April 6, 2005
ヴォランティア・ガイド、その数なんと27,000人!?
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。風おだやか。(高)20度、(低)9度。
[海洋気象] (エイベル)
変風10ノット、午後一時北東に変わる。海峡おだやか。
その後12時間:北部では北西15ノットに。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 01:28 AM 1.1 m High 07:48 AM 3.8 m
Low 01:52 PM 0.9 m High 08:17 PM 3.7 m

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■朝は猛烈に寒い。出社してからも準備中は寒くて寒くて。でも日が高くなれば暑くなる。いかにも秋だ。
ベタ凪快晴、カヤッキング日和。 sbh 8 / mara - split apple - mara
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■極々私的なメモ。
昨夜、レンタル・ヴィデオ屋で借りてきた『The Land Befor Time』という恐竜のアニメ(ルーカス&スピルバーグらしい)を観ていた愛娘、主人公の少年恐竜が母親と別れてしまった場面で、ボロボロともらい泣きを始めた。
そっか、二歳児っていうのは、もうそんなに情緒豊かなのか。知らなかった。
と思ったのだが、よく考えると二週間ほど前に、ヤツは町中で家人とはぐれて迷子になったんだった。あの経験がよみがえっただけかもしれない(笑)
ともかく、悲しい場面を見てボロボロと涙を流す幼児って、親が見るとたまらなく可愛らしいのであった。
あ、クライマックスでまた泣きじゃくっている。可愛い。なるほど、結局お母さんとは死に別れてたのね。それで悲しくなったか。
ん? それだけ泣きじゃくっておいて、同じのもう一回観たいの? ありゃま。感動しちゃったのね。へぇぇ。
と、立派な成長ぶりを見せてくれるかと思うと、油断するとバカなことも覚えるからガキは油断がならん。彼女はここ数日、自分の乳首を触って、「きゃぁ、やめてぇ」と身体をくねらせて喜ぶことを覚えた。一人でヒマになったときなどにやっているらしく、遠くの部屋からそういう声が聞こえてくることがしばしば。あ、今もTV見ながらやってる。やっぱりアホだ。
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■大反響をいただいてしまった「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉」、「同〈後編〉」だが、昨日Miyaさんから「〈前編〉」のコメント欄にタイムリーな情報が寄せられた。
すでにお聴きになった方も多いと思うが、残り時間の少ない期間限定ネタなのでここに改めて採録。
大阪毎日放送のABCラジオのサイト。このページの中ほどの「週イチ更新の番組」の最後に「ニュース探偵局」という番組がある。4月1日放送分が「観光ボランティアについて、お話をうかがいました。」という特集。次回更新までに間に合えば、是非ともご一聴いただきたい。あと数日は聴けるはず。
■紹介してくださったMiyaさんは、コメント欄でこうおっしゃった(一部のみ引用)。
聴いた感じでは、ボランティアの動機は・・・・定年後の余暇の使い道、って言うのが一番大きいように感じました。
それに対する僕の返信(同じく一部のみ)。
確かにおっしゃるとおり、「引退後のヒマツブシ」ということが、恥も隠しもせずに語られていました。「応募してきた人、ほとんどを採用」
「平均年齢約63歳」
「知識はテストもしないので、自主的な学習範囲内」
「研修はわずか12回」
「時間厳守」など、やっぱり僕らが聞くと、素人さんの「ガイドごっこ遊び」にしか聞こえないです。
安全性だとか、顧客満足とかに関する話は一切なく、すべて会の内部、ボランティア間の話に終始し、完全に「お客様不在の自己満足」という、上記駄文の中で指摘したことが、いかんなく語られていて、あらためてガッカリいたしました(^^;
■お聴きになった方にはいわずもがなだが、この番組はアナウンサーがゲストの観光ヴォランティア・ガイドさんを相手にインタヴューするという形式で、24分を超える時間をかけて「観光ヴォランティア・ガイドとは?」ということが紹介されていく。
しかし、そんなに長いインタヴューにも関わらず、プロ・ガイドなら避けて通れるはずのない「顧客満足」の話は一切出てこなかった。「自己満足」の話に終始したと感じたのは、僕だけではないと思う。
「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?〈前編〉」で論じた「プロ・ガイド=顧客満足」、「ヴォランティア=自己満足」という対比が非常に良く現れた例だと思う。
ちなみに個人的に一番インパクトがあったのは、特に気をつけている点として、
「お客様を待たせるのはもってのほかなので、集合も終了も時間厳守。これを心がけています。」
が挙げられた点。このときは、危うくPCの前で椅子から転げ落ちそうになった。
これと同じことを僕がラジオで喋ったとしたら、スゴイだろな。
「Ryuさんは、お仕事される上で、どういうことに一番気をつけていらっしゃいますか?」
「はぁ、僕は寝坊なんで、遅刻だけはしないように心がけてます。あとお客様がバスに乗り遅れたら大変なんで、ちゃんと間に合うように帰ってくることも大事ですね」
ワハハ、こりゃかなり悪質なギャグだ(爆)
後から同業者連中から、笑ってもらえるか、それとも「ハズカシイこと抜かすな!」とドツカれるか、ちょっと微妙な線だな、こりゃ(^^;
アマチュアのヴォランティア・ガイドさんには、そういう「常識以前」の話をとりたててラジオで語ることが「恥ずかしい」という意識さえない。つまり、ガイディングなんぞ「時間厳守」してれば、それ以外はは取るに足らぬことだと思ってらっしゃるのか?
