December 30, 2004
2004年回想。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雨のちにわか雨。北東風次第におさまる。最高気温21度、最低気温15度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】北東35ノット、昼前に北15ノットに落ちる。海況は非常に荒いが、次第におさまる。北の波2m、次第におさまる。午前中は視界は悪いが、次第に回復する。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:36 AM 3.7 m Low 06:43 AM 0.9 m
High 12:59 PM 3.9 m Low 06:57 PM 1.0 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ いやぁ、久しぶりに濡れた濡れた。
予報通り海はかなり荒かったので、静かなトレント・ベイのラグーンの中で一日ずっと過ごすプランに。幸いなことに満潮がちょうど昼過ぎだったから可能だったプラン。潮のタイミングが合わなかったら、ツアーをキャンセルせざるをえない海況だった。
一日中過ごすには、さすがにラグーンは小さいので、ブリーフィングやパッキングはわざとユックリやって、最後の最後に出艇。
ラグーンに到着するまでの短時間、アメリカ人カップルは大きなうねりにビビる。ラグーンの入り口のサーフゾーンを避けさせてベタ凪のラグーン内に送り込んだら、彼らはホッとしていた。僕はラグーンの入り口のサーフゾーンで一発サーフィンをやってみたのだが、ウォーターボトルを波に持っていかれて、回収するのに四苦八苦した(^^;
モーニングティーはわざとすっ飛ばし、歩きながらクッキーをかじりつつクレオパトラ・プールへ。茶色の濁流になったプール、初めて見た。イイモノを見せていただきました(笑)
たっぷりと氷雨に打たれ、しっかりとお腹を減らしていただいたところで、13時すぎにようやくキャンプサイトで昼食。わざと彼らを「干乾し」にしておいたのが功を奏し、温かい食事のインパクトが倍増。
ちなみにダリルがちょうど昼食を終えてビーチを出るところだったので、見事に張ってあったタープやガスバーナーを残していってくれ、大変に楽チンだった。サンキュ>ダリル
結局一日中雨が降ってたし、昨夜の大雨のせいで海は赤茶色に染まっていたのだが、最終的にオランダ人からチップをもらってしまうほどいいツアーが出来た!(ケチの代名詞であるオランダ人からチップが出るなんてことは、まずありえないくらい珍しいことなのである) hop 6
■ しかし、予備のフリースやポリプロアンダー、もっと買ってくれよ>ウィルソンズのボス
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■ ワハハ、これで今年の仕事は終わりだ、仕事納めだ。
この仕事を始めて以来、大晦日と元旦にパドルを握らずにすんだことなど、ただの一度もなかったのだが、今年はその前後に日本人のお客様からのご指名が集中し、たまたま大晦日と元旦がポッカリと空く形になったので、ラッキーなことに休むことが出来たのだ。
というわけで、6年ぶりにのんびりと大晦日を過ごし、元旦に寝坊が出来るではないか。
ホントは年末年始もブログは休まないつもりだったんだけど、6年ぶりのこの貴重な二日間の休暇はもっと大切にするべきだと思い直し、明日と明後日は書かないことに決めた。
■ ってなわけで今日が今年最後のエントリーになるので、今年をちょいと振り返ってみて、思いつくままに走り書き。
■ まず大きな出来事。
やっぱりなんといってもこのブログを始めたことだ。ブログに関して思うことは、すでに20日のエントリーに書いたので繰り返さないが、生活面から見ると、ブログの開始はやっぱり大きかった。なんせ仕事はアウトドア、インターネットは家に帰らないと出来ない環境。しかも肉体労働の上に労働時間もけっこう長く、さらに家の回線はナローバンド。こういう環境で毎日アップし続けるのは生活ペースの激変を強いられた。
僕自身はまぁ良いのだけど、家人や愛娘にも色々迷惑をかけてしまったと思う。来年は、この辺ももう少し上手く処理できるようにならんとなぁ。
■ 仕事面。
これは、なんといっても突然のウィルソンズ介入が大きかった。これも今までさんざん書いてきたのであまり繰り返したくはないが、スリーデイ・ツアーの食事以外の面では、すべてが明らかにクォリティダウンしてしまっているのは否めない。
ただ、そのせいで僕自身はここに来て以前にも増して丁寧なツアーをやることを心がけるようになったので、最盛期である3シーズン前を頂点に、ここ2シーズンほど年々衰え続けていたガイディング技術が、ここ一、二ヶ月ほどでわずかながら右上がりに持ち直したような気もしている。そういう意味で、個人的には必ずしも悪いことばかりじゃないんだけど、でも僕のガイディング技術だけではどうしようもない点も大いにあるからなぁ。
と、もうこれは社内でしつこく、僕ら現場のガイドが求めているクォリティを、ウィルソンズの上層部の人間に、耳のタコのせいで夜うなされるほど、しつこくしつこく要求し続けるしかないんだろうな。
■ 子育て。
愛娘が、二歳半になるころから、急激に人間らしい会話をするようになり、非常に面白くなってきた。たどたどしい喋り方をしていた頃が懐かしくなることもあるが、家人はコミュニケーションが自由に取れるようになった今が一番可愛いく思えるらしい。
また、やはり同じ頃から、激しく「お母さんっ子」だったはずの彼女が、僕にやたらなつくようになってきたのだが、これもやっぱりコミュニケーション能力の発達で、父親と遊ぶ楽しみが倍増したせいなのだろうか? スリーデイ・ツアーから戻ったときなど、家人に言わせれば「うっとうしい」ほどはしゃぎまくるらしい。僕自身は、留守の間の様子を知らないので、その変化がよくわからないのだけど、でも以前では考えられなかったほどはしゃいでまとわりついてくるようになってるのは事実。
ここ二ヶ月ほどで、英語もずいぶん上達したかもなぁ。その代わり、英語っぽいイントネーションで、自作の適当な言語を喋ることも多くなってる。
話は変わるが、未だに彼女は右利きか左利きか不明。お箸もやたら器用にキレイな持ち方でご飯を食べるのだけど、両方まったく同じように使っている。どっちなんだろ? いつごろになったらハッキリするんだろ?
■ 旅行。
今年はジャパンに行かなかったので、6月に国内旅行をすることが出来た。こんな大きな国内旅行は、98年に移民してきて最初にやった旅行以来なので、約六年ぶり。
楽しかったなぁ。
旅行中に、その模様をほぼリアルタイムでブログでアップするという試みも、僕にとっては初めてのことだったから、なかなか面白かった。
来年はジャパンに行く予定があるので、国内旅行が出来るかどうかはちょっと不明だけど、出来ればジャパンに行く前くらいに西島(豪州)にでも立ち寄れると良いなぁ。二人とも六年以上ここに住んでいながら、まだ西島未体験なのである。
■ 映画、読書。
こういう風に年末に一年を振り返るっていう企画をやると、映画や本の「今年のベストスリー」みたいなのは恒例になるんだけど、これを書き始めるとすんごいヴォリュームになりそうなことに気づいた。さすがにスリーデイの後にダメ押しで氷雨の中のツアーをやってきた日に、そんな真似をする元気はないので、割愛。来年を楽しみにしていてください(笑)
■ アウトドア。
う~ん、ことしもプライヴェートではアウトドアらしいアウトドアをやらなかった。サーフィンにも結局一回も行かなかったし、川には二、三回行ったくらいか? あとは家族三人でエイベルタズマン国立公園のさわりだけを数時間とか、北島旅行中にショートウォークをちらりとか、そんなくらいか。
あ、3月30日には、愛娘と家人を乗せて三人でオットセイ・コロニーでカヤック漕いだんだった。撮影のためのやらせカヤッキングだったので、あれを「プライヴェートのアウトドア」と呼んで良いのかどうか分からんが、家族でやった一番「アウトドアっぽいこと」というと、あれになるのかもしれないな(笑)
■ アウトドア道具。
これは面白いもの二つと出逢えた。
一つ目は、なんと言ってもJSBストーヴ。これはすごいショックだったなぁ。未だに自分では作っていないのが、なんとも情けなし。来年は自分でもトライしたいと思っているんだけど。
二つ目は、5月25日のエントリーでご紹介したとたんに、どえらい反響をいただいてしまったコイツ。
ご存知「Sleepwalker シュラフ」だが、反響とはいっても指差されて大いに笑われてしまったってだけの話で、残念ながら決してバンバンバンと売れまくっているわけではないんだけど、まぁそんなのはハナっから分かってたこと。シュラフなんて、そうそう買い換えるものじゃないから、「ほしいなぁ」と思ってても実際に購入には至らないって言う人が99%のはずだから。
まぁそれはさておき、コイツは僕自身が愛用しているのだけど、これは未だに「衝撃のアイテム」だなぁ。テントにもぐりこむと同時にコイツを着込んでしまい、本を読むにも爪を切るにも耳掃除するにも、そしてトイレに行くにも、シュラフを着たまんまですべてOKって、やっぱり革命的。大げさに言ってしまえば、キャンプ時の「動線や段取りを変えてしまう」アイテム。
もう少し売れてくれれば、メーカーにももっと積極的に改善案をどんどん提出できるし、そのうちダウンのモデルなんかも開発させることが出来るんだけどなぁ。
ま、良いアイテムだから、そのうち売れるだろうと、のんびり構えることにする。
■ ショーバイ。
順番が前後したが、『龍の巣』という店を衝動的に開いてしまったのも、今年のことだった。
ショーバイ? まぁボチボチでんな。趣味半分でやっとる店やさかいな、年がら年中開店休業中みたいなもんやわ、ワハハ。
■ 他になんか書くことあったかな?
まぁいいや、思い出したら一年後に来年のことを振り返るときにでも、また付け加えるとしよう。
■ 関連過去ログ【JSBストーヴ】
◎今、JSBストーヴが熱い。(2004年6月26日)
◎JSBストーヴ新作。(2004年9月15日)
◎「野人版クレーマークレーマー」の巻。(2004年10月3日)
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■ というわけで、皆さんよいお年を。一月二日にまたお目にかかりましょう。
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■ 今年最後のご祝儀代わりに、
と
を、ポンポ~ンっと押しといてくんな!
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1266
Excerpt: 雪を愛でながらビールを飲む・・・今年も終わりですね。 来年も今日の続きとして、普
From: ヤースのへんしん
Date: 2004.12.31
Excerpt: ■昨年は、12月30日に2004年回想。というエントリをアップした。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.12.29
今年の総集編で
ご指名いただき、驚き&感謝!
このところJSBは薪ストーブの開発にも
熱を上げていました。
可愛い奴(試作版)が出来上がりました。
末娘さん=こいさん、と名付けました(笑)
暗号名は△◎■
上から見て、三角形のゴトク、二重の火室
そして、PCからもぎ取った
四角いファン(!)だから
123Rというガソリンストーブの上を往く
234gで、ラインオフ?
もちろん、クルクルパー燃焼(爆)だけど
プラスチックファンが溶けないか心配
えっ、火を見るよりも明らか!
そ、そうですね(汗)
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
前フリが長いぞ!のようなので、本題に(笑)
以前、Ryuさんからの写真を見て
Ryuさんの、もちアミに適合するゴトクは
三角形の一辺が120mmぐらい
高さ100mmほど、と思いまして
素材を検討中です。
ジュラルミンの海水テストではNGだったので
やはりステンレスかな?と(笑)
クリスマスには間に合わなかったけど
耐久性満足できるもの探して加工します。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
遅くなりましたが、今年はお世話になりました
こちらも、blogを始めてよかったです。
良いお年を!
JSBさん、お変わりない精力的な創作活動、素晴らしいです。
こちらこそ本当にお世話になりました。
来年のご活躍、楽しみにしてます。
良いお年をお迎えください!
Posted by: Ryu : December 31, 2004 8:21 AMDecember 29, 2004
いやはや、ツアー中に嵐にならなくて何よりだったわい。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雨、一時非常に強く降る。強い北東風。最高気温20度、最低気温16度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】北東25ノット、午後に35ノットに上がり、明朝に北西15ノットに落ちる。海況は一時非常に荒くなる。北の波1m。午後の雨中、視界は悪い
[潮汐表] (ネルソン)
Low 06:11 AM 1.0 m High 12:25 PM 4.0 m
Low 06:21 PM 0.9 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 【過去二日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
[月曜日]晴れ。午後シーブリーズ。最高気温18度、最低気温9度。
[火曜日]次第に雨と北風が強くなる。最高気温19度、最低気温10度。(以上、月曜日の時点のもの)
[海洋気象] (エイベル)
[月曜日]西15ノット、昼前に変風10ノットに変わる。午後にはタズマン湾内では北15ノットに。海況はおだやか。(月曜日の時点のもの)
[潮汐表] (ネルソン)
[月曜日]
Low 05:02 AM 1.1 m High 11:18 AM 4.0 m
Low 05:10 PM 0.9 m High 11:20 PM 3.7 m
[火曜日]
Low 05:38 AM 1.0 m High 11:51 AM 4.0 m
Low 05:46 PM 0.9 m High 11:58 PM 3.7 m

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■ 初日、出発間際になってウィルソンズのアホマネージャから、「荷物は7時の時点で送っておかないと、スペースがなくてウォータータクシーに乗れない。だからお前らはエクスプローラーで行け」と言い渡される。
な、なんだとぉ~!!
エクスプローラーってのは、でかい遊覧船型のウォータータクシー。一階はクローズドだから風も当たらないし、売店もあってコーヒーだって飲めるし、トイレも完備。二階はオープンデッキになってて天候がよければ優雅な船旅が楽しめるんだけど、その代わりに時間は普通のタクシーの倍かかる。しかも最初から大幅に遅れてやってきたもんだから、トタラヌイ着が13:10、トタラヌイから漕ぎ出したのが14:30、オネタフティに到着したのが18:00。ふざけるなよ、ったく。
天候は二日目は結局夕方キャンプ設営時にちょっとパラパラした程度で良好。
三日目は警報が出ていたので、キャンプ地のテプカテアからノンストップで一気にマラハウまで漕ぎ下って11:15分には帰着、ほとんど濡れもせず、風にも苦しめられることなくツアーを終えることが出来た。
出かける前には、二日目はビショビショのカヤッキング、雨の中でのテント設営、三日目は濡れて寒くて寝不足のチームを引き連れて大荒れの海を帰ってくるってのを覚悟してたので、こんなに楽に終わると拍子抜けするほど。
暴風雨になったのは、15:00から。今も外はすごいことになっている。明日もワンデイ・ツアーにリクエスト入ってるんだけど、大丈夫かぁ??? 仕事納めなんだけどなぁ。 ec 8
■ 戻ってから勤務日程表を確認したら、恐れていたとおり正月二日から七日間ぶっ通しで仕事を入れられていた。なるべくハーフデイに回してもらうようにしないと、身体が絶対にもたん。
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■ T君の珍(沈)道中記のコーナー。
またもや連絡がとだえ、今度こそ死んだかなと思ってたら、まだ生きてた。
沈脱まだしてませんよ。Ryuさん、沈脱の舞いは全裸でやらないと効果ないって話ですよ。でもやめてくださいね。妻子アルミなんですから。僕はいくらでも踊れるけど。
と言っておけば踊れないでしょ。うひ。
なめるんじゃない。妻子含めて一家三人で全裸沈脱の舞だ。
しかし、北島でも風に苦しめられているらしい。
コロマンデルはやはり風に悩まされました。5日間のツーリングで計画したんですが、停滞続きで12日もかかりました。パドリングしたのは4日間だけ。
ですが色々出会いがあり充実したツーリングでした。とうとうシャ、チャチに会いましたぁぁぁ。。(コーフン)
いいじゃん、四日漕いでシャチに会えれば上等だよ。僕なんか、千日近く漕いでまだ一回しか見てないぞ。
けど、風邪ひいたみたいで鼻をジュルジュルさせてます。うーん。
あ、それはいかん。お大事に。
■ 関連過去ログ【T君の珍(沈)道中記】
◎2004年10月20日
◎2004年10月23日
◎2004年11月17日
◎2004年11月20日
◎2004年11月24日
◎2004年12月8日
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■ 子スズメレスキュー日記。
ChibbyとChobby、そろそろ放してやろうと思っていた矢先、僕が二回のスリーデイ・ツアーに出ている間に、病気で二羽が次々に死んでしまった。かわいそうに。
こんなことなら、家の中で飼いスズメにしてしまった方が幸せだったのだろうか?
う~ん、やっぱり野生動物との付き合い方のスタンスは難しい。
ただ愛娘が動物の死に頻繁に接しているのは、悪いことではないだろうな。そう思っておこう、そうしよう。
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http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1261
December 26, 2004
[ リレーエッセイ #27 ] 原点。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。シーブリーズ。最高気温19度、最低気温12度。
[海洋気象] (エイベル)
北西15ノット、夜に南西15ノットに変わる。海況はおだやか。夕方のにわか雨の中、視界は良好。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 04:23 AM 1.1 m High 10:43 AM 3.9 m
Low 04:34 PM 1.0 m High 10:40 PM 3.7 m

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■ 晴れぇ? なんか曇りがちなんだけど。シーブリーズも、これじゃ吹かないぞ。
一昨日一瞬真夏の日差しになって、「あぁやっと!」と思ったんだけど、ヤッパリだめか。
今年は春が涼しすぎて、夏の訪れが遅いせいで、国立公園内の花の時期が2週間から3週間遅れている。
ティートゥリー(マヌーカとカヌーカ)の真っ白な花はまだ終わってないし、ラタやポフトゥカワの真っ赤な花は、クリスマスになってようやく咲き始めたばかり。
まぁ、クリスマスの時期のこれらの紅白の花が咲き乱れてるのは、めでたいといえばめでたいのだけど。
そういえば昨日のエントリー、やたら長くなりすぎたせいで、昨日の天候を記録しておくのをすっかり忘れてた。
昨日は午前中は時折大雨が降り、午後は曇り。天気予報はおおむね当たっていた。
■ うっがぁ、また明日からスリーデイ・ツアー(エンチャンテッド・コースト)だよぉ。疲れがまったく抜けてないんだけど。しかも、今回は予報が最悪だぞ……。
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■ 本日はボクシングデイという休日。由来はこちらをどうぞ。この中には「カナダ・オーストラリア」としか書かれていないが、ニュージーランドの属国である西島(豪州)で採用されているということは、当然本国ニュージーランドでも同じということである。
ちなみに今年は、クリスマスデイが土曜、ボクシングデイが日曜なので、月曜がクリスマスデイ振り替え休日、火曜がボクシングデイ振り替え休日となり、カレンダーでは土曜から火曜まで真っ赤っ赤。この四日間連続で働いている人間は、休日手当て四連発でウハウハだろう。
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■ [ リレーエッセイ #25 ] きっかけの続き。
こういう場合は解決策が4.27個くらい考えられるのだが、小数点以下を四捨五入すると、だいたい以下の四通りになる。
- そ知らぬ顔で「#26」と続け、ダブリなどなかったことにする
- 全体で何本のエッセーが書かれたか分からなくなるのはもったいないので、あくまでも総数にこだわって「#27」と書く
- そ知らぬ顔で自分も「#25」と書き、次の編集長がどういう反応をするか楽しみに待つ
- そ知らぬ顔で「#24」とカウントダウンを始め、次の編集長がどういう反応をするか楽しみに待つ
しばしの熟考の末、結局2番を採用してしまうところが、僕の弱点だ。ここはやっぱり3番か4番だよなぁ。まだ修行が足りん。
■ ところで「きっかけ」って、良いエッセイのお題だなぁ。いくつもネタを思いつく。ざっと考えただけでも、「ニュージーランド移住の岐路」、「なぜシーカヤックガイドになったか」なんぞが思い浮かんだんだけど、この辺のことは以前にもどこかに何度か書いたような覚えがあるので、今回はもうちょっとさかのぼって、「そもそも僕がアウトドア志向になった原点」を書いてみることにしよう。
■ 実をいえば、僕は物心ついたころから「キャンプ」だの「冒険」だの「無人島生活」だのの本を愛読していたガキだった。昔から、そもそものきっかけがなんだったのかよく考えていたのだが、どうも思い出せなかった。
が、数年前にようやく思い当たったのだ。きっかけは愛娘が生まれて絵本が家に並ぶようになったことだった。
僕は小さな頃から、「佐藤 さとる&村上 勉」コンビの絵本が大好きで、大人になってからもこの

『だれも知らない小さな国』などは、キャンプに持っていってウィスキーをなめつつ焚き火のそばやテントの中で読んでいた。今でも「人生最良の本100冊」を選べといわれたら絶対にこの本もランクインさせる。だから間違いなく僕の生き方に多大な影響を残しているはず(ただ、続編はどれをとっても今ひとつワクワク感が足りなくて、あまり好きではない)。
ではこの本が原点かというと、そんなことはない。この本に出会ったのは小学校の低学年の頃、ご多分に漏れず学校の図書室でのことだったのだが、そもそもその頃にはすでにアウトドアに憧れる紅顔の美少年だったのだ。
■ でもこの作品がまったく無関係というわけではなかった。ようやく思い出した「原点」は、やはりこのコンビによる作品だったのだ。つまり『だれも知らない小さな国』は、その延長線上で出会うべくして出会った本だったというわけだ。
さて、例によって例のごとく前置きが長くなったが、これが僕の「原点」だ。

『おおきなきがほしい』 佐藤 さとる (著), 村上 勉 (イラスト)
僕が一番大好きだった絵本。そして、愛娘がもう少し大きくなったら、是非とも読ませたいと思っている絵本。もちろん「人生最良の本100冊」にはイの一番にランクインさせる本。
主人公の少年が、巨大な木の上のトゥリーハウス(なんていう言葉は当時の日本にはなかったが)で、四季の移ろいを楽しむ様を夢想しているという内容。物語は、少年が親にその夢を語り聞かせ、大きく育つ「まてばしい」という木を買ってもらって苗を植えるところで終わっている。
もちろん僕も親にまてばしいをせがんだ。ところがこれは東日本の木で、僕の生まれ育った岡山では、園芸店がその名さえ知らないというありさまで、幼かった僕の夢はかなえられることがなかった。
その代わり、僕の巨木への憧れは心の中で肥大し続け、例えばWeb上でもこんな形で現れているし、トゥリーハウス、キャンプなどへの憧れも同時に膨らんでいった。
ニュージーランドに来てからも、僕が終の住処を探す際にこだわっていたのは、「巨木のある土地」だった。家人は「小川のある土地」に憧れ、僕自身もそれにはまったく賛成だったのだが、小川と巨木のどちらをとるかと言われれば、僕は巨木をとる。
これまた残念なことに、実際に手に入れたのはまっ平らな何もない土地なので、巨木と小川のある夢の土地を求めての彷徨は、これからもしばらく続くのだろうと思う。
そして、その夢がかなって我が家の隣に小さなトゥリーハウスを抱く巨木が聳え立つようになったとき、きっと僕は一切のアウトドア活動から足を洗って、その小宇宙に閉じこもってしまうような気もしている。
だから、その夢はかなわぬままの方が良いのかもしれない。
■ しばらく一人で周回してくれた編集長、どうもご苦労様。また明日よろしくね。
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■ 「コロボックルシリーズ」のファンの方は
を、「『おおきなきがほしい』好きだったぁ!」という方は
を、佐藤さとる&村上 勉コンビはよく読んだなぁという方は、両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1244
Excerpt: [ リレーエッセイ #27 ] 原点。からのリレーバトンタッチ。 原点かぁ。原点・・・。 僕の家には、小学館の「学習カラー子供百科」(タイトル怪しい・・・。検索しても出てこん。おそら...
From: Gofield.com 編集長の弁
Date: 2004.12.28
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)24度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット。海況おだやか。 その後12時間:変風10ノット [潮汐表] (ネ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.05
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)24度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット。海況おだやか。 その後12時間:変風10ノット [潮汐表] (ネ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.05
僕のアウトドア原点の本は、幼稚園の頃に買ってもらった昆虫図鑑だな。
で、その図鑑に乗ってる「ミヤマクワガタ」を買ってもらったのも幼稚園。
その図鑑に載ってた写真と同じ光景、クヌギの木の樹液にカブト虫とノコギリクワガタが群れている様を初めて見た数年後は興奮してその場を何時間も動けずに蚊に100箇所ぐらい刺されたのを思い出しますー。
Posted by: ごう : December 26, 2004 8:30 PMそういえば、昆虫図鑑や動物図鑑は物心ついたころにはすでに家にあって、愛読していたような覚えがあるなぁ。
う~ん、ひょっとするとそっちが原点か???
ちなみにド田舎の生まれだから、虫だのカエルだのに触れていたのは、きっと物心つく前の話で、カブトムシやクワガタムシを初めて見たのがいつだったからは、もうまったく記憶にない。
そういう環境で育つやつってのは、往々にしてアンチアウトドアになるもんなんだけどねぇ。
いつも思うんですが、かなり読む本かぶってます。
佐藤さとるまで出てきたのにはびっくり。
あかんぼ大将シリーズとかも良く読んでました。
うーん本棚較べてみたいなぁ・・・
はじめまして。
『おおきなきがほしい』…なつかしいですっ!!
子どものころ本当にこの世界にあこがれてました。
そしてコロボックルにも見覚えがあるので両方クリックさせていただきます(笑
佐藤さとるさんのコロボックルシリーズ、講談社文庫でまだ全部持っています。 Ryuさんからこの本までが出てくるとは、、、、私は「泉(池?)のある土地」にずっと憧れております。
Posted by: TOMBOY7 : December 27, 2004 3:09 AMありゃま、大反響。
> youさん
うん、お邪魔したときに面出しになってる本だけ見ても、「あ、同じの!」ってのが何冊もあったから、お互いに全蔵書をつき合わせたら相当かぶってると思う。
> 花鳥風月@gooさん
初めまして、ようこそです。
同志ですね!
あの世界、僕もどれだけ憧れたことやら。
いや、今でも憧れてます、原点です。
だから、映画『スパイキッズ』観てても、主人公の姉弟の基地を見てうらやましいのが半分、「そんなハイテクのツリーハウスはイカン!」という気持ちが半分(笑)
> TOMBOY7さん
お、ここにも同志!(笑)
僕もね、実家には文庫で全部持ってるはずです。
そうそう、「だれも知らない小さな国」は泉のある土地なんですよね。
大きな木、泉、おいしいところおさえてますねぇ>佐藤さとる
そういえば「ぼくのつくえはぼくの国」(うろ覚え)っていうのもあって、これも好きでした。
Posted by: Ryu : December 29, 2004 5:45 PMDecember 25, 2004
自己責任と、クラス区分。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
曇り時々にわか雨。風おだやか。最高気温19度、最低気温10度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、午前中に北東10ノットに。海況はおだやか。午前中のにわか雨、視界は良好。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 03:40 AM 1.2 m High 10:05 AM 3.8 m
Low 03:55 PM 1.1 m High 09:58 PM 3.6 m

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■ 【過去三日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
[水曜日]ときどきにわか雨。雷雨の可能性もあり。北風。最高気温20度、最低気温9度。
[木曜日]にわか雨。冷たい南西風。最高気温19度、最低気温11度。
[金曜日]晴れ。南西風。最高気温21度、最低気温12度。(以上、水曜日の時点のもの)
[金曜日]晴れときどき曇り。午後シーブリーズ。最高気温19度、最低気温9度。(金曜日の時点のもの)
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、午前中に北東10ノットに。海況はおだやか。午前中のにわか雨、視界は良好。
[水曜日]セパレーションポイントより北:北西15ノット、午前中に北東に変わり、午後に南西20ノットに変わる。その他のエリア:変風10ノット午前中に北東15ノットに替わり、午後南西15ノットに。北部海域はややあらくなる。北の波1m、次第に収まる。にわか雨の中、視界良好だが、雷雨の中の視界は悪い。夕方には視界は回復する。(水曜日の時点のもの)
[金曜日]南西15ノット。海況はおだやか。(金曜日の時点のもの)
[潮汐表] (ネルソン)
[水曜日]
Low 12:58 AM 1.4 m High 07:23 AM 3.4 m
Low 01:34 PM 1.4 m High 07:32 PM 3.5 m
[木曜日]
Low 01:58 AM 1.3 m High 08:27 AM 3.5 m
Low 02:27 PM 1.3 m High 08:25 PM 3.5 m
[金曜日]
Low 02:52 AM 1.3 m High 09:21 AM 3.7 m
Low 03:14 PM 1.2 m High 09:13 PM 3.6 m

