストーヴって、ホントに良いなぁ。
■ ヘッドだけとはいえゴムベラはかさばるよなぁという方、我が家のゴムベラはまだ新品だからヘッドだけ切り落とすのはなぁという方、テレフォンカードはゴムベラの代用品として有効なのでお試しあれ。
そんな過去の遺物はもう持ってない!という場合、ヴィデオカセットのケースをテレカサイズに(またはもう一回り大きく)切り取ったものも絶大な威力を発揮。この場合、透明や半透明のケースより、白っぽいケースの方がしなやか。
まぁ、こんなのは主婦の皆さんにはジョーシキ中のジョーシキだろうけど。
■ 関連過去ログ【JSBストーヴ】
◎今、JSBストーヴが熱い。(6月26日)
◎JSBストーヴ新作。(9月15日)
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■ 今日の紙芝居でJSBストーヴの進化とメイメイの愛らしさに感動した方、
をクリックしてください。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/802
Excerpt: CycleStyle2004の帰りにふと思い立って登山してから帰路に着くことにした。 目指すは、日本一の低山「天保山」である。 というわけで、管理人が指差しているのが天保山 二等三角点 標...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.11.07
>慌てた割には、、、、、、
いやー、さすがに!!
けっこう、半身に構えているとこがニクイ(笑)
美味い!のショットは最高ですね。
子供が親に付き合ってくれるのも
振り返ってみると、意外と僅かな期間!
どうぞ、貴重な時間を大切に。
もちろん腕の良いカメラマンにも感謝!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それに比べりゃ、空き缶など
屁みたいなもの、ガハハハハ
でも、あんなに大きな鍋まで使うとは
考えてなかったんだ!オドロキ(笑)
僕も、五徳のサイズから考えてコッヘル使うのは冒険だなと思ったのですけど、何とか大丈夫でしたね。
ただ、下が平らで水平じゃないと怖いですね。
ストーヴ下部に安定させる「脚」と、大きな五徳を追加できるように工夫してみたくなってきました。
でも、せっかくの軽さと小ささをスポイルしないようにするのは、どうするか???
うぅ~ん……。
リクエストに答えて頂いた(某私設秘書が強制したとも言う)紙芝居スタイル、楽しませて頂きました。
イリーガルな芸術品をフルに使用した怪しい青空実験、無事御成功おめでとうございます(笑)。
メイメイ姫は本当に表情が大人びてきましたね。
特に鼻から上唇の辺り、凄い整っていますよ。
口元美人として将来が大変期待できますね!
(まあ、パパとママのお顔立ちからして整った顔の子供が出来る事は明らかなのですが)
上司殿、本当に一回り体つきが「ほっそり」されたようですね。
Posted by: MM : October 4, 2004 5:52 AMhttp://www.greatoutdoorsdepot.com/trangia-westwind-stove.html
この形で、一辺の長さ、高さ、部材を指定して
作れば、それなりの物が出来るはず。
あとは、ステンアミでも乗せると
熱も平均化される、goodsになる。
本当かな?、、、餅ろん!
http://homepage1.nifty.com/jsb/stovecorner/index.htm
zipストーブ用にトライスターゴトク(JSB命名)
を作りました、2つ作ってアク友にも渡して
共に楽しんだことあり。
市販品が無ければ、自作する。
目標と手段の区別がぼんやりとして
くるのが、JSBの嬉しい悩みですね、ははは
ps.
コメントがダブり、失礼しました
>MMさん
今回はたまたま材料(画像)が揃ったんで、なんとか紙芝居の体裁に出来ました。
ホントは娘の笑顔は、食べた後のものじゃなくて、まだ調理中のものなんですけど、これが決め手でしたね(笑)
> イリーガルな芸術品
いや、合法ですってば(笑)
>マイスターJSB
> この形で、一辺の長さ、高さ、部材を指定して
> 作れば、それなりの物が出来るはず。
やっぱりこれですかねぇ。
僕も昨夜いろいろ考えてて、これが一番コンパクトかなと思ってたんですが。
> あとは、ステンアミでも乗せると
> 熱も平均化される、goodsになる。
今回も、ニンニクの方には超小型の餅焼き網を使いました。
細かい網と荒い網の二重になってるもので、ちょうどいい具合に炎を和らげてくれましたよ。
そのせいで、ストーヴはすっかり隠れちゃいましたけど(^^;
> 市販品が無ければ、自作する。
僕の理想です。
がんばります。
> コメントがダブり、失礼しました
問題ないです。
ダブったのはどんどん削除しますから、気にしないでください。
http://www.fnw.gr.jp/7rinhonpo/shopping/goods/takasa2.htm
こんなもの見つけました。縦に引き伸ばすと
使えるかも知れません(笑)
でも、かさばるなぁ
料理準備の時間は短縮できる?
http://www.fnw.gr.jp/7rinhonpo/shopping/goods/syukankidai.htm
こちらでも
両端部を逆U字形に曲げこむと
結構、活かせるゴトクに?
10cm直径のようですね。
今回、本文中で使ってるもち焼き網が、ちょうどhttp://www.fnw.gr.jp/7rinhonpo/shopping/goods/takasa2.htmと同じような構造のものでした。
そうですね、たてに引き伸ばして、横がウィンドスクリーン、上が網、なんて形にできて、しかも畳めれば完璧。
って、ムリか(笑)
酒燗器台の方が、ゴトクとしては実践的かもしれませんね。
しかし、ジャパンはやっぱりこういう細かい道具の充実ぶりがスゴイっすね!
http://ito.dip.jp/sub/pub/cgi-bin/a-News/a-news.cgi?date=2003.11.30&cal=
ゴトクの形、考えたら
四角でも、OKなのでは?
アク友の一人、I&Uさん自作品は簡単加工。
ひょっとしたら、木製でも使える?
