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May 20, 2005

[ リレーエッセイ #90 ] パロディ広告。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雨早朝霧。午後遅くから雨。北東風。(高)17度、(低)12度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット、セパレーションポイントより北では午後東20ノット。海況はやや荒い。北の波1m、次第に大きくなる。夕方の雨中視界不良。
 向こう三日間:北西5~15ノット、日曜に南東15~25ノット、月曜に西20~30ノットに。月曜は海況荒い。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 12:30 AM 1.3 m  High 06:51 AM 3.5 m
 Low 12:55 PM 1.1 m  High 07:15 PM 3.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

寝坊したので、朝霧が出てたかどうか知らないが、どんよりとして鬱陶しい。昨日はメッチャクチャ暖かかったのに、気温もまた元通り。明日は仕事入るのだろうか? 覚悟しとこ。

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[ リレーエッセイ #89 ]1万円でどこいこー。完結編よりバトンタッチ。
 そういやリレーエッセイなんてものもあったっけな。前回書いたのはいつだっけ? 先月21日? 一ヶ月前か(笑)

 いや、ともかく続いてめでたい、めでたい。周回数二桁を目前にしてバトンの行方が分からなくなるともったいない。

 しっかし、ビジネスクラスに高級ホテルに高級レンタカーねぇ。どれも縁がねぇなぁ。コメント欄にあった例と同様、家人もブッキングミスでビジネスクラスに乗ったことあるらしいけど、僕はそんな経験もない。良いなぁ、一回乗ってみたいなぁ。最近のビジネスクラスのシートは、ほぼフルフラットになるらしいし。

そういえば編集長が止めてる間に、「野遊び屋ブログ」では、この一万円旅行リレーエッセイが実際に行われてレポートが掲載され始めてるので、まだチェックしてない人はどうぞ。

 僕自身は、来月末のダーヴィル島に行って130ドルの旅を決行するかどうか、未だに迷っておりまする。どしよ。
 本音としては、空港でごうちゃんを拉致して、そのままダーヴィルに行っちまいたい。後から彼が奥さんや娘さんから怒られるだろうが、んなことは知ったことではない。

ま、いいや、一万円旅行の話はおしまい。
 編集長から新ネタ展開の指令。僕は新ネタ書くときも、いちおう前の人の書いたことにコジツケて、そこから強引に別の話に持っていくのが好きなんだけど、さて、今回の編集長のネタから新ネタ引っ張るのはちょいと難しいかなぁ。
 一回完全にリセットして、一から新ネタふってみるか。さて、どうしよう? 困った。

そういえば先日MMさんから送っていただいた米国のアウトドア雑誌に、面白い広告があったんだった。

 ◎『Esuvee』

 僕は全然知らなかったんだけど、ひょっとしたら日本でももう話題になってるのかな? なってたらご容赦を。

 要するに、重心が高すぎて横転事故が頻発しているSUVの安全運転啓蒙のためのキャンペーン広告らしいのだけど、なかなかシャレている。
 上記オフィシャルサイトにはゲームもついてる。
 
 ただしこのサイト、フラッシュがやたら重いので僕同様にナローバンドの方はそれ相応のお覚悟を。スペイン語はあるけど、日本語はない。

 ゲームを紹介している日本語のブログもあった。

 ◎SOLA Blog「安全運転しないと怒られる、モンスターSUVドライビング - ESUVEE」

面白くない? 僕はけっこう感動した。ま、時節柄スターウォーズっぽさがあざといと思う人もいるかもしれないけど、僕はSWファンだから許す(笑)

 で、普通ならこれを題材に僕のエッセイが展開される、という展開になるわけなのだが、リレーエッセイの場合はあえてここでやめて次に回すのであった。

 さて、どう続ける?>でこりん

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安全運転のおまじない。人気ランキングranking.gifを押しておけば、きっと大丈夫。


投稿者 Ryu : 12:58 PM
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Title: 《 自由テーマ 》 SW観て来た。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) にわか雨、後晴れ。南西風次第に強くなる。(高)15度、(低)8度。 [海洋気象] (エイベル)  南20ノット。海況やや荒い。雨中の視界不良だが昼過...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.23
Title: トレーニーーーングフッ!&[ リレーエッセイ #91 ] パロディ広告。
Excerpt: でこりんです。 今日は二つの「やっと」をご報告。...
From: 野遊び屋ブログ
Date: 2005.06.20
コメント

ハハ、広告までチェックして送りつけてないので存じませんでした>本日のネタ。

でもやっぱり今日は、
>時節柄スターウォーズ
ですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050520-00000007-nks-ent

だそうですし、オンラインの全米映画チケット前売りサイト、先週の全売り上げの65%がSWだそうです。
今日図書館に行ったらSWがらみの本は殆どなくて、児童セクションのインフォメーションブースに2-3分に一人は子供が来て司書さんに「SWの本はどこですか?」って訊きに来てました。

評判的には五つ星の四をちょっと切る位が平均評価、でも皆泣いていたのと、かなりの人が「これからうちに帰ってエピソード4見なきゃ」って言っていたのが印象的。
宇宙人にもせかされているのですが、さすがにこの週末は込みすぎて大変だと思うので下火になった頃に・・・と思ってます。どうせ彼だって基本的なストーリ・ラインわかってるんだし(笑)。
但し、かなり映像的には「怖い」らしくて、「小さい子供には見せないのが一番だ」ともかなりのメディアが言っているので、どうしましょう・・・

Posted by: MM : May 20, 2005 4:51 PM

観てきちゃったので、新エントリーにてお返事にかえさせていただきましたm(..)m

でも、あれやっぱりお子さんにはお薦めできないですね。

Posted by: Ryu : May 23, 2005 10:15 PM

April 21, 2005

[ リレーエッセイ #87 ] 130ドルで旅をしろ、ってか?

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)21度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南西10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 01:27 AM 1.3 m  High 07:46 AM 3.6 m
 Low 01:47 PM 1.1 m  High 08:01 PM 3.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から風が強く、寒い。この季節に南風吹くと、やっぱり冬っぽいな。

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極々私的なメモ。
 昨日のキノコ、食ってみた。さすがに愛娘には食わせなかったのだけど、僕も家人もピンピンしてる。
 美味かった。香りは、シメジとマイタケの中間のような感じで、歯ざわりはエリンギにちょっと似てるかな? 先日サンデーマーケットで買ってきたオランダ人(?)の売ってたバカ高いサフラン・ミルク・キャップより、数段美味かったぞなもし。

 お天気が怪しく、雨が降りそうだったので、食後ヘッドランプつけて慌ててもう少し採りに行ったのは言うまでもない。なんせ、濡れるとブヨブヨベトベトになっちゃうキノコだから。

 ワハハ、これから毎年4月になったら、このキノコが食えるぞ。嬉しいな。

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新規参入のでこりん佐藤のリレーエッセイ#86 一万円ポッキリで何処にいける?よりバトンタッチ。

 何の予告もなく、いきなり走者が三人増えて驚いた。最初は編集長ごうちゃん&僕の三人で始めたのだが、そこにカミゾノさだっちょんが加わり、さらに今回ショージアツシでこりんの三人が一気になだれ込んできて、合計八人。
 なんかスゴイことになってきたぞ。面白いじゃん。
 今はまだ大人しく順番に回ってるけど、そのうち一人を集中攻撃とか始まるんだろうか? 七人相手に一人で奮戦ってのは、なかなか壮絶なことになりそうだな。でこりんを集中砲火にさらしてみるか? たぶん前の職場で鍛えられて、ずいぶんと打たれ強くなってるはず(笑)

 ちなみに、編集長、ごうちゃん、カミゾノ、ショージの四人は、もちろん僕にとっては旧知の仲。仕事仲間であり親友であり、ブラザー(シスター)であり、という関係。
 で、さだっちょんはというと、昨年度ウチの会社スリーデイ・ツアーに遊びに来てくれたので、二泊三日の旅を一緒に過ごした仲(怪しい関係ではありませぬ)。

 で、問題のG-Outfitter新入り二人組のアツシとでこりんだけど、僕は2003年9月に野遊び屋を引退して晴れて部外者となり、それ以来はまったくタッチしていないし、そもそもあれ以来日本にも行っていないので、G-Outfitterの新人と面識があるはずがない。あるはずがないのだけど、これがなぜだか二人とも知ってるんだから、始末が悪い(笑)
 しかもねぇ、実を言うと、あの二人が最初に顔をあわせた現場に、僕も居合わせたんだな、これが。

 でこりんは、2002年と2003年にG-Outfitterが受託してた、子供向けシーカヤック・キャンプ・プログラムのクライアント団体の職員で、彼がシーカヤックを覚えたのも、そもそもそのプログラムがきっかけだった。
 一方のアツシは、「プロガイド・ワークショップ2003」の派生プログラムとして開催した「ツアーリーダー・セミナー2003」の三浦半島会場に来てくれてた。実はでこりんもそこに参加してくれてたので、僕ら三人はそこで揃って顔をあわせてたというわけ。
 そのときの模様は、別の参加者の方がサイトで紹介してくださってるが、よく見ると二人ともちゃんと写ってる。「福井から参加のでこりん佐藤さん」って書いてある写真の、黄色い艇に乗ってるオレンジ色シャツが福井の佐藤さんでこりん。で、僕がタンデム艇の上に立ち上がろうとしている写真の、僕の背後に座ってるのがアツシだ。
 あのプログラム、疲れたけど面白かったなぁ。

 しかし、一年半後に連中が香川入りすることになるとは、思いもしなかったし、まさかこうやってブログでリレーエッセイを回すようになるなんて、誰が予測しただろう? 世の中どうなるか分からんもんだねぇ。

 今年秋(日本の秋ね)には「プロガイド・ワークショップ2005」のために、僕も久しぶりに香川にお邪魔することになるので、そのときまでには頑張って一人前のガイドになっててください>アツシ&でこりん

さて、前置きが例によってやたら長くなった。そろそろかんじんのリレーエッセイに入ろう。

 一万円で旅行計画立てろってか?

