June 20, 2005
《 自由テーマ 》 また映画の話
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、後高曇り。北風次第に強くなる。(高)15度、(低)2度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、セパレーションポイントより北では西15ノット。昼頃全域で来た10ノットに代わり、夜25ノットに上がる。海況荒くなる。夕方の雨中視界良好。
向こう三日間:火曜北西10~20ノットに落ち着き夜中にさらに弱まる。水曜遅くに北東5~15ノット。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 01:25 AM 0.9 m High 07:37 AM 3.7 m
Low 01:49 PM 0.8 m High 08:22 PM 3.9 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝一から夕方までツルッツルの油凪。一日中カヤックが逆さに映るほどの鏡のような海面は、本当に久しぶり。午前中は雲一つない快晴で春風を感じるような空気、午後は少しずつ高い雲が広がってきたものの、気温は下がらず結局一日中パドルジャケットなしで漕ぎ、ベースに帰ってからも久しぶりにジャケットなしで片付け作業が出来た。こんな暖かい日は久しぶりだ。
本日はフランス人の男の子二人組。一人は2月から半年間Chchに留学中(メカニカル・エンジニアリングの勉強)、もう一人は彼を訪ねて短期旅行に来ているプロ・バスケットボール・チームのコーチらしい。留学中の子はまぁまぁ英語を喋るが、バスケ・コーチの方はホントに片言しか出来なくてコミュニケーションに少々てこずったが、まぁ彼ら二人だけのグループなので問題はない。
ガシガシ漕ぎまくるタイプかと思ったが、そこはやっぱりフランス人、ヴァカンス中にはそういうことはする気がないらしく、ちょっと漕いではおしゃべり、ちょっと漕いでは写真撮影と、日本人もビックリのスローペース。
そのくせ、ツアー終了後は一気にChchまで走って明日トンガ行きの飛行機に乗るというので、少々早めに帰着。
早めの帰着とはいえ、ウォータータクシーを使わないツアーだから、実質ツアー時間は他のウォータータクシーを使うツアーよりもはるかに長く、久しぶりに僕自身ものんびりとカヤッキングを存分に満喫できた。楽しかったな。
明日は天候悪化で、ツアーは不催行。また四連休になるな。川に漕ぎに行くかなぁ。それとも海に出て自主トレでもするか。あ、そうだ、本棚作らなきゃいけないんだった……。 b&i 2 / mara - mt@apple - adele(outside, anticlockwise) - l@adele(inside) - mara
■そういえば、昨日の朝、久しぶりに野ウサギを見かけた。マラハウの村の中を黒いのが風のように疾走していた。
そしたら今朝はブラウンの野ウサギが轢かれて死んでた。出勤中だったので、回収して食うのは諦めたが(笑)
ここ数年野ウサギはまったく見かけてなかったのに、出るときは立て続けだ。願わくば、イルカに立て続けに出てもらいたいのだが。
-------------------------------
■昨日は大家の電話番でネット接続できず。昨日のログ↓
■【昨日の予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
霧、後晴れ。南西風。(高)14度、(低)7度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、セパレーションポイントより北では西15ノット。海況穏やか。
向こう三日間:月曜遅く北25~35ノット海況荒く、火曜北西10~20ノットに落ちる。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 12:32 AM 1.1 m High 06:46 AM 3.6 m
Low 12:55 PM 1.0 m High 07:27 PM 3.6 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■目立った霧は出ていなかった。むしろ夕方日が落ちた直後にマラハウ峠に入る手前、サザン・エクスポージャやペパーミント・コテージの辺りがガスってた。余談だが、昨夜ストークから戻ってくるとき、バイパスやアップルビィの辺りが猛烈な霧で難儀した。
ともかく、時折雲がかかるものの、おおむね晴れの暖かく穏やかな一日。風も予報通りベタ凪。
本日はアイルランド人とマレーシア人のカップル、日本人の女の子、チリ人(僕にとっては初めての国籍!)の男の子、さらにコネクションからオージーの男の子と同じくオージーの女の子の6名。この時期に日本人とは、驚いた。
オージーの男の子が変わったヤツで、変な冗談を飛ばしまくって場の雰囲気作りが難しかったが、まぁなんとかつつがなく一日終了。
が、チリ人の男の子のカメラを預かって写真撮影中、ケースの中に入ってた電池を一つ海に落としてしまった……。4年前に一眼レフのレンズキャップを落としたことがあったが、お客様の持ち物を僕が紛失してしまうのは、あれ以来二度目。あれも同じく僕がカメラを預かって写真を撮ってるときだった。くっそぉ、二度とやらないように気をつけていたつもりなのに、またやっちまった。大反省、猛反省、激反省……。 b&b 6 / torrent - mt@te pukatea - pinnacle - l@north h. - torrent
-------------------------------
-------------------------------
■こんなニュースがあった。
◎日経BP「手の動きをコンピュータに取り込むバーチャル・リアリティ手袋」
「ひょっとして、これは『マイノリティ・リポート』かぁ!?」と興奮しつつさっそくチェックしに行ったら、『マイノリティ・リポート』じゃなくて、ダース・ヴェイダーの手が出てきてビックリした。
が、しかし、もしこれが普及してしまったら、『マオノリティ・リポート』並に小さくなるのは時間の問題だろう。そしたら、10年以内にコンピュータを『マイノリティ・リポート』みたいにオペレートすることになったって、おかしくはないよなぁ。
文字入力だって、キーボードを使わずにこのグラヴをはめて「仮想キーボード」を打つなんてことも不可能では無さそうだ。でも、かえって腱鞘炎になりそうな気もするが。
と、二週続けて『マイノリティ・リポート』のネタになってしまってるな。ま、いいや、今週もこのまま映画ネタだ。そのうち「自由テーマ」は「映画の日」に改題されてしまうのか?