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■ つ、疲れた……。
今期のエンチャンテッド・コースト、大変だわ。
ウィルソンズがシステムを変えて、キッチンクルーのポジションを廃してしまったので、ガイドが全部食材を準備しなきゃいけなくなったのだけど、メニューも同時に変更になって、夕食などスープ、前菜に始まりデザートに終わるフルコースなんで、キッチンにストックしてある食材を倉庫や冷蔵庫、冷凍庫から引っ張り出して準備するだけで数時間を要するのは21日のエントリーに書いた通り。
昨日は、そのスリーデイ・ツアーから戻った。
三日間一分たりとも気を抜かずに早朝から深夜までお客様のケアに走り回り、戻ってきたら二時間フルに洗浄マシーンに変身。19時に5分間だけ座って味噌汁一杯、クラッカー2枚、チーズ一欠けらのオヤツを食べたのだが、これが考えてみると昨日の朝起きてから初めてゆっくりと座った「三日間で初めての休憩」。
その後二時間半は次のスリーデイの準備。
結局会社を出たのが夜の21時半。もちろんクリスマス・イヴなので、他の連中の逃げ足は非常に速く、僕以外の人間は18時前に完全にいなくなっていた。会社を出ると、マラハウの村にはサンタ・ハットをかぶった千鳥足の酔っ払いがあふれていた……。この仕事にはクリスマス・イヴも大晦日も元旦もないんだけど、それでも切ないねぇ。家では愛娘が僕の帰りを待ってるっつぅのに。
ごうちゃんも書いてるように、厳しいのはどの業界、どんな職種も同じで、それは色んな仕事を遍歴してきた僕自身もよぉ~く知ってるんだけどね、ここまで過酷な仕事は、やっぱり今まで経験してないなぁ。なんせ、お客様が目の前にいらっしゃる限り、「休憩時間」というものがないんだよね。キャンプツアーの場合、テントの中に逃げ込んでしまうという手もあるんだけど、雰囲気によってはそれも出来ないことがあって、そういう時はテントに入った瞬間眠りに落ちたりするので、起きている間にホッと一息つく時間はまさに一秒たりともないことも少なくない。今回のツアーがまさしくそういう感じだったんだけど。
■ まぁ良いや、ともかくツアーのこと。
食材の準備がベラボウに大変なのは上記の通りだが、その分食事は超パワーアップしていて、お客様は大満足。ウィルソンズ介入によって色んな面に「シワ寄せ」が来たが、このエンチャンテッド・コーストの食事だけはモノスゴク良くなった。サラダだって7回の食事すべてにつくが、そのすべてを別の内容にするという懲り様。
もちろんガイドの方は料理が大変なんだけど、あれだけお客様に喜んでもらえるならば、大変な思いをする値打ちはあるってもんで。
食事のおかげもあって、大変良いツアーになって、久しぶりの「快心の仕事!」となったのはめでたい。
ただねぇ、調理にかかる時間が増えてしまった分、他の面に時間的なシワ寄せが来るのは残念といえば残念。スリーデイ・ツアーでは、ワンデイでは絶対に行けないような面白い場所にお客様を連れて歩きに行ったりするんだけど、そういう時間がとりにくくなるんだなぁ。滝でシャワーで浴びたり、天然のウォータースライダーを滑り降りたりっていうのは、キャンプ・ツアーならではのアトラクションなんだけど、あの豪華メニューを供しつつ、なおかつその時間をどう捻出するかってのが、今後の課題になるなぁ。
■ ログ。
初日は晴れ時々曇り、風は北東10ノット。昼食はアワロア、風が真正面から吹きつけ、若干寒い。エイベル・ヘッドからセーリング。トンガ島には寄らず、オネタフティに直行してキャンプ。他に数組のトランパーと、レンタルカヤッカー一組(カップル)がいただけで静か。その代わりポッサム攻撃がスゴイ。我々がまだ全員そろっているテーブルにまで忍び寄ってきた。夏至の翌日なので、日が落ちやしない。
二日目、朝起きるとテーブルの周りにポッサムの糞が山盛り。夜中もうるさかったよなぁ。海況はおだやか。トンガ島でオットセイの写真をとりまくったあと、アーチポイントでモーニング・ティー。ただタイミング悪く、ちょうど雲と風が出たので、あまりのんびり出来ず。小雨がぱらついてきたので、仕方なく干潮で遠浅になってしまったバークベイのキッチンシェッドで昼食。パニーニのハム・チーズ・サンドイッチが美味い。アンカレッジに直行してキャンプ。シーカヤック・カンパニーからはリーのグループ、キウィ・カヤックスからはソフィーのグループがキャンプしていたが、やっぱり案外空いていて16時着だったのに難なくファイヤープレイスとテーブル2つを確保。夕食後は焚き火でチーズを焼いたり、焼きバナナ、焼きリンゴを作ったり。ようやく日が落ちてからは土ボタルの洞窟へ。ケーヴ・ウェタを見せてイギリス人の可愛い子チャンに悲鳴を上げさせる悪いガイド。
三日目。事前の予報では南西が20ノットほど吹くとの事だったので懸念していたが、朝の予報では15ノットになっていた上に、朝から快晴だったので、シーブリーズが勝ちそうな気配。安心してテ・プカテアでゆっくり。ここまで晴れ渡ったのは三日間で初めてだったので、皆動きゃしない。無理やり起こしてショート・ウォークした後、昼飯を食いにアデール島に。ところがビーチがいっぱい。仕方なくシーブリーズの中アップルトゥリーベイに渡り、風の当たらない干上がったラグーンの中で昼食。晴れていたけど風が強くて寒いので早々に切り上げてマラハウに。15時半帰着。 ec 7
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■ 遅ればせながら、メリー・クリスマス!
クリスマスカードをここに貼ろうと思ったんだけど、サイズ(横幅)がでかすぎてここに収まりきらないので、ここをクリックして下さいまし。
これは、昔々に『パドルの向くまま、気の向くまま』のトップページ用に、デザイナーのリョウ氏から頂いた、2000年のクリスマス・カード。大好評で「クリスマス後も見られるようにして欲しい」とのリクエストが殺到したので、同サイトの地下室「秘密ギャラリー」に常設展示している逸品。
「古いモノを引っ張り出しやがって」と、リョウ氏には叱られてしまうかなぁ(^^;
■ ちなみにこっちでクリスマスっていうのは、日本の元旦のようなもの。いや、もっとすごい。なんせ、バスさえ止まってしまうし、スーパーマーケットも閉まる。開いているのは極々一部のガソリンスタンドだけなので、下手するとガス欠で車が止まってしまうのだが、日本のJAFに相当するAAもやってないので、そのまま遭難してしまうことになるという、世にもおそろしい日である。
実際我々も、5年前のクリスマスの日に友人宅にクリスマス・ブレックファスト(そういう習慣がある)をよばれに出かけたときに、ガス欠であやうく遭難しかけた。
もちろんウォータータクシーもやっていないので、シーカヤック・ツアー会社も閉まる。ウチの会社は通年オープンなのだが、年間365日営業ではなく、正確には年間364日営業である(今年はうるう年だから365日だが)。
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■ 『ガイドのつぶやき』番外編
このブログには、シーカヤック・ツーリズム業界の話題をよく書いている。でも一番弟子のごうちゃんは別として、他の同業者から反応がかえってくることはまずなかった。
正直に言えば、日本のこの業界のこういう反応(?)は寂しいと思う反面、もうすっかり慣れてきて、諦めている部分も大いにある。だから最近は、プロに向かって書いているというよりも、アマチュアに向かって「賢い消費者になってください」という願いを込めて書くウェイトが増えてきているのが事実。つまり内容的には「プロガイド論」の各論や延長だったりするのだけど、語りかける対象は変えているというのが本音かもしれない。
ところが今回、16日のエントリーに『積丹カヤックス野塚通信』の「カヤック業界のソフトウェア(1)」からトラックバックがあった! 嬉しいねぇ。こうでなきゃ、業界は変わっていかない。謹んで返信を。
■ この業界の「自己責任」という言葉の「無責任」な使い方については、このブログ上でも今までさんざん突っ込んできたので今日は繰り返さない。気になる方は左のサイト内検索で「自己責任」で探してみていただきたい。
ただ西村氏のおっしゃる通り、業界側の「プロ」が、何も知らない「アマチュア」に責任を押し付ける(責任を放棄する)ための言い訳としてこの言葉が安易に使われることには、僕もいまだに怒りを覚えていることだけは再述しておこう。
■ さて、この西村氏のエントリーで気になったのが、某社から来年出るというシーカヤックのフィールドガイド本のこと。次回に続くとなっていたので楽しみにしていたら、ついさっきその続編がアップされた。「カヤック業界のソフトウェア(2)」がそれだ。
このエントリーだが、言葉の定義、あるいはレヴェル分けの線引きの難しさは、僕自身もよく感じている。彼はこの本の区分にしたがって「初心者」、「中級者」、「上級者」の三つを挙げていらっしゃるが、その他にも「入門者」、「初級者」という言葉もあるし、「中上級者」などという言い方さえあって、ややこしいことこの上ない。もともと線引きがチャンとしてないのに、細かい言葉をさらに増やしてどうする。
実は、僕自身がどのクラスに該当するのかは、いつも疑問に思っている。入門者、初心者、初級者じゃないのは確かだ。ただ上級者に該当するのかどうか、どうも怪しい。自分では中級者じゃないかなと思っており、昨年『パドル・コースト』代表吉角氏にもそのことを話したのだが、彼も「う~ん、どうなんですかねぇ???」と苦く笑ってそれでおしまい。いまだによく分からない。
■ まぁそれは良い。僕が気になるのはもう少し違うところにある。
いや、気になるのは西村氏同様に「『初心者向け』『中級者向け』『上級者向け』という区分すること」なのである。
ただし、僕が気にしているのは、「初心者と中級者の境目」とか「中級者と上級者の違い」とかではない。そもそも、「シーカヤック・フィールドを、クラス分けすることが出来るかどうか?」という点である。
これに関しては、このブログにも過去に興味深い議論が残されている。別ウィンドウが開くようにしたので、ちょっと長いのだが是非とも「ガイドのつぶやきその2 過保護について。」を読んでいただきたい。特にお読みいただきたいのは、Miyaさんの二度目のコメントに出てくるAddison's Scaleの話と、それに続く僕のコメント。さらに、「ガイドのつぶやきその4 互助について。」でも、その話をさらに補足した。
川の場合、「水量何トンの時はグレード2、渇水期はグレード1+で、増水時は3-」というようにフィールドの難易度を数値化することが古くから行われ、各パドラーは自分の腕と照らし合わせることが出来ていた。
しかし、Miyaさんから頂いた情報にある通り、フィールドの安全性、危険性というのは、もっと総合的に判断されるべきである。
エイベルタズマン国立公園は、風の強いフィールドである。マルボロ・サウンドほどではないにしても、天候の変化も早く、余所者泣かせの気象条件を持っている。つまり、本来なら決して初心者がブラリと来て漕げるようなところではない。
というか、ニュージーランド全体がそうなのだ。気象変化が早すぎるので、フィールドの難易度だけを取り上げて論ずるならば、この国は初心者にお薦めできるパドリング・フィールドではない(実際には上質なアウトフィッターがたくさんあるので、むしろ初心者に優しい国なのだが)。
■ さらに言えば、海というのは急激な天候変化によって、一瞬のうちにグレードが1から6に激変するのが当たり前なのである。台風などで鉄砲水が出たり、洪水になったり、ダムが放水したりなどの特殊条件は除けば、川でこういうことはほとんど起こらない。
つまりそういう意味で、海には初心者向けのフィールドなどというものは、本来存在しないというのが正しい。あるのは、初心者向けのフィールドではなく、初心者向けの海況だけである。どんなに荒れやすいとされる海域でも海況に恵まれれば誰でも漕げるし、どんなに初心者向けとされるフィールドも、荒れれば上級者がころりと命を落とすフィールドに化ける。
だから、川のように安易に「初心者向け」とか「上級者向け」という区分をすることには、僕は絶対に反対である。問題は、西村氏が書いていらっしゃる「書く側と読む側のギャップ」だけではないような気がする。
■ ただねぇ、このクラス分けってのは、「売れる編集」を考えると、どうしてもやってしまいたくなる「悪魔のささやき」なんだろうなぁ。
良心的な本ならば、それでもなおシーカヤッキングの危険性に言及し、「ギャップ」を埋めようと努力するのだろうが、安易に「初心者向けフィールド」などと言ってしまう本には、それはあまり期待できないような気がする。
■ かといって、僕は「冒険」を否定する者ではない。アウトドアには常に「リスクを冒す」というバックグラウンドがついて回る。それを否定してしまっては、もはやアウトドアではない。
よって、「初心者が一人で漕ぐんじゃねぇよ!」などと叫ぶつもりはない。覚悟の上の冒険ならば、初心者がいきなり日本一周を始めようとしても、それは応援してあげたいと思う。
ただ、その冒険に挑もうとしている初心者が必死で集めている情報の中に、こうした「不親切で無責任な情報」が紛れ込んでいるということには、同じ業界側の人間として非常に腹が立つのである。
ハード産業のみならず、ソフト産業の人間も、もう一度自分たち側の「自己責任」について熟考し、消費者側に「自己責任」を押し付けてしまっていないか反省すべきではないか?
■ う~ん、昨日までのツアーの疲労がまだタップリ残っているので、どうも筆先の切れがない。変な論旨、舌足らず、筆の滑りなどがあるかもしれないが、お許しを。粗相があった場合は、また後日のエントリーでフォローさせていただきまする。
■ 関連過去ログ【ガイドのつぶやき】
◎その1「怖さについて。」 (2004年10月7日)
◎その2「過保護について。」 (2004年10月8日)
◎その3「プロの基準について。」 (2004年10月9日)
◎その4「互助について。」 (2004年10月12日)
◎その5「トウイングについて(前編)。」 (2004年10月13日)
◎最終回「トウイングについて(後編)。」 (2004年10月14日)
◎番外編「老兵は語るべきか、去るべきか?」 (2004年11月13日)
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■ 「シーカヤック・ガイドなんかなるもんじゃないな」と思った賢い方は
を、「エンチャンテッド・コースト、参加してみたいな」と思った正しい方は
を、「お疲れ様」と思った下さった優しい方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1241
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れときどき曇り、夕方にわか雨。南西威風。(高)14度、(低)3度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット、セパレーションポイントより北は西2...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.01
最近シーカヤックを(ガイドツアー以外で)初めてわかったこと。
(リバーカヤッキングではやってなかったこと。)
1.ウェザーニュースで風速をチェック。
2.海図をにらんでパワーボートの水路の確認。
3.潮時表で干・満の時間のチェック
4.同じく海図でカレントの速度・場所の確認
5.などなどなど・・・。
地元パドラーやショップの情報無しには漕ぎ出せません。
そんなわけで、事前の状況判断と、状況の変化に対する深刻性はシーカヤックのほうがはるかに大きいように感じます。
(リバーは瞬間の判断力とこの瀬を行くかパスするかの身体の判断が最も重要ですが。)
わざわざエントリーを起こしていただき、ありがとうございます。Ryuさんに喜んでいただけたようで、わたしも嬉しいです。
わたしは編集に関しては何もわかりません。ど素人です。ん?また新たな区分が・・。「初心者」ではなく「素人」。これは、わたしが編集という作業を勉強する気が無いからです。仮に合理的であったとしても、3つや4つのクラス分けに疑問を感じるのは、言葉の文化に因る部分があるかもしれませんね。
さて、フィールドガイドを執筆するにあたり、わたしの担当は危機管理に相当する部分と認識しており、読みやすさ等に関する編集者の仕事に口出しする気はありません。ただ、「初心者~」の表現と区分は、危機管理の上で問題があると判断しました。「初級者」を持ち出したのは、わたしの苦肉の策でもあります。Ryuさんのおっしゃるとおり、初心者向けのフィールドは日本中のどこを探して無いのでしょう。
ガイダンス文は1000~1500字という指定がされています。天候、エスケープルート、その他注意事項等を大まかにまとめただけで1500字を突破。見所の情報をどこに書けば良いのか、頭を悩めております。おそらく、わたしの文章を読んで積丹の海を漕ぎたいと思う人は居ないでしょう。一番困るのは、途中で読むのを止められること。後になって「こんなところに書いてあったのね、わはは」で済めば良いのですが、命を落とされては笑い事にならない。危機管理上の問題が無く、なおかつ隅々まで読んでもらえるのなら、わたしはどんな編集でも受け入れます。わたしなりの「初心者」と「初級者」の区別、そしてわたしのガイダンス文でどんな問題が発生するのか。解決に近づくのか遠ざかったのか。原稿がもう少しまとまり、いくつかの不明点が明らかにならない限り見えてきません。
コンピュータソフトウェアの世界では、仕様書が出来あがった段階で数人で顔を付き合わせてレビューをします。機能設計、詳細設計の段階でそれぞれレビューをして仕様書を修正、実際にプログラムを組んだ後はコーディングをレビューします。早い段階でバグを潰さなければ、後々まで響きます(実際に「初心者~」でかなり後戻りするはず)。フィールドガイド本もまたソフトウェアです。わたしの原稿が出来あがった段階で、Ryuさんやごうさんにレビューをお願いできれば、より良いものができるでしょう。ただ、時間が足りない。本当に足りない。
わたしのブログで、このテーマをあと2回は続けようと考えてましたが、もう無理かも・・?中途半端で申し訳ありません。今日も思考錯誤が続きます。ひとまず失礼します。
>Miyaさん
そうそう、その辺はチェックしないと海は漕げないんですよ。
我々の場合は当たり前だと思ってるんで、逆につい見落とし気味になっちゃいます。
改めてこうして書いていただけて、僕も勉強になりましたm(..)m
川の場合は、天候じゃなくてやっぱり水量ですよね、確認するのは。
極端に言えばそれだけ(笑)
>西村さん
コメントありがとうございます。
> 一番困るのは、途中で読むのを止められること。
いや、まったくで。
僕の場合、長文を書くことが多く、しかも延々論じておいたことを、最後の最後に自らひっくり返して「大どんでん返し」をやったりもするので(特にこのブログ)、途中でやめられるのは困りますねぇ(^^;
依頼された原稿の場合、僕もなるべくその辺は気をつけて「頭括式」にするのですけど、西村さんと同じように危機管理情報を重視するあまり、他の情報にスペースを割けなくなって頭を抱えたことは、一度や二度ではありませんでした。
その点Gofieldレポートの場合は、裏技が使えたので楽でしたね。
本文の方には字数制限があるのですが、文末に付されるフィールド情報の部分には字数制限がなかったので、危機管理情報はあそこに詰め込むという手法をとっていました。
だから、中には本文の半分近い分量を文末の付記情報に詰め込んだモノもあります(笑)
ヤマケイでも、その辺に留意してくれれば良いのですけどねぇ。
> 「初心者~」の表現と区分は、危機管理の上で問題があると判断しました。
大有りですね。
西村さんご指摘のように、読み手が自分のレヴェルを客観的に判断できない(書き手の想定と齟齬する)というオソレも非常に大きいし、僕が本文中に書いたように、そもそも海には初心者だけでだいじょうぶなフィールドなどどこにも存在しないという事実も見逃せない。
> Ryuさんやごうさんにレビューをお願いできれば
僕は構いません、ご協力できます。
もしお時間に余裕があるなら、メールください。
> わたしのブログで、このテーマをあと2回は続けようと考えてましたが
これも、不可能でなければお願いします。
仮に今回の原稿を提出した後でもけっこうです。
アウトドア危機管理を考える上で、アウトドアソフト産業がそこにどうかかわっていくべきかを考える大事なテーマだと思います。
同じソフト産業なのに、アウトフィッターとパブリッシングの間に、危機管理意識で大きな溝があったんじゃお話になりません。
December 21, 2004
[ リレーエッセイ #23 ] 時。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
朝のうち雨、後雷の危険性。北風。最高気温20度、最低気温10度。
[海洋気象] (エイベル)
北30ノット、昼前に西25ノットに変わり、夜に北西15ノットに落ちる。海況は次第に収まる。北の波1m。視界は悪いが昼前に回復する。
[潮汐表] (ネルソン)
High 06:17 AM 3.4 m Low 12:30 PM 1.4 m
High 06:35 PM 3.5 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 確かに未明には夢うつつに雨音を聞いたような気もするが、朝から快晴でどこが雷雨やら。
■ 昼前からは、明日からのスリーデイ・ツアーの準備のために出社。今年から食事のシステムが大幅に変わり、食材の準備だけで最低2時間はかかると聞いていたが、噂にたがわず、全部で軽く5時間半かかってしまった。
あのなぁ、こんなことガイドにやらせると、かえって効率悪くて経費がかさむっての分からんか?>ウィルソンズ 昨年のようにキッチン・クルーの女の子雇えよ! EC Prov 5.5hrs
■ さて、今日からいよいよ僕も超ハイシーズン突入だぞ。会社もフル回転を始めてるようで、明日はワンデイ・ツアーだけで10組出るらしい。ベースも大騒ぎだろうな。
キャンプツアーに出る僕としては、キャンプサイトが確保できるかどうかが気がかり……。
ともかく、この狂ったような繁忙期、身体壊さんように乗り切らねば。
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■ 明日は夏至。
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■ 極々私的なメモ。
昨日のエントリーに書き忘れたが、昨日は愛娘を連れて新しく出来たプールに行って来た。
我がタズマン郡は人口4万人に満たないところなのだが、郡の中心の町リッチモンドは、9.11以来の米国人大流入のおかげか、ここ2、3年のうちに大発展を遂げ、以前の寂れた町並みの面影はもうどこにもなく、今や隣のネルソンよりも華やかなくらいの顔つきをしている。
そして最近、大きな温水プールまで出来てしまったという。
行ってみてビックリ。ちゃんとした25mプール以外に、大きな波の立つプールはあるわ、子供用の小さな浅いプールはあるは、温かい温水プール(というよりスパプールに近い)はあるわ、こんなド田舎の施設とは思えない充実ぶり。娘も大喜び。また行こう。
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■ ごうちゃんの[ リレーエッセイ #22] アウトドアよりバトンタッチ。
しかし、なんちゅうストレートなタイトルや。直球勝負で来たな。いかにもごうちゃんらしい。
「時間」ねぇ、まったくおっしゃる通り。
アウトドアって、いろんな意味で「時間」との付き合いでもあるわけで。自分と対話する時間、自然と対話する時間、耐え忍ぶ時間、ほんの一瞬の時間、そして10年20年のスパンで流れる時間、そうした色んな時間をどのように見つめていくかっていうのは、まさしくアウトドアの醍醐味の一つ。一瞬のブームの中で楽しみつくせるものではないな。
■ しかし最近特に「時」が経つのが早いなぁ。子供が出来てから特にそう思う。
大学なんて、つい数年前まで行ってたような気分でいたけど、考えてみれば受験生やってたのがもう20年近く前の話。
あと、今日車運転してて突然気づいて愕然としたんだけど、もうすぐ運転歴も20年になるじゃないの!
いやぁ、驚くよなぁ。
■ 子供の頃、大人が「大人になればなるほど、年を食えば食うほど、一年が短くなる」と聞いた。その頃は時の経つのが遅くて遅くて苦痛で仕方がなかったので、そういう言葉をきいてもにわかには信じられなかったし、ホントならむしろうらやましい話じゃないかと思っていた。
イヤハヤ、子供って無邪気なもんだわ。あのときあんなことを考えたバチがあたってるんじゃないかと思うよ。
ただ、大人になれば一年が短くなる、年を食えば食うほど一年が短くなるってのは、今思えば当然の話なんだよな。
物心がつくのが4歳のときだとすると、10歳の少年にとっては人生はわずか6年である。つまり、彼にとっての1年は「全人生の6分の1」に相当する長さだ。
今僕は37歳だ。物心がついてから33年経っているので、1年間っていうのは「全人生のたった33分の1」にすぎない。
つまり10歳の僕にとっての1年間は、今の僕にとっての5年半に相当するわけだ。
あるいは10歳の僕にとっての6年間は全人生と同じ時間なのだが、今の僕にとっては全人生の5分の1以下の一瞬の時間でしかない。
10歳の僕は、こんな単純なことさえ分からなかったというわけで、やっぱりガキはアホだなと笑ってしまう。
■ そういえば[ リレーエッセイ #18 ]で「人間の寿命は今後20年で1000歳以上に」っていう記事を紹介したが、寿命が1000年になったって、これを考えると同じだろうなと思う。
50歳のときに「ハイ、あなたの余命はあと950年になりました」っていわれたら、最初はあまりの長さに呆然とするかもしれないが、きっと残りの200年くらいはそれこそ「アッ!!!」という間に経っちゃって、結局寿命80年の頃と比べても別に賢くも立派にもならないうちにお陀仏になると思うぞ。
っつぅことはだな、人口だけが10倍以上に増えるわりに、賢い人間が増えるどころか、寿命1000年という甘言に油断したアホ人間ばかりが増えて、人類は一瞬で滅亡するだろな。
もちろん僕は、油断してアホに成り下がる方の筆頭だな、ワハハ。
■ 閑話休題。
シーカヤック・ガイドになり、後輩ガイドを指導したり「プロガイド・ワークショップ(PGW)」を主宰したりするようになってから、この「時」ということをよく考えるようになった。
よく「経験」という言葉を口にする同業者がいる。
「オレはシーカヤックに15年乗ってるんだ。貴様らとは経験が違う」
と。
前にも書いたことがあるかもしれないが、僕は「体験と経験は別物である」という持論を持っているので、こういう言葉には素直にはうなずかない。
同じ体験をしても、そこから10のことを学び取れる人間と、2のことしか学び取れない人間がいる。後者の人間が15年の体験から学んだことは、前者の人間なら3年で身に着けてしまう可能性がある、ということである。
また、「体験」は個人的なことだが、「経験」は共有し学習することが出来る。
つまり、1人で15年漕いでいた人間と、10人で15年漕いでいた人間とでは、自ずと経験値がまったく違ってくるはずなのだ。
よって、年数の長さだけで「経験値」を誇ろうとする人間のいう事は、とりあえず眉にしっかり唾を塗りつけてから拝聴するようにしている。
■ ところが、すべての経験がデータ化、共有化できるわけではない。どうしても個人個人が体験によって身に着けなくてはならないことも少なくない。当たり前ではあるが「体験によってしか経験値を積む方法がない」という領域もあるのだ。
つまり「年数」がモノを言う部分も、厳然としてあるのだ。
未来を見通す力もその一つだろう。
僕はこの業界に入って7年目である。7シーズンの経験があれば、少なくとも3~4シーズン先の展望や予測を立てることが出来る。これは自分自身のことだけではなく、例えば後輩ガイドを見ていても「コイツは来期にはこれくらいに伸びそうだ、3シーズン経てばスゴイガイドになるぞ」というようなことが予想できてしまう。あるいはお客様を見る際にも同じことが言える。
ところが、2シーズン目の新米ガイドにとって、3~4シーズン先のことは未知の彼方の話だろう。
つまり、年数が長ければ長いほど、先のことについてロングスパンで物を考えることが出来るようになるわけだ。時の重みを感じるのは、こういう場合だ。
何のことはない、冒頭の10歳と37歳の違いとまったく同じことだ。
■ だからどうだというわけではない。しごく当たり前のことである。
ただ、日本で別の仕事をしていた頃は、こんな当たり前のことにはなぜか気づかなかった。若かったせいだろうか? それともやはりアウトドアで仕事をしているからこそ「時間」に対して敏感になってきているのだろうか?
■ 「時間」とは変化の量のことだ。不変の世界には、時間は存在しない。
思えば、自然の中ほど「移ろい」を身近に感じられる場所はないかもしれない。自然を相手にしていると、自分自身の心や身体の変化も、都市生活では感じ取れないような些細な違いを意識せざるを得ない。
「変化」の量が多ければ多いほど、「時」は早く経っていく。
なるほど、そういうことだったか。
■ よっしゃぁ、今度はごうちゃんとタイマンじゃぁ、ピッチャー返しぃ!
と行きたい所だが、奄美で行方不明になっててどーせリレーエッセイなんぞ書けんのだろ。まったくアウトドアガイドってヤツはすぐトンズラしやがって、ブツブツ。
っつぅことで、編集長、明日お願いね。
ちなみに、僕もちょいと留守にするんで、しばらくは毎日一人リレーお願いね。ブログ界のイッセー尾形を目指してガンバルべし(笑)
まったくアウトドアガイドってヤツは、ブツブツ(爆)
■ っつぅわけで、スリーデイ・ツアーに行ってまいります。
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■ 「寿命1000年、いいなぁ」という方は
を、「そんなのまっぴら」という方は
を、「明日Ryu's Logbookの更新がないと気が狂うかも」と思った方は両方をクリックしておいて下さいな。いないってば、そんなヤツ(笑)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1222
Excerpt: [ リレーエッセイ #23 ] 時。からバトンタッチ。というか、これから2,3周ひとりで走る。 忘年会からホテルに帰ってきました。 自然の中では「移ろい」を身近に感じられる・・・・なるほ...
From: Gofield.com 編集長の弁
Date: 2004.12.23
December 20, 2004
《 自由テーマ 》 ブログ雑感。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。北風次第に強くなる。最高気温19度、最低気温11度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、昼前に南西に変わり、夕方に北15ノットに変わる。海況はおだやか。
[潮汐表] (ネルソン)
High 05:13 AM 3.5 m Low 11:18 AM 1.4 m
High 05:34 PM 3.6 m Low 11:55 PM 1.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ どうもtelstraclear.co.nzの調子が悪い。本日も00:00の天気図取得失敗。
やっと南西形の気圧配置が通過するかと思いきや、また西から低気圧が接近してきた。明後日水曜日からスリーデイ・ツアーだが、こりゃどうやら方向を逆転させて北上するパターンにしなきゃダメっぽいな。しかも、にわか雨か。ヤレヤレ、気が重い。
ともあれ、本日の予報はほぼ正解で、風も比較的おだやかな好天。
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■ ついさっき気づいたのだが、来週月曜日はまたもやスリーデイ・ツアーに出ているので、今日が今年最後の「自由テーマ」の日になる。
というわけで、温めていた案を没にして、急遽変更。年末といえば「今年の○○を振り返る」っていうのが恒例。僕もこのブログを振り返ってみようかなと思った次第。
■ さて、最初はこの10ヶ月の経緯を。
そもそもこのブログの誕生のキッカケだが、まぁこれは別に驚くようなエピソードがあるわけではない。
編集長から突然に
Gofield.comでのコミュニティといいますか、ブログを作ろうと思ってます。
(中略)
Ryuさんもぜひ・コラム、エッセイ、情報紹介、画像日記・・・道具批評・・・(うーん。思いつかん。)
・他の人のブログにコメント出しまくり(できればポジティブ系)
・他、システム的なアドヴァイザー
ってなメールが舞い込んだのが2月頭。
そして同月中旬にはこのブログのベータ版が用意されたので、何が何やら分からないままにテスト開始。
あとはご覧の通り、Gofieldブログの正式オープン日4月1日を待たずして、僕は2月22日、続いてごうちゃんが2月25日にテストを兼ねつつ走り始めたという次第。
ちなみにばらしてしまえば、編集長ブログも正式オープン以前にテスト運用していたのだけど、彼は全部消した上で4月1日から正式スタートとした。消した中には、けっこう面白いエントリーもあったんだけどねぇ。
で、6月1日にごうちゃんとことここにアクセスカウンタが設置され(編集長のところはもう一週間ほど早く設置されたように記憶している)、続いて6月4日にブログ全体が今のデザインに変更された。
■ それから10ヶ月になるのだが、イロイロ感じることはある。今も悩んでることも含めて、脈絡もなくちょいとメモ的に書き留めておこうかな。
■ まず「書式」の変遷。
ご覧の通り、現在のこのブログは、上から
- ログ
- 天気予報(地上気象、海洋気象、潮汐、天気図)
- 実際の天候
- シーカヤッキング・ログ
- 極々私的なメモ
- 本題
- 人気ランキング投票のお願い
というスタイルに落ち着いており、『龍の巣』の更新情報だけは別エントリーに分けるようにしている。
この形に落ち着くまでには紆余曲折があって、改めて調べてみると自分でもずいぶん面白かった。
まずログの部分だが、このブログ名がそもそも「Ryu's Logbook」という以上、本来はこの部分がこのブログの心臓部ということになるはずだ。
ところがそもそもスタートした2月22日の時点では、きちんと天気予報を記録していない。実際の天候を簡単に書きとめてあるだけだ。まぁ、実際の航海日誌の場合、予報はどうでもよくて、実際の天候を記録するのが大切なのだから、最初そういうスタイルだったのは当然といえば当然かもしれない。
ただ、そのうちに「せっかく毎日記録をとっているのだから、予報データも蓄積して、どういう当たり方、外れ方をするのかパターンを見てかなきゃもったいない」と思い当たり、予報を書き留めた上で実際の天候と比較するようになった。これが2月28日だ。
さらに潮汐表が登場するのはウンと時代(笑)が下って10月6日だから、まだほんの二ヵ月半前のこと。
さらに天気図をアップするようになったのはそのちょうど1ヵ月後の11月6日。
つまり今のスタイルに落ち着いたのは、ここ一ヵ月半のこと。たかだか天候の記録だけでもこれだけの時間がかかってるんだから、我ながら情けない(笑)
さらにシーカヤッキング・ログの部分も、最初の頃はツアーの種類や顧客数が記録されていないので、何をやったのやら自分でもサッパリ分からない。これじゃイカンってんで、記録を始めたのが4月9日。その前日の4月8日は、本文自体がツアーキャンセルにいたるまでの模様を克明に記録したものなのだが、ツアー名と顧客数の記録はない。
つまり、「Ryu's Logbook」という名に恥じない内容をこのブログが備えるようになったのは、実は4月9日以降だということもいえる。
イヤ、ちょっと待てよ、上記のように潮汐のデータを記録するようになったのが10月6日だな。このエリアは国中で最も潮汐差が大きいのだから、潮汐データなしのログはやっぱり片手落ちか。ならば、Logbookの名に恥じなくなったのは10月6日以降ということになるか。
■ ちなみに、このシーカヤッキング・ログ部分が最初はなぜしょぼかったかというと、「なるべく日記色を前面に出したくない」という思惑があったから。
何でかっていうと、要するに僕自身が「日記サイト」ってヤツが好きじゃないからという簡単な理由だ。
ブログが流行る前にも、Web上には日記はたくさん存在したが、それらには興味はなかった(唯一の例外が、下記の「元ネタ」サイト)し、自分自身が日記をWeb上に公開するつもりはもっとなかった。そもそも日記をつける習慣そのものがなかったのだ。わざわざWeb上で他人に日記を見せるという行為が、まったく理解できなかった。
だから、ブログを始める際にも、一番に考えたのは「日記臭さをなるべく薄めること」だった。かといって、ニュースサイトにするほどの取材力はない。よって、「日々更新のエッセイサイト」というテイストを狙った。
つまり、このブログは最初から大きな矛盾を抱えていたことになる。「Ryu's Logbook」というネーミングや、天候やシーカヤックのログを毎日つけるというスタイルは、明らかに「日誌」、つまり「日記」である。なのに「日記っぽさを消したい」とがんばっていたのだから、我ながらあきれる。いかに僕が「物事を深く考えずに行き当たりばったりに動いているか」をよく示す例だ。ヤレヤレ。
いかにも日記的なコラムである「極々私的なメモ」が登場したのは、9月10日なのだが、これは「嫌い嫌いと言いつつ、こうやって毎日書いているとやっぱり日記からは逃れられないし、無理して日記臭さを隠し続ける方がかえって面白くない」と観念したときから誕生した。
■ 次に本題部分の書式だが、初期は「本題」と「極々私的なメモ」の区別がなく、しかも短いトピックを三つ、四つ詰め込むスタイルをとっていた。
実はこれ、お手本とした日記サイトのスタイルをそのまま真似ていたからだ。元ネタはここ。も一つ告白してしまえば、初期のネタにはここから頂戴したものが多い。
実は、初期には「ログ」「本題」「面白いサイト紹介」の三つのパートをなんとなく意識していた節がある。自分で「節がある」ってのも変な言い方だが、キチンと明確なプランを立ててたわけじゃないので、そうとしか言い様がない。
3月、4月頃の過去ログを読み返すと、全体は今よりもはるかに短いものの、トピック的にははるかに今よりも多様。良く言えばヴァラエティー豊か、悪く言えば散漫な印象を受ける。
これは、『パドルの向くまま、気の向くまま』とのコントラストを狙っていたからだ。ご存知の方も多いかと思うが、同サイトは比較的な長めで、しかも硬い内容のエッセイや評論が多い。このブログではそれとはまったく違う方向性を考えていた。
ところがねぇ、それをやってるとアウトドアネタから遠のく傾向があるんだな。正式オープンを前に、3月末ごろに編集長からも「もうちょっとアウトドアネタの割合を増やせ」との指示が来たこともあり、段々と今のスタイルに移行。その結果、『パドルの向くまま、気の向くまま』と似たようなスタイルになってしまっているという自覚があり、僕自身としては少々残念に思っている。
■ ちなみに上で「散漫な印象」と書いたが、それには各章の間に横線が入っていなくて、話題が切り替わったのが読み手に分かりづらいという視覚的な問題もあった。正直言えば、それは最初のうちはあえて狙ってやっていたのだが、自分自身でもそのうちイヤになってきて、ついに横線を導入したのが8月13日。これでかなりスッキリして読みやすくなった。
ところでこの横線ってヤツが曲者で、なんでこのブログにそんなものが必要かといえば、理由は非常に単純で、トピックごとにエントリーを分けないからである。
これは、世の中一般のブログとはやり方が正反対である。世の中のブログを見回せば、ブログというのは「カテゴリー」ごとに細かくエントリーを分けるのが普通で、一日に数個のエントリーを入れているところも少なくない。
僕の場合も「天候&シーカヤックログ」「極々私的なメモ」「本題」をすべてバラバラのエントリーすれば、横線など入れる必要はないのだ。
では、分かっててなぜそれをやらないのか?
理由は二つ。
まず一つ目の理由は、開始当時にはそういう「ブログの常識」が分かっていなかったという、お恥ずかしいもの。
そして二つ目はもう少し切実な理由なのだが、ナローバンドのせいである。ブログはお手軽なシステムだと言われているが、海外のナローバンド経由で重いGofieldのサーヴァにアクセスしている僕にとっては、実はあまり「お手軽なツール」ではない。なんせ、一つのエントリーを入れるのにやたら時間がかかるのである。一つエントリーするのに10分、20分平気でかかってしまうのに、エントリーを一日に三つも入れると、それだけで下手すると半時間から一時間つぶれてしまうのである。無理。
というわけで、ユーザビリティが落ちるのを承知の上ながら、僕の場合はあえていろんなコンテンツを一緒くたに一つのエントリーの中に突っ込むスタイルをとらざるを得ないのである。
ただし、ショーバイネタである『龍の巣』の情報だけは9月6日から分けるようにした。
■ さて、こういう感じで今のスタイルになったわけだが、未だに「失敗したな」と思ってるのがカテゴリー分け。ご覧の通り、やたらカテゴリーが多いのがこのブログの特徴なのだが、「気象」なんてほとんどのエントリーについて回るカテゴリーだから不要だったし、「シーカヤック」ってのも、普段の仕事のログと、もっと一般的なシーカヤックネタは分けておくべきだった。
逆に作ったは良いが、全然エントリーの増えない「くもの巣の張ったエントリー」も多過ぎ。
こういうのを見ると、いかにも整理整頓下手がバレバレで、なんだかなぁと思う。いつかカテゴリー分けを考え直して、整理しなおそうと思ってたんだけど、エントリーが200を超えてしまった今となってはもう手のつけようがない。ヤレヤレ。
っつうか、カテゴリーを有効活用するには、やっぱり上段で書いたような、トピックごとに細かくエントリーを分けるに限るんだよね。つまり、僕のスタイルはそもそも最初から破綻しているわけだ。
■ 「自由テーマ」は11月15日のスタートだ。アウトドアネタばかりで息が詰まりそうになって始めた企画。評判が良いのか悪いのかは、良く分からないが、一つだけハッキリいえるのは、「自由テーマ」にはほとんどコメントもトラックバックもつかないということ(笑) 月曜日は読みに来ない人も多いのかもなぁ(^^;
■ 「リレーエッセイ」はやっぱり僕の発案なんだけど、第一弾は編集長の11月29日のエントリーで、僕自身の第一弾は翌11月30日だ。
こいつは「自由テーマ」と違って、面白いというご感想をたくさん頂いているし、編集長ブログのカウンタの回り方や人気ランキングの順位の上がり方を見ても、人気の高さが伺える。
ただ、「自由テーマ」同様に、他の方からのトラックバックやコメントはあまりつかない企画だなぁ。インタラクティヴ性という意味で、まだ今ひとつの企画か。もっと広がりのある企画を考えなきゃいかんな。
■ 人気ランキング投票のお願いの部分は、アウトドア系ブログがあまりに元気がないから、なんとか盛り上げられないかと思って始めた。9月10日のことだ。
古くからの僕のサイトの読者の方はご存知かと思うが、『Aotearoa Mail』にも『パドルの向くまま、気の向くまま』にも、最初はカウンタがついていた。
なぜつけたかというと、サイトとはカウンタがついているものだと思ってたから(笑) で、サイト設置初期は、やっぱりカウンタが回ると確かに嬉しかった。
でもねぇ、ある程度たつと、どーでもよくなるのよ。で、ご覧の通り、上記2つのサイトからはカウンタは外してしまった。正直言って今の僕は、訪問者数とかランキングとかには、あまり興味がないんよねぇ。
だから、このブログが「僕の個人的な意思で趣味的に始められたもの」だったとしたら、きっとアクセスカウンタも設置しなかっただろうし、ランキング投票のお願いなんか絶対にしなかったと思う(そもそも、個人的にブログを始めたんだったら、アウトドア系のブログにはしなかっただろうけど)。
つまりランキング投票のお願いは、あくまでも「Gofieldブログを盛り上げ、アウトドア系ブログを盛り上げる」という意図の元に始めたもの。
最初はそんなお願いしてるのは僕だけだったので、僕が独走する形になってしまったが、三ヶ月たった今、ようやくアウトドアブログ全体に活気が出てきて、上位の入れ替わりが激しくなってきた。トップテンのポイントを総合すると、三ヶ月前の10倍以上になってるんじゃないかな?
ウン、それで良いのだ。面白くなってきたね。そういう意味で、これが一番「功を奏した」アイディアかもしれないな。
■ ちなみに、今までで一番カウンタが回っていたのは、7月20日の「捕鯨と差別」をアップしたとき。これはあちこちで紹介されたらしく、しばらくは普段の倍以上のスピードでカウンタが回っていた。
その代わり2ちゃんのノリで荒しに来るバカもいて、普段の常連さん以外の読者がドッと押し寄せてくるのもどうかと思った。そういうわけで、やっぱりカウンタが回りすぎるのは、手放しで喜べなかったりする。
■ トップページの様子を変えたのは、ついこの間の12月14日。いや、正確に言えばその翌日の15日だ。それ以前は、最新エントリーだけを全文表示し、それ以前のものは天気予報部分だけを残してそれ以外を「続きを読む」の方に放り込むようにしていた。トップページを軽くしたかったからだ。
でも、僕自身は他人のブログを読むとき、「続きを読む」をクリックさせられるのがあまり好きではないことに気づいた。トップページを表示したとき、少なくともそこに表示されている数日分のエントリーは、そのまま一気に読める方が嬉しいのだ。僕の環境はナローバンドなので、いちいちクリックさせられると待ち時間がうっとうしい。
ってなわけで、自分のブログも過去ログを「続きを読む」に放り込むのをやめ、そのまま長文をズラズラとトップページに並べるようにした。
ご感想は頂いていないので、好評なのか不評なのかは不明。でも、ブロードバンド環境の方にとってはどっちでも良いんだろうな。
ナローバンドの僕にとっては、確実に重くなったのでデメリットの方が大きい(笑) 特にご好評でなければ、またもとのように「続きを読む」に放り込むスタイルに戻すかも。
■ さて、ここまでは、このブログに関するヒストリー。
こっからは、僕が今感じていること。
ブログは確かに面白い。乱暴に言えば、既存の掲示板システムや日記システムに「トラックバック」という強制リンク装置がついただけなのだが、たったそれだけのことでこれほどインタラクティヴ性が高まるのは、コロンブスの卵と言っても良いかもしれない。
その反面、既存のウェブサイトと比較すると、ファイリングに難があるというのも事実だと思う。つまり、有益な情報も、あっという間に過去ログに埋もれてしまいがちなのである。カテゴリー分けがされているし、検索も出来るので、過去ログを掘り出す方法がないわけではない。それでも、やっぱりトップページに表示されないコンテンツはどうしても「埋もれてしまう」。この辺りがブログが既存のサイトに勝てない部分ではないかと思う。
僕はそれが気になって仕方ないので、このブログの場合は左のメニューに「Ryuの特薦」というコーナーを設け、さらに「関連過去ログ」をエントリー内に挿入するようにしている。
ただこの特薦っていうのも曲者で、いざ自分で選ぼうとすると、どれを選んで良いのかよく分からなくなる。例えば上記の「捕鯨と差別」というエントリーは、このブログで最も話題になり、最も読まれたコンテンツだろうと思う。だが、自分自身であのエントリーに対しては、未だに迷いがある。あれでよかったのか、それとももっと他の書き方があったのではないか、あるいはそもそもあれを書くべきだったのか、書かざるべきだったのか。だから、特薦には追加できないでいる。
逆に、僕自身は特に思い入れがないのに、コメントがつきまくったエントリーというのもある。そういうのも、特薦に入れておくべきなのかなぁと思う反面、やっぱり思い入れがないエントリーを特薦に入れるのもなんだかなぁと思ったりして、やっぱり追加できない。
「関連過去ログ」もやっぱりクセモノだ。新しいエントリーから古いエントリーにリンクを張ることは出来るが、その逆をやろうとすると同じブログ内でトラックバックを張るか、過去ログに追記をするしかない。後者の方法は煩雑で現実的ではないし、前者はお手軽かもしれないが、「関連過去ログ」が増えれば増えるほどに、トラックバック送信先が増えるという煩雑さがつきまとう上に、しかもそれが自分のブログ内であるというバカバカしさがある。
もう少しスマートなインデックス化の方法はないものだろうかと、いつも考えているのだが、僕のようなボンクラには思いつくはずもない。何か良い手があればご教授いただきたいものだが。
ともかく、そういう理由で、僕は古い過去ログにトラックバックやコメントを頂けると、非常に嬉しく思う。中には「古いログにコメントをつけてすみません」などとおっしゃる方もいらっしゃるが、僕としては逆に「掘り起こしてくださってありがとう」とお礼を言いたいくらいなのだ。
もちろん、数年、数十年たてば、執筆当時とは状況や考え方が変わってしまって、「いや、今さらそこにツッコミを入れられてもなぁ」ということがあるかもしれないが、それはこうしたメディアの宿命のようなものなので、それも仕方ないと思うし。
ってな訳で、過去ログへのコメント、ご遠慮なくお願いします。
■ もう一つブログに関して問題だと感じていることは、どうしても「内容が荒っぽくなってしまう」という点か。
これは、「毎日更新」というスタイルにも問題の一端があるのだが、納得のいくまで推敲を重ね、熟成させてからアップしていた既存サイトのコンテンツに比べ、日々書き飛ばしてどんどんアップしていくブログ上のコンテンツは、どうしても仕上がりが荒っぽくなってしまう。
上段で「すぐにコンテンツが過去ログに埋もれて古びる」という指摘したが、コンテンツが荒っぽいという点も、これに無縁ではないような気がする。丁寧に書かれたコンテンツは、なかなか古びない。しかし、乱暴に書かれたものは、やはり寿命が短い。
この辺りは、ブログに関して思うことというよりも、僕自身のブログに対する取り組み方の問題なのかもしれないが、まだその辺りの上手いバランスの取り方が見つけられないでいる。
まだ今しばらく時間がかかるのだろうか。
■ さらに、今後の課題。
最近はちょっとコンテンツが長すぎる。今日のだって十分長い。今回、初期のログを読み返してみて、スッキリと短いエントリーに感動した。今後はがんばって短くしよう。
ただし、「長文歓迎」というコメントが殺到したら、今後も長文書きます(笑)
■ ま、今過去10ヶ月を振り返って感じているのは、こんなところかなぁ。一年後にこのブログがどんな風に変わっているのか、あるいはブログをめぐる状況全体がどういう風に変わっているのか、楽しみだ。
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■ 「自由テーマ、つまんねぇからヤメロよ」という方は
を、「自由テーマ、楽しみにしてるよ」という方は
を、「リレーエッセイは素晴らしい」と思った方は両方をクリックしておいて下さいな。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1215
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 時々雨、後晴れ。南東風。(高)13度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル) 南東10ノット。海況穏やか。北の波約1m、次第に落ち着く。 向こう三...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.07.05
Excerpt: ■はっきり明記したかどうか今ひとつ記憶にないのだが、僕はこのブログブームというのを、かなり冷淡に眺めていた。
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.10.08
だからですねー、
以前にもコメントさせて頂いた通り本日のようなエントリーには読者はなかなかコメント出来ないです。
良い意味で。
一見して明らかに一般レベルより遥かに弁の立つ人間が自分の経験に基づいて演繹法と帰納法をケース・バイ・ケースで酷使して、またこれがよりによって畳み込むような口調で長文アップして、しかも翌日には全く別口のエントリーが入ってくる・・・って、読者は読んで消化するだけで精一杯ですよ(爆)。
自由テーマと長文をまとめて月曜日にするって言うのが自然な流れかも知れませんね。
長文ファンで、たまにエントリーが1ページちょっとで納まってしまった日は「Ryuさん体調不調かっ!!!」と思ってしまう今日この頃(笑)の私の趣向には逆行してしまいますが。
私設秘書も振り返ってみるRyu's Logbook:
・「極々私的なメモ」は好きですよ。只普段の文調があってあのスタイルと長さがより生きているというのはありますね。今後もスパイスとしてところどころ散りばめてくださいまし。
・「面白いサイト紹介」、以前はもっとしっかりコーナー化していましたね、確かに。
頻度は落として頂いていいですから、逆にたまに「投げ捨て」で3-5サイト位1エントリーとしてまとめてアップというのも面白そうですよ。
・捕鯨ネタ、すみません、私設秘書が振ったばかりに・・・(涙)。
話は戻ってしまいますが、そうそう、この「投げ捨て」と「話が練れていないが故にツッコミどころ満載」というのが他のブログサイトのインタアクティブ性につながっている部分はあるのですが、Ryuさんのエントリーはそういう意味での隙がなさ過ぎて、読んで感心してそのまま、というのは多いですね、多分。
コメントを確実に期待できるのは物ネタ(例:先日のソムリエナイフ)かと。
しかしながら、この「突っ込む隙がない」「御丁寧に起承転『結』まである」「べらんめぇとまでは言わないまでもたたみ込み口調のちょっと前のめりスタンスの」「アウトドアからおふざけから簡単な比較文化論までカバーしてしまっている」このサイト、ブログの海の中で大変際立っております。
来年もどう「育つ」のか、楽しみ楽しみ。
MMさん、いつもフォローありがとございますm(..)m
コメントやトラックバックがつきにくい理由は自分でも分かってるんですけどねぇ、やっぱりコメントがつかないと「スルーされてる」感じがしちゃって張り合いがなくなっちゃってね。
MMさんにはいつも励まされております、ありがとございます。
モノネタが盛り上がるのは分かってるんですけど、なるべく「ハードネタ」は避けたいという希望がありまして(笑)
やっぱり「ソフト」の割合を増やしたいな、と。
そうすっと、硬い長文が増える。
んで、コメントが減る。
ワハハ、悪循環だ。
来年は、「育つ」のじゃなくて、「枯れる」ようにがんばります、ハイ。
温かく見守ってやってくださいまし。
ちなみに、捕鯨ネタですけど、あれは僕のミスっす。
海外ではホットなネタだけど、日本国内ではそうでもないだろうと、タカをくくって適当に書き飛ばしちゃったら、思わぬ反響があったんで、泡食っちゃったっていう次第で。
あんなに反響があるのならば、もっとしっかり書いておけばよかったなと。
かといって、改めて続編を書くほどのことでもないしなぁってな感じで、未だにうまく落とし前をつけられずに宙ぶらりんになっちゃってるエントリーですね、僕にとっては。
ネタを下さったMMさんのせいではござりませぬ。
こっからは余談。
> べらんめぇとまでは言わないまでも
「べらんめぇ」は大好きで、使いたいと思うこともよくあるんですけどね、野遊び屋の日記ですでにそういうキャラを使っちゃったので、ここではなるべく封印してるんですよ。
個人的には好きなんですけどね、なるべくサイトごとにキャラを明確に分けておきたいんです、僕の場合。
ただねぇ、野遊び屋日記のキャラだったはずの「ガイドの鏡」も、こっちに時々登場しちゃってますし、「親バカ日記」のキャラも最近はここに出てきちゃってるし、ダメっすね。
毎日毎日ヒーヒー言いながら書いてるブログで、他のサイトのキャラクターとかぶらないように明確に区別し続けるのはメチャクチャ難しいです。
ブログ以前だったら、野遊び屋日記のキャラと、親バカ日記のキャラを混同してしまうなんてことは絶対になかったんですけどねぇ。
このブログは、過去に作ったキャラが総登場し始めてて、単なる「多重人格ブログ」になりつつあるというウワサも。
筆力不足っす、まだまだ修行が必要です。
Posted by: Ryu : December 21, 2004 10:38 AMDecember 19, 2004
念願のクリスマスツリー。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。最高気温18度、最低気温5度。
[海洋気象] (エイベル)
南西10ノット、セパレーションポイントより北では20ノット。北部の海況はやや荒い。午前中のにわか雨の中、視界は良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 04:12 AM 3.6 m Low 10:11 AM 1.2 m
High 04:32 PM 3.7 m Low 10:51 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 朝、どうしても天気予報サイトにつながらなくて、天気図は00:00のものをダウンロードできず。
しかし、どこが10ノットだ!? 地上でも15ノットくらいのがバンバン吹き荒れてるぞ。海は20ノット吹いてるんじゃないの?
レンタル講習をやったあとにこういう風が吹かれると、海に出てるお客様が心配で胃が痛い。僕自身が一緒に海に出るガイドツアーなら、この程度の風は屁でもないんだけど(いや、疲れることは疲れるが)、お客様だけを送り出すレンタルの場合は、気が気じゃない。
やっぱりレンタルは大嫌いだ!
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■ mixi人気について編集長が書いていたので、「ふぅ~ん、そーなんやー」と思いつつ読んでたんだけど、『切込隊長BLOG(ブログ) ~俺様キングダム』のお詫びを読むにいたって、その過熱ぶりがやっと実感できた。まぁ、切込隊長氏が「お祭り」をやったから、騒ぎになったってのはあるかもしれないけど。有名人は大変だなぁ。下手にお祭りも出来ないんだなぁ。
ともかく、僕なら切込隊長氏ほどの騒ぎになるわけないからダイジョブだろ。僕も編集長同様、ご希望の方はご招待しまっせ>mixi
編集長や切込隊長氏にお願いするのは恐れ多いけど、野人にだったら頼みやすいっていう方、ご遠慮なくメール下さい。
アウトドア系のコミュニティも、最近ものすごく増えてるし、はまる人ははまるかも。
ただし、mixiの規約で18歳未満の人は参加できないとのことなのであしからず。って、そんな若い人はこのブログ読んでないだろうなぁ(笑)
ちなみに僕のmixi中毒度は9点だった。これってたぶん100点満点だと思うんだけど、9点って何?(笑) いや、確かに中毒の自覚はまったくないけど。
■ 追記(12月20日)
ワハハハ、mixi運営事務局から叱られてしまったぞ。まさかこんな弱小ブログをいちいちチェックしているはずはないから、チクリが入ったんだろうな。ご苦労なこった。
ってなわけで、上記の無差別招待は取り消しね。でも、知り合いを招待するのは違反じゃないので、「自分はRyuの知り合いだ!」という方は、メールください。ご招待します。
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■ 家人が妊娠していた3年前のクリスマスの時期、「来年は赤ちゃんと3人のクリスマスになるから、我が家もクリスマスツリーの飾り付けしようね」と言ってたのだが、甘かった。ハイハイを始めた7ヶ月児のいる家で、クリスマスツリーなんて不可能。1歳7ヶ月児はさらに凶暴で、昨年も断念。
そして3年目の正直、ともかく今年ようやく挑戦することにした。って、完全に出遅れてて、時期的にはもう遅すぎるくらいなんだけどね。
ま、やらないよりはよろしい。ともかくまずは、ツリーの買い出し。通勤途中に「クリスマスツリーあります」って看板がかかってるとこがあるので、そこに行った。

