July 31, 2004
神の宿らぬ細部。
■ 予報
地上気象 - 晴れ、風おだやか。最高気温12度、最低気温0度。
海洋気象 - 南10ノット、午後北西10ノットに変わる。海況はおだやか。
■ ときおり雲が出たがおおむね予報どおり。僕が海に出ていない日に限ってこうだよなぁ。
■ もうご覧になった方も多いかと思うが、7月20日の投稿『捕鯨と差別』にこんなコメントが入った。
この『捕鯨と差別』はけっこうあちこちで取り上げていただいているようで、文字通り通りすがりの方もかなり読んでくださっているようだ。
■ あの頭の悪いコメントに対する僕の意見は、続けてコメント欄で書きつづったので、もうここでは特に書かない。
ここで改めて書いておきたいのは、あのコメントの最後の捨て台詞「日本の代表気取りも結構だけど」の部分だ。
■ 偶然にも、あの投稿にトラックバックを下さったkmiura氏が、今日の投稿で、「愛国心」「becoming a Japanese」と題した二文をつづっていらっしゃる。
この文が、あの捨て台詞への回答としてはもっとも適切なものだと思う。ぜひともご一読いただきたい。
■ あぁいう捨て台詞を吐く井の中の蛙くんたちには分からんだろうが、kmiura氏も書いていらっしゃるとおり、本人が好むと好まざるをにかかわらず、外国人と接していると、いやおうなく「日本人代表」にならざるをえない場合がある。いや、実はそういう場合の方が多いくらいだ。なぜなら、相手がこちらを「日本代表」と見なして話をしてくるからだ。
これは立場を変えて自分が外国人に対して何か意見を言ったり、質問する場合を考えるとよく分かるはずだ。
日本のテクノロジーをほめてもらっているときは、この代表任務は大変に気楽だ。
ところが、時には、大げさに言えば「身体を張って」日本を守らなきゃいけないこともある。
だから、「代表気取り」なのではない。まさに「代表」なのだ。
そして、あの投稿内で書いた通り、あなた自身もひとたび外国人と接する機会を持ったとたん、「日本代表」にさせられてしまうかもしれないのだ。だからあれを書いた。
あの悪質なコメントを書いた輩は、一生涯外国人と接することなく暮らしていくつもりなのだろうか? いやきっと、そもそもそういう僕の意図する論旨が、まるっきり理解できなかったのだろう。
■ ただ、あのコメント欄の「もうちょっと勉強しろ」というご意見は、確かにごもっとも。こんなに頻繁に祖国を代表させられるのが分かってたら、ガキの頃から日本のこととか国際社会のこととかをもっとしっかり勉強しておくんだったよ、ホント。後悔先に立たず。航海の時は先に立つことが多いんだけどな。
■ とはいえ、モノ書きに限らず、情報を発信する側の手法として、わざと細かい部分の正確さを無視している場合もあることは、受け手の側も知っておいた方がよろしいだろう。
たとえば、以前にも紹介した本だが大塚英志氏の『キャラクター小説の作り方』に、以下のような一節がある。
「ある週刊誌のコラムで鴻上尚史氏がこんなことを記しているのが目に止まりました。
<先週、スタジオジブリの鈴木プロデューサーの「最近、起承転結を壊して、異常に細部に凝っている映画が多すぎないか?」という言葉を紹介しました。
香山リカさんとそんな話をしていたら、香山さんが「そうそう。知り合いのマンガ家さんが同じようなことを言ってたよ。『じつは夢でした。』みたいなものすごい物語の展開には、読者からなんの抗議も来ないんだけど、主人公がしているピンバッジが先週は右だったのに、今週はうっかり左に描いたりすると、猛烈な抗議が殺到するんだって。そんなことより、ご都合主義的な物語に突っ込んだ方がいいと思うのに、物語の展開には反応がなくて、絵の細部には、異常に反応するんだって」と教えてくれました。>こういった経験はぼくにもしばしばあります。」
(同書PP.238~239より引用)
■ 僕自身も、論旨に直接響く部分に関してはきちんと調べて正確を期して書くように気をつけているが、そうでない部分はうろ覚えのまま書いたり、あるいは不正確を承知でわざと大雑把な書き方をしたりすることもある。
例えば、太平洋戦争を「中国・米国 vs 日本」と書いたが、論旨上これで十分だからわざわざ正確な記述をする気など、最初からはなっからなかった。ホントは「米vs日」と書こうかとも思ったくらいだ。
その他の例は省くけど、大新聞社でコラムを毎日執筆するのを業務としているわけじゃなし、細部の細部までとことん裏をとって書けるわけがない。しかも、ディベート用のサイトじゃなくて、ここはお気楽なアウトドアブログだっつぅの。
そういう、本人が間違っている(あるいは、間違っているかもしれない)のを承知の上で書いている細部を「鬼の首とったように」指摘して、楽しいか?
■ 上で引用した部分でお分かりの通り、作品(と、あえてここではそう呼ぶ)全体の主題、論旨、主張などは読み取る力がない輩に限って、細部の整合性、しかも主題とは無関係な細部の整合性をつつきたがるクセがある。
「謎本」や「空想科学読本」の類の影響で、特に最近はこういう輩が増えているようだ。
これがもたらすものは、やはり引用中に見られるとおり、作品の質の低下である。
現に今の僕も、本日用に用意しておいた別のコンテンツを棚上げし、あまり上質とはいえないコンテンツをこうして執筆せざるを得なくなっている(とはいえ、棚上げしたコンテンツが上質かと問われれば、それも疑問なんだけど……)。
それでも、こういうのが好きなもの同士が集まって、そういう場でワイワイやってる分には問題ない。
ところが、そういう輩がTPOをわきまえず、そういう場じゃないところにまでこうして「通りすがり」と称して通り魔的な暴言を吐いていくのは、なんともうっとうしい。2ちゃんねるでおとなしくしててくれればいいんだけどね。
■ 同書の中で、大塚氏はこう言っている。
「よく、神は細部に宿る、という言い方がありますが、それに倣えばこうも言えます。『細部』には主題が宿る『細部』とそうでない『細部』があります。」
まったくもってその通りだと思う。
■ あともう一つ、揚げ足くんに教えておいてあげよう。
手練のディベーターになると、細部に間違いを「罠」として埋め込んでおく場合がある。下手にそこに食いつくと一巻の終わり、というわけだ。
あるいは、罠としてではなく、相手に逃げ道を用意してやるためにそういう手法を使うこともあるし、逆に「今回は自分が負けておいて、次回への布石にする」というためにそういうミスをわざと蒔いておく場合もある。
毎日別の仕事の合間を縫って短時間で書き飛ばしているこのブログでそんなことが出来るほど僕は器用じゃないが、そういう人も確実にいるし、必要とあらば僕もそういう事が出来ないわけじゃない。
ま、揚げ足くんはディベートの技術を磨く向上心なんぞは持ち合わせていないんだろうから、関係ないのかもしれないけどね。
■ とはいえ、本人がまったく気づいていない恥ずかしいミスが混入していることもよくあるので、親切心で教えてくださる分には、今後もどんどん指摘してやってください>温かい愛読者の皆さん
上記は、ミスをしたときの言い訳を、ディベート的にやってみただけの話で、ご感想や情報提供と同様、僕の間違いご指摘もありがたく拝聴いたします。
冗談抜きで、わざとじゃない本気のミスも、たくさんあるはずです、このブログ内。なんせ、上でも書いたとおり、毎日短時間で書き飛ばしてますから。
■ と、本日はアウトドアネタとは縁もゆかりもない話だけで終わってしまった。明日はちゃんとアウトドアっぽいネタをやるので、ご勘弁を。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/523
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ、後高曇り。北風次第に強くなる。(高)15度、(低)2度。 [海洋気象] (エイベル) 変風10ノット、セパレーションポイントより北では西15ノ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.20
これだけの文章。内容についてはあえてコメントしないけど、単に執筆量を考えても、短時間で書き飛ばしているとはすばらしい。身体能力にトラブルが発生、もしくは加齢でガイドができなくなっても執筆で飯喰えそうだな。
恐れ入った。
あわわ、この投稿に関して、まさかお褒めに預かるとは思いもよりませんでした(^^;
恐縮です。
実際問題、体力的にも気力的にもガイドは近いうちに引退せざるをえないと思ってるんですけど、そうなるとやっぱり分泌、もとい、文筆の仕事量を増やすしかないだろうなとは思ってます。
ただ、執筆量が多いのは、それこそ未熟だからです。
短い文の方が大変なんですよ、やっぱり。
例えば、Gofield.comのゴーフィールドレポートなんかは、時間かかります。
調子が良い日でも、丸々一日は絶対にたっぷりかかってしまう。
その点このブログは字数制限ないんで、気楽に長々と書き飛ばしちゃってます。
最初の頃は、それでも気をつかって短くする努力してたんですけど、毎日それやってると逆に持たなくなるんで、もう短くする努力は放棄しました(笑)
これって、文筆力は鈍っちゃうから、ホントはあんまりよくないんでしょうけどね。
July 30, 2004
神戸ポートアイランドにて。
■ 予報
地上気象 - 晴れ、風おだやか。最高気温14度、最低気温2度。
海洋気象 - 変風10ノット、セパレーションポイントより北では昼前に南東15ノットに。海況はおだやか。午前中のにわか雨の中、視界は良好。
■ あのなぁ……(-_-#
地上気象が「晴れ」で海洋気象に「午前中のにわか雨」って書いてあること自体が、そもそも変だと思わんかね>担当気象予報士
朝、お客様が集合した頃までは晴れていたが、海に出る頃には立派に曇っていて、あとはひたすら一日中降りっぱなし。
それどころか、このエリアでは一番おそろしい東からの波1mが途中から押し寄せてき始めるしまつ。
全然当たってねぇじゃねぇか!
実は正直言うと、東からの波は僕らガイド陣もまったく予想してなくて、ちょっと面食らった。なんせこのエリア、ほとんどのビーチが東を向いているので、東が吹くと国立公園中がほとんどサーフゾーンと化す。
とりあえず波裏になる島影のビーチで食事をとっている間にかなり落ち着いてくれたけど。
いつもどおり、こういう日は120%の力を振り絞ってカスタマーケア技術のすべてを叩き込んだツアーをやるので、お客様は氷雨に震えつつも皆大喜びで帰っていった。
あんまり皆ニコニコで去っていったので、最近は天気のいい日は仕事手を抜きすぎてるかなぁと、ちょっと反省してしまった。 astro 5
■ 昨日のブログに書き忘れたが、21日に書いたマックラックの使用レポート中間報告。
使い始めてまだ数回目だが、一昨日の仕事のときに、くるぶしが靴擦れでむけまくって猛烈に痛かった。特に右足は両側のくるぶしがやられてしまって、足を引きずって歩く状態。海で靴擦れおこすと、塩水がしみてツライねぇ。
今日は絆創膏やテーピングでしっかりガードしていったんだけど、焼け石に水。あっさりと悪化して火傷かと思うような広範囲の赤剥けになっちまった。ここまでの靴擦れは、生まれて初めてだなぁ。
ちなみに長らく愛用した田植えゴム長足袋では、一切靴擦れは起こらなかった。
まぁ足との相性の問題もあるだろうから、一概に靴のせいばかりとはいえないんだけどね。でも、やっぱり中が二股に分かれていないネオプレンシューズは、足が内部で暴れてしまうので、靴擦れがおきやすいような気がする。足場の不安定な岩場とかを歩くと、中で足が滑って捻挫しそうにもなるし、やっぱり僕は二股に分かれたタビスタイルを支持する。
あと、マックラックは靴自体の重量があるので、余計に擦れやすいってのもあるだろうな。
また、一昨日はついに股下の深さまで水の中に立ちこんでカヤックをウォータータクシーに積み込む作業をしたが、懸念していた通り、水がたっぷり入ったマックラックはべらぼうに重く、水の中を歩くのに田植えゴム長の倍以上の力を必要とした。
これじゃ沈脱後の再乗艇はかなり大変そう。ティッピーな艇だと、サポートやパドルフローとなしでは上手く乗り込めないかもしれない。Qカヤックス・ペンギンならだいじょうぶだろうけど、ネッキー・エラホだとつらいかも。
こいつをレスキュー訓練に使うの、なんだか怖くなってきたなぁ(^^;
■ 久しぶりに不思議体験の話をしようか。
あれは確か19歳の夏。いや、僕は夏生まれなのでもう20歳になっていたのかもしれない。
僕は当時つきあっていた彼女と一緒に、神戸ポートアイランドにいた。明るい神戸の夜とはいえ、いくつかは星が見えていたし、涼しくて爽やかな夜で潮風はずいぶんと気持ちよかったのを覚えている。
と、突然、まるであつらえたかのように、生暖かい一陣の風が通り過ぎた。まるで怪談のように。
ここでイタズラ心がうずいてしまうのが僕の悪い癖で、これは何も今に始まったことではなく、ガキの頃からの習い性。故中島らも大兄の著作を読むようになってからは、一層拍車がかかっていた。
「おい、変な気配がするぞ……」
僕が低い声でそういうと、僕が比較的強い霊感をもっているのを知っている彼女は青ざめた。なんせ、5月23日の投稿に書いた電話の相手が、まさしくこの子だ。例の電話から1ヶ月か2ヶ月しかたっていない。
■ でも実は、僕は何にも変な気配は感じていなかった。前の投稿に書いたように、「何か」の気配を感じ取ったとき、僕の場合はまず全身の産毛が総毛立つ。それで初めて「あぁ、何かいるんだ」と気づくことが圧倒的に多い。
このときは、この頼りになる妖怪アンテナはまったく反応していなかった。
■ で、意地悪な僕は、腕にしがみついてくる彼女をからかって楽しんでいたのだが、そのうちに何やら聞き捨てならない音が聞こえてくるのに気づいた。
僕らが歩いていたのは遊歩道で、並木・潅木をはさんで一段下に駐車場がある。潅木がけっこうしっかりしているので、遊歩道から直接駐車場を見下ろすことはできない。
音はどうも駐車場から響いてきているのだ。駐車場から響いてくる「聞き捨てならない音」といえば、そりゃカーセックスと相場は決まっているのだろうが、残念ながらこのときは違った。
なぜか、それはどう聞いても馬の蹄の音だった。
「何でこんな夜中に、しかもポートアイランドで馬が走ってるんだ???」
彼女も、今まで怖がっていたのも忘れて不思議そうな顔をしている。僕がイタズラをやめ、本気で不思議がっているのが分かったのだろう。
■ 「ちょっと待ってな、みてくる」
彼女を歩道に残し、僕はゆるい下り斜面に生えた並木の向こうの潅木をかきわけ、駐車場を見下ろした。そうすると、驚いたことにやっぱり馬がいるのだ! 右手から黒い大きな馬が人も乗せずに駆けてきて、僕の前を湯気を立てながら左の方に走り去った。 カッコいい!
「何だか知らないけど、やっぱり馬だよ、馬。でっかいのが走ってる! カッコいいよ! 降りておいでよ」
彼女が僕の側にやってきて、一緒に駐車場をのぞきこんだとき、Uターンして左の方から戻ってきた馬が、蹄と荒い息の音を盛大に響かせながら、僕らのちょうど目前を右に向かって走り抜けるところだった。
でも、馬は黒くなかった。大きくもなかった。湯気も立てていなかった。
だって、僕ら二人の目には、何も見えなかったのだ……。
そう。なぜか、音だけが、僕らの目の前を颯爽と通り過ぎたのだ……。
そして、走り去っていく蹄の音は、高いいななきを最後に、突然プツリと消えうせた。
■ というわけで、今回も意図せずとはいえ、彼女をおびえさせる羽目になってしまったのだった。彼女を元気付けるため、ポートピアホテルのティールームで高いケーキと紅茶を振舞わざるを得なくなったのは、えらい迷惑な話だった(笑)
ひょっとして、その後僕がふられてしまったのは、こうして不思議体験に二度も巻き込んでしまったからだろうか?(笑)
■ ちなみに、「どうせいつもの法螺だ」「中島らも追悼のジョークだろ」と思われてしまうかもしれないが、これはホントにホントの実話。なんせもうふた昔近く前のことなので、若干記憶が改ざんされてしまっているかもしれないが、意図したアレンジはほどこしてない。
しかし、あれはなんだったんだろう? ポートアイランドに馬の幽霊が出るなんて話、その前も後も寡聞にして聞かない。源平の合戦の馬かと思ったりもしたが、確かあのあたりは戦場になってないはずだし……。
あと、後から考えて気づいたが、真夏に「湯気を立てて」走る馬なんているはずがない。僕は競馬をやらないので、そのときは気づかなかったのだが、ありゃどう見ても冬の映像だ。その場で不審に思うべきだった。
いつもは頼りになる妖怪アンテナが最後まで無反応だったのも、よくわからない。
■ ちょっとは納涼になりましたか?
■ 関連過去ログ(不思議体験談)
◎5月 5日
◎5月 7日
◎5月23日
■ 「ナノテクがもたらす未知の危険」に警告
最後に、怪談よりももっと恐ろしい話を。幽霊や呪いは、無差別大量に48時間で脳を損傷させるなんて派手なことはしないからなぁ。
愛娘が成人するするころ、世の中はどんなことになってしまっているのだろう?
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/519
神戸で合戦で検索すると、一応
http://www.toyro.co.jp/library/kikou/n_03.html
となりますが、冬の馬ではないですもんね・・・
練兵場とか士官学校系はどうでしょうね?
でも、怖いけどイイ絵(音も)ですよね。あ、イイ感じだから余計に怖いのか・・・
湯気立ててたから、冬の馬なんでしょうけど、一番不思議なのは源平のころにはポートアイランドの場所は海だったってことでして。
あそこは海戦にはならなかったはずだし、海戦になったとしても馬は使わないですよねぇ?(笑)
音も絵もよかったですよ、ホントキレイでかっこよかった。
JRAのコマーシャルみたいで。
だから、正直言って僕は全然怖くなかったんです。
やばいものをガールフレンドに見せた後悔があるばかりで。
だから、今回書いたのが、怪談として怖いのかどうかは、自分でよく分かりません(^^;
こちらでは、初めましてです。いつも楽しく拝見してます。武蔵野のお話、テントのお話、そして今回の神戸の話...自分の体験と重なって恐怖感倍増です。折りしも2~3日前に自分の日記に「あなたの知らない世界」というタイトル(笑)でこの手の話を書いたばかり。ただ「あちら側の音」だと気付いた途端に恐怖が消えるあたり、人間は「あちら側」が怖いのではなく、正体不明、理解不能ということが怖いのだということでしょうね。
みんな不思議な体験してるんですねぇ。
遅ればせながら昨夜からRyuさんのサイトをほとんど全部読ませていただきました。なかでも「危機管理考」はプリントアウトして息子にも読ませました。子供なりに感銘を受けたのか唸りながら読んでおりました(笑)。
akiさん、こんにちは。
ここでは確かに初めてですね。
akiさんのサイトにはちょくちょくお邪魔してますし、にしび~さんのところでもお目にかかっているので、全然お久しぶりという感じじゃなかったのですけど、今改めて昔のメールを探してみたら、なんと最後のメール交換が3年以上前でした(笑)
貴サイト体験談も拝見しましたが、いやぁ、やっぱり自分のより他人の体験の方が怖いっす(笑)
僕も足音ってなんどか聞きましたが、あれホントなんでしょうね?
続編の方は、ホンマに怖いですね(^^;
こういう事態は、いつも覚悟はしているとはいえ、出来れば避けたい……。
危機管理考、すみません、中途半端なところで頓挫しちゃってて(^^;
概論だけ書いて、具体的なこと何一つかかないまま頓挫するなんて、ホントひどいですね。
長い目で見守ってやってくださいm(..)m
そうですか、もう3年以上になるんですね!改めてRyuさんのサイトを読めば読むほど、3年前にリンクページに加えて下さったことの“価値”を思い知らされます。危機管理考...今後も楽しみにしております。
さて、Ryuさんも謎の足音体験がおありですか?やっぱり。何度記憶を辿ってみても、あれは空耳とか夢とかじゃありません。でもそれよりも身の毛もよだつほど恐ろしいのが続編の方。リアル過ぎて書きませんでしたが、視覚聴覚だけならまだしも、臭覚までもが研ぎ澄まされて...エライことになってしまいました。
*二重投稿失礼しました。
Posted by: aki : July 31, 2004 7:00 PM臭覚(爆)
いや、ホント考えただけでも腸がよじれ、もとい、身の毛がよだちますね(^^;
足音よりももっとリアルな体験もあるんですよ。
次回のネタにとっておきますけど。
世の中、やっぱりよく分からんものって、あるみたいですね。
あ、二重投稿は気にしないでください。
消すの簡単ですから。
すぐに消してるんで、たぶん皆さんお気づきじゃないと思いますけど、実は僕自身もしょっちゅうやってるんですよ>二重投稿
システム的に二重投稿が出来てしまうってのも問題なんですけどね。
管理者の方に、とりあえず不具合として報告しておきますんで。
いま、5月23日分の投稿を読み返してみたら、あそこでは今回書いた馬の話の方が先だったように書いてましたね(^^;
(ちゃんと読み返さずに書いたのがバレバレ)
いや、どっちが先だったかな、分からなくなってしまいました。
ひょっとすると、この馬の方はさらに一年前の浪人時代の話だったのかもしれない。
いや、なんかそういう気がしてきた。
ということは、5月23日の記述が正解で、今回の記述がウソか。
ま、いいや(笑)
どっちにしても、この2回以外にも細かい不思議体験をしていた僕は、そういうのをしょっちゅう彼女に話をしていたので、どっちが先でも後でも、大した変わりはないのです(^^;
Posted by: Ryu : August 2, 2004 8:30 PMJuly 29, 2004
兄貴、逝く。
■ 予報
地上気象 - 天候は回復する。南西風。最高気温14度、最低気温2度。
海洋気象 - 南西15ノット、セパレーションポイントより北では西25ノット。夕方には南西10ノットに落ちる。北部海域も次第におさまる。北の波1m、次第におさまる。午前中の雨中、視界は良好。
■ 朝にはすでに晴れ渡っていて、気持ちの良い一日。裸足、Tシャツで出歩けるんだから、もはや冬じゃないよ、こうなると。山もゴース(ハリエニシダ)の黄色い花で染まっている。
■ 訃報。
7月26日、作家 中島らも氏 逝去。
心よりご冥福をお祈りいたします。
らも氏は、大好きな作家の一人。そのときどきで「マイブーム作家」はいろいろと変わるのだけど、ここ10年以上ずっとベストスリーから落ちない「不動のマイフェイヴァリット作家」が彼だ。
僕の文章につい法螺が出てしまう悪癖だって、思えば明らかに彼の影響だし(彼が耳元で「えぇねん、遠慮すんな、書いてまぇ」とささやくのだ)、ライフスタイルの面でもずいぶんと影響を受けていると思う。
ちょっぴり悪いことだけど、でも実はとても大切なことを教えてくれた一番仲の良かった兄貴分がどっかに行ってしまったようで、なんともやりきれない。
開高 健師、半村 良師、山本夏彦師ら、「心の三師匠」がなくなったときもずいぶんショックだったが、どうも今回の方が立ち直るのに時間がかかりそう。やっぱり年が近く、同時代を生きたという感覚のせいだろうか?
ただ、いかにも彼らしい逝き方をしてくれたのが、ファンとしては少し救われる。
昨晩は名作『お父さんのバックドロップ』で追悼した。
本当に酔っ払ったまま逝ってしまった、ラリリのオッチャンに、もう一度乾杯。
■ 昨日は夜になってから「今晩は電話当番だから」と言われてしまったので、またもネット接続できず。そのおかげで、ゆっくりらも大兄を追悼できたのだけど。
というわけで、例によって昨日のログも一日遅れで記録しておく。
■ 昨日の予報
地上気象 - 次第に雲が広がり、夕方から雨。北東の風。最高気温12度、最低気温7度。
海洋気象 - 南東10ノット、ただしセパレーション・ポイントより北では午前中に20ノット、午後には30ノットに。北部海域は次第に荒くなる。夕方からの雨中、視界は悪い。
■ 予報どおり朝からどんよりと曇り。海は最初南東5ノット、ツアーが終わる間際には北東からのうねりが最大約1m。
雨は昼食のためにビーチに上陸し、タープを張り終えたころに降り出した。ウォータータクシーでベースに帰着するまでは小雨だったのは、不幸中の幸い。家に到着した今は、相当に強い雨になっている。
あまり恵まれた天候ではなかったので、朝から気合を入れまくって久しぶりに120%の力を振り絞ってガイディングしたので、お客様はとりあえず笑って帰ってくださったので、まぁよしとするか。
しかし、寒かった。まだ注文したドライトップも届いてないんだよねぇ。 mmt 4
■ ところで、昨日は愛用のネッキー・ルクシャ・スポーツ(ポリ)で仕事するつもりでパッキングしていたのだけど、出発間際になって某カヤックメーカーの営業マン(というより、きっと社長)が駆け込んできて、FRPシングル艇のプロトタイプを置いていった。
昨日オンのガイドは僕だけだったので、自動的に栄えあるテストパドラー第一号になってしまった。久しぶりにルクシャに乗りたかったのに……。
しかぁ~し、コクピットの中を覗くと……。
おぉぉ!
PRODUCTION PROTOTYPE
COMMERCIAL GRADE
# 1
と書いてある。商業用(=プロ用)プロトタイプというくらいの意味だが、シリアルナンバーがNo.1じゃないの!
ワハハ、こういうのは気分がいいな。よっしゃ、今日はこれに乗るぞぉ! と、すっかりルクシャのことなんか忘れる現金な僕(笑)
■ 真っ白でカッコ良いんだけど、よくみるとこいつがなんとも変わった艇でね。日本ではまったく知られていないはずのメーカーなので、あえて名前は書かないけど、もともとレーシング艇ばかり作ってた会社なので、レーサー風の高いフロントデッキを持つグリーンランド艇。日本に入ってる艇でいえば、ネロのデッキ形状が一番雰囲気が近いのかな?
こういうデッキ、ジャマなんだよなぁ。
乗ってみると、やっぱりこのフロントデッキがなんともうっとうしい。聞くところによると、日本にはエスキモーロールのジャマになるとかいって、デッキ上にはウォーターボトルさえ載せない一派もあるそうなんだけど、もちろんプロの場合はそういうわけにもいかない。デッキ上はなんだかんだと緊急用具を載せることになる。
ところがこの艇、元々のデッキが高いもんだから、ウォーターボトル載せると相当の高さになってしまう。つまり、レーシングスタイルの高いポジションのパドリングを強いられてしまう。慣れるまでは、しばらく手がウォーターボトルに当たる。
あと、デッキが平らな艇に比べると、そもそもこのストレージのためのスペース自体が狭くて、数々の緊急用具が納まりきらない。しかも、なんとリアデッキにはバンジーコードが一本もないし、コクピット内もシートの後ろにスペースが少ない。これには参った。
そのくせ、コクピット内、フロットデッキ下には膝の間に棚がつけてあるんよね。いちいちスプレースカート開けなきゃいけない棚なんて、プロが使うかよ!
というわけで、儀装(デッキ形状を儀装と言っていいかどうかは悩むところだけど)はダメ。全然プロの使用にはたえない。
デッキラインの取り回しとか、グラブループの取り付け方とか、ラダー、ペダル類なんかの基本的な儀装はしっかりしてて、そういう意味での安全性はちゃんと確保できている艇だけに、ちょっと残念。
■ で、乗り味。
まぁ正直言って乗り味なんて、そんなに極端な性格じゃない限り、プロは何でも乗っちゃうんで、どうでもいいといえばどうでもいいんだけど、やっぱりこれもまたけっこう変わった艇だった。
たぶん、全長は5mを超える比較的長めの艇。しかもレーシング艇メーカーの作品。となると、さぞかしグラグラしてて、なおかつ真っ直ぐすっ飛んでいくレーサーっぽい艇だろうと予想しながら乗り込んだら、なんとまぁこれがまるっきり反対。
安定性は、旧クォリティカヤックス(現Qカヤックス)の名艇パフィンとか、ネッキーのカイユークとか、あぁいう感じで、初期安定性も二次安定性もほどほどですごくバランスがいい。比較的体重のある人ならば、初心者でも安心して乗れると思う。
もっと驚いたのが、旋回性。けっこう長い艇なのに、最も旋回性の高いシーカヤックの一つであるルクシャ・スポーツよりもはるかに曲がる! 正直言って、こんなにクルクルと回るシーカヤックは、生まれて初めて乗った。
なんせ、適当なスピードで適当にバウラダーを入れたら、あっという間に180度回っちゃった!! もうスラ艇の世界。驚ぇちまったよ。
昨日は試す時間がなかったが、きっとちゃんと全力で漕いで、慎重にきちんとバウラダーを入れれば、200度以上軽く回っちゃうと思う。パドルコーストの吉角さんだったら、きっと軽く270度くらい回しちゃうんではないだろうか? んなの、シーカヤックじゃねぇよ(笑)
で、これだけよく回るということは、言い方をかえれば、全然まっすぐ進まないということ(^^; つまり、レーシング艇メーカーの作った軽い軽いFRP艇なのに、全然速くないだ、これが。
もちろんラダーを下ろせばちゃんと真っ直ぐ進み、当然に速い(いちおうテストのために、珍しくラダーも一瞬だけ使ってみた)。
一日漕いで、最後にはやっと慣れて問題なく真っ直ぐ進むようになったけど、なんでここまでロッカーを強くしたのか、よく分からん。きっと、普段はロッカーのないレーサーばかり作ってて、いざロッカーのある艇を作ろうとしたときに、程度が良く分からなくて思いっきりやっちゃったのかもしれない(笑)
この艇漕いでて連想したのが、ウィルダネスのケープホーン145。これは逆にものすごく短い艇なのに、見た目に反して猪突猛進ロケット艇で、とてつもなくに曲がらない艇だった。
世の中には、面白いジャジャ馬艇があるものである。
■ すごく良かったのが、コクピット。座り心地とかポジションとか膝のおさまりとかは、今まで漕いだカヤックの中でも有数の快適さ。FRPのシートがきしんでウルサイのだけはいただけなかったけど、それ以外はずいぶん良かった。
ただ、僕はチビなんだよね。日本人の中でもチビなんだから、こっちではとんでもなくチビ。そういうヤツに快適なポジションが出るカヤックって、デカイ連中にだいじょうぶなのかな? 艇のボリューム的には、決してチビ向きに作ったわけじゃないと思うんだけど。
■ ってなわけで、ベースに帰って上記のように報告し、「どうせ買うならこれじゃなくて、ネッキー・エラホにしとけ」っていっておいた。そしたらその意見がすんなりと採用されうちの会社としてはこのカヤックはあっさり没(笑) メーカー側に僕のインプレを伝えたのかどうかは知らんけどね。
個人用として、サーフィンとかロックガーデンプレイ用に買うんだったら、すごく面白いと思う。仕上げもずいぶん丁寧で、「所有の喜び」は満喫できそうな良い艇だったし。FRP艇があまり好きじゃない僕も、パーソナルユース用にちょっと心ひかれる面白い艇だったな。
でも、ちょっと仕事向きじゃぁないね。やっぱりレーシング艇メーカーがいきなり「コマーシャル・ユース」の艇を作るのは、無理があるよなぁ。
がんばれぇ。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/515
Excerpt: ■昨日は突然アクセスがのび、普段の倍以上の方が拙ブログに来訪されていた。何事かと久しぶりにアクセス解析をのぞいてみると、検索エンジンにこのエントリが引っかかっていたらし...
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.07.29
うん、やっぱネッキーだね(笑)
あのメーカー、儀装はどうも良くないんだけど、ただ今回試乗した艇と違って、プロ的にはガマン出来る儀装だったりする。
逆に、アマチュアの人の所有欲をそそる仕上げ、ではないのが、売れない理由なんだろうねぇ。
ハルの設計とかはすごく上手で、良い艇作るんだけどねぇ。
July 27, 2004
魔法の白い粉。
■ 予報
地上気象 - 朝のうち雨、後にあがる。北風しだいにおさまる。最高気温12度、最低気温8度。
海洋気象 - 北東25ノット、昼前に北西15ノットにかわる。海況は荒いが、次第におさまる。北の波1m、次第におさまる。午前中の雨中、視界は悪いが、次第に回復する。
■ 予報どおり、夜中の豪雨は朝のうちにあがり、その後は晴れたり曇ったり。北西風は陸でもけっこう吹いていたから、トンガ島周辺はさぞかし荒れてることだろう。
■ 日本の花火
23日に『2004 全国花火大会情報』をご紹介したが、今日ももう一つ。
あぁ、いいなぁ、花火。ジャパンのサマーだよなぁ。
■ 花火をキレイに撮るのなら
ついでに、花火撮影法も。
その昔、僕が紅顔の美少年だったころ、一時期銀塩カメラにこってたことがあったんだけど、なんど挑戦してもどうしてもうまく撮れなかったのが花火。現像してみてなんどガッカリしたことか。まともにフレーム内にとらえるのが大変なんだよなぁ。
その点、デジカメだったらその場で確認できるからハンディでいいよね。
とはいえ、花火楽しむのそっちのけで撮影に没頭してしまいそう(^^;
■ 『魔法の粉 ベーキングソーダ(重曹) 335の使い方』ヴィッキー・ランスキー著(飛鳥新社)
今日の投稿のタイトルを読んで、「出た! ヒッピーのRyuがついにドラッグのこと書いたぞ!」と思った方、残念ながらハズレ。まだ書かない(笑)
最近アルコールを紹介することが多かったので、今日はちょっと趣向をかえ、僕がアルコールと並んで大注目しているエコアイテム、魔法の白い粉こと重曹をとりあげてみる。
重曹で台所の流しを洗うとピカピカになるなんてのは、誰でも知ってることだけど、実際にやってる方って、どれくらいいらっしゃるんだろう?
この本の中には知られざる驚くべき使い方がてんこ盛りになっている。これを読んだら、重曹を買いに走り、化学合成の洗剤をポイしてしまう人がきっとたくさん出てしまうんじゃないかな?
重曹は食品としても利用されていることから分かるとおり、人体に基本的に無害な上に、一石五鳥の魔法の粉なんだそうだ。同書の冒頭から少し要約すると、
1.やわらかい結晶構造の分子であること
→おだやかな研磨作用を持つ
2.弱アルカリ性であること
→酸に対する自然の中和剤となる
3.金属イオンを「キレート」すること
→水をやわらかくする(軟水)作用を持つ
4.各種の気体・液体を吸収すること
→強力な消臭・吸湿作用を持つ
5.酸と反応して二酸化炭素を発生すること
→自然の発泡剤・膨張材となる
という働きがあるのだとか。
■ この本を読めば、いろいろとアウトドアにも応用可能なアイディアがわいてくる。
たとえばカヤッカーの悩みの種である、すぐに雑巾臭くなってしまうPFD、スプレースカート、ウェットスーツなどの装備は、重曹を溶かした水につけておけば、匂いも相当抑えられそう。
あるいは、シュラフやテントをしまうときに重曹をふりかけておくというのも、すごくいいアイディアみたい。
また、足が疲れたときは1リットルのお湯に大匙4杯の重曹を溶かして吹っ飛ばす、もとい、フットバスをすると良いっていうアイディアが紹介してあるが、これなんかはキャンプ地でも十分に可能。というよりも、キャンプ地でフットバスってのは、なんかすごく魅惑的じゃない!?
ソーダ水を作るってのも、キャンプ地でできる、ちょっと面白い技だろうと思う。
どう? 面白いでしょ? 普段からシャンプーやセッケンを一切使わない僕なんかにとっては、同書はこの上なくエキサイティング。一家に一冊あっても良いかも。
紙の大量消費に心を痛めていらっしゃるエコロジスト諸氏は、地元の図書館に購入リクエストを出しておこう。
ちなみにたった今も、愛娘がカーペットにオシッコをもらしてしまったので、重曹を振りかけてから拭きとった。これで安心。便利便利。
同著者による、お酢をとりあげた姉妹書もあるのだけど、こっちは未読。お読みになった方、ご感想教えてくださいな。
■ ちなみに同書の翻訳を手がけたクリーン・プラネット・プロジェクトのサイトは、ナチュラルクリーニング派にとっては、かなり有名。要チェック。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/504
Excerpt: クレジットカードのポイントの失効が1月15日、、、慌ててポイントを数冊の本と交換して、昨日届いた中の一冊。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2005.01.15
クリーン・プラネット・プロジェクトのサイトによると、シャープの電子辞書と追加コンテンツカードに『魔法の粉ベーキングソーダ335の使い方』が入ったそうですね!
僕はカシオ党なんだけど(^^;>電子辞書
Posted by: Ryu : July 27, 2004 3:05 PM○風患者の間では、白い粉を溶かして全身浴するといいという話があります。
この風呂に入ると、肉が柔らかくなったような感じがしますよ....肉料理の下ごしらえにも良いということかな??
Posted by: uchida : July 27, 2004 4:16 PM同じく海外重曹愛好者会員です(笑)。
会員暦10年強、COSTCOに行く度に2-3キロ単位で大量に買い込んでさまざまな用途に使用しております。
使っているうちにどんどん新しい使用法のアイディアが沸いてくるところがいいですよね。
でも、ここではやはりお遊びを紹介しなくては(爆)。
ご存知かもしれませんが、一番ポピュラーなのが火山の爆発モデル。
・まず空き瓶を用意し、
・その外側を紙粘土等で覆う形で火山を作り、
(瓶の口は塞がないように)
・重曹、液体洗剤、食紅、小麦粉(コーンスターチや片栗粉でも可)を混ぜてどろどろにしたものを作り、瓶の中に注ぎ、
・最後に上から酢をゆっくり流し込む
これだけです。
真っ赤な溶岩がダラダラと・・・となれば成功。
本格的にパノラマを作ってお子さんの自由研究にしてもいいですし、逆に食紅を抜いたバージョンをビーチで砂遊びの傍らやってみても面白いでしょうね。
英語になりますが、
http://www.armhammer.com/
の方に山ほど色々な使用法があります。
(勿論お遊び系もキッズのコーナーにありますよ!)
アメリカで重曹といえばこのメーカーです。
>uchidaさん
僕、まだ患者じゃないですけど、重曹浴はときどきやります。
微妙な発泡具合が気持ち良いですよねぇ。
肉の下ごしらえは、どうでしょう?
海老の下ごしらえに使うと、肉がしまってプリプリ度がアップすることを考えると、牛とか豚とかの普通の肉の場合は、かえって硬くなりそうですねぇ。
肉をやわらかくするには、逆に普通は酸性のものを使いますよね。
キウィフルーツとか、マーマレードとかパイナップルとか。
きっと入浴で肉が柔らかくなるのは、微細な発泡で効果的にコリが取れるから、なんでしょうか?