試作してみようかな(笑)
August 24, 2004
仕事復帰。
■ 予報
地上気象 - 晴れ、ただし霜がおりる。風おだやか。最高気温10度、最低気温-2度。
海洋気象 - 南西10ノット。海況はおだやか。
■ 寒かったぁ。南西っていうのはウソで、はじめ南10ノット、昼過ぎにいったん落ちたあと、3時ごろから南東5ノット。南西10ノットなら山にさえぎられてここまで寒い思いをしなくてすむのに、南東や南はもろに入ってくるから、お客様も午前中は皆震えてた。
幸いにも一日中晴れてたので、午後になって気温が上がり、昼食時には大丈夫になったけど。
■ 今日はネルソン・ポリテク(職業訓練校)でアウトドア・ガイディングを勉強している男の子が研修でついてきた。学生ながらガイディングのツボをなかなかよく押さえていて、正直怪我休暇の休み明けには助かった。
お客様の中にBCUのシーカヤックインストラクターレヴェル4だかなんだかを持っている人がいて、シングル艇を強く希望。もちろん、いきなり最初からシングルをあてがうわけに行かないので、最初はポリテク君をシングルに乗せておき、BCU氏の様子を見たところ、実際ちゃんと漕げる人だったので、モーニングティー休憩のあとポリテク君と交代でシングルに乗ってもらった。
傍から見てる分には何の危なげもなくしっかり漕いでいるように見えたが、FRP艇(ノースショア・バッカニア)しか乗ったことのなかった彼には、ポリ艇(ペンギン)は遅くててこずりまくり、スキル不足を痛感したのだとか(^^;
しかし、英国人カヤッカーは、ホントに皆「オールド・ブリティッシュ・スタイルのスターン・ラダー」を使うなぁ。カヤックの技術にも「方言」があって、面白い。
ちなみに足はもう大丈夫みたい。内出血で傷のまわりがまだ青く腫れてるので、土踏まずでモノを踏んづけると痛いんだけど、別状はないみたい。ちょうど昨日、実家から新しいゴム長地下足袋も届いたところだったので、けっこう快適に仕事できて一安心。 astro 8+1
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■ 外出先のパソコンで安全に使える簡単メールソフト『サクッとチェックおでかけメール』
これ、良いなぁ。これがあれば、次回日本に行くときもPC持っていかなくてもすむかも! 素晴らしい!!
あ、家人の実家にはPCがないんだった……(^^;
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■ 『ひまわり 2004.8.17』
ニュージーランドにもひまわりはあるんだけど、幼い頃の夏の記憶がフラッシュバックするような立派なのにはお目にかかったことがない。こっちには、あの馬鹿でかい品種は入っていないんだろうか??? もしあるなら、将来の我が家にはあのノッポを咲かせてみたいもんだけど。
と、晩冬にひまわりの写真を眺めつつ夢想。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/612
おおお。知らない間に怪我してたんですね。
くれぐれもお気をおつけあそばしてください。
当方、シーカヤックで日本一周中のへんな外人カヤッカー(イギリス&イスラエル人)が、我々のテリトリー北東北に進入してくる模様です。
久々に英語の電話をしてみましたが、かなーーーりブロウクンでございました。
やはり使ってないと駄目ですね。
ここできっとRYUさんはいう
「アルコールが入ってなかったからでしょ?」と・・・
ブログと関係ないネタでごめんなさい。
英国人カヤッカーしか共通点なかったですね
あ、PC復帰した?
自分の日記も最近全然書いてないみたいだったから、ちょっと心配してたんだけど、生きてるならよろしい。
えっと、なんていったっけ、あの二人、ハダスとなんとか。
まだやってたのか(笑)
> ここできっとRYUさんはいう
> 「アルコールが入ってなかったからでしょ?」と・・・
あれ?
呑まずに英語しゃべろうとしたの?
なんて無謀な。
酔っ払ったら僕より上手いのに。
酔拳ならぬ酔英のさだっちょん。
無関係ネタ大歓迎っすからね、雑談どんどん書き込んでください。
最近、無関係ネタ、お気軽コメントが減ってて、ちょいとさびしい管理人でした。
以前、BBSのほうにチョコレートのお店のことで書き込みをした者です。今度はこちらにおじゃましました。
依然お世話になったNZのホストファミリーが経営していたナーサリーの手伝いをしていたので覚えていますが、NZでも“あのばかでかいひまわり”売ってますよ。教わってたくせに品種名とか覚えてなくて(役立たずですいません)、インターネットで調べてみたら、楽天にいいのがありましたので、参考にしてみてください。
http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/438125/460590/452369/#449339
NZでも、ナーサリーの店員さんに聞いてみれば、きっと手に入ると思いますよ。
あと、香川県の仲南町(ちゅうなんちょう)では、休耕田を利用して、毎年ひまわり栽培をしてて、収穫後ひまわり油やひまわりアイスなんぞを販売して、地域活性化を図ってます。2000本だったか、のひまわりはやはり壮観ですよね。今年は、カップルが結婚記念写真を撮りに来ていたのがTVで放送されてました。
同じく香川の飯山高校(はんざんこうこう)では、毎年背の高い品種でひまわり迷路を作って、地元の人々に公開してます。特に地元の幼稚園児がいつも一番に招待されて、一生懸命スタンプラリーしてます。
まぁ、香川県、日当たりいいですから、ひまわりもぐんぐん育ちます。(日当たり良すぎて、よく水不足にもなりますが・・・。でも今年は、台風の当たり年なのか、日本各地で大きな被害が出ています。香川もつい先日大きな被害がありました。自然は本当に怖いです。)
では、また。
Posted by: わやや : August 25, 2004 1:03 PMわややさん、詳細なひまわり情報ありがとうございます!
香川県、ひまわりの隠れた名産地だったんですね。
働いてたときには全然気づいていませんでした(^^;
ちなみに、ひまわりの種ってけっこう美味いですよね。
好きだったりします。
ひまわりの種、美味しいです。
マメ好き人間にとってひまわりの種はマメの一種でしかなく
食い物なんですよねぇ。
小学校のころは花壇に咲いた後の種をよく食べてました。
っというイマも片手にアーモンド。
花壇で食ってたの?(^^;
すでにその頃から、ソルジャー予備軍だったのね(笑)
僕は普段は全然ナッツ食わないんだけど、アウトドアやるときはたくさん持っていきますね。
あ、アーモンドチョコは大好きだった。
娘は「タネ」って言ってアーモンドを全部吐き出しますが(^^;
なに!
それはイケマセン。
ナッツの王様のアーモンドを吐き出すなんて!
ビタミンEも豊富なのに。
ぼくは世の中に食べ物が1つしかないとしたらナッツでいいな。
マメ万歳!
たとえメイちゃんが成長して絶世の美女に成長して「ナッツは種だから食べない宣言」したってナッツは手放せませんとも、はい。
私も、ハムスターがひまわりの種をくるくると器用にまわしながら、コリコリ食べているのを見ていて、横取りして真似して食べたことがあります。結構美味しいですよね。
TVアニメの「とっとこハム太郎」でも、ハム太郎が、仲間たちと一緒に、”幻の”ひまわりの種を探しに行く、という話もありましたよ。 どんな味なんでしょうね、”幻の”ひまわりの種。
Posted by: わやや : August 27, 2004 4:21 AMにっしー、それだ!
幻のひまわりの種!
ぜひともゲットして食べなさい!!(笑)
しかし、ひまわりの種食べる人、けっこういるんですね(笑)
聞いてみるもんだ。
いや、幻のひまわりの種って「とっとこハム太郎」の話しなんですけど・・・
そうだ、メイちゃんも「ハム太郎」も食べてる種だと教えればきっと食べるに違い無い。
そうだ、そうしましょう。
これでメイちゃんも種好きです。
完璧。
冷静にツッコミいれないように(笑)>にっしー
残念ながらねぇ、うちにはハム太郎のヴィデオないから、彼女は知らないのよ。
良いアイディアなんだけどねぇ。
完璧なアイディアにも、大きな落とし穴ですな(笑)
> 花壇で食ってたの?(^^;
え、Ryuさん、花壇で食べてない?