■一昨日、ストークの友人宅で『ハウルの動く城』をみせてもらった。賛否両論真っ二つ(しかも、やや「否」が優勢に見える)のこの映画、僕自身は「当たり」の予感をもっていたのだが、案の定僕的には大ヒット。すんげぇ映画じゃん、これ。よっく出来てるよ。
まったく個人的な意見だが、最近のジブリ映画によく見受けられる「お約束の欠点」は、マンネリズム、観客を無視した視野狭窄的アート志向、押し付けがましい環境問題意識、キャスティングミスなどだと思っている。ここ10年ほどのジブリ映画には、これらのうちの数点がもれなく入っていた。
ところがこの映画に限っては、これらのうちのどれ一つとして見当たらなかった。これにはビックリ。やれば出来るんじゃん、ジブリ。欠点のないジブリ映画が、面白くないわけがないわな。ただただお見事。
■この映画に対する批判でよく見かけたのが「分からん」というもの。でも「分からない」っていう批判は、この映画に関してはまったくの「お門違い」じゃないかなぁ? これって「分かる、分からん」という批判が当てはまるストーリーじゃないと思うぞ。
最近は映画でも漫画でも小説でも(おそらくTVでも)、やたら細かい伏線が張りめぐらせてあったり、やたら細かく「どーでも良い世界観」が設定してあったり、やたら細かいところに「分かる人だけに分かる仕掛け」が隠してあったりするような、「ディテール懲りすぎ」の作品が流行ってる。その代わりメインのプロットがやたらに陳腐だったり、細かすぎるディテールのせいでやたらストーリー展開が冗漫だったり、人物描写が薄っぺらだったりする本末転倒現象もよく見られる。この点については、昨年7月31日のエントリ「神の宿らない細部。」で引用した文の中に、ジブリのプロデューサ氏も同じことをおっしゃってる部分がある。
そういう「起承転結が壊れてても良いから、細部には整合性が欲しい」という人には、そりゃこの作品は「分からん」だろう。だってこのプロットって、そもそもそういう風に作り込まれてないもん。
むしろ、昔話、おとぎ話、民話のような「非説明的ストーリー展開」「不条理で唐突なストーリー展開」を意識して物語を作った節がある。つまりジブリは「ディテールオタク」から「分からない」という批判が出るのを覚悟の上で、あえて最近の流行の「神の宿らぬ細部」を完全に捨てたのではないかと思える。このご時世に、そういう時代に逆行した骨太の物語作りをしたというその姿勢だけでも、十分賞賛に値すると思うぞ。
こういうお話の場合は、そのまま丸ごと「飲み込む」ようにして物語をありのまま味わえば良い。「分かる」「分からん」じゃなくて、「楽しかった」「退屈だった」とか「好きだった」「嫌いだった」の感想で味わう種類のお話だろう。「浦島太郎」だってたいがい唐突で不条理で非説明的ストーリーだが、あれを「分かる」「分からん」で論ずるバカはいないじゃないか。
■あともう一つよく見かけた批判が「キムタクが棒読みで幻滅」というもの。これは、僕も「ありうる」と警戒していた。
でも実際に観てみると、キムタクよくやってるじゃん、と思った。あれを棒読みと批判する人たちは、過去のジブリ作品の数々の「とんでもない棒読み」をご存じないのだろうか? 最近のジブリは、声優だけではなく、タレントや俳優を多数起用するになってるので、毎回一人や二人は棒読みするヤツいるじゃないか。中には、思わずヴィデオのストップボタンに手を掛けそうになるほどの破壊力を持っているミスキャストだっているが、あれらに比べればキムタクは上々出来だと思うが。
■ともかく、僕は気に入った。ジャパンに行ったら、DVDを買わねば。
っつぅか、やっぱり劇場の大画面で観たかったな。
-------------------------------
-------------------------------
■『ハウル』にがっかりした人は
を、感動した人は
を、観ていない人は両方をクリック。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2221

