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June 25, 2005

近未来SF的ゴーグル。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南風次第に強くなる。(高)10度、(低)1度。

[海洋気象] (エイベル)
 南10ノット、ただしセパレーションポイントより北は20ノットが午前中に10ノットに落ちる。夕方には全域で20ノットに上がる。海況一時やや荒い。
 向こう三日間:日曜朝南西5~15ノットに落ち、火曜15~25ノットに上がる。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:32 AM 0.5 m  High 12:00 PM 4.0 m
 Low 06:08 PM 0.6 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

予報に反して朝はどんよりとした曇り。10時ごろから晴れたが、ときどき雲がかかって、決して快晴ではない。海は南東のウネリが入っていて、この季節にしては荒い感じ。

 本日は西島からの高校生のラグビーチームご一行様37名。ガイド5名でワンデイツアーと聞いていたのだが、実際には午後は明日の試合のために練習をしたいとのことで、半日ツアーに急遽変更。ラグーンの中を一時間少々漕いでビーチに戻り、ガイド5名で怒涛の料理。忙しかったけど、半日で終わったのはボーナス。潮のタイミングも良かったし。
 ガイドはロブ、リアン、エム、シェイと、僕以外は皆助っ人だった。 b&b 37 / torrent - lagoon - l@torrent(finish)

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ごうちゃんから今朝10:00頃電話が入ったらしい(僕は仕事に行ってた)。オークランドから。飛行機が遅れてその後の予定が押せ押せになり、南島に渡るフェリーに間に合うかどうか微妙らしいのだが、ともかく一家全員無事にニュージーランドに到着することはしたらしい。
 さて、明日ちゃんと現れるか???

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なんかSF映画でおなじみなシロモノが、商品化目前らしい。

 ◎CNN.co.jp「ゴーグルにタイムとラップ数を表示」

 ゴーグルやサングラスにいろいろデータが表示されるってのは、近未来SFでおなじみだけど、水泳用ゴーグルで実用化ってのは思いもよらなかった。

アウトドアズマン的には、やっぱりGPS情報の表示されるサングラスってのが欲しいかも。手を止めてGPSを確認することも出来ないほど荒れてる海をシーカヤックで漕いでる時なんて、サングラスに情報が表示されてれば嬉しいかも。
 あ、荒れてるときにそんな情報が目の前チラチラしてると、かえって危ないか。波を見落として沈するのがオチ? ダメか……。

 でも、やっぱりあるといいなぁ、GPSとEPIRBとマリンVHFラジオ内蔵したサングラス。いや、内蔵だと重くなりすぎそうだから、本体はカヤック内部にしまっておいて、モニタと通信機能だけサングラスに。
 どっか出してくれ、買うぞ。

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別の面白い「液晶ゴーグル」の使い道のアイディアある方、人気ランキングranking.gifをクリックしてから、コメント欄に書き込んでくれぃ!


投稿者 Ryu : 11:20 PM
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June 16, 2005

理想のまくら。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ、風穏やか。(高)13度、(低)7度。

[海洋気象] (エイベル)
 南東10ノット、セパレーションポイントより北では20ノット。夕方全域で北東15ノットに変わる。北部海域は荒いが次第に収まる。
 向こう三日間:北東5~15ノット、夜半から金曜にかけて20~30ノットに上がり、土曜北西10~20ノットに変わる。金曜夜海況荒れ、土曜落ち着く。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 03:58 AM 3.3 m  Low 10:06 AM 1.2 m
 High 04:26 PM 3.3 m  Low 10:24 PM 1.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

早朝は晴れれたけど、昼前からはずっと曇り。風は予報通り。おだやかだ。

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昨日は回線の調子が劣悪で、特にGofield.comサーヴァにまともに接続できず、エントリアップが出来なかった。
 昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り概ね晴れ。穏やかな南風。(高)13度、(低)7度。

[海洋気象] (エイベル)
 南東15ノット、セパレーションポイントより北では25ノット。北部海域は荒い。
 向こう三日間:木曜北東5~15ノット、金曜遅く20~30ノットに上がり、土曜西10~20ノットにあがる。金曜夜海況荒くなり、土曜に落ち着く。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 03:00 AM 3.3 m  Low 09:10 AM 1.3 m
 High 03:27 PM 3.3 m  Low 09:18 PM 1.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から快晴。昨日もこうなるはずだったのだが。
 最低気温がグッと上がって暖かい。
 しかし、二日続けてキツイパドリングしたら、全身痛いぞ。冬場は身体が固まってるのでダメージが大きい。

天候とは無関係な独り言。
 ネット回線スピードが劣悪。きっと3bpsくらいしか出ていない。一昨日のエントリに追記しようとしてるのだが、さっぱり上手くいかない。
 今日もエントリをアップできないかもなぁ。
 
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一昨日は大家の電話番でネット接続できず
 一昨日のログ↓


【一昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南東風。(高)13度、(低)4度。

[海洋気象] (エイベル)
 南東15ノット、セパレーションポイントより北では午前中に25ノットに上がる。北部海域は次第に荒くなる。
 向こう三日間:南東10~20、木曜北東5~15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 02:06 AM 3.4 m  Low 08:16 AM 1.2 m
 High 02:32 PM 3.3 m  Low 08:23 PM 1.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

どこが晴れだ。一日中曇ってて太陽は一瞬しかのぞかず、時々小雨もパラパラ。昨日と違って朝から南東は10knで海況も荒れ気味。

 昨日夕方の段階でダリル担当のTISTがすでに満員、帰宅後すぐにもう一つTISTが出るからと出動要請の電話あり。
 が、今朝出勤してみると、ダリルのツアーに9人、僕のツアーに3人という割り振り。バカモノ、9人は定員オーヴァーだ!>ウィルソンズの馬鹿オフィスクルー
 で、こういう場合、僕らの場合はダリル8人、僕4人なんてことはしないで、6人ずつにするのが普通。が、ウィルソンズは食事もウォータータクシーも、8人、4人でアレンジしてて、それを修正するのに朝からゴタゴタ。いつになったら使えるようになるんだ、まったく……。

 ともかく、僕はカリフォルニアからの女の子4人組と、アイリッシュのカップルの6名を担当。行きのウォータータクシーから、1ダースばかりのボトルノーズにも遭遇。場所はマッドマイル、テ・プカテア近辺。さすがにボトルノーズはダスキーやコモンと違って人懐っこく、ウォータータクシーに近づいてきて引き波で遊んだりする。ラッキー。そういえば、最後尾の一頭は背びれが横に折れ曲がってた。あれじゃすごく泳ぎにくいだろうが、イルカはあぁした「障害者」に対する互助が徹底しているというから、きっと他の仲間に助けてもらってるのだろう。

 が、安心するのはまだ早かった。トラブルは続く。
 昨日僕がやった反対向きTISTで使ったカヤックは、持ち帰らずオネタフティに置いてあったのが裏目に出た。朝から南東が吹いてたのでダリルはさっさと反対向きに切り替えたものの、僕はオネタフティにカヤックが置いてあるので反対向きに切り替えられない。
 というわけで、晴れの予報なのに太陽も出ず寒く、オネタフティ到着は11時、強風のためにトンガ島にも渡れず、一日中向かい風の中をバークベイまで南下する、という、これ以上ない悪条件のそろった過酷なツアーに。
 いや、ホントはトンガ島に渡って、すぐにオネタフティに引き返してそこでツアー終了という手もあったのだけど、今日のお客様の雰囲気を見渡した感じだと、トンガ島を捨ててバークベイまで南下する方が得策だと判断し、過酷な行程を強行。
 ただし、アーチポイントで上陸したり、ファウルポイント手前の小さな入り江に止まったり、バークベイラグーンに入ったりと、美味しいポイントはもれなく逃さず止まって、ガイドトークも普段の5割り増し大盛りのツアーに。
 バークベイ到着後も、まず着替えてもらって(全員アクアパッカー泊なので、着替えを持って意おいてもらった)、暖かい服装で食事。普段は絶対やらないのだけど、今日はテーブルに全員座らせっぱなしで、完全に上げ膳据え膳のフルサーヴィスにしたので、全員ニコニコでツアー終了。
 ウォータタクシーを待つ間、バークベイのビーチで一人サーフィンごっこ(お客様は皆ビーチを気ままにお散歩中)。でもなかなか良い波が入らないし、やっと来たと思ったら波打ち際がクソダンパーで最後の最後に、大ブローチングでビショビショ。寒いっつぅの。

 そうこうしていると、お客様の一人が「サングラスがない!」と騒ぎ出し、せっかくパッキングした道具を全部ひっくり返して大騒ぎ。見つからなかったのでベースに戻ってからもまた丹念に道具を一個ずつ点検。結局見つからず……。うぅ~む。

 あぁ、疲れた……。

 ダリルは本日で今期の仕事終了、これからは松の植林の仕事をし、来期は出来ればテ・アナウに引っ越してフィヨルドランドでトランピング・ガイドをしたいとか。これで、彼と一緒に働くのは最後になるのか??? tist 6 / onet - arch pt - l@bark (finish)

関連過去ログ【イルカ履歴】
 ◎2004年3月26日 ボトルノーズ
 ◎2004年7月18日 コモン
 ◎2004年8月13日 ダスキー
 ◎2004年9月16日 ボトルノーズ
 ◎2004年9月24日 ダスキー
 ◎2004年10月6日 ダスキー
 ◎2004年11月19日 オルカ
 ◎2004年11月24日 オルカ
 ◎2004年12月3日 ヘクターズ
 ◎2005年1月2日 ダスキー&コモン
 ◎2005年1月14日 ダスキー
 ◎2005年3月9日 オルカ
 ◎2005年5月21日 コモン

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昔ごうちゃんがアウトドア用まくらについて書いたことがあって、コメント欄が大いに盛り上がりまくった。当時僕は下らんことしか書けなかったのだが、一年以上の調査の末、ようやく素晴らしいのを発見した。

 ◎決定版

 ワハハ、これしかないな。よし、買うぞ。コレ持ってキャンプしたり山小屋泊まったら、ウケること間違いなし。

 え? ウケない? みんな引く? そうかなぁ……。

しかし、このサイズはシーカヤックでもなかなか厳しいものがあるな。コンパクト・ヴァージョンじゃ意味がないし……。

 あ、インフレータブル・ヴァージョンを作ってもらえば良いんだ! 僕って天才。さっそくメーカーにリクエストのメールを……。
 
 って、それじゃ完全にダッ●ワイ▲じゃん……(自爆)。

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「欲しい!」という方は人気ランキングを、「げげぇ、趣味悪ぅ!」という方はranking.gifを、「これのどこがアウトドア用?」という真面目な方は両方をクリックしましょう。

 いつもお願いしている割に、自分では全然チェックしに行ってなかったランキング、さだっちょんが大躍進中というのを聞いて数ヶ月ぶりに見にいったら、まだこのブログも1ページ目にいた。大変意外。100位くらいに落ちてるのかと思ってた。ご愛顧、ありがとうございますm(..)m


投稿者 Ryu : 11:33 AM
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Title: 気象&カヤッキングログ on 10-07-05
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) Fine, odd afternoon shower. Southwesterlies dying out. 12°C -1°C [海洋気象] (エイベル)  Southwest 10 knots, dying out this evening. Slight sea easing. Fair visibility in a few aft...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.07.10
コメント

とりあえずカヤックに積めるかどうか、TLSで試してみましょう(笑)

Posted by: TO-BE : June 17, 2005 6:20 AM

ぜひぜひお願いいたします。
レポート楽しみです。

あ、ファルトの場合は浮力体にもなりますよ、きっと!(笑)

Posted by: Ryu : June 17, 2005 11:24 AM

あ、TLSか!
TLWかと思った。
じゃ、僕も一緒に試すわけね(笑)
了解、やりましょ。

さて、誰に買ってきてもらうかが問題だ。
にっしーかなぁ、やっぱり。

Posted by: Ryu : June 17, 2005 12:40 PM

あのね、この馬鹿枕、実際に持ってる友人がおるのですよ。馬鹿さ加減が受けて、結構な数売れたそうでっせ。

その友人はこの馬鹿枕のお陰で、嫁と相当揉めたそうです。

勿論僕も買う勇気はありません!

Posted by: ごう : June 17, 2005 8:12 PM

え! ホンマに持ってる人おるん!?
すご。
さすがはごうちゃん、ロクな友達おらんな(笑)

僕も欲しいなぁ(笑)

Posted by: Ryu : June 17, 2005 10:19 PM

例の決定版の枕
あまりにリアルで、逆にそわそわして
寝付けない
と使用者からのメッセージが、、、
ビミョーン!

JSBだったら、パドルフロートにして
いつまでも抱きついていたいっス♪
そのうち
ジョーズにガブッと!
Oh!
興ざめ な話

以上  uso800bpsでお送りしたのは
前葉等刺激専門チャンネルの
インターネット放送局でしたぁ!

Posted by: JSB : June 18, 2005 1:08 AM

> uso800bpsでお送りしたのは前葉等刺激専門チャンネル

ワハハハ、このくだり、早朝夜明け前から爆笑しちまいました。

なるほどぉ、パドルフロートですか。
研究課題が増えましたね>TO-BEさん

Posted by: Ryu : June 18, 2005 7:52 AM

May 14, 2005

サーマレストのリペア。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)17度、(低)4度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット。セパレーションポイントより北では西25ノット、夕方に15ノットに落ちる。北部の海況は一時荒れる。
 向こう三日間:日曜、東5~15ノット、月曜南東20~30ノットに。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 12:59 AM 3.6 m  Low 07:03 AM 1.3 m
 High 01:20 PM 3.4 m  Low 07:21 PM 1.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝晩の冷え込みは厳しいが、日中は例によって快晴ベタ凪で暑いくらいの陽気。ただ、昼過ぎから弱い弱いシーブリーズが吹き、昼食時に一瞬曇ったので、その瞬間は寒かった。昼食終わって漕ぎ始める頃には風もおさまり、日差しも戻ってたが。

 ビーチズ&アイランズは無茶苦茶久しぶりだと思って過去ログ見直してみたら、どうやら4月1日以来一ヵ月半ぶりだったらしい。そんなに久しぶりだったとはちょいと驚き。6年前なんてこの商品しかなくて単に「ワンデイ・ツアー」と呼ばれてたんだけどねぇ。古い話はさておき、寒い季節はこのツアーが一番快適で楽しいのだけど、そんなことパンフレットにも書いてないし、オフィスの連中はそういう説明もしない。だから冬場も人気薄。なんだかねぇ。ちゃんとその辺教えてあげればいいのに。
 ま、とにかく、冬スケジュールになってウォータータクシーの出発が10時になっても、このツアーは無関係に早く出発できる。帰着も一番遅くて平気。だからたっぷり漕いで、ゆっくり休んで、のんびり美味い飯食って、皆ご機嫌。絶対冬場はこのツアーに限るってば。
 ちなみに本日は英国人夫婦と、世界一周旅行中の英国人男性バックパッカーの三人組。英国人ばかりのグループっていうのも、けっこう珍しいかも。 b&i 3 / mara - mt@fisherman - adele - toilet@akerston - l@appletree - mara

明日、明後日は、子供の合同バースデイパーティのため、泊りがけで遊びに行くので、仕事休みもらった。ワハハ、週休五日だ(笑)
 海洋気象によると荒れ気味になりそうなので、ラッキーだ。

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ごうちゃんのところに、サーマレストのリペアの話があった。

 ◎G'sコラム「エアマットメンテナンス」

 ごうちゃんが10年使ってパンクさせたことがなかったってのは驚き。あの体格で、なぜパンクが起きない???
 僕はといえば、ワンシーズンに最低一回はパンク修理してる。このブログの過去ログを読み直すと、今シーズンも昨年10月4日今年1月31日の二回修理してる(とはいえ、10月のはバカ娘が鉛筆で刺したんだけど)。
 今年はたまたまなかったが、仕事でのキャンプツアーに出てるとき、お客様や僕自身が使ってる会社の備品のサーマレストの修理をすることも多いので、それも含めると四、五回修理した年もあったはず。

 ってなわけで、ごうちゃんが書かなかったコツや注意点をば少々。

まず穴の見つけ方。ごうちゃんの書いている通り、おそらく一番の難関はここ。穴が見つかれば、あとはどうってことないのだけど、なかなかこれが大変。
 ごうちゃんは

判り難かったら、一度空気入れて、パンク修理みたいに風呂なんかに浸けて探せば良いでしょう。
と書いているが、残念ながらこれで分かるほど立派な穴が開くことはまれで、ほとんどの場合は水に突っ込んだくらいでは気泡が出てきてくれない程度の小さな小さなパンクだ。

 じゃぁどうするかというと、簡単、セッケン水を使うのである。これが実際にサーマレスト輸入代理店やメーカーなどがとる方法。
 ただし、ちょいとコツがある。まずセッケン水だが、ホントのセッケンでもいいし、台所用洗剤などでもいいのだが、どちらにしても濃すぎると気泡が膨らまないので、シャボン玉が出来るくらいの濃さまで薄めること。
 僕は不精して、固形セッケンと水の入った容器を別々に準備し、セッケンを少しマットに塗ってから水をその上からぶっ掛け、マット表面でセッケン水を作ってしまうことが多い。台所洗剤は匂いが嫌いなので、他に選択肢がないとき以外は使わないが、まぁこれは個人的な好みの問題。何でも構わん。

 次に空気を満タンにしてセッケン水を塗るのだが、ここでいきなり全面にセッケン水を塗るのはNG。これだとやっぱり穴の位置を特定するのは難しい。どうするかというと、空気を満タンにしてバルブをしっかり閉じたあと、フルサイズなら四分の一~五分の一、3/4サイズなら三分の一~四分の一くらいに折りたたみ、その五分の一ないし三分の一の部分だけにセッケン水を塗り、次におもむろにマットの上に乗って体重をかけるのである。こうすれば絶対に穴からシャボン玉が膨らんでくる。
 あ、そうそう、以前書いたとおりパンクは9割以上が裏側なので、必ず裏側から始めること。また、ごうちゃんのブログの写真のように、端っこに近い部分がパンクしていることが多いので、特に端っこは念入りにチェックすること。
 最初の部分で穴がなければ、ずらして次の部分を試し、裏側全部試しても見つからなければ表に移行。もしそれでもダメだったらバルブにセッケンを塗る、という手順でチェック。

 穴を見つけたら、油性のボールペンかペンですかさず穴に印をつける。これをしないと、すぐに穴のありかを見失う。セッケン水で濡れた表面に書くわけだから、水性ペンはもちろん使い物にならない。

 これを読むと、「何でセッケン水なら気泡が出て、水の中だと出ないんだ?」と疑問をお持ちになった方もいらっしゃるかと思うが、聞けば納得の簡単な理屈。水の中だと水圧がかかるので、針の先でつついたような小さな穴だと空気が漏れてこないというのがまず最初の理由。二つ目は、水の中では体重をかけて十分な圧力を加えるのが難しいという単純な理屈。
 逆に、水の中で盛大にブクブクと泡が出るような穴の場合は、わざわざ水の中に入れなくても空気漏れの音が聞こえたり、肌で空気漏れを感じることが出来るはず。
 というわけで、五感で穴が見つけられないときは、セッケン水を使って体重をかけるべし。
 
 ちなみに僕の場合、過去何度パンク修理したか思い出せないのだが、この「水の中でも見つけられるレヴェルのパンク」は一回こっきりで、後はすべてセッケン水を使わないと見つけらず、見つけたあとも印をつけておかないとすぐに場所が分からなくなるような微細な穴ばかりだった。そんな小さな穴でも、寝てれば2、3時間で十分ペチャンコになってくれるのである。

穴が見つかったらいよいよパンク修理。やり方はリペアキット付属の説明書に従えば良い。難しいことは何もないし、道具もフィールドで調達できるものばかり。平らな場所を探すのが一番難しいかもしれないが、まぁなんとかなるだろう。

 しかし注意事項はある。まず加熱だが、これは説明より若干長めの方がいいようだ。特に室内ではなく、実際にフィールドで修理するときは絶対に長めの方が安全。

 あとパッチの形だが、自転車のパンク同様、貼り付けるパッチは角を丸く切り抜いておくべし。ごうちゃんがやってるように四角い角を残したまま貼ると、使っているうちに角の部分からはがれてくるオソレが大きい。これがサーマレストの修理に限らず、ガムテープにしても絆創膏にしても、テープ状のものを何かに貼り付けるときの基本。
 ま、セッケン水でなきゃ見つけられないようなパンク(つまりほとんどの場合)は、パッチを使わずにホットボンド(修理用糊)を塗りこむだけでふさがっちゃうんだけどね。

 最後にホットボンドの量だが、「ケチらないこと」が大切。はみ出しは拭き取ればいいが、足りなくてパッチが完全に接着されていないと目も当てられない。

最後にリペアキットそのものだが、僕の経験だと4年くらいたつと、ホットボンドが開封しなくてもだんだん固まり始めるようだ。こうなると加熱してもうまく柔らかくなってくれず、修理に手間取るし、はみ出しがキレイに拭き取れない上に厚ぼったくなりがちで、仕上がりもいまいち。触ってみて固くなり始めてたら、交換した方が良いだろう。

ちなみにアウトドアグッズには、往々にして「ウソの評判」がついて回るものだが、サーマレストの場合は「サーマレストはパンクしても寝られる」というのがそれだ。試してみればすぐに分かるが、ペチャンコのサーマレストは、「ないよりはマシなのかもしれないなぁ」程度の代物で、決して「使える」というレヴェルではない。
 例外は、超分厚いラクジュアリーなモデルを使っている場合と、僕のようにパンクしても我慢して寝るのに慣れてる場合。
 慣れてる僕の口からもう一度言う。パンクしたサーマレストは「使えない」。フィールドに出るときはリペアキットはお忘れなく。
 
 おっと、そういえばホットボンド全部使い切ってたんだ。買っておかなきゃな。

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投稿者 Ryu : 6:48 AM
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April 28, 2005

ミニナイフ雑感。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)19度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、昼前に東10ノットに変わる。海況おだやか。
 その後12時間:南西15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:46 AM 0.6 m  High 12:15 PM 3.9 m
 Low 06:20 PM 0.8 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

快晴だが、南から冷たい空気が入ってるのでちょいと涼しい。昼前から東風か。潮のタイミングと会えば、マラハウでサーフィン出来たかもしれないけど、満潮から引き潮にかけてじゃ、良い波たたないな。

 実は昨日の段階で、本日はレンタル講習の仕事が入っていたんだけど、夜遅くに「キャンセルになった」と連絡があって、仕事あぶれた。オフシーズンに入ってきたなぁ。ここのところ週休5日ペースになってきた。

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MMさんから教えていただいたニュース。

 ◎Yahoo!ニュース「アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波」

 昨年4月19日のエントリーに、

 あと、本音をいえば、ヴィクトリノックスよりもウェンガーの方が好み。でも、今はウェンガーはソルジャーを売ってないみたいだな。
と書いたのだが、実はこのときウェンガーのオフィシャルサイトを初めて訪問してみて、あまりのラインナップのショボさに、大いにショックを受けたのだった。昔からウェンガーはヴィクトリノックスに比べると地味で、ラインナップも少なかった。しかし、あまりにも差が開きすぎていた。イヤぁな予感がしたものだ。

 予感が現実となった。かなりショックだ。「アンチ・メジャー」の天邪鬼としては、スイスアーミーナイフならやっぱりウェンガーを支持していたので、このニュースはなんとも……。

そういえば、先日日本から送られてきた荷物の中に『BE-PAL』誌の2004年12月号が入っていたのだが、その中にこれとちょいと関連のある話があった。同誌をお持ちの方はP.20をご覧いただくと早いのだが、要約すれば、「多目的ナイフ(要するにスイスアーミーナイフの類)が軽犯罪法で取り締まられている例が最近多いようだが、これは憲法31条の罪刑法定主義違反の疑いがある」とのこと。

 なるほど。アホが刃物を振り回して傷害や殺人をする例が少なくない昨今、当局としてはナイフ所持をバシッと取り締まりたいところだが、銃刀法に触れないナイフは、現行法ではまともに取り締まるすべがなく、無理やり軽犯罪法を適用するしかない、というわけだな。
 現状としてこういう取締りが事実ならば、これもウェンガーの首を絞める要因の一つにもなったのかもしれない。残念なことである。

 ま、ウェンガーのことはさておき、確かに同誌の言うとおり、「罪刑法定主義」の考え方からすると、軽犯罪法を「誇大解釈」するのは、マズイだろう。そんなことされたら、何でもかんでも取り締まれることになっちまう。法治国家としては、そりゃイカンだろうと思う。
 また本音をいえば、個人的には小さなツールナイフの所持携帯くらい自由にしてくれよ、と思う。そんなことまで取り締まらないでくれ、と。

 が、時代の趨勢として、ミニ・ツールナイフの類が取り締まられるようになるのも、また仕方ないような気がする。というか、小さな子供を持つ親としては、取り締まりたくなる当局の気持ちは分かる。街を歩けば、確かにナイフを持たせちゃイカンようなアホガキがあふれている。

 よって、法改正によって、ミニ・ツールナイフまで取り締まれるような立法がされた場合は、僕自身も半分渋々ながら、やっぱり従うしかないだろうなという諦めもある。

とはいえその場合、実際問題として、僕らアウトドアズマンはどうなるのよ?
 もちろん、ザック担いでたりカヤックを車に積んでいるときは、「正当な所持理由あり」としてお咎めなしだろう。

 しかし、ツーリングから帰ってカヤックとキャンプ道具を車から降ろしたところでタバコが切れてたことに気づき、ヴィクトリノックスをついうっかりポケットに入れたまま近所のタバコ自動販売機まで歩いているところを岡っ引警察官に呼び止められたら、もうアウトということか!?

 ところが、これが「帰宅後」じゃなくて、ツーリング中だとOKになるのか? つまり、その日のパドリングを終えてテントを張り、軽装に着替えてくつろいでるときに、タバコが切れた。どれ買ってくるか、ってんで、ポケットにヴィクトリノックス入れたまま近くのタバコ販売機まで歩いていくと、警官に出会った。この場合は「キャンプ中」という立派な「正当な所持理由」あることになる。

 しかし、この場合と上記の「帰宅後にタバコを買いに出た」場合と、どこが違うというのだ??? こんな些細な差、というより、実質上何も差がないのに、一方はまったくお咎めなし、一方は「犯罪行為」となるってのも、何か割り切れない話だ。

ややこしいから、いっそのことライセンス制にしてくれよ。ヴィクトリノックス・クラシックといえども、所持携帯には免許を要する。その代わり、免許保持者は、いかなるときも携帯をとがめられることはなく、それは航空機国内線客室内持ち込みも例外ではない、ってな風に。それだったら、僕も免許取るからさ。

 とはいえ、そうなると「カッターナイフはどうなる?」とか、「包丁を買って帰宅するために持ち運んでいるときはどうなる?」とか、「免許保持者が、非保持者にちょっとナイフを貸した場合はどうなるか?」などの、これまたややこしい問題が山ほど出てきそうだ。友達と喫茶店でお茶飲んでるときに、「ハサミ持ってない?」「あぁ、あるよ」ってんでクラシックを貸すなんてのは、いくらでもある話だよなぁ。これが「違法行為」になっちまったんじゃ、たまらんぞな。

 ヤレヤレ、ややこしいこっちゃ。刃物の話なのに、スパッと切れ味よく解決するアイディアはなかなかなさそうだね。
 なんとも世知辛い世の中だこと。

ともかく、長い歴史の幕を閉じたウェンガー社に、黙祷。
 そして、これから統合のゴタゴタに巻き込まれる両者に関わる皆さん、がんばってください。

関連過去ログ【ナイフ】
 ◎ナイフ離れ、アウトドア離れ (2004年4月3日)
 ◎『ナイフの話』その1 (2004年4月18日)
 ◎『ナイフの話』その2 (2004年4月19日)
 ◎『ナイフの話』その3 (2004年4月20日)
 ◎『ナイフの話』最終回 (2004年4月21日)
 ◎『続・ナイフの話』前編 (2004年7月13日)
 ◎『続・ナイフの話』後編 (2004年7月14日)
 ◎愛用の○○○○ナイフ。 (2004年12月15日)

追記(4月29日)。
 さのしさんのブログでも、同じネタが。

 ◎Solid Days「スイスのアーミーナイフ」

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ウェンガー派は人気ランキングを、ヴィクトリノックス派はranking.gifを、その他の方は両方をクリックしておいて下さい。

投稿者 Ryu : 11:26 AM
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Title: スイスのアーミーナイフ
Excerpt: アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波 なんとテロの影響がこんなところにまで及ぶとは。 最初にアーミーナイフを買ったのは、生まれて初めての海外旅行に行った時だ...
From: Solid Days
Date: 2005.04.28
Title: スイスのアーミーナイフ
Excerpt: アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波 なんとテロの影響がこんなところにまで及ぶとは。 最初にアーミーナイフを買ったのは、生まれて初めての海外旅行に行った時だ...
From: Solid Days
Date: 2005.05.01
コメント

英語ですが、 オフィシャルサイトにもうプレスリリースアップされておりました。

http://www.victorinox.com/newsite/en/news/news_wenger.htm

読めば読むほどV社が「偉そうな」文面で、弥が上にもウェンガーの判官贔屓になりますね。
又、地域限定なのかは別としてもウェンガーの社員がたった150人だというのも驚きました。


Posted by: MM : April 28, 2005 1:24 PM

Ryuさんなら絶対書くだろうなと思っていたエントリー。僕も書いていたのでトラックバックしておきます。

ナイフの不法所持の話をどこかで読んだなあと思ってRyuさんのブログの中も探してみたんですが、「BE-PAL」に書いてあったんですね。僕もクラシックは持ち歩いてるから、捕まる可能性あるなあ。

Posted by: さのし : April 28, 2005 3:37 PM

 私はウェンガーは使ったことないので、よくわからないですね。ヴィクトリノックスは好きな道具の一つです。

 軽犯罪法云々の件ですが、基本的には警察官の気分と都合次第でしょうね。なんかとにかく引っ張りたい場合には、都合の良い口実に使われるという感じで。まあこの辺りはツールナイフを持ち歩くという習慣が無い社会だったからこそ出てきている問題なので、社会で議論になれば、落としどころというのも見えてくる気がしますが・・・・。

Posted by: hokulea2006 : April 28, 2005 4:29 PM

積丹カヤックスさんのコメント欄から飛んできました。

私は左利きなのでウェンガーのレフトハンダーを愛用してました…がなくしたときについビクトリのクラシック・ペンを買ってしまい、そのままです。
私は日ごろからビクトリを付けて歩いていますが業種と服装が電動ノコ持って歩いててもいいたぐいなので
(作業服で仕事に関係ない人に会うと自○隊に間違えられたりする)
もし訊かれたとしても「仕事で使っています」で済みます(実際使ってますし)が。

でもツールナイフなんかより大型カッターナイフの方がずっと危険でしょうに。
つくづく刀狩の国ですね、日本は。

Posted by: ちょうめい : April 29, 2005 6:59 PM

>MMさん
僕は逆に150人もいたのか!って感じです。
もっと家内制手工業に毛が生えたような企業かと思ってました。
V社が相当な規模なのは分かってますが。
 
 
 
>さのしさん
こちらからもリンクさせていただきました。
TBのPing送信が今ちょっと上手くいかないので、TBはちょっと後になります、スミマセン。

しかし、クラシックくらいで捕まったら、ホント洒落にもなりません。
 
 
 
>hokulea2006さん
ウェンガーとヴィクトリノックスの一番の違いは、ハサミと缶切りで、ウェンガー・ファンに言わせると、「ヴィクトリノックスのハサミと缶切りは、使い物にならん!」ということになります(笑)

>なんかとにかく引っ張りたい場合には、都合の良い口実に使われるという感じで。

確か、オウムの事件のときにも、この手が使われたんじゃありませんでしたっけ?
「限りなく黒」の重大犯罪容疑者を引っ張る口実だったら、まぁ許せなくもないのですが、何の悪意もない善良な市民をクラシック程度のオモチャのようなナイフでしょっ引くってのは、やっぱり変っすよね。

>ちょうめいさん
初めまして、ようこそです。
書き込みありがとうございます。

>ツールナイフなんかより大型カッターナイフの方がずっと危険でしょうに。

物騒な話になりますが、確かに殺傷力は、桁違いに大型カッターの勝ちですよね。

>つくづく刀狩の国ですね、日本は。

僕らが子供の頃から、
「近頃の子供はナイフで鉛筆も削れない!」
と、大人がぼやいたり嘆いたり憤っていたりしましたが、30年たっても40年たっても、
「じゃぁ、国民全員が、ナイフで鉛筆削れるように教育しよう」
っていう風にはなりませんよね。

Posted by: Ryu : April 29, 2005 10:01 PM

 えーと、HNを変更しました。自分のウェブログには書きましたが、ホクレアという名前があまりにもずば抜けてメジャー過ぎることと、それ以外の航海カヌーも気にしたいなという思いがあったので。マオリの言葉で航海カヌーを意味するwaka moanaをお借りしました。

 さてハサミの件ですが、たしかにそういう話は良く聞きますね。私としては新生ヴィクトリノックス&ウェンガーに両方の良いところを集めたモデルを期待したいものです。

Posted by: waka_moana a.k.a hokulea2006 : April 29, 2005 11:12 PM

>ウェンガーとヴィクトリノックスの一番の違いは、ハサミと缶切りで(略)
本当にそうです(笑)
私もウェンガーからビクトリに替えたとき、「ハサミしょぼいなぁ」と思いましたよ。缶切りは今のに付いてないので比べてないですが。
…といってもそれで一番切るのは鼻毛と爪なんですが(笑)

Posted by: ちょうめい : April 30, 2005 2:01 AM

>waka_moana a.k.a hokulea2006

あ、ワカ・モアナがHNに入ったんですね!


>私としては新生ヴィクトリノックス&ウェンガーに両方の良いところを集めたモデルを期待したいものです。

そうなんですよね、ヴィクトリノックスのモデルに、ウェンガーのハサミがつく可能性が大きくなってきました。
ヴィクトリノックスとウェンガーのいいとこ取りのモデルって、昔夢想したものですが、それが現実のものとなるかもしれないのは、朗報っすね。


>ちょうめいさん
>といってもそれで一番切るのは鼻毛と爪なんですが(笑)

あ、やっぱりですか!?(笑)
僕もです、アハハ。
缶切りも、最近はプルトップが多くなってるのですっかり出番がなくなってますしねぇ。

Posted by: Ryu : April 30, 2005 10:00 PM

私は指先のささくれを切り落とすのにハサミを使いますね。あとは足の裏の角質を切り落としたり。

これからHNはwaka moanaで、hokuleaという文字列はもう捨てます。日本で私がhokuleaというHNで航海カヌーについて色々書くということもまた微妙(笑)なので。要するに日本は微妙な国ということでしょうか。

Posted by: waka_moana : April 30, 2005 11:15 PM

しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。
確かにウェンガーの缶切りは重宝しました。というかヴィクトリノクスのが使い辛過ぎ。で、現在我が家では、小さめのニッパーを缶切りの代用としております。思いのほか使い易くて好きです。笑

こないだクルマの掃除をしたら、あちらこちらのポケット、シート下、荷室等からなんと合計12本の刃物が出てきました。斧や鉈、鋸も含めてですけどね...いやぁいつか捕まるなぁこれは。


刃物は使うより研ぐほうが好きです。包丁なんて1日中でも何本でも研いでられますね。楽しいったらない。研ぎ続けていると、自分の神経まで研ぎ澄まされていく感じがして、なんだかストレスも発散できます。笑

Posted by: patalow : May 1, 2005 1:49 AM

>waka_moanaさん

hokuleaの文字、微妙ですかぁ。
う~ん、微妙な国ですねぇ。

足の裏の角質、ハサミで落とせますか?
なるほど、今度やってみます。
聞いてみると、色々あるもんですねぇ。


>patalowさん
>しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。

ありゃりゃ。
って、僕も失くしたのが、今になって惜しくなってきましたよ。
NZにはウェンガー入ってないんですよ。
今我が家にあるウェンガーは、妻が愛用している台所用ナイフ(要するに包丁)だけですねぇ。

しかし、車の中だけで12本ってのは、スゴイ。
ちょっとした武装ですね。
捕まらないでくださいねぇ。

僕もね、使うのより研ぐのが好きです。
だから、自然と研ぐのが楽しいナイフが好きになります。
そうなると、やっぱり肥後の守とオピネルなんですよねぇ。
逆にスイスアーミーナイフ(特にソルジャー)は、ブレードが小さいくせに鋼材が硬いので、研ぐのはあまり楽しくないっす。

最近はナイフ使うことがほとんどないので、もっぱら包丁ばっかり研いでますが。

Posted by: Ryu : May 1, 2005 10:02 PM

別に私は「ホクレア」を占有するつもりもなく、ウェブサイトを作った時点でホクレアや航海カヌーを専門に扱っている日本語ウェブサイトが一つも無かったから、HNにhokuleaと入れたんですが、いざそうやってスタートしてみたら、「ホクレア」に深い思い入れのある人が想像以上に多かったって事ですね。だったら私より思い入れや縁の深い方々に「ホクレア」はお任せしようかなということです。

Posted by: waka_moana : May 2, 2005 12:06 AM

なるほど。
しかし、他人のHNにまでクレームがつくとは、なんともまぁ……。

でも、それをさらりと受け入れてHNを変更しておしまいになるwaka_moanaさんは、大人ですね。


Posted by: Ryu : May 2, 2005 10:56 AM

>しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。

と残念がってたら、さすが運命の女神に愛されたワタクシ、たまたま寄ったリサイクル&アウトレットショップで、新品のOfficialWorldScoutKnifeを見つけてしまいました。ワハハ
輸入品が無闇に高い日本ですが、新品で3200円なら十分に妥当と言えるでしょう...というわけで、当然ながら購入と相成りました。ワハハハ

もう1本、名前は忘れましたがヴィクトリノクスのチャンピオンみたいなやつが、9800円で売ってましたよ。さすがに要らないけど。

Posted by: patalow : May 2, 2005 2:20 PM

いやまあ、クレームというわけじゃないんですよ(笑)。

Posted by: waka_moana : May 2, 2005 2:27 PM

>patalowさん
お、ラッキーでしたね!
こっちでも、どこかの古道具屋に外国人が持ち込んだウェンガーが転がっていないものか?
探してみなくては。

日本は、ナイフは比較的安い印象があります。
僕が今仕事で使っているナイフ(大変残念ながら廃盤)も、購入後オフィシャルサイトで定価を確認したら、僕がアメ横で買った価格と、米国の定価がほぼ同じでした。
なんでそんなことが出来るのか不思議ですが。

>waka_moanaさん
あ、そこまで深刻じゃないですか(笑)
でも、「微妙」なんですね(^^;

Posted by: Ryu : May 2, 2005 2:31 PM

そうです。ビミョー。

日本のナイフが安いのはドル安だからかな?