よくわかりませんけど。
>MMさん
いきなり危険なネタを、どうもありがとうございます(笑)
重曹と酢を混ぜると、けっこう激しく発泡しますんで、皆さんご注意を。
Ryuさん>
なるほど、重曹で肉が締まるということは、ダイエット効果があったりしてね。体が締まって軽くなるから、柔らかくなったように感じるのかな?
そういえば、以前発症中に重曹風呂に入ったら、張れていた患部が見事に脱水されて干からびておりました(~_~;)
MMさん>
面白そうなサイトのご紹介ありがとうございます。
ナトリウムを池に放り込んだりしなくても、身近にある重曹でストレス発散できそうです(~_~;)
重曹についてもう少し調査して参りました!
こちらのサイトに、コンパクトにいろいろな情報が詰まっております。
http://homepage2.nifty.com/wave/newpage13.htm
蛋白質の乳化作用があるので、下ごしらえに使用すれば肉は柔らかくなると思いますよ。義姉がスジ肉を煮込む際の下茹でに重曹を一掴み入れているのを見たことがあります。
フルーツと肉の関係は、酸性だからというよりはフルーツの中の酵素の分解作用で肉が柔らかくなるのだと思っていたのですが(例:パパイヤのパパイン。洗顔にも使いますね)。
エビのプリプリ感と共に、この件については、又追跡調査をしてきます(笑)。
それから入浴の方は、発泡して二酸化炭素が発生することによって血行がよくなるのが一番のポイントかと。大きな錠剤形の入浴剤と同じ原理ですね。その上肌の方も老廃物が乳化されて綺麗になるので、余計に「ほぐれた感じ」になるのではないでしょうか。
疲れを取るといえば、今スポーツ選手が競技前に重曹を摂取するんですよね。何でも乳酸等の「体の疲れ」を中和させることでパフォーマンスを維持する目的とか。昔はスポーツドリンクもこんなに普及してなくて、競技の休憩中に食卓塩をがーっと手のひらに出して水分と一緒に摂取していた選手達を見たりしているので、こうやって身近な重曹なんかがスポーツの第一線に取り込まれてゆくというのはノスタルジックな痛快さがあります。
Posted by: MM : July 28, 2004 3:35 AMな、ナトリウムを池に、って・・・>uchida様。
実は上記の重曹火山、こちらはハワイ系の「穏やか爆発」なのですが、何でも混ぜ物等を研究するとパーンと派手に爆発してくれるレシピもあるらしいのです(笑)。
とても参考になりました。
ぼくはクーラーボックスの洗浄に使っています。
ぬるま湯を張って重曹を入れて一晩置いておくのですが、ほかにもいろいろと使い道があるんですね。
MMさん
紹介頂いたサイト 面白かったです。
早速 重曹ペーストをつくって体中の虫さされに塗りましたが、いい感じです。
ありがとうございました。
お役に立てた様で何よりです>にしび~様。
ペーストにラベンダーかティーツリーの精油を1滴混ぜると消炎効果も見込まれて更に良いかも知れませんね。
(他の精油は直接肌につけると大変なことになりますのでご注意を・・・)
なるほど それも試してみよ。
今朝、奥さんに「重曹っていいらしいよ」っていったところ、日本でもブームなんだそうです。
主婦の友だとかにも重曹の使い方マニュアルみたいなのがたくさん載っているらしい。
最近はクレンザーのような容器にはいったものも売っているのよと、出してきたのには笑ってしまった。
でかい箱入りの重曹まで我が家にはあったのでした。
それと「夏みかんにすこしかけて食べるとシュワシュワしておいしいのよ」とのことでございました。
Posted by: にしび〜 : July 30, 2004 1:55 AMJuly 26, 2004
僕のデジタルデヴァイド。
■ 予報
地上気象 - 曇りのち雨。北風。最高気温12度、最低気温8度。
海洋気象 - 北東15ノット、午後に25ノットにあがる。海況は次第に荒くなる。北の波1m、次第に大きくなる。夕方からの雨中、視界は悪い。
■ ほぼ予報どおり。ただ、最低気温8度ってのはホントかなぁ? 昨日より9度も高いんだけど、むしろ寒かったような気もする。ま、ニュージーランドの場合は晴れてるか曇ってるかでまったく体感温度が違うので(だから、真夏でも日陰は涼しい)、実際の気温はそんなものかもしれないけど。
■ 昨日、一昨日投稿できなかった理由をちゃんと書かなかったら、忙しいと勘違いされてしまった(^^;
いやいや、ヒマを満喫しておりまするぅ、おかげさまで(^^;;;
えっと、前に説明しなかったっけか? してないみたいだな。じゃ、書いておこう。
僕たちの借りている家は、以前『世界バリバリ☆バリュー』で紹介されたとおり、ホントに文句なしの恵まれた物件なのだが、一つだけややこしい点がある。
物件は大家宅と同じ敷地内に建っている離れなのだが、電話回線は本宅と共有。つまり彼らが電話を使っている間は僕らは電話もネットもできない。
さらにネットは「長電話」になるので、彼らの留守中か夜10時以降と決まっている。
つまり、僕が「スーパーナローバンド」といつもいっているのは、回線スピードの遅さだけではなく、このように時間的にも大きな制約があるため。
いや、回線スピード自体もべらぼうに遅いのよ、ホント。すごく調子のいいときでも、東京のアナログダイヤルアップ回線の半分以下のスピードしか出ない。
例えば『龍の巣』のトップページだって、いくら速くても5秒はかかる。普通は10秒くらいかな。20秒以上かかるときだって珍しくない。それくらいのスピード。
だから動画なんて最初っから完全にあきらめてるんでまずクリックしない。(笑)
アプリのダウンロードとかウィンドウズアップデートなんかも大変。こういうのは、まず翌日仕事がなくて夜更かしが可能な日を選ばなくてはならない。
なおかつ天候が良くて回線の調子が良くないと無理。だから、始めてみても回線が遅かった場合にはあきらめて別の日に仕切りなおしとなる。
だからダウンロードやアップデートを思いたってから、実際に成功するまで1ヶ月くらいかかることだって普通。
それくらい劣悪な環境で、サイトを5つも6つも管理しておりまする、ワタクシめ。アホと笑ってやってくださいな。常時接続のブロードバンドになったら、きっと僕は軽く100個くらいサイトを管理できるぞ<できるか!!
だから、たとえばこうしてブログを書いていて、「あれ?」と思うことがあっても、大家一家が在宅中は、すぐに検索して調べるという事ができない。
夜10時以降まで待てば調べられるけど、そうすると逆にその日のうちに投稿することができなくなるし、翌日仕事が入ってる場合はそこまで夜更かしもできないし、あるいはその日の仕事で疲れきってるときもムリ。
そういうわけで、書きかけたままお蔵入りしたネタもたくさんあるし(旬の季節ネタの場合は、時期を逃すともうアウト!)、本当はもっと調べてから本文内にリンクばりばり張りまくって投稿したいようなネタも、それをしないままにアップしていることが多い。正直いって、ブログを書いてて一番ストレスがたまるのが、こういう点。
私設秘書MMさんを始め、読者の方が後からバリバリ調べてコメント欄で教えてくださるので、その点本当に助かっております。ありがとうございますm(..)m 最近、ちょっと甘え気味という自覚もあります、ハイ……(^^;
ともかく、僕のブログの「詰めが甘い」のは、そういうネット環境のせい。これも一種のデジタルデヴァイドだよなぁ……。
■ というように今住んでる物件は、ネットヘヴィーユーザにはまったく向かないシロモノなのだが、その代わりそれ以外の点で極楽のような物件なので、とても引っ越す気にはなれず、もうかれこれ5年近く住み続けている。
で、話がこれで終わらないのが、やたら話を引っ張る僕の悪い癖(笑) 実は時間制限と回線の遅さ以外にも、ネットに関してはもう一つ足かせがあるのだ。そう、ここからが一昨日投稿できなかった言い訳。
大家は医者だ。そしてこの町は救急病院など一つもない。
そこで、医者が持ち回りで夜中に救急電話当番を担当するシステムになっていて、もちろんうちの大家にもときどき順番が回ってくる。そういうときは緊急電話がなりまくるので、僕らはネットはおろか、よほど緊急の用事じゃない限り電話もかけてはならないことになっている。もちろん夜10時以降も。夏なんかは、夜通し我が家の電話もなりまくったりする(涙)
だから当番の日は、なるべく大家が家に帰ってくる前に投稿をすませてしまうようにしているのだけど、時々いきなり「今日は当番だから今から明日の朝まで電話使用禁止」と言われることもあるし、事前に分かっていても僕自身も仕事で昼間に家をあけていて投稿できないこともある。だから、僕自身が忙しい夏は、冬に比べて投稿できない日がどうしても多くなる。
一昨日もまさにこのケースだったというわけ。
というわけで僕が投稿をサボってても、別に体調が悪いとか忙しいとか、そういうのではないのでご心配なく。デジタルデヴァイドのせいでごじゃりまする。
■ 閑話休題。
僕が唯一欠かさず買っている雑誌、『The Family Handyman』の最新号に、面白いストーヴが紹介されていた。
こっちではよく見かける暖炉型ストーヴなんだけど、ユニークなのが燃料。薪でもガスでも灯油でもガソリンでもない。僕が最近、エコフレンドリーな燃料として一番注目しているアルコールだ(アルコールといえば6月26日にご紹介したJSBさん、またまたすんごい新作を発表してらっしゃるので、要チェック!)。
ギャラリーのページをご覧になればお分かりの通り、大変にスタイリッシュだし、設置も簡単そう。
そりゃそうだよな。アルコールなら、煙突もいらん理屈だわ。
いいなぁ、これ! 今、我が家の設計をしていて、薪ストーヴも導入するつもりなんだけど、薪じゃなくてこのエコスマートってのも良いかもしれない。
ちなみに妻は暖炉を欲しがっているのだが、燃焼効率も悪いしダイオキシンも出まくりで、ちょっと今の時代に合わないような気がしてやめた。ホントは僕も暖炉好きだし、アドビといえば暖炉というほど、相性がいいのだけど……。
僕が『龍の巣』で扱っているフリルネック U.T.E.も西島(豪州)の製品だが、かの国は本当に面白いものを開発してくれて、まことに楽しい。
ニュージーランドびいきの僕としては、あんまり西島をほめたくなかったりもするのだけど、でもやっぱり目が離せないのだ。今も一つ、面白い発明品を発見して、『龍の巣』で取り扱えないかどうか、メーカーに打診していたりする。
うぅぅ、もうちょっとがんばれぇ!>ニュージーランド
ちなみに、上記の雑誌も、これまた西島の出版物。
ダウンアンダー(ニュージーランド&西島)のDIYのレヴェルの高さは、この雑誌を見ると良く分かる。日本の感覚で言えば、工務店が読む専門誌か?と思うような本格的な改装工事の手順を、素人にできるように詳しく解説してある。例えば、庭にプールを作る、広いウッドデッキを作る、土の中庭を前面レンガ敷きに改装する、屋根をぶち抜いて天窓をつける、壁をぶち抜いて部屋を広くする、などなど。
さらに工務店に頼んだときと、自分でやったときの、日数と費用の比較まできちんと書いてあって、親切なことこの上ない。
読者投稿の、「困ったときは、こんなアイディア」みたいなコーナーも、メッチャクチャためになって面白いのだ。
この雑誌こそ、入荷して『龍の巣』で販売したいくらいなんだけど、書籍はやっぱりなかなか難しいなぁ(笑)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/501
ワタシは、アメリカに来て一番最初にお世話になったお宅で、リビングの壁紙ならぬ化粧板のベニヤ及びカーペット剥がしを手伝う羽目となりました。大変だった・・・
窓なんかも枠ごとはめ込むだけなので、自分でやっている人はいますよね。
宇宙人の友人宅、お父さんが頑張って一人で改築中。が、ウォーターヒーターの位置も移動して水周り工事もしているらしく、「今ボクのおうち、シャワーがつめたいの・・・」といって我が家に遊びに来て幸せそうに暖かいお風呂に入っていったお友達(笑)。
ガハハ、似たようなことしてる(笑)
僕の場合、最初に住んだ物件が大家さんの手作りで、しかももう20年以上経ってたので水周りがボロボロになってて、夜中によく水道管が破裂してました(^^;
大家はもうお年寄りで夜中には絶対に目を覚まさないので、僕が置きだして庭の元栓を閉めて、
「また夜中に破裂したぞ」
ってメモを大家宅のドアの下に差し込んで、ってのを、何回くらいやったかなぁ?
シャワールームのタイルがまとめて十枚くらい落ちたり。
あれがトラウマになってて、水周りを自分でやるのは未だに抵抗を感じております(笑)
なんせアドビで水が漏れると、家がとけて崩れる(笑)
電気も230Vだから、いじるの怖いしなぁ。
ま、やってみなきゃわからんですね。
サイトを開設した96年頃はRyuさんのような接続回線を対象にストレスを感じさせない設計にしていましたが、ここ数年はこれでも見に来るのかと、せっかくおこし頂く皆様にあえて挑戦するようなサイトに進化(後退)中であります ムハハハ
ブログはお題を提供するくらいで、立ち寄って頂きた皆さんの知識や考えを読ませていただくのが楽しみになってます。
Posted by: にしび〜 : July 31, 2004 11:46 AM挑戦ときくと、「一二の三四郎」ファンの僕としては「ナンビトの挑戦でも受ける」といいたいところですが、えっと回線の遅さだけはなんともしがたいので、すぐ白旗です(^^;
きっと、未だに数年前の「軽いサイト作り」を一番念頭にサイト管理してるのって、僕みたいな遅い回線使ってる人だけになっちゃってるんでしょうねぇ(^^;
ブログも掲示板も、おっしゃるとおり皆さんのコメントが楽しいですね。
といいつつ、コメントの残しようのないような元ネタが多い僕(^^;
コメント残しやすいネタ考えるの、大変っす。
ただいま2階を壊して屋根を葺いたところです。
屋根を葺いたのは瓦屋さんでしたが、壊したのは素人である身内。
これで平家になります。
で、70歳になる大工さんに出来ない部分はお任せしてますが、
先日はトイレのタイル、床をハンマーで壊しました。
風呂、玄関の位置を移動するのです。
ぼちぼち外観が出来上がってきました。
しかし庭に山と積もった、瓦礫。
片付けるのはもちろん素人である身内。
燃やせるものは全部畑で燃やします。
暑いです、日本は真夏です。
裸で燃やしても暑いです。
死にます。
ビールが手放せません。
っという我が家のリフォーム。
おぉぉ、やってますな!
猛暑らしいから、大変でしょう?
身体壊さないようにね。
って、元自衛官なら問題ないね。
壊すのも得意か(笑)
ウチも、壊すときにはにっしーにお願いするからよろしくねぇ。
Posted by: Ryu : July 31, 2004 10:03 PM壊しに行くとかこつけて、馳せ参じたいですが・・・
アドビっていったい何れだけ耐用年数あるんすかね???
ちなみにビールのむと少々の辛さは我慢できることを発見。
(僕だけか)
これが香しくフルーティーなNZビールだったら、もう死ぬまで
動き続けます。
(あたりまえ)
しかし、つぎは垣根を取り除いて・・・軽トラが裏の畑へ通れるようにして・・・いったい何時まで続くのやら。
そして引っ越し・・・あああああぁぁぁ・・・・
ビールでいいの?
お安い御用、なんぼでも用意しまっせ。
しかし、家の新築やら増築やら取り壊しやら引越しやらって、ホントに大変だよね。
考えるとどんどん憂鬱になっちゃったり(笑)
僕の同僚に、今一人我が家に先駆けてセルフビルドに取り掛かっているヤツがいるんだけど、やっぱりストレスが相当かかっています。
あぁいう姿を見るとねぇ……(^^;
にっしーもがんばってね。
ほんと、熱中症にはくれぐれも気をつけて。
July 25, 2004
デジタル昆虫採集!?
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温13度、最低気温-1度。
海洋気象 - 北東10ノット。海況はおだやか。
■ 予報どおり。
■ 昨日はネット接続ができなかったのでブログも投稿できなかった。一日遅れだけど昨日のログを記録しておく。
なんせ接続できてないので予報もきちんとした記録が取れていないのだけど、確か
地上気象 - 晴れ。風おだやか。
海洋気象 - 南西10ノット。海況おだやか。
くらいの感じだったはず。予報どおりの一日で、海況も一日中鏡のようなべた凪。暑いほどの一日。
グループは英国と米国の若い男の子ばかり(女の子がいないってのは、大変珍しい)で、一日中レースのような調子で飛ばしまくりだった。
実質的なパドリング時間は3.5時間程度なのに、計算してみると11海里くらい漕いでいる(普段の倍!)。つまり平均速度は3ノット以上。風景やオットセイの写真を撮りまくったりしながらだから、実際にはだいたいずっと4ノット近いスピードで漕いでたわけだ。
やめてくれぇ(泣)
このツアーは過去6年間ずっとやっているメニューだけど、これだけの距離漕いだのはたぶん初めて。数年前の冬に、英国資格を持つプロガイド一人(しかもC1ロデオの英国代表選手!)+オーストラリア人カヤッカーという組み合わせで同じツアーをやったことがあって、さすがにこのときは瞬間スピードはとんでもなく速かったのだが(ツアー用のゴツイ艇で、たぶん5ノット前後出てたはず)、一日中飛ばしたわけじゃなかったので、最終的には昨日ほど長い距離は漕がなかった。
シーカヤック中級者なら「3時間半で11海里くらいなら楽勝ジャン」と思うかもしれない。ところが事情を知ると、ちょっと驚くと思う。
(事情その1)
昨日のメンバーは全員カヤック2回目の超初心者
(事情その2)
昨日使った艇は、日本人シーカヤッカーに見せたら腰を抜かすほど頑丈でクソ重いポリのタンデム艇。こいつ、すごく良い「プロ仕様艇」なので日本に輸出しようと思ったこともあるんけど、日本人には持ち運ぶのがつらすぎる重さなのに気づいて、涙をのんで断念したといういわくのある艇だ(笑)
もちろん荷物も満載。うちの会社はワンデイツアーでもツーバーナーやプロパンボンベまで持つので、艇はやったら重い。軽装のFRP艇でのワンデイツーリングとは、ちょっとばかし事情が違う。
(事情その3)
もちろんパドルだってFRPの重い平パ。
いくらベタ凪とはいえ、超初心者がこんな条件であの巡航スピードをキープするんだから、まったく欧米のスポーツ好きの若い連中はとんでもない(涙)
きっとあの連中、日本のローカル草レースに出したら、初心者のくせに表彰台に登ってしまうに違いない。困った連中だ。 b&i 3
■ 昨日の夜は同僚の家でパーティ。さすがに疲れきってて、ずっとソファにへたりこんでたので、あんまり人と話できなかった。ホストにも悪かったなぁ。
昨日の退社時点では、今日の予約が入っていなかったので、待機という形になっていて、パーティの間もずっといつケータイがなるかとドキドキしていたのだが、結局ブッキングは入らず仕舞いだったようで助かった。昨日の今日で、また元気な男の子のツアーが入ったら死ぬところだよ。
■ RFIDでデジタル昆虫採集 サンリオピューロランドで
うぅ~ん、何なんだろうなぁ、これは???
ところで僕がまだ東京で働いている頃、多摩の登記所に行くときはいつもここの横を通っていたのだが、TDLと違って平日はいつもシ~ンとしてる上に、メンテが行き届いていなくてビルなんて汚れ放題なもんで、遊園地というよりなんだか幽霊屋敷のような印象を受けていたのだが、最近はキレイになってるんだろうか? 余計なお世話だけど、ちょっと気になったりして。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/496
中も薄暗くて幽霊屋敷っぽいですね>ピューロランド。
駅前が立派なので、余計哀愁を帯びているというかなんと言うか。
必然的に女の子物ばかりなので、たまには男の子をひきつけるアトラクションが無いと・・・ということなのではないでしょうか。
(3-4年前にはデジモンの3Dショートムービーやってました)
所詮はポケモンセンターと同じで、どれだけ「おみやげ」と称してグッズを買わせるか、何でしょうが。
インドアなので、今年の様に暑い夏や極寒時には子連れの逃げ場にはなるんですけどね。
普段からそれなりに外遊びをしてるんでしょう>欧米のスポーツ好きの若い連中。
近所の高校で宇宙人が夕方空手のクラスをとっているんですが、5時過ぎた途端に仕事をあがった人間がゾロゾロやってきて、学校の施設を占領してスポーツしてますからね。
バスケや草野球なんて当たり前で、インラインスケートホッケーなんかをバスケコートと空きの駐車場でやられるのは、子連れにはチト怖い(笑)
ちなみにカリフォルニアでも今は外が真っ暗になるのは午後8時半過ぎです。そりゃ遊びたくもなりますよね。
Posted by: MM : July 26, 2004 6:20 AMいや、ホント日本って子供全然外で見かけなくなってますね。
そもそも体格が全然違うのに、あれだけ身体動かす時間が違えば、そりゃおそろしいほどの差も出ますね。
しかし、一昨日は特別速かった。
普段から体力ムンムンの連中にはなれてるんですけど、一日中あのペースで飛ばすグループは珍しいっす。
まぁ、女の子とか体力のない子がいなくて、誰も足を引っ張らなかったっていう恵まれた(彼らにとっては)条件もあったからでしょうけど。
July 23, 2004
年にたった一日だけの、花火の日。
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温11度、最低気温-4度。
海洋気象 - 南10ノット、ただしセパレーション・ポイントより南東20ノットが夜までに10ノットにおちる。北部海域は若干荒いが次第におさまる。
■ 見事に予報どおり。昼過ぎに南10ノット弱が吹いてちょっと寒かったが、雲ひとつない改正の小春日和。
海も、南風が吹いているときだけ一瞬わずかにチョッピーになったものの、その前後は鏡のようなベタ凪。
お客様も体力ムンムンの上に、何を見ても大喜びしてくれる英国人。こんにな楽で恵まれたツアーもなかなかないぞ。こんなんでお金もらっていいのか?(笑) いや、たまにはいいのだ。いいに決まっているのだ。うん。
明日も同じツアー担当なんだけど、今日みたいなお客様だと助かるんだけどなぁ。甘いか。 b&i 2
■ 2004 全国花火大会情報
こっちに住んでて懐かしくなる季節の風物詩はいろいろあるけど、夏だったらやっぱり花火。
ニュージーランドでは、11月頭の「ガイフォークスデイ」という日をのぞくと、年間364日は家庭での花火は禁止されている。だから店頭で花火が売られるのも、ガイフォークス直前の数日間だけ。
実際には大晦日のカウントダウンのとき、年明けの瞬間にガイフォークスのときに残してとっておいた花火が打ち上げられる。これは当局からお目こぼしがあるので、実質的には年に二日だけ、ということになるか。
だから、こっちの子供にとってガイフォークスデイは本当に特別な日。日本人の目から見るとショボイ線香花火や単発の小さな打ち上げ花火などを、チビチビと大事そうに、そしてうれしそうにやっている。一つ一つが終わるたびにため息をつきながら目をきらきらと輝かせているのを見ると、この子達に日本の花火を見せてやりたいなと思うと同時に、逆に日本の子にこういう姿を見せてやりたいな、とも思ったり。
でもこっちの子供には、ドラゴンを口にくわえて走ったり、ケ●に10連発打ち上げを挟んだり、2チームに分かれて互いにロケット花火を撃ちあったりするバカな日本人シーカヤックガイド大学生の姿は、決して見せたくない。
(間違っても、これは僕のことではありません。僕はこんなこと、したことありません。したことないの。ないってば。ないんだよぉ。ねぇっつってんだろ。ゴメンなさい、もうしません。)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/494
ずいぶん花火もやってないなぁ。
ネズミ花火,煙幕,落下傘。
それと,黒くて小動物の餌(ペレット)みたいな形している花火。
火をつけると煙出しながら,ニョロニョロ伸びてゆくやつ,ヘビ花火って言うんでしたっけ。
子供心に夜やる意味があるのかなぁって,不思議でした。
でも,シメはやっぱり線香花火。
それも紙じゃなくって,柄がワラのやつ。
揺らすとすぐに落ちちゃって,
もの悲しいのがたまらない。
なんで締めは線香花火なんでしょうかね。
そういえばいつも線香花火でした。
なんでだろう?
なんでだろう?
僕は「ドラゴン」なんだか好きですねぇ。
期待させるだけさせといて、シュっと直ぐに終わるヤツ。
見えなくとも、遠くから「どぉーん、どぉーん」と花火大会
の音が聞こえてくると夏って感じがしますねぇ。
僕もヘビ花火好きでした。
爆竹なんかといっしょに、昼間にやってましたけど。
線香花火、そういえば今は長持ちする日本製ってほとんど絶滅状態に近いのだそうですね。
軒並み中国製になってるとか。
残念ですね。
は、は、は、花火ーーーーー!!!
(心の叫び)
情報提供ありがとうございます。
さっそく、教えていただいたURLに「うちの花火大会も載せてくれーーー」と投書しておきました。
間に合わねーっつーの?(笑)
うちの町にある花火会社も中国に花火工場を持ってますよ。
国民性でしょうか、向こうの工場でつくってる花火は、やたらとバクチクっぽく爆発が激しいものが多いです。
この前、試し打ちに同席させてもらったのですが、「たしかに・・・」ってかんぢでした。
線香花火・・・・つい一昨日やったのですが、一番寿命が短かったです。最近の線香花火って寿命が短くなってないですか?(花火のせいにしたりして・・・汗)
ま、美人薄命ともいいますよね。
NZって花火大会ないんだ。なんかさみしいですね。それもやはり国民性なのでしょうか。
とにかく花火大会は見るのが一番!
(心のつぶやき)
しっかしケ●10連発って・・・やってみたーーーい!・・・じゃなくって見てみたいです(笑)
Posted by: さだっちょん : July 27, 2004 12:14 AMあ、お役に立ちましたか?>さだっちょん
寿命が短くなってるのも、中国製だからという理由を聞いたことがあります。
日本の古来の技術を持った花火職人がちゃんと作れば、線香花火も長持ちするしもっときれいに開くとか。
タンポポやメダカ同様、日本種は絶滅しちゃうんですかねぇ。
ヘビ玉重ね技、存じませんでした。
修行が足りません、精進します。
勉強になりましたm(..)m
肩の上か背中に重ねておいて、上から火をつけて「お灸」っていう技もあるか……。
↑反省したんじゃないのか?(^^;
July 22, 2004
電話と雷とライトウェイト・バックパッキングサイトと。
■ 予報
地上気象 - ときどき雨。風おだやか。最高気温10度、最低気温-3度。
海洋気象 - 変風10ノット、昼までに南東風に変わるり、セパレーション・ポイントより北では20ノットにあがる。北部海域は若干荒れる。昼頃のにわか雨中、視界良好。
■ 海洋気象は知らんが、地上は予報どおり一日中曇ってときどき雨。
でも、-3度ってのはホントかな? そんなに寒くなかったような。
■ 本日はサイトを3つご紹介。
■ 夏休みの天気が分かる「夏休みお天気」
日本気象協会は7月15日より、iモード、EZweb、ボーダフォンライブ!向けに「夏休みお天気」をリニューアルして配信。
便利な国だねぇ>ジャパン
■ 第2回 雷写真コンテスト
これは読者の方に教えていただいたのだが、「Ryuさん、いい写真で、ゲット100万円!」と書き添えてあった。
よっしゃぁ、オッチャンにまかせとけぇ! エイベル・タズマン国立公園の海面に落ちる瞬間をカヤックからバッチリとらえりゃ、シャクマンエンは間違いなしだぁ!!
ヤバイってば。自分に落ちる決定的瞬間の衝撃写真になっちまう。100万円ぽっちじゃワリにあわんわ(^^; でかいビルなんかがないこの地方で雷写真を狙うと、ホントに命がけになりそう(落雷にあっても壊れなかったら、カシオは喜ぶだろうなぁ>GV-20)。
チャレンジする方は、くれぐれもお気をつけて。
■ Behind the Forest
より楽しく、より快適に、そしてより深く自然の中に分け入っていこうとするとき、荷物を軽くすることが必須なのは、誰もが知っていること。でも、口で言うほど簡単なことじゃない。
このサイトはウルトラライトウェイト・バックパッキングの研究サイト。海外のコンテンツの和訳なども豊富。読み応えあり!
僕も、以前からずっと気になっていたハンモックテント、このサイトを拝見してから本気で買う決心がついた(まだオーダーしてないけど)。
ところが、今のところもう新しいのを必要としていないバックパックまで欲しくなってしまったのは、マズイなぁ(^^; いいなぁ、ラグジュアリーライトパック。久しぶりに「うずく」グッズだ。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/487
Excerpt: 時間をおかずに投稿しているので、当然こちらをから見る人がほとんどだと思うが、出来ればこの下の写真を見て、投稿も読んでからにしていただきたい。 実は下の投稿、「オレンジ...
From: TO-BEの戯れ言
Date: 2004.08.08
ここが元のサイトですね>ラグジュアリーライトパック。
この一番下のcotにも興味が沸くアウトドアズマンの皆さんが少なからずいらっしゃるのではないかと・・・
Posted by: MM : July 23, 2004 5:11 PMこのラグジュアリーライトパックのサイトの上の方に、アウトドア系の展示会があるとの記載、興味津々調べたら、ありました。
http://www.outdoorretailer.com
今度から米国出張の予定はこちらも調べてからになったりして>編集長殿。
で、このサイトの左メニューから入れるギャラリーですが・・・見てのお楽しみ(ニヤリ)。
Posted by: MM : July 23, 2004 5:19 PMハンモックテントはエクスペディションアシメトリーを、そのhpを見て買っちゃた(/_;)
使い心地は、最近暑い日が続いているせいか昼間に二度ほど張りましたが、日陰でも暑くて暑くて、ネットが虫よけにいいとあるが、開放感がない。
出来たら、取り外せるタイプがあるらしいので、収納サイズがちょっと大きくてもそちらがお勧めかも。ハンモックも慣れがないと眠れない。エクスペディションアシメトリーの収納サイズは、M社のムーライトⅠと同等くらい。
スリープウォーカーシュラフを買おうと思ってる人は、後で泣かないよう慎重にしましょう。
Posted by: ツォン : July 23, 2004 10:38 PM寝具は、求める性能が人によって本当に千差万別ですから、難しいですね。
ここの場合は、ツォンさんがおっしゃる暑さなんて絶対に問題にならないだろうしなぁ。
Posted by: Ryu : July 25, 2004 11:54 AMJuly 21, 2004
プロガイド御用達と、エクスペディション仕様。
■ 予報
地上気象 - 曇り。南西風。最高気温13度、最低気温0度。
海洋気象 - 変風10ノット。セパレーション・ポイントより北は、夕方に西15ノットに。海況はおだやか。
■ 今朝はかなり寝坊したのだが、僕が起きた時点ではピッカピカの快晴。大ハズレじゃんと思ってたら、案の定後になって、
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温13度、最低気温1度。
に書き換わってやがんの(笑)
■ にしび~のニッキ 6月14日のコメント欄で、アウトドアグッズによく見られる「一生モノ」という秀逸なコピーについて書いていたところ、それをご覧になったツォンさんから拙ブログ6月24日のコメント欄に「一生モノについて正式に書いては」とのお薦めをいただいた。
あの時点では躊躇したのだけど、せっかくだから少し違う切り口から書いてみようかなと思い直した。
(ここで思い直さなきゃ、業界内で摩擦を起こさずにすむのにねぇ。まったく損な性分だわ、ハハハ……。)
■ というわけで「プロガイド御用達と、エクスペディション仕様」。
アウトドアカタログや雑誌記事を眺めてると、「プロガイド御用達」の類の言葉をときどき見かける。これも「一生モノ」同様、消費者をフラフラッとさせる良いコピーなのだが、僕はその大半に、「これのどこがプロ御用達なんだよ!」とツッコミを入れている。
見たところ、それらの大半は「エクスペディション仕様」なのだ。
何が違うのか?
■ エクスペディション(遠征、冒険、探検)では、超極限状況を想定した装備が必要になる。
だから少々高価でもいいから(命は金にはかえられない)、オーヴァースペック気味の性能が要求される。
一方、エクスペディションは「期間限定」だ。つまり極端にいえば、遠征が終わった翌日に壊れてもかまわない、ということになる。
もちろんエクスペディション用品は耐久性最重視で作られているが、それは「想像を絶する悪天候下でも壊れない」という意味であって、「何年も何十年も使える」という意味での耐久性は必ずしも必要とされていない。
これがエクスペディション仕様だが、競技仕様もこれに順ずると考えていいだろう。
■ それに対して、プロガイド(以下、プロ)御用達ってのは、つまり毎日の仕事道具、仕事着のこと。ジャンルやフィールド、マーケット層によっても左右されるから一概にいうのは難しいが、プロというからには、とりあえず年間最低でも100日はフィールドで仕事する人のことを念頭において話してみよう。
プロの場合、エクスペディションのように超極限状況は想定しなくていい。そういうときは、お客様をフィールドに連れ出してはならないから。
つまりプロには、オーヴァースペックな道具は必要じゃない。
逆にプロが道具に要求する条件は、なんといってもリーズナブルな価格と堅牢さである。エクスペディションと違って仕事はエンドレス。道具もどんどん壊れる。エクスペディション仕様の高価な道具で全部揃えてたら、赤字になっちまうってば。安くて壊れない道具、これが一番。
もっとはっきり言えば、壊れるまでの日数で購入価格を割って「一日あたりのコスト」を計算したり、ワンシーズンで壊れた道具の価格を合計して「ワンシーズンあたりのコスト」を算出してしまうような人種がプロなのである。
つまり、風速100ノットの嵐に耐える性能はいらないから(50ノットに耐えてくれりゃ十分だ)、南半球の激烈な紫外線に一年間毎日さらされ続けても劣化しない道具、こういうのがプロとしてはありがたいのだ。
■ 自動車にたとえれば、エクスペディション用具はラリー仕様レーシングカー、プロ御用達はタクシーやバス、ってことになるか。
■ つまり、短パン一枚に一万円近い価格と「プロ御用達」ってコピーがくっついていたら、そりゃ眉にたっぷり唾を塗りつけた方がいいってこと。
短パンなんぞどうせワンシーズンでダメになるのに、貧乏と相場が決まったアウトドアガイドが我も我もと一万円近い金を払うはずがない。そんなことするのは初々しい新米ガイドだけだろう(笑)
■ ただ、その短パンを使ってるヴェテランガイドがすごく多い場合もある。そういうのにはちゃんとカラクリがあるのだ。
例えばニュージーランドのアウトフィッターの場合は、職場安全基準法の関係でユニフォーム支給が義務づけられている。小さな業者は守っていないことも少なくないが、遵守してる大手業者の場合、メーカーから直接商品を仕入れてガイドに無料支給するので、いくら店頭価格が高くても、それらは自然と「プロ御用達」になってしまう。
例えば今シーズンのうちの会社のガイドは、揃ってマックパックの短パンを穿いていた。確かに良いパンツなんだけど、でも「プロのチョイス」というわけではないのだ(それを言うなら、フリルネック U.T.E.の方がよっぽど「プロのチョイス」だ)。
米国のことは知らないが、似たような制度があっても不思議じゃない。
日本の場合も、ショップ併設のアウトフィッターの場合は、そもそも卸価格で入手しているので、スタッフは「プロにも安心な価格」で買えるし、ショップ部門を持っていないアウトフィッターの場合も、卸価格でグッズを買えることが多い。
だから店頭では高価なグッズを、「安かったから」という理由だけで使っているプロがいたって不思議ではない。
あるいは、プロの場合はメーカーからモニターとして無料支給されてテスト使用している場合もよくあるのだ。
■ というわけで、「プロガイド御用達」のコピーにはよくよくご注意を。
以上で見てきたように、プロが使っているものすべてが、本人自身が選び、自腹を切って定価で買ったものだと思ったら大間違い。
試しに彼らにきいてみるといい。「定価で買わなきゃいけないとしても、やっぱり同じものを買って仕事に使いますか?」って。「それなら別のものを」とか「やっぱり買うけど、仕事に使うのはもったいない」なんて答えも、決して少なくないはずだ。
でも、事実としてプロが使っていれば、メーカーやショップは「プロ御用達」というコピーをすぐに使いたがるのである。
オソロシイ話だねぇ。
■ だからプロはヴェテランになればなるほど、上記のような「裏技」が使えない場合は、アウトドアブランド品じゃなくて土木作業用とか園芸用とか漁師用とかの、「本物のプロ仕様グッズ」に手を出すようになる傾向がある。
ま、この傾向はプロに限らず、ヴェテラン・アウトドアズマン全般に言えることだけど。
■ もっと正直に言えば、アウトドアブランドの道具を定価で見た場合、高価なわりに案外壊れやすくて、コストパフォーマンスが悪いことが少なくないからだ。
上記のように短パン一つとっても、アウトドアブランド品は一万円近いものもあるが、「一日あたりのコスト」で比較すれば、数百円の安物に圧倒的に劣るのが普通。
皮手袋だってアウトドアショップと作業服屋では10倍近い価格差があったりするが、耐久性や実用性に10倍も差があるわけないことは、言うまでもない。
「アウトドアブランド品=堅牢」というイメージは、残念ながら必ずしも正しいとはいえないのだ。
しかも、こまめに探せば数百円の短パンのなかにも、ちゃんと仕事に使えるものも見つかったりするから、この方がかえって面白かったりする。
ここが大工道具と思いっきり違うところだ。
■ もうご存知の方も多いと思うが、例えば僕ももうかなり長いことパドリングシューズの代わりに、夏場は普通の木綿の地下足袋かメッシュ状の温暖地用田植え足袋を、冬場はヒザまでの田植え用ゴム長地下足袋を愛用している。
日本滞在中は、アウトドアショップよりもホームセンターやユニクロに足を運ぶことの方が多かった。にしび~のニッキ 7月17日にも同じようなことが書いてあったけど、惜しげなく仕事で使いつぶせるウェアを探そうとすると、どうしてもそうなる。
■ ただ、ここでアウトドアブランドの肩も持っておかないと不公平だろう。プロの眼鏡にかなう価格と耐久性をバランスよく備えた商品が少ないのは、ムリからぬ点もあるのだ。
(理由その1)
「本物のプロ仕様グッズ」と比較して、圧倒的に消費量が少ないのでそもそもコストダウンが難しい。
(理由その2)
流通量が少ないので、フィードバックそのものも少ない。
(理由その3)
そのくせライヴァルとの競争のために、毎シーズンのように製品開発を繰り返さなくてはならないのでますます開発コストがかさむ上に、同じ商品をずっと作り続ける「本物のプロ仕様グッズ」と比較すると、かえって長期にわたる耐久テストの結果がうまく製品にフィードバックされにくくなることもある。
(理由その4)
製品テストの際はエクスペディションを前提にせざるをえず、べらぼうに時間のかかるプロの仕事前提の耐久テストはなかなか難しい。
(理由その5)
いったんプロに敬遠されてしまうと、本当にしっかり使い込んだ人からのフィードバックがますます少なくなり、あまり使い込んでいないアマチュアからの満足の声ばかりが届いて改良がにぶり、ますますプロから敬遠されるという悪循環が出てくる。
これを避けようとプロをモニターにした場合も、自腹を切っていない人間から本当に辛口のインプレッションを引き出すのは難しいので、事情は似たりよったり(だから、雑誌に書いてあるインプレなんぞは、話半分で聞いておく方がいい)。
(理由その6)
エクスペディション仕様の性能を少し下げても価格はあまり下げられないが、長期使用耐久性をさらにあげようとすると、むしろ価格は簡単に跳ね上がる。
(理由その7)
かといって、「本物のプロ仕様グッズ」のような「安価で耐久性はあるが、いかにも安っぽい素材」を使うと、ブランドイメージを大いに損なう。
(理由その8)
ムリして作ったとしても、エクスペディション仕様と違って、プロ仕様は数値的に特筆できるスペックがないので、製品の良さを一般消費者にアピールするのが非常に難しいし、プロに対しては「裏技」で安く供給しなきゃいけなかったりするので、どっちにしても儲けを出すのが困難。
■ まだいろいろあると思うが、ざっと考えただけでもこれだけ理由がぞろぞろ出てくる。つまり、小さなアウトドア業界で、趣味のための嗜好品をがんばって作っているメーカーに、「仕事道具」を作れというのがそもそもムリな要求だともいえそうだ(だったらこういう暴露はやめて、そっとしておいてやれ、っていうツッコミが聞こえてきそうだけど)。
だから最近は、僕はアウトドアメーカーに対して、そういうムリはなるべく言わないことにしている。仮に僕が満足するような製品を作ってもらったって、そんなのきっと売れやしないだろう。
僕自身が仮に新商品を一から作って売るとしても、やっぱりプロ向けの製品を開発するのはちょいと二の足を踏んでしまうよなぁ。。
その代わり、僕はユニクロやホームセンターや荒物屋をあさるのである。あるいは、アンダースペックの道具をだましだまし使って、経験と忍耐力をフルに駆使して、泣きながら荒天を切り抜けるのである(笑)
■ 念のために申し添えておくが、これまで述べたことがアウトドアグッズすべてについて当てはまるわけではない。プロが一生涯とことん使い込んでも壊れない「真の一生物」だってあるし、リーズナブルな価格設定でプロが安心して定価で買って使いつぶせるような商品も、数少ないながらちゃんとある。
また、どうしてもそれが必要な場合は、プロだってポンとタイ米、もとい、大枚をはたくことも当然ある。
■ ところで、丸3年愛用した上記の田植え用ゴム長地下足袋(長いなぁ)が先週ついに裂けてしまった。あんなに薄ッペラなゴムだから、ワンシーズンでダメになるかとおもっていたので、スリーシーズンももってしまって、びっくり仰天。さすが、さすがの「本物のプロ仕様」である。
と、喜んでる場合じゃない。真冬用のブーツが壊れたのだ。大変だ。
ってのはウソで、備えあれば憂いなし。実は幸いにも、とあるショップさんから2年ほど前にチョータ・マックラックMK200なるパドリング用ロングブーツをいただいていたのだ。こいつを倉庫から引っ張り出して前回の仕事から使い始めた。
僕らの仕事の場合、腰くらいまで水の中に立ちこむことが多いので、いわゆる長靴タイプのブーツには注意が必要。水が入ると重くて動きが制限され、危険なのだ。
いや、僕らのように立ちこむことを前提としていないアマチュアの場合も、沈脱した場合など、足が重くて艇に這い上がれないなんてことがおこるので、やっぱり長靴は要注意なのである。
マックラックはもともとかなり重量がある上に、内部の遊びが大きくて水がことさらタップリ入る構造だから、いったん満水になったらエライことになるのが一目で分かる作り。愛用していた田植え足袋が非常に軽く、内部にもあまり水が入らない作りだったのと対照的だ。こりゃ相当用心してかからないとまずいぞ。
さらに、ガタイ自体もでかいので、カヤックによっては足がちゃんと納まらなかったりする。
なんでこれがカヤック用として売られてるんだろう???