お、あったあった。何々、マツだと$10、スプルース(ベイマツ)だと$20。金は下の容器に入れておけってか。なるほど、スプルースの方がモミの木に似てるからね。まぁ、マツで良いや。
ここに並んでるのに気に入ったのが見つからなきゃ、丘に登って自分で伐れって書いてある! ごていねいに看板の裏にノコまで置いてあるし。
もうこんな時期に来るのは我が家だけかと思ったら、他にももう一軒来てるな。ちょっと安心(笑)

で、道端に並んでるのは、全部マツ。スプルースは売り切れか。せっかくだからノコ持って丘に登ってみるか。

登るったって、2、3分だけどね。こっちはマツ。

すぐ側にスプルースの林。僕らの直前に来た一家は、マツの林に入って気に入った枝ぶりのをエッサエッサと伐ってたけど、我が家は下に並んでるので良いかってんで、すぐにまた降りて、適当なのをゲット。
驚いたのが、こちらのマツの香りの良さ。このマツは国立公園の中にもわんさとあるし、通勤途中には植林もあるので見慣れているんだけど、間近で香りをかいだのは初めて。日本のマツと違って、柑橘系に近い甘い芳香があたり一面に立ち込めていて、車に積むと車内があっという間に甘い香りに包まれた。
その後、町に行ってデコレーションをいくつか買ってきて、しばし作業。

出来た出来た。僕の身長より高い170cmを超えるツリー。
愛娘も2歳7ヶ月になれば、何をやってるのか理解できるようになったらしく、大人しくお手伝いをしてくれて、めでたしめでたし。
デコレーションのプレゼントボックスを見つけて、中に何か入ってると思ったらしく、すかさず1個分解し、空っぽでガッカリしてたのはご愛嬌。
今も、部屋の中は甘い香りでいっぱい。夏のクリスマスもなかなか良いもんだなと、7回目にしてやっとそう思えるようになったのは、やっぱりツリーのおかげだな。
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■ クリスマスの準備万端な方は
を、「ヤバイ、まだだよ」って方は
を、「ウチは仏教だ!」という硬派な方は両方をクリックしておいて下さい。
ところで、
のアウトドア部門一位のサイトって、何かおかしくない? 累計INより週間INの方が多いって、どういうことだろ?? システムがバグってるの???
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1208
Excerpt: 世の中の親が、何故サンタさんになるのかというと、そこに夢があるからだと思うのです
From: ヤースのへんしん
Date: 2004.12.31
木の香りって良いですよねぇ。
僕は広葉樹の森の方が好きなんですけど、香りだけだったら針葉樹も大好きです。
杉林の香りなんかも良いんですよねぇ。
思えば僕、昔こっちでマツの木を一本伐り倒したことがあったんですよねぇ。
http://www.onjix.com/ryu/homepage/travel/motuara_island/index.htm
こんな強烈な香り、なぜ当時気づかなかったのか不思議。
当時はよほど緊張してたんでしょうねぇ。
うーむ。本日は12/20。かみさんから、クリスマスツリーの調達を命じられているが、雑貨屋か、リアルな森かで悩んでおりました。決めました。森へ行こう!
Posted by: kmorita : December 21, 2004 2:37 AMDecember 18, 2004
[ リレーエッセイ #20 ] 良い暇つぶしとは。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
午後に雷を伴うにわか雨。冷たい南西風。最高気温18度、最低気温7度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北では西25ノット、その他のエリアでは南西10ノット、午前中に南西15ノットになる。北部の荒い海況は次第におさまる。にわか雨の中、視界は悪い。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:14 AM 3.7 m Low 09:14 AM 1.1 m
High 03:32 PM 3.9 m Low 09:49 PM 1.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 会社でダウンロードしている有料の詳しい地上予報によると、雹が降る可能性もあるとのこと。
また海洋気象予報の方は、南西が北に変わるとのことだった。
結局ブリーフィングの最中は、気にならないほどの小ぬか雨がときどきぱらついた程度。日帰りを送り出すために一回目に海に出たときは、上空ではまだ南西が微妙に吹いていたのだが一時間後に二泊、三泊のグループを連れて海に出たときには南西が完全に止まり、北が吹き始める直前といった空模様。ただ、そのときは晴れていた。
仕事を終えて車に乗り、峠を越えていると、寒冷前線が到着したらしく、突然雹まじりの強烈なにわか雨と突風が襲ってきた。海上の視界は悪いだろう。しかも気温低下が激しいのなんの。お客様たち、大変だ……。 rent 6
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■ 極々私的なメモ。
一昨日のことらしいのだが、愛娘が昼寝から起きたとたんに
「犬のコーラが○○に行っちゃって、もう会えない」
と泣きじゃくったらしい。なんせ泣きじゃくりながらの話なので、詳しいストーリーは家人も良く分からなかったらしいのだが、犬がどこかに連れて行かれるっていうのは、たぶんディズニーの『百一匹ワンちゃん』のヴィデオの影響なんだろう。
しかし、名前がコーラ? そんなの、『百一匹ワンちゃん』はおろか、持ってる他の絵本にもヴィデオにも出てこないぞ???
っていうか、そもそも、彼女はコカコーラとかペプシコーラとかは、存在すら知らないので、ヴォキャブラリーの中にそもそも「コーラ」という単語がないはず
つまり、夢に出てきた犬に、彼女が「創り出して」与えた名前らしい。ふぅ~ん。
二歳児にはもうお話を作る能力があるとはきいてはいたが、なるほどそういうネーミング能力まで備わってるとなると、確かに立派なもんかもしれない。
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■ [ リレーエッセイ #19] ソフト産業、森作りから考えるから、またまたバトンが直接返ってきた。なんか一日おきにリレーエッセイ書いてるんだけど……。
くそ、こうなったら徹底的にやったろやないけ。
自分がふったネタの延長であまり派生していないので、掛け合いのようになってしまい、もうひとつ好き勝手度が高まらない。
うぅぅ、スマンっす。普段の僕なら、「こんな風にソフト無視してるからダメなんだぁ!」と市場調査をやっつけるところまでが「枕」で、その先に話を脱線させつつ発展させていくとこなんだけど、リレーエッセイって「翌日アップ」という原則があるからそこまで話を膨らませる余裕がなくてね。
まぁ、話題をあまり変えずに掛け合いするっていうのも、また面白いのでは?
あれ? ちょっと待てよ。このままピッチャー返しが続くと、次の月曜日はリレーエッセイと自由テーマが重なるなぁ。
なら、大変化球はそのときに投げるとするか。今日は大人しくストレートに玉返してやろっと、イヒヒ。
■ アウトドア産業の鍵はソフトにあるっていうことは、一昨日のリレーエッセイでも述べたし、編集長も自身の体験でフォローしてくれた通りなんだけど、もう少し同じところを。
市場調査結果が「ハードの売り上げ」だけに着目していたことは前回批判した通りだが、じゃぁソフトを含めると日本のアウトドア産業は成長しているのかと問われれば、NOだろう。
では、アウトドアソフト産業の何が悪いのか?
■ おそらく「達成感」である。特にジャパンというマーケットを考えるとき、達成感というのは大きなキーポイントになるはずだ。
つまり、「楽しいか、楽しくないか」以外に、「達成感が得られるか否か」というパラメータが、日本人にとっては特に不可欠だと思うのだ。
例えば編集長が挙げてくれた森作りが人気を博している理由を考えればよく分かる。森に手を入れて、自然にダイレクトに働きかけるというのは、誰にとってもたやすく「達成感」が得られるアクティヴィティである。
楽しさだけで言えば、ひょっとするとシーカヤック体験ツアーの方が上かもしれない。ただ、シーカヤック体験ツアーばかり毎週10回続けてやったらどうだろう? 必ず飽きるはずだ。
ところが、森作りなら毎週10回同じ里山に通える。いや、通えば通うほどに達成感が高まっていくはずである。一年、二年と時間がたてば、もっと達成感が大きくなっていくだろう。自分自身の成長だけではなく、森の成長が目に見えてくるからである。
これが、これからのアウトドアソフト産業を考える上で、大きなポイントになってくると思う。
■ この15年で、大きなアウトドアブームが来て、去った。この嵐のような流れの中で、もっとも増減が激しかったのは、もちろん間違いなく「RVキャンプ派」「ファミリーキャンプ派」といった層である。
つまり、車に立派な道具を詰め込んで名のあるオートキャンプ場に出かけてテントとタープを張り、テーブルや椅子をセットして、雑誌に載ってるような豪勢なアウトドア料理をして帰ってくる、というパターン。
一回、二回は楽しいと思う、確かに。でも、10回続けて飽きない人は珍しいんじゃないの? だって、ここには「達成感」を感じる余地がないんだもん。
欧州人の場合は、ビーチに椅子と本を持ち出して、一日何時間でも、あるいは何日でもボォ~ッとしていられる、いやむしろ、それこそが至福の時の過ごし方であるという人は少なくないので、ちょっと事情が違ってくるのだが、日本人でこれが出来る人はそう多くない。これが出来る人ならば、上記のようなキャンプ場に行って料理して帰ってくるだけのキャンプでも楽しいのかもしれないが、そうでない人には向かないスタイルではないか?
そもそも初心者があれだけ大掛かりな道具を積み下ろし&セッティング&撤収するのって、大変よ。僕らプロでも大変で、その反動でプライヴェートの時にはなるべくモノを持たない貧しいアウトドアをやる傾向があるというのに、不慣れな方があんな大道具と格闘するのがどれだけ大変やら。
しかも、前にも書いたと思うけど、アウトドアクッキングってのは手間ばっかりかかって大変なんよね。理論的には高カロリーのツーバーナーやオーヴンを持ち込めば、出来ない料理はないはずなんだけど、他所のキッチンでさえ慣れないと料理の手際が悪くなるというのに、いきなり野外でトントントンと調子よく料理が出来るはずもなく、片付けもパッパッと手早く出来るはずもない。
つまり、「キャンプ場につく → 大荷物と格闘してキャンプサイト設置 → すぐさま料理の支度 → 普段の倍時間がかかったので遅い食事 → 後片付けにも時間がかかった → 終わったらすぐ次の食事の支度の時刻、あるいは寝る時刻、あるいは撤収の時刻」っていうことになるわな。
達成感からは、程遠い結果になるだろうね。
ブームといわれるときに、それに乗っかった初心者がやっていたのは、こういうことだったんである。そりゃ、一瞬でブーム終わるってば。
つまり、そういうエントリー層に、すぐさま「達成感」を得られる次のソフトを提供できなかったのが、今のアウトドア業界の低迷の原因なんじゃないの?
■ 別の視点から見てみると、昔から根強い人気を持つアウトドアは、必ず達成感とセットになっているのが分かる。
ピークハントという達成感を得る行為である登山は、もっとも分かりやすい例。あるいは、獲物という達成感をしとめるアクティヴィティである釣りやハンティングもしかり(まぁ、芸能人の真似してバスフィッシングに走った若造は、すぐに淘汰されたようだけどね)。
カヌー、スキー・スノーボード、サーフィン、ダイヴィングetc, etcのアウトドアスポーツも、まさしく「技術習得=行けるフィールドが広がる」という点で、達成感とアウトドアはまり度が見事に連携している。
つまり往々にしてスポーツライクなものは、達成感がもれなくついてくるのである。
じゃぁ、スポーツじゃないアウトドアはダメかというと、そうでもない。
例えば山菜摘み、キノコ狩り、バードウォッチング、あるいは高山植物写真撮影だって同じように達成感を得られる。これらは、表面的にはバラバラの行為だが、本質的には釣りやハンティングと同じような達成感を得られるものだ。
日本ではアウトドアには分類されないが、ガーデニングだってまさしく「ノンスポーツ系」ながら達成感の高いアウトドアアクティヴィティである。
■ 逆に「達成感」ではなく、「リラックス感」を得られるアウトドアを挙げてみると、焚き火の前でくつろぐ、ってのが筆頭だろうか。
その他だと、登山に分類できないのんびりハイキングもこれに入るだろうか。
ハンモックをつって昼寝、なんていう欧州人のような過ごし方もこれだろう。
こういうのは、好きな人はとことん好きなのだが、達成感が乏しいために、誰もがとことんはまってしまうという要素を持っているわけではない。特に、日本人はこういう「のんびり系」が苦手な人が多い。
もちろん、焚き火がキライって言う人は少ない。ただ、焚き火がないと死んでしまうって言う人は、やっぱり少数派だし、むしろ「何もせずにボォ~ッとすると、死んでしまう」という人の方が多い国民性なのである。
■ そうやって考えてみると、百名山ブームっていうのは、達成感の乏しい「ハイキング」に、うまく達成感を持ち込んだ非常に優秀な「ソフト」だったと思う。
だからといって、別に僕が焚き火派やお散歩派だダメって言ってるんじゃないけどね。そもそも、僕がそういうタイプなんだから、否定するはずがない。
ただ、そういう人達はたいてい自分で存分に楽しむ術を知っているので、「ソフトを買う」必要性が少ないし、そもそもこうした類のソフトで「売れる」ものを開発するのはなかなか難しいという側面があるのだ。
ところが、雑誌などをご覧あれ。この手のものを扱う傾向が高いから。こういうのを扱ってもねぇ、なかなか産業としては発展していかないよ。それを覚悟の上で「こだわり」として扱っているのならば、僕自身も「そっち方面に属する人間」として拍手を送るが、そうではなく、何の考えもなく焚き火のことばっかり書くメディアが「売れない……」って悩んでるとすれば、それは阿呆というしかないな。
■ ちなみに、sportの語源をご存知だろうか?
以前、日本シーカヤック界の大御所が、ガイドトークとして「sportには元々『冒険』という意味があるんだ」というようなことを言っていたという記事をウェブ上で発見して頭を抱えてしまったことがあるのだが、大嘘である。
手元の英和辞典をご覧になれば分かると思うが、「暇つぶし、気晴らし、慰み」などという意味が見つかるかと思う。これがそもそもの語源らしい。
そう、sportっていうのは、もともと「運動」ではく「暇つぶし」という意味だったのである。つまり、元の意味ならトランプだってスポーツなのだ。
その数々の「スポーツ」の中で、「スポーツの中のスポーツ」の地位を見事勝ち取ったのが、「運動」だったというわけ。
運動好きの英国らしい意味の変遷なのだが、今回のエッセイの内容と考え合わせると、いかにも示唆に富んでいると思うのは僕だけだろうか?
つまり、「運動」には達成感がついてくる。だから、「暇つぶし」としては非常に上質なものになる。
僕が上記で主張した「アウトドアソフト産業」がこれからとるべき道を、このsportという単語の歴史が何やら教えてくれているような気がするのは、僕だけだろうか?
■ と、せっかく英語ネタに脱線したのだが、イジワルな僕はまた編集長のところに話を戻すのであった。
こうやって考えてみると、「森作り」という遊び方の優秀さが改めてよく分かる。
まず、スポーツ性が低いので、運動嫌いで有名なジャパニーズにも敷居が低い。
そして、ショートスパンでもロングスパンでも、確実に達成感を感じられる。
さらにヴァリエーションも無限で他のジャンルのアウトドアアクティヴティとどんどん組み合わせられる。
いろんな意味で、大変に優秀なソフトである。
思えば、僕の大好きな『まつを's WEB SITE』だって、まさに森作り、里山遊びを中心にすえたサイト。まつを氏のただならぬセンスの良さと鋭い舌鋒もあのサイトの面白さの秘訣だが、あれだけ繰り返し読んでも飽きない秘密は、やはり「達成感」にあるのではないだろうか?
■ しかし、個人的には「達成感」とは無縁の「ひたすらダラダラ」のアウトドアを心行くまでやりたいよなぁ、久しぶりに。
■ ハイ、今日の話はこれでおしまい。
これがリレーエッセイでなければ、あと何日か熟成させた上で、ここから話を「やっと本題」に発展させるとこだけど、このまま投げ返した方が編集長が悩みそうで面白いので、もう一回意地悪してやろ(笑)
月曜日は「自由テーマ」と絡めてアウトドアネタからも逸脱するような変化球にするから、もう一日がんばってねぇ>編集長
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Excerpt: う。まるでRyuさんと交換日記状態。 [ リレーエッセイ #20 ] 良い暇つぶしとは。からのリレー。 まぁ、話題をあまり変えずに掛け合いするっていうのも、また面白いのでは? ほんまで...
From: Gofield.com 編集長の弁
Date: 2004.12.19
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)24度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット。海況おだやか。 その後12時間:変風10ノット [潮汐表] (ネ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.05
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。(高)24度、(低)10度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット。海況おだやか。 その後12時間:変風10ノット [潮汐表] (ネ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.05
December 17, 2004
雷写真。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
午後にわか雨。西の突風。最高気温19度、最低気温10度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、ただしセパレーションポイントより北では25ノット。午前中に北西15ノット、ただしセパレーションポイントより北では30ノットに変わる。北部の海況は荒い。
[潮汐表] (ネルソン)
High 02:19 AM 3.9 m Low 08:24 AM 0.9 m
High 02:37 PM 4.1 m Low 08:50 PM 1.0 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ ときどき晴れ間がのぞいたが、ときどきパラパラとにわか雨も降る。海は一日中穏やか。
今日は、こちらの話をまったく理解できないお客様が二名いらっしゃって、参った。言葉の壁に苦しめられることはよくあるのだが、今日の方達は英語は大丈夫なんだけど理解力が極めて低いというパターン。
特に一人は、同じことを三回繰り返して、目の前でやってみせても理解できず、やっと理解してもらっても30分後には完全に忘れているという状態だったので、もちろん漕ぎ方なんて覚えられるはずがない。彼女は僕の前に乗っていたわけなんだけど、当然ながら一日中僕が一人で漕ぐ羽目に。
まぁ、二人とも楽しく帰っていったので、ヨシとしよう。 b&i 7
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■ 7月22日に、雷写真コンテストの話題をとりあげたが、応募された方はいらっしゃったのだろうか? TO-BEさんががんばってらっしゃったみたいだけど。
で、こんなのがあった。
プロはスゴイね。お見事。
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■
、最近なんだかものすごい混戦状態。僕自身はトップから転落してしまったんだけど、接戦で日々順位が入れ替わってるんで面白い。なんでここに来てここまで競り合いが始まったのか分からないけど、まぁ面白いんでよしとするか。
ももうちょっと盛り上がった方が面白いんで、クリックして応援してあげてください。
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何とこの写真の中に、自分の大学の景色があるではないですか。
とはいえ、卒業してから出来た物でまだ行ったことないんですけれど、マンモス大学なのに学術レベルを上げたりハイテク企業やベンチャー呼び込んだり、生涯学習系に力入れたり、で、その地域一帯更にとんでもない事になっているのは聞き及んでいたのですが、(私が在学中に既にメインキャンパスは軽く1マイル四方でビルがびっしり、でした)へぇ、こんな綺麗にしたんですね。
そのうち遊びに行こうっと。
へぇ、あれがそうなんですか。
しかし、大学ってすでに昔の話なんですよねぇ。
ほんの数年前まで学生だったような気がしてるんだけど、思えば大学受験してた頃の倍以上の年齢になってしまっているんだから、もう驚くほかはないっす。
年食うはずだなぁ。
December 16, 2004
[ リレーエッセイ #18 ] なんなんだ、この市場調査は?
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雷雨、午後にあがる。南西風に変わる。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、午前中に北20ノットに。午後に南西20ノットに変わり、セパレーションポイントより北では夕方に30ノットにあがる。海況はやや荒くなる。午前中の雨中視界良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 01:27 AM 4.0 m Low 07:35 AM 0.7 m
High 01:46 PM 4.3 m Low 07:53 PM 0.8 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 午前中は曇りでベタ凪。昼過ぎに東北東から小さなうねりが入ったが、風は吹かずじまい。14時前に南東からの風が吹き、急に強い雨が降り始めた。予報ボロボロじゃん。
本日は、日本人3人組と、中国人バックパッカー1人という東洋人だけのグループ。中国人が一人でバックパッキングしているっていうのは、ちょっと驚き。このところの経済急成長で、中国人観光客はまったく珍しくなくなり、中国人マーケットはどの業者にとっても無視できない勢いで成長しているんだけど、一人旅をする中国人って言うのはお目にかかったことがなかったし、彼自身も「僕みたいな中国人はいない」と笑っていた。彼はまだ学生なのだが、英語もきわめて堪能だったし、物腰も欧米人っぽさが漂っていて、中国が変わりつつあることを感じさせてくれた。って、彼だけかもしらんけど(笑) b&i 4
■ 本日は夕方から会社のパーティなのだが、何十人も「同僚」が集まるようなパーティに出るのなんかゴメンなので、サボることにした。ブログも書かねばならぬし。
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■ [ リレーエッセイ #17 ] 明るい話、通信販売といえばーからピッチャー返し。なんだよぉ、また逆回転かぁ? それとも皆で僕を集中攻撃することにしたのかぁ?
よろしい、受けて立とうではないか。
■ ところでいきなり脱線で恐縮だが、昨日いきなり
で編集長のブログが一位に躍り出ててビックリした。アウトドア総合でも一位。スゴイじゃん! 前月比500%増、くらいなんじゃないの?>編集長
それに引き換え、このブログはどうよ。ハンモック買おうかどうか悩んでるときはえらくスコア伸びたけど、買うの止めたらいきなり低迷って、何なの(^^;
■ まぁいいや、本題。
昨日の変臭長のエッセイが相当エキセントリックだったもんで、どうやって続けたらいいのかしばし悩む。う~ん、どうやったら朝からあれだけハイパーなエッセイが書けるんだ。本人は「人工海馬がない」と書いてるけど、実はすでにシリコンチップ人工海馬内蔵してるんじゃないのか?>偏秀長
ちなみに人工海馬どころかこんなことを言ってる人もいるぞ。ホラもここまで来ると見事だ。僕もかなりのホラ吹きの自覚があるが、これはもう尊敬するしかない。
あ、こんな無駄話をしている場合ではない。ともかく何か書かねばならん。何を書こう?
■ って、あの中のアウトドアネタって、暗い「アウトドアビジネス 2002-2003」とかいう市場調査くらいしかないじゃん。
うわぁ、なんだこれ、突っ込みどころ満載。そんなに突っ込んで欲しいなら、突っ込んであげるとするか。
何々、<マイナス成長要因>に、
市場を牽引し、成長を続けてきた「シューズ」「ザック類」市場のマイナス成長
ってのがあるな。
当たり前じゃん。シューズやザック類なんて、そういつまでも売れ続けるアイテムじゃないよ。服だったら毎年買い続けるなんてこともありえるけど、クツやザックを毎年買い続けたらどんなことになると思ってるんだ。
新規エントリーユーザがほとんど増えていない現状で、シューズ、ザック類で売り上げ稼ごうっていう発想がどうかしてるんじゃないの? んなの、ウチの2歳半の愛娘にだって分かる理屈だぞ。
あとさぁ、そもそも「マイナス成長要因」を分析している項目3つの中の2つに、「マイナス成長」っていう言葉が出てくるのって、どうよ。
いや、出てきても良いんだけど、さらにその「要因」を分析しないと意味がないじゃん。
「クツとザックの売り上げが落ちたので、全体の売り上げが落ちました。キャンプ・登山専用用品も売れてません。ウェアもいまいちですね。だから売り上げが伸びないんです。」
なんてセリフ、アウトドアショップの洟垂れアルバイト店員にだって言えるぞ。
仮に僕がショップ店長で、そんな報告してくる従業員がいたら、きっとそいつは五体満足では家に帰れないな。
要因を分析するってのは、「なぜそういうアイテムが売れていないのか?」っていう点まで踏み込んでナンボなんじゃないの?
アホらし。
■ っていうか、僕としてはそもそもの大前提たる「1.調査対象」に大疑問を感じるわけなんだけど。
メーカー・卸売業・小売業等、約160社に関して、アウトドア用品の体表的な企業を抽出し、調査・分析した。
ほぉ~ら出た、日本人の悪い癖だ、ハードばかりに目が行ってて、ソフトが無視されてる。
「アウトドアビジネス」ってのは、製造・流通・物販だけなの?
むしろ「アウトドア」ってのは「ソフト」、つまり「いかに野外で時を過ごすか?」という部分が本質なんだから、ビジネスで考える場合もソフト産業を視野から外しては何も始まらないんじゃないの?
だから僕としては、ここで「アウトドア用品の体表的な企業を抽出」という手法そのものが、さっぱりダメだと思う。
アウトフィッターとかアウトドア関連情報産業(出版やGofield.comのようなWebも含む)なんかを無視して、アウトドアビジネスの動向の何が分かるの? これじゃ「アウトドアビジネス」じゃなくて、「アウトドア・リテールビジネス」の展望じゃん。
■ そういう視点でしか「アウトドア」を捉えていないというところが、そもそもアウトドアビジネスの不振の根本的な原因なんじゃないか、というのが僕の意見。
つまり僕としては<マイナス成長要因>の筆頭項目に
0. アウトドア・ソフト産業の軽視
を挙げたい。
■ 前述の通り、そもそも「アウトドア」の本質っていうのはアウトドアグッズにあるわけではなく、「いかに外で楽しい時を過ごすか」にある。
僕らのようなガイドは、まさに「ソフトだけ」を売ってお飯を食べているので、その点は痛いほど分かってるんだけど、どうもこの点を忘れる業界人が多くていかんねぇ。
それで「売れない、売れない」ってぼやくんだから困る。そりゃ売れないよって。元々「アウトドア産業」ってのは、「モノを売る産業」じゃないんだもん。この産業では、物販はそもそも本来はオマケなんだよ。ジャパンはちょっと事情が特殊で、製造・物販がたまたま先行してしまっただけ。売れなくなってきたというのは、「まともになってきた」ということ。
最初に述べた通り、一通り道具が揃ったら、道具を買うスピードは鈍るのが当たり前。そしてそういう「道具を一通り持ってて、これからはあまりこれ以上は道具を買う予定がない」という人たちこそ、この「アウトドア」を支える層のはずなのだ。彼らにお金を使わせるとすれば、「ソフト」を提供するしかないじゃない。
だから今後もアウトドアで食いたければ、ソフト産業の方を充実させて上質な商品を提供することだな。
ま、上質なソフトが提供できるようになれば、それに付随した物販も伸びるはずだけどね。例えばシーカヤックだって、日本にエイベルタズマン国立公園並みのシーカヤック・フィールドが出来たとすれば、日本のシーカヤック関連用品のリテールは、数倍に跳ね上がるんじゃないの?
あと、アウトドアズマンじゃない層にいかに売るかってところもポイントだろうけどね。まぁ、そこまで言い出すと紙面が足りなくなるから今回はこの辺にしておこう。
■ さて、逆回転になったから、明日はごうちゃんだな。
と思ったけど、こうなったら片愁長と一騎打ちしてやろう。再度逆回転の再度ピッチャー返しだぁ。よろしくねぇ>偏執長
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December 15, 2004
愛用の○○○○ナイフ。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雨、次第に強くなる。北風。最高気温19度、最低気温11度。
[海洋気象] (エイベル)
西15ノット、午前中に北に変わり、セパレーションポイントより北では夕方に25ノットにあがる。北部の海況は荒くなる。視界は良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:35 AM 4.1 m Low 06:46 AM 0.6 m
High 12:58 PM 4.4 m Low 07:00 PM 0.7 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 予報では午前中から崩れる可能性があったんだけど、ツアー終了まではなんとか降らずにもってくれた。昼間には一瞬晴れ間がのぞいたこともあったし、北風もシーブリーズ程度の風力で良いセーリングが出来たし、久しぶりになかなか良いカヤッキングになった、ウン。 seal 7
■ 元同僚が今朝亡くなった。癌だったとか。昨年町でたまたまあったとき、おそろしくやせてて何か病気じゃないかと思ったのだが、やっぱりそうだったのか。年は僕よりほんの少し上。冥福を祈る。合唱。
しかし、これにはメゲた。
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■ 日本にいたときは葡萄酒などはほとんど縁がなかったのだが、流れ着いたのがワインの名産地。値段も手ごろだし地元贔屓気分もあるし、何より気候にピッタリで美味しいので、今はよく飲んでいる。
ビールってのは極めてカジュアルな酒。美味い飲み方の横綱は「汗をかいた後」だったりする、非常に分かりやすいシロモノだ。呑み方だって、カンからそのままってのもありだし、グラスを使うといったって、ビールグラス一個に何万円もかける人は珍しい。
対するワインってのは、もっともっと「嗜好品度」が高い。だいたい嗜好品って言うものは、そのモノずばりもさることながら、脇を固める小道具が重要だったりするもんだ。ワインの場合だって、グラス、オープナーは言うに及ばず、ツマミ、音楽、照明なんかも気になったりするんだから、改めてビールと比べると「同じ酒」とくくってしまうのがはばかられるような気さえする。
いや、「ちょっと待った! ビールだって同じくらいこだわってだなぁ(云々)」とおっしゃる方もいらっしゃるとは思うんだけど、あくまでも一般論だからね、とりあえず目くじら立てないでおくんなまし。なんせここは単なるマクラなんで、こんなとこで異論唱えられたら本題に入れなくなっちゃう。
ちなみに僕がもし「ビールかワインか、どっちかを選べ。以後、一生選んだ方しか呑めない」って言われたら、きっと僕はビールを選んじゃう。
で、「ラガーとエールだったらどっちだ?」と問われれば、迷わずエールだ。
ん? 何の話だったっけ?
■ ともかく話を戻すと、ワインは嗜好品度が高いのである。よって小道具にもつい凝ってしまいたくなるものなのである。
つい先日も、面白いグラスを見つけた。ワイングラスっていうのは、だいたいツルンとしているものだ。模様が入っているにしても、たいてい外側にちょっとだけってのが普通。
ところがそのグラスは、内側に一本りっぱな突起が走っているのだ。中で酒を回すと、この突起のせいで香りが立つというんだね。同じ作りのブランデーグラスもあって、なるほどと思ったのだけど、いささか良いお値段でシーカヤックガイド風情にはちょいと手を出しづらいシロモノだった。もうちょっと稼がないとイカン。
■ ってなわけで、まだグラスは「これだ」ってのを持ってないのだけど、オープナーはかなり気に入っているのがあるので、それを紹介してみよう。
とはいっても、ワインを呑みながら眺めたり撫で回すようなシロモノではない。『aki's STOCKTAKING』で紹介されていたものほど精巧で凝ったメカニズムではないし、高価なものでもない。
むしろ見た目は非常に安っぽく、実際に値段も非常に安いので、愛撫に堪えるような逸品とは程遠い。
でも「気持ちよくコルクが抜ける」という一点に関してはなかなかのツワモノ。しかも見た目ではそれを感じさせないシンプルなアイディアとクセモノぶりが、天邪鬼な僕のお気に入り。
安価で見た目がショボくて、でも実用的っていうところが、愛用している地下足袋とか手拭いとかの実用一点張りの道具に相通ずるところがあって、なんとも良いんだ。こういう潔い道具に、どうも弱いんだよなぁ。
■ さて、前置きはこれくらいにして、その「見た目がショボイが実用的なソムリエナイフ」、略して「ショボ実ちゃん」(「しょぼじつ」じゃなくて「しょぼみ」と読んでください)をご披露いたそう。

