June 25, 2005
近未来SF的ゴーグル。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南風次第に強くなる。(高)10度、(低)1度。
[海洋気象] (エイベル)
南10ノット、ただしセパレーションポイントより北は20ノットが午前中に10ノットに落ちる。夕方には全域で20ノットに上がる。海況一時やや荒い。
向こう三日間:日曜朝南西5~15ノットに落ち、火曜15~25ノットに上がる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 05:32 AM 0.5 m High 12:00 PM 4.0 m
Low 06:08 PM 0.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■予報に反して朝はどんよりとした曇り。10時ごろから晴れたが、ときどき雲がかかって、決して快晴ではない。海は南東のウネリが入っていて、この季節にしては荒い感じ。
本日は西島からの高校生のラグビーチームご一行様37名。ガイド5名でワンデイツアーと聞いていたのだが、実際には午後は明日の試合のために練習をしたいとのことで、半日ツアーに急遽変更。ラグーンの中を一時間少々漕いでビーチに戻り、ガイド5名で怒涛の料理。忙しかったけど、半日で終わったのはボーナス。潮のタイミングも良かったし。
ガイドはロブ、リアン、エム、シェイと、僕以外は皆助っ人だった。 b&b 37 / torrent - lagoon - l@torrent(finish)
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■ごうちゃんから今朝10:00頃電話が入ったらしい(僕は仕事に行ってた)。オークランドから。飛行機が遅れてその後の予定が押せ押せになり、南島に渡るフェリーに間に合うかどうか微妙らしいのだが、ともかく一家全員無事にニュージーランドに到着することはしたらしい。
さて、明日ちゃんと現れるか???
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■なんかSF映画でおなじみなシロモノが、商品化目前らしい。
ゴーグルやサングラスにいろいろデータが表示されるってのは、近未来SFでおなじみだけど、水泳用ゴーグルで実用化ってのは思いもよらなかった。
■アウトドアズマン的には、やっぱりGPS情報の表示されるサングラスってのが欲しいかも。手を止めてGPSを確認することも出来ないほど荒れてる海をシーカヤックで漕いでる時なんて、サングラスに情報が表示されてれば嬉しいかも。
あ、荒れてるときにそんな情報が目の前チラチラしてると、かえって危ないか。波を見落として沈するのがオチ? ダメか……。
でも、やっぱりあるといいなぁ、GPSとEPIRBとマリンVHFラジオ内蔵したサングラス。いや、内蔵だと重くなりすぎそうだから、本体はカヤック内部にしまっておいて、モニタと通信機能だけサングラスに。
どっか出してくれ、買うぞ。
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■別の面白い「液晶ゴーグル」の使い道のアイディアある方、
と
をクリックしてから、コメント欄に書き込んでくれぃ!
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2246
June 16, 2005
理想のまくら。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、風穏やか。(高)13度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
南東10ノット、セパレーションポイントより北では20ノット。夕方全域で北東15ノットに変わる。北部海域は荒いが次第に収まる。
向こう三日間:北東5~15ノット、夜半から金曜にかけて20~30ノットに上がり、土曜北西10~20ノットに変わる。金曜夜海況荒れ、土曜落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:58 AM 3.3 m Low 10:06 AM 1.2 m
High 04:26 PM 3.3 m Low 10:24 PM 1.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■早朝は晴れれたけど、昼前からはずっと曇り。風は予報通り。おだやかだ。
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■昨日は回線の調子が劣悪で、特にGofield.comサーヴァにまともに接続できず、エントリアップが出来なかった。
昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
概ね晴れ。穏やかな南風。(高)13度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
南東15ノット、セパレーションポイントより北では25ノット。北部海域は荒い。
向こう三日間:木曜北東5~15ノット、金曜遅く20~30ノットに上がり、土曜西10~20ノットにあがる。金曜夜海況荒くなり、土曜に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:00 AM 3.3 m Low 09:10 AM 1.3 m
High 03:27 PM 3.3 m Low 09:18 PM 1.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝から快晴。昨日もこうなるはずだったのだが。
最低気温がグッと上がって暖かい。
しかし、二日続けてキツイパドリングしたら、全身痛いぞ。冬場は身体が固まってるのでダメージが大きい。
■天候とは無関係な独り言。
ネット回線スピードが劣悪。きっと3bpsくらいしか出ていない。一昨日のエントリに追記しようとしてるのだが、さっぱり上手くいかない。
今日もエントリをアップできないかもなぁ。
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■一昨日は大家の電話番でネット接続できず。
一昨日のログ↓
■【一昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南東風。(高)13度、(低)4度。
[海洋気象] (エイベル)
南東15ノット、セパレーションポイントより北では午前中に25ノットに上がる。北部海域は次第に荒くなる。
向こう三日間:南東10~20、木曜北東5~15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
High 02:06 AM 3.4 m Low 08:16 AM 1.2 m
High 02:32 PM 3.3 m Low 08:23 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■どこが晴れだ。一日中曇ってて太陽は一瞬しかのぞかず、時々小雨もパラパラ。昨日と違って朝から南東は10knで海況も荒れ気味。
昨日夕方の段階でダリル担当のTISTがすでに満員、帰宅後すぐにもう一つTISTが出るからと出動要請の電話あり。
が、今朝出勤してみると、ダリルのツアーに9人、僕のツアーに3人という割り振り。バカモノ、9人は定員オーヴァーだ!>ウィルソンズの馬鹿オフィスクルー
で、こういう場合、僕らの場合はダリル8人、僕4人なんてことはしないで、6人ずつにするのが普通。が、ウィルソンズは食事もウォータータクシーも、8人、4人でアレンジしてて、それを修正するのに朝からゴタゴタ。いつになったら使えるようになるんだ、まったく……。
ともかく、僕はカリフォルニアからの女の子4人組と、アイリッシュのカップルの6名を担当。行きのウォータータクシーから、1ダースばかりのボトルノーズにも遭遇。場所はマッドマイル、テ・プカテア近辺。さすがにボトルノーズはダスキーやコモンと違って人懐っこく、ウォータータクシーに近づいてきて引き波で遊んだりする。ラッキー。そういえば、最後尾の一頭は背びれが横に折れ曲がってた。あれじゃすごく泳ぎにくいだろうが、イルカはあぁした「障害者」に対する互助が徹底しているというから、きっと他の仲間に助けてもらってるのだろう。
が、安心するのはまだ早かった。トラブルは続く。
昨日僕がやった反対向きTISTで使ったカヤックは、持ち帰らずオネタフティに置いてあったのが裏目に出た。朝から南東が吹いてたのでダリルはさっさと反対向きに切り替えたものの、僕はオネタフティにカヤックが置いてあるので反対向きに切り替えられない。
というわけで、晴れの予報なのに太陽も出ず寒く、オネタフティ到着は11時、強風のためにトンガ島にも渡れず、一日中向かい風の中をバークベイまで南下する、という、これ以上ない悪条件のそろった過酷なツアーに。
いや、ホントはトンガ島に渡って、すぐにオネタフティに引き返してそこでツアー終了という手もあったのだけど、今日のお客様の雰囲気を見渡した感じだと、トンガ島を捨ててバークベイまで南下する方が得策だと判断し、過酷な行程を強行。
ただし、アーチポイントで上陸したり、ファウルポイント手前の小さな入り江に止まったり、バークベイラグーンに入ったりと、美味しいポイントはもれなく逃さず止まって、ガイドトークも普段の5割り増し大盛りのツアーに。
バークベイ到着後も、まず着替えてもらって(全員アクアパッカー泊なので、着替えを持って意おいてもらった)、暖かい服装で食事。普段は絶対やらないのだけど、今日はテーブルに全員座らせっぱなしで、完全に上げ膳据え膳のフルサーヴィスにしたので、全員ニコニコでツアー終了。
ウォータタクシーを待つ間、バークベイのビーチで一人サーフィンごっこ(お客様は皆ビーチを気ままにお散歩中)。でもなかなか良い波が入らないし、やっと来たと思ったら波打ち際がクソダンパーで最後の最後に、大ブローチングでビショビショ。寒いっつぅの。
そうこうしていると、お客様の一人が「サングラスがない!」と騒ぎ出し、せっかくパッキングした道具を全部ひっくり返して大騒ぎ。見つからなかったのでベースに戻ってからもまた丹念に道具を一個ずつ点検。結局見つからず……。うぅ~む。
あぁ、疲れた……。
ダリルは本日で今期の仕事終了、これからは松の植林の仕事をし、来期は出来ればテ・アナウに引っ越してフィヨルドランドでトランピング・ガイドをしたいとか。これで、彼と一緒に働くのは最後になるのか??? tist 6 / onet - arch pt - l@bark (finish)
■関連過去ログ【イルカ履歴】
◎2004年3月26日 ボトルノーズ
◎2004年7月18日 コモン
◎2004年8月13日 ダスキー
◎2004年9月16日 ボトルノーズ
◎2004年9月24日 ダスキー
◎2004年10月6日 ダスキー
◎2004年11月19日 オルカ
◎2004年11月24日 オルカ
◎2004年12月3日 ヘクターズ
◎2005年1月2日 ダスキー&コモン
◎2005年1月14日 ダスキー
◎2005年3月9日 オルカ
◎2005年5月21日 コモン
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■昔ごうちゃんがアウトドア用まくらについて書いたことがあって、コメント欄が大いに盛り上がりまくった。当時僕は下らんことしか書けなかったのだが、一年以上の調査の末、ようやく素晴らしいのを発見した。
◎決定版
ワハハ、これしかないな。よし、買うぞ。コレ持ってキャンプしたり山小屋泊まったら、ウケること間違いなし。
え? ウケない? みんな引く? そうかなぁ……。
■しかし、このサイズはシーカヤックでもなかなか厳しいものがあるな。コンパクト・ヴァージョンじゃ意味がないし……。
あ、インフレータブル・ヴァージョンを作ってもらえば良いんだ! 僕って天才。さっそくメーカーにリクエストのメールを……。
って、それじゃ完全にダッ●ワイ▲じゃん……(自爆)。
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■「欲しい!」という方は
を、「げげぇ、趣味悪ぅ!」という方は
を、「これのどこがアウトドア用?」という真面目な方は両方をクリックしましょう。
いつもお願いしている割に、自分では全然チェックしに行ってなかったランキング、さだっちょんが大躍進中というのを聞いて数ヶ月ぶりに見にいったら、まだこのブログも1ページ目にいた。大変意外。100位くらいに落ちてるのかと思ってた。ご愛顧、ありがとうございますm(..)m
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2210
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) Fine, odd afternoon shower. Southwesterlies dying out. 12°C -1°C [海洋気象] (エイベル) Southwest 10 knots, dying out this evening. Slight sea easing. Fair visibility in a few aft...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.07.10
あ、TLSか!