ともかく、日本でもかなりの人気を博している商品らしいので耐久性に興味があるし、満水時の危険度がどの程度になるのかもプロとして大変気になるので、ミイラ取りがミイラにならないように十分注意しつつ、だましだまししばらく使ってみることにする。もちろん、レスキュートレーニングにも使ってみるつもり。
■ でも次回日本に行ったら、また例のゴム長田植え足袋を買ってくるけどね。なんせこっちのプロの間でも大好評で「輸入しろ! 絶対買う!」と皆やかましいことこの上ないのだ。こういうのが本当の「プロガイド御用達アイテム」なのである。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/481
Excerpt: ■ここんとこ連日、ボヤキ親父モードだな(笑) ま、いいや、本領発揮ってことで。 ◎CASCADE LOOP 店長のつぶやき「犬用ライフジャケットはオモチャじゃないぞ! 」 出た!
From: Ryu's Logbook 別冊
Date: 2005.07.29
基本的に農作業用具&ユニクロは、かなり役立ちますよね!
私もたいへん愛用(兼用)しております!
だって近くにアウトドア屋さんないんだもーん!
あるのは、田植え&農作業道具の充実したコメリとホーマックさっっ!!
KIWIの皆様にゆったら注文殺到するかな?(笑)
Posted by: さだっちょん : July 21, 2004 9:33 PMコメリ? ホーマック?
ゆ、有名ブランドかな、もしかして?(^^;
勉強不足っす、すみまっせん。
でも、注文殺到するかも、ホントに(笑)
キュ、9,800円以下ですか!!??
えっと、送料込みだから、仕入れ価格は……。
盗んでこなきゃダメのようですね(笑)
ちょっと待ってください。
まず倉庫を探し当てて、侵入経路と逃走経路を検討してみますんで(^^;
にしび〜のニッキをたくさん宣伝してくれて感謝(笑)
プロ仕様てまさにそういうことですよね。僕がユーザーに商品を導入して頂く時も、コストと実用域のパフォーマンスでの試算表をもとに検討頂くことになります。
「プロ仕様」ではなく、「いかにもプロっぽい仕様」は素人さんに受けるので、メーカーとしてはやめられまへ〜ん。であります。
Ryuさんが書いている通り、プロがいちいち高級品使ってたんじゃメシが喰えないのだ。
Posted by: にしび〜 : July 21, 2004 11:59 PMそうそう、まさしくおっしゃるとおり、宣伝文句で「プロ仕様」っていわれているものの大部分は「いかにもプロっぽい仕様」で、その分値段を吊り上げてある商品のことが多いっすね。
にしび~さんこと、フリルネックたくさん宣伝してくださってありがとございます。
おかげでよく売れておりますm(..)m
田植え足袋ってどんなもの?と探してみたらこんなページに。
http://www.rakuten.co.jp/netonya/483365/483368/
この下の方のゴム足カバーが実は凄く気になったりして。応用利きそうですよね。
Posted by: MM : July 22, 2004 12:57 PMそうそう、僕のはメーカー違いますけど、こういうタイプです。
一番上のショートブーツタイプを夏に、二番目のロングブーツタイプを冬に愛用してます。
コストパフォーマンスは、ネオプレンのパドリングブーツの数倍~十倍です。
ホーマックにようこそ!?
http://www.homac.co.jp/index.html
いらしゃいませ、コメリへ!?
http://www.komeri.bit.or.jp/
イーバンク銀行とか、ジャパンネット銀行とかのインターネットバンクは、NZからだと口座作れないのかなあ?
ジャパンネット銀行は、郵便口座に振り込めるってんで、作っちゃた。これで、CATVの支払いがインターネットからババッと出来るよ。うれし~(^o^)
>ツォン様、
その口座ネタは某所から引っ張ってきたものと拝察しましたが、建前的には海外からは日本の銀行口座を直接新規開設することは出来ません。
(もちろん抜け道はありますが、最近は厳しい様です)。
インターネット銀行を使用したい場合は、日本に一時帰国の際に口座を作るしかないのが現状です。
>Ryuさん、
ということで、カード決済導入についての最も大きな懸案事項は手数料だと思うのですが、例えば、PAYPALなんかはどうですか?
http://finedays.org/natto/paypal-j.html
という説明サイトを探してきましたが、日本円でもいけるようですし、日本語サービスも一部もあるようですので日本のお客様の方も使いやすいのではないかと。
FDIC insuredでもあるとの事なので、アメリカの銀行としてもある程度の規模と機能は満たしていると思います。
なるほど、コメリもホーマックもチェーン店の名前でしたか。
ありがとございます。
カード決済、ちょっとまじめに検討してみます。
いろいろ情報ありがとうございます。
July 20, 2004
捕鯨と差別。
■ 予報
地上気象 - 曇りときどき晴れ。風おだやか。最高気温12度、最低気温4度。
海洋気象 - 変風10ノット。海況はおだやか。
■ 予報どおり、ときおり晴れ間ものぞくが、おおむね曇りがちな一日。
■ 日本ではいよいよ夏休みか。こっちでは逆に、一昨日で冬休みが終わり、昨日から三学期がスタートしたところ。
■ Whaling ban on talks agenda
MMさんから頂戴したネタ。
捕鯨ネタというと「またか」ってなもんで、他人事のように感じてらっしゃる方が大部分だと思うが、実は海外に一歩出たとたんに他人事ではなくなることがある。
添乗員の旗について歩くだけの旅なら問題はないだろうが、現地の人や他国からの旅行者と積極的に交わる旅をすると(このブログの読者の方は、ほとんどがこっちのスタイルだろう)、かなりの頻度で欧米人から捕鯨論を吹っかけられることになる。すでに体験なさった方もいらっしゃるかと思う。
ニュージーランドでワーキング・ホリデー中の若者に話を聞いても、いきなり突っ込まれて反論もできず、惨めな思いをしたという人が意外なほど多い。もちろん、僕だって例外じゃない。日本人にとっては「通過儀礼」みたいなものである。
というわけで、ご参考までに一つ、こういう目によくあう僕の回答例をご紹介しておく。
ただし、いつでも誰にでも必ず通用する虎の巻ではないので、その点はくれぐれもご注意を。
■ 欧米人が日本人に捕鯨論を吹っかける場合、幸いなことに勉強してきちんとデータを揃えた上で臨んでくる人はあまりいない。たいていの場合、TVや雑誌でちらりと見かけたグリーンピースなどの環境保護団体の主張の受け売りだ。
こうした人たちと話してみて分かったのだが、彼らは大きな勘違いをしていることが非常に多い。驚いたことに「日本では、全国民がいまだにしょっちゅう鯨肉を食卓にのぼらせている」と信じ込んでいたりするのだ。
これは環境保護団体やマスコミが事実をあえて伏せ、上記のような勘違いがあえて蔓延するように情報操作していることが原因だろうと思う。
そういう意味で、日本の現状を知らないままに日本人に議論を挑む欧米のナチュラリストたちもまた、被害者であるといえなくもない。
■ だから、僕はまず最初にこの相手の論拠をくつがえすことにしている。
「確かに僕らがガキの頃は月に一度くらい鯨肉フライが学校給食に出てたから、ある年齢以上の日本人は、間違いなく全員が食っていたはず。
しかし、30歳以下の若い日本人は、逆の99%が鯨を口にした経験がないはず。
僕自身ももうかれこれ四半世紀は食ってないし、そもそも自分から望んで食ったことは生まれてから一度もない。
君らは、日本人はみんな今でも鯨肉を食いまくってると思ってたんだろ?
日本人はみんな商業捕鯨再開推進論者だと思ってたんだろ?
残念ながら、それはグリーンピースの情報操作だ。」
こう言うと、彼らは「えっ!!??」という顔をして、それっきりになることが多い。
本当ならば、日本国家規模あるいは世界規模での商業捕鯨再開の是非を論じる際に、日本国民一人一人が鯨を食っているかいないかなんて瑣末なことで、論旨に影響を与えるほどのことじゃない。
だから、本当にきちんとディベートの出来るやつならば「それがどうした。そんなのは大事なことじゃない」と切り返してくるはずだが、そんな輩に遭遇する確率は低い。普通の場合、相手の信じていることがウソだと教えてやれば、一撃でヒットポイントを7割方奪うことが出来る(笑)
■ 気を取り直して次に発せられる質問は、だいたい決まっている。
「じゃぁ、Ryuは食ったことあるんだな? 美味いのか?」
なんだそりゃ? 捕鯨反対するのに、味が関係あるのか?? どういう議論の進め方なんだ、それは??? 美味かったら、君も食ってみる気か????
「マズイ。かたくて臭い。僕は牛も豚も羊も馬も鹿も魚も鶏も鴨も蛙も大好きだが、鯨は好きじゃない。
もちろん好きな人もいるけど、あんたの国にもゲームアニマルやら爬虫類やらを好んで食う人がいるのと同じことで、個人の好みの問題だ。捕鯨再開問題とかかわる話じゃない。
少なくとも僕はあんなもの、二度と口にしたくもないし、大部分の日本人がそうだろう。」
これでさらに気が抜けたような顔になる。ヒットポイントさらに減少。あと一撃で倒せるぞ(笑)
ただし、ここで大切なポイントがある。関西地方ではいまだに鯨肉人気が根強いことや、静岡ではイルカを食べる地方があるなどの危険な情報は、絶対に伏せておくことだ(笑) このことを知られてしまうと、相手のヒットポイントは完全に回復し、一時的にマジックポイントと攻撃力まで上がる場合もあるので、くれぐれもご注意を。
■ そういえば、昔こういう話をしているときに、たまたまその場に無邪気な静岡の漁師の娘がいて、しかもたまたまその子は英語がけっこう出来て議論にもちゃんとついてきていた。話が鯨肉の味に及んだとき、きかれもしないのにその子が突然カミングアウトしやがったのだ!!!(^^;
「ウチはよくイルカ食べるよ! 美味しいよ!!」
いやぁ、あの時は目の前が暗くなったぞ。無邪気とバカは紙一重である。TPOってものがあるだろうが……。
まぁ、イルカを食う地方があるということも、けっこう世界的に知れわたっていたりもするんだけどねぇ。でもなぁ……(^^;
■ ともかく、上記のように告げれば話が終わることが多いのだが、根性のあるヤツはさらに
「じゃ、Ryuは捕鯨をどう考える?」
とくる。
いや、本当はこの質問はまず最初に発せられることが多いのだけど、僕はどんな質問が来ようとも、まず最初に「今は僕らは食ってないんだよ」と答えをはぐらかしてしまうことにしている。それだけで話があっけなく終わることも少なくないからだ。
そして、根性のある少数の人間が、再度この質問を投げてくるというわけ。
この質問には、
「確かに過去においては、日本の捕鯨もイヌイットのそれと同じように、誇るべき偉大な文化だったし、僕らが子供の頃まではきわめて貴重な蛋白源だったのも確か。
ただし、そりゃあくまでも過去の話。今の日本は食い物があふれかえってて、あえてクジラを食う必然性はないし、捕鯨が現代日本人のアイデンティティの根幹にかかわる文化だとも思わない。
だからナチュラリストの僕としては、必要のない殺生には賛成できない。
鯨は殺したり食ったりするよりも、カヤックから眺めるのば一番。これに限る。」
と答えることにしている。
特に、最後の一言が殺し文句になる。なんせこっちはシーカヤックガイドである。説得力が違う(笑)
皆さんも今からでも遅くないので、趣味のリストにドルフィンスイムやホェールウォッチングを書き加えておかれるとよろしい。シーカヤックも加えておけば、なお効果的(笑)
■ だいたい、これで相手はすごすごと引き下がる。なんせこっちは「鯨を食わない、捕鯨反対派」なのだ。それ以上食い下がってもダメだと悟る。
こっちは「危険な情報」は伏せたものの、それ以外の主張はウソでもなんでもなく、僕の偽らざる本音だしね。
かくして、僕はまた人知れず、祖国を守ったのである(笑)
■ つまり実際のところ、僕は基本的には商業捕鯨再開には賛成していない。
ただしグリーンピースのように、闇雲に大反対というわけではない。「本当に必要」ならばやむをえないと思う。でも、「無益な殺生」は出来るだけ控えて欲しいと思っているし、日本の現状を考えると、「本当に必要」とはとうてい思えない。
また文化面から捕鯨再開を主張する人もいるが、上記の通り、今の日本にとって捕鯨がアイデンティティを左右するほどの大切な文化であるとは、僕には到底思えない。
だからどっちかといえば、反対派である。ただしグリーンピースには同調しない。別の視点で反対する。
■ ついでに記しておくと、捕鯨反対家がよく論拠としてあげる、
「鯨は高等動物で、痛みや苦しみを我々と同じように感じられるんだ。何分もかけて殺すのは残酷すぎる。」
という主張には、
「僕は鯨じゃないから、彼らにとってのその数分間が、長いのか短いのかわからない。ひょっとすると、僕らにとっての0.1秒よりも短い一瞬の時間に感じているかもしれないだろ? そんな立証のしようのない推論は、議論の根拠にはなりえない。」
と切り捨てることにしている。
さらに相手がしつこい場合は、
「日本人である僕には、『高等な野生動物』と『下等な家畜』というわけかたそのものが、傲慢に思える。
高等な鯨は僕らと同じように苦しみを感じてるが、下等な家畜の豚は苦しみを感じないというのか?
あんたは、クジラの苦しみが屠殺されるブタやウシの苦しみよりも、絶対に大きいという証拠を持ってるのか? どうやって証明するんだ?
ならヴェジタリアンはどうだ? 植物の苦しみはどうするんだ? 植物は、動物と違って収穫したってすぐには死なないぞ。冷蔵庫の中でも生きてるぞ。ある学者は、植物にだって感情があって、痛みを感じていると主張しているんだが、この点はどうするんだ?」
と問い返す。
ま、相手が敬虔なクリスチャンの場合は、あくまでも人間が万物の霊長であり、その他の動植物は神が人間のために作ったという思想を頑固に信じていたりするファンダメンタルな人がまだいて、そういう人には必ずしもこちらの仏教観に基づくこうした日本的な思想を理解してもらえるとは限らないのだけど。
■ ともかく、これが僕の回答例の一部。
ただし、これが僕が自発的に鯨を食ったことが一度もなく、さらに捕鯨にも決して賛成していないという立場を明確にしているから可能な論法かもしれない。
鯨肉が今でも好きな方がどういう風に議論すればいいかは、僕はよく分からない。自力でがんばってください(^^;
案外、
「それでも、オレは鯨肉が好きなんだぁ! 食べたいんだぁ!!」
と、魂の叫びをストレートにぶつけるのが、一番理解してもらえるかもしれない(笑) ただしその場合も
「君にも食わせてあげたい!」
などとは言わない方が賢明。下手するとポアされる(笑)
■ また、本気でディベートに臨もうという過激な保護運動家のディベーターが相手の場合、こんなもんじゃ勘弁してもらえない。「ディベート=相手が泣くまで勘弁しないゲーム」と思っている輩も少なくない(笑)し、過激な輩になると、こっちがいくら「僕は反対だ」といっても、こっちが日本人だというだけで舌鋒をゆるめないのがいるからだ。
つまり、そういう連中は立派な「差別主義者」でもあるわけだが、もちろんナチュラリストを自認する本人にはそんな自覚はなく、それを指摘すると火にジェット燃料を注いだような騒ぎになること間違いなし。
だからそういうときは、おとなしく頭を垂れて嵐がすぎるのを待つしかない(^^;
あるいは、やっぱり魂の叫びで真っ向から対決するか?(^^;
僕の場合はサーヴィス業だし、本気のディベートをする英語力もないので、前者を選ぶしかない。まったくやっかいなこっちゃ。
■ 閑話休題。
鯨とは一見何の関係ないトピックだけど、実は「外国人から議論を吹っかけられることが少なくない話題」という共通項を持つ問題を、ついでだからもう一つだけあげておこう。
大部分の人にとっては意外な話だろうが、実は日本人の「アイヌ差別」や「同和(被差別部落)差別」、「韓国人差別」などの問題は、海外ではかなり有名なのである。
■ 僕は、被差別部落が特別多いといわれている岡山県東部出身なので、同和問題は子供の頃から生活に密着していた。
しかし、東京に出てきて驚いたのが、東日本出身の大部分の人が「同和問題、部落差別は過去のこと。現在の日本には差別はない」と、何の根拠もなく信じているということだった。なんとおめでたいことかと、いささかの衝撃を受けた。
■ 西日本では、いまだに部落差別は厳然として存在し、本人には何の非もないにもかかわらず、結婚や就職に大きな障害をかかえて苦しんでいる人がたくさんいらっしゃる。
そして、北日本ではアイヌ差別が同様に存在しているそうだ。
もちろん、在日韓国人や東南アジア人などに対する外国人差別が全国レヴェルで存在することはいうまでもないだろう。
外国人差別はともかく、関西から関東にかけての人は、幸せなことにアイヌ差別や同和差別のことをほとんど知らない。しかし、海外ではけっこう知られているのだ。相手が日本に関心を持っている場合、このことを知っている可能性は低くないと思っておいた方がいい。
■ 例えば、世界で一番売り上げの多い旅行ガイドブック『lonely planet』の日本編を見てみよう。
僕の手元にあるのは旧版(第七版)だが、P.30の『POPULATION & POEPLE』という章の中に『Burakumin』、『Ainu』という項目が用意され、差別にも言及している。だから、日本にいるほとんどの外国人が、こうした日本の恥ずべき差別の存在を知っていると思っておいても、あながち的外れではないだろう。
事前に差別の存在を知らずに日本を訪れた人の場合も、ちょっと日本を旅していれば、白人は優遇するが有色外国人は見下すという日本人の態度に、外国人たちはすぐに気がつくだろうし、旅行者同士の口コミ情報の中でもこういうことは語られているようである。
ついでにご紹介すれば、同書の中には『The Japanese & Gaijin』(日本人と外人)という項目もあり、「あ、ガイジンだ!」と指差される不快感を覚悟しておけとか、「ガイジン」という呼び方は失礼で不愉快だからといって、「外国人」と言って欲しいと日本人に要求したって無駄だから止めておけだとか、そういうことまで懇切丁寧にアドヴァイスしてある。
まったくよく出来た親切な本である。さすがベストセラーになるだけのことはある。こっちは顔から火が出るよ……。
■ 我々は差別ときくと、南アのアパルトヘイトや米国内の人種間差別、あるいは豪州の白豪主義などのことを思い浮かべるが、海外からは日本も同じように見られているというわけである。
いや、こと同和差別に関して言えば、まったく同じ人種間の差別であって、「人種差別」ですらない。だから外国人たちは、江戸時代の政策に起因する同じ人種間の不可解な差別を、「日本の謎」の一つとして眺めているのである。
知らぬは日本人ばかり。
■ 差別があること自体も恥ずかしいが、大部分の日本が「日本に差別はない」と信じ込んでいるオメデタイ状況は、僕にとってはさらに恥ずかしい。
少なくとも南ア、米国、豪州の人たちは、自分の国に国際的に知れわたっている差別が存在することをよく知っており、それを恥じている。だからこそ、改善しようという努力も生まれる。
ところが大部分の日本人は、自覚がないから恥じてもいない。よって改善の余地もない。それどころか、現に存在する差別を黙認する結果になってしまっている。こんな恥ずかしいことがあるだろうか?
韓国人や東南アジア人に侮蔑の言葉を投げかけてたその舌の根が乾かぬうちに、「日本には差別はございませんのよ、オホホ」と言っている輩が多いのが日本の現状であり、外国人はそれを冷静な目で眺めているのだ。
■ 捕鯨問題とは反対に、僕自身がこの問題にどう答えているかは、あえて書かない。日本人一人一人がもっとしっかり自分の頭で考え、自分の言葉で説明できるようにすべきことだと思うからだ。
■ というわけで鯨の話から差別の話に大きく脱線してしまったが、両者に共通しているのは、両方とも外国人が日本人を見ると連想してしまうトピックの一つであり、逆に当の日本人はそのことに無自覚で、議論に応じる用意がおろそかなトピックでもある、ということ。
海外旅行をお考えの皆さん、覚悟をしておいた方がよろしいかもしれませんぞ。特に今は、こうして捕鯨問題が国際トピックとなっている上に、皆さんのようなナチュラリストは議論の相手に選ばれやすい傾向もあるだろうから。
僕も覚悟しておこう。今週あたり、どうも久々に突っ込まれそうな気がする(^^;
■ 関連過去ログ【読者投稿】
◎ファーストエイド雑感。 (6月30日)
◎またもや、サングラス四方山話。 (7月6日)
◎東京の星空、ニュージーランドの星空。 (7月10日)
◎ガソリンより高い水が、蔓延? (7月15日)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/479
Excerpt: Ryuさんのところ。圏外経由。戦争関連にならぶ大議論風発テーマだよなあ。確かに。ドイツ人といえば反捕鯨のハードコアである。とはいえ、議論になることは稀。というのもあちらも...
From: kom’s log
Date: 2004.07.30
Excerpt: 反捕鯨という点では理路というものを全く受け付けないカルト集団であるグリーンピー
From: 航海カヌーを愛でる
Date: 2006.01.20
うゎーっ、本当に早速ブログになっている(汗)。
毎度子ネタお取り上げ頂きましてありがとうございます>Ryuさん。
で、捕鯨ですが、最新の展開はこんな感じですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000970-reu-int
現在の捕鯨を取り巻く状況に関して、大変興味深いページも見つけましたので、ご紹介。
http://www.infosnow.ne.jp/~whale/index.htm
結局は皆鯨で代替戦争ごっこしているようなものですね。多数派工作ゆえに新規加入国を外から引っ張ってくるなど、愚の骨頂だと思うのですが、もう、ここまでくると外の世界は見えていないんでしょうね>各国代表団。
ところで、渋谷のくじら屋、まだあるんでしょうか?
Posted by: MM : July 21, 2004 3:23 AMブログでRyuさんが取り上げられた以外に日本人が外国で槍玉に上げられるトピックは、他にも多々ありまして(悲しいですね)・・・
・最も有名且つ反論するのに神経を使うのが、戦争モノ。頻度もダントツに多いです。
反論相手(アメリカ人、その他の同盟国人、アジア人、等々)により、使い分けが必要なところも非常に厄介です。
・外国人指紋押捺について。(普段自分たちも自動車の免許やIDで指紋をとられているアメリカ人などは日本人自体にも指紋を取らせればいいのに、というツッコミをします)
・ジャパユキさん(という言い方するのかな)的女性労働者の処遇。及びオジサンの東南アジアツアー。
・援助交際(もう知られちゃってます、恥ずかしいことに)
などでしょうか。
バブル経済の破綻についても意見を求められることが多いですね。特にこちらはネットバブルがはじけましたから、興味を持っている人は少なくありません。
普段から問題意識を持って生活をなさっている方には実はそんなに高いハードルではないのですが、へらへらと事なかれ主義で来ている場合は、相手の攻撃にはまず太刀打ちできないと思います。
Posted by: MM : July 21, 2004 3:35 AM逆に最近ほめられるのは、公共の場所のごみがきちんと分別されていることですね。空港や駅など外国人が目に付くところで施設的には徹底してきていることがポイントの様で(実際にそのルールの遵守率は又別でしょうが)。
あ、後辛口コメントとしては、男性のヘアスタイル!
おしゃれなのかもしれないけれど、特にビジネスシーンではTPOをわきまえていないとして、大変不評です(キッパリ)。
こちらのロン毛君たちも、スーツ着用時はきちんと顔や肩には髪がかからないようにビッチリまとめてきますよ、さすがに。
ビジュアル系の男の子のそろった眉なんか、もっとダメダメ(笑)
お偉い方たちの捕鯨再開にからむ雲の上での動きは、もうなんだかよく分からんです、僕にも。
米国は日本と近い関係にあるだけあって、さすがに突っ込まれるトピックが段違いに多いですね。
というわけで、米国に行く人や、日本にいる米国人には特に注意しましょう>皆さん
僕がお相手するのは、あくまでもNZにいる人なので、同じ米国人といえども、MMさんの周りにいらっしゃる人たちほど日本に詳しくないのが救い。
ただ、逆に言えば、そういう風に普段特に日本に感心を寄せていない欧州人(=援助交際や諮問押捺のことは知らない人)でも、差別問題や鯨の問題は、日本人を見ればすぐに連想してしまうトピックだということ。
スタイルに関しては、NZはもっとおおらかですので、気にしなくていいっすよ(笑)
僕なんて、米国に行ったら大変だわ、ワハハ。
あと、MMさんのお話で思い出した、ちょっと面白いことを。
日本や米国の常識と、欧州の常識はまるっきり異なることがよくあります。
MMさんが例に出してくださった戦争の話もその一つ。
欧州では、第二次世界大戦(WW2)は1944年ベルリン陥落で終結したことになっています。
つまり欧州にとっては、中国・米国 vs 日本が戦っていたのは「WW2」ではなく、「太平洋戦争」という局地戦争であり、「世界大戦」と名のつくものは、欧州を舞台にしたものに限定されてしまうのです。
よって、太平洋戦争における日本の戦争責任なんてのは、欧州の人間にとっては遠い彼方の自分たちにはまったく無関係な地域紛争の話ゆえに、ほとんど関心を持ちません。
それどころか、日本人がWW2の話題を振ると、「え?ジャパンはWW2に参加してないじゃないか!?」といわれるくらいです。
だから英国人もことさら日本を「敵国」と思っていなかったりしますし、イタリア人も別に日本を「同志」とは思ってないです。
ちなみに、ニュージーランド軍は太平洋戦争で実際に日本軍と戦闘し、捕虜となって悲惨な体験をした人もたくさんいたので、ニュージーランドにとっては日本はあの戦争で「敵国」です。
日本は米国の常識を勉強し、それがグローバル・スタンダードだと思わされていますが、米国の常識と欧州の常識は、かくも異なります。
では、米国の常識と欧州の常識、どっちが世界のスタンダードなのかというと、これは一概に言うのが難しいので、とりあえず控えておきますが。
「欧米」と一括りにされがちですが、本当に「欧」と「米」は完全に違いますよ。
現在の両者の温度差は、少し文化に基づく判例・慣習法対成文法主義の制定法の話とちょっと似ているかもしれません。
(この例えではでアメリカは後者。最近余りに「規則(建前ともいう)先にありき」で、その規則によって保護されなければならないものが見失われるという本末転倒ぶりが)
どちらがいいかは片方にしか住んだことが無いのでわかりませんが。
そうそう、WWIIはねぇ・・・「枢軸国」のドイツと戦ったヨーロッパ戦線と(イタリアはあくまでここではオマケ)、日本を相手にした太平洋戦線と完全に別物扱いですよね。
アメリカだってDday(ノルマンディー上陸作戦)の方が、きちんと記念式典しているのに比べて、8月15日を知っている人は殆ど居ません。というか、15日ではなくて、その数日後(何のイベントだったか失念。マッカーサーが厚木に着いた日かな?何かその前後に調印するか何かしたものありましたっけ?)の方が国際法的にも意義があったようで、15日は単なるポツダム宣言受諾の意思表示の日、の様です。
ということで、歴史とは本当に極めて主観的です。
それより、今イラクの話で日本のメディアがアメリカよりの発言をそのまま流して「悪の枢軸」なんていっているのを見聞きすると、「日本人がその言葉を発する深刻さが全くわかっていないっ!」と、心臓が飛び出しそうになります。ああ、平和ボケが又ここで・・・
第一日本人が好きな「国連」こと「国際連合」は枢軸国を負かした戦勝「連合国」の「連合」で、元枢軸国は未だに国連では「仮想敵国」のままのはず・・・だから、国連で使用される公用言語や常任理事国への仲間入りの道は、日本人が思っているよりははるかに険しい道のりです。
うーん、今回は世界史方面に脱線。
うん、かなり微妙な方に脱線しそうなので、この辺にしておきましょうか(笑)
ともかく、日本の「国際報道」は、アメリカの視点で語られることがほとんどであり、その視点は欧州では受け入れられていないことがしばしばある、ということは、よく意識しておいた方がいいと思います。
つまり、国際社会のことをよく勉強しているから、自分は「井の中の蛙」ではないと思っていても、それがアメリカ経由の情報ばかりだと、五十歩百歩だということ。
ちなみに、一つの事象をいろんな国の視点で見ると、もうホント訳が分からなくなります。
世の中に「グローバル・スタンダード」なんてものは、全然存在しないということがよく分かりますね。
欧州とひとくくりに言ったって、国によって千差万別だし(アンチ・アメリカという点では、けっこう足並みがそろうようですが)。
>そうそう、WWIIはねぇ・・・「枢軸国」のドイツと戦ったヨーロッパ戦線と(イタリアはあくまでここではオマケ)、日本を相手にした太平洋戦線と完全に別物扱いですよね。
長い引用すんません。ロスにいる森田です。
シアトルで出発まで時間があったので、航空博物館に行きました。確かに、両方の戦線がきちんとわけて展示されてましたね。
勝手にツアーの連中にくっついて、ガイドの説明聞いていたんですが、日本の話題の時はなんとも緊張感たっぷりでした。太平洋の地図があって、例の赤い日本の支配地の説明してる時なんか、みんな僕のほうを見てるようで・・・。メインは飛行機のことなんで、まぁ、なんですが。
話題がお開きっぽいので、僕の意見などはまた次回の講釈で。
Posted by: kmorita@シアトル : July 21, 2004 11:17 PMNZにも戦争博物館あるんですけど、やっぱり「敵国」の人間があぁいうところにいくと、緊張しますね。
戦没者の名前を掘り込んだ壁の前なんて、いたたまれなくて早足に通過……。
いやはや、戦争はいけません、ホンマに。
ホンマ、もうえぇかげんにしとこうぜ>どっかの大統領(汚らわしい名前なので書きたくない)
>どっかの大統領
(私設秘書も名前書きたくない)
への鬱憤は、こちらで晴らしましょう。
http://www.fugafuga.com/bushism/index.html
人生が虚しくなった時に、「肩書きが偉くてもこんな形で人後ろ指差されているよかよっぽどまし」、と、元気が出てしまう不思議なサイトです(爆)。
ガイドトークの小ネタにもいいですよ。
笑いすぎて腸捻転起こさないように・・・
ちなみに・・・
この大統領さん、今年11月の大統領選挙に向かって、資金集めのためでしょうか、なんと各家庭にDM送ってます!!!
我が家のポストにも2度程来ましたが、ゴミ箱に直行したのでDMの内容は残念ながら不明(笑)。
これから対抗する民主党の党大会があるんで、その頃を狙ってまたDMが来た暁には、話のタネに皆さんの為にキープしておきますね。
そういえば、州の公式なお知らせやお手紙には、もうシュワちゃんサインが「ガンガン」使われている、カリフォルニアです。
Posted by: MM : July 22, 2004 11:56 AMこのサイト、笑えますなぁ、ワハハハ。
DM作戦か。
戦争して、DM出して、えらい金のかかるこっちゃ、ご苦労さん>某大統領
千葉のカヤッカーです。
千葉では、現在でもクジラ捕ってますし、食ってますよ。
http://bb.bidders.co.jp/kujira/
こんにちは、kurukuruさん。
僕もこうした沿岸小型捕鯨には一切反対しませんし、逆に沿岸漁業にまで文句をいう外国人がいたら、それこそ僕だって怒ります。
ただし、静岡のイルカ同様、外国人との議論の際には、こうした事実はもちろん伏せます(笑)
くじら食わせる店だったら、千葉といわずとも渋谷にもありますね。
(元祖くじら屋、まだありますよ>MMさん)
沿岸漁業の話が出たついでに、もう少し僕のスタンスを書いておきますと、正直に言えばクジラに限らず、遠洋漁業って言うやつは、全般的に僕は好きになれません。
近海でとれるものだけ食ってりゃいいじゃねぇか、と思ってます。
エネルギーをこれでもかと食う遠洋漁業、しかも他所の国のすぐ近くで荒稼ぎする遠洋漁業、これからもずっと続けていていいものだとは思えないんですけどねぇ。
クジラと違って禁止されているわけじゃないので、クジラの問題ほどは話題になりませんけど、日本の遠洋漁業は南半球でも、やっぱり決して評判はよくないですよ。
NZは、逆に海産資源を守るために漁獲高制限の自主規制を始めたりしているくらいですから。
人口が桁違いだし、一人当たりのシーフードの消費量も全然違うので、NZと日本を同列に論じるのは乱暴ですけど、それでも地球の裏側まで出かけていって「公海だから」と我が物で漁をするよりは、もっと近海でとれるものをしっかりと食うようにした方がいいと思うんですけどね。
もちろん近海の水揚げだけで全国民の胃袋を満たせないのは、僕も知ってます。
でも、もうそろそろ遠洋でないととれないような魚ばかり欲しがるのは、やめた方がいいんじゃないかなぁ。
そういう時代じゃないような気がします。
少なくとも、近海でもっと豊富にとれるものに目を向ければ、遠洋モノを減らすことは可能なはずですが。
国際世論はさておき、実際問題としてはクジラよりも、むしろこっちの方が身近で根が深い問題のようにも思えます。
Posted by: Ryu : July 26, 2004 3:52 PM丁度この件でRyuさんと日本の開国(黒船)の話に触れることとなってしまいまして、
(「どういう上司と私設秘書なんだ、キミ達っ!」という突っ込みはナシですよ、皆さん)
そのときに実は「鎖国状態の日本は食物自給率100%」という、当然ではあるがいたく感心せざるを得ない事実とぶち当たってしまいまして、色々思いを巡らせていたりしたのでした。
消費者の方が近海モノを軽んじているのか、それとも・・・といったところですね。
それから、捕鯨問題の次にはきっとマグロが来ますよ、このままだと。
今、マグロの捕獲に関してイルカが犠牲になるっていうんで騒いでますから。
溜息・・・
マグロは、間違いなくバッシングの材料に使われるようになるでしょうね。
そういえば、ちょっと本題からそれますけど、マグロに関して最近知った面白いこと。
江戸時代(というより20世紀前半まで)はトロが嫌われて赤身ばかりが好まれていたこと、そもそもマグロ自体がさほど好まれていた魚ではなかったことは、もう周知の事実ですが、最近急にマグロや、特にトロが珍重されるようになったのは、急速冷凍の技術のおかげなんだそうですね。
つまり、トロは江戸時代の人の舌にあわなかったというんじゃなく、今のトロと昔のトロは似て似つかぬ味だった、ということのようで。
僕はマグロは好きなんですけどねぇ(^^;、でもやっぱり遠洋漁業は控えた方がいいんじゃないかという主張は、とりあえず変えないでおきます。
江戸時代の食料自給率100%ってのは、やっぱりスゴイことですね。
今は人口もっと増えていますけど、食糧生産技術も上がっていることを考えると、やっぱり自給率低すぎですね>ジャパン
食料の輸入ってのは、以前にも論じたおそろしい薬品類やGMO農産物の問題もあるしなぁ。
と、鯨の話がどんどんそれて行きますな(^^;
Posted by: Ryu : July 27, 2004 12:17 PMすみません、脱線ネタ。
http://www.asahi.com/international/update/0727/008.html
うわー、又やったんかいなー、って感じですね。
以前の投稿でリンクを張らせていただいたサイトにもありますが、前回「コケタ」のを雨のせいにしたが実際には全く雨など降っていなかったとか、両親が愛用しているセグウェイで転んで、「転ばないのが売り」なのにどうして・・・と皆を心配させたら、なんと電源を入れずに乗っていたからだったとか・・・オイオイ。
うっかりとんでもなく人類の害になる事しそうで、本当に怖いです、この人だけは。
>つまり欧州にとっては、中国・米国 vs 日本
>が戦っていたのは「WW2」ではなく、「太平
>洋戦争」という局地戦争であり
イギリスって欧州じゃないのか。
>今の日本は食い物があふれかえってて、
>あえてクジラを食う必然性はないし、捕鯨
>が現代日本人のアイデンティティの根幹
>にかかわる文化だとも思わない。
そうなると、動物性蛋白質を取るには羊肉が
あるから牛をあえて食べる必要もないし、
炭水化物を取るにはパンがあれば、米を
あえて食べる必要無い、という論理も成り立つ。
関東の人間が同和問題については鈍い、と
言っておきながら、「その発端は江戸幕府の
政策」などというトンデモ発言には苦笑するばかりです。
日本の代表気取りも結構だけど、もうちょっと
勉強してくれないとこっちが恥かしいぜ。
おっしゃってることが一概に間違っているとは言わないのですけど、僕は基本的に「論理も成り立つ」という言い方は好みません。
僕同様の「不勉強な恥ずかしい偏見」で構いませんので、きちんとご自身のご意見をいただけませんか?
