August 11, 2007
Weather & Kayaking Log on 11-08-07
■【FORECAST】
[LAND] (Motueka)
Cloudy, brief rain. Gusty northerlies. 16°C 10°C
[MARINE] (Abel)
*GALE WARNING IN FORCE*
Northwest 15 knots but 25 knots north of Separation Point, rising to 25 knots but 35 knots in north this afternoon. Sea becoming very rough in north. Northwest swell 1 metre developing. Fair visibility in rain developing in north this evening.
Outlook
Outlook following 3 days: Changing early Sunday morning southwest 15 knots but 25 knots in north. Turning late Monday southeast 10 knots. Very rough sea in north easing Sunday.
[TIDE] (Motueka)
01:53 LOW 1.1
08:05 HIGH 3.5
14:22 LOW 1.1
20:53 HIGH 3.8

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■昨夜からパラつき始めた雨、夜中には断続的にかなり激しく降っていた。
が、夜が明けてからはときどきパラパラする程度でおおむねあがり、ときおり陽もさした。
沖ではNWがかなり吹いていたが、Kaiteriteri、Marahau周辺は沖から巻き込んでくるSE気味のうねりが1ft、午後にはNE気味のうねり2ftといったところ。風は上空のみ。
今日はAbel Tasman Adventures(Abel Tasman Kayaks & Ocean River)の仕事じゃなくて、Wilson's Abel Tasmanへの助っ人。
両社は今月一日を最後に三年ぶりに分離してまったくの別会社になり、ATAはNgai Tahuの傘下のシーカヤック・ブランドとして再生。つまりすでにNgai Tahuがすでに所有している今までのライヴァル会社である、Kaiteriteri KayaksやSouthern Exposureと同系列になってしまったというわけ。
同じ経営で同じ場所に四つも違うシーカヤック・ブランド持っててどーするのよ?>Ngai Tahu
ま、それはさておき、ATAのオーナー会社Wakatu Corp.からついに三行半をつきつけられて放り出されてしまった、昨年度NZ観光大賞受賞会社Wilson's Abel Tasmanは、今ガイドがいなくて困り果ててる。
どれくらい困ってるかというと、この三年間Wilson's Abel Tasman体制を公然と批判し続けた僕に仕事を頼んでくるほど(笑)
ま、僕は愛するATKをメチャクチャにオペレートするWilson's Abel Tasmanを激しく憎んでいたのであって、放り出されて別経営になったんだったら、助けてやることに特に含むところはない。
ATKもあまりにもムチャクチャになり、昔のNo.1カンパニーの面影はみじんもなくなったので、僕自身もすっかり愛想がつき、ATKガイドであることに対する誇りなんぞもなくなったし、他社の制服着て働くことにも躊躇はなくなっちゃったし、来期はフリーランスの助っ人ガイドとして、このあたりの会社全部に登録しておいてもいいなと思ったり。
ってなわけで、ホントは大工仕事でメチャクチャ激しく超疲労していてイヤだったのだが、初めて純粋なWilson's Abel Tasmanの仕事をやりにいった。フリーランス助っ人ガイドのデビュー戦といったところか(ちなみにATKやORACは、Ngai Tahuの判断で半分休業中なのでツアーはやってないらしい。気の毒なATKの冬期要員ガイドたち)。
ただし明日も同じツアーをやってくれとの依頼は、大工Raphaelの長女の誕生日パーティに招かれているのでさすがに断った。体調も悪いから、根本的にムリだし。
ま、ともかく。
過去三年間、「Wilson'sの制服なんか着られるか!」とツッパリ続けてATKの制服しか受け取っていないので、ATKの制服で出勤。こんなことならWilson'sの制服ももらっておけば良かったが、まぁどーせ雨の中のカヤッキング(またかよ)だから、上にジャケット着て隠れちゃうからよかろう、と。
で、Green Tree RoadのWilson'sベースも、研修で一回いったことがあるだけで様子もツアーのシステムも全然違うので(そもそもツアーがMarahauじゃなくてKaiteriteri発着なので、ぜんぜんエリアも違う)、8時に出勤してDavidから説明を受ける。家のすぐ近くで助かった。っつぅか、体調悪い(疲労のみならず、風邪もひいてるらしい)ので、それでもツライんだけど。