TLWかと思った。
じゃ、僕も一緒に試すわけね(笑)
了解、やりましょ。
さて、誰に買ってきてもらうかが問題だ。
にっしーかなぁ、やっぱり。
あのね、この馬鹿枕、実際に持ってる友人がおるのですよ。馬鹿さ加減が受けて、結構な数売れたそうでっせ。
その友人はこの馬鹿枕のお陰で、嫁と相当揉めたそうです。
勿論僕も買う勇気はありません!
Posted by: ごう : June 17, 2005 8:12 PM例の決定版の枕
あまりにリアルで、逆にそわそわして
寝付けない
と使用者からのメッセージが、、、
ビミョーン!
JSBだったら、パドルフロートにして
いつまでも抱きついていたいっス♪
そのうち
ジョーズにガブッと!
Oh!
興ざめ な話
以上 uso800bpsでお送りしたのは
前葉等刺激専門チャンネルの
インターネット放送局でしたぁ!
> uso800bpsでお送りしたのは前葉等刺激専門チャンネル
ワハハハ、このくだり、早朝夜明け前から爆笑しちまいました。
なるほどぉ、パドルフロートですか。
研究課題が増えましたね>TO-BEさん
May 14, 2005
サーマレストのリペア。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。(高)17度、(低)4度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット。セパレーションポイントより北では西25ノット、夕方に15ノットに落ちる。北部の海況は一時荒れる。
向こう三日間:日曜、東5~15ノット、月曜南東20~30ノットに。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:59 AM 3.6 m Low 07:03 AM 1.3 m
High 01:20 PM 3.4 m Low 07:21 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝晩の冷え込みは厳しいが、日中は例によって快晴ベタ凪で暑いくらいの陽気。ただ、昼過ぎから弱い弱いシーブリーズが吹き、昼食時に一瞬曇ったので、その瞬間は寒かった。昼食終わって漕ぎ始める頃には風もおさまり、日差しも戻ってたが。
ビーチズ&アイランズは無茶苦茶久しぶりだと思って過去ログ見直してみたら、どうやら4月1日以来一ヵ月半ぶりだったらしい。そんなに久しぶりだったとはちょいと驚き。6年前なんてこの商品しかなくて単に「ワンデイ・ツアー」と呼ばれてたんだけどねぇ。古い話はさておき、寒い季節はこのツアーが一番快適で楽しいのだけど、そんなことパンフレットにも書いてないし、オフィスの連中はそういう説明もしない。だから冬場も人気薄。なんだかねぇ。ちゃんとその辺教えてあげればいいのに。
ま、とにかく、冬スケジュールになってウォータータクシーの出発が10時になっても、このツアーは無関係に早く出発できる。帰着も一番遅くて平気。だからたっぷり漕いで、ゆっくり休んで、のんびり美味い飯食って、皆ご機嫌。絶対冬場はこのツアーに限るってば。
ちなみに本日は英国人夫婦と、世界一周旅行中の英国人男性バックパッカーの三人組。英国人ばかりのグループっていうのも、けっこう珍しいかも。 b&i 3 / mara - mt@fisherman - adele - toilet@akerston - l@appletree - mara
■明日、明後日は、子供の合同バースデイパーティのため、泊りがけで遊びに行くので、仕事休みもらった。ワハハ、週休五日だ(笑)
海洋気象によると荒れ気味になりそうなので、ラッキーだ。
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■ごうちゃんのところに、サーマレストのリペアの話があった。
ごうちゃんが10年使ってパンクさせたことがなかったってのは驚き。あの体格で、なぜパンクが起きない???