いや、だから何の変哲もない、安っぽいオープナーだって言ったじゃん。

いや、開いたって別に何も変わったところはないの。ホント、見ただけじゃ何がスゴイのかワカランのよ、これ。
ピンボケでよくワカラン? スミマセン(^^;

さてさて、んじゃ使ってみよう。モデルは7月19日のエントリーにも書いた、ジェイコブズ・クリーク。地元ワインじゃなくて西島(豪州)モノなんだけど、つい買ってしまうんよねぇ。悔しい。
ま、それはともかく、まずナイフでフォイルをカット。ここでいきなりちょいと小技が光る。オープナーについてるナイフって、ストレートブレイドが多いんだけど、このオープナーのナイフにはセレーションがついてる。要はノコギリ状の刃で、フォイルに引っかかって切りやすいのだ。けっこうポイント高い。

コルクが出てきたら、スクリューをねじ込む。この作業は、特に書くこともないのだが、さて、ここから先が問題だ。
この手のオープナーは、ボトルの口の縁に「支点」を引っ掛け、テコの原理でコルクを抜くわけなのだが、コルクが抜けていくにしたがって、支点と作用点がどんどん離れていってしまうのが難点。
では、ショボ実ちゃんのお手並み拝見。

はい注目。ボトルの口の縁に引っ掛けている部品(何て呼ぶのか知らない)、普通は端っこに引っ掛ける溝が切ってあるんだけど、ショボ実ちゃんの場合は、溝が2ヵ所切ってある。これがポイントなのだぁ。

またピンボケだ、ゴメンナサイ。でも、これが一段目のミゾを支点にしてコルクを途中まで抜いた図。普通のソムリエナイフだと、この辺から「大股開きで筋が攣りそう」になってくる。

ところがショボ実ちゃんの場合は、あわてず騒がず、二段目のミゾにさっさとステップアップ。

そうすれば、ほらこの通り、2歳半の幼児にでもちゃんとキレイに抜けてしまう。

問題の支点部品の拡大。関節がついてるのがミソなんだ。最初に一段目を使うときは、このように一段目のミゾを突き出すように関節を伸ばす。

そしてフィニッシュ前に二段目に切り替えるとき、関節を逆にチョイと曲げてやる。
これだけのことなんだけど、これがあるとないとでは雲泥の差。まさしく、コロンブスの卵。
価格は、えっと、忘れちゃった(^^; 大して高いもんじゃないのは確か。世の中ではラギオールのウン万円のソムリエナイフが売られてたりするけど、これはその数分の一の値段のはず。
欲しい方いらっしゃいます? 希望者多数なら、『龍の巣』で扱えるかどうか調べてみまっせ。
って、最後は商売モードかよ!(笑)
■ 関連過去ログ【ナイフ】
◎『ナイフの話』その1 (2004年4月18日)
◎『ナイフの話』その2 (2004年4月19日)
◎『ナイフの話』その3 (2004年4月20日)
◎『ナイフの話』最終回 (2004年4月21日)
◎『続・ナイフの話』前編 (2004年7月13日)
◎『続・ナイフの話』後編 (2004年7月14日)
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を、ビール派は
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Excerpt: 常用しているワインオープナー・コルク栓抜きだが、ちょっと変わっている。ソムリエナイフを進化させたって感じのものだ。...
From: aki's STOCKTAKING
Date: 2004.12.15
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風。(高)19度、(低)9度。 [海洋気象] (エイベル) 南西15ノット、昼前に東10ノットに変わる。海況おだやか。 その後12時間:南西15...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.30
σ(^_^;の愛用のソムリエナイフはソムリエナイフって呼んでいいのか?ってほどチープなデザイン(^-^;
確かイタリア物の雑貨屋の閉店セールで1英世程度だったから買ったよーな。
でも色使いと形がチープないい感じでいつの間にか愛用に、、、(^-^;
機能的にはRyuさんの2段になってるのはいいね。
数年前から欲しいのはこれ。
KEA
http://wineac.co.jp/shopping/sk/boj/
鳥の方のKEAも知ってたから、おお!って思ったよ。
NZ物かな?って思ってたけど改めて調べてみるとスペイン物だったんだね。
因みにジャックウルフスキンのソムリエナイフも持ってるよ。
ピクニックセットに入ってた(^-^;
これ、スペイン(だったと思う)のブランドですよね?>オープナー
ワイン専門店でピンからキリまで並んでいるのを見たことありますよ。
その2段階レバーが「国際特許」と書いてあったんでよーく覚えておりました。
日本で代理店がまだないなら龍の巣でさっさと廉価版をおさえてしまうのは確かにいいアイディアかも知れませんぞ!
さて、ここ数ヶ月美味しいワインを手ごろな価格で買えるスーパーでオージーのYellow Tailというのが大量に入荷されています。
何種類かある様ですが、コンスタントに在庫があるのはShirazとCabernet Souvignon。
Shirazの方がイチオシのようです。
オージーワインは最近「はやり」みたいでそこのスーパーには遂に独立コーナーも出来たんですよ。
(ちなみに数年前は南米ワインコーナーだった)
NZのワインもおいてある時があるので、お薦めをいくつかアップしてくださいマシ。
ちなみにそこでは面白いビールも手に入ります。
例えばハロウィーンの時にベルギーのパンプキン・エール、とか。
(結構美味しかったです)
おりょ、以外に反響大。
>編集長
ちょいと検討してみます。
>ミックスさん
KEAって可愛いじゃないっすか!
ところで、1英世って、\1,000でしたっけ?
いや、\1,000は漱石か。
英世、英世……。
もう忘れてきちゃって(^^;
>MMさん
スペインなんですか?
製造国書いてないんですよ。
国際特許かどうかもよくわからない。
Patent、としか書いてなくて、番号も何も書いてないんですもん。
でも、そういうところがスペインっぽいかも(笑)
NZワインを国際的に知らしめたブランドといえば、Cloudy Bayです。
もはやNZではなかなか手に入らないです。
あとねぇ、やっぱり地元びいきでこの辺のワインをついつい薦めてしまうのですけど、甘めのリースリングがお好きならばSeifreid(でつづりあってたかな?)、あとはRichmond PlainとかTe Maniaは、ときどきワイナリーまで行って試飲して買ったりしてます。
赤はTasman Bayってのが美味しかったりします。
でもなぁ、カリフォルニアワインにはコストパフォーマンス面で太刀打ちできないような気がします。
OZワインにも全然価格では勝てないし。
1英世は1000円ですよ。
漱石から切り替わった新札ですね。
って切り替わるって話は切り替わったってニュースを見るまで知らなかったσ(^_^;
以前居た会社はキャッシュディスペンサーの大手でもあったのに、、、(^-^;
因みに1一葉が5000円です。
Ryuさんのオープナーがスペイン製ならKEAも売ってたりして。
でもって日本より安かったら、、、欲しい!(^-^;
一番最近口にしたNZワインはCloudy BayのTe koko2000でした。
全般的にお高いから縁遠いね(^-^;
あ、お札切り替わったのか。
知らなかった。
どーりで分からんはずだ。
そーいや、一葉がどーたらってきーたよーな覚えが。
ミックスさん、クラウディベイ最近飲んだの?
良いなぁ。
8本!?
くっそぉ、ニュージーランドで手に入りにくいワインを8本も!
そんなことをする人がいるから、僕らが買えないのだ!
今度飲ませてね(笑)
Posted by: Ryu : December 17, 2004 6:46 PM今巡回先ニュースサイトの広告からたどってこんなものを見つけてしまいました。
http://www.rakuten.co.jp/e-smile/162834/346138/#343887
いつも思いますが、便利だけれど趣はない、と。こういうのは。
ちなみにショボ実ちゃん、地元のグルメスーパーで先日発見。
US$9.99です。
なるほど、確かに趣はない。
思うに、嗜好品って便利さを追求しすぎるとダメなんじゃないかと。
やっぱり、便利さよりも趣ですよ、嗜好品は。
だって、「趣味」っていうじゃん。
ショボ実ちゃん、そっちにもありましたか!
US$10かぁ。
えっと、こっちでいくらだったっけ?
実はちゃんとした価格、忘れてます(^^;
December 14, 2004
[ リレーエッセイ #16 ] 明るい灯り、暗い灯り
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
朝のうち曇り、のち晴れ。南西風次第におさまる。最高気温19度、最低気温12度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北:西25ノット、午後に15ノットに落ちる。
その他のエリア:変風10ノット。
北部海域は荒いが次第におさまる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 05:57 AM 0.5 m High 12:12 PM 4.5 m
Low 06:09 PM 0.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ やっとやっと南西がおさまる気配! めでたい!
と思ったら、明日から雨か。上手くいかないもんだな。
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■ 極々私的なメモ。
昨夜のアホ一家の会話。
あほ娘「おやすみー」
アホ父「こら寝るな。テレビ見るぞ」
阿呆母「『それもいいなー』って思うから、いらないこと言わないの!」
あほ娘「おやすみー」
阿呆母「はいおりこうさん、ベッドに行こうね」
アホ父「こら、テレビ見るぞ」
去っていく母娘。そしてベッドルームから漏れ聞こえてくる会話。
阿呆母「よく悪魔の誘いを振り切ったねぇ」
あほ娘「そうねぇ」
阿呆母「あれは悪魔だからねぇ」
あほ娘「そうねぇ」
こら、何が「そうねぇ」だ、どこでそんな相槌を覚えたぁ!(笑)
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■ リレーエッセイ #15 暗い暗い・・・よりバトンタッチ。
一昨日はごうちゃんがバトンをを落としたから、どうせ今日は編集長の番だろうとタカをくくってたら、いきなりごうちゃんから「ピッチャー返し」が来た。逆回転か。まぁ、よかろう、ちゃんと回ってたらどうせ今日が順番だったんだし。
あ、ちなみにごうちゃんは一回フライングしてたんで、今回のと落としで差し引きゼロってことで、今回のはノーカウントにしてあげる(笑)
■ って、お題は明るい話? あれだけさんざん暗い話されたら、明るい話なんぞ急に思い浮かばんぞな(笑)
っちゅうか、まさかホンマに暗い話書くとは思わんかったぞぃ(^^;
まぁそれでも、確かにこっちは明るい。なんせ夏至直前の紫外線が一番強い時期だ。空気の微粒子一粒一粒がキラキラと発光しているんじゃないかと思うような見事な色彩。
しかも緯度が高いので、日没は21時ごろだから、21時半くらいまで暗くなりゃしない。朝もやたら早く夜が明ける。僕が休みの日くらい、もっと遠慮して9時ぐらいに夜明けにならんもんかね?>太陽くん
さらに今年は、どうしたわけかまだ透明度が落ちない。まだ10m以上は軽く見通せて、とても初夏の水とは思えない。雨が少ないせいもあるし、風が基本的にオフショアだっていうのも一因だろうし、南風ばかりが吹くので例年に比べて水温の上がり方が遅いってのもあるだろう。
ともかく、今エイベルタズマン国立公園を訪れている人は、至福の体験が出来ているっていうこと。ホント、僕らが唖然とするくらいキレイなんだから、来るなら今だよ。次の嵐までに来れば、素晴らしい景観を保証できる。

でも、明日から雨が降るらしいから、今日が最後だろうな。この季節、雨や嵐で一度濁ると、もうおそらく秋まで透明度は回復しない。
今あわててチケット手配しようと思った方、残念でした。
■ ところで、以前も書いたことあると思うんだけど、僕はキャンドルランタンとヘッ電しか持っていなくて、LPGだのガソリンだの灯油だののランタンは使った経験さえない。正直にいえば、使っているところを見たのも、昨年のツアーリーダー・セミナー某会場が初めてだった。
あの光量には驚いたねぇ。って、原始人か、僕は。
でも、やっぱり個人的にはあの光量はいらない。実は会社のキャンプツアーでも、この手のランタンは使わない。焚き火と、キャンドルだけ。これはウチの会社だけじゃなくて、ヨソの会社も同じ。これで十分だし、むしろこれ以上明るいと「何か」をスポイルしてしまう気がする。
何より、ランタンの燃焼音ってどうも鬱陶しい。料理するときのストーヴの音は良い。料理ってのは、アクティヴな行為だから。でも、いったん料理が終わってくつろごうというとき、ゴーゴーと燃焼音がなってるのはどうにもうざったいし、明るすぎるのもイヤだ。
むしろ、明るくしすぎて自分のキャンプサイトに「光の結界」を張ってしまうと、自然から背を向けてその結界の中に閉じこもってしまう感じがしない?
それこそ、なんだか根暗っぽい。
ってなわけで、「明るいキャンプ」ってのは「暗い灯り」にポイントがあると個人的には信じていて、今後ともLPG、ガソリン、灯油なんぞの明るすぎるランタンを買う予定はないのであった。
決してビンボーの言い訳をしているわけでもなければ、南半球の辺境ではそういう道具が手に入らないからというわけでもない。ないったら、ないのだ。
■ 『野外道具屋.com』は売るものがなくて暗いらしいが、『龍の巣』は安泰。ことさら冬向けの商品は仕入れてないんだけど、日本が寒いときはこっちが暖かいからね、通年同じラインナップで商売が出来る強みがあるのだ、ワハハ。
あと、今日はオーストラリア製品を日本にどんどん売り込みたがっている日本のオーストラリア領事館から、『龍の巣』を紹介したいというオファーも受けた。ワハハ、天の恵みだ。
■ と、最後は何やら躁気味になっただけで、明るい話題なのか暗い話題なのかよく分からなくなっちゃったけど、とりあえず『Outdoor-Market.com』の編集長に回してみるか。よろしくぅ。
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■ キャンドルランタン派は
を、化石燃料ランタン派は
を、両刀使いの方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1173
Excerpt: [ リレーエッセイ #16 ] 明るい灯り、暗い灯り から、リレー。今、東京のホテルでして、NHKのニュース見ながら、Ryuさんのブログを読み終わったところ。 僕もキャンプサイトは暗くて...
From: Gofield.com 編集長の弁
Date: 2004.12.15
December 13, 2004
《 自由テーマ 》 規格、そろそろ統一しない?
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。最高気温19度、最低気温10度。
[海洋気象] (エイベル)
南西20ノット、セパレーションポイントより北では西30ノットが午前中に南西15ノットに落ちる。北部の海況は荒いが次第に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 05:06 AM 0.5 m High 11:27 AM 4.5 m
Low 05:20 PM 0.5 m High 11:44 PM 4.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。最高気温19度、最低気温6度。
[海洋気象] (エイベル)
南西20ノット、セパレーションポイントより北では西30ノットが夕方に南西15ノットに落ちる。北部の海況は荒いが次第に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 04:15 AM 0.6 m High 10:42 AM 4.3 m
Low 04:33 PM 0.6 m High 10:53 PM 4.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 一昨日、昨日、今日と、三日連続で予報がほとんど一緒じゃん。この強烈な南西は9日からだから、もう5日目。12月になってからこれだけ長いこと南西が続くのって、過去数年で初めてかもしれない。
毎日快晴なので家にいる分には快適なんだけど、海は大変だ。しかも、今日は大潮か。モーニング・ティー休憩するビーチがないんじゃないの? ご愁傷様>同業者諸君
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■ 月曜日に「自由テーマ」をやるようになって、なんか一週間がやたら速くなったような気がする。
今まではどっちかというと『パドルの向くまま、気の向くまま』的なネタが多かったので、今日はもう少し『Aotearoa Mail』っぽいネタでいってみよう。
というわけで、まず写真を一枚ごらんいただこう。

これがニュージーランドの電源コンセント。ごらんの通り、日本とはずいぶんと形が違うのだが、実際に通電するのは上の2本で、下のはアース。だからアースが省略された「ハ」の字の2本だけのプラグもよく見かける。
もちろん、日本の電化製品をこちらに持ってきて使いたいという場合は、アダプターが必要。

「Oタイプ」というヤツで、電気屋さんやデパートの海外旅行用売り場で手に入る。ご覧のように、このアダプターからもアースは省略されている。

こうやって日本型のプラグに差し込めばOK。ただしこの写真はわざと途中で止めて撮ってるけど、言うまでもなく実際にはちゃんと奥まで差し込まないと危険。
■ ついでに久しぶりに英語ネタに脱線すれば、「コンセント」っていうのも、自動車の「ハンドル」、「ウィンカー」などと同じく、英語ネイティヴには通じない奇妙なジャパングリッシュの1つである。英語ではpower point、米語ではoutletが普通の表現じゃないかと思う。
ちなみにコンセントと発音する英単語は2つあって、一つは「concent=調和、一致」、もう一つは「consent=同意する、承諾する」である。後者にも「一致」を意味する名詞もあるので、おそらく古くは同じ単語だったのだろうが、いつの間にか綴りが2つになって意味も分かれてしまったんじゃないかと思うが、さらにそれが極東に伝わると「電源」という意味になってしまうってのが面白くも不思議だ。
■ 話を戻すが、プラグの形の違いはともかく、日本人にとってちょいと珍しいのは、横にスウィッチがついていることじゃないかと思う。僕も最初見たときは「なんで電源にスウィッチが必要なんだろ?」と首をかしげたし、電化製品のスウィッチが入らず、長いこと頭を抱えた結果、この大元のスウィッチが切れていたっていうこともしばしばあった。
こんなものがついてる理由は、どうやら電圧の違いらしい。ニュージーランドの電圧は230Vと、かなり高圧なのだ。漏電したときや感電したときなどは、このスウィッチを切ってしまうのが安全確実というわけだ。
あと、最近日本でも火事の出火原因として、電源プラグにたまった埃に引火する例というのが知られるようになってきているが、電圧が高ければ高いほどそのリスクも大きくなるそうなので、使っていない電源はスウィッチオフしておくのが防火にもなるという(日本の場合は、赤ちゃん用品売り場に売ってる、電源カヴァーでもつけておくしかないか)。
■ 日本の電圧はご存知の通り100Vなので、100Vにしか対応していない電化製品をこちらで使う場合には、変圧器が必要。
ところが最近は、100~240Vに対応した電化製品も多い。僕の持っているシェーヴァーやラップトップPCもそうだ。
でも、そういう製品を日本で買っている場合はご注意を。AC/DCアダプタは240Vに対応していても、アダプタとプラグの間が100V用コード(実際には125V用というのが多いようだ)で繋がれていることが多いのだ。こういうコードで230Vとか240Vとかの電源に突っ込んだ場合、本体はもちろんAC/DCアダプタで守られているからなんともないのだが、100V用コードが最悪の場合発火することもあるという。
手元の電源コードをよくご覧いただくと、「7A 125V」などと書いてあったりするのがお分かりかと思う。
ちなみにPCの場合は、こっちの電気屋さんにいけば240V対応のコードだけを売っているのでご心配は無用。値段だって$10

