June 30, 2005
ツーリズム・ガイドと、エクスペディション・ガイド。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風次第に落ち着く。(高)14度、(低)2度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】南西35ノット、昼前に20ノットに落ちる。非常に荒い海況次第に落ち着く。午前中のにわか雨中視界不良、次第に晴れる。
向こう三日間:金曜夕方変風5~15ノット、土曜早くに北10~20ノット、日曜北東25~35ノット海況荒い。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:55 AM 3.6 m Low 10:10 AM 1.1 m
High 04:35 PM 3.4 m Low 10:47 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昨夜は遅くになって雨が降り始め、風も強くなった。今朝はすでに暴風は止んでいて、風も上空で15kn程度。快晴。
しばらく不安定な天候になりそうだが、実はごうちゃんたちが遊びに来たのにあわせて(かこつけて?)二週間ほど休みをとっているので、いくら荒れてくれても知ったこっちゃない。でも、今日は良い天気だ。散歩にでも行くか。
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■『ガイドのつぶやき』の番外編。
5月28日のエントリのコメント欄が、面白いことになってきた。例によってコメント欄に埋もれさせておくにはもったいない流れになってきたので、本編に引越しさせることにした。
別ウィンドウが開くようにしたので、まずこちらをクリックして読んでみてください。
◎「118」と「ch16」
ご覧の通り、waka moana氏と僕の話のメイントピックは、名ガイドの誉れ高き新谷暁生氏だ。
■コメント欄でwaka moana氏がおっしゃる通り、おそらく日本シーカヤック界で新谷氏のことを論ずるのは、タブーなのだろう。理由は、やはりwaka moana氏のご指摘通り、彼が「伝説の先輩」だからなのだと思う。
これは、新谷氏に限った話ではなく、僕がパドルの向くまま、気の向くまま「プロガイド論」を執筆するまでは、十年選手、エクスペディション成功者などの「伝説の先輩」と目される人たちが、議論の的となることはほとんどなかったように思う。
その中でも特に新谷氏に関しては、いまだに批判の声を耳にすることがない。「極めつけのタブー」、「伝説の先輩の中でも、とびっきりの伝説」なのか。
確かに、キャリア・技巧・エクスペディション実績といった部分で序列が決まってしまう「コミュニティ」の中では、新谷氏に対する批判が表に出てこないのは、当然といえば当然だ。
加えて、彼のお人柄は素晴らしいと聞いている。ならばなおさら彼をあえて批判するようなバカはいない、というものだ。
だから「タブー」以前に、きっと「裏」をのぞいてみても、議論や批判そのものが存在しないのだろう。
■そういう意味で、「コミュニティの外」からこうした「新谷暁生論」が出てくるのは大変に面白いことだし、waka moana氏同様に「外部」の人間である僕としては、それを正面から受け止める義務があると思う。
なんせ、僕の「プロガイド論」は、そもそもこうした「キャリア・技巧・エクスペディション実績によって序列が決まる世界」を「アマチュア・カヤッカーの世界」と断じ、プロガイドとはそうしたヒエラルキーとはまったく一線を画するまったく別の存在であり、アマチュアがステップアップした結果プロになるわけではない、と説いたところから始まったのだから。
とはいえ、これは実際には「新谷暁生論」というよりは、彼を例にとった「もう一つのプロガイド論」。
今後の日本のツーリズム業界、特にアドヴェンチャー・ツーリズムやエコツーリズムといった、アウトドア系ツーリズムを考える際に、しっかりと認識しておかなくてはならない「もう一つのアウトドアガイド」のことを考えるのに、新谷氏は極めて興味深い象徴的存在なのである。
というわけで、新谷暁生氏ご自身を「批判」する意図は、まったくない。象徴的存在として、僕なりに「分析」させていただくだけ。そのことは、まず最初にお断りしておく。
ま、ともかく、久々の長文をどうぞ。
■新谷氏の話をする前に、まずその前提となる一般論から始める。
僕はwaka moana氏の「コミュニティ&先輩」という見方、及びその延長にある
こういった人間関係のあり方は、ツーリズム産業とはあまり相性がよろしくないと思います
というご意見に、大賛成だ。
上記の通り、僕はこれを過去に「アマチュアカヤッカーのヒエラルキー」と論じたことがあるが、「クラブ体質」というwaka moana氏の分析もそれに類するものだと思う。
一般消費者はwaka moanaさんの分析通り、「先輩」も「修練」も「コミュニティ」も求めず、その代わりに「その場限りの対等な取引」を望んでいるだろう。そしてそうした「フェアなビジネス」を望むメンタリティは、今後ますます強くなってくると思う。
特に世界的なエコツーリズムの流れまで考えに入れると、今後は海外からの顧客層も無視できないが、外国人観光客には「コミュニティの先輩」などという日本特有の価値観がまるで通用しないことは、言うまでもない。
少々余談気味だが、日本のアウトフィッターが良く口にする言葉に、「ウチの客」というものがある。これは僕がもっとも忌み嫌うセリフの一つだ。お客様は、誰のものでもない。これほど人をバカにした失礼なセリフも珍しい。
この忌まわしい言葉が、日本のほとんどのアウトフィッターの口から発せられるという嘆かわしい事態の背景は、waka moana氏の「コミュニティ」という考え方で簡単に理解できる。「アウトフィッター=クラブ」、「常連客=クラブ員=ウチの客」という発想だ。だから「ウチの客」が他所に移ると、感情的トラブルに発展する。
なんのこっちゃ……。それって「オレの女を取った!」っていうのと、まったく同次元のメンタリティだぞ……。
これは言うまでもなく、今後の消費者が求めている方向性ではない。
ま、それはともかく。
■その一方で「先輩」を求め、「コミュニティ」の一員となりたがるマーケット層があることも事実だ。特に日本人に限れば、本格的に「はまって」いく人の場合は、そういう方向性をむしろ強く求める傾向さえあるようだ。
言いかえれば、アウトフィッターに「ウチの客」と認められて喜ぶ人が、少なからずいるわけだ。今までのマーケットは、そういう人たちを中心に構成されていた、と表現してもいいかもしれない。よって、今まではこの仕組みが機能していたわけである。
しかし、今後のことも視野に入れて大きな視点で考えれば、やはりそれはあくまでもニッチマーケットに過ぎない。だからこそ、今この業界が伸び悩んでいるのではないか。
アウトドア雑誌の定番企画「やってみたいアクティヴィティは?」の類のアンケートで、カヌー・カヤックはだいたいトップ常連だ。にもかかわらず、一向に定着する気配がないのは、一般消費者の求めているものと業界が提供しているものに、大きな差があるからに他ならないと思う。
つまり、過去にも何度も論じてきた僕なりの「プロガイド」の基準に照らし合わせれば、「コミュニティの先輩」的なガイドのあり方は、アマチュア・クラブ・リーダー的であり、よってプロとしては「邪道」ということになる。
ここまでが前提となる一般論だ。過去、僕の発言を読んできてくださってる方にとっては、特に目新しい点はないかもしれない。
が、こっからまったく新しいこと書くので、ここらでコーヒーでも淹れてきて腰をすえてください。
■さて、ここで新谷氏に話を戻す。
冒頭に書いた通り、彼が「コミュニティの先輩」的なガイドの頂点に位置する方の一人だというのは、間違いのないところだろう。よって、前段の話の流れからすれば、新谷氏も「邪道」ということになるはずだ。
しかし。
ここまでの論旨と矛盾して聞こえるのは承知の上だが、僕は新谷氏の存在は排除すべきどころか、「非常に貴重」だと感じている。以下、その点を論じる。
■過去にはあえてこの点を明確に論じたことがなかったのだが、僕は「アウトドア・ガイド」には二種類あると考えている。
過去何度も論じてきたのでもうあまりしつこくは繰り返さないが、一つ目のガイドは、ツーリズムというサーヴィス産業の中で、顧客に上質な商品を提供する役割のことだ。フィールドの違いこそあれ、基本的な立場はバスガイドや旅行添乗員と同じである。こういうガイドは「コミュニティの先輩」であってはならない。
今日のエントリの中では、このタイプのガイドを、「ツーリズム・ガイド」と呼ぶことにする。過去に単に「ガイド」と呼んできたのは、こちらのタイプのこと。
いうまでもなく、僕は完全にこのタイプだ(よって僕に対する批判は、ご遠慮なくどうぞ。僕は貴方の「先輩」ではない)。
一方、そういう枠にはまらないガイドも、ごく少数ながらアウトドアの世界に存在する(つまり添乗員やバスガイドの世界には存在しない)。
例えばこのブログにも、昨年6月1日や今年1月27日のエントリで、南極基地で科学者の野外調査活動をサポートするアウトドアガイドがいることを書いた。あるいは過去の数々の探検や冒険にも、「先導者」としてのガイドがいた。
こうしたガイドは、いうまでもなく「ツーリズム」の枠には収まらない。この手のガイドの責任範囲は、あくまでも「安全確保」だけで、「サーヴィス」は二の次だからだ。
つまり「グループ・リーダー」と限りなく同義なのだが、あえて一つ違いを挙げれば、ガイドは「外部から金で雇われた人間」である、という点になるだろうか。自発的に集まったメンバーの中から選出された「ヴォランティアのグループ・リーダー」とは、この点で区別できるかと思う。だから、エクスペディション・グループには「リーダー」と「ガイド」が共存している場合も、当然ある。こういう場合はグループマネージメントはリーダーの役目、ルートファインディングと危機管理はガイドの役目、という形で役割分担されることになるだろうか。
ま、こうした細かい点はさておき、ここではこうしたガイドを「エクスペディション・ガイド」と名づけておく。
もちろん新谷氏は、まさしくエクスペディション・ガイドに他ならない。
以上が「二つのガイド」の定義だ。
世間一般にイメージされるガイド像は、そのニュース性ゆえに「エクスペディション・ガイド」の方だろう。
しかし僕自身は、今までガイドを論ずる場合に、「ツーリズム・ガイド」の方だけをとりあげ、「エクスペディション・ガイド」の存在をあえて無視していた。なぜならその話題性の大きさとは反対に、数の上でも需要の上でも後者が無視できるほどに微々たるものだからだ。またエクスペディションそのものが、今後産業として発展していく可能性も、極めて小さいと思う(「エクスペディション風の商業ツアー」は、逆に発展の可能性があるが)。また、そもそも「別業種」ゆえに、門外漢である僕が語る資格はない、という気持ちもある。だから、普段は僕は「エクスペディション・ガイド」については語らない。
しかし今日はとりあげる。
あ、そうそう、ここではっきりと断言しておきたいのだが、「ツーリズム・ガイド」と「エクスペディション・ガイド」の間に、「職業的な優劣」はない。あるのは、あくまでも守備範囲の「違い」だけである。
とはいえ、その差は小さくない。ハッキリ言えば、まったく違う仕事だ。サーヴィス業たるツーリズムに属する前者と、それに属しない後者には、むしろ共通点が少ないといった方が良いくらいだ。
具体的に言えば、前者の責務は「安全確保」と「カスタマーケア」の両方で、表面的には「カスタマーケア」の占める割合が大きい。一方の後者は「安全確保」だけが責務だ。
以前から「インストラクター」と「ガイド」は、まったく異なる業種であることを主張しているが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に「ツーリズム・ガイド」と「エクスペディション・ガイド」はまったく方向性の違う仕事だ。
■さて、ここでようやく、新谷氏のことに話が戻る。
こうした視点で彼のことを見直してみると、彼がいかに優れた「エクスペディション・ガイド」であるかが良く分かる。彼は世界的に見ても、間違いなく超一級のエクスペディション・ガイドだ。
僕には逆立ちしても真似の出来ないジャンルの超一流ガイドとして、素直に尊敬する。僕だってもしホーン岬を漕ぐなら、絶対に新谷氏にガイドを依頼する。
つまり、彼がいつも本当に「真のエクスペディション」ばかりをやっていらっしゃるのなら、難しい問題は何も起こらない。
ここからがややこしいのだが、彼が普段知床でやっていらっしゃることは、あくまでも「商業ツアー」、つまり「ツーリズム・ガイディング」なのだ。いくら「エクスペディションっぽいテイスト」を売りにしてみても、一般マーケットを対象に「商業ツアー」として売り出している以上、どう言いつくろってみたところで「サーヴィス業たるツーリズム」であることからは逃れようもない。ならば「ツーリズム・ガイド」として仕事に臨むしかない。
ところが彼自身は、それをあくまでも「エクスペディション・ガイディング」と捉えていらっしゃる節がみうけられる。
これがややこしい点だ。
waka moana氏が言及された、新谷氏の文章の中に散見される「論理的矛盾(認識論・存在論上の錯誤)」は、結局ここのところに起因しているのではないうかと思う。
■もちろん、「商業ツアー(=ツーリズム・ガイドの仕事)」の場合も、「修行」などを前面に打ち出した商品開発&宣伝をすること自体は、「可」だ。
「誰にでも出来ますよ、簡単ですよ」という常識的な手法があるならば、逆に「キツイぞ、冒険だぞ、覚悟して来いよ」というニッチ狙いの手法だって、当然「あり」だ。
どちらを選ぶかは、その業者の自由。前者を選べばマーケットが大きい代わりに、ひ弱で依存度の大きなお客様のケアのために、日々の現場業務は増える。逆に後者はマーケットが小さい代わりに、お客様の自立度が高くなるので現場業務は楽になる。
別の言い方をすれば、「客に選ばせるマーケティング」と、「客を選ぶマーケティング」の違いだ。
その辺のさじ加減が、そのアウトフィッターの個性・スタイルとなる。
しかしその「キツイ冒険ツアー」だって、一般消費者向けに売っている商品である以上は、否応なくサーヴィス業の枠内におさまってしまう。上にも書いたとおり、あくまでも「エクスペディションっぽいテイスト」を強く打ち出した「商業ツアー」なのである。いくら「キツイぞ、覚悟しろ」と宣言したところで「サーヴィス業の呪縛」から逃れられるわけではない。
言葉を変えれば「キツイぞ、覚悟しろ」というのは、顧客を絞り込むための「宣伝文句」であり、決してサーヴィスを放棄するための「免責宣言」であってはならない。
ところが「本物のエクスペディション・ガイド」は、元々サーヴィス業の世界の住人ではない。ここが難しいとこだ。
■新谷暁生氏という「エクスペディション・ガイド」の存在は、この上なく貴重である。世界の宝といってもいいだろう。彼に対する数々の賞賛も当然である。
それゆえに、彼が「ツーリズム・ガイド」としても大きな「商品価値」を持ってしまう、という現象が起こる。つまり『トップ・エクスペディション・ガイド 新谷暁生』というブランドのもとに顧客が集まるわけだ。
そしてそういう顧客層に対しては、「ブランドの威力」と「素晴らしいお人柄」という二つの強力な武器が威力を発揮し、「ツーリズム・ガイド」としての仕事がきちんと成立してしまうのである。
僕自身は彼の仕事ぶりを拝見したことはないものの、僕が持つ情報を総合して考えるとこういうことになる。そして、おそらく非常に事実に近いのではないかとも思っている。
■これは「邪道」か?
答えは「NO」だ。邪道ではない。
結果が出ているなら、こういう手法でも構わない。だから「新谷暁生は、優れたツーリズム・ガイドでもある」といって構わないと思う。
しかし、他人が真似できるものではない。
以前書いた通り、ツーリズム・ガイドの仕事は「教科書通りやったから合格」というものではなく、最終的にお客様を満足させれば良いのである。プロの世界は、結果オーライ、結果がすべてである。正攻法で玉砕してほめてもらえるのはアマチュアの世界だ。プロは必ず成功しなくてはならない。奇策でも一向にかまわない。
つまり「ツーリズム・ガイディングの定石」を無視して、「エクスペディション・ガイディングの手法」で「ツーリズム・ガイド」をやったって、ちゃんとした結果さえ出せるならば、一向に差し支えはないというわけだ。
例えば教科書的にいえば、「ツーリズム・ガイド」がお客様に失礼な口をきくのはタブーだ。
だがTPOとガイド自身のキャラクター(あるいはガイディング技術)次第だが、お客様に「あほぉ!」と怒鳴ることが許されてしまう場合もある。誰にでも出来る真似ではないが、言われた本人も含めて、その場の全員が心の底から笑っているならば、それは素晴らしいガイディングだ(新谷氏がそういうことをやってらっしゃる、という意味ではない。あくまでも一例)。
これがガイディングの難しいところでもあり、楽しいところでもある。
ミュージシャンからこうした「型破りタイプ」の例をひけば、ギタリストのジェフ・ベック、ベーシストのジャコ・パストリアスなんてのがこのタイプだろう(たとえが古いかなぁ)。野球選手なら、さしずめ野茂英雄だろうか。
彼らは凄まじいプレイヤーだけど、凡人がいくら真似してみても本当の意味では「上手く」はなれないだろう。なぜなら彼らのスタイルは基本からあまりにかけはなれているから。
でもオリジナルである彼ら自身は、きちんと結果を出す超一流プレイヤーだ。
「エクスペディション・ガイド」としては、おそらく新谷暁生氏はオーソドックスなタイプだ。
その一方で新谷暁生氏という「ツーリズム・ガイド」は、これらの「型破り」な存在なのだろう。だからこそ、僕自身は彼の存在は貴重だと思っている。
■つまりここまでは、話はややこしいものの、実際には特に何の問題もない。世の中には「エクスペディション・ガイド」の手法で、立派な「ツーリズム・ガイド」をやってしまう稀有な男がいるぞ。へぇ、それはすごいね! それだけの話である。
しかし彼ほどの影響力を持つようになると、話はこれだけでは終わらない。むしろ今日の本題は、ここからだ。
恐ろしいのは、「言葉の一人歩き」である。
例えば上記の「あほぉ!」発言だが、実際にそういう手法を多用するガイドがいると仮定しよう。彼はTPOでこの「あほぉ!」をキチンと使い分ける技術を心得ているので、現場では全員を間違いなくハッピーにしている、としよう。
でも、これが情報として一人歩きし始めたとき、意味合いが歪みはじめる。
それを聞いたある駆け出しガイドは、「名ガイドがそうやってるのなら、僕も真似してみよう」と短絡的に理解するかもしれない。きっと駆け出しがマネをすると、火傷をする。
あるいは別の人は、「客に向かってアホとは、何ごとだ! とんでもない下衆野郎だ! 言われた方の気持ちを考えたことがあるのか!」と、口角泡を飛ばして正論を叫ぶかもしれない。
これが言葉の恐ろしいところで、「沈黙は金」っていうのはまったく本当だと思う(と書いておきながら、一向に発言をやめない僕は、とんでもない阿呆である)。
ここまで書いた僕の発言だって、たとえばこんな風に切り取ってみると……、
お客様に「あほぉ!」と怒鳴ることが許されてしまう(中略)それは素晴らしいガイディングである。
これは恣意的な極端な例だが、なぁに引用なんてものは、多かれ少なかれこういうものだ。実際、自分の文章がこういう「意に反した切り取り方」で引用された経験は、僕にだってある。
これを新谷氏に当てはめると、僕らが彼の発言を見聞するときに、それが「エクスペディション・ガイディング」に特有なものなのか、それとも「一般的にツーリズム・ガイディング」に応用可能なものかを、注意深く吟味していく必要がある、ということになる。
前後関係を無視した部分引用だけで、彼の発言を批判することは出来ない。それと同様に、部分引用だけを「ツーリズム・ガイディングに関する金言」とすることも危険である。
彼に対する批判は今まで「タブー」とされていた節があるが、逆に部分引用は盛んに行われてきている。「新谷さんがこういってた。だからこれは正しい」と。
果たしてそれが正しいことだっただろうか? 彼の「エクスペディション・ガイド」あるいは「エクスペディション・カヤッカー」としての発言が、「シーカヤッキングの一般論」や「ツーリズム・ガイディングの一般論」として曲解されて、一人歩きしていないか?
個人的な見解を述べれば、彼は「シーカヤッキングの一般論」や「ツーリズム・ガイディングの一般論」は、ほとんど口にしていないように見える。つまり、彼が語っているのは、ほとんどの人間には応用不可能な「特殊ケース=エクスペディション・ガイド」の話ばかりなのではないか? 別の言葉で言えば、「新谷暁生ならこうする」という話だ。
■さて、ここでやっとコメント欄の本論に戻れる。
例えば、waka moana氏が「JRCA理事でもある新谷暁生さんは、あまり無線機やGPSがお好きではないようです。」と書いた上で、その根拠として引用してくださった次の一文に注目しよう。
「海を漕ぐのに届け入らない.危険を理解してそれを避けながら漕ぐことがカヤックの最も重要な技術なのであり、誰かの許可を得て漕ごうが無線機を持っていようが、それが身を守ってくれるわけではない.自分の知恵を絞って漕ぐことにカヤックの意味があるのだ.僕は海のカヤックをスポーツと考えている.だから安易にGPSを使うことはしない.また緊急時に助けを求めるために無線機も、レギュレーションでそれが義務付けされている国を除き持たない.道具で安全は手に入らないということを理解した上で、これらの道具を使うか否かを自分で決めるべきなのだ.」
新谷氏がGPSや無線機を手放しで認めていないことは、この一文からハッキリと読み取れる。その点については、誤解の余地はない。
ところが、これが「どういう場合の話」なのかは、よく分からない。そこを注意しないと、誤解が生まれるかもしれない。
■「エクスペディション」の場合は、遭難した時点で「ジ・エンド」である。
生き残れば、再度挑戦できる。しかし、その冒険に「失敗」という記録が残ってしまうのは間違いない。
つまり、エクスペディションをやる人間には、遭難後の対処を考えるよりも、「絶対に遭難しない」ということを念頭に考える、という発想が生まれる。「生還して、成功するまでやり続ける」というスタイルを選ぶ人もいるだろうが、「成功か、死か」というスタイルを選ぶ人もいるだろう。どちらにしても、一般の商業ツアーと比較すると、エクスペディションの場合は「失敗」の持つ意味は重い。これが第一のポイント。
また、同じ行程を狙うエクスペディションの場合も、装備によってその「質」が左右される。同じことをやった場合、GPSと無線を使い、サポート船が横に張り付いたエクスペディションよりも、GPSも無線もサポート船もなしでやりとげたエクスペディションの方が「上質」と判断されるのは、当然のことだ。ならば、より高度な技術を持った超一流には、さらにストイックな装備を求める傾向があって当たり前だ。これが第二のポイント。
つまり、僕は上の一文を「エクスペディション・カヤッカー」あるいは「エクスペディション・ガイド」のセリフである、と読む。
ところが彼を「伝説の大先輩」と仰ぐ「ツーリズム・ガイド」がこれを読むと、「おぉ、そうか、届けもGPSも無線もなしでガイディングする方が良いんだな!」「危険を避けるのが大事で、レスキュー要請などあってはならないことなんだな!」と考えるかもしれない。
しかし、それは言うまでもなく早計だ。この新谷氏のセリフを「ツーリズム・ガイディングの一般論」や「シーカヤッキングの一般論」に応用しようとすると、「翻訳」して読みかえる必要がある。
ご存知の通り、今回の西表の事故以来、僕はセイフティ確保のためにいろいろな機器のことを勉強したり情報を流したりしてみた。そうしてみて分かったのだが、新谷氏のこのセリフに感化されたと思しき反応は、実は少なくなかった。「情報の一人歩き」であり「読み間違え」である。
■あるいは新谷氏には、こんなセリフもある。
「ツアーが面白いかどうかは、その時のメンバーに左右される」
これは、サーヴィス業従事者たるツーリズム・ガイドの口から発せられるべきではないことは、コメント欄で述べた通りだ。要するに「つまらないツアーになったら、それはお前ら客の責任だ、オレの責任じゃない」と、お金を払っているお客様に対して言い放ってしまっているセリフだからだ。
しかし「エクスペディション・ガイド」ならこの言葉を発することは許される。面白いか面白くないかの部分は、責任の範疇外だからだ。
よって、こういうセリフが「エクスペディション・ガイド」である新谷氏の口から出てくるのは、ある意味自然だと思う。
しかし、これがもし「ツーリズム・ガイディング」に対して述べたものであったとしたら、問題だ。
というのは、実は建前的な一般論。
正直に言えば、ガイディングの現場では「メンバー次第でツアーの雰囲気は変わる」というのは「事実」である。いくら名ガイドでも、毎日毎回同じ雰囲気を演出することは不可能だ。むしろ当たり前の話だ。
そして、それこそ場の雰囲気次第では、そのことを正直にお客様に言うことが許される場合もある。いや、むしろ言った方がツアーが面白くなることだってある。
例えば僕の場合も、初対面の人ばかりの寄せ集めグループなのに、場がこれ以上なく楽しく盛り上がっていれば、「良い面子に恵まれてラッキーでしたね。別のメンバーだったら、ここまで盛り上がらなかったですよ、きっと」と、さらに場を盛り上げる意図で、このセリフを口にすることもある。「禁句」をあえて使う、いわば「裏技」的なガイディング技術だ。
しかし、こんなトリッキーなセリフは、前後関係やその場の雰囲気を知らない人、あるいは基礎と応用の区別の出来ない駆け出しガイドには、聞かれたくない。だから、僕はツーリズム・ガイディングを公の場で語るときに、不用意に「ツアーの成否は面子次第」などとは絶対に言わない。逆に僕が口にするのは「どんな面子でも、最高に面白いツアーをやります!」という宣言だ。
しかしこの宣言も、上記のように思いっきり盛り上がっている場では、自分の技術を不必要に誇示するだけに聞こえて、かえって場を白けさせる場合だってある。要するにTPO次第だ。
TPOから切り離され、勝手に一人歩きし始めた「言葉」は、かくも恐ろしい。
■ともかく、新谷氏の本質は「エクスペディション・ガイド」あるいは「エクスペディション・カヤッカーそのもの」であり、「エクスペディション・ガイディング」の手法を使って「ツーリズム・ガイド」をこなしてしまう、稀有な人なのだと思う。そして、彼自身にはそこまで明確な区別意識さえないはずだ。それが、彼の貴重さの本質だと思う。
だからこそ、彼の発言もそうしたスタンスから発せられていることに、読み手は注意しておく必要があるのではないか?
waka moana氏は、このように新谷氏を評した。
新谷さんが、存在論上は自らもツーリズム産業の一員でありながら、ツーリズム産業の人々に冷ややかな眼差しを向けるのも、人間関係のありようが全く異なる文化に属しているからかもしれません。
waka moana氏は「以上、事実と違っていたら申し訳ないです」と断っていらっしゃるが、新谷氏と面識のない僕自身も、waka moana氏と同じように感じている。
よって新谷氏の発言を聞くとき、こうした「立ち位置」の違いを明確に意識した上で、「翻訳」しながら聞くという作業は必須だと考える。
正直に言えば、頭の中でこうした論理の組み立てが完成する以前の僕は、新谷氏の発言を「えっ!? これって似非ガイド発言じゃん!?」と思って読んでいたこともある。が、「エクスペディション・ガイド」という考え方を導入して「翻訳」して読み替えるようになってからは、あまり「違和感」を感じていない。感じるのは「ツーリズム・ガイド」である僕との「大きな違い」だけだ。
もちろん、新谷氏ご自身にも、「エクスペディション・ガイディング」と「ツーリズム・ガイディング」の違いを明確に再定義した上で、発言の段階で両者を明確に区別してもらうように働きかけることも大事だとは思うし、実際に彼がそうした「二足のワラジ」を器用に履き替えながら話をしてくだされば、こんなに素晴らしいことはない。
しかしそれは、野茂に対して「江川のように投げてくれ」と頼むようなものだと思う。よって、僕はこれを、僕たち「読み手」の仕事としておきたい。
■さてさて、そうした「エクスペディション・ガイド」の技術を応用して、余人に真似の出来ない「ツーリズム・ガイディング」をやってしまう新谷氏に関しては、言葉の一人歩き以外にも、もう一つ大きな問題がある。
新谷氏が今後のこの「ツーリズム業界」の行方を左右する「有力人物」である、という点だ。「ツーリズム産業に冷ややかな視線を投げるエクスペディション・ガイド」が「ツーリズム産業の行方」に大きな力を持っているのが、厳然たる事実なのだ。
もちろん、ツーリズム産業を牽引する人間が、必ずしもツーリズム産業に好意的である必要はないと思う。批判的な立場の人間がトップにいたって構わんと思うし、それによるメリットも大いにあると思う。冷ややかな目で見るからこそ分かる点も多いはずだ。
しかし業界全体としては、今までのように「ウチの客」などと平気で口にするような意識を引きずった態度では、発展はありえない。つまり、目指すべきは「脱コミュニティ」であり、それはすなわち「先輩の否定」でもある。
その点を「ツーリズム産業に冷ややかな視線を投げる、偉大な大先輩エクスペディション・ガイド」の牽引の元で、どのように改革していくのか? 業界全体の大きな課題である。
つまり、これからの日本シーカヤック・ツーリズムやエコツーリズムが、皆こぞって新谷氏のスタイルを目指すわけにはいかないのだ。これからアウトドアガイドを目指す人、あるいはこの業界の発展を模索している人たちは、彼のスタイルやポリシーが抱える特殊さ、危うさ、矛盾などを、もう少しきちんと認識しなおさなくてはならない。それを、彼自身の先導のもとでやらねばならないという特殊状況は、きちんと意識しておく必要があるのではないだろうか。
要するに、いつまでも彼のことを「伝説の先輩」として下から見上げてあがめていてはダメだ、ということだ。新谷氏は「エクスペディション・ガイド」ゆえに、そうしたコミュニティの理論の中で「伝説の先輩」として生き続けていく人だろう。しかし、他のガイドたちはそこから出て、僕と同じように「コミュニティ外部」から新谷氏に接するようになる必要がある、というわけだ。
文字通り「外国」でガイドになった僕にとっては簡単な話だったが、日本シーカヤック界という「コミュニティ内」でプロになってしまった(なりつつある)方たちには、なかなかしんどい話だろう。が、越えなくてはならない課題だ。
■この点に関して僕自身の課題を書いておく。
悲しいことだが、過去のプロガイド・ワークショップ(PGW)受講者の中にも、いまだに平気で「ウチの客」を口にする人間が多い。この点を僕自身が厳粛に受け止め、今年のワークショップでそれをどれだけ改善できるかを、僕自身の「エクスペディション・ガイド vs ツーリズム・ガイド」の構図に関する現時点の課題としておく。
しかし、日本人に「コミュニティ&先輩」以外のコンセプトを理解してもらうのは、難しいだろなぁ。NZの業界を見てもらえれば、一目瞭然で分かるのだろうが、いかに見せずして理解させるか?
