May 14, 2005
サーマレストのリペア。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。南西風。(高)17度、(低)4度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット。セパレーションポイントより北では西25ノット、夕方に15ノットに落ちる。北部の海況は一時荒れる。
向こう三日間:日曜、東5~15ノット、月曜南東20~30ノットに。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:59 AM 3.6 m Low 07:03 AM 1.3 m
High 01:20 PM 3.4 m Low 07:21 PM 1.3 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝晩の冷え込みは厳しいが、日中は例によって快晴ベタ凪で暑いくらいの陽気。ただ、昼過ぎから弱い弱いシーブリーズが吹き、昼食時に一瞬曇ったので、その瞬間は寒かった。昼食終わって漕ぎ始める頃には風もおさまり、日差しも戻ってたが。
ビーチズ&アイランズは無茶苦茶久しぶりだと思って過去ログ見直してみたら、どうやら4月1日以来一ヵ月半ぶりだったらしい。そんなに久しぶりだったとはちょいと驚き。6年前なんてこの商品しかなくて単に「ワンデイ・ツアー」と呼ばれてたんだけどねぇ。古い話はさておき、寒い季節はこのツアーが一番快適で楽しいのだけど、そんなことパンフレットにも書いてないし、オフィスの連中はそういう説明もしない。だから冬場も人気薄。なんだかねぇ。ちゃんとその辺教えてあげればいいのに。
ま、とにかく、冬スケジュールになってウォータータクシーの出発が10時になっても、このツアーは無関係に早く出発できる。帰着も一番遅くて平気。だからたっぷり漕いで、ゆっくり休んで、のんびり美味い飯食って、皆ご機嫌。絶対冬場はこのツアーに限るってば。
ちなみに本日は英国人夫婦と、世界一周旅行中の英国人男性バックパッカーの三人組。英国人ばかりのグループっていうのも、けっこう珍しいかも。 b&i 3 / mara - mt@fisherman - adele - toilet@akerston - l@appletree - mara
■明日、明後日は、子供の合同バースデイパーティのため、泊りがけで遊びに行くので、仕事休みもらった。ワハハ、週休五日だ(笑)
海洋気象によると荒れ気味になりそうなので、ラッキーだ。
-------------------------------
-------------------------------
■ごうちゃんのところに、サーマレストのリペアの話があった。
ごうちゃんが10年使ってパンクさせたことがなかったってのは驚き。あの体格で、なぜパンクが起きない???
僕はといえば、ワンシーズンに最低一回はパンク修理してる。このブログの過去ログを読み直すと、今シーズンも昨年10月4日と今年1月31日の二回修理してる(とはいえ、10月のはバカ娘が鉛筆で刺したんだけど)。
今年はたまたまなかったが、仕事でのキャンプツアーに出てるとき、お客様や僕自身が使ってる会社の備品のサーマレストの修理をすることも多いので、それも含めると四、五回修理した年もあったはず。
ってなわけで、ごうちゃんが書かなかったコツや注意点をば少々。
■まず穴の見つけ方。ごうちゃんの書いている通り、おそらく一番の難関はここ。穴が見つかれば、あとはどうってことないのだけど、なかなかこれが大変。
ごうちゃんは
判り難かったら、一度空気入れて、パンク修理みたいに風呂なんかに浸けて探せば良いでしょう。と書いているが、残念ながらこれで分かるほど立派な穴が開くことはまれで、ほとんどの場合は水に突っ込んだくらいでは気泡が出てきてくれない程度の小さな小さなパンクだ。
じゃぁどうするかというと、簡単、セッケン水を使うのである。これが実際にサーマレスト輸入代理店やメーカーなどがとる方法。
ただし、ちょいとコツがある。まずセッケン水だが、ホントのセッケンでもいいし、台所用洗剤などでもいいのだが、どちらにしても濃すぎると気泡が膨らまないので、シャボン玉が出来るくらいの濃さまで薄めること。
僕は不精して、固形セッケンと水の入った容器を別々に準備し、セッケンを少しマットに塗ってから水をその上からぶっ掛け、マット表面でセッケン水を作ってしまうことが多い。台所洗剤は匂いが嫌いなので、他に選択肢がないとき以外は使わないが、まぁこれは個人的な好みの問題。何でも構わん。
