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June 13, 2005

《 自由テーマ 》 ナゾの日本人。

【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れときどき曇り晴れ。南西風。(高)13度、(低)3度。

[海洋気象] (エイベル)
 南東15ノット、セパレーションポイントより北では午前中に25ノットに上がる。北部海域は次第に荒くなる。
 向こう三日間:南東15~25ノット、木曜落ち着く。

[潮汐表] (ネルソン)
 High 01:19 AM 3.5 m  Low 07:26 AM 1.2 m
 High 01:42 PM 3.4 m  Low 07:38 PM 1.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

朝から南東5kn、風向風力は一日変化なしだったが、当然ながら波は次第に高くなり、最初20cm前後だったのが、最終的には50cmを超え、高いところでは1m近くなった。
 が、一日中見事な晴れ。透明度も高く、子供オットセイもカヤックのまわりで飛び跳ねまくり、良いカヤッキング。
 ウォータータクシーがイルカを目撃したとのことで、帰りのタクシーでは目をディッシュにして探したが、見つからず。残念。 tist (rev) 4 / torrent - l@mosquito - arch pt - tonga is - onet

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極々私的なメモ。
 体調絶好調。珍しい。
 
 と朝一で書いてから仕事に出かけたら、どうも自律神経の調子が狂ったらしく、一日中乗り物酔いしたような状態。頭がフラフラ、胸がちょっとムカムカ、食欲もデタラメ。ヤレヤレ、書くんじゃなかった。
 ま、生活にも仕事にも一切支障の出ないレヴェルだから良いんだけどね(強烈なめまいがするようになると、ちょっと仕事に支障が出てくるんだよな)。
 
 でもホルモンの不調を除けば、ホントに体調はすごく良いぞ。疲れも感じないし、関節、スジ、筋肉、どこもとっても特にこれといったヤバイところがない。やっぱりこれくらいのペースで働くのが良いんだよな。夏場も、今みたいに週三日ペースなら、あと数シーズン働けるのに。

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先日、映画『マイノリティ・リポート』をヴィデオで観たが、長年「会いたかった人物」に思いがけず出くわして大感動した。

 トム・クルーズは何をやらせても野暮ったくてカッコ悪く、何とかならんもんかね、と思ってた。本人が非常に真面目な努力家らしいことはよく伝わってくるのだが、それが余計に鼻につく。
 プロは結果を出してナンボで、陰の努力なんぞ匂わせてくれなくて結構。トムの場合は逆に「非常に頑張ってるんだけど、力及ばず敗退する高校球児」みたいな青臭さがあって、どうにも苛立たしい。若けりゃそれでもまぁ良いんだけど、もういい年こいてんだから、いつまでも「僕はこんなにがんばってるんです、努力を認めてください」でもねぇだろが、と。

 が、この作品で初めて「おぉ、なかなかやるじゃん!」と思った。どこがどうと言われると困るんだけど、見てて「あぁ、コイツ見てられねぇ」とならなかった。素晴らしい。
 アマゾンでのカスタマーレビューでは、この映画はあまり芳しい評価をもらっていない。でもトム・クルーズにもスティーヴン・スピルバーグにも過剰な期待を抱いていなかった僕にとっては、十分に楽しめる映画だった。

 ってなことは、本題とは無関係。例によって、長い「枕」。
 いやね、本題の「大感動した点」ってのが、映画の値打ちとは全然関係ないとこなんで、最初にフォローしておこうかと思って。

いらぬ事を書いたついでにもうちょっと脱線を続けるが、上記アマゾンのレビューには主人公の名が「ジョン・アンダーソン」と記されている。「アンダーン」って『マトリックス』のネオじゃん。この映画の主人公は「ジョン・アンダーン」だぞ。
 この映画にはパロディと思しきとこが他にも数ヶ所あるとこからみて、この名もきっとパロディなんじゃないかと思うんだけど、アンダーンにしちゃったらパロディじゃなくて単なるパクリになっちゃうじゃん>アマゾン

 ちなみに『スターウォーズ エピソード2』を髣髴とさせるシーンもあるが、音楽までそっくりにしてあるとこなんぞ、相当念が入っている。ま、両作品とも音楽はジョン・ウィリアムズだから、そっくりな音楽作るのは簡単だろうし、そもそもこの作曲家はワンパターンで有名だから、そっくりな絵コンテを渡せば、「パロディで」と指定するまでもなく、そっくりな音楽をつけてくる可能性は高いのだけど。ってのは言い過ぎか。

 だけどよく考えると、両作品は同年(2002年)公開。4月25日のエントリーに書いたような「シンクロニシティ」なのか? それともルーカスとスピルバーグが申し合わせて、わざとそっくりのシーンを同年公開の映画に入れたのか?
 う~ん、ナゾだ。気になる。

