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April 30, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.8

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨
ときどき雨。北西の突風、のちに南東風。(高)19度、(低)11度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、ただしセパレーションポイントより北では北西25ノット、午後に南西15ノットに。北部の海況は次第に落ち着く。午前のにわか雨中、視界良好、夕方には雨も上がる。
 その後12時間:変風10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 01:24 AM 3.8 m  Low 07:30 AM 1.1 m
 High 01:59 PM 3.5 m  Low 08:07 PM 1.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

午前中は曇ったり、パラパラしたり、晴れ間が出たりと、まことに忙しかった。飛び込みで日本人女性のブッキングが入ったものの、オフィスでブッキング手続きをしている間に雨がパラパラしたもので速攻でキャンセル。その間、一人増えたとの連絡を受けてシングル艇からタンデム艇に荷物を積み替え終えていた僕は、すぐさままたシングル艇に荷物を積み替える羽目に。旧ロシアだかソ連だかの拷問に、こういうのがあったらしいな。右のボタ山を50m左に移し変え、終わったらまたもとの場所に。もっともキツイ拷問の一つだと聞いたことがあるが……。
 ともかく、雨はその一瞬だけ。海に出た瞬間は曇り気味で、上空は南西15kn、海上では南10kn。モーニングティーの間に風は落ち、晴れ間も広がった。あそこで気を変えなきゃ、極上のカヤッキング出来たのにねぇ>日本人女性

 ウォータータクシーの運行スケジュール変更により、ワンデイ・カヤック&ウォークのお客様が乗るタクシーが、12:15から13:30の変わった。よってカヤッキングを一時間延長。これくらい時間があると、のんびりゆっくりとパドリングを満喫できる。
 が、ウォーキング時間がわずか30分に変更になってるのは、どうもねぇ。どこが半日カヤック、半日ウォークだか。今日のお客様(若い英国人夫婦)は、オネタフティ - トンガ・クォリ間のウォークだけでは物足りないので、帰りにアップルトゥリーベイで降りてマラハウまで歩いて帰ることにしたとか。 sbh 7 / mara - mt@fisherman - apple tree - toilet@coquille - mara

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『エマージェンシー・プランニング・ガイド』の和訳転載の連載第8回。

I am Prepared Nelson-Tasman  -  An Emergency Planning GuideI am
Prepared
Nelson/Tasman
An Emergency Plannning Guide

Prduded by
The Nelson/Tasman Civil Defence
Emergency Management Group

 今日は[ 20 steps to be better prepared ](「備えを改善するための20のステップ」)の最終回。

[ 20 steps to be better prepared Vol.5 ]
 もし緊急事態への準備に閉口気味になってしまったら、この「20のステップ」を使って、問題を解決してみましょう。1週間にワンステップしか出来なくても、遅くとも20週間後には、あなたの備えはずっと改善されているはずです。

◎ステップ17
 おそらく、あなた、あるいはご家族のどなたかは、職場でかなりの時間を過ごしているでしょう。もしそうならば、職場に災害時の適切な緊急プランがあるかどうかをチェックすべきです。
 あなたの職場は、例えば重い家具や器具が倒れないように固定してあったり、化学物質漏洩対策がしてあったりするでしょうか? スタッフの中に、きちんとトレーニングを受けたファースト・エイダー(ファースト・エイド資格保持者)がいますか? いるとしたら、誰がそうなのかご存知ですか? 避難手順はきちんと決まっていますか?

◎ステップ18
 ペットを飼っている場合、災害時、および災害後にも、きちんとペットの面倒をみたいと思うでしょう。
 ペットフードも備蓄しましょう。もちろん長持ちする缶詰やドライフードが良いでしょう。急いで避難する場合は、ペット運搬用の檻は重宝します。
 もしペットを連れて行くことが不可能な場合は、水と餌をたっぷり残しておいてあげましょう。そして犬や猫の場合は、鎖などを外して自由に動けるようにしておいてあげれば、自力で危険から逃げ出すことが出来ます。

◎ステップ19
 休暇で出かけるときも、緊急時に対する備えは忘れないでください。自然はあなたの休暇中にも待ってはくれません。「どうしても必要な緊急装備」は、必ず持って行きましょう。
 懐中電灯、ラジオ(もちろん予備電池も)、そしてファースト・エイド・キットは特に大切です。
 旅行を中断せざるを得なかったり、大幅に遅れが出たりする場合のために、代替案も持っておきましょう。テレフォン・カードか携帯電話を持っておけば、助けを呼ぶことも出来ますし、少なくとも親戚や友人などに何が起こっているかを知らせることも出来ます。

◎ステップ20
 ここまでの19のステップを完了したら、ともかく座ってゆっくりとくつろぎながら、ささやかなお祝いをしましょう。そして、再度ステップ1に戻ってもう一度ご自分の準備を見直してみてください。

ステップ19に、「テレフォン・カードか携帯電話を持て」というのが出て来るが、これは日本人にはいわずもがな、だな。
 反面、ステップ17に、またもやファースト・エイドの話が出てきている。これは、日本の泣き所だろう。国によって、強いところと弱いところがハッキリとでてきてしまうのが面白いが、面白がっているばかりではいられない。

次回は[ If you have a disability ]を紹介する。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)
 ◎Vol.2 (2005年4月14日)
 ◎Vol.3 (2005年4月15日)
 ◎Vol.4 (2005年4月17日)
 ◎Vol.5 (2005年4月24日)
 ◎Vol.6 (2005年4月27日)
 ◎Vol.7 (2005年4月29日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

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投稿者 Ryu : 10:03 PM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.9
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 朝にわか雨、のち晴れ。南東風。(高)15度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南東10ノット、セパレーションポイントより北では午後20ノット...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.06
Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.10
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。北西風次第に強くなる(高)20度、(低)6度。 [海洋気象] (エイベル)  変風10ノット、夕方北西15ノットにあがる。ただしセパレーションポ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.09
Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.12(最終回)
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) にわか雨。北風。(高)17度、(低)6度。 [海洋気象] (エイベル)  北10ノット、セパレーションポイントより北では北西20ノット。夕方全域で南西15...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.12
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April 29, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.7

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風穏やか。(高)17度、(低)6度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:午前中に西15ノットに上がり、夕方に北西25ノットに。その他:南西10ノット、午後遅くに北西15ノットに。北部の海況は荒くなる。
 その後12時間:全域で、遅くに南西20ノットに。
 
[潮汐表] (ネルソン)
 High 12:37 AM 4.1 m  Low 06:33 AM 0.8 m
 High 01:03 PM 3.7 m  Low 07:10 PM 1.0 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

満潮潮位が、一日のうちで0.4mも違う!? こんなの、過去にあったっけか? 珍しいな。

 それはともかく。昨日の天候だが、昨日のエントリーアップ後にいきなり「こりゃ一雨来るぞ」というくらいにわかにかき曇り、かなりの風が吹き始めて気温もいきなり低下。予報は見事に外れた形になった。いやぁ、昨日は仕事がなくてよかった。

 で、本日は、うって変わって晴天ベタ凪、日中は暑いほどの陽気。
 が、今週からスケジュールと食事が「冬シーズン仕様」に変わってて、参った。ウォータータクシーの最終ピックアップが15:30(アンカレッジより)になるのは、アクア・タクシーも同じなのでこれは予想していたのだが、朝マラハウ発の便が9:00ではなく10:00になってしまっていたのは驚愕。ブリーフィングを全部済ませておくとしても、それでもパドリング時間が30分削られるでないの。午後にピックアップが30分早まるのとあわせると、全部で1時間のロス。
 しかも、食事は逆にこれでもかというくらい豪華に変更してあったので、調理に時間を食われる。そのくせ、夏の「モーニング・ティー+ランチ」に加えて、冬は「アフタヌーン・ティー」まで出せと来た。バカヤロ、1時間以上パドリング時間削られてるのに、そんなこと出来るわけねぇだろ。

 ったく、ウィルソンズっていう会社、なんで現場の人間の意見をきこうとしないかね? ちょっと相談してくれれば、スケジュール的にそんなことムリだって、誰だって答えられるのに、現場の仕事を知らない人間だけがコストの帳尻だけ見ながら商品開発しやがるんだから、まったくたちが悪い。

 今日のお客様たちはパワーがあったし、天候もよかったので、それでも難なく行程はクリアできたが、ちょっと向かい風が吹いたり、もう少しパワーのないお客様が混じると、もう全工程漕ぐのはムリ。
 ちなみに今日のグループは、楽しく漕いでいただいて、ちゃんと仕事しました、モチロン、ハイ。食事は往年のエイベル・タズマン・カヤックス並みのレヴェルになってるので、あれならお客様も文句なしだろうし。でもなぁ、時間との兼ね合いが超難しいぞな。

 ツアー終了後、明日ウォーキングトラックを歩きたいというお客様の相談に乗ったが、もちろん隣のアクア・タクシーを薦めた。だってうちのウォータータクシーのスケジュールだと、歩く時間1時間削られるから、一つ手前のビーチでフィニッシュしなきゃいけなくなる。そんなのバカバカしい。

 何ヲ考エテイラッシャルノデショウネェ???>ウィルソンズノお偉方様たち seal 7 / onet - tonga is - l@sandfly lag - falls riv - anch

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『エマージェンシー・プランニング・ガイド』の和訳転載の連載第7回。

I am Prepared Nelson-Tasman  -  An Emergency Planning GuideI am
Prepared
Nelson/Tasman
An Emergency Plannning Guide

Prduded by
The Nelson/Tasman Civil Defence
Emergency Management Group

 今日は[ 20 steps to be better prepared ](「備えを改善するための20のステップ」)の4回目。

[ 20 steps to be better prepared Vol.4 ]
 もし緊急事態への準備に閉口気味になってしまったら、この「20のステップ」を使って、問題を解決してみましょう。1週間にワンステップしか出来なくても、遅くとも20週間後には、あなたの備えはずっと改善されているはずです。

◎ステップ13
 長時間停電する場合は、電気に頼らない調理法が必要になります(訳者注:ニュージーランドではガスコンロではなく、電熱コンロと電気オーヴンが主流)。バーベキュー用の炭を少し余分に備蓄しておいたり、ガスボンベを常に満タンにしておくように気をつけましょう(訳者注:ニュージーランドはバーベキューが盛んで、ほとんどの家にバーベキューコンロがある)。もちろんキャンプ用ストーヴやキャンピングカーに調理器を備え付けてある人は、これらの燃料も持っておきましょう。
 これらの代替コンロを使う場合は、安全のために必ず屋外で調理しましょう。緊急時には消防車が迅速に駆けつけてくれるとは限りません。

◎ステップ14
 あなたのお家はどのような暖房システムになっていますか? もし災害で停電になり、しかも煙突も壊れてしまったとしたら、どのようにして暖をとりますか? ポータブル・ヒーターは一つの解決策ですが、火事には注意が必要です。
 もし安全な暖房器具や手段がない場合は、風の入らない部屋に全員集合し、厚着して、必要なら毛布や寝袋を併用しましょう。サヴァイヴァル・ブランケットは有効なので、ファースト・エイド・キットに入れておくのは良いアイディアです。

◎ステップ15
 火器が災害時に危険な状態にならないか、セイフティ・チェックをしておきましょう。
 レンガ製の煙突がある場合は、目で見てヒビ、傾き、その他の劣化が確認できる場合、専門家を呼んでチェックしてもらいましょう。
 もし家に自立式固形燃料ストーヴ(いわゆる薪ストーヴなど)がある場合は、炉床にきちんと固定されているか、あるいはそうでない場合は地震が起きたときに横滑りしたりひっくり返ったりする可能性がないかどうかチェックしてください。

◎ステップ16
 燃料と化学物質(主に園芸用)が安全に保管されているかどうか、チェックしましょう。緊急時にこれらが倒れたり、互いに混ざり合ったりした場合、非常に危険な状態になる場合がありますし、もし危険はなくとも後始末はものすごく大変です。洪水時にこれらが水没すると、あなたの敷地は汚染された水に浸されることになり、これはさらに後始末が大変です。
 これら危険物は、水害時にも水に触れない高さ(もちろん子供の手の届かない高さ)の、鍵のかかる戸棚の中にきちんと保管しましょう。液体の場合は、中身がもれないように蓋をきちんと閉めておくべきなのは、言うまでもありません。

園芸用品なんて、たいてい低いところに置いてあるよなぁ。我が家は幸いにしてそんなに危険な園芸用品は持ってないが、隣近所を考えると……。
 新築する家は、この辺もしっかり考えておかねば。なんせかなり標高が低く、水害があると浸水する可能性のある地域だ。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)
 ◎Vol.2 (2005年4月14日)
 ◎Vol.3 (2005年4月15日)
 ◎Vol.4 (2005年4月17日)
 ◎Vol.5 (2005年4月24日)
 ◎Vol.6 (2005年4月27日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

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投稿者 Ryu : 9:31 PM
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我が家のバーベキューコンロは、いわゆるバーベキューピットの横にガスコンロが付いた形の物を購入したのですが(災害時に使用できる+バーベキューの際にヤカン位は乗せられる)、コンロ部分ははっきり言って無用の長物と化しております(涙)。

我が家の煙突は、Home Insurance(火災保険やら災害保険やらプールやら家庭内の貴重品まで包括したもの)の査定段階で結構チェックが入って、遂に数年前には微妙に煙突付近の屋根に影響が出そうな琵琶の木を一本切りました。と同時に、こちらの煙突は今「多分」ですが、火の粉等が飛ばないように+可燃物が入り込まないように上にカバーをつけるのが義務付けられているような気がします。屋根を張り替えた際も煙突の付け根部分の水はけが悪いと煙突自体の構造にも影響が出るということで水はけをよくする処置をしましたし、所かわれば・・・ですね。

火の粉で屋根と言えば、10年ほど前にこの地域の高級住宅街で山火事が広がって住宅街まで大火事になった事件があり、高級感のある木で葺いた屋根が延焼の元だったという事が大々的に取り上げられ、以降日本の瓦状のタイルやアスファルト材が好まれています。が、このタイルの方も地震を考えると結構な重量なので、結局はアスファルト物に落ち着いているのが殆ど(我が家も)のようですね。

それから、購入した土地が水害可能性のある地域かどうかの情報公開はそちらにありませんか?我が家は治水対策の施された小さなクリークからすぐの土地なのですが、一応flood zoneには入っていないということがわかったので購入したと言ういきさつがあります。クリークの水かさも、大雨の時にひどいのは我が家前でなくて更にもう1-2ブロック離れた所だというのも住んでからわかったので、多分大丈夫だと思っていますが。

Posted by: MM : April 30, 2005 7:59 AM

屋根の水はけや強化目的のflashingについて、こちらの絵ならば少しはわかっていただけるでしょうか?
http://www.hometips.com/content/flashing_intro.html

Posted by: MM : April 30, 2005 8:10 AM

>こちらの煙突は今「多分」ですが、火の粉等が飛ばないように+可燃物が入り込まないように上にカバーをつけるのが義務付けられているような気がします。

こっちはどうかなぁ?
おそらく自治体によって違うんでしょうが、少なくともこのあたりのド田舎では、義務付けまでは行ってないような気が。
いや、僕が知らないだけかも。
どうせウチも薪ストーヴ(ひょっとしたら暖炉も)つけるんで、近日中に調べなきゃいけないのですが。

>屋根を張り替えた際も煙突の付け根部分の水はけが悪いと煙突自体の構造にも影響が出るということで水はけをよくする処置をしましたし、所かわれば・・・ですね。

煙突のためっていうんじゃないですが、水はけは頭痛い問題っすね。
実はNZ、9.11以降の住宅ラッシュのせいで、雨漏りする欠陥住宅が乱造されてしまって、フラッシングも問題になってるんです。
壁の構造についても、ついこの間規定が変わりましたし。
ビルディングコード、どんどんうるさくなってます。

あ、日本より決定的にうるさいのは、増改築。
ちょいと壁を壊して二間を一続きにとか、あるいは大きな部屋を仕切って二つに、なんてことは、日本ではホントに気軽にやりますが、こっちは自治体に許可申請を出して、許可がでないとこのレヴェルの改築も出来ない。
違反してると、家を売るときにばれてどえらい罰金。
もしそのまま売ってしまったら、おそらく飼い主から莫大な損害賠償請求が来ます。

って、全然エマージェンシー・プランの話じゃなくなってきたな(^^;
ただの「家談義」(笑)

>火の粉で屋根と言えば、10年ほど前にこの地域の高級住宅街で山火事が広がって住宅街まで大火事になった事件があり、

ありましたねぇ。


>以降日本の瓦状のタイルやアスファルト材が好まれています。が、このタイルの方も地震を考えると結構な重量なので、結局はアスファルト物に落ち着いているのが殆ど(我が家も)のようですね。

地震以外でも、重い瓦使う場合は、家の構造自体を強くしなきゃいけないんで大変っすね。
木造の場合は、長年でどうしてもゆがみが出てくるし。
屋根は軽い方が何かと良いですよ。

>それから、購入した土地が水害可能性のある地域かどうかの情報公開はそちらにありませんか?

いちおうありますよ。
そちらほど詳しいかどうかわかりませんが。
本格的に洪水になると、今借りてるとこも、新たに買ったとこもヤバイっす。
ただ、20年に一度という率なので、次に家を売るまでは大丈夫という可能性も大きい(笑)

Posted by: Ryu : April 30, 2005 10:14 PM

April 28, 2005

ミニナイフ雑感。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)19度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、昼前に東10ノットに変わる。海況おだやか。
 その後12時間:南西15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:46 AM 0.6 m  High 12:15 PM 3.9 m
 Low 06:20 PM 0.8 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

快晴だが、南から冷たい空気が入ってるのでちょいと涼しい。昼前から東風か。潮のタイミングと会えば、マラハウでサーフィン出来たかもしれないけど、満潮から引き潮にかけてじゃ、良い波たたないな。

 実は昨日の段階で、本日はレンタル講習の仕事が入っていたんだけど、夜遅くに「キャンセルになった」と連絡があって、仕事あぶれた。オフシーズンに入ってきたなぁ。ここのところ週休5日ペースになってきた。

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MMさんから教えていただいたニュース。

 ◎Yahoo!ニュース「アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波」

 昨年4月19日のエントリーに、

 あと、本音をいえば、ヴィクトリノックスよりもウェンガーの方が好み。でも、今はウェンガーはソルジャーを売ってないみたいだな。
と書いたのだが、実はこのときウェンガーのオフィシャルサイトを初めて訪問してみて、あまりのラインナップのショボさに、大いにショックを受けたのだった。昔からウェンガーはヴィクトリノックスに比べると地味で、ラインナップも少なかった。しかし、あまりにも差が開きすぎていた。イヤぁな予感がしたものだ。

 予感が現実となった。かなりショックだ。「アンチ・メジャー」の天邪鬼としては、スイスアーミーナイフならやっぱりウェンガーを支持していたので、このニュースはなんとも……。

そういえば、先日日本から送られてきた荷物の中に『BE-PAL』誌の2004年12月号が入っていたのだが、その中にこれとちょいと関連のある話があった。同誌をお持ちの方はP.20をご覧いただくと早いのだが、要約すれば、「多目的ナイフ(要するにスイスアーミーナイフの類)が軽犯罪法で取り締まられている例が最近多いようだが、これは憲法31条の罪刑法定主義違反の疑いがある」とのこと。

 なるほど。アホが刃物を振り回して傷害や殺人をする例が少なくない昨今、当局としてはナイフ所持をバシッと取り締まりたいところだが、銃刀法に触れないナイフは、現行法ではまともに取り締まるすべがなく、無理やり軽犯罪法を適用するしかない、というわけだな。
 現状としてこういう取締りが事実ならば、これもウェンガーの首を絞める要因の一つにもなったのかもしれない。残念なことである。

 ま、ウェンガーのことはさておき、確かに同誌の言うとおり、「罪刑法定主義」の考え方からすると、軽犯罪法を「誇大解釈」するのは、マズイだろう。そんなことされたら、何でもかんでも取り締まれることになっちまう。法治国家としては、そりゃイカンだろうと思う。
 また本音をいえば、個人的には小さなツールナイフの所持携帯くらい自由にしてくれよ、と思う。そんなことまで取り締まらないでくれ、と。

 が、時代の趨勢として、ミニ・ツールナイフの類が取り締まられるようになるのも、また仕方ないような気がする。というか、小さな子供を持つ親としては、取り締まりたくなる当局の気持ちは分かる。街を歩けば、確かにナイフを持たせちゃイカンようなアホガキがあふれている。

 よって、法改正によって、ミニ・ツールナイフまで取り締まれるような立法がされた場合は、僕自身も半分渋々ながら、やっぱり従うしかないだろうなという諦めもある。

とはいえその場合、実際問題として、僕らアウトドアズマンはどうなるのよ?
 もちろん、ザック担いでたりカヤックを車に積んでいるときは、「正当な所持理由あり」としてお咎めなしだろう。

 しかし、ツーリングから帰ってカヤックとキャンプ道具を車から降ろしたところでタバコが切れてたことに気づき、ヴィクトリノックスをついうっかりポケットに入れたまま近所のタバコ自動販売機まで歩いているところを岡っ引警察官に呼び止められたら、もうアウトということか!?

 ところが、これが「帰宅後」じゃなくて、ツーリング中だとOKになるのか? つまり、その日のパドリングを終えてテントを張り、軽装に着替えてくつろいでるときに、タバコが切れた。どれ買ってくるか、ってんで、ポケットにヴィクトリノックス入れたまま近くのタバコ販売機まで歩いていくと、警官に出会った。この場合は「キャンプ中」という立派な「正当な所持理由」あることになる。

 しかし、この場合と上記の「帰宅後にタバコを買いに出た」場合と、どこが違うというのだ??? こんな些細な差、というより、実質上何も差がないのに、一方はまったくお咎めなし、一方は「犯罪行為」となるってのも、何か割り切れない話だ。

ややこしいから、いっそのことライセンス制にしてくれよ。ヴィクトリノックス・クラシックといえども、所持携帯には免許を要する。その代わり、免許保持者は、いかなるときも携帯をとがめられることはなく、それは航空機国内線客室内持ち込みも例外ではない、ってな風に。それだったら、僕も免許取るからさ。

 とはいえ、そうなると「カッターナイフはどうなる?」とか、「包丁を買って帰宅するために持ち運んでいるときはどうなる?」とか、「免許保持者が、非保持者にちょっとナイフを貸した場合はどうなるか?」などの、これまたややこしい問題が山ほど出てきそうだ。友達と喫茶店でお茶飲んでるときに、「ハサミ持ってない?」「あぁ、あるよ」ってんでクラシックを貸すなんてのは、いくらでもある話だよなぁ。これが「違法行為」になっちまったんじゃ、たまらんぞな。

 ヤレヤレ、ややこしいこっちゃ。刃物の話なのに、スパッと切れ味よく解決するアイディアはなかなかなさそうだね。
 なんとも世知辛い世の中だこと。

ともかく、長い歴史の幕を閉じたウェンガー社に、黙祷。
 そして、これから統合のゴタゴタに巻き込まれる両者に関わる皆さん、がんばってください。

関連過去ログ【ナイフ】
 ◎ナイフ離れ、アウトドア離れ (2004年4月3日)
 ◎『ナイフの話』その1 (2004年4月18日)
 ◎『ナイフの話』その2 (2004年4月19日)
 ◎『ナイフの話』その3 (2004年4月20日)
 ◎『ナイフの話』最終回 (2004年4月21日)
 ◎『続・ナイフの話』前編 (2004年7月13日)
 ◎『続・ナイフの話』後編 (2004年7月14日)
 ◎愛用の○○○○ナイフ。 (2004年12月15日)

追記(4月29日)。
 さのしさんのブログでも、同じネタが。

 ◎Solid Days「スイスのアーミーナイフ」

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投稿者 Ryu : 11:26 AM
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Title: スイスのアーミーナイフ
Excerpt: アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波 なんとテロの影響がこんなところにまで及ぶとは。 最初にアーミーナイフを買ったのは、生まれて初めての海外旅行に行った時だ...
From: Solid Days
Date: 2005.04.28
Title: スイスのアーミーナイフ
Excerpt: アーミーナイフ2社が統合 米同時テロ、スイスに余波 なんとテロの影響がこんなところにまで及ぶとは。 最初にアーミーナイフを買ったのは、生まれて初めての海外旅行に行った時だ...
From: Solid Days
Date: 2005.05.01
コメント

英語ですが、 オフィシャルサイトにもうプレスリリースアップされておりました。

http://www.victorinox.com/newsite/en/news/news_wenger.htm

読めば読むほどV社が「偉そうな」文面で、弥が上にもウェンガーの判官贔屓になりますね。
又、地域限定なのかは別としてもウェンガーの社員がたった150人だというのも驚きました。


Posted by: MM : April 28, 2005 1:24 PM

Ryuさんなら絶対書くだろうなと思っていたエントリー。僕も書いていたのでトラックバックしておきます。

ナイフの不法所持の話をどこかで読んだなあと思ってRyuさんのブログの中も探してみたんですが、「BE-PAL」に書いてあったんですね。僕もクラシックは持ち歩いてるから、捕まる可能性あるなあ。

Posted by: さのし : April 28, 2005 3:37 PM

 私はウェンガーは使ったことないので、よくわからないですね。ヴィクトリノックスは好きな道具の一つです。

 軽犯罪法云々の件ですが、基本的には警察官の気分と都合次第でしょうね。なんかとにかく引っ張りたい場合には、都合の良い口実に使われるという感じで。まあこの辺りはツールナイフを持ち歩くという習慣が無い社会だったからこそ出てきている問題なので、社会で議論になれば、落としどころというのも見えてくる気がしますが・・・・。

Posted by: hokulea2006 : April 28, 2005 4:29 PM

積丹カヤックスさんのコメント欄から飛んできました。

私は左利きなのでウェンガーのレフトハンダーを愛用してました…がなくしたときについビクトリのクラシック・ペンを買ってしまい、そのままです。
私は日ごろからビクトリを付けて歩いていますが業種と服装が電動ノコ持って歩いててもいいたぐいなので
(作業服で仕事に関係ない人に会うと自○隊に間違えられたりする)
もし訊かれたとしても「仕事で使っています」で済みます(実際使ってますし)が。

でもツールナイフなんかより大型カッターナイフの方がずっと危険でしょうに。
つくづく刀狩の国ですね、日本は。

Posted by: ちょうめい : April 29, 2005 6:59 PM

>MMさん
僕は逆に150人もいたのか!って感じです。
もっと家内制手工業に毛が生えたような企業かと思ってました。
V社が相当な規模なのは分かってますが。
 
 
 
>さのしさん
こちらからもリンクさせていただきました。
TBのPing送信が今ちょっと上手くいかないので、TBはちょっと後になります、スミマセン。

しかし、クラシックくらいで捕まったら、ホント洒落にもなりません。
 
 
 
>hokulea2006さん
ウェンガーとヴィクトリノックスの一番の違いは、ハサミと缶切りで、ウェンガー・ファンに言わせると、「ヴィクトリノックスのハサミと缶切りは、使い物にならん!」ということになります(笑)

>なんかとにかく引っ張りたい場合には、都合の良い口実に使われるという感じで。

確か、オウムの事件のときにも、この手が使われたんじゃありませんでしたっけ?
「限りなく黒」の重大犯罪容疑者を引っ張る口実だったら、まぁ許せなくもないのですが、何の悪意もない善良な市民をクラシック程度のオモチャのようなナイフでしょっ引くってのは、やっぱり変っすよね。

>ちょうめいさん
初めまして、ようこそです。
書き込みありがとうございます。

>ツールナイフなんかより大型カッターナイフの方がずっと危険でしょうに。

物騒な話になりますが、確かに殺傷力は、桁違いに大型カッターの勝ちですよね。

>つくづく刀狩の国ですね、日本は。

僕らが子供の頃から、
「近頃の子供はナイフで鉛筆も削れない!」
と、大人がぼやいたり嘆いたり憤っていたりしましたが、30年たっても40年たっても、
「じゃぁ、国民全員が、ナイフで鉛筆削れるように教育しよう」
っていう風にはなりませんよね。

Posted by: Ryu : April 29, 2005 10:01 PM

 えーと、HNを変更しました。自分のウェブログには書きましたが、ホクレアという名前があまりにもずば抜けてメジャー過ぎることと、それ以外の航海カヌーも気にしたいなという思いがあったので。マオリの言葉で航海カヌーを意味するwaka moanaをお借りしました。

 さてハサミの件ですが、たしかにそういう話は良く聞きますね。私としては新生ヴィクトリノックス&ウェンガーに両方の良いところを集めたモデルを期待したいものです。

Posted by: waka_moana a.k.a hokulea2006 : April 29, 2005 11:12 PM

>ウェンガーとヴィクトリノックスの一番の違いは、ハサミと缶切りで(略)
本当にそうです(笑)
私もウェンガーからビクトリに替えたとき、「ハサミしょぼいなぁ」と思いましたよ。缶切りは今のに付いてないので比べてないですが。
…といってもそれで一番切るのは鼻毛と爪なんですが(笑)

Posted by: ちょうめい : April 30, 2005 2:01 AM

>waka_moana a.k.a hokulea2006

あ、ワカ・モアナがHNに入ったんですね!


>私としては新生ヴィクトリノックス&ウェンガーに両方の良いところを集めたモデルを期待したいものです。

そうなんですよね、ヴィクトリノックスのモデルに、ウェンガーのハサミがつく可能性が大きくなってきました。
ヴィクトリノックスとウェンガーのいいとこ取りのモデルって、昔夢想したものですが、それが現実のものとなるかもしれないのは、朗報っすね。


>ちょうめいさん
>といってもそれで一番切るのは鼻毛と爪なんですが(笑)

あ、やっぱりですか!?(笑)
僕もです、アハハ。
缶切りも、最近はプルトップが多くなってるのですっかり出番がなくなってますしねぇ。

Posted by: Ryu : April 30, 2005 10:00 PM

私は指先のささくれを切り落とすのにハサミを使いますね。あとは足の裏の角質を切り落としたり。

これからHNはwaka moanaで、hokuleaという文字列はもう捨てます。日本で私がhokuleaというHNで航海カヌーについて色々書くということもまた微妙(笑)なので。要するに日本は微妙な国ということでしょうか。

Posted by: waka_moana : April 30, 2005 11:15 PM

しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。
確かにウェンガーの缶切りは重宝しました。というかヴィクトリノクスのが使い辛過ぎ。で、現在我が家では、小さめのニッパーを缶切りの代用としております。思いのほか使い易くて好きです。笑

こないだクルマの掃除をしたら、あちらこちらのポケット、シート下、荷室等からなんと合計12本の刃物が出てきました。斧や鉈、鋸も含めてですけどね...いやぁいつか捕まるなぁこれは。


刃物は使うより研ぐほうが好きです。包丁なんて1日中でも何本でも研いでられますね。楽しいったらない。研ぎ続けていると、自分の神経まで研ぎ澄まされていく感じがして、なんだかストレスも発散できます。笑

Posted by: patalow : May 1, 2005 1:49 AM

>waka_moanaさん

hokuleaの文字、微妙ですかぁ。
う~ん、微妙な国ですねぇ。

足の裏の角質、ハサミで落とせますか?
なるほど、今度やってみます。
聞いてみると、色々あるもんですねぇ。


>patalowさん
>しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。

ありゃりゃ。
って、僕も失くしたのが、今になって惜しくなってきましたよ。
NZにはウェンガー入ってないんですよ。
今我が家にあるウェンガーは、妻が愛用している台所用ナイフ(要するに包丁)だけですねぇ。

しかし、車の中だけで12本ってのは、スゴイ。
ちょっとした武装ですね。
捕まらないでくださいねぇ。

僕もね、使うのより研ぐのが好きです。
だから、自然と研ぐのが楽しいナイフが好きになります。
そうなると、やっぱり肥後の守とオピネルなんですよねぇ。
逆にスイスアーミーナイフ(特にソルジャー)は、ブレードが小さいくせに鋼材が硬いので、研ぐのはあまり楽しくないっす。

最近はナイフ使うことがほとんどないので、もっぱら包丁ばっかり研いでますが。

Posted by: Ryu : May 1, 2005 10:02 PM

別に私は「ホクレア」を占有するつもりもなく、ウェブサイトを作った時点でホクレアや航海カヌーを専門に扱っている日本語ウェブサイトが一つも無かったから、HNにhokuleaと入れたんですが、いざそうやってスタートしてみたら、「ホクレア」に深い思い入れのある人が想像以上に多かったって事ですね。だったら私より思い入れや縁の深い方々に「ホクレア」はお任せしようかなということです。

Posted by: waka_moana : May 2, 2005 12:06 AM

なるほど。
しかし、他人のHNにまでクレームがつくとは、なんともまぁ……。

でも、それをさらりと受け入れてHNを変更しておしまいになるwaka_moanaさんは、大人ですね。


Posted by: Ryu : May 2, 2005 10:56 AM

>しまった、また買えばいいやと思って友達にあげちゃった。

と残念がってたら、さすが運命の女神に愛されたワタクシ、たまたま寄ったリサイクル&アウトレットショップで、新品のOfficialWorldScoutKnifeを見つけてしまいました。ワハハ
輸入品が無闇に高い日本ですが、新品で3200円なら十分に妥当と言えるでしょう...というわけで、当然ながら購入と相成りました。ワハハハ

もう1本、名前は忘れましたがヴィクトリノクスのチャンピオンみたいなやつが、9800円で売ってましたよ。さすがに要らないけど。

Posted by: patalow : May 2, 2005 2:20 PM

いやまあ、クレームというわけじゃないんですよ(笑)。

Posted by: waka_moana : May 2, 2005 2:27 PM

>patalowさん
お、ラッキーでしたね!
こっちでも、どこかの古道具屋に外国人が持ち込んだウェンガーが転がっていないものか?
探してみなくては。

日本は、ナイフは比較的安い印象があります。
僕が今仕事で使っているナイフ(大変残念ながら廃盤)も、購入後オフィシャルサイトで定価を確認したら、僕がアメ横で買った価格と、米国の定価がほぼ同じでした。
なんでそんなことが出来るのか不思議ですが。

>waka_moanaさん
あ、そこまで深刻じゃないですか(笑)
でも、「微妙」なんですね(^^;

Posted by: Ryu : May 2, 2005 2:31 PM

そうです。ビミョー。

日本のナイフが安いのはドル安だからかな?

Posted by: waka_moana : May 2, 2005 2:36 PM

>日本のナイフが安いのはドル安だからかな?