ハードルは高い。
■最後に。
優れた「エクスペディション・ガイド」も、今後新たに誕生することを期待している。需要は少ないだろうが、やはり「冒険」は必要だ。自分ではやらないが、見せて欲しい。
だから新谷氏を超えるような素晴らしいガイドが、今後もとんでもない冒険を見せてくれることを、心の底から望む。
将来「南極のサポート・ガイドは、ほとんどが日本人だ」とか「ケープ・ホーンを漕ぐなら、日本人エクスペディション・ガイドを雇わなきゃダメだ」なんて言われるようになったら、楽しいよね。
■関連過去ログ【ガイドのつぶやき】
◎その1「怖さについて。」 (2004年10月7日)
◎その2「過保護について。」 (2004年10月8日)
◎その3「プロの基準について。」 (2004年10月9日)
◎その4「互助について。」 (2004年10月12日)
◎その5「トウイングについて(前編)。」 (2004年10月13日)
◎最終回「トウイングについて(後編)。」 (2004年10月14日)
◎番外編「老兵は語るべきか、去るべきか?」 (2004年11月13日)
◎番外編「自己責任と、クラス区分。」 (2004年12月25日)
◎番外編「インタープリテーションについて。」 (2005年6月1日)
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http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2257
Excerpt: ■「ガイドは無名であるべし」 これは僕のポリシーなのだが、別に先輩から習ったとかそういうのじゃなく、僕自身が仕事を通じて感じたことだ。 僕のような現場のツーリズム・...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.07.26
Excerpt: ■新谷暁生氏の著書二冊『アリュート・ヘブン』、『バトル・オブ・アリューシャン』を読了。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.10.12
うーん、素晴らしい分析と提言だと思いました。
「ツーリズム・ガイド」と「エクスペディション・ガイド」の概念を導入する事で、問題の所在がよりクリアになってきていると思います。少なくとも、ガイド業の中にはツーリズムを対象にする者と、エクスペディションを対象にする者がいるという事が見えてきます。
問題は、この両者の違いが、ガイド業者においても、消費者においても、きちんと区別されていないという事でしょうね。散々論じられているように、新谷さんもエクスペディション・ガイドの延長でツーリズム・ガイドをやってしまっています(ジェフ・ベックやジャコのような天然系を喩えに使った気持ち、良くわかります。彼らも個人の超絶的な能力によってジャンルを超越してしまっていましたから)。一方で、消費者側でもカテゴリーの混乱が発生していると私は思います。
消費側について、もう少し詳しく考えてみましょう。
ここで、ヨーロッパの哲学における遊戯論の基本「遊戯とは、それそのものが目的となる行為である。」を参照します。この考え方に照らせば、「シーカヤックに乗ることが目的であるシーカヤッカー」は全て娯楽を行っている事になります。これに対置出来るのが、「シーカヤックに乗ることが、シーカヤックに乗る事以外の目的を実現する為の最も合理的な手段となっているシーカヤッカー」です。
このように考えれば、現在日本に存在しているシーカヤッカーの殆ど全てがレクリエーショナル・カヌーイングの消費者ということになりそうです。
ところが、日本のアウトドア・アクティヴィティの世界においては、ツーリストというアイデンティティとエクスプローラーというアイデンティティが混在しています。本来エクスプローラーというのはエクスペディションの手段としてシーカヤックなりなんなりを用いる者を指すと思うのですが、シーカヤックで危ない所に行くことそのものがエクスペディションである(つまりシーカヤックより合目的的であるツールがあるにも関わらず、敢えてシーカヤックを用いる)と考える見方が一般的になった結果、ツーリストとエクスプローラーの明示的な境界が消失してしまったのでしょう。
そこで、ある種の人々は、存在論上はツーリストであるにも関わらず、認識論において自らをエクスプローラーと規程してしまうわけです。Ryuさんが日本のシーカヤック界にツーリズム・ガイドを普及させていこうとする際には、消費側においてツーリストとエクスプローラーという二つのアイデンティティが(好むと好まざるとに関わらず)存在しているという事を前提にして、それとどうつき合っていくべきかも考慮しておく方が無難かもしれません。
Posted by: waka moana : June 30, 2005 4:42 PMwaka moanaさん、いつもご丁寧なコメント、本当にありがとうございます。
実に勉強になります。
消費者論に関しても、まったくもっておっしゃる通りだと思います。
それゆえに、「自称ツーリスト」を守備範囲にする消費者をターゲットとした業者も必要ですし(僕が日本で強化しようとしているのは、こちらですね)、逆に「自称エクスプローラー」を守備範囲にする業者も必要だと思います。
もちろん、「どんな客層でも、どんと来い」というのが一番頼もしいのですけど。
元ネタエントリのコメント欄にも書きましたけど、日本の方がこちらよりも、よりヴァラエティに富んだアウトフィッターが必要ですね。
問題なのは、自分ところの商品が、どういう客層を想定しているのか分かっていない、あるいは自分のガイディングが、どういう客層を一番得意としているのか理解できていない、ってことでしょうね。
ちなみに
>シーカヤックで危ない所に行くことそのものがエクスペディションである(つまりシーカヤックより合目的的であるツールがあるにも関わらず、敢えてシーカヤックを用いる)と考える見方が一般的になった
と、厳密な意味で考えると、シーカヤックでの本当の「エクスペディション」は、関野氏のグレートジャーニーが唯一のものだったのかもしれませんね。
それをサポートした新谷氏は、やっぱり超一流の「エクスペディション・ガイド」ですねぇ。
同じ積丹で活動しながら、新谷さんとはしばらく会っていない気がします。わたしも「コミュニティ外部」ですが、新谷さんの過去の発言からはいろいろと勉強させてもらいました。ただ、著書は読んでおりません。読まないことがわたしの密かな誇りだったりします。以上のことを踏まえていただいた上で、わたしの漠然とした印象を書きますが、新谷さんご自身はコミュニティ内での居心地を良く感じていないかもしれません・・(?)。まぁ、ご本人を交えてお話ししたいですね。
ところで、わたしも「ウチのお客さん」を使います。ただ、所有の意識は無く、「ウチのツアーに参加される人」等の意味です。会話ならニュアンスで解ると思いますが、少々紛らわしいかな。以後気をつけますね。
Posted by: iwao : July 1, 2005 11:53 AM>iwaoさん
>読まないことがわたしの密かな誇りだったりします。
これ、僕個人的には非常によく分かる気がします(笑)
>まぁ、ご本人を交えてお話ししたいですね。
ですね。
「ウチの客」ですが、確かにいろんなニュアンスがあると思います。
なんせ、日本語ですからね(笑)
で、iwaoさんのように、一切所有や縄張りの意識のない意味なら、問題ないと思うんですよ。
実際、iwaoさんのフィールドのように、遠隔地や島嶼部のアウトフィッターさんの場合は、所有・縄張り意識のない単なる「当社のツアー参加者」という意味合いが強いと思います。
逆に本州の都会近くで、近隣に競合業者があるアウトフィッターの場合は、圧倒的に「オレの女」的なニュアンスが強くなってしまいますね。
僕が今回非難したのは、もちろん後者です。
紛らわしくてスミマセン。
>waka moanaさん
内田さんの名を知ったのはもっと前だったような気がしますが、新谷さんの名を知ったのが、たしかあのエクスペディションのときだったように記憶しています。
関野氏もかっこいいと思いましたが、それをサポートするガイドってのも渋くてかっこいいなと思いました。
当時は僕、パドルを握ったこともなかったですしね。
Ryuさん、こんにちは。
たまにガイド登山で雪山に行くのですが、そのときのガイドは、ツーリズムガイドというより、エクスペディションガイドで有ると思います。
とにかく安全に頂上まで導くというのがその役割で、あまり、ツーリズムガイド的(正確にはどういうものかはよく知りませんが)な気配りは少ないと思いますし、客の方でもツーリズムガイド的な物を求めることは少ない様に思います。
某MLにて、ちょっと表現は違いますが、シーカヤックは、往々にして、その過程を楽しむことが多く、登山は、頂上なり目的を持っての行動が多いと書きましたが、新谷さんは、その経歴からくる登山ガイドの感性でガイドをしているのではないでしょうか?
この場合は、知床半島を無事に一周をさせると言うことです。
その知床半島が雪山や高所登山に匹敵するような場所かどうかは、知りませんが、そうでないとするとエクスペディションガイドの手法で、ツーリズムガイドをしているというのは、そうかもしれないですね。ただし、これも下に書いたようにシーカヤック人口の問題だと思います。ニーズが増えてくれば、困難な所へのツーリングへ移っていくのではと思います。
日本の雪山登山でエクスペディションガイドが成立するのは、その底辺にある膨大な登山人口からくる物だと思います。シーカヤック人口がこれからドンドン増えていけば、エクスペディションガイディングのニーズも増えていく可能性があるのではないでしょうか?
フィールド選定や安全確保の方法などいろいろと問題は有るのでしょうが。
(う~ん、週末や連休に出来るシーカヤックでのエクスペディションガイドが必要とされるカヤッキングというのは、なかなか思いつきませんね。)
ところで、NZや海外の登山ガイド(高所、雪山、氷河など)は、どのような手法でガイディングをしているのでしょうか?
雑文失礼いたしました。
Posted by: Kaz : July 1, 2005 2:33 PMKazさん、コメントありがとうございます。
>新谷さんは、その経歴からくる登山ガイドの感性でガイドをしているのではないでしょうか?
まったくおっしゃる通りだと思います。
問題は、Kazさんもおっしゃる通り、今のところ、高所登山ガイドを求める客層と、シーカヤッキングにガイドを求める客層には、技量にもメンタリティにも大きな開きがある、というところだと思います。
>この場合は、知床半島を無事に一周をさせると言うことです。
その知床半島が雪山や高所登山に匹敵するような場所かどうかは、知りませんが、そうでないとすると
いえ、フィールドの難易度自体は、「エクスペディション・ガイド」と「ツーリズム・ガイド」の差とは直接関係ないと思います。
どんなに難しいフィールドでも「ツーリズム・ガイディング」は可能ですし、顧客のレヴェルによっては、一般的な感覚では「冒険」とは認めてもらえないようなフィールドで「エクスペディション・ガイディング」が成立することも大有りです。
例えば僕が過去にやった数少ない「エクスペディション・ガイディング」は、若狭湾での小学生対象のシーカヤックキャンプツアーでした。
二年目には天候が思わしくなく、あれは小学生にとっては一世一代の「エクスペディション」になったことは想像に難くありません。
雇用形態も「こういう教育的ツアーをやるので、安全確保を頼む」という形での依頼だったので、まさにあれはエクスペディション・ガイドとしての仕事でした。
もちろん普通のシーカヤッカーの感覚だと、若狭湾ですから冒険でも何でもありません。
あくまでも、ガイドを雇う側の意識とレヴェルの問題ですね。
>シーカヤック人口の問題だと思います。ニーズが増えてくれば、困難な所へのツーリングへ移っていくのではと思います。
おっしゃる通り、マーケットのサイズの問題です。
が、「移っていく」というのは、適切ではないかと。
マーケットが拡大する場合、両方向へ広がっていきますから、「より困難なエクスペディション」を求める層が増える代わりに、「より安易で、より気楽に」というのを求める層は、その数倍の勢いで広がります。
よって、エクスペディションガイドが必要とされる「率」は、減りこそすれ、増えることはないでしょう。
が、マーケットが拡大すれば、必要とされるケクスペディションガイドの「数」は、増えてくるかもしれません。
>エクスペディションガイディングのニーズも増えていく可能性があるのではないでしょうか?
上記の通り、YES、です。
ただ、そのニーズが増える数倍の勢いで、ツーリズムガイドのニーズが増えます。
>フィールド選定や安全確保の方法などいろいろと問題は有るのでしょうが。
ま、それはツーリズム・ガイドにもまったく同じようについて回りますので、エクスペディション・ガイド特有の問題ではありません。
>ところで、NZや海外の登山ガイド(高所、雪山、氷河など)は、どのような手法でガイディングをしているのでしょうか?
一般に商品として売り出している商業ツアーならば、ヒマラヤに匹敵するといわれるマウント・クックへのガイドツアーでさえ、当然ながらツーリズム・ガイディングの手法で行われています。
フィールドのきつさとは関係ありません。
顧客が「商業ツアー」を求めているならば、フィールドが南極でも8,000m峰であろうが、NZのガイドは「ツーリズム・ガイディング」をやります。
逆にエクスペディション・ガイドとしての仕事を要求されている場合も、サーヴィス精神旺盛に仕事に望む傾向がある国民性ですから(実際、僕の知っている南極サポートガイド経験者連中は、ツーリズム・ガイドとしても超一流です)。
ですから、Kazさんのお話で、日本の雪山ガイドは「エクスペディション・ガイド」のつもりで仕事をしているとありましたが、それも僕的には「日本の後進性」と映ります。
NZのガイドは、同じ場所を同じ客層をガイドするときに、「ツーリズム・ガイド」として臨みます。
>新谷さんご自身はコミュニティ内での居心地を良く感じていないかもしれません・・(?)
たしか、矢野顕子が海外逃亡した理由が「日本にいると大御所扱いされて居心地が悪い」というものでしたけど、新谷さんも、これだけ神格化されてしまうと、戸惑いがあるのかもしれませんね。ご本人は偉ぶる所が全く無い方だというお噂ですから。
「ウチの客」問題ですが、いち消費者として言えば、ある業者の商売の仕方が真っ当であれば、同じような感性で別のフィールドを商売の場にしている同業者を紹介してもらえれば良いなと思う気持ちもあります。例えば今回私は知床と釧路湿原でアウトドア・アクティヴィティを消費しようと考えていて、知床の場合は藤崎達也さんの所にお願いする事を決めていますが、釧路については、どの業者を使えば良いのかわからなくてちょっと困っているんですね。
で、通常の客商売においても、こういう「ウチで扱っていない商品を買いたいという客に、信頼出来る業者を紹介する」というのはアリだと思います。体育会コミュニティの人間関係が入り込まないのであれば、むしろそういった客の融通はあって良いような気がします。
Posted by: waka moana : July 1, 2005 3:34 PM>いえ、フィールドの難易度自体は、「エクスペディション・ガイド」と「ツーリズム・ガイド」の差とは直接関係ないと思います。
私もそう思います。既に述べたように、本来のエクスペディションとツーリズムの関係は、目的合理性の有無で弁別されるはずですが、現在ではリスクそのものを消費するツーリズムをエクスペディションと見なしている状況でしょう。
すると、個々のツーリングのリスク評価値はフィールドの難易度とツーリストの能力の比較によって決定されるので、ツーリストの能力が著しく低ければ、簡単なフィールドでもエクスペディションになる。その際にエクスペディション・ガイドが減らす神経の量は、難しいフィールドにベテランのツーリストを連れて行くのとあまり変わらないような気がします。
Posted by: waka moana : July 1, 2005 3:42 PM自己レス。
どうも言葉遣いがよくない。
>日本の雪山ガイドは「エクスペディション・ガイド」のつもりで仕事をしているとありましたが、それも僕的には「日本の後進性」と映ります。
補足します。
「商業ツアー」という形で売られている商品でありながら、ガイドが「ツーリズム・ガイド」の自覚を持っていない場合にのみ、上記の批判が当てはまります。
Kazさんのお話のように、参加者側もエクスペディション・ガイドだけを望んでいるならば、問題はありませんし、「後進」という批判も当てはまりません。
>あくまでも、ガイドを雇う側の意識とレヴェルの問題ですね。
ここも言葉足らずでしたね。
これに加えて、その「ツアー」の運行形態、募集形態も問題です。
一般に「商業ツアー」として売られていれば、どんなにキツイフィールドへの挑戦であっても、これは「ツーリズム」と考えざるをえません。
逆に参加者側の企画でガイドが雇われる形の場合にのみ、エクスペディションガイドが成立するのではないかと考えます。
ただ、こうしたケースでも、顧客が「ツーリズム・ガイド」を望むケースは大いにあります。
仲間うちののんびりツーリングにガイドを呼ぶといったケースは、一般公募の商品ではありませんが、やっぱり「ツーリズム・ガイディング」ですね。
こんにちは!
Ryuさんの力作読ませていただきました。
まず非常に素朴に驚いたのが、新谷暁生さんがいつのまにやらシーカヤックのほうにいたことでした(笑)。
寡聞にしてお恥ずかしい限り、Ryuさんの記事に名前が出てきたとき、なんかどこかで見た字面だなと思いましたが、やっぱり登山家の新谷さんだったんですね。
内田正洋氏が海にいるのも変な気がしましたが、なんと申しましょうか……。
新谷さんも正洋氏も元々は海とは関係ない世界でエクスプローラーとして生きてきた人で、「ガイディング」というイメージからは乖離しているように感じます。
そもそもエクスプローラーという人種は、自分と自然との関係にのみ焦点を当てていて、そこで自己満足を得ることを最上として、また、場合によっては記録争いの中でライバルに先んじることを最大の目標としてエクスペディションを行うものだと思います。そこでは多少のリスクは目をつぶるといった局面だってあります。
そういう感性の人がガイディングするとしたら、関野さんのようにリスクも何もかも理解していてあえてサポートを頼むといったスタンスの人ならいいですが、一般の客にとっては迷惑千万ではないでしょうか。
エクスプローラーはエゴイストです。そして、頑固に独自のスタイルで取り組もうとする人がほとんどです。彼らの記録を賞賛するし、その人間性は尊敬できても、そうした人たちにガイドされてスタイルを押し付けられるのなど、私はまっぴら御免です(新谷さんがどういう方かはお会いしたことがないのでわかりませんが、もうお一方はアバウトさにかけては日本一ですもんね=笑)。
門外漢のせいか、いまひとつピンとこないのは、エクスプローラーである人がどうしてガイディングを生業にしようとしたりするのかということ。それから、そうした人がガイディング業界でどうしてカリスマになりえるのかということです。
Posted by: uchida : July 1, 2005 4:02 PM>waka moanaさん
>で、通常の客商売においても、こういう「ウチで扱っていない商品を買いたいという客に、信頼出来る業者を紹介する」というのはアリだと思います。体育会コミュニティの人間関係が入り込まないのであれば、むしろそういった客の融通はあって良いような気がします。
これはぜひ必要なんですよね。
実はここにもコメントを下さってるuchidaさんのコラムにも、その件が取り上げられてました。
http://www.venus.dti.ne.jp/~kazunari/column/column.htm
(6月9日分)
>すると、個々のツーリングのリスク評価値はフィールドの難易度とツーリストの能力の比較によって決定されるので、ツーリストの能力が著しく低ければ、簡単なフィールドでもエクスペディションになる。その際にエクスペディション・ガイドが減らす神経の量は、難しいフィールドにベテランのツーリストを連れて行くのとあまり変わらないような気がします。
まったくおっしゃる通りです。
お客様が全力を振り絞らなくてはならない状況に追い込まれれば、それがガイドにとって楽勝フィールドか困難なフィールドかは、あまり変わりません。
ま、もちろんガイドにとっても死力を振り絞る必要がある状況になると、それはちょっと話が違ってきますが(^^;
>uchidaさん
エクスプローラーの一般論としては、僕もまったく同じに感じています。
ですから正直言えば、真のエクスプローラーがエクスペディション・ガイドになることも困難だと思いますし、ましてやツーリズム・ガイドになるのは、大変なことだと思います。
むしろ、ツーリズム・ガイドがアウトドア技術を磨いて行ってエクスペディション・ガイドになる方が、可能性としてははるかに大きいかと。
>エクスプローラーである人がどうしてガイディングを生業にしようとしたりするのかということ。
これは、「冒険が出来る=人から金とってフィールド連れて行ける」という、間違ったガイド像が広く信じられていたためじゃないかな、と推察しているのですが、どうでしょう?
>「冒険が出来る=人から金とってフィールド連れて行ける」という、間違ったガイド像が広く信じられていたため
それもあるでしょうが、体育会系コミュニティ文化ならば、上手い先輩が未熟な後輩を教えるのはしごく当然ですから。例えばサッカーのプロを引退した人がコーチになって若者を育てるのと同じではないでしょうか。その際に教えられる側が求めているのはコーチのもつ技術であって、「楽しく学ぶ経験」そのものではありません。
アウトドア・アクティヴィティにおいても、ガイドの持つ高いエクスペディション能力を欲望の対象にする消費者というものが存在していると推察します。そしてそういった方にとっては、一流のエクスプローラーほどガイドとして望ましいに決まっています。
つまり、アウトドア・アクティヴィティにおける消費者の欲望の対象が色々とあって、それがきちんと弁別されていないってことでしょうね。
・アウトドア体験そのものを消費したい(ツーリスト)
・リスクを消費したい(エクスプローラー)
・先輩の技術を消費したい(後輩)
etc.
>Ryuさん
>ですから正直言えば、真のエクスプローラーがエクスペディション・ガイドになることも困難だと思いますし、ましてやツーリズム・ガイドになるのは、大変なことだと思います。
ぼくは、どうも「エクスペディション・ガイド」というのがピンとこないんですよ。エクスペディションは自分の未経験領域に踏み込んで入って新しい体験を自分のものとするから「エクスペディション」であって、人にガイドされてしまっては「エクスペディション」の定義から外れてしまうように思えます。
エクスペディションに第三者が関わるとすれば、それはガイドじゃなくて、サポートではないかと……。
だから、関野さんのグレートジャーニーもどこかしっくりこないところがあるんですよね。何か意味があるのだろうか?と。
せっかく関野さんは「とーちゃん森に隠れろ!」といういいエクスペディション=仕事を過去にしているのに、グレートジャーニーで、つまらない記録主義に陥ってしまったよな感があるんです(あくまでぼくの個人的感覚ですが)。
Posted by: uchida : July 1, 2005 10:31 PM>waka moanaさん
>それもあるでしょうが、体育会系コミュニティ文化ならば、上手い先輩が未熟な後輩を教えるのはしごく当然ですから。
あぁ、それも大いにありますよね
> つまり、アウトドア・アクティヴィティにおける消費者の欲望の対象が色々とあって、それがきちんと弁別されていないってことでしょうね。
おっしゃる通りだと思います。
アクティヴィティだけじゃなく、アウトドア用品製造や雑誌をはじめとするメディアも含めて、商業アウトドア界全体が「先輩」の法則に支配されてるきらいはまだまだ大きく、消費者の傾向に関する詳細な分析はまだちゃんと行われていないと思います。
>uchidaさん
>エクスペディションに第三者が関わるとすれば、それはガイドじゃなくて、サポートではないかと……。
おっしゃること、分かります。
僕自身も、本当は「エクスペディション・ガイド」という言葉よりも、「エクスペディション・サポータ」という言葉の方が、個人的にはしっくりきます。
ただ今回の論旨上からは「ガイド」の方が適切だと思ったので、ガイドと書きましたし。
uchidaさんのおっしゃることに沿うならば、本文はこういう風になりますね。
---------------------------
過去にはあえてこの点を明確に論じたことがなかったのだが、僕は「アウトドア・ガイド」には二種類あると考えている。
(中略)。今日のエントリの中では、このタイプのガイドを、「ツーリズム・ガイド」と呼ぶことにする。
一方、そういう枠にはまらないガイドも、ごく少数ながらアウトドアの世界に存在する(つまり添乗員やバスガイドの世界には存在しない)。
(中略)
ま、こうした細かい点はさておき、ここではこうしたガイドを「エクスペディション・サポータ」と名づけておく。
---------------------------
ただ、論点をハッキリさせるためには、やはり両方に「ガイド」という呼称を使ったことは、政界だったと思ってます。
さてさて、サポータをつけたエクスペディションの質ですが、本文内で触れた通り、豪華装備と完璧なサポートに囲まれたエクスペディションが、貧弱な装備のノンサポート単独行に比較するとどうしても「落ちる」という評価を受けてしまうのは、やむをえない部分があると思います。
エクスペディションをやらない僕にすれば、グレートジャーニも「スゴイ」のですが、逆におやりになるuchidaさんにすれば、「しっくりこない」という厳しい評価も、ある意味当然なんでしょうね。
よって「エクスペディション・ガイド(サポータ)」という存在自体に疑問を投げかけられるのも、uchidaさんならでは、と感じます。
世の中には、「他人の手を借りてでも、こういう冒険をどうしてもやってみたい」と感じている人は、いらっしゃると思います。
そういう方の思いは、大事だと思いますし、それに応える人間も、いてもいいのではないか、と思います。
だから、僕自身はエクスペシデョン・ガイドの存在も、あってしかるべき、と思ってます。
ま、これも僕の個人的感覚なんですけど。
あ、そうそう、改めて手元の辞書を引いてみたのですが、
1.(探検・戦闘など明確な目的のための)長いたび(航海)、遠征
2.遊覧旅行、遊山
(リーダースより一部抜粋)
とあります。
僕にとっては、2の「観光旅行」の意味にもexpeditionという言葉が使われているということが驚きでした。
実際の生活上、そういう用法を聞いたことはありません。
そういう意味で、「エクスペディション」を銘打った商業ツアーは、厳密な言葉の上でも「可」ということになりますね(笑)
Posted by: Ryu : July 2, 2005 11:50 AM私がエクスペディションで思い出すのは、例えば故サー・ピーター・ブレイクが行った「ブレイク・エクスペディション」ですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/hokulea2006/2621588.html?p=&t=2
このエクスペディションは地球環境の危機を世界に訴えるという目的のもと、オメガのスポンサーで最高の装備を調えて行われていました。彼らの目的は例えばアマゾンの環境破壊の現場で状況を調査しつつ、それを世界に発信するというものであって、危険は最大限回避すべきものでした。それでもどうしてもヤバい橋を渡らなければいけないので、現地のエクスペディション・ガイドを雇った。
ですから、
>豪華装備と完璧なサポートに囲まれたエクスペディションが、貧弱な装備のノンサポート単独行に比較するとどうしても「落ちる」
という見方そのものが、リスク消費型ツーリストの論理でしかないわけです。スペースシャトルで宇宙に行って来るのもエクスペディションですが、その時わざわざ装備の質を落とすバカはいないわけで。
Posted by: waka moana : July 2, 2005 12:08 PM>という見方そのものが、リスク消費型ツーリストの論理でしかない
これも、賛成です。
って、いろんな見方にすべて賛意を表明してたら、単なるバカみたいですね、僕(^^;
でも、僕自身は、個人的にはwaka moanaさんに近いイメージを抱いています。
結局、今度は「エクスペディション」そのものに対する考察が必要になってくるんでしょうね。
コメント欄では限界がありますが、例えば「極めて個人的動機」と、「学術的動機」という風に、動機でも分類できるような気がします。
前者が、アウトドアズマンたちがやってる「冒険」で、装備を削るなどの、よりストイックな方向に向かう傾向、あるいはそれが賞賛される方向があるようです。
だから、持とうと思えば持てる、雇おうと思えば雇えるガイドを、持たない雇わない、という選択がありえますし、それが成功後のさらなる高評価につながる可能性がある。
サー・ブレイクや南極探検、宇宙探査も後者はですね。
こちらには、強固に別の目的があるので、手段としての装備やガイドなどを「削った方がえらい」という発想は、ないですよね。
あくまでも予算や技術、トランスポートなどの制約で、「削らざるを得ない」という選択を迫られるだけの話でしょう。
後者から前者を見れば、どうしても「リスク消費型ツーリスト」と映ってしまうと思います。
アウトドアにおける「冒険」と「普通のアウトドア」の境界線は、あいまいです。
こうした「エクスペディション論」は、また別トピックとしてしっかり考え直さなきゃいけませんね。
切り口も、こうした動機の面だけではなくて、他にも色々ありますし。
ガイド論と違って、こちらは世の中にも優れた考察が相当数ありますので、僕も勉強しなおします。
あぁ、大変だ(笑)
>コメント欄では限界がありますが、例えば「極めて個人的動機」と、「学術的動機」という風に、動機でも分類できるような気がします。
よく言われる冒険と探検の違いと同じようなことですね。
冒険は、リスクを追及していくので、装備をドンドン削っていき、肉体的に精神的にどんどんストイックになろうとする。
探検では、たとえば、シーカヤックなりは、ある目的を達成するための手段にしかすぎず、リスクを出来る限り排除していこうという傾向がある。
ですから冒険のエクスペディションの中では、サポート、ガイドという者の価値は、低くなっていき、最終的にはソロに行き着き、探検では、必要であれば、ドンドン雇っていく。
まぁ、現実的には、「個人的動機(冒険心)」と、「学術的動機(探検心)」が混ざり合っている部分も多いと思いますので、一概にどちらと言いづらいことが多いと思いますが。
以下は余談です。
個人的な意見なんですが、冒険というのは、探検が終わった後のバリエーションルート的な物だと思います。最初、とにかくがむしゃらにそのとき考えられる最善の装備なりを揃えて探検されたところを、徐々に装備を減らし、難しい条件の中で、達成を目指そうとする、これが冒険だとおもいます。
宇宙探検も現在は、文字通り探検の時代だと思いますが、いずれそのうち冒険的な宇宙探検(冒険)をする者が現れてくるように思います。
すみません、話がそれてしまって。
横からすいません。探検部出身者のRともうします。
実は、「118」と「ch16」のコメント欄のころから、お尻の穴がムズムズする心地で読ましていただいてました。
話の流れがムズムズの原因に近づいてきたので、コメントさせていただきます。
ずばり日本の大学では、探検部は体育会ではありません。
(一部の私学では体育会の場合もあるようですが)
目指すは新記録ではなく新規な知識であり、「フィールドで学問を!」と言う思想に基づく学術団体です。
そんなこんなで正式名称に学術探検部と掲げてる団体も結構あります。
そんな探検部出身者からすると、新谷暁生氏や内田正洋氏は冒険家であって探検家ではなく、また、ここで書かれてるエクスペディションのほとんどは、冒険であって探検ではないと感じるわけです。
で「エクスプローラー」とか、探検という表現が出るたびにお尻がムズムズするわけです。
いまさら何が探検やと言われるかもしれませんが、
「山を登るために登山をしない」
「探検の検は、冒険の険とまったく別もの」
ってのが探検部関係者の儚い自負です。
とは言うものの、かつては地理学や文化人類学の分野で華やかだった探検部活動も、我々の世代あたりでは、洞穴測量や新洞・新支洞探査以外は、目的と手段とが入れ替わりつつあったのも事実ですが。
ちなにみ、探検部員の上下関係はかなりざっくばらんです。
互いの技術や計画にけちを付け合います。私もよく後輩に怒られました^^;
特に本家本元の京大探検部では、計画や活動で遠慮が出ないように、先輩後輩で日ごろから互いに苗字呼び捨て、敬語なしって話です。そこまでやってる団体は他に聞きませんが。
おお、そうでしたか。これは失礼しました。
学術団体ということは、紀要のようなものも発行して、論文を掲載していたりするのですか?
Posted by: waka moana : July 3, 2005 8:22 AMKazさん、Rさん、コメントどうもありがとうございます。
ますます面白くなってきました!!