と、どんどん本題から外れていく。『スターウォーズ』まで出てくると、止めどもなく脱線して、そのうちエピソード3のネタばらしまで始めてしまうかもしれない。それはイカン。方向修正、えいっ。

 実はこの作品を観ていて、一ヶ所大ウケしてしまったのだ。

 トム扮する主人公のジョンがアガサを拉致した直後に、彼女に着せる服を調達するためにGAPに行くシーンがある。
 この2054年の世界では、あらゆる場所に網膜スキャン装置が置いてある。だから店内に入ってきた人間が何者なのかも即座に判明してしまうし、警察には誰がどこにいるかもすべてお見通し。なんせ駅だろうが商店街の店頭だろうが、そこら中で網膜スキャンされているのだから。落ち着かないな世の中だこと。
 よって追われる身となったジョンは、まず両眼の移植手術を受けて「ID書き換え」をする。アガサの服を買うためにGAPに行くジョンは「他の何者か」の目玉を持っているというわけ。

 GAPの店内に入った瞬間、装置がジョン・アンダートンの「新しい目玉」を網膜スキャンし、コンピュータ映像がすかさず挨拶する。

 「Hello, Mr. Yakamoto!」
 
「で、出たぁ、ミスター・ヤカモトォ!(大爆笑)」

 噂に聞いていたナゾの日本人「ヤカモト」、目玉だけとはいえ、こんなに新しい映画にもお出ましだったとは! か、感動した!!

 中島らも大兄は、名作『ガダラの豚』のアフリカ取材について、こんなことを書いている。

 書き始める前に、どうしてもアフリカへ行って現地の空気を吸いたい。話がそんな話だから、奇想ののっかる土台はリアリティで固めたい。
 我々日本人は、考証を欠いた外国作品のせいでずいぶん苦い思いをしているではないか。007で姫路城にニンジャ集団があらわれるなんてのは、いっそ大笑いでよろしい。困るのは、変にリアルな恋愛映画の中で、突然ドラが鳴って、吊り目の日本人「ミスター・ヤカモト」みたいな人物があらわれることである。
「ヤカモト? 坂本の赤マムシなら知ってるけど、ヤカモトとは何者だ。どんな字を書くんだ。いっぺん、ここへ連れてこいっ」

  中島らも『僕にはわからない』PP.171-172


 このエッセイ集は確か過去にもこのブログで引用したこともあると思うのだけど、実は年に二、三回は読み直すほどの愛読書。この下りは特に好きなとこで、最初の頃は読むたびに爆笑していた。
 しかし僕自身は洋画の中で「ミスター・ヤカモト」に遭遇したことが一度もなく、いつか出会ってみたいと切望していたのだ。

 いやはや、まさかこんな近年の作品の中で出会えるとは、意外や意外。いやぁ、驚いた。いやぁ、感動した。満足満足。
 なんせこのエッセイが書かれたのは十数年も前の話。ハリウッドでは、未だに「ミスター・ヤカモト」が生きてるんだねぇ。

 しっかし、やっと出会えた「ミスター・ヤカモト」が、トム・クルーズの目玉だったとは、あまりにも出来すぎたジョークだった、ワハハ。
 いや、ひょっとしてスピルバーグがらも先生のエッセイを読んで、あえてやったとか。まさかね。

 この『マイノリティ・リポート』は2002年の映画なので、らも先生もご存命だったわけだが、ご覧になったのだろうか? ご覧になってたら、やっぱりこの場面で
「あ、また出おったな、ミスター・ヤカモト! 何もんや、お前、ちょっとここへこいっ」
と、ツッコミ入れはったんやろか? 気になる。

あ、そういえば今急に思いついて気になり始めたのだけど、日本ではこの場面、どういう風に字幕が出たんだろう? やっぱ

 「ヤカモト様、いらっしゃいませ!」
みたいに、カタカナとかひらがなで「ヤカモト」と書かれたのかなぁ? 気になる。ご存知の方、教えてください。

ま、そんなわけで、僕も今日からRyu Yakamotoに改名することにしたので、よろしく。

追記(6月16日)。
 コメント欄にAni氏が下さった情報、もったいないのでこちらに転載。

 ◎Extraordinary Ordinary Guy In Japan [ Who is Yakamoto? ]

 ほぉぉ、50年もの歴史を持つ、由緒ある名前だったんだ。ベンキョになった。
 
 しかしこのページ、英語で執筆するモノ書き相手に、きちんと英語で注意を促しているところがご立派。しかも、代表的な日本人の名前を列挙してあって、大変親切(でもTakahashiは入れないで欲しかった(笑) 洋画の中で「Takahashi」を連発されると、落ち着かないぞ)。