Posted by: waka_moana : May 2, 2005 2:36 PM

>日本のナイフが安いのはドル安だからかな?

僕が買ったのが3年くらい前だったんですけど、当時の為替レートはどうだったか忘れちゃいました(^^;

Posted by: Ryu : May 2, 2005 9:36 PM

April 19, 2005

EPIRBの件、続報。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノットにあがる。その他は変風10ノット、午後北東に変わる。海況おだやか。
 その後12時間:北10ノット、ただし北部では北西25ノットに上がる。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 06:05 AM 3.1 m  Low 12:11 PM 1.5 m
 High 06:13 PM 3.1 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨日の夕方の雲はなんだったんだろう? 今日も朝から快晴のインディアンサマー。

昨日は大家の電話番でネット接続できず。昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)17度、(低)5度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北は東10ノット、その他は変風10ノット、午後一時北東に変わる。海況おだやか。
 その後12時間:変風10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 04:36 AM 3.0 m  Low 11:07 AM 1.6 m
 High 05:00 PM 3.0 m  Low 11:16 PM 1.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝からいつものごとくの好天で、日中はTシャツ短パンで大丈夫な陽気。
 しかし、夕方からいきなりどんよりと曇った。予報ではそんなこと言ってないぞ。

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極々私的なメモ。
 一昨日、モトゥエカのサンデーマーケットに出かけたら、栗と見たことないキノコを売ってる屋台があった。どうやらオランダ人らしく、キウィの数倍の値段。高い!
 しかし卑怯なり。そんな組み合わせ見せられたら、日本人は買っちまうじゃねぇの。えぇ、買いましたとも。高かったけど。ゴーツクバリのくそダッチめ!!
 でも、やっぱり美味かった>秋の味覚

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つい最近ここにいらっしゃった方は、ここのところ頻繁に話題になってる「EPIRB」なるものが分からなくて話についてこられていないかもしれないので、簡単に再述しておく。
 EPIRBとは「Emergency Pisition Indication Radio Beacons」の略で「イーパーブ」と読む。「衛星非常用位置指示無線標識」というのが正しい日本名らしいのだが、要は船舶が備え付ける緊急装備で、遭難時にオンにすると中継衛星に向けて海難信号を発信し、それが世界中で受信されるという便利なビーコンである。

 ところが日本の法律では、動力船にはEPIRB搭載が義務付けられている反面、シーカヤッカーが免許を取得して搭載することが非常に困難であるばかりか、そもそもシーカヤックに搭載できるハンディ・モデルが日本では販売さえされていないという事実がある。
 つまり日本の場合は、シーカヤックが海で遭難した場合、救助要請の面で動力船に比べると大きなハンデを背負うわけである。

 ちなみに遭難時に力を発揮する他の緊急装備の中に、マリンVHFラジオという海用トランシーヴァや、フレアと呼ばれる信号紅炎(発炎筒の親戚)もあるが、これら二つも日本のシーカヤッカーにとっては非常に法律の敷居が高い。
 法律の敷居が高いということは、これらを入手して緊急時に備えることが難しくなるばかりではなく、海外から持ち込むなどして「裏技」で入手したこれらの緊急装備を実際の遭難時に使うと、その使用そのものが違法性を帯びてしまうわけである。

 つまり、極端な言い方をすれば、日本ではシーカヤックが遭難すること自体が、限りなく「違法行為」に近い扱いを受けてしまう、という印象さえ受けるではないか。
 なんちゅう非人道的な話だろう。

 ニュージーランドでは、シーカヤッカーでもこれら「三種の神器」を気軽に持てることは言うまでもない。

 というわけで僕は、今、この「三種の神器」を日本のシーカヤッカーが自由に持てるようにならないかと色々調べてみているところで、その手始めとしてEPIRBのことを最近よく書いているというわけである。

 海にあまり縁のない方には退屈な話かもしれないが、ディテールを無視して「人道的な法運用」という面に注目していただくと、あらゆる面に共通した問題をはらんでいることがお分かりになると思うので、ちょいと目を通した上で、皆さんの身近な話題に「読み替え」してみていただければと思う。

というわけで、EPIRBの話、続報。

 今月16日のエントリーに書いたとおり、日本のとあるアウトフィッター様から、「406MHzのEPIRBを入手して欲しい」とのご依頼をいただいたので、昨日取り扱い業者のところに話を聞きにいった。
 そこで判明したことは、ある程度覚悟はしていたものの、実際に耳にしてみるとけっこうショックなことだった。

 121.5MHzモデルと違って、406MHzモデルは個別情報(所有者情報や船舶登録情報など)の登録が必要なのは、ニュージーランドも例外ではない。他の国のことはよく知らないが、この国の場合は、この情報登録はEPIRB販売時になされることになっているという。つまり、情報登録をしてからでないと、事実上の購入は不可能なのだそうだ。
 もちろんニュージーランドの場合はシーカヤッカーでも何の問題もなく、簡単に登録ができ、したがって406MHzモデルを購入出来る。つまり、僕自身が使用するため……、もとい「使用する」のはマズイ、「所持携帯するため」が正しい。ともかく、僕自身のためならば、昨日の段階でも簡単に購入できた。

 ところが、使用エリアが日本の場合は、ニュージーランドで購入する場合でも、日本の法律に基づいた登録が必要になるとのことで、日本の「MMSI番号」を入力してからでないと販売できない、ということが判明したのである。
 つまり対日本販売の目的では、僕自身も仕入れが出来ないのである!!!

 以前コメント欄にいただいた米国のEPIRB販売サイトでは、日本からは購入できないことになっていたが、あれは別に米国側の事情ではなく、日本側の事情だったのである。

 最初に書いたとおり、予測は出来たことである。しかし、この辺りの法運用が非常に柔軟なニュージーランドで、いきなり対極にある日本の法律を突きつけられてしまうと、やはり心理的にはダメージが大きい。

 海事に関しては、国際的に統一した法運用にしろよ!>ジャパン

というわけで、とにもかくにも406MHzのハンディEPIRBをニュージーランドから日本に送るという裏技は頓挫してしまった。

 が、めげてはいられない。現在手元に集まってきている情報を元に、日本のシーカヤッカーがハンディEPIRBを入手する方法を考えてみたが、おそらく以下の三つに絞られるんじゃないかと思う。

  1. 121.5MHzモデルを海外から取り寄せる
  2. 動力船がEPIRBを取得するのと同じ手続きで、定係港を管轄する総合通信局航空海上課宛に免許申請をしてみる
  3. 規制緩和を働きかける

まず(1)の方法だが、これが一番手っ取り早くて、確実である。
 なんせ121.5MHzモデルの場合は登録制度がないので、『龍の巣』でもすぐに仕入れて日本に向けて販売することは可能なのである。一昨日のエントリーで書いたとおり、日本のシーカヤッカーが「購入」「所有」「所持・携帯」していても、管轄省庁の回答によれば、そのいずれにも違法性はないようだ。

 121.5MHzのデメリットは、過去ログのコメント欄などから張られたリンク先に詳しいので再述しない。
 しかしニュージーランドのシーカヤッカーはたいてい121.5MHzのモデルを携帯しているというのも事実で、ウチの会社がレンタルのお客様に貸与しているのも、やはり121.5MHzのモデルである。406MHzモデルに比べてレスキューは確実に遅れるだろうが、漂流に耐える服装をしていれば、生還できる可能性は非常に大きい。

(2)の方法だが、これは成功するかどうかがまったく不明。(参考サイト)

 まずシーカヤックを「船舶」として登録するところから始めなくてはならないはずである。なかなか厄介そうだ。

 また、日本国内で販売されるEPIRBは、大きな動力船用のモデルばかりなので、物理的にシーカヤックへの搭載は不可能。よって、日本では扱われていないハンディ・モデルを海外から取り寄せる必要があるわけだが、現物が日本にないのに、果たして申請が受け付けてもらえるのだろうか? 日本のお役所の融通がそこまできくようになっていれば良いのだが……。お役所相手の仕事を何年もやっていた経験からすれば、日本のお役所は、前例のない件に関しては、おそろしく保守的である。賢いお役人方は、なぜか「前例がない」というセリフを、葵のご紋か何かと勘違いしていらっしゃるフシがある。

となると、最も正攻法と思われるのが(3)である。
 実は、この規制緩和運動の突破口となる筋の情報もいただいていて、どちらにしても最終的にはこの方向性で動くしかないと思われるのだが、懸念事項もないではない。

 まず第一の点は、もちろん時間がかかること、である。次なる事故が起こる前に、シーカヤッカー向けにEPIRBやマリンVHFラジオ(そして願わくばフレアも)の規制緩和が実現するかどうか?

 第二に気になる点は、「規制緩和」と引き換えに「義務化」が導入されはしないか、という懸念である。シーカヤックにEPIRB搭載が義務付けられると、これは痛い。ハンディモデルが仮に10万円で販売されたとしても、これは決して小さくない出費だ。確実にシーカヤック人口を減らすことになるだろう。また、複数のガイドを抱えるアウトフィッターなどは、相当な打撃を受けるだろう(もしシーカヤック一艇につきEPIRB一個などという義務化になると、アウトフィッターはおそらく全滅するだろう……)。
 言うまでもなく、これは僕らが望む方向性ではない。義務化を避けつつ、希望者は気軽に持つことの出来るような「大人な規制緩和」を達成するべく、慎重に動く必要がある。

というわけで、今後の僕が出来る動きとしては、以下の二つとなる。

  1. 緊急使用時に、電波法違反を問われる覚悟をお持ちのシーカヤッカーに対して、『龍の巣』経由で121.5MHzモデルのハンディEPIRBを販売
  2. 規制緩和に向けて、賛同者を募った上で、具体的な方策を練る

 ご購入をご希望の方はryu.t@ihug.co.nz宛に、規制緩和の方にご協力をいただける方はpaddle@onjix.com宛にご一報をいただければと存じます。

ちなみにマリンVHFラジオに関しても、二つほど新しい情報が入った。

 まず悪いニュースだが、未確認情報ながら、日本の場合は電波法の関係で、シーカヤッカーが持てるようなハンディモデルの出力(5ワット)では、陸地のすぐ近くでも中継局に電波が届かなくなり、送受信が不可能になる場合もあるという!

 次に良いニュースだが、日本でもシーカヤッカーが正式にマリンVHFラジオ局を開局(なんちゅう大げさな表現だ、さすがジャパン)したという前例があるらしい。

 これら二点に関しては、引き続き調査が必要。情報を下さった皆さん、ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

最後に余談だが、今日たずねたEPIRB取扱店のオッチャンは、オークランドのEPIRB登録局に問い合わせをしてくれたわけだが、彼が「MMSI番号って何だ?」とたずねるので、かいつまんで日本ではシーカヤッカーがEPIRBを購入することは不可能に近いほど困難であり、その解決策(裏技)として、僕がニュージーランドで購入して日本に送ろうとしていたということを説明し、ついでにマリンVHFラジオもシーカヤッカーが持つのは非常に困難であること話したら、目を丸くして驚愕していた。
 「日本は世界一のテクノロジー大国じゃないか! なんでその日本人が、気軽にEPIRBやマリンVHFラジオを持てないんだ?」
と。そもそも日本ではハンディ・タイプのEPIRBやマリンVHFラジオは販売されていないと言うと、さらに目を見開いて唖然。
 「だって、EPIRBとかラジオとか、ほとんど日本製じゃないか!」
と。

 「『世界一のテクノロジー大国』なのは確かだが、恥ずかしいことに、日本は『世界一の人道大国』ではないんだ」
と答えざるを得なかった。ホント、恥ずかしいったらありゃしない……。

 ちなみに、僕自身は動力船はおろか、シーカヤックさえ持っていないのだが、マリンVHFラジオの免許は持っている。2時間の講習を受け、30分程度の簡単な試験に合格すればOK。シーカヤック用のハンディ・ラジオならば、購入時にもややこしい登録は必要ないので、買おうと思えばいつでも個人的に買える。

 ここ数ヶ月レギュラーでこのブログに登場しているT君は、今ニュージーランド中で気ままにシーカヤックを楽しんでいるわけだが、彼もニュージーランド上陸直後にすぐマリンVHFラジオ免許を取得してラジオ自体も購入している。非常に正しい。

 経済関連ばっかり規制緩和してないで、こういう人道的なところも規制緩和しようぜ>ジャパン
 金も大事だけど、人命はもっと大事だぜよ。
 それとも何かぃ、ジャパニーズの命は、キウィのそれより軽いのか?>日本国

関連過去ログ【EPIRB問題】
 ◎日本一周応援エントリー。 (2005年3月29日)
 ◎西表シーカヤック遭難事故の件。 (2005年4月5日)
 ◎EPIRBの件、進捗状況。 (2005年4月16日)

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投稿者 Ryu : 10:52 AM
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コメント

私は規制緩和を求めるという選択肢がベストと見ましたが、その際につつくのは海上保安庁や国土交通省ではなくて経済産業省のスジであるべきなのではないかと感じます。つまりシーカヤッキングの振興による観光産業の発展という絵を描いてみせて、その餌に食いついた所で「つきましてはこういうものがあるのですが・・・・」と。

籠絡ルートとしてはシーカヤッキングのフィールドとして有望などこか(おそらくは南島か瀬戸内海でしょう)に「構造改革特区」として「シーカヤッキング特区」の設置申請を地方自治体に働きかけ、そこで日本の海におけるイーパブ利用のシーカヤッキングの運用実験を行い、そこで得られた経験をもとにして全国への波及を狙うというのはいかがでしょうか。

Posted by: hokulea2006 : April 19, 2005 2:37 PM

海上保安庁がいま無線等不搭載の小型プレジャーボートや、小型漁船に対してすすめているのは携帯電話の防水ケースに入れた上での携帯なんですよ。「海のもしもは118番」ということで力を入れて告知しており、それなりに効果が上がっています。問題は、カヤックの行動範囲を携帯が通話範囲内にカバーできているかですね。衛星携帯電話の使用とそれを使った「海ざんまい」という救難信号発信サービスにはいるのも考慮に入れるべきですねえ。携帯はタイプの違うものを2台は持っていったほうが良いかもしれません。
皆さんは実際にはどうなさっていますか?

Posted by: Miya : April 19, 2005 3:52 PM

なるほど、ツーリズム振興から搦め手を使う、という手ですね。

地方自治体に働きかけて、構造改革特区を設置。
なるほどねぇ、まったく思いついていませんでした。

参考にさせていただきます、ありがとうございますm(..)m

Posted by: Ryu : April 19, 2005 3:54 PM

ありゃ、Miyaさんと入れ違いになってしまいました。

Miyaさんのおっしゃる通り、海保のサイトを見ると携帯による安全管理をしっかり推進してますね。

ただおっしゃる通り、携帯は受信範囲が問題なのと、あくまでも1対1のメディアという限界があります。

EPIRB、マリンVHFラジオ、通常携帯電話、衛星携帯電話、それぞれに長所と短所があります。
僕自身は、ユーザ(カヤッカー)が、それらすべてを、自分の意思で自由に選べる状況を望んでいます。

そして、バックアップのために、少なくとも二つは持ちたいところですね。

Posted by: Ryu : April 19, 2005 9:18 PM

考えうるすべてのオプションから選択できるようにするということ、まったく賛成です。
このブログを見ておられるシーカヤッカーや小型プレジャーボートの方々に現状ではどういうものを装備されているのか、できるだけ沢山の方からお伺いしたいところですね。

Posted by: Miya : April 20, 2005 4:15 AM

お伺いしたいですねぇ。

Posted by: Ryu : April 20, 2005 12:01 PM

実は1アマ、1陸技だったりします(笑 

ハンディ機ですが、無線通信での一般論ではマリンVHFの波長2m程度ですので減衰も携帯電話に比べるとはるかに少なく、陸側の局が海岸付近に外部アンテナを設置している場合はかなりの通信距離が望めます。


あと出力ですが、今の技術だとあの大きさで現実的な最大の出力が5W程度ですね。大きさが広辞苑ぐらいになるのを我慢して出力を10倍の50Wにしても到達距離は2倍程度です。人命にかかわることなのであまり軽率な事はかけませんが、私が海をはさんで2Wのハンディ機を遊びの範囲で使用した限りでは、10~20キロはほぼ確実に、条件によっては50キロを軽く超えるような通信を行った事もあります。

ちなみにマリンVHFの開局には
無線局免許申請書
無線局事項書及び工事設計書
無線従事者選(解)任届
船舶検査証書の写し(船種、船名、総トン数、所有者、航行区域、使用者の確認)
海岸局加入証明書(マリンVHF用海岸局利用の手続きがなされているかの確認)

が必要との事です。船検と誰が海岸局を運営するかがネックでしょうか。シーカヤック遭難時の有効な通信手段が確立される事をお祈りしてます。

Posted by: Nori : April 21, 2005 4:34 AM

Noriさん、詳細解説ありがとうございますm(..)m

50Wで倍にしかならないというのは、存じませんでした。
っつぅか、50Wなんか普段は高出力すぎて使えませんし、ハンディ機だと一瞬で電池切れるでしょうし、やっぱり5Wで十分なんでしょうね。

ちなみにエイベル・タズマン国立公園の場合、中継局はマルボロサウンドになるんで、直線距離で最低でも90km先のはずなんです(正確な数値は知らないのですが)。
でも、間に障害物がなければ5Wでも十分です。
その反面、間に小さな岬がはさまるアンカレッジになると、5Wじゃもうダメで、ウォータータクシーの高出力モデルを借りるハメになります。

本文中に出てきた、陸地からすぐなのに、5Wモデルが使えなくなったというのは、おそらく中継局が視界の悪いところにあるんだと思いますが、驚くのがエイベル・タズマン国立公園のアンカレッジのような辺鄙な場所じゃなくて、非常にメジャーな港の側だという点です。

>船検と誰が海岸局を運営するかがネックでしょうか。

結局日本の問題は、ここですねぇ。
NZの場合は、モバイル局の開局が認められてるので、僕らシーカヤッカーも簡単にもてるんですよね。
規制緩和で狙うべきポイントは、ここですね。

Posted by: Ryu : April 21, 2005 11:22 AM

なるほど。あのあたりだと地形が入り組んでるんで、厳しいとはおもったのですが、基地局も離れているのですねえ。

キチンとマッチングの取れた長さ1~1.5mぐらいのアンテナを船の後ろにでも取り付ける事が出来れば5Wでも劇的に通信距離は伸びると思います。ただ素人目にも、防水の面と カヤックは転覆?して起き上がったりしなければいけないだろうから、実現は厳しそうですが。

ちょっと興味があったので調べてみましたが、マリンVHFですが現在では携帯電話のおかげで、小さなボード等ではかなり廃れてきたようで、各メーカーとも撤退の方向みたいですね。

携帯電話でも飛距離的には問題ないのかもしれませんが、山頂や見通しのいい海の真中だと通常はひらえないはずの同周波数の複数基地局をひらってしまって通信不能(アンテナが3本なのにつながらない)現象が懸念されますね。

日本の電波法体系だと特定船舶局、
遭難自動通報局及び無線航行移動局は船舶に開設する無線局ですので、規制緩和というよりも法律の全面的な改定が必要になりそうで、困難かもしれませんね。

今の電波法だと携帯以外でお手軽で使い物になりそうなのは、アマチュア局でしょうか?自宅を常置場所とした陸海空移動可な無線局ですし、430MHz帯ならあちこちにレピーターもあるので、無線機が生きてる限りはま誰かとは必ず通信できるはずです。ただし目的はアマチュア業務ですので、建前はアマチュア無線を楽しむ為という事で、緊急時に非常通信、遭難通信を行う事になってしまいますが。

Posted by: Nori : April 22, 2005 4:29 AM

そうそう、申請書とか要綱とかあと法律関係とかを記載してる総務省のサイトがあります。あまり細かい所はかかれてないですが、役所のサイトの割には割と使えるのではないかと思います。ご参考まで

http://www.tele.soumu.go.jp/j/download/proc/index.htm

Posted by: Nori : April 22, 2005 4:47 AM

>海の真中だと通常はひらえないはずの同周波数の複数基地局をひらってしまって通信不能(アンテナが3本なのにつながらない)現象が懸念されますね。


え、そんな現象もあるんですか!?
知りませんでした、いやぁ、驚いた。

>規制緩和というよりも法律の全面的な改定が必要になりそうで、困難かもしれませんね。

そうなりますかねぇ?
法運用の面だけで緩和してもらえれば、一番簡単なんですが、何とか良い方法はないものか、ちょっとこれから研究してみなくてはなりません。
って、僕が研究するというよりも、良い弁護士先生探すことになるのかなぁ?(^^;


>今の電波法だと携帯以外でお手軽で使い物になりそうなのは、アマチュア局でしょうか?

あ、なるほど、これは盲点でした。
海=マリンVHFっていう固定観念が出来ちゃってました。
いかんなぁ。
勉強になります、どうもありがとございます。


総務省のサイトも、ありがとございました。
ざっと見てたんですけど、このページにはたどり着いてませんでした。
今度の休みは、じっくり研究してみます。

Posted by: Ryu : April 22, 2005 9:12 PM

April 16, 2005

EPIRBの件、進捗状況。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。朝のうち霧。(高)21度、(低)5度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:北部では北西10ノットに。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 02:06 AM 3.3 m  Low 08:26 AM 1.6 m
 High 02:35 PM 3.1 m  Low 08:34 PM 1.6 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

寝坊したので霧が出てたかどうか分からないけど、マラハウでは間違いなく出てただろう。
 快晴、無風、予報通り。

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3月29日の「日本一周応援エントリー。」で、例によってその場の思いつきでEPIRBを買って日本一周中のかすやさんにプレゼントするアイディアをぶち上げた。普段から危機管理だのなんだのとえらそうなことを言っているが、軽率なことにかけても天下一品な野人である。

 が、「違法性が疑われるものを、本人の意向を確かめずにプレゼントするのはどうか?」という、まったくごもっともなご忠告を頂いたので、EPIRB(およびついでにマリンVHFラジオ)に関する日本の法令や運用のことを調べ始めると同時に、かすやさんご自身のご意向をうかがうことにした。

 とはいっても、かすやさんはすでに日本一周中の空の下。そう簡単にコンタクトは取れないだろうと覚悟していたが、やはりご連絡はいただけていない。
 まったく段取りが悪いというか、ケーソツというか、これだからまったく僕はイカンのだ……。

 というわけで、「かすやさんにプレゼント」というアイディアは、早くも頓挫しつつある。ご協力表明してくださった皆さん、ありがとうございました&ごめんなさい。

が、日本のシーカヤッカーが、安全のためにハンディEPIRBやハンディ・マリンVHFラジオを持てるようになるべきだという意見は、変えていない。
 いや、これは今回言い始めたわけじゃなくて、日本ではこれらが気軽に持てないということを知った数年前の段階から言っていたことなのであるが、なにぶん外国に住んでる人間が、こうした法律がらみのことに働き続けることは、なかなかにしんどい。だから、ついつい後回しになっていたのだが、もうこれ以上後回しには出来ない。

 というわけでまず法令を調べ始めたのだが、ネット上で調べるのにはいきなり限界を感じた。そこで法律関係の旧友に依頼した(僕、東京では法律関係の仕事やっておりました……)。
 彼は現役で法律関係の仕事をしているのだが、専門外のジャンルの上に、関係省庁も得意技の「たらい回し」を炸裂させまくってくれたそうで、調査は困難を極めたそうだ。電話した関係省庁は8箇所にものぼるらしいが、その間でもたらい回しされまくったとのことで、ゆうに2時間は電話を握ってくれたらしい。スマン、このお礼は必ずするよ。

というわけで、彼が調べてくれたEPIRBの情報。
 僕が知りたかったのは以下の点。

  1. EPIRBは日本では406MHz発信モデルだけが売られており、121.5MHzオンリーのモデルは売られていないが、その根拠は?
  2. シーカヤック、シーカヤッカーは簡単にもてないと言われているが、その根拠法令は? 持てるならば、どういう手続きが必要か?
  3. NZで買った121.5MHzモデルを日本に持ち込むのは違法か? 違法性がある場合は、「所有」が違法か、「所持・携帯」が違法なのか?(緊急時の使用は、緊急避難として合法と思われるが) あるいは、どういう手続きを踏めば合法化できるのか?
  4. NZで買ったモデルを、日本にいる人にプレゼントした場合、もらった人間は違法性を問われる可能性があるか? あるいは、もらったものを合法にするには、どういう手続きが必要か?

たらい回しされまくった結果、彼が結局行き着いたのは海上保安庁と総務庁。
 まず(1)だが、詳細は省くがこれには根拠法令があった。つまり、日本の法律では121.5MHzオンリーのEPIRBは認められていない

次に(2)。これは驚くべきことが分かった。

 EPIRBを搭載しなければいけない船舶はエンジン等で自走できる程度の規模であることが法律上規定されている。

 もちろん、シーカヤックについては、法律上の搭載規定はない。ただ、シーカヤックでも搭載してもよいということは、不透明。
 思うに、シーカヤックに搭載するには、大きすぎるような気がする。
 
 取り敢えず、国土交通省で確認してほしい。もし、任意で搭載をしても良いということになれば、可能性はある。
 しかし、海難時には電波を発信することになるので、

  通常の登録をしてもらうことになると思う。そのときは、当然、登録可能なERIPBを搭載してもらうことになるので、周波数も許可可能なものになるはずです。
  (総務省)


 なんとシーカヤックがEPIRBを持ってはならないという法は存在しないのだ。つまり「シーカヤックはEPIRBを持てない」というのは、俗説らしいのである。
 ただし担当官は、巧妙に「シーカヤックがEPIRB搭載することは合法」と明言することは避けている。さすがお役人様。

 ちなみに今回の調査の結果、日本では関係省庁のお役人は「シーカヤックに搭載できるような小さなEPIRBはない」と思っていらっしゃることが、この回答で判明した。あと特に引用しないが、別の調査結果から、「121.5MHz専用のEPIRBは製造されていない」とも勘違いなさっているらしい。いや、両方ともあるんですってば。っつぅか、「シーカヤックに搭載できる121.5MHz専用EPIRB」っつぅのがあるんですが……。ま、いいんだけど。

次は(3)。これに対する回答は、

 持ち込み自体には、違法性はないと思われる。また、携帯することも、別段問題ないと思う。

 ただ、それを使用するとなると、たとえ緊急時であったとしても、問題だと思う。
 EPIRBについては、登録されていることが前提であるから、登録されていないEPIRBを使用するとなると、海上及び航空及び沿岸付近で信号は受信されるが、登録のない海難信号なので大変な混乱が予想される。それについて、何らかのペナルティーが課される可能性はある。
 それが、緊急避難として合法になるか、わからない。
  (海上保安庁)


との、まったくリーズナブルなもの。購入、持ち込み、所有、所持、携帯、すべてに関して「違法性はない」とのことで、問題は「未登録EPIRBの使用」である。

 では、違法に「未登録EPIRBが使用」された場合、海上保安庁は出動してくれないのかというと、これは別ルートから「出動する」との回答も得られている。実は406MHzのみならず、法令で認められていない「121.5MHz」のシグナルでさえも、キャッチすれば確認の上、出動してくださるとのこと。ただし、121.5MHzは誤作動が非常に多いため、最初から懐疑的な取り扱いになって確認にも慎重になるとのことで、出動が遅れる可能性は大いにあるとのこと。さらに、過去のエントリーやコメント欄でも問題になった通り、捜索の場合も正確な場所が押さえられないという欠点もある。

 上記回答の通り、406MHzであっても、未登録海難信号の場合は混乱が予想されるとのことだが、それでも121.5MHzよりははるかに迅速に動いてもらえるだろうし、場所もずっと正確に特定できるので、発見も早いだろう。

さらに(4)のプレゼントについて。

 プレゼントすること自体は、問題ないと思う。別段手続きは要らないと思う。
  (総務省)

とのこと。
 つまり、もらった側が登録手続きをすればOKということだろう。
 
 ただし、シーカヤック搭載ということでハンディEPIRBを登録しようとしたときに、実際に登録可能かどうかについては、上記の通り現時点では確認が取れていない。つまり、確実に合法化できるという保証は、今のところない。

 つまりこれは、プレゼントとしてEPIRBをもらった側に「登録手続きを強いる」ということになるわけだ。
 よってもらった側が、登録前にうっかり誤作動させてしまうと、間接的に違法行為をやらせてしまう、ということにもなるわけだし、もし登録が出来なかった場合も似たような結果になる。

 これはマズイな。

というわけで、現段階での情報を総合してみたところ、本人が望んでいないのに、EPIRBを勝手にプレゼントしてしまうのは、ちょっと問題がありそうだ。
 つまり冒頭で「頓挫しつつある」と書いたが、ご本人からご希望がない限り「プレゼント計画中止」ということにさせていただくことにした。スミマセン。

 その反面、
 「面倒なことになるのを覚悟の上で、登録手続きをするつもりである」
 「もしシーカヤックでの登録を拒否されてしまった場合には、緊急時に『違法使用』をすることになる(つまりレスキュー後に責任を問われる可能性がある)ことも承知している」
 「それでもなお背に腹はかえられんので、欲しい」
という人は、購入しても構わない、ということになる。
(重ねて申しあげるが、「違法使用」の場合、必ず責任を問われるわけではなく、「緊急避難」と認められれば、合法=おとがめなし、となる可能性もある)

 というわけで、『龍の巣』でハンディEPIRB(406MHzモデル)の取り扱いをやってみようかと、本格的に考え始めた。

と思っていたタイミングで、奇しくもとあるアウトフィッター様から、406MHzのハンディEPIRBを入手したいとのご依頼をいただいてしまった。
 その方は、まさしく上記のような「覚悟」をした上で、ご購入希望とのこと。これは、テストケースとして、僕にとっても渡りに 船だ。
 
 というわけで、近日中に仕入れルートを開拓してみようと思っている次第。しばしお待ちを。
 
一方のマリンVHFラジオ(以下、VHF)の方だが、こちらはまだ情報がちゃんと集まっていない。しばしお待ちを。
 
VHFといえば、別経路からヨットマンの談話も入ってきている。それによると、彼はEPIRBよりも、むしろ「VHF+GPS」をすすめているとか。
 偶然にもまったく同じ意見を、別のシーカヤッカーからも耳にした。

 確かに遭難者に意識がある間は、この方がピンポイントで場所を伝えることが出来るし、直接交信が出来るので誤報、誤作動の確認の手間などはなく、手っ取り早くレスキューしてもらえる可能性が高い。
 が、その一方で、シーカヤックに搭載できるハンディVHF(5ワット)の場合、中継局との距離がどのあたりまで大丈夫なのかという、受信距離の問題が出てくる。
 あともう一点は、漂流者が気を失ってしまうと、交信が不能になってしまうという問題もある(GPSを追跡出来る機能があれば、この問題はクリアできる)。

 というわけで、理想的には、「GPS、VHF、EPIRB」の三種の神器をすべて持つことが望ましいという、あったりまえの結論になってしまうか。

 とはいえ、シーカヤックの場合は、5ワットの電波が届かない場所まで出てしまうことはめったにないだろうから、ほとんどの場合は「VHF+GPS」の組み合わせでも大丈夫かもしれない。
 そして、長距離島渡りなどで、VHFの受信距離が心配になる場合には、EPIRBも持つ、というパターンだろうか。

 あと、受信の問題と言えば、リアス式などの複雑な海岸線の場合は、場所によっては中継局が陸地の陰に隠れてしまって、交信不能になることもある。
 実際エイベル・タズマン国立公園の場合も、アンカレッジなどはウォータータクシー搭載のハイパワーモデルなら問題ないが、5ワットのハンディモデルの場合は交信が非常につらい。リアス式というほど大げさな地形ではなく、小さな岬で中継局からちょいと奥まっているだけなんだけど。
 だからリアス式でも、やはりEPIRBが欲しくなるかもしれない。

が、VHFの方はEPIRBと違って、まだ調査結果が届いていないので、今すぐに仕入れに動くというわけにはいかない。こちらもEPIRB同様に、所有・携帯に違法性がなく、シーカヤッカーの登録や免許取得にも問題なし、という結果ならば良いのだが。

って、VHFも違法性が薄いということになると、『龍の巣』の取り扱いアイテムの毛色が大きく変わるなぁ。ハイテクが苦手でGPSさえ扱ってないくせに、いきなりハンディEPIRBにハンディVHFか。そんなショップって、聞いたことないぞ(笑)

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 「GPSって何?」と思った方、ハイテク嫌いですね。気が合います。お友達になりましょう(笑)


投稿者 Ryu : 7:20 PM
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Title: EPIRBの件、続報。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.19
Title: EPIRBの件、続報。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.19
コメント

まあ、スキミングマシンや盗聴器や盗撮にしか使いようのないカメラも、製造、販売、所持は違法じゃないですからね。それに生きるか死ぬかの瀬戸際で電波法がどうのって気にしないんじゃないかな。例えば罰則が罰金何十万円とかだったら迷わず使うだろうし。死ぬよりは実刑のほうがまだマシ。

ところで最新号の「Tarzan」の内田さんのコラムですが、本郷さんの話題ではなかったですね。「Be-Pal」とかチェックしてもいませんが、JRCAの理事の方々、せめてなにかコメントした方が良いんじゃないのかなあ。

こういった事故があった時にコミュニティが弔意(まだ生存しておられるとしたら申し訳ないですが)を表すのは自然な事だと思うし、JRCAはレクリエーショナル・カヌーの愛好家をコミュニティに組織しようという意図があったはずですし。私の好きなイングランドサッカーですと、こういった事故の直後には試合開始前にセンターサークルにプレイヤーが集まって肩を組んで1分間の黙祷を捧げるというのが通例です。

Posted by: hokulea2006 : April 16, 2005 8:39 PM

>それに生きるか死ぬかの瀬戸際で電波法がどうのって気にしないんじゃないかな。

そういう人も、少なくないと思いますし、僕もそういう人間の一人です。

ですからもしシーカヤックでの登録が現時点では不可能でも、同じような考えの人が、「違法電波発信」を覚悟の上で所持するケースが増えてくれば、お役所の方も運用を改めてくれる可能性も高いと思います。
なんせ、現行法上、「シーカヤックに搭載を禁止する」という規定はないわけですし。

>ところで最新号の「Tarzan」の内田さんのコラムですが、本郷さんの話題ではなかったですね。「Be-Pal」とかチェックしてもいませんが、JRCAの理事の方々、せめてなにかコメントした方が良いんじゃないのかなあ。

おっしゃるとおりだと思います。
ややこしい業界なので、弔意をあらわすのにもついつい慎重になってしまうのかもしれません。
実際、日本のシーカヤック業界は、「予想外に静か」なんだそうです。
二人のガイドやインストラクターが顔をあわせればこの話題になるものの、すべて「オフレコ」で話が済んでしまって、表立っては弔意さえもキチンと出てきていないのが実情のようです。

僕はご存知の通り、この件に関しても遠慮なくモノを言ってるのですが、弔意を表していないのは、「まだひょっとして」という気持ちがどこかにあるからです。

でも、一ヶ月を経過したら、僕自身の中でも「一区切り」をつけざるを得ないだろうな、とも思っています。


あ、そうそうJRCAといえば、僕が信頼している非常に大人なプロの方が二名加わったという話を聞きました。
彼らがJRCAを内部から変える起爆力になって下さるかもしれないと、期待しています。

Posted by: Ryu : April 16, 2005 8:54 PM

領海の外に出てしまった場合は国内法は関係無いでしょうしね。

Posted by: hokulea2006 : April 16, 2005 10:44 PM

「日本一周応援エントリー」のときに、
コメント欄にMMさんが紹介されていたリンクに気になる記述が・・・。
http://www.geocities.jp/tiarashore/kaikoku11.htm