がんばってこのエントリアップした甲斐がありました。
「探検」と「冒険」、僕が先ほど書いた分類だと前者が「学術的動機」、後者が「個人的動機」に分類できるわけですね。
なるほど、です。
で、これに従うと、本文で「エクスペディション」としたものも、「探検」と「冒険」に分かれますね。
本文であげた中では、南極調査は探検ですね。
つまりこちらのガイドが本来の意味のエクスペディション・ガイド。
一方の例えばケープ岬シーカヤッキングなんてのは「冒険」=「アドヴェンチャ」になるわけで、こう考えるとまさしく「アドヴェンチャ・ツーリズム」の延長にあることになる。
uchidaさんの「しっくりこない」というご意見も、この考え方をベースにすると「しっくり」きますね(笑)
僕とwaka moanaさんの最初の議論は、「ツーリズム」という商業形態の枠、つまり経済面からのアプローチだったので、KazさんやRさんのおっしゃるような認識論的(動機・目的による分類)とは、違う形で話を進めてしまいましたが、こちらからの考察も大切ですね。
「ツーリズム」の枠で見れば、新谷さんの「知床ツアー」と「ケープ岬」は、別物に分類出来ると思います(本文はこちらの切り口です)。
しかし、今回の動機・目的で分類すれば、等しく「冒険」というくくりになる(こちらは、どちらかというと世間一般の見方ですね)。
経済面からのアプローチと、動機・目的面からのアプローチの両面を導入して、探検、冒険、商業ツアーを改めてきりなおして整理する必要があるようですね。
がんばります。
って、僕はどこかに論文でも発表するつもりなんだろうか?(^^;
waka moanaさんのおっしゃる通り、時間があればPGWでのディベートネタにしても面白そうですね。
夜酒呑みながらかなぁ。
でも議論が白熱してまた徹夜になっちゃったらマズイなぁ。
余談ですが、研究助成申請するのなら論文という形での研究業績があった方が遙かに強いですよ。通常、申請テーマに関係がある既発の論文は申請書類に添付しますから。ただ、殆どの学会は会員がファーストオーサーになっていないと投稿を受け付けませんから、誰かと共著という形になるでしょう。
Posted by: waka moana : July 3, 2005 11:21 AMありがとうございます。
余談どころか、大変貴重なアドヴァイスです。
ホント、研究助成金が入ると、この業界もう少し面白いこと出来るんで、常に頭の片隅にはあるんです。
共著か。
お付き合いいただけるような先生を探すのが大変そうだ(^^;
>学術団体ということは、紀要のようなものも発行して、論文を掲載していたりするのですか?
探検部ではございませんが、いわゆる洞窟探検を行っている学術団体として、日本洞窟学会というものがあります。
http://www.netlaputa.ne.jp/%7Essj/
Posted by: Kaz : July 3, 2005 1:27 PM>学会がイニシアチブを取って探検をするって面白いですね。
ですよねぇ。
余談ですが、僕が住んでるところは、NZのケイヴィングのメッカで、大家は指折りのトップケイヴァなんだそうです。
僕はケイヴィングやらないんで、彼らがどれくらいすごいのか良く知らないんですが(笑)
waka moanaさん
>学術団体ということは、紀要のようなものも発行して、論文を掲載していたりするのですか?
昔はどこの団体も紀要を出していたんですが、最近は予算、実力ともに不足して定期的に出せる団体はないんじゃないでしょか。
私が学生のころ(10年ほど前)には、近畿大学学術探検部が毎年出していたようですが、あそこは人手不足で廃部になってしまいました。
現在は海外遠征などがあった際に遠征報告という形で出すとこがほとんどでしょう。そんな中でも、数年に一度程度いいものがでてます。
去年でた中では、立命館大学探検部の中国雲南省洞穴探査の報告書がよかったという噂です。(私もまだ読んでませんが)
大学からの課外活動予算はみんな体育会にいっちゃうんで、学生さんが印刷代だけでもぴーぴーいうてます。各団体のHPなどで販売していますので、よければ買ってあげてください。
Posted by: R : July 4, 2005 12:42 AMおお、紀要を出しているとなると結構本格的ですね。たしかにそういう活動だとアドベンチャー・ツーリズムとは全く別種のものになるでしょうね。カヤックが用いられて大きな成果を挙げた探検もあるのでしょうか。
Posted by: waka moana : July 4, 2005 1:03 AM>いわゆる洞窟探検を行っている学術団体として、日本洞窟学会というものがあります
研究者とケイバーの両方が会員となってますが、学会自体が探検してるわけではないです。
東京スペレオクラブや、富士火山洞窟学研究会などの団体が、測量や学術研究とファンケイビングを両立しているようです。
学会といえば、ここと関係ありそうな内容として、委員会で洞穴救助の技術研究、救助組織運営の検討などがなされています。
また、学会大会では、学術発表、ケイビング技術講習、巡検などに加えて、洞穴救助講習や訓練会も実施される年もあります。非学会員でも参加できますので、興味のある方はのぞいてみては、いかがでしょうか。
>カヤックが用いられて大きな成果を挙げた探検もあるのでしょうか。
実は、学生のころケイバーだったため、学生探検でカヤックが使われた例に詳しくありません。
ただ、カヤックやラフトは探検部としての目的と手段が入れ替わってしまった好例なので(実際、楽しいんですよね^^;)、探検部としても冒険的エクスペディションが多いのではないかと思います。
最近のネタとしては、今年あたりに計画されてる京大探検部の遠征がカヤックを使用しそうな計画でした。
内容は、季節によって流れの向きが逆転するアマゾンの一支流へ遠征し、地理地質調査により、逆転のメカニズムと成因とを解明するという面白そうな計画だったのですが、今HPをみたら改装中ということで詳細不明です。
(参考)京都大学探検部HP
http://ecku.s76.xrea.com/
>研究者とケイバーの両方が会員となってますが、学会自体が探検してるわけではないです。
そうですね。誤解を招く書き方をしてしまいました。すみません。
ところで、Rさんは、今年の多賀での大会に行かれますか?
自分は、洞窟測量講習に参加してみようかなと思っております。
>Ryuさん
>経済面からのアプローチと、動機・目的面からのアプローチの両面を導入して、探検、冒険、商業ツアーを改めてきりなおして整理する必要があるようですね。
がんばります。
ツーリズムから離れたエクスペディションとして、探検と冒険があり、それを一般の人が疑似体験をできる場として探検的ツーリズム、冒険的ツーリズムがある。
探検的ツーリズムは、探求心を見たそうとするのが主な目的で、内容としては、たとえば砂漠の中の遺跡を見に行ったりだとか、ホエールウオッチングなどもそれに当たると思います。無人島ツーリングなどもそうかな?
冒険的ツーリズムは、文字通り冒険心を満足させることがメインですので厳冬期の雪山ガイド登山だとか、~湾横断、縦断ツーリング、などはそれに当たると思います。
ただ、探検的ツーリズムで難しいところは、その中に冒険的な部分もないと探検と見なされにくいところ、つまらなくなってしまうところが有ると言うことですよね。砂漠の中の遺跡に行くのに飛行機で飛んでいったり、ホエールウオッチングに動力船を使ってしまったんではどうしようもない。
だから、適度にリスクを導入することが必要。
なぜなら、探検的ツーリズムでは、本当の探検とは違い、個人的達成感が重要な目的になるから。その疑似探検の内的価値を高めるのに適度なリスク感は、非常に重要な要素となる。
冒険的ツーリズムでは、客に合わせたリスクの設定、或いはリスクに合わせた客の募集ということが必要となってくる。こちらは、探検に比べれば要素的には単純だと思います。
つまり、探検的にしろ冒険的にしろツーリズムという範囲内では、同じリスク消費型ツーリズムとなる。そして、その目的に応じて、適切なリスクを設定し、場合によっては、特に冒険的ツーリズムでは、その内容のリスクの度合いによって客の選定をすることも必要になってくる。
全く門外漢なので、稚拙な内容だと思いますが、探検と冒険などと話をそらせてしまったので、探検、冒険、ツーリズムということで感想を述べさせて頂きました。
う~~、しかし、文章を書くのは難しい。
Kazさん、ありがとうございます。
Kazさんの定義を世間一般に流布している言葉におきかえると、
「冒険的ツーリズム」→「狭義のアドヴェンチャー・ツーリズム」
「探検的ツーリズム」→「狭義のエコ・ツーリズム」
ということになるような気がします。
>特に冒険的ツーリズムでは、その内容のリスクの度合いによって客の選定をすることも必要になってくる。
日本ではこれが割りと常識的な発想で、例えばシーカヤックツアーなども、多くのアウトフィッターが「初心者向けツアー」、「中級者(当店初級者スクール修了者)向けツアー」などのようなクラス分けを行いますが、NZではここでもいつも書いているように、セミプロレヴェル(あるいはホントのプロ)の人と、初体験の身体障害者を一緒のグループで連れて行くような形でもツアーが催行されていますし、それも無理ではないように思います。
このあたりは、ツアーの組み立て方の問題であって、本質的な論点ではないかと。
むしろ、知的好奇心の側に重点をおく「エコ・ツーリズム」の方が、理解度のレヴェルが揃わないと、ツアーが成立しにくいという側面があるような気がします。
ただ、この「アドヴェンチャー・ツーリズム」と「エコツーリズム」は、消費者側から見た場合、これら二つをキチンと切り分ける術がない、というややこしい点があります。
よってガイディングの際も、アドヴェンチャー・ツーリズムとエコ・ツーリズムに、技術の差はなく、単に「表面上味付けの違い」ということになってきます。
ただ、今回の話を通じて、僕はこれらの枠組や定義自体を、壊してみたくなっています。
もっと違った別の切り口で、これらのツアーや冒険、探検を整理することが出来るかもしれないな、という気がしているんです。
できないかもしれませんが(^^;
もう少し時間ください。
いまのところの議論から考えれば、「リスク消費型−回避型」と「知的好奇心が高い−低い」の二つの尺度を直交させた二次元のタブローで、個々のアウトドア・アクティヴィティの性質を表現することは出来ると思います。
知的好奇心高い
┃
┃
リスク回避型━━━━╋━━━━リスク消費型
┃
┃
知的好奇心低い
ただ、この四つの象限を的確に表現する概念はまだ出来ていないんじゃないかと。
Posted by: waka moana : July 5, 2005 1:49 PM折しもこういう記事を見つけたのですが、
http://hokulea2.exblog.jp/d2005-07-05
「中にはビギナーの参加もあるけれど、彼らを全員無事に帰すガイドの力量は、世界のアウトドアガイドの中でも超一流だと思う。」「世界自然遺産になればツアーもきっと増えることだろうけど、もしも行ってみようという場合には、ぜひとも信頼できるガイド、つまりその土地を知り抜いていて、参加者全員を無事に帰す力量のあるガイドと共にお出かけください。」
これはRyuさんの使った概念で言えば典型的な「エクスペディション・ガイド」(その後の議論から考えると「アドベンチャー・ガイド」の方が適切か?)を期待した言説でしょうね。アウトフィッターがユーザーフレンドリーであるかどうかは問題ではなく、ハイリスクのフィールドでリスクを消費しつつ無事に戻るという1点がガイドの評価基準になっている。別の言い方をすれば、ユーザーの消費対象はリスクとフィールドそのものであり、ガイドは消費対象ではないと考えられている。
それで私少し思ったのですが、上で示したタブローで問題なのは、アウトフィッターの性格を表現する次元が無いことでしょうね。例えば「享楽的−禁欲的」というような尺度を足して三次元のタブローを作れば、フィールドとツアーの性質をもっと上手に捉えられる気がします。
Posted by: waka moana : July 5, 2005 2:09 PMやはりこれが一番スッキリしますね。
僕の中でまだモヤモヤしてるのが「ツーリズム型」と「非ツーリズム型」をどのように処理するか、です。
なかなか面白い研究テーマになりそうです。
あ、入れ違いになってしまいました。
>上で示したタブローで問題なのは、アウトフィッターの性格を表現する次元が無いことでしょうね
そうなんです。
二次元だと、まだモヤモヤが残るんです。
でも、三次元は複雑になりますねぇ。
僕のとろけた脳ミソで、大丈夫かな。
がんばって考えて見ます。
>「ツーリズム型」と「非ツーリズム型」をどのように処理するか
私の現時点の考えは、次のようなものです。
まず、商品としてのツアーは、上に書いたように「リスク消費型−回避型」「知的好奇心が高い−低い」「享楽的−禁欲的」の三つの尺度を用いた三次元タブローで表現されます。
一方、消費者においては、三つ目の尺度「享楽的−禁欲的」が「自己言及傾向が強い−弱い」に置き換わります。自己言及傾向が強い、とは、ツアーの消費形態が自らのアイデンティティに深く関わっているという意味です。ツアーを消費する事で「アドベンチャラー」とか「エクスプローラー」とか「アウトドアマン」とか「先輩」とか「後輩」とか、ともかく自らのアイデンティティを強化しようとするタイプの消費者です。一方、自己言及傾向が弱い、とは、ツアー消費と自らのアイデンティティと切り離して行うタイプの消費者です。
おそらく前者は禁欲的なツアーを好んで消費し、後者は享楽的なツアーを好んで消費すると思いますが、これは質問票調査かなんかをやって多変量解析にかけてみないとはっきりした事は言えないでしょうね。私は統計学を勉強していないので、手も足も出ませんが。
ともかく、ツアー商品と消費者とでは、似ているようで若干タブローの構成要素が違い、それは片方では「享楽的−禁欲的」、もう片方ではツーリストのアイデンティティのありようの違いとして表現されるのではないか、ということです。
Posted by: waka moana : July 5, 2005 3:18 PMなるほど、「享楽的−禁欲的」が「自己言及傾向が強い−弱い」に置き換わるわけですね。
これはスッキリしますねぇ。
さすがです。
>これは質問票調査かなんかをやって多変量解析にかけてみないとはっきりした事は言えないでしょうね
ですよねぇ。
こうなると、社会学者のテリトリになってきますね。
一ガイドには、ちと荷が重いです。
しかしながら、大変有益な示唆です。
ありがとうございますm(..)m
June 29, 2005
やってみたぞ「月面サヴァイヴァルゲーム」。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
昼頃にわか雨。南西風。(高)12度、(低)2度。
[海洋気象] (エイベル)
西20ノット、セパレーションポイントより北は30ノット、昼過ぎに全域で南西30ノットに変わる。海況は全域で荒くなる。昼頃のにわか雨中視界良好。
向こう三日間:南西20~30ノット、金曜変風5~15ノット、土曜北5~15ノット。海況金曜に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 02:58 AM 3.8 m Low 09:11 AM 1.0 m
High 03:36 PM 3.5 m Low 09:37 PM 1.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■風は相変わらず強い。しかし南風にもかかわらず、昨日にも増して暖かく、風の当たらない日向なら短パンTシャツでOKだ。ジャパンの皆さんと同じ格好なんじゃないか?
-------------------------------
■昨日は疲れてて、さぼってしまった。昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。(高)14度、(低)8度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、セパレーションポイントより北では30ノット。午前中に一時北西に変わる。北部の海況は荒い。水曜昼頃のにわか雨中視界良好。
向こう三日間:南西20~30ノット、金曜変風5~15ノット、土曜北5~15ノット。海況金曜に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 02:02 AM 4.0 m Low 08:14 AM 0.9 m
High 02:39 PM 3.6 m Low 08:37 PM 1.0 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■この予報は夕方家に戻ってからダウンロードしたものなので、「予報」というより「事後報告」に近いかも。
ともかく、朝から南西の強風で、ゴールデンベイの海は場所によってウサギが跳ね回っていた。が、暖かい。
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■一昨日はごうちゃん一家と一緒に、友人がやってる宿に泊まりに行って来た。場所はゴールデンベイ。海を見下ろす丘の上に建つ宿に、期待通りごうちゃん一家は感嘆の声をあげた。
夕方から薪ストーヴの前で呑み始め、夜遅くには宿のおかみさんもやってきてしばらく盛り上がり、全員寝静まった後も僕とごうちゃんは朝四時まで話こんだ。
翌、昨日は、ごうちゃん一家はマラハウ泊。僕らも付き合ってマラハウに行って、以前とは変わり果てた会社を案内したりしたが、南西風が強かった。ネルソンの高校生のグループがレンタルから帰ってきていたが、よくあの風の中戻ってきた。アッパレ。
本日は、たぶん彼らはエイベルタズマン・コーストトラックをチラリと歩いた後、午後はネルソンに移動したはず。元気で帰れよぉ。
ごうちゃんチの下の男の子と、ウチの愛娘は、昔から天敵同士で、一緒にしておくと絶対にどっちかがどっちかをド突き倒していたので、身体が大きくなった今回はどんなことになるだろうかと心配していた。ところが今回は、会った直後から親四人が唖然とするほど超仲良しで、三日間ずっと機嫌よく一緒に遊んでくれて大助かり。
ごうJrがシャワーから出てきたのを待ち構えていた愛娘、
「あ、もーくん、ちんこがある」
「うん、おで、ちんこあんねん」
「ねぇ、さわってもいぃ~いぃ?」
「うん、えぇでぇ」
こらこらこらこらぁ、おまぁ~らぁ、仲良くしすぎじゃぁ~っ!
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■もう皆さんご存知だと思うが、四ヶ月ほど前にこんな面白いエントリがあった。
◎さだっちょんのドンブラコ岩手生活「月面サバイバルゲーム!」
で、ついについに、待望の回答編がアップされた。
◎さだっちょんのドンブラコ岩手生活「月面サバイバルゲーム回答!!」
やろうやろうと思いつつ、ついつい後回しになっていたので、これを期に僕も挑戦してみることにした。
もちろん回答編にはまったく目を通さずにやるぞ。
ひどい成績だったら、恥ずかしいなぁ。ま、いいや。恥かいて勉強するべ。
ちなみにこのゲームは、本来は話し合いによる意思決定の重要性を確認するためのものなので、4~6人でやるべきらしい。
なるほどリスクマネージメント学の方法論としても、それくらいのグループでディスカッションするというのは大いに効果があるだろうことは想像に難くない。
だけど、都合上今回は僕一人でやってしまう。あしからず。
■さて、アイテムを再チェック。
- マッチ棒
- 濃縮された食べ物
- 50フィートのナイロンロープ
- パラシュート
- 太陽熱利用の携帯用暖房
- 45口径のピストル
- 粉末ミルク1ケース
- 100ポンドの酸素タンク
- 月面上用の星座図
- 自動膨張の救命用ボート
- 方位磁石
- 水5ガロン(19リットル)
- 照明弾
- 注射器の入った救急箱
- 太陽電池のFM受信送信機
なるほど。
よし、まず「こりゃ役に立たないだろう」と思われるものをピックアップしよう。
- マッチ棒
- 太陽熱利用の携帯用暖房
- 45口径のピストル
- 粉末ミルク1ケース
- 自動膨張の救命用ボート
- 方位磁石
- 照明弾
- 注射器の入った救急箱
理由を挙げておくと、まず酸素がないので火はつかないので、マッチは用なし。
同じ理由で、おそらく45口径のブレットも着火しないと思われるので、無用の長物だと判断。
照明弾も、おそらく燃焼に酸素が必要ではないかと考えたので、こちらに入れた。
暖房については、この設問では200マイルを歩いている間はずっと昼間と想定してある(月はほぼ15日周期で昼と夜が訪れる)ので、月面温度は摂氏100度を超えるはず。ならば不要。
粉ミルクだが、温度が100度を超える以上、水は沸騰しない特殊な容器で運ぶ必要があるし、宇宙服を脱がずに飲むためにも特殊な装置が必要なはず。つまり地球上のように、粉ミルクをコップの中で水に溶かすなどの処理が、昼間の月面では不可能ではないか?
救命ボートは、何か面白い使い方があるような気がする。シェルターとしても使えそうだ。だが、コンパクトさでは後述のパラシュートが上のような気がするので、僕はパラシュートを選んだ。しかし地表がスムーズならば、ソリとしては使えるかもしれないので、「役立たずアイテム」の中では、いぜんとして一番有益アイテムのような気がしている。
方位磁石だが、僕は月に地磁気があるかどうか知らない。根拠はハッキリしめせないが、おそらく地磁気はない、あるいはあっても極めて微弱だと思う。とりあえず「地磁気はない」と仮定するのが安全だろう。ならば方位磁石は使い物にならない。どちらにしても次の「絶対いるものリスト」にあげる月面上用星座図さえあれば、正確な方位を割り出すことも簡単なので、プライオリティは低くなる。
最後にファーストエイドキットだが、空気のない月面で宇宙服を脱ぐことは不可能なはずなので、おそらくファーストエイドキットを使うことも不可能と判断。特に注射針なんぞは、持ってない方がむしろ安全ではないか?
しかし、この中で順番をつけるのは、なかなか難しいな。マッチと拳銃と暖房、どれが一番役立たずかと問われると、悩む。
さて、お次は「絶対にいる」と思われるものをリストアップ。
- 濃縮された食べ物
- パラシュート
- 50フィートのナイロンロープ
- 100ポンドの酸素タンク
- 月面上用の星座図
- 水5ガロン(19リットル)
- 太陽電池のFM受信送信機
パラシュートは空気がないところではもちろん使えないのだが、僕はこいつを簡易シェルターとして使うつもりで持とうと思った。
ナイロンロープの耐熱温度が気になったのだが、手元の資料を見ると(カンニングかな?)融点が摂氏250度となっているので、合格。しかしたった50ftってのは、なかなか心もとないな……。
星座図はナヴィゲーションのために必要(空気のない月面では昼間でも星は見えているはずだ)。
これをさらに順位づけする場合は、生存に必要なものを最初に持ってきて、次に交信用、最後に移動用とすればよいだろう。
が、やっぱり難しいな。
■で、悩みに悩んだ末、僕がつけた順位はこれ。
- 100ポンドの酸素タンク
- 水5ガロン(19リットル)
- 濃縮された食べ物
- パラシュート
- 太陽電池のFM受信送信機
- 月面上用の星座図
- 50フィートのナイロンロープ
- 注射器の入った救急箱
- 粉末ミルク1ケース
- 自動膨張の救命用ボート
- 方位磁石
- 照明弾
- 45口径のピストル
- マッチ棒
- 太陽熱利用の携帯用暖房
う~ん、これで良いのだろうか? 特に水に沸騰対策がなされているかどうかは、判断の分かれ目。沸騰対策がなされていないならば、持ってても意味がないどころか、コンテナ爆発の危険性があるから持たない方がいいくらいのものだろう。この辺が分からんのがなんとも不安。
あと、FM通信機が月面でどれくらい電波が届くのか分からんところも不安。
やっぱり、この後他のメンバーとディスカッションしたいとこだよな。ソロでのサヴァイヴァルは難しい。
最後に気になる重さだが、100ポンドは約45kg、水19リットルは19kg、合計で約64kg。月面の重力は地球の1/6だったはずだから10kg。楽勝。他のアイテムも一人で全部持てると判断してOKだろう。
ま、正直言って下位の数アイテムに関しては、捨てて行きたいところだけど、環境保護の観点からちゃんと持ち帰りましょう(笑)
■えっと、こんなもんでいいことにしよ。よっしゃ、回答編みよっと。
おぉ、秋田チームのディスカッション、面白いでないの! だいたい僕の書いた解答に近づいていっているものの、僕が知らなかった情報が、銃弾の火薬には酸化剤が含まれていて、酸素がなくても爆発する、というもの。だったらもう少しプライオリティあげておくんだったな。重力が小さな月面では、ジャンプの補助推進力として使える可能性もあるんだし。
照明弾も、月面でも使用可なんだったら、も少し話が違ってくる。
で、何々、正解は? げ、宇宙服って、注射器使えるのか! 知らなかった。照明弾も使えるんだね。
っつぅことで、僕の点数は24点。「0~25 WELCOME TO NASA!!」にはギリギリ滑り込んで、いちおうプロの面目は保ったのかな?
でもNASAでは劣等生だな、ワハハ。
秋田チーム、個々の成績よりもやっぱりグループの成績がずば抜けて良いってのが、素晴らしい。
やっぱ僕も会社に持っていって、同僚連中とやってみれば良かった。連中の中には、月面で銃が使えることを知ってるヤツがいたかもしれない。
【教訓】ソロよりはグループの方が、やっぱり安全らしい。
■面白かったよ>さだっちょん
またこういうの見つけてきて教えてちょ。
-------------------------------
-------------------------------
■一人でやってみた人は
を、ちゃんとグループでやってみた人は
を、やらなかった人は両方をクリック。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2252
酸化剤が含まれてるのは、全然知りませんでした。
お恥ずかしい。
ただ、よく考えれば水中でも弾丸発射できることは、知ってました。
ということは、空気なくても発射できることは、分からなきゃ可笑しい。
重ね重ね、お恥ずかしい。
問題は、45口径のピストルってたぶんコルト・ガバメントのことだと思いますけど、ガンオイルが凍結しないかってことですね(笑)。
Posted by: waka moana : June 29, 2005 11:04 PMそれで今まじめに設問を見てみましたが、こんなもののチョイスはここに書かれていない装備(生命維持装置・母船の能力・母船が持っている情報)の性能によって全く変わってくるので、「そもそもこういった重大な問題に対しこういった枝葉の部分だけを採り上げて論じるのは無意味である。」という回答はだめなんでしょうか?
現実的には遭難地点に留まって救出を待つのが一番生還の可能性が高いと思うのですが。
Posted by: waka moana : June 30, 2005 3:26 AM思いっきりリアルに考えた場合、これだけの装備で200マイルを移動するのは、僕自身も不可能だと思います。
やっぱりあくまでも、グループディスカッションの練習題、ですね。
>現実的には遭難地点に留まって救出を待つのが一番生還の可能性が高いと思うのですが。
僕も正解は、それだと思います。
シェルタを作り、運動を控えて酸素とカロリー消費を最低限におさえ、FMラジオをオンにしたまま待機、でしょうね。
宇宙船にコンパスやコルトガヴァメントが載ってるってのが、どう考えても不思議(笑)
リアルに考え始めると、頭が痛くなります、アハハ。
June 27, 2005
《 自由テーマ 》 珍しく音楽ネタをば。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。冷たい南西風。(高)13度、(低)3度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット。海況おだやか。
向こう三日間:南西15~25ノット、水曜西25~35ノット、木曜南10~20ノット。水曜海荒れ、木曜落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 01:09 AM 4.1 m Low 07:18 AM 0.7 m
High 01:45 PM 3.8 m Low 07:44 PM 0.8 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■予想気温は昨日より高いものの、外には霜下りてるし、どうなんだろ? やっぱり寒そう。今日はゴールデンベイ行くから、どっちにしても昨日より寒くなるな。
-------------------------------
■昨日は大家の電話番でネット接続できず。昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。冷たい南西風。(高)11度、(低)0度。
[海洋気象] (エイベル)
南25ノット、午後南西15ノットに落ちる。荒い海況次第に落ち着く。
向こう三日間:南西10~20ノット、水曜早くに25~35ノットに上がり海荒れる。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:19 AM 4.3 m Low 06:24 AM 0.6 m
High 12:52 PM 3.9 m Low 06:56 PM 0.7 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■快晴、しかし寒い。この冬一番の冷え込み。また例によって、「自称晴れ男」のごうちゃんが連れてきた……。
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■吉川家、無事到着。皆元気。吉川家長男(四歳)とウチの愛娘が一瞬で超仲良しになって、一日中よく遊んでくれて、親四人とも大喜び。以前は何度会っても闘ってたのに、二人ともよくぞ成長してくれた(笑)
本日は両家でゴールデン・ベイ泊まり。
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■左のカテゴリーの中に「音楽」を作ったものの、開設からそろそろ一年半が経とうというのに、まだアイテム数が片手で数えられるっつぅのは、どうよ?
ってなわけで、今日は珍しく音楽ネタ。
ところで、巷のブログでは「ミュージカル・バトン」なるリレーが流行っている。僕は音楽から離れて長いので、昔の音楽仲間からもすっかり忘れ去られてて、全然バトンが回ってくる気配がなく、安心していた。
ところが、実は僕の知らないところで密かにバトンが回ってきていたことが判明。いやぁ、あせった。スミマセンでしたm(..)m>みずうみの秘密さん
(しかし、なんっすか、そのHN?)
■ってなわけで、『チルソナイトをあなたに』から回ってきたミュージル・バトンの「Ryu's Logbook版」!