学校帰り、学校は勿論、人の家の花壇でもポリポリ・・・味比べをしていたものです
そう言えば最近、庭先でひまわり栽培している人みかけませんねー
いえ、味比べは(^^;
人の家のといえば、なんていったかド忘れしましたけど、やたら蜜の多い花を作っているうちがあって、それは片っ端から千切って吸ってましたね。
今思えば、とんでもないクソガキ(^^;
蜜の多い花、サルビアやないですか?
勿論やりましたよ。あとツツジ。そして勿論怒られました(笑)
蜜じゃないけど、オシロイバナも花を取ってはラッパ鳴らしたりしてましたねー
あぁ、クソガキやー
>やたら蜜の多い花を作っているうちがあって、それは片っ端から千切って吸ってましたね。
ハイ、私も蜜吸い同盟に入れてください。
TO-BE様同様自宅のツツジ、サツキがメインでした。
しかも、オシロイバナに至っては、種を踏み砕いて中の白い粉のおしろい遊びに興じていたし(「黒い種の方が粉が良く入っている」などと講釈したり)、アサガオも色の濃いものを集めて叩いて出てきた汁でお絵かきしたりお酢やら何やら入れて色が変わる実験していたし、桜の花びらで笛吹いてたし・・・宇宙人のことは決して責められません(涙)。
3歳以下の子供にナッツ類はタブーですから(気管に詰まったりすると危険。しかも水分でかなり膨張するので)、姫は本能で危険を感じて食べないのかもしれませんね。奥歯がきちんと全部生え揃ってカミカミがグラインド状に完璧に出来るようになるまであげない方が無難です。
ハム太郎、宇宙人が4歳までかなりはまってたんでビデオ等々ありますよ。
お古でよければ今度お送りしましょう>Ryuさん。
あぁぁ、サルビア、サルビア!!
あぁ、胸のつかえが取れました、助かりました>TO-BEさん
年食うとどうもこういうド忘れが増えていかん。
この「のど元まで出掛かって、でも思い出せない苦しさ」って、5年かかっても解けない数学問題解くよりもはるかに脳に悪そうな気がする。
ツツジもやりましたけど、やっぱりサルビアがメインでした。
でも、MMさんほど探究心旺盛ではありませんでした(笑)>僕
せいぜいウルシの葉っぱをすりつぶして、水分を蒸発させて濃縮して、「さぁ、これを誰につけてやろうか」って同級生を追っかけまわしてたくらいのことで、いたって大人しいモンです、ハイ。
ナッツ類、ホントはタブーですよね。
ウチも、基本的には食べさせてないんですよ。
アーモンドチョコも、アーモンド外して渡したつもりが、一個だけ残ってたんですね。
ちなみに一番奥の歯、今ちょうど生えかけてます。
ハム太郎、欲しいですけど、甘えていいですか?
July 27, 2004
魔法の白い粉。
■ 予報
地上気象 - 朝のうち雨、後にあがる。北風しだいにおさまる。最高気温12度、最低気温8度。
海洋気象 - 北東25ノット、昼前に北西15ノットにかわる。海況は荒いが、次第におさまる。北の波1m、次第におさまる。午前中の雨中、視界は悪いが、次第に回復する。
■ 予報どおり、夜中の豪雨は朝のうちにあがり、その後は晴れたり曇ったり。北西風は陸でもけっこう吹いていたから、トンガ島周辺はさぞかし荒れてることだろう。
■ 日本の花火
23日に『2004 全国花火大会情報』をご紹介したが、今日ももう一つ。
あぁ、いいなぁ、花火。ジャパンのサマーだよなぁ。
■ 花火をキレイに撮るのなら
ついでに、花火撮影法も。
その昔、僕が紅顔の美少年だったころ、一時期銀塩カメラにこってたことがあったんだけど、なんど挑戦してもどうしてもうまく撮れなかったのが花火。現像してみてなんどガッカリしたことか。まともにフレーム内にとらえるのが大変なんだよなぁ。
その点、デジカメだったらその場で確認できるからハンディでいいよね。
とはいえ、花火楽しむのそっちのけで撮影に没頭してしまいそう(^^;
■ 『魔法の粉 ベーキングソーダ(重曹) 335の使い方』ヴィッキー・ランスキー著(飛鳥新社)
今日の投稿のタイトルを読んで、「出た! ヒッピーのRyuがついにドラッグのこと書いたぞ!」と思った方、残念ながらハズレ。まだ書かない(笑)
最近アルコールを紹介することが多かったので、今日はちょっと趣向をかえ、僕がアルコールと並んで大注目しているエコアイテム、魔法の白い粉こと重曹をとりあげてみる。
重曹で台所の流しを洗うとピカピカになるなんてのは、誰でも知ってることだけど、実際にやってる方って、どれくらいいらっしゃるんだろう?
この本の中には知られざる驚くべき使い方がてんこ盛りになっている。これを読んだら、重曹を買いに走り、化学合成の洗剤をポイしてしまう人がきっとたくさん出てしまうんじゃないかな?
重曹は食品としても利用されていることから分かるとおり、人体に基本的に無害な上に、一石五鳥の魔法の粉なんだそうだ。同書の冒頭から少し要約すると、
1.やわらかい結晶構造の分子であること
→おだやかな研磨作用を持つ
2.弱アルカリ性であること
→酸に対する自然の中和剤となる
3.金属イオンを「キレート」すること
→水をやわらかくする(軟水)作用を持つ
4.各種の気体・液体を吸収すること
→強力な消臭・吸湿作用を持つ
5.酸と反応して二酸化炭素を発生すること
→自然の発泡剤・膨張材となる
という働きがあるのだとか。
■ この本を読めば、いろいろとアウトドアにも応用可能なアイディアがわいてくる。
たとえばカヤッカーの悩みの種である、すぐに雑巾臭くなってしまうPFD、スプレースカート、ウェットスーツなどの装備は、重曹を溶かした水につけておけば、匂いも相当抑えられそう。
あるいは、シュラフやテントをしまうときに重曹をふりかけておくというのも、すごくいいアイディアみたい。
また、足が疲れたときは1リットルのお湯に大匙4杯の重曹を溶かして吹っ飛ばす、もとい、フットバスをすると良いっていうアイディアが紹介してあるが、これなんかはキャンプ地でも十分に可能。というよりも、キャンプ地でフットバスってのは、なんかすごく魅惑的じゃない!?