僕はといえば、ワンシーズンに最低一回はパンク修理してる。このブログの過去ログを読み直すと、今シーズンも昨年10月4日と今年1月31日の二回修理してる(とはいえ、10月のはバカ娘が鉛筆で刺したんだけど)。
今年はたまたまなかったが、仕事でのキャンプツアーに出てるとき、お客様や僕自身が使ってる会社の備品のサーマレストの修理をすることも多いので、それも含めると四、五回修理した年もあったはず。
ってなわけで、ごうちゃんが書かなかったコツや注意点をば少々。
■まず穴の見つけ方。ごうちゃんの書いている通り、おそらく一番の難関はここ。穴が見つかれば、あとはどうってことないのだけど、なかなかこれが大変。
ごうちゃんは
判り難かったら、一度空気入れて、パンク修理みたいに風呂なんかに浸けて探せば良いでしょう。と書いているが、残念ながらこれで分かるほど立派な穴が開くことはまれで、ほとんどの場合は水に突っ込んだくらいでは気泡が出てきてくれない程度の小さな小さなパンクだ。
じゃぁどうするかというと、簡単、セッケン水を使うのである。これが実際にサーマレスト輸入代理店やメーカーなどがとる方法。
ただし、ちょいとコツがある。まずセッケン水だが、ホントのセッケンでもいいし、台所用洗剤などでもいいのだが、どちらにしても濃すぎると気泡が膨らまないので、シャボン玉が出来るくらいの濃さまで薄めること。
僕は不精して、固形セッケンと水の入った容器を別々に準備し、セッケンを少しマットに塗ってから水をその上からぶっ掛け、マット表面でセッケン水を作ってしまうことが多い。台所洗剤は匂いが嫌いなので、他に選択肢がないとき以外は使わないが、まぁこれは個人的な好みの問題。何でも構わん。
次に空気を満タンにしてセッケン水を塗るのだが、ここでいきなり全面にセッケン水を塗るのはNG。これだとやっぱり穴の位置を特定するのは難しい。どうするかというと、空気を満タンにしてバルブをしっかり閉じたあと、フルサイズなら四分の一~五分の一、3/4サイズなら三分の一~四分の一くらいに折りたたみ、その五分の一ないし三分の一の部分だけにセッケン水を塗り、次におもむろにマットの上に乗って体重をかけるのである。こうすれば絶対に穴からシャボン玉が膨らんでくる。
あ、そうそう、以前書いたとおりパンクは9割以上が裏側なので、必ず裏側から始めること。また、ごうちゃんのブログの写真のように、端っこに近い部分がパンクしていることが多いので、特に端っこは念入りにチェックすること。
最初の部分で穴がなければ、ずらして次の部分を試し、裏側全部試しても見つからなければ表に移行。もしそれでもダメだったらバルブにセッケンを塗る、という手順でチェック。
穴を見つけたら、油性のボールペンかペンですかさず穴に印をつける。これをしないと、すぐに穴のありかを見失う。セッケン水で濡れた表面に書くわけだから、水性ペンはもちろん使い物にならない。
これを読むと、「何でセッケン水なら気泡が出て、水の中だと出ないんだ?」と疑問をお持ちになった方もいらっしゃるかと思うが、聞けば納得の簡単な理屈。水の中だと水圧がかかるので、針の先でつついたような小さな穴だと空気が漏れてこないというのがまず最初の理由。二つ目は、水の中では体重をかけて十分な圧力を加えるのが難しいという単純な理屈。
逆に、水の中で盛大にブクブクと泡が出るような穴の場合は、わざわざ水の中に入れなくても空気漏れの音が聞こえたり、肌で空気漏れを感じることが出来るはず。
というわけで、五感で穴が見つけられないときは、セッケン水を使って体重をかけるべし。
ちなみに僕の場合、過去何度パンク修理したか思い出せないのだが、この「水の中でも見つけられるレヴェルのパンク」は一回こっきりで、後はすべてセッケン水を使わないと見つけらず、見つけたあとも印をつけておかないとすぐに場所が分からなくなるような微細な穴ばかりだった。そんな小さな穴でも、寝てれば2、3時間で十分ペチャンコになってくれるのである。
■穴が見つかったらいよいよパンク修理。やり方はリペアキット付属の説明書に従えば良い。難しいことは何もないし、道具もフィールドで調達できるものばかり。平らな場所を探すのが一番難しいかもしれないが、まぁなんとかなるだろう。
しかし注意事項はある。まず加熱だが、これは説明より若干長めの方がいいようだ。特に室内ではなく、実際にフィールドで修理するときは絶対に長めの方が安全。
あとパッチの形だが、自転車のパンク同様、貼り付けるパッチは角を丸く切り抜いておくべし。ごうちゃんがやってるように四角い角を残したまま貼ると、使っているうちに角の部分からはがれてくるオソレが大きい。これがサーマレストの修理に限らず、ガムテープにしても絆創膏にしても、テープ状のものを何かに貼り付けるときの基本。
ま、セッケン水でなきゃ見つけられないようなパンク(つまりほとんどの場合)は、パッチを使わずにホットボンド(修理用糊)を塗りこむだけでふさがっちゃうんだけどね。
最後にホットボンドの量だが、「ケチらないこと」が大切。はみ出しは拭き取ればいいが、足りなくてパッチが完全に接着されていないと目も当てられない。
■最後にリペアキットそのものだが、僕の経験だと4年くらいたつと、ホットボンドが開封しなくてもだんだん固まり始めるようだ。こうなると加熱してもうまく柔らかくなってくれず、修理に手間取るし、はみ出しがキレイに拭き取れない上に厚ぼったくなりがちで、仕上がりもいまいち。触ってみて固くなり始めてたら、交換した方が良いだろう。
■ちなみにアウトドアグッズには、往々にして「ウソの評判」がついて回るものだが、サーマレストの場合は「サーマレストはパンクしても寝られる」というのがそれだ。試してみればすぐに分かるが、ペチャンコのサーマレストは、「ないよりはマシなのかもしれないなぁ」程度の代物で、決して「使える」というレヴェルではない。
例外は、超分厚いラクジュアリーなモデルを使っている場合と、僕のようにパンクしても我慢して寝るのに慣れてる場合。
慣れてる僕の口からもう一度言う。パンクしたサーマレストは「使えない」。フィールドに出るときはリペアキットはお忘れなく。
おっと、そういえばホットボンド全部使い切ってたんだ。買っておかなきゃな。
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■「役に立った」という方は
を、「役に立たなかった」という方は
を、「何の話だろう?」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2078
April 28, 2005
ミニナイフ雑感。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。(高)19度、(低)9度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、昼前に東10ノットに変わる。海況おだやか。
その後12時間:南西15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 05:46 AM 0.6 m High 12:15 PM 3.9 m
Low 06:20 PM 0.8 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■快晴だが、南から冷たい空気が入ってるのでちょいと涼しい。昼前から東風か。潮のタイミングと会えば、マラハウでサーフィン出来たかもしれないけど、満潮から引き潮にかけてじゃ、良い波たたないな。
実は昨日の段階で、本日はレンタル講習の仕事が入っていたんだけど、夜遅くに「キャンセルになった」と連絡があって、仕事あぶれた。オフシーズンに入ってきたなぁ。ここのところ週休5日ペースになってきた。
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■MMさんから教えていただいたニュース。
◎Yahoo!ニュース「アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波」
あと、本音をいえば、ヴィクトリノックスよりもウェンガーの方が好み。でも、今はウェンガーはソルジャーを売ってないみたいだな。と書いたのだが、実はこのときウェンガーのオフィシャルサイトを初めて訪問してみて、あまりのラインナップのショボさに、大いにショックを受けたのだった。昔からウェンガーはヴィクトリノックスに比べると地味で、ラインナップも少なかった。しかし、あまりにも差が開きすぎていた。イヤぁな予感がしたものだ。
予感が現実となった。かなりショックだ。「アンチ・メジャー」の天邪鬼としては、スイスアーミーナイフならやっぱりウェンガーを支持していたので、このニュースはなんとも……。
■そういえば、先日日本から送られてきた荷物の中に『BE-PAL』誌の2004年12月号が入っていたのだが、その中にこれとちょいと関連のある話があった。同誌をお持ちの方はP.20をご覧いただくと早いのだが、要約すれば、「多目的ナイフ(要するにスイスアーミーナイフの類)が軽犯罪法で取り締まられている例が最近多いようだが、これは憲法31条の罪刑法定主義違反の疑いがある」とのこと。
なるほど。アホが刃物を振り回して傷害や殺人をする例が少なくない昨今、当局としてはナイフ所持をバシッと取り締まりたいところだが、銃刀法に触れないナイフは、現行法ではまともに取り締まるすべがなく、無理やり軽犯罪法を適用するしかない、というわけだな。
現状としてこういう取締りが事実ならば、これもウェンガーの首を絞める要因の一つにもなったのかもしれない。残念なことである。
ま、ウェンガーのことはさておき、確かに同誌の言うとおり、「罪刑法定主義」の考え方からすると、軽犯罪法を「誇大解釈」するのは、マズイだろう。そんなことされたら、何でもかんでも取り締まれることになっちまう。法治国家としては、そりゃイカンだろうと思う。
また本音をいえば、個人的には小さなツールナイフの所持携帯くらい自由にしてくれよ、と思う。そんなことまで取り締まらないでくれ、と。
が、時代の趨勢として、ミニ・ツールナイフの類が取り締まられるようになるのも、また仕方ないような気がする。というか、小さな子供を持つ親としては、取り締まりたくなる当局の気持ちは分かる。街を歩けば、確かにナイフを持たせちゃイカンようなアホガキがあふれている。
よって、法改正によって、ミニ・ツールナイフまで取り締まれるような立法がされた場合は、僕自身も半分渋々ながら、やっぱり従うしかないだろうなという諦めもある。
■とはいえその場合、実際問題として、僕らアウトドアズマンはどうなるのよ?
もちろん、ザック担いでたりカヤックを車に積んでいるときは、「正当な所持理由あり」としてお咎めなしだろう。
しかし、ツーリングから帰ってカヤックとキャンプ道具を車から降ろしたところでタバコが切れてたことに気づき、ヴィクトリノックスをついうっかりポケットに入れたまま近所のタバコ自動販売機まで歩いているところを岡っ引警察官に呼び止められたら、もうアウトということか!?