右が日本でPCを買ったときに付属してくる100V用コードで、左がこちらの電気屋さんで売ってる240V対応のコード。
■ で、僕が日本に行くときは、この両方のコードを持って移動するわけだね。一度家を出たら日本に着くまで一度もPCを立ち上げないというのならば、240Vコードは置いて行ってもいいのだけど、移動時間が長いのでどうしても途中でPCを立ち上げることもあるので、ヤヤコシイと思いつつも両方を持つ。鬱陶しい話である。
電源プラグの形と電圧くらい、世界で統一して欲しいものなのだけど。
■ この手の鬱陶しさの話を始めると、実は電源なんてのは可愛らしいものだったりする。改めて回りを見回してみると、世界がこれだけ小さくなってきているにも関わらず、統一されていない規格の多いこと!
一番腹が立つのが、DVDとかヴィデオゲームのリージョンコードというヤツだ。例えばプレステ2はニュージーランドにも売っているが、ハードもソフトも日本とはリージョンコードが違うので、見た目にはまったく同じものでも、日本のハードでニュージーランドのソフトをプレイすることは不可能。DVDもリージョンフリーのプレイヤーを持っていない限り、同じことが起こる。
この新しいメディアのリージョンコードってヤツは、グローバルスタンダードっていう流れに完全に逆行するものなので、腹立たしいことこの上ない。
我が家の場合、基本的にはニュージーランドのソフトは諦めている。ゲーム類だと、ニュージーランドには日本ではお目にかかれないラグビーモノなんかがあったりしてそそられるんだけど、同じハードの日本版とニュージーランド版を買い揃えるなんてアホらしすぎる。DVDも、今のところこちらではソフトを買わないようにしている。将来的にはシンガポール辺りでリージョンフリーのプレイヤーを手に入れようと思っているのだけど、こっちのヴィデオレンタルショップなどで、好きな映画のDVDを投売りしているのを見ると、本当に腹が立つ。
例えば、僕の大好きな『マトリックス・シリーズ』、日本でも近日『マトリックス・アルティメット・コレクション 〈10枚組〉』なるものが出る。アマゾンの割引価格で\12,600(税込)となっているが、実はもうこっちは発売されていて、定価でNZ$89.99(税込)だ。
『ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOX セット』と、絶対覚えられないような長い名前の特別版とセットにすると、日本だと割引価格が\37,296(税込)、こっちだと定価でNZ$149.98(税込)。
今はだいたいNZ$1.00=\75くらいなので、ご興味をお持ちの方は計算していただけるとお分かりかと思うが、こっちの定価は日本の割引価格の半分くらいなのである。つまり、日本で両ソフトを買う金があれば、ニュージーランドなら同じモノを買った上で、ニュージーランド・ソフト用のDVDプレイヤーまで買えてしまうのである(安いプレイヤーだったら、5.1chサランド搭載モデルでも$100を切るものがあるのだ)。
無駄な買い物が大嫌いな僕が、今どれだけ激しく悩んでいることか!
■ あと、これは歴史が長いし、もうすっかり浸透してしまっているのでいまさら変えるのは不可能だとわかってはいるのだけど、自動車の右ハンドル、左ハンドルってのも、なんだかなぁと思う。
ちなみに右ハンドル左側通行っていうのは、基本的には英国系の国を中心としたマイノリティで、もちろん英国系の国の一つであるニュージーランドは、日本同様に右ハンドル左側通行。その点では我々日本人にとっては不都合はないのだが、実は世界中をみると左ハンドル右側通行が圧倒的に優勢だ。海外からの観光客が運転に苦しんでいるのを毎日のように見聞するので、何とかならんかと思ってしまう。
ところで、なぜ英国が右ハンドル左側通行になったかご存知?
これには諸説あるそうなのだが、一番有力な説はこういうものだ。
英国では、一頭立てまたは二頭立ての馬車がメインだった。右利きの御者は、ムチが後ろの乗客や荷物に引っかからないように、当然右側に座る。そしてすれ違うときは、なるべく視界を広く確保するために、自分が道路真ん中付近に位置しておきたいので、馬車を左に寄せる。こうして英国では「御者は右側、すれ違うときは左側通行」という伝統が出来たらしい。
対する大陸、特にフランスでは、四頭立ての馬車が主流だったという。四頭立ての場合、馬四頭が横一列の並ぶわけではなく、前に二頭、後ろに二頭という形にする。この場合、右利きの御者は左後ろの馬にまたがる。右手ですべての馬にムチをふるうには、この位置が一番便利だからだ。そうなると、すれ違うときは当然英国とは逆に、右側に馬車を寄せることになる。こうして大陸式の「御者は左側、すれ違うときは右側通行」という慣習が出来た。
[ 参考文献:『ロンドン 旅の雑学ノート』玉村豊男(新潮文庫) ]
■ 僕の場合、仕事柄いつも頭を悩ませるのが、ヤード・ポンド法とメートル法。ヤード・ポンド法は「Imperial System」という、いかにも大英帝国らしい呼び名を持ってるにも関わらず、英国では最近はメートル法が浸透しているので不便はない。
厄介なのが米国人だ。海外での生活や仕事になれた国際的な米国人の場合は問題ないのだが、実はそういう人は非常にまれで、ほとんどの米国人はメートル法をまったく理解できないので、僕らも良く喋る数値に関してはヤード・ポンド法も覚えておかないと話にならない。ここの潮汐差は15フィート、マラハウ - アンカレッジ間は7マイル半、などなど(米国は確かに人種のルツボで、国内が「国際社会」の縮図なのは間違いないのだが、欧州人と違って案外他国での生活には慣れていない)。
あともっとややこしいのが、靴のサイズ。ニュージーランドは英国式だが、米国式とは数値がちょうど1ずつずれるし、欧州式は良く分からない二桁の数字、さらにジャパンはcm。とてもじゃないがこの4種類を把握して、「私はオランダでは42なんだけど、どれかしら?」なんてきかれたときにたちどころに答えるなんていう離れ業はできない。頭が痛い。
僕自身は、日本では25.5cm、米国では8、ここでは7、欧州では40.5。あぁややこし。
ちなみに今はすっかりメートル法になってるニュージーランドも、新生児の体重身長はいまだにインペリアル法だし、パブでビールを飲もうとすると相変わらずパイント表示。まぁ1パイントが中ジョッキ、半パイントが小ジョッキだと思っておきゃ良いんだから問題はないけど。
■ 全世界の言葉を統一しろとか、自動車を全部左ハンドル(あるいは右ハンドル)に統一しろとか、そういう無理難題をいうつもりはないけど、ヴィデオゲームやDVDのリージョンコードなんてハード側をすべてにリージョンフリーにすりゃ良いんだし、靴のサイズなんかも比較的簡単に統一することが出来るはず。
あと、米国もそろそろメートル法に移行した方がいいんじゃないのぉ? まだ今世紀いっぱいはかかるのだろうか。こういう細かぁ~いところを見ていると、本当の国際社会はまだまだ遠いような気がする。
まぁ、短期旅行者にとっては、こういうのも「旅情」をかきたてる小道具になるのかもしれないけど、やっぱり不便だわ。
と、『Aotearoa Mail』っぽいネタで始めたのだが、最後は結局『パドルの向くまま、気の向くまま』っぽくなっちまったか(笑)
■ 関連過去ログ【英語】
◎アルミコーティングのチタン!?(2004年4月14日)
◎キウィ英語と米語(2004年4月15日)
◎続・キウィ英語と米語。(2004年10月6日)
◎クッカー? スキレット??(2004年10月21日)
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■ 両人気ランキングサイト、最近順位の入れ替わりが激しく、なかなか面白いことになってきました。ぜひ
と
を押して応援をお願いします。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1166
この規格の統一性のなさ、不便は不便ですけれど、逆に「世界はまだまだ広い」ということが一番手っ取り早く実感出来て結構楽しいかも、なんて思ったりもしますよ。
心に余裕があるとき限定ですけれど(爆)。
ウチのダンナもアメリカとアジア諸国通ってますが(ここ2年で定期的に回ったのはマレーシア、シンガポール、韓国、日本、台湾、中国・・・だったでしょうか)、心配したほどには不自由してないみたいですよ。
仕事がらみだと大抵オフィスとホテルと空港中心なのでどこもスタンダードの様です。
唯一文句を言っていたのが日本と韓国の携帯電話方式ですね。
今それ以外の大抵の国ならGSMでSIMカードさえ換えれば1台の携帯で用が足りますから。
数字的に規格の差で一番頭にくるのは陸上競技観戦時です。
走り高跳びとかマラソンとかインチやフィートやマイルでとんでもない分数や小数点で表示されても全然訴えないんですってば(涙)。
逆にアメリカ人には「何メートルの壁」みたいなのがないから精神的に記録を破る為の足かせが他の国の選手たちと違うのかなぁ、とも思います。
我が家の長男も水泳教室で一段上のレベルにあがって1月からオリンピックサイズのプールで泳ぐんですが、「プールの長い方の距離って何『フィート』?」って訊いてきましたものね、やはり。
どうしても統一して欲しいのは安全に関わる事ですね。
Ryuさんには昔別ルートから間接的にお教えしたような気もしますが、確か火星探査機がアメリカとそれ以外の国のエンジニアリングチームでインペリアルとメートル法を統一しないまま混在した数値を使ってプログラミングをしたせいでお釈迦になったんです。
でも、普段アメリカ人がいかに「世界標準ボケ」しているか身をもって知らしめられている自分としてはそんなに驚かなかったですけどねぇ・・・驚かなくなっている事自体が大問題ですよね、ウン。
うん、余裕があれば、面白いこともあるんですけどねぇ、腹の立つことの方がやっぱり多いっす。
そうそう、携帯のことは書き忘れてました。
NZの携帯がジャパンでも使えれば問題ないのに、ジャパンに行く度にプリペイドを買って使い捨てにするのは、ホントなんともやりきれんです。
火星探査の話、聞きましたねぇ。
唖然としました。
宇宙開発にインペリアル法を使うっていう発想自体が、どうにも信じがたい。
あ、そういえば、工具もミリ単位のものとインチ単位のものでは違うんですよねぇ、レンチとか。
あれも面倒だ。
ただねぇ、インペリアル法って、日本の尺貫法同様、もともとは身体のサイズが基準になったり、穀物が基準になったりしている度量衡だから、本当は文化の根幹に関わってくるものであって、無味乾燥なメートル法に駆逐されるのはもったいなかったりもするんですけどね。
でも、不便だ!
あと、ハイテクのリージョンコードだけは絶対に許せん!
う~ん、しかし、マトリックス10枚組み、DVDプレイヤーを無駄買いしないために日本語版を買うべきか、それともNZの内需拡大のためにこっち版とDVDプレイヤーを買うか……。
いや、いっそのことDVDプレイヤーはリージョンフリーを買うか。
でもそれだったら7.1chが欲しいな。
そんな金ないぞ(泣)
それから、
コインの数字と言うのも文化の違いを感じますね。
アメリカはご存知の方も多いと思いますが、1ドル=100セントと言う事を踏まえて、
その半分=50セント=呼び名は『ハーフダラー』、
4分の1=25セント=『クォーター』、
これに10セント、5セント、1セントが絡みます。
ある日息子の算数の事で実家の母に小学校低学年児に10進法を体得するさせるのは小銭を数えさせる事、と言われて、そこではじめて「あ、そうか、こちらはコンセプトとして10進法オンリーで小銭勘定は子供に教えられない」と気が付いたのでした。
だから、7歳の子供に「83セントになる小銭の組み合わせを○通り書き出しなさい」なんていう宿題も出るわけで。
日ごろから数字に関して意外と分数使うんですよね。
つい最近(1-2年前)まで株価も分数表示だったんですけれど、さすがにデジタルの波に負けて小数表示になったし、料理の分量でも日本なら小さじと大さじ以外はグラムやcc表示なのにこちらだと「8分の1カップ」なんて出てます。
カップと言えば、Ryuさんの麗しき奥方に突っ込まれた事があったのですがアメリカは1カップ「約」240cc、NZはどうやら250cc、日本は200cc(でも1合は180cc)・・・嗚呼、ナントいい加減。
・・・と、規格ネタは結構身近にありますね、やはり。
どなたかフランス文化圏にお詳しい方いらっしゃると数字に関してもっと面白い話が聞けると思うんですが、こちらのブログ周りではいらっしゃいませんか?
なんでも12(ということはダース)区切りだと伺っておりますが。
こっちのコインは、5c、10c、20c、50c、$1、$2で、クォーターはないですね。
クォーターがあったらややこしいなぁ。
そういえば、インチは2と8分の3インチ、なんていう表示があったりしますね。
あれは脳波が止まります、ホントに。
普段からインチ定規を使い慣れてないとダメっすね。
そうそう、カップの話、ありましたよねぇ。
料理してて「水1カップ」って言ったって、どこのレシピか確認しないとえらいことになるんですよね(笑)
200と250って、とんでもない差なんですけど(^^;
フランス文化圏に詳しい人、どなたかいらっしゃったかな?
う~ん、大学の先輩や後輩にはいたけど、それこそきっとあの連中はフランスで行方不明になってそうだしなぁ(笑)
あ、今年くらいからなぜかフランス人観光客が激増しています。
今までほとんどいなかったのに、最近はちょくちょくカヤックツアーにもいらっしゃいますよ。
しかも、先日は完全なクィーンズイングリッシュを操るバイリンガル・フレンチまで現れました。
この人も、別に小さな頃イギリスで過ごしたとかじゃなくて、就職してから必要になって英語を後天的に身につけたという人で、フランスにもこういう人がいるんだと驚嘆しました(笑)
しかし、何でも12区切りか。
きっと指が6本ずつ生えてるんだな、フランス人は。
コメント入れ食い(爆)。
>でもそれだったら7.1chが欲しいな。
5.1はあると思いますけど7.1もあるかどうか年末シンガポールの予定の大コブに調査させますか?
あそこも240Vですが、プラグの形状はNZと違ってます。
>そんな金ないぞ(泣)
うーん、もうけさせてあげたい。
でもハンモックテントもまだですよねぇ、キャンプシーズンだというのに。
(と、昔の話を掘り返す)
まあ、やりきれない時にはこんな英語脱線ネタサイトで「文化の違いも何とやら」と「旅の恥はかき捨て」ダブルパンチでやりきれないイライラを解消してくださいまし>上司殿。
www.engrish.com
あ、ハンモックが蒸し返された(^^;
そう、買ってないんですよ。
でも、例年に比べて気温が低いんで、買ってなくて正解かもしれないです。
まだ今月は使えそうにないですね>ハンモックテント
えっと、7.1ch、なんかのついでがあればちょいと見ておいていただけると嬉しいです。
でも高そうだなぁ。
あ、そうそう、コインのところで書き忘れましたが、そもそもこっちはEFTPOSっていう日本で言うデビットカードが普及しまくってるんで、ほとんどキャッシュレス社会なんですよね。
コインも、さっき書いててあってるかどうか心配になったくらい、普段「ゲンナマ」に接する機会がないんですよね。
子供、金勘定、お釣りの計算とかできなくなりそうだなぁ。
engrish.com、こういうサイトやっぱりあるんですね。
実は、この手のネタって我が家にもゴロゴロ転がってまして、そのうちやってやろうかと思ってたんですけどねぇ。
娘の服なんか、この手のものの宝庫ですよ。
赤ん坊向けのパジャマに「Cuty Mind」とかプリントしてあると、「これはなんなんだ?」と一晩悩んだりします(^^;
眠れぬ夜にネットで遊ぶ不良主婦、ググって参りました、フランス語と12の謎。
いやなほどヒットします(笑)。
どうやら中世まで60進法だったのですね、フランスは。
で、こんなサイトの頭の方にある感じでフランス人の脳味噌は構築されているようです。
http://www8.plala.or.jp/curiocity/sensei/backnumber/past000/page184.htm
60進法と言えば、テニスのポイントの数え方も本来は60を4等分して0・15・30・45となるはずが、45の5が途中でなくなってしまったらしいです・・・
アメリカでも目に見えるものが6個あったらやっぱる大抵の人はhalf dozen(1ダースの半分)っていいますね。
卵もダース売りだし。
究極はこちらのサイトですかね?
http://www.sf.airnet.ne.jp/~ts/language/numberj.html
海外出張が多いので、毎度コンセント、もといOutletとモデムを揃えるのに悩みます。ほんとに統一規格はないもんでしょうか。ヨーロッパを回ると国ごとに違うんで困ったもんです。
昨年、北京でリージョンフリーのDVDプレーヤーを買いました。日本円にして4000円くらい、(闇市場で売られてる)VCDとかも再生でき、NTSCPAL変換もばっちりで5.1Ch対応です。良い買い物でした。
ところで、今週末から年末までNZに行きます。今度は休暇とって遊びです。友人の家に泊まるのでTaupo,Taurangaあたりをのんびり散策してきます。
Posted by: Tomboy : December 14, 2004 9:53 AM>MMさん
うわ、またこれは面白いのを探してきてくださいましたね!
特に後者は圧巻だ、参った。
60進法か。
こりゃ絶対、文明開化初期に、6本指で手足が10本のエイリアンに数学を教わったに違いない。
しかし変な数え方するのはフランス人だけじゃないのか。
アイヌも相当変ですね。
時間を言うときは英語でも日本語でもten to five(五時十分前)のように引き算をつかった表現方法ありますけど、普通の数字の言い方に引き算使うってのがスゴイ。
へぇぇ。
dozenはこっちでも使いますね。
僕も10個くらいって言うときは、最近はdozenっていうようになってきました。
こういうのは、数えてるというより口からとっさに出る表現だから、あくまでも慣れですね。
そういえば、日本では万、億、兆という位上がりが4桁ごと、英語はthousand, million, billionと3桁ごとで、最初はとまどったものですけど、最近は英語表現の方が自然な感じがしてくるようになりました。
表記するときに10,000,000って、3桁ごとにコンマが打ってあるんだから、そりゃ英語の方が読みやすいに決まってるんですけど。
しかし、数体系は面白い。
あと、高杉さんのこのサイトはさらに面白い。
良い物を教えていただきました。
>Tomboyさん
別のエントリーにコメントをいただいてましたので、こっちに移し変えました。
だから時刻はウソです、スミマセン。
北京では4千円なんですか! それは欲しい。
とはいえ、北京経由の便なんてないし、中国語さっぱりダメな僕は、そんな闇市場に行き着くだけで大変そう。
やっぱりシンガポールか……。
NZいらっしゃるんですね。
いい季節ですよ。
タウポ、タウランガ、良いですねぇ。
ゆっくりお楽しみ下さい。
『龍の巣』サーヴァ不具合のお知らせ
■ 【『龍の巣』サーヴァ不具合のお知らせ】
申しわけございません、昨日12日夜より、メールの読み出しが出来なくなっております。12日以降にお申し込みやお問い合わせをいただいております場合は、大変お手数ですが、
paddle@onjix.comに再送をお願いいたします。
■ 【『龍の巣』サーヴァ復旧のお知らせ】
お騒がせいたしました、復旧したようです。旧来通り、お問い合わせやご注文にはryu.t@ihug.co.nzをご利用下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1163
December 12, 2004
『龍の巣』クリスマスセール情報
■ 【『龍の巣』クリスマスセール情報】
再告知。
日頃のご愛顧に感謝し、当ブログ読者の皆様だけを対象に、クリスマスセールを開催いたします(『龍の巣』の店頭では告知しません)。
お申し込みの際に、合言葉「お願い、NZのサンタさん!」とお書き添えいただければ、全品一割引にいたします。
さらに、以前「お客様の声」にご感想をいただいたお客様の場合は、端数もおまけします。例えば、「フリルネック U.T.E.」の一割引は\4,320ですが、ご感想をいただいているお客様の場合は、なんと\4,300!!
ありゃ、これじゃたった\20か(^^;
えっと、じゃぁ「Sleepwalker シュラフ」の4シーズンLサイズならどうだ。こちらは定価\22,000ですから一割引は\19,800。これを「お客様の声」にご感想が掲載されているお客様の場合は、なんと\19,000! うわわ、こりゃけっこう割引額大きいなぁ、$10以上だ、イタタタ(^^; まぁいいや、クリスマスだ、縁起物だ、ご祝儀だ。もってけドロボォ。
さて、セール期間は12月1日(水)00:00~12月21日(火)23:59(日本時間)です。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1161
December 11, 2004
[ リレーエッセイ #14 ] 焚き火。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。最高気温18度、最低気温11度。
[海洋気象] (エイベル)
南西20ノット、セパレーションポイントより北では午後に西30ノットに。北部の海況は荒くなる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 03:24 AM 0.7 m High 09:54 AM 4.1 m
Low 03:45 PM 0.7 m High 10:02 PM 4.1 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 4シーズン目以降、「初めての海況」には久しく遭遇していなかったのだが、7シーズン目に入ってから久しぶりに「初めての状況」を体験。
一昨日、昨日と同じく、強烈な南西が吹くことが予想されたが、同時に午後からシーブリーズが吹く可能性もあった。
僕はマラハウ発マラハウ帰着のツアー担当となっていたのだが、普通新人ガイドが回されるはずのそのツアーに僕が割り当てられていたのは、この予報のせい。つまり、シーブリーズが吹けば予定通りマラハウ帰着、南西が吹き続ければそのまま北上してアンカレッジ帰着のツアーに変更するという、柔軟な対応を期待されていたわけである。南西→シーブリーズの変わり目を読むのは、確かに新人にはちょいと荷が重い。
で、マラハウ出発直後に強い南西が吹き始めたので、すぐにセーリング。
モーニングティーの途中で、上空の雲の動きがにぶり、シーブリーズが吹く気配がかすかに。そのまま北上してウォータリング・コーヴに差し掛かった頃、海面レヴェルでの南西がピタリと止まり、シーブリーズの気配が濃厚に。
本当はマラハウ帰着の場合はウォータリング・コーヴに止まるつもりだったのだが、パワフルなグループだったのでテ・プカテアからでもマラハウまで漕いで戻れると判断し、そのままテ・プカテアへ。
昼食中に順調にシーブリーズが吹き始め、相当な風速に。ベースに連絡をいれ、マラハウ帰着することを告げ、14:00ごろテ・プカテアを出発。
すると、アクアタクシーが近づいてきて、「ロードステッドは25knの南西が吹き荒れてて、絶対に戻れない」という。マルボロ・サウンドじゃあるまいし、たった1km先で逆の風が吹いてるって、そんなの冗談だと思ったが、本当だという。
普通は、快晴で南西の風が吹いている日は、南西とシーブリーズが上空で押し合いへし合いのケンカをして、勝った方が吹き荒れる。どちらが勝っても、海面レヴェルでは相当な風が吹くのだけど、今まで両方が吹いたことはない。必ず、どちらか一方が吹いていた。
ともあれ、実際に南西が吹き荒れてるんじゃ仕方ないので、北に進路を変えてアンカレッジ帰着に切り替えた。時間が思いっきり余ったので、もちろんピナクル島にも立ち寄った。良いツアーだった。
後から山の上から確認すると、確かにマッドマイル周辺だけは北からのシーブリーズ、ロードステッドでは強い南西が吹き荒れていて、テカルトゥ・ポイント付近が両方の風が相殺されて無風状態になっていた。
う~ん、こんなこともあるのか。もう千本近くツアーをやってるが、まだまだ知らない海況があるんだな。大変勉強になった。 b&i → mmt 5
■ ところで、今日はトラブル続き。
まず、僕のグループのお客様2名が、バスのピックアップの場所に現れず、無断キャンセル。
その代わり、日本人の女の子のお客様が、オークランドの日系旅行代理店の発行したヴァウチャーを手にやってきたのだが、ウチの会社はそんなブッキングを受けていなかったのだ。その子の話によると、どうやら当社メニューの中で最も高額なツアーに申し込んだようなのだが、なんせその代理店に全部任せ、すべてのブッキングを一括して依頼し、お金も一括で支払っていたので、実際にウチの会社にいくら支払ったのかもよくわからないと言う。
そのヴァウチャーってのも好い加減な代物で、普通ヴァウチャーってのは当社メニューの名前も書いてあるものだが、そのヴァウチャーにはメニュー名も価格も書いてないので、こちら側としてもよく分からない。しかも、ヴァウチャーにはその会社の連絡先さえ書いてないので、すぐに連絡とって確認することも出来ない。
もちろん、彼女はどの会社にいくら払ったとか、どの会社のどのメニューに申し込んであるなどという明細、詳細などの資料は一切もらっていなかった。
さらに後から彼女に話を聞いて分かったことだが、こういうブッキングミスは当社が初めてではなく、すでに長距離バスに乗るときにリストに名前がなかったことがあるという。つまり、2週間の旅行で、すでに二度目。彼女には、すぐにその代理店に電話して、すべてのブッキングにダブルチェックをさせるように言ったが、ヒドイ話だ。
まったくこれだから日系企業は信用ならん! おそらくウチの会社の最も高額なツアーに申し込んだのも、その方が予約代行手数料が高くなるからというだけの理由に違いない。
ともかく、彼女が申し込んだと思われる高額ツアーは満員御礼。しかも彼女は英語がダメ。仕方ないので僕が彼女を「引き取った」。結果的に彼女は僕のガイディングで大喜びだったし、上記のように僕と話をしているうちに当該代理店が他にもミスをしていることが分かり、今後のブッキングの再チェックをしなきゃいけないことが理解できたようなので、結果オーライ。
しかし、まったく……。
と思いつつベースに戻ると、別の日本人の女の子が泣きそうになっている。デイパックとクツがないと言うのだ。この子は、僕のグループに入った子よりもさらに英語が苦手で、ほとんど何も喋れないときたもんだから、本人だけじゃなくて会社の連中も詳しい事情がきけずに困り果てていたところ。僕が戻るのを待ちわびていたらしい。
で、話をよくよく聞いてみると、どうやらアンカレッジの船上宿に泊まるお客様が、宿泊用荷物を別送する袋の中に荷物を詰めているのを見て、英語が分からない彼女も自分の荷物を放り込んでしまったらしいのだ(ただし、僕が戻ってからもこれが判明するまでに15分くらいを要した)。
これは誰のミスっていうのが難しいところだけど、あえて言うなら担当ガイドが、英語が明らかに苦手と分かる彼女が変なことしないかどうかちゃんと注意していなかったという意味で、ガイドの責任。
ともあれ、
「安心してください、荷物のあるところ、分かりましたよ。12km先のアンカレッジの船上宿に行っちゃってます」
っていうと、彼女はますます泣きそうになった。そりゃそうだ、彼女はこれからネルソンに帰るところなので、アンカレッジの船の上にバッグがあっても困るだろう。しかも探している間にネルソン行きのバスは出てしまった。
いや、泣かそうと思ってそんなこと言ったんじゃないんだけどね、安心させようとしたんだけど、まぁ普通は余計に不安になるわな(^^;
ともかく、本来なら仕事が終わって帰ろうとしていたウォータータクシードライヴァーに再度アンカレッジまで戻らせ、たまたまネルソンから通っているオフィスの女の子が今日出勤していたのでその子の車でネルソンまで戻ってもらう段取りをつけた。ヤレヤレ。
僕も、なるべく早く洗い物などの片づけを済ませて、荷物が戻ってくるまで彼女の話し相手になってあげたのだが、イヤハヤなんだか慌しい日だった。
ってなわけで、今日は会社を出たのが19:00すぎてた。肉体労働で12時間近い労働ってのは、キツイぞ。特に今週はきつかったからなぁ。今日は五連荘の五日目だったし。明日が休みってのがせめてもの救い。
ところで、ウォータータクシーが戻ってくるまでの間、彼女と話していたら、ビックリ仰天した。
2年前、野遊び屋のショージの高校の同級生のMちゃんという女の子が、当社のスリーデイ・ツアーに来てくれて僕がガイドを担当した。その後もMちゃんとはメールのやり取りが続き、日本でも野遊び屋に遊びに来てくれたりしたのだが、今日の子はMちゃんの友達で、彼女の推薦でウチの会社に来てくれていたのだった。
だったら、ちゃんと日本語版サイトも紹介して、僕を指名した上で来るようにちゃんと教えてあげれば良いのに、Mちゃんは「ATKに行け、Ryuさんがいるから」としか言わなかったらしく、彼女は僕を指名せず、普通にブッキングしてキウィのガイドのグループに配されてしまったということらしい。
何だかなぁ……。最初から僕のグループに入ってれば、こんなエライ目に逢うこともなかったのにねぇ。可哀想に。
ということは、悪いのはMちゃんということになるか。イヤ、仮にも彼女は僕のお客様だから、彼女のせいにするわけにはイカン。
ならば、悪いのはショージだ! こらショージ、会社中で大騒ぎになったぞ! バカモノ! 反省しなさい!
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■ 子スズメレスキュー日記。
僕は仕事だったので、帰宅後家人から聞いた話。
まず、残念ながら大家が保護したツグミの子は、今朝死んだらしい。大家は今朝寒かったからというが、昨夜僕がエサをやったとき、あまりに眠そうだったので、もうちょっとやった方がいいなと思いつつ、止めてしまったのが一番の原因のような気がする。もう眠くて眠くて、エサをやっててもコックリコックリしているような状態だったので、これ以上無理やりエサを口に詰め込むと、窒息するんじゃないかと思って止めたんだけど、もうちょっと食わせるべきだったか。
で、ウチのChibbyが、今日庭のケージから逃げたらしいのだが、そのすきにいきなりアホネコのココがまた襲い掛かったらしい。だから言わんこっちゃない。「首が折れているかと思うくらいグッタリしていた」らしいのだが、数時間後には回復したので、またケージに戻せたらしい。ヤレヤレ。
と、ホッとしていたところ、オオバカモノのココ、今日は今度こと正真正銘のブラックバードのヒナに襲い掛かったらしい。やっぱり家人が助けたのだが、怪我をしていてやばそうだったらしい。またもや「首が折れているかと思うくらいグッタリしていた」らしいのだが、数時間後には回復し、親も近くにいたので、ココを車に閉じ込めた上で放してやったとのこと。よかったねぇ。
ってなわけで、今日も大活躍しまくってたらしい>ココ
好い加減にしてくれ、そのうち小鳥のヒナで我が家があふれかえる……(泣)
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■ [ リレーエッセイ #13 ] 焚き火で夜更かしの続き。
皆、それぞれ過酷なスケジュールになってきて、誰がいつ「落とし」てもおかしくない状態。ますますスリリングで目が放せないっすな(笑)
とはいえ、先週すでにキャンプツアーで順番を飛ばしてもらった僕が、真っ先に「落とした」ことになるんだよな。ついでに言えば今月はもう2回キャンプツアーがあるから、またそのときは他の2人に頼むことになるんだよな。先に謝っとこ。スマン。
■ ま、それはともかく。
焚き火は日本にいるときは、確かによくやったもんだ。ソロでアウトドアに出ることが多い暗いヤツだったので、ごうちゃんの言うような火事のような焚き火はやったことがない。
むしろ、いかに小さな焚き火を、消さず、形を崩さずに維持できるかに命をかけていた。両手の手のひらを広げて並べたサイズ、これが目安。これより大きくしないようにするのが難しい。どうだ、暗いだろう、鬱陶しいだろう、エッヘン。
そういえば尊敬する関根秀樹氏は、片手の手のひらに乗るサイズの焚き火をし、同じく片手の手のひらに乗る量の薪でご飯を炊いてしまうというのを知り、ますます尊敬したっけ。そんな小さな焚き火をコントロールし、しかもそんな少量の薪をご飯を炊くほどの長時間燃やし続けるのって、神業。暗いと言えば暗いかもしれないが、ココまでくれば立派。
■ ところがねぇ、ニュージーランドは日本ほど自由に焚き火が出来る国じゃないんだこれが。キャンプ場も、設置されたファイヤープレイス以外の裸火は厳禁だし、持ち込み焚き火台も基本的には使えない。
ビーチ? 環境立国でそういう公共の場所で焚き火なんぞは、基本的には「とんでもない」ことだ。
つまり焚き火が出来る場所ってのは、基本的には「私有地」ということになる。
ところが私有地なら一向に構わんかというと、それがそう簡単な話でもなくて、夏季は空気が乾燥して引火延焼の危険が大きいので、住宅地では庭での焚き火を厳禁するところも少なくない。
ってなわけで、焚き火をする機会は減ったなぁ。
プライヴェートで存分に焚き火をしたのは、数年前にダーヴィル島を一周したときが最後か。
仕事でキャンプツアーをするときは、お客様の要望を聞いて焚き火希望者が多い場合には、ファイヤープレイスのあるキャンプ場に行くのだけど、繁忙期には数少ないファイヤープレイスはすでに先客にとられちゃってることが多い。
それでもまぁ仕事でときどきやってることはやってるので、おそらく手際などはそんなに鈍っちゃいないと思う。先週のツアーでは、二晩とも焚き火をしたが、「焚き火でもするか」って炊きつけの小枝を集め始めてから3分後には、マッチ一本で着火してちゃんと手首くらいの薪に火を移してるんだから、まぁ悪くないとは思う。
ただなぁ、昔日本でやってたような小さな小さな焚き火をコントロールする根暗な技術が残ってるかどうかは、どうも怪しい。非常に怪しい。どっかで機会を見つけて一回やってみたいもんだけど、なんか落ち込むだけになりそう。う~ん、ますます暗い。
■ ちなみに楽器と言えば、昔はそれこそプロに嫌な顔をされるくらいギターを弾き込んでいたくせに、焚き火の側に楽器を持っていったことは、ただの一度もない。
二輪とかカヤックとかバックパッキングとか、確かにギターを持っていきにくいスタイルのアウトドアが多かったというのは事実なんだけど、「何とかして持って行きたい」と思ったことがないのもまた事実。カヤッカーでもライダーでもバックパッカーでも、ギターを持っていく人は行くからねぇ。
焚き火用にブルースハープを買って練習したりもしてたけど、家では機嫌よく吹くものの、結局焚き火の前で鳴らしたことはやっぱり一度もない。
何でだか知らないけど、火の側では楽器の音なんか出したくないんだよな、僕の場合。薪のはぜる音とフクロウの鳴き声だけで幸せ。
うわぁ、なぁ~んて暗い野郎だ。書いてていじましくなってきた。
■ こんなこと書いてると、何年ぶりかで一人っきりの焚き火をしたくなってきたぞ。どうすりゃ良いんだぁ! この近所に、いまどき焚き火出来るところなんてあったっけ??? う~ん……。
隣の家に火をつけてみるか。うぅぅぅ、なんて暗い発想だ。
■ ほい、そういうことで、次のお題は、「うわぁ、暗ぁ!」でよろしく>ごうちゃん
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■ 「焚き火は井桁型に限る」という方は
を、「いや、ティピー型だ」と思った方は
を、「オイラは無手勝流でござる」と思った方は両方をクリックしておいて下さいな。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1160
Excerpt: Ryu's Logbook[ リレーエッセイ #14 ] 焚き火。からバトンタッチ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.12.13
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) Fine, some afternoon cloud. Northeast breeze. 10°C 6°C [海洋気象] (エイベル) Southeast 10 knots, rising to 25 knots north of Separation Point this evening. Sea becoming rough in ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.07.16
December 10, 2004
小ネタ二題。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西の突風。最高気温20度、最低気温9度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】南西20ノット、午前中に西25ノット(セパレーションポイントより北では35ノット)に上がる。南部では夕方に南西15ノットに落ちる。北部の海況は非常に荒くなる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 02:33 AM 0.9 m High 09:02 AM 3.9 m
Low 02:57 PM 0.9 m High 09:12 PM 4.0 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 「明日は我が身」とはよく言ったもんだ。昨日高みの見物で笑ってたら、今日も同じ風が吹いた(^^; アストロラーブ・ロードステッド内でも15ノットの南西が吹いてたんだから、サンディ・ベイなんて25ノットくらいだったはず(ハーフデイツアーは帰れなかったらしい)。
僕のツアーは普段とは方向を逆転させ、風に逆らわぬように北上したのだが、セーリングでは前代未聞のスピードが出てお客様も大喜び。二回目のセーリングでは持ちきれずにセールを手放す人まで出て、一瞬セールとパドル2本をを失ってしまうかとヒヤリとする場面も。
本日初体験の女の子2人組の艇は、アンカレッジからの南西に苦しみ、最後の最後の岬のところで相当苦戦していたが、なんとか最後までトウイングなしで漕ぎきった。
えらい! mmt 5
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■ スズメレスキュー日記番外。
昨日大家宅で保護されたヒナ、ブラックバードと書いたが、ツグミだった(まぁブラッグバードもツグミの仲間だけど)。
昨夜も「あまりエサを食べてくれない」と、下の女の子が21時ごろ駆け込んできたりしたので、栄養失調で死ぬのを心配したが、僕が言った通りちゃんと早起きしてエサを与えたらしく、今日も生きてるらしい。「やっぱりあんまり食べてくれない」と言いつつ、必死に世話してる。下の子は生き物が大好きだから、きっとあのヒナも生き延びるんじゃないかな。
しかし、ウチの子スズメたち、困ったなぁ。もうしっかり飛べるようになってるくせに、全然ネコを怖がらない。今度の三連休に、とことんネコの怖さを教えてから、放してみることにするしかないな。
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■ 小ネタその一。
これはスゴイ! やるなぁ!>味の素
会社が独自に募金して、HPにひっそりとその旨を書いておくよりも、こうやって消費者に積極的に参加させる方が、社会全体の意識向上にとっては効果が大きいよね。
しかぁ~し!
重いんですけど。肝心のクリックする真ん中の画像がなかなか表示されなくて、どこをクリックすりゃいいのか悩んだナローバンドユーザーがここにいるんだけど……。
■ 小ネタその二。
健康状態チェックして、全国ランキングを出してくれるサイト。
ただ、設問が「?」なものもあって、例えば僕の「運動不足チェック」は72点で「そこそこ運動派」と判定されてしまった(笑)
運動不足な現代人の中で、なかなか頑張っていますね!これも毎日の心がけの賜物でしょう。
というコメントには、「ありがとうございます」と頭を下げるしかない(^^;
だってねぇ、歩いて通勤とかムリだぜぇ、ここからは。
休日に家でゴロ寝したっていいじゃん、肉体労働なんだから。
まず最初の設問で「肉体労働」をチェックしてるのに、その後の通勤方法とか休日の過ごし方で減点されてしまうってのはどうよ? 内勤の人と一緒にされてもなぁ。
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■ 最近、アウトドア系サイトでも高スコアを出すブログが多くなってきました。アウトドア系ブログの読者が増えてるんでしょうね。良いことです。
と、ランクを下げまくっておいてのん気に構えてちゃイカンですね。そろそろトップを挽回したいところ。
と
をクリックして応援をお願いいたします。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1156
運動不足度59点そこそこ運動派かぁ、、、
まぁ、そんなもんかな(^-^;
実践のがすごいね。
「歯磨きをする時は必ずつま先立ちでする」
・・・うーん、それって効くのか、、、(^-^;
クリックで無料募金を集めたサイト
http://www.dff.jp/
ここのバーナーをhpやblogに貼ってる人多いですね。
Posted by: ツォン : December 11, 2004 10:57 AM>ツォンさん
あぁ、このバナー、よく見てたんですけど、一度もクリックしたことがありませんでした。
なるほど、ここからこの味の素もリンクされてたんですね。
いや、お恥ずかしい。
ご教授いただき、感謝です。
んっと、このブログからリンクできるかな?
バナーなしでリンクするか。
December 9, 2004
封印した「ピュアな精神」。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
朝にわか雨、のち晴れ。強い南西風。最高気温19度、最低気温11度。
[海洋気象] (エイベル)
南西25ノット、セパレーションポイントより北では夕方に北西10ノットに変わる。南部の海域は荒いが、次第に落ち着く。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 01:39 AM 1.1 m High 08:06 AM 3.6 m
Low 02:07 PM 1.1 m High 08:22 PM 3.8 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 予報通りの一日。午後の南西はすさまじく、ほとんどのカヤッカーがアップルトゥリー・ベイからウォークアウトしていたが、オーナーがケチでウォークアウトを許さない某社は、ガイドが必死にトウイングしてマラハウに向かっていた。ウォーキングトラックから眺めていた我々は、完全に高みの見物モードで、あーだこーだと面白半分に騒いでいた。
で、何をしていたかというと、トランピングガイド歴25年の「国立公園の伝説」と言われるガイドによる、インタープリテーション訓練。11月25日に予定されていてドタキャンされたのが、ようやく本日開催されたというわけ。四人のガイドが、老ガイドに連れられてアンカレッジ - マラハウ間を歩いた。
まず、アンカレッジへのアクセスが、普段使っている小さな高速ウォータータクシーじゃなく、でかいクルーズボートだったのだが、7年ここで働いてて初めて乗った。時間はかかるけど、楽チン快適、しかも普段よりもはるかに視点が高いし、もっと沖を走っているので、見慣れているはずの場所が「あれ? 今どこだ?」になって、これまた新鮮。わずかな視点の差が、これだけ劇的な変化をもたらすものなのねぇ。
で、アンカレッジからは歩きなれたルートなんだけど、老ガイドの手にかかると、今まで気にも留めていなかった植物、あることさえ気づいていなかった植物があるわあるわ。
植物だけじゃない。トレッキングガイドの場合、目に入るものすべてがガイディングの対象になるので、はるかカイコウラや240kmのかなたにある北島のタラナキ山までがトークの対象になるし、テクトニックプレートの話をしていたかと思うと、宇宙から進入するヴァクテリアの話になったり、広がりはとどまることをしらない。脱線大魔王の僕も、さすがにシャッポを脱がざるをえなかった。
いやぁ、やっぱり名ガイドってのは、大金を積んででも雇うべきだわ。改めて痛感した。スゴイ。
僕も職場環境の悪化をぼやいてばかりいないで、もうちょっとガイディング技術磨こう。
たぶん、今期の正規の訓練は、これで終わったはず。古い時代には、一週間缶詰で毎日こういうトレーニングを一気に受けてたんだけど、こういう風に日程をばらして週に一日ずつとかっていうは、楽で良いな。
ただ、カスタマーケアの訓練を、仕事後に夜3時間だけっていうのはイカンぞ。二日くらいかけてジックリやらんと。 interpretation training
■ 風は強かったけど、昼前から晴れ渡って歩く分にはすごく気持ちの良い一日だったわけなんだけど、アホなことに車の中にカメラを忘れていったんだわさ、これが。なんか、今期のトレーニングのときって、ことごとく写真を撮りそこなったなぁ。