ソーダ水を作るってのも、キャンプ地でできる、ちょっと面白い技だろうと思う。
どう? 面白いでしょ? 普段からシャンプーやセッケンを一切使わない僕なんかにとっては、同書はこの上なくエキサイティング。一家に一冊あっても良いかも。
紙の大量消費に心を痛めていらっしゃるエコロジスト諸氏は、地元の図書館に購入リクエストを出しておこう。
ちなみにたった今も、愛娘がカーペットにオシッコをもらしてしまったので、重曹を振りかけてから拭きとった。これで安心。便利便利。
同著者による、お酢をとりあげた姉妹書もあるのだけど、こっちは未読。お読みになった方、ご感想教えてくださいな。
■ ちなみに同書の翻訳を手がけたクリーン・プラネット・プロジェクトのサイトは、ナチュラルクリーニング派にとっては、かなり有名。要チェック。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/504
Excerpt: クレジットカードのポイントの失効が1月15日、、、慌ててポイントを数冊の本と交換して、昨日届いた中の一冊。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2005.01.15
クリーン・プラネット・プロジェクトのサイトによると、シャープの電子辞書と追加コンテンツカードに『魔法の粉ベーキングソーダ335の使い方』が入ったそうですね!
僕はカシオ党なんだけど(^^;>電子辞書
Posted by: Ryu : July 27, 2004 3:05 PM○風患者の間では、白い粉を溶かして全身浴するといいという話があります。
この風呂に入ると、肉が柔らかくなったような感じがしますよ....肉料理の下ごしらえにも良いということかな??
Posted by: uchida : July 27, 2004 4:16 PM同じく海外重曹愛好者会員です(笑)。
会員暦10年強、COSTCOに行く度に2-3キロ単位で大量に買い込んでさまざまな用途に使用しております。
使っているうちにどんどん新しい使用法のアイディアが沸いてくるところがいいですよね。
でも、ここではやはりお遊びを紹介しなくては(爆)。
ご存知かもしれませんが、一番ポピュラーなのが火山の爆発モデル。
・まず空き瓶を用意し、
・その外側を紙粘土等で覆う形で火山を作り、
(瓶の口は塞がないように)
・重曹、液体洗剤、食紅、小麦粉(コーンスターチや片栗粉でも可)を混ぜてどろどろにしたものを作り、瓶の中に注ぎ、
・最後に上から酢をゆっくり流し込む
これだけです。
真っ赤な溶岩がダラダラと・・・となれば成功。
本格的にパノラマを作ってお子さんの自由研究にしてもいいですし、逆に食紅を抜いたバージョンをビーチで砂遊びの傍らやってみても面白いでしょうね。
英語になりますが、
http://www.armhammer.com/
の方に山ほど色々な使用法があります。
(勿論お遊び系もキッズのコーナーにありますよ!)
アメリカで重曹といえばこのメーカーです。
>uchidaさん
僕、まだ患者じゃないですけど、重曹浴はときどきやります。
微妙な発泡具合が気持ち良いですよねぇ。
肉の下ごしらえは、どうでしょう?
海老の下ごしらえに使うと、肉がしまってプリプリ度がアップすることを考えると、牛とか豚とかの普通の肉の場合は、かえって硬くなりそうですねぇ。
肉をやわらかくするには、逆に普通は酸性のものを使いますよね。
キウィフルーツとか、マーマレードとかパイナップルとか。
きっと入浴で肉が柔らかくなるのは、微細な発泡で効果的にコリが取れるから、なんでしょうか?
よくわかりませんけど。
>MMさん
いきなり危険なネタを、どうもありがとうございます(笑)
重曹と酢を混ぜると、けっこう激しく発泡しますんで、皆さんご注意を。
Ryuさん>
なるほど、重曹で肉が締まるということは、ダイエット効果があったりしてね。体が締まって軽くなるから、柔らかくなったように感じるのかな?
そういえば、以前発症中に重曹風呂に入ったら、張れていた患部が見事に脱水されて干からびておりました(~_~;)
MMさん>
面白そうなサイトのご紹介ありがとうございます。
ナトリウムを池に放り込んだりしなくても、身近にある重曹でストレス発散できそうです(~_~;)
重曹についてもう少し調査して参りました!
こちらのサイトに、コンパクトにいろいろな情報が詰まっております。
http://homepage2.nifty.com/wave/newpage13.htm
蛋白質の乳化作用があるので、下ごしらえに使用すれば肉は柔らかくなると思いますよ。義姉がスジ肉を煮込む際の下茹でに重曹を一掴み入れているのを見たことがあります。
フルーツと肉の関係は、酸性だからというよりはフルーツの中の酵素の分解作用で肉が柔らかくなるのだと思っていたのですが(例:パパイヤのパパイン。洗顔にも使いますね)。
エビのプリプリ感と共に、この件については、又追跡調査をしてきます(笑)。
それから入浴の方は、発泡して二酸化炭素が発生することによって血行がよくなるのが一番のポイントかと。大きな錠剤形の入浴剤と同じ原理ですね。その上肌の方も老廃物が乳化されて綺麗になるので、余計に「ほぐれた感じ」になるのではないでしょうか。
疲れを取るといえば、今スポーツ選手が競技前に重曹を摂取するんですよね。何でも乳酸等の「体の疲れ」を中和させることでパフォーマンスを維持する目的とか。昔はスポーツドリンクもこんなに普及してなくて、競技の休憩中に食卓塩をがーっと手のひらに出して水分と一緒に摂取していた選手達を見たりしているので、こうやって身近な重曹なんかがスポーツの第一線に取り込まれてゆくというのはノスタルジックな痛快さがあります。
Posted by: MM : July 28, 2004 3:35 AMな、ナトリウムを池に、って・・・>uchida様。
実は上記の重曹火山、こちらはハワイ系の「穏やか爆発」なのですが、何でも混ぜ物等を研究するとパーンと派手に爆発してくれるレシピもあるらしいのです(笑)。
とても参考になりました。
ぼくはクーラーボックスの洗浄に使っています。
ぬるま湯を張って重曹を入れて一晩置いておくのですが、ほかにもいろいろと使い道があるんですね。
MMさん
紹介頂いたサイト 面白かったです。
早速 重曹ペーストをつくって体中の虫さされに塗りましたが、いい感じです。
ありがとうございました。
お役に立てた様で何よりです>にしび~様。
ペーストにラベンダーかティーツリーの精油を1滴混ぜると消炎効果も見込まれて更に良いかも知れませんね。
(他の精油は直接肌につけると大変なことになりますのでご注意を・・・)
なるほど それも試してみよ。
今朝、奥さんに「重曹っていいらしいよ」っていったところ、日本でもブームなんだそうです。
主婦の友だとかにも重曹の使い方マニュアルみたいなのがたくさん載っているらしい。
最近はクレンザーのような容器にはいったものも売っているのよと、出してきたのには笑ってしまった。
でかい箱入りの重曹まで我が家にはあったのでした。
それと「夏みかんにすこしかけて食べるとシュワシュワしておいしいのよ」とのことでございました。
Posted by: にしび〜 : July 30, 2004 1:55 AMJuly 23, 2004
年にたった一日だけの、花火の日。