ところが、これが「帰宅後」じゃなくて、ツーリング中だとOKになるのか? つまり、その日のパドリングを終えてテントを張り、軽装に着替えてくつろいでるときに、タバコが切れた。どれ買ってくるか、ってんで、ポケットにヴィクトリノックス入れたまま近くのタバコ販売機まで歩いていくと、警官に出会った。この場合は「キャンプ中」という立派な「正当な所持理由」あることになる。
しかし、この場合と上記の「帰宅後にタバコを買いに出た」場合と、どこが違うというのだ??? こんな些細な差、というより、実質上何も差がないのに、一方はまったくお咎めなし、一方は「犯罪行為」となるってのも、何か割り切れない話だ。
■ややこしいから、いっそのことライセンス制にしてくれよ。ヴィクトリノックス・クラシックといえども、所持携帯には免許を要する。その代わり、免許保持者は、いかなるときも携帯をとがめられることはなく、それは航空機国内線客室内持ち込みも例外ではない、ってな風に。それだったら、僕も免許取るからさ。
とはいえ、そうなると「カッターナイフはどうなる?」とか、「包丁を買って帰宅するために持ち運んでいるときはどうなる?」とか、「免許保持者が、非保持者にちょっとナイフを貸した場合はどうなるか?」などの、これまたややこしい問題が山ほど出てきそうだ。友達と喫茶店でお茶飲んでるときに、「ハサミ持ってない?」「あぁ、あるよ」ってんでクラシックを貸すなんてのは、いくらでもある話だよなぁ。これが「違法行為」になっちまったんじゃ、たまらんぞな。
ヤレヤレ、ややこしいこっちゃ。刃物の話なのに、スパッと切れ味よく解決するアイディアはなかなかなさそうだね。
なんとも世知辛い世の中だこと。
■ともかく、長い歴史の幕を閉じたウェンガー社に、黙祷。
そして、これから統合のゴタゴタに巻き込まれる両者に関わる皆さん、がんばってください。
■関連過去ログ【ナイフ】
◎ナイフ離れ、アウトドア離れ (2004年4月3日)
◎『ナイフの話』その1 (2004年4月18日)
◎『ナイフの話』その2 (2004年4月19日)
◎『ナイフの話』その3 (2004年4月20日)
◎『ナイフの話』最終回 (2004年4月21日)
◎『続・ナイフの話』前編 (2004年7月13日)
◎『続・ナイフの話』後編 (2004年7月14日)
◎愛用の○○○○ナイフ。 (2004年12月15日)
■追記(4月29日)。
さのしさんのブログでも、同じネタが。
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■ウェンガー派は
を、ヴィクトリノックス派は
を、その他の方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2007
Excerpt: アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波 なんとテロの影響がこんなところにまで及ぶとは。 最初にアーミーナイフを買ったのは、生まれて初めての海外旅行に行った時だ...
From: Solid Days
Date: 2005.04.28
Excerpt: アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波 なんとテロの影響がこんなところにまで及ぶとは。 最初にアーミーナイフを買ったのは、生まれて初めての海外旅行に行った時だ...
From: Solid Days
Date: 2005.05.01
英語ですが、 オフィシャルサイトにもうプレスリリースアップされておりました。
http://www.victorinox.com/newsite/en/news/news_wenger.htm
読めば読むほどV社が「偉そうな」文面で、弥が上にもウェンガーの判官贔屓になりますね。
又、地域限定なのかは別としてもウェンガーの社員がたった150人だというのも驚きました。
Ryuさんなら絶対書くだろうなと思っていたエントリー。僕も書いていたのでトラックバックしておきます。
ナイフの不法所持の話をどこかで読んだなあと思ってRyuさんのブログの中も探してみたんですが、「BE-PAL」に書いてあったんですね。僕もクラシックは持ち歩いてるから、捕まる可能性あるなあ。
Posted by: さのし : April 28, 2005 3:37 PM私はウェンガーは使ったことないので、よくわからないですね。ヴィクトリノックスは好きな道具の一つです。
軽犯罪法云々の件ですが、基本的には警察官の気分と都合次第でしょうね。なんかとにかく引っ張りたい場合には、都合の良い口実に使われるという感じで。まあこの辺りはツールナイフを持ち歩くという習慣が無い社会だったからこそ出てきている問題なので、社会で議論になれば、落としどころというのも見えてくる気がしますが・・・・。
Posted by: hokulea2006 : April 28, 2005 4:29 PM積丹カヤックスさんのコメント欄から飛んできました。
私は左利きなのでウェンガーのレフトハンダーを愛用してました…がなくしたときについビクトリのクラシック・ペンを買ってしまい、そのままです。
私は日ごろからビクトリを付けて歩いていますが業種と服装が電動ノコ持って歩いててもいいたぐいなので
(作業服で仕事に関係ない人に会うと自○隊に間違えられたりする)
もし訊かれたとしても「仕事で使っています」で済みます(実際使ってますし)が。
でもツールナイフなんかより大型カッターナイフの方がずっと危険でしょうに。
つくづく刀狩の国ですね、日本は。
>MMさん
僕は逆に150人もいたのか!って感じです。
もっと家内制手工業に毛が生えたような企業かと思ってました。
V社が相当な規模なのは分かってますが。
>さのしさん
こちらからもリンクさせていただきました。
TBのPing送信が今ちょっと上手くいかないので、TBはちょっと後になります、スミマセン。
しかし、クラシックくらいで捕まったら、ホント洒落にもなりません。
>hokulea2006さん
ウェンガーとヴィクトリノックスの一番の違いは、ハサミと缶切りで、ウェンガー・ファンに言わせると、「ヴィクトリノックスのハサミと缶切りは、使い物にならん!」ということになります(笑)
>なんかとにかく引っ張りたい場合には、都合の良い口実に使われるという感じで。
確か、オウムの事件のときにも、この手が使われたんじゃありませんでしたっけ?
「限りなく黒」の重大犯罪容疑者を引っ張る口実だったら、まぁ許せなくもないのですが、何の悪意もない善良な市民をクラシック程度のオモチャのようなナイフでしょっ引くってのは、やっぱり変っすよね。
>ちょうめいさん
初めまして、ようこそです。
書き込みありがとうございます。
>ツールナイフなんかより大型カッターナイフの方がずっと危険でしょうに。
物騒な話になりますが、確かに殺傷力は、桁違いに大型カッターの勝ちですよね。
>つくづく刀狩の国ですね、日本は。
僕らが子供の頃から、
「近頃の子供はナイフで鉛筆も削れない!」
と、大人がぼやいたり嘆いたり憤っていたりしましたが、30年たっても40年たっても、
「じゃぁ、国民全員が、ナイフで鉛筆削れるように教育しよう」
っていう風にはなりませんよね。
えーと、HNを変更しました。自分のウェブログには書きましたが、ホクレアという名前があまりにもずば抜けてメジャー過ぎることと、それ以外の航海カヌーも気にしたいなという思いがあったので。マオリの言葉で航海カヌーを意味するwaka moanaをお借りしました。
さてハサミの件ですが、たしかにそういう話は良く聞きますね。私としては新生ヴィクトリノックス&ウェンガーに両方の良いところを集めたモデルを期待したいものです。
Posted by: waka_moana a.k.a hokulea2006 : April 29, 2005 11:12 PM>ウェンガーとヴィクトリノックスの一番の違いは、ハサミと缶切りで(略)
本当にそうです(笑)
私もウェンガーからビクトリに替えたとき、「ハサミしょぼいなぁ」と思いましたよ。缶切りは今のに付いてないので比べてないですが。
…といってもそれで一番切るのは鼻毛と爪なんですが(笑)
>waka_moana a.k.a hokulea2006
あ、ワカ・モアナがHNに入ったんですね!
>私としては新生ヴィクトリノックス&ウェンガーに両方の良いところを集めたモデルを期待したいものです。
そうなんですよね、ヴィクトリノックスのモデルに、ウェンガーのハサミがつく可能性が大きくなってきました。
ヴィクトリノックスとウェンガーのいいとこ取りのモデルって、昔夢想したものですが、それが現実のものとなるかもしれないのは、朗報っすね。
>ちょうめいさん
>といってもそれで一番切るのは鼻毛と爪なんですが(笑)
あ、やっぱりですか!?(笑)
僕もです、アハハ。
缶切りも、最近はプルトップが多くなってるのですっかり出番がなくなってますしねぇ。
私は指先のささくれを切り落とすのにハサミを使いますね。あとは足の裏の角質を切り落としたり。
これからHNはwaka moanaで、hokuleaという文字列はもう捨てます。日本で私がhokuleaというHNで航海カヌーについて色々書くということもまた微妙(笑)なので。要するに日本は微妙な国ということでしょうか。
Posted by: waka_moana : April 30, 2005 11:15 PMしまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。
確かにウェンガーの缶切りは重宝しました。というかヴィクトリノクスのが使い辛過ぎ。で、現在我が家では、小さめのニッパーを缶切りの代用としております。思いのほか使い易くて好きです。笑
こないだクルマの掃除をしたら、あちらこちらのポケット、シート下、荷室等からなんと合計12本の刃物が出てきました。斧や鉈、鋸も含めてですけどね...いやぁいつか捕まるなぁこれは。
刃物は使うより研ぐほうが好きです。包丁なんて1日中でも何本でも研いでられますね。楽しいったらない。研ぎ続けていると、自分の神経まで研ぎ澄まされていく感じがして、なんだかストレスも発散できます。笑
>waka_moanaさん
hokuleaの文字、微妙ですかぁ。
う~ん、微妙な国ですねぇ。
足の裏の角質、ハサミで落とせますか?