ヤレヤレヤレヤレ、僕らが血が出るほど苦しんで取り組んでいる業務、ずいぶんとなめられたことだこと……。
■ともかく、Miyaさんのご指摘通り、僕自身もこの番組のインタビューを聴いて、全体としては「隠居の暇つぶし」という印象を受けた。
暇つぶしとしては、「ガイディング」はそりゃ面白い知的遊戯だろうと思う。適度に身体も使うので、健康維持にもピッタリに違いない。
でもねぇ、そりゃ単に「ガイディングごっこ遊び」であって、「ホントのガイディング」とは別。要するに、奇しくも僕が「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?」で論じた「ヴォランティアにガイドは出来ない」ということを、この番組は見事に裏付けてくれた形になってしまったわけである。
ま、これは別に驚くにはあたらない。僕にとっては、期待以上でも以下でもなかった。
■しかし、一つだけ自分の認識が思いっきり甘かったことを痛感させられたことがある。
件のガイド氏の所属するNPOのサイトはこちら↓
驚いたことに、これと同様の団体が日本になんと約1,000も存在し、所属ガイド数は驚くことなかれ、27,000人に達するというのである。こりゃビックリした。
それだけの数の団体があるということは、つまりヴォランティア・ガイド団体がハッキリとした意思を持って、日々成長しているということを意味する。
これでは、僕の主張の通り、いくら業界側がヴォランティアを使わないようにしたところで、全く追いつかない。ヴォランティア・ガイドがヴォランティア・ガイドを生み、どんどん自己増殖してしまっているのである。
さらにはこうした団体間の全国大会まであるというではないか。そういう意味では、プロ業界よりも完全に先を行っている!
その結果が、27,000人という数だ。これからはますます加速度的に増えるだろう。
それに対するプロの側だが、添乗員、バスガイド、アウトドアガイドなど、それで収入を得ている広い意味での「プロ・ガイド」が、日本にどれくらいいらっしゃるのか、僕は知らない。
ただ、27,000人という数を無視できるほど、圧倒的な数のプロがいるわけではないだろう事は、容易に想像できる。言いかえれば、「全ガイド」のうち「ヴォランティアの占める割合」は、猛烈に高いはずなのだ。
そして「只働きでけっこう」というヴォランティアは、業界の風向きとは無縁に増え続け、無料ゆえに順調に仕事もこなし続けるだろうが、ツーリズム業界不振の昨今、プロはなかなか増えないだろう。つまり、ガイド数の上でも、仕事量の上でも、ヴォランティア率は高まる一方だと思っておいた方が良い。
ツーリズム先進国では、絶対にありえない話だ。正直言って大ショックを受けた。知らなかった僕が悪いのだけど。
■ここまでヴォランティア・ガイドが多いと、さすがに僕も落ち着いてはいられない。
具体的な問題点は、二つ。
その一。
「尊い」と自他共に考えられている「ヴォランティア」を相手にこんなことを言うバカは僕くらいのものなのだろうが、言葉遣いに問題があることを承知の上であえて言えば、これは要するに「営業妨害」に他ならない。
プロの営業を邪魔すれば、彼らが食えなくて苦しむのはもちろんのこと、サーヴィス業全体のレヴェルアップを阻むことにもなるという側面もあることに留意したい。
世界各国で「ツーリズムは宝の山、金の卵」ととらえられ、ツーリズム発展が図られているのだが、無料ツアーばかりを増やして、どんどんレヴェルを落としている日本は、どうなるのだ???
その二。
このまま順調にヴォランティア・ガイドが増え続ければ、そのうち間違いなく僕らのところにも進出してくる。つまり、平均年齢60歳を超え、12日間しか研修を受けていない「ヴォランティア・シーカヤック・ガイド」が続々誕生してくる可能性があるということだ。
そういうシーカヤック・ツアー会社が実際に存在するという話はまだ聞いていない。しかし、トレッキングはすでにあるだろう。湖や川でのカヌーのガイドもおそらくいるのではないか?
これが何を意味するかは、拙ブログの読者諸氏には、わざわざご説明するまでもないだろう。
もちろんこの二点以外に、安全基準の問題や、低レヴェルなサーヴィスによるサーヴィス業全体のレヴェルを沈下させる恐れもあるが、これは以前「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?」で論じたので繰り返さない。
■この辺のこと、当のヴォランティア・ガイドさんたちは、どうお考えなのだろう? 気になる。
よし、一つ公開質問状と行こう。
27,000人のヴォランティア・ガイドさんたちに、若輩者のガイドからいくつかお伺いしたいことがございます。以下の項目についてどう思われるか、お教えいただけませんでしょうか?
- あなた方の活動が、プロ・ガイドの生活を脅かしているかもしれないということを、考えたことはおありですか?