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温11度、最低気温-4度。
海洋気象 - 南10ノット、ただしセパレーション・ポイントより南東20ノットが夜までに10ノットにおちる。北部海域は若干荒いが次第におさまる。
■ 見事に予報どおり。昼過ぎに南10ノット弱が吹いてちょっと寒かったが、雲ひとつない改正の小春日和。
海も、南風が吹いているときだけ一瞬わずかにチョッピーになったものの、その前後は鏡のようなベタ凪。
お客様も体力ムンムンの上に、何を見ても大喜びしてくれる英国人。こんにな楽で恵まれたツアーもなかなかないぞ。こんなんでお金もらっていいのか?(笑) いや、たまにはいいのだ。いいに決まっているのだ。うん。
明日も同じツアー担当なんだけど、今日みたいなお客様だと助かるんだけどなぁ。甘いか。 b&i 2
■ 2004 全国花火大会情報
こっちに住んでて懐かしくなる季節の風物詩はいろいろあるけど、夏だったらやっぱり花火。
ニュージーランドでは、11月頭の「ガイフォークスデイ」という日をのぞくと、年間364日は家庭での花火は禁止されている。だから店頭で花火が売られるのも、ガイフォークス直前の数日間だけ。
実際には大晦日のカウントダウンのとき、年明けの瞬間にガイフォークスのときに残してとっておいた花火が打ち上げられる。これは当局からお目こぼしがあるので、実質的には年に二日だけ、ということになるか。
だから、こっちの子供にとってガイフォークスデイは本当に特別な日。日本人の目から見るとショボイ線香花火や単発の小さな打ち上げ花火などを、チビチビと大事そうに、そしてうれしそうにやっている。一つ一つが終わるたびにため息をつきながら目をきらきらと輝かせているのを見ると、この子達に日本の花火を見せてやりたいなと思うと同時に、逆に日本の子にこういう姿を見せてやりたいな、とも思ったり。
でもこっちの子供には、ドラゴンを口にくわえて走ったり、ケ●に10連発打ち上げを挟んだり、2チームに分かれて互いにロケット花火を撃ちあったりするバカな日本人シーカヤックガイド大学生の姿は、決して見せたくない。
(間違っても、これは僕のことではありません。僕はこんなこと、したことありません。したことないの。ないってば。ないんだよぉ。ねぇっつってんだろ。ゴメンなさい、もうしません。)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/494
ずいぶん花火もやってないなぁ。
ネズミ花火,煙幕,落下傘。
それと,黒くて小動物の餌(ペレット)みたいな形している花火。
火をつけると煙出しながら,ニョロニョロ伸びてゆくやつ,ヘビ花火って言うんでしたっけ。
子供心に夜やる意味があるのかなぁって,不思議でした。
でも,シメはやっぱり線香花火。
それも紙じゃなくって,柄がワラのやつ。
揺らすとすぐに落ちちゃって,
もの悲しいのがたまらない。
なんで締めは線香花火なんでしょうかね。
そういえばいつも線香花火でした。
なんでだろう?
なんでだろう?
僕は「ドラゴン」なんだか好きですねぇ。
期待させるだけさせといて、シュっと直ぐに終わるヤツ。
見えなくとも、遠くから「どぉーん、どぉーん」と花火大会
の音が聞こえてくると夏って感じがしますねぇ。
僕もヘビ花火好きでした。
爆竹なんかといっしょに、昼間にやってましたけど。
線香花火、そういえば今は長持ちする日本製ってほとんど絶滅状態に近いのだそうですね。
軒並み中国製になってるとか。
残念ですね。
は、は、は、花火ーーーーー!!!
(心の叫び)
情報提供ありがとうございます。
さっそく、教えていただいたURLに「うちの花火大会も載せてくれーーー」と投書しておきました。
間に合わねーっつーの?(笑)
うちの町にある花火会社も中国に花火工場を持ってますよ。
国民性でしょうか、向こうの工場でつくってる花火は、やたらとバクチクっぽく爆発が激しいものが多いです。
この前、試し打ちに同席させてもらったのですが、「たしかに・・・」ってかんぢでした。
線香花火・・・・つい一昨日やったのですが、一番寿命が短かったです。最近の線香花火って寿命が短くなってないですか?(花火のせいにしたりして・・・汗)
ま、美人薄命ともいいますよね。
NZって花火大会ないんだ。なんかさみしいですね。それもやはり国民性なのでしょうか。
とにかく花火大会は見るのが一番!
(心のつぶやき)
しっかしケ●10連発って・・・やってみたーーーい!・・・じゃなくって見てみたいです(笑)
Posted by: さだっちょん : July 27, 2004 12:14 AMあ、お役に立ちましたか?>さだっちょん
寿命が短くなってるのも、中国製だからという理由を聞いたことがあります。
日本の古来の技術を持った花火職人がちゃんと作れば、線香花火も長持ちするしもっときれいに開くとか。
タンポポやメダカ同様、日本種は絶滅しちゃうんですかねぇ。
ヘビ玉重ね技、存じませんでした。
修行が足りません、精進します。
勉強になりましたm(..)m
肩の上か背中に重ねておいて、上から火をつけて「お灸」っていう技もあるか……。
↑反省したんじゃないのか?(^^;
July 5, 2004
ログハウスとアースシップ。
■ 予報
地上気象 - 午後に雨。強い北風。最高気温13度、最低気温-1度。
海洋気象 - 北15ノット、午後に25ノットにあがり、夜にかけて西15ノットに変わる。海況は次第にあらくなる。北からの波1m、次第にあらくなる。午後の雨中視界は悪い。
■ うん、ほぼ予報どおりの天候。ちょうど大工仕事始めた頃から降ってきて、参った。
■ 今朝の会話。
野人「よし、今日は棚をバッと作っちゃおう」
家人「え?七夕を作るの?」
野人「いや、棚をバッと。ん? 七夕?? げげぇ、もうすぐ七夕じゃん、ジャパンはぁ!!!」
いやはや、驚いちゃった。寒いんですっかり失念してたばかりか、もうすぐクリスマスかと勘違いしてた。そっかぁ、七夕かぁ。
でも浴衣なんか着たらきっと死ぬな。あと、たぶん今この季節じゃ織姫も彦星もこっちからは見えないよな。
七夕とか蛍狩りとか花火とか縁日とか、そういう「浴衣」の似合う行事を愛娘に見せてあげられないのは、なんともさびしいものがあるなぁ。
■ 【『龍の巣』情報】
サーメット、メーカーに発注いたしました。若干多めに注文していますので、数日中に当店にも若干の在庫ができます。お早めにお申し込みいただければ、すぐに発送可能です。
また、カモフラージュのモデルはメーカーにも在庫が一個しかなく、今後の製造は未定との事ですので、今回当店に入荷するのが、世界で最後のモデルになるかもしれません。お早めにどうぞ。
■ ゴミで作ったエコロジー住宅『アースシップ』が人気(上)
ゴミで作ったエコロジー住宅『アースシップ』が人気(下)
アースシップをご存知だろうか? 上記サイトをご覧になると早いのだが、要は廃物を利用したサステイナブルなエコハウスのことである。
日本では「地球に優しい」というイメージの流行から、木の家が人気のようで、特にログハウスはナチュラリストの羨望を集めているらしい。僕たち夫婦も、メールや掲示板の書き込みなどで
「家を手作りするそうですが、やっぱりログハウスですか?」
と、何度かたずねられた。
ログハウスって、そんなにエコだろうか? サステイナブルだろうか?