なるほど、今度やってみます。
聞いてみると、色々あるもんですねぇ。
>patalowさん
>しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。
ありゃりゃ。
って、僕も失くしたのが、今になって惜しくなってきましたよ。
NZにはウェンガー入ってないんですよ。
今我が家にあるウェンガーは、妻が愛用している台所用ナイフ(要するに包丁)だけですねぇ。
しかし、車の中だけで12本ってのは、スゴイ。
ちょっとした武装ですね。
捕まらないでくださいねぇ。
僕もね、使うのより研ぐのが好きです。
だから、自然と研ぐのが楽しいナイフが好きになります。
そうなると、やっぱり肥後の守とオピネルなんですよねぇ。
逆にスイスアーミーナイフ(特にソルジャー)は、ブレードが小さいくせに鋼材が硬いので、研ぐのはあまり楽しくないっす。
最近はナイフ使うことがほとんどないので、もっぱら包丁ばっかり研いでますが。
Posted by: Ryu : May 1, 2005 10:02 PM別に私は「ホクレア」を占有するつもりもなく、ウェブサイトを作った時点でホクレアや航海カヌーを専門に扱っている日本語ウェブサイトが一つも無かったから、HNにhokuleaと入れたんですが、いざそうやってスタートしてみたら、「ホクレア」に深い思い入れのある人が想像以上に多かったって事ですね。だったら私より思い入れや縁の深い方々に「ホクレア」はお任せしようかなということです。
Posted by: waka_moana : May 2, 2005 12:06 AMなるほど。
しかし、他人のHNにまでクレームがつくとは、なんともまぁ……。
でも、それをさらりと受け入れてHNを変更しておしまいになるwaka_moanaさんは、大人ですね。
>しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。
と残念がってたら、さすが運命の女神に愛されたワタクシ、たまたま寄ったリサイクル&アウトレットショップで、新品のOfficialWorldScoutKnifeを見つけてしまいました。ワハハ
輸入品が無闇に高い日本ですが、新品で3200円なら十分に妥当と言えるでしょう...というわけで、当然ながら購入と相成りました。ワハハハ
もう1本、名前は忘れましたがヴィクトリノクスのチャンピオンみたいなやつが、9800円で売ってましたよ。さすがに要らないけど。
Posted by: patalow : May 2, 2005 2:20 PM>patalowさん
お、ラッキーでしたね!
こっちでも、どこかの古道具屋に外国人が持ち込んだウェンガーが転がっていないものか?
探してみなくては。
日本は、ナイフは比較的安い印象があります。
僕が今仕事で使っているナイフ(大変残念ながら廃盤)も、購入後オフィシャルサイトで定価を確認したら、僕がアメ横で買った価格と、米国の定価がほぼ同じでした。
なんでそんなことが出来るのか不思議ですが。
>waka_moanaさん
あ、そこまで深刻じゃないですか(笑)
でも、「微妙」なんですね(^^;
>日本のナイフが安いのはドル安だからかな?
僕が買ったのが3年くらい前だったんですけど、当時の為替レートはどうだったか忘れちゃいました(^^;
Posted by: Ryu : May 2, 2005 9:36 PMApril 19, 2005
EPIRBの件、続報。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノットにあがる。その他は変風10ノット、午後北東に変わる。海況おだやか。
その後12時間:北10ノット、ただし北部では北西25ノットに上がる。
[潮汐表] (ネルソン)
High 06:05 AM 3.1 m Low 12:11 PM 1.5 m
High 06:13 PM 3.1 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昨日の夕方の雲はなんだったんだろう? 今日も朝から快晴のインディアンサマー。
■昨日は大家の電話番でネット接続できず。昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。風おだやか。(高)17度、(低)5度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北は東10ノット、その他は変風10ノット、午後一時北東に変わる。海況おだやか。
その後12時間:変風10ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
High 04:36 AM 3.0 m Low 11:07 AM 1.6 m
High 05:00 PM 3.0 m Low 11:16 PM 1.7 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝からいつものごとくの好天で、日中はTシャツ短パンで大丈夫な陽気。
しかし、夕方からいきなりどんよりと曇った。予報ではそんなこと言ってないぞ。
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■極々私的なメモ。
一昨日、モトゥエカのサンデーマーケットに出かけたら、栗と見たことないキノコを売ってる屋台があった。どうやらオランダ人らしく、キウィの数倍の値段。高い!
しかし卑怯なり。そんな組み合わせ見せられたら、日本人は買っちまうじゃねぇの。えぇ、買いましたとも。高かったけど。ゴーツクバリのくそダッチめ!!
でも、やっぱり美味かった>秋の味覚
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■つい最近ここにいらっしゃった方は、ここのところ頻繁に話題になってる「EPIRB」なるものが分からなくて話についてこられていないかもしれないので、簡単に再述しておく。
EPIRBとは「Emergency Pisition Indication Radio Beacons」の略で「イーパーブ」と読む。「衛星非常用位置指示無線標識」というのが正しい日本名らしいのだが、要は船舶が備え付ける緊急装備で、遭難時にオンにすると中継衛星に向けて海難信号を発信し、それが世界中で受信されるという便利なビーコンである。
ところが日本の法律では、動力船にはEPIRB搭載が義務付けられている反面、シーカヤッカーが免許を取得して搭載することが非常に困難であるばかりか、そもそもシーカヤックに搭載できるハンディ・モデルが日本では販売さえされていないという事実がある。
つまり日本の場合は、シーカヤックが海で遭難した場合、救助要請の面で動力船に比べると大きなハンデを背負うわけである。
ちなみに遭難時に力を発揮する他の緊急装備の中に、マリンVHFラジオという海用トランシーヴァや、フレアと呼ばれる信号紅炎(発炎筒の親戚)もあるが、これら二つも日本のシーカヤッカーにとっては非常に法律の敷居が高い。
法律の敷居が高いということは、これらを入手して緊急時に備えることが難しくなるばかりではなく、海外から持ち込むなどして「裏技」で入手したこれらの緊急装備を実際の遭難時に使うと、その使用そのものが違法性を帯びてしまうわけである。
つまり、極端な言い方をすれば、日本ではシーカヤックが遭難すること自体が、限りなく「違法行為」に近い扱いを受けてしまう、という印象さえ受けるではないか。
なんちゅう非人道的な話だろう。
ニュージーランドでは、シーカヤッカーでもこれら「三種の神器」を気軽に持てることは言うまでもない。
というわけで僕は、今、この「三種の神器」を日本のシーカヤッカーが自由に持てるようにならないかと色々調べてみているところで、その手始めとしてEPIRBのことを最近よく書いているというわけである。
海にあまり縁のない方には退屈な話かもしれないが、ディテールを無視して「人道的な法運用」という面に注目していただくと、あらゆる面に共通した問題をはらんでいることがお分かりになると思うので、ちょいと目を通した上で、皆さんの身近な話題に「読み替え」してみていただければと思う。
■というわけで、EPIRBの話、続報。
今月16日のエントリーに書いたとおり、日本のとあるアウトフィッター様から、「406MHzのEPIRBを入手して欲しい」とのご依頼をいただいたので、昨日取り扱い業者のところに話を聞きにいった。
そこで判明したことは、ある程度覚悟はしていたものの、実際に耳にしてみるとけっこうショックなことだった。
121.5MHzモデルと違って、406MHzモデルは個別情報(所有者情報や船舶登録情報など)の登録が必要なのは、ニュージーランドも例外ではない。他の国のことはよく知らないが、この国の場合は、この情報登録はEPIRB販売時になされることになっているという。つまり、情報登録をしてからでないと、事実上の購入は不可能なのだそうだ。
もちろんニュージーランドの場合はシーカヤッカーでも何の問題もなく、簡単に登録ができ、したがって406MHzモデルを購入出来る。つまり、僕自身が使用するため……、もとい「使用する」のはマズイ、「所持携帯するため」が正しい。ともかく、僕自身のためならば、昨日の段階でも簡単に購入できた。
ところが、使用エリアが日本の場合は、ニュージーランドで購入する場合でも、日本の法律に基づいた登録が必要になるとのことで、日本の「MMSI番号」を入力してからでないと販売できない、ということが判明したのである。
つまり対日本販売の目的では、僕自身も仕入れが出来ないのである!!!