【Total volume of music files on my computer】
皆無
ジャパンには今どきこんなローテクな人間もいないと思うけど、PCにはまったく音楽入ってない。iPodなんて一度も見たことさえないし、MDさえ持ったことがない。音楽はCDデッキで聴くもの、車の中はカセットテープが正しいのである、エッヘン。
【Song playing right now】
『おすしのピクニック』
愛娘が横でNHK『おかあさんといっしょ』のヴィデオを観ながら踊り狂ってる。決して聴きたくて聴いているわけではないのだが、僕の耳には「♪お~すしぃのぉ、ピックニックゥ♪」という歌が飛び込んできている。哀しい。
今、僕が勝手に好きなCDなんぞを聴こうものなら、怒り狂った娘にぶっ殺されること請け合い。
【The last CD I bought】
『THE ENTERTANINER - Scott Joplin』
一ヶ月ほどまえに、おそくらく二年ぶりくらいに買ったCD。
昔はヨシュア何とかっていう人が弾いてるヴァージョンを持ってたんだけど、スコット・ジョプリン本人が弾いてるヴァージョンを安売りCDの山の中から発見して思わず買った。
大昔の録音の割りには思った以上に音質もよくて十分鑑賞にたえるし、後年のピアニストの解釈とは全然違う弾き方してる曲もあって、大変面白かった。でも、演奏技術自体は、前に持ってた近年のピアニストの方が上。ジョプリンの演奏は、大変にガサツ。相当なイラチと見た(笑)
でもやっぱラグタイム・ピアノは良いな。映画『スティング』を観たくなって来た。
【Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me】
- 『THREE VIEWS OF A SECRET / Jaco Pastorius (「WORD OF MOUTH」版)』
- 『CARMEN / TOTO』
- 『TEEN TOWN / Weather Report(「8:30」版)』
- 『BRIGHT SIZE LIFE / Pat Metheny』
- 『CONDITION RED / Wayne Shorter』
こりゃ難しい。「好きなアルバム」とか「好きなアーティスト」でも五つ(五人)挙げるのは難儀なのに、「曲(歌)」となると五つに絞るなんてほぼ不可能。そもそも普段音楽を聴かない生活だし、特に思い入れの深い曲はオリジナルが多いので、ここに挙げるには適さない。
というわけで、今回は最初に聞いたときに衝撃でぶっ飛んだものを中心に五つ挙げてみたんだけど、もっともっと挙げたいのあるなぁ。ジャコばっかりになるから外したけど『PORT OF ENTRY』もショックだった。
で、なぜか今は『EAST RIVER / Brecker Bothers』と『BACK IN BLACK / AC/DC』が頭の中で交互にグルグルしてる(笑) 久しぶりに音楽のことを考えて、脳ミソがビックリしてるらしい。
ちなみにこの中で、手元にあってすぐに聞けるものは、三つだけ。『CONDITION RED』なんて、もう15年くらい聴いてないぞ……。
【Five people to whom I'm passing the baton】
やっぱ、このブログだとこういうなる。さぁていきなりアウトドアズマンたちに流れが変わるわけだが、さてさてどうなることやら、答えが楽しみ。
ごうちゃんは、NZから戻ってからゆっくりで良いからねぇ。
編集長、『アフリカ』は残しておいてあげたからねぇ(笑)
■たまにこうやって音楽のこと考えてみるのも楽しいね。
上にもちょっと書いたけど、実はここ数年は「楽器に触る」どころか、「音楽を聴く」という習慣さえすっかり失ってしまってる。自分でCDプレーヤをオンにするのって、二、三週間に一回くらいかなぁ。さらに5連装のCDを入れ替えるのは、年に一、二回? いつも入れっぱなしの同じCDばっかり適当に聴いてる。
家人とは元々バンド仲間なんだから、四六時中音楽がなっててもおかしくない家なんだけどねぇ、なんだろ、このザマは。
きっと昔の反動なんだろう。「この仕事引退したら、ひょっとしたらカヤックには全然乗らなくなるかも」って言ってる根拠は、実はこれ。音楽からこれだけ遠ざかってしまったところから類推するに、カヤックも同じようになるかなぁ、なんて。
とはいえ、ベースは二、三日に一度は爪弾いてるので、完全に音楽から切れたってわけでもないんだけど。
あ、そういえば、音楽やってたころだって「聴く」のはそんなに好きじゃなくて、「弾く」ばっかりだったんだっけ(笑) そうだそうだそうだった、当時から僕くらい音楽を聴かないヤツはいなかったんだった、アハハ。
ところが、「山弦」を聴いた家人が、久々にベースを弾きたがり始めている。二人でコピーして久しぶりに一緒に演ってみるか。あのバンドは良いねぇ。
■さて、ついでにも一つ音楽ネタ。こっからは楽器を触らない人には全然面白くないネタ。スミマセン。
◎svnseeds’ ghoti! 『 [ジャズ]パラディドル・ディドルの応用:(1)シンバルレガート編』
svnseedsは昔の音楽仲間で、僕にとっては一番「手の合う」ドラマーだった。当時は四六時中こんな話ばっかりしてた。明けても暮れてもリズム談義。楽しかった。懐かしい。
ちなみにときどきこのブログでも引用してる『あけてくれ おれカネ日記』のおれカネゴン(上記ブログコメント欄では「うりかねぐん」)も音楽仲間で、僕にとって一番長くいっしょにやった「相棒」。コミックバンドやるときもジャズやるときもゴダイゴのコピーやるときも、いつもヤツといっしょだった。楽器を手にしてないときも、四六時中一緒にいたような気がする。懐かしい。
も一つちなみに、バトンを回してくださったみずうみの秘密さんは、四学年上の憧れの先輩。彼の卒業と入れ替わりに僕が入学したので、彼の超絶技巧ギターはめったに見られなかったのだけど、たまにそういう機会に恵まれるとステージにかぶりついて目を皿にしてた。初めて競演させていただいたときは、死ぬほど緊張した。懐かしい。
っと、読者の皆さんには全然分からない、記憶の彼方の世界に彷徨いこんでしまった。失礼。こういうリズムの話を目にすると、いきなり当時の記憶が爆発するように甦ってしまって……。
えっと、話を戻す。ここで出てきたような「2 ⇔ 3」の変換は、ジャズに限らず黒っぽい音楽の基本中の基本なんだけど、当時はこれをけっこう悪用して、普通の拍子を変拍子に聞こえるような演奏をよくやってた。七拍子とか十一拍子とかのような、プログレ的な「いかにもな変拍子」はダサイ、四拍子を変拍子に聞こえるようにやるのが通なんだ、なんて嘯きつつ(笑)
例えばホントはイーヴン三拍子の曲なのに、アクセントの位置を三つ目ごとにずらして四拍子のスローシャッフルに聞こえるようなイントロアレンジにしておいて、歌に入ったとたん三拍子に戻し、観客全員が「???」になるようなイジワルして遊んだり。これは拍子だけじゃなくて、スピードまでいきなり変わったように聞こえてしまうので、観客の手拍子が歌に入った瞬間にピタリと止まってしまう(笑)
今だったら「わざわざそういう盛り下げるような演出をしてどうする」ってツッコみを入れるとこだが、当時はそんなこと知ったこっちゃないってなもんだった。
天邪鬼は、今に始まったこっちゃないんよね、ワハハ。
svnseedsもそういうの好きな「イケズ」だったな(笑)
しかし、彼は未だにちゃんとこうやってタイコ叩いてるんだな。立派だ。
■それはともかく、ここに出てきたパラディドル、別に打楽器に限らず、どんな楽器にも応用可能。「ジャズなんか演らねぇよ」という人だって、シャッフルなら演るでしょ? 日本人がシャッフルやるとどうしても「阿波踊り」になりがちだが(それはそれで素晴らしい文化だから、卑下する必要はないのだけど)、こういう練習をして二拍三連のリズムが身体に染み付いてれば一気に黒っぽくなる(はず)。お薦め(だけど効果の保証はしない)。
そのうち彼がサンバを「八分の七拍子」で特訓する方法をアップしてくれるだろうが、これも必見。サンバは四拍子ではなく、七拍子なのですぞ。
何のこっちゃ分からん? ワハハ、興味のある人はRSSリーダに入れておきましょう。
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■「知ってる曲がなかった……」という方は
を、「パラディドル???」という方は
をクリックしましょう。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2248
Excerpt: ■一昨日の続き。ただし英語の話は出てこないので、思いっきり「広告にイツワリあり」。最初に謝っておこ。ゴメン、許せ>JARO さて、話はいきなりゴダイゴ全盛期に戻るが、当時...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.07.11
Excerpt: ■以前「ミージカル・バトン」なるものが回ってきたことがあった。あれ以降いろんなバトンを目にするようになったが、僕のところには何も回ってこないまま早7ヶ月。そしたら久しぶ...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2006.01.25
Excerpt: ■以前「ミージカル・バトン」なるものが回ってきたことがあった。あれ以降いろんなバトンを目にするようになったが、僕のところには何も回ってこないまま早7ヶ月。そしたら久しぶ...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2006.01.25
TOTOの「ISOLATION」はあのアルバム限定のヴォーカリストがいましたが、結構好きでした。「ANGEL DON'T CRY」とかね。でもTOTOだと「THE SEVENTH ONE」がアルバムとしては一番好きです。
最近、ジョニ・ミッチェルの「SHADOWS AND LIGHT」のDVDを買ったのですが、あの頃は明確にジャコの力量がメセニーを上回ってましたね。ジャコがあと10年生きていれば、全盛期のメセニーと凄いアルバムを作ってくれたのに。
Posted by: waka moana : June 27, 2005 10:39 AMタノシィー!
久しぶりに音符系でリズム見ると美しいですね、やはり(うっとり)。
とはいえ自分はダサダサないかにも変拍子派(爆)なんですけど。
BGMがお子様向けなのはご愛嬌・・・ウチなんかそれ頼んでもいないのに宇宙人がヘンなアレンジして歌ってるんですから、プロの声にメイちゃんのダンス付きならまだカワイイもんです、ハイ。
>waka moanaさん
「Shadows and Light」のDVD!
欲しいです。
Weather ReportのDVDも欲しいですねぇ。
デビュー直後のメセニーのトンでもない才能には、いまさらながら呆れるばかりなのですが、確かに総合的な実力ではジャコの方が上でしたね。
全盛期のメセニーと全盛期のジャコの競演は、本当に見てみたかったです。
>MMさん
>宇宙人がヘンなアレンジして歌ってるんですから
それも可愛いじゃないすか(笑)
Posted by: Ryu : June 28, 2005 4:01 PMJune 25, 2005
近未来SF的ゴーグル。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南風次第に強くなる。(高)10度、(低)1度。
[海洋気象] (エイベル)
南10ノット、ただしセパレーションポイントより北は20ノットが午前中に10ノットに落ちる。夕方には全域で20ノットに上がる。海況一時やや荒い。
向こう三日間:日曜朝南西5~15ノットに落ち、火曜15~25ノットに上がる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 05:32 AM 0.5 m High 12:00 PM 4.0 m
Low 06:08 PM 0.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■予報に反して朝はどんよりとした曇り。10時ごろから晴れたが、ときどき雲がかかって、決して快晴ではない。海は南東のウネリが入っていて、この季節にしては荒い感じ。
本日は西島からの高校生のラグビーチームご一行様37名。ガイド5名でワンデイツアーと聞いていたのだが、実際には午後は明日の試合のために練習をしたいとのことで、半日ツアーに急遽変更。ラグーンの中を一時間少々漕いでビーチに戻り、ガイド5名で怒涛の料理。忙しかったけど、半日で終わったのはボーナス。潮のタイミングも良かったし。
ガイドはロブ、リアン、エム、シェイと、僕以外は皆助っ人だった。 b&b 37 / torrent - lagoon - l@torrent(finish)
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■ごうちゃんから今朝10:00頃電話が入ったらしい(僕は仕事に行ってた)。オークランドから。飛行機が遅れてその後の予定が押せ押せになり、南島に渡るフェリーに間に合うかどうか微妙らしいのだが、ともかく一家全員無事にニュージーランドに到着することはしたらしい。
さて、明日ちゃんと現れるか???
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■なんかSF映画でおなじみなシロモノが、商品化目前らしい。
ゴーグルやサングラスにいろいろデータが表示されるってのは、近未来SFでおなじみだけど、水泳用ゴーグルで実用化ってのは思いもよらなかった。
■アウトドアズマン的には、やっぱりGPS情報の表示されるサングラスってのが欲しいかも。手を止めてGPSを確認することも出来ないほど荒れてる海をシーカヤックで漕いでる時なんて、サングラスに情報が表示されてれば嬉しいかも。
あ、荒れてるときにそんな情報が目の前チラチラしてると、かえって危ないか。波を見落として沈するのがオチ? ダメか……。
でも、やっぱりあるといいなぁ、GPSとEPIRBとマリンVHFラジオ内蔵したサングラス。いや、内蔵だと重くなりすぎそうだから、本体はカヤック内部にしまっておいて、モニタと通信機能だけサングラスに。
どっか出してくれ、買うぞ。
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■別の面白い「液晶ゴーグル」の使い道のアイディアある方、
と
をクリックしてから、コメント欄に書き込んでくれぃ!
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2246
June 24, 2005
たまり場と隠遁。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。弱い南風。(高)10度、(低)1度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、セパレーションポイントより北では南東20ノット。北部の海況はやや荒くなる。
向こう三日間:南東15~25ノット、日曜南西5~15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 04:42 AM 0.5 m High 11:07 AM 4.0 m
Low 05:19 PM 0.5 m High 11:32 PM 4.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■午前中は快晴だったが、午後は曇りがち。最高気温が下がったので、少々肌寒い。夜も冷える。
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■極々私的なメモ。
梅がますます咲いてきて、玄関を出たとたんすごい香り。いやぁ、本気で春の気分。ネルソンの友人にも苗を一本買ってプレゼント。大喜びされた。日本人の血を実感する。
愛娘は、梅の香りに春を感じるようになるのかな? こうやって自宅に梅があるんだから、きっとそうなると思うのだが。
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■極々私的なメモ。愛娘語録其の壱。
「だれもおしっこに、つれていってくれなぁ~~いっ!!」
僕がPCの前、家人が台所でそれぞれ集中して作業してて、娘のおしっこコールにどちらも気づいていなかったらしく、トイレの前から絶叫が聞こえてきた。大爆笑。
■極々私的なメモ。愛娘語録其の弐。
野人「May、こっちの脚は何脚?」
愛娘「みぎあしぃっ!」
野人「お、よく分かったね。じゃぁこっちの脚は?」
愛娘「うしろあしぃっ!!」
いや、まぁそりゃ確かにそうなんだけどね。
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■先日のシーカヤックミーティングの記事。
◎Outdoor Basic Technic 『アウトドア人種』(2005年6月9日分)
最後に紹介されているベースの中に、我がエイベル・タズマン・アドヴェンチャーズも入れていただいているのが、なんとも面映い。
確かに僕は、顧客を「ウチの客」と称して囲い込もうとする従来のアウトフィッターやショップの商法に異を唱え、uchidaさんがここで書いていらっしゃるような形の「連携」を提起してきた。それが上手く循環し始めていると聞けば、僕も大変に嬉しいし、自分自身もそうした連携の大きな輪から外れないようにしたいと思う。
■しかしながら個人としての僕は、依然としてカントリーライフを強く志向している。確かに「シーカヤックガイド」としての職業的ポリシーと、「隠遁的カントリーライフ」という志向の間に、「矛盾」や「歪」があるのは確かなような気がする。
ただインターネットという武器は、「開かれた隠遁生活」というものも可能にしてくれそうな気がしている。それとも、ムシの良い幻想なのだろうか?
答えが出るのは、まだまだ先になりそうだ。uchidaさんのたまり場が出来るのが先か、それとも僕の答えが出るのが先か?
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■NZにたまり場作ってくれ!という方は
と
を、それぞれトリプルクリック!
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2243
Ryuさん、ひさしぶりにブログのぞかせてもらいました!
メールを送る前に、ちょっと様子をのぞいて・・・
なんて思って読んでたら、メイちゃんの名言にパソコンの前で大爆笑してしまいました。
今日は、メールではなくここにコメント残して満足することにします。笑
お嬢様、お元気そうですね!こっちのじゃじゃうまも元気です~!
おかげさまで元気です!
仕事も楽しくやらせてもらってます。
ご想像のとおり、財布はいつでも暴風です。
(すきまかぜ どころではない と言いたいのです)
今日ゆっくりメールを・・・と思っていたら突然の来客で、やっぱりここを眺めて眠って満足することにします。(いつまで続くか・・・笑)
吉川さんいらしてるんですね、いろんなゴシップが出てきそうですね、おもしろいブログが楽しみにしてます♪
↑て、こんな書き込むならメールも書けたかも;
また、カヤックのことでメールしたいので、
はい、やっぱり後日。
>↑て、こんな書き込むならメールも書けたかも;
って、突っ込もうと思ったら、すでに自分で突っ込んでたか(笑)
メール待ってるよ。
June 23, 2005
梅ぇ!? 蝶ぉ!!??
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。風穏やか。(高)15度、(低)3度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット。セパレーションポイントより北は西20ノット、午後10ノットに落ちる。北部海域やや荒いが次第に落ち着く。
向こう三日間:金曜南東5~15ノット、土曜15~25ノットに上がり、日曜南西5~15ノットに変わる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 03:52 AM 0.5 m High 10:15 AM 4.0 m
Low 04:28 PM 0.6 m High 10:46 PM 4.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■午前中は予報通りの快晴。小春日和。午後は雲が広がって晴れ時々曇り。でも相変わらず暖か。
まだ油断しちゃいかんぞ、と自分を戒めておく。
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■またもや日曜大工。
先週作った本棚では蔵書がとても納まりきらないので、今回は高さ1800mm、幅800mmのデカイのを。ドリルを完璧に充電してのぞんだので、大物の割にはスムーズに進んだ。
しかし最後の最後、壁と本棚を固定するための板を取り付けているときに、やっぱりついに電池切れ。充電時間を利用して遅い昼食と、このブログのアップ。あと10個ばかり穴あけて壁にネジ止めしちまえば終わりなので、なんとか今日中に終わるな。
愛用のスウェーデン製のノコギリが切れなくなってきた。目立てに出すといくらくらいかかるんだろう? 電動ノコが買えてしまうくらいとられそうな気がして、なんかやだな。もう電動ノコ買っちまうか。
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■昨日のエントリで、梅のつぼみがふくらんできたと書いたが、午後には二輪咲いていた。やけに早い。

今日になると、十輪以上咲いてた。
ちなみにこれは「Geisha」という品種。「芸者」のことらしい。
■ふと足元を見ると、なんと羽化したてのモナーク・バタフライまで!

う~ん、どうなってるんだ。
これからもう一発「大寒」が来るはずなので油断しちゃいけないんだけど、こうなると気分はすっかり春。テントかついでどっかフラッと出かけたくなる。
■関連過去ログ【花、虫】
◎スミレ、ツバキ他 (2004年9月27日)
◎バンブルビー (2004年11月7日)
◎バラ (2004年11月8日)
◎バラ、ミツバチ (2004年12月5日)
◎ヤロウ、マロウ、ミツバチ他 (2005年3月31日)
◎モナーク・バタフライ (2005年5月13日)
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■南半球の小春日和のそよ風を感じた方は
を、暑すぎて全然ピンとこないって方は
をクリック。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2239
Excerpt: ■七夕だ。 でも南半球は真冬だし、オリジナル版に書いたとおり、本日は見事に曇り空で星一つ見えないので、どうもピンと来ない。 しかぁし、宇宙には夏も冬も晴れも曇りも...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.07.07
Excerpt: ■七夕だ。 でも南半球は真冬だし、オリジナル版に書いたとおり、本日は見事に曇り空で星一つ見えないので、どうもピンと来ない。 しかぁし、宇宙には夏も冬も晴れも曇りも...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.07.07
Excerpt: ■花の季節。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.12.17
June 22, 2005
幻獣の館。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。風穏やか。(高)13度、(低)1度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、セパレーションポイントより西は25ノット。西部海域は荒い。北の波1m次第に落ち着く。
向こう三日間:木曜変風5~15ノット、金曜南東15~25ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 03:03 AM 0.6 m High 09:22 AM 3.9 m
Low 03:35 PM 0.6 m High 10:00 PM 4.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■寝坊したので早朝のことは分からんが、快晴で滅茶苦茶暖かくて気持ち良い一日。予報のマークは「晴れときどき曇り」なのだが?
昨日今日やたら暖かいせいで、なんと梅のつぼみがふくらんできてる。冬至過ぎた瞬間に、春なのか???
しかし、ここまでグチャグチャの天気図も、久しぶりに見たな。
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■久しぶりのUMA系ネタ。まずはご覧あれ。
◎『幻想標本博物館』
(『あけてくれ おれカネ日記』経由)
■これだけ膨大な幻獣のミイラや化石のコレクションが本当に存在すると考えると、何ともワクワクする。
残念なことに、これらはすべて館長江本 創氏の手による創作なのだが、造形センスが卓越しているので、どれもこれもまことにリアルで、作り物と分かっていてもドキドキする。
また解説文やレシピまで見事に創りこまれている点に関しては、戦慄さえ覚える。
■体育会系でも理系でもない、「文系のナチュラリスト」にとっては、これはきわめて上質な遊び方ではないか。
皆さんもいかが? 面白いのできたら、見せてください。
■関連過去ログ【UMA】
◎オープン祝いにふさわしい大ニュース (2004年4月1日)
◎極楽認識装置 (2004年4月6日)
◎小人は、やっぱりいた!? (2004年11月3日)
◎《 自由テーマ 》 久しぶりにUMAネタでも。 (2005年5月9日)
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■ホントのUMAの方が好きな方は
を、こういうのも良いなという方は
を、「ツチノコつかまえて一攫千金じゃ!」という方は両方をクリックしましょう。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2232
June 21, 2005
もうちょっと家の話。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
朝のうち雨、後にわか雨。北風次第に落ち着く。(高)12度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】北25ノット、午前中一時35ノットに上がる。一時海況は非常に荒くなる。北の波1m、次第に大きくなる。雨中視界不良、昼前に回復。
向こう三日間:水曜南西10~20ノット、木曜落ち着き、金曜東10~20ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 02:15 AM 0.7 m High 08:29 AM 3.8 m
Low 02:42 PM 0.7 m High 09:13 PM 4.1 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■未明は激しい雨と風だったが、夜が明けてからは落ち着き、9時ごろには雨も風も収まり、11時ごろには日が覗く(ただし上空は依然として北20kn)。
夕方からまた曇り。近くの海まで出てみたが、はるかかなたの波打ち際からすごい音が聞こえていて、おそらくラビット島まで行けばかなりのサイズのサーフになってるだろうと思われたが、身体中が痛くてカヤックを持ち出す気になれず。
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■冬至だ! これからだんだん日が長くなる!! いやぁ、嬉しい!!!
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■一昨々日の続き。いや話が前後するので「続き」というのも変だな。えっと今日の話題は、僕らがなぜ一度候補に上げた「ジオデシック・ドーム・ハウス」をやめたか、について。
一昨々日も引用した昨年7月5日のエントリ「ログハウスとアースシップ。」の中で、
僕たちは最初、ジオデシックドームハウスを考えていた。ところが調べるにつれ、70年代以降大量に建てられた米国のドームハウスは、そのほとんどが放棄されてしまっているという情報を得て、「これは、根本的に何か欠陥があるに違いない」と感じ、他の建築方法を模索し始めた。
と述べた。
ジオデシック・ドーム・ハウスは、たとえて言えば巨大なドームテントのようなものだ。いや、もともとのドーム型テントが、ジオデシック・ドームを模したものなので、本当は「たとえ」に使うのはちょっと変なのだが、まぁ大間違いではないので良いことにする。
もっと詳しく説明するなら、サッカーボールを考えるとよく分かる。
サッカーボールは、ご存知の通り六角形と五角形のパネルの組み合わせで出来上がっている。ただ柔らかい素材でできているので、自然な曲面を作って球形になっているのだが、もしこれらのパネルが平らな木製だったとするとかなりゴツゴツしたものになる。
そこで各パネルの中心から、それぞれの頂点に線を引っ張る。すると、それぞれの六角形は六つの、五角形は五つの三角形に区切られる。次にその中心を少し外に膨らませて球体に沿う形にする。そうすると、細かい三角形パネルで出来た、かなり滑らかな球体が出現する。これがジオデシック・ドームだ。もっと滑らかな球体にしたければ、さらに細かい三角形パネルに区切っていけば良い。
この球体をぶった切ってお椀をふせた形の建物にしたのが、いわゆるジオデシック・ドーム・ハウスで、今はなき富士山測候所もこれだったし、○○博によく出現するドーム型の建造物も、まず間違いなくこれだ。
実はドーム建築には、ジオデシック以外のヴァリエーションも多い。たとえばイヌイットのイグルー(氷の家)だって、ものの見事にドームハウスだ。
またソフトハウスの方も、別にTNFのテントが最初というわけではなく、例えばモンゴルのユルト(パオ)だって一種のソフト・ドーム・ハウスだ。
■ヴァリエーションの話はともかく、ジオデシック・ドームは色々とメリットの多い建築法だといわれている。
まず球体という最も効率の良い形なので、同じ量の材料で最大の空間が得られる上に、強風や地震などの自然災害にもきわめて強く、しかも内部の空調効率もいいとか。
また三角形のパネル(コンパネ)を組み合わせてあるだけなので、費用が安くて、造るのも非常にやさしいので、セルフビルドには最適ともいわれる。
これだけメリットが並ぶと、僕のようなセルフビルド志向の人間にとっては、無視できない。僕らもイの一番に候補にあげていたのは、当然といえば当然だ。
■しかし、調べるうちに気になり始めたのが、上記の引用部分だ。信憑性に不安があるのでここでは詳しい数値は挙げないが、70年代以降に米国内で建てられたジオデシック・ドームのほとんどが数年のうちに放棄されてしまったという。
理由を、アース・ビルディング・ワークショップのときに講師にたずねてみた。彼は米国のドームのほとんどが放棄されているという事実そのものは知らなかったものの、「おそらく」と前置きした上で、理由を「雨漏りだろう」と語った。
建物の中で、一番防水が甘くなるのは屋根だ。よって設計の基本は「屋根をなるべくシンプルな形に」だ。
ひるがえって考えると、ドームハウスは「全体が屋根」で、しかも細かいパネルの組み合わせで出来ている「非常に複雑な屋根」だ。シンプルな切妻屋根でも雨漏りを防ぎきるのは難しい。いわんやドームハウスをや。
ということらしい。
他にも理由はあるのかもしれない。たとえば球体の空間は、実は住んでみると落ち着かない、とか。
でも、講師の挙げた雨漏りの問題だけでも、僕らにとっては十分すぎるほどの説得力があった。
ってなわけで、今のところアドビを使用するというアイディアに落ち着いている。
■ちなみに将来もっと広い田舎のライフスタイル・ブロックに引っ越してもう一度家を建てることになるならば、今度は半地下の家にして、屋根も芝屋根にしたいと思っているのだが、まぁこれはいつになるか分からん、鬼だってあきれて笑ってもくれないほど遠い未来の話。
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■半地下ぁ!?と思った方は
を、芝屋根ぇ!?と頭をひねった方は
をクリック。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2228
こちらにジオデシック・ドームの弱点がモノリシック・ドームとの比較において、という意味でいくつか列記されています(英語)。
http://www.monolithicdome.com/thedome/geodesic/
要はパネル状なのでストラット一箇所にでも狂いが生じれば構造的にも弱くなるし雨漏りもする、また建材自体木材中心に一般建築の物とさほど変わらないのでシロアリやら腐食やらの問題も抱えている、というようなことですね。自然災害にもそんなに強くないと、こちらにはあります。
で、参考までにその比較対照となったモノリシック・ドーム。
図解的にはこんな感じで、
http://www.monolithic.com/thedome/thedome/index.html
写真ギャラリーはこちら、
http://www.monolithic.com/gallery/homes/index.html
日本語での建築に当たっての詳細はこちら。
http://poleshft.hp.infoseek.co.jp/zeta/shelter/tshlt03a.htm
Posted by: MM : June 21, 2005 8:00 PMうわ、これは面白いサイト!
存じませんでした。
比較的新しいサイトみたいですね。
僕らがドーム案を完全に捨てたあとに出来たのかな?
雨漏りなどの不具合は、ここに解説してあるとおりのメカニズムだと思います。
問題は、ドームハウスという形式そのものが、精神的なものを含めて果たして永年快適に住めるのかどうか、でしょうね。
でも、この工法はけっこう金がかかりそうだし、セルフビルドもつらそうだなぁ……。
Posted by: Ryu : June 22, 2005 11:53 AM雨漏りですか。。。
芝屋根はちょっと魅力ですね。ryuさん今度こちらにいらしたら、「バイオシェルター」の本お貸ししますよ。もしまだ読んでいらっしゃらなければ。
芝屋根は良いですよぉ。
家を半地下にすると、屋根が低くなるので、屋根の上をハーブガーデンにする、なんてことも出来るかも。
「バイオシェルター」ってのはまだ読んでないです。
お言葉に甘えます、ありがとございます!
楽しみ。
June 20, 2005
《 自由テーマ 》 また映画の話
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、後高曇り。北風次第に強くなる。(高)15度、(低)2度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、セパレーションポイントより北では西15ノット。昼頃全域で来た10ノットに代わり、夜25ノットに上がる。海況荒くなる。夕方の雨中視界良好。
向こう三日間:火曜北西10~20ノットに落ち着き夜中にさらに弱まる。水曜遅くに北東5~15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 01:25 AM 0.9 m High 07:37 AM 3.7 m
Low 01:49 PM 0.8 m High 08:22 PM 3.9 m

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■朝一から夕方までツルッツルの油凪。一日中カヤックが逆さに映るほどの鏡のような海面は、本当に久しぶり。午前中は雲一つない快晴で春風を感じるような空気、午後は少しずつ高い雲が広がってきたものの、気温は下がらず結局一日中パドルジャケットなしで漕ぎ、ベースに帰ってからも久しぶりにジャケットなしで片付け作業が出来た。こんな暖かい日は久しぶりだ。
本日はフランス人の男の子二人組。一人は2月から半年間Chchに留学中(メカニカル・エンジニアリングの勉強)、もう一人は彼を訪ねて短期旅行に来ているプロ・バスケットボール・チームのコーチらしい。留学中の子はまぁまぁ英語を喋るが、バスケ・コーチの方はホントに片言しか出来なくてコミュニケーションに少々てこずったが、まぁ彼ら二人だけのグループなので問題はない。
ガシガシ漕ぎまくるタイプかと思ったが、そこはやっぱりフランス人、ヴァカンス中にはそういうことはする気がないらしく、ちょっと漕いではおしゃべり、ちょっと漕いでは写真撮影と、日本人もビックリのスローペース。
そのくせ、ツアー終了後は一気にChchまで走って明日トンガ行きの飛行機に乗るというので、少々早めに帰着。
早めの帰着とはいえ、ウォータータクシーを使わないツアーだから、実質ツアー時間は他のウォータータクシーを使うツアーよりもはるかに長く、久しぶりに僕自身ものんびりとカヤッキングを存分に満喫できた。楽しかったな。
明日は天候悪化で、ツアーは不催行。また四連休になるな。川に漕ぎに行くかなぁ。それとも海に出て自主トレでもするか。あ、そうだ、本棚作らなきゃいけないんだった……。 b&i 2 / mara - mt@apple - adele(outside, anticlockwise) - l@adele(inside) - mara
■そういえば、昨日の朝、久しぶりに野ウサギを見かけた。マラハウの村の中を黒いのが風のように疾走していた。
そしたら今朝はブラウンの野ウサギが轢かれて死んでた。出勤中だったので、回収して食うのは諦めたが(笑)
ここ数年野ウサギはまったく見かけてなかったのに、出るときは立て続けだ。願わくば、イルカに立て続けに出てもらいたいのだが。
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■昨日は大家の電話番でネット接続できず。昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
霧、後晴れ。南西風。(高)14度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、セパレーションポイントより北では西15ノット。海況穏やか。
向こう三日間:月曜遅く北25~35ノット海況荒く、火曜北西10~20ノットに落ちる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 12:32 AM 1.1 m High 06:46 AM 3.6 m
Low 12:55 PM 1.0 m High 07:27 PM 3.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■目立った霧は出ていなかった。むしろ夕方日が落ちた直後にマラハウ峠に入る手前、サザン・エクスポージャやペパーミント・コテージの辺りがガスってた。余談だが、昨夜ストークから戻ってくるとき、バイパスやアップルビィの辺りが猛烈な霧で難儀した。
ともかく、時折雲がかかるものの、おおむね晴れの暖かく穏やかな一日。風も予報通りベタ凪。
本日はアイルランド人とマレーシア人のカップル、日本人の女の子、チリ人(僕にとっては初めての国籍!)の男の子、さらにコネクションからオージーの男の子と同じくオージーの女の子の6名。この時期に日本人とは、驚いた。
オージーの男の子が変わったヤツで、変な冗談を飛ばしまくって場の雰囲気作りが難しかったが、まぁなんとかつつがなく一日終了。
が、チリ人の男の子のカメラを預かって写真撮影中、ケースの中に入ってた電池を一つ海に落としてしまった……。4年前に一眼レフのレンズキャップを落としたことがあったが、お客様の持ち物を僕が紛失してしまうのは、あれ以来二度目。あれも同じく僕がカメラを預かって写真を撮ってるときだった。くっそぉ、二度とやらないように気をつけていたつもりなのに、またやっちまった。大反省、猛反省、激反省……。 b&b 6 / torrent - mt@te pukatea - pinnacle - l@north h. - torrent
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■こんなニュースがあった。
◎日経BP「手の動きをコンピュータに取り込むバーチャル・リアリティ手袋」
「ひょっとして、これは『マイノリティ・リポート』かぁ!?」と興奮しつつさっそくチェックしに行ったら、『マイノリティ・リポート』じゃなくて、ダース・ヴェイダーの手が出てきてビックリした。
が、しかし、もしこれが普及してしまったら、『マオノリティ・リポート』並に小さくなるのは時間の問題だろう。そしたら、10年以内にコンピュータを『マイノリティ・リポート』みたいにオペレートすることになったって、おかしくはないよなぁ。
文字入力だって、キーボードを使わずにこのグラヴをはめて「仮想キーボード」を打つなんてことも不可能では無さそうだ。でも、かえって腱鞘炎になりそうな気もするが。
と、二週続けて『マイノリティ・リポート』のネタになってしまってるな。ま、いいや、今週もこのまま映画ネタだ。そのうち「自由テーマ」は「映画の日」に改題されてしまうのか?