 こうやって皆が律儀に同じお題をまわしてるのをみると、ムラムラと強引に別の話題に切り替えたくなる天邪鬼な僕なのだが、数えてみるとメンツのうち半分しかこのお題を書いていない。しかも、特に面白そうなことを考えそうな、さだっちょんと編集長のところに回っていない。今話題を変えるのは、ちょいともったいないので、僕にしては珍しく、今日のところは素直にお題通り書いておくことにする。

さて、残念ながら、ここニュージーランドでは、一万円札は使えない。まずは両替だ。
 本日現在の為替レートは1ニュージーランド・ドル=77円20銭だそうだ。ということは、

 10,000円÷77.20円/ドル=129ドル53セント

 なるほど、約130ドルか。微妙な金額だなぁ。けちれば二、三週間はいけそうだし、下手すりゃ半日で消える。さて、どうするか。
 
予算が決まったら、次にだいたいの経費を計算しておかねばなるまい。

 一応車を使うことを想定して、まずはガソリンだが、最近はメチャクチャ高い。レギュラーがだいたいリッター1ドル30セント。旅ならセドリック・ステーションワゴン(ホントはライトバン)の方を使いたいところだが、こっちは燃費が悪いしエンジンも非力なので、パワーがあって燃費も良いブルーバード・ハードトップを使おう。こいつは遠出すれば、軽くリッター12kmは走る。ホントはもっと走るけど、まぁ少なめに見積もっておこう。
 ということは、100kmあたりの燃料費は10ドル83セントなので、約11ドル。う~ん、けっこうかかるなぁ。
 ちなみに1999年には、1ドルが50円を切っていた時期があり、同時にガソリンもリッター70セントくらいに下がってて、日本円換算するとリッター40円を切っていた。メチャクチャ安かったよなぁ。その頃と比べると、軽く倍以上……。

 気を取り直して宿泊費。テント泊とバックパッカーズ・ホステルと呼ばれる安宿を半々に使う感じになるだろうか。ニュージーランドの場合は、日本と違って場外キャンプが出来る場所がそんなにないので、どうしてもキャンプサイトを使うことになるが、価格はまちまち。国営のサイトならば5ドル前後だろうし、民営のモーターキャンプだと10ドルくらいだろうか。でも、おそらく民営のサイトは使わないな。
 一方のバックパッカーズは、今はドミトリーでも18ドルくらい取るところが多いようだ。高くなったもんだ。
 国営キャンプサイトとバックパッカーズを半々ということだから、ちょいと高めに見積もって、一泊平均13ドルということにしておこう。うむむ、これまたけっこう高い。

 さて、食費。家にいれば一人平均10ドルを切るのは簡単だが、旅行中はどうしても高くつく。昼なんかはカフェに入って食うなんてことも多いだろうから、最低でも一日15ドルは見ておく必要があるだろう。
 ビールは家から自家製を持っていくことにして、費用からは除外。

 有料道路の類はこっちにはまったく存在しないし、田舎に行くと駐車料金を取られることもない(都市部でも一時間数十円~せいぜい百円少々)ので、ガソリン代以外の交通費は計算しなくて良い。
 燃料費だけど、家にはまだたっぷりホワイト・ガソリンもLPGカートリッジもあるので、これまた経費には入れない。
 キャンプ道具やらアウトドア用具やらも、全部家から持っていくので無料。釣り餌も、庭でミミズ掘っていくし、もしカヤック持って行くとしても、リヴァー艇は自前、シーカヤックは会社からかっぱらっていくので、やっぱり全部無料。

 というわけで、経費はこんなもんか。

さて、次に大きな問題がある。一人で行くか、それとも家族三人で行くかだ。

 一人で行くなら、前段落の経費でOKだが、三人となると、宿泊費を一泊30ドル、食費を一日40ドルと割り増し計算せねばならぬ。っつぅことは、一泊二日で軽く100ドルを突破するので、二泊三日でさえかなり辛い。ガソリン代まで考えると、一泊二日でないと無理。

 節約しよう。宿は使わずテント泊。食事も全部自炊。そうすると三人でも、宿泊費一日10ドル、食費一日30ドルと計算できるので、一日あたり40ドル。二泊三日、七食と計算しても、全部で90ドル。40ドル残るので、全部ガソリン代に使うとすると往復360km、片道180kmのとこまでは行ける。ただし、他には一切金は使えない。博物館も見られないし、カフェでちょいとコーヒー一杯ってのも無理。もちろんドルフィン・スイムだの氷河ウォークだのラフティングだのという、ニュージーランドらしいアクティヴィティなんて、望むべくもない(いや、その手のアクティヴィティだけで一万円が軽く吹き飛ぶってば)。

 う~ん、どうしよ……。

 あ、ひらめいた。三人なら、ダーヴィル島シーカヤッキングだ。フレンチパスまでの距離は、おそらく120kmくらい。そのうち35kmくらいがダートロードなので若干燃費は落ちるだろうが、それでも往復30ドルもあればガソリン代は大丈夫だろう。
 で、島に渡ってしまうと、有料キャンプ場さえないので、お金は一切使えない。100ドル余ってしまう。困ったな。

 なぁ~んて心配する必要はない。何にもない島で、1ドルも使わずに2週間のキャンプ・シーカヤッキングすることが出来るのも事実なのだけど、実は一軒だけレストラン&ホテルがあるのだ。d'Urville Island Wilderness Resortがそれで、4年ほど前に一度だけ食事しに行ったことがあるが、こんな離島にあるとは思えないほど洒落てるし、味もなかなか。今回はここを利用して一泊二日の旅としよう。

 ウェブサイトには価格表がない(どんなサイトだよ!)ので、手元にある数年前の古いパンフレットを参照するが、一番安い部屋が二人で68ドル+子供追加で14ドル、合計82ドル。値上がりしてるだろうから、約100ドルは見ておいた方が良いな。これでめでたく130ドル、つまりキッチリ一万円。

 え? 島までどうやって渡るかって? 予算の関係でウォータータクシーは使えないので、もちろんシーカヤックを使う。会社からタンデム艇を借り出して、三人で乗っていく。ハッチに装着する子供用シート&スプレースカートキットをエイベル・タズマン・カヤックス初代オーナーのトムから借りれば、少々の海況でもまったく問題なし。
 この宿は東海岸にあるので、難所フレンチパスを抜ける必要もないので、子連れ一泊二日シーカヤッキングにはちょうどお手頃だ。

 あ、念のために申しあげておきやすが、「どなた様にとってもお手頃な子連れトリッププラン」じゃござんせんよ。あくまでも「僕にとって」の話ね。マルボロ・サウンドは天候変化が早いし、海上交通量も少ないので、いざというときのリスクは、エイベルタズマン国立公園とは比較にもならないってことは、一応明記しておきやす。

 ともかく、早朝家を出て昼前にフレンチ・パスの村から漕ぎ出せば、夕方にはチェック・インできるはず。翌日は、釣りしながらゆっくり帰ってきて、日暮れまでにカヤックを車に載せられれば良いや。

 よし、家族旅行プラン、一丁あがり。たぶん残金なし。もし余ったら、帰り途にコーヒーでも飲もう。ネルソンのマクドナルドくらいは開いてるだろう。

さて、次は一人旅パターンだ。こっちは金に余裕があるぞ。もう少し長く旅が出来るな。あるいは、パァ~ッと派手に散在するか?