- あなた方の活動が、プロ・ガイドから仕事を奪うことによって彼らの成長を阻み、それがツーリズム全体、ひいてはサーヴィス業全体のレヴェルアップを邪魔していることを、どのようにお考えですか?
- 消費者に「ガイディングは無料」という先入観を植え付けてしまっている弊害は、日本経済全体にも少なからず影響を及ぼす可能性がありますが、この点についてはどのように責任を取るおつもりでしょうか?
- 今回西表で悲惨な事故が起こりました。プロでさえあのような大事故を起こしてしまうという事実を、アマチュア・ヴォランティア・ガイドの皆さんは、ご自分たちの技術と照らし合わせて、どのようにお感じになるでしょうか? あるいは、あの事故をご自身のお仕事の安全対策に活かすにあたって、どのように分析なさったでしょうか?
■資源が枯渇し始め、汚染が深刻になっている現在、大量生産、大量消費に依存しない「ツーリズム」という産業は、地球全体で考えても非常に大きな意味を持ってきている。それを「隠居の暇つぶし」のために、叩き潰してしまっていいものだろうか?
他にヴォランティアの活躍の場がないというのなら、僕もここまで言わない。しかし以前論じた通り、ヴォランティアが威力を発揮する場面は他にもあるし、ヴォランティアでなければいけないジャンルも少なくない。
聞けば最近の日本では、「引退後はヴォランティア」というのが「社会通念」となりつつあるようで、やらないと肩身が狭かったりもするらしい。
となると「一流校」→「一流会社」→「ヴォランティア」というのが、新たなる「レールに乗った模範的人生」なのかもしれない。
そのこと自体をここで論じるのは不可能なので、これ以上は突っ込まない。
しかし、そういう「引退したらヴォランティアをするに決まってる」という程度の意識で、特に深い考えもなくヴォランティアに手を染める人間が、「これは果たしてヴォランティアに向いている業種なのか? 弊害はないのか?」などのきちんとした考察もないままに、本来ヴォランティアとは相容れない業種に大量流入するとすれば、それは問題だろう。
やはりヴォランティアの方々には、ツーリズムやガイディングからは手を引いていただきたいというのが、プロである僕の本音である。
念のため申しあげるが、僕は「十分に食えているプロ」であり、「すでに峠を越えて下り坂に入った、これ以上レヴェルアップは望めないガイド」でもあり、そもそも「ニュージーランドを職場としている人間」でもある。つまり、日本にヴォランティア・ガイドが多くても少なくても、自分自身には何の影響もない立場だ。
それでもなおこうしてあえて意見を述べているのは、それだけ「放っておけない大きな問題」だと考えているからである。
っつぅか、根本的なところにツッコミを入れるならば、これだけ経済が沈下していて、あらゆる場面で「経済効果」が叫ばれているというのに、こんなに膨大な数の「ヴォランティア・ガイド」の団体、NPOが乱立しているという事実に、そもそも政策的な矛盾を感じる。
しかしここを突っ込み始めると政治問題に言及しなきゃいけなくなるので、今日は止めておく。なんせただでも西表の事故をキッカケに、EPIRBやマリンVHFラジオの件で日本の電波法のことを調べる羽目になってて、最終的にはこれは法改正や法運用の見直しの運動にしなきゃいけなさそうな按配なんだから、さすがにヴォランティア・ガイド団体の政治的側面にまでツッコミを入れる余裕はない。
というわけで、どなたか時間に余裕のある「ヴォランティア」の方いらっしゃいましたら、この件僕の代わりにやっていただけませんか?(笑) これこそヴォランティアの出番だと思うんだけどな。
■これを読んで、
「私は、ガイディングにかけているんだ。私の第二の人生の天職なんだ。これがないとダメなんだ!」
と拳を振り上げていらっしゃる頼もしいヴォランティア・ガイドさんへ。
ならば、この業界に「プロ」として飛び込んできていただきたい。そういう人材ならば、僕だって大歓迎。引退後にヴォランティアでガイディングに目覚めてしまった「遅れてきたプロ」だって、適性をお持ちならば、プロと認めるのに僕はやぶさかではない。ご心配無用、この世界には定年なんぞございません。
ようこそ、こちらの世界へ!
そういう方々が、ボケッとしてるぼんくらガイドや似非プロガイドたちをどんどん駆逐して下さるというのなら、僕はますます大歓迎。プロ同士の競争で、能力のないものが敗れて淘汰されていくのは、まったく健康的なことだと思っているし、業界発展のために不可欠だと思う。言いかえれば、プロの邪魔をするのは他のより優れたプロであるべきだと思っている。僕自身がそういう業界内のまっとうな競争に敗れて駆逐されても、文句は言わない。
ガンバレ、遅れてきた「ヴォランティア出身」のプロガイドたち!