僕が買ったのが3年くらい前だったんですけど、当時の為替レートはどうだったか忘れちゃいました(^^;

Posted by: Ryu : May 2, 2005 9:36 PM

April 27, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.6

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風、しだいにおさまる。(高)15度、(低)6度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット、セパレーションポイントより西では午後20ノットにあがる。北部の海況はやや荒らくなる。
 その後12時間:南西15ノット。
 
[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:05 AM 0.5 m  High 11:32 AM 4.0 m
 Low 05:35 PM 0.6 m  High 11:56 PM 4.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

久しぶりにポカポカ陽気。

昨日は大家の電話番でネット接続できず。昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨雲が広がり、遅くに雨。北風。(高)17度、(低)7度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:午前中に西20ノットに上がる。その他:南西10ノット、午後北に変わる。全域で、夕方に南20ノットに変わる。海況はやや荒い。夕方からの雨中視界良好。
 その後12時間:南西15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 04:28 AM 0.5 m  High 10:51 AM 4.1 m
 Low 04:53 PM 0.5 m  High 11:18 PM 4.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

寒い。この秋初めてソックスを履いてしまった。

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極々私的なメモ。
 まぁた、映画『The Incredibles』を劇場に観に行ってしまった。三回目。やっぱり良い、素晴らしい。

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『エマージェンシー・プランニング・ガイド』の和訳転載の連載第6回。

I am Prepared Nelson-Tasman  -  An Emergency Planning GuideI am
Prepared
Nelson/Tasman
An Emergency Plannning Guide

Prduded by
The Nelson/Tasman Civil Defence
Emergency Management Group

 今日は[ 20 steps to be better prepared ](「備えを改善するための20のステップ」)の3回目。

[ 20 steps to be better prepared Vol.3 ]
 もし緊急事態への準備に閉口気味になってしまったら、この「20のステップ」を使って、問題を解決してみましょう。1週間にワンステップしか出来なくても、遅くとも20週間後には、あなたの備えはずっと改善されているはずです。

◎ステップ9
 災害発生時には、何が起こっているのか、何をすべきか、どこに行くべきかなどの情報が必要になります。これらの情報はラジオのローカル放送で流れていますので、ポータブルラジオは持ち出し品の中に必ず必要です。
 停電時には電池駆動のラジオが唯一の情報源となります。自動車のラジオも使えますが、ラジオを聴くために四六時中車内にいるのは疲れますし、現実的ではありません。
 肝心な情報を聞き逃さないために、必ず予備電池も用意しましょう。

◎ステップ10
 市販の家庭用ファースト・エイド・キットには、ディスプリン(訳者注:英国製鎮痛剤・頭痛薬)とバンドエイド程度しか入っていないものがかなりあります。もちろん、これでは災害時には役に立ちません。
 充実したキットを買いなおすか、もし余裕があれば自分で必要なアイテムを買い揃えましょう。もし自分で買い揃える場合は、セイント・ジョン(訳者注:ニュージーランドの救急車を運営している組織)、赤十字、地元の薬局などが取り揃えているアイテムリストを参照すると便利です。
 もし前回ファースト・エイド・コース受講から二年以上経過している、またはまったく受講経験がない場合は、受講しましょう。
 次のように考えてみてください。「もし、私の近くに命を落としかけている人がいて、もし私がファースト・エイドを知ってさえいれば助けられたのに、知らなかったばかりに手の施しようがなかったとしたら、私はその後の人生をどのように過ごさねばならないだろう?」
 
◎ステップ11
 昔の船乗りの切実な悩みをご存知ですか? 水、水、水、見渡す限り水に囲まれながらも、それは飲み水ではありません。洪水や地震で水の供給がストップしてしまったら、あなたの家も昔の船と同じことになります。
 こうした状況下で飲み水を確保する方法の一つに、温水器を家の構造材にきちんと固定し、なおかつタンクに直接蛇口をつけておいて、直接水を利用できるようにしておくことです。
 固定キットは水道工事業者から入手して自分でやることが出来ますが、蛇口取り付けは業者に頼む必要があります(訳者注:ニュージーランドの場合、電気工事や水道工事は、素人が勝手に出来ないことになっています)ので、そのときに同時に固定をお願いするのもいいでしょう。災害時に安全な飲み水が確保できることを考えれば、費用は十分割に合うものです。
 
◎ステップ12
  災害後しばらく家の中に待機せざるを得ない場合、食料が問題になります。まず消費の順ですが、傷みやすいなまものを最初に、次に冷蔵庫の中に保存されているもの、そして冷凍食品に手をつけます。缶詰、瓶詰め、ドライフードは最後です。もし停電している場合は、冷蔵庫の開閉は最小限にとどめます。
 常に少し多めの食料を備蓄しておくのが良いでしょう。次回スーパーマーケットに行ったときに、非常用の食料を少しだけ買い足して、戸棚の中にしまっておきましょう。非常用食料は、長持ちし、調理の必要のないものが最適です。

今回は割と当たり前の項目が並んだが、一つだけ強調しておくとすれば、やっぱりファーストエイド、だろうか。昨年6が具30日のエントリー「ファーストエイド雑感。」でも触れたが、日本のファーストエイドはCPR(心配蘇生法)一辺倒になる傾向があり、なおかつニュージーランドのように「有効期限二年」などとも言われないので、仮に受講経験があったとしても、実際の災害時に怪我人の処置が適切に出来るかどうかという点で、ニュージーランドとは雲泥の差が出てくるはず。

 不謹慎を承知の上であえて言えば、もし被災するならば、ファーストエイダーがそこら中にゴロゴロしているここで被災する方が、日本で被災するよりは安心だな、というのが偽らざる本音である。

 が、一方でAEDの規制緩和など、明るいニュースもあるわけで、ファーストエイド講習の質の向上なども、結局は受講する立場の一般人からの要望次第という気がしている。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)
 ◎Vol.2 (2005年4月14日)
 ◎Vol.3 (2005年4月15日)
 ◎Vol.4 (2005年4月17日)
 ◎Vol.5 (2005年4月24日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

関連過去ログ【ファーストエイド】
 ◎コメント&トラックバック専用
 ◎新しい創傷治療 (2004年3月9日)
 ◎掃除の件、こんどはこちらで (2004年4月9日)
 ◎ファーストエイド雑感。 (2004年6月30日)
 ◎でも、怪我の元……。 (2004年8月15日)
 ◎ファーストエイド、一例。 (2004年8月17日)
 ◎まだまだ続く、足の怪我の話。 (2004年8月19日)
 ◎ファーストエイド、シナリオトレーニングの模様。 (2004年11月1日)

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「ファーストエイド講習、二年以内に受講経験あり」という方は人気ランキングを「あ、もう二年以上受けてない……」という方はranking.gifを、「全然受けたことないなぁ……」という方は、両方をクリックして、すぐに近所の講習の日程をチェックしましょう。


投稿者 Ryu : 1:49 PM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.7
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風穏やか。(高)17度、(低)6度。 [海洋気象] (エイベル)  セパレーションポイントより北:午前中に西15ノットに上がり、夕方に北西25ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.30
コメント

このシリーズの最初の方でコメントさせて頂いた様に、幸い自分の住んでいる地域では色々住宅に関して災害対策が義務図けられているのですが、温水器の固定も然り、です。
固定方法も最低上下2箇所を幅が5センチ程度の金属製ストラップで地上から数十センチ離して(=台の上に乗せることになる)、と決まっています。
これはどうやら我が郡(州の一つ下、市町村よりは上の自治体の単位)の規定なのですが、その他にも自宅内または直結した形のガレージの居住スペースへの出入りのドアは自動的に閉まるものでなくてはいけない(ガレージ内での火災の際の延焼を少しでも防ぐ為)等、言われてみてから感心する規則はやはり多いと思います。

それから、昨年6月30日のエントリーで取り上げていただいたカレッジのファーストエイドの先生、今度はAED講座もやり始めたようです。

http://faculty.deanza.edu/donahuemary/stories/storyReader$22

私が気が付いたのは前学期でその時は完全にAEDが独立していたのですが、今サイトチェックしたらCPRとセットになったみたいですね。こちらでは公共機関にAEDがどんどん普及してきていますので、セットにしておくのはいいアイディアだと思います。

(それにしてもこの先生のサイト、コンテンツが徐々に増えどんどん面白くなってきています。英語にチャレンジされるのを厭わない方ご覧になってみるとよろしいかと)

Posted by: MM : April 27, 2005 6:02 PM

ガレージのドア、なるほどですねぇ……。
今訳してるこの本、ざっと全体見てみましたけど、そういう記述はなかったっすね。
勉強になりました。


AEDとCPRをセットにするってのは、まったくもって当然というかリーズナブルというか、そうしていただけると受講側もありがたいです。
僕もAEDの講習受けなきゃなぁ。
NZではまだ一般的じゃなくて、僕は観たこともないんです>AED
その代わり、心臓マッサージは上手いっすよ。
どなたか僕のマッサージを受けてみたい方は、いつでもどうぞ(笑)


Posted by: Ryu : April 28, 2005 11:14 AM

April 25, 2005

《 自由テーマ 》 スクリーンのシンクロニシティ。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。冷たい南西風。(高)13度、(低)1度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西、夕方には10ノットに落ちる。海況おだやか。
 その後12時間:南西15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 03:52 AM 0.5 m  High 10:13 AM 4.1 m
 Low 04:15 PM 0.5 m  High 10:40 PM 4.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

今日もムチャクチャ寒い。冬到来という感じ。予報上は昨日より気温が低いが、昨日の方が風が強かったので、今日の方が少しまし、という感じではあったが、カフランギ国立公園の山並みを眺めると、マウント・アーサーには積雪が! たぶん、この秋初の積雪なんじゃないかな。
 明日は少々気温上がりそうだけど、いぜんとして南風の予報。もうインディアンサマーは再来しないのか???

僕は日本ではちゃんと気象の勉強をしなかったので、基本的にはこっち仕込み。というわけで、このブログを書くようになっていつも頭を悩ませてるのが、上記の予報の翻訳。どうも日本語の気象予報用語ってのが良く分からんのよね。
 ってなわけで、気象庁の「気象庁が天気予報等で用いる予報用語」でも読んで、勉強してみようかなあ、などと思っている今日この頃。

 でも、やっぱりこっちの自由奔放な予報用語を上手く訳すのはムリだろうな。きっとこっちの予報には、日本ほど厳密に「使用用語」なるものの規定がないと思う。ときどき「えっ!?」と思うような文学的な単語が出てきたりして、30分悩んだ末に、その単語を無視して普通に和訳したりしてるもん(笑)

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昼過ぎに三人で釣り。寒かった上に、1時間少々粘ったのに、二人でスポッティ6匹(全部逃がした)。おまけに仕掛け一個を根掛かりで失う。やっぱ、引き潮時はダメか。

 ちなみに本日は「アンザック・デイ」というこっちの祝日。これはどういう日かと言うと、第一次世界大戦でNZ&オーストラリア連合軍が、ガリポリに上陸してフランス軍を叩くという大作戦を決行し、見事に成功させた記念日。これ以来、軍人さんのお祝いの日になっている。
 実はこのガリポリ上陸作戦のときに、両国連合軍を輸送したのが日本の軍艦。よってアンザック・デイは、日本人も一緒になってお祝いするべき日なのだが、残念なことにその次の大戦ではNZと日本は敵国になってしまい、今ご存命の大戦経験退役兵のオジイチャンたちは、全員こちらの「日本と戦った」方たちなので、この日は日本人にとっては肩身が狭いのである。

 ってなわけで、昨年までの過去6回のアンザック・デイには、僕ら一家は一度も外出したことなかった。そんなことを知らずに、大きな町でのんきにパレードを観に行った日本人が、罵声を浴びたり卵をぶつけられたり、なんてことも、あるとかないとか。

 もちろん僕らは釣りに行っただけなので、罵声も卵も食らっていない。そんなもの食らいそうなとこにはいかない。っつぅか、地元モトゥエカの町は普段の祝日同様、お店全部閉まってゴーストタウンと化しているだけで、別にアンザック・デイらしい催しなどもやっていなかった模様。きっとネルソンのアンザック・パーク辺りに行くと、派手にやってたんだろうけどね。今日だけは、んなとこには近づいちゃだめっす>ジャパニーズ

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ウホホホッホォ~イ! 久々の「月曜日」だ。「自由テーマ」の日だ。堂々とアウトドアネタを無視できる日だ。しかもそれなのに、ちゃんと「釣り」という立派なアウトドアやってきて、いちおうそのことも上に書いてるんで、もう立派なもんだ。

 というわけで、久しぶりに大手を振って映画ネタでも書くべ。

全然予備知識はなかったのだけど、「スリラー」の棚でなんとなく手に取ったヴィデオが、たまたまローランド・エメリッヒ製作作品だった。偶然なのだけど最近エメリッヒ作品を集中的に観ていたので、どれどれとジャケットを裏返して説明を読むと、なんと1999年のヴァーチャル・リアリティ・サスペンス! ピンと来るものがあったので、早速借りてきて昨夜観てみたのだが、勘がドンぴしゃり、しかも映画の質も大当たりで、大満足。思わずすぐにネタにしている次第。

勘っていうのは、「シンクロニシティ」のことだ。
 とはいっても、映画のテーマとして「シンクロニシティ=偶然の一致」を扱っているというわけじゃない。皆さんもとっくにお気づきだと思うが、どういうわけだかハリウッド映画は、同時期に「ネタかぶり」をしているケースが非常に多いのだ。そのことである。

 例えば有名なところでは、リドリー・スコット監督の『1492 コロンブス』(原題『Conquest of Paradise』1992)とマーロン・ブランド主演の『コロンブス』(原題『Christopher Columbus:The Discovery』1992)が、真っ向からぶつかったことがある。
 ま、これは500年記念という節目の年だったので、仕方ないといえば仕方ない(とはいえ、原題がまったく違うのに、あえてそっくりな邦題をつけて勝負を挑んだ日本の配給側の神経はよくわからないが、まぁこれは今日の本筋とは関係ないので、あえてこれ以上は突っ込まないが、前者はDVD品切れに対し、後者はどうやら日本版DVDさえ出ていないらしいっていうのをみると、どう考えても戦略ミスだよなぁ、などとまるで中島らも大兄ばりのやたら長い括弧書きをやってしまったではないか)。

 『ターミネーター2』(原題『Terminator 2』1991)と『エイリアン3』(原題『Alien 3』1992)のラストシーンがそっくりだったのも、あまりにも有名。後者はすでに撮影を終えて編集に入っていたのに、前者のラストシーンがそっくり同じだという情報が入ったため、ラストシーンだけ撮影しなおしてド派手な映像に作り変えたという逸話も伝わっていたが、結局間延びしただけで「違うエンディング」には見えなかったばかりか、前者のエンディングの方がスッキリしてて好感が持てた。なんていう僕の感想は、まぁどうでも良いのだけど、超話題作同士のエンディングが同じになってしまうってのは、なんとも皮肉な話だ。

 もう少し地味な作品になると、もっとあるぞ。『ドロップ・ゾーン』(原題『Drop Zone』1994)と
『ターミナル・ベロシティ』(原題『Terminal Velocity』1994)も、同年に公開された「スカイ・ダイヴィングもの」である。僕はどちらも観ていないのだが、TV-CMを観ていてどっちがどっちだか分からなくなって混乱したのだけは良く覚えている(余談だが、後者に関する日本語サイトを検索すると、「原題『Terminal Vorocity』」となってるのがあまりに多くてずっこける)。

 挙げ始めるときりがないのでこれくらいにするが、同時期に公開される映画に、この手の「シンクロニシティー」が何でこれだけ頻発するのだろう? 勝手な推測を書いちゃうと、きっと映画関係者同士お喋りから企画が持ち上がることがよくあるんじゃないかな? で、そこにたまたた居合わせた人が別の場所で別々の映画に同じアイディアを盛り込んでしまうのではないだろうか? ハリウッドなんて、案外狭い世界だろうからなぁ。

 ま、理由はどうでもいいのだが、事実として、「同時期に、同じようなネタがかぶるケースが多い」という事実、これが重要なポイントである。

で、やっと本題に入るのだけど、今回僕がエメリッヒ製作作品を手にしたとたんに「ひょっとして」と感じたのが、この映画もまた「シンクロニシティー作品」なのではないか、ということだったのだ。そして、その予感はズバリ的中したというわけ。
 
 あんまりひっぱるのもなんなのでそろそろ書いてしまうが、今回借りてきた作品は、『13F』(原題『The Thirteenth Floor』1999)、そしてシンクロニシティーを期待していた作品は、『ダークシティ』(原題『Dark City』1998)と、ご存知『マトリックス』(原題『The Matrix』1999)である。

前にも何度か書いたと思うけど、僕は『マトリックス・シリーズ』の大ファンである。特に第一作目はヴィデオで100回以上観まくった、「最も好きな作品」の一つ。
 ところが昨年11月に、これとそっくりな作品があるらしいということを知った。『マトリックス』は、そもそも「不思議の国のアリス」や日本のアニメなど、色々な作品をモチーフにして美味しいところをコラージュにしたような作品で、そのコラージュぶりの見事さが作品の良さでもあるので、別に似た映画があったって驚きはしない。
 特に現実と区別のつかないヴァーチャル・リアリティを扱った作品という意味では、『トータル・リコール』(原題『Total Recall』1990)を始めとするフィリップ・K・ディック原作作品の流れで、すでに一つの確固としたカテゴリーを形成しているくらいだから、類似テーマは腐るほどある。

が、どうも『ダークシティ』という作品は、そういった「類似テーマ」というようなレヴェルではなく「そっくり」らしいという話だった。いや、『ダークシティ』の方が一年早い作品なので、むしろ『マトリックス』が『ダークシティ』のパクリ、などという陰口さえ、ネット上にはチラホラ散見された。これはおだやかではいられない。すぐにレンタル・ヴィデオ・ショップに走った。

 正直、驚いた。そっくりなんてもんじゃない。確かに「パクリ」といわざるを得ないほど瓜二つのシーンが続出する。いや、「シーン」なんていうレヴェルの話じゃない。そもそも映画全体を支配する「空気感」がまったく同じだ。『ダークシティ』をウォシャウスキー流にアレンジしたのが、『マトリックス』だったといっても過言ではないほど。

『マトリックス・シリーズ』を観ていて不思議だったのが、第二作、第三作の二本の持つ「空気感」が、第一作とまったく違う点だった。特にマトリックス内の仮想世界の雰囲気が、まるで違う。第一作で見せてくれた、あの独特の重苦しくも耽美な世界が、第二作、第三作では上手く再現できていない気がしていた。同じスタッフが作りながら、なぜこうも違うのだろうかと頭を傾げていたのだが、『ダークシティ』を観て謎が氷解した。お手本があるかないか、の違いだったらしい。

 かといって、別に『マトリックス・シリーズ』に対する評価を下げたわけではない。あのシリーズは、やはり凄いと思うし、特に一作目は名作だと思う。映画全体の質は少々落ちるものの、続編二本の圧倒的な映像美も好きだ。

しかし、『ダークシティ』には、参った。あの映画は、スゴイ。
 通常僕の中では「シンクロニシティー」を含む二本の映画というのは、「あぁ~あ」な組み合わせとしてファイリングされてしまう。前述の『エイリアン3』と『T2』なども、個々の映画の評価はともかく、セットとして「かぶっちゃって残念だったねコンビ」という形で記憶してしまうのだ。それくらい「ネタかぶり」というのは、マイナス要因としてとらえていた。

 が、この『マトリックス』と『ダークシティ』の二本を観たことにより、必ずしもネタかぶりがマイナス要因ではないことを学んだ。そっくりな映画でも、味付け一つで「双方が名作として並び立つ」という可能性があることを知ったのだ。

そして『13F』である。まったく予備知識はなかったものの、「1999年」という製作年度とエメリッヒ製作ということをみた瞬間、「これは『マトリックス』、『ダークシティ』とセットになるべき、第三のシンクロ名作かも」という予感を感じた。

 果たして、この作品は『マトリックス』とも『ダークシティ』とも共通項の多い映画であった。そして、正直に言えば、僕個人としては、映画としてのまとまりは『13F』が一番優れていると感じた。

 プロットは、この作品が一番凡庸だ。フィリップ・K・ディックの短編集を読めば、似たような話は一冊に一つは出てきそうだ。しかも『マトリックス』の「機械vs人間」、『ダークシティ』の「異星人vs地球人」という、強烈な対立の構図がない。
 キャストも一番地味で、あまり見慣れない役者ばかりである。
 絵作りも、別段に目新しさはない。『ダークシティ』の重厚な暗い絵、『マトリックス』の一世を風靡したド迫力映像と比較すると、『13F』の絵は平凡とさえ言える。

 しかし、面白かった。ものすごく面白かった。先ほど地味といった役者陣も、それぞれ難なく一人二役、一人三役(あるいは多重人格)をこなしていてお見事だったし、平凡な映像も良く観れば丁寧に作りこんであり、いらぬ緊張感を強いないという点で安心感があって好もしい(その点『マトリックス』の二作目、三作目などは、映像マジックでかなり誤魔化されている点があることは否定できないよなぁ)。
 いらぬ緊張感といえば、さっき書いたように、この映画のプロットには、強烈な敵対関係がない。大きな陰謀もない。最近の映画には珍しいことである。しかし、ちゃんと面白い。ものすごくのめりこませてくれる。大した手腕だ。
 ありふれたアイディアを、派手さのないキャストと手堅い映像で、超一級のエンターテイメントに仕立て上げる手腕、恐れ入った。これこそが職人芸正直、ここまでの作品とは思っていなかった。いやぁ、世の中には隠れた名作ってあるもんだ。

で、問題の『マトリックス』や『ダークシティ』とのシンクロニシティ度だが、一見すると映像の雰囲気がまったく違うため、『マトリックス』vs『ダークシティ』ほどのソックリという印象は受けない。が、やっぱりシンクロ映画だと言っていいと思う。

 共通点を見てみようか。
 まず『13F』と『ダークシティ』だが、主人公が「身に覚えのない殺人容疑」で追われるところから物語が始まる点が同じだ。そして、そっくりなラストシーン。『13F』もまた、『ダークシティ』を意識したのだろうか?

 次に『13F』と『マトリックス』だが、これはいわゆる「ヴァーチャル・リアリティ世界」を舞台にしているという点で、基本設定が思いっきりかぶる「同カテゴリーもの」だ。「デジャヴュ」、「世界」を飛び越えて「出てきてしまう」人物、ネオとトリニティの出会いの瞬間を思わせるシーン、効果的に使われる雨と雷鳴など、よく見ていると細部に共通項が非常に多い。
 同時期に製作していたはずの映画に、なぜこれだけ共通点が多いのだろう? これらは、確か製作年度の早い『ダークシティ』には出てこなかったディテールだと思うのだが……。そういう意味で「謎のシンクロニシティ度」は、一見あまり似ていないこの二作品の間にも、やはり色濃く見られるような気がする。

実は『ダークシティ』は、厳密に言えば、ヴァーチャル・リアリティものではない。記憶を操作しているという点ではそれに準じているのだが、登場人物たちが生活している空間は、ヴァーチャルではなく、あくまでもリアルである。たとえそれが異性人の異能によって、たえず変化させられている悪夢的世界であっても。
 この「ありがちなヴァーチャル・リアリティもの」に見えるが、実は思いっきりひねってあるという設定、好きだなぁ。

  もちろん、『マトリックス』が見せてくれた、機械文明が人間を支配するために与えた「檻としてのヴァーチャル世界」という衝撃的な設定も忘れがたい。
 
 が、『13F』の「これが正攻法の正しいヴァーチャル・リアリティだ」といわんばかりの世界観も、見ていて気持ち良い。というか、90年代に入って大流行したヴァーチャル・リアリティのアイディアが出尽くそうかという1999年になって、ここまで正攻法で名作を作り上げたことに、拍手をしたい。

さて、こうなると、もう一本気になるのが『ニルバーナ』(原題『Nirvana』1997)。観てみなくては。

 ちなみに、こんなサイト見つけた。

 ◎「マトリックス」にまつわる20本

 ここでは『トゥルーマン・ショー』(原題『The Truman Show』1998)まで「同系列作品」として挙げられてるのが面白い。確かにトゥルーマンが閉じ込められている場所は、人間が作り出したものとはいえ、「ヴァーチャル・リアリティ世界」だよなぁ。そういう見方もあったのか。この映画は、出来は悪くないんだけど、主人公があまりに可哀想で、なんか後味が悪かったことばかりが印象に残ってるんだけど。

ちなみに『ダークシティ』の監督の最新作『アイ,ロボット』(原題『I, Robot』2004)ご覧になりました?
 こちらはロボットが人間に牙を向くという意味ではより『マトリックス』に近い設定なんだけど、刑事vsロボットという構図なので、雰囲気はむしろ往年の名作『ブレードランナー』(原題『Blade Runner』1982)だったな。でも、これもやっぱり面白かった。お薦め。

しかし、リドリー・スコット監督、最近はなんか大作ばっかり作ってて、『エイリアン』とか『ブレードランナー』とか『ブラック・レイン』とか、あの手の雰囲気のB級エンターテイメントを作らなくなっちゃって、チトさびしい。

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投稿者 Ryu : 11:42 PM
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Title: 《 自由テーマ 》 ナゾの日本人。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風。(高)13度、(低)3度。 [海洋気象] (エイベル)  南東15ノット、セパレーションポイントより北では午前中に25ノットに上がる。北...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.13
コメント

そういや、以前ANZACデーのパレードに音楽隊として参加したことがありました。まあ趣旨というか、日本人云々は分かってはいたのですが、入団してたバンド(サルベーションアーミー系)の行事だったのと、ブラスのリーダーが「弔う気持ちがあるのならぜひ」というので参加しました。

ま、場所が田舎のアカロアだったのもあって、「ほう、それはいい事だ」などと言ってくれる爺さんもいたし、一部の遺族の事を考えるとよかったのやら悪かったのやら。

今考えると、行く方も行く方だけど、連れて行くほうも連れて行くほうだよなあ(笑 まあ、日本人としてレアな経験をさせてもらいました。

Posted by: Nori : April 26, 2005 5:06 AM

Noriさんのパレード参加は、当時MLでもちょっとした話題になりましたよね。
良いことだった、と思います。

確かに連れて行った人は、なかなか勇気凛々だと思いますけど(笑)

Posted by: Ryu : April 26, 2005 10:19 AM

April 24, 2005

西表シーカヤック遭難事故の件。

支援活動へのリンク。 (4月25日記)

 ◎Qajaq Minami-izu「本郷さんご家族支援の呼びかけです」

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そろそろ事故発生から一ヶ月が経とうとしている。
 大変に残念なことだが、さすがにこれだけ経つと、生存の望みはほとんど消えたと思わざるを得ない。

 というわけで、お三方のご冥福をお祈りする。
 
さて、そんな中、「沖縄県シーカヤック、アウトフィッター協会」が設立されたそうだ(『G'sコラム』経由)。
 
 非常に早い対応で感心する反面、今まで業界内で何年かかっても出来なかった基準作りが、「県警」、「公安委員会」、「コンベンションビューロー」などといった、この業界と何の関係があるのか分からんようなお役所の方々に、果たして適正な形で可能だったのかどうか、大いに気になるところ。果たして、安全を確保した上で適切に発展できるような形でスタンダードが設定されたのだろうか?
 
 他の都道府県にも波及効果がありそうだし、注目しておきたい。 (4月21日記)

  -------------------------------

捜索が打ち切られて、もう情報がほとんど入ってこない。そろそろ我々も、この事故を今後の教訓として活かす方向を本気で考えなくてはならない時期か。

 ◇八重山毎日新聞社「ガイドラインの設定必要急務/カヌーやシーカヤック事業/事故防止推進協設置へ 」

 竹富町長から、ガイドライン策定の提案が出されている。
 さらには、こんな記事も。

 ◇八重山毎日新聞社「水難事故多発で緊急会議/シーカヤック事故受け対策 無届け業者多く、講習会も開催/ 」

 過去のことはさておき、今後の安全対策強化の動きが大きくなっているのは、大変に喜ばしい。

 今までは黙っていたが、実は昨年の段階で西表、あるいは沖縄で「プロガイド・ワークショップ(PGW)」が開催できないか?という打診を受けていたことがあり、今年9~11月の間の日本滞在期間中にも、何とかやりくりをつけようと考えていた矢先に今回の事故が起こった。
 今回も、すでに西表の業者さんから、「協力して欲しい」との連絡を受けているし、現地からの要請があれば、僕も全力でご協力する所存。
 ただ、僕が行くとしても半年先の話になり、その間に真夏の忙しいシーズンを迎えることになるのだから、現地の業者さん達には、今のうちに厳しい安全基準を設け、トレーニングをしっかり積んでおくことをお願いしたい。

 最後に、ケータイについての記事を。

 ◇asahi.com「『ケータイ登山』 波紋呼ぶ現代流SOS」

 この件も、我々はよく考えておく必要がありそうだ。 (4月5日記)

  -------------------------------

細々とした情報は僕のところにも入ってきているが、現地の同業者の動きなどが中心で、肝心の捜索の成果については皆さんと同じくめぼしい成果の知らせは入ってきていない。

 ただ署名活動の成果は大きいようで、海保も一日延ばしで捜索を延長してくれているそうだ。

 また、本日警察主催で西表島の全アウトドア業者を対象とした安全対策協議会が開催されるという。業者間でも安全基準の見直しなどの機運が高まっているとのこと。

 事故発生から10日以上が経っているので、状況は非常に厳しい。しかし、日本の領海を出てしまって捜索圏の彼方で生存している可能性もまだあるわけで、無事を祈り続けたい。 (4月3日記)

  -------------------------------

しばらく静観していたのだが、さすがに一週間以上経っても知らんぷりはないだろうと、だんだん腹が立ってきたので書いてしまうぞ。

 ◇『日本レクリエーショナルカヌー協会(JRCA)』

 ◇『日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)』

 前者は、過去何度もツッコミを入れてきた怪しい団体だが、一応日本カヌー連盟から派生したことになっている(ただし、日本カヌー連盟加盟団体として正式に承認されたのかどうか不明だというんだから、ますます怪しい)。
 後者は、完全な民間組織ながら歴史は古く、事実上日本最大のカヌー・インストラクター認定システムを運営している。

 が、ご覧のとおり、両組織のサイトを見ても、今回の事故に対して何のリアクションもない。

 それで良いのか? せめてサイトトップページで経過を追うくらいのことが出来ないのか? 民間のアマチュアが情報を集めて公開して下さっているというのに。当エントリーにも遭難した母娘のお友達からの書き込みを頂いたが、南半球から書いているブログにまで彼らが情報を求めなきゃいけないという事実を、恥じたらどうだ? (3月31日記)

関連過去ログ【JRCA関連】
 ◎「封建的な官主導」の指導者育成事業 (2004年7月9日)
 ◎JRCAのヤレヤレな動向。 (2004年10月28日)
 ◎ポリネシアン航海カヌーとJRCA。 (2005年3月13日)

  -------------------------------

チェーンメールっぽいものには一切関わらないようにしているのだけど、この件は別。
 こういうのが回ってきた。そもそも回してきてくれた人が「某アウトフィッターより」と、出所を明かしてくれていないので、僕自身出所は知らない。

 が、この際そんなことはどうでも良い。僕はすでに送った。出来れば皆さんもよろしくお願いいたします。


新しい情報によると、海上保安庁による捜索が打ち切られるといいうことです。
事故の原因やその経緯はどうであれ、それを論じるのはすべてが終わってからで良いかと思います。
今はただ少しでも望みを繋げるべく捜索の続行を、保安庁の方々にお願いしたいところです。
くやしいけれど、僕らにはそれ以外できません。
そこで皆様にも、捜索を続けてもらうべくその旨を嘆願メールとして送っていただきたいと思います。

(メール文例)
嘆願メールの送り先:石垣島海上保安部
ishigaki@kaiho.mlit.go.jp

件名:嘆願書

関係御担当者様
23日より行なっていただいておりますシーカヤックの行方不明者捜索の件、誠にご苦労様です。
私は本郷雅則の友人であります。本日29日をもって捜索を終了とのことですが、是非とも捜索期間の延長をしていただきたくお願いいたします。

2005年3月29日

 文例中では「友人」となっているが、その文言に抵抗のある人は「知人」とすれば問題ないだろう。僕も本郷氏とは直接の面識がないので、「知人」として送信した。 (3月29日記)

  -------------------------------

下記ブログ、当エントリーコメント欄にも管理人氏ご本人が書き込んでくださった通り、情報が細かくきちんとフォローされ続けているので、要チェック。

 さらに同ブログ内に、大変興味深いエントリーが。

  ◇海イグアナ「漂流」

 ご覧の通り、過去の長期漂流サヴァイヴァルの記録。彼ら三人にもまだまだ希望はある。生還を心より祈る。 (3月28日記)

  -------------------------------

事故の経緯をまとめてあるブログをDMで教えていただいた。

 ◇海イグアナ「西表島沖 シーカヤックで3人遭難」

 自衛隊への災害派遣要請が事故発生から24時間以上経過した24日(木)夕方に出されているらしいという点が、何とももどかしい。なぜ、せめて24日の朝に出されていないのだろう? (3月25日記)

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関連過去ログ【西表シーカヤック事故】
{しりとりエッセイ #012} た▲●■▼。 (2005年3月25日)

投稿者 Ryu : 11:05 PM
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Title: 西表の事故・・・それでも海へ
Excerpt: Ryuさんのところに詳しい情報が集められてますけれども、こちらのみご覧の方々にも、知っておいてもらいたいので、あえて掲載します。 3.23午後、西表でシーカヤックキャンプツアーに...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.03.27
Title: 西表カヤック事故に関するお願い
Excerpt: 先日掲載した、西表のシーカヤック遭難事故の件で、 某アウトフィッターさんからお願いのメールがきましたので、 取り急ぎ掲載します。ご協力お願いいたします。 >>>>>>>>>...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.03.31
Title: 西表島沖の遭難事故
Excerpt:  23日に西表島沖でシーカヤックの遭難事故が発生した。
From: 積丹カヤックス野塚通信
Date: 2005.04.02
Title: ヴォランティア・ガイド、その数なんと27,000人!?
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)20度、(低)9度。 [海洋気象] (エイベル)  変風10ノット、午後一時北東に変わる。海峡おだやか。  その後12時間:北部...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.06
Title: ヴォランティア・ガイド、その数なんと27,000人!?
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)20度、(低)9度。 [海洋気象] (エイベル)  変風10ノット、午後一時北東に変わる。海峡おだやか。  その後12時間:北部...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.06
Title: EPIRBの件、続報。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.19
Title: EPIRBの件、続報。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.19
Title: これから大阪へと移動、、、
Excerpt: 本日の香川は、朝から荒れ模様。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2005.04.20
Title: 「118」と「ch16」。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、ときどきにわか雨。南西風次第におさまる。(高)17度、(低)6度。 [海洋気象] (エイベル)  【暴風警報】北西15ノット、セパレーションポ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.28
コメント

どこかの海岸にエスケープして凌いでいてくれるといいですね。
海保はじめ、現地で捜索に当たっている方々の安全も祈っています。

Posted by: uchida : March 25, 2005 4:55 PM

船だけは一艇見つかったみたいです
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050325000459
直接お会いした事は無いけど、何とか無事であって欲しいと願っています

Posted by: shu : March 25, 2005 9:59 PM

発見されたカヤック写真です。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/050326a.html

Posted by: Miya : March 26, 2005 3:59 PM

時間がドンドン経過していきますね……

Posted by: Ryu : March 27, 2005 10:06 AM

今後もこの遭難についてはフォローしていきます。気になった時に見てください。
次回の私の西表島行きは4月19日を予定しています。シーカヤック関係のツアー会社から直に話が聞けるでしょう。

Posted by: 海イグアナ : March 27, 2005 10:16 PM

>海イグアナさん
わざわざコメントありがとうございます。
情報のフォロー、大変でしょうが、よろしくお願いいたします。

Posted by: Ryu : March 28, 2005 8:29 AM

RYUさん、
2000年1月にそちらにお邪魔した赤のカサラノの河野です。お久しぶりです。

今回の西表の遭難事件は大変残念に思っています。

私はいつもNZで買った携帯用のイーパブ(ポケットに入るような)とVHFマリン無線を持ってを持ってカヤックの旅をしていますが、
そろそろイーパブの方は使用期限を越えようとしていますが、私はこれをお守りのように思っています。

ところで、この小さな発信機により、NZでカヤカーが救出された例はあるのでしょうか?
今でもカヤックショップに売っているのでしょうか?
暇がありましたら教えてください。

Posted by: 河野 : March 28, 2005 5:17 PM

あ、どうもお久しぶりです!
お元気ですか?