以前コメント欄にいただいた米国のEPIRB販売サイトでは、日本からは購入できないことになっていたが、あれは別に米国側の事情ではなく、日本側の事情だったのである。
最初に書いたとおり、予測は出来たことである。しかし、この辺りの法運用が非常に柔軟なニュージーランドで、いきなり対極にある日本の法律を突きつけられてしまうと、やはり心理的にはダメージが大きい。
海事に関しては、国際的に統一した法運用にしろよ!>ジャパン
■というわけで、とにもかくにも406MHzのハンディEPIRBをニュージーランドから日本に送るという裏技は頓挫してしまった。
が、めげてはいられない。現在手元に集まってきている情報を元に、日本のシーカヤッカーがハンディEPIRBを入手する方法を考えてみたが、おそらく以下の三つに絞られるんじゃないかと思う。
- 121.5MHzモデルを海外から取り寄せる
- 動力船がEPIRBを取得するのと同じ手続きで、定係港を管轄する総合通信局航空海上課宛に免許申請をしてみる
- 規制緩和を働きかける
■まず(1)の方法だが、これが一番手っ取り早くて、確実である。
なんせ121.5MHzモデルの場合は登録制度がないので、『龍の巣』でもすぐに仕入れて日本に向けて販売することは可能なのである。一昨日のエントリーで書いたとおり、日本のシーカヤッカーが「購入」「所有」「所持・携帯」していても、管轄省庁の回答によれば、そのいずれにも違法性はないようだ。
121.5MHzのデメリットは、過去ログのコメント欄などから張られたリンク先に詳しいので再述しない。
しかしニュージーランドのシーカヤッカーはたいてい121.5MHzのモデルを携帯しているというのも事実で、ウチの会社がレンタルのお客様に貸与しているのも、やはり121.5MHzのモデルである。406MHzモデルに比べてレスキューは確実に遅れるだろうが、漂流に耐える服装をしていれば、生還できる可能性は非常に大きい。
■(2)の方法だが、これは成功するかどうかがまったく不明。(参考サイト)
まずシーカヤックを「船舶」として登録するところから始めなくてはならないはずである。なかなか厄介そうだ。
また、日本国内で販売されるEPIRBは、大きな動力船用のモデルばかりなので、物理的にシーカヤックへの搭載は不可能。よって、日本では扱われていないハンディ・モデルを海外から取り寄せる必要があるわけだが、現物が日本にないのに、果たして申請が受け付けてもらえるのだろうか? 日本のお役所の融通がそこまできくようになっていれば良いのだが……。お役所相手の仕事を何年もやっていた経験からすれば、日本のお役所は、前例のない件に関しては、おそろしく保守的である。賢いお役人方は、なぜか「前例がない」というセリフを、葵のご紋か何かと勘違いしていらっしゃるフシがある。
■となると、最も正攻法と思われるのが(3)である。
実は、この規制緩和運動の突破口となる筋の情報もいただいていて、どちらにしても最終的にはこの方向性で動くしかないと思われるのだが、懸念事項もないではない。
まず第一の点は、もちろん時間がかかること、である。次なる事故が起こる前に、シーカヤッカー向けにEPIRBやマリンVHFラジオ(そして願わくばフレアも)の規制緩和が実現するかどうか?
第二に気になる点は、「規制緩和」と引き換えに「義務化」が導入されはしないか、という懸念である。シーカヤックにEPIRB搭載が義務付けられると、これは痛い。ハンディモデルが仮に10万円で販売されたとしても、これは決して小さくない出費だ。確実にシーカヤック人口を減らすことになるだろう。また、複数のガイドを抱えるアウトフィッターなどは、相当な打撃を受けるだろう(もしシーカヤック一艇につきEPIRB一個などという義務化になると、アウトフィッターはおそらく全滅するだろう……)。
言うまでもなく、これは僕らが望む方向性ではない。義務化を避けつつ、希望者は気軽に持つことの出来るような「大人な規制緩和」を達成するべく、慎重に動く必要がある。
■というわけで、今後の僕が出来る動きとしては、以下の二つとなる。
- 緊急使用時に、電波法違反を問われる覚悟をお持ちのシーカヤッカーに対して、『龍の巣』経由で121.5MHzモデルのハンディEPIRBを販売
- 規制緩和に向けて、賛同者を募った上で、具体的な方策を練る
ご購入をご希望の方はryu.t@ihug.co.nz宛に、規制緩和の方にご協力をいただける方はpaddle@onjix.com宛にご一報をいただければと存じます。
■ちなみにマリンVHFラジオに関しても、二つほど新しい情報が入った。
まず悪いニュースだが、未確認情報ながら、日本の場合は電波法の関係で、シーカヤッカーが持てるようなハンディモデルの出力(5ワット)では、陸地のすぐ近くでも中継局に電波が届かなくなり、送受信が不可能になる場合もあるという!
次に良いニュースだが、日本でもシーカヤッカーが正式にマリンVHFラジオ局を開局(なんちゅう大げさな表現だ、さすがジャパン)したという前例があるらしい。
これら二点に関しては、引き続き調査が必要。情報を下さった皆さん、ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
■最後に余談だが、今日たずねたEPIRB取扱店のオッチャンは、オークランドのEPIRB登録局に問い合わせをしてくれたわけだが、彼が「MMSI番号って何だ?」とたずねるので、かいつまんで日本ではシーカヤッカーがEPIRBを購入することは不可能に近いほど困難であり、その解決策(裏技)として、僕がニュージーランドで購入して日本に送ろうとしていたということを説明し、ついでにマリンVHFラジオもシーカヤッカーが持つのは非常に困難であること話したら、目を丸くして驚愕していた。
「日本は世界一のテクノロジー大国じゃないか! なんでその日本人が、気軽にEPIRBやマリンVHFラジオを持てないんだ?」
と。そもそも日本ではハンディ・タイプのEPIRBやマリンVHFラジオは販売されていないと言うと、さらに目を見開いて唖然。
「だって、EPIRBとかラジオとか、ほとんど日本製じゃないか!」
と。
「『世界一のテクノロジー大国』なのは確かだが、恥ずかしいことに、日本は『世界一の人道大国』ではないんだ」
と答えざるを得なかった。ホント、恥ずかしいったらありゃしない……。
ちなみに、僕自身は動力船はおろか、シーカヤックさえ持っていないのだが、マリンVHFラジオの免許は持っている。2時間の講習を受け、30分程度の簡単な試験に合格すればOK。シーカヤック用のハンディ・ラジオならば、購入時にもややこしい登録は必要ないので、買おうと思えばいつでも個人的に買える。
ここ数ヶ月レギュラーでこのブログに登場しているT君は、今ニュージーランド中で気ままにシーカヤックを楽しんでいるわけだが、彼もニュージーランド上陸直後にすぐマリンVHFラジオ免許を取得してラジオ自体も購入している。非常に正しい。
経済関連ばっかり規制緩和してないで、こういう人道的なところも規制緩和しようぜ>ジャパン
金も大事だけど、人命はもっと大事だぜよ。
それとも何かぃ、ジャパニーズの命は、キウィのそれより軽いのか?>日本国
■関連過去ログ【EPIRB問題】
◎日本一周応援エントリー。 (2005年3月29日)
◎西表シーカヤック遭難事故の件。 (2005年4月5日)
◎EPIRBの件、進捗状況。 (2005年4月16日)
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■「規制緩和だ!」と思った方は
を、「規制緩和だ!」と思った方は
を、「規制緩和だ!」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1942
私は規制緩和を求めるという選択肢がベストと見ましたが、その際につつくのは海上保安庁や国土交通省ではなくて経済産業省のスジであるべきなのではないかと感じます。つまりシーカヤッキングの振興による観光産業の発展という絵を描いてみせて、その餌に食いついた所で「つきましてはこういうものがあるのですが・・・・」と。
籠絡ルートとしてはシーカヤッキングのフィールドとして有望などこか(おそらくは南島か瀬戸内海でしょう)に「構造改革特区」として「シーカヤッキング特区」の設置申請を地方自治体に働きかけ、そこで日本の海におけるイーパブ利用のシーカヤッキングの運用実験を行い、そこで得られた経験をもとにして全国への波及を狙うというのはいかがでしょうか。
Posted by: hokulea2006 : April 19, 2005 2:37 PM海上保安庁がいま無線等不搭載の小型プレジャーボートや、小型漁船に対してすすめているのは携帯電話の防水ケースに入れた上での携帯なんですよ。「海のもしもは118番」ということで力を入れて告知しており、それなりに効果が上がっています。問題は、カヤックの行動範囲を携帯が通話範囲内にカバーできているかですね。衛星携帯電話の使用とそれを使った「海ざんまい」という救難信号発信サービスにはいるのも考慮に入れるべきですねえ。携帯はタイプの違うものを2台は持っていったほうが良いかもしれません。
皆さんは実際にはどうなさっていますか?