■突然だが、ツーリズムが成功しているこの国の話をする。
ニュージーランドのツーリズムは世界最先端だ。自然や風景の素晴らしさが人気の秘密だが、実はそれだけではない。いや自然や風景だったら、世界にはもっとスゴイところがゴロゴロある。
本当の人気の秘密は、「ホスピタリティ(もてなし)」だ。欧米を始めとする世界中からの旅行者は、もれなくニュージーランド人のホスピタリティ豊かなもてなしに感激し、口をそろえて激賞する。
それは、別にアウトドア・ツーリズムに限らない。宿、バス、インフォメーションセンター、食事処、土産物屋、ありとあらゆる場所で、彼らはキウィ流の温かいもてなしを受けて感動し、そして数年後に再訪する。
これは、そもそもの国民性に由来している。キウィ(ニュージーランド人)という国民は、もともとおそろしいほど人懐っこく、サーヴィス精神旺盛なのだ。
僕も彼らのホスピタリティに感激した人間の一人だ。だから、僕もアウトドア・ガイドを目指した。
ところが今の僕は、勤勉な日本人なら、キウィ流を上回る大和流ホスピタリティを身につけ、世界中の観光客をさらに驚嘆させることが可能だと考えている。いや、キウィを上回る可能性を持っているのは、世界中見回しても日本人以外にない、とさえ信じているのだ。
だからこそ、口を酸っぱくして「プロのガイディング」についてあちこちで語り続けているのである。
しかし、それはプロが日々ホスピタリティとは何ぞやと悩み、研鑽を続ければ、という条件がつく。
ご存知の通り、日本人はシャイで、他人との間に壁を設けがちな民族だ。だから、キウィのように「生まれつきナチュラルにホスピタリティ満点」という人はそう多くない。国土、文化、歴史などの固有の背景によるものだから、そのこと自体がどうこういう問題ではない。単なる事実である。
だがその反面、鍛えればキウィを超えられる人は、たくさんいるのも事実である。実際に、日本のマクドナルドのサーヴィスは、世界でも最高峰だというではないか。他国は知らないが、ニュージーランドと日本のマクドナルドを比べると、確かに日本の方がはるかにサーヴィス・レヴェルが高い。
プロが本気で修練を積めば、ツーリズム業界でもニュージーランドを超える可能性は大いにある。
だが、アマチュア・ヴォランティアが、「ガイドごっこ」をしているだけでは、到底そのレヴェルには追いつけない。
そして、日本の消費者は、そんなアマチュア・ヴォランティア・ガイドの低レヴェルな仕事ぶりを「標準」と考えるようになり、新たにガイドとしてこの業界に飛び込んでくる若きプロたちも、それを「当然のレヴェル」と考えるようになる。
そういう悪循環が定着してしまったら、これは厄介なのだが、実はもうすでに定着してしまっているのかもしれない……。
もったいない話だ。日本人なら、キウィを超えることが出来るはずなのに、これだと差は開く一方だ。
いや、「もったいない」だけではすまない話かもしれない。西表の事故の問題に関しては、軽率な意見を述べることはタブーだと心得ているが、それでもあえてその愚を犯すならば、僕にはあの事故がこの「悪循環」とまったく無縁とは思えないのである。
もちろん本郷氏がヴォランティア・ガイド並みだったなどという暴言を吐いているわけではない。
しかし、27,000人のヴォランティア・ガイドの仕事ぶりが、無意識レヴェルで彼の仕事に何らかの形で悪影響を及ぼしていた可能性は否定できない。個人的には、これは是非とも検証しておく必要があると思っている。
■さて、最後に本論からちょっと外れるが、プロ・ガイドの正直な「つぶやき」を。つまりここから先は、単なる想像である。無責任ではあるが、お許しを。
これまでヴォランティアを排する論を進めてきたが、正直に言えば彼らの「儲け度外視」の仕事は、うらやましいと思うこともあるのだ。
僕らプロ・ガイドも、「ここにもう少しコストをかけられたらなぁ」と考えることは、しょっちゅうあるのである。
極端に言えば、僕らも例えばこんなツアーを夢想することがある。
- お客様4名までの超少人数グループにガイドが2名つく
- さらにグループごとに伴走モーターボートがつき、荷物はすべてモーターボートが運ぶのでカヤックは空荷で軽快。モーターボートは海上では安全確保し、上陸時には先回りしてキャンプ地をセッティングしてお客様の上陸を待つ。もちろん漕ぐのに疲れたお客様はモーターボートに乗り移ることも可能。
- 食事にはテーブルに白いクロス、銀のカトラリーに、地元陶芸家の手によるカラフルな皿を使用。もちろん冷えた地元産のワインがつく。
ところがヴォランティア・ガイドたちは「採算度外視」が基本なので、極端なことを言えばこんなツアーだって彼らにとっては不可能ではないというわけだ。なんとも恐ろしい話だが、儲けや人件費を無視して必要経費(食費や燃料費)だけを請求すればいいのだったら、こういうツアーだって僕らが今やってるワンデイ・ツアーよりもはるかに安く提供できる可能性もあるわけだ(!)