僕はEPIRBでカヤッカーが救出された例があるかどうかは、ちょっと把握してませんし、今のカヤックショップで売ってるかどうかも把握してないんですが、ちょっと調べておきます。

時間かかるかもしれないのですが、河野さんのメールアドレス、どうやらダミーですね。
となると、このエントリーへの返信という形でここに書き込むしかないかな。
お手数ですが、またチェックしておいてください。

ちなみにウチの会社のレンタルの場合も、4泊5日以上の長期レンタルのお客様には、EPIRBを貸し出します。

実は明日のエントリーでちらりとEPIRBのことに触れようと思っていたので、大変タイムリーでした。


Posted by: Ryu : March 28, 2005 5:38 PM

>河野さん

本日調べてきました。
アウトドアショップではもう取り扱っていないのですが、港の方の安全用品屋さんで見つけました。
別エントリ「日本一周応援エントリー」の方に書いた通り、今カンパを募ってかすやさんに一個プレゼントしてみようかという試みを始めています。
なにぶん法的な問題があるので、上手く彼女の元に届くかどうか分からないのですが、もしこれで上手く行くようでしたら、『龍の巣』http://homepages.ihug.co.nz/~ryu.t/の取り扱いとして、河野さんにも日本からご購入いただけるようになるかもしれません。

あるいは、またネルソンまでいらっしゃるのならば、取り扱いショップをお知らせいたしますから、メールでもいただければと存じます。


Posted by: Ryu : March 29, 2005 11:42 PM

うわ、アドレスのところがバグッてる!

http://homepages.ihug.co.nz/~ryu.t/

です。

Posted by: Ryu : March 29, 2005 11:51 PM

こんばんは

海難事故の捜索の内容というのが素人でわかりませんが、
やはりもう少し海保には頑張って欲しいですね。
ぼくも嘆願させてもらいました。

ところで、
>事故の原因やその経緯はどうであれ、それを論じる
>のはすべてが終わってからで良いかと思います。
これは、ぼくは疑問に思います。
もちろん2チャンネルのように勝手なことを言うのは間違いですが、
捜索の参考になるようなことは積極的に論じ合って、それを捜索担当者に伝える努力をしたほうがいいのではないでしょうか?

友人であれば、通常のツアーで本郷さんがどのような装備を持っていたのかとか、日本縦断のときに同様の困難にあったときにどのように対処したのかとか、性格的にどのような行動パタンを取るだろうかとか、そういった分析が多少なりともできるのではないでしょうか?

さらに、現地では他にもツアーを行っているアウトフィッターがありますが、同じ日に同じようなコースに出たツアーはないのか? それがあれば、彼らはどんな回避行動を取ったのか?

それから、当然現地の漁師さんや海運関係者は現地の海の生理を知っているはずです。

インターネットがここまで発達しているのですから、シーカヤッカーのコミュニティから、そういう情報交換のボードのようなものが、臨機応変に作れないのでしょうか?

こういうときこそ、アウトフィッター間の利害やら漁師さんたちとの反目やらを超えて、同じ「海」が好きな人たちが協力しあうべきときだと思うのですが……。

海保に嘆願したり、無事を祈ることも大切ですが、海やシーカヤックについて知っている人たちは、もっと具体的な情報交換や意見交換を、安否がわからない今だからこそ、2チャンネルまかせなどにしないで行うべきなのではないかと思います。

場違いな発言のような気もしましたが、あえて、門外漢として忌憚のない感想を書かせていただきました。

Ryuさん、もし不適当な発言と判断されたら、ご遠慮なく削除してください。

Posted by: uchida : March 30, 2005 3:57 AM

uchidaさん、率直なご意見ありがとうございます。

捜索に必要な情報ハブがないというのは、僕も今回疑問に感じました。
僕自身は本郷氏とは何の面識もないし、当地にも土地勘もないので、そうした直接の情報提供が不可能で歯がゆい思いをしています。

見たところそうした情報ハブとしての役割は、本郷氏を知る者や現地の人たちというより、遠く離れたカヤッカーなどがやっているというのも、やっぱり歯がゆい点です。

仰る通り、このあたりの対応のトロサというのも、この業界の弱点だと思うんです。

課題山積みです。


ちなみに嘆願書を言い出した方の真意は、今後に活かすための議論は後回しにして、というくらいのことだと思います。
決して、捜索に有益な情報まで後回しという事ではないと思いたいです。

ただ、日本の業界では、その二点を明確に区別しないで味噌糞一緒にして喋ってしまう業界人が少なくないだろうという事は、僕も認めます。


Posted by: Ryu : March 30, 2005 10:57 AM

僕も先日、嘆願書出しました。
正直に申し上げて迷いました。
遭難から6日(?)経っていたこと、
思ったより多くの航空機、船舶でもって捜索したこと、
がその理由です。

しかし結局、嘆願書を出しました。

最大の理由は、まだ発見されていない2人艇は、中央部に子供を乗せることも十分可能なものですから、遭難初期の段階で、発見された1人艇は放棄したのではないかと思われ、それならばまだ見込みがあると考えたためで、嘆願書にもそのように書きました。

uchidaさん、Ryuさんのご指摘どおり、問題山積です。日本の電波法?の問題を解決し、(もしくは潜り抜けて)GPSをつかった救難信号システムみたいなものが、簡単に、手ごろな価格で普及してほしいものです。

Posted by: Miya : March 30, 2005 12:39 PM

たまたま実際に飛行機を飛ばしてくださった方の談話を目にする機械があったのですが、仰る通り、僕らが想像するよりもはるかに大規模で丁寧な捜索がなされたようです。

で、仰る通り、僕もシングルは初期にあえて放棄したのではないかという気がしているんです。
全員生存の可能性は非常に小さくなっていることは僕も認めざるを得ないのですが、まだどなたかが生きていらっしゃる可能性も小さくないと思います。


ともかく、日本は「遭難しないように!」というアクティヴ・セイフティの面ばかり強調され、遭難後のパッシヴ・セイフティの部分はかなりおろそかに感じます。
二次大戦の頃の特攻精神から、何も変わっていないんじゃないかと思うことさえあります。
GPS、EPIRB、フレア、マリンVHFラジオ、問題山積みですが、そういう装備が普通に使えるようになって欲しいです。
微力ながら、何とか僕も出来ることをやってみます。


Posted by: Ryu : March 30, 2005 1:08 PM

カヤック遭難の親子と友人の者です。身近な知人なのでどうしてこんなことになってしまったのか信じられません。とても心配です。私たちは何もできないから情報を集めて現状を知ることしかできないのがはがゆい・・・。でもあきらめてはいません。子供のためにもがんばっている気がします。なんとか捜索を続けて
ほしいと思います。せめて絶望的な証拠が
見つかるまで。地元の仲間たちで祈っています。ただ遠くて情報が遅いのです。TVもニュースも最新の情報がないので、ぜひこちらの
ホームでも協力いただいて地元の方たちの情報提供をお願いいたします。

Posted by: hiromimama : March 30, 2005 8:03 PM

お友達ですか。
本当にご心配のことと存じます。

単なる気休めを言うわけじゃなく、実は僕らプロも、まだ望みを捨てていません。

理由その1:
シングル艇は発見されましたが、ダブルがまだです。
二つの艇にバラバラになっているよりも、ダブルに三人が一緒にいることを選択するというのは、漂流中の危機管理としては合理的。
よって発見されたシングルは意図的に放棄された可能性が大きい。

理由2:
シングルの発見場所を見る限り、水温の高い南に向かって漂流しているので、生存の可能性は高まる。

僕らとしても、ニュースソースは限られているのですが、ある程度の裏情報も入っていることは入っています。
できるだけの情報はこれからも流していきますので、希望は持ち続けましょう。
待つものが希望を失ったら、漂流中の人間は助かりません。


Posted by: Ryu : March 31, 2005 6:59 AM

Ryuさん!ありがとう!
かなり厳しい状況ですが、冷静な
判断ありがたいです。
できることを、やる。
今は、僕らの心が折れないこと。

きれいごとかもしれないけど、
あきらめてしまってはゼロになる。

捜索の方々、待ちわびて心配している人、そして、がんばっている漂流者に
応援の声が届くと信じましょう。

Posted by: TOMMYGUN : March 31, 2005 12:13 PM

TOMMYGUNさん、お久しぶりです。

15日間漂流生還記録がある以上、僕はまだ諦められないんですよ。
海難事故ゆえに、何も協力できないのがなんとも歯がゆいのですが。

ともかく、信じて待ちます。

Posted by: Ryu : March 31, 2005 1:51 PM

Ryuさんどうも。

山の遭難用に掛け捨てで山岳保険には
入っています。ヘリコプター30分飛行で50万円の世界です。海上捜索となると費用でも、装備でも個人ではもうやれる範囲は超えています。

周辺の仲間ともそうですが、無事を願って待つしかない。娘のいる身には、胸が痛すぎますが、本郷も父親です。女の子がいることできっとがんばっていると信じます。

食料と水をなんとか確保して長期漂流に耐えもらいたい。
コンティキ号漂流やたか号漂流は
本郷は読んでいたハズ。
楽観主義が生き残る秘訣。

アルガフォレストの柴田さん、
NCKの村田さんが、保安庁へ漂流位置の
助言を行ってくれているようです。
満水で転覆したカヤックと浮かんでいるダブル
艇では、ドリフト速度、方向が違うはず。
どんどん日数がたち予想が困難になって
いますが。。。

携帯GPSと連動させた「海ざんまい」
がソロや、一人でガイドをせねばならない
アウトフィッターには最低でも携行する
べきですね。便利でそんなに高いものでは
ありません。

http://www.wham.jp/sea.htm

Posted by: TOMMYGUN : March 31, 2005 3:30 PM

「嘆願書」出すのに少しでも躊躇した自分が情けない。
生還を信じて待ちましょう。

Posted by: Miya : March 31, 2005 4:07 PM

転覆したシングルと、三人が掴まっているダブルでは動きがまったく違うだろうことは僕も考えたのですが、じゃぁ実際にどういう差が出るかというと、もう予測の範囲を超えています。

TOMMYGUNさんのおっしゃる通り、GPSやEPIRBなど、何らかのポジショニングシステムやビーコンは、「準」必須装備と考えた方が良いでしょうね。


僕も娘を持つ身なので、それ考えるとツライですが、でも絶対生きてます。
待ちましょう。

Posted by: Ryu : March 31, 2005 4:28 PM

Ryuさん、皆さん、私のコメントに応答していただいてありがとうございます。私は今回のこととで初めてこちらを知って、少しでも状況をしりたいと投稿させていただきました。こちらの情報は、何よりも専門家たちの意見と情報があり、なんだかわからない不安をかかえているより気持ちを落ち着かせてもらえます。地元の仲間にもインターネットができずもどかしく思う人も多く、私から聞く状況を心待ちにしてくれています。何もできず祈るだけの私たちには
こちらの情報が今は支えです。これからも
宜しくお願いいたします

Posted by: hiromimama : March 31, 2005 4:47 PM

こんなブログでもお役に立てるのでしたら、大変嬉しいです。

ちなみにこの件ですが、やはり今一番詳しい情報は
http://blog.goo.ne.jp/240108/e/28101f75eb0e67b1a5b3720832e3360a
ではないかと思います。

その他、裏話はこちらにもポツリポツリと伝わってくるのですが、捜索の成果など、そのものズバリの肝心な話は、残念ながら……。

でも、希望を捨てずにがんばりましょう。
陸にいるヤツがネガティヴになったらダメです。


Posted by: Ryu : March 31, 2005 5:29 PM

家族の依頼、嘆願活動の甲斐あって石垣海上保安庁は、本日も航空機4機、
巡視船2艇を出し、下地島南方280キロ以南を南西範囲に広げて捜索中継続中です。

現地では、本郷の奥様が石垣海上保安庁に対して、捜索延長の申し入れの署名を集め
、本日正午時点で集まった約2000人余りの署名を午後2時づけで石垣海上保安庁に提出する予定とのこと。

海イグアナさんのブログにも紹介されていましたが、パドル、ライフジャケット、ロープ、パドルフロートなどの写真をチラシが八重山全体に配布されています。

また、外国船や隣国にも呼びかけようと sea scape2 と ライフジャケットの写真入英文チラシを作成し、海上保安庁にも配布してもらえるように持ち込んだとのことです。

一番辛い立場の方が、がんばっていらっしゃる。やれることをやらないでいる理由はどこにもありません。

Posted by: TOMMYGUN : March 31, 2005 6:59 PM

私も自分のブログに嘆願書送付依頼をUPしてしまった後、少しやりすぎたかと悔やんだりしておりましたが、本郷さんの奥様が署名活動をなさっていたこと、そして捜索が続けられていることを知って、やはり微力ながらやってよかったと思っております。

ホントにほかに何もできることがなくて、もどかしい限りです。

たくさんの人が応援しています。
月並みなコトバしかありませんが、関係者の方にも希望を捨てずにがんばってくださいとお伝えいただければ幸いです。

Posted by: さだ : March 31, 2005 11:09 PM

さださん、ブログでのフォローありがとうございます。さきほど、本郷氏の奥様より、海上保安庁の捜索が土曜まで延長されるとの嬉しい知らせが入りました。

期限をきられた形ですが、長期にわたる捜索で海保の方々の疲労度から察するに、これは、本当に凄いことです。みんなの嘆願書や署名が海上保安庁の方々に響いたことはまちがいありません。

今度は、お礼と激励のメールを展開したいですね。捜索に熱くなっていただきましょう。
熱い思いが人を動かし、時には奇跡を呼びます!

Posted by: TOMMYGUN : April 1, 2005 12:43 AM

先程、御礼メールを海上保安庁へ出しました。

生還を祈ります。

Posted by: dappa : April 1, 2005 1:56 AM

本郷さんと母子3名の海難事故の件。。。
先週末のニュース番組で衝撃されて依頼、毎日無事を祈っております。
私は昨年の10月に本郷さんと会いました。
お人柄や体験談などからも、きっと見つかるだろうと信じてやみません。

捜索は土曜まで延期されたようですね。
無事を祈っております。

Posted by: KNACK : April 1, 2005 3:23 AM

sea scape2 と ライフジャケットの大きい写真が八重山毎日新聞から送られてきました。
皆さん、ご確認ください。
http://blog.goo.ne.jp/240108/
八重山諸島へ行かれる方にはぜひとも見ておいてもらいたいと思います。

Posted by: 海イグアナ : April 1, 2005 3:52 AM

Ryuさんと海イグアナさんの情報を毎日みては
心落ち着かせ祈っています。素人で遠く離れた地からはホントに何にもできず、情報の更新を何回も確認し、胸がざわつくとHPをみては、
まだ変化がないと気を静めています。情報によると明日の土曜まで捜索活動していただけるとの事でしたね。もし見つからないとその後は完全に打ち切りになってしまうのでしょうか。
何とも切ないです。親子とは和太鼓を通じての
仲間なのですが、一月前一緒に太鼓をたたき
また来月ね!と言っていたのにこんな事に・・・
土曜日はその練習日です。今からやるせない
気持ちで一杯です。
Ryuさんや海イグアナさん達も、毎日情報収集
どんなに大変か。ホントに何もせず見せていただくだけで、恐縮です。そして私の泣き言にコメントいただいて感謝です。明日仲間にこちらの情報を少しでも伝えたいと思います。
また、海上保安部にも感謝方々また嘆願させていただこうと思います。失礼しました・・・。

Posted by: hiromimama : April 2, 2005 1:17 AM

西表に住むものです。
私は面識はないのですが、夫は本郷さんの顔見知りで同業者として捜索にも関わってます。
uchidaさんのコメントの疑問点に私の知る範囲でお知らせします。

まず、本郷さんは前日からキャンプに出ていました。そして、遭難した朝に西表島に向かって7km離れた新城島から漕ぎ出しています。
旧暦の二月である今の季節は”にんがちかじまやー(二月風回り)”といい、天気が急に変化して嵐のような風が吹いたりするとして、漁師も注意する季節なのです。実際、天気図で確認すれば、風が回るのが予測できたそうです。このことは海で働いているため毎日天気図を確認している近所の人が断言していました。彼は本郷さんの友人で、本郷さんの判断をとても悔しがっていました。
それから、海人は口は悪くても心優しい人が多いので、本郷さんも地元のおじいの情報は得ていたはすです。
本郷さんを知っている人たちは、口をそろえていうのは、なぜ彼があの日カヤックで島渡りをしようとしたのだろう、ということです。

また、カヤック業者は多数ありますが、西部と東部に大きく分かれ、当日同じ行程だったところはないはずです。憶測的書き方で申し訳ないですが、本郷さんは東部地区であり、東部地区のカヤック業者は全員捜索に参加しています。彼らから自分は助かって、本郷さんだけが遭難したという話は出ていません。

今年の西表はいつもより寒く、私としても早く見つけてあげてと毎日祈る思いです。
カヤック以外のライフジャケットやパドルが発見されていないという事実からも、彼らが漂流している可能性は高く、一刻も早く見つけ出してほしいです。

Posted by: okuhei : April 2, 2005 4:59 AM

okuheiさん、情報ありがとうございます。
hirokumaさん、ご無沙汰です!メールをおくられた皆様ありがとうございます。

11管区の海上保安庁は例の尖閣諸島の問題もあって、
本日かりに、捜索中断となっても周辺での任務が継続される可能性が
あります。海保の隊員の方々ができる範囲で捜索を心がけてくれるかどうかで
大違いとなります。
激励、嘆願、感謝etcメール、きっと効果があると信じています。
送ってくださった方ありがとうございました。
また、これからという方は継続してお願いいたします。

送り先は
石垣島海上保安部
ishigaki@kaiho.mlit.go.jp

遭難前後の海の天候の悪さなどを、自分の力量やナビ能力から
推し量って、ダメなのではないかという想いが心の片隅にあって、
恥ずかしい話ですが、できること、やらない理由(いいわけ)にしていたのでは
と思い当たりショックを受けました。

悲しみ、怒り、絶望、そのたもろもろのショックから立ち直って先週の月曜、
知人の呼びかけに端を発した海保への捜索延長嘆願メールもそのひとつです。

3月29日に捜索打ち切りとの報告をうけ、仲間たちに展開し本日
4月2日まで延長していただけました。現地の2,000人の署名も大きな力です。
ほんとうにありがとうございました。

でも、まだ足りない。
海流、風で驚くほど遠方に運ばれます。 シーカヤックが
海上保安庁の予想範囲をこえたところまで、運ばれているのだとしたら。。。

小笠原?銚子沖?というのもあながち ありえない話ではありません。

「たか号」「コンティキ号」「ダイバー漂流」
どれをとっても、漁船や貨物船など捜索に関係ない船に偶然
助けられています。
航路船は商業から望みが薄いとしても、海をみている乗客へ呼びかけたり、
貨物船などへは、。。海のネットワークを最大限につかっているのかと。。
いうことに、思い当たりました。

面識のない方々もいるので、具体的なことはさけますが、
本郷雅則は、優しい男です。
シーカヤックで日本を縦断した後、北海道襟裳岬、西表島で
ガイドの修行をし、独立しました。
西表島の開発に対し異を唱え、活動したり苦悩していました。
僕のろくすぽ更新しないWebにちょくちょくやってきてくれて
日記などに、かならずコメントしてくれたり、今年も年賀状の
やりとりのあと、メールを交し合った中です。

救助要請した時点でも彼だけならエスケイプできたとしても、
優しさがそれをさせなかったのでしょう。
ガイドなら、どんなに攻められようと、お客さんを失ったとしても
生き延びて説明する責任があります。事後の賠償や、保証もしかり。

だけど、彼は、それができなかった。
ある意味でプロガイド失格です。
(ツアーを敢行したのかは最大の過ちですが
それは状況を全部知っているわけではないのでコメントを控えます)
だからこそ、今も娘さんやお母さんのそばにいて、
身を挺してがんばっていると信じます。

彼はツアーにスピアやルアーを携帯していたので、漂流フネにつく
シイラを捕って餓えをしのぎ、雨水や小水で命をつないでいる可能性は
ゼロではない。。。。

遭難事故以来、うなされ深く眠れない日々を過ごしてきました。
長期出張中の身には、愛娘との電話でのやりとりが
心の救いとなってました。
本郷氏の奥様も、ご子息が大きな助けになっているにちがいない。。。

まてよ。。。本郷氏のご子息は、鰹にちなんで命名されていたことに
これは、なにかの暗示かもしれない。
ふと、本日未明にそう、思い当たったのです。

ナブラを追い求めて海上のワッチをつづける、春鰹の漁にいる船団が
いちばんみつけられる可能性があるのでは???

鰹船団への無線よびかけ、
気象通報時のアナウンス、etc...

などなど、いろいろ考えられます。こんなツテがありますよというのが
あったら、連絡いただけたら幸いです。

Posted by: TOMMYGUN : April 2, 2005 12:49 PM

>okuheiさん
ご回答ありがとうございます。
現地の様子がわかってくると、カヌー仲間も漁師さんたちも、そして海保の人たちも真剣に三人のことを心配して、捜索されていることがよくわかりました。
そんな、みんなの気持ちが通じて、生還されることを心より祈ります。

それにしても、どうして島渡りする判断をされてしまったのか? 本郷さんは、生還してそれをしっかり説明する義務がありますね。

>旧暦の二月である今の季節は”にんがちかじま
>やー(二月風回り)”といい、天気が急に変化して
>嵐のような風が吹いたりするとして、漁師も注意す
>る季節なのです。
地元の漁師さんの中には、この風に流されて漂流された経験のある人はいないのでしょうか? あるいは昔話のようなものに残っていたり……。
些細なことでも、手がかりを掴みたいですね。

Posted by: uchida : April 3, 2005 1:25 PM

>地元の漁師さんの中には、この風に流されて漂流された経験のある人はいないのでしょうか? あるいは昔話のようなものに残っていたり……。
些細なことでも、手がかりを掴みたいですね。

こういう情報を集めるためのBBSのようなものがちゃんと立ち上がっていないのが、何とも残念です。

これも、今後の教訓としなくちゃダメですね。

Posted by: Ryu : April 3, 2005 2:10 PM

ホントに皆さん何処にいても思いは一つ、生還してくれることです・・・。前回は話しました親子と一緒やっている和太鼓の練習があり、みんな初めはその話しにふれにくく、練習してましたが、誰かがきっかけに心配だった思いがこみ上げてきて情報を
交換しあっていました。中には美香さんが沖縄へ出発直前あっていて、信じられないと落胆する人もいるし、美香さんの母親が沖縄から一旦帰宅して悲しんでるのを知ってる人、みんなどうなってるのかわからず不安ともどかしさとでストレス状態です。今日横浜市の朝日新聞の小さなスペースに、「昨日夕方、専従の捜索を打ち切りました。」とわずかなコメントで載っていました。なんだかこんな一言で終わりなんてすごく切ない・・・。ホントにどこかの国でもいいから生き延びてたどり着いてほしいです。

Posted by: hiromimama : April 3, 2005 6:27 PM

今日改めて事故前日からの天気図を見ていたのですが、当日以降の天気図を見ていると、台湾方面やフィリピン方面に漂流していてもおかしくないです。
その反面、黒潮に乗ってしまえば北上する可能性もあるわけで、行き先は神のみぞ知るという世界なのですが、僕としては早い段階で国境(領海)線を超えて外国に入ってしまっていて、どこかで生きているという望みが捨てきれません。
外国の了解に入ってしまっていたら、いくら日本側で捜索しても見つかりませんからね。

ともかく、もう少し待ちましょう。

Posted by: Ryu : April 3, 2005 10:17 PM

おくればせながら、今日嘆願書を送らせていただきました。私は昨年の夏、本郷さんにカヤックを教えていただきました。
とても親切で丁寧に教えていただいて、日本を縦断して何度も危険な目にあったことなど 笑顔で話されていました。
だから今回もきっと無事でがんばっていらっしゃることだと思っています。元気に帰ってこられたという報道を心より待っています。

Posted by: ひい : April 4, 2005 12:00 AM

パソコンのしんまいんのMMMすが(PIER101マリンオートキヤンプ場オーナー)です。今後とも宜しく。
カヤッカー本郷くんの親しくしていた者です。
今回の事故、残念に思います。遭難してだいぶ立ちますが何とか無事で……。
皆さんに迷惑を掛けて申し訳有りません。本郷に代わってあやまります。本当にすいませんでした。
シカヤックガイド安全管理のいい意見、アイデアーが有りましたらメールいただきたい。行方不明の3名の為にも今後、カヌーガイドの事故対策を考えて今まで以上に安全管理に力をいれていきます。

Posted by: 菅井誠次 : April 4, 2005 6:57 AM

ひい様、菅井誠次様、初めまして、コメントありがとうございます。


>皆さんに迷惑を掛けて申し訳有りません。本郷に代わってあやまります。

問題ありません。
迷惑だ!と怒ってるような方は、ここ読んでませんし、そもそもまだ代わりに誤らないでください。
ここを読んでくださってる皆さんは、皆全員静観を信じて祈っているのですから、本郷さんにはご自身で謝っていただけるハズです。


>シカヤックガイド安全管理のいい意見、アイデアーが有りましたらメールいただきたい。

今年も日本に行って『プロガイド・ワークショップ』を開催します。
関東の場合は、すでに三浦半島会場が10月末に開催される予定になっております。

沖縄に関しても、もし要請があれば万難を排して飛ぶ覚悟を決めています。

Posted by: Ryu : April 4, 2005 9:42 AM

 かつてホクレア号も遭難者を出した事があります。1980年の航海では、やはり荒天の中、無理に出航して転覆。クルーの一人、エディ・アイカウが行方不明となりました。エディ・アイカウの捜索はまさに全ハワイを上げての大規模なものでしたが、3日間経過した所で、捜索に関わる人々の疲労が極限に達した為に二次遭難の危険性が高まり、彼の父親が捜索の打ち切りを宣言しました。結局この事故では、エディのサーフボードの一部だけが海上で発見されたに留まりました。

 その後、ホクレア号を指揮するナイノア・トンプソンは航海中の安全確保に関して鋼鉄の規律を敷き、後にはクック諸島の大統領と対立しながらも、安全面では一点の妥協も受け容れませんでした。その結果、エディ遭難後にポリネシア航海協会が関わった航海では25年間で、ただ1人の遭難者も出していません(怪我人は出ましたが)。

 私はシーカヤックをしたことがありません。ひたすら陸上の人間ですが、いつかシーカヤックでのアクティヴィティを経験したいとは思っています。その際、私と私の家族の安全を見極める為にも、ガイド業者のクオリティを保証する制度があって欲しいと思っています。本郷さんのような超一流のシーカヤッカーでもガイドツアー中に遭難してしまわれたという事実は、私のような素人からすると、では何を目安として業者を選べば良いのかまったくわからないという事でもあるからです。

 JRCAあるいはJSCAも、この事件にあたって積極的かつ的確な支援を実行出来ていれば、それだけでも組織の信用は上がったと思うのですが・・・。

Posted by: Hokulea2006 : April 5, 2005 4:41 PM

ナイノア・トンプソン氏の鋼鉄の安全基準、僕たちは心に厳しく刻み込まねばなりませんね。


消費者の立場からの、「業者選定の目安」としての基準への要請、こちらもしかと心に刻み込みます。
僕個人は、安易な基準やライセンス制度作成は、かえって危険な業者にお墨付きを与えてしまう恐れがあったり、腐敗したライセンビジネスの温床になる可能性も秘めているので、腰をすえてじっくり取り組んだ方が良いというスタンスなのですが、あまりグズグズしているわけにも行きませんね。

問題は、「個人(アマチュア)として一流の技術を持っている」ということと、「プロとして一流の危機管理技術や、サーヴィス技術を持っている」ということを、キチンと切り分けて考えるということを、いかに業界に定着させられるか、そしてそれを消費者にアピール出来るか、です。
頭の痛い問題ですが……。

JRCAとJSCAですが、前者はおそらく金は持ってますが、そもそも最初から今回の件に対してアクションを起こそうという気はなかったような気がしています(憶測ですが)。

一方の後者ですが、こちらは苦しい経営の中でがんばっているプロ諸氏が、半ば手弁当に近い形で運営していらっしゃる組織ゆえ、今回の件もおそらく何らかの形でアクションを起こすべきという自覚をお持ちながら、迅速に動けなかったというのが真相だと思います。
内部に詳しい方の話によると、組織の仕組み時代も、そういう急な動きに対応できなくなってきているとも聞いています。
ただ、こちらの組織は、こういう批判に耳を貸してくれる体質を維持していますので、あえて僕も批判をしてみた次第です。

両組織には、これからでも遅くはないですから、重い腰を上げていただきたいです。
出来れば、両組織が手を取り合って、行政にまで働きかけてくれれば、言う事ないのですが。


Posted by: Ryu : April 5, 2005 5:30 PM

 ちょっと間違えました。ホクレアの遭難は1980年ではなく1978年ですね。

 JRCAについては、雑誌『Tarzan』で内田正洋さんが連載を持っておられますし、次かその次の号でおそらく内田さん個人の今回の事故についての見解は示されるのではないかと思います。

 航海カヌーとシーカヤッキングを同列に扱う事は出来ませんが、ホクレアの遭難後には航海カヌーは危険だという論調が高まり、ホクレアそのものが廃船にされかける事態になりました。この時は既に社会福祉・教育分野で名声を得ていたマイロン・トンプソンが奔走して、ハワイ州知事の協力も取り付けて、事なきを得たそうですが。

 シーカヤッキングについても、このまま「臭い物に蓋」で危ない物扱いされてしまう可能性は無いのでしょうか? 

Posted by: Hokulea2006 : April 5, 2005 11:35 PM

> シーカヤッキングについても、このまま「臭い物に蓋」で危ない物扱いされてしまう可能性は無いのでしょうか?

現段階では、そこまでの動きは伝わってきていないのですが、風向き次第でそういう事態になっても不思議ではないです。
シーカヤック界(あるいは、全カヌー界)には、マイロン・トンプソン氏のような大物がいないので、そういう風潮になったときに阻止できるかどうか……。

そういうことにならないよう、業界の方でも力をあわせて安全対策、レヴェルアップを図らねばならないのですが、残念ながら今回の事故も完全に他人事と思っている業者も少なくないと聞いています。
となると、蓋をされてしまってもある意味仕方ないのかもしれないと、弱気になってしまいますよ、思わず。

いや、イカン、弱気になってはダメですね。
ホクレアを見習って、がんばります。

Posted by: Ryu : April 6, 2005 9:54 PM

だからどうだという話でも無いのですが、内田正洋さんの連載、今号も本郷さんの話はスルーでした・・・・。

Posted by: hokulea2006 : April 28, 2005 4:23 PM

実は、このエントリーで弔意を表明したとたん、とある筋からクレームが入りました。
ま、ある程度覚悟してたことですが、それでもその「とある筋」っていうのが、けっこう意外な方面だったので、やっぱりちょいと面食らいましたが。

ともかくそういう世界ですので、内田氏も大きなメディアでは本郷さんの話は書きにくい、ってのはあるんでしょうね。

表立っては黙っている人が大多数ですが、きくところによると一ヶ月目に当たる日に、南の島に向かって黙祷をささげたシーカヤッカーは少なくなかったようです。

Posted by: Ryu : April 29, 2005 9:53 PM

 なるほど。行方不明、という微妙なところが話を微妙にするわけですね。それにしてもブログで弔意を表すだけでクレームが入るんですか・・・・・うむむ・・・・。

Posted by: hokulea2006 : April 29, 2005 11:07 PM

 なるほど。行方不明、という微妙なところが話を微妙にするわけですね。それにしてもブログで弔意を表すだけでクレームが入るんですか・・・・・うむむ・・・・。

Posted by: waka_moana a.k.a hokulea2006 : April 29, 2005 11:07 PM

「行方不明」は、ホント厄介ですね。
気持ちの上でも確かに「微妙」になりますし、法律上も「死亡」と扱われない関係で、おそらく保険の支払いなどにも大きく影響がでてくるはずです。

今回の義援金という話も、そうした含みが大いにあるようですが、この義援金活動自体にも、ある筋からクレームがついたようです。

いやぁ、微妙だ。
ま、人間の生き死にに関わる問題なので、当然微妙は問題なんですが、弔意や義援活動にクレームがつくというのは、いささか話が厄介すぎる気がします、僕には。


Posted by: Ryu : April 30, 2005 9:57 PM

義援金活動にクレーム?
もはや想像を越えてます。

Posted by: waka_moana : April 30, 2005 11:09 PM

まぁ、色々とややこしいご事情があるのでしょうから、義援金活動にクレームがつくこともあるのでしょうが、その義援金活動を紹介しただけの僕のところにまでクレームが来るってのは、なかなかスゴイです、ハイ。


Posted by: Ryu : May 1, 2005 10:34 PM

「根回し」の文化ってやつですかね。オトモダチ関係が好適な案件とそうでない案件、オトモダチを強要すべきでない案件があるはずなんですけどね。

Posted by: waka_moana : May 2, 2005 2:22 AM

>オトモダチを強要すべきでない案件があるはず

まったくですね。
日本の根回し文化を否定はしないのですけど、今後の課題として、根回しすべきときと、なしでいくべきところのキチンとした使い分けを身につけることが挙げられるかと。


そういえば、三日ほど前にご案内した英国人のお客様、数年前に東京でしばらく働いたそうです(勤務先Jフォン)が、何より参ったのが会議だとか。
シロ・クロをはっきりさせないので結論がウヤムヤで彼には理解できないし、もちろん事前に根回しがされているし、そのくせメチャクチャ長いし、あれだけにはいささか閉口したとこぼしてました。
僕もこっちのミーティングに慣れちゃったから、日本方式はもうダメだろうなぁ……。

Posted by: Ryu : May 2, 2005 11:54 AM

漁船漂流:
不明の79歳漁師、4日ぶり救助 沖縄・宮古島

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050509k0000m040093000c.html

Posted by: Miya : May 9, 2005 3:18 AM

いやぁ、よかったですねぇ。

Posted by: Ryu : May 9, 2005 9:45 PM

今回の件をきっかけに、西表では具体的な一歩を踏み出したようです。下記を参照ください。

うみあっちゃー通信・5月12日
http://www5a.biglobe.ne.jp/~wakers/home001/newspeper.htm

Posted by: kurukuru : May 14, 2005 12:47 AM

いやぁ、良かったです、ホント。
プロだったら、年に一週間でもいいですから、こういう「死にそうになる」くらいの訓練期間は設けておかなきゃダメですよ、ホント。

他のエリアのガイド、インストラクターの皆さんも、続きましょう!