次に空気を満タンにしてセッケン水を塗るのだが、ここでいきなり全面にセッケン水を塗るのはNG。これだとやっぱり穴の位置を特定するのは難しい。どうするかというと、空気を満タンにしてバルブをしっかり閉じたあと、フルサイズなら四分の一~五分の一、3/4サイズなら三分の一~四分の一くらいに折りたたみ、その五分の一ないし三分の一の部分だけにセッケン水を塗り、次におもむろにマットの上に乗って体重をかけるのである。こうすれば絶対に穴からシャボン玉が膨らんでくる。
あ、そうそう、以前書いたとおりパンクは9割以上が裏側なので、必ず裏側から始めること。また、ごうちゃんのブログの写真のように、端っこに近い部分がパンクしていることが多いので、特に端っこは念入りにチェックすること。
最初の部分で穴がなければ、ずらして次の部分を試し、裏側全部試しても見つからなければ表に移行。もしそれでもダメだったらバルブにセッケンを塗る、という手順でチェック。
穴を見つけたら、油性のボールペンかペンですかさず穴に印をつける。これをしないと、すぐに穴のありかを見失う。セッケン水で濡れた表面に書くわけだから、水性ペンはもちろん使い物にならない。
これを読むと、「何でセッケン水なら気泡が出て、水の中だと出ないんだ?」と疑問をお持ちになった方もいらっしゃるかと思うが、聞けば納得の簡単な理屈。水の中だと水圧がかかるので、針の先でつついたような小さな穴だと空気が漏れてこないというのがまず最初の理由。二つ目は、水の中では体重をかけて十分な圧力を加えるのが難しいという単純な理屈。
逆に、水の中で盛大にブクブクと泡が出るような穴の場合は、わざわざ水の中に入れなくても空気漏れの音が聞こえたり、肌で空気漏れを感じることが出来るはず。
というわけで、五感で穴が見つけられないときは、セッケン水を使って体重をかけるべし。
ちなみに僕の場合、過去何度パンク修理したか思い出せないのだが、この「水の中でも見つけられるレヴェルのパンク」は一回こっきりで、後はすべてセッケン水を使わないと見つけらず、見つけたあとも印をつけておかないとすぐに場所が分からなくなるような微細な穴ばかりだった。そんな小さな穴でも、寝てれば2、3時間で十分ペチャンコになってくれるのである。
■穴が見つかったらいよいよパンク修理。やり方はリペアキット付属の説明書に従えば良い。難しいことは何もないし、道具もフィールドで調達できるものばかり。平らな場所を探すのが一番難しいかもしれないが、まぁなんとかなるだろう。
しかし注意事項はある。まず加熱だが、これは説明より若干長めの方がいいようだ。特に室内ではなく、実際にフィールドで修理するときは絶対に長めの方が安全。
あとパッチの形だが、自転車のパンク同様、貼り付けるパッチは角を丸く切り抜いておくべし。ごうちゃんがやってるように四角い角を残したまま貼ると、使っているうちに角の部分からはがれてくるオソレが大きい。これがサーマレストの修理に限らず、ガムテープにしても絆創膏にしても、テープ状のものを何かに貼り付けるときの基本。
ま、セッケン水でなきゃ見つけられないようなパンク(つまりほとんどの場合)は、パッチを使わずにホットボンド(修理用糊)を塗りこむだけでふさがっちゃうんだけどね。
最後にホットボンドの量だが、「ケチらないこと」が大切。はみ出しは拭き取ればいいが、足りなくてパッチが完全に接着されていないと目も当てられない。
■最後にリペアキットそのものだが、僕の経験だと4年くらいたつと、ホットボンドが開封しなくてもだんだん固まり始めるようだ。こうなると加熱してもうまく柔らかくなってくれず、修理に手間取るし、はみ出しがキレイに拭き取れない上に厚ぼったくなりがちで、仕上がりもいまいち。触ってみて固くなり始めてたら、交換した方が良いだろう。
■ちなみにアウトドアグッズには、往々にして「ウソの評判」がついて回るものだが、サーマレストの場合は「サーマレストはパンクしても寝られる」というのがそれだ。試してみればすぐに分かるが、ペチャンコのサーマレストは、「ないよりはマシなのかもしれないなぁ」程度の代物で、決して「使える」というレヴェルではない。
例外は、超分厚いラクジュアリーなモデルを使っている場合と、僕のようにパンクしても我慢して寝るのに慣れてる場合。
慣れてる僕の口からもう一度言う。パンクしたサーマレストは「使えない」。フィールドに出るときはリペアキットはお忘れなく。
おっと、そういえばホットボンド全部使い切ってたんだ。買っておかなきゃな。
-------------------------------
-------------------------------
■「役に立った」という方は
を、「役に立たなかった」という方は
を、「何の話だろう?」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/2078