というようなことを考えて、一人腕を組んでうなってしまうのである……。
っつぅか、伝説(笑)の「シーカヤックミーティング in 牛窓」だって、まさにこういう「必要経費だけ請求」かつ「僕らガイド陣は無料奉仕のヴォランティア仕事」だったから、あれだけの反響が得られたのである。
ヴォランティア・ガイドって、オッソロシイねぇ、まったく。「アマチュアにはプロガイドの仕事は出来ない」なんて、安心してると、すぐに足元すくわれる。
■ところで僕は歯に衣着せぬタチだが、「陰口」は嫌いなので、この手の批判文を書く場合には、必ず先方にその旨を連絡することにしている。だから「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?」やこの駄文は、当該ガイドさん所属のNPOさんにもお知らせしようと思ったのだが、サイトを拝見してもメールアドレスの記載がなく、ツアー申し込みもファックスを利用せよとのことだった。僕はファックスを持ってないので、諦めた。
こうした利便性の無視も、いかにもヴォランティアらしいところだと感じた。プロの業者のサイトがこんなに使い勝手が悪ければ、すぐにお飯の食いあげである。
が、「無料」の魅力を選び、痒いところに手の届かぬサーヴィスには目をつぶる消費者も、少なくないのだろう。Miyaさんのおっしゃる通り、「地元のボランティアガイド+NPO法人=安心+タダ」というイメージさえあるのかもしれない。
となると、前項の「恐ろしい想像」がますます現実味を帯びてくるではないか……。ヤだなぁ。
ともあれ、もしお知り合いに、こうした活動をしていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、こういう批判をしている人間もいると言う事を、先方にご紹介頂けると幸いです。そもそも1,000もある団体に、僕一人で告知するのはムリ。
もちろん当方は、ヴォランティア・ガイドやNPOの方々からのお叱りや反論を覚悟の上で執筆しておりますゆえ。
しかし1,000の団体、27,000人の人間に、僕は一人でケンカを売っているのか? まさにドンキホーテの愚行だな。
本音を言えば、アホな業界人、低レヴェルな同業者にケンカを売るのには何のためらいもないが、アマチュアの方、しかも立派な志をお持ちのヴォランティアの方々を相手に苦言を呈するのは、非常に心苦しいのだが……。
■ま、いいや、ドンキホーテはいさぎよく突っ込んで玉砕してこそ華だ。
というわけで、今日の一言。
タダより高いものはない。
ツケは、すでに色んなところに回ってきている、と感じている。
■追記(4月7日)。
コメント欄でHokulea2006さんにご指摘いただいて、自分の舌足らずに気づいた。それに対する僕の返信を、改めてここにも追記の形で転載しておく。コメント欄との重複になるが、ご容赦を。
ご指摘感謝いたします>Hokulea2006さん
Hokulea2006さんのおっしゃる通り、プロのマーケットになりにくい(なりえない)ような、ニッチ・マーケット的な都市観光に関しては、僕もヴォランティア・ガイドの成り立つ余地はあると考えています。
僕自身も、都市部に今回のようなヴォランティア団体があり、ガイドさんたちが活躍していることは存じておりましたし、それに特に問題を感じていませんでした。
それはあくまでも、「商業ツーリズム」がメインにあり、その「ニッチ」をヴォランティアが埋めているという、まさにHokulea2006さんがおっしゃってるような構図だろうと思っていたからです。「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?」で、ヴォランティアを安易に使おうとする業界だけを批判し、ヴォランティア側はむしろ擁護しようという論調で通したのも、こういう現状を考慮していたつもりです。しかし、さすがにこれだけの数が存在し、今後も加速度的に増殖することが容易に予想できることが分かった今、彼らの活動の場がそうした「ニッチ」だけに止まらなくなってくるという恐怖感、危機感が起こり、今回のエントリーを書いた次第です。MMさんのおっしゃる点も、僕の懸念の一つですし、こうした例は今後急激に増える、と考えています。
もちろん、今後も「ニッチ」に関してはヴォランティアさんとの住み分けが可能だと考えています。
ただ、この数を見ると、逆に今はプロ側が、ヴォランティアのニッチ、あるいはオコボレのジャンルでマーケティングをしているような気さえもして来ています。特に都市部ではなく、田舎でのエコツーリズム、グリーンツーリズムでは、ヴォランティアや自治体主導の「無料(に近い)」ツアーも少なくないのが現状です。
奄美などでは、商業カヤックツアーに\1,500なんていう価格がついている場合もあるそうですが、プロのツアーがこんなとんでもないタダのような価格設定をせざるをえない背景に、ヴォランティア・ツアーの影響が存在しているような気がします。Hokulea2006さんのおっしゃるような、理想的、健康的な住み分けに落ち着いてくれることを、切に望みます。
あと、「ガイディングは無料」「サーヴィスは無料」という変な認識が消費者の間に広まらないことも、同時に切に望みます。危機管理面などで、依然としてヴォランティア・ガイディングには色々と問題は残るでしょうが……。都市部の観光ガイディングも、危機管理が難しい商品なんですけどねぇ。
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■ヴォランティア・ガイド反対派は
を、賛成派は
を、「何とかプロとヴォランティアが共存するすべはないのか?」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/871