どっからどう拝読しても最後の「こっちが恥ずかしい」しか貴殿の意見らしいものは見られませんが、ご安心ください。
この文章は、まず外国人の目には触れませんので、貴殿が恥ずかしがる必要はないです。
とはいえ、こういう議論のイロハも知らず、相手の論点を読み取る読解力もないないくせに、細かいディテールばかり見て人の揚げ足とって喜ぶような「荒らし系」の連中まで訪問してくれるようになっているという事自体は、サイトが大きくなっていろんな方の目に触れるようになっているという証拠ですので、ある意味喜ばしいことでもあるわけで(笑)
かといって、こういう下らん揚げ足取りコメントは歓迎しませんよ>荒らし系
こちらの発言に問題があれば、きちんと指摘してください。
勉強の上、訂正いたします。
「こういう論理も成り立つんじゃないか?」などという無責任な発言は、論外です。
成り立つ他の論理は腐るほどあるに決まってて、その中で僕は一つないし二つを自分の意見として抽出してるのです。
あなたが別の論理を強く押したいのならば、論拠を述べた上で「僕は牛をやめて羊を食うべき、米をやめてパンを食うべきだと思う」と主張しましょう。
それが議論です。
ただ、「こういう論理も成り立つ」っていうのは、小学生の「何時何分何秒?」と同レヴェルの揚げ足取りです。
僕は、いちおうライターの看板を掲げ、不勉強で力及ばずながらも、自分の書いたものには全責任を負うつもりで執筆しています。
だから、いただいたコメントは、あきらかな商用利用のもの以外は消しませんし、荒らし系に対してもこうして返信します。
でも、正直言って荒らし系への不毛な返信なんぞ、時間の無駄だからしたくないです。
aaa@aaa.comなんていうメアドを使わなきゃいけないようなコメントなら、いただかなくてけっこうですので。
ところで、上の方のトラックバック欄から飛べるkom’s logには、鯨肉愛好者がいかにドイツ人と議論するかの実践ノウハウがつづられていて、ものすごく楽しいです。
お薦めです。
議論をしてるつもりもないけどな(笑)。
>「こういう論理も成り立つんじゃないか?」
>などという無責任な発言は、論外です。
それじゃ鯨以外に食べ物はいくらでもある、と
いう言い方もえらく無責任という論理も成り立つね。
それは俗にダブルスタンダードという奴じゃ
ねぇーの?
>とはいえ、こういう議論のイロハも知らず、
>相手の論点を読み取る読解力もないないく
>せに、細かいディテールばかり見て人の揚
>げ足とって喜ぶような「荒らし系」の連中ま
>で訪問してくれるようになっている
あなたの言っている間違いは、細かいディティ
ール、どころじゃなくて、本質的におかしいんだよ。他人への許容をアピールしてるつもりなん
だろうけど、自分自身が偏見に染まり切ってる
じゃん。まあ、とりあえず美味しんぼって漫画のクジラについて書いてある奴でも読んで炉。
人を荒らし認定するのは勝手だが、少しは
自分の粗雑な論理を見直してみたら?
なるほどね、荒らしの人は、「ここがこうおかしい」と指摘することなく
>本質的におかしいんだよ。
>自分自身が偏見に染まり切ってる
>自分の粗雑な論理を
などと、書いてそういうイメージを植えつけていくのが手法なのね。
幼稚すぎます。
そもそも議論してるつもりもないのなら、コメント欄に落書きしないでください。
ここはそういう場じゃないです。
初めて拝見し、過激なディベートに出会しました。Ryuさんが、これ以上(July31.2004)説教しても分かる相手ではありません。酔っぱらいに正論ぶっ掛けるのと、同じです。第三者は、充分に”通りすがり”の欠落した論理を理解している筈ですよ。
Posted by: 神田 良一(祝 宮 昌のペンネームです) : August 4, 2004 1:52 AM>神田良一様
コメント、ありがとうございました。
お気遣いいただきまして、恐縮です。
ただ僕は、あれはあの「通りすがり」と称する人間一個人に向けて書いているつもりはないので、ご心配は無用ですよ。
Web上で発言する人間は、ごく一部です。
経験上50~100人に一人だと思っています。
つまり、何か意見が書かれたら、その背後に同じ意見を持つ人間が
50倍、100倍いる、と思って僕は読んでいます。
まぁさすがにあそこまでの書き方をする輩に同調する人が数十倍いるかどうかは分かりませんが、少なくとも、彼一人だけということはありえないと思います。
つまり、僕のあの応酬は、その「背後の数十人」に向けて書いてい
るものです。
逆に言えば、ネット上であぁいうのを放置すれば、その「背後の数十人」を付け上がらせることになります。
確かに「荒らし」は相手にすると、余計に調子に乗らせる場合もあるので、「放っておくのが鉄則」という人もいますが、僕は逆に場を荒れるの任せて管理人が静観している方が、かえって収集がつかなくなる場合が多いように思っています。
善意の愛読者諸氏も、僕が黙っているのを見ると、逆に不安になるんじゃないかと思いますし。
(というより、後述のように、僕の反撃を期待している人も多いでしょう)
あと別の理由としては、あの手の書き込みをする人間も、僕にとっては、少なくとも無関心の連中よりはマシ、ということもあります。
最初はあのようにひねた書き込みをする場合も、ちょっと話をしてみるとものすごく面白い人材だったりすることもあります。
今回のケースは最初からたぶんダメだろうなとは思っていましたが、そういう望みも少しは持っていました。
そういう期待もあるので、あの手のコメントにも、僕はきちんと対応することにしています。
あと彼自身も「議論をしているつもりはない」と言ってましたが、確かに今回のは決して「過激なディベート」じゃありません。
過去、『パドルの向くまま、気の向くまま』の掲示板なんかでは、もっと激しいのを何度もやってます。
僕のサイトの古くからの愛読者は、少なからず僕の反撃を楽しみに来ていらっしゃるという部分もあるはずです。
だから、久しぶりにそれをやってお馴染みの読者の皆さんにサーヴィスしてみた、
という部分もあります。
そういうわけですので、ご心配をおかけして申しわけございません
でしたが、100%アンダー・コントロールですので、だいじょうぶで
す。
もっと本格的な嫌がらせや荒らしの場合は、さっさと削除して当該IPも書込み禁止にしてしまえばいいのですし、最悪のケース、コメントやトラックバックを一切受け付けない設定にも出来ますから。
Posted by: Ryu : August 5, 2004 11:35 AM絶滅危惧種を捕獲しようってんじゃあないのにね。全人類より魚を食ってるミンク鯨なんかを間引く意味合いも捕鯨には含まれてると思う。そうしないと人間の食う魚がいなくなるよ。学校給食でガキのころ食ってた鯨は確かに美味しくないけど鯨料理店の鯨は別物だよ。とっても美味しい。
さぶさん、コメントありがとうございます。
絶滅危惧種はね、クジラに限らず手を出しちゃいけませんよね。
捕鯨問題とは別次元の話になっちゃいます。
鯨料理店の鯨肉が美味いという話は、他の方何人かからも教わりました。
ビンボーな僕は、残念ながらそういう店に行ったことないのですが、とりあえず認識は改めました(^^;
給食といっしょにしちゃ、確かに専門店に失礼ですね(^^;;;
でも、NZの安い肉に慣れてしまった以上、高い肉には手を出せないなぁ(笑)
Posted by: Ryu : October 30, 2004 6:03 AM親愛なるシーカヤックガイドさんへ 少し古い話題にレスしてすみません.捕鯨問題にはおそらくシーカヤックガイドさんと似た意見をもっているのかもしれないと思い,メールしました.私も反捕鯨国のやり方もひどいなあって思うところがあります,しかし,それ以前に,嘘八百を触れ回ってる日本政府が一番許せません.私たちが海外に出てこのような論争をふっかけられるのは,明らかにその嘘八百のおかげです.これまでの捕鯨での長年の不正行為を棚に上げて捕鯨再開を唱えているのだから,攻撃されて当然です.だから,もしも外国人にこの論争を挑まれたら,ガイドさんと同じように初めはコメントして,粘る相手には「今はほとんどの人が食べてなくて,鯨肉に興味はないんだよ.現実は,日本政府はこれまでやってきた捕鯨に関わる不正を隠して文化論にすり変えて国民を騙しているんだ.その情報もマスコミなどは流さず(むしろ本質的な問題を記者も知らない),逆に国民を反捕鯨なんてけしからんというふうにけしかけてるんだ.バカな政府を持つとつらいよ.」と被害者になるのです.私の経験ではそれ以上責められることはなかったです.まあ,実際に事実ですしね(笑).
Posted by: 月夜の番人 : February 14, 2005 7:10 PM月夜の番人さん、コメントありがとうございます。
詳しくは、http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/001274.html に書いたんですが、僕は古い話題へのコメントやトラックバックは、僕は大歓迎なんです。
さて、日本政府の情報操作の件、僕は本文中では一切触れませんでしたが、国際的な捕鯨論の中では、確かに無視できない「元凶」かもしれませんね。
本文中に書いたとおり、他国政府や保護団体も、確かに情報操作をやってるんです。
でも、日本政府のことを書かなかったのは、僕の片手落ちでした。
ご指摘ありがとうございます。
バカな政府の被害者になるという論法、なるほどです。
勉強になりました。
次は試してみます。
ありゃ、URLがバグってますね。
http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/001274.html
です。
Posted by: Ryu : February 14, 2005 9:07 PM捕鯨の件、面白かったです。
水族館に行くのが好きな自分としては、「鯨やイルカを殺すのは許せん」というような主張も分からないではないような(苦笑)
でも、ちょっとだけ日本政府を擁護すると、鯨を捕ったり料理したりするような技術が途絶えちゃうと、確かに政府が言うように再生は難しいんですよ。
とはいえ、この件について国費を投じてまでやる必要があるかと言われれば「?」ですねえ。
まるさん、コメントありがとうございます。
確かに、捕鯨そのものの技術、解体の技術は、文化、あるいは見方によっては芸術だという主張も僕は分かるんです。
分かるんですが、やっぱり、色々と大きな「?」がついて回りますね。
Posted by: Ryu : April 7, 2005 9:11 AMちなみに私自身はバカンス中にそういった議論をするのは時間の浪費だと個人的に感じるので、海外に仕事上の用事が無い以上、そういった場面に遭遇する機会はなさそうです。
また最近の南京事件問題や強制連行問題、慰安婦問題もそうですが、事実が何かではなく事実関係を争っている振りをしてその実メタレベルでの勝ち負けを競う政治ゲーム化しているような問題については、一般マスメディアやウェブサイト上の情報のみで議論をしても有効な議論にはならないと感じています。
ですから捕鯨問題も含めて「そういった高度に政治的な宣伝合戦の場になっている問題については、きちんとした学術論文や研究書を数ヶ月かけて読み込まなければ責任ある議論は出来ないと思うが、生憎自分にはその準備が出来ていないし、自分には他により重大と感じる問題があるので、そういった勉強をする時間はこれからも取れないであろう。よってまことに申し訳ないがあなたの議論のお相手は致しかねる。」というのが私の立場ですね。まあ、ただ一つ言えるとしたら、こういった問題に100%の正解は無いし、それがあるという前提で物事を進めると、おそらく将来後悔するだろうから、あまり根を詰めないでおやりなさいというくらいかな。
Posted by: Hokulea2006 : April 8, 2005 1:54 AMこれもHokulea2006さんのおっしゃる通りだと思うんです。
そもそもこのエントリーも、捕鯨自体を論じるものではなく、
「いかに捕鯨論をかわして逃げるか?」
について書いたもので、僕自身も、「じゃぁ捕鯨論をまじめに論じてみろ」と言われたら、無理です。
Hokulea2006さんは
> きちんとした学術論文や研究書を数ヶ月かけて読み込まなければ責任ある議論は出来ない
とお書きですが、僕自身はそれらを読み込んでも、ちゃんと議論できるかどうか自信がないです。
そもそもこういう高度に政治的な以降のからむ話の場合、それらの論文や研究がどこまで信憑性があるのか?っていう問題もからんでくると思いますし。
というわけで、ここを読んでくださってる皆さんへ、念のため。
「これは、『捕鯨論』ではありません。
『捕鯨論からの逃げ方の話』です。」
ちなみに、Hokulea2006さんの「逃げ方」も、お見事かと。
こう言われてなお「でも!」と言い返してくる人は、なかなかいないでしょう(笑)
私は他の、同じくらい感情的で政治的プロパガンダの材料になっている問題について趣味で勉強してみたことがありますが、文献を可能な限り集めて読み込んでみると、だいたいどっちが苦しいかわかるもんです。経験から言えば、感情的な表現や論理の飛躍が目立つ方ですね。
問題は、こういったトピックは事実認定についての争いではなく、メタレベルで「お前は愚かだ」「俺は偉い」というメッセージを投げつけ合っているだけである場合が大半だという事でしょう(笑)。
前述のコメントをしてさらに「でも!」とおっしゃる方がいたら、「現在私はバカンス中であるが、どうしても私個人の意見をあなたが知りたいというのであれば、仕事としてお引き受けする。着手は帰国後で、資料収集経費は実費、ギャラは1ヶ月あたり50万円。調査期間はおそらく半年くらいになるであろう。報告書は日本語で20000字+関係資料になるが、英語を希望する場合は追加料金別途。着手金はギャラ1ヶ月分だが、それでよろしいか?」とでも・・・・
Posted by: Hokulea2006 : April 8, 2005 10:51 AM>経験から言えば、感情的な表現や論理の飛躍が目立つ方ですね。
なるほど、今後の参考にさせていただきます。
>前述のコメントをしてさらに「でも!」とおっしゃる方がいたら、「
いやぁ、相手もヴァカンス中ですから、いないと思いますよ。
僕レヴェルのはぐらかし方でも、まず大丈夫なくらいですので。
でも、確かに捕鯨とか南京問題とか従軍慰安婦だとか、その手の問題は、それくらい厳しいスタンスで「突っぱねる」というのも、一つの手だとは思います。
僕のようなガイドには無理な手だけど……。
なるほどぉ。
拝見しました。
明日からスリーデイ・ツアーに行くもので、今ちょっとバタバタしててまともにコメント書く時間がないですし、そもそも僕ももう少し勉強しなおさないと捕鯨問題はかけないですね。
ちょいと勉強します。
伝統伝統と言っていますが、じゃあ、油だけ取っていた西洋人の捕鯨は伝統じゃなかったんですか?議論がずれているような気がする。この問題の焦点は、私も情報をきちんと伝え、議論に導かなかったメディアの怠惰だと思う。給食に「クジラかつ」が出ていた世代の私も、今はわけあって、オーストラリアに住んでいます。この問題で差別をするような人は私の周りにはいませんが、海が血で真っ赤になって、クジラが空中に飛ばされるニュースを見たら、そう思う人たちも多いのかな?クジラの捕獲量がどれだけ今の日本に必要なのか。バッシングをきちんと説明できないのは、本当か嘘かをオープンにしていない財団の失策だと思う。きちんと説明が着くまで、殺してデータを収集していると言っている限り、いたちごっこで終わってしまう。何年研究を続けるつもりなのかな?これだけテクノロジ日本と言われているのに、研究のために本当に殺す必要があるのかなあ。
Posted by: くらげ : June 24, 2006 7:12 PMくらげさん、コメントありがとうございます。
>伝統伝統と言っていますが、じゃあ、油だけ取っていた西洋人の捕鯨は伝統じゃなかったんですか?議論がずれているような気がする
えっと、スミマセン、改めて自分の書いたものも、他の方からいただいたコメントも、ざっとですが目を通し直してみたのですが、「伝統」について語ったものは見つかりませんでした。
ご指摘の「ずれた議論」とは、どなたのお書きになった、どの部分についてでしょうか???
メディアの怠惰が問題の焦点とのご意見、確かにそういう一面もあるかとは思います。
が、「焦点」かどうかは、僕には分かりません。
というか、そんな単純なもんじゃねぇだろなぁ、という気はしています。
が、ちゃんと調べていないので、「気がしています」くらいのことしかいえませんが。
>これだけテクノロジ日本と言われているのに、研究のために本当に殺す必要があるのかなあ。
さぁ、どうなんでしょうねぇ???
Posted by: Ryu : June 24, 2006 7:39 PM>これだけテクノロジ日本と言われているのに、研究のために本当に殺す必要があるのかなあ。
図書館で鯨関係の概説書を読んでみれば、必要な理由はちゃんと書いてありますよ(オーストリアの図書館にあるかどうかは不明)。
ちなみに欧米の捕鯨技術の源流はイベリアのバスク地方の伝統的な捕鯨でした。ついでに言えばロシアとアメリカは自国の先住民の伝統を主張してホッキョクセミクジラをヤバいくらい大量に今も捕鯨しておりますが、ご存じではなかったですか?
Posted by: かとう : September 2, 2006 4:21 AM>ホッキョクセミクジラをヤバいくらい大量に今も捕鯨しておりますが、ご存じではなかったですか?
獲ってるらしいですねぇ。
えっと、それに関してこのあいだ面白いサイト見つけたんですけど、しまった、どっか行ってしまった。
きっとブックマークに入れずにFFで開きっぱなしにして安心してたんだ。
う~ん……。
July 19, 2004
ジェイコブズ・クリーク
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温14度、最低気温1度。
海洋気象 - 変風10ノット。海況はおだやか。
■ 予報どおりの一日。外出時に海も眺めたが、こちらも予報どおりベタ凪、鏡のような水面。
今日も昨日に引き続き、暑いほどの陽気。町にはタンクトップでうろうろしてるオネーチャンもいたほど。もう春かなぁ? いや、油断するのはまだ早いか。
■ 【『龍の巣』からのお知らせ】
フリルネック U.T.E.の夏休み直前セール、いよいよ本日19日いっぱいでおしまいです。明日20日に日付が変わる瞬間までに発送されたメールは受け付け対象になりますよ!
そろそろフリルネック U.T.E.の新規仕入れの注文をメーカーに出そうと思っています。「こんな色が欲しい」というリクエストがございましたら、こちらも数日中にお願いいたします。
■ 野遊び屋から、G'sコラム 6月22日で紹介されてた、『フィールドライフ』(枻出版社)春号と夏号が唐突に届いて、いささか驚いた。
(出版社名が機種依存文字で、Windows以外では文字化けするかもしれないので念のため補足。「出版社」の前についている文字は、「木へん」に「世」で「えい」と読む。「えいしゅっぱんしゃ」)
予告なしに日本からこうして何かが届くと、ホントにうれしい(^^) サンキュ>カミゾノ&ショージ師匠
■ パラパラッとページを繰ってみただけでも、うん、なるほど、ごうの言うとおり、確かに無料誌とは思えないしっかりとした作り。
無料ときくと、広告やカタログページのの比率が異常に高い紙面を想像してしまうが、実際にはフィールドでアクティヴィティを取材して紹介しているページが驚くほど多い。
しかも、同社が以前出していたシーカヤック専門誌と違って、この雑誌は執筆陣が大ヴェテランのプロライター揃いで、その点でも安心感もたっぷり!!
さらに、基本的にはこれらヴェテランライター陣が、プロガイドのツアーや、プロインストラクターのスクールを取材するという手法をとっているのが、なんとも好ましい。プロの仕事を、プロの文筆家がレポートするのが、やっぱり良いよ。
良いじゃない、良いじゃない!!! 正直言って予想以上だった。
硬派なアウトドア雑誌が片っ端から休刊、廃刊になってしまい、広告代理店とタイアップして雰囲気だけ上手く作って、内容は一番テキトーっていう雑誌が生き残ってしまった現在、この無料雑誌の意義は大きい。ぜひともがんばって欲しい。
■ 次号(秋号)用に、野遊び屋の取材も決まったそうで、めでたいね。取材ライターさんは誰なんだろう? 気になるなぁ。その昔、文通(笑)していた堀田さんだったら、僕も行こうかな(爆)
がんばれよぉ! 粗相すんなぁ(笑)>ショージ師匠
いつぞやのTV取材の時みたいに、取材陣への怒りをにじませたまんま写真に写るなよぉ(爆)>カミゾノ
あと、もし堀田さんだったら、「早くニュージーランド来てくださいよ」って言伝よろしくね。
■ ところで、パラパラッとやってて実は真っ先に目にとまったのが、ジェイコブズ・クリークっていうワインの記事(最新の夏号)。こいつ、残念ながらニュージーランド・ワインじゃなくて、西島(豪州)ワインなのだけど、実は最近気に入ってるのだ。
基本的に我が家は大の「国産贔屓」なので、ワインやビールの場合も、基本的にニュージーランド物にしか手を出さない方針。しかもワインの場合は、北島物よりはなるべく地元ネルソン・マルボロ地方の物を買うようにしている。ビールも、やっぱり南島産ばかり買う(先月の北島旅行中は、せっかくだからあまり地元では見かけない北島のビールを呑んでたけど)。
だから、豪州ワインなんてもってのほか!
だったんだけどねぇ、なんかの拍子にジェイコブズを口にして、やられてしまった。なんせ安いんよねぇ。地元ワインの一番安いヤツの、わずか半額。それであの味。やられた。
そっか、日本でも盛んに売り出してるんだな。日本でも美味しく呑めるのかな? そうだといいのだけど。
でも、ニュージーランド・ワインもよろしくね。
■ と、相変わらずアウトドアやカヤックに関係ないネタに最初に反応してしまうところを見ると、僕の「アウトドア物が読めない病」は、まだあまりよくなっていないようだ(^^;
せっかく送ってもらったんだから、ちゃんと読も。ブログのネタになることも、ひょっとしったら見つかるかも?
■ 閑話休題。
グググッ、なぜか今日は「たこ焼き」が突然食いたくなったぁ……。
えっと、今は干潮が……。ダメじゃん! 夜明け前か日暮れ後だ。ムリだ、タイミング悪すぎる、獲りにいけない!
うがぁ、食いたいぞぉ。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/476
え?タコですか。
週末タコ名物の島にわたりますけど・・・
美味しいんですよね、タコが。
いやホント旨いんですよ、タコが。
ビールとかと合うんですよね、タコが。
いや自慢じゃ無いんですけど、毎年。
たしか某香川の○川さんも今年は渡るはずなんですが。
いやぁ自慢じゃないんですが、スーパーで買うタコとは新鮮さがちがうんですよね、タコ名物の島のタコ。
いや、自慢じゃないんですが。
日本で言うところの価格.comの様なサイトで調べてみたら、ありますね。
http://www.epinions.com/fddk-Wines-All-Jacobs_Creek
ということで、いろいろあるんですが、オススメなのはやはり一番上のShirazですか?
さすがにカリフォルニア産ではなかなかShirazは見ないですねぇ。
いや、あるのかもしれないけど、自分は飲まないからなぁ・・・
でも、ワインの産地に近いと、安くて美味しい、あるいは安くてTPO別に使い分けられるワイン探しって必須ですよね>Ryuさん。
Posted by: MM : July 20, 2004 3:31 AMどっかのお猿さんが、「最近Ryuのブログは難しくて書き込めない」と泣いてるという噂を聞いて、ちょっと仏心を出してやると、すぐこれだ……(^^;
あぁ、そうかい、そうかい、新鮮なのをたんと食って来いよぉ。
へん、僕はこれからアワビとりにいってやるもんね。
>MMさん
Shirazも良いし、メルローもいいっす。
白は、地元のとそんなに変わらん感じですけど、赤は西島ワインの方が概して少しレヴェルが高い気がします。
価格が向こうの方が全然安いから、同価格帯で比べちゃうと、地元のワインはどうしても分が悪いっすよ。
って、おっしゃるとおり、安くて美味い地元ワインをTPOで使い分けられんだから、贅沢な話っすね。
そっちお邪魔したら、アウトドアしないでワイナリーめぐり三昧しますんで、よろしくお願いします(笑)
フィールドライフ、送ってやれと指示したのは俺だから、吉川にも感謝しろー。(笑)
ちゅう事で、くそ暑い最中蛸食いに行って来ますー。
Posted by: ごう : July 20, 2004 11:57 AMyouさん>有難うございます。
Ryuさん、僕もNZのあわびが獲りたいです。(泣)
こっちはもう密漁とジェットの季節がやってきてさっぱりです。
あぁ~、NZの魚介類いっぱいの海がうらやましい。。。
ちなみにフィールドライフの取材には僕は不参加でございます。ベースの留守番であります。
>ごうちゃん
最初は本文にもごうちゃんの名前も書いてたんだけど、こういう突っ込みが入ることを期待してあえて削っておきました(笑)
期待通りのツッコミ、感謝いたします。
あ、送ってもらったのも感謝(爆)
>youさん
そっか、野遊び屋には春号残ってなかったって書いてたもんな。
youさんのヤツだったのね。
どうもありがとござんした。
>ショージ
ショージって、結局こっちではアワビ獲らなかったんだっけか?
ショージを一年遊ばせておけば、結局分からずじまいだった、こっちのアワビの旬がいつかっての、わかりそうだなぁ。
>こういう突っ込みが入ることを期待してあえて削っておきました(笑)
・・・なんかおもろないぞー!
次の号はウチが出るハズなので、ご期待!
うーん、でも、まぁ、色々前準備から大変で、、、(^^;
Posted by: ごう : July 20, 2004 5:36 PM> ・・・なんかおもろないぞー!
(笑)
長い付き合いだでねぇ、こういう読みが当たったときはことさら嬉しいねぇ(笑)
> うーん、でも、まぁ、色々前準備から大変で、、、(^^;
取材って、大変やよねぇ。
なんかあの雑誌の取材は、TVとかよりもかえって手間がかかりそうな感じもするね。
で、ところで、誰が取材に来るの???
>で、ところで、誰が取材に来るの???
高階救命具ご一行様と編集部。昔シーカヤッカー作ってた人達だってよ。
国井律子が来ると思ってる神園とショウジとキヨ・・・特にショウジは大層悔しがっております、わはは。うっかり連中にねたバラしてしもたねー。
Posted by: ごう : July 20, 2004 11:28 PM>アホや>ショージ(^^;
Ryuさん、僕はやっぱり田舎モンです!
どうしても、芸能人やら、有名人と聞くと目鼻開きっぱなしになってしまう。
この間も、初の横浜で田舎モンを炸裂してしまい、恥ずかしかったですぅ(T_T)
わぁった、わぁった、力説すんなよ、恥ずかしい(^^;
そのうち国井律子さんか、とうのたった田中律子さんか来てくれるから、首を洗って、もとり、首を長くしてまってなさい。
Posted by: Ryu : July 21, 2004 12:44 PMJuly 18, 2004
シンクロニシティ?
■ 予報
地上気象 - ときどき雨。南の突風。最高気温11度、最低気温-1度。
海洋気象 - はじめ変風10ノット。午前中にセパレーション・ポイントより北では南東25ノット、他は15ノットに。夕方にかけて南西に変わる。北部海域は次第に荒くなる。午前中のにわか雨の中、視界は良好。
■ 出勤してマネージャーと二人で、
「いやぁ南東15ノットはウソだろ、こりゃ。ダイジョブだよ、今日は吹かないよ。」
と話していたのだが、やっぱり予想通り、超快晴、無風、べた凪の暑いくらいの一日。
いや、実は午後3時ごろから非常に弱いながらもシーブリーズまで吹いてきてビックリ。小春日和通り越して、夏かよ!? さすがに一番寒い月にシーブリーズが吹くなんてのは予想していなかったな。
というわけで、地上予報も海洋予報も大外れ。我々の独自予報が当たり。
■ 今日は久しぶりにイルカが出た。過去ログを探してみると前回の目撃は3月26日だから、なんと4ヶ月近くも見ていなかったことになる。
今シーズンは本当にイルカが少ない。6月に1ヶ月の休暇をとったとはいえ、ホントに少なすぎる。お客様には見えないような遠くにいるのを僕だけが見たっていうのは除いて、まともに至近距離で遭遇したのは、1月15日、3月26日に続いて、これでやっと3回目。しかも3月の分はウォータータクシーからの目撃だから、カヤッキング中の遭遇はたったの2回。
たぶん、過去6シーズン中、こんなにイルカが少ないシーズンは、初めてだと思う(なんせ、昔はログをつけていなかったので、断言はできないのだけど)
ともあれ、今日は久々にイルカ堪能。たぶん若いコモン・ドルフィンの群れ。6頭か7頭いた。やっぱりイルカはかわいいねぇ。 astro 5
■ そういえば、僕のゴーフィールド・レポートのデビュー作『エイベル・タズマン国立公園南部』が、確かちょうど4年前の今頃で、やっぱりイルカに遭遇していたはずと思って原稿を読み直してみて、ビックリした。
なんと、まさに4年前の今日、7月18日だったんだ! ツアーの種類も今日とまったく同じ。思い出してみると(よく覚えてるなぁ!)、確か天候も似たような感じだったはずだし、コースも似ている。
へぇぇ、こんなこともあるんだ。偶然だなぁ。これもシンクロニシティっていうのかな?
■ なんか感慨深いなぁ。
思えばたったの4年ぽっちなのに、あの頃とは何もかも変わってしまった。
当時は間違いなく「世界最高峰」のシーカヤック・ツアー会社だったエイベル・タズマン・カヤックスも、今では「真の世界一」を互いに競っていたライヴァル会社とともに別の大きな会社に買収されて、同社の「レジャー部門」の一つの傘下子会社エイベル・タズマン・アドヴェンチャーズになってしまった。
ライヴァル社との合併により、規模だけ見れば世界最大級になったものの、巨大になりすぎたアウトフィッターが、以前と同じ世界最高峰のツアー・クオリティを維持できるはずがない。上記のレポートの頃のエイベル・タズマン・カヤックスは、本当にすごいクオリティのツアーをやっていたんだけどなぁ。
ちょうど今日も、僕の2年後輩にあたるマネージャーと、
「あの頃のATKはすごかったね。」
と、回顧半分、現状嘆き半分で話していた。彼女は今マネージャーとなって会社をコントロールする立場なので、余計に当時のATKがどれほどすごいクオリティのツアーをやっていたかを、日々思い知らされている。
「スリーピー・マラハウ」の愛称で親しまれたのんびりとした村そのものも、開発の手が伸びてきてここ1~2年でガラリと様相が変わった。4月から始まったウォーターフロント改造で、今村の中は大型工事車両だらけ。海岸線は以前の面影もない。そのうちウチの親会社が巨大ホテルをビーチフロントに建設するという動きもあるし(この計画は、買収される以前からあって、実は買収以前の我が社は反対運動の先頭に立っていたのだが……)、もうこの開発の波は止めようもない。豪州と比較して、「俗化度が低い」のがニュージーランドの魅力といわれていたのだが、国一番の人気を誇るこの国立公園は、ついに大資本が本腰を入れ始めてしまった。
僕自身も、日々成長を自覚できるほどメキメキと力をつけていた当時とは違って、すっかり頭打ちになってしまった。そもそも、当時はうなるほどいた先輩が、今じゃ一人もいなくなって僕自身が一番の古株になっちまってるんだからなぁ。
いやはや、時の流れるのは早い。4年後はいったいどうなっているのだろう? 僕はいったい全体、何をやっているのだろう???
■ 思えば、香川に野遊び屋を立ち上げたり、今こうしてゴーフィールド・ブログに毎日雑文を書き散らしたりしているそもそものキッカケというか、そもそもの始まりが、上記のレポート投稿だったわけだ。
これも大変に感慨深い。4年前には予想もしなかった事態だ。まったく世の中は、これだから面白い。
■ ところで、今日僕の前に座ってたイギリス人の男の子は、デジカメを防水ハウジングに入れてバンジーコードの下に挟んでいたんだけど、一日のツアーがつつがなく終了しようというまさにそのとき、なんとビーチからほんの10mくらいのところでカメラを落としてしまった!
冬の海は透明度が高く、今日も10mくらいだったのだけど、さすがにビーチ間際は波で砂が巻き上がって透明度は低い。しかも悪いことに、たまたま潮の加減で一番泥っぽい場所が波打ち際になっていたのだ。僕は一人でタンデムを操り、彼は腰まで水に立ちこんで二人で10分ほど探したが見つからない。
このまま探し続けると、バスに乗るお客様に迷惑がかかるので、いったん切り上げてベースに戻り、他のお客様をジャグジースパに放り込んでおいてから、彼と二人でビーチに戻った。今度は僕はシングル艇を持ち、彼にはシュノーケル&マスクを持たせた。
幸いなことに、我々がビーチに帰着したのが干潮の30分前。つまり、僕らがもう一度ビーチに戻ったときがちょうど干潮時でカメラを落としたときより30cm潮が下がっていて、波打ち際も5m以上後退していた。もちろんこれを計算した上でいったんベースに戻ったので、僕自身は今度は絶対に見つけられる自信があったのだが、案の定、僕がカヤックをトレーラーから下ろそうとしている間に、彼自身があっという間にカメラ発見。
いやぁ、よかった。
カメラが壊れたり無くなったりっていうのが、僕らの仕事の中でももっとも後味が悪いトラブルの一つ。気をつけてインストラクションもするのだけど、やっぱりどうしても1年に1度くらいはカメラ濡らしただの、サングラスを海に落としただのというお客さんが出てしまう。今日は助かった。
■ ベース帰着後、マネージャーに急に明日出勤できるかきかれたけど、すでにネルソンに行く予定を立ててたので、またもや断ってしまった。先週も火曜日の仕事を断ってるんで、申し訳ないんだけどねぇ。
■ 1ヶ月の休暇のあと、今月に入っても仕事量が少ないので、そろそろ筋肉が落ちて身体が小さくなり始めた。ここ5年間、カヤックを漕ぐ以外は一切筋トレの類はやっていないんだけど、ちょっとやった方がいいのかもなぁ。さすがに週に2日とかのペースじゃ、身体を維持するのが難しいわ。
まったく困ったもんだわ。繁忙期の終わりには筋肉がボロボロに痛んでて悲鳴を上げ、冬季にやっと休まって回復してきたと思ったら、今度は萎えてきたのを心配しなきゃいけないときやがる。難儀なこっちゃ。
思えば、3年前までは、こんなペースでも筋肉も体力も落ちなかったんだけどな。やっぱり年を食ってきたってことか。いつまで続けられるのだろう、この仕事? 果たして4年後もまだ僕はカヤックを漕いでいるのだろうか???
■ 【『龍の巣』からのお知らせ】
フリルネック U.T.E.の夏休み直前セール、いよいよ明日19日いっぱいとなりました。日本時間の23時59分発送のメールまで受付いたしますので、お早めにどうぞ!
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/473
今、改めて今日の予報を確認したら(夜の10時半になっても、まだ「今日の予報」が出てるってのも変な話だけど)、
晴れ。風おだやか。最高気温14度、最低気温1度。
に変わってやんの(笑)
朝と気温も天候も、全然チャウやんけ!(^^;
ところで、明日の最低気温って、-4度なの!!??