 さぁて、どこに行こう? 北島は昨年6月に行ったばかりだし、一万円ポッキリだとヒッチハイクしないと辛いので却下。
 いや、ヒッチハイクも面白いし、「旅行記エッセイ」だったらネタとしても美味しいんだけど、「旅行計画エッセイ」にはまったく向かない。なんせ、計画が立たないとこがヒッチハイクの醍醐味なんだから。計画になってない計画書は、もうすでにショージが書いちゃってる。ありゃ、どっちかというと「犯罪計画書」だよ(笑)

 ま、それはともかく、北島が厳しいとなると、西島(豪州)はもっと無理なので、結局南島しかない。
 南島で行ってみたいところと言えば、なんといってもクライストチャーチのカジノ、なんてハズはない。一回行ったけど、あんなもんにハマるヤツの気が知れん。あ、ショージじゃないけど、元手を増やすのには良いかもしれない。でもスッたらそれまでか。イカンイカン、やめとこ。「破産計画書」になる。

 えっと、真面目に考えよう。今からだと、川のフィッシングシーズンはそろそろ終わりだなぁ。却下。

 サーフィンはアツシがもう書いちゃった。これも却下。

 ドルフィン・スイムとかホェール・ウォッチングなんかも良いんだけど、これはちょいと予算的に辛いか。却下。

 じゃぁ、フィヨルドランド国立公園に行って歩くか? もうそろそろミルフォード・トラックなんかも、予約なしで入れる時期だな。DOC(ニュージーランド自然保護省)のサイトでチェックしてみたが、冬季のハット(山小屋)の価格が出ていない。何だか派手に値上げしたっていう噂だけど、いくらくらいになってるんだろ? エイベルタズマン・コーストトラックと同じく、一泊25ドルとか言われると、もうお手上げだな。
 夏と違って好き勝手に歩け、好き勝手に泊まれるミルフォード・トラックとかルートバーン・トラックってのも魅力的だけど、考えてみればもうそろそろ雪降ってるだろな。寒いのは苦手じゃ。やっぱ却下。

あ、待てよ。やっぱりd'Urville Island Wilderness Resortを利用するっていう手があるんじゃん。パンフレットによると、朝食+ランチ/弁当+2コース・ディナーつきで一人一泊78ドルっつぅのがあるじゃん。値上げしてるとしても、90ドルくらい見ておきゃ大丈夫だろ。これ良いねぇ。

 もちろん、一人だったら、これ一泊だけってのはもったいない。会社からでかいシングル艇を借り出して、キャンプ・ツアーだ。天候が良く、なおかつ早朝潮が止まる日を選んで、まず初日にフレンチ・パスを突破して時計回りに島を一周しよう。
 西海岸は荒れるととんでもないことになるから、元気なうちに二泊三日で突破しちまおう。ガシガシ漕げば、きっと一泊二日でヘルズ・ゲイト越えも可能だと思うし、一日で西海岸全突破した友人の女性ガイドもいるけど、そこまで頑張るのは僕の流儀に反するので、やっぱり西海岸では二泊する。初日はサンディ・ベイ、二日目はスワンプ・ベイに泊まる。イヒヒ、あの二箇所は極楽なんだよな。

 で、三日目にヘルズ・ゲイトを越えて東海岸入り。そしたら釣り三昧しつつ、四日かけてのんびりちんたらd'Urville Island Wilderness Resortまで南下して、そこで上記のセットで一泊。10ドル余るから、よく冷えたグラスワインとビールもつけよう。
 翌日はやっぱり釣りしながらフレンチ・パスの村まで戻って、あとは家族旅行版と同じく、日暮れまでにカヤックを積んで帰途に着く。あ、最終日は島を離れる前に、アワビとクレソンもたっぷりとって、お土産にしなきゃ。魚も、ブルー・コッドと鯛とホウボウを釣って持ち帰りたいとこ。ガンバロ。

 以上、七泊八日、キャンプ六泊に宿で一泊の、ダーヴィル島一周シーカヤッキング計画、一丁あがり、これまた残金ゼロ。
 良いんじゃないの、これ? うん、これ良いよ。よし、これにしよう。
 
 って、結局全然目新しくないプランだな(^^; 何かいつもマルボロ・サウンドに行っちゃう。ま、いいや。

 で、家族旅行にしても、一人旅にしても、結局公営キャンプサイトもバックパッカーズ・ホステルも使わないことになってしまった。ま、いっか。

実はねぇ、6月の終わりに友人と、久しぶりにダーヴィル島を漕ぎに行くっていう話があるんだな。
 ただ、ごうちゃんがこっちに来る時期とモロに重なってるんで、ちょいと迷ってるんだけど。
 友人は「そいつもダーヴィル連れて行こうぜ」って言ってくれてるんだけど、さすがにニュージーランド着いた瞬間に家族放り出してダーヴィル漕ぎに行くのはマズイやろ?>ごうちゃん(笑)

うっし、何とか手堅くまとめたところで、えっと、どっちに回そう? 編集長は、娘さんのお誕生直後だし、息子さんは明日が三歳のお誕生日だよな、確か。きっと滅茶苦茶お忙しいだろうから、さだっちょんにバトンタッチ!
(今日は、我ながら気味悪いほど素直すぎるな。お迎えが近いのだろうか?)

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「やっぱ一人旅だよ」と思った方は人気ランキングを、「家族旅行がよろしい」と思った方はranking.gifを、「カジノだよ、カジノ」と思った方は、身を滅ぼさないように気をつけてください。

投稿者 Ryu : 12:05 PM
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Title: [ リレーエッセイ #88 ]100万ドルの絶景がどこかですって?
Excerpt: ・・・・あら?そんなこと誰も言ってない? Ryuさん の[ リレーエッセイ #87 ] 130ドルで旅をしろ、ってか?からのバトンタッチ! だってさー・・・・皆さん、今日は日曜日ですよ! 日曜...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.04.25
Title: 樺の木を探してしまう日々。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 曇り、ときどき雨。南東の突風。(高)14度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル)  【暴風警報】南東25ノット、ただしセパレーションポイントより...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.17
コメント

ダーヴィル、、、やばいよなー行くと、、、(^^;

ま、今回はカヤック無しで。

Posted by: ごう : April 21, 2005 10:40 PM

やっぱニュージーランドは野遊び天国ですねー。久しぶりに行きたくなってきました。

それにしてもペトロールが$1.3?!?
以前はCHCHで81¢ オークランドで79¢ぐらいでしたよね? 通貨が実力以上に暴騰してるのに、なぜ輸入品である石油の値段があがるんでしょう?不思議だ。

ちなみに東京だと高速代、ガス代、昼、夕飯で1万越えそうです。もちろん日帰りで。しくしく。

Posted by: Nori : April 22, 2005 4:33 AM

>ごうちゃん
やばいよな、やっぱり。
なんせ、アワビとり放題やし、タラも釣り放題やし、焚き火し放題やし。
やっぱり、やばいよな。

しゃーない、ごうちゃん抜きで行くか。


>Noriさん
そう、NZ$高いくせいに、ガソリンも同じくらい高いんですよ。
思えば、NoriさんがNZにいらっしゃった頃、NZ$は弱かったのに、ガソリンは安かった。
どういうことなんでしょ???


>ちなみに東京だと高速代、ガス代、昼、夕飯で1万越えそうです。もちろん日帰りで。しくしく。

下手すると、二人で映画観て軽く一杯引っ掛けるだけで、軽く一万円飛びますからねぇ>東京


Posted by: Ryu : April 22, 2005 8:58 PM

>なんせ、アワビとり放題やし、タラも釣り放題や>し、焚き火し放題やし。

ぐぐぐ、、、

Posted by: ごう : April 25, 2005 6:35 PM

April 5, 2005

[ リレーエッセイ #79 ] スポーツと体育。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)24度、(低)10度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:変風10ノット

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 12:17 AM 1.3 m  High 06:48 AM 3.5 m
 Low 12:55 PM 1.1 m  High 07:18 PM 3.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

快晴、無風。インディアンサマー。良きかな。

昨日は大家の電話番ででネット接続できず
 昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
曇り
雲が次第に広がる。遅くには雨。北風。(高)24度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:北西20ノット、午前中に30ノット。その他:変風10ノット、午前中に北西20ノットに。夕方に南25ノットに。海況は次第に荒くなる。
 その後12時間:南西15ノットに落ちる。

 【暴風警報】北10ノット、ただしセパレーションポイントより北では北西25ノット、午前中に35ノットに上がり、夕方に25ノットに落ちる。北部の海況は一時非常に荒くなる。北の波、1m。
 その後12時間:

[潮汐表] (ネルソン)
 High 05:21 AM 3.3 m  Low 11:44 AM 1.3 m
 High 06:03 PM 3.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

大嘘。朝から快晴で、風もなく、超インディアンサマーで暑いの何の。焦げるかと思った。
 詳しくは後日アップするが、ゴールデンベイの釣堀に鮭を釣りに行ったのだが、そこのスタッフも暑すぎて今日は釣れないかと思った、って言ってたほど。1.5kgのがちゃんと釣れてホッとしたが。

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T君は、うちにカヤックを置いて、カフランギ国立公園に二週間ほど山篭りをしに行った。トラウト・フィッシングとテーブルランドのトランピング三昧をする気らしい。二週間たったら、レゲエのおじさんのような臭いを発しながら戻ってくるのだろうか?
 留守の間に、ヤツのグラス艇を仕事に使ってボロボロにしておいてやろうかな(笑)