私はボランティア・ガイドを依頼したことはありませんが、彼らが活動しているのはいわゆる都市観光地であり、そういう場所にこれまで地付きのプロフェッショナル・ガイド産業は成立していなかったのではないでしょうか。日本のプロフェッショナル・ガイド産業は基本的にツアー添乗員・バスガイドであり、これらは大規模なグループを集めて周遊型のツアーをやることで、なんとか採算を合わせてきたと思いますが、この種のツアーに参加する客とボランティア・ガイドを利用する客(私の見聞の範囲では数名のグループ)はそもそも旅のスタイルが違いますから市場は重複しませんし、現状では、ボランティア・ガイドを全て無くしてしまったとしても、プロフェッショナル・ガイド産業が成立するとは思えません。生計が立つほどの市場が無いのです。相手は2人や3人のグループで、泊まっている宿もリーズナブルなクラス。そんな客が、いかに高い能力を備えていても、ガイドに1日2万円出すわけがない。
とすれば、ボランティア・ガイド組織を整備することで観光客の吸引を目指し、飲食店や観光施設に金を落として貰うというシステムは頭から否定するほどではないと思います。
むしろ、数名対象のプロフェッショナル・ガイド産業が狙うべきは客単価の高い富裕層のツーリストでしょうし、そういった層を対象にしたツアープランの商品は、これから開発の余地が多分にあると思います。従来の観光タクシーを越えたものですね。
つまり、ボランティア・ガイドは客単価の安いツーリストへの最低限のケアとして用意し、プロフェッショナル・ガイドは高付加価値商品を本気で開発してきちんとした商売をする。日本のツーリストの階層構造を考えた場合、こういった棲み分けは可能だと思いますが。
恐竜物の定番、The Land Before Time、シリーズで何作も出てますよね。
http://www.landbeforetime.com/
宇宙人もいまだに見てたりします。
ストーリーやキャラクター設定に加えて絵が可愛いので子供が感情移入しやすいんですよね。
で、姫。
>「きゃあ、やめてぇ」
とヨロコンデしまう芸は、一体何所/誰からおそわったんですか???
DNA的には・・・(以下自主規制)。
このヴォランティアとツーリズムの関係をこちらの論調的に見てみると、最近の乳頭山(烏帽子岳)の高齢者パーティーの遭難事件が頭をよぎりますね。
自分が拾い読みした関連情報をはしょってまとめて見ますと、
リーダー格がヒマラヤ登山経験があってしかも乳頭山自体にも十何回だか何十回だかとにかく回数多く登っていると。
しかもこれ以外にも地元ということもあってサブリーダー的な人間も数名いたらしい。
にもかかわらず、
天候が下り坂になるのを予想されていて、しかもペースメーカーが入った高齢者の参加者もいて、42人の大所帯で山に入って持っていったコミュニケーション機器が携帯数台(しかも寒くて最後にはバッテリー切れだったとか)。
しかもその携帯のかかってきた先も家族やグループの事務所的連絡先ばかりで救助機関には直接コンタクトを取ろうとしていなかったらしいと。
こういう層がまさしく今回のテーマ的な観光ヴォランティア・ガイドに最も近いグループですよね。
西表の島渡り1万人という数字にも驚愕しましたが、
2万7千ですか。
溜息・・・
Hokulea2006さん、MMさん、さっそくのコメントありがとうございます。
なんか調子悪くて上手くかけないままにアップしちゃってるんで、今読み返すと自分でも頭抱えてしまうエントリーですが……(^^;
Hokulea2006さんのおっしゃる通り、プロのマーケットになりにくい(なりえない)ような、ニッチ・マーケット的な都市観光に関しては、僕もヴォランティア・ガイドの成り立つ余地はあると考えています。
僕自身も、都市部に今回のようなヴォランティア団体があり、ガイドさんたちが活躍していることは存じておりましたし、それに特に問題を感じていませんでした。
それはあくまでも、「商業ツーリズム」がメインにあり、その「ニッチ」をヴォランティアが埋めているという、まさにHokulea2006さんがおっしゃってるような構図だろうと思っていたからです。
「ツーリズムは、ヴォランティアを必要としているか?」で、ヴォランティアを安易に使おうとする業界だけを批判し、ヴォランティア側はむしろ擁護しようという論調で通したのも、こういう現状を考慮していたつもりです。
しかし、さすがにこれだけの数が存在し、今後も加速度的に増殖することが容易に予想できることが分かった今、彼らの活動の場がそうした「ニッチ」だけに止まらなくなってくるという恐怖感、危機感が起こり、今回のエントリーを書いた次第です。
MMさんのおっしゃる点も、僕の懸念の一つですし、こうした例は今後急激に増える、と考えています。
もちろん、今後も「ニッチ」に関してはヴォランティアさんとの住み分けが可能だと考えています。
ただ、この数を見ると、逆に今はプロ側が、ヴォランティアのニッチ、あるいはオコボレのジャンルでマーケティングをしているような気さえもして来ています。
特に都市部ではなく、田舎でのエコツーリズム、グリーンツーリズムでは、ヴォランティアや自治体主導の「無料(に近い)」ツアーも少なくないのが現状です。
奄美などでは、商業カヤックツアーに\1,500なんていう価格がついている場合もあるそうですが、プロのツアーがこんなとんでもないタダのような価格設定をせざるをえない背景に、ヴォランティア・ツアーの影響が存在しているような気がします。
Hokulea2006さんのおっしゃるような、理想的、健康的な住み分けに落ち着いてくれることを、切に望みます。
あと、「ガイディングは無料」「サーヴィスは無料」という変な認識が消費者の間に広まらないことも、同時に切に望みます。
危機管理面などで、依然としてヴォランティア・ガイディングには色々と問題は残るでしょうが……。
都市部の観光ガイディングも、危機管理が難しい商品なんですけどねぇ。
>MMさん
僕、まだその恐竜アニメ、ちゃんと見てないんですけど、ルーカス&スピルバーグと聞くと、見なきゃと思ってます。
今日当たり見よう、うん、そうしよう。
>一体何所/誰からおそわったんですか???