チェックしておいてよかったぁ。
知らずに寝たら、明け方凍え死ぬとこだよ。
学生の頃、「10年後や20年後の自分が容易に想像できるような生活はしたくない」と思っていましたが、ホントにまったく想像だにしなKったような生活を送ってます>僕
4年後、どうなってますかねぇ? 楽しみっすなぁ。>編集長
Posted by: Ryu : July 20, 2004 10:41 AMJuly 17, 2004
Pee Kayaking
■ 予報
地上気象 - 雨、しだいに強くなる。南東風。最高気温13度、最低気温4度。
海洋気象 - 南西15ノット、ただしセパレーション・ポイントより北は南東25ノット。北部海域はあらい。午前中のにわか雨の中、視界は良好。
■ 予報
地上気象 - 雨、しだいに強くなる。南東風。最高気温13度、最低気温4度。
海洋気象 - 南西15ノット、ただしセパレーション・ポイントより北は南東25ノット。北部海域はあらい。午前中のにわか雨の中、視界は良好。
■ そんなに降ってないぞ。
昨日の段階で東風の予報が出てたが、ご覧のとおり夜のうちに変わったようで、実際空を見ても東は吹いていない。だからサーフィンもなし。
ツアーは結局お客さんがキャンセルしちゃって成立しなかったんだけどね。
■ そうそう、昨日の投稿に書き忘れてたけど、昨日は結局東風は吹かなくて、海況自体はずっとおだやかで助かったのであった。あれで荒れてたら、きっとお客さんからはクレームもんだわ(笑) ともかく、「ありがとう」って笑って帰ってもらえたのは、海が静かだったおかげ。
■ さてさて、昨日の下のネタ、失礼しました。
■ とはいえ、すでにpatalowさんのコメントに例が見られるとおり、実はカヤッカーにとっては、これってけっこうシヴィアな問題であったりするわけで、反省するどころか今日もその続編だったりす(笑)
とある日本人ガイド(女性)から聞いた話なのだが、彼女はもともとトイレが近い性質で、パドリング中にどうしてもガマンできなくなることがままあるのだそうだ。そんなときは、コクピット内でやってしまって(もちろん「小」)、上陸の際に失敗して「降り沈」をしたふりをしてコクピットの中に盛大に海水を入れてしまい、
「ワハハ、また降り沈しちゃったよぉ」
って笑いつつ、腰まで水につかった体勢で排水、同時に自分の下半身も洗えてしまうという技をつかうそうだ。
なるほど、なるほどの技である。確かに「小」だったらそれが一番良いだろう。
■ で、僕にとっての長年の懸念は、「腹を下しているときに仕事する羽目になったら、どうすりゃいいのか?」だった。
昨日の僕の場合はパドリング中じゃなかったのが不幸中の幸いなんだけど、さて、今後パドリング中にSo so.してしまったらどうしよう?
patalowさんの方法が一番良いんだろうけど、さて、プロがいきなり唐突に沈脱して、しかもなかなか再乗艇しないってのはどんなもんだ?(^^;
さらには、僕らの場合は必ずシングル艇に乗っているわけではない、という問題もある。タンデム艇に乗っててSo so.して、いきなり沈脱したら、もっとまずいよなぁ(笑)
やっぱり、予め分かっている場合は、大人用のオムツ着用で仕事に望むしかないのか???
アイディア募集します。
■ で、唐突にシーカヤックの本の紹介。
けっこう昔から公言しているのだが、日本でけっこう読まれているJohn Dowd『Sea Kayaking』(和訳もあるね)って、僕にとっては読んでて全然面白くないし、特にためになる部分もない。
だから僕はずっと Derek Hutchinson『The Complete Book of Sea Kayaking』を愛読し、皆さんにもお薦めしてきていた。実は翻訳の打診を受けて、ちょっとやりかけたこともあったほど。ただ、ここ2、3年は物足りなくなって、あまり目を通すこともなくなっていた。
■ ところが、昨年末頃にもっといい本を見つけてしまったのだ。John Robison『Sea Kayaking Illustrated』。
昨年発行のバリバリの新刊本なのだが、中をぱらぱらをめくるとオチャラケ系のイラスト満載で、写真はまったくなし。これで入門者向けの安易な本かと思うとそうは問屋がおろさないところが、アマノジャクの僕のツボにはまる。
よくよく見ていくと、上級者までカヴァーする懇切丁寧な内容なのが分かってくる。例えば、シーカヤックの教則本だというのに、サーフィンプレイのページにはカートホィールのようなスポットプレイ技術の解説まで出てくるし、流れのあるところを漕ぐテクニックの解説のために、川での基本(フェリーグライド、エディキャッチ、ピールアウトなどなど)も懇切丁寧に解説してある。
危機管理のノウハウ、レスキューのノウハウなども、過去の教則本より充実しているし、カートップの方法をきちんと解説した本は、今までなかったのじゃないかな?(雑誌はのぞく)
で、こっからが今日のトピックに関連する本題。
実は最後の方のページに「Pee Kayaking」というページもあるのだ。訳すと駄洒落じゃなくなるので全然面白くないのだけど、「小便カヤッキング」の意味。つまり、この「下のネタ」まで解説してある本なのである。
過去に、雑誌の記事の中の一部に用足しのことを触れたものは見たことがあるが、教則本の中に6ページにもわたってイラスト満載で用足しのノウハウを解説した本は見たことがない。
アッパレである。
イラストだらけで、ページによっては紙面の4分の3が絵だったりするし、字が多いページでもせいぜい半分程度。だからDerekの本でダウンしてしまった英語アレルギーの方にも、うんと抵抗が少ないだろう。これも大きなポイント。
ってなわけで、今現在、これが僕にとっての「シーカヤック教則本の決定版」である。実は、「なんか『これ!』っていう教則本がないよなぁ。よっしゃ、いっちょ僕が書いてやろうか」などと考えていた時期だったのだが、ここまで懇切丁寧な本があるなら、僕の出番はなさそうだ。
Derekの本を翻訳するのはもうイヤだけど、この本なら翻訳依頼があればやりまっせ。いかがっすか?>どっかの出版社様
■ しかしこの本も、「プロガイドがお客様の前で粗相なくSo so.の始末をする方法」なんてのは教えてくれない。う~ん、どうすりゃいいのだろう???
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/470
えー!この本の著者ってもしや、昔近所に住んでたガイドのジョン氏!?
...だったら面白いんだけどなぁ(´・ω・`)
PeeKayakingの話が出るあたり、本人の確率高いかも。もしそうだったら懐かしいなぁ。会いたいなぁ。。
>にっしー
やっと書き込める話題になった?(笑)
そのお友達の方法は、かの本によると『Moon the Fish』という方法だそうです。
なんだかなぁ。>ネーミング
>patalowさん
え、ご存知なんですか!?
そりゃスゴイ!
ちなみに、この本をアマゾンで検索するとき、まず名前で検索したんですけど、これが大失敗。
そりゃそうですよね、ジョン・ロビンソンなんて「山田一郎」みたいな名前、死ぬほどあるに決まってるってば(^^;
本のタイトルで検索しなおしたら一発で出ましたが。
昨日寝る直前に気づいたのですが、「ジョン・ロビンソン」じゃなく、「ジョン・ロビソン」でした。
そんな苗字あるのか(^^;
ってなわけで、本文も大慌てで修正。
法律やってたころは、こういうのが一番やっちゃいけないミスだったんだけどなぁ……(^^;;;
残念、よくよく考えたらうちの知り合いはジョン・ロビンスでした(笑)
ちなみにジョン氏、頭の禿げたミッキー・ローク似のダンディさんです。
家族の都合で本国に帰り、今は西海岸でガイドカンパニーをやってるはず。
Posted by: patalow : July 19, 2004 12:08 PMロビンス、ですか、いやぁ、SとNが入れ替わっただけですね、惜しい!(笑)
ロビソン氏のほうは、髪の毛フサフサ、若い頃のメル・ギブソンを上品にしたような色男ですね(笑)
Posted by: Ryu : July 19, 2004 4:18 PMJuly 16, 2004
僕はこうして風邪をひいた。
■ 予報
地上気象 - 晴れ、ときどきにわか雨。東風。最高気温14度、最低気温4度。
海洋気象 - 変風10ノット、午前中に南東15ノットに。海況はおだやか。夕方からのにわか雨でも視界は良好。
■ 晴れだってぇ? どこが??
終日中どんよりし、四六時中にわか雨がぱらつく。晴れ間は、ちらりちらりとのぞいたけど、一日合計しても30分にも満たなかった。
今日のお客様は体力のない英国人&アイルランド人の女の子ばかり。昨日の好天を見て予約したので、今日の天候に思いっきりガッカリしてて、最初からテンション低い低い。こういうときは美味い食事を出して挽回するというのが常套手段なんだけど、彼女たちは食事持込みだったのでそれも出来ず。かなりしゃべくりまくってギャグやりまくったけど、結局悪天候には勝てず、テンション低いまま終わってしまった。くっそぉ。 astro 3
■ ちなみに明日は怖い怖い東風が吹きそうなので、きっとツアーはキャンセル。ひまだなぁ、冬だなぁ、休まるなぁ。
だったら、せっかくだから、久しぶりにサーフィンしに行くか。
でも、明日は潮のタイミング的には、波乗りするなら午前中だなぁ。寝坊して思いっきりタイミング逃しそうな気もする……。なんせ、風邪ひいちまっただよ(^^;
■ 昨日の水の話は、ずいぶんと反響があって、コメント欄は大盛況。ありがとうございます。
ならば、今日も続いて液体シリーズと行くか。
*** 注意 ***
ここから先、あまり上品な話ではござりませぬ。
引き返すなら今ですぞ。
警告したからね。
後から文句いうの無しよ。
もう知らんからね。
■ これだけ言っても読むか。好きだねぇ。
■ 自覚症状なかったんだけど、どうやら腹具合が悪かったらしいのだ。帰宅してから聞くと、家人も腹こわしてたらしいんだけど。
この自覚症状がなかったってのが、そもそものミソだ。
■ ツアー中にトイレで幸福な気分で小用を足し、最後の仕上げに一発放屁! と思ったら、妙な感触……(T.T)
ダァーーッ! 何ヲスルカァーーーッ!
■ 紙備え付けのトイレだったってのが不幸中の幸いで、これがカヤック漕いでるときだったら想像を絶する甚大な被害となっただろうことは想像に難くない。これも日頃の行いが良いおかげだ。
いや、真冬の閑散期にも、きちんとトイレに紙の補充をおこたらないDOC(ニュージーランド自然保護省)のお役人様のおかげか。ニュージーランドの国立公園、エライ!
■ とはいえ、由々しき事態だ。DOCの太鼓持ちなんぞをやっとる場合ではない。ヤツらはほめても何もくれない。
ウ●コの処理は特に問題ない。紙がある。思案のしどころは、パンツの方だ。
■ 今日は雨を予測して、下半身は「フリースのショートジョン」+「ビーズニーズ」+「ナイロンの短パン」の3レイヤー装備で出てきた(専門用語では「厚着」ともいう)。
この中で一番強力な保温力を誇るショートジョンが汚染されてしまった。バイオハザード・レヴェル4+である。
■ さてどうするか。
このままお客様の前に知らん顔をして出て行き、いつ異臭に気づかれるかドキドキしつつ様子を見て楽しむという高度な技もあるにはある。
しかし、上記の通り天候が悪いせいで、場の雰囲気はお世辞にも盛り上がっているとはいいがたい。
危険だ。この技は、あまりに危険すぎる。
■ ってなわけで熟慮の末、氷雨降る中、しかも腹こわしてるっつぅのに、一番暖かいパンツを脱がざるを得なかったんだわさ、これが。
一枚脱いだだけで、まぁ寒いこと寒いこと。下半身裸になったかと思うくらい寒い。
悪いことに、今日は硬いプラスティック製シートのカヤックに乗ってたんだわさ、これが。尻が冷えまくって、余計に粗相するんじゃないかと気が気じゃねぇっつぅの(ToT)
■ 結局その後は、鍛えぬいた括約筋が一世一代の意地を見せてくれ、何事もなく一日が過ぎた。
よくやった、括約筋。今後は「意地のカッチャン」と呼んであげよう。
■ でも、おかげでバリバリの大風邪ひいちゃったんだよぉぉぉぉ~~~!!!(TOT)
『今日の教訓 ミッチャン道々ウン▲垂れて』
もとい、
『今日の教訓 ウン▲垂れてもパンツ脱ぐな』
■ 社に戻ったら、雨模様のツアーの出来を心配したマネージャーがやってきてきいた。
マ「How was your day, Ryu?」(Ryu、今日のツアーどうだった?)
僕「So so.」(ソソウしちまったんだよぉ~!)
お後がよろしいようで。
■ ね、止めときゃよかったっしょ? スンマセンね、風邪で頭ボォ~ッとしちゃって、こういうネタしか書けなかったんっす(^^;;;
最後の日英ハイブリッドダジャレも、妙にキレが悪い(泣)
■ Digital Iwago
このまま終わったんじゃあんまりなので、ご存知、動物写真家岩合光昭氏のギャラリーでお口直しをどうぞ。
■ 明朝までにちゃんと直して、明日はちゃんと書くぞ(誓)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/469
どうもこちらでは初めまして。
漕いでる最中での So so ならば、恐らく私のほうが先駆者ですw
伊勢湾口の神島へ渡る途中の出来事でした...そのまま脱したふりして
海中で洗浄致しました...寸前にちっこい鮫とか見ちゃって、ドキドキ
しながらでした(´ω`*)
わぁ、貴重な体験談、ありがとうございます>patalowさん
しかし、厄介っすよねぇ、パドリング中のSo so.
どうすりゃ良いのか?
って、早速本日(17日分)のネタにしておりますが(笑)
Posted by: Ryu : July 17, 2004 4:03 PMJuly 15, 2004
ガソリンより高い水が、蔓延?
■ 予報
地上気象 - 雨のち晴れ。北風次第におさまる。最高気温12度、最低気温7度。
海洋気象 - 北30ノット、午前中に北西15ノットにおちる。海況は次第におさまる。北からの波2m、次第におさまる。朝の雨中、視界は悪いが、しだいに回復する。
■ 夜中は雨も風もすごかったが、明け方には両方ともおさまり、晴れておだやかな一日になった。
北風がこれだけ吹きまくると、さすがにかなり暖かくなる。数日前まで最低気温が零下だったのに、今日なんて7度。このまま暖かくなってくれるとありがたいけど、そうは問屋がおろしてくれないだろな。
■ 【『龍の巣』からのお知らせ】
酷暑のおかげか、夏休み直前セールのせいか、フリルネック U.T.E.が大好評です。心より感謝申しあげます。
お買い上げの皆さん、使い心地はいかがですか?
手元の在庫が順調に減ってきていて、特に夏向けのマイクロテック・モデルがほとんど売り切れてしまったので、そろそろ次の入荷を考えています。
現在品切れになっている色で「これを入荷しておいてくれ!」というリクエストがございましたら、ご遠慮なくお知らせください。
あるいは、今はサイトの在庫一覧にない色でも「こんなのはないかな?」というお問い合わせも歓迎です。メーカーに問い合わせればあるかもしれません。
また、次回は子供用サイズも仕入れてみようかと思っていますが、どれくらいの需要があるのかよく分からず、仕入れ数を決めかねています。「子供用欲しい!」という方がいらっしゃいましたら、やはりご一報いただけると大変助かります。
リクエストは、このブログのコメント欄でもryu.t@ihug.co.nz宛のメールでもけっこうです。
メールアドレスをいただいておけば、入荷時にすぐにお知らせいたします。
オーダー時期はまだはっきり決めてないのですが、遅くとも今月中には発注したいと思っています。
なお、すでにリクエストを頂いている分は、こちらで記録をとっておりますので、改めてお知らせいただかなくても大丈夫です。入荷次第ご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください。
■ 読者投稿 第二弾
読者の方からいただいたメール。
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▽ミネラルウオーター
今、日本ではどこのコンビニでもエビアン・ヴォル
ヴィック等フランス系か、カナダ系か、アメリカ系
(すみません、いちいち名前が覚えられない)だか
の水が売られていて、レギュラーのガソリンより高
価なんですよ。で、六甲のおいしい水とか、南アル
プス天然水はあまり売られていないんです。
古来から、日本の水は世界の船乗りが求める高品質
だったはずなんですが、いつの間にこんなことにな
ってしまったんでしょうか?
で、このミネラルウオーターの蔓延って、携帯電話の
普及と同じペースだった気がするんですよ。気のせい?
----------------------------------------------------
■ 実は僕は、産湯はエヴィアン、料理用はヴォルヴィック、飲用はアルペンカイザー、ハイボールはペリエという厳格な家訓のある名家の生まれなので、水道水はもとよりミネラルウォーターも含めて日本の水は一切口にしたことがない。
ニュージーランドに移民してからも、苦労してヴォルヴィックとアルペンカイザーを入手し、きちんと家訓を守っている。ハイボールは呑まなくなったので、ペリエは買ってない。
■ っつぅのは例によって大法螺で、実のところ、僕はミネラルウォーターを買ったことがない。幸いにも水道水が飲めないとこに住んだことがないので、わざわざ高価な水を買うなんてゼイタクは思いもよらなかった。だから知ってる銘柄も、上に挙げたので全部。
もらって飲んだことくらいはあるが、「違いの分からない男」なのか、別に特別美味いとも思わなかったし。。
(ところで、いまだにネスカフェの「違いの分かる」っていう名コピーはCMに使われてるのかな?)
だからこのメールをいただくまで深く考えたこともなかったのだけど、輸入物がそんなに蔓延してるってのは、確かにあまり喜ばしいことじゃないなぁと思った。
なんせ輸入物って、ものすごい石油燃料を消費して地球の裏から運んできてるわけだ。
■ もちろんそりゃ水に限った話じゃない。日本国内で作れないもの、足りないもの、海外ブランドならではの逸品良品なんかの輸入自体は、別に悪いことだとは思わない。僕だって『龍の巣』なんてオンラインショップをやって、石油燃料消費に一役買っていたりするわけだし。
エネルギー危機や経済悪化で、貿易が今ほど気軽にできない時代は遠からずやって来るだろうが(そうなりゃ『龍の巣』も閉店だ)、でもそりゃまた別の話。できる間は、必要な貿易くらいどんどんやりゃ良いと思う。
■ だけど、「単なる飲み水」となるとちょっと首を傾げてしまう。なんでわざわざ??? 「海外ならではの逸品良品」なの??? そんなに日本の水と違う???
投稿者の言葉どおり、日本だって世界に知られた「名水」の国だべさ。何年か前に名水百選ってのも選ばれたんじゃなかったっけか???
しかも水ってメッチャクチャ重くて(ご存知の通り材木よりずっと重い)、すんごく燃料を食う品目だぞ……。
となると、二枚舌はきらいな僕でさえ、さっき「どんどんやりゃ良い」といった舌の根が乾かんうちに「さすがにそれはちょっと……」と言葉を濁したくなっちまう。
なんせ通販をやってるので、重量に関してはちょっとうるさい(笑)
■ 今回の投稿メールを拝見してて、バブルの頃によく見かけた逆輸入日本車を思い出した。あの頃、輸出仕様の左ハンドル日本車にうれしそうに乗っている人を時々見かけたが、あれはかなり失笑モノだった。
名水の国でわざわざ海外の水を飲むのって、なんかこれに似てない? いや、それでも左ハンドルの日本車みたいに、一部の好事家のやることだったら別に良いんだけど、「蔓延してる」ってのがどうにもひっかかる。
■ さらに僕は、酒の味のことを思い出した。
僕の住んでるところはワインの名産地。日本に行くときは美味しいワインを土産にすることもあったんだけど、ショックなことに日本で呑むとイマイチなんだ、これが。気候のせいなんだけど、「違いの分からない」僕でも分かるんだから、こりゃ少々の差じゃない。みりんと醤油くらい違う(コレコレ)。
日本酒を日本からこっちに持ち帰ったときにもまったく同じことを感じた。
文豪開高健氏もエッセイの中で同じ事を繰り返し書いていらっしゃるが、やっぱり酒は産地で呑むのが美味い。
きっと、水だってそうだと思うんだけど。ミネラルバランスや味が良くて欧州では「名水」の誉れ高い水だって、それってあくまでも現地の気候や体質や食生活が前提のはず。何もかも違う日本に持ってきても「名水」かどうかとなると、はなはだ怪しい。
海藻類を頻繁に食べる日本人には、欧州の水はミネラル過剰だという話も、昔チラッと小耳に挟んだことがあるのを思い出したんだけど、残念ながら今回は裏づけ資料を見つけられなかった。
■ ま、味の好みなんて人それぞれだし、ミネラルバランスだって身体に悪いってほどのことじゃないだろうから、大したこっちゃないんだけどね。
特に、まともにエヴィアンもヴォルヴィックも飲んだことのない僕には、味のことをえらそうにいう資格はない。
でも「地球に優しく」なんていってる人が、輸入ミネラルウォーター飲んでナチュラリスト気取ってたりするところを想像すると、国産左ハンドル車に似た滑稽さを感じてしまう。なんせ最近は「蔓延」しちゃってるそうなので、実際にそういう例もあるんだろうなぁと考えると、日本の超消費社会の暗部を覗いてしまったようで、暗澹たる気持ちにさえなる。
まったく広告の威力ってのはオッソロシイやねぇ。
■ あ、思い出した! そういえば、バブルの頃にもあったあった!!
カフェバーなんぞが流行ってキッチュな内装の止まり木で若者が色とりどりのカクテルを傾けてた時代、下戸向けに「カフェバーでペリエって今っぽい」だとか「カウチポテトにペリエが新しい」だとかの広告がファッション雑誌に載ってたわぃ(広告コピーは、今適当に捏造した)。
きっとハイボールが流行らない時代だったんで輸入発泡ミネラルウォーターがだぶついて、苦肉の策で下戸をターゲットにしたんだろうな。
そっか、あの20年前のCMが、今頃効いてきたってわけだな(んなわきゃないって)。さすが開高健のコピーの流れを汲むサントリー、やるなぁ(笑)
■ 水といえば、『にしび~のニッキ』7月10日のコメント欄にも書いたんだけど、僕は東京でサラリーマンやってた頃、夏の暑い時期は、外回りのために帽子と水筒を持ち歩いてた。
今と違って短パンTシャツビーサンじゃないよ。法律関係だったので、もちろんスーツ姿。だからアウトドアキャップなんて似合うはずはないんだけど、カッコには構ってられない。暑くてやってられないときは仕事先のすぐ近くまでかぶって歩いてた。
水筒は、発売されたばかりのプラティパスを愛用してた。水道水に塩と砂糖を少量溶かしたのを、確か1リットル持ってたんだったかな?
1リットルの水を入れると、カバンは最初はズシッと重いんだけど、飲んでるうちにだんだん軽くなってくる。これがなんとなくうれしくて、バンバン飲みまくっていた。このおかげか、元来のぼせやすい体質の割に、真夏も熱中症になった覚えはない。
■ いまだに飲み物はなるべく持ち歩き、缶やペットボトルの飲料は極力買わないようにしている。暑いときは上記のように水、寒いときは魔法瓶でコーヒー。飲料メーカーや飲食店の敵だね(笑)
でも日本滞在中、仕事であちこち飛び回っているときは、まったく買わずにすませるのは難しかった。昨年は高速道路のSAやPAなんかで、けっこう買って飲んじゃったなぁ。
あとニュージーランドにいるときも、寒い時期にはビール自家醸造も難しいので、どうしても買ってしまうことになる(冬場は呑む量も少し減らすことは減らすんだけど)。
飲み物をまるっきり買わずに生活するってのは、なかなかに難しいやね。
■ ちなみに水をろ過するのに炭が有効なのは周知の事実なんだから、竹炭でろ過したのを売り文句にした日本の名水なんてのを売り出しゃいいのに。
これなら問題になっている竹害も解決するし、炭焼きで出る煙だって貨物船の排ガスと比較してそう問題が大きくなるわけじゃないだろう。しかも、材料も加工も輸送もすべて日本国内でまかなうわけだから、経済効果だって輸入水を売るよりずっと良いはず。アイディア料よこせとは言わんから、どっかの「エコな」飲料メーカーさん、やってみたら? ガソリン程度の価格で売れば、けっこうな儲けが出るんじゃないのかなぁ?
そんなものオシャレじゃないから売れない? そうかな? 広告代理店マジックにかかれば、けっこうオシャレになるんじゃない?
いや、別に売らなくたって、各家庭で水道水を竹炭でろ過すりゃもっと良いだろうけどね。編集長がやってるみたいに、自分たちで竹林の手入れして炭まで焼けばもっと楽しいだろうし。
でも今日はとりあえず「買う水」がテーマなもんで、話の流れ上「売る」って話になった次第。どうせ売るんなら、輸入モノよりははるかにマシなんじゃないかと思ってね。
■ ちなみに、投稿者がご指摘の「携帯電話の普及との関連」は、僕には想像もつかなかった。なんか関係があったんだろうか? 偶然か?? それとも陰謀か???
■ 関連過去ログ【読者投稿】
◎ファーストエイド雑感。 (6月30日)
◎またもや、サングラス四方山話。 (7月6日)
◎東京の星空、ニュージーランドの星空。 (7月10日)
■ 関連過去ログ【輸入食材】
◎アワビを思い、食料戦略を憂う。 (6月5日)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/466
「六甲のおいしい水」って、去年あたり、ドイツのホテルで数千円/500mlで売られている「世界一高い水」だって話題になってたな。(@_@)
どこも足下の水のありがたみには疎いようで・・・。(笑)
>それでも、輸入物が売れるんっすね>ジャパン
輸入モノに弱いのは万国共通?
そういえばミネラルウォーターは国産も輸入物もあまり価格がかわらないなぁ。国産がぼりすぎ?
Posted by: にしび〜 : July 16, 2004 9:22 AM水に対するコンセプトがどんどん変わってきているのもあるからでしょうね>ミネラルウォーター価格。
日本を出て最初に思ったのは、「あ、水イコールピュアで綺麗だという概念はこちらにはそれほど強くないのかも」ということだったんです。
というのも、硬水の地域だと、軟水と同じ感覚で水で「ゆすぐ」なんていうのは絶対無いですからね。
物にカルシウムの残留物がこびりつくならまだしも、肌までやられてしまいますから。
そういう背景から、NZはどうなのかわからないんですけど、新生児の沐浴なども、上がり湯なしです。
一時期顔の肌の調子が悪く皮膚科にかかった際も、「そんなに水道水で顔をすすいだらかえって肌を傷めますよ」とハッキリ宣告されましたから。
となると、安心して飲めるパッケージされた水というのは、ジュースや炭酸飲料のようなニュアンスも当然持ち合わせているわけで(だからペリエのような発泡する物もある)、お値段はそれなりについてしまうのではないかと、私は思うのです。
ただそれを日本市場に持ち込んだ際に上手く軌道修正してマーケティング戦略に取り込んだヒトがきっと居たんでしょう。
それでも、今はカルシウム分を大変多く含んでいる「ダイエットの為のミネラルウォーター」なんていうのもある位だから、若い女の子なんかはもうコンセプトが西洋化しつつあるのかもしれません。
でもですね~、
硬水は確かに骨粗鬆症には多少役立つかもしれませんが、軟水で育った人間が極端に摂取すると結石になることもある、って言うのは、日本じゃ絶対に言わないですよね・・・
それから、「現地の酒」で思い出しましたが、
化粧品系。
日本で愛用していたもの、まず硬水地域では使えません。
石鹸が泡立たないなんていうのは序の口で、凄いものは多分軽い化学反応起こすんでしょうけれど、肌にダメージが出ます(かゆみ、赤み、など)。
発色が違ってくるものもあるし。
それを文字通り「体験」した私は、化粧品は現地者の中から自分に合ったものを選ぶ主義になりました。
良く免税品店で日本人の麗しき乙女がこぞって海外化粧品買いあさっているけれど、そして駐在系の女性が日本の高い化粧品ラインを持ち込んでいるけれど・・・ご愁傷様(爆)。そんな表面だけでは芯からの美は得られませんぞ。
日本では「水にわざわざ金を払えるか」という意識がまだまだ根強いと思います。山で仕事をしていると,名水と呼ばれる湧き水(もちろんタダ)に人が群がっている光景をよく目にしますよ。酷い人になると10も20もポリタンにつめています。おかげで我々はその水にありつけない。
輸入物は飲料水というよりファッションアイテムの側面が強いのでは。テレビのドラマやバラエティーでは見かけるのは輸入物ばかりだもの。パッケージがアルファベットじゃなく「エヴィアンの水」って書かれていたらそんなに買わないんじゃないかなぁ。
フリルネックについてですが,
商品欄の最初にある紅白のタイプを仕入れて欲しいです。
あと,オレンジも仲間うちでは人気がありましたよ。
子供用も買う人がいると思う。掘り出し物で少量を試してみたらいかがですか。
σ(^_^;もヨーロッパ系のミネラルウォーターを常用してるです。
基本的に硬水に限りますが、、、一応目的があってダイエットに・・・ってのは嘘でヨーロッパトレッキングの為にヨーロッパの水に体を慣らしとくのが目的です。
この目的が無かったらあんまり買わないですね。
Posted by: ミックス : July 16, 2004 1:11 PMうわ、コメントてんこもり!
ありがとございます。
いや、投稿ネタってすごいな。
っつうか、僕が見つけてくるネタが、いかにツマラナイのかってのを、思い知らされてしまいますな(泣)
僕は極端な硬水とか軟水って、経験がないんで全然わからないんですよ。
MMさんの話きいて、「ふぅ~ん」って言ってるだけ。
化粧まで影響が出るんですねぇ。
ふぅ~ん……。
>tsuboさん
まさしく僕も「水はただ」っていう意識が強いです。
でも、名水を大きなポリタンでなんていう恥知らずなことって、「ただ」っていうのとはまたちょっと違うような。
日本人の「公共のものはどんなにムチャな使い方しても平気」という、日本人の公共意識の欠如の問題かと。
この件も、そのうち突っ込みますけど(笑)
>にしび~さん
値段同じくらいなんですか?
そりゃひどい。
っつうか、ドイツまで運べば、そりゃ世界一の価格になりますね>日本の水
>ミックスさん
初めて、きわめて納得のいく「欧州の水を飲む理由」を聞きました。
うん、納得、すっきり。
>tsuboさん
フリルネックのリクエスト、承りました。
オレンジは、マイクロテックもライクラもけっこう早い段階で売り切れましたし、リクエストもすでにいくつかいただいているので、次回も少し多めに入れようと思っています。
赤白のモデルも入れますね。
子供用、そうですね、10個か20個くらい入れてみます。
ありがとうございました。
July 14, 2004
僕には研げないナイフの話。
■ 予報
地上気象 - 曇りのち雨。北風次第に強くなる。最高気温11度、最低気温6度。
海洋気象 - 【暴風警報】北10ノット、昼までに20ノット、夕方に35ノットに。海況は非常にあらくなる。北からの波1m、次第に大きくなる。夕方からの雨中、視界は悪い。
■ 連日のバカ陽気もついに終わり、天候が崩れ始めた。
今日は久しぶりに出動命令がかかっていたので、小鳥がさえずり始める前に起きだしたのだが、予報をチェックしてびっくりした。雨は昨日の段階でもわかっていたけど、こんなに風が吹くの?
普通なら家を出る前に中止の連絡が来てもおかしくない天候なんだけど、マネージャーもここまでの天候は予測していなかったとみえ連絡がない。
仕方ないので、どうせすぐに帰ってくることになるよなぁと思いつつ、霜で真っ白に凍りついた峠道をおっかなビックリ走りぬけて出社。マネージャーと三分間の相談の後、最終判断を任されたので、「中止する。事後処理は任せる」と厳かに告げ(笑)、社を後にした。
凍りついた峠をツルツルフラフラしながら再び走りぬけ、帰着。
案の定朝のうちからにわか雨がパラパラ。陸上では20ノットの北風は確認できなかったものの、これだけ降るんだったら中止して正解だ。真冬の雨は冷たい。
■ こうやって人が氷雨に降り込められてるのに、編集長は米国で遊びほうけてるのかよ。まったくなぁ。
しかし、このゴーフィールド・ブログのメンツは、よく遁走するな(^^; アウトドアズマンの風来坊ばっかりだから、仕方ないのか?
■ 長編大河連載『続・ナイフの話』いよいよ感動の完結編
■ 短期連載『続・ナイフの話』後編
昨日は歴史ある肥後の守(もどき)やオピネルの話題だったが、今日のはもっともっと歴史のある「キワモノ」をお届けする。
『G'sコラム』 4月13日のコメント欄で話題にしたニュージーランド先住民マオリ族の石器、アージライトのナイフの破片だ。

写真が小さいのでハッキリ見えないかもしれないけど、大きなものにはまだ刃が残っている。逆に右上二つの色の濃いものは、どうやら製作途中だったようだ。
比較対象がないので大きさも分かりにくいが、一番大きなものが切手二枚分、最小のが切手半分くらい。
これらはすべて仕事中にエイベル・タズマン国立公園内のビーチで発見したもの。
つまり、今日のは、『ビーチコーミングの話』でもあったりする。
■ マオリは19世紀まで石器生活をしていたため、実は石器といえどもそんなに珍しいものではなく、公園内ではビーチに転がっているのをよく目にする。まぁ、ニュージーランド中どこでも普通に転がっているわけじゃなく、むしろ「珍しくない」というここが例外的なんだろうけど。
ともかく、どちらにしてもこの程度の小さなものなら博物的価値も学術的価値もないので、たまにこうして持ち帰ってくるというわけ。ビーチコーミング的には、けっこう美味しい収穫物だ。でも、過去の獲物よりも小さなものは、持ち帰らないことにしていて、そういうのはお客様にお見せして説明したあとは、そのままビーチに残してきている(あるいは、可愛らしい女の子に「ホントはダメなんだけどね」とかほざきつつ、こっそりあげたりする、なぁ~んてことも、あるとはいわないが、ないともいわない)。
■ そういえば仕事仲間のウォータータクシー・ドライヴァーの中に、長さ30cmもあるズシッと重い三角柱のアージライトを持っているやつもいる。いつも船の中に転がしてあるので、彼の船に乗るたびに触っているのだけど、これも加工途中でいったい何を作ろうとしていたのかよく分からない。きっと斧とか槍とか、そういう大物だったはずだけど。
さすがにこの大きさだと歴史的価値がありそうな気もして、「こんなの持ってていいのか?」と思ったり、「そのうちかっぱらって家宝にしてやろう」と隙をうかがったり。皆さんも、シーカヤックガイドには、あまり貴重なものは見せない方がいいですよ(笑)
■ 珍しくないとはいえ、エイベル・タズマン国立公園内ではアージライトは産出しない。だからここで見られる石器は、すべてネルソン付近のマイタイ谷かマルボロサウンドのダーヴィル島から運んできた原石を加工したもの。
この写真に写っているものでは、左下3つの緑がかったのがネルソン・マイタイ産、右上の黒っぽいのがマルボロ・ダーヴィル産のものだろうと思う。実際に試したことはないけど、見た感じはダーヴィルのアージライトの方が硬そうに見える。
■ 『G'sコラム』で紹介されていた黒曜石ナイフメーカー西村巌氏のナイフを見ていると、僕もアージライトを加工してみたくなってきた。いつか西村氏が遊びに来てくれたら、そのときは一緒にダーヴィル島にカヤックで原石を探しにいって、加工のイロハを伝授していただくとするか。
ストーンハンティング・シーカヤッキングなんて、なかなかロマンティックでいいじゃない。ついでに記事にしてどっかの雑誌に売り込むか。
なぁ~んて夢想しつつ、こいつらをなでまわしていると、なんだか楽しい。
ちなみにこいつらの陳列場所は、トイレの洗面台の中(便器の中じゃないよ)。アワビの殻の中にキレイな貝殻と一緒に入れて、蛇口の真下においているので、用を足した後、手を洗いながら水に濡れて光る石器を眺めている。
トイレでは気圧もチェックしなくちゃならないし、なかなかに忙しいのであった。
(この連載おしまい)
■ 関連過去ログ(う~ん、ホントにこれだけだったかなぁ?)
【短期連載『続・ナイフの話』】
◎前編 (7月13日)
【短期連載『ナイフの話』】
◎その1 (4月18日)
◎その2 (4月19日)
◎その3 (4月20日)
◎最終回 (4月21日)
【ビーチコーミング】
◎今日の収穫。 (5月8日)
◎ビーチコーミングといえば (5月15日)
◎指が痛い。 (7月3日)
◎原始的な計測器。 (7月7日)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/459
いいないいな、アージライト。
これってさりげなく凄いことなんじゃないかと思うんだけど、でも、良く考えたら母の疎開していた東北で土器片が結構一杯出ていて、集落の皆さん結構皆持っていた(爆)。
ということで、今度からご近所写真館ならぬご近所お宝探しコーナーも出来たりして。
ナイフ完成(別の加工品でも可)の暁には是非どこかのサイトで発表してくださいましね。
それから西村様の黒曜石ナイフ、言葉を失ってしまうほど引き込まれますね。凄い。しかもエゾシカの角・・・ペンダントも本当に素敵です。
いくらデザインが素敵な高級宝石でも、素材の「息吹」の凄さにはかなわないなあ、と改めて実感。
そしてそのかすかながらも力強い息吹を感じ取って昇華させている西村様にも脱帽です。
さてさて、
Ryuさん宅のおトイレ、戦利品陳列コーナーなのですね。
でも、趣味がおよろしくて、これは究極の贅沢!
きっと手を洗った時の水の当たる音も素敵でしょう。
我が家ではそうやってシンクにはモノ置けないです。
工作用にちゃっかり拝借してゆくのが確実な男子1名と、おい自走だと水洗いして口に入れてしまう幼児1名なので(笑)。
うちも、戦利品を奪おうと虎視眈々と狙っている不敵なのが一名。
実は、トイレにはまだご紹介していない超ど級の戦利品がまだあるんですよ。
この戦利品が、これまたやっぱり西村氏のコレクションとかぶる代物なのですけど(笑)
ネタが本格的に枯渇したら、また改めてご紹介します。
Posted by: Ryu : July 15, 2004 12:24 PM石器の加工は、
1.石と石をぶつけて割ることで、平らな面を作る
2.平らな面を叩いて薄い剥片を得る
3.剥片の形を整える
という手順で行います。
2の段階で得た剥片をそのままナイフにしも、機能的には十分です。また、2の段階で数枚の剥片を採った後の『核』は角柱の形状になります。船の中に転がしてある角柱は、大きな剥片を採ったあとの石核かもしれません。ただ、三角柱というところが気になります。石核ならもっと多角柱の形状になりそう。Ryuさんのおっしゃるとおり、作りかけの斧や槍かもしれません。その場合どこかにもっと大きな石核が眠っているかも・・ということです。
いずれにせよ、船が転覆して石が海底に沈むようなことがあってはイケマセン!速やかに撤去・保護しましょう!→Ryuさん
> この戦利品が、これまたやっぱり西村氏のコレクションとかぶる代物なのですけど(笑)
ふふふ、アレですね。去年デカイやつを拾いましたよ。ちょっと欠けてましたけど、ウチの横綱です。18.5cmでした。
MM様、わたしには過大とも思える評価のお言葉・・。恐縮です。わたしは黒曜石の輝く黒に魅せられました。完全に黒の石は珍しく、赤や茶やグレーが混じったり、稀に銀や青が混じるものがあります。だから、ひとつのひとつの石との出会いが楽しくて仕方がありまん。・・う~ん、30代のセリフとしては問題でしょうか。石器加工は50歳以降のために取っておいた方が良いのかな、という気もしております。
あ、巌さん、どもども、ありがとございます。
例のもの、18.5cmですか。
やりますな。
あれもいいですよね。
眺めているとうっとりします。
July 13, 2004
鋼のナイフは、やっぱり気持ちいいのだ。
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温13度、最低気温1度。
海洋気象 - 南西10ノット、午後に北に変わる。海況はおだやか。
■ 地上では予報どおりの気持ちのいい一日。
昨夜から今朝にかけて、驚くほど暖かく、いつもどおりの布団だと暑くて足を出して寝ていたのだが、気温を見るとさほど前日と1度しか変わらない。なんだったのだろう?