-----------------------------------
当然、国交省の認定品でないと簡単にはいきません。本来この種のものは、個別の認識符号だけを登録すれば十分で免許は馴染まないと思うのですが、許認可権は絶対に手放さないということのようです。海外ではこの種のイーパブは10万円前後ですが、運賃とその後の面倒な個別認定費用と手続きをおもうと、定価で国産品(約2倍)にせざるを得ませんでした。かつて輸入車を排斥するために旧運輸省は正規代理店を経由しないいわゆる並行輸入車には個別認定と日本での保安部品などを義務づけて法外な費用と無駄な時間を強制していましたが、電波と海の許認可はかつての陸上交通状況がいまだにまかり通っています。救難信号にこんな手続き、免許を強制するのは知る限り日本だけです。大体、イーパブを生産している国がほとんどないのですから、国内認定品以外には法外な手間と費用を要求するなどの発想はないのです。うまくしたもので、国産の価格とは、安い海外製品を購入していやがらせとしか思えない煩雑な手続きと過剰経費とを加えてみると、断念せざるを得なくなる微妙なラインに設定しています。典型的な非関税障壁です。
 まったく同様なものが小出力のレーダー装置です。これも従事者資格はいらないが免許は取ってくれ(書類をだしてお金を払うだけ)といいますが、日本のレーダーは23,4万円です。対して、同じ商品の輸出物を海外から購入すると、同じものでももう一度、性能検査を受けないと使わせないといいます。例えばNO1ブランドのFURUNOの場合、メーカーも逆輸入品も検査を受けてくれますが、これが約5万円から。面倒な手続きをして結局得する差額はほんの3,4万円に縮まる仕組みです。だから、泣く泣く2倍の国内版販売品を買うことになるのです。
----------------------------------

・・・結局は利権云々で、でかくて高い国産を買えと。
国土交通省は(現行法律では?)動力船しか管轄していない(する気が無い?)ので、EPIRBや船舶無線の装備自体にも船検証とかがいるようなんですよね。そこを突っ込んでみる必要があるのかもしれません。

Posted by: Miya : April 17, 2005 2:48 AM

そういうのこそJRCAが取り組んで解決していくべき問題かもしれんですね。部外者が言うのもなんですが・・・・。

Posted by: hokulea2006 : April 17, 2005 4:01 AM

Miyaさん、その一文、さがしてたんですよ!
金額が分からなくなったんですが、どこで読んだか忘れちゃって。
ありがとうございました。
5万円だったんですね。

今、とある業者さんから打診をいただいているのは、例のAquaFixなので、10万円もしないですが、でも5万円の検査費用がかかると、全部で10万円になりますね……。


>国土交通省は(現行法律では?)動力船しか管轄していない(する気が無い?)ので、EPIRBや船舶無線の装備自体にも船検証とかがいるようなんですよね。そこを突っ込んでみる必要があるのかもしれません。

そうなんですよ、そこがネックというか、グレイゾーンというか……。


>hokulea2006さん
>そういうのこそJRCAが取り組んで解決していくべき問題かもしれんですね。部外者が言うのもなんですが・・・・。

いや、まったくおっしゃるとおりで、JRCAやJSCAなどが、組織的に動いてくれた方が、僕がこうやって海外からゲリラ的に動くよりは効率的だと思うんですけどね。
でも、そんなことこっちから言ってるだけじゃダメなんで、とりあえず出来るだけのことやってみます。

ダメだったら、「ここまでやってダメだった、後は頼む!」って、JRCAかJSCAに押し付けます。

Posted by: Ryu : April 17, 2005 11:36 AM

April 12, 2005

ウォーターボトル四方山話。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)20度、(低)6度。

[海洋気象] (エイベル)
 夕方、南15ノットに上がる。海峡おだやか。北部の海況はやや荒い。
 その後12時間:南20ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:30 AM 0.7 m  High 11:47 AM 4.0 m
 Low 05:49 PM 0.8 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

本日も朝から快晴。20度? ウソだろ、暑いぞ。でも朝晩は寒いねぇ。

昨日は大家の電話番ででネット接続できず(最近多いなぁ)。
 昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り晴れ、ただし早朝霧の可能性あり。風おだやか。(高)20度、(低)8度。

[海洋気象] (エイベル)
 南10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南東15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 04:57 AM 0.5 m  High 11:11 AM 4.2 m
 Low 05:15 PM 0.6 m  High 11:39 PM 4.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

霧は出なかった。快晴のインディアンサマー。午後はシーブリーズが吹いたのだろうか、我が家の庭では、北の弱い風が吹いていた。

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極々私的なメモ。
 T君が逗留中なので、昨日(月曜日)は昼真っから庭で焚き火してダラダラする。棒に巻きつけたねじりベーコンパンを焼いたり、きりもみ式発火法を試したり(失敗)と、一日中火遊びして遊んだ。

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定番ウォーターボトルといわれるナルゲンボトルの裏話↓

 ◇Solid Days「ナルゲンのブラスチックボトル」

 へぇぇぇ、そうだったのか知らんかった。道理でボトル以外にアウトドア用品が出てないはずだ。

 ところでリレーエッセイ#2(僕の担当第一回目だ)に書いたように、最近の僕はシーカヤック以外のアウトドアはほとんどやらないので、ナルゲンとかレキサンなどのズンドウ型ボトルは一切見向きもしたことがなかった。

 一方お客様の中には、ナルゲンを持ち込む方も少なくない。毎日ではないが、週に何人かいらっしゃるという感じ。会社全体のお客様を見れば、毎日必ず数人は持ち込んでるだろう。プラティパスとどっちが多いかは微妙。半々という感じかなぁ。
 で、プラティパス組は問題ないのだけど、ナルゲン組はお約束通り、たいてい海で落っことしてくれて、僕が回収に向かう羽目になる。だから余計に印象が悪くなる一方(笑)
 もちろん中にはちゃんとナスカンをつけてきてて、バンジーコードに固定してるお客様もいらっしゃるが、こういう方はだいたいシーカヤック経験者か、初体験の場合も筋金入りのアウトドアズマン。ガイドにとっては、手のかからない大変に良いお客様。

そんなわけで、僕は一切使ったことがなかったのだが、先日ビーチでまだ真新しいの1リットルのモデルを拾ってしまった。臭いのつかない素材とのことだったが、ジュースの匂いが残ってて何度か洗わないと取れなかった。今もまだほのかにオレンジの香りがする。キムチ臭でなくて良かった。

 で、使う気になるかといわれると、シーカヤッキング用としてはどうもねぇ……。
 ナスカンつけたらつけたで、いちいち外して水飲んで、またバンジーにフックして、なんてやってると、スクィーズボトルの数倍の手間がかかっちまう。ヤだ。
 チューブを使うという手もあるだろうが、あれは嫌い。というか、やってみりゃ分かるが、セッティングするにも水を飲むにも案外手間がかかって、普通のスクィーズボトルを使う方が速いくらい。

 じゃ、よく言われてるようなフードコンテナとして使うかといわれると、そもそも重いのでこれまた二の足を踏む。もっと小さくてパッキングしやすいタッパーウェア型容器やジップロックなどのストックバッグの方が好み。これはバックパッキングのときも同じ。

 となると残る使い道は、むしろ普段使いだろうか。冷蔵庫の中に入れておくとか、デスクにおいておく水差しに使うとか、そういうのだったら良いかも知れない。
 ところが、コッヘル、シェラカップ、スクィーズボトルなどを毎日の調理にキッチンで使い倒している家人が、ナルゲンには一切興味を示さず使うそぶりも見せないのは、どうしたことか? 台所用品としても、魅力がないのか???

 とはいえ、使わずに文句いうのもなんなので、この間ドライヴするときに水を入れて運転席と助手席の間に転がしておいた。
 で、やっぱり使いにくいわ、アハハ。僕の手は小さいので、1リットルサイズは太すぎて持ちにくいし、運転しながらフタ開けるの面倒。危なくて仕方ないって(笑)

 というわけで、理由はまったく違うのだが、僕も『Solid Days』のさのしさんと同様、ナルゲンが「定番」と呼ばれるのに、違和感を覚える一人である。

 野人にも納得できる良い使い方をご存知の方、どうかご教授くださいまし。

やっぱり一度も使ったことないんだけど、実はマルキルとかグランテトラとかが好き。ナルゲンやプラティパスの登場で、アウトドア水筒の定番の座から降りて久しいが、ベコベコのアルミボトルってやっぱり情緒があって良い。あのワイヤーロック式のキャップも好き。

 欧州にはあのワイヤーロック式キャップを使った瓶ビールがけっこうあるのだが、中には本体がガラスじゃなくてマルキルやグランテトラのようにアルミボトルのビールもある。以前そういうドイツ製ラガーを手に入れたことがある。白いホーロー風の塗装の上に、洒落た絵が描いてあって、部屋の中に飾っておいても十分インテリアグッズとして通用するような逸品だった。
 もちろん中身を飲んだ後は、空き瓶をウォーターボトル代わりに使っていたが、あれは大変に気分が良かった。
 ただ、所詮はマルキルやグランテトラのように繰り返し使うことを想定していないボトルだったため、残念ながらゴムの劣化も早かったし、ワイヤーのバネもすぐにゆるくなっちゃって、すぐに水が漏れるようになってしまった。
 もうすっかり忘れてたけど、あのボトルどこにやったんだっけな? もう捨てたかなぁ?

 カヤックのお客様の中にも、年季の入りまくったマルキルやグランテトラを持ってくる方が、年に何人かいらっしゃる。カッコ良いんだ、これが。そのたびに欲しくなる。

しかし、「仕事」に使うならば、やっぱ何といっても安物のスクィーズボトルが一番かなぁ。軽くて実用的でコストパフォーマンスも高いんだから文句なし。
 今は、会社のロゴの入ったノベルティグッズのボトルを使ってる。本体のくぼみが大きいので、バンジーコードの下での納まりもよく、カヤッキング中も最小限の時間で水分補給が出来て、大変重宝。

ちなみに、さのしさんの上記エントリーのコメント欄に発音の話があった。

 こういうのだと、他には「トランギア」がある。英語の発音だと「トランジア」。「トランギア」って言うのは、たぶん本国の発音なんだろう。
 僕も書くときは「トランギア」ってタイピングするけど、喋るときは日本語でもついつい「トランジア」って言っちゃったりすることが増えてきてしまった。上手く切り替えが出来なくなってるってのは、やっぱり年のせいなんだろうか。ヤだねぇ。

関連過去ログ【英語】
 ◎アルミコーティングのチタン!? (2004年4月14日)
 ◎キウィ英語と米語 (2004年4月15日)
 ◎続・キウィ英語と米語。 (2004年10月6日)
 ◎クッカー? スキレット?? (2004年10月21日)
 ◎[ 自由テーマ ] 規格、そろそろ統一しない? (2004年12月13日)
 ◎「セミ」と掛けて、「食べる」と解く。 (2005年1月7日)
 ◎ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉 (2005年3月19日)

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投稿者 Ryu : 1:08 PM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.1
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、南東風次第におさまる。(高)19度、(低)3度。 [海洋気象] (エイベル)  変風10ノット、セパレーションポイントより北では午前中に南東25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.13
コメント

自分の周囲限定の話ですが、ナルゲンってアウトドアというよりはジムや屋外スポーツ(蓋をきちんとしていないスポーツドリンクや炭酸飲料なんかあっという間に蟻だらけ)で使っている人口の方が遥かに多いと思うんですよ。
だから1リットルサイズの使い勝手の悪さなんてあまり関係がなくて、ただ転がしておいたりバッグに放り込んでおいてもも漏れない事や壊れにくい事で重宝がられている気がします。

で、普段使いとしてはやはり冷蔵庫で一晩寝かして作る出汁とか水出しコーヒー用に重宝しているのですが(ニオイは確かにつきます。一回漢方薬使って大変なニオイに)、実は我が家で一番古い小さいワイドマウスのナルゲンはなんと宇宙人の筆箱代わりになってオリマス。

Posted by: MM : April 12, 2005 5:33 PM

どもっ
ナルゲン系のボトルはσ(^_^;の持ってるイメージは良くないんだよね。何せヒマラヤ行ってた時にテントの中で使うお○代わりにしてる人が居てさー。パチもんのやっすいボトルだと思うんだけど・・・どーもね(^-^;

長期トレッキング時はプラティパスを愛用してるけどサブで500mlのペットボトルを使ってるな。500mlのペットは飲みやすいし、程よい大きさなのでベットサイドでとか乗り物移動中にはこっちの方がぐー
そうそうトレッキング中に湧き水を汲むのにも調度いいなーっと
普段はエビアンの750mlペットも水筒代わりに使ってるよ。片手で飲めるのでいいんだけどちょっと大きいんだな(^-^;

Posted by: ミックス : April 12, 2005 9:37 PM

トラックバックありがとうございます。

カヤックの時は昼食を買うついでにコンビニでペットボトルを買ってしまうことがほとんどです。日本のリバーカヤッカーだと大体そうなんじゃないでしょうか。

BCスキーの時は以前はシグボトルを使っていたこともありましたが、今はプラティパスです。やはり使っていない時に嵩が小さくなるのが便利です。スポーツクラブでも使ってますが今まで他にプラティパスを使っている人は見かけたことがないです。

別にナルゲンのイメージが悪い訳じゃなくて(お仕事では立派に役立ってますから)今まで機会がなかっただけなのですが、プラティパスやら何かのおまけのスクイーズボトルやらが手元にある時点で新たに買うのはどうしても躊躇してしまいますね。

Posted by: さのし : April 13, 2005 2:52 AM

ああ、良かった。ナルゲン使わないとアウトドアマンじゃないのかと思って小さくなってた。(笑)
ナルゲン含め、ウォーターボトルはほとんどの種類を持っていますが、さのしさん同様、結局は行きがけのコンビニで買ったペットボトルのドリンクになっちゃうんだよなあ。
便利すぎです。>日本

Posted by: kemu : April 13, 2005 3:18 AM

ナルゲンネタにこんなにコメントつくとは思いませんでした。
ビックリ。

>MMさん
あぁ、確かにジム系には多い気がします。
というか、ジムなんかには、フニャフニャするプラティパスは少ないっすよねぇ。
(かく言う僕はジムでもプラティパス使ってましたが)
とはいえ、ジムももう6年くらい行ってないんで、あんまりエラソウなこといえないですが。


>ミックスさん
おぉ、なるほどぉ、これは納得の使い方だぁ!>御○
そっか、水筒、フードコンテナと思うからイカンのですね(笑)


>さのしさん
プラティパスの強みは、やっぱり小さくなるとこですよねぇ。
軽いし。

僕自身もナルゲンに悪印象を持っているわけじゃないんですけど、何度眺めても
「これをどう使えばいいのだろう???」
と頭をひねってました。

汚○とは気づかなかった。
なるほど。


>kemuさん
>ああ、良かった。ナルゲン使わないとアウトドアマンじゃないのかと思って小さくなってた。(笑)

爆笑しました。

>便利すぎです。>日本

ですね、まったく。


Posted by: Ryu : April 13, 2005 9:37 PM

偶然先程買い物に行ったモール内のスポーツショップでそのショップのノベルティーロゴ入りワイドマウスの1リットルナルゲンボトルがが大セールに。
珍しいこともあると思って近づいてみたら、なんとボトルの中に色々グッズの入った(1)ジムバージョンと(2)非常災害バージョンの2種類が販売されていることを発見。
(1)の方は中にハンドタオルと万歩計が入っているだけで面白くもなんともなかったのですが、(2)の方に入っていた物、今ざっと覚えているだけで非常用のブランケット、懐中電灯、電池、スティック状のコンパス、バンドエイド・・・これに親切にカラビナがついておりました。

Posted by: MM : April 21, 2005 2:29 PM

なるほど、あのボトルを緊急避難持ち出し用ケースにするわけですね。
面白いアイディアですね。
頑丈だし、防水だし、良いかも。

Posted by: Ryu : April 21, 2005 7:52 PM

March 23, 2005

アウトドア用アンダーウェアの普段使い。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)22度、(低)12度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット、午後北東に変わる。海況はおだやか。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:17 AM 1.3 m  High 08:33 AM 3.6 m
 Low 02:29 PM 1.0 m  High 08:40 PM 3.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝は曇ってて、そのうち一瞬小ぬか雨がぱらついた。昼前には一度晴れたが、昼過ぎにはまた曇り。「晴れ」というより「くもり時々晴れ」だな。風はない。

 ちなみに今日はオンだったのだけど、風邪気味だったので休みをもらった。そんなにひどくないんだけど、シーズン終盤で身体が疲れてるし、会社もそう忙しくないから良いだろうと、無理をせずにさっさと休暇申請。ちょっとのどが痛く、背中が強烈にこって身体がだるい。熱はないし、食欲もあるので、一日ダラダラしたら治るだろ。

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 ◇シーカヤック ポレポレ日記「finetrack出勤!」

 finetrackはまだ見たことさえないけど、最近日本で話題のアウトドア製品の中では、唯一気になってるブツ。
 それ以外の「話題の新製品」とやらは、どれを見てもまぁ~ったくときめかない。不感症のジジィだな。

 ま、それはともかく、上記エントリーのようなアウトドア用サーマルアンダーウェアの普段使いだったら、僕は10年以上前からやってるヴェテラン。
 だって僕は東京で働いてたとき、夏用スーツも冬用スーツも持ってなかったから。いつも合服というのかスリーシーズンというのか、夏は保温性抜群(=クソ暑く蒸れ蒸れ)、冬は風通し抜群(=常に凍死寸前)のスーツばかり買ってた。
 となると、夏はジャケットを脱いでしのぎ、冬はサーマルアンダーウェアの上下を着込んで耐えるしかない。だから日本では、ワイシャツの下に着ても目立たないような薄色のアンダーを選んでた。

 こっちではそんなこと考える必要がなくなったので、衣装棚の中はネイヴィ、ブラック、ダークグレーばっか。チビのクセに、どうもダーク系が好きらしい。
 でも実はNZでは、ド派手な原色ストライプのサーマルアンダーもポピュラー。ピエロもビックリのアンダーをTシャツ短パンの下に着込んだ連中を初めてみたときは、「どういう神経なんだろ?」と呆れ果てたが、最近はあれがどうも気になって仕方がない。破廉恥なオヤヂになってきた証拠か。

 そういえば、映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の四国の三長老の登場シーン、あれにはしびれた。サンバのリズムにのって超ド派手な原色爺ィ三人組が登場し、オープンカーで疾走。あぁいう風になりたいもんだ。

あ、そういえばこの手の話、昔も書いたことがあったっけ。どうも物忘れが激しい。やっぱかなりオヤヂになってきてるな。

 ◇パドルの向くまま、気の向くまま「掘り出し物その2 ジップ・ザップ & ビーズ・ニーズ 」

 そうそう、そうなんだ。アレルギー性皮膚炎が全身に出た2000年12月以降はムリになったけど、それ以前は四六時中サーマルアンダーを身に着けてたりしたんだった。野田知佑氏じゃないが、いつでも水の中に飛び込める格好が普段着。それまでの「親水性の低い生活」から反動だったのか。

 実は今も背中や首筋には常に皮膚炎が居座っているため、化繊ウェアは必要最小限しか身につけないようにしてる。

あっ、も一つ思い出した。
 そういえばサーマルアンダーの普段使いは、サラリーマン時代に始めたんじゃなかった。昨年4月28日のエントリーにも書いたくせに忘れてるとは、情けない。お迎えが近いぞ、早くド派手にならなきゃ……。

 僕が最初に手に入れたサーマルアンダーは、アウトドア用じゃなくて雨の日の自転車通学用だった。途中大きな峠のある20kmの道のりを50分でぶっ飛ばしてたので、まぁアウトドアといっても過言じゃないのかもしれないけど、ともかくゴム引き合羽では蒸れてビショビショになって毎回風邪をひく。見かねた親がゴアテックスのレインウェアとオーロン羊毛混紡アンダーを買ってくれた。
 我が高校は黒の詰襟学生服にワイシャツが制服だったんだけど、その下にサーマルアンダーを着込んでた。
 水色に紺色のトリムのあるアンダーだったので、白いワイシャツの下でその存在を主張し、あまり格好のいいものじゃなかったけど、背に腹はかえられなかったので、気にしないことにしてた。ホントは一番格好が気になる自意識過剰の年頃だったので、あえて気にしてないフリをしてたんだろな、たぶん。

 ということは、キャリア20年以上の超大ヴェテランじゃん。

 おかげで風邪ひかなくなって出席率はあがったが、しかし成績はますます落ち続け、入れてくれる大学がすっかりなくなったのはどういうわけだ? やっぱ「アウトドアグッズ」が身近にあると、バカになっちまうっていう証拠? 20年後に気づいても遅いよなぁ。

当時と比べると、シンセティックのアウトドアウェアはずいぶん進化した。
 20年前のオーロンアンダーは分厚くてチクチクしたし、きっと混紡されてたウールの質も良くなかったのだろう、洗濯を重ねるうちに縮んでカチカチになっておシャカ。シンセティックの進歩は言うに及ばず、ウールだって今のニュージーランド・ファインメリノなんて、ガンガン洗いまくってもビクともしない。

 でも、PCだとか携帯電話だとかあるいはiPodだとかの最先端のテクノロジーと比べると、それも色褪せる。
 いちいち裏とるのも面倒なので、怪しい記憶だけで書いてしまうけど、当時はまだアナログレコードとカセットテープが全盛。たぶんCDウォークマンはすでにあったんだろうと思うけど、普通のCDさえ珍しかった。「レコード屋」でレコードとCDの比率が突如逆転して「CDショップ」に変身したのは、1987年のことだったと記憶している(ただし東京の話、地方は知らん)。
 携帯電話なんて見たこともなかったし、確か公衆電話もまだ赤いヤツの方が多かったんじゃないか? ダイヤル式も健在だった。
 PCだと、インターネットどころか確かパソコン通信さえもなかったのでは? マッキントッシュなんて目玉どころか尻子玉が飛び出るほど高かったらしいが、僕はその存在さえ知らなかった。ウィンドウズもなかった時代だよな、確か。
 ヴィデオゲームは、確かNEC PCエンジンとかセガ メガドライヴはまだ出てなくて、事実上初代ファミコンの独壇場だったはず。ファミコンのディスクシステムも、登場してなかったのでは?
 ヴィデオといえば、まだベータがかなり幅をきかせてたな。今は亡きLDってのもあった。えっと、あれに似たメディアがあったけどなんだっけ? VHDとか言ったっけ? もうよく覚えてない。
 カメラだと、確かオートフォーカス一眼レフ(ミノルタα7000だっけか?)登場前夜という時代だったと記憶している。APSフィルムが発明されるのは、まだまだ先の話。デジカメなんて想像もしなかった。

 なんか別世界の話みたいだ。たった20年しか経ってないのに、今じゃデジカメとインターネットとゲームとGPSが携帯電話に搭載されてるんだもんな。

 それ考えると、アウトドアの世界はゆるやかに改良が進んでいるものの、革命的な変化や世代交代はほとんど起こってない。20年前には、すでにゴアテックスを始めとする防水透湿素材もサーマルアンダーもフリースもあった。多少軽く、多少しなやかに、多少薄くなったという程度。最大の変化は、価格が下がったことくらいだろうか(ユニクロだとフリースが数百円だもんな)。さすがに地味で小さな業界だ。

じゃアウトドア道具で、20年前と比べると同じものと思えないほど進化したモノって、何があるだろう?
 あっそうだ、リヴァーカヤックがある。プレイボートは、20年どころかここ10年でも同じものとは思えないくらい大きさも形も変わり果てた。20年前だったら、きっとリヴァー艇もポリじゃなくてFRPばっかだったんじゃないかなぁ?

 他に変わったもの、何があるんだろ? あんまりなさそうだな。ま、新たに登場したスポーツは別として。

でも、考えてみれば、一番変わり映えがなく、進歩してないのは、他ならぬ僕自身のような気がする……。いや、むしろ退化してるか。少なくとも高校生の頃は、もう少し身奇麗な美少年だったよな。こんな野人のオッサンではなかった……。記憶力なんて、とても比較にもならん。ヤレヤレ。

 う~ん、なんとも切ない結論になってしまったぞ。こんなハズではなかったのに。

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普段使いしてらっしゃる方は人気ランキングを、「んなもん、カッコ悪くて普段着られるかよ」というオシャレな方はranking.gifを、「サーマルアンダー? 何それぇ?」という方は、両方クリックしておきましょうね。きっと明日は良いことがあるでしょう。


投稿者 Ryu : 12:08 PM
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コメント

おお、タイムリーな話題。
今日の夜から年に数回あるかないかのスーツが必要な出張で新潟に行くんですが、寒いだろうからと思ってパッキングの際にサーマルアンダーを持っていこうかどうか迷っていたんです。でも、丸首で持っているのはネイヴィーだけなんですよねえ。ジップネックならライトグレーのもあるんですが。どちらにしてもワイシャツの下には着られないのであきらめました。

最近、ファイントラック教信者とさえ言われてしまうようになった僕が言ってもあまり説得力はないかも知れませんが良いですよ、あそこの製品。

リバーカヤックを始めた約10年前、僕はかの銘艇ダンサーを買いましたが、今は初心者でも短くてハードチャイン、フラットボトムの艇が当たり前になってきましたね。と言うよりそんなのしか売ってないし…

Posted by: さのし : March 23, 2005 6:35 PM

ファイントラックは、次回日本に行ったらぜひ試します。
『プロガイド・ワークショップ』が10月末とか11月頭とかになりそうなんで、試用のタイミングとしては絶好。

ダンサー、あぁいう良い艇が今はないんですよね。
初心者に基本的なパドリングやロールを教えるには、今の過激なプレイボートより、絶対あぁいうのが良いんですけど。
僕はスタントバットを持ってるんですけど、後輩が借りてったまま戻ってこない……。
しかもアイツ、今期はうちの会社に戻ってこなかったから、もうあの艇も戻ってこないかもしれない……(涙)

Posted by: Ryu : March 23, 2005 9:38 PM

ご紹介いただき、恐縮しております。

私がシーカヤックでアウトドアに出た、まさにその年、finetrack製品も世にでて来て、アンダーについては何一つ悩む必要がありませんでした。 幸せ者です。
フラッドラッシュタイツは、足首が何故かもう、擦り切れてます・・・そんなに使ったっけな?

ブリーズラップの保温性をもうちょっとあげるために、最近パタゴニアのR5トップと、Caplene lightweightの半袖を足しました。

もうこれで、寒さ対策は完璧!・・って思ったら、もう春なんですね~、、

Posted by: おっくん : March 24, 2005 2:16 AM

西表島でシーカヤックのガイドツアーが遭難したようですね。

Posted by: Hokulea2006 : March 24, 2005 2:36 AM

沖縄タイムス
2005年3月24日(木) 朝刊 31面




西表でカヤック3人不明/観光の母娘とガイド
 二十三日午後二時四十分ごろ、竹富町西表島の観光ガイド業者から石垣海上保安部に「シーカヤックで竹富町の新城島下地から西表島に向かっていた観光ガイドから海上保安庁に連絡するよう電話があった」と通報があった。同保安部によると、観光ガイドの本郷雅則さん(37)=竹富町南風見仲=と、観光客の奈切美香さん(39)=横浜市港南区、娘の量子さん(10)の行方が分からなくなっており、航空機や巡視艇で捜索している。二十四日午前零時現在、発見されていない。
 同保安部や八重山署の調べでは、三人は二十三日午前九時ごろに新城島下地を出発。新城島と西表島の直線距離は約七キロで、通常なら約三時間で到着するが、三人の行方は分からないままだ。

 三人は救命胴衣を着用しているとみられ、長さ約五・四メートルの一人乗り用と長さ約六・三メートルの二人乗り用の計二隻のグラスファイバー製シーカヤックに分乗。量子さんが本郷さんか美香さんのいずれかと二人乗りし、残る一人が一人乗り用に乗っているとみられる。

 三人は二十二日に、西表島から新城島下地にシーカヤックで渡り、一泊した後、西表島に戻るところだった。

 第十一管区海上保安本部は航空機四機、巡視艇四隻で新城島を中心に周辺海域を捜索。竹富町総務課は、黒島と西表島東部の消防団に協力を要請し、二十四日早朝から捜索に参加するという。

 石垣島気象台によると、二十三日の石垣島地方(石垣市、竹富町)は風が強く、平均風速七―八メートル、最大瞬間風速は午前十時十八分に一九・四メートルを記録。波も高く、午前と午後を通じて、波浪注意報が発令されていた。


天候急転 無事祈る家族


 ガイドの本郷さんは日本縦断のキャリアを誇り、「国内でも指折り」と仲間の評価も高い。海上保安庁などによる懸命の捜索は夜通し続けられ、本郷さんの妻や仲間らは三人の無事を信じ、祈った。

 本郷さんの妻は「午前中に本人から数回の電話があり、ボートを持つ友人の電話番号などを教えた。救助を求めたかもしれない」と説明。「とにかく海上保安庁からの連絡を待っている」と心配そうに話した。

 奈切さん親子が宿泊していた西表島の旅館オーナーは「母親は川でのカヌーの経験があると言い、救命具などの装備も自前で持ってきていた。娘さんはハキハキと礼儀正しくかわいらしい印象。冷たい北風の荒れた天気が続いているので心配だ」と気をもんでいる。

 オーナーによると、三人が出発した二十二日は蒸し暑い好天で海はべたなぎだったが、夜になって北風が強まり、激しい雷雨になった。二十三日は朝から風雨が強く、海は大荒れだったという。

 本郷さんのホームページによると、本郷さんはシーカヤックで波照間島から北海道まで縦断した経歴を持つ。

 シーカヤックツアー業者の中川隆行さん(33)は「本郷さんはおそらく沖縄でナンバーワンのガイド。国内で数本の指に入るだろう」と強調した上で、「朝は天気がとてもよかったので、西表までぎりぎり持つと判断したのではないか。近くの無人島など安全な場所に移動していると信じたい」と祈るように話した。

 西表島カヌー組合の前大敏夫組合長によると、同島では約四十業者が営業。西表島から周辺離島へのツアーは夏場に人気が高く、新城島へは年間約一、二万人が渡るという。


船4隻ヘリ2機、夜を徹し捜索へ


 西表島の消防団・大原分団と豊原分団、黒島の黒島分団は、十二人が参加し二十三日午後七時半ごろから、海岸を歩き三人の行方を捜索した。同日午後十時、視界が悪くなったため捜索活動を打ち切った。石垣海上保安部は船舶四隻とヘリコプター二機で依然捜索中。午後十一時現在、照明弾を上げ、夜を徹して捜索する予定という。


Posted by: Miya : March 24, 2005 1:53 PM

月並みなことしか言えませんが、
今はただ無事を祈っております。

Posted by: Miya : March 24, 2005 1:57 PM

そんな歴戦の猛者がガイドさんだったんですね。

Posted by: Hokulea2006 : March 24, 2005 3:12 PM

本郷氏が遭難とは、こりゃまた……。
ともかく無事をお祈りしております。
もし何か新しいニュースが入りましたら、教えていただけると大変うれしゅうございます。

全員生還しますように。

Posted by: Ryu : March 24, 2005 4:41 PM

沖縄タイムス
2005年3月24日(木) 夕刊 5面




高波の中捜索続行/西表3人不明
 竹富町の新城島から西表島に戻る途中で行方不明となっている観光ガイドの本郷雅則さん(37)=竹富町南風見仲=ら三人について、第十一管区海上保安本部や八重山署は二十四日午前も付近海域の捜索を続けている。前日からの強風の影響を考慮し、捜索範囲を広げているが、午後一時現在、行方は分かっていない。地元消防団も捜索に乗り出しているが、海上はしけており、関係者らの表情は険しい。
 行方不明になっているのは、本郷さんと横浜市から訪れた観光客の奈切美香さん(39)と娘の量子さん(10)。

 十一管は巡視船艇四隻と航空機四機を派遣し、付近海域の捜索を継続。前日から吹いている北寄りの風が強いことから、強風で三人が乗ったシーカヤックが南に流されている可能性が高いとみて、波照間島の南側まで捜索範囲を広げ、行方を探している。

 十一管の職員がシーカヤックが出発した新城島下地に上陸し、海岸付近などを捜索したが三人の姿はなく、持ち物なども発見できなかったという。八重山署は午前七時から警備艇を出し、前日に引き続き新城島と西表島の間の海域を中心に捜索を行っている。

 十一管や同署によると、三人は二十三日午前九時ごろ、新城島下地をシーカヤックで出発し、西表島に向かっていたとみられる。しかし同日午後二時四十分ごろ、本郷さんから妻に電話があった後、行方が分からなくなっている。


無事戻って住民ら祈り


 二艇のシーカヤックに分乗した母娘ら三人が行方不明になってから一夜明けた二十四日午前七時半ごろ、西表島の大原港では、同島消防団が次々と船をチャーターし、海上での捜索に乗り出した。同八時現在、西表島は気温一六度で、北北東の風が強く、海上はしけている。消防団関係者は「小さな船での捜索は無理なので、五トン以上の船を出す。しかし波が高いので厳しい捜索になりそうだ」と、荒れる海を前に表情を険しくした。

 捜索しているのは、豊原消防分団と大原消防分団の団員約十人。チャーターした地元の船五隻に、二、三人ずつ乗り込んで海に出た。玉盛広皓豊原分団長は「波照間島と西表島の間を中心に今日は一日見つかるまで捜索する」と話した。

 大原港とは反対側にある島の西部からも、地元のマリンレジャー関係者らが応援に駆けつけた。

 島の西部に住む男性(43)は、捜索船のアシストとして乗り込んだ。「今日は波が高く西部から船は出せない。昨日もだいぶ海がしけており、地元の遊覧船も運航を見合わせたほどだったのに、どうしてカヌーを出したのか。無事に戻ってほしい」と話した。

 港には本郷雅則さんの友人らも駆けつけ、捜索船が出るのを心配そうに見送った。


Posted by: Miya : March 25, 2005 1:17 AM

時間がたちすぎてるのが、なんとも気になります。

Posted by: Ryu : March 25, 2005 10:07 AM

March 18, 2005

今度は、ニュージーランドのカヌーの話。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)23度、(低)13度。

[海洋気象] (エイベル)
 北10ノット、南西10ノットに変わる、ただし、セパレーションポイントより北では夕方に南東15ノットに。
[潮汐表] (ネルソン)
 High 03:39 AM 3.3 m  Low 10:01 AM 1.6 m
 High 04:06 PM 3.1 m  Low 10:05 PM 1.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 【過去三日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  [水曜]
晴れときどきにわか雨午後にわか雨。風おだやか。(高)23度、(低)13度。
 [木曜]
晴れ晴れ、風弱い。(高)21度、(低)13度。
 [金曜]
晴れ晴れ。南東風。(高)20度、(低)11度。(以上、水曜の時点のもの)

[海洋気象] (エイベル)
 [水曜]セパレーションポイントより北:南東15ノット。その他:変風10ノット。海況はおだやか。午後のにわか雨の中、司会良好。
 [その後12時間]北部は南東15ノット、南部は変風10ノット。(以上、水曜の時点のもの)

[潮汐表] (ネルソン)
 [水曜]
 High 02:18 AM 3.8 m  Low 08:12 AM 1.1 m
 High 02:34 PM 3.7 m  Low 08:31 PM 1.2 m
 [木曜]
 High 02:55 AM 3.5 m  Low 08:56 AM 1.4 m
 High 03:16 PM 3.4 m  Low 09:12 PM 1.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

15日(火)時点の予報と、上記16日(水)時点の予報がけっこう違う。特に16日(水)に関する予報、全然違うじゃん。当日朝起きたら、いきなりにわか雨の予報に変わってると、これけっこう憂鬱。
 で、実際はどうだったかというと、
[水曜]確かににわか雨の降ったところもあったらしい。オネタフティはパラパラしたとか。ウォータータクシーで移動中も、海のど真ん中でところどころ雨が降ってる場所が見受けられた。が、僕らのグループは結局一滴も降られず。午前中は曇り、南東5kn。午後は快晴無風。
[木曜]基本的には水曜と同じ。早朝は曇りで南東5kn、あとは晴れたり曇ったりで、午後は無風。夕方から曇って、夜に雨が降るかと思ったが(当日朝そういう予報が出ていた)、結局夜中に晴れた。
[金曜]早朝は曇り、南東2kn、昼前からアホのような快晴になって、超暑いインディアンサマー。夕方日暮れ前になって地表では北10knが吹き始めたが、上空の雲は動いていない。今頃シーブリーズか???