 その点僕なんて、日本語で喜んでるだけ、ワハハ。っつぅか、「ヤカモト」が減ると寂しいので、自分まで「ヤカモト」に改名しようとするヤツ、ワハハ。
 あ、そうか、僕はもうRyu Yakamotoなんだ、Takahashiを気にすることはないんだった。

 それはともかく、このブログはコメント欄が大爆笑。英語苦手な方も必見。あなたはミステリ書くより、コメディに転向した方が良いかも知れないぞ>Mr. Leon Braun
 と、あくまでも日本語で書くRyu Yakamotoであった、ハハハ。

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「もっとオモロイ『変な日本人』知ってるぞ」と言う方は人気ランキングranking.gifをクリックしてから、コメント欄で教えてください。


投稿者 Ryu : June 13, 2005 06:58 AM
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コメント

そ、そっかー
TLSの案内ページ、修正しなくちゃ!

Posted by: TO-BE : June 15, 2005 03:04 AM

http://xogij.blogs.com/xogij/2004/07/who_is_yakamoto.html

この方も書いてますが、Monty PythonのArgument Sketch の最後の方でヤカモト警部が登場し、くだらないジョークを言ったメンバーを逮捕します。警部本人は(確か)Michael Palinが演じてたと記憶します。このコント自体は日本にも日本人にも一切関係がないんですけどね。

「ヘンな日本」の傑作といえばショーン・コネリーの「ライジング・サン」がベストかと。

Posted by: Ani : June 15, 2005 06:36 AM

>TO-BEさん
よろしくお願いします、ワハハ。


>Ani
あ、Aniだ!
ここは初登場だよね?

面白いサイト情報ありがとう。
コメント欄が最高に笑えた。
もったいないから、後から本文に追記入れてトラックバックさせてもらお。

「ライジング・サン」もう忘れちゃった。
また見直さなきゃ。

また書きに来てね。
って、昔の音楽時代の友人にここ読まれるのは、ちょっと恥ずかしいだけど(笑)

Posted by: Ryu : June 15, 2005 11:18 AM

お久しぶりです。お元気ですか?
3月にツアーに参加したときには、大変お世話になりました。あの時は変なコメントしてすいませんでした。反省しきりです(汗)。つい最近、やっと防水カメラを使い切って現像し、ツアー中の写真を見たのでまた思い出に浸っていました。あれからもう3ヶ月が過ぎようとしているなんて。。。

こちらは梅雨のようなのですが、香川は相変わらず雨が少ないです。昨日、早くも第1次取水制限されてしまいました。本格的に夏になったらどうなることやら。。。

さて、”マイノリティーリポート”ですが、兄がDVDを持っていたので借りて確認してみました。DVDなので、上映時と字幕が変わっているかもしれませんが・・
”ヤカモト様、GAPへようこそ。先日のタンクトップは?”
”ヤカモト様だと?”
でした。

他の映画でも、”ヤカモト”って使われているんですね。知らなかったです。これから映画を見るときに探しちゃいそうです(笑)。でも何で中国人名とか他のアジア人名とかでなく、日本人名なんでしょうね?どこの誰と分からない目玉なら、どこの国に設定してもよさそうなのに。買い物好き・ブランド好きと言うのが浸透してるからなんでしょうか?そんなに買い物してるのかな?日本人って。
海外に出てる中国人とかの方が使ってる額が違うと思うんですけど。。。どうでしょう?

Posted by: わやや : June 16, 2005 02:10 PM

あ、わややさん、どもどもです。
梅雨時期なのに、もう給水制限なんですか!?
大変だ。

わざわざDVD調べてくださって、ありがとうございます。
やっぱりそのまま「ヤカモト」で訳されてたんですね(笑)


>買い物好き・ブランド好きと言うのが浸透してるからなんでしょうか?

でしょうね。
先日オークランドのルイ・ヴィトン勤務の日本人女性をガイドしましたが、お客様の8割は日本人だそうですよ。
逆にキウィに「ルイ・ヴィトン」って言っても通じないので「カバン屋店員」っていうらしいです(笑)


Posted by: Ryu : June 16, 2005 02:21 PM

おおっ、素早い返信だっ、と思っていたら、本当に回線の調子悪そうですね。。。

Posted by: わやや : June 16, 2005 02:56 PM

いやぁ、調子劣悪です。

なんだかこのエントリも本日分(16日分「理想のまくら」)も、不具合でぶっ壊れてしまってて、後半が読めなくなってますし、トラックバックURLも消えてます。
現在復旧作業中です、
しばしお待ちを。

ちなみに当エントリへのTBアドレスは
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2192
です。


Posted by: Ryu : June 16, 2005 03:03 PM
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