さぁ?
両親ともそういう連中だから、どっちからかを判定するのは困難かと(笑)
ボランティア・ガイドとプロフェッショナル・ガイドの問題についてはフィールドによってまったく状況が異なっている気がしますから、これ以上はきちんとした社会調査の結果を参照しなければ有効な議論は出来ないのではないでしょうか。
Posted by: Hokulea2006 : April 7, 2005 10:33 AMおっしゃる通り、もっとちゃんと論ずるにはもっとちゃんとしたデータが必要だというのには同感です。
あくまでもこのエントリーは、僕の「懸念」とそれに基づいた「公開質問状」というだけで、議論というレヴェルまで行くシロモノじゃありません。
ただ、アマチュアが山、川、湖、海などの危険なフィールドに進出することに危険性が大きいことは、社会調査の結果を待つまでもありません。
また、「無料ツアー」の存在そのものが、消費者に与えている影響、ひいてはそれがプロのツアー(特に価格設定など)に影響を及ぼしている点も同様かと。
無料ツアーの影響でプロの価格設定が下がるという事は、すなわち危機管理レヴェルが低下することを意味します。
これが「起こっていない」、あるいは「これからも起こる可能性がない」ことが立証されれば僕も安心するのですが、残念ながら立証はできないだろうという予感はあります。
あくまでも「予感」です、「持論」じゃありません(笑)
乳頭山の事故、西表の事故などを見ても思うのですが、ツーリストが観光行為を行う際に生ずるリスクをいかに管理するのかという議論が必要でしょうね、これから本当にツーリズムを国策として振興しようというのであれば。石原慎太郎のクビ大がそれをやれるのかどうかはかなり怪しいでしょうけども。
Posted by: Hokulea2006 : April 7, 2005 2:18 PM今回のエントリー、とても興味深く読ませて頂きました
>ニュージーランド人のホスピタリティ豊かなもてなしに感激
私の場合、まさにそうでした
もう10年以上前ですけどNZを旅した際、どこにいっても
地図を広げれば、
「お前らどこ行くんだ?」
「飯は食ったか?」
「寝る場所あるのか?」
道に迷ったり、困ったりする事はほとんど無かったです。
キャンプ場で食事に誘ってもらったり、坂道をチャリ漕いでたら
馬鹿でかいキャンピングカーに乗せてってもらったり。
和風に言うと「愛すべきお節介主義」っていうのかなぁ~
旅先の心細い時に彼らに救われた事は一度や二度ではありませんでした。
実は旅行の最終日、クライストチャーチの私の安宿に泥棒が入って
パスポートから財布から金品、根こそぎ盗まれたんです。
宿のおばあちゃんとか泣きながら
「この国を嫌いにならないでね」って手を握って謝るんですよね。
悪いのは泥棒なのに・・・
現場に来た警察官は一緒に大使館に行って、
埒のあかない日本人の職員を一喝して、その日のうちに
帰国のための一時渡航書を発行させてくれるし、
航空会社の職員も再発行の効かないはずの航空券を格安で再発行してくれたし。
この国の人達への感謝の気持ちは10年以上経った今も尽きません
>Hokulea 2006さん
>これから本当にツーリズムを国策として振興しようというのであれば
いや、さすが鋭いご指摘。
僕が一番疑問に感じてるのが、ここなんです。
国も各自治体も、こういうことは口にするんですが、実際に本気でツーリズムを振興する気があるように見えないというのが、そもそも根本的な問題に思えてます。
ニュージーランドと比較してみてしまうから、特にそうなんですよね。
もちろん、国民感情のレヴェルでは、ほとんどの人間はツーリズム振興を望んでいないようです。
よそ者が自分たちの土地にやってくるのを、生理的に嫌悪する人が圧倒的に多いようです。
口では「金を落として行って欲しい」と言う人が多いにもかかわらず。
ま、これは裏を返せば、金を落とさないツーリストが今まで多かったがために、よそ者が来るばかりでまったく潤わなかったという事実があるからなんでしょうが。
ま、国民レヴェルの意識はともかく、お上は本当にツーリズム振興する気があるんですかねぇ???
>shuさん
全部盗まれちゃったんですか!?