 ツアーは、満員御礼だったので、勝手に盛り上がってくれて楽チン。
 ただ、中年の米国人弁護士夫婦が、アラスカで9日間だの、バハで7日間だの、ベリーズで7日間だの、世界中の有名フィールドでシーカヤック・ツアーに参加しまくってる人たちだったので、こっちもニュージーランド商業シーカヤッキング界の威信をかけて勝負をかけた。
 でも、体力が落ちてるねぇ。三日目の午後になると疲れが出てきて、最後の最後のクロージングまでテンションが続かない。まぁそれまでにいいツアーやってるんで問題ないんだけど、ハイテンションのまま最後をビシッと締められなくなっているのは、やっぱりダメだなぁ。 ec 8

ボイアンシー・エイド(分かりやすくいうと、いわゆるライフジャケットのこと)がそろそろ寿命間近という感じだ。
 前の黄色いヤツはプロガイド・ワークショップ2003およびツアーリーダー・セミナー2003でレスキューのデモンストレーションをやりすぎたため、ジャパンで見事お陀仏となった。
 今の青いヤツは、2003年11月にこちらで仕事復帰したときにまだまだ新品同様だった、後輩のをぶんどったもの。ぶんどったっつっても、彼はそのシーズンは戻ってこなかったから、持ち主がいなくなってたんだけど。
 ホント新品ピカピカだったのに、もうダメになってきた。冬も働いていたとはいえ、2シーズンもたないんだから参る。何とか今年春(日本では秋)のプロガイド・ワークショップ2005およびツアーリーダー・セミナー2005までは、コイツをもたせたいところ。というか、今の会社体制だと、ボイアンシー・エイド寄越せっていっても、なかなかくれないだろうし……。

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実は本日のエントリーは、13日にアップしたポリネシアン航海カヌーとJRCA。の一部、つまり得意技の脱線として書いたものなのだが、全体があまりに長くなりすぎたので、独立させて今日のエントリーに昇格した。

 さてさて、脱線の先はここニュージーランド。先住民のマオリ族は、ご存知の通りバリバリのポリネシア人である。もちろんハワイと祖先を共有するので北島には小錦、武蔵丸、曙みたいな連中がそこらじゅうにうようよいるし、同一文化圏に属するので言葉や使う道具などにも未だに共通性が多く見出せる。

 カヌーもその一つ。マオリは、故郷「ハワイキ」(どこのことを指しているのか、今もって特定されていない)から「ワカ」と呼ばれる巨大ポリネシアン外洋航海カヌーに乗ってアオテアロア(ニュージーランド)にたどり着いたという伝説を持っているのだが、それぞれの部族の名は、もともと彼らが乗ってきたワカの名に由来しているのである。つまり、「部族=同じカヌーに乗ってきた者たち」だ。ま、もともと同じ部族の者が、部族の名をつけたカヌーに同乗してきたというのが真相だろうけど。

 先日紹介したHokulea2006さんのメインサイトの中のホクレア号をめぐる沢山のお話を「さまざまなお話のあらすじ」というページの最後に、マオリの若者がタヒチから大きな外洋航海用ワカを建造し、アオテアロアに渡る話が紹介されている。

 というわけで、本日はホクレア号の親戚ニュージーランド版、ワカの四方山話。

僕が昔、オークランドの博物館で撮ってきた戦闘用カヌーの写真がこれ。これだって相当にでかいが、外洋航海用はこれよりはるかにでかかったのだろう。
 あ、そうそう、このサイト、あまりに容量が大きすぎてサーヴァに負荷をかけすぎるという事で、「もっとよく見たい」ボタンを押した先の拡大画像は、すべて削除してしまっているので、あしからず。

ここエイベルタズマン国立公園にも、ワカを使ったガイドツアーがある。
 最近ここの仕事ぶりを気をつけてみているのだが、この会社、ものすごく良いツアーをやっている。シーカヤックみたいにただ漕がせるだけじゃなくて、マラハウを出発したらすぐに、マオリ独特の漕ぎ方を習う。これはパドリング・フォームだけではなく、歌、掛け声、パドルを舷側を叩くなどの組み合わせで、横で見ているだけで非常に楽しいシロモノ。これを練習しつつ漕ぎ、3kmほど先のアップルトゥリーベイに到着した頃には皆しっかり習得しているというわけだが、それがおりしも他社のシーカヤックツアーがビーチで休憩しているタイミングなのである。ビーチのすぐ近くに浮かび、今まで練習してきた振り付けをシーカヤッカーたちに披露し、拍手喝采を浴びる、という段取りだ。
 見ているシーカヤッキングのお客様も楽しいが、やっているワカ・ツアー参加者はさぞかし良い気分だろう。他社の商品ながら、誠に見事な演出である。アッパレ。
 拍手を浴びた後は、もう1km先のスティルウェルベイまで漕ぎ、そこで今度は陸でタイハというパドルを使ったダンス(のようなもの)を習ったり食事をとったり。こりゃ絶対に楽しい。

 ウチの会社にもマオリ・カルチャー・ツアーはあって、内容としてはウチの方が盛りだくさんだし、食事も圧倒的に良い(というか、ワンデイ・アウトドア・ツアーでこれだけの食事を出すツアーは、世界中探してもそんなにないというほど常識はずれな豪華メニュー)。この商品を開発したオーナー会社の連中は、「本場ロトルアのツアーにも負けない、国内最高のマオリ文化ツアー」と豪語しているが、なんせ値段がメッチャクチャに高いし、果たしてあそこまで盛りだくさんにする必要があるのかどうかも疑問。僕の目には、この業界に詳しくない素人が、何でもかんでも詰め込んで「豪華幕の内弁当」にすれば良いってな発想で作った、過剰装飾ギラギラケバケバのコケオドシ商品に見えてしまうんだよなぁ。
 むしろエイベルタズマン・ワカ・ツアーズのように、シンプルながらマオリ流パドリングや踊りを習って、一体感と達成感(なんせ他の観光客から拍手をもらえるんだから、これ以上の達成感はなかなかないぞ)を与えるという方が、ツーリズムの商品としては大正解というか正統派の王道というか、そんな気がする。

 エイベルタズマン国立公園の観光手段は、ガイド・ウォーク、シーカヤック、観光フライト、遊覧船などそれこそいろいろあるが、たぶんそれらの中でもこのワカ・ツアーは今イチオシではないかと思う。ウチの会社のシーカヤッキングに参加するくらいなら、こっちの方がいいかもね。小さなお子様でもワカなら大丈夫だろうし。
 僕も来年度はここのガイドやってみようかなぁ。
 一人のガイドが担当できるお客様の数も、シーカヤックとは桁違いだから、オペレータ側にとっても人件費美味しいだろな。

 ちなみにニュージーランドでは、ワカを使ったカヌーレースも盛んで、何をかくそう我が社にも、昨年冬(北半球で言えば夏)にハワイで開かれたレースに、ニュージーランド代表としてワカを持ち込んで戦った選手がいる。僕ももう少し腰がよければ、ぜひともやってみたいのだけど>ワカ・レース

ところで3月13日のエントリーのコメント欄と、トラックバック元ブログをお読みいただけただろうか?
 この一連のエントリーのきっかけを作ってくださったHokulea2006さんが、素晴らしい文章を残してくださっている。

 あえてここでは再述しないが、コメント欄ではアウトリガーのついたワカ(ワカ・アマ)についての詳細な説明をいただいた。お恥ずかしいことに、僕は以前聞いた「マオリはアウトリガー・カヌーを持っていなかった」というどこかで聞いた話をそのまま信じており、現在のワカ・アマ(アウトリガー・ワカ)は、近代になって作られるようになったものだと思っていたのだが、伝統的に昔から存在していたことを教えていただいた。

 またトラックバック元のエントリー、ホクレア号を待ちながら「JRCAと航海カヌー招致」では、

 このウェブログはリモート・オセアニアの航海カヌー文化復興運動とそれに関わる太平洋諸地域の海洋文化を採り上げ、航海カヌー文化と日本列島がいかに関係を築いていけるかについて考えていくことを目的としていますので、JRCAについてはどこまで踏み込んで良いものかいまだ計りかねておりますが、今回はあえて本来の主旨を踏み外して語ることにいたします。
とおっしゃりつつも、JRCAについてまったくおみごととしか言いようのない分析と考察をご披露なさっている。同問題専用掲示板ではカヌーイストたちがやたらに感情的になって議論が空回りしているのとはまったく対照的。いやはや、恐れ入りました。僕の稚拙な駄文がお恥ずかしい。

 ともあれ、Hokuela2006さんには、ポリネシアン航海カヌーへの興味を大いにかきたてさせていただきました。心よりお礼を申しあげます。

 マヂで来期はワカのガイドやるかなぁ。なんかそそられるぞ。
 で、そのうちデカイ外洋航海用ワカで日本に向かう。良いかも知れない。

 って、僕は冒険家には向いてないんだってば(^^; 向いてない自覚があるのに、ついそんなことを考えてしまうだけの威力があるよなぁ>外洋航海カヌー

関連過去ログ【ポリネシアン・カヌー関連】
 ◎ポリネシアン航海カヌーとJRCA。 (2005年3月13日)

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ポリネシアン・カヌーに惹かれる方人気ランキングを、スター・ナヴィゲーションにそそられる方はranking.gifをクリックしておくべし。


投稿者 Ryu : 5:43 PM
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Title: おじいさんのはじめての航海
Excerpt:  先日ご紹介したヤップ島の航海カヌー「ペサウ」号の航海を紹介した本が届きました。  大内青琥『おじいさんのはじめての航海』理論社、1989年/2000年(新装版) http://www.amazon.co.jp/...
From: ホクレア号を待ちながら
Date: 2005.03.27
Title: Waka Moana Exhibition続報
Excerpt:  以前にも紹介した、アオテアロア(ニュージーランド)のオークランドにあるマリタイム・ミュージアムが来年にも予定している航海カヌーの企画展「Waka Moana(そのままワカ・モアナ...
From: ホクレア号を待ちながら
Date: 2005.04.26
コメント

Ryuさん、こんにちは。

ポリネシアンカヌーのことですが、僕の義父がヤップ島から小笠原諸島までアウトリガーのついたカヌーを作製(ヤップの酋長がメイン)、航海しています。その様子を本にしていますので、もし機会があれば、読んで見て下さいね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652011377/249-1875201-3467558

Posted by: KAZU : March 19, 2005 1:13 AM

KAZUさま、この本のことは全く知りませんでした。ミクロネシアから日本への伝統的航海カヌーでの航海というと、1975年のチェチェメニ号が非常に有名なのですが、色々調べてみると、それ以前にも以降にもいくつかの例があったらしい事はわかりましたが、本にまでなっていたとは驚きです。早速注文完了しました。
 ヤップ島はミクロネシア連邦の首都がある島ですし、外部から空路でこの海域に入る場合は入り口となる所なのですが、実は民族的には伝統航海術の本場である中央カロリン諸島とは別系統で、この海域の人類学研究でも、カロリン諸島からヤップ島への貢ぎ物の大航海については言及があるのですが、ヤップ島にそれだけの長距離航海を行う技術があるとは思いませんでした。
 実は再来週から福岡に行く用事があるのですが、そのカヌーがまだ福岡にあるのであれば、是非とも訪ねてみたいものです。

Posted by: Hokulea2006 : March 19, 2005 3:19 AM

Ryuさま、アオテアロアでのワカのツアーの様子が非常に良く伝わって来ました。ワカはアオテアロアの歴史と深く結びついた船ですし、ガイドツアーでも色々とワカにまつわる話、例えばアオテアロアの植民神話やワカ文化復興の動き、ポリネシアやミクロネシアで始まった遠洋航海などを話してあげると、お客さんも喜ぶのではないでしょうか。
 マタヒ・ワカタカによるタヒチ・アオテアロア間の航海記はJeff Evansの「The Discovery of Aotearoa」に載っています。これが一番この航海については詳しいです。ホクレアによるアオテアロア・ハワイ往復航海はBen Finneyが「The Voyage of Re-discovery」で書いています。

Posted by: Hokulea2006 : March 19, 2005 3:32 AM

Ryuさん、こんにちは。

このカヌーは福岡ではなく、大阪にあるようです。

http://www.sonoda-u.ac.jp/private/k25022/PESAU0.htm

園田学園という学校が持っていると10年ぐらい前に義父から聞いた記憶がありますが・・・

酋長のガアヤンさんも亡くなられたし、現在展示しているかどうかわかりません。

義父は画家なので、この本には義父の描いた絵もたくさん載っており、お得ですよ(^^;。

再来週から福岡ですか!うらやましぃ。僕は九大探検部に所属していたので、ケービングとかも少しだけかじったことがあります。カヌーは学生時代やったことはありませんでしたが、部員は四万十によく行っていました。懐かしい思い出です。

Posted by: KAZU : March 19, 2005 11:05 AM

たしかに尼崎にあるようですね。今年、関西に行くのは9月かなあ。民博にあるレッパン師のチェチェメニ号と併せてペサウ号も見てきます。ペサウ号についてはお義父さまの本が手元に届き次第、私のウェブサイトでも紹介させていただきます。

Posted by: Hokulea2006 : March 19, 2005 11:21 AM

うわわ、なんかすごい情報がテンコ盛りになってて、驚きました。
お二方には、大感謝です。

あの本の存在は存じてましたが、そういう本だったんですね。
しかもKAZUさんの義父さまでしたか。
読まねば。

Hokulea2006さんに教えていただいた本も読まねば。

忙しいな(笑)
でもこういう忙しいのは大歓迎だ、ワハハ。
早くオフシーズンになって暇が欲しい。

大阪だったら、福岡よりも見られるチャンスが大きいかもなぁ。

Posted by: Ryu : March 19, 2005 8:58 PM

March 12, 2005

LED関連。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。午後シーブリーズ。最高気温19度、最低気温10度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット、午後一時北東に変わる。海況おだやか。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:52 AM 0.3 m  High 12:04 PM 4.5 m
 Low 06:08 PM 0.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

予想最高気温が、ついに20度を切った……。でも快晴だから、明らかに昨日より暖かい。炎天下に締め切ってしばらく放置した車でも何とか乗れてしまうくらいには涼しくなってるが、でもまだ窓全開で走らないと暑いくらいの陽気。一番良い季節。
 海況はおだやか、水もクリア。

 クライアントは、英国人カップルと、若いスウェーデン人の女の子4人組(なんで北欧人は美女が多いんだろう???)。特に問題なく、つつがなく終了。午後レンタルは後輩に押しつけて帰ってきた。 rent 6

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昨年7月8日のエントリーで書いたように、今計画中の家には、省エネのためになるべくLEDのライトを多用したいと思っているので、コンポストトイレや薪ストーヴと並んで、気にして情報を集めているものの一つ。

 最近のニュースにこんなのがあった。

 ◇ITmedia「人類が手に入れた第4の“明かり”――LEDの現状と将来」

 フムフム、上記エントリーの中で暖色系のLEDが欲しいと書いたが、三原色揃ってるから色は自由自在なのか。言われてみりゃなるほどそりゃそうだってなもんだが、知らなかった。朗報、朗報。

 明るさの問題もだいぶクリアされてきてるのね。ま、そもそも我が家は日本式の「部屋中まんべんなく昼間のように明るい照明」をやるつもりはないので、この辺はあまり心配していない。

 なんかSFチックな照明も出てきたし、そのうち家庭の壁や天井全体が光るような時代になるのか?

 ◇NIKKEI ShopBiz「『フランクフルトメッセ2004 Light+Building照明展から』(その1)今年はLEDが主役!」

 ドイツ・フランクフルトも、まぁ似たような感じだが、この一文は見逃せない。

日本全国の交通信号機光源がLEDに替わるだけで国内原子力発電所2箇所分が不要になる(それだけ省電力)

 交通信号機だけで、原発二つ分の省エネ!

しかし、高い……。高価だ。結局これが問題だ。まぁ技術革新と普及の相互作用でだんだんに下がるとは思うが……。

 ◇aki's STOCKTAKING「LED電球」

 この記事内でも電球が紹介されているが、やっぱりまだ高価である。

 しかし、この革命的な照明器具は、何とか普及させて価格を下げねばなるまい。がんばって我が家も、なるべくLED多用しよう。金何とかせねば(^^;

 ちなみに最初の『ITmedia』の記事中では五つのメリットが記されているが、僕らアウトドアズマンとしては、こちらの『aki's STOCKTAKING』の中のもう一つのメリットが見逃せない。曰く「赤外線が出ないので虫がこない」。
 つまり家の照明を全部LEDにすれば、いやな虫は全部隣近所の家に吸い寄せられて、自分とこは網戸もなしで余裕ってことにもなるんじゃない? いいなぁ、それ!

ともかく、僕はLED応援するぞ。
 上記記事内からリンクされていたが、メモ代わりにここでもリンクしなおしておこう。

 ◇『LED照明推進協議会』

 勉強になるサイト。そっか、人体への影響もまだ未検証なのか。これは忘れちゃいかんな。今後要チェック。

 ともかくがんばって推進してくださいまし。微力ながら、応援いたしまする。これで原発二つ、三つ潰せるなら、価格なんぞなんのその。

 がんばって金稼ご。
 しかし電球ごときのために満身創痍の老体に鞭打つハメになるとは、思いもよらんかったな、ワハハ。

関連過去ログ【原発関連】
 ◎原発事故をなくすには。(2004年8月16日)
 ◎省エネ案、あれこれ。(2004年8月22日)
 ◎そろそろノド元を過ぎた頃合い?(2004年9月23日)

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「LED良いな」と思った方は人気ランキングを、「いや、白熱灯の方が情緒がある」と思った方はranking.gifをクリックしておいて下さい。
 「いやいや、やっぱり灯油ランプだ」とおっしゃる方、お友達になりましょう(笑)


投稿者 Ryu : 6:00 AM
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コメント

Ryuさん、こんばんは。

LEDは色々な意味で奥が深いですよ~。
あの中村修二さん
http://www.engineering.ucsb.edu/Announce/nakamura.html
の著作もほとんど読んだし、裁判の行方にも注目していました。

日本の信号が遅々としてLEDに替わらないのは、単純に既得権益のためみたいです。LEDに替わると電力だけでなく、(電球のメンテをする)人も大幅に削減できますから。

あ、それから、HydrexiaでGoogleって見てください。僕が作った水素吸蔵合金の会社が出てくるはずです。

目指すは、第二の中村修二!

Posted by: KAZU : March 13, 2005 2:24 AM

LED照明自分もちょっと興味もってました。これだと発熱も少なく効率もいいので、小規模な自家発電でもそのうちまかなえるのではないかなと思います。今日アウトドアショップへ行ったんですが、ヘッドランプももう軒並みLEDになってますね。

そういえば東京都でも自分の住んでるエリアはもう交通信号は全部LEDに置き換わった感じですね。こちらはこちらで輝度が全部同じなので、色覚異常の方には見難いという問題もあるそうで、色によって大きさを替えるなどの研究がされてると聞いたことがあります。

虫が来ないのはいい事ですね。ただ特定のスペクトラムのみを出す蛍光灯よりも熱放射の白熱電球の法がリラックスできるのは気のせいなのかな?そのへんも解明されていくといいですね。

Posted by: Nori : March 13, 2005 4:57 AM

>KAZUさん
中村さんの話、信号の既得権益の話、やっぱり新しいテクノロジーには色々と「裏話」がついてまわりますねぇ。

Google検索やってみましたが、いっぱい出てきてどれがKAZUさんの研究なのか良く分かりませんでした(^^;


>Noriさん
なるほど、色覚異常者に見難いんですか。
色々あるんっすね。

リラックス度って、確かに炎や白熱球の方が上ですよね。
ただ、実家の僕の部屋は白熱球色の蛍光灯にしているんですけど、あれだと普通の昼光色のよりはリラックスできるようです。
LEDもリラックスできる色やスペクトラムのライトになって欲しいですね、ホンマ。


Posted by: Ryu : March 13, 2005 8:16 AM

Ryuさん、こんにちは。

実はHydrexiaは僕と同僚が作った会社なので、Googleで出てくる検索結果(と言っても150件ぐらいですが)すべて僕らのことを報道しているのです。

青色LEDは光がシャープなので色覚異常者の方には白く見えるみたいです。で、数年前、波長の違う青色LEDを信号機の青のランプ内に多数配置して、色覚異常者にもわかりやすくする(つまり波長に幅をもたせる)特許をある会社の方に打診したのですが、却下されてしまいました。

Posted by: KAZU : March 13, 2005 12:58 PM

> すべて僕らのことを報道しているのです。

あ、ひょっとしてそうかなと思ったんですが、やっぱそうだったんですか!
スゴ。


>特許をある会社の方に打診したのですが、却下されてしまいました。

え、却下なんですか?
何でなんでしょう?
なんか不思議です。

Posted by: Ryu : March 13, 2005 1:50 PM

March 5, 2005

ドライバッグの修理に挑戦。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。北風。最高気温23度、最低気温16度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:北西20ノット。その他:南西10ノット、昼前に北に変わる。北部の海況はやや荒い。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 04:47 AM 3.3 m  Low 11:18 AM 1.4 m
 High 05:32 PM 3.2 m  Low 11:45 PM 1.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

日が短くなった。起きてからもしばらく明るくならない。そういえばもうすぐ秋分の日、つまりもうすぐサマータイムも終了。なんか早いなぁ。

 本日も見事な秋晴れ。北風の予報だが実際にはほとんど吹いていない。でも北の気圧配置には違いないのでかなり暑い。木陰のそよ風の気持ちいいことこの上なし。

 本日は、キウィ4人組(4日)と、フランス人・ポルトガル人混成4人組(2日)のレンタル担当。後者のグループは非常にまじめに話を聞いてるが、キウィ連中はそのうち飽きてきて、途中から集中力がなくなった。しかもシングル2艇に乗った二人がほとんど素人。海上ではエヴリンが担当してくれたので、彼女は行かせてしまったが、僕だったら連れ帰ったところだな。さて、4日間沈しないで無事にすごせるか? rent 8

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極々私的なメモ、其の壱。
 昨日のエントリーで愛娘の「しゅっしゅGo away」というセリフに茶々を入れたが、家人がその後聞き込んできたところによると、実はこっちでは「シッシッ!」を「シュッシュッ!」というらしいことが判明。

 負けた、物知らずであった、二歳児に惨敗。まだまだ勝率100%圧倒的有利だと思っていたのに、早くも一敗を喫してしまうとは、イヤハヤ先が思いやられる。

極々私的なメモ、其の弐。
 昨日発売の『ポピュラーサイエンス・日本語版』に、僕が載ってるはず。原稿書いたのは僕じゃないんだけど、モデルとしてね(笑)

極々々々私的なメモ、其の参。
 リヴァーサイド・コミュニティのフェスティヴァルをのぞいた。フィンが大きくなっててビックリ。ジュールズもいた。

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昨年12月4日のリレーエッセイにも書いたとおり、ここ数年まともにカバンとかバッグとかザックとかを使う機会がほとんどなくなってしまい、ドライバッグ一辺倒。
 その代わり、当然ながらドライバッグの使用頻度はメッチャクチャ高い。一年365日のうち、おそらく300日近くは持ち歩いているのではないか?

 僕が主に使っているのは、Outdoor-Market.comでもおなじみのカスケード・デザインズ社シールラインなのだが(時代遅れと笑いたければ笑え)、これだけ使用頻度が高いとニ、三年で水漏れが始まる。穴が開くとか縫い目がほつれるってんじゃなくて、生地全体が擦れて薄くなってしまうのだ。

 今シーズンの始めに10リットルの黒いバッグが浸水し始め、仕方ないので少々かさばるけど20リットルのグリーンのバッグを代わりに使っていたのだが、ついにこっちも浸水が始まった。同じ頃に買ってたから、同じ頃に寿命が来たか。

 買い替えの時期なのだが、これが結構な価格。
 言うまでもなく、プロは渋チンである。商売道具買うのに金に糸目をつけないなんていってたら、儲けなんかなくなっちまう。プロが糸目をつけずに使う道具は、どうしてもそうせざるを得ない超大事なモノだけ。
 だからドライバッグの場合も、命にかかわる大切なモノを入れる場合に限って、金に糸目をつけずに良いものを買う。でも、普段使いの通勤用、日常業務用のドライバッグなんぞにゃ、なるべく金は使いたくない。

 ってなわけで、イチかバチかで修理を試みた。

まず漏水テスト。

水漏れテスト

 これ、別に水をかけたわけじゃない。完全に乾いているバッグに、外側を濡らさないように静かに内側に水を注いだところ。一ヶ所や二ヶ所のパンクじゃなく、バッグ全体から水が染み出してるのが一目瞭然。これのどこがドライバッグだってぇの。

 このテストの結果、この黒いバッグよりも、グリーンのバッグの方が軽症だと分かった。黒いバッグは、ご覧のとおり底から肩のあたりまでまんべんなくバッチリ漏水しまくりだが、グリーンの方は底から下三分の一くらいしか漏水していない。だからグリーンを実験台にしてみることに。

シームシーラーを塗る

 とはいえ所詮は野人、難しいことは良く分からない。手っ取り早い方法として、テントやザック用のシームシーラーを塗ってみた。たぶんダメだろうと思いつつ、もしOKだったら$30ほど浮く計算になるので、やってみる価値はある。

 乾くのを待つこと一日……。

日焼けかい!

 あ、やっぱりダメだ。日焼け状態だよ。むくのは楽しいが、なんか空しい……。
 あぁ~っ、こらっ、大きいのは父さんにむかせなさい! と愛娘と奪い合い。

 もし「こういう生地なら、こういうのを使うといいぞ」というのをご存知の方、ご教授くださいm(..)m

もちろん、すぐにアウトドアショップに走って、新たにバッグ購入。今回はシールラインではなくニュージーランド製のもっと安くて薄い物を手に入れてきた。すぐに先日の二泊三日のキャンプツアーに投入したが、優秀優秀。薄いからかさばらないし、良いじゃないの。
 さて、こいつが何年もってくれるか。せめて2シーズンは働いてくれよぉ。

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「オレのドライバッグはそんな旧式じゃねぇよ」と思った方は人気ランキングを、「まだそういうのを使ってる」という同志はranking.gifを、「ドライバッグって何? 干物作るための道具?」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。


投稿者 Ryu : 3:01 PM
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コメント

私も先読みしすぎて南半球の2歳児に危うくKOされる所でした、あー、恥ずかしい。
"shush"ですね>「シッシッ!」を「シュッシュッ!」というらしい
音的にはshrshrっぽく聞こえるんで、前後の脈絡なく言われたら日本語耳には確かに「シュッシュッ」ですね。
でも、やっぱりそれだと「シー」って言うのと同じ流れになってしまって、単独で「どいて」にはならないですねぇ。
黙って欲しかったのでしょうか(爆)。

いずれにしても、go awayと共にその瞬間彼女的にかなり邪魔に思われていたのですね・・・(遠い目)

一体姫にどんなチョッカイ出してたんでしょう>野人殿
どうして最愛のとーさんにそんなにクールに対応するんでしょう>姫。

それからスラング系というか、こういう合いの手系の言葉はぜーったいに子どもには最初っから負けます。
実は自分、つい先日7歳児に「ママさぁ、もうちょっと発音鍛えた方が良いと思うよ。まぁ、僕はママがアメリカ生まれじゃないって知っているから多めに見てあげるけど」って言われたばかりですし。
しかも宿題を見てやって意見の相違(例:作文の言い回しの様な曖昧なもの)があると「ママは英語が第一言語じゃないんだからその答えであってるかどうかわからないでしょ」といい、クラスメートに電話かけて訊いてますもんね・・・だったら最初っから訊くなよぅ(涙)。

Posted by: MM : March 5, 2005 4:05 PM

Ryuさん、こんにちは。

「ポピュラーサイエンス・日本語版」ではお世話になりました。

僕のへなちょこ文章で、かなり恐縮してますが、その分Ryuさんの写真で盛り返してもらっているようです。

最近は、やっぱりビル・モリソンにハマッテしまい、パーマカルチャーのお勉強。そしてティーツリーオイルの研究ブログもはじめてしまいました。

Posted by: KAZU : March 5, 2005 7:17 PM

テント用の刷毛で塗る透明な防水塗料?がありますが、
そんなのじゃ海水には太刀打ちできないかしら?
ゴム系ではなく、ビニール系に感じました。最近使っていないので詳細はわかりません。

久しぶりにシーカヤックに乗る機会をもてそうなのですが
独りなので心細いっす。

Posted by: えるまぁ : March 6, 2005 1:37 AM

黒いほうも防水性を気にしなければ使えるだろうけれど、この際
黒いほうをバッサリ裁断しちゃってグリーンのほうへ張り込んでは
如何でしょ?
ゴム系生地同士ならサンドペーパーで擦っておいて、セメダイン
G17で張り合わせればしっかりくっつくかと。

Posted by: patalow : March 6, 2005 2:45 AM

うわわ、いっぱいコメント。
ありがとございますm(..)m

>MMさん
>一体姫にどんなチョッカイ出してたんでしょう>野人殿

さぁ?(^^;
いや、最近の口癖っすからね>「あっちいって」「Go away」

英語に関しては、ネイティヴの娘に勝とうとは思ってません、端っから。
おそらくあと一年もすれば、達者にしゃべるようになるでしょうし。

>「ママさぁ、もうちょっと発音鍛えた方が良いと思うよ。まぁ、僕はママがアメリカ生まれじゃないって知っているから多めに見てあげるけど」

んなこと言いくさったらドツクけど(笑)
っていうか、ここは世界中のあらゆる訛りが集まっている場所なんで、おそらく宇宙人くんほど親の訛りを気にしないと思いますけどね。


>KAZUさん
いえいえ、どういたしまして、僕、別に取材にご協力したわけでも何でもないですから、お安い御用です。
あんなツラでよろしければ、いつでも使ってください(^^;

ビル・モリソン、面白いでしょう?
福岡正信老師の理念が、南半球であぁいう風に発展するっていうのが、ホントに面白い。


>えるまぁさん
>テント用の刷毛で塗る透明な防水塗料?がありますが、
そんなのじゃ海水には太刀打ちできないかしら?

僕が使ったのは刷毛じゃなかったですけど、基本的には同じものなんですよ。
ダメでしたねぇ。

カヤック、お一人ですか?
お気をつけて楽しんできてくださいね。


>patalowさん
なるほど、貼る込むという手があるか。
しかし、ますます分厚く重くなっちまうなぁ(^^;
いっそのこと、両方とも切り開いて、何か別の用途のための素材として取っておくという手もありますね。

セメダインG17、懐かしいです。
こっちは商品ラインナップがまるっきり違ってて、この手のものは戸惑います、ホントに。

Posted by: Ryu : March 6, 2005 8:17 AM

このバック、見た感じはシールラインの「BAJA」という商品のようですね。その場合、素材はPVCですのでシームシーラーでは付かないと思います。表裏ともにテカテカのプラスティック上の生地(ターポリン見たいなもの)ですよね?
僕も同じものを持っていてこれを修理したことがあります。
そのときは、焚き火で大穴を空けてしまったのですが、自転車のパンク修理用のパッチを貼り付けることで完治しました。
Ryuさんの場合は擦り切れで広範囲に微細な穴が開いてるようなので、自転車パンク修理用のボンドを全面に塗布すれば穴は塞がるように思います。大きな穴にはパンク修理用パッチを付けます。ただし、塗布面がいつまでたってもべチャべチャするようになるかもしれないので、小さな面積で試したほうがいいと思います。
もしくは、サーマレストのリペアキットが使えそうです。(もしその選択をされる場合はジ事前にご相談ください。)
G17は気泡ができて、密着がうまく行きません。

Posted by: Miya : March 6, 2005 2:01 PM

そうです、素材PVCです。
やっぱシームシーラーはダメですか、アハハ。
G17もダメなんですね。

サーマレストリペアキットは、布はまだたくさんあるんですが、糊が全部切れちゃってて、買ってこなきゃダメなんですよ。
パンク修理用ボンドの方が安そうですね。
ありがとございます、今度試してみよう。

ところで、サーマレストのリペアに、パンク修理用ボンドって使えるんですかねぇ???

Posted by: Ryu : March 6, 2005 6:46 PM

サーマレストのリペアにパンク修理用ボンドですか?サーマレスト表面の布に一度下塗りをして乾いてからパッチを接着すれば付くような気もしますが、乾いてからもべチャべチャするがどうかですねえ。正直使えるかはわかりません。

Posted by: Miya : March 7, 2005 2:20 AM

分かりました。
やるときは自己責任で試します(^^;

Posted by: Ryu : March 7, 2005 7:42 AM

ドライバッグ、PVC素材でしたら、自転車パンク修理セットの他に、ゴムボートとかインフレータブルカヤックの修理やファルトボートなんかの修理用部材でも修理できますよ。

Posted by: Miya : March 7, 2005 2:45 PM

Miyaさん、ご丁寧にありがとございますm(..)m

> ゴムボートとかインフレータブルカヤックの修理やファルトボートなんかの修理用部材

困ったことに、このあたりではその手のインフレータブルものがあまり売ってないんで、手に入るかどうか……(^^;
フォールディングカヤックの存在を知らないプロのカヤックガイドがいたりする土地柄なんですよ。
まったく(^^;

Posted by: Ryu : March 7, 2005 4:55 PM

February 17, 2005

みもふたもない。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
にわか雨曇り、午後雨。北西風、のち南西風。最高気温24度、最低気温18度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、セパレーションポイントより北では午前中に25ノットに上がり、夕方にはすべてのエリアで南西20ノットに。北部の海況は一時荒くなる。午後の雨中、視界良好。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 04:25 AM 3.3 m  Low 10:48 AM 1.6 m
 High 04:48 PM 3.2 m  Low 10:54 PM 1.6 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

上空の風は予報通り北西が段々西に振れていたが、なぜか海上では北西から15ノット以上の強い風がサンディ・ベイに吹き込んでいた。
 本日のレンタルのお客様は皆さんけっこう漕げる人たちだったが、これだけ吹かれると全員お手上げ。
 僕も、ガイド艇を引きずり出すのが面倒だったので、手遅行にそこら辺に転がってたレンタル用のパフィンに飛び乗ったら、こいつがラダーがちゃんと上げて固定できない艇で、ペダルがまったく踏ん張れないという、僕の一番苦手なパターン。しかも左手親指はまだ相当に痛むのでパドリングもちゃんとできないので、結構艇の取り回しに苦労した。
 全員ちゃんと漕げる人たちなので、合格を出した上でベースに連れ帰り、全員明日に延期していただく。そのための事務処理などで、普段のレンタルよりも一時間近く余計に時間食った。
 昼過ぎに家に戻ったが、ここでも相当吹いてる。こりゃ海の上は大変だ。 rent 6

  -------------------------------

面白いサイトを見つけた。

 ◇『屑鉄』

 ヒトクセもフタクセもあるナイフに関するサイト。

まず最初に僕のナイフについての好みをはっきりと申し上げておきます。
と、トップページでまず宣言をかましてくれるところなんか、かなり僕の好み。
 誤解のないように申しあげれば、ナイフの好みが僕と同じっていうわけではないない。「僕はこういうスタンスでナイフと付き合ってますよ。そのつもりで読んでね」と、自分の「偏見」を前面に打ち出すところに、大いに共感を覚えるのである。こういうのは、仮に全然自分とスタンスが違っていたとしても、読んでて大変に気持ちいい。
 もう今さら、どこかで読んだことある意見、以前に聞いたことのあるコメントなんて、もう読みたくない。偏見のカタマリでいいから、「独自のスタンス」を見せて欲しいのである。

 どのページも独自のスタンスに満ち溢れてて面白いが、特に「みもふたもなし」は、かなり痛快だったりする。アマチュアのマニアで、ここまでぶっちゃけた話が出来る人は、なかなかいないんじゃないかな。プラクティカル一本槍で、非常に「玄人っぽい」。

 僕みたいな天邪鬼系の道具好きには、お薦めのサイト。

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投稿者 Ryu : 1:19 PM
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コメント

アウトドアクッキングでこれ一本という時は本割り込みの万能包丁が最強のような気がしています。オピネルの8番は食卓に転がしておくと意外に便利ですね。

Posted by: Hokulea2006 : March 20, 2005 11:04 PM

まったく同感です。
昔別のサイトで有料販売していたコンテンツに、ナイフのことを書いたものがあるのですが、そこでも究極のナイフの選択として「ナタ+包丁+小さなツールナイフ(アーミーナイフ)」という組み合わせを推奨してました(笑)

オピネルも、おっしゃるとおり食卓やデスク廻りで活躍しております>我が家

いやぁ、うれしいなぁ、こういう同志がいらっしゃると(笑)

Posted by: Ryu : March 21, 2005 6:04 PM

私は旅行用にヴィクトリノックスのオフィサーを長年愛用して、最近2代目に更新しました。あとはオピネルの8番と万能包丁で家の外は全部足りる感じです。家の中だと出刃に柳刃、最近ではダマスカス鋼の包丁も手に入れましたが。

Posted by: Hokulea2006 : March 21, 2005 10:00 PM

ダマスカス!
あれって見た目は美しいのですけど、切れ味どうなんですか?
昔から欲しいと思いつつ、なかなか手が出なくて。

ヴィクトリノックスは、クラシックとソルジャーですね。
両方とも3代目かな?
でも、最近はあまり使ってないです。

Posted by: Ryu : March 21, 2005 10:15 PM

私のはダマスカスと言っても本割り込みのように中心に炭素鋼を挟み込んだモデルなので、ダマスカス鋼はシャレというか見た目というか。とりあえず錆は来やすいですね。

http://www.ehamono.com/houtyou/kitchen/v10d.html

切れ味はヤバいです文字通り。刃持ちもそこそこ良い感じ。

Posted by: Hokulea2006 : March 22, 2005 12:13 AM

こ、これは美しい!!!
刃持ちも良いんですか。
う~ん、ヤバイ、欲しいです(^^;;;

Posted by: Ryu : March 22, 2005 10:04 AM

February 16, 2005

破壊テストについて。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り晴れ、高曇り。北の突風。最高気温24度、最低気温18度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:西15ノット、午後に北西30ノットに。その他のエリア:南西10ノット、午後に北に変わり、夕方に20ノットに上がる。北部の海況は荒くなる。夕方の雨中、視界良好。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 03:36 AM 3.5 m  Low 09:37 AM 1.4 m
 High 03:56 PM 3.5 m  Low 09:56 PM 1.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

一家そろって寝坊したら、いつもアップしてる深夜0時の天気図を取り込み損ねた。
 天候はほぼ予報通り。

 ちなみに今日はオンの日だが、まだ左手の怪我が思わしくないので休みをもらった。病欠はほとんどしてないはずだが、なんか怪我で休む頻度の高いシーズンだ。

  -------------------------------

今月2日のエントリーで取り上げたデジカメ耐久テストの記事に関して、こんなご意見が。

 ◇zenblog「何がお年玉?」

 いや、まったくおっしゃる通りで。
 zenblogのコメント欄にも書かせて頂いたが、当該記事の文は最初の二、三行を読んだだけで、あまり好ましい文章ではないことが見てとれたので、「其の壱」は斜めを通り越して縦に読み飛ばし、「其の弐」の結果データの部分だけを拾い読みした。
 だから実のところ、zen氏が糾弾していらっしゃるような文章は、最初からまともに目にしていなかった。なんせあのサイト、カメラの破壊データさえ読めばあとは用がないんだから。
 今改めて読むと、確かにこの書き方はちょっとねぇ。