なるほど、ツーリズム振興から搦め手を使う、という手ですね。
地方自治体に働きかけて、構造改革特区を設置。
なるほどねぇ、まったく思いついていませんでした。
参考にさせていただきます、ありがとうございますm(..)m
Posted by: Ryu : April 19, 2005 3:54 PMありゃ、Miyaさんと入れ違いになってしまいました。
Miyaさんのおっしゃる通り、海保のサイトを見ると携帯による安全管理をしっかり推進してますね。
ただおっしゃる通り、携帯は受信範囲が問題なのと、あくまでも1対1のメディアという限界があります。
EPIRB、マリンVHFラジオ、通常携帯電話、衛星携帯電話、それぞれに長所と短所があります。
僕自身は、ユーザ(カヤッカー)が、それらすべてを、自分の意思で自由に選べる状況を望んでいます。
そして、バックアップのために、少なくとも二つは持ちたいところですね。
Posted by: Ryu : April 19, 2005 9:18 PM考えうるすべてのオプションから選択できるようにするということ、まったく賛成です。
このブログを見ておられるシーカヤッカーや小型プレジャーボートの方々に現状ではどういうものを装備されているのか、できるだけ沢山の方からお伺いしたいところですね。
実は1アマ、1陸技だったりします(笑
ハンディ機ですが、無線通信での一般論ではマリンVHFの波長2m程度ですので減衰も携帯電話に比べるとはるかに少なく、陸側の局が海岸付近に外部アンテナを設置している場合はかなりの通信距離が望めます。
あと出力ですが、今の技術だとあの大きさで現実的な最大の出力が5W程度ですね。大きさが広辞苑ぐらいになるのを我慢して出力を10倍の50Wにしても到達距離は2倍程度です。人命にかかわることなのであまり軽率な事はかけませんが、私が海をはさんで2Wのハンディ機を遊びの範囲で使用した限りでは、10~20キロはほぼ確実に、条件によっては50キロを軽く超えるような通信を行った事もあります。
ちなみにマリンVHFの開局には
無線局免許申請書
無線局事項書及び工事設計書
無線従事者選(解)任届
船舶検査証書の写し(船種、船名、総トン数、所有者、航行区域、使用者の確認)
海岸局加入証明書(マリンVHF用海岸局利用の手続きがなされているかの確認)
が必要との事です。船検と誰が海岸局を運営するかがネックでしょうか。シーカヤック遭難時の有効な通信手段が確立される事をお祈りしてます。
Posted by: Nori : April 21, 2005 4:34 AMNoriさん、詳細解説ありがとうございますm(..)m
50Wで倍にしかならないというのは、存じませんでした。
っつぅか、50Wなんか普段は高出力すぎて使えませんし、ハンディ機だと一瞬で電池切れるでしょうし、やっぱり5Wで十分なんでしょうね。
ちなみにエイベル・タズマン国立公園の場合、中継局はマルボロサウンドになるんで、直線距離で最低でも90km先のはずなんです(正確な数値は知らないのですが)。
でも、間に障害物がなければ5Wでも十分です。
その反面、間に小さな岬がはさまるアンカレッジになると、5Wじゃもうダメで、ウォータータクシーの高出力モデルを借りるハメになります。
本文中に出てきた、陸地からすぐなのに、5Wモデルが使えなくなったというのは、おそらく中継局が視界の悪いところにあるんだと思いますが、驚くのがエイベル・タズマン国立公園のアンカレッジのような辺鄙な場所じゃなくて、非常にメジャーな港の側だという点です。
>船検と誰が海岸局を運営するかがネックでしょうか。
結局日本の問題は、ここですねぇ。
NZの場合は、モバイル局の開局が認められてるので、僕らシーカヤッカーも簡単にもてるんですよね。
規制緩和で狙うべきポイントは、ここですね。
なるほど。あのあたりだと地形が入り組んでるんで、厳しいとはおもったのですが、基地局も離れているのですねえ。
キチンとマッチングの取れた長さ1~1.5mぐらいのアンテナを船の後ろにでも取り付ける事が出来れば5Wでも劇的に通信距離は伸びると思います。ただ素人目にも、防水の面と カヤックは転覆?して起き上がったりしなければいけないだろうから、実現は厳しそうですが。
ちょっと興味があったので調べてみましたが、マリンVHFですが現在では携帯電話のおかげで、小さなボード等ではかなり廃れてきたようで、各メーカーとも撤退の方向みたいですね。
携帯電話でも飛距離的には問題ないのかもしれませんが、山頂や見通しのいい海の真中だと通常はひらえないはずの同周波数の複数基地局をひらってしまって通信不能(アンテナが3本なのにつながらない)現象が懸念されますね。
日本の電波法体系だと特定船舶局、
遭難自動通報局及び無線航行移動局は船舶に開設する無線局ですので、規制緩和というよりも法律の全面的な改定が必要になりそうで、困難かもしれませんね。
今の電波法だと携帯以外でお手軽で使い物になりそうなのは、アマチュア局でしょうか?自宅を常置場所とした陸海空移動可な無線局ですし、430MHz帯ならあちこちにレピーターもあるので、無線機が生きてる限りはま誰かとは必ず通信できるはずです。ただし目的はアマチュア業務ですので、建前はアマチュア無線を楽しむ為という事で、緊急時に非常通信、遭難通信を行う事になってしまいますが。
Posted by: Nori : April 22, 2005 4:29 AMそうそう、申請書とか要綱とかあと法律関係とかを記載してる総務省のサイトがあります。あまり細かい所はかかれてないですが、役所のサイトの割には割と使えるのではないかと思います。ご参考まで
http://www.tele.soumu.go.jp/j/download/proc/index.htm
Posted by: Nori : April 22, 2005 4:47 AM>海の真中だと通常はひらえないはずの同周波数の複数基地局をひらってしまって通信不能(アンテナが3本なのにつながらない)現象が懸念されますね。
え、そんな現象もあるんですか!?
知りませんでした、いやぁ、驚いた。
>規制緩和というよりも法律の全面的な改定が必要になりそうで、困難かもしれませんね。
そうなりますかねぇ?
法運用の面だけで緩和してもらえれば、一番簡単なんですが、何とか良い方法はないものか、ちょっとこれから研究してみなくてはなりません。
って、僕が研究するというよりも、良い弁護士先生探すことになるのかなぁ?(^^;
>今の電波法だと携帯以外でお手軽で使い物になりそうなのは、アマチュア局でしょうか?