大変な目にお遭いになりましたねぇ。
当時は、確かにそうやってひどい目にあった外国人に対して「NZを嫌いにならないでくれ」と謝るキウィが多かったようです。
新聞にそうした事件が報道されると、全国からそういう投書が殺到したものだそうです。
盗難事件が、はからずもそういう感謝の気持ちとして残っていらっしゃるというのは、この国の住民としても嬉しいエピソードです。
でも、再訪してくださる場合は、さらに気をつけてくださいね。
治安はますます悪化してます。
10年たった今は、国民の雰囲気も変わってきてまして、もっと殺伐としてます。でも世界的に比較すれば、まだまだキウィのホスピタリティは健在ですが。
でもねぇ、ホントは日本人も、負けず劣らずのホスピタリティ発揮できるはずの民族なんですよね。
一昨年、九州のとある温泉に行ったときも、仲居のオバチャンたちが、キウィなんか足元に及ばないような見事なホスピタリティを発揮してくれて、同じツーリズム業に属する若輩者は、深くうなだれて帰ってきたものです。
世界の殺伐とした空気は、まずアメリカの大統領と取り巻きが変わらない限りは続くでしょう。
あと、小泉政権も対アジア外交の稚拙さは血の気が引くレベルなんですよね。竹島問題にしろ、教科書問題にしろ、一昔前なら自民党で抑え込んでおけたはずなんですが、小泉政権は明らかに対中・対韓・対北朝鮮の外交問題を自らの政治的資源(支持率回復の薬)に使って来たし、それに習って地方の保守政界も安易な排外ナショナリズム刺激を票集めの手っ取り早い手段にしている。特に最悪なのが石原慎太郎ですが、東京を観光都市にすると息巻いて都立大を潰したくせに、一番の上得意になりそうな中韓を挑発しては気勢を上げている。
一言で言えば保守政界が疲労してドーピングに走っているという事なんですが、こういうことをやっていてはツーリズム振興は無理ですね。石原慎太郎の場合は一橋の同窓生のシンクタンクに吹き込まれてツーリズム振興と言っているだけで、あまり真面目にやる気はないようですけど(お客さんを迎える側のゼネラルホストが三国人とかシナ人とかわざわざ相手を怒らせる言い方を好んで使ったり、フランス語は数が数えられないから国際語として失格などと放言しているようではね)。
日本のホスピタリティの潜在能力については、私も同意します。ですが、それも諸外国との友好関係があってこそでしょう。
Posted by: Hokulea2006 : April 8, 2005 12:39 AMおっしゃる通り、結局「国策」としてのツーリズムを論ずると、ここを避けて通れなくなっちゃいますね……。
おっしゃること、いちいちごもっともだと思います。
三国人ウンヌンを平気で口にする国が、一方でホスピタリティ云々を語っても、そんな二枚舌ではホントのホスピタリティは発揮できないと思います。
う~ん、エライところにトピックが向いちゃいました(^^;
とりあえず、下々の者としては、米国大統領を始めとする、「この手の政治戦略」の尻馬に乗らないように気をつける、っていうくらいでしょうか。
NZがこういうバカな政策をとりはじめたら、確かにすぐに国は滅びそうだ……。
奄美の\1.500ツアー、しゃれになりません。
写真なんか撮ってたら
「ぐずぐずしてたら放って行くぞ」
と叱られ、
「3番のカヌー早く漕げ」
と叱られ、
ここのツアーに参加した後に海をご案内させて頂いたお客様はカヌー、カヤックのツアーってみんなあんな感じなんだと思ってたと言われて結構ショックでしたね。
このフィールドでの料金設定は\1.500が基準になってしまってて、何でも良いからとにかく数を回せというやり方が定着してしまってます。
いつか事故が起こるのではないかと心配せずにはおれません。
Posted by: ごう : April 13, 2005 10:24 PMこの話、以前聞いて怒りで目の前が暗くなったけど、今回そんなツアーが\1,500と聞いて、再度目の前が暗くなりました。
ヴォランティア・ツーリズムまがいの低価格設定で、クソ似非ガイドが担当するとなると、もうこりゃ何もいう事がありません。
そんなものがまかり通り、消費者がそれを許している以上、事故もも防げねぇよなぁ。
もうこうなると、誰が悪いのやら、もう僕にはさっぱり分からん。
Posted by: Ryu : April 13, 2005 10:50 PMまさしく、ヴォランティア・ガイドさんたちの方が、ちゃんとしっかりした仕事をされるはずです。
こういうクソ似非ガイド連中に比べれば。
似非ガイドの問題と、ヴォランティア・ガイドの問題は、根本的に別だと思っていますし、残念ながら似非ガイドの中には、ヴォランティア・ガイドの足元に及ばないようなクソも少なくないのが事実です。
しかし、サーヴィス業、しかも命のかかるアドヴェンチャー・ツーリズムにおいて、粗悪品薄利多売合戦が行われるとは……。
もう知らん、そういうアホ連中や、それを許す消費者のことは、もう考えるのやめた。
分析しても論考しても始まらん。
そういうのは、まとめて駆逐することだけ考えよう。
ごうちゃん、ガンバレ。
駆除しろ>粗悪品薄利多売業者