■ 新たなテロ拠点になるインターネット
テロ組織がウェブを利用すること自体は何の不思議もないのだが、子供向けサイトをよそおうっていう部分に鳥肌が立った。
確かにマーケティング手法としては、言葉は悪いけど「女子供からだます」のは、基本中の基本。しかし、テロ組織が子供向けサイトとは……。
■ うぉぉ、「子供向け」なんて書いてたら、なんか無性にピタゴラスィッチの新作ピタゴラ装置を見たくなってきたぞぉ(どういう連想回路してるんだ?)。
ヴィデオでいつも同じのばっかり見てると、完全に覚えてしまった。材料さえそろえば、お手本なしで再現できるかも。音楽風にいえば、「ピタゴラ装置の完コピ、暗譜」ってか?(笑)
■ って、またおそろしい連想。テロ集団にあの番組見られたら、あれのパクリで「子供向け、簡単な爆弾の作り方、ピタゴラ装置風」なんてものにアレンジされそう……。やだなぁ。
■ 閑話休題。きな臭い話題は横において。
■ 続・短期連載『ナイフの話』前編
以前好評(?)連載していた『ナイフの話』の、待望(??)の続編をお届けしよう。今回のテーマはなぜか「キワモノ」。 いかにもRyu's Logbookらしいネタかもしれない。
以前『にしび~のニッキ』6月28日や『G'sコラム』5月9日のコメント欄で話題にした、四徳肥後の守もどき(以下「基樹くん」と略。深い意味はない)をご紹介しよう。ネタ切れのときために今まで取っておいたのだが、今日晴れて登場となった(^^;
(ネタ募集中です!)

ブレードはメイン、のこぎり、鎌の3枚。
見やすいように、のこぎりブレードをちょいと曲げて写してあるけど、もちろんメインブレードと同じように真っ直ぐ伸ばして使う。ただしグニャグニャする鋼材なのであまり派手には使えない。
短い鎌ブレードの方は、この角度がいっぱいに引き出した状態。当たり前といえば当ったり前なんだけど、最初なんだかいたく感動した。この角度が、鎌の鎌たるゆえんで、これで草が刈れるんだな、って。ホント当たり前すぎてバカみたいなんだけど、なんだか「発見」した気分になったんだから笑っちゃう。
ま、それはさておきこの鎌、小さいくせにけっこう重宝する。
でも、これじゃ三徳ナイフだろって?
あわてず騒がず、グリップ後端をごらんあれ。小さな切込みがあるが別に飾りじゃなくて、実はこれが栓抜き。これで四徳。
でも缶切りはついてない。鎌で開けろってか???(笑)
■ しかし、日本の刃物に「ブレード」とか「グリップ」ってのも、なんかそぐわない呼び方だねぇ。「刃」、「柄」って短くキビキビ言った方がやっぱりしっくりくる。
ま、いいや、もう使い始めちゃったから、今日のとこはこのままバテレン語でいっちまおう。
■ も一つ余談だけど、こっちでは日本のような鎌はみたことがない。死神の持っているような両手で使う大鎌はもちろん西洋式だけど、僕は実際にお目にかかったことがないし、日本のような片手用サイズはあるのかないのかも不明。草刈りは、羊を使うか草刈り機を使うかのどっちかみたい。
■ 話を戻してこの基樹くん、オモチャのようにみえてけっこう使えて、主に家人が庭仕事で重宝している。
ただちょっと不満なのが、メインブレード。本物の肥後の守には、メインブレードの後端に出っ張りがある(きっとこの部分が本物の特許なんだろう)。切るときにあれを親指で押えておくというのが正しい使い方のはずなのだが、基樹くんにはそれがついていないのでブレードの安定感にちょっと不安が残るんだな。
あと、メインブレードを引っ張り出すときにも、この出っ張りがないとちょっと苦労する。やっぱり本物は本物ならではの強みを持ってるもんだなと、ちょっと感心。
まぁ実際のところは、家人はもっぱらのこぎりと鎌ばかり使っているので、大きな支障はないのだけど。
■ 確か小学校4年生の頃、ボーイスカウト(正しくはカブスカウト)で野球バットを作ったことがある。角材をナイフ一本で削りだすという、今考えてもかなりの大プロジェクトなのだが、僕はこのために大振りな肥後の守(本物)を買ってもらった。今回ご紹介している基樹くんよりもさらに一回り大きいサイズだった。
肥後の守といえば、それまでは刃渡り5cmくらいの小さなものしか知らなかったので、小学生の僕にとっては刃渡り15cmのそいつはド迫力で、気分は映画の海賊や山賊の蛮刀だった(当時はまだ『ランボー』はなかった)。
今でこそ手になじむサイズだが、幼い小さな手でこいつを操って角材と格闘するのは、なかなかの大仕事だった。マメだらけになった覚えがある。
残念なことに、苦労の末に完成したバットは、初めての試し打ちで見事に折れてしまったのだが(松材を選べばよかったのだが、日和ってラワン材を選んだのが敗因)、バット一本を削り出した肥後の守の方は、今でも実家の机の引き出しにバック110と並んで眠っている。
ちなみに、我が子が「ナイフ一本でバットを作れ」っていう課題を持ち帰ってきたら、僕なら肥後の守でも洋ナイフでもなく、日本の切り出しナイフを買い与える。木を削るんだったら、やっぱりあれが使いやすい。
■ ナイフってヤツは、使うのや眺めるのもさることながら、なんといっても研ぐのが楽しみ。だから「研いで楽しい」という項目も僕にとっては大切で、その条件からいくと高性能ステンレスブレードよりも鋼ブレードに軍配があがる。
だから、僕のデスク周りにはフランスのオピネルと日本の肥後の守(基樹くん)が転がっている。「思い入れ」という点では、高校生の頃から愛用した高価なバック110やノックス・ソルジャーには勝てないのだけど、使用頻度からいえば絶対に安物のオピネルや肥後の守の方が高い。
オピネルや肥後の守を研ぎ、研ぎあがったばかりの素晴らしい切れ味を味わうとき、ナイフの妖精が小さな祝福をしてくれるのですぞ。ウソだと思ったら、お試しあれ。
■ 本名も書いておかないとマズイかな。
今まで「四徳肥後の守もどき」とか「基樹くん」などといい加減なニックネームで呼んでいたが、グリップには「商標 宗近肥後ナイフ」と記してある。
入手先は、山陽自動車道の三木サービスエリアの売店。価格は確か\800だったかな?
あれ? 三木SAって山陽自動車道であってたっけ? なんか記憶が怪しい。ともかく、「三木SA」ってのは間違いないから、間違ってるとすれば高速道路名の方です。その節はご勘弁を。
そのうち野外道具屋.comとかOutdoor-Market.comとかで売り出されるかもね(笑)
(明日に続く)
■ 関連過去ログ
【短期連載『ナイフの話』】
◎その1 (4月18日)
◎その2 (4月19日)
◎その3 (4月20日)
◎最終回 (4月21日)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/456
切れました(^^;
毎日更新を始めてから4ヵ月半、さすがに息切れしてきましたよ(^^;
一時は向こう一週間分の原稿を書き溜めてあったこともあるんですけどねぇ。
良いライター修行させていただいております。
がんばります。
でも実は、読者の方から「こんなネタいかが?」って、けっこう助けていただいてるんです。
コメント欄常連さんの北半球の私設秘書ことMMさんももちろんそうですし、ROMの方の中にも、そういう方がいらっしゃるんです。
本当にありがたいことです。
心より感謝しています。
皆さん、頼りにしてますからね(^^;
今後ともよろしくお願いします。
ネタがんばって仕入れますね>Ryuさん。
にしび~サマは、そんなにネタにお困りだと思えないところが流石です(ひそかにお邪魔していたりします)。
さて、ナローバンドには辛いサイトですが、ピタゴラときたら押さえておかないと。
http://www.masahicom.com/
そうそう、装置再現の場合、「完コピ」「暗譜」の間に多分「譜起こし」が入りますね。
「耳コピ」ならぬ「目コピ」だけではちょっと辛いでしょう・・・
ネタに困っているというよりは、最近とみに「鶴の恩返し」モードが入っているので、羽集めで済むんだったら手助けしてあげなくてはいけないという母性本能に目覚めます(笑)>Ryuさん。
鶴の恩返しモードは疲れたときに外部攻撃が来ると一気に体力・気力共に消耗しますのでお気をつけて。
きちんと馬鹿モード、オチャラケモードも錆び付かせずに使い分けて下さいまし。
同じ鳥でもにしび~サマはきっと水面下で頑張るポーカーフェイス系水鳥でいらっしゃるのでは?
Posted by: MM : July 14, 2004 8:54 AM>同じ鳥でもにしび~サマはきっと水面下で頑張るポーカーフェイス系水鳥でいらっしゃるのでは?
いま、強がって書こうとしながらスクロールしていたところです(笑)
MMさん 読みが深い!
あぁ、米国カリフォルニアにもお母様ができてしまった。
僕って果報者だ(^^)
ちなみに、「ネタ切れ」を先にブログ上でカミングアウトしたのは、たしかにしび~さんの方が先だったような(笑)
でもね、ブログのいいところは、普通のサイトや掲示板と違って、トラックバックで他の人のネタにすぐに絡んでいけるところですよね。
これでとりあえずネタ切れをしのげたりする(笑)
いつもお世話になっております(爆)>にしび~さん
いや、マヂで「にしび~のニッキ」が毎日更新じゃなくなったら、僕もペースが落ちるかも(^^;
Posted by: Ryu : July 14, 2004 3:57 PMえ゛ー、「親」にされちゃったわけー???(爆)
年女だけどまだ赤いチャンチャンコじゃないのにぃ。
しかも増えたのが「また」むすこぅ???
本当はRyuさんとは二卵性の双子だったりしたら人生楽しいだろうな。
Posted by: MM : July 14, 2004 8:05 PMそう、息子(笑)
二卵性双生児って、いたら面白いでしょうね。
一卵性双生児は、欲しくない(^^;
今、「実はお前には双子(一卵性双生児)のお兄ちゃんがいるんだ」って親に言われたら、気が狂うな(^^;
二卵性なら許せる、うん。
July 12, 2004
海外経験?
■ 予報
地上気象 - 晴れ。霜。風おだやか。最高気温12度、最低気温0度。
海洋気象 - 変風10ノット。海況はおだやか。
■ 予報あたり。きっとこれなら海洋気象もあたりじゃないかな?
■ 海外経験?
『平凡な主婦の平凡な生活 in California』より。海外に暮らしている人は、多かれ少なかれこういう体験はしているものなんだよねぇ……。移民同士が顔をあわせると、たいていこの手の「誰が一番悲惨な経験をしているか」の放談になり、抱腹絶倒したり皆で怒りまくったりする。
この経験談の場合は、最後の幼馴染みの捨て台詞が強烈すぎて、とても抱腹絶倒とはいかないなぁ。
僕たちの場合は、今までずっと狭いところに暮らしてきているので、幸いにもこういう長期滞在者に大迷惑をこうむった経験というのはない。
それでも、まぁいろいろあったわさ、最初の頃は。なんせ「会いたい」っていうメールを受け取れば、「僕も最初はいろんな人にお世話になったり、助けてもらったりしたんだから」っていって、家人が止めるのも聞かずに必ず会ってたからなぁ。ポリシーが「恩は天下のまわりもの」なもんで。これがなんどアダになって返ってきたことか。
深夜零時近くになってから勝手に押しかけてきてキッチンを占領し、日付が変わってから宴会を始めようなんていう学生もいたな。お前ぁら、日本でもそういうことやってるのか? 海外だったら許されると思ってるのか?
バカだからその後もなんども人と会ってはなんどもアダで返されていたのだが、もちろん最近はしっかり学習してすっかり改心したので、ご丁重に(とも限らないが)お断りすることにしている。もちろん、美貴さんとおっしゃる人妻からのアヴァンチュールのお誘いの場合も同じ(笑) さすがに美貴さんにだけは、ちょっと好奇心がうずくけど(爆)
仕事関連の場合はもちろん別。たいていお会いする。ただ仕事関連の場合でも、相手が非常識な場合は会わない。例えばガイド志望と称する若者が「足がないのでネルソンの宿泊先まで会いに来てくれ」なんてほざく場合は、絶対に行かない。なんで僕が一時間もかけてネルソンくんだりまで会いに行かなきゃいけないのよ。何様のつもりだ?
■ いつも疑問に思っているんだけど、この非常識さってのは、日本人特有のことなのだろうか? それともヨーロッパからの移民も同じように本国からの非常識な連中に迷惑をこうむっているのだろうか? ヨーロッパからの移民の友人もたっくさんいるのだけど、なぜか今までずっとたずねそこねている。今度ちょっときいてみよう。
ちなみにこういう「非常識」な輩は、日本人といえども永住するつもりの移民にはさすがに少ない。移民するような連中は、僕らもそうなんだけど、日本人離れした感覚を持った「個性的」な人が多い。でも、やはり現地に骨をうずめるつもりで生活している人間は、そうそう非常識なことはしない。
本来なら、海外移民なんて日本人の常識からすれば相当な突飛な行動なわけで、ならば海外移民は非常識な人間であってもおかしくない。
ところが逆に「日本人の恥さらし」的な非常識な輩は、むしろワーキングホリデーとか留学とか長期滞在バックパッカーとか、いつかは日本に帰るつもりの中長期滞在者のなかに多いようだ。なんだろなぁ、これは。やっぱり「旅の恥はかきすて」ってヤツか? お前ぁらはかきすてりゃそれですむかも知らんが、かきすてられた方のこっちはどうよ? ゴミをポイ捨てするだけでも性質が悪い国民性なのに、恥までポイ捨てするんじゃねぇ!
ともあれ、このサイトの管理人こずえ1122さんのおっしゃるとおり、こういう非常識な輩が
「ニュージーランドに住んでたときは‥‥」
なんてほざいているかと思うとうんざりする(実際、そういう輩の「海外生活体験」をつづったサイトもなんど見かけたことか)。
■ 柏島水中散歩
気をとりなおして、アウトドアから涼を。
寒中のダウンアンダーより、暑中お見舞い申しあげます。
日本では酷暑の毎日が続いている模様。せめて気分だけでも水中散歩を味わってみては?
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/446
まあ、これは永住者が大抵通る道ですね。
特に英語圏、欧州、その他の地域の大都市だと。
一番仲の良い人ではなく、その少し外側サークルの人間にそのタイプが多い、又、こういったケースがなければ普段は「イイ人」の場合が多い、といった共通項もあったりします。
幼馴染も怖いけど、親戚のおばちゃんとか家族の仕事関係者も結構怖い(笑)。
実際に泊まりにこなくても、ワタシが体験したその他の「アララ・・・」の例は、
・実費+小遣いで、日本では手に入りにくい物を入手して最寄の国際空港まで持ってきてくれ、
・昔の知り合い(ちょっとホームステイした程度)が病気らしく会いに行きたいといったが断られたので、ごり押しの電話攻勢をして欲しい
(その人は自分のつたない英語力で説得し切れなかったと思い込んでいたので、それよりはマシに喋れる人間に頼もうという魂胆)、
等。
日本にない商品をこちらでチェックしてくれ、出来れば買って送ってくれ、なんていうリクエストは未だに来ますね。上手くあしらってたつもりなのに(爆)。
でも何がもっと怖いって、ウチの大コブの文化圏でもっとスゴイの経験してるから、この程度では呆れはしてももう腹が立たない自分。
Posted by: MM : July 12, 2004 6:51 PM僕の場合は、『Aotearoa Mail』なんていう巨大ニュージーランド情報サイトを運営し、さらにニュージーランド好きの集まるメーリングリストでも「影の管理人」といわれるほど非常に盛んに活動してたんで、まったく知らない人見ず知らずの人から「会いたい」だの「情報をくれ」だのと言われることが圧倒的に多かったんですよ。
だから、知人、友人、親類などからは、逆に迷惑をこうむったことがないっていうのが、救いといえば救いですね。
しかしなぁ、なんで「お前ぁなぁ、日本国内でもそういうことするかぁ?」ってなことを、外国だったら平気でやるかなぁ?
某国文化圏の話は、パスです。
日本人の比じゃないのは、聞かずとも分かります。
怖い話好きだけど、ちょっと怖すぎ(^^;
先月の旅行でも、北島大都市には某国移民が多くて、なんど腹立たしい目にあったことか。
July 11, 2004
サイト、改造中。
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温12度、最低気温-2度。
海洋気象 - 変風10ノット。海況はおだやか。
■ ひさしぶりに雲を見た。とは言っても、小さな可愛い千切れ雲と、大きな大きな飛行機雲。あいかわらず小春日和が続いている。
でも朝晩の冷え込みは厳しいなぁ。
■ NTT、新メモリーを映画の街に売り込み ポストDVD
うわわ、こりゃもう近未来SF映画の世界ではないの! こんなものが原価100~200円でできちゃうの? とんでもない時代だわ。
で、これがメジャーになったら、DVDは消え去るの? ジョーダンじゃねぇぞぉ、まだプレーヤー買って一年もたってねぇのに……。
あとさ、こんな小さなチップ、僕みたいな整理下手、掃除嫌いは、絶対に失くしまくるにきまってるなぁ。小さな子供は、飲み込むぞ。
う~ん、最初見たときは興奮したけど、考えていくとだんだん憂鬱になってきた(^^;
■ 【『龍の巣』サイト更新情報】
ごめんなさい、今日は新規入荷のお知らせじゃありません。むしろ、お願いです。
にしび~のニッキ 7月3日に、オペラというブラウザは重いテーブルタグを強制解除するという記述があって、ドキッとしました。というのも、僕もごらんのようにたくさんサイトを持っているのですが、そのすべてをテーブルで作ってるからです。
というわけで、まず手始めに『龍の巣』の一部のページをCSSで作り直してみました。『フリルネック U.T.E.』と『キッズ』のページが、レイアウトが崩れて読めなかったりしましたら、お手数ですがご一報頂けると泣いて喜びます。
■ しかし、『龍の巣』の『エイベル・タズマン・アドヴェンチャーズ』は直すとして、他のサイトはどうよ(^^; 『パドルの向くまま、気の向くまま』や『Aotearoa Mail』は、ページ数多すぎてつらいなぁ。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/444
2月にインフォ・マイカの記事が新聞をにぎわしましたが、実際にはにぎわっていないろいうか、話題にならないですね。
すごい技術だと思うんだけどな。ただ、次から次に出されると、Ryuさん同様辛いです。
昔、カセットテープとオープンリールテープの良さを融合したというLカセットにはじまり、ディスクカメラやベータ、DATなどSONYファンのぼくは片っ端から外しまくってます(笑)
え!Lカセット、ディスクカメラ、ベータ、DAT、全部つかってらっしゃったんですか!
スゴイ!
表彰ものだ。
DATが普及しなかったのは、音楽やってたものとして疑問でしたねぇ。
ベータもなんで消えたかねぇ。
いいメディアが生き残るとは限らないんですよね。
僕の外しねぇ、NZにくるときに、リムーヴァブルメディアを何にしようかとPCに詳しい知人に相談して、その結果『PD』を買っちゃったんですよね。
ノートPC本体と同じくらい重いドライヴを抱えてNZに上陸しました。
大失敗(涙)
NZでは誰もPDの存在そのものも知らない(激泣)
その当時NZでメジャーなメディアはZIPでした。
日本でも、もうきっとみな忘れてるでしょう。
今やノートPCでもCD-WR標準搭載の時代なんだから、笑っちゃいますけどね(^^;
そういうわけで、DVDに関しては、まだ記録メディアとしては使う気になれず、
Posted by: Ryu : July 12, 2004 10:05 AMWinXP+IEっていうひねりのない環境ですけど問題なく表示されてますよー。(^^;;
媒体が小型化するのは大歓迎ですけど確かにどっかいっていそうですねぇ。
まあガワだけ大きくすれば良いだけですけどね。(^^;
ご報告ありがとうございます、Noritakeさん
媒体の小型化、ホントおそろしいっすよ、僕には。
なんでこんなに整理整頓苦手なんだろ。
って、これ以上書くと、なぜかちゃんとこのブログを読んでいるらしい実家の母にしかられそうなので、この辺でやめておこう。
>母上殿
↑でさかんに「整理整頓下手」と書いておりますが、息子はニュージーランド移住後に改心して、今では掃除洗濯整理整頓の鬼です。
上記は、単なるキャラクター作りのための「ネタ」でございますので、ご心配なきよう。
July 10, 2004
東京の星空、ニュージーランドの星空。
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温12度、最低気温-3度。
海洋気象 - 南10ノット、セパレーションポイントより北では午後に南東20ノットに。北部海況はやや荒くなる。
■ 笑っちゃうほどの快晴。ここ数日、雲ひとつ見ていない。仕事は休みだったので、海で南10ノットが吹いたかどうかは不明。地上では予報ばっちり当たりだったけど。
■ 米国から通販で買ったボレー・ブームスラング到着。いやぁ、嬉しいねぇ。廃盤になったときいて、もう会うこともないと諦めていたのに、またこうして会えるとは!
先代も先々代もブラックフレームで、レンズもミラーコーティングのないやつだったのでいたって地味だったのだが、今度のはシルヴァーのフレームに青いミラーコーティングのレンズ。
いやはや、ヒゲロン毛がこれをかけてると、自分でも笑っちゃう。派手な中年のハードゲイみたいだ、ワハハ。
見たい? まぁ、またそのうちね。
■ 読者の方から、こんなメールをいただいた。ありがとうございます。
この春頃、プラネタリウムに行って見たくなり、WEB
検索したところ、関東地方に現在ほとんどプラネタリ
ウムがない(壊滅状態?)であることがわかりました。
私は今でも、テーマパークのなんとかライドだのツアー
だのより、星空の映像と音楽と神話の世界であるプラ
ネタリウムが好き(椅子がうしろに倒れるとこもよか
った)なんですが・・・・私たちの世代は必ずデート
にプラネタリウムを使ったはず・・・・・
へ? 渋谷は、サンシャインは? 僕たちの青春の思い出の場所は?(笑)
いや、冗談抜きで驚いちゃった。閉鎖になってるんだ!
とはいえ、サンシャインの方は『サンシャインプラネタリウム存続を願う会』の努力により、サンシャイン スターライトドーム 満天としてリオープンしているとのこと、よかった。
同じ方は続いて
その一方で、イベント協賛等で今、以下サイト管理者が
作られたメガスター(携帯型?プラネタリウム映写機)
が注目を集めているらしいんです。
http://www.megastar-net.com/
この人がNHK教育テレビ・トップランナー(毎週日曜
午後7時~7時45分)に出て話をしたんですが、もの
すごく面白かった!でも録画がない・・・
との情報。何々、メガスター? へぇぇぇぇ! スゴイ!
とにかく、人は今、どうやって星空を見てるのか、
都会で星空を見たい人はどうすればいいのか、
考えちゃいました。
まったくねぇ。
■ 南半球は銀河の中心側を向いているため、北半球より星がたくさん見える。ニュージーランドの田舎になると、空気が住んでいて光害も少ないため、本当に驚くほどの星が見える。今夜も快晴につき、満天の星、星、星。
星を見るために南半球に旅行するってのも、なかなか贅沢でいいかも。いや、冗談抜きに世界の天文ファンの間では、ニュージーランドに観測旅行するのは、日食観測、オーロラ観測とならぶ3大ドリームの一つなんだとか。
で、ここでニュージーランドの星空を追っている日本人カメラマンのサイトをご紹介するつもりだったのだが、うぅ~くっそぉ、つながらなくなってた! 四苦八苦して検索して、やっと発見。
『Star of Southern Hemisphere』
■ 関連過去ログ【読者投稿】
◎ファーストエイド雑感。 (6月30日)
◎またもや、サングラス四方山話。 (7月6日)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/443
Excerpt: 川崎市青少年科学館のプラネタリウムには、同市多摩区在住の大平貴之氏が個人で製作されたメガスター2(写真右の箱のようなもの)が常設されている。貸し出される双眼鏡で投影さ...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.08.16
満天のこと
実は運営しているのが、僕の勤務先のグループ会社 コニカミノルタプラネタリウムなんですよ。国産プラネタリウムは、コニカミノルタと五藤光学研究所でシェアしているんです。五藤のほうがシェアが大きかったはず。
閉鎖が決まってからコニカミノルタによる運営が決まるまで、たいへん残念な思いをしていました。
スターライトドームとして生まれ変わるということで、観にいく予定を立てていたのですが、迂闊にも(確信犯)ディスコンになってしまうフォルダブルバイクをオンラインショッピングでポチッとクリックしてしまった為に、予定を延期しました。
ところで、ボウリング場経営のラウンドワンが、レジャースタジアムという10分110円でイロイロな遊びができるという施設をはじめたのですが、そこにメディアグローブという小型プラネタリウムが導入されています。学校なんかでも簡単に設置できる機材なのでプラネタも小規模なものなら見られる場所が増えそうです。
http://www.round1.co.jp/
http://konicaminolta.jp/kmpl/hard/mediaglobe.html
ちなみに岐阜県にお城の形をしたプラネタリウムがあるんですよ。
奇抜だけど、ジドウプログラムじゃなくって、星好きが嵩じて東京から移住してきた根っからの天文ファンである解説者が情熱的に解説してくれるすばらしい施設です。ところが、冬は豪雪に埋もれてしまうので、12月から3月までは休館です。っていうか、ゾンデでつっついて探してください(笑)
http://www.ginet.or.jp/fujihashi/kanko/siro.htm
にしび~様、
先日こちらのブログで取り上げていただいたアウトドアファーストエイドのあるカレッジですが、ミノルタプラネタリウムがありますよ!
もう老朽化(20年くらい)しているとかで、いま新しいものを購入すべく募金活動等始まって来たようです。
それでも授業以外にも子供には夏を中心に毎週天体ショーやってくれているので、たまに見に行きます。
実はこのプラネタリウム、ある程度の頭数が集まると貸切に出来るらしい(!)ので、来年当たり長男のお誕生日パーティーをやってしまうのもオツだな、と思っていた矢先でした。
予算がオーバー気味だったら、他のお誕生日の近いお友達と合同・割り勘でも出来ちゃうし。
渋谷はプラネタリウムもさることながら文化会館も、ですからね。
自分はお買い物=渋谷で育ったので(実家から大変近い)、文化会館への通路下のバス停で小さいときはよくハトに餌をやっていました。
なんと、きちんとハトの餌を売っていたんですよ、そこでは。
あ、懐かしの渋谷ネタに又脱線しそうなので話を戻さねば(笑)。
星座早見版って、日本だけの物なのでしょうか?
こちらで天文学入門の授業をとった時には全然見かけもしなかったし話にも出なかったです。
まあ、その時正直星に興味のある日本の小学生の方が天体一般には詳しいかも、思ったんですけど、あまりのレベルの低さに(爆)。
南天版の早見版、欲しいですね~。
自分はシンガポール上空の空が星空最南端なので(レッドアイのフライトで。これも東南アジア上空星だらけで凄かった)、銀河に向かって開けている星空は是非見てみたいです。
にしび~さん、すごい情報ありがとうございます!
そっか、お勤め先関係だったんですね。
MMさん、こっちの星座版、今度送りましょうか?
あと、渋谷ネタの脱線、大歓迎です。
やっちゃってください。
昔の渋谷なんて、興味ありありですよ。
ブログに関する個人的な不満の一つに、このコメント欄での脱線が少ないこともあります。
普通の掲示板だと、どんどん話が脱線して言って元ネタからかけはなれてしまうこともあって、あれって個人的に大好きなんですけど、ブログのコメント欄ではなかなか起こらないんですよね。
場が硬いというか。
ま、それはともかく、小型プラネタリウムが増えるっていうのは、嬉しい話ですね。
大都会では「空離れ、星離れ」も進んでることだし。
日本の大都市だと、明るすぎて一等星でもよく見えなかったりすることもあるもんなぁ。
プラネタリウムは、日本では絶対に必要ですよ。
MMさま
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~kazu/hayami/hayami-i.html
こんなサイトを見つけました。星座盤の歴史が紹介されていましたよ。
ところでおっしゃる通り、小学生のレベル高くはないですね。理科ばなれが問題になっていますが、ホントにその通りなように映ります。
ゆとり教育でカリキュラムの短縮、理科の授業もおざなりになっているのでしょうか、たぶん目的や興味なしの授業に興味が持てないのでしょうね。
ぼくも実は小学生や中学生の頃習って知っているはずの星に興味を持ったのは、社会に出てから(笑)
単位など関係なく学ぶ楽しさにはまってます。
Ryuさん
キャンプにいって笑ってしまうのは、星が多すぎて容易に探せないということ。実は都会だと1−3等星くらいしか見えないので、星座盤通りの星空が見えたりする(爆)
プラネタリウムは、演出やガイドイラストなんかの投影が過ぎて、星を観にいってるという雰囲気ではないのが残念。
その点、メガスターはスゴイですね。川崎市青少年科学館で常設されています。今月からは台場の日本科学未来館でも常設されました。
なかなか予定が確定しないのだけれど、新江ノ島水族館と川崎市青少年科学館、八景島シーパラダイスに出かけてこようと思っているのだけど。
>にしび~さん
メガスター、実際に見てみたいですねぇ。
こういうのは、「うずき」ますね、血が騒ぐ(笑)
僕も、挙げてらっしゃる三箇所、恥ずかしながらどこもいったことないです。
次回日本にいったときは、ぜひとも。
ちなみに、こっちでは星がさらに多すぎて、ホントまったく訳がわかりませんでした。
南十字星をぱっと見つけらるようになるのに、かなり時間がかかりましたもん。
アウトドアガイドのクセに(^^;
南半球は面白いですよ。
北半球で見える星座は、全部上下さかさまです。
オリオンも逆立ちしてますよ。
あれじゃ腰にさした剣が落ちそう。
ちなみに、僕の仕事場、エイベル・タズマン国立公園の南端海域を「アストロラーブ・ロードステッド」と呼びます。
この「アストロラーブ」っては、最初にここを発見したフランスの船の名前に由来しているのですが、この「アストロラーブ」なる星座盤を誰も見たことがなくて、ガイドトークで皆苦労してたんですよ。ここでにしび~さんがご紹介くださったサイトの「アストロラーベ」が、まさにそれですね。
つづりがAstrolabeだから、フランス語読みでアストロラーベ、英語読みでアストロラーブ。
いやぁ、積年のなぞが解消しました。
ありがとうございました。
> 私たちの世代は必ずデートにプラネタリウムを使ったはず・・・・・
うーん、使っていないからいかんのか・・・私。
と、その話はおいといて、コニカミノルタ社の話が出たので一つ。
私がちょっと関わりのある施設、岐阜県安八町の「ハートピア安八」にもプラネタリウムがあります。
http://www.town.anpachi.gifu.jp/heartpia/index.html
ところがこれ、いわゆるプラネタリウム(光学式)と異なり、デジタルドーム映像なんです。しかも、なんとフルカラー!(コニカミノルタ メディアグローブ)
http://konicaminolta.jp/kmpl/hard/mediaglobe.html
初めてそのプラネタリウム映像を見たときには星がぼけちゃっているし、こりゃ使えないなーと思ったのですが・・・
そこはデジタル映像+フルカラー、番組を放送できるのです。子供達には退屈な一般のプラネタリウムも、これなら興味を持ってくれるでしょう。そう言った面で、このような施設への導入は今後増えていくのでは無いでしょうか。
私もメガスターは見に行きたいです!
Posted by: TO-BE : July 11, 2004 3:17 PMプラネタリウムも、デジタルの時代なんですねぇ。
TO-BEさんの「子供に退屈」っていうお話や、にしび~さんの「演出やガイドイラストなんかの投影が過ぎて」っていうお話、これがけっこう大事なところなんでしょうね。
今までのプラネタリウムって、教育的、啓蒙的な側面が強すぎて、単純に「わぁ、きれい」「わぁ、楽しい」っていうところを置いてけぼりにしているのかも。
せめてプラネタリウムくらいは、情報過多でかえって退屈な代物にしないで、もっとノンビリと気分のいい演出をして欲しいですよねぇ。
タイミング良く目に付くところにメガスターの記事が出ましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040710-00000016-maip-soci
今度日本に帰ったら早速行って見たいです。
Posted by: MM : July 12, 2004 6:55 PMJuly 9, 2004
「封建的な官主導」の指導者育成事業
■ 予報
地上気象 - 快晴。風おだやか。最高気温12度、最低気温0度。
海洋気象 - 変風10ノット。海況はおだやか。
■ 車も道路も水溜りもみごとに凍り付いていて、出勤途中の峠道はすべりまくり。
11時半ごろから12時半ごろの1時間ほど、南南西10ノットが吹いた。変風10ノットの予報のときは、吹いてもせいぜい5ノットということがほとんどなので、これはちょっと例外的。とはいえ、変風の常で13時ごろには完全に止んでいたが。この季節の南風は、身を切るようにつめたい!
陸上にいれば「予報どおり」の天候だったはずだが、海にいるとやっぱり予報どおりとはいかなかった。 kc 4
■ 夕方、愛娘を散歩に連れ出したところ、やっとジャンプが出来るようになった! ジャンプはだいたい24ヶ月くらいでできるようになるらしいのだが、うちの子は26ヶ月直前になってようやく。本人もうれしいらしく、今もピョンピョン跳ね続けている。
あ、台所で椅子から落っこったらしい(^^;
すでにカヌー関連のウェブでは話題になりつつあるようなのだけど、カヌーにご興味のない方々にもちょっと見ていただきたいトピックだったりするので、僕もノンカヌーイストの読者も少なくないこのブログでまな板にのせてみることにした。
上記サイトは、一般の書店には流通していないカヌー雑誌がとりあげている、なかなかきな臭い話題だ。「怪」なんて書いてあるけど、別に怪談じゃないので怖い話嫌いな方もご安心して、とりあえずご一読いただければと思う。
実はこの雑誌、代表者氏がお一人でやってらっしゃるものなので、まずこの勇気に最大の敬意を表したいと思う。なんせ、話を読んでいると業界大手メーカーも絡んできているようなので、下手をすると相当にややこしいことになる厄介な話題である。
同サイトには、同問題専用掲示板まで用意されていて、なかなか熱い議論が戦わされているが、あそこに書き込むには少々文が長くなってしまいそうなので、こちらにアップした上で、あちらの掲示板にその旨告知するというスタイルをとることにした。
上記の通り、カヌー愛好者以外にも知っていただきたいという意図もあるし(これこそが、まさにブログ本来の使い方ともいえるかもね)。
■ さてさて、しかしこれまたやっかいなというか、なんというか、まったくしょーがねぇな……。
同問題専用掲示板でも皆さんおっしゃってるとおり、僕自身も指導者公認制度を導入しようとする動きそのものは、悪いことだとは思わない。
ニュージーランドにもNZOIAとかSKOANZとかの団体が指導者公認制度をもっているし、僕自身もこれらの制度は大いに肯定的にとらえている。
ちなみに念のため申しあげておくが、僕はSKOANZ資格は持っているが、NZOIA資格は持っていない。でもNZOIAインストラクター制度は尊重している。
ただし、それが「お上」からの押し付けであってはならないと思う。僕がこれらの団体の公認制度に敬意を払っているのは、それが「プロフェッショナルの、プロフェッショナルによる、プロフェッショナルとすべての利用者のための制度」として運営され、機能しているからである。
もちろん、箔をつけることが目的の名前ばかりのライセンスや、金儲けが目的のライセンスビジネスなどは論外だと思っている。
■ これを、日本で今問題になっている件に当てはめてみる。
当該サイト本文や掲示板での議論にもあるとおり、正確にいえば、同じ「カヌー」といっても競技カヌーとレクリエーション・カヌーは、性格がまったく違う。前者は勝負に勝つための技術を磨くという確固かつシンプルな目標があり、指導者の使命も「世界で勝てる選手の育成」ということになる。
ところがレクリエーション・カヌーの場合は、極端にいえば愛好家一人一人が別の動機を持っている。だから指導者と一口にいっても、必要とされる最低基準は、競技カヌーの指導者ほど単純に決められるものではない。
つまり、一口に「指導者公認制度」だの「指導者育成」だのといっても、競技カヌー指導者とレクリエーション・カヌー指導者ではまったく別モノと考えるのが自然なはずなのだ。
■ これは、資格試験のレギュレーションや審査基準といった問題にとどまらない。公認制度そのものの導入や立ち上げの仕方そのものに関しても、競技とレクリエーションではやり方は違ってきて当然なのである。
競技にはもともと厳然としたルールがある。また、年々発達し、少しずつ変わるとはいえ、競技にはやはり厳然たる「正しいフォーム」があり、よって指導方法もある程度型にはまったメソッドが存在する。
つまり、競技カヌー指導者の育成や公認制度に関しては、日本カヌー連盟の今まで積み重ねてきた活動の延長線上で話を進めても支障はないだろうし、むしろそうするのが合理的かもしれない。
よって、日本カヌー連盟の内部で独自にレギュレーションや審査基準などを話し合って制度化しても、特に大きな問題はないと思う(ただし、今問題にされているように、民間公認校の認定に不透明なところがある場合は問題があるが、これは今僕が論じている問題とは少し質が違うので、今ここでは触れない)。
■ この手法、あえてここでは「封建的手法」と呼ぶことにするが、ではこの封建的手法をレクリエーション・カヌー指導者の公認制度、育成制度に流用していいものだろうか?