道具を壊れるまで耐久テストをするというのは、確かに必要なことだ。メーカーが開発のためにやるのはもちろん、こうした形で媒体が独自に比較テストをすることにも、僕は個人的には賛成だ。

 特にアウトドア道具なんかも、もっと積極的にやるべきだと思う。例えば人気シーカヤックを岩の上に落として、どれが最初に浸水するかとか、スターン踏み込み式排水法をやる際にどの艇のラダーが最初に壊れるかなんていうレポートは、少なくともプロにとっては乗り味だのスピードだののインプレッションなんかよりも、10,000倍有益な情報だ。
 まぁ、実際にはカヤック、特にFRP艇なんかはいわゆるマスプロ製品じゃなく、家内制手工業製品だったりするので、一艇一艇の個体差が大きく、任意の一艇を破壊テストしても、それを他の同モデルに当てはめるのは無理があるかもしれないのだけど。

 それはともかく、耐久テスト、破壊テストの必然性は、僕は職業柄痛感している。だからこのデジカメ破壊テスト企画自体は、今でも批判する気はない。
 確かにデジカメは、カヤックなんかと違って「耐久性=安全性」という製品ではないので、わざわざ壊す必要はないのかもしれない。しかし、そういうテストレポートがあっても良いと思う。

ただねぇ、zenさんのおっしゃる通り、モノを壊すっていうのは明らかに「イケナイ行為」という側面もあるわけだ。特にこんな時代だもの、なおさらだ。
 ならば、レポートを書き方にも、もうちょいと配慮が欲しかった。

 細かいことはzen氏が全部言い尽くしてくださってるので、これ以上は言わないが、僕自身もモノを書くときに、知らず知らずのうちにこの記事のような配慮不足をやってしまうことがあるので、改めて我が身を振り返って反省させられた次第。気をつけよう。

 とはいえ、すぐに戦闘モードに入って「百も承知の上」で配慮不足のエントリーをブチかますことが多く、また度の過ぎた悪ふざけもやってしまう人間なので、普段いくら配慮してても一発でぶち壊しという話もあるが……。

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投稿者 Ryu : 1:01 PM
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January 20, 2005

JSBストーヴ、新作。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
 快晴。シーブリーズ。最高気温20度、最低気温9度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット。午前中に北西15ノットになり、セパレーションポイントより北では夕方に25ノットに上がる。北部の海況は荒くなる。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 06:32 AM 3.2 m  Low 12:55 PM 1.6 m
 High 06:43 PM 3.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨日まではずっと超快晴だったが、今日は朝一番は高曇り、その後も空のあちこちに雲の広がる一日。おかげで日差しが少しだけ柔らかで、大変にすごしやすい最高に気持ちのいい一日となった。

 ただし、月、火曜日の強風のせいで、水は濁ってしまっている。というか、夏は普通こんなもので、先週までの透明度がこの季節としては異例だったんだけど。

 風は最初は完全に無風のベタ凪、昼からは北西が吹き始め、ピットヘッドより北はかなりのことになっている様子だったが、ロードステッドはもちろん何の影響も受けず、むしろ北西がエディとなって回りこんで南東の微風となって吹き込んできていた感じ。シーブリーズは起こらず、セーリングも出来なかった。
 つまり海洋予報は当たってるが、地上予報は大外れ。

 本日は、キウィの若い女の子二人組、オージーの中年カップル、英国人の中年カップル。昨日とうってかわってゆっくりペースだった上に、僕自身も今日は「漕げる日」、しかも久々に「愛艇ルクシャ」に乗っていたので、大変に楽チンであった。
 二日続けてビーチズ&アイランズなんて、何年ぶりだろう? トレッキングが含まれないツアーは、やっぱり格段に楽だ。 b&i 6

「働き手は、他にもいくらでもいるんだぞ!」

 有望な若手がやる気のない仕事をしたときに「愛のムチ」で発せられるのならば理解できる。
 逆に、下の者の提言が気に入らないときに、上司(あるいは雇い主)が吐き捨てるように、あるいは脅しでこの言葉を発するのは、最低最悪である。

 急に何事かって? ウィルソンズは後者の会社だっていう話。
 そりゃシーカヤックガイドになりたいやつは、掃いて捨てるほどいるよ、この国のことだもん。でもねぇ、ボスに提言をしようという「有能なスタッフ」を切り捨てて、どこの馬の骨とも分からんヤツと取り替えるのが平気っていうのは、どういう了見よ? そういう根性で経営してるから、いつまでたっても毎日毎日「ワンシーズンに一度あるかないかの大ミス」をやらかすような社員しか育てられないってこと、分からんか?>アホウィルソンズ

 また一人、有能なスタッフが業を煮やして去る気配。ヤレヤレ。

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そういや、昨日は久しぶりにトップレス美女を見たんだった。
 思えばこの夏は寒いスタートだったから、かなり久しぶりだったな。確か11月の終わりだか、12月の頭だかに、マラハウで全裸で泳いでる若い女の子がいたが、あれ以来か。
 普段だったら、この時期は目が腐るほど全裸とかトップレスがウヨウヨしてるはずなのに、昨年の夏は悪天候で壊滅的だったし、今年も長雨のせいでほとんどお目にかかっていない「希少種」になっちまってるなぁ。

 ま、どーでもえーといえばえー話ではあるが。

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「しりとりエッセイ #004」のためのお題、まだこちらのコメント欄で引き続き募集中。

 今回は一つ爆弾(最後に「ん」のつく言葉)が混じってるので、次回が最終回になる可能性もあり。今のままだと1/6の確率!
 まだ終わって欲しくない方、どんどんお題をお寄せくださいまし。

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一昨日のエントリーの続き。
 17日に近所のビーチで日帰りで遊んだとき、途中で家人が所用で一回家に戻ったのだが、そのときにちょうどJSBさんから新作ストーヴが届いていた!
 気を利かせてアルコールも一緒に持ってきてくれたので、もちろんビーチで開封してすぐに点火。

JSBストーヴ 新作

 今回はメルトダウンの心配のない鉄製ストーヴに、大き目のコッヘルを乗せても平気な五徳!

 あいかわらず見事な渦巻き燃焼。今回は、写真でも渦を巻いてる様子がごらん頂けると思う。マイスター、お見事です、いつもありがとうございますm(..)m
 マイスターのブログには、「アルミに比べて立ち上がりが遅い」との記述もあったが、実用上何の問題も感じなかった。

JSBストーヴ 新作

 安定感抜群。いやぁ、すんばらしい。今までのとは次元が違う安心感。

JSBストーヴ&野麺

 ラーメンに餅を入れて。う~ん、日本のラーメンは、やっぱり美味い!!!

関連過去ログ【JSBストーヴ】
 ◎今、JSBストーヴが熱い。(2004年6月26日)
 ◎JSBストーヴ新作。(2004年9月15日)
 ◎「野人版クレーマークレーマー」の巻。(2004年10月3日)

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「JSBストーヴ、さすが!」と思った方は人気ランキングを、「五徳、すごい!」と思った方はranking.gifを、「僕(私)も欲しい!」と思った方はとりあえず両方をクリックして、それからJSBさんにお願いしましょう。

投稿者 Ryu : 5:53 AM
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コメント

希少種
人魚と、シーカヤックは 海に出かけないと
お目にかかれないようだと
ようやく気付いた(笑)
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
♭2#ゴトク
最強改造したMSR(s)で使ってみたら
上の写真の黒色化する部分が少し曲がった
けど、通常の火力ならば問題ない。
ちなみに、(s)の場合
ブタンガス、アルコール、赤ガソリンを同時に
タンクに入れて、タンク反転させて着火
その後に正転位置に戻し、さらに加圧する。
Ghooo!という音と二重のサイクロンが発生
すると最大火力に達する。
(1リットルを2分40秒ほどでボイル)
カクテル燃料にしたのは
即着火と燃料管詰まり防止のためなので
タンク内のほとんどは、赤ガソリンです(笑)
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
鉄缶スト
立ち上がりの時間は、温度などの環境に
大きく左右されるようですね。


Posted by: JSB : January 21, 2005 1:18 AM

な、なんちゅう恐ろしいストーヴ……。
調理道具というより、兵器という雰囲気がただよってますが(^^;

> 人魚と、シーカヤックは 海に出かけないと
お目にかかれない

おっしゃる通りで(笑)

ただし、「出かけたからといってお目にかかれるとも限らない」ってのが面白いとこで。

Posted by: Ryu : January 21, 2005 6:07 PM

そういえば
スプーンなどを山屋さんたちが
武器と呼んでいたのは
うなずける話だなぁ(笑)

Posted by: JSB : January 24, 2005 3:49 AM

ロシア語起源説もあるようですけど、個人的にはやっぱり漢字で「武器」っていう方が好きですね。

じゃ、今後はカトラリーを「武器」、ストーヴを「兵器」と呼ぶことにしますか(笑)

Posted by: Ryu : January 24, 2005 9:35 AM

December 30, 2004

2004年回想。

■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  雨のちにわか雨。北東風次第におさまる。最高気温21度、最低気温15度。

[海洋気象] (エイベル)
  【暴風警報】北東35ノット、昼前に北15ノットに落ちる。海況は非常に荒いが、次第におさまる。北の波2m、次第におさまる。午前中は視界は悪いが、次第に回復する。

[潮汐表] (ネルソン)
  High 12:36 AM 3.7 m  Low 06:43 AM 0.9 m
  High 12:59 PM 3.9 m  Low 06:57 PM 1.0 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ いやぁ、久しぶりに濡れた濡れた。
  予報通り海はかなり荒かったので、静かなトレント・ベイのラグーンの中で一日ずっと過ごすプランに。幸いなことに満潮がちょうど昼過ぎだったから可能だったプラン。潮のタイミングが合わなかったら、ツアーをキャンセルせざるをえない海況だった。

  一日中過ごすには、さすがにラグーンは小さいので、ブリーフィングやパッキングはわざとユックリやって、最後の最後に出艇。
  ラグーンに到着するまでの短時間、アメリカ人カップルは大きなうねりにビビる。ラグーンの入り口のサーフゾーンを避けさせてベタ凪のラグーン内に送り込んだら、彼らはホッとしていた。僕はラグーンの入り口のサーフゾーンで一発サーフィンをやってみたのだが、ウォーターボトルを波に持っていかれて、回収するのに四苦八苦した(^^;

  モーニングティーはわざとすっ飛ばし、歩きながらクッキーをかじりつつクレオパトラ・プールへ。茶色の濁流になったプール、初めて見た。イイモノを見せていただきました(笑)
  たっぷりと氷雨に打たれ、しっかりとお腹を減らしていただいたところで、13時すぎにようやくキャンプサイトで昼食。わざと彼らを「干乾し」にしておいたのが功を奏し、温かい食事のインパクトが倍増。
  ちなみにダリルがちょうど昼食を終えてビーチを出るところだったので、見事に張ってあったタープやガスバーナーを残していってくれ、大変に楽チンだった。サンキュ>ダリル

  結局一日中雨が降ってたし、昨夜の大雨のせいで海は赤茶色に染まっていたのだが、最終的にオランダ人からチップをもらってしまうほどいいツアーが出来た!(ケチの代名詞であるオランダ人からチップが出るなんてことは、まずありえないくらい珍しいことなのである) hop 6

■ しかし、予備のフリースやポリプロアンダー、もっと買ってくれよ>ウィルソンズのボス

  -------------------------------

■ ワハハ、これで今年の仕事は終わりだ、仕事納めだ。
  この仕事を始めて以来、大晦日と元旦にパドルを握らずにすんだことなど、ただの一度もなかったのだが、今年はその前後に日本人のお客様からのご指名が集中し、たまたま大晦日と元旦がポッカリと空く形になったので、ラッキーなことに休むことが出来たのだ。

  というわけで、6年ぶりにのんびりと大晦日を過ごし、元旦に寝坊が出来るではないか。
  ホントは年末年始もブログは休まないつもりだったんだけど、6年ぶりのこの貴重な二日間の休暇はもっと大切にするべきだと思い直し、明日と明後日は書かないことに決めた。

■ ってなわけで今日が今年最後のエントリーになるので、今年をちょいと振り返ってみて、思いつくままに走り書き。

■ まず大きな出来事。
  やっぱりなんといってもこのブログを始めたことだ。ブログに関して思うことは、すでに20日のエントリーに書いたので繰り返さないが、生活面から見ると、ブログの開始はやっぱり大きかった。なんせ仕事はアウトドア、インターネットは家に帰らないと出来ない環境。しかも肉体労働の上に労働時間もけっこう長く、さらに家の回線はナローバンド。こういう環境で毎日アップし続けるのは生活ペースの激変を強いられた。
  僕自身はまぁ良いのだけど、家人や愛娘にも色々迷惑をかけてしまったと思う。来年は、この辺ももう少し上手く処理できるようにならんとなぁ。

■ 仕事面。
  これは、なんといっても突然のウィルソンズ介入が大きかった。これも今までさんざん書いてきたのであまり繰り返したくはないが、スリーデイ・ツアーの食事以外の面では、すべてが明らかにクォリティダウンしてしまっているのは否めない。

  ただ、そのせいで僕自身はここに来て以前にも増して丁寧なツアーをやることを心がけるようになったので、最盛期である3シーズン前を頂点に、ここ2シーズンほど年々衰え続けていたガイディング技術が、ここ一、二ヶ月ほどでわずかながら右上がりに持ち直したような気もしている。そういう意味で、個人的には必ずしも悪いことばかりじゃないんだけど、でも僕のガイディング技術だけではどうしようもない点も大いにあるからなぁ。

  と、もうこれは社内でしつこく、僕ら現場のガイドが求めているクォリティを、ウィルソンズの上層部の人間に、耳のタコのせいで夜うなされるほど、しつこくしつこく要求し続けるしかないんだろうな。

■ 子育て。
  愛娘が、二歳半になるころから、急激に人間らしい会話をするようになり、非常に面白くなってきた。たどたどしい喋り方をしていた頃が懐かしくなることもあるが、家人はコミュニケーションが自由に取れるようになった今が一番可愛いく思えるらしい。
  また、やはり同じ頃から、激しく「お母さんっ子」だったはずの彼女が、僕にやたらなつくようになってきたのだが、これもやっぱりコミュニケーション能力の発達で、父親と遊ぶ楽しみが倍増したせいなのだろうか? スリーデイ・ツアーから戻ったときなど、家人に言わせれば「うっとうしい」ほどはしゃぎまくるらしい。僕自身は、留守の間の様子を知らないので、その変化がよくわからないのだけど、でも以前では考えられなかったほどはしゃいでまとわりついてくるようになってるのは事実。
  ここ二ヶ月ほどで、英語もずいぶん上達したかもなぁ。その代わり、英語っぽいイントネーションで、自作の適当な言語を喋ることも多くなってる。

  話は変わるが、未だに彼女は右利きか左利きか不明。お箸もやたら器用にキレイな持ち方でご飯を食べるのだけど、両方まったく同じように使っている。どっちなんだろ? いつごろになったらハッキリするんだろ?

■ 旅行。
  今年はジャパンに行かなかったので、6月に国内旅行をすることが出来た。こんな大きな国内旅行は、98年に移民してきて最初にやった旅行以来なので、約六年ぶり。
  楽しかったなぁ。

  旅行中に、その模様をほぼリアルタイムでブログでアップするという試みも、僕にとっては初めてのことだったから、なかなか面白かった。

  来年はジャパンに行く予定があるので、国内旅行が出来るかどうかはちょっと不明だけど、出来ればジャパンに行く前くらいに西島(豪州)にでも立ち寄れると良いなぁ。二人とも六年以上ここに住んでいながら、まだ西島未体験なのである。

■ 映画、読書。
  こういう風に年末に一年を振り返るっていう企画をやると、映画や本の「今年のベストスリー」みたいなのは恒例になるんだけど、これを書き始めるとすんごいヴォリュームになりそうなことに気づいた。さすがにスリーデイの後にダメ押しで氷雨の中のツアーをやってきた日に、そんな真似をする元気はないので、割愛。来年を楽しみにしていてください(笑)

■ アウトドア。
  う~ん、ことしもプライヴェートではアウトドアらしいアウトドアをやらなかった。サーフィンにも結局一回も行かなかったし、川には二、三回行ったくらいか? あとは家族三人でエイベルタズマン国立公園のさわりだけを数時間とか、北島旅行中にショートウォークをちらりとか、そんなくらいか。

  あ、3月30日には、愛娘と家人を乗せて三人でオットセイ・コロニーでカヤック漕いだんだった。撮影のためのやらせカヤッキングだったので、あれを「プライヴェートのアウトドア」と呼んで良いのかどうか分からんが、家族でやった一番「アウトドアっぽいこと」というと、あれになるのかもしれないな(笑)

■ アウトドア道具。
  これは面白いもの二つと出逢えた。
  一つ目は、なんと言ってもJSBストーヴ。これはすごいショックだったなぁ。未だに自分では作っていないのが、なんとも情けなし。来年は自分でもトライしたいと思っているんだけど。

  二つ目は、5月25日のエントリーでご紹介したとたんに、どえらい反響をいただいてしまったコイツ。

sleepwalker_m.jpg

  ご存知「Sleepwalker シュラフ」だが、反響とはいっても指差されて大いに笑われてしまったってだけの話で、残念ながら決してバンバンバンと売れまくっているわけではないんだけど、まぁそんなのはハナっから分かってたこと。シュラフなんて、そうそう買い換えるものじゃないから、「ほしいなぁ」と思ってても実際に購入には至らないって言う人が99%のはずだから。
  まぁそれはさておき、コイツは僕自身が愛用しているのだけど、これは未だに「衝撃のアイテム」だなぁ。テントにもぐりこむと同時にコイツを着込んでしまい、本を読むにも爪を切るにも耳掃除するにも、そしてトイレに行くにも、シュラフを着たまんまですべてOKって、やっぱり革命的。大げさに言ってしまえば、キャンプ時の「動線や段取りを変えてしまう」アイテム。
  もう少し売れてくれれば、メーカーにももっと積極的に改善案をどんどん提出できるし、そのうちダウンのモデルなんかも開発させることが出来るんだけどなぁ。
  ま、良いアイテムだから、そのうち売れるだろうと、のんびり構えることにする。

■ ショーバイ。
  順番が前後したが、『龍の巣』という店を衝動的に開いてしまったのも、今年のことだった。
  ショーバイ? まぁボチボチでんな。趣味半分でやっとる店やさかいな、年がら年中開店休業中みたいなもんやわ、ワハハ。

■ 他になんか書くことあったかな?
  まぁいいや、思い出したら一年後に来年のことを振り返るときにでも、また付け加えるとしよう。

■ 関連過去ログ【JSBストーヴ】
  ◎今、JSBストーヴが熱い。(2004年6月26日)
  ◎JSBストーヴ新作。(2004年9月15日)
  ◎「野人版クレーマークレーマー」の巻。(2004年10月3日)

  -------------------------------

■ というわけで、皆さんよいお年を。一月二日にまたお目にかかりましょう。

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■ 今年最後のご祝儀代わりに、人気ランキングranking.gifを、ポンポ~ンっと押しといてくんな!


投稿者 Ryu : 8:04 PM
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Title: 大晦日
Excerpt: 雪を愛でながらビールを飲む・・・今年も終わりですね。 来年も今日の続きとして、普
From: ヤースのへんしん
Date: 2004.12.31
Title: 2005年回想
Excerpt: ■昨年は、12月30日に2004年回想。というエントリをアップした。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.12.29
コメント

今年の総集編で
ご指名いただき、驚き&感謝!
このところJSBは薪ストーブの開発にも
熱を上げていました。
可愛い奴(試作版)が出来上がりました。
末娘さん=こいさん、と名付けました(笑)
暗号名は△◎■
上から見て、三角形のゴトク、二重の火室
そして、PCからもぎ取った
四角いファン(!)だから
123Rというガソリンストーブの上を往く
234gで、ラインオフ?
もちろん、クルクルパー燃焼(爆)だけど
プラスチックファンが溶けないか心配
えっ、火を見るよりも明らか!
そ、そうですね(汗)
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
前フリが長いぞ!のようなので、本題に(笑)
以前、Ryuさんからの写真を見て
Ryuさんの、もちアミに適合するゴトクは
三角形の一辺が120mmぐらい
高さ100mmほど、と思いまして
素材を検討中です。
ジュラルミンの海水テストではNGだったので
やはりステンレスかな?と(笑)
クリスマスには間に合わなかったけど
耐久性満足できるもの探して加工します。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
遅くなりましたが、今年はお世話になりました
こちらも、blogを始めてよかったです。
良いお年を!

Posted by: JSB : December 31, 2004 5:58 AM

JSBさん、お変わりない精力的な創作活動、素晴らしいです。
こちらこそ本当にお世話になりました。
来年のご活躍、楽しみにしてます。

良いお年をお迎えください!

Posted by: Ryu : December 31, 2004 8:21 AM

December 15, 2004

愛用の○○○○ナイフ。

■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  雨、次第に強くなる。北風。最高気温19度、最低気温11度。

[海洋気象] (エイベル)
  西15ノット、午前中に北に変わり、セパレーションポイントより北では夕方に25ノットにあがる。北部の海況は荒くなる。視界は良好。

[潮汐表] (ネルソン)
  High 12:35 AM 4.1 m  Low 06:46 AM 0.6 m
  High 12:58 PM 4.4 m  Low 07:00 PM 0.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 予報では午前中から崩れる可能性があったんだけど、ツアー終了まではなんとか降らずにもってくれた。昼間には一瞬晴れ間がのぞいたこともあったし、北風もシーブリーズ程度の風力で良いセーリングが出来たし、久しぶりになかなか良いカヤッキングになった、ウン。 seal 7

■ 元同僚が今朝亡くなった。癌だったとか。昨年町でたまたまあったとき、おそろしくやせてて何か病気じゃないかと思ったのだが、やっぱりそうだったのか。年は僕よりほんの少し上。冥福を祈る。合唱。
  しかし、これにはメゲた。

  -------------------------------

■ 日本にいたときは葡萄酒などはほとんど縁がなかったのだが、流れ着いたのがワインの名産地。値段も手ごろだし地元贔屓気分もあるし、何より気候にピッタリで美味しいので、今はよく飲んでいる。

  ビールってのは極めてカジュアルな酒。美味い飲み方の横綱は「汗をかいた後」だったりする、非常に分かりやすいシロモノだ。呑み方だって、カンからそのままってのもありだし、グラスを使うといったって、ビールグラス一個に何万円もかける人は珍しい。

  対するワインってのは、もっともっと「嗜好品度」が高い。だいたい嗜好品って言うものは、そのモノずばりもさることながら、脇を固める小道具が重要だったりするもんだ。ワインの場合だって、グラス、オープナーは言うに及ばず、ツマミ、音楽、照明なんかも気になったりするんだから、改めてビールと比べると「同じ酒」とくくってしまうのがはばかられるような気さえする。

  いや、「ちょっと待った! ビールだって同じくらいこだわってだなぁ(云々)」とおっしゃる方もいらっしゃるとは思うんだけど、あくまでも一般論だからね、とりあえず目くじら立てないでおくんなまし。なんせここは単なるマクラなんで、こんなとこで異論唱えられたら本題に入れなくなっちゃう。
  ちなみに僕がもし「ビールかワインか、どっちかを選べ。以後、一生選んだ方しか呑めない」って言われたら、きっと僕はビールを選んじゃう。
  で、「ラガーとエールだったらどっちだ?」と問われれば、迷わずエールだ。

  ん? 何の話だったっけ?

■ ともかく話を戻すと、ワインは嗜好品度が高いのである。よって小道具にもつい凝ってしまいたくなるものなのである。

  つい先日も、面白いグラスを見つけた。ワイングラスっていうのは、だいたいツルンとしているものだ。模様が入っているにしても、たいてい外側にちょっとだけってのが普通。
  ところがそのグラスは、内側に一本りっぱな突起が走っているのだ。中で酒を回すと、この突起のせいで香りが立つというんだね。同じ作りのブランデーグラスもあって、なるほどと思ったのだけど、いささか良いお値段でシーカヤックガイド風情にはちょいと手を出しづらいシロモノだった。もうちょっと稼がないとイカン。

■ ってなわけで、まだグラスは「これだ」ってのを持ってないのだけど、オープナーはかなり気に入っているのがあるので、それを紹介してみよう。

  とはいっても、ワインを呑みながら眺めたり撫で回すようなシロモノではない。『aki's STOCKTAKING』で紹介されていたものほど精巧で凝ったメカニズムではないし、高価なものでもない。

  むしろ見た目は非常に安っぽく、実際に値段も非常に安いので、愛撫に堪えるような逸品とは程遠い。
  でも「気持ちよくコルクが抜ける」という一点に関してはなかなかのツワモノ。しかも見た目ではそれを感じさせないシンプルなアイディアとクセモノぶりが、天邪鬼な僕のお気に入り。

  安価で見た目がショボくて、でも実用的っていうところが、愛用している地下足袋とか手拭いとかの実用一点張りの道具に相通ずるところがあって、なんとも良いんだ。こういう潔い道具に、どうも弱いんだよなぁ。

■ さて、前置きはこれくらいにして、その「見た目がショボイが実用的なソムリエナイフ」、略して「ショボ実ちゃん」(「しょぼじつ」じゃなくて「しょぼみ」と読んでください)をご披露いたそう。

何の変哲もないオープナー。

  いや、だから何の変哲もない、安っぽいオープナーだって言ったじゃん。

開いたところ。やっぱり普通に見える。

  いや、開いたって別に何も変わったところはないの。ホント、見ただけじゃ何がスゴイのかワカランのよ、これ。
  ピンボケでよくワカラン? スミマセン(^^;

ナイフ。セレーションが実用的。

  さてさて、んじゃ使ってみよう。モデルは7月19日のエントリーにも書いた、ジェイコブズ・クリーク。地元ワインじゃなくて西島(豪州)モノなんだけど、つい買ってしまうんよねぇ。悔しい。

  ま、それはともかく、まずナイフでフォイルをカット。ここでいきなりちょいと小技が光る。オープナーについてるナイフって、ストレートブレイドが多いんだけど、このオープナーのナイフにはセレーションがついてる。要はノコギリ状の刃で、フォイルに引っかかって切りやすいのだ。けっこうポイント高い。

スクリューをコルクにねじ込んだところ。やっぱり普通。

  コルクが出てきたら、スクリューをねじ込む。この作業は、特に書くこともないのだが、さて、ここから先が問題だ。
  この手のオープナーは、ボトルの口の縁に「支点」を引っ掛け、テコの原理でコルクを抜くわけなのだが、コルクが抜けていくにしたがって、支点と作用点がどんどん離れていってしまうのが難点。

  では、ショボ実ちゃんのお手並み拝見。

一段目に引っ掛けたところ。

  はい注目。ボトルの口の縁に引っ掛けている部品(何て呼ぶのか知らない)、普通は端っこに引っ掛ける溝が切ってあるんだけど、ショボ実ちゃんの場合は、溝が2ヵ所切ってある。これがポイントなのだぁ。

一段目をテコにして抜いたところ。

  またピンボケだ、ゴメンナサイ。でも、これが一段目のミゾを支点にしてコルクを途中まで抜いた図。普通のソムリエナイフだと、この辺から「大股開きで筋が攣りそう」になってくる。

二段目に引っ掛けたところ。

  ところがショボ実ちゃんの場合は、あわてず騒がず、二段目のミゾにさっさとステップアップ。

二段目をテコにしてフィニッシュの体制に入った愛娘。

  そうすれば、ほらこの通り、2歳半の幼児にでもちゃんとキレイに抜けてしまう。

関節部拡大。一段目を使うときはこう。

  問題の支点部品の拡大。関節がついてるのがミソなんだ。最初に一段目を使うときは、このように一段目のミゾを突き出すように関節を伸ばす。

関節部拡大。二段目を使うときはこう。

  そしてフィニッシュ前に二段目に切り替えるとき、関節を逆にチョイと曲げてやる。

  これだけのことなんだけど、これがあるとないとでは雲泥の差。まさしく、コロンブスの卵。

  価格は、えっと、忘れちゃった(^^; 大して高いもんじゃないのは確か。世の中ではラギオールのウン万円のソムリエナイフが売られてたりするけど、これはその数分の一の値段のはず。

  欲しい方いらっしゃいます? 希望者多数なら、『龍の巣』で扱えるかどうか調べてみまっせ。
  って、最後は商売モードかよ!(笑)

■ 関連過去ログ【ナイフ】
  ◎『ナイフの話』その1 (2004年4月18日)
  ◎『ナイフの話』その2 (2004年4月19日)
  ◎『ナイフの話』その3 (2004年4月20日)
  ◎『ナイフの話』最終回 (2004年4月21日)
  ◎『続・ナイフの話』前編 (2004年7月13日)
  ◎『続・ナイフの話』後編 (2004年7月14日)

  -------------------------------

■ ワイン党は人気ランキングを、ビール派はranking.gifを、「バカモノ、日本人は日本酒だぁ、日本酒ぅ!!」とおっしゃる方は両方をクリックしておくと、きっと明日は良い事があります。信じなさい、救われます。


投稿者 Ryu : 5:56 PM
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Title: WINE OPENER
Excerpt: 常用しているワインオープナー・コルク栓抜きだが、ちょっと変わっている。ソムリエナイフを進化させたって感じのものだ。...
From: aki's STOCKTAKING
Date: 2004.12.15
Title: ミニナイフ雑感。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風。(高)19度、(低)9度。 [海洋気象] (エイベル)  南西15ノット、昼前に東10ノットに変わる。海況おだやか。  その後12時間:南西15...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.30
コメント

龍の巣きぼう。かなり希望。

葡萄酒飲みたくなってきた・・・。

Posted by: kmorita : December 15, 2004 7:32 PM

σ(^_^;の愛用のソムリエナイフはソムリエナイフって呼んでいいのか?ってほどチープなデザイン(^-^;
確かイタリア物の雑貨屋の閉店セールで1英世程度だったから買ったよーな。
でも色使いと形がチープないい感じでいつの間にか愛用に、、、(^-^;
機能的にはRyuさんの2段になってるのはいいね。

数年前から欲しいのはこれ。
KEA
http://wineac.co.jp/shopping/sk/boj/

鳥の方のKEAも知ってたから、おお!って思ったよ。
NZ物かな?って思ってたけど改めて調べてみるとスペイン物だったんだね。

因みにジャックウルフスキンのソムリエナイフも持ってるよ。
ピクニックセットに入ってた(^-^;

Posted by: ミックス : December 15, 2004 7:34 PM

これ、スペイン(だったと思う)のブランドですよね?>オープナー
ワイン専門店でピンからキリまで並んでいるのを見たことありますよ。
その2段階レバーが「国際特許」と書いてあったんでよーく覚えておりました。
日本で代理店がまだないなら龍の巣でさっさと廉価版をおさえてしまうのは確かにいいアイディアかも知れませんぞ!

さて、ここ数ヶ月美味しいワインを手ごろな価格で買えるスーパーでオージーのYellow Tailというのが大量に入荷されています。
何種類かある様ですが、コンスタントに在庫があるのはShirazとCabernet Souvignon。
Shirazの方がイチオシのようです。
オージーワインは最近「はやり」みたいでそこのスーパーには遂に独立コーナーも出来たんですよ。
(ちなみに数年前は南米ワインコーナーだった)
NZのワインもおいてある時があるので、お薦めをいくつかアップしてくださいマシ。

ちなみにそこでは面白いビールも手に入ります。
例えばハロウィーンの時にベルギーのパンプキン・エール、とか。
(結構美味しかったです)

Posted by: MM : December 16, 2004 6:51 AM

おりょ、以外に反響大。

>編集長
ちょいと検討してみます。


>ミックスさん
KEAって可愛いじゃないっすか!

ところで、1英世って、\1,000でしたっけ?
いや、\1,000は漱石か。
英世、英世……。
もう忘れてきちゃって(^^;


>MMさん
スペインなんですか?
製造国書いてないんですよ。
国際特許かどうかもよくわからない。
Patent、としか書いてなくて、番号も何も書いてないんですもん。
でも、そういうところがスペインっぽいかも(笑)

NZワインを国際的に知らしめたブランドといえば、Cloudy Bayです。
もはやNZではなかなか手に入らないです。

あとねぇ、やっぱり地元びいきでこの辺のワインをついつい薦めてしまうのですけど、甘めのリースリングがお好きならばSeifreid(でつづりあってたかな?)、あとはRichmond PlainとかTe Maniaは、ときどきワイナリーまで行って試飲して買ったりしてます。
赤はTasman Bayってのが美味しかったりします。
でもなぁ、カリフォルニアワインにはコストパフォーマンス面で太刀打ちできないような気がします。
OZワインにも全然価格では勝てないし。


Posted by: Ryu : December 16, 2004 9:05 PM

1英世は1000円ですよ。
漱石から切り替わった新札ですね。
って切り替わるって話は切り替わったってニュースを見るまで知らなかったσ(^_^;
以前居た会社はキャッシュディスペンサーの大手でもあったのに、、、(^-^;
因みに1一葉が5000円です。

Ryuさんのオープナーがスペイン製ならKEAも売ってたりして。
でもって日本より安かったら、、、欲しい!(^-^;

一番最近口にしたNZワインはCloudy BayのTe koko2000でした。
全般的にお高いから縁遠いね(^-^;

Posted by: ミックス : December 16, 2004 9:30 PM

あ、お札切り替わったのか。
知らなかった。
どーりで分からんはずだ。
そーいや、一葉がどーたらってきーたよーな覚えが。

ミックスさん、クラウディベイ最近飲んだの?
良いなぁ。

Posted by: Ryu : December 17, 2004 6:06 AM

クラウディ ベイは各種合せて8本くらいはストックしてあるよ~
ペロリュスもね(^^)v

Posted by: ミックス : December 17, 2004 6:23 PM

8本!?

くっそぉ、ニュージーランドで手に入りにくいワインを8本も!
そんなことをする人がいるから、僕らが買えないのだ!

今度飲ませてね(笑)

Posted by: Ryu : December 17, 2004 6:46 PM

今巡回先ニュースサイトの広告からたどってこんなものを見つけてしまいました。
http://www.rakuten.co.jp/e-smile/162834/346138/#343887
いつも思いますが、便利だけれど趣はない、と。こういうのは。

ちなみにショボ実ちゃん、地元のグルメスーパーで先日発見。
US$9.99です。

Posted by: MM : January 6, 2005 7:17 AM

なるほど、確かに趣はない。

思うに、嗜好品って便利さを追求しすぎるとダメなんじゃないかと。
やっぱり、便利さよりも趣ですよ、嗜好品は。
だって、「趣味」っていうじゃん。

ショボ実ちゃん、そっちにもありましたか!
US$10かぁ。
えっと、こっちでいくらだったっけ?
実はちゃんとした価格、忘れてます(^^;


Posted by: Ryu : January 6, 2005 8:07 PM

December 8, 2004

[ リレーエッセイ #11 ] 結ぶ、結う、結ぶ。

■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  晴れ。風おだやか。最高気温20度、最低気温11度。

[海洋気象] (エイベル)
  変風10ノット、ただしセパレーションポイントより北では西15ノットが夕方に25ノットにあがる。北部の海況は次第に荒くなる。

[潮汐表] (ネルソン)
  Low 12:42 AM 1.2 m  High 07:04 AM 3.4 m
  Low 01:10 PM 1.3 m  High 07:31 PM 3.6 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 風おだやか? 内陸はおだやかだったのか?
  海はとんでもないシーブリーズだった。ここまで強いシーブリーズは、ホントに久しぶり。昨夏は天気が悪すぎてほとんどシーブリーズが吹かなかったので、こんな強いのは二年近くご無沙汰だったことになるか?

  昨日と同様よく晴れてて、気持ちの良い日だったけど、格段に寒かったなぁ。

  日本からこのためだけにいらっしゃってたご夫婦、昨日同様に今日もご機嫌で漕いで、ニコニコでご帰還。あぁホッとした。 mmt 3

  -------------------------------

■ T君の珍(沈)道中記のコーナー。
  全然連絡がなくてねぇ、けむさんと一緒に踊った「沈脱の舞」が効いて南太平洋の藻屑と消えたかと思ってたら、久しぶりにメールが来た。コロマンデルで停滞、停滞、また停滞の日々を送っているらしい。5日停滞して2日漕ぐペースだって。それじゃ日本でサラリーマンしながら週末漕いでるのと同じペースじゃん(笑)

やっぱり風の吹き方が普通じゃない気がしますよ、この国は。南西の気圧配置がずっと続いて風吹きまくり、いきなり台風並に低気圧が発達したり。

  だって、そういう季節なんだから仕方がない。春は荒れるんだってば。僕らプロでも、春は漕ぎたくないんだよ、ホントは。

  ま、ボチボチ漕いで元気に帰ってきなさい。土産話楽しみにしてるよぉ。

■ 関連過去ログ【T君の珍(沈)道中記】
  ◎10月20日
  ◎10月23日
  ◎11月17日
  ◎11月20日
  ◎11月24日

  -------------------------------

■ 極々私的なメモ。
  一昨日、愛娘にライフジャケットを買ってやった。$80なり。2歳児にはちょっと高価なクリスマスプレゼントか?
  でも当人は、用途も分からないままに
  「どう? 似合う?」
とご機嫌なので、まぁいいことにしよう。
  次の休みには、海水浴にでも連れて行ってやるとするかな。でも、ちょっと潮のタイミングが悪いな。今日あたりが一番良かったんだけどねぇ。
  ま、この夏は天気悪くなさそうだから、いつでも機会はあるだろ(昨夏は、天気が悪すぎて結局家族で海水浴なんて、一度も行けずじまい)。

■ ところで、11月19日に、娘がアトピーらしいと書いたが、どうやら大家宅で液体ハンドソープを使っていたのが原因だったようだ。ご存知のように我が家はセッケン・シャンプー不使用なので、合成界面活性剤の類はまったくない。
  合成界面活性剤が悪かったのか、それとも香料が悪かったのか良く分からないが、本人に厳重注意し、大家一家にもウチの子にハンドソープを触らせないようにお願いしたら、とたんによくなって、99.9%治ってしまった。
  よくぞ見抜いた、さすが>我が家の魔女

  そういえば、生まれた直後に産婆さんがベビーソープを使って産湯に入れてくれたのだが、体中が真っ赤になって発疹がドワァ~ッと出たんだった。普段の入浴にはセッケンさえ使わない家人と僕は、2人で目を見合わせてビビッたんだった。

  合成界面活性剤には害がないと主張している人もたくさんいるが、僕は信じないぞ。ハンドソープやシャンプー、アトピーの大きな原因になってるんじゃないのかなぁ???
  あ、セッケンだって、香料はよくないかもね。お化粧だって、良くないだろうなぁ。

  と、ここまで書き始めるととめどもなく脱線して、これが本題になりそうなので、この辺で止めた。

  -------------------------------

■ リレーエッセイ、ご好評をいただいていて、発案者としてはホッと一息。ネタ探しが楽になるかと思って提案した安易な企画だったのに、やってみると書くのも予想以上に楽しいし、お互いのを読むのが以前よりさらに楽しくなったし、読んでくださってる読者の皆さんにも楽しんでいただけてるようで、一石三鳥の良いアイディアだった。やっぱり天才だ、僕ってば。

  ところで、読者の方からは

「リレーもの」って、誰が「止めるか」「落とすか」も、見ものなんですよね・・・!