僕も高校生の頃には、確かにログハウスに憧れ、創刊間もなかった『ウッディライフ』を読んだりもしていた。ところが、大学生になって各地をバイクで旅して本物のログハウスに触れるようになってみると、この中に住んでみたいとは決して思っていない自分を発見した。
余談だが、香川の野遊び屋のベースはとてつもなく立派なログハウスで、初年度などは全員ベースで寝泊りしていたので僕も2ヶ月ほどそこで生活したのだが、やっぱり「あぁ、ログハウスはいいなぁ」とは思わなかった。
まぁこれはあくまでも好みの問題だから良いのだけど、「ログハウス=地球に優しいエコハウス」というようなイメージには、ちょっと問題があるような気がする。
■ 昨年日本に滞在しているときに、某大手林業会社のTVCMを目にして驚き、怒りを感じたことがある。細かい内容は覚えていないが、美しい緑の森をバックに
「私たちはニュージーランドに木を植え、森を再生しています」
というようなナレーションが流れる、いかにもエコなイメージだったはずだ。
ところがだ、彼らが植えているのは外来種の建材用樹木であり、これがニュージーランドの自然保護運動にとってはむしろ邪魔になるということは、そのCMでは一切触れられていなかった。たとえば手前味噌だが、拙サイトのコンテンツにニュージーランド自然保護省のヴォランティア作業の様子をご紹介したものがある。その中で触れたように、保護地区で「ペスト」として目の敵のようにして駆除している木は、まさしく某林業がせっせと植えているものと同じものである。
かくも大企業のイメージ戦略とは欺瞞に満ちたものなのである。
■ 話をもどす。現在の日本のログハウスは、その大多数が輸入材を使っているが、大径のログは育つのに数十年を要する。しかし、日本の湿潤な風土では、育つのに要した年数と同じだけ建物がもつのかどうかも怪しい。しかも、海外からの移送に莫大な化石燃料を使っている。さらに、ログ自体にも危険な化学薬品で防腐処理を施してあったりする場合もあるようだ。
これって、本当にエコか?
■ もちろん、一概にログハウスを悪く言うわけじゃない。ただ、企業のCMで「エコ」というイメージを鵜呑みにして踊らされる風潮には感心しない。
■ 逆に、地元の木、特に小径の間伐材などを上手に使って木の家を建てようという試みも、日本中に広がっている。これなんかは拍手を送りたいと思う。
■ 再度脱線するが、昨年の滞日中に、いくつかモデルハウスを見学に行ったのだが、これだけシックハウス症候群とエネルギー問題がとりざたされているというのに、相も変わらず高気密を売りにした家が多いのには、いささかあきれはてた。
これだって、おそらくメーカー側は高気密で冷暖房使いっぱなしの家が、健康にも環境にも決して良いわけがないことくらいは、百も承知のはずだ。その上であれだけ高気密のエネルギー高消費型の家が「最新型」として売られているのは、あながちメーカーの責任ばかりともいえないだろう。資本主義社会では、売れるものがマーケットに並ぶに決まっているのだから。
■ 話を再度もどして、最後に僕たちのハウスプランについて話そう。
ご存知の方も多いと思うが、最近ここにいらっしゃった方も少なくないはずなので、念のため簡単に経緯を記すが、僕たち夫婦は「自給的手作り生活」を夢見てニュージーランドに移民した。そして、この「手作り」の中には、家をセルフビルドするということも含まれていた。
昨年ようやく自分の土地を手にした僕たちは、ハウスプランを立てている最中なのである。
僕たちは最初、ジオデシックドームハウスを考えていた。ところが調べるにつれ、70年代以降大量に建てられた米国のドームハウスは、そのほとんどが放棄されてしまっているという情報を得て、「これは、根本的に何か欠陥があるに違いない」と感じ、他の建築方法を模索し始めた。
そんな中で見つけたのが、ストローベイルハウス。例えば、最初にあげたサイトにも、暖房効率のよい「わらの家」プロジェクト、中国で実施中という記事が紹介されている。また、日本にも日本ストローベイルハウス協会なるものがある。
ところが、地元で開催された「アースビルディング・ワークショップ」(アースビルディング=土の家)を受講してみると、このエリアの気候はストローベイルハウスにはウェットすぎると聞いてあきらめた。つまり上記の記事ではまったく補足されていないが、日本はもっとウェットなので、腐らないようにストローベイルハウスを作るのは非常に難しいということだ。
そんなわけで、僕たちは今アドビ(日干し煉瓦)で家を建てようと思っている。これもウェットすぎる日本ではおそらくムリな工法だが、ここの雨量ならばぎりぎりOK。もちろん土は地元のものを使う。これならば数十年たって家が寿命を終えるときも、完全に土に返ってくれるし、保温性の良い素材なので、上手くパッシヴソーラー設計をしてやれば、冷暖房などのエネルギーも相当に抑えられるはず。
■ で、アドビの家を作るぞって話をしてたら、実は友人の大工(オランダからの移民)が米国でアースシップ工法で家を建てていたことがあるのが分かって、ものすごく刺激を受けたりしたのだった。そして彼は、今ちょうどうちの会社の近所に新たにアースシップ工法で家を建てている最中。
Earthship Biotectureというサイトのトップページをごらんあれ。古タイヤ、空き缶などで壁を作っているのがお分かりだろうか? もちろん、高断熱の良い家が出来ること請け合い。
「家とはかくあるべし」という固定観念を捨ててしまえば、こんなに面白い工法もないかもしれない。しかも、もちろん省エネルギー。必ずしも土に返る素材ばかりではないが、ゴミを再利用して何十年か寿命を延ばしてやるというのは、この使い捨ての世の中でどれほどの意味を持つかは、わざわざ言うまでもない。
そういう意味で、これはログハウスとは対極に位置するものだと言っていいかもしれない。もちろん、今の僕は断然アースシップの方に肩入れする。
■ と、口だけは達者なのだが、果たしていつになったらハウスプランが出来上がり、果たしていつになったら実際に着工できるのだろう?