Posted by: Ryu : May 14, 2005 7:11 AM

また、海イグアナが悪いニュースを持ってきたとお思いでしょうが、人脈の関係で事故ニュースが入ってくるもので‥‥
5月14日(土)午後3時20分頃、山口県岩国市の錦川でカヌー事故があり、女性が重態だそうです。
私のブログの5月24日の日付をご覧ください。たまたま事故に出会って救助の努力をされた方は私の知り合いです。彼の生々しいレポートにリンクをしています。

Posted by: 海イグアナ : May 26, 2005 12:09 AM

いつもありがとうございます。

僕のところにも、そのファルトの事故を始め、未確認情報を含めればGW以降も数件の事故情報が入ってきています。

海外にすんでるので正しい印象なのかどうか分かりませんが、年々加速度的に事故が増えているようなイメージがあります。

重体の女性、一日も早い回復をお祈りいたします。


Posted by: Ryu : May 27, 2005 10:19 AM

昨年3月に行方不明になりました、本郷氏のシーカヤックが連休明けにも処分されることになりました。購入希望者は、早めに電話0980-85-5538(パピヨン)まで。
皆様の高価買い取りを期待します。

Posted by: 衣斐継一 : May 4, 2006 4:13 AM

>衣斐継一 さん

情報ありがとうございます。
事情が事情なだけに、何ともやりきれない気持ちですが、少しでも高く売れることをお祈りしています。

Posted by: Ryu : May 4, 2006 2:46 PM

シーカヤックではありませんが,ウインドサーフィンの事故をきっかけにたまたま検索でイーパブを調べていてたどり着きました。
ウインドサーフィンもシーカヤックと似たような境遇にあるとおもいます。予期せぬリグトラブル(マストブレイク,ブーム折損,ジョイント破断,セイル破損など)も発生しますし,特にカヤックとは違ってその性格上,風の強い日に荷物をあまり持たずに航行しますし,万が一のときには速やかに救出されないと死ぬことが多いようです。
事故防止は多くの人が意識していますが,日本では苦手な「起こってしまった事故をどう解決するか」の議論が堂々とできる環境が大切と思います。
ハンディイーパブがどのようなもの(大きさ,価格)かわかりませんが,マリンスポーツを楽しむものが気軽に持てる環境さえつくれば後は本人の判断に任せていいのではないでしょうか。
簡単に調べて見て,現時点ではシーマーカー(海洋染色剤)とキセノンストロボが現実的なのかなと思っていますが,現実にはなかなか入手先もわからず,存在の認識も低いようです。
また情報がありましたら(ニュージーランドの?^^; )ご報告ください。

Posted by: と : May 7, 2006 5:49 PM

>と さん

書き込みありがとうございます。
日本は、行政の縄張り争いと事なかれ主義のせいで、国民の安全は二の次という扱いを受けている部分があまりにも多すぎると感じます。
カヤックやウィンドサーフィンなどのマイナースポーツは、モロにその犠牲となっているような按配ですね。

今はこのブログじゃなく「別冊」の方に執筆の場を移していますが、今後もときどきはこうした記事をアップしようと思っていますので、よろしくお願いいたします。

Posted by: Ryu : May 7, 2006 11:26 PM

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.5

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨ときどきにわか雨。冷たい南西の突風。(高)14度、(低)3度。

[海洋気象] (エイベル)
 【暴風警報】南西25ノット、ただしセパレーションポイントより北では35ノット。午後に南部は15ノット、北部では25ノットに落ちる。北部の海況は非常に荒いが、次第におさまる。午前中のにわか雨中、視界良好。
 その後12時間:全域で南西15ノットに落ちる。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 03:18 AM 0.6 m  High 09:36 AM 4.1 m
 Low 03:38 PM 0.5 m  High 10:02 PM 4.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

未明に突風とともに強い雨が。音で目が覚めるほど。
 夜が明けてからは雨は上がって晴れたが、南風が強くて寒いの何の。日中もシャツ一枚では外に出られない。明らかにこの秋一番の冷え込み。

昨日は帰宅が夜遅く、エントリーできず。昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇りおおむね晴れ。南西風、次第に強くなる。(高)19度、(低)4度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、セパレーションポイントより北では昼前に、全域で夕方までに25ノットにあがる。海況はあらくなる。
 その後12時間:南西30ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:44 AM 0.8 m  High 09:00 AM 4.0 m
 Low 03:03 PM 0.7 m  High 09:24 PM 4.0 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

午前中はずっと曇ってて肌寒かった。
 午後はネルソンに遊びに行ったが、晴れて暑くなった。しかし夕方から再び曇った。風は午前も午後もなかった。

 スイス人美人姉妹をガイド。渡り中のミズナギドリ(詳しい種類は不明)の大きな群れ(数千羽)が水上で休んだり捕食しているところをカヤックでつっきる形になってしまったが、まわり中で鳥が羽ばたいたり浮かんでたりというのは、僕にとっても壮観極まりない圧倒的な眺め。海のない国の人には、さぞかし面白い体験だったのでは?
 ずっと曇ってて決して絶景ではなかったが、ニコニコと楽しく漕いでくれて、こちらはホッとした。 sbh 2 / marahau - split apple - marahau

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昨日は、仕事終わってからネルソンに行き、友人一家と栗拾い。例のヤマイグチというキノコも持って行き、夜は秋の味覚を堪能。
 しかし、こっちの栗には虫が入ってないな? そういう虫がいないのだろうか???

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『エマージェンシー・プランニング・ガイド』の和訳転載の連載第5回。

I am Prepared Nelson-Tasman  -  An Emergency Planning GuideI am
Prepared
Nelson/Tasman
An Emergency Plannning Guide

Prduded by
The Nelson/Tasman Civil Defence
Emergency Management Group

 今日は[ 20 steps to be better prepared ](「備えを改善するための20のステップ」)の2回目。

[ 20 steps to be better prepared Vol.2 ]
 もし緊急事態への準備に閉口気味になってしまったら、この「20のステップ」を使って、問題を解決してみましょう。1週間にワンステップしか出来なくても、遅くとも20週間後には、あなたの備えはずっと改善されているはずです。

◎ステップ5
 災害発生時、特に自宅から避難している場合は、主治医や薬局に何日か行けなくなるかもしれません。必要な常備薬などは、少なくなったら早めに処方してもらうことを心がけ、避難時に持ち出すこともお忘れなく。

◎ステップ6
 小さなお子様は、保育施設や教育施設で長時間過ごしていることでしょう。こうした施設が、適切な緊急対策をしているかどうか、チェックする必要があります。
 幼稚園、学校などに、緊急時に子供たちの安全を確保するためのプランや対策がきちんとなされているかどうか、問い合わせましょう。こうした施設は、きちんと提示できるような明文化された緊急用マニュアルを備えているべきです。もしそうでないならば、子供のためにきちんとした緊急対策をしてもらうように、申し入れをしましょう。
 
◎ステップ7
 大人と年長の子供たちは、家のガス・水道の元栓や電気のブレーカーをオフにする方法を把握している必要があります。家だけではなく、職場でも同様のことが出来ることに越したことはありません。
 電気をオフにすれば、電線のトラブルによる感電や火災のリスクを軽減できますし、ガスをオフにすれば、ガス漏れによるガス中毒、爆発、火災から身を守ることにつながります。

◎ステップ8
 夜間に緊急事態が発生し、電源が落ちていたら、どうしますか? 安全で性能の良い光源が必要です。
 一番良いのは、懐中電灯(+予備電池)です。懐中電灯があれば、家の中を動き回ることが出来ます。次に良いのは、ケミカル・ライト・スティックです。これは最大12時間光り続け、安全と快適さを最低限確保するのは十分な光量を提供してくれます。
 ロウソクやランタンなどは、ガス漏れの疑いがないときにしか使ってはいけません。
 懐中電灯は、車の中にも常備しておきましょう。夜間暗い場所で突然車が止まってしまう事態のためでもありますし、災害時には予備として役立ちます。

ニュージーランドの場合は、職場の安全管理が法でかなり厳しく規定されている。例えば、僕らのような仕事の場合、会社は安全装備として「日焼け止め」も支給する義務がある。これはNZは紫外線が強いために、皮膚ガン発生率が非常に高いためである。
 もちろんこれ以外にも、かなり詳しい危機管理マニュアルを備えておくことが要求される。

 同様に学校も、明確な危機管理マニュアルを作成しておく必要があるので、おそらく上記ステップ6のように、マニュアルのない学校などはまずありえないのではないか、という気もする。おそらくこれは、限りなく私設に近い小さな託児所などを考慮した条項かと思われる。

 が、日本の場合はどうなんだろう??? 

懐中電灯の予備電池の話も出ていたが、ここに書かれていないことを一つ補足しておく。
 理想的には、緊急装備の中に入っているすべての電池使用機器が、同じサイズの電池を使うようにしておくべきだ。つまり、ラジオが単三電池使用ならば、懐中電灯も同じく単三電池のモデルにしておくのが望ましい、ということ。
 さらに、最近はソーラー充電器の類もあるので、緊急持ち出し品の中には、余裕があればそういうものを加えるのも良いかもしれない。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)
 ◎Vol.2 (2005年4月14日)
 ◎Vol.3 (2005年4月15日)
 ◎Vol.4 (2005年4月17日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

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「毎回、すぐに実行してる」という方は人気ランキングをクリックしておいてください。「あ、前回の四つのステップ、まだだ」という方はranking.gifをクリックしている場合ではありません。すぐに対策を!
 って、我が家もまだやり残している項目がいくつか……。


投稿者 Ryu : 3:00 PM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.6
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風、しだいにおさまる。(高)15度、(低)6度。 [海洋気象] (エイベル)  南西10ノット、セパレーションポイントより西では午後20ノッ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.28
コメント

April 22, 2005

{しりとりエッセイ #014} て××××。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)18度、(低)5度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南西20ノットにあがる。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:08 AM 1.1 m  High 08:24 AM 3.8 m
 Low 02:26 PM 0.8 m  High 08:44 PM 3.8 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

快晴、ベタ凪。さすがに10kn程度では、マラハウでも南西は吹かない。
 本日はNZ在住英国人三人組のレンタル。実は五人組で、残りの二人はトランピング。用意の良いグループで、わざわざUHFトランシーヴァを買って、陸組と海組が一組ずつ持ち、今夜落ち合う場所を最終確認できるようにしていた。
 海組の一人は数年前にここを漕いだことがあり、しかもカヤックの腕前も相当なもので、何の問題もない、非常に楽なお客様。

 ブリーフィング終了後、久しぶりにロールの練習。実は先週土曜日、ウェットスーツを買ったのである。そろそろ忙しい時期が過ぎ、身体の故障も治ってきたので、練習しないとな、と思って。僕らはシーズン当初はトレーニングをするのでけっこう上手かったりするのだが、今の時期は練習不足でヘッタクソになってるのだ。僕も例外じゃない。
 本日はオフサイドのロールばっかり。20回ほど立て続けに回ると、目が回ったのと、久しぶりに慣れない動きをしたのとで、身体に力が入らなくなった。いかんなぁ(笑) rent 3

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極々私的なメモ。
 午後は、家人がマッサージの仕事。その間、愛娘と釣りに。今日はスポッティしか釣れなかった。チェッ。

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エイベルタズマン国立公園 ヴィジター向け広報】

  発行元 DOCゴールデンベイ地方事務所
  番 号 10/2079
  発行日 2005年9月10日
  期 限 次の広報が発行されるまで

  
『アワロア・ハットおよびキャンプサイトの浄水について』

 アワロアのハット(山小屋)およびキャンプサイトの浄水システムは、水質検査で引用不適格と判断されました。
 浄水システムが改善され、水質に問題なくなった旨の告知があるまでは、煮沸、フィルターの使用の上で飲用することを推奨します。

 エイベル・タズマン・コースト・トラックの人気サイトでこのようなご不便をおかけすることを、こころよりお詫び申しあげます。

  地区マネージャー John Mason

  Golden Bay Area Office, PO Box166, Takaka.
  Ph:(03)525 8026 Email: goldenbayao@doc.govt.nz

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*** 注 ***
この広報は、当ブログ管理人がヴォランティアで翻訳転載しているもので、内容について一切の責任を負いませんし、お問い合わせにも応じられません。確認は管轄事務所に直接お願いします。

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好評連載「しりとりエッセイ」の第14回。前回は「決まり手」だったので、今回は「て」で始まる言葉を募集。ご応募いただいた候補はこちら。

  • 「てんこ盛り」
     by さださん
  • 「てにをは」
     by Miyaさん
  • 「敵」
     by MMさん
  • 「手練れ」
     by tsuboさん
  • 「手短」
     by kmoritaさん
 以上五つ。やい抽選委員長、出番だぁ、選べぇ!
 「はい、これぇ。しゃしんとってぇ」

厳正なる抽選風景

 えっと、何々、「てんこ盛り」 by さださん

 おりょ、久しぶりのエントリーでいきなり当選とは、なかなかの勝負師だねぇ。
 ありがとうございます、承りました。

さて、てんこ盛りって、ようするに山盛りのことなんだけど、そもそも「てんこ」って何???
 こういうときは広辞苑様にきくしかない。って、なんかしりとりエッセイでは課なら図のように広辞苑使ってるな……。

てん-こ【天こ】
 (西日本などで)頂上。てっぺん。てんこつ。てっこ。
  
てんこ-もり【天こ盛り】
 食器い食物(特に飯)をうずたかく盛ること。山盛り。
 
   広辞苑 第五版より
 う~ん、てっぺんっていう意味だったのか。僕は立派な西日本出身だが、聞いたことなかったな。てんこ、てんこつ、てっこ、どこの方言なんだろ?

 こういう西日本の方言に由来する言葉が、横浜出身岩手在住のさだっちょんから出てくるってのも、考えてみると何か面白い。
 ん? 面白くない? そっか。

閑話休題(それはともかく)。
 「てんこ盛り」、大変良い響きである。「山盛り」も捨てがたいし、別に「大盛り」でも文句はない。が、しかし、ここはてんこ盛りだろう、やっぱり。納得がいかないとおっしゃる方は、次の例を見ていただこう。

ライス
  • 並       150円
  • 大盛り     200円
  • 並       150円
  • てんこ盛り   200円

 勝負ありだ。圧倒的に後者の勝ちである。仮に前者が「ほかほか弁当」、後者が「ポッカポッカ弁当」のメニューだったとしたら、間違いなく「ほかほか弁当」が敗退する。間違いないったら、間違いないのである。

 「何の話だ? どこがアウトドア・ブログだ!?」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれないが、ここのところどういうわけか、月曜日に限って大家の電話番でネット接続できず、したがって「自由テーマ」がずっと書けていない。要するに「ノン・アウトドアネタ」に禁断症状が出始めているのだ。
 よって、前回の「しりとりエッセイ」に続き、今回も限りなく「自由テーマ」気味になるのである。というより、支離滅裂気味になるのである。なるといったら、なるのである。支離滅裂で悪いか!

 というわけで、『Ryu's Logbook』としては、大盛りよりもてんこ盛りの方が売り上げが上がることは間違いないと、結論付けるわけである。

 ただし、OLの多い地域の場合は、逆効果になることは言うまでもない。うら若き女性にてんこ盛りは禁句である(もちろん女性シーカヤッカーはこの限りではない)。

しっかし、若い男っていうのは、なんでまぁあんなにムチャクチャ食うかね?

 高校生の頃の僕は、身長165cm(これは今も変わってないが)、体重58kg(今は3~4kg重くなってる)だった。チビなのをあえて無視し、超ド短足を見て見ぬふりをしていただけば、デブでもガリでもない均整の取れた素晴らしい適正体格である。ムチャ食いするようなヤツには、見えなかっただろう。

 ところが、前にも書いたことあるが、高校時代は片道20kmの道のり自転車で通ってた。しかも途中にけっこうキツイ峠道あり。これを、行きは50分、帰りは1時間半かけて通っていた。重ねて言うが、峠道込みで。朝は平均時速24kmという飛ばしっぷり。再三で申し訳ないが、峠道も含めて。

 当然、腹が減るんだこれが。

 昼食後、二時間の授業を受け、さらにクラブ(剣道部とブラスバンド部をかけもち)までやると、20kmの彼方にある自宅までは到底生きてたどり着けない。

 当然途中で燃料補給をすることになるのだが、たとえば中華の場合は、日替わり定食のご飯をてんこ盛りにしてもらう。今だったら、体調が悪いと食べきれないかもしれない量なのだが、当時はこれでも足りなかったので、前菜代わりに必ずラーメンの大盛りを食ってたような気がするし、デザート代わりに餃子をつけることもあったような記憶もかすかにあるが、あれは夢だったのだろうか?

 で、元気になったら残り10kmの道のりをペダルを踏み、もちろん帰宅後は軽くオヤツを食った後、再びどんぶり飯てんこ盛りで夕食。夜更かしするときは、さらに夜食を爆食。いい加減にしろよ、ったく。

いや、これで驚いてちゃいけない。弁当もすごかった。
 おそらく市販の弁当箱の中では最大級のドカ弁箱には、ご飯だけがギッチリと詰めてある。箸が折れそうなくらいギュウギュウに。で、もう一回り小さな標準サイズの弁当箱にオカズがギッシリ。もちろん油モノやたんぱく質中心。カーチャン、さんきゅ~。

 が、これっぽっちが昼休みまでもつはずがない。今の僕にとっては昼食・夕食二食分に相当する量なので、どうにも信じがたいのだが、実際当時はもたなかったのである。なんせ、人生で一番腹減る時期なのに、朝から20km爆走してきているのである。もちろん朝食は二人前くらい食ってるのだが、そんなものは最初の10kmくらいで消えてしまっている。

 というわけで、学校に着いたら一時間目が始まるまでに弁当の三分の一をかきこむ。一時間目が終わったらさらに三分の一、そして二時間目が終わったら残りの三分の一を、かきこむ、いや、噛まずに呑みこむ(たまに授業中に教科書のかげでこっそりかきこむこともあったが、これはなかなかスリリングだったし、一応良い子ちゃんだったので、数回しかやってない)。

 さて、大変に困ったことに、三時間目が終わるともう食うものがない。このままでは四時間目の途中で力尽きて餓死するに違いない。危機管理上、由々しき事態である。いや、今の僕なら、そんなヤツは力尽きて死んじまえば良いと思うのだけど、高校生の僕はそうは思わなかったらしい。

 しかしそこはよくしたもので、この休憩時間から売店でパンを売り始めているので、終業ベルが鳴るか鳴らないかで教室を飛び出して売店にダッシュ。なんせパンの数は限られている。一年生の頃は売店が遠くてまず手に入れられなかったが、三年生になるとけっこう楽勝で二つ手にすることが出来た。カレーパンとクリームパンという組み合わせが多かったように記憶しているが、なんせ大昔の話なので定かではない。ともかく、時間がないので、この二つを、やっぱり噛まず丸呑み。ウワバミかよ。
 さて、これでなんとか四時間目も乗り切れる。

 四時間目が終わると、待ちに待った昼食だ。食堂に行って、日替わり定食+ラーメン、またはカレー+ウドンを食う。

 午前中から昼にかけてこれだけ食うと、さすがにやっと人心地がつく。よって五時間目と六時間目は、腹ごなしのお昼寝タイムとなる。だいたい五時間目開始直前に眠りに着くと、目が覚めた頃に六時間目が終わるような仕組みになってて、非常に段取りが良いのである。さすがは模範生徒だ。
 僕がいまでも昼寝を人生最大の楽しみにしているのは、この頃の習慣に端を発していると思われる。「寝てはいけない」というタイミングに寝るのが、いまだに何よりも甘美だとかんじてしまうのだから、病はかなり重い。

 六時間目が終われば腹も適度にこなれ、疲れもバッチリ取れているので、いよいよ目を覚まして活動開始。道場に行って竹刀を振るか、ホルンを吹きつつ女の子とダベるか、両方をサボって街をブラブラするかは、その日の気分次第。
 で、帰り途の途中で再度怒涛の食欲に襲われるのは、最初に書いた通り。あえて繰り返す必要もないが、念のため書いておくと……。

 いや、やめておく。今こうやって書いていて、自分でも気持ち悪くなってきた。あの細い身体のどこにあれだけ入ったんだ?
 思えば、あの頃食ってたのはほとんど油モノだった。なんで太らなかったんだろう? なんで身体壊さなかったんだろう?
 ざっと勘定すると、今の四倍から五倍食ってるぞ。いったい一日に何円分の飯を食っていたのだ……。

 【教訓その壱】子供作るなら、女の子に限る。
 【教訓その弐】間違って男の子が出来たら、十二歳で元服させて放り出すべし。

今、これだけ食欲があったら、僕にはアウトドアなんて無理だ。特にバックパッキングなんて到底できない。この体格でそんなに食料運ばなきゃいけないなんて、悪夢だ。山小屋泊まりの一泊二日トレッキングでさえ、とんでもない量の荷物になる。
 いやぁ、まともな食欲に落ち着いて、よかったよかった。

はい、次回は「り」で始まる言葉を募集いたします。奮ってご応募を!

 あ、「理不尽」はすでに一回採用されてるので、もうダメです。しりとりの基本っす。ただし、前回採用されなかったお題は、再度応募可能です。えっと、いちおう明文化しておきましょうね。(追記:4月25日)

 気になるポイントは……。

  1. Miyaさん
     49 pt
  2. tsuboさん
     39 pt
  3. MMさん
     36 pt
  4. kmoritaさん
     36 pt
  5. さだっちょんさん
     16 pt
  6. ツォンさん
      7 pt
  7. TO-BEさん
      3 pt
  8. youさん
      1 pt

 kmoritaさんが皆勤賞達成で、同点3位に浮上!

【ルール ver.1.2 24/04/2005

  1.  決められた「お題」に従って雑想をしたためる。
  2.  次回の「お題」はコメント欄、あるいは他のブログからのトラックバックによって募集する。メールでの応募は受け付けない。
  3.  候補の中から抽選でお題を選ぶ。
     あるいは、コメント欄で「おぉ、このお題は面白そうだ!」って盛り上がったものがあったら、もちろんそれを採用する。
  4.  新規エントリーをアップする際、前回のエントリーにトラックバックを打っておく(自サイト内トラックバック)。
     採用の「お題」が他のブログからのトラックバックで寄せられていた場合は、当然ながら当該エントリーへのトラックバックも行う。
  5.  翌日アップが原則の「リレーエッセイ」と違って、こちらは不定期連載を可とする。よってコメント欄でのお題の募集は数日間受け付けるが、いつまでたっても応募がなければ、連載終了とする。
  6.  一度採用された「お題」は、再度候補として応募できない。ただし採用されなかった「お題候補」は、仮に前回は他人が応募したものであっても、再度応募可能とする。
  7.  足りないルールがあれば、適宜適当に追加する

「アウトドア」 → 「遊び」 → 「ビックリ」 → 「理不尽」 → 「ンジャメナ」 → 「なしくずし」 → 「シッダールタ」 → 「啖呵」 → 「返り討ち」 → 「珍道中」 → 「うたかた」 → 「但し書き」 → 「決まり手」 → 「てんこ盛り」 → 「???」

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「まだ甘い、もっと食ってたぜ」という男性は人気ランキングを、「うわぁ、男って何考えてんのぉ!?」と思った女性はranking.gifをクリックしてください。
 「あら、男のクセにだらしない、私はその倍は食べてたわよ」という頼もしい女性は両方をクリックしてから、どっか行ってください。


投稿者 Ryu : 9:06 PM
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Title: {しりとりエッセイ #015} リ○○○△△△。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 午前中曇り、午後晴れ。風おだやか。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南東15ノット。ただしセパレーションポイントより北では25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.06
Title: {しりとりエッセイ #015} リ○○○△△△。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 午前中曇り、午後晴れ。風おだやか。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南東15ノット。ただしセパレーションポイントより北では25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.06
Title: {しりとりエッセイ #015} リ○○○△△△。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 午前中曇り、午後晴れ。風おだやか。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南東15ノット。ただしセパレーションポイントより北では25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.06
コメント

り・・・・・。

「り」って、普通のしりとりでもけっこう難関ですよね・・・。

やっぱり、

「リリーの缶詰」

としておくかな。あ、助詞が入るのは反則かな?

Posted by: kmorita : April 23, 2005 2:26 AM

中学後半には多分同じ位食べまくっていた記憶がありますけれどねぇ。
朝学校の近くで「朝のおやつ」を購入して、お昼用に構内で先売りの菓子パンは3-4個リザーブし(一日通じての腹ごしらえ用)、その上にお弁当はきちんとお昼に食べて、学校帰りに更にターミナル駅でケーキとかパフェとか余裕で平らげておりました。
ちなみに現在に至るまで牛乳がないと生きていけない人間なので、構内の自販機で牛乳パックも一日複数回使用していた記憶もありますね。
別にそんなにカロリー消費するような生活していなかったんですけれど、太らなかったんですねぇ、その頃は。
当時の体質+メタボリズムを取り戻したい(涙)。

で、しりとりは、
「リトマス試験紙」
でお願いします。
英語圏生活は長くても、phはやっぱり「ピーエイチ」ではなくて「ペーハー」と発音しないとしっくり来ないんですよねぇ・・・

Posted by: MM : April 24, 2005 8:16 AM

ありがとうございます>お二方

リリーの缶詰って、一瞬何のことか分かりませんでした。
だいぶ、海外ボケが進んでいるようです。
参った。


MMさんって、スマートな方と伺っていますが、そんなに食べてたんですか?

>当時の体質+メタボリズムを取り戻したい(涙)。

いや、僕はもうあんなのはゴメンっす。
自分で飯代稼ぐようになった今、思い出すだけで寒気がします(^^;
今切実に望むのは、不飲不食の仙人生活……。


>英語圏生活は長くても、phはやっぱり「ピーエイチ」ではなくて「ペーハー」と発音しないとしっくり来ないんですよねぇ・・・

ペーハーってのは、おそらくドイツ語発音っすよね。
でもこっちの日常生活でこの単語を使ったことないかも……。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 12:00 PM

抽選委員長、指摘がないようなので。(大人はそんなこと暗黙の了承?)

採用に際は、前回の「ん」のお題以外でお願いします(゜∀゜)。

ここも前回でてるの禁止でお願いします(*´∀`)。
http://plus.naver.co.jp/browse/db_detail.php?dir_id=110515&docid=10127


お題は「理不尽」でお願いします。まさに理不尽なり。ヘ(°◇、°)ノ~ ウケケケ...

Posted by: ツォン : April 24, 2005 12:38 PM

ツォンさん、しりとりで同じ言葉を言うのは、基本的にルール違反っすよ。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 1:15 PM

なかなかアウトドア話に戻れませんね。
今回は「リゾート」でお願いします。

Posted by: Miya : April 24, 2005 1:30 PM

アウトドアネタ、がんばります(笑)
ありがとございます。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 3:01 PM

んじゃ、「リコール 【recall】」で(笑)。

Posted by: ツォン : April 24, 2005 8:00 PM

あ、お見事な切り替えし!>リコール
承りました、ありがとうございます。

Posted by: Ryu : April 24, 2005 9:16 PM

「り」から始まるアウトドアネタの決定版。
「リュウ(Ryu)」でお願いします。

人名はだめだったけ?

Posted by: tsubo : April 25, 2005 5:43 PM

人名、ダメデス!

といいたいところですが(笑)、僕以外の名前、例えば「カ」のお題で「開高健」なんてのが挙がったら、大喜びしてしまうだろうと思いますので、その辺は公平を期しまして、「リュウ(Ryu)」、謹んでお受けしますm(..)m

でも、「リッチー・ブラックモア」なんてのが挙がったら、やっぱり「人名ダメ」って言うかも、アハハ(笑)

Posted by: Ryu : April 25, 2005 7:27 PM

April 21, 2005

[ リレーエッセイ #87 ] 130ドルで旅をしろ、ってか?

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)21度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南西10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 01:27 AM 1.3 m  High 07:46 AM 3.6 m
 Low 01:47 PM 1.1 m  High 08:01 PM 3.5 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から風が強く、寒い。この季節に南風吹くと、やっぱり冬っぽいな。

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極々私的なメモ。
 昨日のキノコ、食ってみた。さすがに愛娘には食わせなかったのだけど、僕も家人もピンピンしてる。
 美味かった。香りは、シメジとマイタケの中間のような感じで、歯ざわりはエリンギにちょっと似てるかな? 先日サンデーマーケットで買ってきたオランダ人(?)の売ってたバカ高いサフラン・ミルク・キャップより、数段美味かったぞなもし。

 お天気が怪しく、雨が降りそうだったので、食後ヘッドランプつけて慌ててもう少し採りに行ったのは言うまでもない。なんせ、濡れるとブヨブヨベトベトになっちゃうキノコだから。

 ワハハ、これから毎年4月になったら、このキノコが食えるぞ。嬉しいな。

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新規参入のでこりん佐藤のリレーエッセイ#86 一万円ポッキリで何処にいける?よりバトンタッチ。

 何の予告もなく、いきなり走者が三人増えて驚いた。最初は編集長ごうちゃん&僕の三人で始めたのだが、そこにカミゾノさだっちょんが加わり、さらに今回ショージアツシでこりんの三人が一気になだれ込んできて、合計八人。
 なんかスゴイことになってきたぞ。面白いじゃん。
 今はまだ大人しく順番に回ってるけど、そのうち一人を集中攻撃とか始まるんだろうか? 七人相手に一人で奮戦ってのは、なかなか壮絶なことになりそうだな。でこりんを集中砲火にさらしてみるか? たぶん前の職場で鍛えられて、ずいぶんと打たれ強くなってるはず(笑)

 ちなみに、編集長、ごうちゃん、カミゾノ、ショージの四人は、もちろん僕にとっては旧知の仲。仕事仲間であり親友であり、ブラザー(シスター)であり、という関係。
 で、さだっちょんはというと、昨年度ウチの会社スリーデイ・ツアーに遊びに来てくれたので、二泊三日の旅を一緒に過ごした仲(怪しい関係ではありませぬ)。

 で、問題のG-Outfitter新入り二人組のアツシとでこりんだけど、僕は2003年9月に野遊び屋を引退して晴れて部外者となり、それ以来はまったくタッチしていないし、そもそもあれ以来日本にも行っていないので、G-Outfitterの新人と面識があるはずがない。あるはずがないのだけど、これがなぜだか二人とも知ってるんだから、始末が悪い(笑)
 しかもねぇ、実を言うと、あの二人が最初に顔をあわせた現場に、僕も居合わせたんだな、これが。

 でこりんは、2002年と2003年にG-Outfitterが受託してた、子供向けシーカヤック・キャンプ・プログラムのクライアント団体の職員で、彼がシーカヤックを覚えたのも、そもそもそのプログラムがきっかけだった。
 一方のアツシは、「プロガイド・ワークショップ2003」の派生プログラムとして開催した「ツアーリーダー・セミナー2003」の三浦半島会場に来てくれてた。実はでこりんもそこに参加してくれてたので、僕ら三人はそこで揃って顔をあわせてたというわけ。
 そのときの模様は、別の参加者の方がサイトで紹介してくださってるが、よく見ると二人ともちゃんと写ってる。「福井から参加のでこりん佐藤さん」って書いてある写真の、黄色い艇に乗ってるオレンジ色シャツが福井の佐藤さんでこりん。で、僕がタンデム艇の上に立ち上がろうとしている写真の、僕の背後に座ってるのがアツシだ。
 あのプログラム、疲れたけど面白かったなぁ。

 しかし、一年半後に連中が香川入りすることになるとは、思いもしなかったし、まさかこうやってブログでリレーエッセイを回すようになるなんて、誰が予測しただろう? 世の中どうなるか分からんもんだねぇ。

 今年秋(日本の秋ね)には「プロガイド・ワークショップ2005」のために、僕も久しぶりに香川にお邪魔することになるので、そのときまでには頑張って一人前のガイドになっててください>アツシ&でこりん

さて、前置きが例によってやたら長くなった。そろそろかんじんのリレーエッセイに入ろう。

 一万円で旅行計画立てろってか?

 こうやって皆が律儀に同じお題をまわしてるのをみると、ムラムラと強引に別の話題に切り替えたくなる天邪鬼な僕なのだが、数えてみるとメンツのうち半分しかこのお題を書いていない。しかも、特に面白そうなことを考えそうな、さだっちょんと編集長のところに回っていない。今話題を変えるのは、ちょいともったいないので、僕にしては珍しく、今日のところは素直にお題通り書いておくことにする。

さて、残念ながら、ここニュージーランドでは、一万円札は使えない。まずは両替だ。
 本日現在の為替レートは1ニュージーランド・ドル=77円20銭だそうだ。ということは、

 10,000円÷77.20円/ドル=129ドル53セント

 なるほど、約130ドルか。微妙な金額だなぁ。けちれば二、三週間はいけそうだし、下手すりゃ半日で消える。さて、どうするか。
 
予算が決まったら、次にだいたいの経費を計算しておかねばなるまい。

 一応車を使うことを想定して、まずはガソリンだが、最近はメチャクチャ高い。レギュラーがだいたいリッター1ドル30セント。旅ならセドリック・ステーションワゴン(ホントはライトバン)の方を使いたいところだが、こっちは燃費が悪いしエンジンも非力なので、パワーがあって燃費も良いブルーバード・ハードトップを使おう。こいつは遠出すれば、軽くリッター12kmは走る。ホントはもっと走るけど、まぁ少なめに見積もっておこう。
 ということは、100kmあたりの燃料費は10ドル83セントなので、約11ドル。う~ん、けっこうかかるなぁ。
 ちなみに1999年には、1ドルが50円を切っていた時期があり、同時にガソリンもリッター70セントくらいに下がってて、日本円換算するとリッター40円を切っていた。メチャクチャ安かったよなぁ。その頃と比べると、軽く倍以上……。

 気を取り直して宿泊費。テント泊とバックパッカーズ・ホステルと呼ばれる安宿を半々に使う感じになるだろうか。ニュージーランドの場合は、日本と違って場外キャンプが出来る場所がそんなにないので、どうしてもキャンプサイトを使うことになるが、価格はまちまち。国営のサイトならば5ドル前後だろうし、民営のモーターキャンプだと10ドルくらいだろうか。でも、おそらく民営のサイトは使わないな。
 一方のバックパッカーズは、今はドミトリーでも18ドルくらい取るところが多いようだ。高くなったもんだ。
 国営キャンプサイトとバックパッカーズを半々ということだから、ちょいと高めに見積もって、一泊平均13ドルということにしておこう。うむむ、これまたけっこう高い。

 さて、食費。家にいれば一人平均10ドルを切るのは簡単だが、旅行中はどうしても高くつく。昼なんかはカフェに入って食うなんてことも多いだろうから、最低でも一日15ドルは見ておく必要があるだろう。
 ビールは家から自家製を持っていくことにして、費用からは除外。

 有料道路の類はこっちにはまったく存在しないし、田舎に行くと駐車料金を取られることもない(都市部でも一時間数十円~せいぜい百円少々)ので、ガソリン代以外の交通費は計算しなくて良い。
 燃料費だけど、家にはまだたっぷりホワイト・ガソリンもLPGカートリッジもあるので、これまた経費には入れない。
 キャンプ道具やらアウトドア用具やらも、全部家から持っていくので無料。釣り餌も、庭でミミズ掘っていくし、もしカヤック持って行くとしても、リヴァー艇は自前、シーカヤックは会社からかっぱらっていくので、やっぱり全部無料。

 というわけで、経費はこんなもんか。

さて、次に大きな問題がある。一人で行くか、それとも家族三人で行くかだ。

 一人で行くなら、前段落の経費でOKだが、三人となると、宿泊費を一泊30ドル、食費を一日40ドルと割り増し計算せねばならぬ。っつぅことは、一泊二日で軽く100ドルを突破するので、二泊三日でさえかなり辛い。ガソリン代まで考えると、一泊二日でないと無理。

 節約しよう。宿は使わずテント泊。食事も全部自炊。そうすると三人でも、宿泊費一日10ドル、食費一日30ドルと計算できるので、一日あたり40ドル。二泊三日、七食と計算しても、全部で90ドル。40ドル残るので、全部ガソリン代に使うとすると往復360km、片道180kmのとこまでは行ける。ただし、他には一切金は使えない。博物館も見られないし、カフェでちょいとコーヒー一杯ってのも無理。もちろんドルフィン・スイムだの氷河ウォークだのラフティングだのという、ニュージーランドらしいアクティヴィティなんて、望むべくもない(いや、その手のアクティヴィティだけで一万円が軽く吹き飛ぶってば)。

 う~ん、どうしよ……。

 あ、ひらめいた。三人なら、ダーヴィル島シーカヤッキングだ。フレンチパスまでの距離は、おそらく120kmくらい。そのうち35kmくらいがダートロードなので若干燃費は落ちるだろうが、それでも往復30ドルもあればガソリン代は大丈夫だろう。
 で、島に渡ってしまうと、有料キャンプ場さえないので、お金は一切使えない。100ドル余ってしまう。困ったな。

 なぁ~んて心配する必要はない。何にもない島で、1ドルも使わずに2週間のキャンプ・シーカヤッキングすることが出来るのも事実なのだけど、実は一軒だけレストラン&ホテルがあるのだ。d'Urville Island Wilderness Resortがそれで、4年ほど前に一度だけ食事しに行ったことがあるが、こんな離島にあるとは思えないほど洒落てるし、味もなかなか。今回はここを利用して一泊二日の旅としよう。

 ウェブサイトには価格表がない(どんなサイトだよ!)ので、手元にある数年前の古いパンフレットを参照するが、一番安い部屋が二人で68ドル+子供追加で14ドル、合計82ドル。値上がりしてるだろうから、約100ドルは見ておいた方が良いな。これでめでたく130ドル、つまりキッチリ一万円。

 え? 島までどうやって渡るかって? 予算の関係でウォータータクシーは使えないので、もちろんシーカヤックを使う。会社からタンデム艇を借り出して、三人で乗っていく。ハッチに装着する子供用シート&スプレースカートキットをエイベル・タズマン・カヤックス初代オーナーのトムから借りれば、少々の海況でもまったく問題なし。
 この宿は東海岸にあるので、難所フレンチパスを抜ける必要もないので、子連れ一泊二日シーカヤッキングにはちょうどお手頃だ。

 あ、念のために申しあげておきやすが、「どなた様にとってもお手頃な子連れトリッププラン」じゃござんせんよ。あくまでも「僕にとって」の話ね。マルボロ・サウンドは天候変化が早いし、海上交通量も少ないので、いざというときのリスクは、エイベルタズマン国立公園とは比較にもならないってことは、一応明記しておきやす。

 ともかく、早朝家を出て昼前にフレンチ・パスの村から漕ぎ出せば、夕方にはチェック・インできるはず。翌日は、釣りしながらゆっくり帰ってきて、日暮れまでにカヤックを車に載せられれば良いや。

 よし、家族旅行プラン、一丁あがり。たぶん残金なし。もし余ったら、帰り途にコーヒーでも飲もう。ネルソンのマクドナルドくらいは開いてるだろう。

さて、次は一人旅パターンだ。こっちは金に余裕があるぞ。もう少し長く旅が出来るな。あるいは、パァ~ッと派手に散在するか?