■一昨日、ストークの友人宅で『ハウルの動く城』をみせてもらった。賛否両論真っ二つ(しかも、やや「否」が優勢に見える)のこの映画、僕自身は「当たり」の予感をもっていたのだが、案の定僕的には大ヒット。すんげぇ映画じゃん、これ。よっく出来てるよ。
まったく個人的な意見だが、最近のジブリ映画によく見受けられる「お約束の欠点」は、マンネリズム、観客を無視した視野狭窄的アート志向、押し付けがましい環境問題意識、キャスティングミスなどだと思っている。ここ10年ほどのジブリ映画には、これらのうちの数点がもれなく入っていた。
ところがこの映画に限っては、これらのうちのどれ一つとして見当たらなかった。これにはビックリ。やれば出来るんじゃん、ジブリ。欠点のないジブリ映画が、面白くないわけがないわな。ただただお見事。
■この映画に対する批判でよく見かけたのが「分からん」というもの。でも「分からない」っていう批判は、この映画に関してはまったくの「お門違い」じゃないかなぁ? これって「分かる、分からん」という批判が当てはまるストーリーじゃないと思うぞ。
最近は映画でも漫画でも小説でも(おそらくTVでも)、やたら細かい伏線が張りめぐらせてあったり、やたら細かく「どーでも良い世界観」が設定してあったり、やたら細かいところに「分かる人だけに分かる仕掛け」が隠してあったりするような、「ディテール懲りすぎ」の作品が流行ってる。その代わりメインのプロットがやたらに陳腐だったり、細かすぎるディテールのせいでやたらストーリー展開が冗漫だったり、人物描写が薄っぺらだったりする本末転倒現象もよく見られる。この点については、昨年7月31日のエントリ「神の宿らない細部。」で引用した文の中に、ジブリのプロデューサ氏も同じことをおっしゃってる部分がある。
そういう「起承転結が壊れてても良いから、細部には整合性が欲しい」という人には、そりゃこの作品は「分からん」だろう。だってこのプロットって、そもそもそういう風に作り込まれてないもん。
むしろ、昔話、おとぎ話、民話のような「非説明的ストーリー展開」「不条理で唐突なストーリー展開」を意識して物語を作った節がある。つまりジブリは「ディテールオタク」から「分からない」という批判が出るのを覚悟の上で、あえて最近の流行の「神の宿らぬ細部」を完全に捨てたのではないかと思える。このご時世に、そういう時代に逆行した骨太の物語作りをしたというその姿勢だけでも、十分賞賛に値すると思うぞ。
こういうお話の場合は、そのまま丸ごと「飲み込む」ようにして物語をありのまま味わえば良い。「分かる」「分からん」じゃなくて、「楽しかった」「退屈だった」とか「好きだった」「嫌いだった」の感想で味わう種類のお話だろう。「浦島太郎」だってたいがい唐突で不条理で非説明的ストーリーだが、あれを「分かる」「分からん」で論ずるバカはいないじゃないか。
■あともう一つよく見かけた批判が「キムタクが棒読みで幻滅」というもの。これは、僕も「ありうる」と警戒していた。
でも実際に観てみると、キムタクよくやってるじゃん、と思った。あれを棒読みと批判する人たちは、過去のジブリ作品の数々の「とんでもない棒読み」をご存じないのだろうか? 最近のジブリは、声優だけではなく、タレントや俳優を多数起用するになってるので、毎回一人や二人は棒読みするヤツいるじゃないか。中には、思わずヴィデオのストップボタンに手を掛けそうになるほどの破壊力を持っているミスキャストだっているが、あれらに比べればキムタクは上々出来だと思うが。
■ともかく、僕は気に入った。ジャパンに行ったら、DVDを買わねば。
っつぅか、やっぱり劇場の大画面で観たかったな。
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■『ハウル』にがっかりした人は
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June 18, 2005
アドビって?
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雨、夕方上がる。北東風。(高)12度、(低)4度。
[海洋気象] (エイベル)
北東15ノット、セパレーションポイントより西では25ノット。午後全域で南西10ノットに変わる。西部海域次第に収まる。北の波1m次第に収まる。雨中視界不良、午後次第に回復。
向こう三日間:西10~20ノット、月曜遅くに北25~35ノット海況荒く、火曜北西10~20ノットに落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 05:53 AM 3.5 m Low 11:59 AM 1.1 m
High 06:27 PM 3.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昨夜から降り始めた雨、本日未明にはかなりの雨量。当然ツアーは中止。
来週締め切りの原稿、雨をテーマに書いたものの、写真がなくて困っていたところ。締め切りまでに雨が降ってくれるかどうかドキドキしていたのだが、これなら撮りにいける。助かった。恵みの雨だ。
が、大工仕事は今日は無理だな。もう一つ巨大本棚を作ることにしたのだが、次の休みか。
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■家作りメモ。
我が家の建築計画のことは今までにもときどき書いてきた。アドビで造るつもりだということも書いた。
が、アドビ自体はちゃんとご紹介したことがなかったので、どうもピンと来ないとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれない。本日は、我々が使おうとしている素材をお見せしよう。
■5年ほど前になるかと思うが、「アース・ビルディング・ワークショップ」なるものがネルソンで開かれ、それに参加した。実はそれに先駆けて、同じ講師が「ストローベイル・ハウス・ワークショップ」を開講し、家人だけが参加していた(僕は仕事の都合で参加できず)。その頃は我々はストローベイル・ハウス工法で家を建てることを検討していたのだ。
だが、家人の話によるとこのエリアではどうもストローベイルはしっくりこないとのこと。さらに続けて同じ講師がアース・ビルディングのワークショップも開講するとのことだったので、今度は僕も仕事を休んで参加した、というわけ。
ストローベイル・ハウスに関しては、昨年7月5日のエントリでご紹介したので、今回は省く。
アース・ビルディングというのは、要するに土を素材とした工法のことで、アドビ(日干し煉瓦)以外にもラムド・アース、ワトル&ドーヴなど、いくつかの方法がある。もちろん日本伝統の木舞を組んで土壁を塗るのも立派なアースビルディングで、ワトル&ドーヴはこれの西洋版(もっと荒っぽい工法)ともいえる。
ま、他の工法はともかく、僕らはここでアドビ工法を実際に目にし、これで行こうと決めたのだ。以下はそのワークショップで撮ってきた写真。大昔のデジカメなので画質が悪いが、ご容赦を。

これがアドビ・ブリック、日干しレンガ。読んで字のごとく、焼かずに太陽項で乾かすのが焼きレンガとの最大の違いだ。だがもう一つ大きな違いがある。サイズだ。
アドビにも色んなサイズがあるのだが、ここに写っているのが割合一般的なサイズで、幅290 * 奥行290 * 高さ130 (mm)くらい。これでも焼きレンガと比較すればメチャクチャ大きいのだが、聞くところによると西島(豪州)ではさらに大きなサイズも使われるらしい。でも僕らがマネするときっと重すぎて持ち上げられない。標準サイズだって、軽く一個のレンガの重さが10kgを超えたりするのだ。だから僕らはこの標準サイズを使うつもり。
材料は、土と藁。レンガの後ろに積んである藁束がそれだ。日本の土壁の下塗りとまったく同じ。
ワークショップでは、レンガに適した土の見分け方なども習ったが、細かいことは省く。

泥遊び、もとい泥をこねているところ。短く切った藁を水を土にドバッとぶちまけて、男どもがよってたかってグチャグチャと(笑)
ログハウスじゃこうはいかんぞ、ワハハ。アース・ビルディング、万歳。

混ぜ終えた泥を、このように型に入れて抜く。これは非常にシンプルな型。業者になると、いっぺんに数十個抜ける型を使うし、マシンを使う人もいる。
あと藁の代わりにセメントを使う人もいる。その辺は皆さん懐具合などなどの色んなご事情を考えて色々スタイルを編み出すらしい。
我が家は、きっとこの写真にあるような、シンプルな型を作って、藁で作るんじゃないかな。
これを、太陽光で完全に乾かすと、最初の写真のような日干しレンガ=アドビが出来上がるというわけ。
出来上がりのレンガの重量の問題を無視すれば、作るの自体は子供にもできる簡単な作業。
でもこんな雑な建材、雨の多い日本人が見ると口あんぐり、である。

一番下の弟ブタは、レンガで家を造りました。
これがレンガ積みの様子。
ちなみに「三匹の子ブタ」のお話では、焼きレンガを積むことになってるし、ディズニー版だとその上にコンクリートまで塗って仕上げるらしいが、家人は、
「お兄ちゃん二人の家と比較すると、経済的に差がありすぎて無理がある。一番下の弟の作った家は、アドビ・ハウスだったはずだ」
と主張している。なるほど。
ま、どうでもいいんだけど。
ともかく、290mm四方のレンガをこういう風に積むので、壁厚は300mmになる。窓なんかは全部ちょっとした出窓風になる。
土地が高価で面積にも限りのある日本では、300mmの壁厚はちょっと勇気がいるが、ここならまぁ許容範囲だ。
これがストローベイルだと、壁厚はその倍の600mm。こうなるとNZといえども町中の住宅地ではシャレにならない。
例えば、ストローベイルで四畳半の小屋を建てると、室内の面積は7.29平米(一間を1.8mで計算)だが、壁の占める面積がなんと7.92平米と、壁の方がスペースを食ってしまうことになるのだ。こういうのは、やっぱり土地が有り余ってる郊外にいかないと、NZでもツライ。

アドビの面白いところは、要するに泥を固めただけのレンガだから、そこら辺に転がってる家庭用の工具で簡単に加工できるところ。
上の積んでいるところの写真ではちょっと分かりにくいが、実際には基礎から垂直に鉄筋が立っていて、いくつかのアドビには穴を開けてその鉄筋の上に積んでいくのだが、その穴だってドリルで簡単に開く。
壁を垂直以外に曲げていきたい場合は、この写真のように普通のノコギリでも簡単に切れる(ま、その後材木は切れなくなるだろうけど)。
まさに素人のセルフビルドにはうってつけの素材。

で、出来上がったらこういう風になる。数年後に出来上がるはずの我が家も、きっとこんな感じになる。
ワークショップでは数軒のアドビ・ハウスを訪ねたが、そのうちの半分くらいがオーナーによるセルフビルドだった。近くに何人も経験者がいるというのも、心強い。
■ってなわけで、今年の終わりごろに日本から戻ってきて天候が安定したら、数千個のアドビ・ブリックを作る作業にかかろうかと思ってるわけ。今月9日に書いたパレットの用途も、今日のエントリを読んでいただければ、お分かりいただけるだろうか。二枚目の写真のようなドロドロのレンガを乾かしたり、一枚目の写真のように出来上がったレンガを積んで保存しておくのに、フォークリフト用パレットがピッタリというわけ。
お手伝い、大歓迎。泥遊び好きな方、遊びに来てくださいな。
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■泥遊び好きは
を、水遊び派は
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Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 朝のうち雨、後にわか雨。北風次第に落ち着く。(高)12度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル) 【暴風警報】北25ノット、午前中一時35ノットに...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.21
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風穏やか。(高)15度、(低)3度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット。セパレーションポイントより北は西20ノット、午後10ノットに落ち...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.23
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。 あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。 あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
泥遊びと型抜きに宇宙人派遣します。
アドビに手形や足型の「お土産」置いてゆくでしょうが(アイツなら顔型もするな、きっと)。
超ごぶさたです。オークランドに住んでいたマッシー、本名北野です。今、横浜で会社をやっています。久しぶりにネルソンを思い出し、ネルソンと言えばRyuさんを連想してサイトにお邪魔したらブログ聖人のリニューアルRyuさんに会えました。アドビ・ブリックおもしろそうですね。よーし、まずは年末までに日本で会いましょうか。
Posted by: Massy : June 19, 2005 7:15 AMおぉぉ、Massyさん!
先日家人と、「Massyさんたち、どうしてるかな?」って言ってたとこです!
娘さんも、確か今年から小学校ですよね?
ぜひお会いしたいです。
ryuさん、お久しぶりです〜!
アドビ、いいですね〜〜!
去年、長野でストローベイルハウス作りました!
藁もいいけど、土遊び、いいねぇ〜!
お肌にも良さそう!?
どもどもです。
あ、ストローベール作ったんですか!
良いなぁ。
でもストローベールも最終的には泥塗るから、土遊びの行程ありますよね。
作るのは、圧倒的にストローベイルの方が早くて良いんですけどね。
なんせ、人数集まれば一日で積んじゃって壁塗りまで終わっちゃう。
アドビはブロックの自重がかなりあるので、一日5段以上は積めず、モルタルが固まるまでは次の段も詰めないので、どうしてもカメになります。
ま、それも楽しいのでしょうが。
積み始めたら(ブロック作り始めたら?)ayaさんも遊びに来てくださいな。
そうですね、ストローベイルでも土を発酵させる段階がありますよね。
日本では、ストローベイルハウスらしい、有機的で女性的な丸い形が多いのですが、この前洋書で見せてもらったところ、スクエアでかっこいい家がたくさんあっておもしろかったです。
NZには、かっこいいのがたくさんあるんだろうなぁ。
ryuさん、ほんとーに伺いまーす!
そう、友人にプレゼントさせてもらったおくるみ、超好評でした!
かわいかったーーー。
うちの近所に、ストローベイルの良いアートカフェがあったんです。
でも昨年暮れにチェーン店のカフェに買い取られて、ただのカフェになっちまいました。
あとやっぱり近所に、海と町を見下ろす高台にあって、英国風のキレイなお庭のついたアドビの素晴らしいカフェもあったんですが、これは数年前に誰かが買って閉鎖しちゃいました。
今は何をやってるのか知りませんが、完全にプライヴェートで使ってるらしく、一般の立ち入りを禁止しちゃって……。
残念です。
ま、それでもまだストローベイルの宿とかありますけど。
ベビーラップ、ご好評とうかがって嬉しいです。
でも、これからそちらは暑くなりますから、売れないだろな(笑)
June 17, 2005
障害者とデザイン。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、高曇り。北東風。(高)12度、(低)9度。
[海洋気象] (エイベル)
北東15ノット、セパレーションポイントより北では25ノット。西部海域は荒い。西部では午後の雨中視界不良。
向こう三日間:北東15~25ノット、土曜夜半から西5~15ノットに変わり、月曜北東15~25ノットに。
[潮汐表] (ネルソン)
High 04:57 AM 3.4 m Low 11:03 AM 1.2 m
High 05:26 PM 3.3 m Low 11:33 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■「晴れ、高曇り」じゃなく、どんよりと曇り。家にいると風はほとんど感じない。
明日から雨の予報だが、夕方からすでにパラパラし始める。
明日はかなり降る予報とのことで、マネージャから「明朝7時半に会社に確認の電話をくれ」との連絡が入った。一応数名のブッキングが入っているが、催行できるかどうか微妙とのこと。
ふむ、最悪の場合、氷雨の中でツアー決行か。覚悟しとこ。
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■極々私的なメモ。
また大工仕事。ホントは昨日片付けたかったのだが、ネット回線が遅すぎて一昨日夜から昨日一日PCの前に張り付いていたので、今日になった。
まずは文庫本用本棚を作った。昨日夕方材料購入と罫書きは済ませておいたので、二時間ほどで完成。後半は雨がぱらつき始めたが、おがくずが出る作業は終わってたので室内で続行。
が、本を入れてみるととても収まりきらない。同じものをあと三つか四つ作らなきゃいけないらしい。ヤレヤレ。
続いて壊れてたカーテンレールを修理しようとしたら、ドリルの電池が切れた。ヤレヤレ。
充電時間を利用して、ブログをアップしようとしてるのだが、また回線の具合が悪い。また今日もアップできないのか?
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■応援したい試み!
上記ブログからだとDOCファイルダウンロードになるので、面倒な方はこちらをどうぞ。
◎Monkey Magic「キリマンジャロ プロジェクト!」
視覚障害者のキリマンジャロ・アタック、素敵だ。
■さて、最初に挙げたブログのエントリの最後に、こんな一文がある。
いろいろと突き詰めていくと、ケンジョウシャとショウガイシャの感覚の溝を埋めるのは「デザイン」しかないということに気がつく。そして、デザイン先進国の北欧を見ていると、なるほど障害者福祉が充実するだけの土壌があるのだなあと感心する。
なるほど、デザインか。
意識して考えたことはなかったが、そういえば拙ブログの過去ログで何度か取り上げた障害者関連の話題の中でも、「デザイン」に関するものがあった。昨年6月27日のピクニックテーブルと、障害者カヌー。なんかは、まさしくデザイン面からのバリアフリーについてのトピックだった。
また航海カヌーを愛でる「みんなのヌルいヨット」で、waka moana氏がおっしゃるとおり、確かにアウトドア・アクティヴィティの敷居の高さは「道具のデザイン」に思いっきり左右される。
よって、僕も『T@2』の藤崎氏のおっしゃることは、全面的に正しいと思う。
■が、しかし、疑問は残る。はたして「『デザイン』しかない」と断言していいものだろうか。
確かに社会的にも精神的にもバリアフリーが実現している社会の場合は、最終的なバリアフリーの決め手は「デザイン」だろうと思う。
しかし、日本がそのレヴェルに達しているのだろうか。というのが僕の疑問。
僕は日本の障害者アウトドア活動を考えるたびに、上記の昨年6月27日のエントリーの最後でとりあげた、中学校が生徒に対して投げかけた質問のことを思い出してしまう。
同エントリ内でとりあげた通り、22人の大学生(健常者)の大所帯を率いるツアーリーダーが義足だったということがあったが、義足だろうが弱視だろうが、アウトドア・リーダーを務められる人はいる。自然は、障害者手帳を持っているかどうかなんかを気にしたりはしない。大自然は、残酷なまでに平等なのだ。
つまり極論すれば、僕はアウトドアには「健常者」と「障害者」の区別はないと思っている。あるのは、アウトドア能力の高低だけであり、街では「障害者」とされる人の方が、「健常者」と言われている人よりも高いアウトドア能力を持っていることだって珍しくはない。
日本の場合は、まずこうした認識の点で遅れをとっているように思えてならない。「身体障害者=ハンデを抱えていて、健常者の助けが必要」という固定観念が身体に染みついていて、自分よりも能力の高い身体障害者の存在など最初から考えてもみない人が、決して少なくないような気がする。学校までもが、そういう考えを助長するような教育をしていたりする。
そうした現状を見ていると、「デザイン」の問題は、まずこれがクリアされてから、という気もする。
■藤崎氏のエントリに登場される「コバちゃん」さんのように、ガイドやインストラクタを務める身体障害者が、日本でもどんどん出てくることを切に願う。
■関連過去ログ【障害者関連】
◎ピクニックテーブルと、障害者カヌー。 (2004年6月27日)
◎新年度スタート。 (2004年10月1日)
◎オルカもうらやましいし、北島もうらやましい……。 (2004年11月24日)
◎デカイ貝殻。 (2005年1月21日)
◎ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉 (2005年3月19日)
◎インタープリテーションについて。(コメント欄参照) (2005年6月1日)
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Ryuさん
トラックバックありがとうございました!
>はたして「『デザイン』しかない」と断言していいものだろうか。
そうですよね~
僕の言った「デザイン」とは視覚的な話だけではなく、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、ツアーデザイン…(これって、和製英語ですか?)、僕はさまざまな場で「デザイン」ということを意識しています。
ショウガイシャとケンジョウシャの境目って言うのは僕はないと思っていて、むしろそれを意識しなくても暮らせる社会は絶対にデザインできると思っています。
共同経営者の岩山は重度のショウガイシャの自立支援NPOで働いてました。ウチでショウガイシャをツアーで受け入れるときに彼がいつもスタッフたちに言うのは、ショウガイの度合いと、設備や自然環境に応じてサポートの数を増減するだけだ、ということです。うちの会社でできるのだから、社会全体でもやろうと思えばできると思っています。
デザインはイマジンですからね(笑)。そういう社会が作り出せる!というイメージが日本には絶望的に少ないと思います。長くなりました。
現在、障害の捉え方としていくつかのモデルが考えられています。例えば石川准さんのこの文章
http://fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp/~ishikawa/shuchou.htm
社会モデルは障害をdisabilityとimpairmentに分けて、disabilityというのは社会全体(制度や資源配分のシステム)のデザインがimpairmentを持たない人々専用になっている為に起こる現象であり、社会がそういった人々以外への配慮を積み重ねることで、この部分が減少していくと考えます。そして、このバリアフリーデザインが理想値になった時には、障害は身体的にどうしようもないもの(例えば盲人にものを見せるとか聴覚障害者に音を完璧に聞かせるというような物理的に不可能なこと)以外は存在しなくなると考えるのです。
一方、文化モデルは障害者そのものを様々なminorityとして、例えば盲人がものを見ないことと晴眼者がものを見ることの違いは、両者の生活文化の違いであり、アメリカ人が銃を持ち歩くのと日本人が銃を持ち歩かないのの違いと本質的に違いはないと主張します。そういった主張を最も強く行っているのが、アメリカのろう者Deaf Peopleです。
この他に、医療モデルといって、障害を「障害者本人が克服・受苦すべきもの」というように、障害を個人の問題とする視点もあります。
藤崎さんがおっしゃっている事は、障害の社会モデル的理解に近いと思います。そして、ツーリズムが障害者と関わる時に最もスムーズに採用出来るのは、社会モデルだと思います。少なくとも私は。というのも、ツーリズムは本質的に貨幣経済のうちで行われるものであり、貨幣経済は誰が持っていようが100円には100円の価値を認める事で、等価交換とその場限りの関係性を実現するからです。(たまに障害者は100円で300円ぶんくらいの買い物が出来ると勘違いしている人がいます。障害者の親に多いような気がしますが、もちろん障害者の親の全てがそうというわけではありません)。
問題は、社会デザインがdisabilityをどこまで無くす事が出来るのかが、特にそういったバリアフリーデザインに意識的ではない社会で生まれ育った者には想像しづらいという点にあります。ですから、例えば聾学校を取材して作ったテレビ番組に字幕をつけずに放送するといったナメた真似をして、そのおかしさに気づかないテレビマンというような奇妙な方を我々は目にする事になるのです。あるいはよく言われる話ですが、日本の聴覚障害者は外国映画はいつでも見れるが(字幕がついているから)国産映画は滅多に見られない(字幕がついていないから)。
私にはろう者の友人が沢山おりますが、ある時、「私たちろう者は普通にアブノーマルです。」と言われたのがとても印象に残っています。この言葉は、自分たちはやはり若干、健常者とは違う(アブノーマルである)けれども、アブノーマルな存在が世の中に居る事はノーマル(普通)なことであるという意味です。
障害者へのdisability圧縮サポートのノウハウを蓄積していくことは、ツーリズム産業においてはメリットとなりうると思います。
Posted by: waka moana : June 17, 2005 7:44 PMうわぁ、すごい反響!
ありがとうございます。
>藤崎さん
>これって、和製英語ですか?
えっと、ネイティヴにもちゃんと通じると思います。
>ショウガイシャとケンジョウシャの境目って言うのは僕はないと思っていて、むしろそれを意識しなくても暮らせる社会は絶対にデザインできると思っています。
良い言葉ですねぇ。
いや、まったくおっしゃる通りだと思います。
デザイン、なるほどねぇ。
僕もこれからはデザインを意識します。
>waka moanaさん
いつも色々教えていただいて、本当に感謝しています。
石川さんの文章、面白いですね。
disabilityとimpairment(なぜimpedimentじゃないんですかねぇ???)に分けるという考え方、しっくり来ます。
社会モデル、文化モデル、両方とも理解できます。
他のツーリズムはどうだか分からないのですが、僕のようにいわゆる健常者と、いわゆる障害者を混成でお連れする仕事をしていると、社会モデルだけではなく、文化モデルの捉え方も大いに必要になってきます。
なるほど、文化モデルは米国の聾唖者の主張なんですか。面白い。
>障害者へのdisability圧縮サポートのノウハウを蓄積していくことは、ツーリズム産業においてはメリットとなりうると思います。
おっしゃるとおりだと思います。
貴ブログエントリにあったとおり、やっぱりカヤックは障害者にとってはバリアが比較的高いのですが、カヤック自体の「デザイン」、ツアーやガイディングの「デザイン」をはじめとして、色々なdisability圧縮サポートのノウハウは、まだまだ開発できると思います。
やること、まだまだ色々ありますね。
がんばろ。
何故impairmentなのかはちょっとわからないですね。
もともとこういった研究は英国で始まったのですが(disability studiesという)、輸入された時にはもうdisability, impairment, cultural identityの3概念がセットになっていたような・・・・。
障害の文化モデルが大きな力を持ったのは、アメリカのろう者がDeaf Cultureという事を言い始めてからですね。1965年頃に言語学分野で手話Sign Languageが自然言語であると指摘された後は、Deaf Peopleは「しゃべれない」のではなく、手話を「しゃべる」、言語マイノリティだという主張が始まったのです。
聴者とろう者の違いが「しゃべれる」「しゃべれない」であるとしたら、手話を「しゃべれる」ろう者は「障害者」ではなく「少数民族」だというわけです。
これは必ずしもろう者社会の内部で完全に共有されている価値観ではないらしいのですが、大きな力を持つ考え方であるのは事実です。日本だとアメリカに留学してきた若い世代のろう者や、聴覚障害児の親の一部に一定の勢力を持っています。
ちなみに、障害の文化モデルの先駆的な例として、1970年代の日本の脳性麻痺患者が行った「青い芝」運動というのもあります。
Ryuさんの経験のように、色々な身体を持つクライアントを同時にケアする場合には、何をスタンダードとするかという点で、文化モデルを参照する姿勢も必要になってくるでしょうね。
Posted by: waka moana : June 17, 2005 10:57 PMなるほど、なるほど、勉強になります。
いや、障害に関する勉強を、僕がしてなさすぎたんですね。
現場で障害者の方をいつお迎えするか分からない以上、こうした「座学」(僕らの場合、海での「実技」に対してこういう言葉を使います)も、しっかりやっておかねばなりませんね。
ありがとうございます。
いや、ホント僕らの場合は、いろんな考え方を知っておく必要があると、改めて認識しました。
少なくとも現場では、文化モデル的アプローチも社会モデル的アプローチも、両方必要なのは間違いないですし。
藤崎です
楽しいですね~こういう議論。
「フツーにアブノーマル」(笑)いや~深い言葉です!
実は僕の実家のそばにはショウガイシャの施設があって、僕が小さな頃からフツーに身の回りにショウガイシャがいたんですね。(自閉症もダウン症も筋ジスも、後天的な機能障害も「ショウガイシャ」ってひとくくりにするのがとにかくイヤなのですが(笑)。)子供の頃から彼らと遊んだ(?)しケンカ(?)もしたし、とにかく僕にとってはどんなショウガイシャもフツーの存在でした。
何というかたくさん違いがあるのが社会だと思うんですね~。それを楽しくフォローしていたのが、僕の実家周辺の姿ですよ。だから、僕は断然イメージできるんですね。でも、僕の体験がごくごく稀だ…ということに気がついたのは、大人になってからです。
そういう意味では、僕もフツーにアブノーマルです。
American Sign Languageですが、アメリカの高校以上の教育機関ではもう外国語というか第2言語扱いですね。
(家庭で英語以外の言語を主としているケースが激増し、必ずしも「外国語」では無くなってしまっているので「第2言語」「第3言語」という呼ばれ方にシフトして来ています)
きちんと単位がおりますよ。
日本でいう「ベビー・サイン」なんかもこのASLが基になっていると思うんですが(というかアメリカのはそのまんま同じ物を小さい子供に使用)、最近はテレビの子供番組なんかでも簡単なThank you とかI love youとかは、例えばVサインみたいな感じで、もう自然なジェスチャーとしてどんどん入って来てますね。
日本文化にありがちな落とし穴として、便宜上の分類がうっかり「白か黒かの決断」に取って代わられてしまっていて元は灰色スペクトラムだったというのをすっかり忘れ去ってしまっているというのは、今回の件のみならず度々目にします。
Posted by: MM : June 18, 2005 5:44 AM>藤崎さん
>自閉症もダウン症も筋ジスも、後天的な機能障害も「ショウガイシャ」ってひとくくりにするのがとにかくイヤなのですが(笑)。
僕も、障害者のこと話してて一番抵抗を覚えるのが、ここです。
大人になってから病気で聴覚を失った人と、ダウン症の人を同じくくりでとらえて論ずるっていうのが、すでに暴論ですよねぇ。
>waka moanaさん
いや、それを言うなら私なんて……(号泣)
>MMさん
手話まで第二言語っすか。
さすが米国、その辺はやっぱ進んでますね。
あ、そういえば先日mixiで「NZに留学して英語と手話を学びたい」っていう方がいらっしゃったのですけど、NZで学んだ手話を、日本でどう活かすつもりなのかなぁ?と思ったことがありました。
NZのはきっと英国式なんでしょうけど、日本のとは天地の差がありますよねぇ、たぶん?