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シーカヤック・ガイド「Ryu」じゃなくて、ライター「リュウ・タカハシ」の仕事の件。
 ここのところローカル誌関連の仕事が多かったのだが、久しぶりにどこからでも読める連載が開始。

 ◇World Bazaar 21「各国いまどき報告」

 BSフジで毎週日曜11:30~12:00放送されている『ワールドバザール21』という番組があるそうなのだが、番組公式サイト上に世界中から毎月レポートが寄せられていて、今回ニュージーランド編を僕が担当することになった。

そういえば先日ある方から「このブログは、プロのライターが書いているにしてはお粗末!」というありがたいお叱りを受けてしまったのだが、ブログ名副題にある通り、ここは「ライター リュウ・タカハシ」のブログじゃなくて、あくまでも「シーカヤックガイド Ryu」が好き勝手無責任に駄文を書き散らすブログ、というつもりで運営しているので、そこのところよろしくです。

 ちゃんと推敲もしないで毎日ポンポンポンと書き散らしてるんで、とてもここの駄文には「リュウ・タカハシ」の署名は入れられないっす(^^;

 ホント言うとね、リュウ・タカハシ名義のブログも別途用意しようかと思ったこともあるんだけど、リュウ・タカハシの署名入れるには、しっかり推敲してある程度のレヴェルの分に仕上げなきゃいけなんで、頻繁にアップするとしても週に一度が限度。きっと月一とか、二ヶ月とか一度がせいぜいになりそうで、それならブログにする必要ないじゃん、『パドルの向くまま、気の向くまま』で十分じゃんと気づいたので、さっさとやめたのであった、ハハハ。なんでもかんでもブログにしてしまうっていう風潮も嫌いだしね。

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リレーエッセイ#78の続き。

 「きっかけ」で書けとのことだが、熱心なリレーエッセイ読者の皆様はすでにもうお気づきの通り、ごうちゃんは「きっかけ」と題するリレーエッセイを昨年12月25日にすでに自分で書いてて、後半なんて今回とまるっきり一緒で、ご丁寧にも最後に僕に「きっかけ」っていうお題を投げて来てるところまでまったく同じ(笑)
 もちろんそれを受けて、僕は翌日に原点。と題した「きっかけネタ」を書いてるんで、今回は却下。

が、しかし、「きっかけ」を却下すると、野球ネタになるか。アウトドアネタじゃなくなっちゃうなぁ。いまさら、よく知らない浮き球ベースボールのことも書けんし。ま、いっか。

 さすがごうちゃん、鋭い。僕も野球はどっちかって言うと苦手でね。
 もちろん草野球の真似事はやったし、小学校低学年の頃はスポーツ少年団のソフトボールにも入ってたんで、小さい頃は特に苦手意識もなかったんだけど、4年生になってから剣道の方に変わったんで、バットを握る機会はほとんどなくなった。

 それに加えて、小学校の間ずっと両目とも2.0を誇っていた視力が、中学に入ったとたんに、勉強もせず、本も読まず、TVも見ないという、目に優しい生活をしていたにもかかわらず(じゃぁ何をやってたんだろう???)、なぜか突然ガタガタと落ち始めた。それもなぜか右目だけが急降下してしまったので、遠近感を失ってしまった。

 高校のときは体育で野球があったが、ピッチャーの投げる球を打てないのはもちろん、フライがあがると平気で10mくらい落下点の目測を誤るので、死ぬほど嫌いになった。
 っつぅか、メガネかけろよ(笑)

 正直にいえば、球技は全般的に苦手。野球は上記の通りだけど、サッカー、バスケットボールなどの「チームでゴールを目指す系」のはもっと苦手。決して運動神経が悪い方ではないのだけど、大人数が走り回っている中でボールをポンと渡されると、どう動き、どこへボールを回せば良いのか全然分からなくなって、ボールをくれた人に「つき返す」のが常だった。
 野球だったら、バッターなら球を打って走ればいいし、野手なら捕球して一塁で走者を殺せばいいと、やることがハッキリしてる。バレーボールも、相手からの球はセッターに返し、セッターはアタッカーに渡し、アタッカーは相手に球を返せば良いと、これまたシンプル。こういうのなら分かるんだけど、戦略的に動かなきゃいけない類の球技はダメだったなぁ。
 ついでに言えば、何より嫌いなのが走ることだった。これは今も変わってなくて、ジムでウェイトトレーニングはやっても、ジョギングはやらない。だから、サッカーなんて僕にとっては悪夢以外の何者でもない。

 だから、かろうじて苦手意識を持たずにすむ球技は、バレーボールだけだった。が、チビなので、これもハンデは大きい。ブロックもアタックもほとんど役に立たないんだから。

 というわけで、学生時代を通じて、体育っていうのは憂鬱な科目だった。クラブ活動では剣道部に入ってたりしたので、身体を動かすことが大嫌いというわけじゃなかったのだが、体育の授業の雰囲気とか、運動会の雰囲気とか、あぁいうのは大嫌いだったな。
 剣道がある学期だけは、例外的に通信簿に「5」がつくので、ホッとしていたけど。

ニュージーランドに来て初めて知ったのが、「スポーツというのは、楽しい遊びである」という、当たり前のことだった。
 「上手にやる」とか「良い成績を収める」とか「上達する」とか「体力増進」だとか「精神鍛錬」だとかのような、日本ではスポーツについて回る諸々の啓蒙的な臭いがない。何年やっても全然上達しないでヘッタクソのまんま、それでも当人も周りの人間もニコニコと機嫌よくスポーツを楽しんでいる人が多いこと!
 だから、同じスポーツの愛好者の平均レヴェルを比べれば、技術的には日本人の方が圧倒的に上手いんじゃないかと思う。カヤックだって、日本人カヤッカーの方が、キウィカヤッカーより華麗に漕げる人が多いと思う。

 でもアマチュアだったら、「楽しんだ者勝ち」だからね。

 以前のリレーエッセイにも書いたことがあるのだが、sportという英単語の語源が「暇つぶし」だと知るに及んで、なるほどと思った。
 欧米の「スポーツ」は、やっぱりあくまでも余暇の遊びらしい。中にはエスカレートして本格的に道を極めようとする人ももちろんいるが、基本は「遊び」だ。

 ところが、日本の「体育」は、そもそもが「富国強兵のための体錬」がその源流にあり、21世紀の今になってもなお、その封建的な雰囲気を引きずっているような気がする。
 欧米の映画にも、軍隊のトレーニングの様子を描いたものがときどきある。最近観たヴィデオの中だと、『ソルジャー』とか『スターシップ・トルーパー』なんかにそういうシーンがあった。あの訓練の雰囲気は、まさしく僕が子供の頃感じていた「体育の授業」とか「スポーツ少年団」のイメージに符合する。

 だから日本の場合は、やるからには「道を極める」のが正道である、という雰囲気がいまだに根強く、「いえ、僕は単に遊び半分でやってるんで」っていう人は、若干肩身の狭い思いをどこかに引きずっていたりする。
 現に僕も、日本人アマチュアカヤッカーが「始めてからもう○年になるんですけど、年に数回しか漕がないんで、いまだに下手糞で……」と、恥ずかしそうに、申しわけなさそうに言うのを、何度耳にしたことか。

 関係ないじゃん、カヤックなんぞ、楽しく遊べればそれで良いんじゃないのぉ?

 ってなわけで、僕自身も日本の体育教育のせいで運動嫌いになってしまった「犠牲者」の一人という自覚がある。そんな僕が、封建的な臭いの少ないアウトドアの世界に足を向けたのも、ある意味当然だったような気がする。ま、以前書いたように、そもそもそれ以前からそういう「素質」があったんだろうとは思うけど。

ちなみに、僕がシーカヤックを知ったのは、ニュージーランド人冒険シーカヤッカーのポール・カフィンが、初の日本一周エクスペディション挑戦中のことだったから、1985年のはずだ。それ以前から『Be-Pal』誌で野田知佑氏の連載を楽しみに読んでいたので、大学に入った1987年の段階ですぐにカヌーを始めていたっておかしくはなかったし、実際始めようと思っていた。
 だが、「一人でやると死ぬぞ」というアドヴァイスを聞いてやめちゃったのだ。だって、「スクール」の類には行きたくなかったから。僕がもし体育の授業が好きな人間だったら、すぐにスクールの門を叩いてカヤックを習っただろうが。

 今はたくさんの日本のプロカヤッカーとも親交があり、彼らがやっているのは、僕の嫌いな「体育の授業」とは程遠い楽しいものであることも知っているのだが、エイベル・タズマン国立公園にいらっしゃる「体育嫌い」の日本人のお客様を眺めていると、今の二十代の人たちも、20年近く前の僕とそう変わっていないなと感じる。世界中のお客様を眺めていると、本当に日本人は運動嫌いの民族だなぁと思う。
 つまり、日本のアウトフィッターの営業妨害をしているのは、案外学校の体育教育なのかもしれない。

  今の小学校や中学校の体育の授業はどうなのだろう? あいかわらず、なのだろうか?