唐突に何でこんな写真が出てきたかって?
いや、別に深い意味はないんだけど、写真がないのも寂しいから、珍しく僕がカヤックに乗ってる写真でもと思って(笑)
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■ スズメレスキュー日記。
我が家のChobbyとChibbyには変化なし。ただし、もうかごに入れて家の中では寝かしていない。外のケージの中に放置。
ところで、ついさっき大家が転がり込んできた。ブラックバードのヒナを保護したのだけど、どうやって餌をやればいいのか?という。またココがやりやがった。
今、外で家人、愛娘、大家の奥さんと下の娘の四人が大騒ぎ。僕もこれからちょっと応援だ。
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■ 『Outdoor Basic Technic』のコラムのページの2004年11月19日分に、『ピュアな精神』と題された一文がある(G'sコラム11月26日エントリー経由)。
残念なことだが、僕もピュアな精神を失ってしまっている自覚がある。
ただ、uchida氏と決定的に違う点がある。僕の場合は、それを「いつ」そして「なぜ」失くしたのか、ハッキリ自覚しているのだ。
いつ? なぜ?
もちろん、この仕事を始めるときに、業務の邪魔になるから封印したのだ。
■ なぁ~んてこと書くと、アマチュア時代の僕がuchida氏の文章に登場するようなエクストリーマーだったように聞こえるけど、そんなことは断じてない。
え? 誰もそんな風に思ってない?
そう簡単に否定されると、ちとさびしいので、ちょびっとは勘違いしてくださっててもけっこうですけど。
ま、実際のところ、アマチュア時代の僕は、年に数度野宿に出かけるだけの、いたって軟弱でお気楽なアウトドアズマンだった。いや、むしろアームチェア・アウトドアズマンに近かったかも知れない。
でも、自然に対する気持ちっていうのは、今とは比較にならないほどピュアだったのは間違いない。
思うに、自然に対するピュアさっていうのは、アウトドアの技術の巧拙や、自然に出る頻度だけでは計れないような気がする。
むしろ「どれだけひたむきに自然に没入できるか?」、つまり自分の全神経のうち、どれだけを自然に振り向けることが出来るかという、「アンテナの性能・指向性・持続性」の問題だと思う。
だから、年数回のキャンパーだって、この上なくピュアな気持ちを持っていても不思議ではないし、むしろ逆に年数回だからこそ、全身全霊で自然を味わいつくそうという風にもなるかもしれない。
■ ともかく、僕は6年前に自然に対するスタンスを180度意識的に変えた。変えざるを得なかった。
お客様と一緒にフィールドに出る場合、自然というのは楽しむ対象である以前に、まず「大事なお客様に向かって牙をむく敵」だと認識をせざるをえない。
つまり自然の中に身を置いたとき、まず最初の最初にやらねばならぬ作業は、お客様にふりかかる可能性のある「潜在的な危険」を一刻も早く見つけ出すことだ。要は自然を楽しむのとはまったく反対に、自然を徹底的にあら探しをするわけである。
この作業で危険がないと判断できたら、アマチュアの場合は安心して自然に向き合って心行くまで堪能することになる。
ところがプロの場合はそうじゃない。今度はアンテナをお客様の方に振り向け、彼らの一挙一動を注意して見守ることになる。ここからがサーヴィス業のサーヴィス業たる部分になるわけだ。
■ つまりこの2つのステップを具体的に書くと、例えばこういう事になる。
朝、エイベルタズマン国立公園の、この世のパラダイスのようなビーチに到着する。これからカヤックを漕ぎ出すわけだが、美しいビーチに感嘆の声を上げるお客様を尻目に、僕はまず海況をチェックする。海面レヴェルでの風向、風速、波の高さ、白波の割合、島の裏はどうか? 岬の向こう側の状況は?
次に雲を見て、上空の風をチェックし、30分後、1時間後の天候を予測する。さらに、タズマン湾の向こう岸、100kmかなたのマルボロサウンドの様子を見て、これも観天望気の一材料とする。真上の雲の動きだけでは読みきれない気象変化も、100km先の雲の状況、大気の状態で読めることもあるのだ。
さらに、他の海上交通などをチェックする。
ここまでが済んだら、また目をお客様に戻し、彼らの状態をチェックし、問題がなければ出艇方法の説明に移る。出艇したらしたで、また説明することがあるし、しばらくは全員に常に目を配り続け、漕ぎ方、健康状態、精神状態などを観察し続け、あるいは必要ならばさらなる手助けをしなくてはならない。出艇後の数分間が、お客様を観察して彼ら一人一人の「クセ」を把握するのにもっとも大切なタイミングなので、非常に忙しく目配りをしなくてはならない。
もちろん、こういう事をしつつも、頻繁に自然に「ガンを飛ばして」大事な我がお客様に悪さをする気配がないかどうかは、チェックし続ける。
つまり、お客様のように、風景を楽しんだりはまったくしない。する暇がない。
■ 上記の2つのステップをクリアし、自然の中に潜在的な危険が発見できない、お客様も全員何の問題も抱えず楽しく遊んでて、特にこちらが喋ったり何かを見せたりする必要もない、そんな状況が確認できたときだけ、ほんの一瞬自分も自然を楽しむことが許される。
例えば、もう皆しっかり漕げるようになった午後、20分くらい一所懸命漕いで岬の風裏に到着し、皆水を飲んでホッと一息、写真撮影も一段落したし、ガイドトークもとりあえず終わった。観天望気の結果、今後も特に問題なし。お客様は、皆ニコニコと水の上に漂う感触を楽しんでいて、まだ漕ぎ始めたそうな気配はない。そういう一瞬がある。ここで初めて、「おぉ、今日もなかなか美しいではないか!」と風景を堪能することが出来る。
でもそれだって何分間も意識をお客様からそらし続けているわけにはいかない。せいぜい数十秒のものだ。そんなペースだと、一日中世界一美しい国立公園の中で過ごしても、まともにその美しさを堪能している時間は、ほんの数分間程度だったりすることも珍しくない。
つまり、ずっとPCに向かって仕事してて、ときどき一瞬伸びをして一息つく、あるいはときどきコーヒーカップに手を伸ばす、それくらいの感じでしか「自然を堪能する」機会がないのが、僕らの仕事なのである。
オマケに始終美しい自然を見続けるわけだから、慣れのせいで感性も鈍っていくという側面もある。
■ ってなわけで、ことさら意識して封印せずとも、プロである以上、ピュアな精神を維持するのは非常に難しい。業務内容と矛盾する面が多々あるのである。
じゃぁ何を楽しみに仕事してるのかときかれれば、「お客様の笑顔」と答える。
■ ところで、これには大きな問題点がある。このピュアな精神というヤツがアウトドアの楽しみのエッセンスの一つであることは間違いなく、我々はそれをお客様に提供するべく努力する義務がある、という点だ。
ここで一つ誤解のないように申しあげておくが、この「ピュアな精神」なるものは、他人が「はい、どうぞ」と提供できるようなシロモノではない。これはあくまでも個人個人に備わった心の動きであり、名ガイドといえども「与える」ことは不可能である。
なぜかといえば、上記のように「ピュアな精神」というのは、自然に向ける超高性能アンテナのことだからだ。アンテナの性能や指向性は、人によって違うし、それは僕らにどうこう出来る問題ではない。神の領域だ。
だから正確に言えば、僕らに出来るのは、ピュアな精神の邪魔をしない、あるいは最大限発揮できるようなお膳立てをして差し上げることだけである。
そういう作業を、ここでは便宜的に「提供」という風に表現している。決して「ピュアな精神を顧客の心に植えつける」だの「大自然の息吹に触れさせ、ガイアの意識と同調させる」だの、そういう思い上がったことを考えているわけではないことは念のため付け加えておく。なんせ、そういう思い上がりは、似非プロの典型的な仕事ぶりだから(エコツーリズム系のガイドに特に多いんだよなぁ、こういう勘違い)。
ともかく、自分が封印しているものを提供するというのは、かなり難易度の高い作業である。つまり、これがこの職業についてまわる大いなる矛盾であり、ガイディング上でも非常に困難なハードルであると思っている。
だから僕自身も、そのピュアな精神なるもの自体は、常に意識している。ただ、自分の中にあるものではなく、思い起こしたり、他人のそれを眺めたりしながら、それをいかに顧客に提供できるか考え続けるというのが、僕なりのプロのスタンスである。
よって最近の僕は、アウトドアの達人やプロ、エクストリーマーなどが書いたものにはあまり興味を持っていない。ピュアな精神が伝わってくるものは、残念ながらあまり多くないからだ。
むしろ、アウトドア初心者の「自然に対するピュアな感動」を探して読むようにしている。彼らのアウトドアに対する切ない思いを読むのは、僕にとっては大切な作業であるし、何に感動したか、どういうシチュエーションで感動したかというのは、非常に大きなヒントになる。
■ ってなこと書くと、いかにも純粋な魂を商売道具にしているような感じで、何だか不潔ねぇ、やだわぁ、まったくぅ。これだから大人ってヤなのよねぇ。
いや、僕自身だってね、せっかく世界一美しいフィールドに出ていても、つまらんことばかりグルグルと考えているという自覚はある。でも、そういう商売についてしまったのだから仕方ない。なんせ、僕にとっては、何も考えずに自然体で良い仕事をすることは不可能だからだ。しっかり考え、しっかり訓練を積み、なおかつ毎日の仕事の場でも気を抜かずに顧客に接していないと、すぐに仕事が荒れてしまう。ピュアな精神なんていってる暇はない。
■ ところがねぇ、中にはごくまれに、長いガイド歴を誇り、超一級のガイディング技術を持つ立派なプロフェッショナルながらも、ピュアな精神を失わずに毎日みずみずしい心でフィールドに出ている人間もいることはいる。
これは天性のものに他ならないなぁと、うらやましく眺める。特別アウトドアが好きな上に、要らぬことを考え込まなくても自然体で良い仕事が出来てしまう、稀有な才能を持った人間のみにゆるされるのだろう。うらやましい話だ(とはいえ、彼らも彼らなりに、お客様を連れているときはお客様に集中し、自分の楽しみを犠牲にしているのは間違いないのだが)。
あと、ここまで恵まれた才能を持っていなくても、気持ちの切り替えが上手なガイドはたくさんいる。仕事仕事でピュアな精神が摩滅してきたら、数日の休みをとって存分にアウトドアで遊び狂い、しっかりリフレッシュするのだ。
これは体力に相当余裕がないと厳しい方法で、こういうときにもともと虚弱児だった我が体力のなさが恨めしくなる。僕の場合、仕事は同僚たちと同じようになんとかこなしているが、こういう「余力」の部分で同僚たちとハッキリと大きな差が出てしまうのだ。プライヴェートでアウトドアにガンガン出る余裕のあるヤツと、家で眠りこけるしかな僕。そりゃピュアな精神も眠りにつくよなぁ。
■ 今は封印してしまっている僕自身のピュアな精神が、腐らずにまだ心のそこで光っているのか、それとも光を失ってただの石コロになってしまっているのかは、よく分からない。引退後に明らかになるのだろうか?
もし石コロになっていたら? まぁ、それはそれで仕方ない。アウトドアに関しては、所詮その程度の感性と情熱しかなかった人間という事だ。
というわけで、引退するまでは、お客様が小難しいことを考えずに、頭真っ白になって存分に遊べるように、全力でお手伝いする所存。それまで、自分自身のピュアな精神なるものには、心の片隅で静かにしていてもらう。それを覚悟の上でこの仕事についたのだから、泣き言はいうまい。
ただ、埃をかぶりつつもまだ光を失っていないことを祈るばかりだ(でも、せめて年に二、三回は埃をはらってやらんといかんなぁ)。
ちなみに今日のインタープリテーション訓練は、良い煤払いになった。自分の中にある「ピュアな精神」が、もぞもぞとうごめくのを久しぶりに感じることが出来た。こいつを腐らせないように、上手くやっていかねば。
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December 8, 2004
[ リレーエッセイ #11 ] 結ぶ、結う、結ぶ。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。風おだやか。最高気温20度、最低気温11度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、ただしセパレーションポイントより北では西15ノットが夕方に25ノットにあがる。北部の海況は次第に荒くなる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 12:42 AM 1.2 m High 07:04 AM 3.4 m
Low 01:10 PM 1.3 m High 07:31 PM 3.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 風おだやか? 内陸はおだやかだったのか?
海はとんでもないシーブリーズだった。ここまで強いシーブリーズは、ホントに久しぶり。昨夏は天気が悪すぎてほとんどシーブリーズが吹かなかったので、こんな強いのは二年近くご無沙汰だったことになるか?
昨日と同様よく晴れてて、気持ちの良い日だったけど、格段に寒かったなぁ。
日本からこのためだけにいらっしゃってたご夫婦、昨日同様に今日もご機嫌で漕いで、ニコニコでご帰還。あぁホッとした。 mmt 3
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■ T君の珍(沈)道中記のコーナー。
全然連絡がなくてねぇ、けむさんと一緒に踊った「沈脱の舞」が効いて南太平洋の藻屑と消えたかと思ってたら、久しぶりにメールが来た。コロマンデルで停滞、停滞、また停滞の日々を送っているらしい。5日停滞して2日漕ぐペースだって。それじゃ日本でサラリーマンしながら週末漕いでるのと同じペースじゃん(笑)
やっぱり風の吹き方が普通じゃない気がしますよ、この国は。南西の気圧配置がずっと続いて風吹きまくり、いきなり台風並に低気圧が発達したり。
だって、そういう季節なんだから仕方がない。春は荒れるんだってば。僕らプロでも、春は漕ぎたくないんだよ、ホントは。
ま、ボチボチ漕いで元気に帰ってきなさい。土産話楽しみにしてるよぉ。
■ 関連過去ログ【T君の珍(沈)道中記】
◎10月20日
◎10月23日
◎11月17日
◎11月20日
◎11月24日
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■ 極々私的なメモ。
一昨日、愛娘にライフジャケットを買ってやった。$80なり。2歳児にはちょっと高価なクリスマスプレゼントか?
でも当人は、用途も分からないままに
「どう? 似合う?」
とご機嫌なので、まぁいいことにしよう。
次の休みには、海水浴にでも連れて行ってやるとするかな。でも、ちょっと潮のタイミングが悪いな。今日あたりが一番良かったんだけどねぇ。
ま、この夏は天気悪くなさそうだから、いつでも機会はあるだろ(昨夏は、天気が悪すぎて結局家族で海水浴なんて、一度も行けずじまい)。
■ ところで、11月19日に、娘がアトピーらしいと書いたが、どうやら大家宅で液体ハンドソープを使っていたのが原因だったようだ。ご存知のように我が家はセッケン・シャンプー不使用なので、合成界面活性剤の類はまったくない。
合成界面活性剤が悪かったのか、それとも香料が悪かったのか良く分からないが、本人に厳重注意し、大家一家にもウチの子にハンドソープを触らせないようにお願いしたら、とたんによくなって、99.9%治ってしまった。
よくぞ見抜いた、さすが>我が家の魔女
そういえば、生まれた直後に産婆さんがベビーソープを使って産湯に入れてくれたのだが、体中が真っ赤になって発疹がドワァ~ッと出たんだった。普段の入浴にはセッケンさえ使わない家人と僕は、2人で目を見合わせてビビッたんだった。
合成界面活性剤には害がないと主張している人もたくさんいるが、僕は信じないぞ。ハンドソープやシャンプー、アトピーの大きな原因になってるんじゃないのかなぁ???
あ、セッケンだって、香料はよくないかもね。お化粧だって、良くないだろうなぁ。
と、ここまで書き始めるととめどもなく脱線して、これが本題になりそうなので、この辺で止めた。
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■ リレーエッセイ、ご好評をいただいていて、発案者としてはホッと一息。ネタ探しが楽になるかと思って提案した安易な企画だったのに、やってみると書くのも予想以上に楽しいし、お互いのを読むのが以前よりさらに楽しくなったし、読んでくださってる読者の皆さんにも楽しんでいただけてるようで、一石三鳥の良いアイディアだった。やっぱり天才だ、僕ってば。
ところで、読者の方からは
「リレーもの」って、誰が「止めるか」「落とすか」も、見ものなんですよね・・・!
なんていうお便りも届いていたりする(笑)
こ、こんなこと言われると、僕が落とすわけにはイカンではないか。絶対に落とさねぇぞ。ガンバロ。
あ、あと、
個人的な希望としては、やはり女性ライターの出現希望!です。 カミゾノさんに、「女性版・シーカヤックキャンプ必携品」とか「あってよかった、助かったグッズ」なんていうのも、書いていただけたら読むぞ~。
というリクエストも頂いた。
カミゾノかどうかはさておき、そろそろGofieldブロガーを新規に増やさねばという話はしていて、女性も引っ張ってこようという話も出ていることは出ている。編集長のGOサインが出れば、僕やごうちゃんも新規ブロガー獲得に走ることになってるので、もうちょっとお待ちを。
もちろん、新規ブロガー連中は、強制的にこのリレーに引っ張り込むので、乞うご期待。
もし、近日中にカミゾノ・ブログやショージ・ブログが登場したら、僕らの獲得作戦が失敗して誰も引っ張って来れず、手近なところで急場しのぎをしたと思ってください(笑)
まぁ、アイツらにバトンを変化球で投げつけるのも面白いんだろうけど(^^;
■ さて本題。[ リレーエッセイ #10 ] 風呂敷?いえ、バンダナからバトンがわたってきた。
ふむ、バンダナ。考えてみれば、僕も編集長と同じような恥ずかしい思い出、あるなぁ。でも、恥ずかしいから書かない。
それより、風呂敷だ、風呂敷。編集長にバトンをわたした[ フライング #9 ] 愛用の鞄のコメント欄にも書いたけど、手拭いと風呂敷はニュージーランドでも愛用中。両方とも、慣れれば便利なことこの上ない。
そもそも「包」んで「結ぶ」っていう優しいニュアンスが良いじゃないの。それに比べて、カバンは「入れる」だけ。無味乾燥、味気ない。やっぱり、風呂敷だ。
そういえば、手拭いを使うようになってからバンダナは手にしなくなったなぁ。
お、そうだ、風呂敷といえば、確か良いサイトがあったはず。どこに入れたっけ???
あ、あった。エライなぁ、我が家のブラウザの「お気に入り」って。
やっぱり面白いよねぇ、風呂敷って。何枚あっても邪魔にならんし、絵画代わりに壁に飾ってもいいようなアートだってあるし。
■ 思えば我々ジャパニーズって、世界に冠たる「結び」の達人だったはず。風呂敷はおろか、着物なんてファスナーもボタンもないから全部ロープワークで着るわけだし、髪の毛だって昔は「セット」するんじゃなくて「結う」ものだった。
そういえば、パートナー選びだって「出会い系サイト」なんかを利用する今と違って、縁を「結ぶ」ものだったわけで、日本人はありとあらゆるものを「結び」ながら生活してたんだなぁと、あらためて気づいた。
ところが、今の日本人って、ロープワーク下手糞だよねぇ。もちろんここをお読みのアウトドアズマン諸氏はロープ扱えるだろうけど、中学生とか高校生になっても靴紐も結べないようなのがゴロゴロいるっていうんだから、いよいよは亡国は近いなと思わざるを得ない。
■ ところで、僕はロープワークの本が好きで、日本語でも英語でもけっこう持っているのだが、特に日本の本を読んでて最近感じるのが、「使えるノットがあまり載っていない」ということ。
僕が使うノットを挙げてみると、
- ボウライン(もやい結び)
- トゥ・ハーフヒッチ(ふた結び)またはラウンド・ターン&トゥ・ハーフヒッチまたはアンカーベンド
- トラッカーズ・ヒッチ
- アルパイン・バタフライ(中間者結び)
くらいのものか。
具体的に言えば、ロープの一端をどこかに結びつけるとき、緩くていいときはボウラインで、きちっと締め付けたいときはトゥ・ハーフヒッチ(またはそのヴァリエーション2種のうちのどちらか)を使い、もう一方の端はトラッカーズ・ヒッチで締め付けて処理してしまう。
テントやタープのラインも、カヤックをウォータータクシーやカートップに縛り付けるときも、キャンプ場に物干しロープを張るときも、全部これ。
ところが、日本のロープワークの本をみると、テントやタープの張り綱の類は、たいていトートライン・ヒッチ(自在結び)を使えということになっている。あんな結び方、全然使えないのになぁ。
理由その一。結ぶのに時間がかかる。トートライン・ヒッチ一つ作る時間があれば、トラッカーズ・ヒッチは二つも三つも結べる。
理由その二。トートラインは締め直すのにも手間がいるんだ、これが。結び目をずらし、余ってたるんだ紐をずらして、結び目の位置を調節して……。あぁ~もう! 考えただけでイライラして「いぃぃ~っ!!」ってなりそうだ。トラッカーズなら、2秒で締め付け直しが完了するし、テンションもはるかに強くかけられる。実はトートラインどころか、テントやタープ買ったときにラインにブラブラぶら下がってついてくる無粋なプラスティックやアルミの自在と比べても、トラッカーズの方がはるかに調節は速い。
なのに、何でトラッカーズ・ヒッチを載せてる本、少ないんだろうなぁ? 不思議。その名の通り、運送屋さんなんかも皆これなんだから、日本でもこのノットを使ってる人口はベラボウに多いはずなのに。
また、この結び方を載せてる本にしたって、トートラインをメインでしっかり紹介した上で、思い出して付け足したようにトラッカーズもチラリと紹介っていう扱いだったりするのが、ドーモヨーワカラン。
だからアウトドアズマンはいまだにシコシコと時間をかけてトートラインをやるんだよなぁ。ご苦労なこっちゃ。
あと一つのアルパイン・バタフライはそんなに使用頻度は高くないのだけど、例えばトウラインにバンジーコードをかませたりため、ラインの途中に二つワッカを作るときなどに使うので、年に何度か必要になる。あ、我が家の室内に吊っている物干しロープにも、このノットでいくつかワッカ作ってあるな。
もう少し他のノットは使わないっけか?とだいぶ考えてみたのだけど、よほどのことがないとこれだけで済んじゃうんだよなぁ。
つまり、僕にロープワークの本を書かせれば、これだけで終わりってことだ(笑) いや、それじゃあんまりひどいから、ここに出てきた6種類に加えて、クローヴ・ヒッチ(巻き結び)くらいは載せておくか。
あ、それ良いアイディアだな。本書いて出版しようかな。『これでOK、七つの結び方』なんて。一冊300円でも良いや(爆)
■ ちょっと脱線。
唐突だけど、僕の手にはパドルダコはない。手のひらの指の付け根辺りは硬くなってることはなってるんだけど、子供の頃から竹刀ダコや鉄棒ダコのあったところだから、この仕事を始めてから新たに出来たタコという感じはしない。
実は、そんな僕にも一箇所だけ「カヤックダコ」があるのだが、これが意外な場所。どこかお分かり? 当たったら賞金モノだけど、たぶん当たらないから答え書いちゃう。
踵。僕は地下足袋でカヤックに乗るので、カヤックの「床」ですれる踵(真後ろじゃなくて少し外側)のところがすぐに擦り切れ、その部分は肌が直接カヤックの床にすれることになる。長年そうやって乗ってたら、いつの間にか両方の踵に大きなタコが出来ちゃった。
で、手にタコが全然ないかというと、実はそんなことはなくて、あることはあるの。
勉強のしすぎによるペンダコ。ウソ。ホントは、ロープワークダコなんだ、これが。小指の外側が全部、ロープを毎日引っ張り続けたために硬くなっちゃってる。つまり、この仕事を始めて出来たタコは、パドルによるものじゃなくて、ロープによるものだったというわけ。
今シーズンからウィルソンズ介入で仕事のやり方が大幅に変わり、ウォータータクシーにカヤックを積み込む作業も我々ガイドの手を離れたので、このタコも次第に小さくなっていくのかもしれないなぁ。それも、ちょっと寂しいものがある。
■ というわけで、ご要望通り、ちゃんとグッズネタから離れたぜよ。なおかつ、アウトドアネタだ、どうだ!>編集長
でも、間に道具勘定奉行と道具寺社奉行の2人が挟まるから、その間にまたグッズネタに戻るかもねぇ(笑)
ってなわけで、道具勘定奉行のごうちゃん、次よろしくぅ。
■ あとさぁ、いつも順番決まってると面白くないから、もうそろそろ「次は誰を指名してもOK」っていう事にしない?>お三方
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■ 「ロープワークは任せろ」って方は
を、「いやぁ、本見ながらじゃないと……」という方は
をクリックしてください。
「Ryuのロープワークの本を読みたい」と思った方、とりあえず両方をクリックしてから、一回頭を冷やしてジックリ考え直してみてください。
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Excerpt: Ryuちゃんからのバトンタッチ。 [ リレーエッセイ #11 ] 結ぶ、結う、結ぶ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.12.10
ロープワーク、、、ヤマケイの講座で教えてもらったのに既に忘れてるぅ~(^-^;
本の買った気がするけど何処行っただろ(^-^;;;
ペンタコ昔はあったσ(^_^;です。
仕事のツールがドラフター→CADになってからはペンを握る機会も少なくなって、、、タコもいつの間にか消えた、、、(^-^;
>あとさぁ、いつも順番決まってると面白くないから、もうそろそろ「次は誰を指名してもOK」っていう事にしない?>お三方
賛成ですー。
Posted by: kmorita : December 8, 2004 9:05 PMあ、サーヴァの調子が悪くて上手くアクセスできず、本文の手直しやTB ping送信が終わらないうちに、二つもコメント入ってた(^^;
>ミックスさん
ミックスさんが持ってるのと同じ本、僕の手元にもありますよ。
あの本は非常に良く出来てて、トラッカーズヒッチも載ってるんですけどね、でもやっぱりトートラインの方が重視してあって、どーもその辺が理解できないっす。
タコが消えるのって、なんとなく寂しいもんっすよね。
>編集長
> 賛成ですー。
あ、あっさりと賛成が出た。
これでますます油断がならなくなった(^^;
私もパドルだこ無いです。
週末だけですが、それでもホワイトウォーターを漕いで8年。ストレートシャフトを使っていたころはある程度ありましたが、ここ数年、エルゴシャフトのパドルにしてからはますます手が柔らかくなってきました。漕ぎ方によってたこの出来方は変わるようで、
押し漕ぎ
(上の手(パドルブレードが水中に入っていると反対側の手)を前方に押し出すことでパドル梃子のようにブレードを動かす)
の場合は親指の付け根にタコが出来やすく、
引き漕ぎ
(下の手(パドルブレードが水中に入っているほうの手)をひきつけることでパドルブレードを動かす)
の場合は親指以外の4本の指の付け根の手のひらに出来やすいようです。
ちょっと説明的になってしまいました。
Miyaさんもないですか。
いろんな人の手のマメやタコを写真撮って一挙掲載したら面白いかな、なんて思いつきました。
あ、手だけじゃなくて、僕みたいに「実は僕はこんなとこにこんなカヤックダコがある」みたいな「自慢の逸品」もそえて(笑)
ホント、漕ぎ方でタコの位置は変わりますよね。
それどころか、筋肉のつき方が違ってくるから、体格や姿勢まで違います。
押し漕ぎの人は胸が大きく猫背気味、引き漕ぎの人は逆三角形で後ろにそり気味になったりしますね。
そーいやロープワークってあんまり意識した事がないんですが、改めて
何種類くらいできるか試してみたら....たぶん10〜15種類くらい。曖昧(笑)
結び方の名前は全然覚えてないんですが、まぁ必要な分は手が覚えてる
ので問題ない...ですよね。ね?
ところでトラッカーズヒッチって、僕の記憶が正しければ強く引き過ぎた後に
解き辛くないですか?うちの親父はそればっかなんですが、荷を降ろした後
いつも苦労して解きます。で、僕はそれが面倒なので通称「万力」をメイン
にしております。こっちのほうが安心確実お手軽テキトーなので(笑)
もっとも「万力」と呼ばれる方法にもたくさんバリエーションがあるようですが、
僕が覚えてるのは2種類だけです。
僕も、できるのは10種類くらい、ヴァリエーションを入れて20種類くらいなもんでしょうね。
patalowさんと同じく、名前もパッとは出てきません。
今回書くときも、トゥ・ハーフヒッチ、ラウンド・ターン&トゥ・ハーフヒッチ、アンカーベンドの三つは、名前が思い出せなくて本見ました(^^;
> トラッカーズヒッチって、僕の記憶が正しければ強く引き過ぎた後に解き辛くないですか?
それは、ねじり方が足りないんです。
上記のミックスさんとの会話に出てきた本も、一回しかひねってませんけど、ウォータータクシーにカヤックを縛り付けるときなんて5~6回はひねります。
そうすれば、解けますよ。
あるいは、同じトラッカーズヒッチも、クローヴヒッチ型(巻き結び型)あるいはシープシャンク型といってもいいような形がありますが(ごうちゃんの得意なヤツやね)、こっちはさらに解きやすいです。
ものすごくテンションをかけるときは、こっちの方がいいでしょうね。
ロープワークは、結局だんだんと「オリジナル」になっていくんですよね。
同じような結び方でも、皆それぞれちょっとずつ違ったり。
それも面白いんですよねぇ。
あ!僕の知ってるトラッカーズヒッチはRyuさんのとは違うかも(笑)
昔のロープワークの本(&親父のロープワーク)のやつは、輪っかを1つ
「結んで」それに通すやり方でした。こりゃ解けるわけないですね。スカ
くらうこともありませんが。
僕のやってるのはシープシャンク系ですね。で、1巻きだとたまにスカ
くらうので、内に2巻きしてます。もしくはシープシャンク部分を元引き
に軽く結んでおくやつ。
...と書いていて、イマイチ頭に浮かばない事に気づきました(笑)
文章で説明するのって難しいですねぇ(´・ω・`)
関係ないけれど、バウラインノットを他人の体に巻いて結ぶやつ、
競争しませんでした?僕らはよく余興(?)にやってました。最近サボって
るせいか、残念ながら2秒の壁を破れません。ガーン...って実際に使う
機会はそうそうありませんけども。
競争しましたよ(笑)
でも、僕最近は左手首にサポーターを、右手首に腕時計巻いてるんで、ホントにやる羽目になったらきっとムリです、残念ながら。
ちなみに、ときどきここにも登場する野遊び屋のショージの兄貴、消防隊員で、七色のボウラインを目にも留まらぬスピードで操る「ボウライン職人」なんですよ。
ヤツにイロイロ見せてもらうんですが、すぐに忘れる(^^;
December 7, 2004
カヤックとコンタクトレンズ。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。午後シーブリーズ。最高気温22度、最低気温10度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北:西25ノット。海況は荒い。
その他のエリア:南西10ノット、午後に来た15ノットに変わる。
[潮汐表] (ネルソン)
High 06:01 AM 3.3 m Low 12:02 PM 1.5 m
High 06:35 PM 3.5 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 朝ネットがどうしても繋がらなかったので、またもや定時の00:00の天気図がゲットできなかった。よって、本日06:00の天気図。
予報通り真夏のような快晴だったんだけど、残念ながらシーブリーズは吹かずじまい。
ツアーの最後に歩いてアンカレッジからウォータリング・コーヴに向かう途中、峠の天辺から北を眺めると、なるほどアワロアヘッドより北では西北西が吹き荒れているようで、水平線近くは白波で真っ白だった。アワロアはすごいことになってたんだろうな。ウォータータクシードライヴァーの皆さん、ご苦労さん。 seal 6
■ ちなみに定休の火曜日に出勤してたのは、リクエストが入ってたから。一番緊張する「短い休暇を利用して、エイベル・タズマン国立公園のカヤッキングだけを狙い撃ちで海外旅行」というパターンのお客様で、今日と明日の二日間のご指名を頂いた。今日は絶好の天候にも助けられて良いツアーが出来たが、明日台無しにしないように気をつけないと。
なんせ、アホなウィルソンズがバックについてるので、僕がミスしなくても誰かがとんでもないことをやらかしてくれる可能性もあって、ヒヤヒヤしっぱなし。
■ ちなみに、今日もとんでもないミスをやりまくってたらしいぞ>ウィルソンズ
普通なら、ワンシーズンに一回あるかどうかのミスで、しかもどれをとっても「信じがたい、致命的なミス」が、一日に三つ。
どこをどうやったら、こんなアホなミスをこれだけ量産できるんだよ?? もーやだ。
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■ 昨日書いたウィルソンズの社長との会談の話、結局午後一の電話でやっとつかまり、夕方会うことが出来た。一日をパーにされたのは痛かったし、会談の途中でものらりくらりと逃げをかまされそうになったが、こっちも今回ばかりは逃がすつもりはなかったので、一時間ミッチリと話し合い、こっちの出した条件を完全にのませた。
ホント、これだけストレスフルな仕事させられ、しかも現場ではお客様にそれを感じさせないように今までよりもハードな気のつかい方させられてるんだから、これくらいの扱いはしてもらって当然だ、フン!
って、何の話か分からんでしょうが、要は賃上げ交渉でおま(笑)
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■ 前にも書いたことがあるかもしれないが、僕の目はほとんど飾りに近い。こんなにパッチリしたオメメなのに、役立たずめ!
小学校のときは、入学から卒業までずっと両目視力2.0だったので、中学校に入ったとたんに視力が落ち始めたときは、非常にショックだった。さらに大学生の頃だったか、乱視が出始めたときは、もう一度ショック。
ま、今やそれも遠い昔の話だ。
カヌーやカヤックをやる人間の場合、目が悪いとえらく難儀する。Solid Days「コンタクトレンズ使用記 ホワイトウォーター カヤック編(北山川2日目)」にも、この苦労がにじみ出ている。
そもそも、目が悪い人がカヌーやカヤックに興味を持った場合、
「でも私ってメガネ(コンタクト)だから、ムリだろうな……」
などと考えて諦めてしまう人もいらっしゃるようだ。
何で諦めてしまう人の心理を知ってるのか?って。
それはね、僕は長いこと会社の日本語版サイトを運営してメールでのブッキングも受付していて、ときどき「目が悪いから無理ですよね?」というお問い合わせを頂くから。目が悪くて無理なんだったら、サイトにそう明記するってば(^^;
ガイド付きでタンデム艇を使ったシーカヤック・キャンプツアーをやるくらいならメガネでもコンタクトでも全然問題ない。
だけど、これが本格的にのめり込んでホワイトウォーターだのサーフだの、ちょっと荒っぽいフィールドでも漕いでみようかなんてことになると、急にメガネやコンタクトが気になるのも事実。
あるいは初心者がガイドツアーに参加する場合も、ラフティングとかになると、とたんにコンタクトやメガネに対する危険度がアップする。
難儀な話だねぇ、まったく。
■ で、裸眼がほとんど使い物にならないほど視力が悪い僕の場合はどうかというと、アレルギー性の慢性結膜炎があったせいで、コンタクトがずっと苦手だった。浪人時代と大学生時の二度ソフトコンタクトを作ったが、だいたい一年後くらいに目がコンタクトを受け付けなくなり、そのたびに高価なレンズはお蔵入りした。貧乏学生にとっては、これは痛い。ホントはメガネが嫌いなので、コンタクトには未練タラタラだったんだけどねぇ。
ところが、ニュージーランドに来て何の因果かシーカヤック・ツアー会社なんぞに潜り込んでしまった。しかもニュージーランドの紫外線は激烈なので、そもそもサングラスなしで毎日海に出続けると、一週間とたたずに目をやられる。水中の様子をうかがうためにも、偏光レンズのサングラスはどうしても必要。
ってなわけで、三度目の正直でまたコンタクトを作ることにした。カヤックの場合、失くす危険が大きいので2週間使い捨てを選んだ(でも1ヶ月使ってる)。
それからもうすぐ丸6年になるのだけど、なぜか目にトラブルは起きず、ずっと快適に使い続けている。使い捨てが良かったのか、ものすごく丁寧に検査してくれるこちらのメガネ屋のフィッティングのおかげなのか、それともレンズ自体が進化して目に優しくなっている(あるいは僕の目に合うようなチョイスが出てきた)ためなのか、理由は不明だが、ともかく機嫌よくコンタクト生活を送れているのでありがたい。
実はこの6年間にメガネ屋を一度変え、2軒目のメガネ屋はオーナーが代わったりしたので、都合今の担当検眼士は3人目という事になり、レンズのブランド自体も一度換えているのだが、どのレンズでも一切トラブルはない。
■ で、本題のカヤックの話に戻るんだけど、僕の場合は普通に沈して普通にロールするくらいなら、びくともしない。僕はロールのときは薄目を開けているのだけど(正確に言えば、本人は目をつぶっているつもりなのだが、思い起こしてみると水中の様子が脳裏にチビッと残っているので、どうやら開けているらしいと分かる、という次第)、それでもずれることもない。
これは静水だけじゃなくて、川でホワイトウォーターに巻かれたときも、海でサーフ(ただし尋常なサイズの場合)に巻かれたときも同じ。
じゃぁまったく失くしたことがないのかというと、もちろんそんなことはない。過去に数度カヤッキング中にレンズをなくしたことがある。
一度は、「尋常ではないサイズ」のサーフに巻かれたときのこと。3m近い波に巻かれると、シーカヤックごと上下左右天地前後何も分からなくなるほどグチャグチャの洗濯機状態になる。こうなるとちょっとでも目を開けるとコンタクトなんてひとたまりもない。
僕はうっかり薄目を開けちゃったらしいんだな。というより、あの状態で「目を開けないように」なんて考える余裕はなかった。
幸運にも片目には残っていたので、完全な盲目状態になるのは避けられたのだが、実はカヤックのデッキに積んでいたフレア、ポンプ、ウォーターボトル、スペアパドルなどの装備も一つ残らずキレイにもぎ取られ、太いバックル2本で固定してあったリアハッチカヴァーまで、念のため艇と繋いでおいた紐ごと引き千切られて持っていかれていた。つまり、コンタクトどころか命を落としかけていたわけで、むしろコンタクトが一個残ったことに感謝したほど。
これが、沈で失くした唯一のケース。
■ それ以外のケースはすべて同じパターンで、「プロガイド・ワークショップ(PGW)」などで、特殊なセルフレスキューをデモンストレーションしているときだ。
どういうデモかというと、パドルが数m先に流れてしまったときにカヤックに乗ったまま身体を水面に投げ出し、下半身でカヤックを引きずりながらパドルのところまで泳いでいくという技術。
このときは、絶対に水中では目を開けちゃいけない。開けたら、まず百発百中レンズを持っていかれる(息継ぎのときに開けたければ、どうぞご自由に)。
ところがねぇ、分かっていても、なかなかパドルに手が届かないと、つい目を開けてしまうんだ。シーカヤックを下半身に「穿いたまま」引きずって泳ぐわけだから、ほんの数mでもすごく時間がかかるしメチャクチャ大変なので、ついつい「あとどれくらいだろう」と思ってしまうんだよねぇ。で、あえなく失くす、と。
だからこの技術は封印して、今後は二度とデモしないことにしている。悪しからず。
■ ちなみに当然だが、ハードコンタクトはちょっとしたことですぐ流れてしまうと思うので、絶対に止めた方が良いと思う。使うならば、使い捨てのソフトしかない。
■ ところで一方のメガネなんだけど、たまにメガネをかけたままホワイトウォーターやサーフをやる人もいる。写真が小さくてわかりにくいけど、10月20日のエントリーの写真の彼も、メガネのまま乗っている。ゴーグルなどは使わず、メガネだけをバンドで固定して、そのままバンバンホールプレイをやっていた。
彼はシーカヤックガイドやるときは、コンタクトにサングラスというスタイルなんだけど、なぜ川に行くときに限ってメガネなんだろう? 謎だ。
僕もメガネをバンドで固定してロールの練習をしたことがないわけじゃないのだが、とてもじゃないが二度とやろうとは思わなかった。僕にとっては断然コンタクトの方が信頼感があって楽チン。
■ 上記のSolid Daysにも書かれている通り、コンタクトも人によって千差万別のようだし、メガネの場合もやっぱり千差万別らしい。こればっかりは、やっぱり本人が実験を重ねるしかないのだが、失くすと財布にダメージがあるし、そもそもキャンプツアーになると、コンタクトは本当にうざったい。
結局のところ、「目の良い人は、うらやましいなぁ」という所に話は落ち着いてしまうのである。
次回生まれ変わったら、目と歯だけは大事にするぞ。
と書いて結びにしようと思ったんだけど、「ありゃ? このセリフ、どっかで見たことがあるような気がする」と思って探してみると、7月6日に書いてた(^^;
やっぱり物忘れ激しすぎ。やっぱり来世まで覚えていられるはずがないなぁ。ヤレヤレ。
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■ 目が悪い方は
を、「これといって自慢はないんですが、目だけは良いんですよ、ワハハハ、うらやましいですか?」という憎たらしい人は
をクリックしておいて下さいな。
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祝!賃上げ~~~
なにより、なにより!でした。
追記
「コンタクトレンズ使用記 ホワイトウォーターカヤック編(北山川2日目)」のタグ打ちが変ですよ~
あ、ありがとございます。
タグ打ちのご指摘も恐れ入りますm(..)m
さっそく直しました。
いや、ヤバイヤバイ(^^;
目と歯は、本当にとっても大切、って痛感しています。 今のところ「視力良好」「虫歯なし」が「宇宙飛行士の条件」と聞いたことがあります。 宇宙旅行世代のお嬢さんには、十分気をつけてあげてくださいませね。
ああ、しかし「ロールの時は薄目」か・・・先日プロの人にもそう教わりました。 ブレードをじっと見つめているようでは、ロール自在への道はまだまだ遠い・・・(涙)
Posted by: tomboy7 : December 8, 2004 12:28 AMぼくも使い捨てレンズを使ってます。
(でも1dayなのに平気で1週間使ってる)
もともと視力は良いほうではなかったのですが
レースの怪我で両目を手術してからは極端に悪くなりました。
ほんと目がいい人は羨ましい。
絶対、生涯で目に掛かるお金はかなりな金額になってしまうと思います。
あのエントリーを書いた後、沈しないだろうと思ってゴーグルをしていなかった時に沈してしまったことがあります。いつも通り目を開けてロールをしましたが、なかなか外れないものですねえ。元々、コンタクト装着に苦労するぐらい目が細いので問題ないのかも(^_^;
でも水が濁っていたので、そのままコンタクトをつけていると目に良くないような気がして気持ちが悪かったです。
沈するときより、水しぶきがかかった時の方が外れやすいのかも知れませんね。
あのエントリーで書いていたゴーグルは今頃木津川の底に沈んでいるはずです…
Posted by: さのし : December 8, 2004 6:08 AMtomboy7さん、ここに書きこんでいただくのは初めてですね。
ようこそです。
宇宙飛行士、未だにその条件は変わってないなんて、ちょっと驚きですねぇ。
僕は両方失格……。
>YUZOさん
ホント、お金のこと考えるとウンザリしますよねぇ。
あえて計算したくないくらい使うんだろうなぁ、一生だと。
悔しいですねぇ。
>さのしさん
けっこう外れないもんですよね、ホント。
やっぱり、ロールよりも、しぶきとか、落水(着水)の瞬間に目を開けてるとかの方がヤバイみたいです。
しかしゴーグル、残念でしたね。
でも、そうやってモノを水の神様に奉納するのは、カヤッカーのオツトメかもしれません。
僕も、コンタクトレンズのみならず、SEIKOのライヴァーズウォッチまで奉納しました。
おかげで今でも命があるのかもしれないと思って、自分を慰めています(^^;
December 6, 2004
《 自由テーマ 》 プロ論。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れる。午後シーブリーズ。最高気温17度、最低気温8度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット。海況おだやか。
[潮汐表] (ネルソン)
High 04:56 AM 3.2 m Low 10:48 AM 1.5 m
High 05:33 PM 3.4 m Low 11:42 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 予報通り、早朝は曇っていたが、すぐに快晴になった。でも、南西が吹いてるからやっぱり初夏にしてはちょっと肌寒い。
■ ウィルソンズの社長に会う用事があり、朝からアポ取りの電話をかけ続けているのだが、さっぱりつかまらん。自分で「月曜の朝一に電話してアポ取ってくれ」って言っておいて、朝から電話するたびに「社長はあと30分で出社予定」と言われ続け、挙句の果ては「午後にならないと出てきません」だと!
こっちにも予定があるんだぞ、バカヤロ。
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■ 極々私的なメモ。
昨夜、久しぶりに愛娘の散髪。一週間ほど前に自分で生え際をハサミでちょん切って500円ハゲを作ってしまったのが良いキッカケになったらしい(笑)