なんていうお便りも届いていたりする(笑)
  こ、こんなこと言われると、僕が落とすわけにはイカンではないか。絶対に落とさねぇぞ。ガンバロ。

  あ、あと、

個人的な希望としては、やはり女性ライターの出現希望!です。 カミゾノさんに、「女性版・シーカヤックキャンプ必携品」とか「あってよかった、助かったグッズ」なんていうのも、書いていただけたら読むぞ~。

というリクエストも頂いた。
  カミゾノかどうかはさておき、そろそろGofieldブロガーを新規に増やさねばという話はしていて、女性も引っ張ってこようという話も出ていることは出ている。編集長のGOサインが出れば、僕やごうちゃんも新規ブロガー獲得に走ることになってるので、もうちょっとお待ちを。
  もちろん、新規ブロガー連中は、強制的にこのリレーに引っ張り込むので、乞うご期待。

  もし、近日中にカミゾノ・ブログやショージ・ブログが登場したら、僕らの獲得作戦が失敗して誰も引っ張って来れず、手近なところで急場しのぎをしたと思ってください(笑)
  まぁ、アイツらにバトンを変化球で投げつけるのも面白いんだろうけど(^^;

■ さて本題。[ リレーエッセイ #10 ] 風呂敷?いえ、バンダナからバトンがわたってきた。

  ふむ、バンダナ。考えてみれば、僕も編集長と同じような恥ずかしい思い出、あるなぁ。でも、恥ずかしいから書かない。

  それより、風呂敷だ、風呂敷。編集長にバトンをわたした[ フライング #9 ] 愛用の鞄のコメント欄にも書いたけど、手拭いと風呂敷はニュージーランドでも愛用中。両方とも、慣れれば便利なことこの上ない。

  そもそも「包」んで「結ぶ」っていう優しいニュアンスが良いじゃないの。それに比べて、カバンは「入れる」だけ。無味乾燥、味気ない。やっぱり、風呂敷だ。

  そういえば、手拭いを使うようになってからバンダナは手にしなくなったなぁ。

  お、そうだ、風呂敷といえば、確か良いサイトがあったはず。どこに入れたっけ???
  あ、あった。エライなぁ、我が家のブラウザの「お気に入り」って。

  ◇「風呂敷のつかいかた」

  やっぱり面白いよねぇ、風呂敷って。何枚あっても邪魔にならんし、絵画代わりに壁に飾ってもいいようなアートだってあるし。

■ 思えば我々ジャパニーズって、世界に冠たる「結び」の達人だったはず。風呂敷はおろか、着物なんてファスナーもボタンもないから全部ロープワークで着るわけだし、髪の毛だって昔は「セット」するんじゃなくて「結う」ものだった。

  そういえば、パートナー選びだって「出会い系サイト」なんかを利用する今と違って、縁を「結ぶ」ものだったわけで、日本人はありとあらゆるものを「結び」ながら生活してたんだなぁと、あらためて気づいた。

  ところが、今の日本人って、ロープワーク下手糞だよねぇ。もちろんここをお読みのアウトドアズマン諸氏はロープ扱えるだろうけど、中学生とか高校生になっても靴紐も結べないようなのがゴロゴロいるっていうんだから、いよいよは亡国は近いなと思わざるを得ない。

■ ところで、僕はロープワークの本が好きで、日本語でも英語でもけっこう持っているのだが、特に日本の本を読んでて最近感じるのが、「使えるノットがあまり載っていない」ということ。

  僕が使うノットを挙げてみると、

  • ボウライン(もやい結び)
  • トゥ・ハーフヒッチ(ふた結び)またはラウンド・ターン&トゥ・ハーフヒッチまたはアンカーベンド
  • トラッカーズ・ヒッチ
  • アルパイン・バタフライ(中間者結び)

くらいのものか。

  具体的に言えば、ロープの一端をどこかに結びつけるとき、緩くていいときはボウラインで、きちっと締め付けたいときはトゥ・ハーフヒッチ(またはそのヴァリエーション2種のうちのどちらか)を使い、もう一方の端はトラッカーズ・ヒッチで締め付けて処理してしまう。
  テントやタープのラインも、カヤックをウォータータクシーやカートップに縛り付けるときも、キャンプ場に物干しロープを張るときも、全部これ。

  ところが、日本のロープワークの本をみると、テントやタープの張り綱の類は、たいていトートライン・ヒッチ(自在結び)を使えということになっている。あんな結び方、全然使えないのになぁ。
  理由その一。結ぶのに時間がかかる。トートライン・ヒッチ一つ作る時間があれば、トラッカーズ・ヒッチは二つも三つも結べる。
  理由その二。トートラインは締め直すのにも手間がいるんだ、これが。結び目をずらし、余ってたるんだ紐をずらして、結び目の位置を調節して……。あぁ~もう! 考えただけでイライラして「いぃぃ~っ!!」ってなりそうだ。トラッカーズなら、2秒で締め付け直しが完了するし、テンションもはるかに強くかけられる。実はトートラインどころか、テントやタープ買ったときにラインにブラブラぶら下がってついてくる無粋なプラスティックやアルミの自在と比べても、トラッカーズの方がはるかに調節は速い。

  なのに、何でトラッカーズ・ヒッチを載せてる本、少ないんだろうなぁ? 不思議。その名の通り、運送屋さんなんかも皆これなんだから、日本でもこのノットを使ってる人口はベラボウに多いはずなのに。
  また、この結び方を載せてる本にしたって、トートラインをメインでしっかり紹介した上で、思い出して付け足したようにトラッカーズもチラリと紹介っていう扱いだったりするのが、ドーモヨーワカラン。

  だからアウトドアズマンはいまだにシコシコと時間をかけてトートラインをやるんだよなぁ。ご苦労なこっちゃ。

  あと一つのアルパイン・バタフライはそんなに使用頻度は高くないのだけど、例えばトウラインにバンジーコードをかませたりため、ラインの途中に二つワッカを作るときなどに使うので、年に何度か必要になる。あ、我が家の室内に吊っている物干しロープにも、このノットでいくつかワッカ作ってあるな。

  もう少し他のノットは使わないっけか?とだいぶ考えてみたのだけど、よほどのことがないとこれだけで済んじゃうんだよなぁ。

  つまり、僕にロープワークの本を書かせれば、これだけで終わりってことだ(笑) いや、それじゃあんまりひどいから、ここに出てきた6種類に加えて、クローヴ・ヒッチ(巻き結び)くらいは載せておくか。
  あ、それ良いアイディアだな。本書いて出版しようかな。『これでOK、七つの結び方』なんて。一冊300円でも良いや(爆)

■ ちょっと脱線。
  唐突だけど、僕の手にはパドルダコはない。手のひらの指の付け根辺りは硬くなってることはなってるんだけど、子供の頃から竹刀ダコや鉄棒ダコのあったところだから、この仕事を始めてから新たに出来たタコという感じはしない。

  実は、そんな僕にも一箇所だけ「カヤックダコ」があるのだが、これが意外な場所。どこかお分かり? 当たったら賞金モノだけど、たぶん当たらないから答え書いちゃう。
  踵。僕は地下足袋でカヤックに乗るので、カヤックの「床」ですれる踵(真後ろじゃなくて少し外側)のところがすぐに擦り切れ、その部分は肌が直接カヤックの床にすれることになる。長年そうやって乗ってたら、いつの間にか両方の踵に大きなタコが出来ちゃった。

  で、手にタコが全然ないかというと、実はそんなことはなくて、あることはあるの。
  勉強のしすぎによるペンダコ。ウソ。ホントは、ロープワークダコなんだ、これが。小指の外側が全部、ロープを毎日引っ張り続けたために硬くなっちゃってる。つまり、この仕事を始めて出来たタコは、パドルによるものじゃなくて、ロープによるものだったというわけ。

  今シーズンからウィルソンズ介入で仕事のやり方が大幅に変わり、ウォータータクシーにカヤックを積み込む作業も我々ガイドの手を離れたので、このタコも次第に小さくなっていくのかもしれないなぁ。それも、ちょっと寂しいものがある。

■ というわけで、ご要望通り、ちゃんとグッズネタから離れたぜよ。なおかつ、アウトドアネタだ、どうだ!>編集長
  でも、間に道具勘定奉行と道具寺社奉行の2人が挟まるから、その間にまたグッズネタに戻るかもねぇ(笑)

  ってなわけで、道具勘定奉行のごうちゃん、次よろしくぅ。

■ あとさぁ、いつも順番決まってると面白くないから、もうそろそろ「次は誰を指名してもOK」っていう事にしない?>お三方

  -------------------------------

■ 「ロープワークは任せろ」って方は人気ランキングを、「いやぁ、本見ながらじゃないと……」という方はranking.gifをクリックしてください。
  「Ryuのロープワークの本を読みたい」と思った方、とりあえず両方をクリックしてから、一回頭を冷やしてジックリ考え直してみてください。

投稿者 Ryu : 8:14 PM
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Title: リレーエッセイ#12 格好良い!
Excerpt: Ryuちゃんからのバトンタッチ。 [ リレーエッセイ #11 ] 結ぶ、結う、結ぶ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.12.10
コメント

ロープワーク、、、ヤマケイの講座で教えてもらったのに既に忘れてるぅ~(^-^;
本の買った気がするけど何処行っただろ(^-^;;;

ペンタコ昔はあったσ(^_^;です。
仕事のツールがドラフター→CADになってからはペンを握る機会も少なくなって、、、タコもいつの間にか消えた、、、(^-^;

Posted by: ミックス : December 8, 2004 8:48 PM

>あとさぁ、いつも順番決まってると面白くないから、もうそろそろ「次は誰を指名してもOK」っていう事にしない?>お三方

賛成ですー。

Posted by: kmorita : December 8, 2004 9:05 PM

あ、サーヴァの調子が悪くて上手くアクセスできず、本文の手直しやTB ping送信が終わらないうちに、二つもコメント入ってた(^^;


>ミックスさん
ミックスさんが持ってるのと同じ本、僕の手元にもありますよ。
あの本は非常に良く出来てて、トラッカーズヒッチも載ってるんですけどね、でもやっぱりトートラインの方が重視してあって、どーもその辺が理解できないっす。

タコが消えるのって、なんとなく寂しいもんっすよね。


>編集長
> 賛成ですー。

あ、あっさりと賛成が出た。
これでますます油断がならなくなった(^^;


Posted by: Ryu : December 8, 2004 9:09 PM

私もパドルだこ無いです。
週末だけですが、それでもホワイトウォーターを漕いで8年。ストレートシャフトを使っていたころはある程度ありましたが、ここ数年、エルゴシャフトのパドルにしてからはますます手が柔らかくなってきました。漕ぎ方によってたこの出来方は変わるようで、
押し漕ぎ
(上の手(パドルブレードが水中に入っていると反対側の手)を前方に押し出すことでパドル梃子のようにブレードを動かす)
の場合は親指の付け根にタコが出来やすく、
引き漕ぎ
(下の手(パドルブレードが水中に入っているほうの手)をひきつけることでパドルブレードを動かす)
の場合は親指以外の4本の指の付け根の手のひらに出来やすいようです。

ちょっと説明的になってしまいました。

Posted by: Miya : December 9, 2004 4:04 AM

Miyaさんもないですか。

いろんな人の手のマメやタコを写真撮って一挙掲載したら面白いかな、なんて思いつきました。
あ、手だけじゃなくて、僕みたいに「実は僕はこんなとこにこんなカヤックダコがある」みたいな「自慢の逸品」もそえて(笑)

ホント、漕ぎ方でタコの位置は変わりますよね。
それどころか、筋肉のつき方が違ってくるから、体格や姿勢まで違います。
押し漕ぎの人は胸が大きく猫背気味、引き漕ぎの人は逆三角形で後ろにそり気味になったりしますね。

Posted by: Ryu : December 9, 2004 7:53 AM

そーいやロープワークってあんまり意識した事がないんですが、改めて
何種類くらいできるか試してみたら....たぶん10〜15種類くらい。曖昧(笑)
結び方の名前は全然覚えてないんですが、まぁ必要な分は手が覚えてる
ので問題ない...ですよね。ね?

ところでトラッカーズヒッチって、僕の記憶が正しければ強く引き過ぎた後に
解き辛くないですか?うちの親父はそればっかなんですが、荷を降ろした後
いつも苦労して解きます。で、僕はそれが面倒なので通称「万力」をメイン
にしております。こっちのほうが安心確実お手軽テキトーなので(笑)
もっとも「万力」と呼ばれる方法にもたくさんバリエーションがあるようですが、
僕が覚えてるのは2種類だけです。

Posted by: patalow : December 9, 2004 8:03 AM

僕も、できるのは10種類くらい、ヴァリエーションを入れて20種類くらいなもんでしょうね。
patalowさんと同じく、名前もパッとは出てきません。
今回書くときも、トゥ・ハーフヒッチ、ラウンド・ターン&トゥ・ハーフヒッチ、アンカーベンドの三つは、名前が思い出せなくて本見ました(^^;


> トラッカーズヒッチって、僕の記憶が正しければ強く引き過ぎた後に解き辛くないですか?

それは、ねじり方が足りないんです。
上記のミックスさんとの会話に出てきた本も、一回しかひねってませんけど、ウォータータクシーにカヤックを縛り付けるときなんて5~6回はひねります。
そうすれば、解けますよ。

あるいは、同じトラッカーズヒッチも、クローヴヒッチ型(巻き結び型)あるいはシープシャンク型といってもいいような形がありますが(ごうちゃんの得意なヤツやね)、こっちはさらに解きやすいです。
ものすごくテンションをかけるときは、こっちの方がいいでしょうね。

ロープワークは、結局だんだんと「オリジナル」になっていくんですよね。
同じような結び方でも、皆それぞれちょっとずつ違ったり。
それも面白いんですよねぇ。


Posted by: Ryu : December 9, 2004 5:20 PM

あ!僕の知ってるトラッカーズヒッチはRyuさんのとは違うかも(笑)
昔のロープワークの本(&親父のロープワーク)のやつは、輪っかを1つ
「結んで」それに通すやり方でした。こりゃ解けるわけないですね。スカ
くらうこともありませんが。
僕のやってるのはシープシャンク系ですね。で、1巻きだとたまにスカ
くらうので、内に2巻きしてます。もしくはシープシャンク部分を元引き
に軽く結んでおくやつ。

...と書いていて、イマイチ頭に浮かばない事に気づきました(笑)
文章で説明するのって難しいですねぇ(´・ω・`)


関係ないけれど、バウラインノットを他人の体に巻いて結ぶやつ、
競争しませんでした?僕らはよく余興(?)にやってました。最近サボって
るせいか、残念ながら2秒の壁を破れません。ガーン...って実際に使う
機会はそうそうありませんけども。

Posted by: patalow : December 10, 2004 12:57 AM

競争しましたよ(笑)

でも、僕最近は左手首にサポーターを、右手首に腕時計巻いてるんで、ホントにやる羽目になったらきっとムリです、残念ながら。

ちなみに、ときどきここにも登場する野遊び屋のショージの兄貴、消防隊員で、七色のボウラインを目にも留まらぬスピードで操る「ボウライン職人」なんですよ。
ヤツにイロイロ見せてもらうんですが、すぐに忘れる(^^;

Posted by: Ryu : December 10, 2004 5:54 AM

December 7, 2004

カヤックとコンタクトレンズ。

■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  晴れ。午後シーブリーズ。最高気温22度、最低気温10度。

[海洋気象] (エイベル)
  セパレーションポイントより北:西25ノット。海況は荒い。
  その他のエリア:南西10ノット、午後に来た15ノットに変わる。

[潮汐表] (ネルソン)
  High 06:01 AM 3.3 m  Low 12:02 PM 1.5 m
  High 06:35 PM 3.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 朝ネットがどうしても繋がらなかったので、またもや定時の00:00の天気図がゲットできなかった。よって、本日06:00の天気図。

  予報通り真夏のような快晴だったんだけど、残念ながらシーブリーズは吹かずじまい。
  ツアーの最後に歩いてアンカレッジからウォータリング・コーヴに向かう途中、峠の天辺から北を眺めると、なるほどアワロアヘッドより北では西北西が吹き荒れているようで、水平線近くは白波で真っ白だった。アワロアはすごいことになってたんだろうな。ウォータータクシードライヴァーの皆さん、ご苦労さん。 seal 6

■ ちなみに定休の火曜日に出勤してたのは、リクエストが入ってたから。一番緊張する「短い休暇を利用して、エイベル・タズマン国立公園のカヤッキングだけを狙い撃ちで海外旅行」というパターンのお客様で、今日と明日の二日間のご指名を頂いた。今日は絶好の天候にも助けられて良いツアーが出来たが、明日台無しにしないように気をつけないと。
  なんせ、アホなウィルソンズがバックについてるので、僕がミスしなくても誰かがとんでもないことをやらかしてくれる可能性もあって、ヒヤヒヤしっぱなし。

■ ちなみに、今日もとんでもないミスをやりまくってたらしいぞ>ウィルソンズ
  普通なら、ワンシーズンに一回あるかどうかのミスで、しかもどれをとっても「信じがたい、致命的なミス」が、一日に三つ。
  どこをどうやったら、こんなアホなミスをこれだけ量産できるんだよ?? もーやだ。

  -------------------------------

■ 昨日書いたウィルソンズの社長との会談の話、結局午後一の電話でやっとつかまり、夕方会うことが出来た。一日をパーにされたのは痛かったし、会談の途中でものらりくらりと逃げをかまされそうになったが、こっちも今回ばかりは逃がすつもりはなかったので、一時間ミッチリと話し合い、こっちの出した条件を完全にのませた。

  ホント、これだけストレスフルな仕事させられ、しかも現場ではお客様にそれを感じさせないように今までよりもハードな気のつかい方させられてるんだから、これくらいの扱いはしてもらって当然だ、フン!

  って、何の話か分からんでしょうが、要は賃上げ交渉でおま(笑)

  -------------------------------

■ 前にも書いたことがあるかもしれないが、僕の目はほとんど飾りに近い。こんなにパッチリしたオメメなのに、役立たずめ!
  小学校のときは、入学から卒業までずっと両目視力2.0だったので、中学校に入ったとたんに視力が落ち始めたときは、非常にショックだった。さらに大学生の頃だったか、乱視が出始めたときは、もう一度ショック。
  ま、今やそれも遠い昔の話だ。

  カヌーやカヤックをやる人間の場合、目が悪いとえらく難儀する。Solid Days「コンタクトレンズ使用記 ホワイトウォーター カヤック編(北山川2日目)」にも、この苦労がにじみ出ている。

  そもそも、目が悪い人がカヌーやカヤックに興味を持った場合、
  「でも私ってメガネ(コンタクト)だから、ムリだろうな……」
などと考えて諦めてしまう人もいらっしゃるようだ。

  何で諦めてしまう人の心理を知ってるのか?って。
  それはね、僕は長いこと会社の日本語版サイトを運営してメールでのブッキングも受付していて、ときどき「目が悪いから無理ですよね?」というお問い合わせを頂くから。目が悪くて無理なんだったら、サイトにそう明記するってば(^^;

  ガイド付きでタンデム艇を使ったシーカヤック・キャンプツアーをやるくらいならメガネでもコンタクトでも全然問題ない。
  だけど、これが本格的にのめり込んでホワイトウォーターだのサーフだの、ちょっと荒っぽいフィールドでも漕いでみようかなんてことになると、急にメガネやコンタクトが気になるのも事実。
  あるいは初心者がガイドツアーに参加する場合も、ラフティングとかになると、とたんにコンタクトやメガネに対する危険度がアップする。

  難儀な話だねぇ、まったく。

■ で、裸眼がほとんど使い物にならないほど視力が悪い僕の場合はどうかというと、アレルギー性の慢性結膜炎があったせいで、コンタクトがずっと苦手だった。浪人時代と大学生時の二度ソフトコンタクトを作ったが、だいたい一年後くらいに目がコンタクトを受け付けなくなり、そのたびに高価なレンズはお蔵入りした。貧乏学生にとっては、これは痛い。ホントはメガネが嫌いなので、コンタクトには未練タラタラだったんだけどねぇ。

  ところが、ニュージーランドに来て何の因果かシーカヤック・ツアー会社なんぞに潜り込んでしまった。しかもニュージーランドの紫外線は激烈なので、そもそもサングラスなしで毎日海に出続けると、一週間とたたずに目をやられる。水中の様子をうかがうためにも、偏光レンズのサングラスはどうしても必要。
  ってなわけで、三度目の正直でまたコンタクトを作ることにした。カヤックの場合、失くす危険が大きいので2週間使い捨てを選んだ(でも1ヶ月使ってる)。

  それからもうすぐ丸6年になるのだけど、なぜか目にトラブルは起きず、ずっと快適に使い続けている。使い捨てが良かったのか、ものすごく丁寧に検査してくれるこちらのメガネ屋のフィッティングのおかげなのか、それともレンズ自体が進化して目に優しくなっている(あるいは僕の目に合うようなチョイスが出てきた)ためなのか、理由は不明だが、ともかく機嫌よくコンタクト生活を送れているのでありがたい。
  実はこの6年間にメガネ屋を一度変え、2軒目のメガネ屋はオーナーが代わったりしたので、都合今の担当検眼士は3人目という事になり、レンズのブランド自体も一度換えているのだが、どのレンズでも一切トラブルはない。

■ で、本題のカヤックの話に戻るんだけど、僕の場合は普通に沈して普通にロールするくらいなら、びくともしない。僕はロールのときは薄目を開けているのだけど(正確に言えば、本人は目をつぶっているつもりなのだが、思い起こしてみると水中の様子が脳裏にチビッと残っているので、どうやら開けているらしいと分かる、という次第)、それでもずれることもない。
  これは静水だけじゃなくて、川でホワイトウォーターに巻かれたときも、海でサーフ(ただし尋常なサイズの場合)に巻かれたときも同じ。

  じゃぁまったく失くしたことがないのかというと、もちろんそんなことはない。過去に数度カヤッキング中にレンズをなくしたことがある。

  一度は、「尋常ではないサイズ」のサーフに巻かれたときのこと。3m近い波に巻かれると、シーカヤックごと上下左右天地前後何も分からなくなるほどグチャグチャの洗濯機状態になる。こうなるとちょっとでも目を開けるとコンタクトなんてひとたまりもない。
  僕はうっかり薄目を開けちゃったらしいんだな。というより、あの状態で「目を開けないように」なんて考える余裕はなかった。
  幸運にも片目には残っていたので、完全な盲目状態になるのは避けられたのだが、実はカヤックのデッキに積んでいたフレア、ポンプ、ウォーターボトル、スペアパドルなどの装備も一つ残らずキレイにもぎ取られ、太いバックル2本で固定してあったリアハッチカヴァーまで、念のため艇と繋いでおいた紐ごと引き千切られて持っていかれていた。つまり、コンタクトどころか命を落としかけていたわけで、むしろコンタクトが一個残ったことに感謝したほど。
  これが、沈で失くした唯一のケース。

■ それ以外のケースはすべて同じパターンで、「プロガイド・ワークショップ(PGW)」などで、特殊なセルフレスキューをデモンストレーションしているときだ。
  どういうデモかというと、パドルが数m先に流れてしまったときにカヤックに乗ったまま身体を水面に投げ出し、下半身でカヤックを引きずりながらパドルのところまで泳いでいくという技術。
  このときは、絶対に水中では目を開けちゃいけない。開けたら、まず百発百中レンズを持っていかれる(息継ぎのときに開けたければ、どうぞご自由に)。
  ところがねぇ、分かっていても、なかなかパドルに手が届かないと、つい目を開けてしまうんだ。シーカヤックを下半身に「穿いたまま」引きずって泳ぐわけだから、ほんの数mでもすごく時間がかかるしメチャクチャ大変なので、ついつい「あとどれくらいだろう」と思ってしまうんだよねぇ。で、あえなく失くす、と。
  だからこの技術は封印して、今後は二度とデモしないことにしている。悪しからず。

■ ちなみに当然だが、ハードコンタクトはちょっとしたことですぐ流れてしまうと思うので、絶対に止めた方が良いと思う。使うならば、使い捨てのソフトしかない。

■ ところで一方のメガネなんだけど、たまにメガネをかけたままホワイトウォーターやサーフをやる人もいる。写真が小さくてわかりにくいけど、10月20日のエントリーの写真の彼も、メガネのまま乗っている。ゴーグルなどは使わず、メガネだけをバンドで固定して、そのままバンバンホールプレイをやっていた。
  彼はシーカヤックガイドやるときは、コンタクトにサングラスというスタイルなんだけど、なぜ川に行くときに限ってメガネなんだろう? 謎だ。

  僕もメガネをバンドで固定してロールの練習をしたことがないわけじゃないのだが、とてもじゃないが二度とやろうとは思わなかった。僕にとっては断然コンタクトの方が信頼感があって楽チン。

■ 上記のSolid Daysにも書かれている通り、コンタクトも人によって千差万別のようだし、メガネの場合もやっぱり千差万別らしい。こればっかりは、やっぱり本人が実験を重ねるしかないのだが、失くすと財布にダメージがあるし、そもそもキャンプツアーになると、コンタクトは本当にうざったい。
  結局のところ、「目の良い人は、うらやましいなぁ」という所に話は落ち着いてしまうのである。

  次回生まれ変わったら、目と歯だけは大事にするぞ。

  と書いて結びにしようと思ったんだけど、「ありゃ? このセリフ、どっかで見たことがあるような気がする」と思って探してみると、7月6日に書いてた(^^;
  やっぱり物忘れ激しすぎ。やっぱり来世まで覚えていられるはずがないなぁ。ヤレヤレ。

  -------------------------------

■ 目が悪い方は人気ランキングを、「これといって自慢はないんですが、目だけは良いんですよ、ワハハハ、うらやましいですか?」という憎たらしい人はranking.gifをクリックしておいて下さいな。

投稿者 Ryu : 7:48 PM
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コメント

祝!賃上げ~~~
なにより、なにより!でした。

追記
「コンタクトレンズ使用記 ホワイトウォーターカヤック編(北山川2日目)」のタグ打ちが変ですよ~

Posted by: ヤースのへんしん : December 7, 2004 8:16 PM

あ、ありがとございます。

タグ打ちのご指摘も恐れ入りますm(..)m
さっそく直しました。
いや、ヤバイヤバイ(^^;

Posted by: Ryu : December 7, 2004 8:18 PM

目と歯は、本当にとっても大切、って痛感しています。 今のところ「視力良好」「虫歯なし」が「宇宙飛行士の条件」と聞いたことがあります。 宇宙旅行世代のお嬢さんには、十分気をつけてあげてくださいませね。

ああ、しかし「ロールの時は薄目」か・・・先日プロの人にもそう教わりました。 ブレードをじっと見つめているようでは、ロール自在への道はまだまだ遠い・・・(涙)

Posted by: tomboy7 : December 8, 2004 12:28 AM

ぼくも使い捨てレンズを使ってます。
(でも1dayなのに平気で1週間使ってる)

もともと視力は良いほうではなかったのですが
レースの怪我で両目を手術してからは極端に悪くなりました。

ほんと目がいい人は羨ましい。
絶対、生涯で目に掛かるお金はかなりな金額になってしまうと思います。

Posted by: YUZO : December 8, 2004 4:06 AM

あのエントリーを書いた後、沈しないだろうと思ってゴーグルをしていなかった時に沈してしまったことがあります。いつも通り目を開けてロールをしましたが、なかなか外れないものですねえ。元々、コンタクト装着に苦労するぐらい目が細いので問題ないのかも(^_^;

でも水が濁っていたので、そのままコンタクトをつけていると目に良くないような気がして気持ちが悪かったです。

沈するときより、水しぶきがかかった時の方が外れやすいのかも知れませんね。

あのエントリーで書いていたゴーグルは今頃木津川の底に沈んでいるはずです…

Posted by: さのし : December 8, 2004 6:08 AM

tomboy7さん、ここに書きこんでいただくのは初めてですね。
ようこそです。

宇宙飛行士、未だにその条件は変わってないなんて、ちょっと驚きですねぇ。
僕は両方失格……。


>YUZOさん
ホント、お金のこと考えるとウンザリしますよねぇ。
あえて計算したくないくらい使うんだろうなぁ、一生だと。
悔しいですねぇ。


>さのしさん
けっこう外れないもんですよね、ホント。
やっぱり、ロールよりも、しぶきとか、落水(着水)の瞬間に目を開けてるとかの方がヤバイみたいです。

しかしゴーグル、残念でしたね。
でも、そうやってモノを水の神様に奉納するのは、カヤッカーのオツトメかもしれません。
僕も、コンタクトレンズのみならず、SEIKOのライヴァーズウォッチまで奉納しました。
おかげで今でも命があるのかもしれないと思って、自分を慰めています(^^;

Posted by: Ryu : December 8, 2004 8:32 PM

December 4, 2004

[ リレーエッセイ #7 ] カバンかぁ。

■ 【本日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  雲が次第に広がり、後に雨。北風。最高気温20度、最低気温9度。

[海洋気象] (エイベル)
  北20ノット、今夜には落ち、明朝に南西20ノットに。海況はやや洗い。雨中の視界は良好。

[潮汐表] (ネルソン)
  High 02:58 AM 3.4 m  Low 08:54 AM 1.3 m
  High 03:25 PM 3.4 m  Low 09:39 PM 1.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 【一昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  朝のうち雨、のち晴れ。西の突風。最高気温21度、最低気温12度。

[海洋気象] (エイベル)
  【暴風警報】変風10ノット、午後に北西20ノットにあがる。ただしセパレーションポイントより北では北西15ノットが、午後に西35ノットに。北部の海況は非常に荒くなる。北の波、2mにあがる。午前中の雨中視界良好。

[潮汐表] (ネルソン)
  High 01:29 AM 3.6 m  Low 07:32 AM 1.1 m
  High 01:52 PM 3.7 m  Low 07:55 PM 1.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 2日(木)は午前中から昼過ぎにかけてときおりにわか雨。15時以降は気持ちの良い快晴。風は弱い南東で、昼過ぎに一瞬北東からのうねりも重なったが、これも午後には落ちた。

  3日(金)、朝からピカピカの快晴ながら、南東からのうねりが入っていた。昼過ぎに北からのシーブリーズが1時間ほど吹き、あとはアワロア・ヘッド以北で吹き荒れていた北西の影響のうねりが少し北東から入ってきていた。
  バークベイに戻る直前の16時半ごろ、一瞬またもや南東から強い風が。これは予想外だった。

  4日(土)、午前中はピッカピカの快晴で、風もほとんどなく、海況はおだやか。午後は曇りがちになったものの、午前中の貯金で快適なシーブリーズ。夕方は完全に曇った。

■ 久しぶりのスリーデイ・ツアー。以前も書いたが、今期は体力も気力も落ちているので、スリーデイ・ツアーのローテーションから外してもらっているので、リクエスト(日本人ガイド指名)が入ったときだけ担当するという形になっている。
  いや、久しぶりのスリーデイは疲れますな。でも、面白い。写真撮りまくったりしちゃったり(笑)

  今回のツアーは「ザ・クラシック」という名の通り、エイベルタズマン国立公園のキャンプツアーの元祖なのだが、食事に関しては時代とともに変わってきていた。

  最初の頃は、すべて食材持込だった。ただし、以前も書いたことがあるが、お客様が持ち込んだ食材を全部集め、それをガイドの指示の元に全員でグループクッキングするというのが、ちょっとユニークな点だった。お客様にとっては「同じ釜の飯」を食う連帯感を味わえ、自分が持ち込んだ食材が意外な一品に化ける楽しみもあるる良いシステムであるが、ガイドにとっては綱渡りの連続だった。僕が入社したころもまだこのシステムだった。

  僕が入社して2年ほどたった頃だろうか、食材付きオプションが登場した。これは食材費を上乗せしてもらえば、食材購入は代行しますよ、というもの。そして、調理自体はやっぱり全部の食材を集めてのグループクッキング。このオプションが登場すると、とたんに食材を持ち込む人が減り、このシステムの最後のシーズンになった先々期には、9割以上のお客様が「食材付きオプション」を選ぶようになっていた。
  こうなるとガイドにとっては、毎回同じ食材で同じ料理をすれば良いので、非常に楽になる。ただし、自分自身は飽きがくる。

  そして先シーズン、新オーナーの下では、「食材持込」の制度が廃されてしまった。つまり食材はこちらで100%コントロールするシステムである。こうなると、とんでもない食材が持ち込まれるのではないかとドキドキすることはなくなり、毎回毎回同じ料理を作るだけになってしまう。

  さて今シーズンだが、ウィルソンズが介入してきたせいで、またシステムが変わった。大昔に逆戻りの「全員食材持込」に切り替わったのだ(もう一つのスリーデイ・ツアーは、完全食材提供」なので、ここでコントラストをつけたかったらしい)。
  だが、昔のシステム通りではない。今年からは、グループクッキングではなく、お客様にそれぞれ個別に勝手に料理してもらうというシステムだ。
  そりゃガイドにとっては、これが一番楽なのよ、確かに。調理道具などを準備して、「はい、勝手にどうぞ」でおしまいなんだから、一日全体ではおそらく3時間以上労働時間が減るはず。
  でもねぇ、ガイドツアーって、ガイドが料理してくれるってのが醍醐味なんじゃないかと思うんだけどねぇ。まぁ、会社の方針に逆らって、僕だけ以前のグループクッキングのシステムをやっても良いのだけど、道具が個別料理にあわせて変わってしまっているので、それも難しい。

  ともあれ、こういうシステムになると、僕はとことん手を抜く。つまり、自分自身の食事は「何とか生きて帰ってこられれば良い」という程度のものしか持たない。
  10月4日のエントリーのコメント欄でtomboyさんがおっしゃってるように、ガイドツアーにいらっしゃる日本人アウトドアズマンの場合、ガイドが料理するところを見てみたい、という方も少なくないと思う。でも、今期の「ザ・クラシック」で僕の調理・食事風景をご覧になった方は、さぞかしがっかりなさることだろう(笑) もう料理とか食事とかいうより、「エサ」に近い世界だから、ハハハ。

  ってなわけでこの三日、まともに飯を食っていないので、帰宅後最初の夕食前の今、かなり気が立っていたりする、ハハハ。 cl 7

■ 気を静めるために、こういう写真でも貼っておくか。

リーフポイントにて

  あ、いかん、余計気が立つかも(^^;

■ 追記(12月5日)。
  昨日は疲れてて書き忘れてた。
  二日目の3日(金)、シャグハーバー付近で数頭のヘクターズドルフィン目撃。ヘクターズはニュージーランド固有種の小さなイルカだが、この海域では珍しく、僕自身も二度目。

■ 関連過去ログ【イルカ履歴】
  ◎3月26日 ボトルノーズ
  ◎7月18日 コモン
  ◎8月13日 ダスキー
  ◎9月16日 ボトルノーズ
  ◎9月24日 ダスキー
  ◎10月6日 ダスキー
  ◎11月19日 オルカ
  ◎11月24日 オルカ

■ ところで、ニュージーランドのイルカといえば、こんなニュースも。

  「イルカの群れ、泳ぐ4人をサメから守る」

  -------------------------------

■ [ リレーエッセイ #6 ] 僕の愛用ザックはマウンテンスミスの続き。

  スリーデイ・ツアーから帰ってきて疲れきっている上に、戻ってみると『龍の巣』『エイベル・タズマン・アドヴェンチャーズ』もややこしい状況になってて、コーヒーを飲む暇もなくいきなり2時間PCの前にかじりつく羽目になってしまった。
  というわけで、今日は珍しく、手抜き&勢いだけで書いてしまう。

  カバン、バッグ。
  困ったな。

  いやね、こういう仕事してると、カバンの類を持たないんだ、これが。普段仕事に行くときは、ドライバッグに潮汐表、サーマルアンダー、財布、予備のメガネ&コンタクトレンズなどを放り込んで持っていく。
  で、休日はどうかというと、いちいち入れ替えるのが面倒なので、財布の入ってるドライバッグをそのまま車に放り込んで出かける。
  デイパックとかランバーパックとか使っていたのは、いつの話だろう?
  ニュージーランドに来たばかりのころは、確かにこういうバッグ類を使っていたはずなのだが、さて……。

■ で、ジャパンに行くときなんかは、ごうちゃんと同じく、キャスター付のカバンと、『龍の巣』でも売ったことがあるダッフルバッグだな。
  ただしハードケースのトランクじゃなくて、ジャックウルフスキンのソフトケースってところが、ちょっとアウトドアテイストをかもし出したりしてて、我ながら可愛いなと思ったり(笑)
  いや、ホントはこのキャスター付バッグは僕のじゃなくて家人のなんだけどね。

  カミゾノは、舗装されてるところでもバックパックなの? 変人だな。

  もちろん普通のバックパックもいっぱい持ってる。ニュージーランドにあるのだけでも、15L、35L、45L、60L、80L、さらにベビーキャリーパック。これに家人のデイパックを加えると、すごい数だな(^^;
  でも、編集長のようにこだわりを語れるほどのバックパックはないのである、ワハハ。

  っていうのも、僕は吟味に吟味を重ねた上で、欲しいバックパックをちゃんと買ったことがないのである、エッヘン。
  ジャパンにいた頃は、毎日のようにアウトドアショップに通ってはバックパックを背負い倒し、毎日のように各社のカタログを眺めていたので、歩くアウトドアカタログと化していたし、欲しいバックパックってのもあったんだけど、そういうのはたいてい高くて手が出ず、つい安売りしているパックを衝動買いしてしまったりするんだ、これが。

  ちなみに当時は、背中に一番フィットするブランドはロウアルパインだった。逆に全然だめだったのが、ジャックウルフスキンとマウンテンスミス(笑) グレゴリーもフィット感がいまいちだったので、いまだに僕にとっては印象のよくないブランド。
  でも、もうずいぶん経ってるから、各ブランド背負いごごちが全然変わってるんだろうな。

  あ、そうそう、ニュージーランドを代表するブランド、マックパックは、日本で背負ったときから非常に印象がよくてビックリしたのだが、いまだにその印象が変わってないな。あまり劇的に進化してないんだろう、きっと。

  と、今日はホントに四方山話だな、こりゃ(笑)

  ってなわけで、今の僕はバックパックはおろか、クラッチバッグもデイパックもブリーフケースも持たないようなヤツなので、カバン類を語る資格はないのである。もちろん、編集長のように写真をアップすることなんぞ、できまっせんです。

  だからって、別の愛用の道具ってのも、今ひとつ思い浮かばんなぁ。
  ニュージーランドって、ホント物欲が消滅する国でね、道具に対する偏愛も消えちまうんよねぇ。日本人が道具の話ばかりするのを聞くと、眉間にシワがよることも(笑)

  で、カバンの話のまま回してスマンが、次たのむわ>ごうちゃん
  次回はもうちょっとちゃんと書くでよぉ、許してけろ。いくらなんでも15分で書くとこの程度のしか書けんわ、ワハハ。

  -------------------------------

■ 「スリーデイ、お疲れ様」とねぎらってくださる方は人気ランキングを、「疲れてもちゃんと書きなさい」と叱咤してくださる方はranking.gifを押して応援してくださいな。
  「こんな可愛いスウェーデン人姉妹のビキニを相手にしてきたくせに、疲れたとは何ごとかぁ!」とお怒りの方、両方押して気を静めてください。


投稿者 Ryu : 7:46 PM
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Title: リレーエッセイ#8 愛用のカバン
Excerpt: [ リレーエッセイ #7 ] カバンかぁ。Ryuちゃんからのバトンタッチ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.12.06
コメント

Ryuさん、スリーデイツアーお疲れさまです。本文に登場しちゃったTomboyです。

私が9月にATAのツアーに参加したときのランチは、ラム+ミックスベジタブル+テリヤキTofuのピタサンドイッチでした。事前の準備とかガイドさんの調理さばきは勉強になるんですよ。次の自分のアウトドアクッキングのレシピに使わせてもらうとか。

ところで、ランチの後、海の水で食器を洗ったんですが、エコ的に大丈夫なんでしょうか?!