さだっちょんは、体育好きな子供だったのだろうか? 野球少女だったおは思えんが、でも案外……。

 というわけで、とりあえず回してみよう。

あ、そうそう、忘れてた。

これだけ止めたのって新記録やよね?一番は良い事だ。(開き直り)

 残念でした、タイ記録。編集長の[リレーエッセイ#72 竹パン]が、同じく中五日の記録を持っている。

 ということで、新記録は中六日、つまり一週間後やね。がんばってどなたか更新して下さ……、するなぁ!(笑)

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体育大好きだった方は人気ランキングを、体育大嫌いだった方はranking.gifをクリックしてください。
 調査結果は、100年後に発表します。


投稿者 Ryu : 2:52 PM
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Title: [ リレーエッセイ #80 ]野球少女の定義
Excerpt: Ryuさんより[ リレーエッセイ #79 ] スポーツと体育。からのバトンタッチ いや〓〓。今日はヒッサビサにエアロビクスしていい汗かいてきたとこに、なんとタイムリーな話題でしょう...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.04.07
コメント

March 22, 2005

[ リレーエッセイ #73 ] ドングリクッキー。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ、風おだやか。(高)22度、(低)12度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:南東15ノット。その他:変風10ノット、午後一時北に変わる。海況おだやか。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 01:31 AM 1.6 m  High 07:55 AM 3.3 m
 Low 01:47 PM 1.3 m  High 07:55 PM 3.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

サマータイムも終わり、秋分の日も過ぎると、「秋ィ!」という感じが前面に出てくるな。晴れると暑いインディアンサマーで、昨日なんかも泳いだんだけど、ちょっと曇るとやっぱり秋だ。

 ほぼ予報通りながら、ちょっと曇りがちで、どっちかというと「晴れときどき曇り」かな。

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編集長の[リレーエッセイ#72 竹パン]よりバトンタッチ。

 キャンプツアーに出てたりしたせいもあって、ずいぶん間が開いたな。前回はいつだっけ? 8日だから、2週間ぶりかぁ。

 さて、ドングリクッキーに、ドングリコーヒーか。
 
 ん? ドングリコーヒー!!??

あ、突然思い出した!
 完全に忘れてたのだが、そういえば高校生のときにドングリコーヒーを作ろうとしたことがあったんだった。
 皮むいて、渋を抜いて、細かくして乾燥させるところまでは上手くいってたのではないかと思うのだけど、その後の焙煎がなぜかうまくいかず、コーヒーを飲むところまでいかなかったんだった。
 何がいけなかったんだろう??? 今となっては参考としたレシピも不明ならば、自分のやり方もちゃんと覚えていないので検証のしようがない。残念。
 高校生の頃ということは、たぶんレシピの出所はビーパルだったんだろうと思うけど。

それはさておき、ドングリクッキーって、実はタイムリーなネタでね。いや、タイムリーというより、タイミングが悪いと言った方が良いのかな?

 実は、

縄文人になる!―縄文式生活技術教本
『縄文人になる!―縄文式生活技術教本』
 関根 秀樹 (著)

の中に、ドングリクッキーが出てくるんだわさ。どのドングリがどんな味で、渋が強いだの、甘味がどうだの、虫が食いやすいだのの、ドングリごとの詳細解説つきで。
 まったくこの本はスゴイよ。もってない人、マヂですぐに買った方が良い。野遊び好き、里山遊び好きは必携の書。

 ま、それは良いんだけど、そんなわけで家人と二人でドングリクッキーに興味を持って、こっちのドングリでどれが食えるんだろうと、ちょうど物色中だったんだわさ。
 ニュージーランド原生種にはドングリのなる樹はないので、全部外来種。でもおそらくそのほとんどが英国からのものなので、ちょっと見慣れないドングリが多いの。

 で、先日家人が図書館の横から持ち帰ってきた大振りなドングリ(マテバシイに近い?)が、皮むいてかじってみると、生でもほとんど渋みがなくて、なかなか有望そうなことを突き止めた段階だったのだ。

 これからコイツをいっぱい拾ってクッキーを焼いたりして、思いっきりブログネタにしてやるべ、ウッヒッヒッと、企画をホクホクと暖めていたところに、いきなりさだっちょんが

そんなわけで編集長お願いします。
ドングリクッキーって知ってる?
と、タイムリーというよりも、僕にとっては思いっきりフライング気味でネタを振ってくれやがった……。

 うぅぅ、あと一ヶ月待って欲しかったっす、そのネタ……(泣)

っつぅわけで、今鋭意研究中につき、しばしお待ちを。

 って、なんだかまったく僕らしくないエッセイだな。いや、虚を突かれたとは、まったくこのことで。いやぁ、参った。
 っつぅか、いつもさだっちょんの後手後手に回ってる気がするなぁ(^^;

 あ、そういえば昔、レインウェアのネタを書いて、翌日アップしようと思ってたら、編集長に同じネタを先にアップされたってこともあったな。
 何なんだ、このシンクロニシティーは???

 ま、いいや。次はごうちゃんに回しとこ。

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「もうその本持ってるもんね」という方は人気ランキングを、「これから買う」という方はranking.gifを、「絶対買うもんか!」と、なぜか意地になってらっしゃる方は、両方をクリックしておきましょう(笑)


投稿者 Ryu : 10:42 AM
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Title: [ リレーエッセイ #74] 自然からの恵みはたのし
Excerpt: [ リレーエッセイ #73 ] ドングリクッキーからバトンタッチ シイノミのどんぐりクッキーを知人が作ってくれて 食べた事あるけど、こおばしくてほのかな甘みが最高で かなり美味かったで...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2005.03.23
コメント

こんにちわ、ヤースです。
どんぐりクッキーよりも、「見慣れないどんぐり」って方にピクピクしてしまいました~。
「見慣れない」って、もしかして、あんな形や、こんな形してるのかなぁ~なんて。
また紹介してくださいね。

Posted by: ヤース : March 22, 2005 4:34 PM

こんにちは、ヤースさん。

ドングリって、日本でも地方によって色々なんで、ひょっとしたらある地方の方には、「なんだ、それだったらウチの近所いくらでもあるべ」だったりするかもしれないんですけど、またそのうち写真出しますね。

Posted by: Ryu : March 22, 2005 8:41 PM

今さっき...アマゾンでまたポチッと押してしまいました。これでRyuさんに唆されて?買った本は何冊目になったことやら。笑


今さっき...友人(前回のコメント参照)と電話で話しました。残念ながらこちらの知り得る以上のことは彼女もわからず、随分と心配していました。一刻も早い発見を祈ります。

Posted by: patalow : March 25, 2005 6:56 PM

「そそのかされた」だけですよね?
「だまされて」はいないですよね?(^^;

いや、良い本ですから、大丈夫っす。
patalowさんだったらきっとお気に召します。


Posted by: Ryu : March 27, 2005 10:31 AM

翌日には届きましたよ。さすがAmazon。
そしてざっと斜め読み...あれ?読んだ事あるなぁと思ったら、昔Outdoorで連載してたやつですね。笑
でも予想以上に面白い!買ってよかったです。騙されずに済みました。笑

そういえば昔、クヌギの実を集めてパンケーキ(のようなもの)を作ったことがありましたよ。全クヌギ粉でやってみようと思ったけど、いまいちうまく固まらず2割程小麦粉を使いました。でもなかなかのお味で満足。今年は久々に集めて作ろうかな。

Posted by: patalow : March 29, 2005 1:33 PM

ね、面白い本でしょ?
関根先生の本は、とりあえず今まで買った中ではハズレはなしです。

二割小麦粉、なるほど経験者の貴重なご意見、ありがとうございます。

Posted by: Ryu : March 29, 2005 10:41 PM

March 8, 2005

[ リレーエッセイ #67 ] ゴミの話なら、僕にも一言いわせてくれ。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り日中は晴れ。夕方から雨。北風。最高気温21度、最低気温12度。

[海洋気象] (エイベル)
 【暴風警報】セパレーションポイントより北:西15ノット、午後に北西30ノットに。その他:南西15ノット、昼過ぎに北に変わる。北部の海況は荒くなる。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:46 AM 1.1 m  High 09:11 AM 3.8 m
 Low 03:11 PM 0.9 m  High 09:34 PM 3.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

良い天気。秋晴れだねぇ。夜、ホントに降るのかな?