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/416
Excerpt: Ryuさんのブログ7月5日エントリーログハウスとアースシップのコメント欄を読んでいて知ったのだが、富士山のレーダードームがきれいさっぱり無くなっているらしい。迂闊にもまった...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.16
Excerpt: Ryuさんのブログ7月5日エントリーログハウスとアースシップのコメント欄を読んでいて知ったのだが、富士山のレーダードームがきれいさっぱり無くなっているらしい。迂闊にもまった...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.24
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 雨、夕方上がる。北東風。(高)12度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル) 北東15ノット、セパレーションポイントより西では25ノット。午後全域...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.18
建築系はまったく無学の自分は、ジオデシックというのはあくまでも建築のフレームのことのみを指すと思っておりました。
ジオデシックと聞いて真っ先に頭に浮かぶのもフロリダにあるディズニーワールドのあのドーム位で。
・・・とよく考えたら数年前にアリゾナであったバイオスフェアってジオデシックでしたね。
ちょこっと調べてみると今は
http://www.bio2.com/index.html
となってオリジナルから更に手を加えられている様ですが。
地元の木といえば、日本で増えすぎて困っているという噂の竹、ここ1-2年でこちらでフローリング材として使われ始めております。
日本でも上手く使えないですかね。
日本人にジオデシックドームを説明するのに一番わかりやすい例は、なんといっても富士山測候所ですね。
アウトドアズマンにはTNFのジオデシックドームテントってのもあるけど、あれは実はホントのジオデシックドームじゃない。
微妙にソフトハウス用にアレンジしてあります。
ジオデシックドーム関連のサイトは、昔たくさん「お気に入り」に登録したのですけど、なぜかどんどんつながらなくなっていってるんです。
だから、今回も本文中ではリンクはらなかったんですけどね。
やっぱ、なんか問題あるんでしょうね、ドームハウス。
竹は、本文中でとりあげる余裕なかったのですけど、ホントにいい素材ですよ。
日本では問題になるほど繁殖力が強いのでサステイナブル性には何の問題もないし(というより、おそらくその面では最強の素材)、強度的にも中国が高層建築の足場として利用していることからも実証済み。
紙をすいても良い感じになるというし、ホント床とか天井とかくらいには、もっともっと活用した方がいいとおもいますけどね。
ここでも、多少は手に入るんで、僕らはなんとかしっかり竹を活用したいと思ってますが、さて十分入手できるかどうか?
敷地内に竹林を作る方が先か?
実は、富士山測候所は今なんと無人化してしまい、富士山レーダーもドームごとなくなってしまったのですよ!
証拠はこちら。
http://www.taisei.co.jp/special/000/
最初に知ったときはもう愕然としました。
だってもう「富士山の初雪」情報もなくなるんですよ。
気象庁も予算他に切り詰めるべきところはあるだろうに・・・
山登りをされる方でこの情報についての詳細をご存知の方いらっしゃいませんか?
Posted by: MM : July 6, 2004 5:41 PMありゃま、そのうち富士山測候所っていうたとえも通じなくなってしまうの?
困ったな。
しかし、シンボルだったのにねぇ。
なんかさびしいねぇ。
富士山の初雪情報は、どんなんすか?
僕も興味あります。
ご存知の方、教えてください。
来年そうそうに引っ越すんですが、今よりさらに田舎です。
竹といえば持ち山に勝手に生えてくるから間引くのに一苦労。
となりの山からサルの集団が畑を荒らしに竹を伝ってくるので厄介なイメージしか無い竹。
んー、そんな竹にも役に立つトコロがあるんですねぇ。
ところで日本建築の土壁にもたしかワラが土に混ぜてあるような気がしましたが、通気性とかの理由からなんですかね。
湿潤な気候とも関係ないんでしょうか。
あ、引っ越すの!
って、今の家にもお邪魔したことないから知らないんだけど。
竹は、本当にスゴイポテンシャルを持ってますよ。
燃やしたってやったら火力強いし、クラフトの材料にもなるし、なんたって美しいし。
日本人は、竹の魅力を忘れちゃってるなって気がします。
もったいない。
ワラはね、実は日本の土壁だけじゃなく、アドビ(日干し煉瓦)にも混ぜるんです。
たぶんワトル&ドーブとかラムドアースとかの他のアースビルディングの場合も、混ぜるんだったかな?よく覚えてないけど。
理由は通気性じゃなくて(そういう副次的な効果もないわけじゃないでしょうが)、単にドロだけだと崩れやすいから、ドロ同士を繋ぎ止める接着剤の役目です。
だから、気候が乾燥してても湿潤でも、日本の土壁も含めてアースビルディングの場合は、ワラを使うことは多いようですよ。
ま、最近のアースビルディングは、ワラの代わりにセメントを配合しちゃうケースもあるようですが。
ログハウスはエコか?
使用するログの樹種によると思います。
例えば欧州の殆どの国では、伐採量以上の生育が義務付けられた森林経営により、木材の生育が消費を上回り、約9000平方キロ分の森林が毎年拡大しているそうです。
こういった森林で伐採された木材を使うことは、すなわち森林を増やすことになり、他の動物、水や、土にとっても良いことでしょう。
また鉄やアルミニウムに代わって木材を建物の材料に使うことは、二酸化炭素発散の抑制に大変効果があるはずです。しかも、木材は伐採された後も、二酸化炭素を固定しますし、建物を解体した後、焼却すれば二酸化炭素を発散しますが、他の化石燃料の代替エネルギーとして使用すれば、やはりエコであると言えるのではないですか?木材は再生可能な資源ですから。これには、↑で書かれている
Sustainable な森林経営がぜんていですが。
ykさん、コメントありがとうございます。
林業そのものに関してミクロな視点で話をすれば、おっしゃることごもっともだと思いますし、異論も特にないのですが、僕がここで話をしていることとは論点がずれるかと存じます。
このエントリーから半年以上たってから
http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/001492.html
で書きましたが、エコだのサステイナブルだの環境だのを論じる際に、もっとも基本になるべきスタンスは、僕自身は「地産地消」だと思っています。
おっしゃるような形で伐採された「エコな材木」も、強烈な防腐処理を施された上で大量の石油を使って地球の裏側のジャパンまで運ばれ、産地とはまったく高温湿潤気候の中で、産地ならば100年もつはずなのに20年で腐り落ちてしまうということまで考えてみようというのが、このエントリーの第一の主旨です。
March 8, 2004
開店記念目玉商品
■ 予報
地上気象 - 曇りのち晴れ。北からの微風。最高気温20度、最低気温14度。
海洋気象 - 変風10ノット、午後から北風15ノット。海況穏やか。