Posted by: tomboy : December 6, 2004 1:21 AM

最近、食事がひどくなったとぼやいていますが、tomboyさんがいらっしゃったときがギリギリ昔の良い食事だったころなんです。
あのメニューはATKが冬の営業を始めたシーズンからほとんど変わっていないので、5年くらいやってた冬メニューですね。
あの頃は良かった……。


食器ですけど、あのくらいなら問題ないと我々は認識しています。
魚や海鳥が完全に無理なく消費できるレヴェルだと思いますし、実をいえば国立公園内の水道の水は、ほとんど浄水されないまま地下にしみこませているので、他のウォーカーやカヤッカーたちが食器洗いに使う洗剤の方が汚染度が高いです。

Posted by: Ryu : December 6, 2004 8:29 AM

November 30, 2004

『龍の巣』クリスマスセール情報

■ 【『龍の巣』クリスマスセール情報】

  日頃のご愛顧に感謝し、当ブログ読者の皆様だけを対象に、クリスマスセールを開催いたします(『龍の巣』の店頭では告知しません)。

  お申し込みの際に、合言葉「お願い、NZのサンタさん!」とお書き添えいただければ、全品一割引にいたします。

  さらに、以前「お客様の声」にご感想をいただいたお客様の場合は、端数もおまけします。例えば、「フリルネック U.T.E.」の一割引は\4,320ですが、ご感想をいただいているお客様の場合は、なんと\4,300!!
  ありゃ、これはたった\20か(^^;
  えっと、じゃぁ「Sleepwalker シュラフ」の4シーズンLサイズ。こちらは定価\22,000ですから一割引は\19,800。これを「お客様の声」にご感想が掲載されているお客様の場合は、なんと\19,000! うわわ、こりゃけっこう割引率大きいなぁ、イタタタ(^^; まぁいいや、クリスマスだ、縁起物だ、ご祝儀だ。もってけドロボォ。

  さて、セール期間は12月1日(水)00:00~12月21日(火)23:59(日本時間)です。11月30日にここをご覧になってる方は、慌ててすぐにメール発送しないように気をつけてくださいね。まだセール期間じゃありませんよ。

投稿者 Ryu : 10:57 AM
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コメント

お願い、NZのサンタさん!

私にヘンなシュラフとCHCまでの航空券を下さい!片道でいいです!

・・・・じょ、ジョーダンです、はい。

Posted by: さだっちょん : November 30, 2004 9:58 PM

ryuさん、龍の巣、たのしぃ〜〜〜!
友達の赤ちゃんが来年早々に出てくる予定なので、
フリースのおくるみ、いいなぁって想っています。
これは色は何色ですか??

Posted by: aya : December 1, 2004 2:05 PM

あ、さだっちょん様、お買い上げありがとうございます。
お馴染みさんだから、とりあえず現物先に送るんで、後から金額振り込んでください。
請求書入れておきます。
念のため、管轄簡易裁判所に支払命令の申し立てもしておきますので、逃げられません。

って、僕が言うとジョーダンに聞こえない?(笑)


>ayaさん
おそれいります(^^;

でも、おくるみはホントに良いですよ。
誕生プレゼントというパターンが圧倒的に多く、お買い上げのお客様がご自身のお子様用にお使いになっている例があまりないので、残念なことに「お客様の声」が集まってこないのですけど、でもあれは良いですよぉ。。

おくるみの色は、今のところはあのサイト内に出ているパステルの「しろ」「そらいろ」「きいろ」「ぴんく」の四色だけなんです。
http://homepages.ihug.co.nz/~ryu.t/regular/babywrap.html
ホントはもっと別の色もあるし、厳冬期用のもっとゴツイモデルもあるんですけど、売れ行きが安定するまでは今のまま新生児カラーだけでがんばってみようと思ってます。


Posted by: Ryu : December 1, 2004 2:43 PM

October 22, 2004

浮きすぎ、沈みすぎ。

■ 予報
[地上気象]
  晴れ。午後シーブリーズ。最高気温20度、最低気温8度。

[海洋気象]
  南西15ノット、午後変風10ノットになり、夕方までシーブリーズ。海況はおだやか。

[潮汐表]
  04:51am 3.2m
  11:00am 1.4m
  17:28pm 3.3m

■ 典型的な夏日。午前中はベタ凪、昼前からシーブリーズの兆候が出て午後はセーリング。言う事なし。 b&i 7

■ ところが、恐れていたことが始まってしまった。

  約一ヶ月前の9月21日のエントリーで、ウィルソンズとの経営統合に対する懸念を書いたが、実は僕にとって一番イヤだったのが、食事がウィルソンズのスタイルに変えられてしまうこと。
  なんせね、ATKもORACもビーチでちゃんと肉を焼いて、ATKなんてピタパンまで現場でトーストしてサーヴしてたというのに、ウィルソンズはサンドイッチとお菓子、フルーツの入った紙袋をお客様にハイって配るだけ。今まであの食事を何度バカにしたことか。

  が! 今週からあのランチに変わってしまっていたのだ、僕がAくんをトレーニングしている間に!!
  あぁぁぁぁ……(泣)
  今日の食べ残し、過去7シーズンで一番量が多かった。

  いつかはエイベル・タズマン・アドヴェンチャーズに行って、評判のグルメランチとやらを試してやろうと思っていた皆さん、もう遅いっす。
  ってのは半分冗談で、来週のスタッフミーティングでとことんウィルソンズ・スタイルのランチをこき下ろして、一昨年までのATKのランチに戻すように強行に主張してやろうと思ってるので、うまく行けばまた美味しいグルメランチをご提供できるようになると思うのですが、さてどうなりますことやら?

■ もう一つの恐れていたことも起こった。

  南半球で最初のシーカヤックアウトフィッターの一つである、ORACことオーシャン・リヴァーの名前が、今週から完全に消滅してしまった。
  今シーズンはORACにとっては20周年記念という節目の年だったというのに。

  いや、実をいえば昨年度に我々現場の人間も、「ATKとORAC二つのブランドを並存させるのは、かえってマーケティング上良くない」と主張し、自分らの話し合いで「エイベル・タズマン・カヤックスの名前を残し、オーシャン・リヴァーというシーカヤック・アウトフィッターらしくない名前を消さざるを得ない」と結論付けていたので、文句をいう筋合いはないといえばないのだ。僕自身も同じ意見を述べていた。
  でも我々自身の判断ではなく、他社の判断でORACの名前を消されてしまうのは、理屈を超えた部分でなんとなく納得がいかない……。

  ともあれ、南半球のシーカヤック・ビジネスのパイオニアであり、我がエイベル・タズマン・カヤックスの良きライヴァルであったオーシャン・リヴァーに、乾杯。

■ ともあれ、新年度のプロダクトがようやく固まったので、なるべく早く日本語版サイトを完成させてアップしますです(当初の予定と相当変わったので、かなり作業しなおさなくてはならない……)。

  -------------------------------
  
■ 極々私的なメモ。
  昨日夕方くらいから、愛娘は回復のきざし。朝からずっとグッタリしていたが、突然起きて機嫌よく遊び始めた。とはいっても、熱は38度近くあるんだけど。子供ってタフ。
  今日は下痢をしたらしいし、まだ熱も下がりきっていないんだけど、もうすっかり元気。まったくタフ。

  -------------------------------

■ もう今さら言うまでもないのかもしれないが、僕はニュージーランドで初めてパドルを握ったキウィ・パドラーだ。日本の水に初めてパドルを突っ込んだのは、それから2年8ヶ月後のことだった。

  パドルを初めて握ってから先日やっと6年が経過し、日本上陸からも3年半近くが経とうとしている。
  ただ、未だに日本のカヤッカーの言っていることで、理解できない話がいくつかあるのだ。

■ 「浮きすぎる艇」「沈みすぎる艇」というのもそれ。

  日本のシーカヤッカーが艇を評するとき、
  「この艇は浮きすぎだね」
  「うん、もう3cm沈んでてくれると良いんだけどね」
などという言葉が使われる。

  これが僕にとって長年謎で、機会があるごとにいろんな日本人シーカヤッカーをつかまえてたずねてみた。昨年、日本を『プロガイド・ワークショップ(PGW)』や『ツアーリーダー・セミナー(TLS)』で行脚しているときにも、いろんな方に話をうかがった。

■ 話をまとめてみると、どうやらこういうことらしい。

  カヤック・デザイナーは、艇をデザインするときに「理想的な喫水線」を想定している。その線に水面が来るとき、その艇はスピード、安定性、回転性などの持ち味をイカンなく発揮する。
  だから、その艇に乗ったとき、その理想線よりも実際の喫水線が下になるときは「浮きすぎ」、逆に理想線が水面下に没する場合は「沈みすぎ」という。

■ ふん、なるほど、この話自体は、南半球のバカ野人にも、よぉ~く理解できるぞ。
  ただねぇ、それは「浮きすぎる」とか「沈みすぎる」とかっていうんじゃなくて、要するに積載量(体重+荷物重量)との関係の話じゃないの? 想定した理想喫水線が、100kgの積載だった場合は、体重70kgの人が空荷で乗ったら「浮きすぎる」だろうし、90kgの人が20kgの荷物を積んで乗ったらそりゃ「沈みすぎる」だろう。そんなのは、小学生でも分かる話だ。

  つまり、
  「この艇は僕にとっては大きすぎて、浮きすぎてしまう」
とか、
  「この艇、二泊三日の荷物積むと、ちょっと沈みすぎるなぁ(空荷で想定積載量に届くほど体重がある)」
なんていう言い方ならば分かるのである。
  前者は「いくら満載しても想定積載量に届かないほど体重が軽い」ということだし、後者は逆。

  ところが僕がこの言葉の使い方に疑問を持ったのは、体格、体重、技術レヴェルが全然違う人同士が、
  「この艇、沈みすぎるね」
  「うん、そうだね」
などと、自動車をアンダーステアだのオーヴァーステアだの加速が速いの遅いのと評するのと同じように、その艇特有の一般的性格として評する用語として使っていたからだ。

  そもそもデカイ艇ってロングツーリングを想定してるから、理想喫水線も相当な重量を積んだときを想定してあるだろうし、小さい艇はその逆のはず。
  空荷で乗って「浮く」の「浮かない」のっていう評価することが、そもそも間違いなんじゃないだろうかと思うんだけど……。

  一度、僕が機嫌よく乗っている艇を試乗した日本人シーカヤッカーの方が、
  「この艇、ちょいと浮きすぎですね」
とおっしゃった。とりあえず僕は、
  「そうっすか? 僕にはちょうどいいですけどね(^^;」
と答えておいたけど、傍から見ているといかにもシュールな会話だったことだろう。
  なんせ彼は僕よりもきっと30kgは重いはずで、つまり僕が満載で乗ってるときより彼が空荷で乗ってるときの方が「沈んでいる」計算になるはずだから。

  掲示板などでも
  「○○っていう艇を買おうと思ってるんですけど、どうでしょう? どなたか教えてください by 野人」
  「初めまして、野人さん。 あの艇昔持ってましたけど、あれは浮きすぎますよ!」
なんていう書き込みを目にしたりする。
  あんた、「野人さん」のこと知らないのに、なんで「浮きすぎる」って分かるの???

  う~ん、やっぱり日本人シーカヤッカーのいう「浮きすぎ」「沈みすぎ」っていうのは、どうやら僕には理解できない特殊用語なんだ、きっと。

■ このことを言うと、上のように「浮きすぎ、沈みすぎ」の定義を教えてくださった方たちも、
  「う~ん……」
とうなってしまって、結局僕の疑問は氷解しないままだった。

  やっぱりガイジンには理解できない「Wabi, Sabi」の世界の言葉なんだ、きっと。

■ ちなみにこっちのパドラーの場合は、こういう言い方をする。

  「私は小さいから、エコ・ビジーグは大きすぎてつらい。取り回しも大変だし、コクピットもガバガバ」
  「僕も君と同じくらいの体格で、確かにコクピットはゆるいけど、スリーデイ・ツアーに使うとちょうど良いよ。空荷だと水の上で跳ねちゃって扱いづらくて仕方ないけど、満載すると気持ち良く曲がってくれて取り回しも問題なし」
  「オレの場合は、あの艇はワンデイの方が良いんだよ。スリーデイに使うと重すぎてキツイんだ」
  「オマエ、もうちょっとやせろよ」

  つまり、その艇が「自分にとって大きすぎる」か「自分にとっては小さすぎる」かという言い方をする。もちろん日本でもこういう言い方は何度も耳にした。でも、ニュージーランドで、その艇が「浮きすぎる」の「沈みすぎる」のっていう評価は、寡聞にして聞いたことがない。

  あと、同じ日本でも、ホワイトウォーター艇の場合は、ニュージーランドと同じように技術レヴェルと体重によって適正な艇が決まってくるというのが常識らしく、あまり「?」と思うような言葉は聞いたことがない。

  やっぱりジャパン・シーカヤック界の「浮きすぎ、沈みすぎ」は、ヤマト古来の「コトノハ」の伝統が生み出すマジカルな言葉なんだ、きっと。ラヴリーだ。

■ 実は二年ほど前だったか、『パドルの向くまま、気の向くまま』にカヤックのインプレッションのページを作ろうと準備していたことがあった。
  アマチュアの立場からのインプレッションはWeb上でもたくさん散見されるが、プロガイドの立場から見た名艇、ダメ艇っていう評価はお目にかかったことがなかったので、そういうのも面白いだろうと思ったのだ。

  すでに20種類近くのカヤックのインプレを書き終えていたのだが、結局お蔵入りすることに決めた。

■ 理由は、結局カヤックに対する印象って言うのは、上記のような積載重量や好みだけではなく、体格や技術にも大きく左右されるからだ。
  僕自身、20艇目のインプレを書き終えてから、最初のインプレを読み直してみると、もうすでに「ありゃ? 何か印象が違うぞ!?」という風になってしまっているのだ。20本のインプレを書いている間にも、僕の技術が向上して、艇に対する印象が変わってきていたのである。

  例えばニュージーランドの産んだ名艇パフィン。僕、昔はあの艇大嫌いだった。理由は後継モデルのペンギンに比べると曲がらないから。
  でも、今乗ると曲がらないという印象はまったく受けず、むしろ「素直で良い艇だな」と思う。

  だから、インプレをアップするのは止めてしまった。アップしたって、どうせ1年後には「あぁ、こんなこと書いてるぅ……」と後悔してしまうのが目に見えてるから。

  あともう一つ大きな理由として、「スピード、安定性、旋回性」といった基本性能さえも、車やバイクと違って一般的には語れないというのもある。
  例えばカヤックの一般的な特性として、積載量が増えて沈めば沈むほど、安定性が比例的に増すのがある。
  ところが、「グラグラでひっくり返りやすい」として有名な艇も、小柄な女性が乗るとピタリと安定し、逆に「初心者向きの一次安定性重視」といわれる艇の方で不安感を訴える、なんてこともあるのだ。つまり「ティッピーな艇」だとか「一次安定性より二次安定性を重視した艇」などのような評価さえも、一般論としては語れず、「乗り手次第」ということになってしまう場合も少なくない。

  マイナーな理由としては、僕の好みが一般的な日本人シーカヤッカーの好みと大きくかけはなれているというのもあるにはある(笑)
  日本で人気のあるカヤックには昨年たくさん乗ったが、どれも「うん、悪くないね」という印象ばかり。
  逆に日本では不人気のネッキーの艇はルクシャシリーズにしてもエラホシリーズにしても、僕のフィーリングには大変ピッタリ来る。

  なんせ日本とニュージーランドでは一般的なカヤックのラインナップが全然違うので、好みがまったく異なってきたって不思議ではない。
  だからこそ、そういう「変な好み」のインプレを書くのも面白いかと思って始めようとした企画なんだけど、そのうちに、誰の参考にもならないかもしれないインプレをせっせと書き続けるのが空しくなって来てしまったのである(笑)

  さらにもう一つのマイナーな理由として、ジャパンの特殊用語「浮きすぎ、沈みすぎ」を使いこなせないから、というのも無視できないが(^^;

■ ギアのインプレッションには、どうしてもこういうことがついて回る。例えば、自動車に比べるとバイク(モーターサイクル)ははるかに体重の影響を受けやすいので、ライダーの体格によって性格が変わる度合いが自動車よりもずっと大きい。

  ザック類だってそう。体格によっては名バッグになったり、クソバッグになったり。

  でも、そういう「使う人次第」の度合いが一番激しいのが、カヤックっていうギアのような気がしている。
  だから、「僕はこの艇が好み」ということは口にしても、「こいつの直進性はウンヌン、二次安定性がウンヌン」などのセリフは、なるべく口にしないようになってきている。口にするときも、あくまでも自分にとっての個人的な印象として述べるにとどめ、一般論化しないように気をつけている。

■ ちなみに、未だに
  「カヤック買いたいんですけど、どんなのが良いですか?」
という相談をときどき受けるのだが、僕の答えはいつも同じ。

  「他人に相談しなきゃいけない段階では、まだ自艇を持つのは時期尚早ですよ。
  遊び方によって適した艇は違うし、同じ人にとっても技術が上がると求める艇もどんどん変わってきます。ある日を境に好みの艇のタイプが180度変わることだって珍しくない。
  だからアウトフィッターやクラブを利用して色んな艇に乗り、色んな遊び方、色んなフィールドを体験し、同時に腕もしっかり鍛えてみてください。そのうち、『これだ!』という艇が見つかりますから、そのとき買うといいですよ。」

  そういうわけで、僕自身はいまだに自分のシーカヤックは一艇も持っていない。「自分のガイディング・スタイル」はキチンと確立し、それにあった艇もちゃんと分かっている反面、遊びでシーカヤックを漕ぐということがないので、「自分のシーカヤッキング・スタイル」というのが未完成で、いったいどんな艇を買ったらいいのかいまだによく分かっていないからだ。
  例えば仕事では絶対にポリ艇を選ぶが(軽くて滑りの良い艇に乗れば、もう一期か二期ガイド寿命を延ばせるのかもしれないけど、それでもやっぱり僕は仕事用にはポリ艇にこだわりたい)、パーソナルユースでポリ艇を買うのがいいのか、それともFRPやケヴラーの艇が良いのかまったく判断がつかない。
  そもそも、仕事を引退した後、趣味でシーカヤッキングを楽しむのかどうかさえも、今の僕にはよくわからない。

  だから、自分のシーカヤックを買うのは、まだ当分先のことになりそうだし、ひょっとすると一生買わないのかもしれない。
  いや、やっぱりタンデム艇は買うだろうな、きっと。でも、シングルはどうだろ?

■追記(2005年1月24日)。
 野外道具屋ブログ「シーカヤックの選び方」に類似記事。

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投稿者 Ryu : 5:11 PM
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コメント

カヤックの浮きすぎ沈みすぎの話って、サーファーの視点からサーフボードで考えたらRyuさんの言ってる事はもっともですね。カヤックしかしない人達はモーターボートやクルーザー(レースの時は重さは大問題だけど)に乗る感覚なんですかねぇ?っと思ってしまいます。なんか自分の使う道具に対してあまりにも第三者的な発言が浮きすぎ沈みすぎ?っていうか使いこなせてませんの代わりの合言葉みたいです。俺はRyuさんと同様に違和感を大いに感じますね。

Posted by: ケロ : October 22, 2004 7:37 PM

あ、本文中で

> 「使う人次第」の度合いが一番激しいのが、
> カヤックっていうギア

って書きましたけど、サーフボードなんかは軽いから体重やスキルによって個々の感じ方がもっともっと激しく違ってくるでしょうね。

余談ながら僕はパドルサーフィンしかしたことないのですけど、ボードサーフィンもやってみたくて仕方ないんですよ。
カヤックと違って道具が少なく、軽くて済んで、いつもうらやましく横目で眺めてます。


Posted by: Ryu : October 23, 2004 8:24 AM

October 21, 2004

クッカー? スキレット??

■ 予報
[地上気象]
  晴れ。シーブリーズ。最高気温20度、最低気温8度。

[海洋気象]
  南西10ノット、セパレーションポイントより北では西10ノットが午後一時20ノットに。北部の海況は一時やや荒くなる。

[潮汐表]
  03:31am 3.4m
  09:40am 1.3m
  15:58pm 3.4m
  22:31pm 1.3m

■ 朝からドピーカンの快晴。南西なんか吹いてる? 雲がないから分からん。どうせ海はシーブリーズだ。

  -------------------------------

■ 極々私的なメモ。
  昨日から愛娘が熱を出してる。なのに、お兄ちゃんが二人も遊びに来てくれたから昨夜は大興奮で、今朝は39度の熱でダウン。生まれて初めて風邪で医者にかかったとさ。

  僕は、三日間の疲労+昨日の飲み疲れで、これまた身体がだるい。実は昨日から腹具合も悪く、胃が痛かったりちょっとお腹を下し気味だったり……。

  -------------------------------

■ 4月14日のエントリーで、「クッカー」って言われると、英国系の英語圏で暮らしてる僕は「ストーヴ」のこととつい勘違いしてしまって混乱するという事を書いた。
  キウィ英語と米語(4月15日)と、続・キウィ英語と米語。(10月6日)は、そこから派生したネタだったんだけど、あれを書いてから半年たった今も、いまだに日本語の「クッカー」表記には慣れず、目にするたびに混乱している。

■ 最近気づいたんだけど、ヤマヤさんを除いた一般アウトドアの世界では、今や「コッヘル」っていう表記はほとんど壊滅状態に近いんだね>ジャパン

  確か6年前には、まだ皆「コッヘル」って呼んでたような気がするんだけどなぁ。すっかりウラシマ太郎左衛門でやんの>僕
  いや、6年前にすでウラシマ左衛門之丞だったのか?>僕(って、誰だよ左衛門之丞って?)

■ 上で「派生ネタ」と書いたけど、実は4月15日分はごうのリクエストで書いたエントリーだったわけだ。

  ところがそのリクエストした本人が、こんなタイトルのエントリーをやってくれるんだから参る。
  あのタイトル見たとき、僕はやっぱりストーヴの選び方だと思っちゃったよ。

  いい加減に学習しろよ!>ウラシマ龍之介

■ でも、こういうのは中身見りゃ一目瞭然「鍋釜」のことだと分かるから良いの。

  問題はねぇ、さらりと書き飛ばしてある掲示板なんかの短文。画像もなければ前後の文脈からも判断が出来ないものが少なくなくて、「ストーヴ」と勘違いしたまま読み進めれば、そのまま読めてしまうものが多いんだわ。
  で、勘違いしたまんまスレッドをずぅ~っと読みすすめて、だぁ~いぶ経ってから「どーも話がおかしい……。あ!」と気づく(^^;

  老化現象始まりまくり>帰ってきたウラシマン

■ すでに日本ではすっかり市民権を得てしまった言葉なんだろうから、もう今さら僕が海外からゴチャゴチャ言ったって始まらんのだけど、いやぁ、まったくややこしい。出来ることならなんとかして欲しい。
  って、なんともならんよなぁ。

  え? お前が頭切り替えろ? へぇ、ごもっともで、でももう年なんですぅ……(涙)<宇裸死魔参上

■ しかし、もともとコッヘルっていう言葉が定着してたところを、わざわざ「米国でしか通じない言葉」に直すってのは、どういうことなんだろうなぁ?

  どうしても英語に直したかったんだったら、全英語圏でちゃんと通じる「ポット」とか「パン」に変えりゃ良いのにねぇ……。
  最初に「クッカー」って大々的に言い出したの、どこのメーカーなんだろ?

■ ちなみについでに言えば、ダッチオーヴンの流行で、「フライパン」の別の呼び方としてジャパンでも広まりつつある「スキレット」だが、これまた英国系の英語では「脚つき長柄鍋」っていう意味もあるんだよなぁ、これが。

■ あぁ~っ!!!
  そういえば『龍の巣』サーメットのコピーに、英語のコピーそのままカタカナに直して「オール・イン・ワン・ケトル&クッカー」って書いちゃってるけど、ジャパニーズには「鍋も付属」って勘違いされるんじゃないの、これって?

  ヤバイ!!! なんてことしてたんだ>アホ店主

■ 【『龍の巣』更新情報】
  というわけで、当該部分を「オール・イン・ワン・ケトル&ストーヴ」に変更しました(^^;

■ 関連過去ログ【英語】
  ◎アルミコーティングのチタン!?(4月14日)
  ◎キウィ英語と米語(4月15日)
  ◎続・キウィ英語と米語。(10月6日)

  -------------------------------

■ 今日のエントリーを読んで、英語なんてもうヤダと思った方、同感です(^^;
  人気ランキングをクリックして、日々世界中の「異なる英語」に翻弄され続けている野人を応援してくださると嬉しいです。

  しかし、結局ハンモックを買わねばならぬほどのスコアにはならなかったな(^^) パドルでも買うか。

投稿者 Ryu : 11:40 AM
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ウラシマ龍之介君>学びなさい。(笑)

先日、例のコメント書いた時、僕の回りの連中はどうなんだろうと聞いて回ったけど、クッカー、コッフェル、鍋、の順番やね。

だいたい、カタログにクッカー表記が多いと思うよ。

ま、Japanの場合はストーブはストーブなんで間違わんから、やっぱりウラシマ龍之介君が学びなさい!、わはは。

Posted by: ごう : October 21, 2004 9:12 PM

リバー用パドルは188~192cm、角度は30~45度が現在一般的です。重量も900g程度のものが宜しいようで。

Posted by: Miya : October 22, 2004 2:22 AM

>ごうちゃん
学びました。
たぶん、もう間違わない。

けど、自分は絶対にナベのことを「クッカー」などとはよばねぇからな!
コッヘルだ、コッヘル!

何が怖いって、バーナーのことを自分がうっかり「クッカー」って書いてしまうことで、これだけはよく気をつけておかねば……。
すでに『龍の巣』でやっちまってたからなぁ……。


>Miyaさん
うん、僕も190cm、45度以下のヤツが欲しいんですよ。
ちなみに今もってるのはウッドブレード、アルミシャフト、208cm、90度、たぶん1300g以上、という恐竜のようなシロモノです。
ホシヒューマになった気分になりますよ(^^;


Posted by: Ryu : October 22, 2004 6:08 AM

October 19, 2004

PGW補習コース、二日目。

■ 予報
[地上気象]
  晴れのち夜に雨。北風。最高気温16度、最低気温5度。

[海洋気象]
  北西10ノット、セパレーションポイントより北では午後25ノットに上がる。北部の海況は次第に荒くなる。夜の雨中視界は悪い。

[潮汐表]
  01:39am 3.9m
  07:43am 0.7m
  14:01pm 4.0m
  19:59pm 0.9m

■ 昨日とうって変わって上天気。予報とは裏腹に上空でも北西の気配はなく、午前中はベタ凪、午後はシーブリーズ。

  -------------------------------

■ 昨日の朝の段階の予報では、今日は南西の風のはずだったのだが、昨日夕方に再チェックすると、風向きが変わっていて、北または北西20ノットの予報。こりゃサーフィンができそうだ! ラビットアイランドか、ネルソンのタフナビーチだ!

  と張り切っていたのだが、上記の通り朝とりあえず昨日と同じカイテリテリビーチに行ってみても、北風の気配は微塵もない……。

  仕方ないので、昨日の予定通り、午前中はありとあらゆるパドリングストロークを一つずつチェックして直してやった。
  おそろしく勘のいいヤツで、教えたことがすぐに出来てしまうのには舌を巻いた。こりゃ、すぐに上級者になっちまうよ。

  昼飯にしようとビーチに上がったが、彼は「午後は曇って寒くなるかも」と、一人で海に引き返してロールの練習を始めた。ビーチから眺めていると、昨日のスランプから立ち直っていなくて苦戦。
  一回、二回、三回、まだ上がらない、そろそろ沈脱してくるか?
  四回、五回、おぉ、がんばるじゃん!
  六回、七回、え? 大丈夫なのか?
  八回、九回、ゲゲゲ、アイツってえら呼吸出来たのか! 知らなかった。こりゃ起きるまで永久にやるつもりだぞ。
  十回、あ、やっと沈脱した。やっぱり肺呼吸か(笑)

  正直申しまして、沈脱するまでに十回トライする人間、初めてお目にかかりました、ワタクシ……。どんな肺してるんだよ?

  これだけ根性見せられたら、自分だけビーチでコーヒー飲んでるわけにも行かず、僕も海に逆戻り。悪い箇所が三つあったので、それを順番に直してやる。
  一つ直すと前のところを忘れるのはお約束だが、それでもその三箇所を順繰りに指摘して指摘が二巡したころに、三つすべてに神経が繋がったようで、またちゃんと起きられるようになった。
  器用なヤツだ。

■ で、ようやく安心して飯。

  午後は、カイテリテリから南下してスティーヴンズ・ベイの方面に。
  実は僕はカイテリテリから南に行ったことがなかったのだが、昨日のトレーニング中に、僕を鍛えてくれた大先輩ガイドのジョン・マクヴェイがふらりと現れ、
  「今の潮加減だったら、あそこの洞窟通り抜けられるな」
と教えてくれたのだ。

  ジョンは、すでに何年か前に我が社からは離脱して、もうニュージーランドでは働いていないのだが、現在の勤務先のスイスでの仕事がオフシーズンになると、我々がハイシーズンでヒーヒー言ってる頃にヴァカンスをとりに現れる。相変わらず良い性格をしている。
(ちなみに『プロガイド・ワークショップ』や『ツアーリーダー・セミナー』の皆さんにお馴染みの「JMリエントリー」は、彼の名を冠したもの)

  で、ジョンに教わったとおり南下してみたのだが、これがビックリ! き、キレイだ!! 国立公園の中に負けないじゃないの! (カイテリテリは国立公園南端部よりもさらに数km南にある) 

通り抜けられる洞窟

  こういう通り抜けられる洞窟や、

見事なアーチ

こんな見事なアーチなんて、公園内でも珍しい!! 驚いた。

  いくら国立公園外とはいえ、こんな近くにこんなものがあったのを知らなかったのは、なんとも恥ずかしいのだが、カイテリテリより南は特に見るものがないと思ってなめていて、全然漕いだことがなかった。いやぁ、やられた。

  こりゃ、うまくやればスティーヴンズ・ベイとカイテリテリの間だけでも、十分半日ツアーが成立しちゃうよ。

  なんかこんな写真出しちゃうと、練習しないで遊んでばっかりに見えちゃうな(^^; ちゃんと練習してるんだよ。ロールの様子をおさめた動画はあるんだけど、さすがに動画はアップできないな(^^;

  ともかく午後は、上の二枚の写真の洞窟とアーチの間にある小さな小さな奥まった入り江でトレーニング再開。
  Aくんがスカリングブレイスを覚えたいというので、彼はひたすら海面をなでなで&沈&ロールの繰り返し。天才的な覚えのよさを見せる彼も、スカリングブレイスだけはどうも苦手らしい。うん、一つくらい苦手があった方が良いのだ。

  僕は彼にコツを教えるために、スカリングブレイスに留まらず、ハイブレイスをやって見せたり、完全に沈した状態からスカリングブレイスだけで浮かび上がってきて起きる「ロールもどき」をやって見せたり、バックプッシュロールを見せたり。けっこう疲れた。

  僕自身は、最後に久しぶりにハンドロールの練習をしたが、後ろからかいても前からかいても、あと一息のところで力尽きて落ちてしまう。ダメだ、疲れてないときに練習しなおそう。

  Aくんもだんだん疲れてきて、起きるようになってたロールが崩れ始めたので、そろそろ練習はおしまい。
  朝はロールが起きなくて憂鬱な顔、昼飯のときは起きるようになってホッとした顔、そして一日の終わりにはまた出来なくなって再度憂鬱な顔。ワハハ、フォームが完全に固まるまでは、そういうものなのだ。

  午後三時にカイテリテリに戻ったときは、二人ともカヤックから降りたとたんにふらつくほど疲れてた。内容的には昨日の方がはるかにハードだったはずなのに、やっぱり昨日の疲れがたまっているのだろうか?
  う~ん、年だ、衰えを感じる……。明日が思いやられるぞ。

  -------------------------------

■ ところで昨日書き忘れたのだが、以前から言っていたようにマックラックをレスキュー訓練に使ってみた。

  冬季は薄いポリプロアンダーのタイツの上に履いて仕事していたので、内部の遊びが非常に大きく、すごい量の水が入り、とんでもない重量になっていた。
  ところが、昨日はウェットスーツを着た上に履いたので、内部の遊びが小さくなり、仕事で使っていたときほどは水が入らなかった。

  で、実際にカヤックによじ登るときにどうだったかと言えば、僕らのように慣れていれば、パドルフロートなし、アシストなしのジョン・ウェイン・リエントリー(和名:馬乗り再乗艇)もなんとかこなせる。ただし、やっぱり足がかなり重く、バタ足が疲れるし、カヤックによじ登った後にバランスをとるのも普段よりは少々厄介。

  今日はウェットを着ないで、ポリプロアンダーのタイツの上にマックラックを履いていた。要するに泳いだら強烈に水が入る格好である。
  最初はこの格好で沈脱&再乗艇に挑戦してみようと思っていたのだけど、疲れてくると昨日よりも重いブーツでバタ足するのがなんとも鬱陶しくなり、結局実験はやらずにすませてしまった。

  僕なりの結論。
  カヤックによじ登り慣れているヴェテランが、ウェットスーツ(ロングジョンなどの長ズボン型)を着た上から履いている場合は、なんとかなる。
  それ以外の場合、それ以外の方が沈脱した場合は、なかなか厄介なことになりそう。ふくらはぎが細い初心者がウェットなしで履いていて沈脱した場合などは、アブミがないと再乗艇出来なくても不思議ではない。

  というわけで、「危険だから使うな」とまでは言わないものの、お持ちの方は、一度必ず沈脱&再乗艇を試してみておくことを強くお薦めする。特に、あれを履くような季節だと水温も低く、急速に体温を失って筋肉も力を出せなくなってしまうのだから。

■ 関連過去ログ【マックラック使用レポート】
  ◎7月21日
  ◎7月30日
  ◎8月14日

  -------------------------------

■ 今日のエントリーを読んで、明日は仕事放り出してカイテリテリに漕ぎに行こうと思った方、人生を棒に振る前に、まず人気ランキングをクリックしておきましょう。Bon voyage!のおまじないです。

投稿者 Ryu : 5:12 PM
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October 13, 2004

トウイングについて(前編)。

■ 予報
[地上気象]
  晴れ、ときどき曇り。午後シーブリーズ。最高気温21度、最低気温13度。

[海洋気象]
  【暴風警報】西15ノット(セパレーションポイントより北では25ノット)、夕方に一時25ノット(北では35ノット)にあがる。北部の海況は非常に荒くなる。

[潮汐表]
  10:03am 3.9m
  16:02pm 0.6m
  22:20pm 4.1m

■ 昨日は日暮れ前になって雲が切れて晴れ渡ったが、今日も気持ちのいい晴れ。高層に薄ぅ~く雲がかかって空がちょっと白っぽく、なんだか日本の初夏を思い出す。
  その高層の雲、確かに15ノットくらいで東に流れていく。

  と思ってたら、それは午前中だけで、午後は完全に真夏並みの強烈な紫外線の雨が降り注いできた。ゲゲゲェ、部屋の中にいても眩しいぞ……。
  気温も夏並みだなぁ。今日は短パンTシャツじゃ!