今回は、生まれて初めて「前髪」が作ってみたらしい。ハゲをごまかすため、という噂もある(笑)

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■ スズメレスキュー日記。
スリーデイに出ている間に、二羽とも急に大きくなってビックリ。とくにChibbyが大きくなり、一見しただけじゃChobbyと見分けがつかなくなってきた。
かなり飛べるようになってるものの、ネコに対する警戒感がゼロになってるので、まだ放すわけにはいかない。ココは危ないから使えないけど、ストライピーに協力してもらって、ヤツラを追っかけまわして「ネコは怖いんだぞ!」ってのを再教育しなきゃダメか。
ヤレヤレ。
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■ 先週から始まったリレーエッセイに、おなじみの『にしび~のニッキ』から参加表明!!
ますます面白くなりそうで、ワクワクしておりまするぅ(^^)
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■ さて、「自由テーマ」の第3回目。
本日はちょっと真面目に、硬めの「比較文化論系」のお話をば。
2001年3月執筆の「プロガイド論」を皮切りに、このブログ内でも何度となく「プロ意識」について書いてきた。10月に連載してご好評をいただいた「ガイドのつぶやき」のシリーズも、乱暴に言ってしまえば、要は「プロ意識」について色んな角度から独り言を言ってみたという企画だった。
ところで、「プロ」ってなんだろう?
こんな風に始めると、
「これのどこが『自由テーマ』なんだ? ガイドがどうたらっていういつもの仕事の話じゃん」
というツッコミが殺到しそうだが、今日はガイドの話じゃなくて、世間一般の「プロ」すべてについてポロポロと書いてみる。
■ さて、改めて。
「プロ」ってなんだろう?
ニュージーランド(NZ)に来て、日本との仕事ぶりの違いに驚く方は少なくない。表面的な点しか見ず、金もケチって生活しているワーホリの若い子たちの間では、
「キウィ(NZ人)は怠け者。日本人は勤勉」
という偏見が一般的だ(いや、実はワーホリ君だけじゃなく、良い大人でも「日本人は世界一勤勉」という幻想をいまだに信じている人は少なくないらしいのだが、とりあえず今は便宜的にワーホリ君を代表にしておく)。
ワーホリ君たちにとっては、昼間にラフな格好をして町をブラブラしている人が多いのを見ると、「何なんだこの国は!?」となるらしい。
そりゃそうだよ、ここは一次産業立国だぞ。日本みたいに大多数がスーツに身を包んで9~17時で「宮仕え」しているわけじゃないんだから、そりゃ昼間に町中でラフなかっこうした人がたくさんいるのは当たり前だってば。
産業構造や経済規模が日本とは全然違うんだから、いささか短絡的すぎる。これで「海外に出て見聞を広めた」つもりで国際人を気取られると、ちょいと問題あり。
■ そりゃ確かに、日本人と比べるりゃ、キウィの方が圧倒的に「生活の質」を大切にしている。彼らにとって仕事はあくまでも「金を稼ぐ手段」であり、アフター5、週末、あるは休暇中を本当の自分の生活と思い定めて、よく遊ぶの何のって。
だから、人間性を評価するとき、「仕事熱心」というパラメータは、日本ほど大きくは評価されないのも事実だろう。
そういう意味では、欧州人と非常に良く似た価値観だ。先日のスリーデイ・ツアーにも英国人の医者&弁護士の夫婦がいらっしゃったが、彼らとこの話をしたとき、「日本人は、いまだに休むこと、遊ぶことに後ろめたさを感じていて、勉強や仕事をしているときは他人の目を気にしなくていいから気楽なんだ」という話をしたら、「僕らとはまったく反対のメンタリティーだなぁ」とため息をついていた。
僕自身は金がドカンと転がり込んできて、職業欄に「隠居」と書ける日が一日も早く来ることを夢見ているメンタリティーの持ち主なので、彼らの意見に賛成、ワハハ。
ただし、その可能性はいまのところゼロである、ワハハトホホ。
最近は日本でもこうした生活観が次第に一般的になりつつあり、特にこういうアウトドア系のブログをのぞきに来ていらっしゃるような方たちの中には、そうした価値観の持ち主が多いかと思う。僕とご同類ですな、ワハハ。
ただし、こっちの連中は概して日本人よりもずっと徹底している。
ワーホリ君たちにはなかなか垣間見る機会はないだろうが、確かに5時になったとたんに少々仕事が中途半端でもそこでビシッと切り上げ、悲鳴を聞きつけたクラーク・ケントのように(喩えが古いか)、颯爽と職場を飛び出していくのはキウィにとっては当たり前のことだ。
そんなとき、そういう文化背景をよく理解していない新入社員の日本人が、キリのいいところまであと1時間がんばろうとオフィスで粘っていると、
「こら、さっさとしろ! 僕は早く帰りたいんだ。僕がオフィスを閉めなきゃいけないのに、誰か残ってると帰れないよ。もう良いから後は明日、明日!」
とボスに叱られることになる。
こういうのも、日本人には「怠け者」と映るらしい(ただしキウィ全員がこういう仕事ぶりだというわけではない。遅くまで働く人だっていることは言うまでもない)。
■ でも、キウィってそんなに怠けものかなぁ?
僕がこちらに来て、キウィたちの働きぶりを目にしたときは、むしろ、
「うわぁ、なんてよく働く連中だ!」
と感じたんだけど。
特に、目の前に困った人がいるときに発揮される、「ここまでやってくれるのか!」という親切ぶりは、さすがに世界一のホスピタリティを売り物にする国だと思う。
また、二十歳になるかならないかの若者(いや、むしろ少年、少女と言ってもいい年齢)が、上司の判断を仰ぐことなく、自分の裁量でどんどんと仕事を進めていくさまを見ると、本当に気持ちいい。
あと、肉体労働系になると、日本人との圧倒的な体力差がモノを言う。僕自身こっちの肉体労働業界に入ってずいぶん長いのに、彼らが日本人の数倍の仕事量をアッと言う間にこなしてしまうのには、いまだに唖然とさせられる。
こういうのを目にすると、我が祖国を思って引け目に感じることもしばしば。
■ 確かに日本人の労働時間は、長い。
しかし、仕事量はどうだろう?
17時以前を「時間つぶし」に使い、残業手当のつくアフター5になってから、やっと本気で働き始めるっていう人が昔は非常に多かったが、今はどうだろう? そういう人種が絶滅したとは考えにくいのだけど。
あるいはそうでない人も、必ずしも今日仕上げなくてはならないから残業しているのではなく、別に早く帰ってもすることもないし、遊びに行く金もないから、なんとなく残業している、ってな人はもっと多いんじゃないかなぁ?
こういうのを良しとする文化圏の人間が、17時まで全力で仕事しているキウィを怠け者扱いするのを見て、正直言って僕は大変な違和感を覚えた。
■ ただ公平を期すために申しあげておかねばならないが、もちろんキウィの中にだってとことんレイジーなヤツは多い。日本ではちょっとお目にかかれないようなレイジーぶりを見せてくれるヤツも、確かにいる。こういうときは「他人の目を気にしない」「遊びが身上」という価値観が裏目に出る。
あとよく働く連中にしても、仕事ぶりをつぶさに見れば、日本人の目には「ラテンのり」とも思えるような荒っぽいやり方が目立つのも確かだ。
■ だから、その辺を差し引きすれば、僕自身は「どっこいどっこい、どっちもどっち」と思っている。
ダラダラと長時間働き続けるマラソン型勤務に適応した日本人と、少々荒っぽい仕事ぶりながら短距離全力疾走型で働くキウィ、どっちが勤勉でどっちが怠け者とも言い難いななぁ、という感じ。
■ ただ面白いことに、キウィの中に「キウィは怠け者で、日本人は勤勉」と口にする人間は、少なくない。そのたびに僕は、
「いや、日本人は家に帰りたがらないだけなんだよ。長時間職場にいるのが苦にならないから、マラソン型に細く長く働くだけなんだ」
と言う事が多い。
だって、自嘲気味に「キウィはレイジー」と口にするキウィは、揃いも揃っておっそろしくよく働く連中なんだもん。そういう連中の前では恥ずかしくて、口が裂けても「うん、日本人は勤勉だよ」なんていえない。
■ さてさて、どっちが働きものでどっちが怠け者かはさておき、今度は仕事に対する姿勢を見てみたい。っていうか、これが本題。ワハハ、例によって枕が長いぞ。
先ほど「キウィの方が仕事が荒い」と言ったが、それでもなお、僕が「プロだなぁ!」と感じる仕事ぶりを見せてくれるのは、キウィの方が多い。仕事ぶりを見て「気持ち良いプロ意識」に感動を覚える場合、相手は往々にして日本人ではなく、キウィだったりするのだ。
■ この話をすると、
「そんなことないですよ、日本の方がもっとプロ意識高い人多いですよ!」
と反論する若い日本人も多い。
で、話を聞いてみると、彼らは宮大工の棟梁だとか、頑固な鍛冶屋だとか、芸術的な仕事をする板金屋さんだとか、カリスマ美容師だとか、鉄人シェフだとか、均一な品質の作物を生み出す農家だとか、著名な陶工だとかを挙げる。
フムフム、なるほど、なるほど。彼らはそりゃプロだよね。
ただどうだろう、こういう人たちが本当に「プロ意識」の高い仕事をしているだろうか?
彼らは「職人意識」の高い仕事をするのは間違いないだろうが、「プロ意識」の方は、実際にそれぞれの仕事ぶりを拝見しないことには、なんとも言えない、としか申しあげられない。
■ 僕なりの定義をもう少し詳しく述べると
- プロ意識 :
意識が「顧客満足」「費用対効果」にフォーカス
「お客様に対して恥ずかしくない仕事」という意識が強い
- 職人意識 :
意識が「仕事のクォリティ」にフォーカス
「自分自身や同業者に対して恥ずかしくない仕事」という意識が強い
といったところだろうか。
国民性として、人懐っこくホスピタリティにあふれている反面、ラテンなのりで乱暴な仕事ぶりになってしまう傾向のあるキウィの場合は、どうしても前者が多いように思える。
その反面、人と接するのが苦手でマニュアルがないと挨拶一つ出来ない人も少なくなく、その上自他の区別をあまり明確につけたがらない反面、「仕事」を自分の分身ととらえて丁寧に仕上げようとする傾向のある日本人の場合は、後者が多いような気がする。
日本でも「顧客満足」だの「費用対効果」だの言葉はよく聞くが、概ねマーケティング調査の結果として「数字」に表れたそれを議論している場合が多く、生の生きた人間を相手に「このお客様をどうやって喜ばせようか?」という姿勢は、やはり乏しいような気がする。
意地悪な言い方をすれば、日本人の場合はマーケティング調査をして数字をはじき出すのも「職人的」にこなし、それを元に議論してマーケティング手法を構築するのも「職人的」な作業としてやっている、という言い方も出来るかもしれない。
■ 職人意識は、もちろんプロにとっても非常に大切な要素だ。キウィを見ていると、荒っぽい仕事ぶりに腹立たしさを覚えることもある。そういうときは、日本人のきめ細やかさが懐かしくなる。
ただ、一つ注意しておかなければならないのは、「プロ意識」はあくまでもプロ特有のものであって、アマチュアにはありえないモノであるのに対し、「職人意識」は決してプロ特有のものではない、という点だ。
むしろ、職人意識を遺憾なく発揮できるのは、消費者・クライアントという足かせのないアマチュアだったりすることもある。
一例を挙げれば、家具職人(日本人)がアマチュア木工家(やはり日本人)の手による素晴らしい椅子を目にして、
「良いよなぁ素人さんは。金も時間もたっぷりかけて、こんな芸術品作れるんだからよぉ。オレたちゃ時間も金もかけるわけにゃいかねぇから、こんなシロモン絶対作れねぇよ。一回で良いからこういう仕事してみてぇもんだよなぁ。どっかにこういう仕事注文してくれる人いないもんかねぇ……」
とぼやいたというエピソードを耳にしたことがある。
これなどは「アマチュアの職人意識」のレヴェルの高さを示す好例だが、これは別に木工に限ったこっちゃない。プロ裸足の作品を生み出すアマチュアは、どんな世界にも必ずいる。そういうアマチュアは、プロ意識こそないものの、プロと同等あるいはそれ以上の職人意識を持っている。
つまり逆に言えば、元々はプロだったはずなのに、職人意識をとことん極めた結果、究極の作品を産み出せるようになったものの、その作品が消費者のニーズからどんどん外れていって、プロとしては食えなくなってしまうという場合だってあるだろう。
特に芸術方面では、「売れる作品」を作ることを恥じ、あるいはバカにし、貧乏に堪えながら自分に妥協しない「芸術」を極めるのを良しとする傾向がある。これば、僕の用語で言えば、「職人意識」の塊ではあるが、「プロ意識」は欠片もない、ということになる。
■ 別にどちらが良いとか悪いと言っているのではない。ただ、「職人意識」というのは、プロだけではなく、その道にはまり込んでしまった者ならば、アマチュアでさえしっかりと持っているものであり、すなわち「高い職人意識」はプロの証にはならない、ということを言いたいのだ。
むしろ、同レヴェルの高い職人意識を持つハイレヴェルなアマチュアとプロの間の「一線」が、「プロ意識」なのではないかと思っている。
■ さて、言葉の定義が終わったところでもう一度日本人とキウィの話に戻る。
非常に乱暴にステロタイプ化した印象を語れば、キウィの場合は「プロ意識が高いものの、職人意識が欠落した人間」を非常に多く見かける。
一方、日本人の場合はプロ意識といえば、「職人意識」のことだと思っており、顧客満足、費用対効果などの本来の意味での「プロ意識」は、おまけくらいにしか考えていない人が多いような気がする。
■ どっちが良いかと問われれば、実は僕自身はどっちも失格だと思っている。
僕は、「職人意識」と「プロ意識」の二つが、プロフェッショナルにとっての「両輪」だと考えている。両者のバランスが崩れていると、プロとして真っ直ぐに走れない。
ではなぜ、僕がネット上、あるいは「プロガイド・ワークショップ(PGW)」の場などで「プロ意識」ということばかり強調しているかといえば、上記のように、日本人は職人意識をプロ意識と勘違いし、結果プロ意識が欠如する傾向が少なからずあると思っているから。
逆に真面目な日本人というのは、だいたい職人意識の方はしっかり持っているものだ。
だから、こっちでキウィの若手を指導するときは、徹底して「もっと丁寧に」ということを強調し、彼らに「職人意識」を植え付けようと努力しているのだ。
■ というわけで、僕が日本語で「プロ」、「プロ意識」と言っているとき、決して「職人的仕事」のことを念頭においているわけではなく、むしろ職人的な仕事ぶりばかりにフォーカスしてアマチュア的、オタク的なアプローチに陥る危険性に警鐘をならしているニュアンスが強い。
■ 面白い記事を見つけた。
◇Unforgettable Days...「日本の医療が患者本位にならない理由」
医師の意識だのモラルだのの話題は昔からお馴染みのネタで、このコンテンツでは倫理規定の中に問題点を指摘している。
この倫理規定が「卵」なのか、それとも「ヒヨコ」なのかはよく分からないが、僕の言う「プロ意識欠如」というのがそれと対になっているのは間違いがないように思える。
つまり、日本の医学界には「医学を追及する学者」や「病気と闘う職人」は多いが、「患者の満足を考慮するプロ」は少なく、よって倫理規定にもそういうプロ意識はうたわれていない、と。
僕に言わせりゃ、医者なんて究極のサーヴィス業なんだから、もっとも高いプロ意識が要求される職業だと思うんだけどねぇ。アウトドアガイド風情に「プロ意識が低い」なんて言われることが許される職種じゃないと思うぞ。
■ ただし、上で挙げたような職業の方たちすべてが「職人的で、プロ意識欠如」と言っているわけではないことは、念のため申し添えておかねばなるまい。職人意識とプロ意識をきちんと併せ持った、素晴らしいプロフェッショナルが日本にもいらっしゃることは、僕自身もよぉ~く存じている。医師もしかり。
そして、逆にNZをみると、両方を併せ持った人間はやっぱりそんなに多くないことも申しあげておかねばなるまい。
つまりここで言いたいのは、あくまでも両国の一般的な傾向であり、あるいは日本人は「職人意識」と「プロ意識」を味噌糞一緒にしやすいので、気をつけようぜ、ということである。
■ って、ここまで書いて気づいたんだけど、今回の話って「危機管理考」で述べた、「危機管理」と「自己責任」を混同するなというのと、非常に似た論旨展開だったな。
つまり4年半以上たってるのに、あまり成長していないということか。ガッカリ。
■ 追記(2006年10月4日)。
別冊版「再考『プロ論』」で、当エントリの不明瞭な言葉づかいを訂正。
「プロ意識」の中を「プロ意識」「職人意識」の二つに分けるわかりにくさを、「プロ意識」の中を「ホスピタリティ意識」「職人意識」の二つに分けることで修正。および職種によってこの二つが必要なものと、片方だけでよいものがあることにも言及。
■ 関連過去ログ【ガイドのつぶやき】
◎その1「怖さについて。」 (10月7日)
◎その2「過保護について。」 (10月8日)
◎その3「プロの基準について。」 (10月9日)
◎その4「互助について。」 (10月12日)
◎その5「トウイングについて(前編)。」 (10月13日)
◎最終回「トウイングについて(後編)。」 (10月14日)
◎番外編「老兵は語るべきか、去るべきか?」 (11月13日)
■ 来週月曜日は、柔らかぁ~い、くっだらない話題でもやろうかなぁ。
何かトピックのリクエストあったらどんどんお寄せください。アウトドアネタ縛りはないので、「Ryuにこんなことについて喋らせてみたい」ってな話だったら、何でも良いですよ(ご期待に沿えるかどうかは保証の限りじゃないですが)。
-------------------------------
■ 「自分は職人型にあこがれるな」と思った方は
を、「自分はプロ型を目指したい」ってな方は
を、「オイラは両方をバランスよく兼ね備えた天才プロだぜ!」と思った僕のようなおめでたいタイプの方(笑)は、両方をクリックして下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1132
本日も力技のエントリー、お疲れ様です。
力作ゆえ皆さん突っ込みどころがなくて逆に感心しきってしまってコメント出来ないんですよ、うん。
でもコメントがないと可哀想なので無理やりがんぱってしまう私設秘書(笑)。
大雑把に言って仕事に対するスタンスのミクロ的見地とマクロ的見地の相違、といった感じですか>職人とプロ。
あと、プロはその職業についている人間自体、逆に職人はその人間の仕事自体が評価対象になっているという違いもありますよね。
両方の要素が伴っていないとその道のエキスパート(と言う言葉を一応使っておきます)にはなれないですね、確かに。
確かに日本だと職人的仕事の仕方(=ひたすら内省的、自己批判しながら緻密な作業をする)事イコール「デキル」という事になるんでしょうね。
長年に亘る大企業で終身雇用なんていう世界で対外的に個人レベルで血を流しながら戦う事がデフォルトでオミットされているビジネス文化で、日本人のビジネスメンタリティーがそうなってしまったのかもしれないですね。
でも、
数年前に聞いた話ですが、プロダクティヴィティー(生産性)の国別比較では日本はしっかりアメリカに負けていたんですよ。
就業時間に対して実際の生産量が伴ってないとレッテル貼られたような調査結果だったので、一応アメリカで「仕事のできる」「ワーカホリックな」人々に囲まれて仕事をすることが出来たラッキーな私はさもありなん、と思いました。
(この件に関して万一ネットで情報が拾えたらアップします>Ryuさん)
それにしてもウィルソンズの社長、「やっぱりね」といった感じですねぇ。
聞いているこちらも溜息、いやある程度予想通り過ぎて脱力・・・
お気遣いありがとうございます。
コメントいただけると、張り合いがでますです。
でも、力技に見えます?
力抜いてかるぅ~く書いた、「たわごと」なんですけどね。
職人気質のバックグラウンドは、いろいろあるでしょうね。
おっしゃるような「防波堤に守られた職環境」もあるでしょうし、伝統的な気質もあるでしょうし。
> プロダクティヴィティー(生産性)の国別比較では日本はしっかりアメリカに負けていたんですよ。
米国に負けるのは当然だと思いますけど、他国と比べてもひょっとすると最近は危ないんじゃないかなぁとも思います。
ウィルソンズ、社長とは結局あって話できたんですが、今日は下っ端の連中が信じられないミスを連発してまして、これからもその尻拭いでお客様に電話して土下座しなきゃいけません……。
もーやだ、あの連中。
あと、職人気質のバックグラウンドとして無視できないのは、日本人は「普通」を重んじるあまり、自分が良いと思うものが、世間でも良いと思ってもらえるという無自覚の思い込みがあるでしょうね。
お客様が実際にどう思っているかを考えずに、なんとなく自分と同じように感じているという風に勘違いしてしまう。
これなんかは、個々が大きく違うということを前提に生きている欧米文化圏ではちょっと考えにくい話かも。
Posted by: Ryu : December 7, 2004 7:57 PMProfessionalという概念はもともと信仰告白Professionから来ている概念です。この概念が広く認知されるようになったのはヴィクトリア女王の治世下のイングランド。ご存じのようにUKは1000家族に満たない地主貴族が「上流階級」であり、彼らの嫡子ではない子弟かつ他の空き家の爵位(断絶した家系など)もゲットできない人々が医者、弁護士など高等教育を要する専門職に就いて「中流階級」を形成していました(無論、商売に成功して下から上がってきた人々のうち、家業を継げなかった子弟もこのクラスにエントリーします)。
彼らは禁欲的なプロテスタントであり、その信仰の影響で、自らの職業を「天命によるもの」と考えました。神様が自分にその職業を遣わしたのであり、よって自分はその職業に全身全霊を打ち込まなければ・・・・最後の審判の時に天国に行けないであろう。そう考えたのです。こうして自らの職業に宗教的情熱と誇りを持って取り組む人々が生まれ、また社会全体が産業革命により二次産業・三次産業へと重心を移していく中で、プロフェッショナルである、つまり宗教的な心情を根拠に仕事に取り組む態度が高く評価されるようになっていきました。
これが本来の意味での「プロフェッショナル」であり、そういう意味ではRyuさんの言う「職人」気質のほうが原義に近いと言えるでしょう。日本が近代化に成功した理由を、宋の時代の儒教道徳を商工業者向けに再構築した石田梅岩の思想(石門心学)に求めた研究もあるくらいです。石門心学もまた商工業者に、その職業を天職と考えるべしと説く思想でした。
それでは何故、本来は宗教的な意味合いを持っていた職業観であるProfessionalが商道徳として別の意味合いに転化していったのか。マックス・ウェーバーはプロテスタントの予定説(自分が最後に天国に行けるかどうかはあらかじめ決まっている)にその理由を求めました。ぶっちゃけた話、もしも自分の職業が天命によるものであれば、その職業は成功するはずだという論理です。つまり、自分の仕事で成功して稼げば稼ぐほど、天国に行ける可能性が高いと考えられたのです。
ここに、稼ぐけれどもその金を使わず、さらに果てしなく富を積み上げていくという不気味な現象が生まれ、この富の蓄積が資本主義を生んだ、というのが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の説く物語です。
このような歴史的経緯から考えると、Ryuさんの考えるプロ、言い換えれば「愛される商人であろうとする態度」は、宗教的な心情を伴う「己の職業に身命を捧げる態度」とは区別して、出来れば別の言葉で呼ぶべきではないのかと私は思っています。
ほぇぇぇ。
そういう経緯があったんですか。
メッチャクチャ勉強になりました。
僕、何を隠そう世界史、古文、漢文が思いっきりガンでして、さっぱり阿呆なんです。
でも思いっきり興味わいてきたので、こっち方面にもちょいと触手を伸ばして……。
いかん、Hokulea2006さんのお話、ツボに入ることが多すぎて時間が足りん!
編集長みたいに4時に起きるしかないのか?(^^;
しかし、まさかこのブログにマックス・ウェーバーが登場することがあるなどとは、お釈迦様でも予想しなかったのでは?
>出来れば別の言葉で呼ぶべきではないのかと私は思っています。
なるほどねぇ。
「プロ」、「職人」という言葉をここでは使ったのですが、既存の言葉で他に類似のものを探すと、「玄人」くらいしかないですねぇ。
玄人っていうのは、素人との対比が出るから、プロと職人をひっくるめたようなイメージがあるし……。
今後のテーマとさせていただきますm(..)m
日本語においては「プロ」という概念が、さらに職業からも切り離されて、一つの芸能や技能に熟達した人物を指して使われるようになっているような気がします。例の公認指導員問題も、この「プロ」概念の混同が背景にあるのではないでしょうか。内田さんにしろ野田さんにしろ、あるいは日本カヌー連盟の元競技者たちにしろ、カヤックにおいて第三の(日本独自の意味における)「プロ」ではあっても、カヤックによるレクリエーションにおいて「良き商人である」あるいは「宗教的情熱を持って商売に取り組んでいる」という、本来の意味でのプロフェッショナルではありませんから。
Posted by: Hokulea2006 : March 22, 2005 1:21 AM腕に覚えがあることも「まかせとけ、俺はプロだぜ」という表現もありますね>日本語
プロ概念の混同は、ホントにやっかいな問題だと思います。
あと、どこか別のところでも論じたような気もするのですが、それにしたがって、「アマチュア」が「プロ」を軽視するという傾向も、日本には顕著です。
これもプロ問題を考えるときに頭がいたい。
おっしゃるとおり、内田氏も、野田氏も、僕の捉え方では、文筆のプロであって、カヌーのプロではありません。
夢枕獏氏が、格闘技や釣りのプロではないというのとまったく同じ。
でも、日本では前のお二人は「カヌーのプロ」ととらえられてますね(たぶんご本人たちもそう思っていらっしゃる)。
不思議です。
December 5, 2004
近所のバラ園。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
曇り、ときどき雨。南西風。最高気温20度、最低気温9度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、午後に25ノットにあがる。海況は次第に荒くなる。視界は良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 03:53 AM 3.3 m Low 09:44 AM 1.4 m
High 04:27 PM 3.3 m Low 10:40 PM 1.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 数日前の予報では、昨日は雷雨ということで、ビビッていた。なんせスリーデイ・ツアーの最後の日。雨だけならまだしも、雷は最悪だ。
ところが昨日書いた通り、結局良い天気のままツアーを終えることが出来た。
で、夜のうちに降り始めるかと思ってたのだが、結局今日の午前中もまだ曇りのまま雨は降らず。
微妙な天気図だよなぁ。この後も降るか降らないかよく分からんな。
っていってるうちに降り始めた!
っちっくしょー、午後からA&Pショー(農業畜産ショー)に遊びに行こうと思ってたのに。
-------------------------------
■ 近所にTasman Bay Rosesというバラ園がある。
人口一万人を切るド田舎だから、バラ園っつったって可愛らしいもんだろうと思ったら大間違い。日本でよく見かける放送局経営のバラ園に負けない規模。それを家族経営してるんだから、やっぱりニュージーランド人ってスゴイ。
春になると、ここに「お花見」に出かける。先月28日にも、ポットにコーヒーを詰め、ケーキやマフィンを持って、ちょいと遊びに行ってきた。
■ うわ、人いっぱいだ。上記ウェブサイトでもお分かりの通り、販売もものすごく充実しているので、我が庭に新しいバラを植えようという人でごった返している。