が、いってみるとマネージャのDavidがいない。代わりにウォータータクシーのOPSマネージャSeanがいる。Davidにいわれて僕を手伝うためにでてきたんだそうだ。そりゃごくろう。
が、驚いたことに、彼は顧客数も彼らがランチを頼んでるかどうか、午後はウォータータクシーに乗るかなど、なぁ~んにも知らない。
僕も知らされていない。
つまり、カヤックを何艇持って行けばいいのかも不明。
う~ん、さすがWilson's。
で、念のためフル装備(タンデム4艇、シングル1艇)をトレーラに積み込み、RiwakaからKaiteriteriまで15分のドライヴ。
問題は、だいたい一個じゃおさまらないんだよね、Wilson'sっつぅ会社は。
案の定次なる問題発生。顧客はけっきょく二名(カップル一組)だったのだが、彼らはマラハウのAbel Tasman Kayaksベースに行ってしまったというのだ。
というのも、ブッキングが分離前だったから、コンファメーションに「Marahauベース集合」と書いてあったため。Wilson'sが分離後にKaiteriteri集合に変更になったことをしらせてなかったのね。
さいわいなことに彼らは早めにMarahauに着いていたので、Kaiteriteriにもさほど遅れずに到着したし、そもそも他にお客様がいらっしゃらなかったので大きな問題にはならなかったが。
僕にとってさいわいだったのが、彼らが穏やかな英国人カップルで、特に怒っていなかったこと。某国の人だったら「訴えてやる!」と激高するとこだよな。
で、彼らはカヤックを一年半ほど前から毎週末漕いでるというので、インストラクションは5分ですませて出艇。
男の子は身長193cm、体重120kgのラグビー選手。女の子も僕と同じくらいの体格。しかも二人ともカヤックをホンキで習ってる最中。
速いのなんのって。
しかも最初っから「運動」をしに来てるのね、この人たち。ゆっくり景色を楽しむ気も、ビーチに上陸して休憩するつもりも皆無。Split Apple Rockも横を通過するだけで満足。まぁ漕ぐの漕がないのって。
大工仕事で疲労困憊してる僕が音を上げた形でCoquille Bayで15分ほど休憩したが、放っておいたらきっとStilwell Bayまで往復したと思う、彼ら。
半日でワンデイ以上の距離を漕がされちまった。レーシング・カヤックの練習だよ、これじゃ。身体がメリメリいう。
しかし単なるハーフデイ・ツアーだというのに、なんちゅう長いログだ(^^; wilson's half 2 / kaiteriteri - short stop@coquille - kaiteriteri
■ツアーをおえ、Kaiteriteriでトレーラにカヤックをつんでると、誰かが僕を呼ぶ。そちらをみるとパケハ男性一人と日本人女性二人組が手を振りつつ近づいてくる。
誰だろうと見ると、パケハ男性は今年2月28日に来てくれたお客様。
じつは彼は日本人女性と結婚してるNelsonに住んでて、あのとき来てくれた日本人の父娘ってのは奥様の妹さんとお父さん。
今回は奥様と、おそらくそのお友達といっしょ。
前回のツアーをずいぶん楽しんでいただけたようで(僕自身はてんてこ舞いであまり良い仕事ができていなかったと思うのだけど)、今度の夏は奥様と二人でぜひともといわれた。
正直に「どこの会社でガイドしてるか分からないから、電話して問い合わせてね」といっておいた。
でも、こうやって半年前の仕事をいまだに喜んでもらえると、うれしい。
大工になるのもいいなぁと思ってる今日この頃だけど、がんばって来夏もシーカヤック・ガイド(10年目!)をやるのもいいな。
■で、Wilson'sだが、タクシードライヴァのSeanやMurrayと話をしてみると、どうやら来期はシーカヤック・ガイドが揃わないかもしれない様子らしい。
確実に帰ってくるのはJock一人、Shayはウォータータクシードライヴァをメインにしたいが、タクシーの方は人が余ってるからそれが難しい状況で、それならばATKに移籍したいと言い始めてる状態らしい。
Dazzaは給料上げないとATKに移籍と断言してるらしいし。
ボスのDarryl Wilsonは、「文句があるなら他社に行け、ガイドになりたいヤツは掃いて捨てるほどいる」と言いつづけてたけど、ついにそのツケが回ってきたか。
これでNZ観光大賞受賞してるっつぅんだから、もはやNZ全体の恥だよな。
ウォータータクシー部門も、Marahauのベースを失ったがためにMarahauで人を乗せたり下ろしたりが満潮時しかできなくなって、往生しまくっているらしい。
いやはや。
Wilsonファミリーには同情しないが、あの会社で働いてる連中(特にタクシードライヴァ連中)にはホント同情する。
-------------------------------
-------------------------------
■メインコンテンツの雑文は、『Ryu's Logbook 別冊』でご覧下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/3139