ま、それはともかく。
>日本文化にありがちな落とし穴として、便宜上の分類がうっかり「白か黒かの決断」に取って代わられてしまっていて元は灰色スペクトラムだったというのをすっかり忘れ去ってしまっているというのは、今回の件のみならず度々目にします。
ホンマですね。
元来は、白黒の二元論ってのは、むしろ西洋的な発想で、東洋はグレーのスペクトラムを丸ごと呑みこんでしまうという文化的特長があったと思うのですけど、西洋がグレーゾーンに対する理解を深めている一方で、日本が逆にガサツな二元論に染まりつつあるのは、なんとも悲しい話だと思います。
ASLはたしかアメリカ国内での話者人口が英語、スペイン語の次くらいに多かったはずです。
ニュージーランド手話がどの系統なのかはちょっと知らないですが、日本手話とは全く違うでしょうね。ちなみにアメリカ手話やアイルランド手話はフランス手話系、イギリス手話はこれらとは別系統の手話です。韓国手話は日本手話系。
ニュージーランド手話と日本手話が使えれば、商売としては成立しないけれども、小遣い稼ぎ程度には需要はあるでしょうね。そういえば先日はフィジーあたりのろう者が来日して講演してました。
Posted by: waka moana : June 18, 2005 11:51 AM同じ英語圏でも、手話に方言の差が大きいって言うのは、なんとも不便な話ですよねぇ。
ちなみに僕もNZの手話がどの系統なのかは、お恥ずかしいことに把握していません。
おそらくイギリス系だと思いますが。
>ニュージーランド手話と日本手話が使えれば、商売としては成立しないけれども、小遣い稼ぎ程度には需要はあるでしょうね。
商売にはならないんですか。
手話で二ヶ国語が出来れば、通訳として大きな需要がありそうな気がしちゃうのですけど、やっぱり素人考えなんですね……。
手話の場合は方言ではなくて完全に言語系統が違うのです。アメリカ手話はフランスで聾教育を学んだギャローデットがアメリカに帰って作った聾学校から広まりました。19世紀の話です。アイルランドはアンチ・イングランドが国是なので、わざわざイギリス手話ではなくフランスの手話を導入しました。
ちなみに手話通訳者はアメリカではいっぱしのプロとして高級取りですが、日本ではカネが回らないのでボランティア頼みになり、ボランティア頼みだからプロが成立しないという悪循環を続けています。
あくまでも個人的感想ですが、日本の場合はデフ・ナショナリスト右派が自らのアイデンティティの拠り所として日本手話を神聖視し、その純粋性を過剰に語ろうとするぶん、どうしてもネイティヴのようには手話を使えない手話通訳者を蔑視あるいは強く批判してしまう傾向があり(手話通訳者がネイティヴなみに手話を使えるとアイデンティティの拠り所が浸食されるので)、手話通訳者が育ちにくいという構造もあるような気がしますが。
Posted by: waka moana : June 18, 2005 11:17 PM>手話の場合は方言ではなくて完全に言語系統が違うのです。
なるほど……。
>アイルランドはアンチ・イングランドが国是なので、わざわざイギリス手話ではなくフランスの手話を導入しました。
ありがちな話ですね。
>あくまでも個人的感想ですが、日本の場合は
う~ん、こっちもありがちなお話ですけど、いやはやなんとも……。
日本人とまったく同じように日本語を操る外国人に嫌悪感をいただく傾向が、日本人にはありますけど、あれと同じことが手話でもあるわけですね。
イヤハヤ……。
>手話通訳者が育ちにくいという構造もあるような気がしますが。
う~む……。
June 16, 2005
理想のまくら。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、風穏やか。(高)13度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
南東10ノット、セパレーションポイントより北では20ノット。夕方全域で北東15ノットに変わる。北部海域は荒いが次第に収まる。
向こう三日間:北東5~15ノット、夜半から金曜にかけて20~30ノットに上がり、土曜北西10~20ノットに変わる。金曜夜海況荒れ、土曜落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:58 AM 3.3 m Low 10:06 AM 1.2 m
High 04:26 PM 3.3 m Low 10:24 PM 1.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■早朝は晴れれたけど、昼前からはずっと曇り。風は予報通り。おだやかだ。
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■昨日は回線の調子が劣悪で、特にGofield.comサーヴァにまともに接続できず、エントリアップが出来なかった。
昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
概ね晴れ。穏やかな南風。(高)13度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
南東15ノット、セパレーションポイントより北では25ノット。北部海域は荒い。
向こう三日間:木曜北東5~15ノット、金曜遅く20~30ノットに上がり、土曜西10~20ノットにあがる。金曜夜海況荒くなり、土曜に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:00 AM 3.3 m Low 09:10 AM 1.3 m
High 03:27 PM 3.3 m Low 09:18 PM 1.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝から快晴。昨日もこうなるはずだったのだが。
最低気温がグッと上がって暖かい。
しかし、二日続けてキツイパドリングしたら、全身痛いぞ。冬場は身体が固まってるのでダメージが大きい。
■天候とは無関係な独り言。
ネット回線スピードが劣悪。きっと3bpsくらいしか出ていない。一昨日のエントリに追記しようとしてるのだが、さっぱり上手くいかない。
今日もエントリをアップできないかもなぁ。
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■一昨日は大家の電話番でネット接続できず。
一昨日のログ↓
■【一昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南東風。(高)13度、(低)4度。
[海洋気象] (エイベル)
南東15ノット、セパレーションポイントより北では午前中に25ノットに上がる。北部海域は次第に荒くなる。
向こう三日間:南東10~20、木曜北東5~15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
High 02:06 AM 3.4 m Low 08:16 AM 1.2 m
High 02:32 PM 3.3 m Low 08:23 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■どこが晴れだ。一日中曇ってて太陽は一瞬しかのぞかず、時々小雨もパラパラ。昨日と違って朝から南東は10knで海況も荒れ気味。
昨日夕方の段階でダリル担当のTISTがすでに満員、帰宅後すぐにもう一つTISTが出るからと出動要請の電話あり。
が、今朝出勤してみると、ダリルのツアーに9人、僕のツアーに3人という割り振り。バカモノ、9人は定員オーヴァーだ!>ウィルソンズの馬鹿オフィスクルー
で、こういう場合、僕らの場合はダリル8人、僕4人なんてことはしないで、6人ずつにするのが普通。が、ウィルソンズは食事もウォータータクシーも、8人、4人でアレンジしてて、それを修正するのに朝からゴタゴタ。いつになったら使えるようになるんだ、まったく……。
ともかく、僕はカリフォルニアからの女の子4人組と、アイリッシュのカップルの6名を担当。行きのウォータータクシーから、1ダースばかりのボトルノーズにも遭遇。場所はマッドマイル、テ・プカテア近辺。さすがにボトルノーズはダスキーやコモンと違って人懐っこく、ウォータータクシーに近づいてきて引き波で遊んだりする。ラッキー。そういえば、最後尾の一頭は背びれが横に折れ曲がってた。あれじゃすごく泳ぎにくいだろうが、イルカはあぁした「障害者」に対する互助が徹底しているというから、きっと他の仲間に助けてもらってるのだろう。
が、安心するのはまだ早かった。トラブルは続く。
昨日僕がやった反対向きTISTで使ったカヤックは、持ち帰らずオネタフティに置いてあったのが裏目に出た。朝から南東が吹いてたのでダリルはさっさと反対向きに切り替えたものの、僕はオネタフティにカヤックが置いてあるので反対向きに切り替えられない。
というわけで、晴れの予報なのに太陽も出ず寒く、オネタフティ到着は11時、強風のためにトンガ島にも渡れず、一日中向かい風の中をバークベイまで南下する、という、これ以上ない悪条件のそろった過酷なツアーに。
いや、ホントはトンガ島に渡って、すぐにオネタフティに引き返してそこでツアー終了という手もあったのだけど、今日のお客様の雰囲気を見渡した感じだと、トンガ島を捨ててバークベイまで南下する方が得策だと判断し、過酷な行程を強行。
ただし、アーチポイントで上陸したり、ファウルポイント手前の小さな入り江に止まったり、バークベイラグーンに入ったりと、美味しいポイントはもれなく逃さず止まって、ガイドトークも普段の5割り増し大盛りのツアーに。
バークベイ到着後も、まず着替えてもらって(全員アクアパッカー泊なので、着替えを持って意おいてもらった)、暖かい服装で食事。普段は絶対やらないのだけど、今日はテーブルに全員座らせっぱなしで、完全に上げ膳据え膳のフルサーヴィスにしたので、全員ニコニコでツアー終了。
ウォータタクシーを待つ間、バークベイのビーチで一人サーフィンごっこ(お客様は皆ビーチを気ままにお散歩中)。でもなかなか良い波が入らないし、やっと来たと思ったら波打ち際がクソダンパーで最後の最後に、大ブローチングでビショビショ。寒いっつぅの。
そうこうしていると、お客様の一人が「サングラスがない!」と騒ぎ出し、せっかくパッキングした道具を全部ひっくり返して大騒ぎ。見つからなかったのでベースに戻ってからもまた丹念に道具を一個ずつ点検。結局見つからず……。うぅ~む。
あぁ、疲れた……。
ダリルは本日で今期の仕事終了、これからは松の植林の仕事をし、来期は出来ればテ・アナウに引っ越してフィヨルドランドでトランピング・ガイドをしたいとか。これで、彼と一緒に働くのは最後になるのか??? tist 6 / onet - arch pt - l@bark (finish)
■関連過去ログ【イルカ履歴】
◎2004年3月26日 ボトルノーズ
◎2004年7月18日 コモン
◎2004年8月13日 ダスキー
◎2004年9月16日 ボトルノーズ
◎2004年9月24日 ダスキー
◎2004年10月6日 ダスキー
◎2004年11月19日 オルカ
◎2004年11月24日 オルカ
◎2004年12月3日 ヘクターズ
◎2005年1月2日 ダスキー&コモン
◎2005年1月14日 ダスキー
◎2005年3月9日 オルカ
◎2005年5月21日 コモン
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■昔ごうちゃんがアウトドア用まくらについて書いたことがあって、コメント欄が大いに盛り上がりまくった。当時僕は下らんことしか書けなかったのだが、一年以上の調査の末、ようやく素晴らしいのを発見した。
◎決定版
ワハハ、これしかないな。よし、買うぞ。コレ持ってキャンプしたり山小屋泊まったら、ウケること間違いなし。
え? ウケない? みんな引く? そうかなぁ……。
■しかし、このサイズはシーカヤックでもなかなか厳しいものがあるな。コンパクト・ヴァージョンじゃ意味がないし……。
あ、インフレータブル・ヴァージョンを作ってもらえば良いんだ! 僕って天才。さっそくメーカーにリクエストのメールを……。
って、それじゃ完全にダッ●ワイ▲じゃん……(自爆)。
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■「欲しい!」という方は
を、「げげぇ、趣味悪ぅ!」という方は
を、「これのどこがアウトドア用?」という真面目な方は両方をクリックしましょう。
いつもお願いしている割に、自分では全然チェックしに行ってなかったランキング、さだっちょんが大躍進中というのを聞いて数ヶ月ぶりに見にいったら、まだこのブログも1ページ目にいた。大変意外。100位くらいに落ちてるのかと思ってた。ご愛顧、ありがとうございますm(..)m
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2210
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) Fine, odd afternoon shower. Southwesterlies dying out. 12°C -1°C [海洋気象] (エイベル) Southwest 10 knots, dying out this evening. Slight sea easing. Fair visibility in a few aft...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.07.10
あ、TLSか!
TLWかと思った。
じゃ、僕も一緒に試すわけね(笑)
了解、やりましょ。
さて、誰に買ってきてもらうかが問題だ。
にっしーかなぁ、やっぱり。
あのね、この馬鹿枕、実際に持ってる友人がおるのですよ。馬鹿さ加減が受けて、結構な数売れたそうでっせ。
その友人はこの馬鹿枕のお陰で、嫁と相当揉めたそうです。
勿論僕も買う勇気はありません!
Posted by: ごう : June 17, 2005 8:12 PM例の決定版の枕
あまりにリアルで、逆にそわそわして
寝付けない
と使用者からのメッセージが、、、
ビミョーン!
JSBだったら、パドルフロートにして
いつまでも抱きついていたいっス♪
そのうち
ジョーズにガブッと!
Oh!
興ざめ な話
以上 uso800bpsでお送りしたのは
前葉等刺激専門チャンネルの
インターネット放送局でしたぁ!
> uso800bpsでお送りしたのは前葉等刺激専門チャンネル
ワハハハ、このくだり、早朝夜明け前から爆笑しちまいました。
なるほどぉ、パドルフロートですか。
研究課題が増えましたね>TO-BEさん
June 13, 2005
《 自由テーマ 》 ナゾの日本人。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。(高)13度、(低)3度。
[海洋気象] (エイベル)
南東15ノット、セパレーションポイントより北では午前中に25ノットに上がる。北部海域は次第に荒くなる。
向こう三日間:南東15~25ノット、木曜落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 01:19 AM 3.5 m Low 07:26 AM 1.2 m
High 01:42 PM 3.4 m Low 07:38 PM 1.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝から南東5kn、風向風力は一日変化なしだったが、当然ながら波は次第に高くなり、最初20cm前後だったのが、最終的には50cmを超え、高いところでは1m近くなった。
が、一日中見事な晴れ。透明度も高く、子供オットセイもカヤックのまわりで飛び跳ねまくり、良いカヤッキング。
ウォータータクシーがイルカを目撃したとのことで、帰りのタクシーでは目をディッシュにして探したが、見つからず。残念。 tist (rev) 4 / torrent - l@mosquito - arch pt - tonga is - onet
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■極々私的なメモ。
体調絶好調。珍しい。
と朝一で書いてから仕事に出かけたら、どうも自律神経の調子が狂ったらしく、一日中乗り物酔いしたような状態。頭がフラフラ、胸がちょっとムカムカ、食欲もデタラメ。ヤレヤレ、書くんじゃなかった。
ま、生活にも仕事にも一切支障の出ないレヴェルだから良いんだけどね(強烈なめまいがするようになると、ちょっと仕事に支障が出てくるんだよな)。
でもホルモンの不調を除けば、ホントに体調はすごく良いぞ。疲れも感じないし、関節、スジ、筋肉、どこもとっても特にこれといったヤバイところがない。やっぱりこれくらいのペースで働くのが良いんだよな。夏場も、今みたいに週三日ペースなら、あと数シーズン働けるのに。
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■先日、映画『マイノリティ・リポート』をヴィデオで観たが、長年「会いたかった人物」に思いがけず出くわして大感動した。
トム・クルーズは何をやらせても野暮ったくてカッコ悪く、何とかならんもんかね、と思ってた。本人が非常に真面目な努力家らしいことはよく伝わってくるのだが、それが余計に鼻につく。
プロは結果を出してナンボで、陰の努力なんぞ匂わせてくれなくて結構。トムの場合は逆に「非常に頑張ってるんだけど、力及ばず敗退する高校球児」みたいな青臭さがあって、どうにも苛立たしい。若けりゃそれでもまぁ良いんだけど、もういい年こいてんだから、いつまでも「僕はこんなにがんばってるんです、努力を認めてください」でもねぇだろが、と。
が、この作品で初めて「おぉ、なかなかやるじゃん!」と思った。どこがどうと言われると困るんだけど、見てて「あぁ、コイツ見てられねぇ」とならなかった。素晴らしい。
アマゾンでのカスタマーレビューでは、この映画はあまり芳しい評価をもらっていない。でもトム・クルーズにもスティーヴン・スピルバーグにも過剰な期待を抱いていなかった僕にとっては、十分に楽しめる映画だった。
ってなことは、本題とは無関係。例によって、長い「枕」。
いやね、本題の「大感動した点」ってのが、映画の値打ちとは全然関係ないとこなんで、最初にフォローしておこうかと思って。
■いらぬ事を書いたついでにもうちょっと脱線を続けるが、上記アマゾンのレビューには主人公の名が「ジョン・アンダーソン」と記されている。「アンダーソン」って『マトリックス』のネオじゃん。この映画の主人公は「ジョン・アンダートン」だぞ。
この映画にはパロディと思しきとこが他にも数ヶ所あるとこからみて、この名もきっとパロディなんじゃないかと思うんだけど、アンダーソンにしちゃったらパロディじゃなくて単なるパクリになっちゃうじゃん>アマゾン
ちなみに『スターウォーズ エピソード2』を髣髴とさせるシーンもあるが、音楽までそっくりにしてあるとこなんぞ、相当念が入っている。ま、両作品とも音楽はジョン・ウィリアムズだから、そっくりな音楽作るのは簡単だろうし、そもそもこの作曲家はワンパターンで有名だから、そっくりな絵コンテを渡せば、「パロディで」と指定するまでもなく、そっくりな音楽をつけてくる可能性は高いのだけど。ってのは言い過ぎか。
だけどよく考えると、両作品は同年(2002年)公開。4月25日のエントリーに書いたような「シンクロニシティ」なのか? それともルーカスとスピルバーグが申し合わせて、わざとそっくりのシーンを同年公開の映画に入れたのか?
う~ん、ナゾだ。気になる。
■と、どんどん本題から外れていく。『スターウォーズ』まで出てくると、止めどもなく脱線して、そのうちエピソード3のネタばらしまで始めてしまうかもしれない。それはイカン。方向修正、えいっ。
実はこの作品を観ていて、一ヶ所大ウケしてしまったのだ。
トム扮する主人公のジョンがアガサを拉致した直後に、彼女に着せる服を調達するためにGAPに行くシーンがある。
この2054年の世界では、あらゆる場所に網膜スキャン装置が置いてある。だから店内に入ってきた人間が何者なのかも即座に判明してしまうし、警察には誰がどこにいるかもすべてお見通し。なんせ駅だろうが商店街の店頭だろうが、そこら中で網膜スキャンされているのだから。落ち着かないな世の中だこと。
よって追われる身となったジョンは、まず両眼の移植手術を受けて「ID書き換え」をする。アガサの服を買うためにGAPに行くジョンは「他の何者か」の目玉を持っているというわけ。
GAPの店内に入った瞬間、装置がジョン・アンダートンの「新しい目玉」を網膜スキャンし、コンピュータ映像がすかさず挨拶する。
「Hello, Mr. Yakamoto!」
■「で、出たぁ、ミスター・ヤカモトォ!(大爆笑)」
噂に聞いていたナゾの日本人「ヤカモト」、目玉だけとはいえ、こんなに新しい映画にもお出ましだったとは! か、感動した!!
中島らも大兄は、名作『ガダラの豚』のアフリカ取材について、こんなことを書いている。
書き始める前に、どうしてもアフリカへ行って現地の空気を吸いたい。話がそんな話だから、奇想ののっかる土台はリアリティで固めたい。
我々日本人は、考証を欠いた外国作品のせいでずいぶん苦い思いをしているではないか。007で姫路城にニンジャ集団があらわれるなんてのは、いっそ大笑いでよろしい。困るのは、変にリアルな恋愛映画の中で、突然ドラが鳴って、吊り目の日本人「ミスター・ヤカモト」みたいな人物があらわれることである。
「ヤカモト? 坂本の赤マムシなら知ってるけど、ヤカモトとは何者だ。どんな字を書くんだ。いっぺん、ここへ連れてこいっ」中島らも『僕にはわからない』PP.171-172
このエッセイ集は確か過去にもこのブログで引用したこともあると思うのだけど、実は年に二、三回は読み直すほどの愛読書。この下りは特に好きなとこで、最初の頃は読むたびに爆笑していた。
しかし僕自身は洋画の中で「ミスター・ヤカモト」に遭遇したことが一度もなく、いつか出会ってみたいと切望していたのだ。
いやはや、まさかこんな近年の作品の中で出会えるとは、意外や意外。いやぁ、驚いた。いやぁ、感動した。満足満足。
なんせこのエッセイが書かれたのは十数年も前の話。ハリウッドでは、未だに「ミスター・ヤカモト」が生きてるんだねぇ。
しっかし、やっと出会えた「ミスター・ヤカモト」が、トム・クルーズの目玉だったとは、あまりにも出来すぎたジョークだった、ワハハ。
いや、ひょっとしてスピルバーグがらも先生のエッセイを読んで、あえてやったとか。まさかね。
この『マイノリティ・リポート』は2002年の映画なので、らも先生もご存命だったわけだが、ご覧になったのだろうか? ご覧になってたら、やっぱりこの場面で
「あ、また出おったな、ミスター・ヤカモト! 何もんや、お前、ちょっとここへこいっ」
と、ツッコミ入れはったんやろか? 気になる。
■あ、そういえば今急に思いついて気になり始めたのだけど、日本ではこの場面、どういう風に字幕が出たんだろう? やっぱ
「ヤカモト様、いらっしゃいませ!」
みたいに、カタカナとかひらがなで「ヤカモト」と書かれたのかなぁ? 気になる。ご存知の方、教えてください。
■ま、そんなわけで、僕も今日からRyu Yakamotoに改名することにしたので、よろしく。
■追記(6月16日)。
コメント欄にAni氏が下さった情報、もったいないのでこちらに転載。
◎Extraordinary Ordinary Guy In Japan [ Who is Yakamoto? ]
ほぉぉ、50年もの歴史を持つ、由緒ある名前だったんだ。ベンキョになった。
しかしこのページ、英語で執筆するモノ書き相手に、きちんと英語で注意を促しているところがご立派。しかも、代表的な日本人の名前を列挙してあって、大変親切(でもTakahashiは入れないで欲しかった(笑) 洋画の中で「Takahashi」を連発されると、落ち着かないぞ)。
その点僕なんて、日本語で喜んでるだけ、ワハハ。っつぅか、「ヤカモト」が減ると寂しいので、自分まで「ヤカモト」に改名しようとするヤツ、ワハハ。
あ、そうか、僕はもうRyu Yakamotoなんだ、Takahashiを気にすることはないんだった。
それはともかく、このブログはコメント欄が大爆笑。英語苦手な方も必見。あなたはミステリ書くより、コメディに転向した方が良いかも知れないぞ>Mr. Leon Braun
と、あくまでも日本語で書くRyu Yakamotoであった、ハハハ。
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■「もっとオモロイ『変な日本人』知ってるぞ」と言う方は
と
をクリックしてから、コメント欄で教えてください。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2192
http://xogij.blogs.com/xogij/2004/07/who_is_yakamoto.html
この方も書いてますが、Monty PythonのArgument Sketch の最後の方でヤカモト警部が登場し、くだらないジョークを言ったメンバーを逮捕します。警部本人は(確か)Michael Palinが演じてたと記憶します。このコント自体は日本にも日本人にも一切関係がないんですけどね。
「ヘンな日本」の傑作といえばショーン・コネリーの「ライジング・サン」がベストかと。
Posted by: Ani : June 15, 2005 6:36 AM>TO-BEさん
よろしくお願いします、ワハハ。
>Ani
あ、Aniだ!
ここは初登場だよね?
面白いサイト情報ありがとう。
コメント欄が最高に笑えた。
もったいないから、後から本文に追記入れてトラックバックさせてもらお。
「ライジング・サン」もう忘れちゃった。
また見直さなきゃ。
また書きに来てね。
って、昔の音楽時代の友人にここ読まれるのは、ちょっと恥ずかしいだけど(笑)
お久しぶりです。お元気ですか?
3月にツアーに参加したときには、大変お世話になりました。あの時は変なコメントしてすいませんでした。反省しきりです(汗)。つい最近、やっと防水カメラを使い切って現像し、ツアー中の写真を見たのでまた思い出に浸っていました。あれからもう3ヶ月が過ぎようとしているなんて。。。
こちらは梅雨のようなのですが、香川は相変わらず雨が少ないです。昨日、早くも第1次取水制限されてしまいました。本格的に夏になったらどうなることやら。。。
さて、”マイノリティーリポート”ですが、兄がDVDを持っていたので借りて確認してみました。DVDなので、上映時と字幕が変わっているかもしれませんが・・
”ヤカモト様、GAPへようこそ。先日のタンクトップは?”
”ヤカモト様だと?”
でした。
他の映画でも、”ヤカモト”って使われているんですね。知らなかったです。これから映画を見るときに探しちゃいそうです(笑)。でも何で中国人名とか他のアジア人名とかでなく、日本人名なんでしょうね?どこの誰と分からない目玉なら、どこの国に設定してもよさそうなのに。買い物好き・ブランド好きと言うのが浸透してるからなんでしょうか?そんなに買い物してるのかな?日本人って。
海外に出てる中国人とかの方が使ってる額が違うと思うんですけど。。。どうでしょう?
あ、わややさん、どもどもです。
梅雨時期なのに、もう給水制限なんですか!?
大変だ。
わざわざDVD調べてくださって、ありがとうございます。
やっぱりそのまま「ヤカモト」で訳されてたんですね(笑)
>買い物好き・ブランド好きと言うのが浸透してるからなんでしょうか?
でしょうね。
先日オークランドのルイ・ヴィトン勤務の日本人女性をガイドしましたが、お客様の8割は日本人だそうですよ。
逆にキウィに「ルイ・ヴィトン」って言っても通じないので「カバン屋店員」っていうらしいです(笑)
いやぁ、調子劣悪です。
なんだかこのエントリも本日分(16日分「理想のまくら」)も、不具合でぶっ壊れてしまってて、後半が読めなくなってますし、トラックバックURLも消えてます。
現在復旧作業中です、
しばしお待ちを。
ちなみに当エントリへのTBアドレスは
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2192
です。
June 12, 2005
世界遺産平和公園。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、朝のうち霧。風穏やか。(高)14度、(低)5度。
[海洋気象] (エイベル)
南東10ノット、セパレーションポイントより北では夕方20ノットに上がる。北部の海況はやや荒くなる。
向こう三日間:南東15~25ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:38 AM 3.7 m Low 06:41 AM 1.1 m
High 12:57 PM 3.4 m Low 06:58 PM 1.1 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■寝坊したので霧が出たのかどうか知らない。晴れ、風穏やかで、予報通り。
比較的暖かかくカヤッキング日和だったのだが、なんせ昨日の天気が良くなかったのでブッキングが少なく、仕事あぶれた。
明日は仕事だが、予想最低気温が-1度。やだなぁ。
が、明後日、明々後日は、一転して最低予想気温が8度。何それ? しかも晴れの予報のくせに最高予想気温が9度と10度ってどういうこと? 一日の気温変化が1、2度!? 晴れなのにぃ!!??
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■極々私的なメモ。
午後は日曜大工(おぉ! ホントに日曜日だ!)。愛娘の食事椅子のがたつきと、家人が二年半ほど前に作ったユニット式本棚のゆがみを修正。二時間ほどで完了。
むしろ、本棚から全部本を出して掃除し、また入れなおす羽目になった家人にとって大仕事の一日になった。
次の休みには、新たに一つ本棚を作らねば。
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■昨日は怖いニュースだったので、今日はちょっと良いニュース。
◎YOMIURI ON-LINE 北海道発「知床・北方領土 『世界遺産平和公園』発展も IUCN評価書 アイヌ民族参画も強調」
(T@2「IUCN評価書」経由)
実現すれば、これはスゴイ話だわ。
が、実現までにはいろんな厄介な問題があるんだろうな。
あとこのブログでもたびたび取り上げている通り、グリーンツーリズム、エコツーリズムのあり方にも、まだまだ問題点が山積み(ロシア側の同業界の様子は良く知らないけど、彼の国進んでるとは聞いたことないしなぁ)。
諸問題が上手く解決し、スムースにことが運ぶことを心よりお祈り申しあげます。
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http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2188
いわゆる「北方領土」について、「日本固有の領土です!」なんていきり立っている人も多いですけど、もともとあの辺に住んでいたのはアイヌの方々であって、ロシアと日本のどっちが先に押し込み強盗に入ったかくらいの違いしか無いような気がしています。その後、サハリンが手に入った時に、内陸部のアイヌを無理矢理引き剥がしてサハリンに移住させたとか、さらに話をややこしくする政策もやりましたし。
フィリピンとインドネシアの間の多島海の海洋民もそうですが、海を生活の舞台としている人々の場合、陸地を「領土」として切り取りあう考え方とは相容れないんですよね。「領土」と「領土」の間の海が生活の場なんだから。
北方領土の返還なんて、どうせロシアの右派勢力がメンツにかけて認めるわけないんだから、いっそそれを逆手にとって、開発を一切やらない自然保護区にしてしまえば良いんじゃないかな。
Posted by: waka moana : June 15, 2005 3:16 AM北方領土問題も、下手につつくと蛇が出るのであまり口にしないようにしてるのですが、個人的にはやっぱり「日本の領土」という主張には、違和感を感じている人間の一人ですし、昔から
「日本に返還(?)されたら、開発してズタズタにするに決まってるんだから、金のないソ連(当時)に持たせておけば、自然が結果的に保護されて、その方が良い」
と考えていました。
海洋民と「領土」の関係、ホントややこしいですね。
そもそも、そろそろ「領土」という考え方自体を考え直さなきゃいけない時代になってきているのかも。
Ryuさん
トラックバックありがとうございました。
日本政府が発表したがらないことを、保守系の読売がすっぱ抜く…(笑)。これだけでも、「自然保護保全っていうのはイデオロギーではないんだな~」と感じています。
世界遺産構想は正論ですから決して否定はしません。が、日本国内に限っては決定プロセスが少々政府寄りで不満を持っていました。けど、こんな宿題を突きつけるあたり、さすがだと思いましたヨ。考えてみたら、IUCNも市民活動団体ですからね~。
領土の問題…アイヌ民族にはそもそも土地所有の概念はありません。そして、僕もLove&Peaceな、♪イマジン・ゼア~ズ・ノ~・カントリ~ズな人間です(笑)
藤崎さん、コメントありがとうございました。
>、♪イマジン・ゼア~ズ・ノ~・カントリ~ズな人間です(笑)
スミマセン、笑っちゃいました。
でも、この歌詞良いですね、イマジン・ゼァズ・ノー・カントリーズ。
今度全部歌詞作りかえてレパートリーにしよう(笑)
>が、日本国内に限っては決定プロセスが少々政府寄りで不満を持っていました。
詳しいことは追っかけていなかったのでよく見えていないのですが、僕も今回の話をチラリと読んで、そういう印象を持ちました。
でも、ま、今後の動き次第ということで。
世界遺産というのなら、鞆の浦なんかはさっさと世界遺産になっておかしくないはずなんですよね。でもあそこは行政が鞆の浦を潰して橋を架けたくて、地域住民への補助金をうち切るなどの兵糧責めに入っています。
http://blogs.yahoo.co.jp/hokulea2006/1227902.html?p=&t=2
Posted by: waka moana : June 16, 2005 12:21 PM
鞆の浦、行った事はないのですが、waka_moanaさんのブログで拝見して、大変興味持ってます。
道路やら橋やらよりも、世界的な観光資源にしてしまう方が、いろんな意味で良いとおもうんですけど、未だに土建政策体質が抜けないんですかねぇ。
この秋日本滞在中に、行ってみたいと思います。
Posted by: Ryu : June 16, 2005 1:17 PMJune 11, 2005
湖が消える!?
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
後晴れ。南西風、次第に強くなる。(高)15度、(低)5度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット。海況穏やか。午前中のにわか雨中視界良好。
向こう三日間:南東5~15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:01 AM 3.8 m Low 05:59 AM 1.0 m
High 12:16 PM 3.5 m Low 06:21 PM 1.1 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■地上予報に「後晴れ」と書いたが、ミスではない。原文は「Becoming fine.」、いい加減な表記だこと。
ともかく、午前中は晴れたり曇ったりで、午後になってからちょいとまとまったにわか雨。悪天候の到着が遅れている模様。
あ、夜中にもちょっとパラパラしたらしい。
本日はウェリントンの大学に留学中の米国人学生5名(男子1名、女子4名)。途中何度かキレイに晴れたし水もきれい、海面はベタ凪無風だったので、かなり良いツアー。
でも彼ら、午後のウォーク中にかなり濡れただろな。 sbh 5 / marahau - otuwhero - mt@split apple - gnaio is - marahau
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■怖い記事。
◎YOMIURI ONLINE「温暖化が影響か、シベリア西部の大型湖1000個減る」
(大学への基礎数学-雑記帳「北極圏の湖が消えていく」 ← あけてくれ 2005年6月10日(金) 経由)
わずか25年ほどで、1割も湖が減ったらしい。無茶苦茶怖くない、これ?
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■温暖化、何とかしなきゃと思う方、PCを落として節電しましょう。おっとその前に
と
をクリック!(笑)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2186
恐い事ですね、息子が大きくなるころにはどうなるんだろう?
って思うと色々心配してもしょうがないことまで心配になります。地球温暖化の進行をおくらせるには人類がいまの生活を完全にすてないと無理なんでしょうね、きっと。
こういう事体を目の前に突き付けられると、呆然としちゃいます。
ホント、子供が出来ると、こういうのが身にしみておそろしくなるよねぇ。
ただ温暖化の原因が、果たして人類の活動だけに起因しているかどうかは、現代の科学ではまだ分かっていないらしいですね。
もちろん、人類の高エネルギー消費がその一因になっているのは確かなんでしょうが、それが主たる原因なのか、それとも微々たる影響しかないのかは学者によっても色々のようです。
ま、そりゃそうですよね、気象データなんて、つい最近取り始めたばかりで、地球規模の温暖化だの寒冷化だのの正確な要因なんて、人間につかめるわけじゃない。
だから、今の生活を捨てたからと言って、温暖化を遅らせられる保証はないんじゃないかな、というのが、今の僕の正直な感想。
もちろん、根拠はないんですけど(笑)
ただ何を言いたいかというと、「完全に捨てる」というムリなことを考えて悲観的になるよりは、「出来ることをやる」という前向きな気持ちの方が大事じゃないかな、ということでして、ハイ。
Posted by: Ryu : June 12, 2005 10:42 PMJune 10, 2005
{しりとりエッセイ #017} か●▲■▼。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
午後雨。北風。(高)13度、(低)6度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、午前中にセパレーションポイントより北では北西15ノットに。午後の雨中視界不良。
向こう三日間:北西5~15ノット、土曜南東5~15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 05:21 AM 0.9 m High 11:36 AM 3.6 m
Low 05:45 PM 1.0 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昼をすぎてもまだ晴れときどき曇りといった具合。降るのか、ホントに???