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極々私的なメモ。
 昨日のエントリーで愛娘の熱が下がったと書いたが、夕方風呂に入れたとたんに高熱がぶりかえし、今朝になってもまだ39度くらいある。ノドをやられてるし、目も痛いらしい。一昨日の段階では熱中症かと思ったが、最初から風邪だったんだな。判断を誤った。本日午後医者に連れて行くことに。

 ところで彼女、一眠りして機嫌が良くなって夕食をとった後、突然
 「ジュースのんでおしっこ、ジャンケンポン」
とのたまった。
 何それ? キミのオリジナル?? なかなか語呂もセンスも良いではないか。どっかの地方でそういう言い回しがあるって言われたら、信じちゃいそう。さすが僕の娘だ(出たぞ、親バカ)。

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日記って、一年たって初めてありがたみが出てくるんだな。ここ数日、昨年のちょうど今頃の過去ログを読み返していたのだが、なかなか面白い。「えっ、あれからもう一年たったの?」ってなこともあれば、「あれぇ、まだ一年しかたってなかったっけ?」ってこともあるし、完全に失念していることもあって、人間の記憶がいかにあやふやなものかがよっく分かる。
 特に愛娘の言動なんかは、「へぇ、一年前ってこんなもんだったんだっけ?」ってなもんだ。こっちの記憶力が、あっちの成長速度にまったくついていけていないんだね。

 そんな中で、ちょいと面白いこと発見。昨年の一昨日(2004年3月6日)のエントリーによると、この日が昨シーズン挑戦していた「ノートウイング記録」が敗れた日だったようなのだが、そういえば今シーズンはまだトウイング一回もやってないじゃん!
 最後のトウイングは5ヵ月半ほど前の昨年9月21日。これって昨シーズンの終盤なんだよね。
 昨シーズンと違って全然意識してなかったんだけど、そっかぁ今シーズンはまだ記録更新中だったのかぁ。ひょっとすると大記録達成か???
 とはいえ、昨シーズンは週5日勤務で今シーズンは週4日勤務だし、天候だって昨シーズンの方がずっとヒドかったので、今シーズン記録更新中なのはそんなに自慢にならんのだけどねぇ。昨シーズンの方が記録的にはすごかったと思う。
 そもそも、こんなことを書いたとたんに記録が敗れるというのが相場。突き指の具合良くないので、まだしばらくはトウイングはやりたくないんだけどねぇ。

 などと日記の面白さを再確認している今日この頃。これが二年、三年経つと、もっと面白いんだろな。
 っつぅか、プロのくせに今までちゃんとログブックをつけていなかったのが良くねぇんだよな(^^;

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げげげ。さだっちょんがまたやりゃ~がった。
 昨日編集長が#65をアップしたから、きっと律儀なさだっちょんはすぐに今日#66をアップ、そしたらたぶん明日僕のとこに#67が回ってくるんだろなと計算していたんだけど、さだっちょんの得意技「翌日どころか、その日のうちにすぐさま続きをアップ」が二回連続で炸裂。ったく油断ならんなぁ……(^^;
 ちなみにこの技の元祖は編集長だし、ごうちゃんもたまにやることがあるので、こうなると誰一人として油断ならん。

それはともかく、さだっちょんの[ リレーエッセイ #66 ]カヤックから見えるものからバトンタッチ。

 さて、こりゃ真面目に書かなきゃいかんネタだな。毒を吐いた後、もっと強烈な毒を吐くに決まってる僕のところに回して、自分を目立たなくするという手は、非常に正しいかもしれない(笑)

 さだっちょんの文章には、「ニュージーランドに住んでる人間がこれを言うと、嫌味になるかもなぁ」と思ってあえて僕が口をつぐんでいるような話がポンポンと飛び出してくる。けっこう感じていることとか考えていることが似てるというか。きっと岩手がニュージーランド並みの田舎なのだろう。いや、褒めてるんだよ。

 というわけで、僕も毒吐くか。今回は特にネタを発展させずに、そのまま「僕の場合」を書いてしまう。過去に色んなとこで書いたことのある話なので、「またか」って方もいらっしゃるかもしれないが……。

僕はこっち(ニュージーランド)でカヤックを覚えた。1998年10月初旬のことだ。日本で初めてパドルを握ったのは2001年6月1日、場所は徳島県は鳴門の近く、島田島だったので、僕はニュージーランドで2年半の間純粋培養されたということになる。

 島田島を初めて漕いだときを思い起こしてみると、最初はやっぱり人工物だらけの海岸線に戸惑った。頭上には巨大な横断橋がドカンとそびえたっているし、海岸線も自動車がブンブン走り回り、建物も無数に目に入る。普段、人工物が目に入らないところで漕いでいるので、これだけでも相当な違和感だ。
 いや、人工物だらけでも、それが美しければ良いんだけどね、全然美的じゃないんだ。

 次に面食らったのは、コンクリート護岸の上をカヤックを担いで運んだりカヤックを下ろしたりというとこ。「ゲゲ、日本のアウトフィッターはこんな危ないことをお客様にやらせてるのか?」と思ったっけな。という書き方をすると、アウトフィッター側の責任みたいだけど、要するに安全が確保できるビーチへのアプローチがないということがショックだった。

 ただ、漕ぎ出したとたんに感じたのは、「え、瀬戸内でもこんな水がきれいなところがあるんだ!」ということ。僕は岡山市出身なので瀬戸内の水は透明度が10cm以下と思い込んでいた。同じ瀬戸内でも、太平洋と水が出入りしている東の方はこんなに水が澄んでいるだなんて、全然知らなかった。だからそれまでの違和感は吹っ飛んで楽しくなってきたのだった。

 漕ぎ出してまもなく、海面に漂うゴミが眼に入った。いつもの通り反射的に漕ぎ寄せて拾い上げた。エイベルタズマン国立公園といえども、ゴミが皆無というわけじゃない。一ヶ月に一度か二ヶ月に一度は、漂流しているゴミに出くわすことがあるし、ビーチにもついうっかり回収し忘れたと思われるゴミが転がっていることが、週に一度ないし二週に一度くらいはある。もちろんそういうのを回収するのは、ガイドの仕事の一つと心得ているので、カヤックに乗る大きさのゴミならば必ず拾うようにしている。

 で、その習性で島田島でもそれをやった。
 ところが、ふと海面全体を見回してみて絶望した。それまでは巨大人工物や定置網、往来する多くのパワーボートなどに目を奪われて海面の細かいところなんて見ていなかったんだけど、よくよく見ると海面びっしりゴミだらけ。ゾッとしながらビーチに目を移すと、ビーチの両端にはうず高く積み重なったゴミの山。
 グルリと首を回して目に入ったものだけを勘定しても、トラック何杯分になるのか見当もつかないほどのゴミ、ゴミ、ゴミ……。エイベルタズマン国立公園でこれだけのゴミに出会うには、きっと千年くらいかかるぞ。

 目の前が暗くなった。そうだった、瀬戸内は水の透明度が低いだけじゃないんだ、ゴミの海なんだった。海水に負けないくらいゴミが多い場所なんだった。ニュージーランドボケして、そんなことさえ忘れていた。

 僕は拾ったゴミをカヤックに積むことなく、そのまま海面に落とした。あのときの屈辱感ったらなかった。
 Gアウトフィッターの連中やホライズンの尾崎さんなんかは、そんな僕を、哀れみの混じった変な目で見ていたっけ。

翌年から、島田島よりも少し西に位置する香川県東部の海で仕事をするようになった。野遊び屋のホーム馬篠も、やはり水は美しい。条件がよければエイベルタズマン国立公園そっくりになることもあるほどだ。

 だが、やっぱりゴミが多い。特に風が吹いたあとなどは、本土も島もビーチはゴミだらけになる。
 でも、僕は島田島の屈辱感を二度と味わうたくなかったので、無駄な抵抗とは知りつつも、海面を漂うゴミは可能な限り拾い集めて持ち帰るようにしていた。日本人は欧米人に比べて巡航スピードが格段に低いので、エイベルタズマンで仕事しているときよりもはるかにパドリングに余裕があるわけで、それならと目に入るゴミには片っ端から漕ぎ寄せて意地になって拾っていた。
 ガイドの僕がやってると、競争のようにしてゴミを拾い始めたグループもあったっけ。競争が成り立つほどゴミが多いってのもどうかと思うが。

 しかし腹が立つのが、モーターボートで釣りやシュノーケリング(というか密漁)に来ている連中や、漁師。僕がゴミを拾い集めているのを横目で見ながら、ボートの上から缶やタバコの吸殻をポイと捨てくさる。
 今捨てられたばかりのゴミを、ソイツの目の前まで行って無言で拾ったこともあるが、本人たちは悪いことをしたとさえ思っていやしないので悪びれもしない。変なヤツが変なことやってるってな目で、かえってこっちを胡散臭そうに見るだけである。
 あ、そういえば堰堤からの釣り人もけっこう捨ててたなぁ。海水浴客が、スイカの皮を子供に海に投げ捨てさせているところも目にした。
 ゴミを拾ってみれば、故意に捨てられたと思しき釣具、漁具の多さにもうんざりする。

 どれもキウィに見せたら卒倒するような所業である。

 よく言われているのは、海が汚いのは川にゴミが多いからである、ということ。川に捨てられたゴミが、水量が増えたときに海に流される、と。
 確かにそれはあるだろう。だが哀しいことに、日本では海を汚しているのは、川にゴミを捨てる自然に無関心な陸上生活者だけではない。海に遊びに来ている人間が捨てるのだ。釣り人、海水浴客、ダイヴァー、ピクニック客、ジェットスキーヤー、そして漁師。海はお前らのゴミ箱じゃねぇ!
 環境問題がこれだけやかましくなってきているのに、こういう輩も決して少数派ではないというのが、日本の現状だ。