 さぁて、どこに行こう? 北島は昨年6月に行ったばかりだし、一万円ポッキリだとヒッチハイクしないと辛いので却下。
 いや、ヒッチハイクも面白いし、「旅行記エッセイ」だったらネタとしても美味しいんだけど、「旅行計画エッセイ」にはまったく向かない。なんせ、計画が立たないとこがヒッチハイクの醍醐味なんだから。計画になってない計画書は、もうすでにショージが書いちゃってる。ありゃ、どっちかというと「犯罪計画書」だよ(笑)

 ま、それはともかく、北島が厳しいとなると、西島(豪州)はもっと無理なので、結局南島しかない。
 南島で行ってみたいところと言えば、なんといってもクライストチャーチのカジノ、なんてハズはない。一回行ったけど、あんなもんにハマるヤツの気が知れん。あ、ショージじゃないけど、元手を増やすのには良いかもしれない。でもスッたらそれまでか。イカンイカン、やめとこ。「破産計画書」になる。

 えっと、真面目に考えよう。今からだと、川のフィッシングシーズンはそろそろ終わりだなぁ。却下。

 サーフィンはアツシがもう書いちゃった。これも却下。

 ドルフィン・スイムとかホェール・ウォッチングなんかも良いんだけど、これはちょいと予算的に辛いか。却下。

 じゃぁ、フィヨルドランド国立公園に行って歩くか? もうそろそろミルフォード・トラックなんかも、予約なしで入れる時期だな。DOC(ニュージーランド自然保護省)のサイトでチェックしてみたが、冬季のハット(山小屋)の価格が出ていない。何だか派手に値上げしたっていう噂だけど、いくらくらいになってるんだろ? エイベルタズマン・コーストトラックと同じく、一泊25ドルとか言われると、もうお手上げだな。
 夏と違って好き勝手に歩け、好き勝手に泊まれるミルフォード・トラックとかルートバーン・トラックってのも魅力的だけど、考えてみればもうそろそろ雪降ってるだろな。寒いのは苦手じゃ。やっぱ却下。

あ、待てよ。やっぱりd'Urville Island Wilderness Resortを利用するっていう手があるんじゃん。パンフレットによると、朝食+ランチ/弁当+2コース・ディナーつきで一人一泊78ドルっつぅのがあるじゃん。値上げしてるとしても、90ドルくらい見ておきゃ大丈夫だろ。これ良いねぇ。

 もちろん、一人だったら、これ一泊だけってのはもったいない。会社からでかいシングル艇を借り出して、キャンプ・ツアーだ。天候が良く、なおかつ早朝潮が止まる日を選んで、まず初日にフレンチ・パスを突破して時計回りに島を一周しよう。
 西海岸は荒れるととんでもないことになるから、元気なうちに二泊三日で突破しちまおう。ガシガシ漕げば、きっと一泊二日でヘルズ・ゲイト越えも可能だと思うし、一日で西海岸全突破した友人の女性ガイドもいるけど、そこまで頑張るのは僕の流儀に反するので、やっぱり西海岸では二泊する。初日はサンディ・ベイ、二日目はスワンプ・ベイに泊まる。イヒヒ、あの二箇所は極楽なんだよな。

 で、三日目にヘルズ・ゲイトを越えて東海岸入り。そしたら釣り三昧しつつ、四日かけてのんびりちんたらd'Urville Island Wilderness Resortまで南下して、そこで上記のセットで一泊。10ドル余るから、よく冷えたグラスワインとビールもつけよう。
 翌日はやっぱり釣りしながらフレンチ・パスの村まで戻って、あとは家族旅行版と同じく、日暮れまでにカヤックを積んで帰途に着く。あ、最終日は島を離れる前に、アワビとクレソンもたっぷりとって、お土産にしなきゃ。魚も、ブルー・コッドと鯛とホウボウを釣って持ち帰りたいとこ。ガンバロ。

 以上、七泊八日、キャンプ六泊に宿で一泊の、ダーヴィル島一周シーカヤッキング計画、一丁あがり、これまた残金ゼロ。
 良いんじゃないの、これ? うん、これ良いよ。よし、これにしよう。
 
 って、結局全然目新しくないプランだな(^^; 何かいつもマルボロ・サウンドに行っちゃう。ま、いいや。

 で、家族旅行にしても、一人旅にしても、結局公営キャンプサイトもバックパッカーズ・ホステルも使わないことになってしまった。ま、いっか。

実はねぇ、6月の終わりに友人と、久しぶりにダーヴィル島を漕ぎに行くっていう話があるんだな。
 ただ、ごうちゃんがこっちに来る時期とモロに重なってるんで、ちょいと迷ってるんだけど。
 友人は「そいつもダーヴィル連れて行こうぜ」って言ってくれてるんだけど、さすがにニュージーランド着いた瞬間に家族放り出してダーヴィル漕ぎに行くのはマズイやろ?>ごうちゃん(笑)

うっし、何とか手堅くまとめたところで、えっと、どっちに回そう? 編集長は、娘さんのお誕生直後だし、息子さんは明日が三歳のお誕生日だよな、確か。きっと滅茶苦茶お忙しいだろうから、さだっちょんにバトンタッチ!
(今日は、我ながら気味悪いほど素直すぎるな。お迎えが近いのだろうか?)

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「やっぱ一人旅だよ」と思った方は人気ランキングを、「家族旅行がよろしい」と思った方はranking.gifを、「カジノだよ、カジノ」と思った方は、身を滅ぼさないように気をつけてください。

投稿者 Ryu : 12:05 PM
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Title: [ リレーエッセイ #88 ]100万ドルの絶景がどこかですって?
Excerpt: ・・・・あら?そんなこと誰も言ってない? Ryuさん の[ リレーエッセイ #87 ] 130ドルで旅をしろ、ってか?からのバトンタッチ! だってさー・・・・皆さん、今日は日曜日ですよ! 日曜...
From: さだっちょんのドンブラコ岩手生活
Date: 2005.04.25
Title: 樺の木を探してしまう日々。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 曇り、ときどき雨。南東の突風。(高)14度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル)  【暴風警報】南東25ノット、ただしセパレーションポイントより...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.05.17
コメント

ダーヴィル、、、やばいよなー行くと、、、(^^;

ま、今回はカヤック無しで。

Posted by: ごう : April 21, 2005 10:40 PM

やっぱニュージーランドは野遊び天国ですねー。久しぶりに行きたくなってきました。

それにしてもペトロールが$1.3?!?
以前はCHCHで81¢ オークランドで79¢ぐらいでしたよね? 通貨が実力以上に暴騰してるのに、なぜ輸入品である石油の値段があがるんでしょう?不思議だ。

ちなみに東京だと高速代、ガス代、昼、夕飯で1万越えそうです。もちろん日帰りで。しくしく。

Posted by: Nori : April 22, 2005 4:33 AM

>ごうちゃん
やばいよな、やっぱり。
なんせ、アワビとり放題やし、タラも釣り放題やし、焚き火し放題やし。
やっぱり、やばいよな。

しゃーない、ごうちゃん抜きで行くか。


>Noriさん
そう、NZ$高いくせいに、ガソリンも同じくらい高いんですよ。
思えば、NoriさんがNZにいらっしゃった頃、NZ$は弱かったのに、ガソリンは安かった。
どういうことなんでしょ???


>ちなみに東京だと高速代、ガス代、昼、夕飯で1万越えそうです。もちろん日帰りで。しくしく。

下手すると、二人で映画観て軽く一杯引っ掛けるだけで、軽く一万円飛びますからねぇ>東京


Posted by: Ryu : April 22, 2005 8:58 PM

>なんせ、アワビとり放題やし、タラも釣り放題や>し、焚き火し放題やし。

ぐぐぐ、、、

Posted by: ごう : April 25, 2005 6:35 PM

April 20, 2005

食費節約の日々。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨一時雨。北風。(高)19度、(低)10度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北:北西15ノット、昼前に25ノットに上がり、夕方南西30ノットに。その他:南西10ノット、昼前に北西15ノットに、夕方南西20ノットに変わる。海況は次第に荒くなる。午後の雨中視界不良、ただし夜には回復。
 その後12時間:南西25ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 12:35 AM 1.6 m  High 07:03 AM 3.3 m
 Low 01:03 PM 1.3 m  High 07:12 PM 3.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝からどんよりと曇り。昼過ぎの段階ではまだ雨は降っていないが、上空を見ると、北西の風がかなり吹いているようだ。

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最近、釣りが我が家のプチ・ブームである。昨日も、近所の釣り場を見に行った。もう日暮れ直前だったので、見るだけで竿は出さないつもりだったのだが、見てるとやっぱり「ちょっとやってみっか」ということになり、20分ほど振ってみた。
 でも、エサ持ってってなかったので、一回アタリがあっただけ。ニシンだったのだけど、吊り上げる前にバレてしまった。

 が、そこはよくしたもので、側で釣ってた男の子が、良いサイズのニシンとカウアイを一匹ずつくれたので、家に飛んで帰って焚き火台で火をおこして、塩焼きに。ムチャクチャ美味かった。いやぁ、やっぱ、焚き火の焼き魚は絶品。
 今日も竿持ってウロウロしてみようかな(笑)

で、本日は娘と近所の公園に散歩に行った。すると先月30日にアップした一枚目の大物キノコを見つけたのと同じ場所で、二種類のキノコの群落発見。

 一つ目はおなじみのベニテングタケ。
 
ベニテングタケ

 でも、昨年4月29日に掲載したものより色が悪い。くすんだオレンジ色で、全然華やかじゃない。
 実は同じ場所で、二週間ほど前に色鮮やかなベニテングタケを一個だけ見つけたのだが、誰かが掘り起こして捨ててあったので、たくさん出始めるのをジッと待っていたのである。しかし次々に出始めたのを見ると、ひどい色。なぜだ?

 ま、いいや。問題はもう一つの種類だ。

brown birch bolete

 これ、どうやら先月30日の大物キノコと同じものらしいのだが、今回は濡れてボヨボヨになっていなかったので、ようやく判別できた。英名はbrown birch bolete、学名はLeccinum scabrum和名はヤマイグチというらしい。

 今回のは、前回の以上にデカイ。見よ、このサイズ。
 
brown birch bolete

 実は図鑑には、直径5~10cmと書いてあるので、この直径15cm超っていうのは、破格サイズ。

ま、サイズはともかく、手元の図鑑によるとこれは食えるキノコということが判明。英国では「食えるが、わざわざ食うほどではない」とされるらしいが、ニュージーランドでは「非常に美味い」といわれているらしい。キノコは場所によって味が大きく変わるのは当たり前なので、ここはニュージーランドの俗説に従って食ってみることにする。

 なんか、魚といいキノコといい、最近「拾い食い」が増えてきたな(笑)

 でも、まだ食ってないの。たぶん今晩食べることになるかな。明日ブログがアップされなかったら、食中毒だと思ってください。

関連過去ログ【キノコ】
 ◎ベニテングタケ(2004年4月29日)
 ◎不明(2004年10月26日)
 ◎不明一種&フィールドマッシュルーム(2005年1月4日)
 ◎色々(2005年1月14日)
 ◎色々(2005年3月30日)

追記(2005年5月18日)
 大変なミス。実はこれはbrown birch boleteではなく、orange birch bolete、学名はLeccinum versipelle。和名はちゃんとしたものがなく、ヤマイグチの一種と呼ばれるようだ。
 美味いのも当然で、このorange birch boleteは、イグチの仲間の中では一番美味いキノコなのだそうだ。あと大きさもorange birch boleteならば納得(8~20cmらしい)。

 毒キノコと間違えたんじゃなくて、ホント良かった……。

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投稿者 Ryu : 2:55 PM
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コメント

Ryuさん、キノコもでっかいですが
2年ぶりに拝見する娘さんも、
びっくりするくらい大きくなられましたね♪
すっかりいいお嬢様になって^^

いやあ、子供の成長は早いなあ。。。
キヌガサタケのようです(笑

Posted by: chihi : April 20, 2005 9:40 PM

chihiさん、どもどもです。

2年見てないと、ずいぶん違うでしょ?
『パドルの向くまま、気の向くまま』の「親バカ日記」は更新止まっちゃった代わりに、こっちにはときどき娘の写真登場させてます。

このブログに最初に載せたのは昨年5月18日
http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/000265.html
なんですが、今見直すと、11ヶ月でもけっこう大きくなってますね。

子供は育つの早いっす。
その分、自分が年食ってるのかと思うと、イヤになっちゃう。
こっちは衰えるばっかりですよ。


あ、キノコ、めちゃくちゃ美味かったので、食事の後あわてて追加で採りに行ってきました(笑)


Posted by: Ryu : April 20, 2005 10:38 PM

生きてるみたいですね。
我が家も最近「草」を食ってます。ギシギシとかほかにも新芽は天ぷらにすると結構いけますね。

Posted by: kagosima : April 21, 2005 12:14 AM

kagosimaさん、初めまして、かな?

生きてます、生きてます、美味かったです。

ギシギシは食べたことないんですけど、美味しいんですか?

日本にいた頃は、スベリヒユはおひたしにしてよく食ってました。
って、実はこっちでは「野菜」に近い扱いだったりしますが。


Posted by: Ryu : April 21, 2005 1:41 AM

おひさしぶりです。あのあたりだと湖か池でしょうか?日本だと買ったほうが安いとかで思わず魚屋へ走ってしまいますが、かの国では魚は釣るのがベストですよね(笑 chchだとちょっと郊外に行けば大きな川があって、トラウト系の大物が釣れるとか釣れないとか。

今東京なんですが、最近のつり話読んでるとNZが恋しくなってきましたよ。つり三昧めざして転職するかなー。

Posted by: Nori : April 21, 2005 3:50 AM

初回登場のMayさん拝見しました^^
すごい!ポストカードみたいじゃないですか?

いいなあ、ちっちゃい女の子に戻ってワイルドに暮らしたいわっ。。。

Posted by: chihi : April 21, 2005 4:51 AM

>Noriさん
海です、海。
アジとかイワシとかに飢えてて、毎週のように海に行っちゃうんですけど、なかなかアジ、イワシは食えません(^^;

でも、今回もらって食べたのが、両方とも光物だったので、大満足した。

ホント、この国は気軽っすね。
魚影はきっと日本の方が濃いんですけど、釣り自体はこっちの方が手軽っすよねぇ。


>chihiさん
ぽ、ポストカードっすか?(^^;
恐縮です(^^;;;

ちっちゃい女の子、ワイルドですねぇ、ホント。
僕もこの頃に戻れるものなら、戻りたいっす。

Posted by: Ryu : April 21, 2005 11:08 AM

April 19, 2005

EPIRBの件、続報。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノットにあがる。その他は変風10ノット、午後北東に変わる。海況おだやか。
 その後12時間:北10ノット、ただし北部では北西25ノットに上がる。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 06:05 AM 3.1 m  Low 12:11 PM 1.5 m
 High 06:13 PM 3.1 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨日の夕方の雲はなんだったんだろう? 今日も朝から快晴のインディアンサマー。

昨日は大家の電話番でネット接続できず。昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)17度、(低)5度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北は東10ノット、その他は変風10ノット、午後一時北東に変わる。海況おだやか。
 その後12時間:変風10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 04:36 AM 3.0 m  Low 11:07 AM 1.6 m
 High 05:00 PM 3.0 m  Low 11:16 PM 1.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝からいつものごとくの好天で、日中はTシャツ短パンで大丈夫な陽気。
 しかし、夕方からいきなりどんよりと曇った。予報ではそんなこと言ってないぞ。

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極々私的なメモ。
 一昨日、モトゥエカのサンデーマーケットに出かけたら、栗と見たことないキノコを売ってる屋台があった。どうやらオランダ人らしく、キウィの数倍の値段。高い!
 しかし卑怯なり。そんな組み合わせ見せられたら、日本人は買っちまうじゃねぇの。えぇ、買いましたとも。高かったけど。ゴーツクバリのくそダッチめ!!
 でも、やっぱり美味かった>秋の味覚

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つい最近ここにいらっしゃった方は、ここのところ頻繁に話題になってる「EPIRB」なるものが分からなくて話についてこられていないかもしれないので、簡単に再述しておく。
 EPIRBとは「Emergency Pisition Indication Radio Beacons」の略で「イーパーブ」と読む。「衛星非常用位置指示無線標識」というのが正しい日本名らしいのだが、要は船舶が備え付ける緊急装備で、遭難時にオンにすると中継衛星に向けて海難信号を発信し、それが世界中で受信されるという便利なビーコンである。

 ところが日本の法律では、動力船にはEPIRB搭載が義務付けられている反面、シーカヤッカーが免許を取得して搭載することが非常に困難であるばかりか、そもそもシーカヤックに搭載できるハンディ・モデルが日本では販売さえされていないという事実がある。
 つまり日本の場合は、シーカヤックが海で遭難した場合、救助要請の面で動力船に比べると大きなハンデを背負うわけである。

 ちなみに遭難時に力を発揮する他の緊急装備の中に、マリンVHFラジオという海用トランシーヴァや、フレアと呼ばれる信号紅炎(発炎筒の親戚)もあるが、これら二つも日本のシーカヤッカーにとっては非常に法律の敷居が高い。
 法律の敷居が高いということは、これらを入手して緊急時に備えることが難しくなるばかりではなく、海外から持ち込むなどして「裏技」で入手したこれらの緊急装備を実際の遭難時に使うと、その使用そのものが違法性を帯びてしまうわけである。

 つまり、極端な言い方をすれば、日本ではシーカヤックが遭難すること自体が、限りなく「違法行為」に近い扱いを受けてしまう、という印象さえ受けるではないか。
 なんちゅう非人道的な話だろう。

 ニュージーランドでは、シーカヤッカーでもこれら「三種の神器」を気軽に持てることは言うまでもない。

 というわけで僕は、今、この「三種の神器」を日本のシーカヤッカーが自由に持てるようにならないかと色々調べてみているところで、その手始めとしてEPIRBのことを最近よく書いているというわけである。

 海にあまり縁のない方には退屈な話かもしれないが、ディテールを無視して「人道的な法運用」という面に注目していただくと、あらゆる面に共通した問題をはらんでいることがお分かりになると思うので、ちょいと目を通した上で、皆さんの身近な話題に「読み替え」してみていただければと思う。

というわけで、EPIRBの話、続報。

 今月16日のエントリーに書いたとおり、日本のとあるアウトフィッター様から、「406MHzのEPIRBを入手して欲しい」とのご依頼をいただいたので、昨日取り扱い業者のところに話を聞きにいった。
 そこで判明したことは、ある程度覚悟はしていたものの、実際に耳にしてみるとけっこうショックなことだった。

 121.5MHzモデルと違って、406MHzモデルは個別情報(所有者情報や船舶登録情報など)の登録が必要なのは、ニュージーランドも例外ではない。他の国のことはよく知らないが、この国の場合は、この情報登録はEPIRB販売時になされることになっているという。つまり、情報登録をしてからでないと、事実上の購入は不可能なのだそうだ。
 もちろんニュージーランドの場合はシーカヤッカーでも何の問題もなく、簡単に登録ができ、したがって406MHzモデルを購入出来る。つまり、僕自身が使用するため……、もとい「使用する」のはマズイ、「所持携帯するため」が正しい。ともかく、僕自身のためならば、昨日の段階でも簡単に購入できた。

 ところが、使用エリアが日本の場合は、ニュージーランドで購入する場合でも、日本の法律に基づいた登録が必要になるとのことで、日本の「MMSI番号」を入力してからでないと販売できない、ということが判明したのである。
 つまり対日本販売の目的では、僕自身も仕入れが出来ないのである!!!

 以前コメント欄にいただいた米国のEPIRB販売サイトでは、日本からは購入できないことになっていたが、あれは別に米国側の事情ではなく、日本側の事情だったのである。

 最初に書いたとおり、予測は出来たことである。しかし、この辺りの法運用が非常に柔軟なニュージーランドで、いきなり対極にある日本の法律を突きつけられてしまうと、やはり心理的にはダメージが大きい。

 海事に関しては、国際的に統一した法運用にしろよ!>ジャパン

というわけで、とにもかくにも406MHzのハンディEPIRBをニュージーランドから日本に送るという裏技は頓挫してしまった。

 が、めげてはいられない。現在手元に集まってきている情報を元に、日本のシーカヤッカーがハンディEPIRBを入手する方法を考えてみたが、おそらく以下の三つに絞られるんじゃないかと思う。

  1. 121.5MHzモデルを海外から取り寄せる
  2. 動力船がEPIRBを取得するのと同じ手続きで、定係港を管轄する総合通信局航空海上課宛に免許申請をしてみる
  3. 規制緩和を働きかける

まず(1)の方法だが、これが一番手っ取り早くて、確実である。
 なんせ121.5MHzモデルの場合は登録制度がないので、『龍の巣』でもすぐに仕入れて日本に向けて販売することは可能なのである。一昨日のエントリーで書いたとおり、日本のシーカヤッカーが「購入」「所有」「所持・携帯」していても、管轄省庁の回答によれば、そのいずれにも違法性はないようだ。

 121.5MHzのデメリットは、過去ログのコメント欄などから張られたリンク先に詳しいので再述しない。
 しかしニュージーランドのシーカヤッカーはたいてい121.5MHzのモデルを携帯しているというのも事実で、ウチの会社がレンタルのお客様に貸与しているのも、やはり121.5MHzのモデルである。406MHzモデルに比べてレスキューは確実に遅れるだろうが、漂流に耐える服装をしていれば、生還できる可能性は非常に大きい。

(2)の方法だが、これは成功するかどうかがまったく不明。(参考サイト)

 まずシーカヤックを「船舶」として登録するところから始めなくてはならないはずである。なかなか厄介そうだ。

 また、日本国内で販売されるEPIRBは、大きな動力船用のモデルばかりなので、物理的にシーカヤックへの搭載は不可能。よって、日本では扱われていないハンディ・モデルを海外から取り寄せる必要があるわけだが、現物が日本にないのに、果たして申請が受け付けてもらえるのだろうか? 日本のお役所の融通がそこまできくようになっていれば良いのだが……。お役所相手の仕事を何年もやっていた経験からすれば、日本のお役所は、前例のない件に関しては、おそろしく保守的である。賢いお役人方は、なぜか「前例がない」というセリフを、葵のご紋か何かと勘違いしていらっしゃるフシがある。

となると、最も正攻法と思われるのが(3)である。
 実は、この規制緩和運動の突破口となる筋の情報もいただいていて、どちらにしても最終的にはこの方向性で動くしかないと思われるのだが、懸念事項もないではない。

 まず第一の点は、もちろん時間がかかること、である。次なる事故が起こる前に、シーカヤッカー向けにEPIRBやマリンVHFラジオ(そして願わくばフレアも)の規制緩和が実現するかどうか?

 第二に気になる点は、「規制緩和」と引き換えに「義務化」が導入されはしないか、という懸念である。シーカヤックにEPIRB搭載が義務付けられると、これは痛い。ハンディモデルが仮に10万円で販売されたとしても、これは決して小さくない出費だ。確実にシーカヤック人口を減らすことになるだろう。また、複数のガイドを抱えるアウトフィッターなどは、相当な打撃を受けるだろう(もしシーカヤック一艇につきEPIRB一個などという義務化になると、アウトフィッターはおそらく全滅するだろう……)。
 言うまでもなく、これは僕らが望む方向性ではない。義務化を避けつつ、希望者は気軽に持つことの出来るような「大人な規制緩和」を達成するべく、慎重に動く必要がある。

というわけで、今後の僕が出来る動きとしては、以下の二つとなる。

  1. 緊急使用時に、電波法違反を問われる覚悟をお持ちのシーカヤッカーに対して、『龍の巣』経由で121.5MHzモデルのハンディEPIRBを販売
  2. 規制緩和に向けて、賛同者を募った上で、具体的な方策を練る

 ご購入をご希望の方はryu.t@ihug.co.nz宛に、規制緩和の方にご協力をいただける方はpaddle@onjix.com宛にご一報をいただければと存じます。

ちなみにマリンVHFラジオに関しても、二つほど新しい情報が入った。

 まず悪いニュースだが、未確認情報ながら、日本の場合は電波法の関係で、シーカヤッカーが持てるようなハンディモデルの出力(5ワット)では、陸地のすぐ近くでも中継局に電波が届かなくなり、送受信が不可能になる場合もあるという!

 次に良いニュースだが、日本でもシーカヤッカーが正式にマリンVHFラジオ局を開局(なんちゅう大げさな表現だ、さすがジャパン)したという前例があるらしい。

 これら二点に関しては、引き続き調査が必要。情報を下さった皆さん、ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

最後に余談だが、今日たずねたEPIRB取扱店のオッチャンは、オークランドのEPIRB登録局に問い合わせをしてくれたわけだが、彼が「MMSI番号って何だ?」とたずねるので、かいつまんで日本ではシーカヤッカーがEPIRBを購入することは不可能に近いほど困難であり、その解決策(裏技)として、僕がニュージーランドで購入して日本に送ろうとしていたということを説明し、ついでにマリンVHFラジオもシーカヤッカーが持つのは非常に困難であること話したら、目を丸くして驚愕していた。
 「日本は世界一のテクノロジー大国じゃないか! なんでその日本人が、気軽にEPIRBやマリンVHFラジオを持てないんだ?」
と。そもそも日本ではハンディ・タイプのEPIRBやマリンVHFラジオは販売されていないと言うと、さらに目を見開いて唖然。
 「だって、EPIRBとかラジオとか、ほとんど日本製じゃないか!」
と。

 「『世界一のテクノロジー大国』なのは確かだが、恥ずかしいことに、日本は『世界一の人道大国』ではないんだ」
と答えざるを得なかった。ホント、恥ずかしいったらありゃしない……。

 ちなみに、僕自身は動力船はおろか、シーカヤックさえ持っていないのだが、マリンVHFラジオの免許は持っている。2時間の講習を受け、30分程度の簡単な試験に合格すればOK。シーカヤック用のハンディ・ラジオならば、購入時にもややこしい登録は必要ないので、買おうと思えばいつでも個人的に買える。

 ここ数ヶ月レギュラーでこのブログに登場しているT君は、今ニュージーランド中で気ままにシーカヤックを楽しんでいるわけだが、彼もニュージーランド上陸直後にすぐマリンVHFラジオ免許を取得してラジオ自体も購入している。非常に正しい。

 経済関連ばっかり規制緩和してないで、こういう人道的なところも規制緩和しようぜ>ジャパン
 金も大事だけど、人命はもっと大事だぜよ。
 それとも何かぃ、ジャパニーズの命は、キウィのそれより軽いのか?>日本国

関連過去ログ【EPIRB問題】
 ◎日本一周応援エントリー。 (2005年3月29日)
 ◎西表シーカヤック遭難事故の件。 (2005年4月5日)
 ◎EPIRBの件、進捗状況。 (2005年4月16日)

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投稿者 Ryu : 10:52 AM
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私は規制緩和を求めるという選択肢がベストと見ましたが、その際につつくのは海上保安庁や国土交通省ではなくて経済産業省のスジであるべきなのではないかと感じます。つまりシーカヤッキングの振興による観光産業の発展という絵を描いてみせて、その餌に食いついた所で「つきましてはこういうものがあるのですが・・・・」と。

籠絡ルートとしてはシーカヤッキングのフィールドとして有望などこか(おそらくは南島か瀬戸内海でしょう)に「構造改革特区」として「シーカヤッキング特区」の設置申請を地方自治体に働きかけ、そこで日本の海におけるイーパブ利用のシーカヤッキングの運用実験を行い、そこで得られた経験をもとにして全国への波及を狙うというのはいかがでしょうか。

Posted by: hokulea2006 : April 19, 2005 2:37 PM

海上保安庁がいま無線等不搭載の小型プレジャーボートや、小型漁船に対してすすめているのは携帯電話の防水ケースに入れた上での携帯なんですよ。「海のもしもは118番」ということで力を入れて告知しており、それなりに効果が上がっています。問題は、カヤックの行動範囲を携帯が通話範囲内にカバーできているかですね。衛星携帯電話の使用とそれを使った「海ざんまい」という救難信号発信サービスにはいるのも考慮に入れるべきですねえ。携帯はタイプの違うものを2台は持っていったほうが良いかもしれません。
皆さんは実際にはどうなさっていますか?

Posted by: Miya : April 19, 2005 3:52 PM

なるほど、ツーリズム振興から搦め手を使う、という手ですね。

地方自治体に働きかけて、構造改革特区を設置。
なるほどねぇ、まったく思いついていませんでした。

参考にさせていただきます、ありがとうございますm(..)m

Posted by: Ryu : April 19, 2005 3:54 PM

ありゃ、Miyaさんと入れ違いになってしまいました。

Miyaさんのおっしゃる通り、海保のサイトを見ると携帯による安全管理をしっかり推進してますね。

ただおっしゃる通り、携帯は受信範囲が問題なのと、あくまでも1対1のメディアという限界があります。

EPIRB、マリンVHFラジオ、通常携帯電話、衛星携帯電話、それぞれに長所と短所があります。
僕自身は、ユーザ(カヤッカー)が、それらすべてを、自分の意思で自由に選べる状況を望んでいます。

そして、バックアップのために、少なくとも二つは持ちたいところですね。

Posted by: Ryu : April 19, 2005 9:18 PM

考えうるすべてのオプションから選択できるようにするということ、まったく賛成です。
このブログを見ておられるシーカヤッカーや小型プレジャーボートの方々に現状ではどういうものを装備されているのか、できるだけ沢山の方からお伺いしたいところですね。

Posted by: Miya : April 20, 2005 4:15 AM

お伺いしたいですねぇ。

Posted by: Ryu : April 20, 2005 12:01 PM

実は1アマ、1陸技だったりします(笑 

ハンディ機ですが、無線通信での一般論ではマリンVHFの波長2m程度ですので減衰も携帯電話に比べるとはるかに少なく、陸側の局が海岸付近に外部アンテナを設置している場合はかなりの通信距離が望めます。


あと出力ですが、今の技術だとあの大きさで現実的な最大の出力が5W程度ですね。大きさが広辞苑ぐらいになるのを我慢して出力を10倍の50Wにしても到達距離は2倍程度です。人命にかかわることなのであまり軽率な事はかけませんが、私が海をはさんで2Wのハンディ機を遊びの範囲で使用した限りでは、10~20キロはほぼ確実に、条件によっては50キロを軽く超えるような通信を行った事もあります。

ちなみにマリンVHFの開局には
無線局免許申請書
無線局事項書及び工事設計書
無線従事者選(解)任届
船舶検査証書の写し(船種、船名、総トン数、所有者、航行区域、使用者の確認)
海岸局加入証明書(マリンVHF用海岸局利用の手続きがなされているかの確認)

が必要との事です。船検と誰が海岸局を運営するかがネックでしょうか。シーカヤック遭難時の有効な通信手段が確立される事をお祈りしてます。

Posted by: Nori : April 21, 2005 4:34 AM

Noriさん、詳細解説ありがとうございますm(..)m

50Wで倍にしかならないというのは、存じませんでした。
っつぅか、50Wなんか普段は高出力すぎて使えませんし、ハンディ機だと一瞬で電池切れるでしょうし、やっぱり5Wで十分なんでしょうね。

ちなみにエイベル・タズマン国立公園の場合、中継局はマルボロサウンドになるんで、直線距離で最低でも90km先のはずなんです(正確な数値は知らないのですが)。
でも、間に障害物がなければ5Wでも十分です。
その反面、間に小さな岬がはさまるアンカレッジになると、5Wじゃもうダメで、ウォータータクシーの高出力モデルを借りるハメになります。

本文中に出てきた、陸地からすぐなのに、5Wモデルが使えなくなったというのは、おそらく中継局が視界の悪いところにあるんだと思いますが、驚くのがエイベル・タズマン国立公園のアンカレッジのような辺鄙な場所じゃなくて、非常にメジャーな港の側だという点です。

>船検と誰が海岸局を運営するかがネックでしょうか。

結局日本の問題は、ここですねぇ。
NZの場合は、モバイル局の開局が認められてるので、僕らシーカヤッカーも簡単にもてるんですよね。
規制緩和で狙うべきポイントは、ここですね。

Posted by: Ryu : April 21, 2005 11:22 AM

なるほど。あのあたりだと地形が入り組んでるんで、厳しいとはおもったのですが、基地局も離れているのですねえ。

キチンとマッチングの取れた長さ1~1.5mぐらいのアンテナを船の後ろにでも取り付ける事が出来れば5Wでも劇的に通信距離は伸びると思います。ただ素人目にも、防水の面と カヤックは転覆?して起き上がったりしなければいけないだろうから、実現は厳しそうですが。

ちょっと興味があったので調べてみましたが、マリンVHFですが現在では携帯電話のおかげで、小さなボード等ではかなり廃れてきたようで、各メーカーとも撤退の方向みたいですね。

携帯電話でも飛距離的には問題ないのかもしれませんが、山頂や見通しのいい海の真中だと通常はひらえないはずの同周波数の複数基地局をひらってしまって通信不能(アンテナが3本なのにつながらない)現象が懸念されますね。

日本の電波法体系だと特定船舶局、
遭難自動通報局及び無線航行移動局は船舶に開設する無線局ですので、規制緩和というよりも法律の全面的な改定が必要になりそうで、困難かもしれませんね。

今の電波法だと携帯以外でお手軽で使い物になりそうなのは、アマチュア局でしょうか?自宅を常置場所とした陸海空移動可な無線局ですし、430MHz帯ならあちこちにレピーターもあるので、無線機が生きてる限りはま誰かとは必ず通信できるはずです。ただし目的はアマチュア業務ですので、建前はアマチュア無線を楽しむ為という事で、緊急時に非常通信、遭難通信を行う事になってしまいますが。

Posted by: Nori : April 22, 2005 4:29 AM

そうそう、申請書とか要綱とかあと法律関係とかを記載してる総務省のサイトがあります。あまり細かい所はかかれてないですが、役所のサイトの割には割と使えるのではないかと思います。ご参考まで

http://www.tele.soumu.go.jp/j/download/proc/index.htm

Posted by: Nori : April 22, 2005 4:47 AM

>海の真中だと通常はひらえないはずの同周波数の複数基地局をひらってしまって通信不能(アンテナが3本なのにつながらない)現象が懸念されますね。


え、そんな現象もあるんですか!?
知りませんでした、いやぁ、驚いた。

>規制緩和というよりも法律の全面的な改定が必要になりそうで、困難かもしれませんね。

そうなりますかねぇ?
法運用の面だけで緩和してもらえれば、一番簡単なんですが、何とか良い方法はないものか、ちょっとこれから研究してみなくてはなりません。
って、僕が研究するというよりも、良い弁護士先生探すことになるのかなぁ?(^^;


>今の電波法だと携帯以外でお手軽で使い物になりそうなのは、アマチュア局でしょうか?