でも寒い。
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■昨日のローカル新聞の予測によると、今のペースで人口が増え続けると、現在人口八千人程度の我がモトゥエカが、十年後にはなんとダニーデン規模の大都市になってしまうとか!
ダニーデンって、人口十倍!?
わずか十年で!!??
マヂ……!!!???
やばいじゃん……。家建てる前から、逃げ出す算段しなくちゃいけないのか?
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■だんだん盛り下がってきたような気もする「しりとりエッセイ」の第17回。いやぁ、ここんところ負け続きでピリッとしたエッセイが書けてないからなぁ。そりゃ盛り下がるよなぁ。スミマセンです。えっとまず予告。本日分も盛り下がりますです、スミマセンです。
ま、ともかく。前回は「四面楚歌」だったので、今回は「か」で始まる言葉を募集。ご応募いただいた候補はこちら。
- 「カミゾノ」
by TO-BEさん - 「神憑り」
by Miyaさん - 「空回り」
by tsuboさん
MMさんから
今回ばかりはルール3を発動していただいてTO-BEさんのエントリー採用で決定でしょう。ハイ。
気が早いですけど、その続きのお題候補に「野遊び屋」で行けますし!
との大変魅惑的なご提案をいただいたのだけど、残念ながらその後今ひとつ盛り上がらなかったので、今回も抽選することにした。
ルール3発動は、次回持ち越し。ちょっと残念。
というわけで、抽選委員長、よろしく。
お、今日はさっさと決めたね。どれどれ?
「神憑り」 by Miyaさん
承りました。
■神憑りって、常人離れした技を評するときに使われる言葉だけど、残念なことに僕はまだアウトドアの世界ではそういう神業にはお目にかかったことがない。
音楽の世界では、こういうのはたびたび目にした。世界超一流のプロの演奏は言うに及ばず、アマチュアや無名プロのステージでも、ときどき「何かが降りてきてしまっている」パフォーマンスに遭遇することがあった。
何でアウトドアでは神憑りにお目にかかれないんだろ???
■いや、たぶんアウトドアでも、競技やエクスペディションの世界では、神憑りはあるんだと思う。世界的なフリークライマが前人未到の壁に挑むとき、あるいは一流カヤッカが決死のクリーキングをやっているとき、何かが降りてきて本人の力を超えた神業を出している場面はあるんだろうと思う。(注:ここで「神業」と書くのは、神憑りの結果出る一時的な技術を指し、超一流の技術を持つ人がコンスタントに発揮する「神技」とは区別しておく)
しかしそうした場面を目撃する機会は、皆無に等しい。
結局、そういうことなんだろね。アウトドアで神憑りに遭遇しようとすれば、そういう場面が展開される現場に自分も居合わせねばならない。これが音楽と違って容易ではない。
それ以外の「のんびり系」のアウトドアには、神憑りが出る幕はないだろう。神憑りの出現には、究極まで技術を磨いていることと、限界まで精神を集中していることが必要なのではないか。
命が懸かるっていうのも条件に入りそうだけど、それ言うと生命の危険のないアーティストの神憑りが説明できなくなるので、却下しとこ。
■じゃ、僕らガイドの場合はどうなのだ?という問題が出てくる。僕らのやってるのは「のんびり系」のアウトドアに違いないのだが、ガイド自身は仕事でやってるわけで、超一流プロになれば技術もとことん磨いてあるし、仕事への集中力もすごい。神憑りの必要条件は満たしているような気がする。
でも、怖いだろうねぇ、ガイドさんにいきなり「何かが降りてきて」しまったら(笑)
いや、実際にはガイドさんがいきなり明らかに神憑りになってしまって、お客様を怯えさせてしまったら、それはもうちゃんとしたガイドの仕事とはいえないわけで、「神業」とは程遠いことになる。
つまりもし「神憑り的ガイディング」なるものが存在するとしても、お客様には絶対にそれとは分からない、ということになる。分かるのは、いつも一緒に仕事をしている同僚だけなんだろな。
ところが僕らNZのシーカヤックガイドは、ペアで仕事することの多い北米の同業者と違ってソロで仕事するのがほとんどなので、結局神業を見る機会もなければ、お目にかける機会もない、と。
残念だなぁ、僕の神憑り的ガイディングをお見せできなくて(笑)
■で、僭越ながら最後に自分のこと書くと、客観的に神業だったかどうかは別として、自分で後から振り返ると、「あ、何か降りてきてたんだな」という経験は、実は何度かある。
音楽をやってたときに一度、薬物の類は一切やっていないのに、突如頭の中が真っ白になって記憶が飛ぶほどの「至高体験」をしたことがある。これが本番ステージ上じゃなくて、本番前日のリハだったってのが痛いところだ(笑)
この仕事だと、昨年5月26日にそのものズバリ「理想のガイディング」と題したエントリーを上梓しているが、あの日のガイディングは、過去数度やった「全科目95点以上の驚異的スコアのツアー」と違って、「何かが降りてきてた」と記憶している。あそこに書いたとおり、自分でガイディングをしたというよりも、他人の凄まじいガイディングをただ呆然と口を開けて眺めていたような印象。
もちろん、喋りまくっていたとか、超人的なパドリング技術を披露したとか、いきなり神について語り始めたとかのような、目に見える「凄いこと」や「変なこと」は何もやってないので、お客様には僕がどうかしたようには見えなかったと思う。
が、なんせこれらの体験も、外から客観的に見たわけでもないし、映像記録が残ってるわけでもないので、本人の単なる勘違いという可能性も大いにあるわけで、そういう意味では「神憑り」だったのか「狐憑き」だったのか知れたもんじゃないんだけど。
■ってなわけで、アウトドアの世界で神憑りを「目撃」することは、自分自身で体験するよりもはるかに貴重な機会だと思われる。アウトドアで神業を目にしたら、ご一報を!
■神憑り終わり!
いやはや、今回も難しかった。
次回は「り」で始まる言葉を募集いたします。奮ってご応募を!
ただし「理不尽」「リトマス試験紙」はすでに一回採用されてるので再応募は無効です。でも、前回採用されなかったお題候補を再応募するのはOK。
さて、ポイント発表。
- Miyaさん
57 pt - MMさん
48 pt - tsuboさん
42 pt - kmoritaさん
38 pt - さだっちょんさん
16 pt - ツォンさん
9 pt - TO-BEさん
6 pt - youさん
1 pt
■【ルール ver.1.2 24/04/2005】
- 決められた「お題」に従って雑想をしたためる。
- 次回の「お題」はコメント欄、あるいは他のブログからのトラックバックによって募集する。メールでの応募は受け付けない。
- 候補の中から抽選でお題を選ぶ。
あるいは、コメント欄で「おぉ、このお題は面白そうだ!」って盛り上がったものがあったら、もちろんそれを採用する。 - 新規エントリーをアップする際、前回のエントリーにトラックバックを打っておく(自サイト内トラックバック)。
採用の「お題」が他のブログからのトラックバックで寄せられていた場合は、当然ながら当該エントリーへのトラックバックも行う。 - 翌日アップが原則の「リレーエッセイ」と違って、こちらは不定期連載を可とする。よってコメント欄でのお題の募集は数日間受け付けるが、いつまでたっても応募がなければ、連載終了とする。
- 一度採用された「お題」は、再度候補として応募できない。ただし採用されなかった「お題候補」は、仮に前回は他人が応募したものであっても、再度応募可能とする。
- 足りないルールがあれば、適宜適当に追加する
■【ポイントルール ver.1.2 15/03/2005】
- お題案一つ提出ごとに、1ポイント獲得。ただし最大五つまでとする。
- お題案提出が、他ブログからのトラックバックの形で行われた場合は、案一つにつき+2ポイントのトラックバックボーナスを加算。つまり案一つにつき3ポイント獲得とする。
- お題が採用された場合は5ポイント加算。
- ポイントアップ交渉歓迎。
- 獲得ポイントに応じて、景品等が当たる可能性あり。詳細はその場の思いつきで決まるが、『龍の巣』割引券になる可能性もあり。もちろん100000ポイント獲得者はニュージーランド旅行にご招待!
- 変更は、過去にさかのぼってすべてのお題提供者にも適用する。
- 10回連続でお題候補ご応募の場合、「皆勤賞」として15ptをプラス。ただし一度皆勤賞が適用された場合は、そこで一度リセットし、次の回からまた一から数え直すこととする。
- 足りないルールがあれば、適宜適当に追加する。
■「アウトドア」 → 「遊び」 → 「ビックリ」 → 「理不尽」 → 「ンジャメナ」 → 「なしくずし」 → 「シッダールタ」 → 「啖呵」 → 「返り討ち」 → 「珍道中」 → 「うたかた」 → 「但し書き」 → 「決まり手」 → 「てんこ盛り」 → 「リトマス試験紙」 → 「四面楚歌」 → 「神憑り」 → 「???」
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-------------------------------
■まだまだ低迷の続くしりとりエッセイ、
と
をクリックしてカツを入れてください。
あれ。落としてしまってる!!
・・・・。
気を取り直して。
「離岸流」
でお願いします。Ryuさんぐらいしか書けないんちゃうかな。
Posted by: kmorita : June 10, 2005 6:23 PMスミマセン、今朝抽選する段になって、編集長からお題いただいていないのに気づいたんですけど、本日分のネタを他に仕込んでなかったんで、もうそのまま抽選して書いちゃいました。
「離岸流」了解しました。
でも、下手なこと書いたら、これはけむさんやらにっしーやらからいろいろツッコミが入りそう(^^;
いえいえ、書いておくんなましです。
しかしサーフしてると、この離岸流ってやつは味方にもなるけど結構疲労ささられたりもするんですよね。
自然の力ってすごいと認識させられる一瞬です。
僕の場合は、カヤックでしかサーフィンしたことないから、離岸流の怖さや恩恵は、にっしーほどは実感してないんよねぇ、きっと。
やっぱ身体一つの方が、強烈に感じるよね。
ところで、ついでにお題もくれるといいのに>にっしー
Posted by: Ryu : June 12, 2005 10:59 PMJune 9, 2005
パレット整理。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
朝のうち曇り、のち晴れ。北風次第に強くなる。(高)13度、(低)1度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット。海況穏やか。
向こう三日間:北西5~15ノット、土曜南東5~15ノットに。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 04:43 AM 0.9 m High 10:57 AM 3.7 m
Low 05:08 PM 1.0 m High 11:26 PM 3.9 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝から快晴。昨日よりちょっと寒いか。
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■家作りメモ。
今月3日に我が土地に配送されていたフォークリフト用パレット46枚を整理しに行った。適当に山積みしてあったものを、四列十一~十二段に家人と二人で積み直し。けっこうな重労働。
こっちのことだから、材料も木材もサイズも高さも構造も重さも千差万別で、きっと一番軽いパレットと一番重いパレットでは三倍くらいの差があった。面白い。
これだけパレットがあれば、最終的にいらなくなったら庭に子供用の小屋くらい作れるんじゃないだろうか?
ちなみにパレットを何に使うかというと、アドビ(日干し煉瓦)を乾かすための台。家一軒作るのにだいたい五千個くらいのアドビを作ることになるので、相当な数のパレットが必要。無料で手に入って助かった。
■ついでに隣の敷地の基礎工事中の地面を覗いて、地層の具合を見る。地表25cmくらいはゴロゴロの石だらけ、その下は粘土質らしい。
カメラもって行くの忘れたのがいたい。
■土地を買った頃はまだ回りにも家が建ってなかったので、マウント・アーサーが隠れてしまうかどうかが気になっていた。周りの家が完全に建ち終わった今改めて確認すると、ちょうど我が家が建つくらいの位置から、隣家の屋根と屋根の谷間に、ちょうどポッカリと雪をかぶったマウント・アーサーが見えるスポットがあるのが分かった。ぜひともこの位置にロフトと天窓を作らねば。
■愛娘も三歳になって物分りが良くなり、作業の間もお利巧さんに一人で遊んでくれるようになったので、大助かり。
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http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2177
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 雨、夕方上がる。北東風。(高)12度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル) 北東15ノット、セパレーションポイントより西では25ノット。午後全域...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.18
>ayaさん
ワハハ、娘をほめられるのが何よりも嬉しいっす(笑)
良いでしょう?
でも、ayaさんのお子さんも、三歳になるとホント理解力が高まって楽になりますよ。
その頃は、妹さんの方がヤンチャ盛りでしょうけど……。
>kemuさん
ほぉ、小さな頃はお母さん似でも、ティーンになるとお父さんに似てくるわけですな……。
我が家は気をつけよう(笑)
June 8, 2005
また変なの見つけた。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り。南西風次第におさまる。(高)12度、(低)-1度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、午前中に南東10ノットに変わり、午後遅くに納まる。海況穏やか。
向こう三日間:木曜朝北西5~15ノット、土曜に南西5~15ノットに変わる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 04:07 AM 0.8 m High 10:17 AM 3.7 m
Low 04:30 PM 1.0 m High 10:51 PM 4.0 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昨日と同じくときどき雲がかかる晴れ。予想気温は今日の方が低いが、実際には今日の方が暖かいのでは? 普通、我が家のエリアより国立公園の方が暖かいのに、家にいても昨日の公園内より暖かく感じる。
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■昨日は早々と寝てしまった。昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。(高)13度、(低)-1度。
[海洋気象] (エイベル)
南15ノット、昼前に西に変わり、セパレーションポイントより北では夕方25ノットにあがる。北部の海況は荒くなる。
向こう三日間:水曜早くに南西15~25ノット夜半にかけて落ち着き、木曜北西5~15ノット次第に強くなる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 03:29 AM 0.8 m High 09:36 AM 3.7 m
Low 03:51 PM 0.9 m High 10:16 PM 4.0 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■晴れ。ムチャクチャ寒い。風はないのに、昨日より格段に寒く、朝から車は凍り付いてるし、漕いでても手がかじかんでこの冬初めてグラヴ着用。
午後は昨日と同じように鏡のようなベタ凪、いわゆる油凪というヤツ。でもちょいと高曇りになるだけでメッチャクチャ寒い。真冬だ。
先々週と同じく、国立の職業訓練校(Nelson Marlboroght Institute of Technology)のアドヴェンチャー・ツーリズム科の学生相手の仕事だが、今日はガイディングを監督するだけじゃなくて、試験官。ま、やることは同じなんだけどね、これで成績が決まってしまうとなると、こっちにもなんとなくプレッシャーが……。
担当したのは先月26日にも一緒に漕いだブルガリア人学生。二週間で前回指摘した欠点をほとんど潰してきてて、お見事なガイディングを見せてくれ、見事合格。その代わり、前回出てこなかったミスがいくつか出たので、デブリーフィングでまたもや宿題を出す。
とはいえ、天気が良すぎるよなぁ。もっと荒れた海でテストしないと、実力のほどが分からん。
思えば先々週三連荘で彼らに付き合って、その最終日の夜から二週間の長い長い悪天候が始まったんだった。その間ツアー実習なしで、天候回復したとたんにまた実習とは、なんちゅう運の良い連中だ。
いや、運悪いのか。悪天候時の方が勉強になるんだよな。今日みたいな絶好のコンディションだと、誰でもなんとかツアー出来ちゃうんだから。 NMIT 6+1 / marahau - tinline - guilbert pt - l@adele (inside) - walk up to the top of is - outside of adele is (clockwise) - fisherman is - marahau
■昨日書き忘れたが、昨年8月15日と同じように、まったく同じコレールの皿をコンクリートに落として割ってしまった。今回はサンダルをはいてたので怪我はしなかったが、コレールって割れにくいかわりに、割れると日本刀とか半月刀とかのような物騒な形の破片が飛び散って、危険なことこの上ない。普通のガラスはあんな形には割れないぞ。
コレール、ヤバイっす。
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■6月分更新されました。
◇World Bazaar 21「各国いまどき報告 ニュージーランド」
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■久しぶりに近所をブラブラ。例の家のすぐそばの公園でヤマイグチをとってたら、変なキノコ発見。

な、なんじゃこりゃ?
ブラジルに世界最大の花ラフレシアってのがあるが、あれが咲く直前みたい。
手元の図鑑にも載ってなかった。
■追記(2006年6月13日)
判明。サンコタケというらしい。
◎ギュウギュウきのこ「サンコタケ」
■関連過去ログ【キノコ】
◎ベニテングタケ(2004年4月29日)
◎不明(2004年10月26日)
◎不明一種&フィールドマッシュルーム(2005年1月4日)
◎色々(2005年1月14日)
◎色々(2005年3月30日)
◎ヤマイグチ、ベニテングタケ(2005年4月20日)
◎ヤマイグチ、トリュフ、ベニテングタケ(2005年5月17日)
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■ご存知の方、
と
をクリックしてから、コメント欄でお教えいただければうれしいです。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2174
June 6, 2005
《 自由テーマ 》 心やさしい大きなおじさんのものがたり。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
にわか雨、後晴れ。南西風。(高)13度、(低)-1度。
[海洋気象] (エイベル)
南西10ノット、午前中および昼過ぎに一時20ノットにあがる。海況一時やや荒くなる。
向こう三日間:かよう午後北西15~25ノット、水曜早くに南西15~25ノットに変わり、木曜5~15ノットに落ちる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 02:50 AM 0.9 m High 08:54 AM 3.7 m
Low 03:11 PM 0.9 m High 09:38 PM 3.9 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ベタ凪、時々曇るもののおおむね晴れ、昨日と同じような天気。
本日はスコットランド人カップルとイギリス人カップルの四名。ホントはもう二人ブッキングがあったんだけど、これがホントは明日に予約を入れたはずなのに、オフィスクルーが間違えて本日に入れていたという、これまたお粗末なミスで、当然この方たちは現れず、四人で催行。必要なところで金ケチって商品の質を落とすよりも、こういうアホなミスをなくす方が100倍リストラになるぞ>ウィルソンズ
ともかく、昨日と打って変わってハイペースの一日。モーニングティーもランチもたっぷりゆっくりのんびりし、海に出たらガシガシ漕ぎまくり、メリハリのきいた良いツアー。男の子が二人ともマッスル(ムール貝)好きだというので、イェローポイントででかいのをいくつかとってあげた。昼食用のマッスルが品切れでお出しできなかったんだから、これくらいはやっても罰はあたらんだろ。
そういえば、今日の水の透明度はすごかった。半年ぶりにやっと超クリアウォーターの時期が巡ってきたか。 b&i 4 / marahau - mt@apple tree - adele is (outside) - l@adele (inside) - yellow pt - marahau
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■本日は祝日、クィーンズ・バースデイ。言わずもがなだろうけど、クィーンってエリザベス2世ね。念のため。
で、本日のお客様四人に女王様の御歳をきいてみたが、誰も知らなかった。よかった、僕だけじゃないんだ(笑)
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■ご存知の通り僕はニュージーランドに来て以来ロン毛なのだが、実は昔から坊主頭も好きで、今でもときどき「バッサリやってツルツルに剃りあげてしまうおうか」と思うのだが、ロン毛というのはなんせ元通り伸びるまでにやたら時間がかかるので、別に今の髪型に特別な思い入れなどカケラも持っていない僕でさえ、実際に切るとなるとちょっとためらってしまったり。
ロン毛を剃り落としてツルツルにしてみて「あ、似合わない、やっぱやめよ」になったら、悲惨だよねぇ。
そんなとき、インターネットは強い味方だ。こんなサイトがある。
◎『Abi-Station』
便利な時代だねぇ。絵心のない人間にとっては魔法のようなサイトだ。
で、さっそく下層ページの「似顔絵イラストメーカー」でシミュレーションしてみたわけだ、これが。

……。
子供が泣くな、こりゃ……。
いや、ジャパンだと30分おきに不審尋問かも。
やっぱ、しばらくロン毛のままにしとくか。
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■むかしむかしのおはなし。
あるところに、大きな大きなおじさんがすんでいました。
おじさんはとてもやさしい人でした。鳥と歌とお昼ねが大好きで、のんきにおだやかにくらしていました。
■ある日、こまったことがおきました。お昼ねからめざめてみると、お金の入ったふくろがないのです。そのお金は、まずしい病気のおじいさんとおばあさんを助けるためにつかうつもりでした。
いえの中も外も、すみからすみまでさがしましたが、どうしてもみつかりません。
「う~ん、こまったな」
のんきなおじさんは、あたまをポリポリとかきました。
「しかたないな、ニワトリにまたおねがいしよう」
おじさんはニワトリのところにいって、
「すまないけど、またタマゴをうんでくれないかい?」
とおねがいしました。
やさしいおじさんのたのみです、ニワトリはがんばってタマゴをうみました。するとどうでしょう、そのタマゴは金でできていたのです。
「やぁ、どうもありがとう。むりをさせてごめんね」
ニワトリのおかげで、おじさんはおじいさんおばあさんをたすけることができました。
■またしばらく平和なまいにちがすぎました。おじさんは、歌をうたったりお昼ねしたりして、のんきにすごしています。
ところがまたじけんがおこりました。こんどはたいせつなニワトリがいなくなってしまったのです。
おじさんとニワトリはなかよしの友だち同士です。おじさんは三日三ばん、ねるのも食べるのもわすれて、ニワトリをさがしました。
でもみつかりません。かなしくてかなしくてボロボロとなくおじさんを、たてごとがなぐさめてくれました。たてごとはおじさんのもう一人の大切な友だちで、すばらしい歌をうたえるのです。たいくつなときも、たのしいときも、おじさんとたてごとはいつもいっしょに歌をうたっていたのです。
たてごとのやさしい歌声をききながら、おじさんはようやくねむりにおちました。
たてごとは、それでもしばらく小さな声で歌いつづけて、心やさしいおじさんをなぐさめていました。
■とつぜん、大きなさけび声がひびいて、おじさんは目をさましました。
「おじさん、たすけてぇ!!!」
たてごとの声です。
おじさんは、声の方に走っていきました。声は雲の切れ目からきこえてきます。おじさんは、雲の上にすんでいるのです。
おじさんは切れ目から下をのぞきこみました。するとそこには、見たこともない大きな大きな豆の木がのびてきて、雲にとどいていたのです。
よく見ると、大切な友だちをさらったわんぱく坊主が、豆の木をおりていきます。
「おぉ~い、ぼくちゃ~ん、おじさんのお友だちをかえしてくださぁ~い」
おじさんは大きな声でさけびながら、豆の木に手をかけました。でも大きな豆の木も、おじさんがつかまるとグラグラします。
でも、だいじな友だちをたすけなくてはいけません。きっとニワトリもあのわんぱく坊主がつれて行ってしまってるのでしょう。男の子はわんぱくなほうが良いのですが、ちょっとイタズラがすぎるようです。あの子にはちゃんと言いきかせて、ニワトリとたてごとをちゃんとつれてかえってこなくては。
おじさんは、豆の木をおらないようにそぉっとそぉっとゆっくりと豆の木をおりていきました。
男の子をこわがらせてはいけないので、大声を出すのはもうやめました。下についてから、ゆっくりお話をすれば、きっと分かってくれるにきまっていますから。
■ところが、はるか下からイヤな音がひびいてきます。
「カーン、カーン」
目をこらしてよく見ると、さっさと下についた男の子が、お母さんといっしょに、おので豆の木をきろうとしているのです。
おじさんは、まだ山よりも高いところにつかまっているのです。
「ま、まって、ぼくは友だちをたすけたいだけなんだ。わるいことはしないよ。」
おじさんは泣いておねがいしました。でも二人は手を止めません。
そしてついに、天にとどいた大きな大きな豆の木は、ゆっくりとゆっくりとたおれました。心やさしい大きなおじさんをのせたまま。
おしまい。
■日本から送ってもらった愛娘の幼児雑誌に「ジャックと豆の木」が載っていた。久しぶりに読み返してみると、子供の頃に受けた印象と丸っきり違って不条理さばかりが目につくストーリー展開。そこがなんとも面白く、思わず裏側から話を書いてみたくなった次第。
書いてみて自分の稚拙な筆力が情けなく、大男の代わりにこっちが身を投げてしまいたくなったけど、ま、それはさておき。
ここでは素直に大男を主人公にした悲劇を童話風に落書きしてみたが、お母さんを主人公にすると社会派小説か悪漢小説が書けそうだし、ジャックに豆を与えた魔法使いの謎の行動にスポットを当てれば「大男と魔法使いの、過去数百年にわたる確執と因縁の歴史」を軸にすえた壮大なファンタジーの一本が書けるかも。
なんてね。
■こうやって考えてみると、やっぱり残酷だったり不条理だったりする昔話って面白い。大人が想像の翼を広げて遊ぶことが出来る。
それにひきかえ、「教育的配慮」とやらで書き換えられた骨抜きの昔話の、何とつまらないことか。
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■「面白い、もっと別のでもやれ!」という方は
を、「下らん」という方は
を、ビシッとクリクリクリック。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2161
おじさんのものがたり、素晴らしいですよ!
いや、親ならこういうアイディアがちらほら頭をよぎることはあるんですが、きちんと最初から最後まで考えてプロットをまとめて文章として書き上げるのはやはり大変です。
他の話でも思いついたらどんどんこちらのブログにアップして頂いてしっかりアイディアと文章の著作権を確保し(笑)、いつの日か一冊の本にまとめてベストセラー狙ってくださいね、老後の優雅な印税生活の為に・・・
物書きRyuさんのファンとしてはこういうエントリーがあるとウキウキ致しますです、ハイ。
教育的配慮で読めなくなって久しいのは「ちびくろさんぼ」。日本では再発行されたようですが、北米はまだまだ。図書館からは完全に撤去されているようです(探したけれど見たことが無い)。先日「奇跡的に」一冊本屋の片隅で見つけたので、早速その場で宇宙人に読み聞かせました。アレでバターの溶ける匂いにわくわくする子供になるのになぁ・・・って、親がバターが溶けていい匂いになるような料理やらお菓子作りやらしないと意味ないんですが(爆)。
Posted by: MM : June 7, 2005 9:28 AMお褒めにあずかり、大変恐縮(^^;
書きなぐり&推敲なしのフィクションをエイヤッとアップした後は、必ず自己嫌悪に陥るのですが、それでもほとぼりが冷めるとついやってしまう悪い癖。
アル中かい!
お褒め頂けると、少々気分が楽になりますです。
しかし、やっぱり童話風が一番難しいっす。
あ、エロも難しいな。
あと、食い物も難しい。
この三つがさらりとこなせるようになりたいもんですが。
>物書きRyuさんのファンとしてはこういうエントリーがあるとウキウキ致しますです、ハイ。
んなこと言われると、すぐに木に登りますよ、野豚は。
ちびくろさんぼは、たまたま家人が先日検索したばかりだったのですが、やっぱり日本ではベストセラー入りしてるようですね。
一部のアホな文化人やら政治家やらエセ人権家やらが騒いであの始末でしたが、一般の人はやっぱりあのお話好きなんですよね。
どこが「教育的配慮」だ。
あの話読んでろくでもない大人に育つなんて、絶対ありえない。
>んなこと言われると、すぐに木に登りますよ、野豚は。
どんどん登ってください。そのうち上昇の勢い止まらず羽がついた野豚となって、宮崎アニメのキャラにでも登場できるようにいーーーーっぱい誉めなきゃ(笑)。
いや、でも素敵ですよ。個人的には瞼にスローで絵が再現された最後の2行が特に。
となると、童話風はもうクリア。
残るは、2ジャンル。
>あ、エロも難しいな。
エロは多分簡単、難しいのはエロス、
>あと、食い物も難しい。
食い物の羅列は簡単、羅列抜きで熱々の湯気やら出汁の香りやら、といった食材プラスアルファといったトータルな「食」が難しい、
ですねぇ。
その2ジャンル、期待してます(とプレッシャーをかける私設秘書・・・編集者の尻叩き業も兼務か???)
June 5, 2005
助成プログラム、今年度募集開始。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。風おだやか。(高)15度、(低)5度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、夕方セパレーションポイントより北で西20ノットに変わる。北部海域はやや荒くなる。
向こう三日間:月曜朝南西20~30ノットに上がり、同日遅くに10~20ノットに落ち、かよう20~30ノットに再び上がり、水曜5~15ノットに落ちる。海況一時荒い。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 02:08 AM 0.9 m High 08:10 AM 3.7 m
Low 02:27 PM 0.9 m High 08:57 PM 3.9 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■変風10ノットなんて、二週間ぶりじゃないか?
時々雲がかかったものの、一日中晴れて気持ちの良い一日。一瞬冷たい南5knが吹いたが、すぐにおさまった。
本日はChchの英語学校の同級生という女の子四人組(日本人二名、台湾人二名)と、アルゼンチン人カップル。アジア人四人組は予想通り大変遅く、超久しぶりに牛歩ツアーとなったが、アルゼンチン人カップルものんびりペースを気にすることなく楽しんでいた。ただアルゼンチン人カップルに関してはブッキングが色んな点でおかしなことになってて、昼食時は彼らの話を聞いて問題点を整理するのに手間取り、休憩が長引いてヒヤヒヤした。今になってもまだ変なブッキングするか!>ウィルソンズのオフィスクルー
帰りのウォータータクシーで、日本人の女の子たちが「カヤックの中にセーターを忘れた」と。僕が英語で説明したあと、日本語で言い直したりダブル・チェックしたりするのを忘れたのがマズイ……。バスの時間に間に合わなくなるので引き返すわけにいかず、明日ウォータータクシーに回収させてChchに送り返すことに。
と、その会話を聞いていた他の日本人の女の子が、「ビーチに靴を置き忘れた」と……。やはり引き返すわけにいかないし、置き忘れた場所を聞いてみるとすで水没している可能性大。トレント・ベイ・ロッジもブッキングがなくて閉まっているのでスタッフもいないし、打つ手なし。申し訳ないが、裸足でネルソンまで帰っていただくことになってしまった。僕にとっては縁もゆかりもない、ウォータータクシーにたまたま乗り合わせただけのお客様ながら、たすけてあげられないのが何とも申し訳ない。 b&b 6 / torrent - l@north head - pinnacle is - torrent
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■家作りメモ。
昨夜、建築家に正式に家の設計を依頼。家人が今まで作った三つのヴァージョンと、基本的に譲れない希望項目を伝え、23時まで話し込んでしまったのだが、あちらの娘さん(6歳半)とウチの娘はずっと仲良く遊んでくれてて、助かった。
が、英語で何時間も専門外のややこしい話をしたのと、これでハウスプランが大きく前進するという興奮でて頭がパンクして、夜よく眠れず。そのせいで、昨日若干ぶり返し気味だった風邪が、今日はすっかり悪くなってた。明日も仕事なんだけどなぁ、ツライなぁ。
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■昨年9月5日に「サンタフェと、シーカヤック。」と題して夢を語ったところ、心優しき読者の方から実現の可能性を教えていただき、それをすぐに紹介したのが同月9日の「ひょっとすると、実現可能?」。
この「ひょっとして!?」の鍵だった「トヨタ環境活動助成プログラム」の新年度の募集が数日前から始まった。
教えてくださったのは、上記エントリーのときにご紹介くださったのと同じ方。新年度が始まったよと、すぐに教えてくださった。僕の「研究所の夢」を本気で応援してくださっているのは、本当に本当に嬉しい。ありがとうございます。
その方が添付してくださった上記助成プログラムのお知らせメールも転載しておく。
ご担当者様トヨタ自動車では、社会貢献活動の一環としてNPO等の環境活動に対する助成「トヨタ環境活動助成プログラム」を1999年より実施し、今年で6年目となります。このたび、助成への応募を開始致しました。
2005年度トヨタ環境活動助成プログラムは、「環境改善に資する環境技術・環境人づくり」をテーマとして、民間非営利団体等による地域に根ざした実践型プロジェクトを助成します。
一件あたりの助成金額の上限や実施地域の制約がなく、プロジェクト実施団体の自主性が発揮できることが特徴の「一般助成枠」と、試行的な小規模プロジェクトや身近な環境を保全するための地域に根ざした実践活動(草の根活動)を助成対象とした「小規模助成枠」(一件あたり200万円を上限)があります。助成総額は約2億円を予定しています。
募集期間:2005年5月31日(火)~2005年7月8日(金)(消印有効)
応募方法および助成プログラム詳細については、以下のホームページをご参照ください。
http://www.toyota.co.jp/jp/environment/ecogrant(日本語)
http://www.toyota.co.jp/en/environment/ecogrant (英語)ご応募をお待ちしております。
ご応募・お問合せ先:
トヨタ環境活動助成プログラム事務局
〒100-0004 千代田区大手町2-3-6 三菱総研ビル1階 MBE-363号
TEL:03-3272-1925 (受付対応:月~金 9:30~17:30) FAX:03-3272-1926
E-mail: toyota-ecogrant@mri.co.jp
200万円の枠は今年から始まったのだが、これは今まで国内の民間小団体対象が手薄だったことに対する反省ということらしい。
シーカヤック界にとってはチャンスか!?