我々は買うつもりで来たんじゃないので、早々に庭の方に。

ここはうっそうとした林の中に庭を造ってあるので、ちょっとした迷路のようになっている。日本人がイメージする「バラ園」とのギャップは相当大きいが、湿度の高い日本でこれを真似すると、バラは全部ことごとくウドンコ病にやられてしまうんだろうなと思う。
ともかく、大きな木の下にしつらえられたベンチに座り、微風を頬に受けながらバラを眺める。目の前に広がる庭は、林の中の広場のような場所。浮世離れした光景に、心が表れる(のだが、デジカメの電池が切れたので、この風景はご紹介できなかったりする……)。
■ もともとミツバチは大好きな虫なのだけど、『Abejas e Colmenas』を読むようになってますます気になる今日この頃。
で、ここには素敵な巣箱があるのだ。
僕の頭上くらいに設置してある家型の箱なので、一見すると鳥の巣箱に見える。

ところが中はご覧の通り。

可愛い!
■ オマケ。
僕、古い車大好きでねぇ、思わず撮ってきてしまった二枚。

67年式 Jaguar Mk2。僕と同い年だが、すっかりヤレて来ている僕と比べて、このみずみずしい美しさはどうよ。
これはお客様用駐車場にとまっていた。実はときどきすれ違い、撮影するチャンスがないものかと思っていた車。

こちらは、たぶんこのTasman Bay Rosesのオーナーの車。同じくJaguarだがこっちは52年式のMkV11。なんと52歳。貫禄と優美が同居するこの堂々たる体躯を見よ! なんで今時の車にはこういうの優雅さがないかねぇ??? 50年代後半~60年代前半の欧州車のデザインは、ホント秀逸だ。
クラブミーティングとかフェアとかの特別な日じゃないのに、偶然同じ場所で古いJaguarを目に出来るなんて、なんだかラッキーだなぁ。
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■ バラが好きだった方は
を、ジャグワがうらやましかった方は
をクリックしておいて下さいな。
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Excerpt: 今朝の嵐は台風並でした。我が家のベランダのベニヤ板の屋根を、突風が一部さらってい...
From: Abejas e Colmenas
Date: 2004.12.05
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 雨、夕方には晴れる。東風。(高)18度、(低)11度。 [海洋気象] (エイベル) セパレーションポイントより北:南東30ノット、昼頃に20ノットに落...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.03.31
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 雨、夕方には晴れる。東風。(高)18度、(低)11度。 [海洋気象] (エイベル) セパレーションポイントより北:南東30ノット、昼頃に20ノットに落...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.03.31
Excerpt: 今朝の嵐は台風並でした。我が家のベランダのベニヤ板の屋根を、突風が一部さらってい...
From: Abejas e Colmenas
Date: 2005.07.31
巣箱、おもしろいですねー。パリ市内の公園にあるものによく似ているのではないかと思います。びっしりとつまってるみつばちの様子、たまらないです。一度あれを見ると、また見たいと思うのですよ。なんだろう?たぶんワックスのいい匂いとか、羽音も
何か人間の身体を癒す効果があるのではないかと思います。
身近にこんなところがあって羨ましい!!!
ピンボケで恐縮です(^^;
実はね、今度家を建てるつもりの購入した土地なんですが、土地利用の規約を読んでみると、ハチの巣箱は2つまでなら設置して良いらしいんですよ。
やってみようかなぁなんて思ってたり。
そういうことが規約にあること自体がすごい!
例の養蜂家に聞いたところによると、ニュージーランドは、みつばちそのものを生産する国としてはすごいらしいですよ。箱詰めで各国にみつばちを売っているそうな。
是非、飼ってください!手始めは2箱からがいいそうです。
いいな〜!あの、蜂飼いが必要になるぐらい増えたら、やとってくださ〜い!
Tasman Bay Roses、懐かし~い。
ホストファミリーが、小さなナーサリーを経営していたので、苗を買いに行ったことがあります。(Applebyにありました。)でその後、NZで知り合った日本人の友人を連れて行くときに、お使いを頼まれたことがありました。(一回しか行ってないのに、道を間違えないかドキドキしました。)
日本人だけでバラの苗を買いに来たので、最初はいぶかしげでしたが、お使いで来たんだと言うと、「先週日本の名古屋に苗を送ったばっかりなんだ。」とオーナーが話してくれました。
(私も庭を持ってバラを植えるならここから買おうかしら・・・)
その後、バラのアーチを通ったり、バラの名前を当てっこしたりして、穏やかな時間を過ごしたのを思い出します。
いかん、またNZ行きたい熱が、倍増しそうです。
> mitsubakoさん
がんばります。
しかし、NZのハチのレヴェルが高いとは存じませんでした。
あ、そういえば、先週ニュージーランド原生種のミツバチを久しぶりに発見しましたが、なんとも弱弱しく頼りなく、はかなげでした。
あぁいうのを見ると、ますます飼いたくなったり(笑)
>わややさん
あ、やっぱりご存知でしたか。
あそこ面白いですよね。
それじゃ次にいらっしゃるときは、今の季節を狙わなきゃダメですね。
December 4, 2004
[ リレーエッセイ #7 ] カバンかぁ。
■ 【本日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雲が次第に広がり、後に雨。北風。最高気温20度、最低気温9度。
[海洋気象] (エイベル)
北20ノット、今夜には落ち、明朝に南西20ノットに。海況はやや洗い。雨中の視界は良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 02:58 AM 3.4 m Low 08:54 AM 1.3 m
High 03:25 PM 3.4 m Low 09:39 PM 1.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 【一昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
朝のうち雨、のち晴れ。西の突風。最高気温21度、最低気温12度。
[海洋気象] (エイベル)
【暴風警報】変風10ノット、午後に北西20ノットにあがる。ただしセパレーションポイントより北では北西15ノットが、午後に西35ノットに。北部の海況は非常に荒くなる。北の波、2mにあがる。午前中の雨中視界良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 01:29 AM 3.6 m Low 07:32 AM 1.1 m
High 01:52 PM 3.7 m Low 07:55 PM 1.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 2日(木)は午前中から昼過ぎにかけてときおりにわか雨。15時以降は気持ちの良い快晴。風は弱い南東で、昼過ぎに一瞬北東からのうねりも重なったが、これも午後には落ちた。
3日(金)、朝からピカピカの快晴ながら、南東からのうねりが入っていた。昼過ぎに北からのシーブリーズが1時間ほど吹き、あとはアワロア・ヘッド以北で吹き荒れていた北西の影響のうねりが少し北東から入ってきていた。
バークベイに戻る直前の16時半ごろ、一瞬またもや南東から強い風が。これは予想外だった。
4日(土)、午前中はピッカピカの快晴で、風もほとんどなく、海況はおだやか。午後は曇りがちになったものの、午前中の貯金で快適なシーブリーズ。夕方は完全に曇った。
■ 久しぶりのスリーデイ・ツアー。以前も書いたが、今期は体力も気力も落ちているので、スリーデイ・ツアーのローテーションから外してもらっているので、リクエスト(日本人ガイド指名)が入ったときだけ担当するという形になっている。
いや、久しぶりのスリーデイは疲れますな。でも、面白い。写真撮りまくったりしちゃったり(笑)
今回のツアーは「ザ・クラシック」という名の通り、エイベルタズマン国立公園のキャンプツアーの元祖なのだが、食事に関しては時代とともに変わってきていた。
最初の頃は、すべて食材持込だった。ただし、以前も書いたことがあるが、お客様が持ち込んだ食材を全部集め、それをガイドの指示の元に全員でグループクッキングするというのが、ちょっとユニークな点だった。お客様にとっては「同じ釜の飯」を食う連帯感を味わえ、自分が持ち込んだ食材が意外な一品に化ける楽しみもあるる良いシステムであるが、ガイドにとっては綱渡りの連続だった。僕が入社したころもまだこのシステムだった。
僕が入社して2年ほどたった頃だろうか、食材付きオプションが登場した。これは食材費を上乗せしてもらえば、食材購入は代行しますよ、というもの。そして、調理自体はやっぱり全部の食材を集めてのグループクッキング。このオプションが登場すると、とたんに食材を持ち込む人が減り、このシステムの最後のシーズンになった先々期には、9割以上のお客様が「食材付きオプション」を選ぶようになっていた。
こうなるとガイドにとっては、毎回同じ食材で同じ料理をすれば良いので、非常に楽になる。ただし、自分自身は飽きがくる。
そして先シーズン、新オーナーの下では、「食材持込」の制度が廃されてしまった。つまり食材はこちらで100%コントロールするシステムである。こうなると、とんでもない食材が持ち込まれるのではないかとドキドキすることはなくなり、毎回毎回同じ料理を作るだけになってしまう。
さて今シーズンだが、ウィルソンズが介入してきたせいで、またシステムが変わった。大昔に逆戻りの「全員食材持込」に切り替わったのだ(もう一つのスリーデイ・ツアーは、完全食材提供」なので、ここでコントラストをつけたかったらしい)。
だが、昔のシステム通りではない。今年からは、グループクッキングではなく、お客様にそれぞれ個別に勝手に料理してもらうというシステムだ。
そりゃガイドにとっては、これが一番楽なのよ、確かに。調理道具などを準備して、「はい、勝手にどうぞ」でおしまいなんだから、一日全体ではおそらく3時間以上労働時間が減るはず。
でもねぇ、ガイドツアーって、ガイドが料理してくれるってのが醍醐味なんじゃないかと思うんだけどねぇ。まぁ、会社の方針に逆らって、僕だけ以前のグループクッキングのシステムをやっても良いのだけど、道具が個別料理にあわせて変わってしまっているので、それも難しい。
ともあれ、こういうシステムになると、僕はとことん手を抜く。つまり、自分自身の食事は「何とか生きて帰ってこられれば良い」という程度のものしか持たない。
10月4日のエントリーのコメント欄でtomboyさんがおっしゃってるように、ガイドツアーにいらっしゃる日本人アウトドアズマンの場合、ガイドが料理するところを見てみたい、という方も少なくないと思う。でも、今期の「ザ・クラシック」で僕の調理・食事風景をご覧になった方は、さぞかしがっかりなさることだろう(笑) もう料理とか食事とかいうより、「エサ」に近い世界だから、ハハハ。
ってなわけでこの三日、まともに飯を食っていないので、帰宅後最初の夕食前の今、かなり気が立っていたりする、ハハハ。 cl 7
■ 気を静めるために、こういう写真でも貼っておくか。

あ、いかん、余計気が立つかも(^^;
■ 追記(12月5日)。
昨日は疲れてて書き忘れてた。
二日目の3日(金)、シャグハーバー付近で数頭のヘクターズドルフィン目撃。ヘクターズはニュージーランド固有種の小さなイルカだが、この海域では珍しく、僕自身も二度目。
■ 関連過去ログ【イルカ履歴】
◎3月26日 ボトルノーズ
◎7月18日 コモン
◎8月13日 ダスキー
◎9月16日 ボトルノーズ
◎9月24日 ダスキー
◎10月6日 ダスキー
◎11月19日 オルカ
◎11月24日 オルカ
■ ところで、ニュージーランドのイルカといえば、こんなニュースも。
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■ [ リレーエッセイ #6 ] 僕の愛用ザックはマウンテンスミスの続き。
スリーデイ・ツアーから帰ってきて疲れきっている上に、戻ってみると『龍の巣』『エイベル・タズマン・アドヴェンチャーズ』もややこしい状況になってて、コーヒーを飲む暇もなくいきなり2時間PCの前にかじりつく羽目になってしまった。
というわけで、今日は珍しく、手抜き&勢いだけで書いてしまう。
カバン、バッグ。
困ったな。
いやね、こういう仕事してると、カバンの類を持たないんだ、これが。普段仕事に行くときは、ドライバッグに潮汐表、サーマルアンダー、財布、予備のメガネ&コンタクトレンズなどを放り込んで持っていく。
で、休日はどうかというと、いちいち入れ替えるのが面倒なので、財布の入ってるドライバッグをそのまま車に放り込んで出かける。
デイパックとかランバーパックとか使っていたのは、いつの話だろう?
ニュージーランドに来たばかりのころは、確かにこういうバッグ類を使っていたはずなのだが、さて……。
■ で、ジャパンに行くときなんかは、ごうちゃんと同じく、キャスター付のカバンと、『龍の巣』でも売ったことがあるダッフルバッグだな。
ただしハードケースのトランクじゃなくて、ジャックウルフスキンのソフトケースってところが、ちょっとアウトドアテイストをかもし出したりしてて、我ながら可愛いなと思ったり(笑)
いや、ホントはこのキャスター付バッグは僕のじゃなくて家人のなんだけどね。
カミゾノは、舗装されてるところでもバックパックなの? 変人だな。
もちろん普通のバックパックもいっぱい持ってる。ニュージーランドにあるのだけでも、15L、35L、45L、60L、80L、さらにベビーキャリーパック。これに家人のデイパックを加えると、すごい数だな(^^;
でも、編集長のようにこだわりを語れるほどのバックパックはないのである、ワハハ。
っていうのも、僕は吟味に吟味を重ねた上で、欲しいバックパックをちゃんと買ったことがないのである、エッヘン。
ジャパンにいた頃は、毎日のようにアウトドアショップに通ってはバックパックを背負い倒し、毎日のように各社のカタログを眺めていたので、歩くアウトドアカタログと化していたし、欲しいバックパックってのもあったんだけど、そういうのはたいてい高くて手が出ず、つい安売りしているパックを衝動買いしてしまったりするんだ、これが。
ちなみに当時は、背中に一番フィットするブランドはロウアルパインだった。逆に全然だめだったのが、ジャックウルフスキンとマウンテンスミス(笑) グレゴリーもフィット感がいまいちだったので、いまだに僕にとっては印象のよくないブランド。
でも、もうずいぶん経ってるから、各ブランド背負いごごちが全然変わってるんだろうな。
あ、そうそう、ニュージーランドを代表するブランド、マックパックは、日本で背負ったときから非常に印象がよくてビックリしたのだが、いまだにその印象が変わってないな。あまり劇的に進化してないんだろう、きっと。
と、今日はホントに四方山話だな、こりゃ(笑)
ってなわけで、今の僕はバックパックはおろか、クラッチバッグもデイパックもブリーフケースも持たないようなヤツなので、カバン類を語る資格はないのである。もちろん、編集長のように写真をアップすることなんぞ、できまっせんです。
だからって、別の愛用の道具ってのも、今ひとつ思い浮かばんなぁ。
ニュージーランドって、ホント物欲が消滅する国でね、道具に対する偏愛も消えちまうんよねぇ。日本人が道具の話ばかりするのを聞くと、眉間にシワがよることも(笑)
で、カバンの話のまま回してスマンが、次たのむわ>ごうちゃん
次回はもうちょっとちゃんと書くでよぉ、許してけろ。いくらなんでも15分で書くとこの程度のしか書けんわ、ワハハ。
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■ 「スリーデイ、お疲れ様」とねぎらってくださる方は
を、「疲れてもちゃんと書きなさい」と叱咤してくださる方は
を押して応援してくださいな。
「こんな可愛いスウェーデン人姉妹のビキニを相手にしてきたくせに、疲れたとは何ごとかぁ!」とお怒りの方、両方押して気を静めてください。
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Excerpt: [ リレーエッセイ #7 ] カバンかぁ。Ryuちゃんからのバトンタッチ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.12.06
Ryuさん、スリーデイツアーお疲れさまです。本文に登場しちゃったTomboyです。
私が9月にATAのツアーに参加したときのランチは、ラム+ミックスベジタブル+テリヤキTofuのピタサンドイッチでした。事前の準備とかガイドさんの調理さばきは勉強になるんですよ。次の自分のアウトドアクッキングのレシピに使わせてもらうとか。
ところで、ランチの後、海の水で食器を洗ったんですが、エコ的に大丈夫なんでしょうか?!
Posted by: tomboy : December 6, 2004 1:21 AM最近、食事がひどくなったとぼやいていますが、tomboyさんがいらっしゃったときがギリギリ昔の良い食事だったころなんです。
あのメニューはATKが冬の営業を始めたシーズンからほとんど変わっていないので、5年くらいやってた冬メニューですね。
あの頃は良かった……。
食器ですけど、あのくらいなら問題ないと我々は認識しています。
魚や海鳥が完全に無理なく消費できるレヴェルだと思いますし、実をいえば国立公園内の水道の水は、ほとんど浄水されないまま地下にしみこませているので、他のウォーカーやカヤッカーたちが食器洗いに使う洗剤の方が汚染度が高いです。
December 1, 2004
究極のグリーンツーリズム。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、高曇り。南西風。最高気温22度、最低気温14度。
[海洋気象] (エイベル)
南西20ノット(セパレーションポイントより北では西30ノット)、午後に北西20ノットに変わる。北部の海況は荒いが、次第におさまる。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:50 AM 3.7 m Low 06:56 AM 1.1 m
High 01:15 PM 3.8 m Low 07:12 PM 1.1 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 南西の気配など微塵もなく、快晴で海もおだやか、気持ちの良い一日。
今日は本当はワンデイ・ツアーをやることになっていたのだが、午後は明日からのスリーデイ・ツアーの準備をしたかったので、ハーフデイ担当の後輩ととりかえた。なんせ、ベースの様子がガラリと変わり、スリーデイ用の道具の場所がまったく違うので、準備に少々時間がかかると思ったから。
僕のグループは満員で、もう一つ14人という大人数のグループがあったので、ハーフデイだけで22人のブッキング。昨年まではハーフデイは催行されない日の方が多かったのだが、これだけ急に増えたってのはウィルソンズのブッキングだな。あの会社は昔からハーフデイが多かった。 sbh 8
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■ 一昨日から始まったGofieldブログ・リレーエッセイ、なんだか面白い。
編集長はいきなりPCネタという暴投をかましてくれるし、ごうちゃんは案外素直に返してきたなぁと思っていたけど、よくよく考えてたら今日の担当のはずなのに、僕と同じ日付の昨日アップしちゃってるし、いきなりなんかすごいことになってる。
一日に二人ともアップしちゃって、中一日で順番が回ってきた編集長、さぞかし慌ててることだろう(笑)
さて、僕はスリーデイに行くから、しばらくは二人でやっててくれたまえ、ガハハ。
あ、「自分も混ぜてくれぇ!」っていうアウトドア系ブロガーの方いらっしゃいましたら、最新のリレーエッセイのコメント欄に、
「明日は僕(私)にこの続きを書かせてください!」
書き込んでください。大歓迎です。
ルールはシンプル。本文中で自分の前の人のエッセイにリンクを張って、同じく自分の前の人のエッセイにトラックバックすること。これだけ。
さてさて、編集長が泡食って慌てて書いたエッセイ、楽しみ。
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■ 6月20日のエントリーで、北島オークランドのちょっと北にある「シープ・ワールド」というふれあい動物園のことを書いたが、灯台下暗し。地元にもあった。しかも、もっとスゴイのが。
我が家から車で一時間足らず、ゴールデンベイはタカカの近くにある「ベンカリ・ネイチャーパーク&カフェ」がそれ。
ここは11月3日のエントリーに書いたジェスター・ハウスと同様に、人なつこいウナギにエサをやれるのが名物。で、長いことジェスター・ハウスのパクリなんだろうと思っていた。
■ ところが! 実はここ、野生のウナギの餌付けのパイオニアだったのであった。なんと始めたのが1914年、90年もの歴史を持っていたのであった!
いやぁ、ビックリしたのであった。知らなかったのであった。ジェスター・ハウスの方がパクリだったのであった。大変失礼しましたのであった。
■ いや、驚くのはウナギだけじゃなかった。上で書いたように動物の方も、「シープ・ワールド」より良いんだ。
例えばドンキー(ロバ)。「シープ・ワールド」では、ドンキーだけは噛み付くので、手からエサをやることが出来なかったし、触ることも出来ないように柵が二重になっていた。
ところがここは、

ほらご覧の通り。
ウマも、「シープ・ワールド」では柵の中に閉じこめられていて、柵越しにエサをやっただけなのだが、ここは、

放し飼い。しかもどえらく人なつっこく、ひたすら後ろをついてくる。こいつがまたデカイ。種類はよく分からないのだけどスマートなサラブレッドじゃなくて、労働馬の類だからゴツクで背も高い。家人は少々ビビリ気味(笑) でも本人は意に介さず、カメラ目線。
こういう人なつこい連中ばかりなので、最後には、

こういう騒ぎになる。ムツゴロウさん状態。妻子がどれだけの動物に囲まれてしまっているか、写真が小さすぎて分かりにくいかもしれないので、列挙すると、まず右のオリの中からはシカ二頭、左の柵の中からはエミュー二羽がエサをねだっている。
そして放し飼いの連中の方は、足元に子豚六頭、ガチョウが三羽、ニワトリが三羽、そして前述のドンキーとウマがべったりとへばりついて離れない。
もちろん足元では始終ケンカが起こっているのだが、賢いイヌが一頭ついてきてくれてて、彼がケンカを裁いてくれる。
「シープ・ワールド」は、ガチョウ以外はすべてオリや柵の中に閉じこめられていたので、こっちの方がはるかに親密度が高くて楽しい。
ただし、テキサス・ロングホーン(スタン・ハンセンではない、ウシの種類名だ)とかヤギ、ヒツジとかリャマなどの少々頭の弱い動物は、シカやエミュー同様に閉じこめてあった。いや、「頭が弱い」っていう理由は、僕が勝手に考えただけで、大人しいシカやリャマまで閉じ込めてあるのは、別の放し飼い動物との相性の問題かもしれないけど。でも、たぶんこういう連中は逃げてっちゃうんだと思う。

たまたまタイミングよく、赤ちゃん動物たちのミルクの時間になったのだけど、スタッフのおばちゃんは、この間まで本人がミルク飲んでたような我が愛娘にも、躊躇なく哺乳瓶を渡してくれる。
この辺がいかにもニュージーランドらしくて好きなんだよなぁ。日本ではなかなかねぇ。
あ、そうそう、ウサギもダッコさせてもらえるよ(^^)
ちなみにここ、「ネイチャーファーム」と銘打っている通り、「動物園」ではなく、あくまでも「農場」。というのも、ここの動物は少しはなれたところにある農場に住んでいるのだそうだ。朝こっちに出てきて、夕方は農場に帰る。だから彼らはやっぱり「家畜」であり、決して「動物園」ではないと言う。
ここも「シープ・ワールド」とは違うとこだよなぁ。そこは明らかにあそこで飼育されている風だった。
とはいえ、ここの連中は「家畜」というより「ペット」並みの可愛がられ方をしているのは間違いない。でないと、こんなに人になつくはずがない。家畜ながらペット並みに可愛がられ、動物園の動物並みにいろんな人に会えるんだから、思えばこんな幸せな「家畜」たちもいないかもしれない。
■ さて、やっとお待ちかねのウナギ。
ところが、ここはジェスター・ハウスと違っていきなりエサをやるわけにはいかない。8分間のヴィデオを見て、90年の餌付けの歴史と、エサのやり方をお勉強しなくてはいけないのだ。よく出来てるなぁ。

これがウナギの住むアナトキ川。だからここのウナギは「アナトキ・ウナギ(Anatoki Eels」という異名を持っている。
ジェスター・ハウスは、幅1m少々の泥っぽい小さな流れなのだが、こちらは幅10m以上の清流。全然格が違う。
この清冽な流れの側を5分歩いたところに、エサやり場がある。日本人だったら、ここを歩くだけで大感動できるはず。
ファーム内ではイヌが案内してくれたが、こちらの小道には、途中で子ネコが待機しててくれて先導してくれた。なんというサーヴィス。参った。「究極のグリーンツーリズム」だ、これは。「ガイドの鏡」を自称する僕も、さすがにイヌや子ネコには敵わん!

ヴィデオでエサのやり方を勉強させられるのも納得。これだけ大きな川だから、ウナギたちもジェスター・ハウスのようにいつでもそこら辺にいるわけじゃないので、まず「呼び寄せる」ところから始めなきゃいけないのだ。なんせ、餌付けされているとはいえ、完全に野生。
呼ぶこと5分。あきらめかけたところに現れた。
うわぁ、さすが川がデカイだけあって、ウナギのサイズもジェスター・ハウスのとは比較にならん!
ヴィデオの横に貼ってあったFAQによると、連中の寿命は100年以上で、今こうして寄ってきているウナギの中には、なんと驚いたことに90年前に最初に餌付けされたオリジナルが混じっているらしいのだ。
確かに寄ってきた中には体長2m近いのが何匹かいたが、あれがそうだったのだろうか?
さらに驚いたことに70cmクラスのブラウントラウトまで寄ってきて、ウナギ同様にこちらが差し出す枝の先からエサを食うのだ。撮影には失敗したが、その巨体の美しかったこと!
■ ちなみにこの餌付けを始めたマギー・マッカラムという女性は、枝など使わずに手からエサをやり、時には巨大ウナギの口に指を突っ込んで甘噛みさせたり、体重30kg以上のウナギを抱き上げて陸上に置いたエサを食べさせたりと、完全にペット状態。
現代の自然保護の観点からは、ここまで「野生動物」とベッタリしてしまうことには批判があるのかもしれないが、50年以上前に撮影された彼女とウナギのスキンシップの様子は、ただただ感動モノだった。ニュージーランドのムツゴロウさん、いや、マギーの方がはるかに年上だから、ムツゴロウさんのオリジナルのような人だった。
彼女のファミリーが未だにこうしてその伝統を守り続けているのだから、この「アナトキ・ウナギ」に関しては、こうした野生動物との接し方も許されるなと思った次第。

僕らがこうやってエサをやりつつ大喜びしていたら、頭上から「Hello!」という可愛い声が響いた。見上げると、つり橋を渡って小学生の男の子数人が帰宅しているところだった。
良い光景だ。この国に暮らす喜びを改めて噛みしめるのは、こんなときだ。
併設のカフェで食事しようとしたら、ちょっと時間が遅すぎてコックさんが帰った後。残念。ケーキでお茶だけして帰ってきたが、価格もリーズナブルだし味も及第。これなら朝早く来て、昼食とアフタヌーンティーをここでとりながら、一日中ゆっくり遊ぶってのもいいな。
そういえば、川沿いの林の中にはハンモックもぶら下がってたし、ミニミニパターゴルフもあった(笑)
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■ ニュージーランドのグリーンツーリズムに興味をお持ちになった方、
と
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いいですねぇ。
こういう「のどかだけど楽しくてインタラクティブ」というのが小さい子供には本当に大切だと思うのですが、日本や北米の大都市なんかだとどうもアトラクション系を中心に子供が逆に心身ともに疲れすぎて興奮してしまう様なものしかないですね。
せわしなく並んで乗ったテーマパークのアトラクションよりもかえって「のどか系」は記憶に残っているようだし。
こちらのサイトのコメントででいつぞや紹介させていただいた近所のハイキングが出来る(マウンテンライオンも見かける!)カウンティー・パークの中にも、小さいながら現役の農場がありまして、週末の朝に頑張ってゆくとオフィスで産みたての卵が買えたりもするんです。
その為には朝早くから車で片道20分の公園へ向かい、入り口から更に片道1km以上子供にハイキングしてもらわなくてはならず、まだ挑戦していないんですけれど(笑)。
確かその農場で無造作にじかに地面の巣の上に乗っているエミューの緑がかった真っ黒な卵を生まれて初めて親子で見てビックリしたのでした。
(日本のふれあい牧場系でも卵はさすがに大事に何処かに持って行って孵化させると思いますがどうでしょう)
それにしても、馬にしろウナギにしろ、本当に大きい・・・馬の蹄のサイズを見てビックリしました。
子供はTDLに代表されるようなのも大好きでしょうけど、もうこの年になるとこういうのが良いですね(笑)
エミューの卵、直産みっすか?
すごいな(笑)
ニワトリだったら、産みたての卵は、我が家で手に入るからいいんですけど、ハハハ。
そうそう、その通りです>直産み。
ビックリしますよ、色といいサイズといい、いきなりエミューの足元のショボショボな巣とはいえないような藁の上にボンと乗ってましたから・・・
こんなサイト見つけちゃいました。
http://www.redcenter.nl/wijreizen/story.php?storyid=nz05
オランダ語ですね。
さすがにオランダ語サイトはこちらのブログでも初めてかと(笑)。
内容の確認は、多少の英語とドイツ語で概要は何とかなりますが、きちんと知りたい場合は自動翻訳で英語にするのが一番確実かと。
蘭語かぁ!
う~ん、読めそうで、やっぱり今一よく意味が分からない(^^;
たぶんこういうこと言ってるんだろうなぁ、っと推測しつつ、無理やり読みましたけど(笑)
いやぁ、聞くだけなら聞きなれてるけど、こうやって字面を目にするとめまいがしますね、ハハハ。
数ヶ国語と自由に読み書き会話するオランダ人っていう人種、ホント尊敬します。
ちなみに、オランダ語を英語に自動翻訳するには、どうすりゃ良いんですか?
よく分からなかったっす。
>ちなみに、オランダ語を英語に自動翻訳するには、どうすりゃ良いんですか?
以前こちらでコメントさせていただいた事があると思いますが、自分は今年になってブラウザをFirefoxに替えました。
で、Firefoxの長所である「自分の欲しい機能だけをカスタマイズ」ということで、主な言語を英語に自動翻訳する機能をメニュー自体に取り込んであるのです。
これを使うと、メニューでソースの言語を指定すると訳のわからなかった外国語ページが一応英語になってリロードされて来るので(速度的にも普通のリロードにやや劣る程度)便利ですよ。
Firefoxがなくても大丈夫、その翻訳機能の元サイトはこちら。
http://babelfish.altavista.com/
これにサイトのアドレスをコピーすればページが丸々英語になって出てきます。
そういえば、Altavistaは自分が眼鏡マークのお化け検索サイトが世に蔓延る前に散々お世話になった検索サイトだったりしましたねぇ、今は昔・・・
Posted by: MM : December 5, 2004 6:02 PMあ、狐火か、なるほど。
さすがだ。
IEでもできるかといろいろ探し回ってしまいました(^^;
おぉぉ、Altavista、すごい!
が、「Nieuw Zeeland」なんていう日本人が見ても分かる単語が「New sea country」と、いきなりド頭から誤訳されてて可笑しい!(笑)
いや、しかしちゃんと読めますね。
立派。
すごいすごい。
また良いものを教えていただきましたm(..)m