あ、なるほど、これは盲点でした。
海=マリンVHFっていう固定観念が出来ちゃってました。
いかんなぁ。
勉強になります、どうもありがとございます。


総務省のサイトも、ありがとございました。
ざっと見てたんですけど、このページにはたどり着いてませんでした。
今度の休みは、じっくり研究してみます。

Posted by: Ryu : April 22, 2005 9:12 PM

April 17, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.4

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)19度、(低)7度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西15ノット、午後に北東に変わる。海況おだやか。
 その後12時間:変風10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 03:05 AM 3.1 m  Low 09:47 AM 1.7 m
 High 03:41 PM 3.0 m  Low 09:42 PM 1.7 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

予報通りの好天。今年は天候が安定してて良いねぇ。

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極々私的なメモ。
 今日はこれから、庭でキャンプ。

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『エマージェンシー・プランニング・ガイド』の和訳転載の連載第4回。

I am Prepared Nelson-Tasman  -  An Emergency Planning GuideI am
Prepared
Nelson/Tasman
An Emergency Plannning Guide

Prduded by
The Nelson/Tasman Civil Defence
Emergency Management Group

 今日からは[ 20 steps to be better prepared ](「備えを改善するための20のステップ」)を。

[ 20 steps to be better prepared Vol.1 ]
 もし緊急事態への準備に閉口気味になってしまったら、この「20のステップ」を使って、問題を解決してみましょう。1週間にワンステップしか出来なくても、遅くとも20週間後には、あなたの備えはずっと改善されているはずです。

◎ステップ1
 家族の一人一人が緊急時に何をすべきか、きちんと話し合ってありますか? 一緒に話し合い、計画を立てるだけで、一人一人が何をすべきかが把握することが出来ます。特によく考えておくべきことは、

  • 災害の種類に応じて、家の中でどこが一番安全かを調べておく
  • 家族が町、学校、仕事などで散らばっているときに災害に見舞われた場合、どうするか?
  • 誰が子供を学校から連れ帰り、面倒を見るかを決めておく
  • 家にたどり着けないときのための集合場所を決めておき、さらに全員が集まる前に集合場所を離れなくてはならない場合のために、メッセージを残す場所も決めておく

◎ステップ2
 家の中の危険をチェックして洗い出しておきましょう。背が高くて重い家具は、地震で倒れたり動いたりする危険があります。棚の上のものは降ってくる可能性がありますし、高価な装飾品は落ちて砕け散るおそれもあります。

 専用の固定具を使って、重い家具は家の構造材に固定しましょう。重い物は、低い棚やしっかりした扉のついた戸棚にいれ、高価な装飾品はマジックテープなどで固定して落ちないように工夫しましょう。

 これらには大した時間もお金もかかりませんが、地震がいったん起こったときは効果は絶大です。

◎ステップ3
 ご近所のことをよく把握していますか? 災害時に、お互い助け合えるだけの関係が出来ていますか? 緊急事態が発生すれば、近隣との助け合いは不可欠です。お互いに知り合い、情報交換もしておきましょう。

 もしお隣にお年寄りや身体障害者がいらっしゃった場合、緊急事態が発生したらなるべく早く様子を見に行ってあげましょう。避難の必要がある場合、彼らは補助を必要とするはずです。

 あなたの住む地区にNeighbourhood Supporg Group(日本で言う町内会のようなもの)があるかどうかチェックしましょう。災害時にはこのネットワークは強力な助けとなります。

◎ステップ4
 もし明日、家から避難しなくてはならない場合、何を持ち出すかすでに決まっていますか? あなた自身が運ばなくてはならないことを忘れてはなりません。つまり、テレビはあきらめましょう。家具や家電などは買い替えがききますが、書類や写真などはおそらく無理ですし、家具よりは運びやすいです。

 常備薬は必携ですが、同時に着替えと洗面具もお忘れなく。子供にはお気に入りのおもちゃを持たせてあげましょう。避難生活のストレスを軽減してくれます。

 長期旅行に出かけるときと同様に、電源を落とし、水やガスを止め、鍵をかけますが、避難責任者宛にはあなたが無事避難をした旨のメッセージを残しておきましょう。また、電話帳の裏表紙をちぎって、通りに面した側の窓に、外から見えるように貼って(あるいは置いて)おきましょう(訳者注:NZの電話帳の裏表紙の内側には、この冊子を監修しているCivil Defenceという団体が、やはり災害時にとるべき行動を簡潔にまとめた前面広告を出している)。

 忘れ物を防ぐため、避難用持ち出しリストを作り、電話帳のCivil Defenceのページに止めておきましょう。

避難用の防災グッズに関しては、過去このブログでもちょっと触れたことがあるし、昨年の日本は立て続けに地震と台風に見舞われたので、意識も高まっていると思う。

 ただ、やはり市販の防災グッズは「帯に短し、襷に長し」の感がぬぐえない。ご自身の住環境や避難場所などの諸条件をよく考えた上で、自分なりの防災グッズを作り上げることが肝要だろう。

 そういえば、防災グッズその他の持ち出し品は重くなるので、避難時には旅行用のキャスター付トランクの類を使おうと考えていらっしゃる方が少なくないらしいが、これは最悪のアイディアだ。地震にしても水害にしても、引っ張って転がすタイプのバッグは使い物にならないと思っておいた方が賢明。よって、避難時には両手の空くバックパックタイプが基本。
 キャスターバッグの中にも、背負える2ウェイとか3ウェイのタイプがあるが、もちろんあれなどはOKだろう。背負えるなら、問題ない。ただし、キャスターがつくとそれだけバッグ自体も重くなることをお忘れなく。避難時には、普段のバックパッキングのときよりも持ち物が多くなるはずだから、重いバッグは相当な負担になると思った方が良い。

次回はこの続き、ステップ5から。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)
 ◎Vol.2 (2005年4月14日)
 ◎Vol.3 (2005年4月15日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)


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投稿者 Ryu : 2:40 PM
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April 16, 2005

EPIRBの件、進捗状況。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。朝のうち霧。(高)21度、(低)5度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:北部では北西10ノットに。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 02:06 AM 3.3 m  Low 08:26 AM 1.6 m
 High 02:35 PM 3.1 m  Low 08:34 PM 1.6 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

寝坊したので霧が出てたかどうか分からないけど、マラハウでは間違いなく出てただろう。
 快晴、無風、予報通り。

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3月29日の「日本一周応援エントリー。」で、例によってその場の思いつきでEPIRBを買って日本一周中のかすやさんにプレゼントするアイディアをぶち上げた。普段から危機管理だのなんだのとえらそうなことを言っているが、軽率なことにかけても天下一品な野人である。

 が、「違法性が疑われるものを、本人の意向を確かめずにプレゼントするのはどうか?」という、まったくごもっともなご忠告を頂いたので、EPIRB(およびついでにマリンVHFラジオ)に関する日本の法令や運用のことを調べ始めると同時に、かすやさんご自身のご意向をうかがうことにした。

 とはいっても、かすやさんはすでに日本一周中の空の下。そう簡単にコンタクトは取れないだろうと覚悟していたが、やはりご連絡はいただけていない。
 まったく段取りが悪いというか、ケーソツというか、これだからまったく僕はイカンのだ……。

 というわけで、「かすやさんにプレゼント」というアイディアは、早くも頓挫しつつある。ご協力表明してくださった皆さん、ありがとうございました&ごめんなさい。

が、日本のシーカヤッカーが、安全のためにハンディEPIRBやハンディ・マリンVHFラジオを持てるようになるべきだという意見は、変えていない。
 いや、これは今回言い始めたわけじゃなくて、日本ではこれらが気軽に持てないということを知った数年前の段階から言っていたことなのであるが、なにぶん外国に住んでる人間が、こうした法律がらみのことに働き続けることは、なかなかにしんどい。だから、ついつい後回しになっていたのだが、もうこれ以上後回しには出来ない。

 というわけでまず法令を調べ始めたのだが、ネット上で調べるのにはいきなり限界を感じた。そこで法律関係の旧友に依頼した(僕、東京では法律関係の仕事やっておりました……)。
 彼は現役で法律関係の仕事をしているのだが、専門外のジャンルの上に、関係省庁も得意技の「たらい回し」を炸裂させまくってくれたそうで、調査は困難を極めたそうだ。電話した関係省庁は8箇所にものぼるらしいが、その間でもたらい回しされまくったとのことで、ゆうに2時間は電話を握ってくれたらしい。スマン、このお礼は必ずするよ。

というわけで、彼が調べてくれたEPIRBの情報。
 僕が知りたかったのは以下の点。

  1. EPIRBは日本では406MHz発信モデルだけが売られており、121.5MHzオンリーのモデルは売られていないが、その根拠は?
  2. シーカヤック、シーカヤッカーは簡単にもてないと言われているが、その根拠法令は? 持てるならば、どういう手続きが必要か?
  3. NZで買った121.5MHzモデルを日本に持ち込むのは違法か? 違法性がある場合は、「所有」が違法か、「所持・携帯」が違法なのか?(緊急時の使用は、緊急避難として合法と思われるが) あるいは、どういう手続きを踏めば合法化できるのか?
  4. NZで買ったモデルを、日本にいる人にプレゼントした場合、もらった人間は違法性を問われる可能性があるか? あるいは、もらったものを合法にするには、どういう手続きが必要か?

たらい回しされまくった結果、彼が結局行き着いたのは海上保安庁と総務庁。
 まず(1)だが、詳細は省くがこれには根拠法令があった。つまり、日本の法律では121.5MHzオンリーのEPIRBは認められていない

次に(2)。これは驚くべきことが分かった。

 EPIRBを搭載しなければいけない船舶はエンジン等で自走できる程度の規模であることが法律上規定されている。

 もちろん、シーカヤックについては、法律上の搭載規定はない。ただ、シーカヤックでも搭載してもよいということは、不透明。
 思うに、シーカヤックに搭載するには、大きすぎるような気がする。
 
 取り敢えず、国土交通省で確認してほしい。もし、任意で搭載をしても良いということになれば、可能性はある。
 しかし、海難時には電波を発信することになるので、

  通常の登録をしてもらうことになると思う。そのときは、当然、登録可能なERIPBを搭載してもらうことになるので、周波数も許可可能なものになるはずです。
  (総務省)


 なんとシーカヤックがEPIRBを持ってはならないという法は存在しないのだ。つまり「シーカヤックはEPIRBを持てない」というのは、俗説らしいのである。
 ただし担当官は、巧妙に「シーカヤックがEPIRB搭載することは合法」と明言することは避けている。さすがお役人様。

 ちなみに今回の調査の結果、日本では関係省庁のお役人は「シーカヤックに搭載できるような小さなEPIRBはない」と思っていらっしゃることが、この回答で判明した。あと特に引用しないが、別の調査結果から、「121.5MHz専用のEPIRBは製造されていない」とも勘違いなさっているらしい。いや、両方ともあるんですってば。っつぅか、「シーカヤックに搭載できる121.5MHz専用EPIRB」っつぅのがあるんですが……。ま、いいんだけど。

次は(3)。これに対する回答は、

 持ち込み自体には、違法性はないと思われる。また、携帯することも、別段問題ないと思う。

 ただ、それを使用するとなると、たとえ緊急時であったとしても、問題だと思う。
 EPIRBについては、登録されていることが前提であるから、登録されていないEPIRBを使用するとなると、海上及び航空及び沿岸付近で信号は受信されるが、登録のない海難信号なので大変な混乱が予想される。それについて、何らかのペナルティーが課される可能性はある。
 それが、緊急避難として合法になるか、わからない。
  (海上保安庁)


との、まったくリーズナブルなもの。購入、持ち込み、所有、所持、携帯、すべてに関して「違法性はない」とのことで、問題は「未登録EPIRBの使用」である。

 では、違法に「未登録EPIRBが使用」された場合、海上保安庁は出動してくれないのかというと、これは別ルートから「出動する」との回答も得られている。実は406MHzのみならず、法令で認められていない「121.5MHz」のシグナルでさえも、キャッチすれば確認の上、出動してくださるとのこと。ただし、121.5MHzは誤作動が非常に多いため、最初から懐疑的な取り扱いになって確認にも慎重になるとのことで、出動が遅れる可能性は大いにあるとのこと。さらに、過去のエントリーやコメント欄でも問題になった通り、捜索の場合も正確な場所が押さえられないという欠点もある。

 上記回答の通り、406MHzであっても、未登録海難信号の場合は混乱が予想されるとのことだが、それでも121.5MHzよりははるかに迅速に動いてもらえるだろうし、場所もずっと正確に特定できるので、発見も早いだろう。

さらに(4)のプレゼントについて。

 プレゼントすること自体は、問題ないと思う。別段手続きは要らないと思う。
  (総務省)

とのこと。
 つまり、もらった側が登録手続きをすればOKということだろう。
 
 ただし、シーカヤック搭載ということでハンディEPIRBを登録しようとしたときに、実際に登録可能かどうかについては、上記の通り現時点では確認が取れていない。つまり、確実に合法化できるという保証は、今のところない。

 つまりこれは、プレゼントとしてEPIRBをもらった側に「登録手続きを強いる」ということになるわけだ。
 よってもらった側が、登録前にうっかり誤作動させてしまうと、間接的に違法行為をやらせてしまう、ということにもなるわけだし、もし登録が出来なかった場合も似たような結果になる。

 これはマズイな。

というわけで、現段階での情報を総合してみたところ、本人が望んでいないのに、EPIRBを勝手にプレゼントしてしまうのは、ちょっと問題がありそうだ。
 つまり冒頭で「頓挫しつつある」と書いたが、ご本人からご希望がない限り「プレゼント計画中止」ということにさせていただくことにした。スミマセン。

 その反面、
 「面倒なことになるのを覚悟の上で、登録手続きをするつもりである」
 「もしシーカヤックでの登録を拒否されてしまった場合には、緊急時に『違法使用』をすることになる(つまりレスキュー後に責任を問われる可能性がある)ことも承知している」
 「それでもなお背に腹はかえられんので、欲しい」
という人は、購入しても構わない、ということになる。
(重ねて申しあげるが、「違法使用」の場合、必ず責任を問われるわけではなく、「緊急避難」と認められれば、合法=おとがめなし、となる可能性もある)

 というわけで、『龍の巣』でハンディEPIRB(406MHzモデル)の取り扱いをやってみようかと、本格的に考え始めた。

と思っていたタイミングで、奇しくもとあるアウトフィッター様から、406MHzのハンディEPIRBを入手したいとのご依頼をいただいてしまった。
 その方は、まさしく上記のような「覚悟」をした上で、ご購入希望とのこと。これは、テストケースとして、僕にとっても渡りに 船だ。
 
 というわけで、近日中に仕入れルートを開拓してみようと思っている次第。しばしお待ちを。
 
一方のマリンVHFラジオ(以下、VHF)の方だが、こちらはまだ情報がちゃんと集まっていない。しばしお待ちを。
 
VHFといえば、別経路からヨットマンの談話も入ってきている。それによると、彼はEPIRBよりも、むしろ「VHF+GPS」をすすめているとか。
 偶然にもまったく同じ意見を、別のシーカヤッカーからも耳にした。

 確かに遭難者に意識がある間は、この方がピンポイントで場所を伝えることが出来るし、直接交信が出来るので誤報、誤作動の確認の手間などはなく、手っ取り早くレスキューしてもらえる可能性が高い。
 が、その一方で、シーカヤックに搭載できるハンディVHF(5ワット)の場合、中継局との距離がどのあたりまで大丈夫なのかという、受信距離の問題が出てくる。
 あともう一点は、漂流者が気を失ってしまうと、交信が不能になってしまうという問題もある(GPSを追跡出来る機能があれば、この問題はクリアできる)。

 というわけで、理想的には、「GPS、VHF、EPIRB」の三種の神器をすべて持つことが望ましいという、あったりまえの結論になってしまうか。

 とはいえ、シーカヤックの場合は、5ワットの電波が届かない場所まで出てしまうことはめったにないだろうから、ほとんどの場合は「VHF+GPS」の組み合わせでも大丈夫かもしれない。
 そして、長距離島渡りなどで、VHFの受信距離が心配になる場合には、EPIRBも持つ、というパターンだろうか。

 あと、受信の問題と言えば、リアス式などの複雑な海岸線の場合は、場所によっては中継局が陸地の陰に隠れてしまって、交信不能になることもある。
 実際エイベル・タズマン国立公園の場合も、アンカレッジなどはウォータータクシー搭載のハイパワーモデルなら問題ないが、5ワットのハンディモデルの場合は交信が非常につらい。リアス式というほど大げさな地形ではなく、小さな岬で中継局からちょいと奥まっているだけなんだけど。
 だからリアス式でも、やはりEPIRBが欲しくなるかもしれない。

が、VHFの方はEPIRBと違って、まだ調査結果が届いていないので、今すぐに仕入れに動くというわけにはいかない。こちらもEPIRB同様に、所有・携帯に違法性がなく、シーカヤッカーの登録や免許取得にも問題なし、という結果ならば良いのだが。

って、VHFも違法性が薄いということになると、『龍の巣』の取り扱いアイテムの毛色が大きく変わるなぁ。ハイテクが苦手でGPSさえ扱ってないくせに、いきなりハンディEPIRBにハンディVHFか。そんなショップって、聞いたことないぞ(笑)

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 「GPSって何?」と思った方、ハイテク嫌いですね。気が合います。お友達になりましょう(笑)


投稿者 Ryu : 7:20 PM
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Title: EPIRBの件、続報。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.19
Title: EPIRBの件、続報。
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、夕方雲が広がる。北風次第に強くなる。(高)18度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  セパレーションポイントより北は、午後北西が15ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.19
コメント

まあ、スキミングマシンや盗聴器や盗撮にしか使いようのないカメラも、製造、販売、所持は違法じゃないですからね。それに生きるか死ぬかの瀬戸際で電波法がどうのって気にしないんじゃないかな。例えば罰則が罰金何十万円とかだったら迷わず使うだろうし。死ぬよりは実刑のほうがまだマシ。

ところで最新号の「Tarzan」の内田さんのコラムですが、本郷さんの話題ではなかったですね。「Be-Pal」とかチェックしてもいませんが、JRCAの理事の方々、せめてなにかコメントした方が良いんじゃないのかなあ。

こういった事故があった時にコミュニティが弔意(まだ生存しておられるとしたら申し訳ないですが)を表すのは自然な事だと思うし、JRCAはレクリエーショナル・カヌーの愛好家をコミュニティに組織しようという意図があったはずですし。私の好きなイングランドサッカーですと、こういった事故の直後には試合開始前にセンターサークルにプレイヤーが集まって肩を組んで1分間の黙祷を捧げるというのが通例です。

Posted by: hokulea2006 : April 16, 2005 8:39 PM

>それに生きるか死ぬかの瀬戸際で電波法がどうのって気にしないんじゃないかな。

そういう人も、少なくないと思いますし、僕もそういう人間の一人です。

ですからもしシーカヤックでの登録が現時点では不可能でも、同じような考えの人が、「違法電波発信」を覚悟の上で所持するケースが増えてくれば、お役所の方も運用を改めてくれる可能性も高いと思います。
なんせ、現行法上、「シーカヤックに搭載を禁止する」という規定はないわけですし。

>ところで最新号の「Tarzan」の内田さんのコラムですが、本郷さんの話題ではなかったですね。「Be-Pal」とかチェックしてもいませんが、JRCAの理事の方々、せめてなにかコメントした方が良いんじゃないのかなあ。

おっしゃるとおりだと思います。
ややこしい業界なので、弔意をあらわすのにもついつい慎重になってしまうのかもしれません。
実際、日本のシーカヤック業界は、「予想外に静か」なんだそうです。
二人のガイドやインストラクターが顔をあわせればこの話題になるものの、すべて「オフレコ」で話が済んでしまって、表立っては弔意さえもキチンと出てきていないのが実情のようです。

僕はご存知の通り、この件に関しても遠慮なくモノを言ってるのですが、弔意を表していないのは、「まだひょっとして」という気持ちがどこかにあるからです。

でも、一ヶ月を経過したら、僕自身の中でも「一区切り」をつけざるを得ないだろうな、とも思っています。


あ、そうそうJRCAといえば、僕が信頼している非常に大人なプロの方が二名加わったという話を聞きました。
彼らがJRCAを内部から変える起爆力になって下さるかもしれないと、期待しています。

Posted by: Ryu : April 16, 2005 8:54 PM

領海の外に出てしまった場合は国内法は関係無いでしょうしね。

Posted by: hokulea2006 : April 16, 2005 10:44 PM

「日本一周応援エントリー」のときに、
コメント欄にMMさんが紹介されていたリンクに気になる記述が・・・。
http://www.geocities.jp/tiarashore/kaikoku11.htm

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当然、国交省の認定品でないと簡単にはいきません。本来この種のものは、個別の認識符号だけを登録すれば十分で免許は馴染まないと思うのですが、許認可権は絶対に手放さないということのようです。海外ではこの種のイーパブは10万円前後ですが、運賃とその後の面倒な個別認定費用と手続きをおもうと、定価で国産品(約2倍)にせざるを得ませんでした。かつて輸入車を排斥するために旧運輸省は正規代理店を経由しないいわゆる並行輸入車には個別認定と日本での保安部品などを義務づけて法外な費用と無駄な時間を強制していましたが、電波と海の許認可はかつての陸上交通状況がいまだにまかり通っています。救難信号にこんな手続き、免許を強制するのは知る限り日本だけです。大体、イーパブを生産している国がほとんどないのですから、国内認定品以外には法外な手間と費用を要求するなどの発想はないのです。うまくしたもので、国産の価格とは、安い海外製品を購入していやがらせとしか思えない煩雑な手続きと過剰経費とを加えてみると、断念せざるを得なくなる微妙なラインに設定しています。典型的な非関税障壁です。
 まったく同様なものが小出力のレーダー装置です。これも従事者資格はいらないが免許は取ってくれ(書類をだしてお金を払うだけ)といいますが、日本のレーダーは23,4万円です。対して、同じ商品の輸出物を海外から購入すると、同じものでももう一度、性能検査を受けないと使わせないといいます。例えばNO1ブランドのFURUNOの場合、メーカーも逆輸入品も検査を受けてくれますが、これが約5万円から。面倒な手続きをして結局得する差額はほんの3,4万円に縮まる仕組みです。だから、泣く泣く2倍の国内版販売品を買うことになるのです。
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・・・結局は利権云々で、でかくて高い国産を買えと。
国土交通省は(現行法律では?)動力船しか管轄していない(する気が無い?)ので、EPIRBや船舶無線の装備自体にも船検証とかがいるようなんですよね。そこを突っ込んでみる必要があるのかもしれません。

Posted by: Miya : April 17, 2005 2:48 AM

そういうのこそJRCAが取り組んで解決していくべき問題かもしれんですね。部外者が言うのもなんですが・・・・。

Posted by: hokulea2006 : April 17, 2005 4:01 AM

Miyaさん、その一文、さがしてたんですよ!
金額が分からなくなったんですが、どこで読んだか忘れちゃって。
ありがとうございました。
5万円だったんですね。

今、とある業者さんから打診をいただいているのは、例のAquaFixなので、10万円もしないですが、でも5万円の検査費用がかかると、全部で10万円になりますね……。


>国土交通省は(現行法律では?)動力船しか管轄していない(する気が無い?)ので、EPIRBや船舶無線の装備自体にも船検証とかがいるようなんですよね。そこを突っ込んでみる必要があるのかもしれません。

そうなんですよ、そこがネックというか、グレイゾーンというか……。


>hokulea2006さん
>そういうのこそJRCAが取り組んで解決していくべき問題かもしれんですね。部外者が言うのもなんですが・・・・。

いや、まったくおっしゃるとおりで、JRCAやJSCAなどが、組織的に動いてくれた方が、僕がこうやって海外からゲリラ的に動くよりは効率的だと思うんですけどね。
でも、そんなことこっちから言ってるだけじゃダメなんで、とりあえず出来るだけのことやってみます。

ダメだったら、「ここまでやってダメだった、後は頼む!」って、JRCAかJSCAに押し付けます。

Posted by: Ryu : April 17, 2005 11:36 AM

April 15, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.3

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)19度、(低)6度。

[海洋気象] (エイベル)
 南西10ノット、午後北東に、今夜南東に変わる。海況おだやか。
 その後12時間:南東10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 01:23 AM 3.6 m  Low 07:26 AM 1.4 m
 High 01:44 PM 3.3 m  Low 07:43 PM 1.4 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

快晴、海おだやか、予報通り。こうでなくちゃウソだ。
 今日はお客様が道に迷ってなんと1時間近く遅刻、他のグループのお客様、ウォータータクシーだけを利用するトランパーのお客様を30分近くも待たせることに。でも他のお客様たちも怒ることなくのんきに待ってくださってて、ちょいと救われた。 b&b 5 / torrent - mt@te pukatea - falls riv - l@sandfly lag - pinnacle is - torrent

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昨日、編集長の奥様が、女の子の赤ちゃんを無事ご出産。おめでとうございます!

 しかし兄妹で、誕生日が一週間ほど違わないってのは、なかなか大変そう。いや、今は良いと思うんだけど、年頃になってくると、ほら、お誕生日パーティがどうの、プレゼントがどうのって……。がむばってくださいマシ>編集長

しばらくお邪魔してなかったら、その間にyouさんとこでも二人目の赤ちゃんが!
 おめでとうございます!! 

 良いなぁ、やっぱり良いなぁ、可愛いなぁ。

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『エマージェンシー・プランニング・ガイド』連載第3回。そのうち不定期連載にする(なる)と思うけど、最初は例によって固め撃ちで。

 本日分は昨日の続き、[ Home preparedness check ](「家庭での準備チェック」)の後半。

[ Home preparedness check Vol.2 ]

 以下のリストを使って、あなたのご家庭が緊急事態にどれくらい対応できているかをチェックしてみましょう。

◎緊急事態発生後の火災について考えていますか?

  • 消火器はありますか?
  • ご家族全員が、ガスの元栓や電気のメインブレイカーを切ることが出来ますか?
  • 固形燃料ヒーターと火を消し、安全確保が確認できるまで再点火しない
  • ろうそくやガスランタンよりも、懐中電灯やケミカルライトを使う
  • ご家族は、火災時の避難訓練をしていますか?

◎下水やゴミ回収システムが機能しなくなったときのために、安全なゴミ処理法をお持ちですか?

  • バケツを緊急用トイレとして使用し、庭に深い穴を掘って捨てる
  • 他のゴミはビニール袋を利用する

◎ガソリン、除草剤その他の化学薬品類は、地震でひっくり返ったり、洪水であふれたりしないように保管されていますか?

  • 施錠できる棚の中にありますか?
  • 棚の上にのっている場合、その棚には物が落ちにくいような縁はついていますか?

◎ご近所と、被災時にどのように協力体制を敷くか、話し合ったことはありますか?

  • あなたは、あるいはご近所は、特別なニーズを持っていますか?(例えば身体障害者、けが人、病人や小さな子供など)
  • あなたは、あるいはご近所は、被災時に役立ちそうな役立つ道具や技術を持っていますか?
  • もしあなたが被災時に出勤しなくてはならない場合、誰かがあなたの家族をケアしてくれますか?
  • ご近所の互助グループに加わっていますか?(もしある場合)
  • 窓の外にタオルやシーツがぶら下げてあった場合、それは救助要請を意味しますが、あなたは、あるいはご近所の方は、それをご存知ですか?

◎保険が適切かどうか、チェックしたことがありますか?

  • 家屋に適用されますか?
  • 災害時にも適用されますか?

市街地の集合住宅などの場合、ゴミ、特に排泄物の問題は、予め考えておく必要がある。神戸の震災時も、水道がストップしたときに水洗トイレが流せなくて困った家庭が多かったそうだ。

 また同じく都会の集合住宅においては、近所との互助体制も大きなネックになると思われる。分譲マンションなどでは自治会があるかもしれないが、賃貸だとお隣の顔も知らないということも少なくないようだ。被災に弱い住環境といえるかもしれない。

次回は[ 20 steps to be better prepared ]を紹介する。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)
 ◎Vol.2 (2005年4月14日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

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タオル、シーツが「救助要請」のシグナルだと知っていた方は人気ランキングを、知らなかった方はranking.gifをクリックしましょう。

投稿者 Ryu : 7:02 AM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.4
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)19度、(低)7度。 [海洋気象] (エイベル)  南西15ノット、午後に北東に変わる。海況おだやか。  その後12時間:変風10...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.17
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Date: 2005.04.17
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April 14, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.2

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。シーブリーズ。(高)17度、(低)6度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南西10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 12:47 AM 3.8 m  Low 06:42 AM 1.1 m
 High 01:02 PM 3.6 m  Low 07:01 PM 1.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

先週は体調不良で仕事休みがちだったのだが、今日は休んだわけではなく、「あぶれた」。そろそろ本格的に客足が遠のき始めたらしい。
 ま、昨日の久しぶりのワンデイが、荒れ気味の海での仕事だったので、体中筋肉中だし、海では一日中声を張り上げてたから喉も痛い。ありがたく休んでおく。

 が、今日は快晴。しかもシーブリーズと来たよ。ホントか?
 予想気温は昨日より低いが、どこが! 風は少々冷たいが、それでも日陰で半そでTシャツで大丈夫じゃん。日向ならまだ短パンTシャツでOKだ。どこが17度だ。

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昨日から始まった連載『エマージェンシー・プランニング・ガイド』の第2回。
 本日から[ Home preparedness check ](「家庭での準備チェック」)を2回に分けて紹介する。

[ Home preparedness check Vol.1 ]

 以下のリストを使って、あなたのご家庭が緊急事態にどれくらい対応できているかをチェックしてみましょう。

◎あなたのご家族は、緊急事態に備えていますか? 例えば……、

  • 誰が子供たちを学校、幼稚園、塾などに迎えに行きますか?
  • 年長の子供は、親不在時に何をすることになっていますか?
  • メッセージを残す場所は決まっていますか?
  • 家に集合できない場合、集合場所、あるいは連絡場所は決まっていますか?(例えば、親戚の家、友人の家など)
  • 火事その他、家が危機的状況にあるとき、どのように非難しますか?
  • 最寄のCivil Defence Postはどこにあるかご存知ですか?
  • ペットをどのように扱うか決まっていますか?

◎あなたは、これらのアイテムがどこにしまってあるか、きちんと把握していますか?

  • 懐中電灯(予備の電池と電球も)
  • ラジオ(予備電池)
  • ファースト・エイド・キット(あなたのご家族は、ファースト・エイド講習を受講していますか?)
  • 特に大切な薬
  • 特に大切な書類

◎あなたの家は安全ですか?

  • 家の構造に影響を及ぼすような改築をしたことがありますか?
  • 重い家具や本棚などは、壁に固定されていますか?
  • 重い写真、鏡などは、ベッド、布団の上にないですか?
  • 煙突の強度はチェックしてありますか?
  • LPガスのボンベは、きちんと固定してありますか?

◎緊急事態発生後、どのような順番で食料に手をつけるか、ご家族は皆さんご存知ですか?

  • 傷みやすい食料、要冷蔵食料、冷凍食料、缶詰の順に手をつける
  • 停電の場合、あるいは安全確保のためにスイッチを切っている場合は、冷蔵庫のドアは可能な限り開けない

◎水道管からの上水供給が止まった場合、どのようにして水を手に入れますか?

  • 水タンクを十分に持っていますか?
  • ご家族全員が、汚染された水が本管から家庭配管に混入することを防ぐために、バルブを閉めて水をストップさせることが出来ますか?
  • 上水管ではなく、タンクに貯めて水を利用している場合、タンクは倒れないように固定してありますか?
  • 温水器と水洗トイレのタンクは、家の構造材に固定してありますか?
  • ご家族全員が水の節約の必要性を理解していますか?