これに関して、掲示板での議論を拝見していると、将来的に別団体のレクリエーショナルカヌー協会のようなものを立ち上げ、今回の認定業務を委譲するというような主旨の情報があった。
つまり日本カヌー連盟は、まさしくこの「封建的手法」を、レクリエーション・カヌーの指導者に対しても使おうとしているらしいのだ。
僕個人は、この点を大きく問題視したい。
僕は、レクリエーション・カヌーの指導者に関しては、この手法は最悪だと思っている。
理由は単純。上で述べたとおり、レクリエーション・カヌーイストは、目的・動機そのものが千差万別な上に、競技ほどの「ノウハウの蓄積」もないので、競技のように簡単にレギュレーションを「お上」が決められるはずがないからだ。
■ よって僕は、レクリエーション・カヌーの指導者公認制度に関しては、「マーケットの要望」が絶対条件だと考える。
ここでいう「マーケット」とは、エントリーレヴェルからヴェテランまで含めた愛好者から、製造・販売・輸入業者、またはアウトフィッターやスクールなど、すべてをひっくるめた業界全体のことだ。
「マーケット」が大きくなってくれば、世の常として質が落ちてマナーが悪化し、世間様に迷惑をかけるようになると同時に、事故が頻発するようにもなる。
カヌーでの事故は死に直結し、それはすなわち「マーケット」全体を脅かすことになる。だから、ある程度マーケットが成熟してく業界全体が肥大してくれば、指導者の育成と公認の制度を立ち上げるなどの、業界を防衛するための「自己規制」をしようという動きが出てくるのは、当然の流れだ。一般愛好者が、「安心できる指導者の指標が欲しい」と欲するのも、やっぱり同じように自己防衛のための要望と言えるだろう。
こういう「マーケットの要望」こそが、健全な業界の発展の証しだとも思う。
つまり、民間のレクリエーション・カヌーに指導者公認制度を導入しようとする動きは、「そろそろカヌー人口も増えたことだし、指導者公認制度でも作るかな」なんていう「官主導」ではなく、一般の愛好家を含めた業界全体が自分たちの業界を守ろうとする「民主導」であるべきだと思うのだ。「官」はこの時点で、「民」に最大限の協力をすればよろしい。
この手法は、「民主的手法」とでも呼んでおこうか。
■ 僕自身、一昨年から『プロガイド・ワークショップ(PGW)』という、日本の指導者にニュージーランドのガイディングのノウハウを伝える活動を始めている。ニュージーランドのカヤッカーでありながら、こうして日本のカヌー業界に物申しているのも、この活動でいまだに日本の業界とも深くつながりを持っているからに他ならない。
僕がこういう活動をするようになったのは、もちろん「マーケットの要望」があったからだ。つまり日本の指導者層の中に、すでに日本で知られているノウハウだけでは物足りなくなり、海外のノウハウを導入する必要性を感じ始めた人が増えてきているのである。
そういう意味で、上で書いたような「動き」は、すでに一部では始まりつつあるというのが、僕の実感である。
ちなみにちょっと脱線して念のためにあらためて定義しておくが、今日のこの雑文の中では、すべてのカヤックとカヌーを含めて「カヌー」と記し、ガイドとインストラクターをまとめて「指導者」と記している。特に、ガイドとインストラクターについては、普段の僕は厳密に区別して使い分けるようにしているのだが、この文中では例外的に区別しないで「指導者」という言葉にガイドも含めていることをお断りしておく。
話を戻す。このワークショップの中で、僕は、
「日本のシーカヤック界にはすでにインストラクター公認制度があるが、逆にガイド公認制度はない。しかし、だからといって安易にガイド公認制度を作ろうとしないでください。」
といっている。
理由は、上に記したとおりだ。時期尚早で業界のレヴェルがまだ熟していないうちに、形だけの公認制度を作ってしまうと、消費者不在、マーケット不在の「お上の決めた押し付けルール」のような、最初から形骸化したものが出来てしまう恐れが非常に大きいからである。それでは、何のための制度かわからない。
ならば、機が熟すまで作らない方がいい。機が熟してからならば、時期尚早で無理して形だけ整えるよりも、はるかに合理的で実情にかなった「きちんと機能する制度」を作れるはずだ。
■ つまり今の僕に一つハッキリいえるのは、少なくとも今まで競技カヌーにしか関わって来なかったような連中が、「お上の権威」でレクリエーション・カヌーの指導者を育成したり公認したりするなんてことは無理だろうということ。そりゃ形の上だけならば可能かもしれないが(形だけなら、やったもの勝ちだ)、実際問題としてそれをきちんと機能する形のシステムとして定着させることは、まず不可能だという見解だ。
そういう意味で、去年だか一昨年だかに始まった北海道のアウトドアガイド認定制度も、僕は思いっきり疑問視している。あれはまさしく「官主導」で形から作り上げられた封建的手法の制度だ。だから、僕もカヌー部門の審査基準の資料を見たことがあるが、
「な、なんじゃこりゃ!!?? なんでこんな科目があるの??? んで、なんで一番大事なこの科目が入ってないの?????」
と、頭をひねるどころか、腰を抜かしてしまうほど不可思議な試験内容だった。本当は、意見を上申するつもりで資料を手に入れたのだが、あまりにトンチンカンな内容を見れば本物のプロフェッショナルが認定基準作成に関わっていないことが明白だったので、上申書を書くのをやめて「何も見なかったこと」にしてしまった。
そんなわけで僕にとっては、あの試験に受かった人をそれだけで「一人前の同業者」とはみなすことはとうていできない。がんばって突破して「ガイド」の座を射止めた合格者諸氏には何の責任もないので、大変に申しわけない話ではあるのだけど……。(だからこそ、こういう事例を今後増やさないようにと、こうして意見を申しあげたりもしているわけだが)
■ 日本カヌー連盟がレクリエーショナルカヌー協会を立ち上げて公認機関を作ったら、こういうばかばかしい代物が一つ増えるだけになるのが、今から見え見えだ。
最初に書いたとおり、レクリエーション・カヌーの指導者公認制度を作りたいならば、
「レクリエーションのプロフェッショナルの、レクリエーションのプロフェッショナルによる、レクリエーションのプロフェッショナルとそのすべての利用者のための制度」
として作るしかないはずだ。競技畑の人たちには、無理だ。
「そんなことはない! 我々に任せておけ!!」とおっしゃるならば、世界一のシーカヤックフィールドの現役バリバリトップガイドであり、SKOANZレヴェル1公認シーカヤックガイドであり、ニュージーランドの業界も日本の業界もある程度知っており、なおかつ世界中の大統領や首相たちと親交のある(はずがない)この僕を、キチンと納得させられる認定基準と審査基準を見せて欲しい。
(北海道も、悪いこと言わんからちゃんと作り直した方がいいぞ、ホントに。)
■ しかし、なんで日本って、こういう風にすぐに「封建的手法」に流れてしまいがちなんだろ。
別に「封建」が悪くて「民主」が良いと、そんな単純なことをいうことをいうつもりはないが、なんでもかんでも「封建的」な発想をしてしまう体質は、なんとかして欲しいぞ。
■ ちなみに掲示板などでは「癒着」ということもさかんに言われている。
確かにそういう面もあるのだろうし(確かにどうもプンプン臭う)、それも無視できない問題ではあると思う。
たとえば、現状のままでは制度が形骸化して、モンベルを始めとするごく一部の業者が、ダイヴィング業界のような「腐ったライセンスビジネス」に走ってしまう懸念だってある。
しかしながら、むしろ僕としては上記の通り、日本に良くある
「よくわけがわかっていないお上が、現場の現状にまったくそぐわない不条理な規則を作って押し付ける」
という構図が、今回の日本カヌー連盟の
「専門外のレクリエーション・カヌーにまで、競技カヌーと同じ理屈を押し付けようとしている」
という側面にありありと見て取れる点を、より重大視したいと思う。
なぜなら、癒着を糾弾できる人は日本にもたくさんいるが、指導者育成公認制度の封建的手法の危険さを指摘できる人は、今の日本にはほとんどいないだろうから。ならば、これは僕の仕事だ。
■ ぶっちゃけた話、役所やら公益法人やらの類が民間と組んで何か事業をやろうとすれば、癒着云々の批判はどういう風にやったって必ずどこからか出てくるものなのだ。こうした批判が出ないように事を運ぶのは事実上ほとんど不可能だろうから、僕はこの癒着という問題に関しては、あえて特に何も言わないことにする。
もちろん、「日本の市場はウチだけで充分だ」などとふざけたことを抜かすヤツに美味しい目を見させるのは、僕だって気分はよくないけどね。
でも、いつまでもそういうヤツに大きな顔はさせてはおかないぞと、とりあえず久しぶりに啖呵を切っておくとする。
■ あと、今日のこの文を読んで、
「あれ? 資格制度がいらんとかいって、Ryuは似非ガイドに寛容になったのか?」
と勘違いされても困るので、あえてもう一度ハッキリいっておく。
僕は、『プロガイド論』を書いた頃から、基本的な姿勢は一切変えていない。昔も今も一貫して、似非ガイドは認めない。
公認制度が存在しようとしまいと、「プロとして最低限持っているべき技術レヴェル」というものは、厳然として存在する。そして、いやしくもプロを名乗るものは、その最低基準がどこにあるのかを常に探り、それを越えようと努力するのが、最低の義務である。
もちろん、それを越えたあとも常に努力を怠らないのが、本当のプロであることは言うまでもない。
だから、今すぐに「官主導」でレクリエーション・カヌー指導者公認制度を作る必要はないと思うが、だからといって、公認制度がないことにアグラをかいて、いい加減な態度でプロを自称する似非どもを容認する気もさらさらないことは、あえて改めてここに記しておく。
■ というわけで、この話は少し大きな議論にしてみるべきだと思うので、とりあえず上記サイトと掲示板、ぜひとものぞいてみてください。その上で、このブログへのコメントいただくのも大歓迎ですし、ご自身のブログをお持ちの方で関心を持っていただけた場合は、僕の意見に賛成、反対を問わず、どんどんトラックバックしていただければと大変うれしく存じます。
もちろんカヌーをやらない人のご意見やトラックバックも、大歓迎です。これって、どんな世界にも似たようなことはいつでも起こりえる話だと思いますから。
なお、仕事から戻ってから短時間で執筆した上、日本カヌー連盟の説明も何だかよく分からない意味不明な部分が多いため、勘違いをしている部分があるかもしれません。お気づきの際はご指摘、ご指導いただければと存じます。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/441
Excerpt: 「公認指導員制度」 最近、ガイド仲間が集まったら必ず話題に出るんですわ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.07.13
Excerpt: 「公認指導員制度」 最近、ガイド仲間が集まったら必ず話題に出るんですわ。...
From: G's コラム アウトドアなブログ
Date: 2004.07.13
Excerpt: ■ 予報 [地上気象] 次第に雲が広がる。北風次第に強くなる。最高気温18度、最低気温10度。 [海洋気象] 変風10ノット、午後に北15ノットに変わる。海況は穏やか。夕方からの雨...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.03.12
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。風おだやか。最高気温23度、最低気温14度。 [海洋気象] (エイベル) 南西10ノット、午後一時北東に変わる。海況おだやか。 [潮汐表] ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.03.14
門外漢(漢ではないのですが)ですが、ほかのスポーツ団体総本山の人間等を見てきた時期が昔ありますので一言。
日本の「スポーツ界」という枠組みに入ってしまうと、悲しいかな、まず封建的になりますね。
しかも住所が「岸体育館」になった時点でそれが強権発動の半透明な葵の御紋になってしまう感じですねぇ(いや、本当に)。
あの建物こそが、日本のスポーツ界リーダーシップが「灯台下暗し」的になっている元凶だと、常々思っておりました。
でもスポーツ系「連盟」を名乗り、あの建物に事務所があること自体がステータス(補助金もそれで出るんだろうし)であるというスタートからして、今回の問題も出るべくして出たのかもしれません。
それはさておき、
日本のスポーツ界のプロとアマの神経質なまでの線引きというのも絡んでいるような気がしますね。
いや、スポーツだけではなくて日本人は資格や表彰・賞状に対して異常なまでに執着するではないですか。
まるで赤ん坊のセーフティーブランケット(よく小さい子供っておしゃぶりやぬいぐるみなど手放せない精神安定剤的「宝物」がありますよね、それです)のごとく肩書き先ずありき、で。
「パドル・・・」の方でRyuさんもおっしゃられておりましたが、資格はあくまでも自分が培ってきた努力を他人から見てもわかる形になったということを客観的に判断してもらえたという「能力確認」で、資格があるからこんなことが出来るようになる(=自動車の仮免的メンタリティー)、というのでは全くもって本末転倒です。
・・・あ、ここで自分で「仮免」と書いて気がつきましたが、「資格」と「免許」では意味合いが全然違うのも、字を一つ一つ見てみれば明白ですよね。この2つがごっちゃになっているのが問題の発端かな。
そして、その資格の意味の理解の欠落、能力のグレースケールを無理やり線引きして黒白つけてしまおうというお役所仕事的概念が、今回のケースにも当てはまるのではないかと。
この悲しいメンタリティーといつまでも定着しそうにない自己責任というものの概念というのも、とっても密接な関係があると思いますよ。
もう、わからない人には本当にわからない、箸にも棒にも引っかからない、って感じで。
これもいつか又別スレで大討論会になるであろうトピックですが。
おっと忘れるところだった。
姫、ジャンプご成功おめでとうございます。
早速椅子から落ちたとは・・・フフフ、我が家の苦しみがやっと分かち合えますな(爆)。
MMさん、見事なご高察ありがとうございます。
いやまったく、日本のスポーツ界は「封建制」の牙城ですね。
NZにも競技スポーツはあるのですが、あくまでもレクリエーション・スポーツの延長上、あるいは頂点に、世界の競技の場に出て行く人間がいるようです。
そもそも「sport」という英単語の語源が「暇つぶし」であるので、NZはその成り立ちに未だに忠実であるといえるかもしれません。
逆に日本は、スポーツの形だけを輸入し、封建主義の武士道の延長として競技スポーツを解釈してしまった節があるようです。
しかも悪いことに、江戸時代の本当の武士道や封建主義的なものじゃなく、明治以降の軍事国家時代に捏造された、性質の悪い方の封建主義。
戦後60年になるのに。
そして、レクリエーション・スポーツは、ここから「漏れて」しまった人のもの、のようですね。
ま、そういう背景はいいのです。
確かに日本の競技スポーツの世界に限っていえば、封建制もいちおう機能しているのでしょうから。
でも、それを他の世界に持ち込まないで欲しい。
レクリエーション・スポーツの世界は、まさにその「他の世界」だと思います。
あと、MMさんのおっしゃる、日本スポーツ界のアマ・プロの線引きの厳しさっていうのは、やぱり競技系スポーツに限った話ですね。
レクリエーションスポーツの場合は、逆に僕が糾弾している通り、似非プロがまかり通っている魑魅魍魎の世界です。
だからこそ、別の手法が必要なのに。
しかし、免許、資格をありがたがる性格は、ホント困り者です。
おっしゃるとおり、『パドルの向くまま、気の向くまま』で一度これに関しては論じているので、あえて本文では書きませんでしたけど、せっかく言及していただいたので、URL書いておきましょう。
http://www.onjix.com/paddle/essay/essay10.html
まったく、日本人の資格や免許に対するいじましい反応、見ててイライラします。
だから、今回の件も、ダイヴィング業界のような、ライセンスビジネスに移行して、結局カヌー業界を堕落させるんじゃないかと心配ですよ。
あわてて書いたので舌ったらずなままでレスして「まあいっかー」だったので、全然「見事」でも「高察」などでもございません>Ryuさん。
まあ例によって暇で減らず口と頭だけカラカラとよく回転するオバサンの放言レスということで。
その舌っ足らずなせいで明確になっていなかったポイントがプロ・アマの線引き部分。
いや、やはり明確にその線引きがレクリエーションスポーツ界にも蔓延しつつあるのが胡散臭さの原因ではないですか。
日本スポーツ界での既存の「エスタブリッシュ」された競技系スポーツの場合は、競技を続けていくとあるポイントでプロになることでしか競技を極められないというとんでもない踏み絵が存在します。
その一本道以外の選択肢として「日々精進しているが、敢えてプロにならないことを選んでいるアマ」が「エキスパート」であることが可能なはずなのに(究極の実力主義)、よりによってパターン化された「ド素人肩書きプロ」が大量生産されようとしていることで線のこちらと向こう側に頭ごなしに仕分け作業されてしまいそうだ、というのが、今回の皆さんの危機感の一部なのでは?
しかも、それに加えて素人目から見ても、同じ自転車競技というだけでツール・ド・フランスと競輪が一緒に括られてしまった様な妙な違和感もありますし。
それにしてもダイビング業界のライセンスビジネスって、ド素人にはピンと来ないのですが具体的にはどういうことなのでしょうか?
素人をおいしい所にとりあえずツアーという形にして連れて行って、通行手形の如く適当にライセンス出してあげてぽちゃぽちゃ遊ばせて「ナンチャッテ資格取った気分」を与えてしまうことで集金するのが慣例、パッケージ化していること(爆)?
なるほど、そういう視点で言えば、プロアマ線引きがレクスポーツの方に蔓延してきているというのも、確かにいえますね。
ダイヴィング業界のライセンスビジネスっていうのは、要は全ダイヴァーにライセンス取得を強制して、その受験料だとか会員料だとかで稼ぐシステムと、それの周りにもろもろと現れる弊害とかですね。
例えば、ライセンス持ってないと、機材を借りて遊ぶこともできないシステムが出来上がってしまっていたり、ライセンスを発行すればショップが儲かるシステムなので、まともな講習をしないままにライセンスを乱発したり。
その結果、事故がかえって増えたり。
カヌーの場合、一般パドラーにまでここまでライセンスを要求するシステムを作り上げるのは不可能だと思いますが、でも似たような弊害は十分に考えられます。
例えば、適切な指導者育成のために始まったこのシステムが、かえって似非プロにお墨付きを与えるシステムになるとかは、大いにありうることでしょう。
そうそう、一つちゃんとお断りしておかなきゃダメですね。
ライセンス制度のせいで、ダイヴィング業界全体がヒドイことになっている、なんていう極端なことを言っているわけではありません。
もちろん、良心的なショップさんやプロの方も多く、歴史の浅いカヌー業界の方が見習わなきゃいけない部分も、大いにあるのです。
特に、本気でレスキューを研究していらっしゃる方などは、まったく頭が下がる仕事をしていらっしゃったりもします。
これは、また改めてご紹介することもあると思いますが。
というわけで、一概に「あ、ダイヴィング業界はダメなんだ」と思わないでください。
僕が指摘しているのは、資格制度、ライセンス制度は、その資格・ライセンスだけが一人歩きして形骸化した儲け主義的な腐敗ビジネスにつながる可能性をはらんでいるということであり、その実例をダイヴィング業界に見ることができる、ということです。
MMさんがおっしゃるとおり、日本人の体質的に、こういうことは非常に起こりやすいですし。
同じようなことは、例えば日本で代替療法にも多くみられますね。
アロマセラピーとかリフレクソロジーとか、ショップ独自のライセンス制度を持っているところが多く、資格が乱立し、かなり「儲かるビジネス」になっているようです。
日本では医師法の関係で、代替療法を「療法」と称することは違法であり、つまり法改正をまたないと、こうした代替療法が公的な四角となることはありえないのですが、実際問題としてはこれらは厳然として「療法」なのであり、そういう意味ではきちんとした統一的資格制度を導入するべきだと思うのですが、実際には「ライセンスビジネスの温床」となっているのが現実のようです。
僕は、カヌーに同じことが起こって欲しくないなと思っているのです。
Posted by: Ryu : July 10, 2004 11:06 PMしかしねぇ。
「指導者育成」という事自体、カヌー界でもすでに民間でたくさんの方がチャレンジしていらっしゃるというのに(僕自身もその末席を汚しているわけですが)、そういう人たちを一切無視して話を進めるっていうのは、どういう神経なんだろうねぇ?
良い機会なんだから、民間で指導者育成をやっている全業者を集めてみればいいじゃないのと思うんだけど。
あらゆるジャンルからそういう業者が集まれば、そりゃ意見はまとまらんだろうけど、その代わり想像もつかなかったような面白いことだって起こると思うんだけど。
僕だって、交通費だけ出してくれれば、ギャラなしの手弁当で日本まで喜んで行くんだけど、そういう話なら。
JRCAという団体について調べていてこちらを発見致しました。私はリモート・オセアニアの航海カヌー文化復興運動について興味を持っている者で、かねてから噂になっている、ハワイの「ホクレア」の日本来航を一市民として応援する目的で、ウェブサイトを開設しております。よって競技カヌー、レクリエーション・カヌーともまったくの門外漢なのですが、現在発売されております雑誌『Tarzan』において、シーカヤッカーの内田正洋さんがJRCAの理事になられたという事(他にご存じの野田知佑さん、新谷暁生さん)、JRCAの活動として、いずれは航海カヌーの建造や「ホクレア」の招聘を目指していきたいというような事を書いておられましたので、少し気になって調べてみた次第です。
しかしJRCAについてネット上で出てくるのは悪い評判ばかりで、一体何がどうなっているのか、非常に驚いております。
やはり見切り発車でインストラクターの資格を作ってしまったという所が批判されているのでしょうか?
Hokulea2006さん、初めまして。
トラックバックとコメントありがとうございました。
早速貴ブログの三つのエントリーを拝見しました。
僕のエントリーが、ノンカヤッカーの方にこの問題を知っていただくためのものでしたから、大変興味深く拝見しました。
コメント欄だと長くなりそうなので、明日の拙ブログに改めてエントリーをアップすることにします。
July 8, 2004
隣の国立公園まで、ちょっと寄り道。
■ 予報
地上気象 - 晴れ。風おだやか。最高気温13度、最低気温2度。
海洋気象 - 変風10ノット。海況はおだやか。
■ 予報どおり、見事な小春日和。今日シーカヤッキングした人は「サニーネルソン」の実力を存分に楽しめただろうな。
■ これだけ暖かいと、久しぶりに川に漕ぎに行こうかなってな気にもなったけど、しばらくまとまった雨が降ってないから近所のホールはただのザラ瀬になってるだろうと思い直し、やっぱりやめた。今持ってるドライスーツは浸水が激しすぎるから、この季節の川でロールの練習するにはチト厳しいし。
やっぱ、ドライトップ新調しよっと。
■ アウトドア界のハイテクご意見番にしび~さんの『にしび~の日記』の7月8日に、LEDの新製品の話題が! ようやく待望の「暖かい色の光」のLEDが登場か!? うれしいねぇ、思いっきり期待しちゃうじゃないの。
僕らは家を建てるときは、省エネのためにLEDを多用したいと思っているので、「太陽光色」とか「白熱灯色」とかの充実を切に望む。
■ 昨日の余談でタツノオトシゴのことを書いたけど、愛娘が今ちょうどタツノオトシゴが大好き。まだ舌がよく回らないので「タツ、オシゴト」となって、なんだか「『龍の巣』の仕入れにでも行け!」と言われているような気分になってしまうのだけど(笑)、本を眺めては喜び、トイレの干物を見ては「トッテェ」とせがんでなでまわす。
そういえば僕もかつて紅顔の美少年だったころ、タツノオトシゴをレジンで固めたお土産を持っていて、よく眺めていたのをふと思い出した。確かあれは5cmに満たないような小さなものだったけど、なんだか大切にしていたっけ。
あんな形の魚、ホントに不思議だよねぇ。厚顔の微中年になった今でも、確かに見てて飽きない造形だ。飼ってみたくなってきたぞ。
■ 昨夜、家人とハウスプランのことを話していて、二人ともアプローチの部分の幅が、地図よりかなり狭いんじゃないか?と気になっていたことが判明し、今日さっそく行って測りに行った。
その結果、地図と現地に特に大きな齟齬はなく、気のせいだったと分かって一安心。日本にいたときはこういう仕事していたというのに、今になって確認するんだからウカツやノンキにもほどがあると、自分自身でもあきれたが(笑)
ともかく結果オーライ。行ったついでに、今のプランに照らし合わせて現地で「このあたりにガレージ、このあたりに母屋」なんてやってみると、やっぱりどうもしっくり来ないことが分かり、ガレージの位置を考え直さなきゃいけなくなった。さて、どうするか。
■ その帰り、もう家に着くというころになって急に愛娘に雪を見せてやりたくなり、思いっきり寄り道をすることにした。2歳になった娘にとって、本来ならこれが3度目の冬のはずなのだけど、昨年と一昨年はこの時期を日本で過ごしたので、彼女にとってはこれが生まれて初めての冬で、氷も霜も雪も見たことがなかったのだ。
行き先はカフランギ国立公園のマウント・アーサー。昔夏に登ったときの模様は、『Aotearoa Mail』で長いヴァージョンを、『Gofield.com』でダイジェスト版をレポートしているのだが、ここはちょっと寒くなると登山道始点のフローラ駐車場のあたりも一面雪に覆われる。
家から40分足らずでフローラ駐車場に到着。昔のレポートはネルソンの街に住んでた頃のものなので、今の倍くらい時間がかかっている。今住んでるモトゥエカの町はエイベル・タズマン国立公園にも近いが、その隣のカフランギ国立公園にもすごく近いのだ。
ところが着いてみると、残念ながらそのあたりにはもう雪が残っていなかった。マウント・アーサーを間近から見あげると、雪はちょうど森林限界線を越えたあたりから上に積もっていた。残念。仕方ないので、娘には白い山頂を見せて「あれが雪だよ」と教え、駐車場に融けずに残ってた霜を見せてガマン。
快晴だったので山はホントにすんごくきれいだったのに、残念ながら急な思いつきの寄り道だったからカメラを持っていなかった。というわけで、今日の「ご近所アウトドア」は写真なし。次回は雪の直後にちゃんとカメラとスノーシューとベイビーキャリーバックパックを持って出かけるとしよう。なんせ近いんだから。
■ 山からの帰りに友人の牧場によって、コーヒーをご馳走になる。彼はアメリカはテキサスからの移民で、自分でドームハウスを建て、馬や鶏を飼い、菜園を作るなどしながら自給的生活をしている。夏になるとホーストレッキングツアーを催行し、冬になるとギター弾き語りで金を稼ぐ、典型的なヒッピー生活だ。その名も「ハーモニー」。本名は知らない(このエリアには、これ系のニックネームの人間がゴマンといる)。
彼のところで、映画『ロード・オヴ・ザ・リング』の撮影時に彼がこうむったひどい仕打ちのことや、『ザ・ラスト・サムライ』の撮影で僕がこうむりそうになったひどい扱いの話をして、「ハリウッドはいかん!」という結論で午後のティータイムを締めくくった(笑)
彼の「ペガサス牧場」も、そのうち写真でご紹介しなくちゃね。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/433
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。強い南西風。(高)14度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル) 【暴風警報】南西15ノット(ただしセパレーションポイントより西では30ノッ...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.03
雪のみならず四季を文字通り体感するというのは本当に大切です。というか、完全にそれによって人種の違いが出来ますよ(笑)。
我が家の大コブ、もとい、パートナー君は、アメリカに16歳で来るまで南国育ち故、冷房以外の「体の心が冷える」寒さを知らなかったそうです。
しかも、アメリカで一番最初に居ついた先が冬のサンフランシスコ、それも一年中霧でもやもやのゴールデンゲートの足元。
これで、彼は「お日様が出ていても寒い」という彼の五感の許容範囲を超えた感覚を体験したのでした。
(未だにそういう天気の日には頭痛に襲われております、彼。)
で、その半年後から移った先がウィスコンシンとミネソタの州境。
ここはオーロラも見えちゃったりするし、クリスマス前後の体感温度が華氏マイナス60度とかになる冷凍庫より寒いところなのですが、
(ちなみに自分もそんな所に2年も居たりして。物好き。)
そこで17歳にして生まれて始めて雪を体験。
なんか想像とかなりかけ離れ過ぎていたみたいで、全然ピンと来なかったそうです。
でも、思っていたよりは全然冷たかったとは言ってましたねぇ。
雪冷たいのあったりまえジャン・・・と日本人の我々は思うんですけれど、体験したことがない人にはやはりわからない感覚なんですね、これが。
宇宙人も3歳直前にカナダで初めて雪を触った時にメッチャクチャ凄い反応しましたもの、冷たいって。
近くまで行っても触るまではやはりわからないみたいです。
その他には、綺麗なのは新雪だけで、後は大変なのよ、とかも、プチショックだった様です。
ですから、メイちゃんには雪、是非是非今のうちに遊ばせてあげてくださいね。親は大変だけど。
Posted by: MM : July 9, 2004 4:12 AM「ハーモニー」さん、いいなあ。
自分が住んでるところは大人になったインテリヒッピーが潜んで(?)いる地域を抱えているので、結構それ系の名前は本名でも見かけますよ。
女の子が多いですけれどね、やはり。
地域限定だと、「シエラ」ちゃんなんて言う子も過去二人くらいお会いしたし(ヨセミテ近いですからね)、有名なのはアルペンスキーのPicabo Street(両親がヒッピーで、peek-a-booから付けた名前)とか。
映画の裏話は、ぜひお聞きしたいですね~
マイハウスプラン・・・楽しみですね!
あーでもない、こーでもないと考えてるときが、一番楽しかったりして!
完成したら、ぜひ招待してくださいねーーー
Posted by: さだっちょん : July 9, 2004 3:34 PM雪見たことない人は、けっこういますよね。
日本でも西日本の平野部とかだと、めったに降らないし。
僕も岡山にいた頃は、雪はやっぱ珍しくてね。
東京に住むようになってからは珍しくもなんともなくなっちゃったけど。
ちなみに、人間の汗腺の数って、三歳までに過ごした気候によって大きく左右されると聞いたことがあります。
だから、ゼロ歳と一歳のときに日本の夏を体験できて、娘にとっては良かったと思ってます。
ここの爽やかな夏しかしらないと、日本の夏に対応できなくなっちゃうかも。
しっかし「イナイイナイバァ」って名前も、ヒドイなぁ(笑)
よくぞぐれなかった、えらい!
って、僕の友人にも、親がヒッピーでおそらく世界で唯一なんていう変な名前のヤツいますが(笑)
その点、ウチの娘はラッキーだ。
親がヒッピー見習い中なのに、割と普通の名前でつけてもらえてるんだから(笑)
よぉ~し、次の子はがんばって変なのにするぞぉ(爆)
>さだっちょん
映画の裏話は、あまり気持ちのいいものじゃないんで、とりあえず今のところは伏せときます。
あえて大声で糾弾するほどのことでもないし。
でも、ハーモニーは経済的にもかなりの損害を受けたようですけどね>『指輪物語』
ハウスプランの段階での変更は、まだ気楽で楽しいっすね。
これが、実際に作り始めてからの変更は、現場でケンカになりそうだけど(笑)
完成する前にご招待しますので、手伝いに着てよ。
Posted by: Ryu : July 9, 2004 10:07 PMJuly 7, 2004
原始的な計測器。
■ 予報
地上気象 - 雨のち晴れ。南西風しだいに強くなる。最高気温14度、最低気温6度。
海洋気象 - 昼までに北西15ノットにあがる。海況はおだやか。
■ 予報どおり、未明の大雨は朝までには上がっていて、そのあとは晴れ後曇り。七夕だけど、星は見えなさそうだな。
温度がこれくらいになってくれると、すごく過ごしやすい。助かるなぁ>暖冬
■ 昨日の仕事を断ったら、今日も仕事あぶれた。ま、冬ってこんなもんだ(笑)
とはいえ、夕方から来期についてのミーティングなんだけど。
■ これなぁんだ?

ほとんどの方が分かっちゃったと思うけど、正解は簡易気圧計。
昨年の暮れに買ってきてトイレにぶら下げてからかれこれ半年少々になるのだけど、これがとっても楽しい。
■ ちなみにいきなり得意技の余談、しかも自慢話で恐縮だが(ホントに恐縮してるのか?っていうツッコミはなしね)、写真の気圧計にひっかけてあるタツノオトシゴは、僕が仕事中に見つけたもの。
別に干からびてるヤツを拾ったんだったらそう自慢にもならないんだけど、こいつは瀕死で海面をただよっているとこを見つけ、自分で形を整えて乾かしたのだ。だからけっこう愛着のある自慢の品。今はちょっと縮んじゃったけど、生きてるときは伸ばすと全長20cm近かった。
気圧計の手前と奥に見えているのは、日本でもおなじみのウニの殻だけど、もちろんこれも仕事中の収穫品。これは比較的よく見つけるんだけど、完全品はやっぱり少ないし、壊さないように持って帰るのがさらに大変で、たいていは仕事を終えてからカヤックの中から残骸を発見して「あ、しまった、今日はウニ持ってたんだっけ! 忘れてたぁ!!」となる。こいつらは数少ない「ダイハード」たちだ。
■ 話を戻すべ。
気圧計のセッティングはいたって簡単。
まずヘリウムのガスボンベを用意する。100リットルくらいのもので構わない。なければちょっと危険だけどLPGでもOK。
ってのは例によって冗談で、そんなガス類はおろか道具は何にもいらない。いるのは水だけ。
まず気圧が高いお天気の日を選んで細い管の先っぽから水をいれる。そして本体内の空気を抜きつつ、本体側の水位と、細い管の中の水位をそろえる。最終的な水位はだいたい管の付け根から1cmくらい上に。
これで準備万端。あまり気温変化のない部屋の壁にかけてセッティング終了。
水に色をつけておくとキレイだし見やすくもなるんだけど、最初に水を入れるときにどうもいい着色剤が見つからず、なんとなくそのまま我が家では透明なまま使っている。
■ 仕組みと読み方もたいへんシンプル。
本体には蓋も何もついていないので、いったん水を入れてしまうと内部の空気は一切出入りが出来なくなり完全に閉じ込められてしまう。つまり、この中にはセッティングした日の「高気圧」が保存されているというわけだ。
逆に管の先っぽは開いているので、管の中の水は外気に接し、その日の気圧の影響を受ける。
だから気圧が下がると、本体内に閉じ込められた「高気圧」が、細い管の中の水位を押し上げるというカラクリだ。つまり細い管の水位が上がってきてるのは、これからお天気がくずれる兆し、逆に水位が下がり始めたら回復の兆候というわけだ。
もちろん、セッティングした日よりもさらに気圧が高くなると、管の水位の方が低くなることもある。
大雑把に見えるが驚くことなかれ、実はこの簡易気圧計、誤差がなんと±0.5ヘクトパスカルで計れてしまうのだ!
なぁんて、そもそも目盛もついていない代物にそんな精度が出せるはずはなくって、ホントは見た目どおりのおおまかな代物なんだけど(何とかならんか、この法螺吹き癖)、それでもしばらく天気図と見比べてると、意外となかなかいい精度で測れて、わりと当てになることがわかって、「へぇぇ、案外やるでないの、君!」となること請け合い。
■ いや、そもそも気圧なんて、そんなものなのかもしれないなとも思うけど。大事なのは何ヘクトパスカルなんていう数値よりも、むしろ「上がりつつあるか、下がりつつあるか」の方だったりするし。
僕なんかも職業柄、最新技術による天気予報といえども100%信じるわけにいかず、最終的には現場での原始的な観天望気を一番頼りにしながら仕事をしているので、こうしたおおらかでアナクロでアナログな計器の方が、むしろ感覚的にピタッとくるふしもある。
ん? そりゃお前が大雑把でアナクロだからだって? うん、一理ある(笑)
■ 最初に書いたとおり、我が家ではトイレにかけているので、目が覚めた直後に始まり、一日に何度も目にすることになる。これが楽しいんだな。
そういえばこの半年で二度ほど、管の先からあふれんばかりに水位が上がったことがあった。そういう日はもちろん大嵐で仕事も休みだから、いつこぼれるかとドキドキしながら何度もトイレをのぞきに行ったっけ(笑) こういうのも、また楽しい。
普通のメーター式の気圧計をお持ちのナチュラリスト諸氏は多いと思うが、こういう原始的な計測器も、見ていて非常に和めるので、お薦めですぞ。
■ ちなみにこれをアップする前に、日本で似たものを売ってないかちょっと検索してみたんだけど、見つけられなかったんだけどね。でも、東急ハンズとかにはありそうな気がするなぁ。ハンズは商品数が多すぎて、サイトでは取り扱い商品全検索なんかできないんで、よくわからないんだけど。
唯一見つけた似たようなのがこの神奈川県立総合教育センター 地学教室の教材。市販品じゃないらしい。こういうフラスコとガラス管で手作りってのも、なかなか風情があっていいもんだ。
■ 原始的な計測器といえば、日時計も忘れてはいけないが、これもニュージーランドに来た当初ビックリした。
なぜって、南半球は太陽の動きが北半球と逆なので(北半球では太陽は左から右に動くが、こちらでは右から左に動く)、日時計の目盛りの打ち方も反対なのだ。
一説によるとアナログ時計の針の回転方向は、北半球の日時計の針の動きを模したものなのだとか。だからもし時計が南半球で発明されていたら、きっと針の回転方向も逆になっていただろう、というのだ。
面白いでしょ? 南半球の「左右逆」の日時計欲しい方、ご連絡ください。希望者が多ければ『龍の巣』での販売を検討します。 あ、上記の簡易気圧計も、欲しい方が多ければ仕入先探してみまっせ。
と、法螺吹き自慢モードで始まった今日のお話は、いきなり商売人モードで終わる(笑)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/425
自然現象は、変換されたデジタルやら数値ではなくて、やっぱり見た目そのままで感じられるのが分かりやすいですよね。
最近使っているGPSは気圧計内蔵ですが、それを見て天気変化を予測するより、古傷の疼き方とか、耳の難聴具合(右の耳が、気圧や湿度によって聞こえ方が悪くなるんです)とかのほうが、ぼくの場合、確実です。
朝、トイレに座るとき、膝の曲がりが悪いと、「このくらいの痛さだと、午後は雨だな」....なんて。
なんか、話が脱線しちゃいましたが、この気圧計、いい感じですね!
Posted by: uchida : July 7, 2004 4:34 PMタツノオトシゴの15cmぐらいの干からびたポーズも決まったやつは、「龍の巣」では販売しないのでしょうか?すごく欲しい!「龍」の巣だけにベストアイテムと思われます。
あ、安易な生物移入はいけないんだっけ。死骸だからいいかー(笑)
Posted by: kmorita : July 7, 2004 5:25 PM気圧計を見ていたら、ガリレオ温度計を思い出しました。
(ご存じない方はこちら。 http://www.ondokei.com
)
アメリカではインテリアとして日本よりもかなり頻繁に目撃します。
>uchidaさん
いい気圧計でしょ?
僕はあちこち古傷あるわりに、なぜか天候によってうずいたりしないんで、全然役に立たないんです。
もっと精進して、役に立つ古傷作るようにがんばりますね(笑)
>編集長
タツノオトシゴいいでしょ?
僕もこれ売ったらけっこういけそうな気がしてるんですが、なんせ仕入れが難しい(笑)
タツノオトシゴって、どうやって獲るんだろ???