■ ほとんど晴れ間ののぞかない薄曇の一日。カヤックの仕事は休みだったので、開店準備中のオンラインショップの商品を仕入れに出かけることにした。何を仕入れたかは開店まで内緒だけど、開店記念にふさわしい超目玉商品が手に入って大変うれしい。
日本に住んでいた頃は、アウトドアショップめぐりをして買い物をするのが何よりの楽しみだったのに、この国に来て生業にしてしまってからというもの、仕事に不必要な「無駄な買い物」は一切しなくなっていて、それが少々さびしくもあった。本日の買い出しで、久しぶりに昔のショップめぐりの快感を思い出した。こんなことなら、もっと早くから始めればよかった。
■ それにつけても、このニュージーランドという国のアウトドア産業の発達ぶりには、いまさらながら感心するやら呆れるやら。人口10万人を切るこの辺境の町でさえ、アウトドアショップは片手ではとても間に合わないほどの数があるし、ニュージーランド国内のアウトドアブランドだって、いったいどれくらいあるのか見当もつかない。中には、日本やアメリカではお目にかかれないようなユニークなコンセプトのブランドも色々ある。こういう国の面白い道具を日本に紹介するのは、これまたなかなか楽しいのであった。
ただ、サイト構築の方はなかなかスムーズに進まない。大変遅いアナログ回線ゆえに、いままでずっと自分のサイトはなるべく画像を使わずに軽く作るくせがついてしまっているため、画像を作ったり編集したりするのがものすごく億劫。Photoshopって、何年たってもうまく使いこなせない・・・。
■ 日本職人名工会
アウトドア天国に暮らしているのも楽しいが、移民生活してるとやっぱりこういうものに飢えてしまう。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/91
なんだかこっちまでわくわくです。オープン予定はいつなんですか?って区切らないのがいいのかな。
これは!ってアイテムはぜひ、大量卸させてください。
Posted by: kmorita : March 9, 2004 6:48 PMなるべく早くオープンしたいことはしたいんですけど、オンラインショップ・サイトの構築って、けっこう手間かかるもんなんですね。
独自ドメインをとるわけでなし、カートやカード決済が出来るようにするわけじゃなし、シンプルなシンプルなサイトなんですけど、それでもけっこうページ数がいるし、画像も多いし・・・。
3月中にはなんとかしたいです。
なんせ、仕入れた商品が冬~春もの (笑)
あと、当店は足で探してきた「一点物」を中心に扱う予定なので、大量卸には応じられるかどうか・・・。
でも、そういう商品もそのうち見つかるかもしれません。
っつうか、正規ルートで大量に仕入れてでも売りたい商品が見つかったら、そのときはご相談いたしますので、よろしくです。
March 1, 2004
テレンス・コンラン
■ 予報
地上気象 - 晴れ。弱い風。
海洋気象 - 南西の風15ノット、午後には北西の風15ノット。北部では海況荒い。北からの波2m。今夜は雨のため視界悪い。
■ 暦の上では今日から秋。予報通り、朝は素晴らしい快晴だったものの、昼前から薄曇になっていやぁな予感がしたものの、また一転。結局ものすごく久しぶりに真夏らしい暑い爽やかな午後となった。秋になったとたんこれだ。こんな日は、ハンモックに寝転んで本を読みつつウトウトするのが吉なのだが、残念ながら支柱が折れたまま直していないので、今日は諦めた。
とはいえ、また明日から天候は若干下り坂らしい。天気図みても、相変わらず等圧線がびっしりつまった蜘蛛の巣状態は続きそう・・・。
■ 昨日、サンデー・フリーマーケットの古本屋さんで、
"TERENCE CONRAN'S NEW HOUSE BOOK"
Terence Conran,
Guild Publishing London
というのをNZ$15で入手(ただしサイト写真はペーパーバック。僕が買ったのは同デザインの表紙ながらバカでかいハードカバー)。NEWって言ったって1985年初版なんでもちろん内容はそれなりに古い。混乱、もといコンランを知ったのは、御多分に漏れず新宿にザ・コンラン・ショップが出来たとき。インテリア雑貨大好き人間だったのですぐに行ってみたが、あまりに日本人の感覚からすると現実離れしすぎた「雑誌からそのまま抜け出てきたようなインテリア」に食傷気味、すぐに興味を失った。ところがNZに移民して自力で家を建てようというので資料をあさっていると、どうしてもテレンス・コンランの著書が目に付く。中を見てみると、これが良い。今回の本も、なかなか実用的かつ示唆に富んでいて、大変に楽しい。でも、やっぱり日本で見ると非現実的な本かも。しかし、サイトのヒストリーを見ると70歳をすぎて今なお精力的に活躍中らしい。やっぱりスゴイ人なんだな。なかなかカッコエェおじさんだし。
■ 花灯路‐春宵の和風ライトアップ
あぁ、日本の春だ・・・。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/56
February 24, 2004
TVの観過ぎ
■ 久々に快晴。と思ったら、やっぱり「ゲイルフォース注意報」。昼前からバンバン吹き始めた。15~20ノット。今日はガイドツアーじゃなくて、レンタルのお客さん相手のインストラクターだったが、海上で個々のお客さん相手に試験をしている最中にもドンドン風がつよくなり、嫌な感じ。ガイドツアーならば、絶対にお客さんを無事につれて帰ることができるが、レンタルだとそうもいかない。無事に帰ってきますように・・・。
■ 明日から2日間のキャンプツアーを担当する予定が、ブッキングがゼロで未成立・・・。この天気じゃ、仕方ないかねぇ。でも、明日、明後日は良い天候になるはずなのに。
■ 夕方からは、オーナーカンパニーのお偉いさん達を交えてのミーティング。もちろん、彼らはこのビジネスに関しては何の知識も経験もない素人さん。こういう人たちが上にいると、なかなかややこしいですな。素人の意見に惑わされることのない野遊び屋が懐かしくなった。
■ 昨夜、ベッドに入って狸寝入りをしていると、21ヶ月の娘が「ハク、ハク、××××××(がんばって!といっているらしい)」といいつつ、懐に手を突っ込んで何かをつかみ出すしぐさをして、僕の口に突っ込もうとする。明らかに映画『千と千尋の神隠し』のビデオの観過ぎである。確かに僕も「龍」には違いないのだが・・・。
■ 好きなサイト
http://homepage2.nifty.com/futava/furosiki/
method/meth.htm
やっぱり日本はいいねぇ。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/43
Excerpt: テストは続く。4月1日オープンだっけ? http://www.juno.dti.ne.jp/~logicp/program/domino/domino.html Ryuさんのブログから引用。 静かなオフィスで見ていたので、音が出てビックリ!!...
From: ネットで見つけたアウトドア情報
Date: 2004.02.26
今日はどこをいじってもさくさくと反映されて気持ちいいです。 不具合解消されたようですね。 ご苦労様です。
ところで、テンプレートをいじってこのindex.htmlのデザインを変えてみようかと思いましたが、ソースが複雑すぎて断念しました(^^; ビルダーソフトがなきゃ無理だわ・・・。 (いまだにテキストエディタだけでWeb作ってるやつです)
あ、ほんとだ (笑)
ところで、このトラックバックっての、どうやったらつけられるんですか???
いまだによく分かってないんですが、どなたかご教授を・・・。