さだっちょんの言うとおり、人工建築物に関しても僕は過剰だと思うし、陸からの表の顔は化粧してあるものの、水面から見るそれらは正視に耐えない異形をさらしていることが多いことも知っている。街作りに関して、そうした水面からの視点が欠如しているというのが今の日本人の大きな弱点だと思うし、香川は高松で街作りのグループに講演を頼まれたときもそれをメインのテーマに喋ったことがあるので、さだっちょんの主張は痛いほど分かる。

 が、そうした水に親しむ街作りにまでツッコミを入れ始めると収拾がつかなくなるので今日のところは控える。今日の敵は、あくまでもゴミだけにしておこう。

 ゴミ、ほんと何とかしないとやばいよ>ジャパン

 やっぱりさだっちょんが書いてて、「あ、これ書いちゃっていいのか!」と思ったことに、都会は臭いというのがあった。正直言ってニュージーランドから東京に移動すると、しばらくは臭いに閉口させられる。
 夏季は湿度も温度も非常に高い国なので、汗臭いというのは仕方ないと思うから我慢するし、同時に香水臭い電車というのもやっぱり我慢する。あれだけ臭けりゃ、そりゃ香水の一つもつけたくなるだろう。
 しかし、ゴミの放つ腐臭のヒドサはどうよ。新宿も渋谷も皆さん着飾ってカッコつけて歩いてらっしゃが、オタクさんら腐臭プンプンのゴミ溜めのような通りで、よくそんなカッコつけられるよなぁ。ギャグのつもりか?

 言っておくが、僕は子供の頃からかなりひどいアレルギー性鼻炎持ちだったので、臭覚はどっちかといえばニブイ。その僕がこういうんだから、ジャパンはゴミの腐臭に包まれているといったって大げさじゃないのかもしれない。

 もちろん、海だって例外じゃないよ。ウソだと思ったら、一回エイベルタズマンに来て香りの違いをかぎ分けてみるといい。ここの海は「無臭」だし、海水浴した後もべたつくことがないので、シャワーも浴びずにそのまま寝袋にもぐりこめてしまうのである。淡水と変わりゃしない。

もう一回言っておこう。
 ゴミ、なんとかしようぜ。
 僕はジャパンの住民じゃないけど、それでもジャパンに行ったときは可能な限りゴミ拾い集めてるぜよ。住民がやらなくてどうするよ?

 諦めてる人には、「ニュージーランドを見ろ」と言おう。やれば出来るという好例が、ここにはある。世界中からモラル意識の違う観光客が大量に押し寄せるこの地でさえ出来るんだ。日本で出来ないはずないじゃん。

 今「モラル意識」と言ったが、文化によって「自分のモノ」「他人のモノ」「公共のモノ」の線引きはかなり異なるし、「他人のモノ」や「公共のモノ」に対するスタンスは大いに異なる。日本人には信じがたいかもしれないが「他人のモノは、自分のモノ」という意識を持つ文化だってあるのだ。
 日本人は「他人のモノ」は尊重して不用意に手を出さない代わりに、「公共のモノ」は壊そうが汚そうがへいっちゃらという特徴があるように思う。だから自宅はキレイでも、一歩外に出ると汚し放題という人間が非常に多い。デパートや駅のトイレを、自宅のトイレと同じようにキレイに使う日本人は、ほとんどいない。公共トイレだったら、髪をとかしたらそのまま散らかしっぱなし、ビショビショにしても濡らしても放ったらかし、って言う人がほとんどだろう。これが日本人の特徴らしい。
 これだって、公共意識の強い欧米人から見ると、けっこう信じがたいんじゃないかなぁ?
 日本のゴミ問題って、この国民性が現況の一つなのは間違いないと思う。

 でも、日本人以上にマナーの悪い文化圏からも観光客がたくさん押し寄せてくるニュージーランドで、ゴミのないキレイな国が保たれているという事実は忘れないで欲しい。やれば出来るのである。
 「どうせムリ」という諦めが、今の状況に免罪符を与え、ジャパンを汚す共犯者になってしまっているということをよく自覚して欲しいと思う。
 足を洗うのは簡単。今から目に付いたゴミを拾ってゴミ箱に捨てるだけ。汚したいなら、自分の家だけにしておきなさいって。
 ちなみに自慢じゃないが、我が家はけっこう汚い。外は汚さないが、自宅はどうもキレイに出来ないタチだ(笑)

ちなみにさだっちょんの

(あんまりビーチコーミングの意味わかってないかも)
の部分に返信。

 僕自身の定義も正しいかどうかはよく分からないんだけど、いわゆる趣味としてのビーチコーミングっていうのは、ヴォランティア・慈善事業としてのビーチ掃除とはちょいと意味合いが違って、「珍しい漂着物を拾い集める遊び」という要素が強く、僕や編集長が目の色を変えているのは、どっちかというこちら。
 野遊び屋なんかも定期的に「クリーンナップツアー」なるビーチ掃除ツアーをヴォランティアでやっているけど、あぁいうのは普通はビーチコーミングとは言わないと思う。

 ただしさだっちょんの言うとおり、ビーチコーミングを趣味にする人はビーチの掃除をする機会も多いだろうし、仮に掃除までしないとしてもゴミの山を目にして、いやでも「分かった人」になってしまうというのは事実だと思う。

短時間で書き飛ばしたので、まとまりもなくただただ言いたい放題になっちゃったけど、まぁいいや。
 さて、さだっちょんに投げ返す、編集長に投げるという手もあるけど、とりあえずごうちゃんに回すか。

 よろしく>ごうちゃん

追記(7月14日)。
 来年の来航がほぼ本決まりとなったホクレア号、日本の漁業文化に興味をお持ちなんだとか。
 
 ◎航海カヌーを愛でる「棚が違った」

 ゴミ捨て文化を見られないようにしなきゃ。

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投稿者 Ryu : 11:29 AM
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Title: [ リレーエッセイ #68] ・・・
Excerpt: Ryuちゃんのエントリー [ リレーエッセイ #67 ] ゴミの話なら、僕にも一言いわせてくれ。からバトンタッチ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2005.03.09
Title: 棚が違った
Excerpt:  今月に出たTarzan別冊『Jane Beautiful2 本当の「キレイ」な暮らし方』の中に、かなりまとまった量のホクレア号特集があり、昨年の「Navigating Change」プロジェクトの時にホクレア号に搭乗...
From: 航海カヌーを愛でる
Date: 2005.07.14
Title: 大記録達成前夜
Excerpt: ■実は、明日、大記録が達成できるかもしれない。  ◎Ryu's Logbook「Weather & Kayaking Log on 14-08-05」  昨年10月から何日働いたのか数えてないんだけど、ノー・トウイングはすごいぞ! ...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.15
コメント

FM東京の、COSMO石油提供番組では、
自然に対する取り組みを意識させるCM作りがされています。
自分独りだと気恥ずかしいゴミ拾い。
イベント化してしまえば自分独りじゃないんだ、というアプローチは
集団行動気味な日本人向けになっているかと思います。

モラルは大切です。でも、日本人には「独りじゃないんだぞ」という安心感を与える場作りが
必要なんでしょうね。
昔から"恥"の文化、つまり、独りなら掻き捨て、周りがあるから"恥"と意識し得る環境に育ってきた文化なので
西洋の"モラル"を適用するにはそんな工夫が必要なのかも知れません。

Posted by: えるまぁ : March 8, 2005 11:43 PM

わーーー
予想以上の毒大盛り返しだーーーー!
影を薄くしてくださってありがとうございます。

この後のリレー走者タイヘンそうだなーーー(笑)

いつもタイヘンなのは・・・Goさん?