多分日本はこういう「干物」は問題ないと思いますよ。
>MMさん
僕ねぇ、前からガリレオ温度計も欲しいんですよ。
でも、かさばるんですよねぇ。
家を新築したら買おう(笑)
北半球と南半球の回転方向の違いの話、今迄いろいろ聞いた中で一番「へぇ~」だったのは、ハンマー投げの室伏選手のコメント。
南半球行くとやはりハンマーがいつもほどにはのって来ないそうです。
今年のオリンピックはそんな室伏選手に肩入れしてしまいそうだ(笑)。
とはいえ、自分はお父さん室伏、陸上も末続よりはコーチの高野に思い入れが。
・・・おっと、脱線してしまいました。
「コリオリ」ですね。
へぇぇ、室伏選手クラスになると、そんな微妙なものでも影響が出ちゃうんですね。
ビックリ。
そういえばコリオリの話をするとき、よく南半球では水も反対に渦を巻くという例で、
「水洗トイレを流したときとか、洗面台の水を流したときも水の渦が反対だ」
とか言いますけど、あれはウソです。
理論的には合ってるんですけど、実際問題はあぁいう少量の水の場合は、コリオリよりもむしろカオスの支配する力が大きく、流し始めの一瞬にどちらに回転するかが決まっちゃうので、北半球でも南半球でもどっちに回転するかはわからないとか。
もちろん、その便器や洗面器の「クセ」ってのもあるでしょうし。
と、僕もどんどん脱線。
脱線させたら、僕はピカイチだから(笑)
私設秘書、南半球の上司の援護射撃です。
http://www.nr.titech.ac.jp/~watanabe/Pages/TV_CX.html
物理の時間にベクトルを数方向に描いて曲線運動にまとめていくという地道な作業をやった方なら、一番長いベクトルがどれかによって回転方向が違ってくるのはよくおわかりですよね。
そうそう、この「コリオリ」という言葉が出なかったのです。
フォローありがとうございました>Ryuさん。
ウワワ、また別にこんな「世界紹介番組」があるんだ(^^;
なんだかなぁ……。
ま、それはともかく、手にもてるような小さな容器でコリオリの力を実験するのは、そりゃムリでしょう(笑)
まぁ、観光業に従事する人間としては、その目の付け所には敬服いたしますが。
なんせ、日本のTV番組が取り上げるくらいにメジャーになってるアトラクションなんだから、そりゃスゴイ。
エイベル・タズマン国立公園のシーカヤック並みだ(笑)
海洋生物も当然大好きな宇宙人にタツノオトシゴの話をしたら、
「ふん、それは普通のやつでしょ。ボクのお勧めはなんていったってleafy sea dragonだもん。飼うんだったらそれ。」
などと生意気な口を叩いておりました。
(ご存じない方はコチラ。
http://www.mbayaq.org/efc/efc_se/rrh_rocky_leafy.asp
)
そういえば、東京でもコチラでも水族館で張り付いて見ていたな・・・
あ、確か西島原産ですよ。
あ、米国ではleafyってのがつくんだ。
なるほろ、葉っぱね。
こっちの本には、ただsea dragonとか書いてあります。
宇宙人くんのいうとおり、僕の持ってるのは普通の。
僕はどっちかというと、普通のヤツの方が好き。
先月オークランドの水族館に行ったときは、また別の種類もいたな。
July 6, 2004
またもや、サングラス四方山話。
■ 予報
地上気象 - 晴れ、風はおだやか。夜ににわか雨。最高気温12度、最低気温3度。
海洋気象 - 昼までに北西15ノットにあがる。海況はおだやか。
■ 予報どおりのおだやかな小春日和。ドライヴ中に海も見たが、これも予報どおりのベタ凪。
■ 昨夜遅くに会社から
「Ryu、明日出られる?」
と電話がかかってきたが、用事があると断った。
スマン、オーダーしてたメガネがとっくにできあがってて、早く取りに行かねばならんのだよ。先週みたいに水~土曜連チャンなんてことがないとも限らないから(ないとは思うんだけどね)、今日はぜひとも行っておきたいのだ。あと、昨日大雨が降ってたんで、細々した用事も全部今日に回しちゃったし。
しかし7月に入ってもあいかわらず良いペースでブッキング入ってるなぁ。一番寒い月だから、日本でいえば2月にあたるんだけどな。沖縄とかの南の島は、2月でもこんな感じなんだろうか?
■ というわけで、メガネ新調。前面にマグネットで偏光サングラスを取り付けられるクリップオン・タイプ。ワハハ、新品のメガネってフィット感もいいしよく見えるし、すこぶる快適だなぁ。
実はニュージーランドに来る直前に、やはり同じようなマグネット式クリップオン・サングラスつきメガネを作ったのだが、こいつがいささか始末が悪かった。
サングラスレンズを偏光に取り替えたせいもあるのかもしれないが、サングラスをとりつけるとレンズ部がやたら重くてどんどんずり下がって大村昆になるし、サングラス部だけがグラグラカチャカチャとブレてどうにも落ち着かない。しかもマグネット自体も弱くて、ちょっと首を振るだけで落ちる。とても使い物になるようなもんじゃなかった。
今回また似たようなのを選んでみて、6年もたつとずいぶんと進化するもんだと感動。世界の辺境モトゥエカの町の小さな小さなメガネ屋で選んだものでさえ、最初から偏光レンズでやたら軽いし、メガネフレームとサングラスフレームが見事にかみ合ってひっかかり、まったくグラつきがない。なんだ、やればできるじゃん。
さっそくドライヴに使ってみたが、景色がずいぶんきれいに見えてうれしいじゃないの!
普段は使っているサングラスは、仕事の都合で水の中が一番良く見えるグリーン系の偏光レンズなので、景色も緑がかって見えてしまうのだが、新しいのはグレーのレンズだから、風景の色が自然。こんなことなら旅行の前に作ればよかったな。
ただ、このクリップオン式サングラスってヤツは、室内ではずしたサングラス部を入れておくために、常にケースを携帯しておかなきゃいけないわずらわしさはあるんだけどねぇ。その点では、同じサングラスつきメガネでも、跳ね上げ式の方が便利といえば便利だよなぁ。でもあれ、どうも垢抜けなくて好きじゃない(と、普段まったく身なりに構わんヒゲロンゲ裸足の野人が口にしていいセリフではないかもしれないが)。
でもやっぱり、なんといっても視力が良い人はうらやましい。今度生まれ変わったら、目と歯だけは大事にするぞと、心に誓うのであった。でも、ただでも物忘れの激しい僕が、生まれ変わってまで誓いを覚えていられるはずがないんだよな。おそらく前世でも同じこと誓ってたんだろうし……。
■ そういえば4月21日の投稿の投稿で書いた愛用のサングラスのボレー・ブームスラング、やっぱり生産中止という話は本当だったようだ。ボレーは、今ラインナップをまるごと偏光、もとい、変更しているのだとか。
ただ、さすが消費大国だけあって、米国にはまだかなりの数が残っているらしい。というわけで、米国のショップにネットでオーダーした。もうすぐ届くはずなので、楽しみにしている。次のモデルはまたグレー系のレンズに戻したので、景色はキレイに見えるだろう。フレームも今まではずっと黒ばっかりだったので、次はちょいと派手なヤツにした。っつうか廃盤だからフレームとレンズを自由に組み合わせるっていうわけにはいかず、仕事柄レンズを優先的に選ばざるを得ないんで、フレーム色はお仕着せの派手なヤツでガマンしたというのが本当のところだけど。ま、気分が変わって良いかもしれない(年を食うと恥知らずになって、派手なカッコする抵抗感が減ってきてるかもしれない)。
で、次のが壊れるまでの1年の間に、その次に買うモデルを決めておかなきゃ。これだけの頻度で買い換えなきゃいけないことを考えると、スミスのレンズだけ交換できるモデルが一番安上がりになるのかもなぁ。
■ 今月2日の投稿でサングラスのことを書いたら、読者の方から「私は典型的なアジア人種で鼻柱が低いので、西洋人向け設計のサングラスはすべて顔に合わないんです」というメールをいただいた。
僕は父方の祖母がギリシャ人、母方の祖父がインド人なので、日本人としてはどっちかというと彫りが深くて暑苦しい顔立ち。だから輸入物でもフィットするモデルを見つけることができるのだけど、愛用のボレー・ブームスラングの場合も、確かに以前アウトドア雑誌で読んだ某冒険家によるインプレッションには「典型的日本人骨格の僕の場合、マツゲがレンズに当たって不愉快」というようなことが書いてあった。
ちなみに僕は母方の祖母(スウェーデン人)に似て、女の子からうらやましがられるほどマツゲが長いのだけど、ブームスラングならだいじょうぶ。
僕の法螺話は横において話を戻すが、同じ方が「アウトドアショップって、めがねのフィッティング、してくれませんしね。」とも書いていらっしゃった。
そう、フィッティング! まさしくソコがポイントだと思う!!
アウトドアショップに並んでるような輸入物のサングラスでうまくフィットするのが見つからない場合は、信頼の置ける良いメガネ屋に行ってみては?
最近はプラスティックフレームがメジャーだが、メタルフレームでも顔のカーヴに沿って横からの光をカットするような形のサングラスはいくらでもある(映画『マトリックス』シリーズのヒット以来、特に増えたような気がする)。そして、メタルフレームならばフィッティングがきくし、極端な話、鼻パッドなどの部品は取り替えだってできる場合が少なくない。プラフレームじゃこうはいかない。
というわけで、サングラスでお悩みの方は、一度メガネ屋を試してみては?
あ、そうそう、その際、安売りチェーン店は避けた方がいいかも。経験からいえば、やっぱりそういうお店はちゃんとフィッティングやアドヴァイスの出来ない店員が多いようだ。
■ ちなみにもう皆さんご承知だとは思うが、念のため。
カヌーや釣りなんかのウォータースポーツ用にサングラスを新調しようという方は、ぜひとも偏光グラスのモデルを。普通レンズに比べると少々高いけど、それを補って余りある性能がある。
特にカヌーなんかの場合は、水面下の岩を発見するのが安全上も大切。普通のレンズと偏光レンズとでは、発見できるタイミングに雲泥の差が出る。
あと、ナチュラリストにとっては、偏光レンズはもう一つうれしいメリットをもたらしてくれる。虹が非常にクリアに美しく見えるのだ。
虹に限らず、偏光レンズはコントラストを高めてモノをくっきりと見せてくれるので、カヤックガイドなんかにとっては雲を見て観天望気するためにも必要不可欠なんだけど(仕事中の僕が、曇ってるときでもサングラスかけっぱなしなのはそういう理由だ)、虹を偏光グラスで見るとその威力に改めて驚くはず。
「そんなの知ってるよ」とおっしゃる方、それでは偏光レンズを90度回転させてから虹を眺めると、あら不思議不思議、手品のように虹が消えてしまうのはご存知かな? 次回虹に出会ったら、ぜひともお試しあれ。
ちなみに偏光レンズってのは、レンズの間に偏光フィルムをサンドイッチした構造なので、水につけっぱなしにすると浸水してしまうので、避けた方がいいのだとか。ウォータースポーツで多用されるレンズにそういう弱点があるってのも、なんとも皮肉な話だが、ともかくお気をつけあそばせ。
■ あ、そうそう、そういえばフィールドで黄色いレンズのサングラスをかけている御仁をときどき見かけるが、あれは基本的には小雨とか霧とか曇りとかあるいは夕暮れとかの、薄暗くてコントラストが低いときに使うためのもの。自動車のフォグランプが黄色いのと同じ理屈ね。だから、紫外線の強い晴れた昼間に使うにはあまり向かないシロモノ。これもご注意あれ。
■ あと、黄色いサングラスを使い続けると、白目にその黄色が映りこんだまま紫外線によってその色が定着してしまい、これが病院で黄疸と誤診されてしまうケースがときどきあるので、やっぱりご注意を。
ってのは、もちろん冗談だけどね。
■ 関連過去ログ【読者投稿】
◎ファーストエイド雑感。 (6月30日)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/419
Excerpt: ピーカンのもとでの燃焼テストごっこ。フリルネックU.T.E.はしっかり冠っていたので、首筋がヤケド状態になることなくとっても快適だった。 U.T.E.のことを書いた時に、僕の肌がとても...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.07
Excerpt: ピーカンのもとでの燃焼テストごっこ。フリルネックU.T.E.はしっかり冠っていたので、首筋がヤケド状態になることなくとっても快適だった。 U.T.E.のことを書いた時に、僕の肌がとても...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.07
サングラスネタ。ホットなのありまっせー。
先週TLWの為に急遽前掛け式のサングラスを作ったのです。Ryuさんのマグネットじゃ沈と同時にはずれるだとうなーと、カチッととまるタイプ。でもってレスキュー訓練一発目の沈で浮き上がると・・・「TO-BEさん、左右目の色が違う!」そう、接続部ははずれなかったものの、レンズが1枚どっかに行っちゃいました。使用時間わずか1時間。7800円で買った度付きサングラスの前掛けレンズは、別注だと2000円とか。
そもそも何で前掛けサングラスを急遽購入したのか?先々週サーフで沈をした時に10年以上使っていたサングラスを落としたのです。自分の車で行かなかった為、めがねホルダーを付け忘れたのが原因(無くなってからしていなかった事に気づいた)前日に新しいサングラスを注文したばかりなので、「まぁいいかー」だったのですが、困ったのが納期不明(偏光レンズは特注なので)それで急遽作ったわけです。
新調したサングラス注文に際して、Ryuさんが本文で書いてあるようなサングラスが欲しかったのですが、皆度付き不可でして・・・店員には「コンタクトするしかないですね」と。てなことで流行らない、レンズのでかいサングラスを注文しております。
勿論度付きと言うからには、私の購入店はめがね屋です。しかもRyuさんがNG出した安売り店。調整は文句をどんどん言えばOKですので、価格差が大きすぎて安売り店しか使えません。
長々と失礼しましたー
偏向グラスは、デジカメの前にかざしてクルクル適当に角度をつけて撮影するのにも便利です。昔は、カメラ用のPLフィルタをつかっていましたが、フィルタネジがデジカメ買い替えるたびにかわってしまったり、フィルタネジがきってなかったりするので、サングラスが便利だなと。
Posted by: にしび〜 : July 7, 2004 1:47 AM>TO-BEさん
たった一時間ですか!
それはまたお気の毒な……。
僕も最初の頃は時計やサングラスを海で失くしまくり、壊しまくりしました。
日本のTV通販で買った交換レンズ5枚入りのも、1週間くらいでフレームが割れて激怒だったなぁ、そういえば。
>にしび~さん
PLフィルターの代わりですか!
気づかなかった。
いや、カメラ用のPLフィルターも偏光レンズなのは知ってましたけど、色つきサングラスをカメラフィルターに使うってのは、まったく思いつきませんでした。
あとで試してみよう。
でも、僕のデジカメはもともと画質が暗いから、補正が大変かもなぁ。
σ(^_^;も今回、サングラスを新調したです。
レンズにややブルー入ってるのですげー天気が良く見えちゃいますが(^-^;
コンタクトが入れられない状況用に嵌め込むタイプの度付サングラスも使ってますが、2年くらい(頻度で違うけど)でフレームが歪んでレンズが外れやすくなりますね。
新しいの欲しいけど度付って高価だからなぁ、、、だましだまし使ってます。
長期トレッキング時には『目』関連の荷物が多くなるのが難点ですなぁ、、、(ーー;)
Posted by: ミックス : July 7, 2004 1:58 PMお、偶然ですな。
皆さん、サングラス新調で!
まったく、目が悪いとアウトドアでホントにわずらわしいですよね。
同僚ガイドで手術したヤツの話きいてると、ホント手術しちゃおうかと思っちゃったりします。
怖いからきっとしないけど。
あ、そりゃそうですよね!
何で今まで気づかなかったんだろう?
とはいえ、僕って今まで外出するときは絶対にコンタクト&サングラスだったので、知っててもこのテクは使えなかったか。
でも今度から試してみます。
これ知ってたら、北島で巨大カウリの森行ったとき、良い写真が取れたかもしれないんだけどなぁ。
残念。
July 5, 2004
ログハウスとアースシップ。
■ 予報
地上気象 - 午後に雨。強い北風。最高気温13度、最低気温-1度。
海洋気象 - 北15ノット、午後に25ノットにあがり、夜にかけて西15ノットに変わる。海況は次第にあらくなる。北からの波1m、次第にあらくなる。午後の雨中視界は悪い。
■ うん、ほぼ予報どおりの天候。ちょうど大工仕事始めた頃から降ってきて、参った。
■ 今朝の会話。
野人「よし、今日は棚をバッと作っちゃおう」
家人「え?七夕を作るの?」
野人「いや、棚をバッと。ん? 七夕?? げげぇ、もうすぐ七夕じゃん、ジャパンはぁ!!!」
いやはや、驚いちゃった。寒いんですっかり失念してたばかりか、もうすぐクリスマスかと勘違いしてた。そっかぁ、七夕かぁ。
でも浴衣なんか着たらきっと死ぬな。あと、たぶん今この季節じゃ織姫も彦星もこっちからは見えないよな。
七夕とか蛍狩りとか花火とか縁日とか、そういう「浴衣」の似合う行事を愛娘に見せてあげられないのは、なんともさびしいものがあるなぁ。
■ 【『龍の巣』情報】
サーメット、メーカーに発注いたしました。若干多めに注文していますので、数日中に当店にも若干の在庫ができます。お早めにお申し込みいただければ、すぐに発送可能です。
また、カモフラージュのモデルはメーカーにも在庫が一個しかなく、今後の製造は未定との事ですので、今回当店に入荷するのが、世界で最後のモデルになるかもしれません。お早めにどうぞ。
■ ゴミで作ったエコロジー住宅『アースシップ』が人気(上)
ゴミで作ったエコロジー住宅『アースシップ』が人気(下)
アースシップをご存知だろうか? 上記サイトをご覧になると早いのだが、要は廃物を利用したサステイナブルなエコハウスのことである。
日本では「地球に優しい」というイメージの流行から、木の家が人気のようで、特にログハウスはナチュラリストの羨望を集めているらしい。僕たち夫婦も、メールや掲示板の書き込みなどで
「家を手作りするそうですが、やっぱりログハウスですか?」
と、何度かたずねられた。
ログハウスって、そんなにエコだろうか? サステイナブルだろうか?
僕も高校生の頃には、確かにログハウスに憧れ、創刊間もなかった『ウッディライフ』を読んだりもしていた。ところが、大学生になって各地をバイクで旅して本物のログハウスに触れるようになってみると、この中に住んでみたいとは決して思っていない自分を発見した。
余談だが、香川の野遊び屋のベースはとてつもなく立派なログハウスで、初年度などは全員ベースで寝泊りしていたので僕も2ヶ月ほどそこで生活したのだが、やっぱり「あぁ、ログハウスはいいなぁ」とは思わなかった。
まぁこれはあくまでも好みの問題だから良いのだけど、「ログハウス=地球に優しいエコハウス」というようなイメージには、ちょっと問題があるような気がする。
■ 昨年日本に滞在しているときに、某大手林業会社のTVCMを目にして驚き、怒りを感じたことがある。細かい内容は覚えていないが、美しい緑の森をバックに
「私たちはニュージーランドに木を植え、森を再生しています」
というようなナレーションが流れる、いかにもエコなイメージだったはずだ。
ところがだ、彼らが植えているのは外来種の建材用樹木であり、これがニュージーランドの自然保護運動にとってはむしろ邪魔になるということは、そのCMでは一切触れられていなかった。たとえば手前味噌だが、拙サイトのコンテンツにニュージーランド自然保護省のヴォランティア作業の様子をご紹介したものがある。その中で触れたように、保護地区で「ペスト」として目の敵のようにして駆除している木は、まさしく某林業がせっせと植えているものと同じものである。
かくも大企業のイメージ戦略とは欺瞞に満ちたものなのである。
■ 話をもどす。現在の日本のログハウスは、その大多数が輸入材を使っているが、大径のログは育つのに数十年を要する。しかし、日本の湿潤な風土では、育つのに要した年数と同じだけ建物がもつのかどうかも怪しい。しかも、海外からの移送に莫大な化石燃料を使っている。さらに、ログ自体にも危険な化学薬品で防腐処理を施してあったりする場合もあるようだ。
これって、本当にエコか?
■ もちろん、一概にログハウスを悪く言うわけじゃない。ただ、企業のCMで「エコ」というイメージを鵜呑みにして踊らされる風潮には感心しない。
■ 逆に、地元の木、特に小径の間伐材などを上手に使って木の家を建てようという試みも、日本中に広がっている。これなんかは拍手を送りたいと思う。
■ 再度脱線するが、昨年の滞日中に、いくつかモデルハウスを見学に行ったのだが、これだけシックハウス症候群とエネルギー問題がとりざたされているというのに、相も変わらず高気密を売りにした家が多いのには、いささかあきれはてた。
これだって、おそらくメーカー側は高気密で冷暖房使いっぱなしの家が、健康にも環境にも決して良いわけがないことくらいは、百も承知のはずだ。その上であれだけ高気密のエネルギー高消費型の家が「最新型」として売られているのは、あながちメーカーの責任ばかりともいえないだろう。資本主義社会では、売れるものがマーケットに並ぶに決まっているのだから。
■ 話を再度もどして、最後に僕たちのハウスプランについて話そう。
ご存知の方も多いと思うが、最近ここにいらっしゃった方も少なくないはずなので、念のため簡単に経緯を記すが、僕たち夫婦は「自給的手作り生活」を夢見てニュージーランドに移民した。そして、この「手作り」の中には、家をセルフビルドするということも含まれていた。
昨年ようやく自分の土地を手にした僕たちは、ハウスプランを立てている最中なのである。
僕たちは最初、ジオデシックドームハウスを考えていた。ところが調べるにつれ、70年代以降大量に建てられた米国のドームハウスは、そのほとんどが放棄されてしまっているという情報を得て、「これは、根本的に何か欠陥があるに違いない」と感じ、他の建築方法を模索し始めた。
そんな中で見つけたのが、ストローベイルハウス。例えば、最初にあげたサイトにも、暖房効率のよい「わらの家」プロジェクト、中国で実施中という記事が紹介されている。また、日本にも日本ストローベイルハウス協会なるものがある。
ところが、地元で開催された「アースビルディング・ワークショップ」(アースビルディング=土の家)を受講してみると、このエリアの気候はストローベイルハウスにはウェットすぎると聞いてあきらめた。つまり上記の記事ではまったく補足されていないが、日本はもっとウェットなので、腐らないようにストローベイルハウスを作るのは非常に難しいということだ。
そんなわけで、僕たちは今アドビ(日干し煉瓦)で家を建てようと思っている。これもウェットすぎる日本ではおそらくムリな工法だが、ここの雨量ならばぎりぎりOK。もちろん土は地元のものを使う。これならば数十年たって家が寿命を終えるときも、完全に土に返ってくれるし、保温性の良い素材なので、上手くパッシヴソーラー設計をしてやれば、冷暖房などのエネルギーも相当に抑えられるはず。
■ で、アドビの家を作るぞって話をしてたら、実は友人の大工(オランダからの移民)が米国でアースシップ工法で家を建てていたことがあるのが分かって、ものすごく刺激を受けたりしたのだった。そして彼は、今ちょうどうちの会社の近所に新たにアースシップ工法で家を建てている最中。
Earthship Biotectureというサイトのトップページをごらんあれ。古タイヤ、空き缶などで壁を作っているのがお分かりだろうか? もちろん、高断熱の良い家が出来ること請け合い。
「家とはかくあるべし」という固定観念を捨ててしまえば、こんなに面白い工法もないかもしれない。しかも、もちろん省エネルギー。必ずしも土に返る素材ばかりではないが、ゴミを再利用して何十年か寿命を延ばしてやるというのは、この使い捨ての世の中でどれほどの意味を持つかは、わざわざ言うまでもない。
そういう意味で、これはログハウスとは対極に位置するものだと言っていいかもしれない。もちろん、今の僕は断然アースシップの方に肩入れする。
■ と、口だけは達者なのだが、果たしていつになったらハウスプランが出来上がり、果たしていつになったら実際に着工できるのだろう?
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/416
Excerpt: Ryuさんのブログ7月5日エントリーログハウスとアースシップのコメント欄を読んでいて知ったのだが、富士山のレーダードームがきれいさっぱり無くなっているらしい。迂闊にもまった...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.16
Excerpt: Ryuさんのブログ7月5日エントリーログハウスとアースシップのコメント欄を読んでいて知ったのだが、富士山のレーダードームがきれいさっぱり無くなっているらしい。迂闊にもまった...
From: にしび〜のニッキ
Date: 2004.07.24
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 雨、夕方上がる。北東風。(高)12度、(低)4度。 [海洋気象] (エイベル) 北東15ノット、セパレーションポイントより西では25ノット。午後全域...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.06.18
建築系はまったく無学の自分は、ジオデシックというのはあくまでも建築のフレームのことのみを指すと思っておりました。
ジオデシックと聞いて真っ先に頭に浮かぶのもフロリダにあるディズニーワールドのあのドーム位で。
・・・とよく考えたら数年前にアリゾナであったバイオスフェアってジオデシックでしたね。
ちょこっと調べてみると今は
http://www.bio2.com/index.html
となってオリジナルから更に手を加えられている様ですが。
地元の木といえば、日本で増えすぎて困っているという噂の竹、ここ1-2年でこちらでフローリング材として使われ始めております。
日本でも上手く使えないですかね。
日本人にジオデシックドームを説明するのに一番わかりやすい例は、なんといっても富士山測候所ですね。
アウトドアズマンにはTNFのジオデシックドームテントってのもあるけど、あれは実はホントのジオデシックドームじゃない。
微妙にソフトハウス用にアレンジしてあります。
ジオデシックドーム関連のサイトは、昔たくさん「お気に入り」に登録したのですけど、なぜかどんどんつながらなくなっていってるんです。
だから、今回も本文中ではリンクはらなかったんですけどね。
やっぱ、なんか問題あるんでしょうね、ドームハウス。
竹は、本文中でとりあげる余裕なかったのですけど、ホントにいい素材ですよ。
日本では問題になるほど繁殖力が強いのでサステイナブル性には何の問題もないし(というより、おそらくその面では最強の素材)、強度的にも中国が高層建築の足場として利用していることからも実証済み。
紙をすいても良い感じになるというし、ホント床とか天井とかくらいには、もっともっと活用した方がいいとおもいますけどね。
ここでも、多少は手に入るんで、僕らはなんとかしっかり竹を活用したいと思ってますが、さて十分入手できるかどうか?
敷地内に竹林を作る方が先か?
実は、富士山測候所は今なんと無人化してしまい、富士山レーダーもドームごとなくなってしまったのですよ!
証拠はこちら。
http://www.taisei.co.jp/special/000/
最初に知ったときはもう愕然としました。
だってもう「富士山の初雪」情報もなくなるんですよ。
気象庁も予算他に切り詰めるべきところはあるだろうに・・・
山登りをされる方でこの情報についての詳細をご存知の方いらっしゃいませんか?
Posted by: MM : July 6, 2004 5:41 PMありゃま、そのうち富士山測候所っていうたとえも通じなくなってしまうの?
困ったな。
しかし、シンボルだったのにねぇ。
なんかさびしいねぇ。
富士山の初雪情報は、どんなんすか?
僕も興味あります。
ご存知の方、教えてください。
来年そうそうに引っ越すんですが、今よりさらに田舎です。
竹といえば持ち山に勝手に生えてくるから間引くのに一苦労。
となりの山からサルの集団が畑を荒らしに竹を伝ってくるので厄介なイメージしか無い竹。
んー、そんな竹にも役に立つトコロがあるんですねぇ。
ところで日本建築の土壁にもたしかワラが土に混ぜてあるような気がしましたが、通気性とかの理由からなんですかね。
湿潤な気候とも関係ないんでしょうか。
あ、引っ越すの!
って、今の家にもお邪魔したことないから知らないんだけど。
竹は、本当にスゴイポテンシャルを持ってますよ。
燃やしたってやったら火力強いし、クラフトの材料にもなるし、なんたって美しいし。
日本人は、竹の魅力を忘れちゃってるなって気がします。
もったいない。
ワラはね、実は日本の土壁だけじゃなく、アドビ(日干し煉瓦)にも混ぜるんです。
たぶんワトル&ドーブとかラムドアースとかの他のアースビルディングの場合も、混ぜるんだったかな?よく覚えてないけど。
理由は通気性じゃなくて(そういう副次的な効果もないわけじゃないでしょうが)、単にドロだけだと崩れやすいから、ドロ同士を繋ぎ止める接着剤の役目です。
だから、気候が乾燥してても湿潤でも、日本の土壁も含めてアースビルディングの場合は、ワラを使うことは多いようですよ。
ま、最近のアースビルディングは、ワラの代わりにセメントを配合しちゃうケースもあるようですが。
ログハウスはエコか?
使用するログの樹種によると思います。
例えば欧州の殆どの国では、伐採量以上の生育が義務付けられた森林経営により、木材の生育が消費を上回り、約9000平方キロ分の森林が毎年拡大しているそうです。
こういった森林で伐採された木材を使うことは、すなわち森林を増やすことになり、他の動物、水や、土にとっても良いことでしょう。
また鉄やアルミニウムに代わって木材を建物の材料に使うことは、二酸化炭素発散の抑制に大変効果があるはずです。しかも、木材は伐採された後も、二酸化炭素を固定しますし、建物を解体した後、焼却すれば二酸化炭素を発散しますが、他の化石燃料の代替エネルギーとして使用すれば、やはりエコであると言えるのではないですか?木材は再生可能な資源ですから。これには、↑で書かれている
Sustainable な森林経営がぜんていですが。
ykさん、コメントありがとうございます。
林業そのものに関してミクロな視点で話をすれば、おっしゃることごもっともだと思いますし、異論も特にないのですが、僕がここで話をしていることとは論点がずれるかと存じます。
このエントリーから半年以上たってから
http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/001492.html
で書きましたが、エコだのサステイナブルだの環境だのを論じる際に、もっとも基本になるべきスタンスは、僕自身は「地産地消」だと思っています。
おっしゃるような形で伐採された「エコな材木」も、強烈な防腐処理を施された上で大量の石油を使って地球の裏側のジャパンまで運ばれ、産地とはまったく高温湿潤気候の中で、産地ならば100年もつはずなのに20年で腐り落ちてしまうということまで考えてみようというのが、このエントリーの第一の主旨です。
July 4, 2004
近所のウナギ。
■ 予報
地上気象 - 晴れ。南西風。最高気温13度、最低気温-1度。
海洋気象 - 南西15ノット、夕方にかけて変風10ノットに。海況はおだやか。
■ 何でクライストチャーチの最低気温が1度、ダニーデンにいたってはなんと4度だってぇのに、ここが-1度なんだ??? こんなことってあるんだ。
しかし、確かにムッチャクチャ寒い! こんなに寒いと、いくら快晴でも外に出る気がしないな。今日仕事じゃなくて助かった。
とはいえ、家人の話によると昨日も今日に負けないくら寒かったらしく、
「こんな寒い中、あんな薄着で腰まで冷水につかって仕事してるのか、オレって!!??」
と、いささかショックをうけた。そりゃ指先も切れるはずだ。
■ で、読者の方にご心配いただいたその指の具合、一夜明けたらもうほとんどバッチリ完治してしまっていた。傷めた指もそうでない指も、指先カチカチになってて、これならもうだいじょうぶそう。なんか野人並みの回復力で、いささか恥ずかしいのだけど(^^;
ご心配をおかけしました。
■ 夕方、家人と愛娘に連れられて、ウナギを見に出かけた。
先月20日の投稿に書いたとおり、やはり近所の小川にウナギが二匹住み着いているのを家人と娘が確認し、ここ数日二人でせっせと毎日餌付けしていたというのだ。仕事から戻ると、娘はたどたどしい口調で「ウナギ、ウナギ、おおっきーの、ちっちゃーいの、パン、ぱくって」と、餌付けの様子を一所懸命説明してくれていた。
というわけで、家から数分の小川まで散歩。うぅぅ、さぶい。
行ってみると、おぉ、なるほど確かにいるいる、二匹いるじゃん。60cm弱かな? これなら食べごろの大きさじゃん。さすがに1m超えるようなヤツをさばく気にはならん。
とはいえ、周りはどうやら除草剤やら農薬やらをやりまくっている場所なので、家人は気持ち悪がって食べたがらない。
そうはいってもなぁ、国立公園の中の川までとりに行くのも大変だし、DOCに見つかったら怒られそうだしなぁ(笑)
■ 【『龍の巣』新着情報】
サーメットをいよいよ販売開始いたします。少々ややこしい販売形式ですが……。
■ 僕のように5つ(家人のも入れると6つ)もサイトを運営していると、時には一日300通以上のスパムメールが来る。ほとんどがそのままゴミ箱にポイッてなもんだけど、ときどき笑っちゃっうのもある。最近のヒットはこれ。
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Subject: 初めまして。浮気相手を探している主婦です。
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いきなりのメール失礼致します。
どうも初めまして。美貴といいます。
結婚して4年、目下26歳です。
受付やってたんですが、何故か26歳年上の社長に目をつけられて
結婚しました。でも、えーとですね、主人の年齢が年齢なので
私、セックス面でとても満たされない日々を送っています。。
もとから人並み以上にエッチが好きってのもあるんですけど、
いますっごくしたくてしょうがないんです。。
どうしても我慢ができなくて、ネットで相手を探していたところ、
近い場所に住んでるらしい貴方を見つけて
こうしてメールしている次第です。
主婦という立場上、秘密厳守での関係を持ちたいと思っているのですが、
そちらとしては何か希望する条件はありますか?
私、仕事はしてないんですが、お金とか全然平気です。
主人からもらってるお小遣い、全然使い切れてないし。
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もっとましな嘘つけって(大爆笑) 誰が近所に住んでるらしいって? んじゃ何かぃ、おたくさんはモトゥエカとかマラハウとかネルソンとかにお住まいなのね?(^^;
何なんだろうなぁ、暇なヤツがいるんだなぁ、世の中には。
と、思わずアウトドアネタとは何の関係もないことを書いてしまったではないか。ま、たまにゃいいか。
皆さんも変なスパムメールもらったら、ご紹介ください。と、いきなり募集したりして(笑)
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/412
Excerpt: Ryuさんのブログにて、「美貴」さんからのメール(スパムね)が話題になった事がある。 私もHPに、あちこちの掲示板にとアドを公開している関係上、毎日スパムはたくさん届く。 ...
From: TO-BEの戯れ言
Date: 2004.09.03
まったく同じ主婦から、寸分違わない同じメールがきました(火曜日くらいだったかな)
近所っていうんでどこかなと思っていたのですが、NZに済んでいる主婦だったとは・・・
>にしび~さん
ほぉ、ということは、にしび~さんとこと我が家とは、近いんですかね?(笑)
あるいは、関西とネルソンを行ったり来たり?
金持ちならありうるな、うん。
ところでこの方、アウトドアズマンが好みなんですかね?(爆)
>MMさん
やっぱりパンはあまり食いつきがよくないようで、カモが寄ってきて食っちゃいますけど。
ウナギはばりばりの肉食ですからねぇ。
ちなみに、ここはリンゴ園のそばなので、むしろ味がよさそうなのはカモさん達の方です。
そろそろカモ鍋に良い季節なんですよねぇ、こっちは。
あ、もう間違いなくアウトドアズマン狙いっすね、美貴さんは(笑)
しかしなんか忙しい方ですね。
定住しないであちこち飛び回ってるんだな、この社長は。
ということは、美貴はもともと「ドサまわり受け付け嬢」か。
大変だなぁ。
まだまだにしび~さんやTO-BEさんやにしび~さんのような「男の苦みばしった魅力」が足らんのだよ。
精進しなさい。
あ、美貴さんのメアド欲しかったら、教えるけど(笑)
July 3, 2004
指が痛い。
■ 予報
地上気象 - にわか雨。南西の突風。最高気温13度、最低気温1度。
海洋気象 - 西15ノット、セパレーションポイントより北は25ノット。夕方にかけて南西30ノットにあがる。海況は次第にあらくなる。にわか雨の中、視界は良好。
■ 昨日と最高気温同じ? 最低気温も2度しか違わない? ホントかなぁ???
このエリア特有の現象なんだけど、南西風は南アルプスに沿って流れるうちに蛇行をはじめ、最終的にここタズマン湾に到達するときには南風と西風(あるいは南西風)が交互に突発的に吹くようになることが、年に数度起こる。
もともとマラハウの村やアンカレッジのビーチは南西風がもろにオフショアとなって噴出す地形なので、警戒を要するやっかいな風なのだけど、この交互の突風はもっと性質が悪い。
今日の天気図を見て、どうも交互突風の気配がすると思っていたら、案の定10分か15分おきに5からせいぜい10ノット程度の南西と南が交互に吹いた。
そして、晴れ間と曇りもやはり30分ごと。さらににわか雨は空が晴れてようと曇っていようとお構いなしに、のべつ幕なしにパラパラしっぱなし。
そして、ツアー終了間際に、恐れていた30ノットの南西が吹き荒れた。南西風ってのが、目的地のビーチからもろに吹き出す形の強烈な向かい風で、これには参った。あいかわらず安定しない突風が混ざってて、一番強いときは瞬間的に50ノット近い風が吹いた。ここまで強い風だと、さすがにパドルを飛ばされないようにするのが精一杯。一度は自分自身が沈するかと思ったほど。幸い僕はもちろん、お客様も沈しないでちゃんと目的地につけたのだけど、いやはや、疲れた。
ビーチに着いても、荷物満載のカヤックが風でどんどんズリズリと動いていくほど。こんな中でウォータータクシーにカヤックを積むと、死ぬかと思うぞ、まったく。昨日で身体は完全になれて、冬の海に腰まで浸かって立ちこんでもだいじょうぶになったと思ってたのに、これだけの強風の中で水の中に立ちこむと、体感的には零下20度くらいに感じる。いやはや、参った。
■ 休み明けでいきなり四連荘ってのもつらいけど、四日目にこういう天候ってのはたまらんね。
とはいえ、一ヶ月しっかり休んだおかげで、案外こんな天気でもニコニコと帰ってきたりしてるんだけど。これが休暇をとる前の五月とかだったら、もう心身ともに疲れきって「こんな仕事、もうやってられるか!」になるところなんだけど。やっぱ人間、適当に休みをとらんといかんねぇ、まったく。
でも、やっぱり疲れたので、今日もコメントは涙をのんであきらめよう。気になるコメントをたくさんいただいてるので、後ろ髪ひかれるんだけど。
■ ちなみに今日は、ノルウェー人の可愛らしい女の子二人組の貸切状態のツアー。これで天気が良くて、水着で日光浴なんて日だったら最高だったのにねぇ。 hop 2
■ も一つちなみに、今日爪がはがれたのは、右手の親指。これで右手で生きてる指が中指と薬指だけになった。こうなると、無事な指にまで幻痛が出てきて、右手は全滅しているような錯覚をおこす。
明日は大工仕事しようと思ってるのに、出来るかなぁ?
■ 今日の収穫。

小さくてよく見えないかもしれないけど、葉脈だけがキレイに残った葉っぱ。
落ち葉がことごとくこうなってて、見渡す限り全部葉脈だらけの、信じがたいような林が国立公園の中に一ヶ所だけあるんだけど(いや、僕が知らないだけで、他にもあるのかな?)、今日は久しぶりにその林に行ったので、10枚ほどひろってきた。
ちなみに、そのビーチはエイベル・タズマン・コースト・トラックからは行き着けない。行きたければ、海からアクセスする他はない。だから、今日の拾い物はビーチコーミングじゃないんだけど、限りなく近い。ブッシュコーミングとでも名づけておこう。