  天候良いのに、どうしたわけかブッキングがのびていないのだろうか、今日も仕事あぶれてしまった。ま、一昨日ぶつけた尾てい骨がまだちょっと痛むので、今日一日のんびりさせてもらうとしよう。

  -------------------------------

■ 短期連載『ガイドのつぶやき』その5
  昨日に引き続き、読者投稿をまな板にあげてみる。

  お気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、この短期連載はまず内省的な内容から始まり、だんだんと似非ガイディングを叱るという内容に移行してきている。
  要は大人しいと思ったヤツが次第に本性をあらわして牙を向き始めるという、サイコホラーでお馴染みの構成なので、ホラーファンの方にはそういう楽しみ方もしていただけるかもしれない>出来ないってば

  本当は今日が最終回のつもりだったのだが、あまりにも長くなりすぎたので、今日と明日の二回に分けた。出血大サーヴィスの感動巨編、たっぷりお楽しみください(笑)

■ また投稿から始めよう。こうして投稿をたくさん頂けて、ホントにホントにありがたいことです。投稿は、すべて膝を正して拝読させていただいております。

  さてさて、何なに?

> 某アウトフィッターは「お客さんが海に出たいとお
> 望みならば、どんなコンディションでもとにかく出
> します。数名をトウイングして、荒れ海から必ず戻っ
> てこられるだけの技術は積んでいます。」と言った
> そうです。

  やれやれ、これまた困ったことだねぇ。

■ 前半の「荒れた海に出る」という部分は、まぁいいだろう。
  決行かキャンセルかは、ガイドの技術のみならず、メンバーの力量も加味して考えるべきだから、他のグループと違う判断になるのはむしろ当然。
  もちろん力量を超えた無謀行為は糾弾されてしかるべきだが、僕が現況を見ずにここでどうこう言える話じゃない。

  嘆息モノなのは、後半のトウイングの部分の方だ。
  こっちは前半とうってかわって、口あんぐりの「トンデモ発言」だぞ……。

■ まずご存じない方のために、用語解説。

[トウイング]
  レスキュー技術の一つ。非力、疲労、病気、怪我などで自力漕行不能になったパドラーを、別のパドラーがロープで牽引(曳航)すること。また、危険地帯から緊急退避する場合にも使われる。

[トウライン]
  トウイング用ロープのこと。
  また、この文中で「トウライン・システム」という言葉が出てきた場合、ロープそのものだけではなく、それに付随するすべての細かい部品や装備、あるいは携行の仕方まで含めた、システム全体を指す(とはいっても、現物をご覧にならんと違いがよぉ分からんと思うので、あまり気にしなくてもよろしいかと)。

[表記]
  日本では「トゥーイング」と訛ることが多いが、「towing」なので二重母音で「トウイング」が正解。「トーイング」でも構わんと思うが、僕の場合は、より英語発音に近い「トウイング」表記を採用する。

■ さて、本論に入ろう。

  以前どこかに書いたが、僕はエイベルタズマン国立公園で、かつて「トウイング・キング(=牽引王)」と呼ばれていた。

  非力な日本人客を担当することが多く、他のガイドとは桁違いのトウイング経験を積まざるを得なかったという、聞くも涙語るも涙の過去を秘めたニックネームだ。

  「キング」と言ったって、必ずしも自慢できるような誇らしい呼び名ではなく、むしろ恥ずかしい名前だったりもする。
  なぜなら、この異名には三つのニュアンスがあるのだ。

  第一に、トウイング経験と技術に対する「畏敬」の念。
  第二に、危険な重労働に対する「ねぎらいと哀れみ」の気持ち。
  そして第三に、稚拙なガイディングに対する「揶揄」の態度。

■ 第三の「揶揄」が、今日のテーマに結びつく一番大切な点なのだが、皆さんにはピンと来ないかもしれない。
  でも実際には、こうした「からかいのニュアンス」は決して小さくない。

  なぜならここのガイドたちは、トウイングを可能な限り避けるべき事態ととらえ、トウイングの多い奴は未熟者ということをキチンと了解しているから。

■ まず今日は、最初の論点「なぜトウイングは避けるべきか?」を見ていくことにする。

  トウイングを避けるべき理由は、大きく二つに分けることが出来る。カスタマーケア上の問題点と、危機管理上の危険性だ。

■ ではカスタマーケア面から見よう。
  結論から言えば、

  「トウイングとは、お客様から『自力で漕ぎきる達成感』を奪い、代わりに『自分だけ他人の手を借りる屈辱感』を押しつける行為

に他ならない。分かる人には、この一言でもう全部分かっちゃうよね?

  限界まで疲労困憊し、荒天に恐怖ですくんだお客様は、牽引してもらう安堵感、安心感が屈辱感に勝るかもしれないし、怪我や病気の場合は、屈辱だの安堵だのを感じている余裕さえないかもしれない。

  しかしどんな場合も、トウイングが彼らにとって決して楽しい良い思い出にはならないばかりか、むしろ苦い思い出として残るのは事実だ。

  怪我や病気のときは別だが、ツアー中に疲労や恐怖に苦しめられた人も、トウイングなしでツアーを切り抜けられたら、これが大きな達成感に変わるのだ。

  このことをガイドは忘れてはならない。

  もちろん、中には、
  「えぇ~っ! シーカヤックって自分で漕がなきゃいけないのぉ~っ! うっそぉ~、やっだぁ、信じらんなぁ~い!!
  ガイドさんが後ろで漕いでくれて、こっちは座ってるだけで良いんだと思ったのにぃ~~(ブーブー)」
などと抜かすおっしゃる、「うっそぉ~、やっだぁ、アンタこそ信じらんなぁ~い」モノのお客様もいらっしゃらないわけではない。観光地のアウトフィッターには、ときどきこういうシンジランナイ人も現れるわけで、もちろんこういうお客様はトウイングを歓迎こそすれ、屈辱感のクの字も感じるわけがないのだが、これは例外中の例外。
  例外を基準にカスタマーケアを組み立てるのは論外。例外は、あくまでも例外であって、「そういう例もある」という事を頭の片隅に入れておくだけで良い。

■ まぁ、「うっそぉ、やっだぁ」な例外はともかく、日本のガイドたちは概してこの「トウイングは引っ張られる側にとっては屈辱的行為である」という点に無頓着で、サーヴィス業のプロたる自覚不足ぶりに驚かされる。

  だから話を聞くと、トウイングを前提に組み立ててあるツアーが少なくないようだ。
  未経験者歓迎をうたいながら、水平線のはるか彼方の島まで往復させる日帰りツアーなど、その典型。

  また、まだ自力で漕げていてトウイング不要な段階なのに、そのうちバテそうだと思われるお客様に予めトウラインを結びつけるような無礼(かつ危険)な行為も、そこらじゅうで当たり前に行われていると聞く。
  これなんて無神経な言動のせいで、かえってグレた生徒を乱造してしまう学校教師と同じレヴェルの所業だ。どうせ、中学校時代に教師に傷つけられたことを未だに妬んでいるガイドに限って、自分は平気でこういうことをするのだろう(と、どんどん勝手に想像を膨らませる野人)。

  「いざとなりゃ、引っ張りゃいいんだ」
などと軽く言うガイドも、レヴェルとしてはこれとどっこいどっこい。

■ 高いお金を取っておきながら、お客様から達成感を奪って屈辱感を与え、しかも大変な危険な目(後述)にあわせている。
  しかもそのことにまったく無自覚な上に、厚顔無恥にも「自分たちはトウイング技術があるんで安心です」と稚拙な技術で胸を張るんだから、あきれてモノも言えない(と言いつつ、こういうときは例によって、かえって饒舌になる野人)。

■ ちなみに9月2日のエントリーで紹介しているのが、実は上記の離島往復ツアーでトウイングされまくった経験がトラウマになってしまった、気の毒な中年夫婦をガイドしたときの模様。

  運良くツアー開始前にそのことをあらかじめ伺っていたので、その日は何が何でも絶対にトウイングを避けるようにツアーを組み立て、ツアー中も彼らの達成感を最優先のテーマにガイディングをした。
  ガイドの卵や似非ガイドが見れば、「あの野郎、さっさとトウイングしてあげりゃ良いのに、怠けやがって」と思ったことだろう。

  ところがその「怠けガイディング」の結果、彼らは前回ペシャンコにされた自尊心を見事に回復し、達成感でニコニコしつつ帰途についた。
  もちろん、今回も彼らはかなり疲労したのだ。しかし、自力で漕ぎきった達成感、満足感が、カヤッキング中の辛さを吹き飛ばし、疲労感はかえって心地よい刺激となったのだ。
  あの夫婦は、今後もまたきっとパドリングに挑戦するだろうと思う。

  こういうのを、ホントのカスタマーケアっていうんだけどなぁ。

■ 何なに? 荒れた海に出るときはトウイングで連れ帰ることを明言してるから、お客様もその点は承知のはずで、文句を言われる筋合いはない、だって?

  なるほど、冒頭で引用した特殊な例に限っては、確かにこの反論は一理あるように聞こえるね。

  じゃぁお伺いするが、その際にトウイングの危険性に対するインフォームド・コンセントは取れてる?
  単なる免責同意のことでも、天候や海況に対する説明のことでもないよ。
  あくまでも、「荒天下のトウイングの危険性」に対するインフォームド・コンセント。

  そもそも「コンセント」以前に、荒れた海でのトウイング中に起こりえる数々のインシデントを例示し、どこまでなら自分に対処可能で、どういう状況が対処不可能かという「インフォーム」がキチンと出来るの?
  まさか、そういう説明もなしにお客様に「自己責任」なんて言ってないだろうね?

  こういう作業をやらずに、あえて「トウイングを前提にして荒れた海に出る」のは、下手すると手が後ろに回りかねない行為だって言うことは、ちゃんとお分かりなのかなぁ?
  なんせこれから見ていく通り、トウイングってのはただでも極めて危険な行為だからねぇ。荒れた海でのトウイングの危険性なんて、書くだけでも身の毛がよだつんだが。

■ さて、それじゃ今度は、最初の論点「なぜトウイングは避けるべきか?」の二つ目の要因である、危機管理面の問題点に話を移そう。

  上で、エイベルタズマンのガイドたちは、トウイングをタブー視し、なるべく避けようと努力していることを述べた。
  これは、単に重労働を避けようという怠け心でもないし、お客様の自尊心を大切にするためでもない(まぁ、それらの理由もあることはあるけど)。

  主たる理由はもっと単純、前段でチラリと書いた通り極めて危険だからだ。

■ ガイドがいったんトウイングを始めると、すべての危機管理技術が制約を受け、アクティヴ・セイフティが目に見えて小さくなるので、インシデントが極めて起こりやすい状態になる。

  ピンと来ない?
  じゃぁ、ポルシェがエンコした他の車を牽引しているところを想像してみて欲しい。ポルシェはその性能をいかんなく発揮出来るだろうか?
  NOだ。軽トラにだってブッ千切られるに決まってる。
  また、普通なら止まれるところが止まれない、普通なら曲がれるはずのところが曲がれないことにより、避けられるはずの事故を避けきれない可能性は、極端に大きくなる。なんせちょっと急ブレーキ踏むだけで、後ろから牽引されてる車がオカマ掘ってくるような状況なんだから。

  あくまでも僕の印象だが、向かい風の中で前に進まなくなったタンデム艇をトウイングし始めると、それまで「10」だった危機管理能力が、「3~4」に落ちるような感じを受ける。無風ベタ凪の場合でも「6~7」くらい、風だけじゃなくて海面も大荒れ(オーヴァーヘッド)の場合は「1以下」になってしまうこともある。

  ポルシェが軽トラに千切られるくらいなら笑い話ですむが、荒れた海でガイドの危機管理能力が突然十分の一になってしまうと、グループが全滅したって何の不思議もない。

■ そして、トウイング開始後に実際にグループ内に何らかのインシデントが起こってしまった場合、当然ガイドの対応は遅れ、被害を最小限におさえることは難しくなる。
  またトウイング当事者間に不測の事態が起こると、トウラインはこの上なく恐ろしい凶器と化し、普通なら「単なる沈」で笑ってすむはずのことが、洒落にならない事態になる可能性も小さくない。
  インシデントがトウイング当事者以外に起こった場合も、その事態を収拾するためにガイドが一時トウラインをリリースすれば、そのコントロールを失ったトウラインが次なるインシデントの種となる。

  一つの小さなインシデントが、次々に連鎖的により大きなインシデントの種をまいていき、その連鎖を断ち切るのが難しくなるのが、トウイング中インシデントの特徴である。
  そして、単なるインシデントよりも深刻な事態を招く可能性が非常に大きいのも、やはりトウイング中インシデントの特徴なのだ。

  ピンと来ない?
  じゃぁクイズ。
  海賊モノなどの物語には、片腕や片脚の船員がよく登場するが、彼らはどうして腕や脚を失ったのか?
  正解。ロープが巻きついて千切れ飛んだのである。シーマンならこんなことは常識中の常識。
  別の例だと、僕自身駆け出し時代にトウラインが首に巻きつき、すんでのところで命を落としかけたことがあるのだが、詳しくは『インシデントレポートBBS』をご覧いただこう。

  ロープがコントロールを失うと、状況しだいではこういう悲劇が起こってもおかしくないのが、海の恐ろしいところ。

  ところが、シーカヤック・ガイドという連中に限っては、こうしたロープ類の危険性にはとんと無頓着で、むしろロープ類を多用するのを喜ぶような節さえあったりする。
  アホちゃうか?

■ つまりトウイングを多用するガイドは、こういう危険極まりない状況を自ら不用意かつ積極的に作り出すガイドなのである。

  トウイングは言うまでもなく、いざというときには必要不可欠なレスキュー技術の一つだ。
  しかしいったん始めたが最後、上記のように総合的な状況はかえって悪化するという矛盾を自覚しておかねばならない。

  これを他のことに例えようか。
  動脈からの出血をファーストエイドする際、圧迫止血だけでは効果が薄い場合に、止血点を縛り上げて腕や脚全体の止血をしなければならないことがある。この方法は腕や脚を失うリスクを覚悟しなくてはならないので、現在ではめったなことではやるべきではないとされている。
  トウイングは、まさこれと同じようなニュアンスを持っているのである。

  だから最初の方で挙げた例のように、必要に迫られてもいないのに、「いざというときに、いつでも引っ張れるように」と予めトウラインをお客様に結びつけ、たるませたまま漕ぎ続けるようなオメデタイ輩に対しては、出来ることなら殺人未遂罪で告発したいほどの憤りさえ感じる(9月5日のエントリーで書いた某超有名アウトフィッターも、そのときにこの愚行をやっていたとの報告を受けている!)。

■ さて、本日はカスタマーケア面と危機管理面から問題点を挙げたが、実はそれ以外にも「トウイング・キング」に「揶揄」の意味がこもる別の理由があるのだが、丁度ぉ時間とぉ~、なりまぁ~したぁ~、っと。

  To be continued.

■ 関連過去ログ【ガイドのつぶやき】
  ◎その1「怖さについて。」(10月7日)
  ◎その2「過保護について。」(10月8日)
  ◎その3「プロの基準について。」(10月9日)
  ◎その4「互助について。」(10月12日)

■ 関連過去ログ【読者投稿】
  ◎ファーストエイド雑感。 (6月30日)
  ◎またもや、サングラス四方山話。 (7月6日)
  ◎東京の星空、ニュージーランドの星空。 (7月10日)
  ◎ガソリンより高い水が、蔓延? (7月15日)
  ◎捕鯨と差別。 (7月20日)
  ◎ぬるい危機管理論 (8月27日)
  ◎ひょっとすると、実現可能? (9月9日)
  ◎夢の続きと、悪夢のような製品。 (9月26日)
  ◎互助について。 (10月12日)

  -------------------------------

■ 今日のエントリーを読んで、「ゲゲ、そんなこと知らずに、今まで気軽にトウイングしてもらってた!」と青ざめた方、人気ランキングをド突いて気を静めてください。


投稿者 Ryu : 1:54 PM
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Title: 大記録達成前夜
Excerpt: 大記録達成前夜 ■実は、明日、大記録が達成できるかもしれない。  ◎Ryu's Logbook「Weather & Kayaking Log on 14-08-05 」  昨年10月から何日働いたのか数えてないんだけど、ノー・トウ...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.15
Title: 大記録達成前夜
Excerpt: 大記録達成前夜 ■実は、明日、大記録が達成できるかもしれない。  ◎Ryu's Logbook「Weather & Kayaking Log on 14-08-05 」  昨年10月から何日働いたのか数えてないんだけど、ノー・トウ...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.15
コメント

ごめんなさい。カヤックのことと話がずれるんですが...

雫井脩介さんの「火の粉」読まれました?
おもしろかったですよ。
ロトルアは、今日も肌寒い一日でした。
今週末、駅伝があるそうです。

Posted by: あひる : October 13, 2004 5:55 PM

あ、その本はまだです。
手に入れなくては。
情報、ありがとうございますm(..)m


ロトルア寒いんですか!?
以外です。
ここは、真夏のような日でした。
冷血人間の僕も、ようやく冬眠から覚めていろいろと用事をすませてきました(^^;

Posted by: Ryu : October 13, 2004 6:28 PM

生きてますよぉ、にっしーです。
今夏、神島カヌートライアルにおいてトウイングする場面にあいました。
復路の午後にはいって急に強まった南風により、前に進むこともままならなくなったファルトの牽引です。
危険がわかりつつも航路横断をいうシチュエーション上やむなしです。
航路途中にして「もう、このへんで・・・」と言うカヤッカーの明らかに不機嫌な態度を無視して横断完了までトウイングしました。
カスタマ−ケア的にはバツでしたが・・・たぶんいまでもイヤな思いでとして残ってるはずです、その方。
そりゃそうです、最後の最後。
もうちょっとでゴールってんですから。

しかしトウイング前提でツアーしちゃうガイドって・・・
僕もトウイング中はかなり疲労しましたが、違ったインシデントおこってたら対応出来たかどうか疑問です。
そのガイドはよほどスーパーマンなんでしょう。

>あひるさん
一時期、駅伝に命かけてたので駅伝ってきくと胸騒ぎしますねぇ。
しかもNZであるんですか、興味深々。
日本が生んだ世界の競技の1つですもんねぇ、駅伝。

Posted by: にっしー : October 13, 2004 10:17 PM

まだ2番出汁軽くいけますね(笑)>本日の”出汁ガラ”。
多分トウイングの後半編が美味しい「命の出汁」なのではないかと・・・と私設秘書の「仕事」としてボスにはプレッシャーかけておきます。

Posted by: MM : October 14, 2004 10:57 AM

>にっしー

ちゃんと引っ張られる側の不快感も感じ取り、でもなおかつ安全が確認できるまで責任もって引ききったとのこと、お見事です。

心を鬼にして、カスタマーケアよりも危機管理を優先すべき場合は、やっぱりあるんです。
ただ、そのときも、クライアントの不快感を知らずにやるのと、分かってやるのとでは雲泥の差だから。

PGW、TLS最多受講者のにっしーのことだから、トウイング自体のメソッドにも問題はないはずだしね。


> 僕もトウイング中はかなり疲労しましたが、違ったインシデントおこってたら対応出来たかどうか疑問です。

このセリフも、伊達に何度もトウイングセッションに参加してないなと感じました。
危険性をよく承知してないと出てこないセリフだからね。

にっしーだったら、もうたいていのことは捌けると思うんだけど、問題はなれない状況でパニックになった場合だね。
それだけ気をつけて落ち着いて対処すれば、おそらく大丈夫でしょう。


>MMさん
プレッシャーになりました(涙)
おかげさまで、土壇場になって後ろ四分の一くらいを、ごっそり削除してアップしました>本日分の「後編」

ま、削除した部分は、そのうち折を見てまたアップするかもしれませんが。

反響しだいですね。
合格をいただけるといいのですが>御秘書様

Posted by: Ryu : October 14, 2004 9:26 PM

『龍の巣』入荷情報

■ 【『龍の巣』新商品情報】
    『レザーグラヴ』Lサイズを追加しました。


投稿者 Ryu : 1:30 PM
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October 4, 2004

パンク少女誕生。

■ 予報
地上気象 - 雨。北東風。最高気温12度、最低気温8度。
海洋気象 - 変風10ノット(セパレーションポイントより北では北東15ノット)、午前中に北東30ノットになり、夕方に北西30ノットに変わる。海況は荒くなる。北の波1m、次第に大きくなる。午前中から視界は悪いが、夕方回復する。

■ 朝から雨。肌寒く、一日中ベッドで本を読んでいたいような日。

  10月いっぱいは週休三日とってるので、明日はホントは休みなんだけど、日本人のお客様からご指名が入ってるのでオン。でも雨が残りそうな雰囲気で、なんかヤダなぁ……。

  -------------------------------

■ 昨日のクッキングのために、久しぶりにサーマレストの座椅子を組んだのだが、愛娘が気に入ったらしく、撮影後もずっと座って遊んでいた。

  そのうち突然、
  「プスッ」
と、小さな小気味良い音が……。
  ん?
  見ると、娘がエンピツを握ってニコニコしている。

  うっがぁ~、コイツ、サーマレスト刺しやがったっ! パンクしたぁ~~っ!!

  ったく何をするかなぁ……。これでまた一個修理キットの糊を使っちゃったじゃん。あと一個しかないぞ。
  キャンプツアーやってると、一夏に二度や三度はパンク修理しなきゃいけないから、糊は無駄にしたくなかったのにぃ……。

■ しかし、サーマレストの表側をパンク修理したのって、これが初めてだ。普通に使っててパンクするのは九割以上が裏側なんだけど、さすがの表側も尖ったエンピツ突き立てられたらひとたまりもないんだな(笑)

  表側は滑り止め加工のせいで表面が凸凹してて、裏面に比べて糊のつきが悪そうな感じがして不安だったので、いつもより多めに塗りつけたんだけど、やっぱり専用の修理用糊は強力。あんなにつけなきゃ良かった。ゴワゴワになっちゃったぞ(泣)

■ ちなみに前に書いた通り、体力の衰えを理由に、今シーズンからキャンプツアーのローテーションから外してもらった。ただし、日本人のお客様からご指名をいただいた場合は担当することにしている。

  で、悪い予感は当たるもので(笑)、すでにけっこうな数でリクエストが入り始めてて、やっぱり相当な回数キャンプしなきゃいけなさそうな雰囲気になってきている。

  冬の始め、今期のキャンプツアー・ローテーションから外れることがまだ承認されてなかった頃に、ツアー用にハンモックテントを買うつもりだと書いたが、ローテーションから外してもらえることになって、「やれやれ、これでハンモックテントを買わずにすませられるわい」と喜んだ。

  でも、この調子だとやっぱり買った方が良いのかもなぁ。
  しかしながら、次の夏は雨の少ない好天に恵まれるという話もあって、もしそれがホントならば水漏れのする今のオンボロビヴィバッグでも十分使い物になるしなぁ。
  でもでも、買ったら買ったで、また変な使い方とかしてブログのネタに出来るかもしれないしなぁ。

  う~ん、微妙なところだ。迷う……。買うならそろそろ決めないとマズイんだけどなぁ(ホントは、仕事用のハンモックテントを買わずに済ませて、その金でリヴァー用パドルを新調したいんだけど……)。

  -------------------------------

■ 今日のコンテンツを読んで、「ハンモックテント、買え買え、買っちまえぇ!」と思った方、、人気ランキングをクリックしてみてください。
  もし万が一、これで週間INのスコアが1500を突破したら、買っちゃうことにしよう。うん、それがいい。


投稿者 Ryu : 11:21 AM
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Title: サーマレストのリペア。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風。(高)17度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル)  南西15ノット。セパレーションポイントより北では西25ノット、夕方に15ノットに落...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.16
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思い切って、地べたから
TAKE OFF しちゃいましょう。
スコアはうっそー!800ぐらいでOK
この快適さ、ビビィザックには戻れない(笑)
http://www.hennessyhammock.com/comparisonchart.htm
すでに
2つも使っている体験者、語る(爆)
清々しく吹き抜ける風、地表とは別格!
これ以上、快適なのは宇宙船だけかもよ
Cocoonが在庫限りのサービス中みたい
ダヨーん

Posted by: JSB : October 4, 2004 12:57 PM

うぅ、JSBさんに薦められると、買いそうになっちゃいますねぇ(^^;

コクーン、安くて良いですよね。
ヘネシーの日本語訳を公開していらっしゃる川崎さんからは、カヤッカー向けにはULバックパッカーのフライをHEXに変更するか、サファリを薦められました。

NZで売ってるのはコクーンとエクスペディションだけだから、USから取り寄せるしかないか。
しかし、ULバックパッカーのフライを変更すると、軽くUS$200をオーヴァーするな……。
うむむむ。


Posted by: Ryu : October 4, 2004 1:48 PM

http://hikinghq.net/gear/hennessey_hammock.html#Update%2017%20Dec%202000
タープ(キャノピー)は別にオプションとして
考えたほうが正解かもしれません。
運良く(笑)北半球ではいわゆるキャンプシーズンの終わりごろで
YahooJapanオークションなどでも出物が多く、JSBも3.5mのウィング
タープ新品を¥3kほどでget。
一日中、かつぐことが無い場合は、重さよりも
プロ用として耐久性&コストを重視(笑)して
選択するのが現実的かも。
たとえ樹がなくても、ビビィみたいに設営する
気持ちならば、ステッキよりも役立つパドルが
2本以上あればA形に立てるなど工夫できる。
ps
川崎氏には、日本語サイトを立ち上げる以前
に、何かと教えて戴き感謝しています。

Posted by: JSB : October 4, 2004 4:04 PM

こんなサイト見つけてしまいました(笑)ので、ここから色々探索してみてくださいまし。
http://www.hammocks.com/hammocks/camping_hammocks/index.cfm

Posted by: MM : October 4, 2004 4:31 PM

うむむむ、JSB&MM連合軍の買え買え波状攻撃(^^;
か、買っちゃおうかなぁ……。

Posted by: Ryu : October 4, 2004 9:22 PM

ランキング、クリックしたぞ。
さあ、買え~~~!!

Posted by: けむたま : October 4, 2004 10:40 PM

ぼくもクリックしたんですけど・・・

Posted by: にっしー : October 4, 2004 11:13 PM

うわ、また波状攻撃(^^;
クリックありがとございますぅ。

でも、まだ週間IN1500には程遠いようですので、一週間毎日押し続けてくださいねぇ(笑)>けむさん、にっしー

Posted by: Ryu : October 5, 2004 11:08 AM

http://216.83.168.206/index_files/Products%20List_files/8x8%20SilNyl%20Tarp.htm
使い方はいろいろあるようだけど
まだ6通り、Ryuさんのエントリーで
華麗なる七変化が完成することに!
(まさか、縦に吊るして入っているぅ、、、
いや、揺れるkayakから見たからだー、笑)

Posted by: JSB : October 6, 2004 4:53 AM

http://www.auctions-nifty.com/item/29111452
パンク少女!、細かいことなど
気にしないでススメー♪
少し離れて見れば、判らない?
えっ
ヒゲオヤジの眼が、座っているって
ヒェー、コワーイ!

Posted by: JSB : October 6, 2004 5:17 AM

キャ、キャプテンスタッグっすかぁ(^^;

まぁ、確かに安いっすけど、気になるのがスペック中のサイズの「高さ41?」とか「厚さ2?」とか「厚さ4?」の「?」の文字。
きっとcmの機種依存文字を使って文字化けしちゃったんだと思うんですけど、スペックに「?」って書かれると、こっちとしてはものすごく不安(^^;

っつぅか、天邪鬼の『龍の巣』店主としては、「お、これは使える!」ってんで、『龍の巣』の商品のスペック全部に(?)ってつけたくなったりするのでヤバイです(^^;

タープの六変化、こういうのを眺めるのはホント楽しいですね。
僕らの仕事も、ただの長方形のタープを使うんで、いろんな張り方しますけど、仕事のとき雨の中であわてて張ることが多いので、楽しいなんていってる余裕がないんですよねぇ。


Posted by: Ryu : October 6, 2004 9:02 PM

October 3, 2004

「野人版クレーマークレーマー」の巻。

■ 予報
地上気象 - 晴れのち曇り。北東風。最高気温14度、最低気温6度。
海洋気象 - 変風10ノット、午前中に北東に変わり、夕方には20ノットにあがる。海況はやや荒くなる。

■ 気持ちのいい春のポカポカ陽気。風は少し吹いてるが、予報通り北からの風なので寒くはなく、肌に心地よい。

-------------------------------

■ 本日よりサマータイム(正しくはデイライト・セーヴィング)が始まり、時計が一時間進んだ。これから半年間、日本との時差は四時間だ。
  きっと今日は、ニュージーランド全土でバスやフェリーに乗り遅れたり、アクティヴィティに遅刻したりというハプニングが無数に起こったことだろう。きっとうちの会社も、お客さんが現れなくて困ったんじゃないかな(笑)

  ちなみに、ニュージーランドは日付変更線のそばにあるので、世界一早く夜が明ける国の一つ。2001年の正月を迎えるとき、ニュージーランドの最東端の町ギズボーンに「最初の21世紀中継」「21世紀の最初の初日の出」を求めて観光客やマスコミが殺到したのは、もう日本ではすっかり忘れ去られているかもしれないけど。

-------------------------------

■ 電脳紙芝居、始まり始まり。

鼓stove

  ある日、野人のところに荷物が届きました。9月27日のコメント欄にJSBさんが書き込んで下さった「和の心、鼓ストーブ」です!

  「うぉぉ! ホントに鼓だ!! 和の心だ!!! ジャポネスクだ!!!!
  ありがとうございますぅ!>マイスターJSB
  うひひ、また遊んじゃろっと(^^)」

  野人は大変うれしそうです。気味が悪いです。
  でも怖いものって、見たいですよね。遠巻きにして、もうちょっと観察してみましょう。
 
 
逆回転仕様

  鼓型に組んである二つのストーヴをばらすと、一つ一つのストーヴはSYCLONESTARstoveです。
  野人の気味悪さとは裏腹に、こちらは気持ちの良い職人仕事、お見事な作品です。メルトダウン対策後の作品なのに、「吹けば飛ぶよな軽さ」も健在です。

  この二つのストーヴ、吸気用の穴の位置をよぉ~く見ると、ちょうど対照的な位置に穴をうがってあります。穴のオフセット角が逆なので、炎は当然逆方向に回転するのです。
  つまり片方が北半球仕様で、もう一個が南半球仕様。素敵です、ロマンチックです。

  さて、今まではシェラカップで水を沸騰させるだけの燃焼テストしかやってなかったのですが、今回の野人はアウトドアクッキングに挑戦することにしたようです。
  でも休みの日はとことん怠け者になる野人のこと、アウトドアっつっても自宅の庭ですませてしまうようです(^^;

  メニューは9月7日に紹介した料理の実践編に決めたようですが、残念ながらトマトが切れていました。仕方ないから、アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノにしたようです。やっぱり怠け者です。
 
 
クッキング開始

  少々風があるので、野人は木の枝、竹とバスタオルで風防を作りました。

  「これ、いつもビーチで仕事するときにも使っている方法なので、反則ではないのだ!」

  なにやらブツブツいってます。気味悪いです。もうちょっと距離をとった方がいいかもしれません。

  野人は太いスパゲティが好みなんだけど、アウトドアでは細い方が早く勝負がつくので今日もヴァーミセリをチョイス。意外と細かいことを考えているようです。

  コッヘルは小さいので半分に折って叩き込みました。手早いですが乱暴です。やっぱり野人です。
  お湯の中には多めに塩を溶かしてあるので、あとで塩で味付けする必要はありません。
 
 
出た、すり下ろし!

  いよいよ9月7日にご紹介した技の登場。下ろし金でニンニクをオリーヴオイルの中に直接すり下ろしている図。切るよりよっぽど速いですが、やっぱり乱暴です。とても文明人の所業とは思えません。あ、だから野人なのか。
 
 
ゴムベラの威力

  ところがここで繊細さを見せる野人。意外なことにここでゴムベラが登場しました。柄が折れてヘッドだけになった古いゴムベラは、アウトドア・クッキングにも大変便利なのです。食後の後片付けの時にも、食べ残しや食器に残ったソースなどは、ゴムベラで掻き落としてしまうと、始末が楽チン。

  ニンニクに色がつき始めたタイミングでタカノツメも投入。

  「9月7日のようにトマトをすりいれれば、ニンニクが焦げる心配はなくなるけど、アーリオ・オーリオはとろ火じゃないと焦げやすい。火から離したり、パスタのゆで汁を少しずつ入れて油の温度を下げるとかして調節すると良い」

 またブツブツいってます。頭は大丈夫でしょうか?
 
 
忍び寄る小さな影

  と、そのとき、野人の背後より忍び寄る不気味な小さな影。
  影の正体は、数日前に母親に出て行かれてしまって、飢えに苦しんでいるメイメイでした。父親の野人が一人でエサを食おうとしている気配に気づき、慌てて飛び出してきたようです。
  慌てたわりには、今日おろしたてのキッズ用フリルネック U.T.E.をキチンとかぶっているのは感心です(笑)

 
 
早くしろぉ!

  そろそろ茹で上がったようです。お湯を切ってニンニクオイルと混ぜている野人。待ちきれないメイメイ。
  飢えた親子、何やら目の色が尋常ではありません。
 
 
パクッ!

  パクッ!

 
 
鼓stove

  う、美味いぃ~!(^^)

  カーサンが出て行ってから、初めてのまともな食事に歓喜するメイメイ。鼻にシワを寄せて作り笑いをしています。

  野人も、JSBストーヴの実用性に歓喜していましたが、さすがに野人の笑顔は気味悪いので割愛して、どっとはらい。オチは無いのかよ!


  【注 意】当紙芝居はフィクションであり、実在の人物や家族とは無関係です。
  【撮 影】家人(笑)

■ ご覧の通り、コッヘルを乗せて調理しても、メルトダウンの気配はありませんでした。>JSBさん

  火力も文句なし。
  途中で燃料が切れて火が消えても、他のストーヴと違ってアルコールストーヴは燃料補給&再点火が大変簡単なので、ものすごく気が楽。
  アルコールストーヴって、ホントに良いなぁ。

■ ヘッドだけとはいえゴムベラはかさばるよなぁという方、我が家のゴムベラはまだ新品だからヘッドだけ切り落とすのはなぁという方、テレフォンカードはゴムベラの代用品として有効なのでお試しあれ。
  そんな過去の遺物はもう持ってない!という場合、ヴィデオカセットのケースをテレカサイズに(またはもう一回り大きく)切り取ったものも絶大な威力を発揮。この場合、透明や半透明のケースより、白っぽいケースの方がしなやか。

  まぁ、こんなのは主婦の皆さんにはジョーシキ中のジョーシキだろうけど。

■ 関連過去ログ【JSBストーヴ】
  ◎今、JSBストーヴが熱い。(6月26日)
  ◎JSBストーヴ新作。(9月15日)

-------------------------------

■ 今日の紙芝居でJSBストーヴの進化とメイメイの愛らしさに感動した方、人気ランキングをクリックしてください。


投稿者 Ryu : 3:01 PM
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Title: 山頂でイップク 烏龍茶はサントリーのこと
Excerpt: CycleStyle2004の帰りにふと思い立って登山してから帰路に着くことにした。 目指すは、日本一の低山「天保山」である。 というわけで、管理人が指差しているのが天保山 二等三角点 標...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.11.07
コメント

>慌てた割には、、、、、、
いやー、さすがに!!
けっこう、半身に構えているとこがニクイ(笑)
美味い!のショットは最高ですね。
子供が親に付き合ってくれるのも
振り返ってみると、意外と僅かな期間!
どうぞ、貴重な時間を大切に。
もちろん腕の良いカメラマンにも感謝!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それに比べりゃ、空き缶など
屁みたいなもの、ガハハハハ
でも、あんなに大きな鍋まで