おそらく、思いつきもしなかった項目も出てきたことかと思う。一度ご家族全員でチェックリストを作って検討してみることをお薦めする。

 そんな中で、日本人の最大の盲点と思われることを、ニュージーランド在住者の立場から一つ。
 ニュージーランドにいる日本人の間ではよく話題になることだが、日本人がこちらに来て直面するカルチャーショックのナンバーワンは、なんと言っても「水関連」が多い。
 例えば、こちらの場合は食器を洗ったあと、水ですすがずに洗剤のついたままの食器をそのまま洗いカゴに立てて、自然に泡が切れて乾くまで放置する。
 あるいは、ホームステイすると「シャワーは10分まで」と厳命されてショックを受ける。

 日本は、世界でもトップクラスの「水消費国」でもある。英国文化の影響の色濃いニュージーランドは、「水節約国」である。こちらの人間の暮らしぶりを見ていると、水の消費量は日本とは数倍違うだろうなという印象を受ける。キウィから見れば「とんでもない!」ことである。
 ただし、国民一人あたりの降水量はニュージーランドの方が桁違いに多く、実際には日本の方がはるかに「水不足」の国なのだが。

 ま、細かいことは良いが、日本人の目から見れば、普段から驚くほど水をケチケチ使っているキウィでも、こうした緊急マニュアルには「緊急時には水を節約しろ」ということが書かれているという事実は、水を「湯水のように使う」ことに慣れきっている日本人は、心に留めておくべきだと思う。

明日は今日の続きで、[ Home preparedness check ]の後半をとりあげる。

関連過去ログ【エマージェンシー・プランニング・ガイド】
 ◎Vol.1 (2005年4月13日)

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

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水道管を閉じられる方は人気ランキングを、思わずマンション屋上の水タンクをチェックしに行ってしまった方はranking.gifをクリックして下さい。

投稿者 Ryu : 12:21 PM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.3
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)19度、(低)6度。 [海洋気象] (エイベル)  南西10ノット、午後北東に、今夜南東に変わる。海況おだやか。  その後12時...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.16
コメント

こちらも大体同じような事を言われ続けていますね。
丁度これから我が家の窓ガラスをlow-Eの二重窓に換えるのですが、割れる事で直接一番影響が及ぶリビングの大きなサイズの窓とバスルームでバスタブの真上に来る窓に関しては強化ガラスにしてくれと業者側から言われたばかりです。
(見つかると業者にペナルティーがあるみたいですね)

それから子供に関しては、学校で年度始めに提出が義務付けられている物として、
(1)緊急連絡先を最低3件、出来れば5件、しかもその内1件は徒歩可能な距離、もう一件はエリア外(出来れば州外)の物をリストアップ、
(2)万が一子供たちが学校で一晩越さなくてはならない場合の為に缶ジュースや軽いスナック、プラスチックのスプーンとフォーク、ウェットティッシュ、そして親のメッセージが書かれた家族写真等を大きいジップロックバッグに入れて子供の氏名とクラス・担任名を大きく記入、
というのがあります。
(1)のエリア外のコンタクト先の必要性は、災害時に大抵罹災地の通信がダウンするからで、(2)の家族写真の方は当然子供が精神的に落ち着くと同時にそれによって監督している教師側も適切な判断が出来るからとの事です。
この(1)の情報が各生徒ごとに1枚のカードになった物と(2)のバッグが各教室に大きなオレンジ色のダッフルバッグ程度の大きさの緊急持出しバッグに入っていつでも避難先に持ち出せるようになっています。
ちなみに(2)ですが、年度末にクラス毎にミニパーティーをして消費したりフードバンクに寄付したりしてきちんと最後まで目的を持って1年過ごせるようにも考えられています。

Posted by: MM : April 14, 2005 5:18 PM

さすが危機管理大国っすねぇ。

って、昨日は「さすがPL法の本場ですねぇ」って書いたんだっけな(笑)

業者にペナルティが行くってのは、なかなか厳しいっすね。
でも、危機管理面からは、有効な方法かと。

こっちはまだ子供が就学前なんで、そこまでやってるかどうか不明なんですけど、都市部はさておき、この辺の田舎の学校だと、そこまでやってなさそうですね。
近所の子ばっかりだから。

ミニパーティやフードバンクか。
システマティックだ。
参りました。


Posted by: Ryu : April 14, 2005 10:10 PM

危機管理に対しては確かに感心することが多々あります>アメリカ。
ただ昨日の情報公開もそうですが、責任回避の為の情報垂れ流しと言った傾向も見られないわけではなく(=膨大な書類を目の前に突きつけられるか、役所や図書館やインターネットに素人が一見しただけではチンプンカンプンな資料が山積みになっているだけで公開されたことになる)、情報の受け手の方がきちんとした目を持って必要な物を吟味する力が余計に問われているような気がします。

住宅関係に関しては、実は一番手っ取り早いのは保険会社にコンタクト取ることですね。大抵のハザード状況は把握してます。

学校ネタついでにもうひとつ思い出したことを。
北カリフォルニアの公立の学校の校舎、特に小学校や中学は、築30年以上の平屋のプレハブに毛が生えたような味も色気もない貧相な建物が多いのですが、これは地震の際に建物の倒壊から来る被害を最小限にする為だったと聞いたことがあります。
(さすがに最近のお金持ち学区の新しい校舎は鉄筋で2-3階建てですけどね。)

Posted by: MM : April 15, 2005 3:33 AM

確かに情報は、丸投げされると分からんのですよね。
個々が受け取る技術を磨くと同時に、「翻訳」してくれる専門家を使いこなす技術も大事になりますね。


保険屋は確かに情報面ではすごく頼りになりますね。
実に細かいデータを持ってる。


しかしプレハブにそんな理由があったとは。
確かに聞いてみると納得かも。

Posted by: Ryu : April 15, 2005 7:02 AM

April 13, 2005

エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.1

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ、南東風次第におさまる。(高)19度、(低)3度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット、セパレーションポイントより北では午前中に南東25ノット、夕方15ノットに落ちる。北部の海況は一時荒れる。
 その後12時間:南西10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 12:13 AM 4.0 m  Low 06:04 AM 0.9 m
 High 12:24 PM 3.8 m  Low 06:24 PM 1.0 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

なめてんのか、こら。どこが晴れで、どこが変風10knだ。
 朝一は確かに晴れてた。ベタ凪無風だった。が、アンカレッジでパッキング中だから10時ごろだろう、すでに東が吹き始め、出艇したときにはすでに50cmくらいのうねりが入り始めてて、テ・プカテアでは僕が先に上陸して一艇ずつランディングさせなきゃいけないダンピーな状況。
 昼飯時にはさらに大きくなってたので、ノース・ヘッドもサンドフライの外側も避けたかったので、あえてサーフが立っているサンドフライのラグーン入り口を突破してラグーン内でランディングして食事。
 昼食後は潮位が下がってるのと、潮が思いっきり流れ出ている時刻だったのとで、入り口のサーフはますます大きくなってて、僕のペンギンはバック転しそうになった(僕はフロントコンパートメントは空で、荷物は全部リアコンパートメント内に詰め込むので、僕の艇はやたらフロントが軽い)。
 アンカレッジに戻る頃には、うねりは1mを超えてて、ピットヘッドの辺りでは2mくらいになってた(ダリルはノースヘッドで今シーズン初の沈を出した)。
 しかも、昼前から曇っちゃったので、寒い寒い。

 が、こういう天候が優れない日はカスタマー・サーヴィスに念を入れるので、お客様は大満足。チップも$10もらった(しかもスコットランド人から!)。
 111kmの長距離カヤックレースの選手をやってるオージーと、初挑戦の日本人女性三人組が混在するグループだったので、なかなか難しかったけど、まぁ何とかつつがなく終えられて良かった。そういえばオージーの奥様は妊娠19週目だった。これまたヤヤコシイ条件。
 今期はウォーキングは終了したとのことで、久しぶりにアンカレッジからウォータータクシーでピックアップされたが、16時過ぎにはウォータータクシーも相当難儀するほどの波になってた。

 念のためにもう一回言っておこう。
 どこが晴れで、どこが変風10knだ、こら! hop 8 / anch - mt@te pukatea - l@sandfly lag - pinnacle is - anch

そういえば、朝一番にアセッたんだった。

 「Hi, I'm Ryu, nice to meet you.」
 「Hi, my name is Doggy.」
 
 えっ!? 「犬っころ」っていう名前なの!!?? いや、そんな風にお客様のことは呼べないっすよ、さすがに。
 念のためスペルアウトしてもらったら、Dougieだった。ダギーかよ(注:ダグラスの省略形のダグの、そのまた変化形。ボブがボビーになるようなもの)。あぁアセッた。これだからスコットランド人は困る(と、訛り丸出しの日本人が言うな)。

 ちなみに北イングランドには、「u」を「ウ」と発音する地方があって、彼らにかかると「bus」は「ブス」だし、「sun」も「スン」。日本の中学校では「son」と「sun」は同音語と習うが、彼の地方ではレッキとした異音語である。
 日本人は発音のことを異常に気にしすぎる傾向があるが、なに、一口に「ネイティヴ」と言ったって、無数の訛りがあって、むしろ日本の英語の授業で習うことが通用する方が「例外」だったりするのである。
 気にしなくてよろし>日本語訛り

関連過去ログ【英語】
 ◎アルミコーティングのチタン!? (2004年4月14日)
 ◎キウィ英語と米語 (2004年4月15日)
 ◎続・キウィ英語と米語。 (2004年10月6日)
 ◎クッカー? スキレット?? (2004年10月21日)
 ◎[ 自由テーマ ] 規格、そろそろ統一しない? (2004年12月13日)
 ◎「セミ」と掛けて、「食べる」と解く。 (2005年1月7日)
 ◎ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉 (2005年3月19日)
 ◎ウォーターボトル四方山話。 (2005年4月12日)

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久しぶりに防災関連の話。なんせ防災関連の話題に関しては、僕の芸風は「のど元すぎたころに」なのだ。

 地元図書館に積んであった無料広報冊子を家人が持って帰ってきた。

I am Prepared Nelson-Tasman  -  An Emergency Planning GuideI am
Prepared
Nelson/Tasman
An Emergency Plannning Guide

Prduded by
The Nelson/Tasman Civil Defence
Emergency Management Group

 要するに災害対策の心構えを説いた冊子なのだけど、39ページからなる立派なシロモノ。このエリア独特の項目もあるが、他の場所でも応用可能な部分も少なくない。面白いので、これからしばらくこの本を抜粋、紹介しようと思う。

まずは肩慣らし的な導入部から。

 [ Do your own hazards check ]

 和訳すれば「あなたの身の回りの危険をチェックしよう」ってなくらいか。このページはチェックリスト。以下要約。

以下に挙げるのは、家庭、職場などの潜在的な危険を確認するためのチェックリストである。各項目に関して、危険があるかどうかを判断し、不明な場合は再確認すること。

  • 地震の危険性が大きい地域か?
  • 水害の危険性の大きい地域か?
  • 付近に大きな貯水池やダムなどはないか?
  • 付近に高圧線は通っていないか?
  • 嵐になった場合、強風にさらされる危険性はないか?
  • 過去に地殻変動が起こったことはないか? あるいは将来的な地殻変動の危険性はないか?
  • 津波の危険のある海岸線に近いか?
  • 付近にLPガス、その他の可燃物がないか?
  • 付近に危険度の高い産業はないか?
  • 主要道路(特に交差点)や、鉄道に隣接していないか?
  • 空港に隣接していないか? あるいは離着陸時のコースの真下ではないか?
  • 積雪量の多い地域ではないか?
  • 落雷の危険性の大きい高台ではないか?
  • 火災時の危険性は? 特に近隣で森林火災が発生した時の危険性に注意。
  • 道路が遮断された場合、孤立する危険性は?
  • その他、考えうる危険性は?

 確認が完了したら、危険性を減らすための対策が浮かぶはずである。

 世界の辺境ニュージーランドの、その中でも相当な田舎であるこのエリアで作られたものだが、ほぼ世界すべてのエリアの危険性を網羅してあるような気がする。
 日本の場合、特に「地震」「台風」「危険度の高い産業」が要注意なのは言うまでもないが、その一方でここで挙げられたような「交通事故」「鉄道事故」「航空機事故」などに対しては、比較的無頓着になっているかもしれない。

これを書いていて思い出したが、つい先日地元モトゥエカの町中で火災が起こった。
 実はこのエリアは消防システムに弱点があり、今回の火災も昨年6月に続いて目抜き通り沿いの消火活動の楽な場所だったにも関わらず全焼してしまったのだが、その場所がなんとガソリンスタンドに隣接した酒屋だったからさぁ大変。付近の住民は全員避難という騒ぎになってしまった。幸いにも酒屋だけがキレイに焼け落ち、付近には一切被害が及ばなかったが。

 ハリウッド映画には、ときおりガソリンスタンド火災のシーンが登場するが、現実に起こったらシャレにならん。職場付近にガソリンスタンドがあるという方も少なくないかと思うが、そういうことも考慮に入れつつこのチェックリストを再確認してみると、現代文明というのはいかに危険と隣り合わせに便利さを享受しているかを改めて思い知らされる。

 原発なんかも、果たして地震、台風、津波など、あらゆる天災に耐えうるだろうか???

さて、次回は [ Home preparedness check ]、家庭での防災対策チェックリストを紹介する。長いので多分一度では終わらないだろうけど。

関連過去ログ【防災】
 ◎防災グッズに物申す。(2004年8月23日)
 ◎ぬるい危機管理論(2004年8月27日)
 ◎防災の日。(2004年9月1日)

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全項目問題なしだった方は人気ランキングをクリックして高笑いしましょう。
 全項目全滅だった方はranking.gifをクリックしてから、とりあえず手始めにまずお守りでも買いに行った方がいいかもしれません。

投稿者 Ryu : 9:37 PM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.2
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From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.14
コメント

自分の現在住んでいる地域で住宅購入する際には、このリストの上半分位の条項は買い手にきちんと情報公開されていないといけないのです。
(もしかしたら「リスク承知で購入します」という同意のイニシャルも要求されたかもしれませんが、失念中)
今の家を購入した際に面白かったと言うか感心したのは、近所の高校が「危険物所在地」に指定されていて、その理由というのが職業訓練で自動車修理工コースがあるからというものだった事。
ガソリンに始まりそれ系の油モノと高温になる機械系が同じ空間でしかも結構な密度で複数管理されているからという理由でした。

まぁ、実際に住んでみると一番危ないのは高校生自体なのですが(爆)。

自動車やガソリンスタンドと言えば、実家は東京の某幹線道路沿いなのですが、災害時に避難出来る最適の場所がその道路を越した反対側なのです。
普段でも外回りは万年大渋滞で下手をすると信号さえ上手く渡れないので、災害でなくても何かの拍子に爆発や発火原因があってそこにタンクローリーでもあったらドミノ式に・・・と思っています。
都もそれを把握してか、地域住民には同じ側の別の場所を災害時の避難場所に指定してきてはいますが、今度は距離が遠いので、多分そこに到着するまでに火災に巻き込まれる可能性が高いし・・・
(ちなみに空襲で焼けた地域がものの見事に「点」在しているのと坂や谷が多い地域なので抜け道になるであろう道路も迷路状態)
そんな事をいつも考えながら育ったので、ガソリンスタンドの跡地がマンションや分譲住宅になっているのを見るとゾッとしてしまうのでした。

ちなみにその幹線道路は東京オリンピックの際に拡張されたもので、実家の家族が移り住んできたのはそれよりもかなり前の事ですので、「わかっていてそんな危ないところに住むな!」とかいう突っ込みはなしでお願いしますね(笑)>上司殿。

Posted by: MM : April 14, 2005 8:16 AM

さすがPL法の本場ですねぇ>米国
僕らは「裸の分譲地」を買ったので、「住宅」は買ったこと無いのですが、少なくともそこまで細かいリスクの羅列は無かったです。
へぇぇ。

東京は、「分かっててそんな危ないとこに住むな!」っていうツッコミが、不可能な場所ですよ。
それ言いだすと、もう東京には人っ子一人住めないんじゃないですかね?
このエントリー、冗談で最後に「全項目全滅だった方」と書きましたが、首都圏にお住まいの方だと、ホントに全項目にバッテンがついた方もいらっしゃるかもしれませんね……。

ちなみに今借りてる借家の場合、本文内のチェックリストに引っかかるのは、「水害」と「道路遮断時の孤立」ですね。
でも、孤立しても一週間や二週間はサヴァイヴァル出来る自信あるから(僕だけじゃなくて、近所もアウトドアガイド、農家、ハンター、漁師だらけ)、実際に怖いのは水害だけです。
これは、おそらく数年後に引越す先も同じ。

Posted by: Ryu : April 14, 2005 10:56 AM

April 12, 2005

ウォーターボトル四方山話。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。南西風。(高)20度、(低)6度。

[海洋気象] (エイベル)
 夕方、南15ノットに上がる。海峡おだやか。北部の海況はやや荒い。
 その後12時間:南20ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 05:30 AM 0.7 m  High 11:47 AM 4.0 m
 Low 05:49 PM 0.8 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

本日も朝から快晴。20度? ウソだろ、暑いぞ。でも朝晩は寒いねぇ。

昨日は大家の電話番ででネット接続できず(最近多いなぁ)。
 昨日のログ↓

【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り晴れ、ただし早朝霧の可能性あり。風おだやか。(高)20度、(低)8度。

[海洋気象] (エイベル)
 南10ノット。海況おだやか。
 その後12時間:南東15ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 04:57 AM 0.5 m  High 11:11 AM 4.2 m
 Low 05:15 PM 0.6 m  High 11:39 PM 4.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

霧は出なかった。快晴のインディアンサマー。午後はシーブリーズが吹いたのだろうか、我が家の庭では、北の弱い風が吹いていた。

  -------------------------------

極々私的なメモ。
 T君が逗留中なので、昨日(月曜日)は昼真っから庭で焚き火してダラダラする。棒に巻きつけたねじりベーコンパンを焼いたり、きりもみ式発火法を試したり(失敗)と、一日中火遊びして遊んだ。

  -------------------------------
  -------------------------------

定番ウォーターボトルといわれるナルゲンボトルの裏話↓

 ◇Solid Days「ナルゲンのブラスチックボトル」

 へぇぇぇ、そうだったのか知らんかった。道理でボトル以外にアウトドア用品が出てないはずだ。

 ところでリレーエッセイ#2(僕の担当第一回目だ)に書いたように、最近の僕はシーカヤック以外のアウトドアはほとんどやらないので、ナルゲンとかレキサンなどのズンドウ型ボトルは一切見向きもしたことがなかった。

 一方お客様の中には、ナルゲンを持ち込む方も少なくない。毎日ではないが、週に何人かいらっしゃるという感じ。会社全体のお客様を見れば、毎日必ず数人は持ち込んでるだろう。プラティパスとどっちが多いかは微妙。半々という感じかなぁ。
 で、プラティパス組は問題ないのだけど、ナルゲン組はお約束通り、たいてい海で落っことしてくれて、僕が回収に向かう羽目になる。だから余計に印象が悪くなる一方(笑)
 もちろん中にはちゃんとナスカンをつけてきてて、バンジーコードに固定してるお客様もいらっしゃるが、こういう方はだいたいシーカヤック経験者か、初体験の場合も筋金入りのアウトドアズマン。ガイドにとっては、手のかからない大変に良いお客様。

そんなわけで、僕は一切使ったことがなかったのだが、先日ビーチでまだ真新しいの1リットルのモデルを拾ってしまった。臭いのつかない素材とのことだったが、ジュースの匂いが残ってて何度か洗わないと取れなかった。今もまだほのかにオレンジの香りがする。キムチ臭でなくて良かった。

 で、使う気になるかといわれると、シーカヤッキング用としてはどうもねぇ……。
 ナスカンつけたらつけたで、いちいち外して水飲んで、またバンジーにフックして、なんてやってると、スクィーズボトルの数倍の手間がかかっちまう。ヤだ。
 チューブを使うという手もあるだろうが、あれは嫌い。というか、やってみりゃ分かるが、セッティングするにも水を飲むにも案外手間がかかって、普通のスクィーズボトルを使う方が速いくらい。

 じゃ、よく言われてるようなフードコンテナとして使うかといわれると、そもそも重いのでこれまた二の足を踏む。もっと小さくてパッキングしやすいタッパーウェア型容器やジップロックなどのストックバッグの方が好み。これはバックパッキングのときも同じ。

 となると残る使い道は、むしろ普段使いだろうか。冷蔵庫の中に入れておくとか、デスクにおいておく水差しに使うとか、そういうのだったら良いかも知れない。
 ところが、コッヘル、シェラカップ、スクィーズボトルなどを毎日の調理にキッチンで使い倒している家人が、ナルゲンには一切興味を示さず使うそぶりも見せないのは、どうしたことか? 台所用品としても、魅力がないのか???

 とはいえ、使わずに文句いうのもなんなので、この間ドライヴするときに水を入れて運転席と助手席の間に転がしておいた。
 で、やっぱり使いにくいわ、アハハ。僕の手は小さいので、1リットルサイズは太すぎて持ちにくいし、運転しながらフタ開けるの面倒。危なくて仕方ないって(笑)

 というわけで、理由はまったく違うのだが、僕も『Solid Days』のさのしさんと同様、ナルゲンが「定番」と呼ばれるのに、違和感を覚える一人である。

 野人にも納得できる良い使い方をご存知の方、どうかご教授くださいまし。

やっぱり一度も使ったことないんだけど、実はマルキルとかグランテトラとかが好き。ナルゲンやプラティパスの登場で、アウトドア水筒の定番の座から降りて久しいが、ベコベコのアルミボトルってやっぱり情緒があって良い。あのワイヤーロック式のキャップも好き。

 欧州にはあのワイヤーロック式キャップを使った瓶ビールがけっこうあるのだが、中には本体がガラスじゃなくてマルキルやグランテトラのようにアルミボトルのビールもある。以前そういうドイツ製ラガーを手に入れたことがある。白いホーロー風の塗装の上に、洒落た絵が描いてあって、部屋の中に飾っておいても十分インテリアグッズとして通用するような逸品だった。
 もちろん中身を飲んだ後は、空き瓶をウォーターボトル代わりに使っていたが、あれは大変に気分が良かった。
 ただ、所詮はマルキルやグランテトラのように繰り返し使うことを想定していないボトルだったため、残念ながらゴムの劣化も早かったし、ワイヤーのバネもすぐにゆるくなっちゃって、すぐに水が漏れるようになってしまった。
 もうすっかり忘れてたけど、あのボトルどこにやったんだっけな? もう捨てたかなぁ?

 カヤックのお客様の中にも、年季の入りまくったマルキルやグランテトラを持ってくる方が、年に何人かいらっしゃる。カッコ良いんだ、これが。そのたびに欲しくなる。

しかし、「仕事」に使うならば、やっぱ何といっても安物のスクィーズボトルが一番かなぁ。軽くて実用的でコストパフォーマンスも高いんだから文句なし。
 今は、会社のロゴの入ったノベルティグッズのボトルを使ってる。本体のくぼみが大きいので、バンジーコードの下での納まりもよく、カヤッキング中も最小限の時間で水分補給が出来て、大変重宝。

ちなみに、さのしさんの上記エントリーのコメント欄に発音の話があった。

 こういうのだと、他には「トランギア」がある。英語の発音だと「トランジア」。「トランギア」って言うのは、たぶん本国の発音なんだろう。
 僕も書くときは「トランギア」ってタイピングするけど、喋るときは日本語でもついつい「トランジア」って言っちゃったりすることが増えてきてしまった。上手く切り替えが出来なくなってるってのは、やっぱり年のせいなんだろうか。ヤだねぇ。

関連過去ログ【英語】
 ◎アルミコーティングのチタン!? (2004年4月14日)
 ◎キウィ英語と米語 (2004年4月15日)
 ◎続・キウィ英語と米語。 (2004年10月6日)
 ◎クッカー? スキレット?? (2004年10月21日)
 ◎[ 自由テーマ ] 規格、そろそろ統一しない? (2004年12月13日)
 ◎「セミ」と掛けて、「食べる」と解く。 (2005年1月7日)
 ◎ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉 (2005年3月19日)

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ナルゲン派は人気ランキングを、プラティパス派はranking.gifを、その他の方は両方をクリック!!


投稿者 Ryu : 1:08 PM
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Title: エマージェンシー・プランニング・ガイド Vol.1
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、南東風次第におさまる。(高)19度、(低)3度。 [海洋気象] (エイベル)  変風10ノット、セパレーションポイントより北では午前中に南東25...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.13
コメント

自分の周囲限定の話ですが、ナルゲンってアウトドアというよりはジムや屋外スポーツ(蓋をきちんとしていないスポーツドリンクや炭酸飲料なんかあっという間に蟻だらけ)で使っている人口の方が遥かに多いと思うんですよ。
だから1リットルサイズの使い勝手の悪さなんてあまり関係がなくて、ただ転がしておいたりバッグに放り込んでおいてもも漏れない事や壊れにくい事で重宝がられている気がします。

で、普段使いとしてはやはり冷蔵庫で一晩寝かして作る出汁とか水出しコーヒー用に重宝しているのですが(ニオイは確かにつきます。一回漢方薬使って大変なニオイに)、実は我が家で一番古い小さいワイドマウスのナルゲンはなんと宇宙人の筆箱代わりになってオリマス。

Posted by: MM : April 12, 2005 5:33 PM

どもっ
ナルゲン系のボトルはσ(^_^;の持ってるイメージは良くないんだよね。何せヒマラヤ行ってた時にテントの中で使うお○代わりにしてる人が居てさー。パチもんのやっすいボトルだと思うんだけど・・・どーもね(^-^;

長期トレッキング時はプラティパスを愛用してるけどサブで500mlのペットボトルを使ってるな。500mlのペットは飲みやすいし、程よい大きさなのでベットサイドでとか乗り物移動中にはこっちの方がぐー
そうそうトレッキング中に湧き水を汲むのにも調度いいなーっと
普段はエビアンの750mlペットも水筒代わりに使ってるよ。片手で飲めるのでいいんだけどちょっと大きいんだな(^-^;

Posted by: ミックス : April 12, 2005 9:37 PM

トラックバックありがとうございます。

カヤックの時は昼食を買うついでにコンビニでペットボトルを買ってしまうことがほとんどです。日本のリバーカヤッカーだと大体そうなんじゃないでしょうか。

BCスキーの時は以前はシグボトルを使っていたこともありましたが、今はプラティパスです。やはり使っていない時に嵩が小さくなるのが便利です。スポーツクラブでも使ってますが今まで他にプラティパスを使っている人は見かけたことがないです。

別にナルゲンのイメージが悪い訳じゃなくて(お仕事では立派に役立ってますから)今まで機会がなかっただけなのですが、プラティパスやら何かのおまけのスクイーズボトルやらが手元にある時点で新たに買うのはどうしても躊躇してしまいますね。

Posted by: さのし : April 13, 2005 2:52 AM

ああ、良かった。ナルゲン使わないとアウトドアマンじゃないのかと思って小さくなってた。(笑)
ナルゲン含め、ウォーターボトルはほとんどの種類を持っていますが、さのしさん同様、結局は行きがけのコンビニで買ったペットボトルのドリンクになっちゃうんだよなあ。
便利すぎです。>日本

Posted by: kemu : April 13, 2005 3:18 AM

ナルゲンネタにこんなにコメントつくとは思いませんでした。
ビックリ。

>MMさん
あぁ、確かにジム系には多い気がします。
というか、ジムなんかには、フニャフニャするプラティパスは少ないっすよねぇ。
(かく言う僕はジムでもプラティパス使ってましたが)
とはいえ、ジムももう6年くらい行ってないんで、あんまりエラソウなこといえないですが。


>ミックスさん
おぉ、なるほどぉ、これは納得の使い方だぁ!>御○
そっか、水筒、フードコンテナと思うからイカンのですね(笑)


>さのしさん
プラティパスの強みは、やっぱり小さくなるとこですよねぇ。
軽いし。

僕自身もナルゲンに悪印象を持っているわけじゃないんですけど、何度眺めても
「これをどう使えばいいのだろう???」
と頭をひねってました。

汚○とは気づかなかった。
なるほど。


>kemuさん
>ああ、良かった。ナルゲン使わないとアウトドアマンじゃないのかと思って小さくなってた。(笑)

爆笑しました。

>便利すぎです。>日本

ですね、まったく。


Posted by: Ryu : April 13, 2005 9:37 PM

偶然先程買い物に行ったモール内のスポーツショップでそのショップのノベルティーロゴ入りワイドマウスの1リットルナルゲンボトルがが大セールに。
珍しいこともあると思って近づいてみたら、なんとボトルの中に色々グッズの入った(1)ジムバージョンと(2)非常災害バージョンの2種類が販売されていることを発見。
(1)の方は中にハンドタオルと万歩計が入っているだけで面白くもなんともなかったのですが、(2)の方に入っていた物、今ざっと覚えているだけで非常用のブランケット、懐中電灯、電池、スティック状のコンパス、バンドエイド・・・これに親切にカラビナがついておりました。

Posted by: MM : April 21, 2005 2:29 PM

なるほど、あのボトルを緊急避難持ち出し用ケースにするわけですね。
面白いアイディアですね。
頑丈だし、防水だし、良いかも。

Posted by: Ryu : April 21, 2005 7:52 PM

April 10, 2005

エライ新技術、弐題。

【予報】
天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

昨夜は友人宅に泊まり、今日は午後遅くになって戻ったので、予報不明。
 一日中気持ちの良い秋晴れ。

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午前中は、友人一家とマプアで海釣り。ミミズをつければ入れ食い。疑似餌だけでもけっこう釣れる。
 スポッティとマレットをしこたま釣ってきて、今さばき終わったところ。

 そこに、T君がトランピングを終えて戻ってきた。彼は釣れなかったらしい。

 考えてみると、三週連続で週末に釣りやってるなぁ。

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エライ新技術、其の壱。
 「う~む」な食関連話、弐題。のコメント欄にMiyaさんから頂いた情報を、改めて再掲。

 ◇毎日新聞「江崎グリコ:将来の食糧危機救う新技術」

 21世紀が始まったばかりなので、気が早いのかもしれないが、これって「世紀の大発明」なんじゃないの? だって、ゴミ箱の中の紙くずも、工作した後に捨ててた木っ端、ノコギリかすなんかも、全部食えるようになっちゃうってことだよね、これ?
 つまり、僕らの大好きな里山だって、食糧難の非常時には、まるごと食料の山っていうことになるわけだ。つまり、食糧危機が半分以上解決したようなもんなんじゃないの?

 とてつもない話だ、スゴイぞ、エライぞ。正直、これ聞いたとき、相当ドキドキした。よくやった>江崎グリコ

 あとは、これの実用化だな。早いところ、家庭でも安価に簡単に木を食えるようにしてくれ。

エライ新技術、其の弐。
 今度はヤースのへんしん「技術は生活を変える」経由。

 ◇ITmediaモバイル「東芝、1分で充電できる新型電池」

 ふぇ~っ、こりゃスゴイ!
 ただ、万能というわけでもないらしい。

 ◇ITmediaモバイル「1分で充電できるリチウムイオン電池の狙い」

 なるほど。

 が、それにしても、やっぱり電池、特に充電池の進歩は、エライ。

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投稿者 Ryu : 9:45 PM
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コメント

このお題にやや関連する記事をみつけました。

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毎日新聞 2005年4月12日 東京夕刊

特集WORLD:
都心の地下農場 空なし、大地なし、農薬なし
 夏の畑で、もぎたてのトマトにかぶりつくと、青臭い香りと甘酸っぱい味が口に広がる。あれはお日様の味なのだと、これまでずっと信じてきた。ところが、陽光の届かない東京都心のオフィスビルの地下にも、この味が存在するという。本当なのだろうか。【小国綾子】

 ■トマトの「大木」

 東京・大手町のオフィスビルをエレベーターで地下2階まで下り、自動ドアを開けると、トマトのへたのような青臭いにおいがぷんとした。まさに夏のトマト畑のにおいだ。しかし、目の前に広がる光景はどうだろう。壁じゅうアルミが張られ、壁や天井には56本の蛍光灯が所狭しと並ぶ。冷たくまぶしい銀色の小部屋。まるでSF映画の宇宙ステーションだ。

 約50平方メートルの部屋の真ん中に、茎の太いトマトが3本。部屋の隅や天井からも別のトマトの株が伸び、互いに絡み、天井近くに作られた棚をはっている。水耕栽培で効率よく養分を取った株は、露地ものよりずっと大きくなる。遠目には巨大な1本のトマトの木のようにすら見えた。

 「大木」には真っ赤なトマトが鈴なりになる。ここには青空も、広々とした黒土の畑もない。室温も光量もすべてコンピューターが管理する。現在の株は外である程度育ててから持ち込んだものだが、最初から人工光のみでの栽培も可能。うまくいけば約2年、同じ株で年中収穫できるという。

 ■雇用創出が目的

 この「地下農場」は2月11日、人材派遣会社「パソナ」東京本社のある大手町のビルの地下2階にオープンした。元は地下金庫だったそうだ。初期投資1億8000万円。ランニングコストは年間約2000万円。派遣業界の雄がなぜ大金をかけて農場なのかというと「目的は農作物の出荷ではなく、農業を身近に感じ、興味を持ってもらうことで就農を促し、農業分野に雇用を創出すること」(同社広報企画部)という。

 実際、同社は3年前から、農業分野の雇用創出を狙って、農村での農作業研修を実施。初年は転職希望の中高年を対象に、2年目以降は就職や独立を希望するフリーターらを対象に行っている。

 宇宙ステーションさながらの銀色部屋にはトマトの「大木」以外にも、全国初の人工光による水稲栽培や、サラダ菜の水耕栽培、花の種類に応じてさまざまな色の発光ダイオードを光源に使った花壇などがあり、育てている作物は野菜20種、花類10種、ハーブ類は約100種類にも上る。

 日曜日以外は自由に見学できる。無料だ。物珍しさも手伝って、農業関係者から大手町で働くサラリーマンまで、1日に100人以上やってくる。

 ◇野菜・花・3期作の稲も

 中高年グループが社会見学がてらやってきた。この中の女性3人に感想を聞いた。「お日様の光を浴びない野菜じゃ栄養面が不安だわ」と1人がいうと、残り2人も思わず相づちを打つ。

 そうなのだ。私たちの心には、太陽の恵みに対する特別な思い入れがある。果実も野菜も土に抱かれ、太陽の光を浴びるからこそ、甘く、栄養たっぷりに育つのだという「お日様信仰」。だからこそ「地下農場」にぎょっとしてしまうのだ。

 しかし農場のスタッフは言う。「人工光でも栄養に遜色(そんしょく)がない。むしろ害虫がつかないから無農薬野菜です」。これで女性陣の意見はコロリと変わった。「だったら最高ね。外国産の農薬だらけの野菜よりずっといいわ。国産だもの!」「これこそ『未来の農業』なんでしょうねえ」

 実は違う。太陽要らずの農業は「未来」ではなく、すでに「現実」である。人工光で野菜や花を生産する「植物工場」は今や全国各地に存在する。気付かないうちに、私たちは工場産の野菜を口にしているのだ。

 食品メーカーのキユーピーは、完全人工光型植物工場のシステムを販売している。「天候に左右され、野菜が高騰すればドレッシング類も売れにくくなる」と、80年代から研究を始めた。現在、同社運営の2工場を含めた全国12工場では年間約490トンのサラダ菜やリーフレタスが生産されている。

 成長が速いため、収穫までの日数は露地物の半分。工業製品のように品質や生産量を管理できる。「水道水で洗うほうが汚れる」(同社)ほど衛生面も完ぺきだ。露地物より2割程度高いが、最近はスーパーの店頭でも人気がある。農薬を使わない点が消費者の心をつかんだ。「野菜を工場で作る試みを否定する人もいるでしょう。しかし露地物より安全で安心でしかも安定供給できます」と同社植物開発センターの清沢正彦さんは語る。

 土に抱かれ陽光と農薬を浴びた露地レタスと、人工の光を浴びた無農薬の工場産レタス。私たちは何を選ぼうとしているのだろう。

 ■初めてのタニシ

 パソナの地下農場では3人の若手スタッフが野菜の世話にあたっている。このうちの一人、山崎信一郎さん(21)は「やりたいことを探したい」と大学を休学し、同社の農業研修を受けた。今は主に稲作担当。「夏前に収穫できる予定なんです。3期作予定なので。ただ、光量をもうちょっと足したほうがいいかな」。暗中模索の日々だ。

 小さな発見があった。「この前、田んぼにタニシがいたんです。土に最初からついていたのが、無農薬のお陰で死なずに成長したんでしょう」。山崎さんはタニシを生まれて初めて見たという。青空の下に広がる日本の水田からは消えつつあるタニシが、都心のビルの地下2階に戻ってきたなんて。なんだか不思議だ。

 最後に、銀色の小部屋でトマトを一つ味見した。真夏の野菜畑でやるように、洗わずそのままかぶりつく。口中に広がる野性の味。スーパーのトマトには絶対に望めない「もぎたて」の味。私はこれまでずっと、これを「お日様の味」と信じてきたのだ。

 無機質な銀色の部屋で、蛍光灯に照らされながら食べる「大手町産」のトマトは、やりきれないほどどこまでも本物の味がした。

    ◆    ◆    

 地下農場「パソナオーツー」(東京都千代田区大手町2の1の1 大手町野村ビル地下2階)の見学時間は、平日と土曜日の午前11時~午後6時。問い合わせは、03・6734・1070。

-----------------------------

Posted by: Miya : April 14, 2005 11:02 AM

う~ん、タニシが登場すると、話がいきなり「文学的」になっちゃいますね。

これも今後の農業のあり方としては無視できない技術だと思いますが、僕はついエネルギー危機を想定してしまう人間なので、ここまで
「電力」に依存した農法には、あまり依存したくないなというのが本音です。

これを、ソーラー発電でやるようになったら、なにやらブラックジョークっぽくなりますね(笑)
なら、太陽光で育てろ!って(笑)

Posted by: Ryu : April 14, 2005 12:30 PM

ソーラー発電と新しい充電池を使えば地下農場でも電力自給可能な世の中になるかもしれませんね。

>なら、太陽光で育てろ!って(笑)
・・・あまりにもシュールです。

地上農場なら昼間は太陽光、夜は充電した電力で・・・ってことになるでしょうね。
地下なら光ファイバーで明かりを引き込むってのもありましたね。

Posted by: Miya : April 14, 2005 1:48 PM

お礼言うの忘れてました。
いつも面白い情報、ありがとうございますm(..)m


> ソーラー発電と新しい充電池を使えば地下農場でも電力自給可能な世の中になるかもしれませんね。

ですね。
面白いです。
というか、発電所からの電気に頼って欲しくないです。
だって、野菜を育てるために原子力発電所を稼動して欲しくないですから。

雇用創出としても、効果あるでしょうね。
厳しい気候条件下で、外での作業では不安を感じる人でも、こうして安定した屋内での農作業ならできるというパターンも多いかと。


その反面、ざっと思いつく懸念事項も挙げてみると、

●屋外の厳しい環境で育つ無農薬野菜と違って、無菌状態で育つわけで、将来的に異常に脆弱化したりしないのだろうか?

●将来的には節電のためにLED持つ買われるのだろうが、LEDが健康に及ぼす影響は現在調査中とのこと。
植物は動物に比べて光からの影響を強く受けるはずだが、だいじょうぶか?