あ、なるほど、これは盲点でした。
海=マリンVHFっていう固定観念が出来ちゃってました。
いかんなぁ。
勉強になります、どうもありがとございます。
総務省のサイトも、ありがとございました。
ざっと見てたんですけど、このページにはたどり着いてませんでした。
今度の休みは、じっくり研究してみます。
April 16, 2005
EPIRBの件、進捗状況。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。朝のうち霧。(高)21度、(低)5度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット。海況おだやか。
その後12時間:北部では北西10ノットに。
[潮汐表] (ネルソン)
High 02:06 AM 3.3 m Low 08:26 AM 1.6 m
High 02:35 PM 3.1 m Low 08:34 PM 1.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■寝坊したので霧が出てたかどうか分からないけど、マラハウでは間違いなく出てただろう。
快晴、無風、予報通り。
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■3月29日の「日本一周応援エントリー。」で、例によってその場の思いつきでEPIRBを買って日本一周中のかすやさんにプレゼントするアイディアをぶち上げた。普段から危機管理だのなんだのとえらそうなことを言っているが、軽率なことにかけても天下一品な野人である。
が、「違法性が疑われるものを、本人の意向を確かめずにプレゼントするのはどうか?」という、まったくごもっともなご忠告を頂いたので、EPIRB(およびついでにマリンVHFラジオ)に関する日本の法令や運用のことを調べ始めると同時に、かすやさんご自身のご意向をうかがうことにした。
とはいっても、かすやさんはすでに日本一周中の空の下。そう簡単にコンタクトは取れないだろうと覚悟していたが、やはりご連絡はいただけていない。
まったく段取りが悪いというか、ケーソツというか、これだからまったく僕はイカンのだ……。
というわけで、「かすやさんにプレゼント」というアイディアは、早くも頓挫しつつある。ご協力表明してくださった皆さん、ありがとうございました&ごめんなさい。
■が、日本のシーカヤッカーが、安全のためにハンディEPIRBやハンディ・マリンVHFラジオを持てるようになるべきだという意見は、変えていない。
いや、これは今回言い始めたわけじゃなくて、日本ではこれらが気軽に持てないということを知った数年前の段階から言っていたことなのであるが、なにぶん外国に住んでる人間が、こうした法律がらみのことに働き続けることは、なかなかにしんどい。だから、ついつい後回しになっていたのだが、もうこれ以上後回しには出来ない。
というわけでまず法令を調べ始めたのだが、ネット上で調べるのにはいきなり限界を感じた。そこで法律関係の旧友に依頼した(僕、東京では法律関係の仕事やっておりました……)。
彼は現役で法律関係の仕事をしているのだが、専門外のジャンルの上に、関係省庁も得意技の「たらい回し」を炸裂させまくってくれたそうで、調査は困難を極めたそうだ。電話した関係省庁は8箇所にものぼるらしいが、その間でもたらい回しされまくったとのことで、ゆうに2時間は電話を握ってくれたらしい。スマン、このお礼は必ずするよ。
■というわけで、彼が調べてくれたEPIRBの情報。
僕が知りたかったのは以下の点。
- EPIRBは日本では406MHz発信モデルだけが売られており、121.5MHzオンリーのモデルは売られていないが、その根拠は?
- シーカヤック、シーカヤッカーは簡単にもてないと言われているが、その根拠法令は? 持てるならば、どういう手続きが必要か?
- NZで買った121.5MHzモデルを日本に持ち込むのは違法か? 違法性がある場合は、「所有」が違法か、「所持・携帯」が違法なのか?(緊急時の使用は、緊急避難として合法と思われるが) あるいは、どういう手続きを踏めば合法化できるのか?
- NZで買ったモデルを、日本にいる人にプレゼントした場合、もらった人間は違法性を問われる可能性があるか? あるいは、もらったものを合法にするには、どういう手続きが必要か?
■たらい回しされまくった結果、彼が結局行き着いたのは海上保安庁と総務庁。
まず(1)だが、詳細は省くがこれには根拠法令があった。つまり、日本の法律では121.5MHzオンリーのEPIRBは認められていない。
■次に(2)。これは驚くべきことが分かった。
EPIRBを搭載しなければいけない船舶はエンジン等で自走できる程度の規模であることが法律上規定されている。もちろん、シーカヤックについては、法律上の搭載規定はない。ただ、シーカヤックでも搭載してもよいということは、不透明。
思うに、シーカヤックに搭載するには、大きすぎるような気がする。
取り敢えず、国土交通省で確認してほしい。もし、任意で搭載をしても良いということになれば、可能性はある。
しかし、海難時には電波を発信することになるので、通常の登録をしてもらうことになると思う。そのときは、当然、登録可能なERIPBを搭載してもらうことになるので、周波数も許可可能なものになるはずです。
(総務省)
なんとシーカヤックがEPIRBを持ってはならないという法は存在しないのだ。つまり「シーカヤックはEPIRBを持てない」というのは、俗説らしいのである。
ただし担当官は、巧妙に「シーカヤックがEPIRB搭載することは合法」と明言することは避けている。さすがお役人様。
ちなみに今回の調査の結果、日本では関係省庁のお役人は「シーカヤックに搭載できるような小さなEPIRBはない」と思っていらっしゃることが、この回答で判明した。あと特に引用しないが、別の調査結果から、「121.5MHz専用のEPIRBは製造されていない」とも勘違いなさっているらしい。いや、両方ともあるんですってば。っつぅか、「シーカヤックに搭載できる121.5MHz専用EPIRB」っつぅのがあるんですが……。ま、いいんだけど。
■次は(3)。これに対する回答は、
持ち込み自体には、違法性はないと思われる。また、携帯することも、別段問題ないと思う。ただ、それを使用するとなると、たとえ緊急時であったとしても、問題だと思う。
EPIRBについては、登録されていることが前提であるから、登録されていないEPIRBを使用するとなると、海上及び航空及び沿岸付近で信号は受信されるが、登録のない海難信号なので大変な混乱が予想される。それについて、何らかのペナルティーが課される可能性はある。
それが、緊急避難として合法になるか、わからない。
(海上保安庁)
との、まったくリーズナブルなもの。購入、持ち込み、所有、所持、携帯、すべてに関して「違法性はない」とのことで、問題は「未登録EPIRBの使用」である。
では、違法に「未登録EPIRBが使用」された場合、海上保安庁は出動してくれないのかというと、これは別ルートから「出動する」との回答も得られている。実は406MHzのみならず、法令で認められていない「121.5MHz」のシグナルでさえも、キャッチすれば確認の上、出動してくださるとのこと。ただし、121.5MHzは誤作動が非常に多いため、最初から懐疑的な取り扱いになって確認にも慎重になるとのことで、出動が遅れる可能性は大いにあるとのこと。さらに、過去のエントリーやコメント欄でも問題になった通り、捜索の場合も正確な場所が押さえられないという欠点もある。
上記回答の通り、406MHzであっても、未登録海難信号の場合は混乱が予想されるとのことだが、それでも121.5MHzよりははるかに迅速に動いてもらえるだろうし、場所もずっと正確に特定できるので、発見も早いだろう。
■さらに(4)のプレゼントについて。
プレゼントすること自体は、問題ないと思う。別段手続きは要らないと思う。
(総務省)
とのこと。
つまり、もらった側が登録手続きをすればOKということだろう。
ただし、シーカヤック搭載ということでハンディEPIRBを登録しようとしたときに、実際に登録可能かどうかについては、上記の通り現時点では確認が取れていない。つまり、確実に合法化できるという保証は、今のところない。
つまりこれは、プレゼントとしてEPIRBをもらった側に「登録手続きを強いる」ということになるわけだ。
よってもらった側が、登録前にうっかり誤作動させてしまうと、間接的に違法行為をやらせてしまう、ということにもなるわけだし、もし登録が出来なかった場合も似たような結果になる。
これはマズイな。
■というわけで、現段階での情報を総合してみたところ、本人が望んでいないのに、EPIRBを勝手にプレゼントしてしまうのは、ちょっと問題がありそうだ。
つまり冒頭で「頓挫しつつある」と書いたが、ご本人からご希望がない限り「プレゼント計画中止」ということにさせていただくことにした。スミマセン。
その反面、
「面倒なことになるのを覚悟の上で、登録手続きをするつもりである」
「もしシーカヤックでの登録を拒否されてしまった場合には、緊急時に『違法使用』をすることになる(つまりレスキュー後に責任を問われる可能性がある)ことも承知している」
「それでもなお背に腹はかえられんので、欲しい」
という人は、購入しても構わない、ということになる。
(重ねて申しあげるが、「違法使用」の場合、必ず責任を問われるわけではなく、「緊急避難」と認められれば、合法=おとがめなし、となる可能性もある)
というわけで、『龍の巣』でハンディEPIRB(406MHzモデル)の取り扱いをやってみようかと、本格的に考え始めた。
■と思っていたタイミングで、奇しくもとあるアウトフィッター様から、406MHzのハンディEPIRBを入手したいとのご依頼をいただいてしまった。
その方は、まさしく上記のような「覚悟」をした上で、ご購入希望とのこと。これは、テストケースとして、僕にとっても渡りに 艇 船だ。
というわけで、近日中に仕入れルートを開拓してみようと思っている次第。しばしお待ちを。
■一方のマリンVHFラジオ(以下、VHF)の方だが、こちらはまだ情報がちゃんと集まっていない。しばしお待ちを。
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