Posted by: さだ : March 9, 2005 12:52 AM

>えるまぁさん
おっしゃる通り、日本人には良くも悪くもたけしの名言「赤信号、皆でわたればこわくない」というのが常に当てはまると思います。
たとえば今の環境コンシャスの世論だって、うがった言い方をしてしまえば、この「皆がいってるから」かも。

そのうちブログネタにするつもりだったのですが、日本人は「一人の力」を過小評価しすぎるきらいもありますね。
「自分一人くらい」というのが多い。
でも、たった一人で始めた運動が、世界遺産指定につながった例もあるように、一人の持つパワーって大きい。
日本人にこれを知って欲しいな、と。


>さだっちょん
薄まった?>影(笑)

ホントはねぇ、この手のネタはリレーでパッパッと書き飛ばさずに、時間かけてじっくり書いていきたいネタではあるんだけど、でも皆でリレーで色々書くって言うのも別の効果があっていいかもね。

>この後のリレー走者タイヘンそうだなーーー(笑)

と思ったら、久々に「同日アップ」の技が炸裂してるで。
さだっちょんの影響が出てるなぁ。

そんな張り切ってガンガンまわすのやめようぜぇ(^^;
もっとのんびり走ろうよ(笑)

Posted by: Ryu : March 9, 2005 6:03 AM

February 28, 2005

[ リレーエッセイ #63 ] 砂浜の形が変わっている件。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り晴れ、にわか雨。南西風。最高気温23度、最低気温11度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北では南西20ノット、夕方に南東10ノットに。その他では、南西夕方に10ノットに落ちる。北部の海況はやや荒いが、次第に落ち着く。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 01:05 AM 4.0 m Low 06:53 AM 0.6 m
 High 01:20 PM 4.0 m Low 07:18 PM 0.6 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 【過去三日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
  [金曜日]晴れ。午後シーブリーズ最高気温23度、最低気温14度。
  [土曜日]一時雨。風おだやか。最高気温24度、最低気温13度。
  [日曜日]雨のち晴れ。南西風次第に強くなる。最高気温25度、最低気温13度。(以上、金曜日の時点のもの)
  [日曜日]雨あがる。南西風しだいに強くなる。最高気温23度、最低気温11度。(日曜日の時点のもの)

[海洋気象] (エイベル)
  [金曜日]セパレーションポイントより北は北西15ノット。その他は南西10ノット、午後一時北に変わる。海況はおだやか。(金曜日の時点のもの)
  [日曜日]セパレーションポイントより北:北西15ノット、午前中に25ノットに上がり、夕方南西20ノットに変わる。その他:変風10ノット、昼前に北西15ノットに変わり、夕方南西15ノットに。北部海況は一時荒くなる。雨中の視界は良好、午後回復。(日曜日の時点のもの)

[潮汐表] (ネルソン)
 [金曜日]
 Low 05:28 AM 0.7 m  High 11:43 AM 4.1 m
 Low 05:40 PM 0.6 m  High 11:58 PM 4.0 m
 [土曜日]
 Low 05:56 AM 0.6 m  High 12:15 PM 4.1 m
 Low 06:12 PM 0.5 m
 [日曜日]
 Low 06:24 AM 0.5 m  High 12:32 PM 4.0 m
 Low 06:44 PM 0.5 m  High 12:47 PM 4.1 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

金曜日は快晴、ベタ凪の極上のカヤッキング日和。
 土曜日は一日中しとしとと雨が降る予報だったので心配していたが、朝食時に降られただけで午後にはカラリと晴れて気温も上がり、クレオパトラズ・プールでウォータースライダー遊びも出来た。ラッキー。
 日曜日は雷雨の予報が出ていたのでこれもヒヤヒヤものだったが、マラハウ帰着直前までは高曇りの良い天気で、風もほとんどなかった。サンディ・ベイに入ってから強い雨に祟られたが、かえってこれで思う存分水の掛け合いが出来るようになったので、ツアーの最後を盛り上げる格好の舞台となった形になり、図らずもかなり恵まれた天候となった。
 夜も12月のツアーとうってかわって、寝るときもまったく寒くなかったし。
 ちなみに日曜日の夜は風も雨もかなり強く荒れ模様。まったくラッキーだ。こうやって改めて27日の天気図を見ると、さらにラッキー感が強くなる。

 今回のお客様は女性三名。オージー、英国人の二人組プラススイス人。最初の日はオージー、イングリッシュ組が苦戦してて疲れ気味だったが、二日目からは彼女たちも調子を出し、最終的には女性グループとは思えないほどのペースで漕いでいた。
 二日目、クレオパトラズ・プールからの帰り、トレントベイを歩いていてオージーのサラがワスプを踏んで足の裏を刺されてしまった。かなり注意していたんだが、どうしても二月には蜂の事故が起きてしまう……。 ec 3

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極々私的なメモ。
 昨日家に戻ってみると、娘が発疹と熱を出していた。家人もうつされてちょいと具合が悪いとか。とはいえ、娘は元気いっぱいに跳ね回っている。今朝は熱も下がり、外に出て走り回っていた。でも、またときどき少し熱が出るようだ。

 僕は、予想通りこのツアーで左手の突き指が思いっきり悪化。重い荷物を右手一本で運び続けたせいで、右手の親指の筋肉も傷めた。やっかいなこっちゃ。

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編集長の[ リレーエッセイ #62 ] 砂浜つうか、砂が減っている件からバトンタッチ。

 やっぱりこういうネタになるよねぇ、砂浜の話を書くと。意外なことに、マラハウでもこうした「砂浜問題」はちょうどホットな話題だったりするのだ。

 例えば今月11日のエントリーで触れたマッドウィグルの横転事故。潮汐差の大きなマラハウ・サンディ・ベイの場合、干潮時にはボートランプから波打ち際までが最大800mくらい離れてしまう。だからカヤックやウォータータクシーは、トラクターが牽引するトレーラーに乗せて運ばざるを得ないのだが、マッドウィグルというのは、ウィルソンズの顧客専用トラクターのこと。20人程度が乗れるカーゴを牽引してビーチと当社ベースを始めとするマラハウ内のピックアップポイントを運行している。

 また1月19日のエントリーで、ウォータータクシーを牽引していたトラクターが、やはりマラハウ・サンディ・ベイの干潟でスタックして、脱出に一時間を要し、そのタクシーに乗っていたカヤック・ツアー・グループも大いにツアーに影響を受けたことも述べた。

 ブログには書かなかったが、すでに水に浮かんでモーターで走っていたアクアタクシーが、予期せぬ水面下のサンドバーに引っかかり、ドライヴァーが腰まで使ってボートを必死に引っ張って脱出しようとしているところも見かけた。

 さらに今月17日のエントリーに書いたレンタル講習の時、あまりにコンディションが悪かったので通常の上陸ポイントよりも100mほど南に緊急上陸し、そこまで僕がカヤック運搬用トラクターを回したのだが、ここで実は僕自身が危うくスタックしかけた。

 これらが頻繁に起こっているのには、ちゃんと理由がある。マラハウの道路拡張工事に伴い、ビーチが全面的に護岸しなおしになったからだ。
 近年、マラハウのカヤックやウォータータクシー産業が急激に発展したことにともない、ボートランプ(船着場)の許容量をオーヴァーするモーターボートやカヤック運搬用トレーラーが往来するようになったし、ランプの上の駐車スペースもパンク状態で、ウォータータクシーへのカヤック積み下ろし作業が普通に往来している自動車の交通に影響を及ぼし始めていた。
 そこでTDC(タズマン郡)が昨年の4月から11月にかけて冬季オフシーズンを利用して大工事を行い、ランプと駐車スペースを拡大するとともに、道路沿いに広い歩道も整備した。

 これによって、マラハウは海に5mばかり広がった形になったわけだが、僕らはこの護岸やり直しによって、ビーチの形が変わることを懸念していた。
 実はマラハウの広大なビーチは、驚くほど形が安定していた。公園内には絶えず形を変えているビーチもある。たとえばアップルトゥリーベイやサンドフライベイは、ラグーン入り口の形状がすぐに変わるので、嵐のあとの初めてのツアーのときなどは要注意である。
 それに対してマラハウは、僕が働くようになって以来、ずっと形が変わっていなかった。

 ところが今回の工事で、案の定どんどん形が変わり始めた。具体的に言えば、ビーチ北部に多かったサンドバー(隆起)がどんどん南に移動し始めているのである。新たにサンドバーが形成されているあたりは、ちょうど満潮時にウォータータクシーが走る「運河」があったり、干潮時にトラクターが走ったりする通路になる部分である。
 工事以前はこのあたりの砂は固く締まっていてトラクターが走っても問題なかったのである。ところが新たにどんどん砂が流れ込んできて新たに積もり始めると、そこここにフカフカの柔らかい部分が出来てしまう。マッドウィグルもウォータータクシーを牽引したトラクターも、不用意に誰も走っていない部分に踏み込んだとたん、こうした柔らかい砂に足をとられてしまったのである。
 ウォータータクシーを牽引していたマネージャーのジムは、他にもいろいろ細かい事故を起こしているドアホなので、ヤツのスタックは「あぁ、アイツならやりかねん」ってなもんだが、マッドウィグルを運転していたグラハムは、それこそ10年以上このビーチを走り続けている超大ヴェテラン。またサンドバーにひっかかってしまったアクアタクシーも、大ヴェテランが運転していた。彼らが事故を起こすほど今のマラハウのビーチの変化の速度は速いということだ。

 冗談抜きで、干潮時に陸からビーチを眺めると、一ヶ月単位でもハッキリ分かるほどビーチの形が変わり続けている。ここのところ少し変化のスピードが落ち着いてきたようにも思えるが、それでもまだ変わっている。
 だから僕らカヤックガイドも大変。満潮と干潮の中間のちょうど中途半端なタイミングでマラハウにカヤックで帰着するとき、どこがカヤックが通過できるのか、以前と違ってよく分からないのだ。昨シーズンまではサンディ・ベイのビーチの地図が頭の中にビチッと入っていて、どんな潮の高さの場合も瞬時にカヤックが通れるルートをはじき出して帰着することが出来たのだが、今はどこを通ればいいのかまったく分からなくなっている。よ