とはいえ、面白いと思うんで、どんどん実験が進むと良いっすね。


Posted by: Ryu : April 14, 2005 10:01 PM

はじめまして。こちらに初書き込みします。
ちょっと前から覗かせていただいておりました。(^_^)

>●将来的には節電のためにLED持つ買われるのだろうが

Miyaさんの引用された記事には「発光ダイオード」と書かれています〜、LEDを使っての栽培技術ですね。(将来的にではなくて、すでに ^^;)
揚げ足を取るつもりはないので、「LED 栽培」でGoogleして面白かったサイトを載せておきます。

http://www.c-living.ne.jp/pfl/kougen.htm

LEDの色によって成長度合いが違うんですね。
千葉県(?)の方では、赤色LEDで育てたレタスを出荷しているはずです。テレビで見ました。

http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/sonoike/saibai.htm

LEDで植物を育てられるか? の項目に解答されている「植物の形などが普通の状態とは変わってしまう可能性」というのは、ちょっと無気味な話ですね。

他にもLEDで育てた方が、露地ものよりビタミンCの含有量が多いという記事や、LED栽培の問題点はいまやコストだと書かれたサイトもありました。

害さえなければイイとは思うんですが、すでにそういう野菜が流通していることには、ちょっと驚きました。

Posted by: ういんど : April 19, 2005 12:35 PM

ういんどさん、初めまして。

ホンマですね、最初の方の「蛍光灯」というとこだけ読んで、その下の方の発光ダイオードの部分は読み落としていたみたいです。


>害さえなければイイとは思うんですが、すでにそういう野菜が流通していることには、ちょっと驚きました。

本当に害が無いかどうかってのは、非常に長期的に観察してみないと分からないでしょうから、どうしても流通しちゃいますよね。
後々害があったことが分かったりしないことを祈りましょう。

Posted by: Ryu : April 19, 2005 3:23 PM

April 9, 2005

サーモン・フィッシング。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどきにわか雨雨、午後から晴れ。南西風強くなる。(高)18度、(低)10度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット、ただしセパレーションポイントより北では南東10ノット。昼前に全域で南西15ノットに。雨中視界不良、午後ににわか雨中視界回復。
 その後12時間:南東15ノットに。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 03:46 AM 0.5 m  High 09:56 AM 4.3 m
 Low 04:03 PM 0.5 m  High 10:29 PM 4.3 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

真夜中にようやく降り始めたようだが、今朝早くにはもうすでにあがってて、昼前には晴れてた。こういう降り方は良いな。

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今週月曜日に、ゴールデン・ベイに遊びに行ってきた。
 いつもはお気に入りのカフェで食事するのだが、今日は家から適当に食い物持ってきて、そこら辺の適当な林道に入り、渓流脇で腹ごしらえ。

腹ごしらえ

 愛娘は戸外の食事が最近大好き。今回初めてカップラーメンを食わせてみたが、気に入ったらしい。
 ちなみに家人も、僕とキャンプに行くまで一度もカップラーメンを食ったことがなく、彼女にとっても「カップラーメン=とっておきのアウトドア食」というイメージらしい。

 さて、お腹がふくれたら、目的地へ。

サーモン・ファーム

 ここが今日の遊び場、「サーモン・ファーム」。そう、鮭の釣り堀なのだ。

レンタル釣具一式

 まず道具を借りる。サオ、タモ(というにはあまりにもデカイが)、ナイフの入ったビク(というにはあまりにも無骨なプラスティックのでかい箱)の三点セット。
 サオには、この釣り堀でやっているエサを模したルアーがついているのだが、エサっていうのがペレットなので、当然ルアーもペレット型。こんなもので釣れるのだろうかというシュールなシロモノ。ま、いいや。

 で、この三点セットは無料。そして入場料もなし。
 つまり、何時間粘っても釣れなかったら、完全に無料というわけ。良いの、ホントに???

開始

 ともかく挑戦、挑戦。愛娘も自分の身体よりデカイようなタモ持って待機。
 が、水温が高すぎて動きがニブイ。しばらくやってみたが、どうやらエサを使わねばダメらしい。
 エサは一袋$2。ペレットが200個ばかり詰まってるのだろうか。これを、ルアーのまわりに撒いて、間違えてルアーを飲み込ませるという寸法。ハリにつけるわけではないらしい。フゥ~ン。

英才教育

 家人がエサを買いにいっている間、英才教育をば。そうそう、良いフォームだ。ガンバレ。

今日の獲物

 で、エサを使ってようやく一匹ゲット。1.505kg。

 ここの料金システムは、1kgにつき$15で鮭を買い取る仕組み。つまりこいつは$22.60。好きなようにさばいてもらえるがそれは無料。スモークもしてもらえるが、これは量の多寡に関わらず一律$10。

 僕らはさばいてもらっただけでスモークはしてもらっていないので、餌代とあわせてしめて$24.60。今は$1=\75くらいかな? ならば\1,800少々といった感じ。
 たぶん魚屋で鮭の切り身を買うのとそんなに変わらない値段。これだけ遊んで切り身と同じ値段なら、安いわ、ワハハ。

 あぁ、楽しかった、美味かった。また行こう。

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投稿者 Ryu : 10:19 AM
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コメント

April 8, 2005

{しりとりエッセイ #013} き○△□。

【予報】
にわか雨一時雨。北東風。(高)17度、(低)11度。

[海洋気象] (エイベル)
 北部は南東15ノット、その他は変風10ノットが後に北東に変わる。海況おだやか。にわか雨中視界良好。
 その後12時間:南10ノットに変わる。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 03:07 AM 0.6 m  High 09:17 AM 4.2 m
 Low 03:24 PM 0.5 m  High 09:49 PM 4.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から快晴。気温も高いぞ、何が17度だ? 夕方になってちょっと曇り始めたかな?という感じ。
 ツアーは、珍しく日本人オンリー。とはいっても2名だけど。 sbh 2 / - split apple -

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間がずいぶんあいてしまったが、「しりとりエッセイ」の第13回。
 げ、図らずも「金曜日」に第「13」回をアップしちまった。ヤバイかな? ま、いっか。僕はキリシタンじゃないしな。

 前回は「但し書き」だったので、今回は「き」で始まる言葉を募集。ご応募いただいた候補はこちら。

  • 「きりきり舞い」
     by Miyaさん
  • 「決まり手」
     by Miyaさん
  • 「キラメキ」
     by Miyaさん
  • 「切り返し」
     by MMさん
  • 「帰化」
     by MMさん
  • 「気の向くまま」
     by MMさん
  • 「奇妙奇天烈」
     by tsuboさん
  • 「キス」
     by kmoritaさん
 おぉ、八つ、過去最多だ! こん中でアウトドアっぽいお題って、「気の向くまま」と「キス」くらいか。え? キスのどこがアウトドアっぽいかって? もちろん魚の名前にケンキョーフカイするに決まってるじゃないですか(笑) ま、アウトドアで落ちる恋っていうお題でもいいんだけど、それは前に書いたことあるしなぁ、アハハ。

 ま、いいや、抽選委員長、出番だぁ、選べぇ!

 「はい、これぇ。しゃしんとってぇ」
 今日はメンドくさいから、写真は良いよ。ほい見せて。
 「はい、かあさんには、こっちあげる」
 いや、母さんはエッセイ書かないから良いの、父さんにちょうだい。えっと、何だって?

 「決まり手」 by Miyaさん。

このお題が決まってから初めて気づいたのだが、大変よく似た「決め手」は日常生活でも割とよく使う言葉で、従ってアウトドア・エッセイにもいくらでもこじつけ出来そうなのだけど、一方の決まり手(本当は極り手が正しいらしい)っていう言葉は、純粋に相撲用語なのね。

きめ-て【決め手・極め手】
  1. 物事の真偽・決着を最終的に決定すべき手段・方法。またはその根拠となるもの。「-を欠く」
  2. 物事を決定する人。

 
きまり-て【極り手】
 相撲で、勝負がきまったときのわざ。
 
   広辞苑 第五版より
 考えてみると、日常生活で別の意味に転用されることもないような気がする。さすがのケンキョーフカイ大王も、これには参った。
 う~ん、相撲かぁ。昔は野外に土俵がしつらえられた「アウトドア競技」だったらしいが、今は完全にインドア・スポーツだよなぁ。どうやってアウトドアにこじつければいいのだ?

 悩んだ。すごく悩んだ。
 実はこのお題の抽選、もう一週間以上前に終わっていたのだ。普段は、抽選したその日のうちか、遅くとも翌日には書いてアップしている。でも今回はなかなか書けなくてねぇ。ま、西表の件とかT君が泊まりに来たりとかでバタバタしてたってのもあるんだけど。

 ともかく、悩んだ。

 が、天は僕を見捨てなかった。昨日のさだっちょんのエントリーを見よ!
 ワハハ、なぁ~んだ、そうだよな、これで良いんだ、簡単なことじゃん、開き直ればすむことじゃん、ワハハハ。
 えらい! これからは「天啓のさだ」と呼ぶことにしよう>さだっちょん

 というわけで、決まり手はこうしてようやく無事世に出ることが出来たのである。メデタシメデタシ。

僕は、土俵際での切り返し逆転技が好きだ。特にお気に入りなのは網打ちで、これを初めて目にしたのは、確か千代の富士が使ったときだったと記憶しているので、20年以上前のことだろう。
 相手が誰だったかは忘れたが、二人でもつれながらスピーディーに土俵際をグルグルと走り回った挙句に、最後に千代の富士が土俵際に押し込まれた。しかし横綱は顔を引きつらせながらも、抱え込んだ相手の腕を、出る勢いに合わせて強引に振り回した。その刹那、相手の身体は宙に浮き、弧を描きながら土俵下へ吹っ飛んだ。華麗だったなぁ。
 その後何度かあの決まり手は目にしたが、あの技は良い、美しい、うん。
 でも、やっぱり最初に見た千代の富士のが一番美しかった。

 うっちゃりも良いんだけど、これはフロント・スープレックスまがいの豪快なのじゃないと、網打ちほどは盛り上がらない。身体がやたら柔らかい力士が踏ん張りに踏ん張った挙句、相手を頭から土俵下に叩き落すあの瞬間。あれはゾクッとする。
 「あ、ありゃ脳天痛打で死んだに違いない」と思うような見事なのを何度か目にしたが、力士ってどういう身体してるんだろう、平気な顔して立ち上がってくる。僕ら素人だったら、間違いなく即死だと思うんだけど。

ただ、今までで一番印象的な決まり手は、土俵際で出たものじゃなかった。あれは確か1993年(平成何年だっけ?)だったはずだが、対久島海戦の立会いの瞬間に決まった、旭道山の張り手KO。
 ご存知の通り、旭道山はこの一番以外ににも出会い頭の張り手KOは何度かやっているんだけど、このときは久島海が低迷の末に、ようやくあと一勝で勝ち越して大関昇進(いや関脇だったかな?)が決定するという「トンネルを抜けるまであと一歩」というところだったと記憶している。
 そういう大事な一番で出会い頭KOされた久島海は、脳震盪でしばらく立てなかっただけではなく、崩れ落ちた拍子に膝を傷めて翌日から休場して負け越したと記憶しているのだが、正しいだろうか?
 ともかくこういうドラマがついて回った一番だから、余計に印象深い。いや、僕は久島海ファンじゃなくて、旭道山ファンだったんだけどね。でも久島海の不運さには心を痛めた。

 さらにこの一番を印象深くしているのは、たまたラジオで聴いていたから。僕はほとんどラジオは聴かないのだが、このときは仕事で車に乗っていたのでラジオで実況を聴いていた。
 立会いの瞬間に、ラジオのスピーカーから聞こえてきた、やたらデカイ「ボクッ」という鈍い低音と、それに混じった金属質の高音は、運転していても背筋がゾクッとするようなイヤな響きだった。会場が一瞬静まり返り、アナウンサーも息を呑んだのがハッキリと分かり、「あ、また旭道山の張り手KOが決まった!」と、アナウンサーが口を開く前にハッキリと分かった。映像が頭の中でリアルに立ち上がった。
 仕事から帰ったら慌ててTVの前に飛んでいって、ニュースで問題の取り組みを探したが、まさに僕の脳裏から抜け出たかのような映像が画面で踊っていた。が、旭道山の数々の名張り手の中でも、この一発はやはりことさら強烈で、その点は僕の想像をはるかに超えていた。

ちなみにあれ以降、張り手への風当たりが強くなってしまって協会からも自粛要請が出、旭道山も遠慮がちなのを時折思い出したように使うだけになって、全然面白くなくなった。

 僕自身は、相撲は「美しい国技」などではなく、「世界でももっとも激しいガチンコ格闘技の一つ」だと思っているので、張り手やツッパリのような「飛び道具」も、大いに使えば良いと思っている。小兵がこういう飛び道具を封じられたら、面白くもなんともない。

 小兵の飛び道具と言えば、舞の海も外せないところなのだろうが、僕自身はなぜかあまり好きではなかった。プロレスだと、あぁいうトリッキーな技巧派は大好きなタイプなのだけど、なんで舞の海は好きになれなかったのかなぁ? 自分でも良く分からない。
 むしろ小兵で大好きだったのは、寺尾vs板井のツッパリ合戦。へヴィー級ボクサー以上かというド迫力のド突きあいを見たあとは、翌日でもまだ興奮していたもんだ。
 あぁいうアグレッシヴな相撲が好きだったなぁ。
 ま、千代の富士vs北天佑の、土俵のど真ん中でガップリ四つに組んだまま両者動けず、どちらかが動いた一瞬に投げ技が決まるという静かな緊迫感のある取り組みも好きだったけど。
 
 そういえば昔某外国人力士が「相撲はケンカだ」発言をして問題となったが、あのときも僕は「そうだそうだ、もっとやれ」と思ってたし、こちらに移民してからの話なのでもうリアルタイムではちゃんと見ていないが、つい最近モンゴル力士が闘志ムキダシで闘うさまがずいぶんと叩かれていたときも、僕は「そんなに相撲って行儀の良いシロモンか?」と思ってた。いいじゃん、もっとアグレッシヴで血なまぐさくてド迫力の闘いを楽しめば。国技だの何だのって、妙に品のいいことばっかり言ってるけど、何、しょせんケツ出してぶつかり合い、ド突き合い、投げ合いしてるんだから、もっと闘志ムキダシでやった方が良いんだよ。
 と、こういう事を言うと、ほとんどの相撲ファンから白い目で見られるんだな、ワハハ。

 そういや、昔モーニングに連載されてた『ああ播磨灘』って言う漫画が、まさにそういうんだったっけ。懐かしい。
 ありゃ? 今検索してみたら、現在続編が連載中らしいな。

 ま、要するに僕って、「プロレス者」なんだな(笑) 相撲も、どうしてもそういう視点で観てしまうらしい、ハハハ。

となると、当然話はプロレスに流れる。
 プロレスの決まり手を、思いつくままに印象深いのを挙げていくが、子供心にショックだったのは、やっぱりスタン・ハンセンのウェスタン・ラリアットだろうか。ジャイアント馬場の身体が宙に舞うのは、やっぱりすごい眺めだった。
 過去に宙を舞いまくっていた長州力が、全日本のリングで久しぶりに対戦するスタン・ハンセンに逆にラリアットを見舞ってリング下に叩き落すのを見たときは、思わず涙が出た。あれは高校生の頃だったか。

 そういえば、同じ頃に同じく全日マットで、長州・谷津組が鶴田・天龍組からタッグベルトを奪ったときも、直接の決まり手自体は谷津が天龍相手に放ったジャーマン・スープレックスだったものの、実際にはその直前、ロープにしがみついてジャーマンをしのごうとしている天龍に、長州がエプロンを走って首の横にラリアットを決めて天龍をKOしていたな。

 ジャーマン・スープレックスといえば、長州が鶴田と60分フルに戦ってドローになった試合で、終了ゴング直前に珍しく長州が放ったのが印象的だった。あのときは手が一瞬離れてしまったためにカウント開始が遅れ、その間にゴングが鳴ってしまったが、あのとき手が離れていなかったらもしや、と思わせた点がお見事。
 おそらくシナリオ上は、60分ドローだったはずなので、手が離れなかったら鶴田が返して、そのあとでゴングとなったのだろうけど、それじゃゴングの瞬間の拍子抜け感が強くなる。結果論なのだろうが、あの手が離れてしまったことによって、スリーカウント直前でゴングという衝撃的な幕切れになって、あの勝負を印象深いものにした。

 が、衝撃的なジャーマンといえば、やっぱりスティーヴ・ウィリアムズゲイリー・オブライト(間違いご指摘、大感謝です>Hokulea2006さん)。UWFインターでの数々のKO劇は雑誌で目にしていたが、全日移籍後TVでその技を目にしたときは、桁外れのスピードと重量感に、「これはシャレになってない」という戦慄を感じた。ありゃ確かにタイミングを間違えれば、頭蓋骨骨折するよなぁ。

 オブライトのジャーマンは、彼の高度な技術によって「衝撃的な技」になったものだが、そうじゃなくて「それはやっちゃイカン危険技だろう!」という意味で衝撃を受けたのは、初代タイガーマスクのタイガー・スープレックスと、天龍のDDT。理屈の上ではそういう技があることは、プロレスファンだったら誰でも想像していたはずだが、実際にリング上であぁいう「受身を取れない技」をやる人間が現れるとは思わなかったから、「おいおい、いいのか?」という驚きがあった。今じゃあの手の技は誰もが使うようになってしまったけど。
 ちなみにDDTって、かける方よりもむしろ食らった方のリアクションが見所で、そういう意味で一番上手い「やられ役」は、僕としては越中を挙げたい。リングに刺さった姿勢のまま痙攣してみせるなんて、並みのレスラーがやると失笑モノなのだが、彼は存在そのものが失笑モノゆえに、非常にはまる。どっちかというと嫌いなレスラーだが、あれは評価できる。
 しかし、最近のDDTは完全につなぎ技で、決まり手として使う人はいなくなってしまった。あぁした危険度の高い強い技がつなぎ技になってしまうっていうのは、どうよ?(^^;

 時代は逆行してしまうが、逆につなぎ技だと思われていたものが、必殺の決まり手として使えることを教えてくれたのが、ロード・ウォリアーズのパワースラムか。まさかボディスラムで病院送りになるレスラーが出てくるとは思ってなかった。外国のマッチョレスラーのパワーは、ホントとんでもない。これも後に他のレスラーがつなぎ技にしちゃったけど。
 そういえば、スタン・ハンセンのウェスタン・ラリアットは、ブルーノ・サンマルチノの首をへし折ったという触れ込みで日本上陸し、確かに首を折らんばかりの威力を見せ付けてくれたのだが、実際にはハンセンがサンマルチノをボディスラムでマットに叩きつけようとして、手を滑らせて脳天から落としてしまったことによって首の骨が折れたということで、ボディスラムだって落とし方によっては殺人技になる、つまりプロレス技は「ホントは全部危ない」という好例だろうか。
 ハンセンのボディスラムが滞空時間が長くてやたら大げさだったのは、あの事故を再発させないために念には念を入れて慎重に投げていたためだったらしい。

 1990年代に入ってから一番衝撃的だったのはケンドー・カ・シンの数々の飛びつき腕十字。彼がマスクをかぶって新日マットに戻ってきてからは、毎回必ずヴィデオに録画し、毎日のように観直していたもんだ。華麗だったなぁ。コーナーポスト最上段からの雪崩式は、さすがにやりすぎだと思ったけど。
 その後新日マットに田中稔が殴りこんできて、飛びつき腕十字合戦になったときは、もう狂喜乱舞したもんだ。

 90年代の次点は、小川直也のSTOだろうか。やはり柔道世界チャンピオンの技の迫力は、凄まじい。柔道の大外刈りと違って、身体を浴びせかけて受身を取れない形で相手をマットに叩きつけるSTOは、オブライトのジャーマンに匹敵する戦慄を覚えた。

 カシンの試合も小川の試合もしばらく見ていないが、彼らのあの技の斬れ味は、いまだ健在なのだろうか?

 あと番外編としては、グレート・ムタの「毒霧 + 雪崩式フランケンシュタイナー」という、この上なくエゲツナイ決まり手もお気に入り。あれをやられた不運なレスラーは、誰だったっけか? 毒霧食らって目をつぶされたままあんな大技受けて、ちゃんと受身とれるんだから、レスラーっていうのもとんでもない怪物だよなぁ。

で、色々挙げてきたのだけど、僕的に決まり手 No.1を挙げるとすれば、やはり20世紀のベスト・バウト東 三四郎 vs 赤城欣一の幕切れに満を持して飛び出した、ブレイン・バスターに止めを刺す。
1・2の三四郎2 6 (6)
『1・2の三四郎2 第6巻』

 小林まこと画伯の絵も、この頃は芸術の域にまで達しており、筋肉の動きやスピード感を本物以上にリアルに描ききっていて見事。当時のホットなトピックだった「プロレスが強いのか? 総合格闘技が強いのか?」という難題を見事に料理した画伯の力量には、まったく敬服する。あのクライマックスは、現実のプロレスラーが可哀想になるほどに劇的で感動的だ。

 やはりプロレスはアートである。

というわけで、おしまい。放っておくと、際限なく書いちゃうから、この辺で自粛(笑)

 思えばプロレスネタを書いたのは、ちょうど5年ぶりか。ここ数年ほとんど観てない割には、資料なしでけっこう書けちゃうもんだな。ま、その代わり話題は古いけど。

 しかしここまでアウトドア臭のないエッセイを、月曜日「自由テーマ」以外の曜日に書いたのは、1年ぶりくらいかもしれないな。このブログ開始直後は、割とアウトドアネタ皆無の日もあったんだけどね。

 さぁて、こういう掟破りは、一度やるとついつい次からも多用してしまいがちになるのが常だが、今後どうなりますことやら。
 ま、プロレスネタだけに、反則はレフェリー(森田編集長)からカウント5入るまではOKということにしておこう。

はい、次回は「て」で始まる言葉を募集いたします。奮ってご応募を!

 ポイントは……。

  1. Miyaさん
     48 pt
  2. tsuboさん
     38 pt
  3. MMさん
     35 pt
  4. kmoritaさん
     20 pt
  5. さだっちょんさん
     10 pt
  6. ツォンさん
      7 pt
  7. TO-BEさん
      3 pt
  8. youさん
      1 pt

 kmoritaさんが今回で9回連続応募で、皆勤賞に王手。
 Miyaさん、独走態勢を固めるか? それとも2位グループから誰かが飛び出すか?

「アウトドア」 → 「遊び」 → 「ビックリ」 → 「理不尽」 → 「ンジャメナ」 → 「なしくずし」 → 「シッダールタ」 → 「啖呵」 → 「返り討ち」 → 「珍道中」 → 「うたかた」 → 「但し書き」 → 「決まり手」 → 「???」

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「いや、あの一戦は違う!」と思った方は人気ランキングをクリックの上、コメント欄でご指摘願います。もう記憶が怪しいです。
 「うんうん、そうだそうだ」と思った方はranking.gifをクリックして、熱い思いをコメント欄にどうぞ。
 「なんのこっちゃ?」と思った方は、まっとうな人生を歩んでいらっしゃるようです。ここらで一つ、両方をクリックしてから、『1・2の三四郎』シリーズでも読んでみてはいかが? 新たな道が拓けるかもしれません(笑)

投稿者 Ryu : 4:21 PM
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コメント

スティーヴ・ウィリアムスと故ゲイリー・オブライトを間違えている気がします。ウィリアムスも食道ガンで闘病中・・・・。頑張れドクター・デス!

Posted by: Hokulea2006 : April 9, 2005 2:13 AM

あ、そうですね、オブライトと勘違いしてます!
ご指摘ありがとございます。

さっきあるサイトみててウィリアムスが生きてることになってて、「なぜだろう?」と頭ひねってました。
早速直します。

Posted by: Ryu : April 9, 2005 9:29 AM

ウィリアムスはまだ生きているはずですが
死んだのはブロディ、ゴディ、オブライトあたり

Posted by: Hokulea2006 : April 9, 2005 4:46 PM

そうなんですよね。
なぜか自分でも分かりませんが、エア・オブライトの顔を思い浮かべながら、名前を「ウィリアムズ」と勘違いしてました。
なぜだろう?(^^;
年か?(泣)

ブロディは殺されたんでしたよねぇ。
でも、なんとなく「あぁ、なるほど」と思いました。
むしろゴディやオブライトが死んだときの方が驚きました。


Posted by: Ryu : April 10, 2005 9:51 PM

リレーエッセイ回してないのに、なぜトラックバック・・・?

と思いきや、さらに強烈なマニアックネタてんこ盛りでしたね(笑)


・・・ん?てんこ盛り?

おっ!
「て」んこ盛り!!


ってことで、久々にしりとりエントリーお願いします。

Posted by: さだ : April 11, 2005 1:28 AM

「てんこ盛り」ありがとございます(笑)

こういうマニアックネタを一回やってしまうと、次からまたこういう逃げに走りそうで、自分が怖いっす(^^;

Posted by: Ryu : April 11, 2005 8:51 AM

「てにをは」でお願いします。

Posted by: Miya : April 12, 2005 11:26 AM

ありがとございます。

って、「てにをは」で、どういうアウトドアエッセイを書けとおっしゃるのですかぁ!(^^;
これでは、格闘技ネタも書けない、ウムム。

Posted by: Ryu : April 12, 2005 1:12 PM

格闘技とアウトドアとプラスアルファネタで行けそうなので、
「敵」
でお願いします。

Posted by: MM : April 12, 2005 4:57 PM

あ、お優しい。
ありがとございます。

Posted by: Ryu : April 13, 2005 6:38 AM

あやうく忘れるところだった。(汗)

えーと、
お題は
「手練れ」でエントリーします。

Posted by: tsubo : April 13, 2005 8:09 PM

tsuboさんとkmoritaさんがなかなかいらっしゃらないんで、ドキドキしておりました。

で、kmorita氏は、皆勤賞のかかった回で、棄権なのか???

Posted by: Ryu : April 13, 2005 9:48 PM

あぶねー。

僕も中学の柔道部時代は、「七色のスープレックス」じゃなくて、「七色のつりこみ腰」をやってました。

それはそうと、えーっと、

手短(てみじか)

で、お願いします。

Posted by: kmorita : April 13, 2005 10:07 PM

あぁ、よかった、皆勤賞が直前で途切れたかと思った(^^;
ドキドキしました。

そうなんすよね、編集長、柔道の名手なんですよね。
一回も見たことないな。
今度ショージかデコリン相手にイッパツお願いします。
いや、いっそのことマッチョのアツシを投げてもらうか。

Posted by: Ryu : April 13, 2005 10:39 PM

April 7, 2005

とんでもない隣人。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ、のち高曇り。午後シーブリーズ。(高)21度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 セパレーションポイントより北は西15ノット。その他は南西10ノット、午後北に変わる。海況おだやか。
 その後12時間:変風10ノット。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 02:22 AM 0.8 m  High 08:35 AM 4.1 m
 Low 02:41 PM 0.6 m  High 09:06 PM 4.0 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から快晴。この時期にシーブリーズの予報が出るのは珍しいが、これだけ連日快晴だと、そろそろ吹いてもおかしくないかも。

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今住んでる借家には、1999年12月に引っ越してきた。
 越してきてすぐに知り合った隣人に、テリーという老人がいた。当時すでに70歳くらいだったと思うのだが、背筋がピンとのび、贅肉の一片もないたたずまいは、老剣士を思わせるようなところがあった。でもキウィ独特の人懐っこさは、老剣士とは程遠く、すぐにしょっちゅう立ち話をする仲となった。
 というより、もう5年半ここに住んでるが、大家やその友人を除けば、テリーほど話をする隣人はいまだに出来ていないというのが正直なところ。

 初めてあったときのことは良く覚えてる。
 「お前ら日本人か? ブルーアー家に越してきたのか。そうか。日本人ならシーフード好きだろ? そこの波止場行ってみたか? まだか? 行け行け、干潮になったらカキがいくらでもとれるぞ」

 彼の職業をたずねたことはなかったのだが、僕も家人も、なんとなく彼は元漁師なんだろうと思ってた。

数ヶ月前、突然テリーの姿が家から消えた。家の中も片付いてガランとしていて、どうやら引っ越したらしい。突然どうしたんだろうといぶかしんでいた。なんせ、例のシークレットビーチへの途中に彼の家があったので、ビーチに散歩に行くたびに思い出して気になるのだ。

 ところがさっき、愛娘と近くの公園に出かけてみると、テリーがいた。
 久しぶりの再開を喜び、最近どうしてるのかときいてみると、犬が死んで悲しみのあまり荒れてしまったときに、大家とケンカになって追い出されてしまったのだという。
 だからこの数ヶ月は北島に戻り、本の執筆をしていたという。
 
 何の本かたずねたら、驚くべき事実が色々と明らかになった。
 彼はハンターで、今年が50周年記念なのだそうだ。つい2週間前にも、まったくトラックもトレールもない前人未到の急峻な山に、二人の友人とともに馬10頭を連れて2週間の50周年記念ハンティングツアーをやってきたばかりだという。道なき道を馬を連れて歩くなんて、若い人間にとっても並大抵のことじゃないが、あの年で一人当たり3頭もの馬を連れてハンティングにいくなんて、どういう体力なんだろう。

 が、驚くのはまだ早かった。彼は元々DOC(ニュージーランド自然保護省)の前身に当たる組織で、害獣である野生シカ、野生ブタの駆除をやっていた、超一級のプロ・ハンターだったというのである。お役人だったのである。引退してレイドバックしたフィッシャーマンだと思ってた(^^;

 本に使う予定で選んであった写真を見せてくれた。古いものは1960年のものだ。一枚一枚めくりながら「ここでは一夏で1,500頭のシカと、500頭のブタを撃った」とか、「このトラウト(80cm級)は手づかみでとった」とか、「この洞窟に暮らしながらシカの駆除をやってたのだが、実はこの洞窟はいまだに我々しか知らなくて、その後誰にも発見されてない」だとか、法螺としか思えない話がゴロゴロ出てくる。

 現存する国立公園内のハット(山小屋)も、彼の手で建てられたものが少なくないらしいし、その中には当時最先端の技術を使ったユニークな「当時世界初」という工法のものもあったようだ。写真も見せてもらったが、僕が生まれる前の「世界初」なので、今の僕の目にはどうもその凄さが良く分からないのが残念。

 また、ヘリコプターからのシカハンティングも、テリーとその友人がパイオニアだという。実はその様子をおさめた市販ヴィデオを彼から借りてきたのでこれから見るところだが、NZで初めてヘリからシカを撃った彼の友人は、シカをヘリの胴体に積載している途中でローターに首をはねられて死んだという。
 実は彼だけではなく、テリーの朋友の大半がヘリの事故で命を落としたらしいのだが、その数なんと85名だという。イヤハヤ、テリーは「ダイ・ハード」だったんだ……。

ところで、今全世界で楽しまれているラフティングは皆さんご存知だと思う。ゴムボートで激流を下るスリリングなパドルスポーツである。
 拙ブログの読者諸氏ならば、あれがニュージーランド発祥のスポーツだということもご存知だろう。だいたいバンジージャンプだとかラフティングとかのような、アドレナリン系のクレイジーなアクティヴィティは、ニュージーランド発祥が多い。

 脱線大魔王が、突然無関係なラフティングの話を始めて、何が始まったのかと思われていることだろう。関係あるの。

 僕も驚いたのだが、このラフティングに使われるラフトボート、実はテリーとその友人が1960年にデザインして作ったものなのだという。詳しくは聞かなかったが、話の流れからするとシカ・ブタ駆除業務に使うためにデザインしたのは間違いない。
 が、写真を見て驚いた。どこの川か聞くのは忘れたが、ヘルメットもライフジャケットもなしで下ってるのが、まさしく5級、6級の瀬。しかもその下には10級(?)の滝まである! 今の相当クレイジーなパドラーでもしり込みするようなところを、パイオニアはすでに「仕事の道具」として下っていたのだ。

今、ニュージーランド中にシカ牧場があり、シカ肉(ヴェニソン)は日本に輸出さえされる人気食材だが、彼らが駆除で撃ちまくっていた頃にはそんなものもなかったという。
 だから最初の頃はトロフィー(頭)や角だけをとって、あとは捨てて腐らせていたという。
 その後、西ドイツ(当時)がヴェニソンの輸入を始めてくれたおかげで腐らせる必要がなくなったとか。
 そして、彼らがシカを撃ち殺さず、生きたまま捕らえてシカ牧場に移送するようになるのは、さらにその後の話だという。

 もちろん、これもたった今テリーから聞いてきたばかりの話。へぇぇぇ~、知らんかった。

イヤハヤイハヤハ、そんなスゴイお方だったとは、5年も近所に住んでてまったく知らなかった。知ってたら、ハンティング連れて行ってもらったのになぁ。惜しいことをした。

 上記の通り、ハンティングのドキュメンタリー・ヴィデオを2本貸してくれたので、これから観てみることにする。両方にテリー自身が写っているという。

 う~ん、ニュージーランドって、やっぱりとんでもないマウンテンマンがいるなぁ。

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投稿者 Ryu : 12:25 PM
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Title: 暑いときはコレだ!
Excerpt: ■きっと読者の皆さんにはぜんぜん実感がわかないだろう。それがわかってて書くのもなんだか悔しいが、暑いのだ。暑いのである。暑いんだってば。  こういうとき、日本だと喫茶...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2006.01.23
コメント

こういうちょっとした嬉しい驚きがあるから、日頃の矛盾に対するイライラや「こんなところまで来て何しているんだろう」感なんかあっという間に帳消しになってゴキゲンになってしまうんですよねぇ>移民生活。

Posted by: MM : April 8, 2005 3:40 AM

そうです、そうです。

って、僕の場合は、好き好んでこの国住んでるんで、生活の矛盾に対するイライラはほとんどないんですけどね。

Posted by: Ryu : April 8, 2005 4:43 PM

Ryuさんお久しぶりです!
こっちにコメントするのお初ですね☆
実家に帰って来たのでネットがいっぱいできて
嬉しいです♪

へぇー、お隣さんは意外にすごい人だったんですねー、ラフティングのボートのデザインまで手がけていたとは。。。
読みながらへぇーの連続でしたよぉ。

また来まーす☆

Posted by: かほ : April 8, 2005 8:36 PM

あ、かほちゃん、どもども。
なんかねぇ、何気ないとこに、すんごい人がいたりしますね、この辺。
南半球のカヤック・ビジネスのパイオニア、シーカヤック・ビジネスのパイオニアも知ってるし、ラフトの発明者も知ってたんですねぇ、知らず知らずのうちに(^^;

僕自身、話しててへぇ~の連続。
知り合って5年半たってたのに(笑)

Posted by: Ryu : April 9, 2005 9:43 AM

April 6, 2005

ヴォランティア・ガイド、その数なんと27,000人!?

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ晴れ。風おだやか。(高)20度、(低)9度。

[海洋気象] (エイベル)
 変風10ノット、午後一時北東に変わる。海峡おだやか。
 その後12時間:北部では北西15ノットに。

[潮汐表] (ネルソン)
 Low 01:28 AM 1.1 m  High 07:48 AM 3.8 m
 Low 01:52 PM 0.9 m  High 08:17 PM 3.7 m

天気図
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朝は猛烈に寒い。出社してからも準備中は寒くて寒くて。でも日が高くなれば暑くなる。いかにも秋だ。
 ベタ凪快晴、カヤッキング日和。 sbh 8 / mara - split apple - mara

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極々私的なメモ。
 昨夜、レンタル・ヴィデオ屋で借りてきた『The Land Befor Time』という恐竜のアニメ(ルーカス&スピルバーグらしい)を観ていた愛娘、主人公の少年恐竜が母親と別れてしまった場面で、ボロボロともらい泣きを始めた。

 そっか、二歳児っていうのは、もうそんなに情緒豊かなのか。知らなかった。
 
 と思ったのだが、よく考えると二週間ほど前に、ヤツは町中で家人とはぐれて迷子になったんだった。あの経験がよみがえっただけかもしれない(笑)

 ともかく、悲しい場面を見てボロボロと涙を流す幼児って、親が見るとたまらなく可愛らしいのであった。
 あ、クライマックスでまた泣きじゃくっている。可愛い。なるほど、結局お母さんとは死に別れてたのね。それで悲しくなったか。

 ん? それだけ泣きじゃくっておいて、同じのもう一回観たいの? ありゃま。感動しちゃったのね。へぇぇ。

 と、立派な成長ぶりを見せてくれるかと思うと、油断するとバカなことも覚えるからガキは油断がならん。彼女はここ数日、自分の乳首を触って、「きゃぁ、やめてぇ」と身体をくねらせて喜ぶことを覚えた。一人でヒマになったときなどにやっているらしく、遠くの部屋からそういう声が聞こえてくることがしばしば。あ、今もTV見ながらやってる。やっぱりアホだ。

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大反響をいただいてしまった「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉」「同〈後編〉」だが、昨日Miyaさんから「〈前編〉」のコメント欄にタイムリーな情報が寄せられた。
 すでにお聴きになった方も多いと思うが、残り時間の少ない期間限定ネタなのでここに改めて採録。

 ◇『abc1008.com』

 大阪毎日放送のABCラジオのサイト。このページの中ほどの「週イチ更新の番組」の最後に「ニュース探偵局」という番組がある。4月1日放送分が「観光ボランティアについて、お話をうかがいました。」という特集。次回更新までに間に合えば、是非ともご一聴いただきたい。あと数日は聴けるはず。

紹介してくださったMiyaさんは、コメント欄でこうおっしゃった(一部のみ引用)。

聴いた感じでは、ボランティアの動機は・・・・定年後の余暇の使い道、って言うのが一番大きいように感じました。

 それに対する僕の返信(同じく一部のみ)。
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