■上記過去ログに書いた通り、僕のやってる『プロガイド・ワークショップ』には大きな欠点がある。それを承知の上で今年も開催するのは先月27日に告知した通りだが、本音をいえばやっぱり研究所を設立した方が良いと思う。『プロガイド・ワークショップ』も、その研究所の中のワークショップとしてならば、真価を発揮できると思うのだが。
■どっちにしても、こういう助成金を利用するのは、海外在住ガイジンガイドの僕じゃムリ。日本にこういう助成金を利用できるシーカヤック関係者、いらっしゃらないものだろうか?
ごうちゃん、編集長、どぉ???
■関連過去ログ【ガイディング&インストラクション研究所】
◎サンタフェと、シーカヤック。 (2004年9月5日)
◎ひょっとすると、実現可能? (2004年9月9日)
◎夢の続きと、悪夢のような製品。 (2004年9月26日)
◎老兵は語るべきか、去るべきか? (2004年11月13日)
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■研究所賛成派は
を、「ワハハ、夏はノータイだ」という方は
をポチリ。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2160
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。 あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
Excerpt: ■さて、家作りの進捗。 あ、最近このブログを発見された方のために、まず簡単に「これまでのお話し」など。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.08.12
June 4, 2005
COOL BIZ。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。冷たい南西風。(高)14度、(低)2度。
[海洋気象] (エイベル)
南西20ノット。海況やや荒い。
向こう三日間:南西20~30ノット、日曜西10~20ノットに変わり、月曜南15~25ノットに変わる。海況は日曜に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 01:21 AM 1.0 m High 07:24 AM 3.7 m
Low 01:40 PM 1.0 m High 08:10 PM 3.8 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昨夜は雨降らず。
やっと暖かくなった。まだ気圧配置は南西だし、予報にも「冷たい南西風」となってるが、でも昨日と比べると雲泥の差。フリースを脱いで過ごせる。
が、曇るとやっぱ肌寒いな。
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■極々私的なメモ。
昨日、拙ブログ愛読者の方から大量に書籍類の差し入れをいただいてしまい、何と今朝4時ごろまで夜更かししていろいろ読みふけってしまった。
身体がダルイ。アホだ……。
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■極々私的なメモ その2。
あ、そういえば、今日明日が瀬戸内シーカヤックミーティングだな。
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■編集長ブログ「COOL BIZ」経由。
エライ!>Gofieldノーネクタイ政策
■このブログでは過去何度か原発反対のエントリーをアップしていて、その中で昨年8月22日では夏季涼しく過ごして省エネするための冗談サイトもご紹介した。
でも冗談じゃないんよね。ちゃんと夏に薄着、冬に厚着すれば、エネルギー消費は確実に抑えられる。原発だって減らせるはず。
ノータイ、今回こそホントに普及すると良いね。あんなものはタキシードだの蝶タイだのと同じように、パーティ時のオシャレ用にしちゃえば良いじゃん。ビジネス時は機能性重視。
原発、減らそうぜ!
■関連過去ログ【原発関連】
◎原発事故をなくすには。(2004年8月16日)
◎省エネ案、あれこれ。(2004年8月22日)
◎そろそろノド元を過ぎた頃合い?(2004年9月23日)
◎LED関連。(2005年3月12日)
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■「夏でもネクタイ」という方は
を、「ワハハ、夏はノータイだ」という方は
をポチリ。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2157
Excerpt: ■昔、『パドルの向くまま、気の向くまま』で、「その8 『環境問題』にはウンザリだ・・・」と題した一文を書いたことがある。日付を見るともう5年以上も前のモノなので、今読み直...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.07.27
June 3, 2005
愛娘、雪初体験。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。強い南西風。(高)14度、(低)4度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】南西15ノット(ただしセパレーションポイントより西では30ノット)、午前中に30ノット(ただしセパレーションポイントより西では40ノット)に上がり、夕方に20ノット(ただしセパレーションポイントより西では30ノット)に落ちる。海況は一時非常に荒くなる。
向こう三日間:南西20~30ノット、日曜10~20ノットに一、月曜南東10~20ノットに変わる。荒い海況日曜に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 12:28 AM 1.1 m High 06:34 AM 3.7 m
Low 12:49 PM 1.0 m High 07:17 PM 3.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■やっぱり昨夜も夜中は降ってた。しかしまたもや例によって朝から快晴。寒い、むちゃくちゃ寒い。
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■家作りメモ。
アドビを作るのに、フォークリフト用パレットが欲しいとしばらく前から物色したり、知人に頼んだりしていたのだが、元ATKのボスで今は大きな食品会社のマネージャをやってるピーターから今朝電話が入り、中古のパレットが40枚たまったからウチの土地までデリヴァリしてくれるという。
大慌てで地図を彼のところに届けに行き、ついでに彼の奥様(建築家)とあうアポも。
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■昨年7月8日に、愛娘に雪を見せようとマウント・アーサーに行ったが、肝心の雪はなかったことを書いた。
ここ数日、夜中に雨が降り続いているので、今度こそフローラ駐車場まで雪は降りてきている頃合と見て、ピーターのオフィスに行った帰りに、マウント・アーサーへ。なんせ、最近どこで覚えたのか、雪にものすごく興味を持ち、
「めいちゃん、ゆきみたいなぁ」
ばかり言ってたので。
読みはドンピシャ。駐車上の手前から道路脇にチラホラと雪が現れ始め、駐車上の手前数十m辺りで積雪が見られた。
後輪駆動の愛車は最後の最後でスリップして前に進まなくなったが、駐車場にいたキウィの男の子たちがすぐに駆けつけて押してくれた。サンキュ。
よくみると、近所のATET(Abel Tasman Education Trust)のグループで、引率してるのはアンカレッジの船上宿でお手伝いしてて、ときどきウチの会社にもフラリと現れてたアネットだった。
ま、それはともかく。

娘の雪初体験。実は家人にとってもニュージーランドに来てから初めての雪。スキーのメッカで、「NZと言えばスキー!」というイメージしかない日本人も少なくないというのにねぇ(笑)

大喜びの娘。
僕はケツを振る愛車をなだめすかすのに必死で聞いていなかったのだが、駐車場到着直前に昼寝から目を覚ました愛娘は、
「うわぁ、ゆきだぁ、これがみたかったのぉ」
と感激していたらしい。

写真では天気よさそうだけど、到着直後からすぐに曇って雪がぱらつき始めたので、シェルターの中でラーメンを食って、その後ひとしきり雪合戦したり雪ダルマ作ったりして、帰途についた。
久しぶりの雪は、やっぱり楽しいねぇ。
■帰り道、ATKのもう一人の元ボス(というか創立者)のトムの車とすれ違った。やっぱり娘さんを連れて雪遊びに行くところ。なんちゅう狭い世界だ(笑)
■さらにその帰り道、昨日のドライヴの途中偶然に出会った人懐っこい馬に挨拶に。娘の最近のもう一つの口癖は、
「めいちゃん、おうまさんにのりたいなぁ」
なので、最近は馬を見たい、ドライヴに連れて行けとせがむ。近所に優しい人懐こい馬が見つかってよかった。
■雪を見て寒い遊び方をしたからというわけではないが、さらにその帰り道、ガスヒーターを購入。これで冬支度万全。
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■雪が恋しい方は
を、夏が待ち遠しい方は
をエイヤッとクリック。
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Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 朝のうち曇り、のち晴れ。北風次第に強くなる。(高)13度、(低)1度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット。海況穏やか。 向こう三日間:北...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.09
あ、リエだ。
コメントありがとね。
いやぁ、子供ってホンッと可愛いのよ、メロメロになるのよ、ワハハ。
とはいえ、オモチャ買ってなんぞ言われても、「ダメ」とけんもホロロだったり。
この辺は、年食ってる親の強みっすね。
どっかに連れて行けって言われる分には、こっちも出かけるの好きだから、すぐに連れて行っちゃいますが。
うわわ、また成長したんじゃないですか?自分もオーストラリアかニュージーランドで子供の促成栽培したいです(笑
雪といえばやはりCHCHとは気候が違って若干暖かいんでしょうね。CHCHは自分がいた年はえらく雪が降りました。カシミアは言うに及ばず、家の前の道路とか庭でさえ積雪してましたよ。
また落ち着いたらカカポのおねえさんにも何か書かせますね。いよいよ来週ビザ申請です。ではではまた
Posted by: Nori : June 4, 2005 6:46 PMおぉ、来週申請!
幸運をお祈りしています。
この辺りは、平地では雪降らないんですよ。
僕自身は、パラパラ振ってるのさえみたことないです。
Chchと比べるとやっぱり全然暖かいですね。
ネルソン地方で平地で雪降ると、おそらく東京以上に街の機能がマヒするんじゃないでしょうか。
皆なれてないから。
June 2, 2005
海保オフィサー様ご招待。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れのち曇り。南西の突風。(高)14度、(低)5度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】南西10ノットただしセパレーションポイントより北では西25ノット、夕方に西25ノットただし北部では35ノットに上がる。北部の海況は非常に荒くなる。夕方のにわか雨中視界良好。
向こう三日間:金曜夕方南西20~30ノットに落ち、日曜10~20ノットに落ちる。海況は金曜夕方まで非常に荒い。
[潮汐表] (ネルソン)
High 05:37 AM 3.6 m Low 11:53 AM 1.1 m
High 06:18 PM 3.5 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昨日も夜中に雨、朝には上がって快晴。園芸家が泣いて喜ぶぞ。でも冬っていうのがお生憎様。
午前中の段階でモトゥエカでは強い南西は吹いていない。しっかし、いつまで続くんだ、この強烈な南西風の気圧配置……。
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■先月28日のエントリー「『118』と『ch16』。」のコメント欄にwaka moanaさんから、面白いご示唆をいただいた。
コメント欄に埋もれさせるのは惜しいので、こちらに転載させていただく。
海上保安庁のみなさんをお招きしてシーカヤックの1デイ・エクスカーションを催行するというのはどうでしょう?
「わざと」洋上で沈してもらって、その状態でケータイがいかほど役に立つものか体験していただくのがよろしいかと?
なるほど、なるほど。
海保オフィサーを招いてお話を聞く、あるいは合同レスキュー訓練をするというアイディアはあったが、彼らをツーリングに連れ出して「遭難者」の体験をしてもらうというのは、まったく盲点の目鱗アイディア!
全国の同志諸君、このアイディア採用しましょうぞ!
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■素晴らしいアイディアに拍手!という方は
を、「もっと良いアイディアあるぜ!」という方は
をクリックした後、教えてください。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2150
June 1, 2005
インタープリテーションについて。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り、夕方にわか雨。南西風。(高)14度、(低)3度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、セパレーションポイントより北は西20ノット。午前中に全域で南西25ノットに上がり、午後一時北西15ノット(北部は25ノット)に変わる。海況は一時荒れる。未明の雨中視界不良。
向こう三日間:南西25~35ノット、土曜15~25ノットに落ちる。荒い海況は土曜に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
High 04:33 AM 3.6 m Low 10:52 AM 1.1 m
High 05:16 PM 3.5 m Low 11:24 PM 1.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■夜中に盛大に降った雨は、朝には上がっていた。ネルソンに住み始めたばかりの98年の春が、毎日こうだった。夜中だけに優しい雨が降り、昼間は晴れ。なんてところだろうと感激したっけ。作物がよく育つはずだ、カレル・チャペックに教えてやりたい、と。
しかし、なんちゅう海洋気象予報だ。忙しいこっちゃ。
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■昨日は風邪気味で、大家と取り決めてある「ネット接続しても良い時間」まで起きてられなくて、アップ出来ず。
昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雲が広がり、遅くに雨。おだやかな南西風。(高)15度、(低)2度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、今夜変風10ノット(ただしセパレーションポイントより北では西20ノット)に変わる。北部の海況はやや荒くなる。夕方の雨中視界良好。
向こう三日間:南西25~35ノット。海況荒い。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:24 AM 3.6 m Low 09:46 AM 1.1 m
High 04:10 PM 3.4 m Low 10:12 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ほぼ予報通り、朝は快晴、だんだん曇ってきて日暮れ時には曇り。風は朝からおだやかで一日中ベタ凪。暖かくて気持ちの良い一日。
ウォータータクシーの都合で逆漕することになったのだが、アンカレッジ - オネタフティを素直に逆漕すると面白くない潮周りだったので、バークベイからスタートしてシャグハーバーへ。潮はあまり高くないし、思いっきり流れ込んでるタイミングだったので中の水の透明度はいまいちだったが、その代わり子供オットセイがずっとじゃれ付いてきて、お客様もご機嫌。今日はドイツ人の男の子二人組みに加えて、ポリテクの見習いの女の子(米国人)をつれてたのだが、三人とも大喜び。
ちなみに愛娘が怪我の経過を見てもらいに数日に一度医者に通ってるが、そこで風邪をもらってきて鼻ズルズル、咳ゴホゴホ。で、昨日から僕ももらってしまってノドが痛くなってたので、今日はとっておきのメダリストを飲みつつ仕事。これを飲むとホント身体が楽。何が入ってるんだ、恐ろしいぞ(笑)
でも、昼食後の風邪薬飲み忘れた(^^;
さらに、朝も夕方もカヤックをタクシーに積みおろしするために、久しぶりに腰まで水に立ちこむ羽目に。風邪っぴきに冬の海は、なかなか冷たいねぇ……。
仕事終わってシャワー浴びる頃には日が落ちて急に寒くなる。そういえばあと三週間で冬至か。今日は山の上の方は雪だな。
帰りの車の中で湯冷めして震えが来た。冬だなぁ。そろそろマラハウ峠の路面凍るな。 tist 2+1 / bark - tonga is - l@onet - shag harbour - onet
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■本日でカウンタ設置一周年。一年の累計が62,000超。ご愛顧ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
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■久しぶりに『ガイドのつぶやき』。
先週三日間にわたって、アドヴェンチャー・ツーリズムを専攻している学生の模擬ツアーの監督役をやってみて、改めて「インタープリテーション」の厄介さを痛感した(昨日も別の学生と一緒に漕いだが、昨日のは逆に僕の普段の仕事ぶりを彼女が見学するという形だったので、彼女のガイディングぶりは知らない)。
拙ブログ愛読者の皆さんにはわざわざご説明するまでもないかもしれないが、エコツアーでは「インタープリテーション」という用語が良く使われる。直訳すると「翻訳」なのだが、もちろん外国語を翻訳するという意味ではない。ここでいう「翻訳」とは、「自然が出しているメッセージを、人間に理解できるように翻訳する」というようなニュアンス。つまり、フィールドの歴史や動植物、地理、地学などの説明のことで、いわゆる「ガイドトーク」というヤツである。
横文字でいうとカッコよく聞こえるが、何のことはない、バスガイドさんが「右手をご覧ください。あちらに見えますのは~」と独特の鼻声でやってるアレのことだ(なんであぁいう喋り方なんだろう?)。2月23日のエントリーで「ガイドトーク採録」と称して書いたのも、まぁいわゆるインタープリテーションだ。
■先週は三名の学生のガイディングを監督したが、やっぱりどうもインタープリテーションが下手糞なんである。
説明そのものは、三人とも上手かった。すでに僕らプロと同じくらいのレヴェルで流暢に説明していて、「ほぉ、よく勉強してるな」と思わせるのだが、いかんせんタイミングが悪かったり、そもそも手段と目的を履き違えていたりで、「何のためのインタープリテーションか?」という根本的な部分の理解が浅すぎる。そこが、プロとアマの違いなんだけどなぁ……。
■彼らのうち二人は、お客様が疲れを訴えても、休ませる代わりに正しい疲れにくいフォームを教えてがんばって漕がせて、「インタープリテーションを予定しているポイント」に到着してからようやく止まってガイドトークを披露していた。
それじゃ本末転倒。そういう「インタープリテーションをしたいがためにガイディングをしている」ような仕事ぶりは、キツイ言い方をすればオナニーに過ぎない。自分の知識をひけらかせてるだけだ。お客様はそんなことのために高いお金を払ってるんじゃない。
先ほどバスガイドのことを書いたが、思い返してみればホラ、昔遠足のときにもいたよねぇ、車内が勝手に大いに盛り上がっててそれ以上は特に盛り上げる必要もないのに、それをさえぎって歌を強要したり、車内を静かにさせてガイドトークをかましたりして、思いっきり白けさせる新米バスガイド。学生のガイディングを見てて、あれを思い出しちゃった。
お客様が疲れを訴えたら、休憩しなくちゃダメ。だがグループ内には元気満々でもっともっと漕ぎたいお客様もいらっしゃる。だから「○○さんが疲れたからちょっと止まるよ」っていうのはマズイ。お客様間で嫌な雰囲気を作るモト。
そういう場合に誰も不愉快にさせずにグループ全体を止め、疲れたお客様を休ませる手段として、ガイドトークは使われるべきなのである。要するに「ガイドが話をするためにグループは止まった」ということにすれば、誰も不愉快にならずにすむ。
あるいは、あまりに天候が良すぎて行けども行けども変化が乏しいような日に、時折ツアーにアクセントをきかせるためにガイドトークは行われるべきである。
そして、インタープリテーションというのは、そうしたガイドトークのヴァリエーションの種類に過ぎない。
つまり極端な話、ガイドトークは必ずしもインタープリテーションである必要さえないわけだ。実際ヴェテランになればなるほどインタープリテーションよりもむしろ雑談の比重が増えるし、僕自身もインタープリテーションらしきものを一言も口にしないままに一日を終えることもある。「目的」が達成されているならば、「手段」はなんだって良いのだ。エコツアーだからインタープリテーションをしなくてはならない、っていうのは、顧客無視の勝手な思い込みに過ぎない。
だからハッキリ言えば、僕の中では自然の神秘を語る「インタープリテーション」も、話題の映画(例えば今なら『スターウォーズ』など)のことを喋る「世間話」も、まったく同じ比重で「ガイドトーク」とカテゴライズされている。両者の間に「優劣」はない。その場その場に応じて、どういう話題がもっとも適切かという「使い分け」があるだけだ。
■エコツアー・ガイド養成プログラムのカリキュラムなんかを見てみると、やけにインタープリテーションに割く時間が長いのが目に付いたりもする。そんなに時間を割いて何を教えているのか知らないが、僕的に言えばインタープリテーションそのものは、そんなに難しい技術ではない。トークの内容そのものは、別に教室で習ったりしなくても、図鑑や本などを読み漁れば十分知識は身につくし、極端な話、就職してから先輩のトークを盗んだって間に合う程度のものだ。世のエコツアーなるものが、なぜそんなに「インタープリテーション、インタープリテーション」と騒ぐのか、未だに解せない。
インタープリテーションを含めたガイドトークの難しい点は、それを「いかに面白おかしく披露できるか」という表現力の問題と、上記のように「ツアーをスムーズに進めるためのスパイスとしての効果的な使いこなし方」の部分だろうと思う。この二つは、「手段」として効果的に活用するために必要な技術だ。
逆に言えば、これら二つを無視して単に知識だけを詰め込み、それを機械的に披露するだけでは、単なるオナニーになるおそれが大きいということ。重ねて言うが、お客様は似非ガイドがインタープリテーションに自己陶酔している様を見るために高いお金を払っているわけではないのだ。
■僕が「ガイドトーク」という言葉を多用する一方で、ほとんど「インタープリテーション」という言葉を使わないのには、こんな理由もあるのだ。よって2月23日のタイトルは、僕的にはやっぱり「ガイドトーク採録」であって「インタープリテーション採録」ではない。
長々と書いてきたが、一言で言っちゃうと
「インタープリテーション? 気取った言葉使うんじゃねぇよ、気持ち悪ぃ!」
ってのが本音だ(笑)
■関連過去ログ【ガイドのつぶやき】
◎その1「怖さについて。」 (2004年10月7日)
◎その2「過保護について。」 (2004年10月8日)
◎その3「プロの基準について。」 (2004年10月9日)
◎その4「互助について。」 (2004年10月12日)
◎その5「トウイングについて(前編)。」 (2004年10月13日)
◎最終回「トウイングについて(後編)。」 (2004年10月14日)
◎番外編「老兵は語るべきか、去るべきか?」 (2004年11月13日)
◎番外編「自己責任と、クラス区分。」 (2004年12月25日)
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■エコツアー大好き派は
を、マスツアー大好き派は
を、僕と同じように「エコツアーって聞くと、なんとなく胡散臭さを感じる……」という方は両方を連打!
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2139
Excerpt: アクセス・ディンギーの体験会を見てきました。江ノ島のマリーナで。 伺った所では、参加したのは白浜養護学校中学部の生徒さんたち。1名以外は初挑戦でみな乗船したそうで...
From: 航海カヌーを愛でる
Date: 2005.06.03
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、高曇り。北東風。(高)12度、(低)9度。 [海洋気象] (エイベル) 北東15ノット、セパレーションポイントより北では25ノット。西部海域は...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.17
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風次第に落ち着く。(高)14度、(低)2度。 [海洋気象] (エイベル) 【暴風警報】南西35ノット、昼前に20ノットに落ちる。非常に荒い...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.30
Excerpt: ■久しぶりに、トラックバック元にからんでみる。楽しいな。 ◎航海カヌーを愛でる「どんな秘境を見に行くのか」
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2006.01.13
Excerpt: ■久しぶりに、トラックバック元にからんでみる。楽しいな。 ◎航海カヌーを愛でる「どんな秘境を見に行くのか」
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2006.01.13
Excerpt: ■【FORECAST】 [LAND] (Motueka) Fine and cl...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2006.09.14
シーカヤック自体の微妙な「バランス具合」というのもありませんか?上手く言えないのですが実際の客層的にレジャー・レクリエーション寄りなのかもっとスポーツ目的なのか、といったような事です・・・というか、シーカヤックその物がその辺かなり特別なスタンスですよね、多分。
Ryuさんのグラウンドは明光風靡な国立公園ですから、普通のシーカヤック・アウトフィッターよりもインタープレテーションの比率は高くなってしまっているんだろうというのは想像に難くないのですが。
ところでメダリストですが、
>何が入ってるんだ
こんな物が入っているようです。
http://www.tonar-system.co.jp/aristo/inf2/
クエン酸よりも無臭ニンニクとか、ビタミンB群とか・・・どれが一番効いているんでしょうねぇ。まあ、効いている限りは深追いしない方がいいのかも。
姫もRyuさんも、そしてそんな二人の看病にお忙しいであろう奥方もどうぞお大事に。
こちらがどんどん暑くなっている分そちらの冷え込みも増しているでしょうから・・・
>シーカヤック自体の微妙な「バランス具合」というのもありませんか?
シーカヤック自体というよりも、おっしゃる通り、客層との兼ね合い、あるいはフィールドとの兼ね合いで、ガイディングスタイルは千差万別になります。
僕自身もエイベル・タズマン国立公園でのスタイルと、野遊び屋(香川)でのスタイルは、まったく変えてました。
客層もフィールドも気候も違う以上、同じことは出来ない。
>明光風靡な国立公園ですから、普通のシーカヤック・アウトフィッターよりもインタープレテーションの比率は高くなってしまっている
う~ん、どうなんっすかねぇ。
結局のところ、お客様次第なんですけどね。
風光明媚じゃなくたって、お客様が望めばいわゆるインタープリテーション的なトークをしっかりやる必要があるし、いくら風光明媚でもお客様が映画の話ばかりで良いんだったら、それで良いというのが、本来のガイディングの王道かと。
>まあ、効いている限りは深追いしない方がいいのかも。
しません、しません、そんなメンドウなこと(笑)
何事につけても「結果オーライ」というタチですんで。
>姫もRyuさんも、そしてそんな二人の看病にお忙しいであろう奥方もどうぞお大事に。
ありがとございます。
でも、三人とも症状は軽いので、誰も特に看病は必要とされておらず、別に誰にもしわ寄せはいっておりません。
っつぅか、僕のことだから、誰かが重症だときっとここに書きません(笑)
書いているということは、誰もヒドイ人間がいないということです。
ご心配いただき恐縮ですが、ここに書かれている限りはダイジョブです、ハハハ。
またまたタイミングよく見つけました。流行り言葉ですかねぇ。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050531i116.htm
いや、実はこちらの国立公園や州立公園なんかでも、単なるボランティア募集よりもインタープリター要員のボランティア募集なんかやセミナーなんかがやたらと目に付くようにはなってきていたのですが・・・
Posted by: MM : June 2, 2005 2:25 PMほぉ、科学技術インタープリター!
こういう人は大いに要請していただきたいっすね。
数日前に家作りの雑誌のバリアフリーハウスの活動をしているグループの話を読んでたのですが、介護士と工務店がバリアフリーについて話し合いをするときに、お互いに専門用語が通じないので、やっぱり「インタープリター」が必要になるとか。
今までの時代はプロが自分のジャンルの中だけで通じる言葉で仕事できたかもしれませんが、これからは異業種交流の機会がますます増えるでしょうから、そういう意味では業種間インタープリターは大いに必要だと思います、ハイ。
が、「エコツアーのガイディング=インタープリテーション」などと短絡的に理解してもらうと、大間違いっすね、ホント。
Posted by: Ryu : June 2, 2005 2:55 PM僕個人に関しては、一応盛り込んでいます。
とはいえ、『プロガイド・ワークショップ』は三日間のコースなので、細かいことまではとても手が回っていないというのが現状ですが、少なくとも下半身不随者のためのレスキューは必ずやります。
手薄なのが、障害者に対するカスタマーケアですね。
このブログで障害者のお客様のガイディングについて時々書いているのは、正直に申しあげれば手薄になるPGWの講習内容を補足できれば、というような意味合いもあります。
ただ正直に申しあげまして、日本の商業シーカヤック界は、マーケット自体も障害者のお客様が気軽に門をたたけるほど成熟していませんし、ガイドのレヴェル自体も障害者対応以前に、健常者対応でまだまだやるべきことが多く、ニーズとしてどれだけ障害者対応が必要とされているのかは、僕自身にもちょっと分からない部分ですが。
なるほど。まだそこまで考える段階に来ていないのではないかという事ですね。
今日、私のウェブログで少し書いたのですが、フィジカリィ・チャレンジド・ピープルをどう捉えるのかという視点が、マリン・アクティヴィティ業界にこれまでどれくらいあったのか、ちょっと気になったので、質問してみたのですが。
健康優良児ばかりが集まったコミュニティですと、どうしてもそういった点が頭の中から欠落しがちになるのではないでしょうか。ですが、障害者への対応について考えるというプロセスは、単に障害者問題を越えて、ホスピタリティ一般について深く考えることでもあるような気がします。
前にも本文中で触れたような気もするのですが、日本カヌー界の場合は、身体障害者がチャレンジする場合は、僕らのようなプロ・アウトフィッターの門を叩くよりも、むしろ「障害者カヌー」という専門のイヴェントをヴォランティアが開催するという方が定着しているようです。
よって、むしろアマチュア・ヴォランティアに比べるとプロの方が身体障害者の顧客をサポートする経験および機会が少ないようなんです。
NZの場合は逆で、僕はNZで「障害者カヌー」という形のイヴェントが行われているかどうか知らないのですが、僕らは割と日常的に障害者のお客様を健常者と一緒にお連れしています。
貴ブログにあったとおり、シーカヤックっていうのは障害者にとってはかなり敷居の高いスポーツです。
今ざっとこのブログの過去ログを読み直してみたのですが、このブログを始めてからでも、下半身麻痺の女性を一名、腕の形成が不完全な女性を一名お連れしてました。
後者の女性はそれこそ驚異的なパワーを発揮して健常者の半分の長さの腕で猛烈に漕ぎまくっていましたが、前者の下半身不随のお客様は上半身をキチンと支えることが出来ないため、腰回りにギチギチにフォーム類を詰め込んで上半身を固定するのですが、それでも漕いでいる間に身体がずれてきて大変でした。
後ろに傾き始める場合はまだいいのですが、横に傾き始めた場合は艇自体もバランスを崩しますし。
この日は、何度も水上でグループ全体にとまって待っていただきつつ、彼女のフィッティングを直しました。
こういうときに難しいのは、障害者の物理的な肉体ハンデに対する配慮そのものよりも、こうした対応のためにロスする時間に関して、障害者ご本人が他の健常者の方に対して申し訳ない気持ちで小さくなってしまわれることが多いので、その点に対する配慮などの、メンタルな部分になってきます。
あと日本人にありがちなのは、障害者に過度に手を貸しすぎることによって、ご本人の達成感を奪う傾向ですが、これも同様にメンタルな配慮として、健常者側の勝手な思い込みを排するのが大切。
こういう部分に関しては、正直言ってPGWなどでも現段階では触れることは出来ていませんし、時間的余裕があり、なおかつこうした点に対する講習リクエストがあったとしても、机上の座学でキチンと伝えきれるかどうかは、はなはだ心もとないです……。
おっしゃるとおり、障害者問題は、ホスピタリティの根幹を考え直すヒントをたくさんくれますね。
押し付けの親切は、決してホスピタリティとはいえないのですが、そういうことは障害者の方と接することでいろいろ見えてくることが多いようです。
やはり現場で経験を色々お持ちの方の体験談は示唆に富んでいますね。PGWのような場では時間がどうしても足らないという事もあるのでしょうが、Ryuさんの接客経験のうち障害者に関するものだけをまとめて話をするなり書くなりしたら、それだけでも貴重な資料になりそうです。
Posted by: waka moana : June 4, 2005 1:17 AMそうですね、僕がNZのガイド連中を取材して、普段のツアーで健常者、障害者を同時に接客する場合の体験談なりノウハウなりをまとめると、面白い資料が出来るかもしれませんね。
ガイド業引退したら、そういう本を一発書いてみますか!
でも、大変そうだなぁ>ガイド連中を取材

