March 07, 2005
《 自由テーマ 》 愛読書。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
次第に晴れる。北風おさまる。最高気温23度、最低気温15度。
[海洋気象] (エイベル)
南西15ノット、セパレーションポイントより北では25ノット。夕方、来た10ノット(ただし北部では南西15ノット)に変わる。北部の海況は荒いが、次第におちつく。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 01:26 AM 1.4 m High 08:07 AM 3.4 m
Low 02:09 PM 1.2 m High 08:28 PM 3.4 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■朝から気持ちの良い秋晴れ。一瞬南西の気圧配置になっているので、乾いた涼しい風が入り、昨日とうって変わって大変爽やか。昨日も今日も、予報よりずっとおだやかな天候になってよかった。
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■極々私的なメモ、其の壱
愛娘が昨夜より8度以上の熱を出している。昨日のリヴァーサイド・コミュニティ・フェスティヴァルで熱中症になったのかと思っていたが、今日になっても熱がひかないところをみると、風邪か?
あ、今昼寝から起きてきた。ちょっと熱おさまってきたな、よかった。
■極々私的なメモ、其の弐。
我が家は上水道がなく、地下水をポンプでくみ上げているのだが、昨日の午後ポンプが崩御。慌てて十数リットルの水を確保し、夜は節水モードに。
こういう事態が起こると、いやに張り切る我々夫婦。なぜか「食糧不足」とか「停電」とか「給水制限」とかになると、「待ってました!」とばかりに目が輝く。やっぱり根っからの野人なんだろうか?
本日は朝から水道工事屋がやってきてくれたので、無事水道が使えるようになった。
しかし水洗トイレってのはホントに不便。場所的に許可が出るかどうかわからんけど、もし可能ならば新築する家は、コンポストトイレにしたい。
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■以前もどこかに書いたが、僕は相当な活字中毒だ。ただし基本的には肩の凝らないB級エンターテイメントを寝床にひっくり返って読み、そのまま昼寝してしまうというのが一番好きなので、「読書家でござい」などとは口が裂けてもいえない。名作だの専門書だのよりも、三文小説が好みなのである(笑)
昨年7月29日のエントリーで、中島らも大兄追悼文の中で書いたように、そのときそのときで好きな著者っていうのは変動するんだけど、ここ15年20年常にトップ10から不動の作家が何人かいる。中島らも大兄がその中の一人という事はすでに書いたが、半村良師匠もまた常にお気に入りである。
■半村良。ご存知の通り伝奇SFの大巨匠でありながら、また下町人情モノや江戸モノも多く手がけた「エンターテイメントの百貨店」のような小説家。自らを「ウソ屋」を称し、腹にもたれない娯楽を追及したエライ人。下手に「ブンガク」「ゲージュツ」などを標榜しなかった心意気が、なんとも粋なのである。巨匠になっても、最後の最後まで「貧乏人の視線」「庶民の視点」から反骨心と情緒あふれるお話をつむぎ続けた姿勢が好きだ。そういえば、物書きになる以前にいろんな職業を転々としていらっしゃったというところにも、勝手ながらシンパシーを抱いてしまう(笑)。
あ、そういえば三日前の3月4日が命日だった! ちょいと失礼して合掌。
学生時代から物書きの端くれの末席を汚すようになった今に至るまでずっと師の作品を読み続けているが、今さらながらその「巧さ」には舌を巻く。こんなに文章の達者な人、そうそういない。
好きな半村作品トップ10を挙げろといわれるといささか困る。何日かかっても選びきれないかもしれない。
が、一つだけといわれると、これは簡単。もうこれしかない。
つい先週も読み返したばかり。おそらく年に一度は読み返しているはずなので、かれこれ15回以上は通読していると思うが、まったく飽きないどころか、毎回「これ以上の傑作小説はない!」と思ってしまう。毎回毎回、下巻の残りページが少なくなってくると切なくなってしまうほど、読んでいてドップリとその世界に浸かるのが楽しい。
細かいところを見れば、長期連載ゆえにお話のつじつまが微妙に破綻していたり、張った筈の伏線がそのまんまになったりというアラは彼方此方に見受けられる。でもそれがどうしたってなもんで、作品の質には何らマイナスとなっていない。そもそもプロットにまったく破綻のない話なんて、堅苦しくてかえって面白くないことが多かったりするんだよな、ウン。
10年程前にはNHKで阿部寛主演でドラマ化もされたのでご存知の方も多いかもしれないが、内容はご存知天保六花撰の登場人物に、半村師の作り上げた主人公碑夜十郎がからむ講談風の人情時代劇。戦国時代に自衛隊を送り込んでしまう師のこと、碑夜十郎も実は昭和からのタイムトラヴェラーだというSFも混ぜてあるが、そこで妙に白々しい感じにさせるどころか、かえって見事な人情大活劇を仕立ててしまうところが、見事な名人芸。実に巧い。こういうの、僕には一生かかってもムリだろな。悔しい。
余談だが『戦国自衛隊』だって、設定だけ聞けば失笑モノだが、実際に作品を読んでみると中編ながらグイグイと引き込まれてしまうのだから、まったくあの半村マジックっていうのは油断がならん。
ま、『戦国自衛隊』はさておき、『講談 碑夜十郎』は僕がもっとも好きな小説である。思えば僕がいろんな小説を読み漁っているのも、これを超えるワクワク作品に出会ってみたいと思っているからなのかもしれない。
幸か不幸か、僕にとってはいまだにこれがNo.1なのだけど。
■ちなみにNHKドラマ版の方、最初の数回は原作に非常に忠実だった上にキャスティングがお見事(河内山宗俊に石坂浩二を持ってきたのには驚いたが、そのハマリぶりには二度驚いた)だった上に、時代劇のBGMにウェザーリポートやチックコリアなどのクロスオーヴァー(初期のエレクトリック・ジャズ)を持ってくるという半村師がにやりとしそうな掟破りをやってくれてて素晴らしかった。
大好きな小説や漫画の映像化っていうのは、自分の頭の中のイメージとはギャップが大きすぎて、がっかりさせられるのが普通。僕も数限りなくそういう体験をしているが、このNHKドラマ版は素直に拍手モノであった。夜十郎が剣を振るうバックに、アル・ディ・メオラやジャコ・パストリアスが流れてたりするんだもん、卑怯なり。
が、それも数回のこと。途中からシナリオが原作を離れ、半村節とは程遠いなんだか陰鬱なストーリーになっていってしまったので、見なくなってしまった。何で最後まで原作に忠実に作らなかったんだろうなぁ。まったく惜しい。
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■半村良ファンは
を、中島らも派は
を、僕のような「二人とも好き」という方は両方をクリックしておいて下さい。
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戦国自衛隊は今年リメイクされ、公開ですね。
http://www.sengoku1549.com/pc/
今回は「亡国のイージス」「終戦のローレライ」(この三作共今年映画化!)を書いた
福井氏が原作を書かれているとかで。
氏の小説はどれも面白いですから楽しみです。
そして、悔しいです。同じ年の奴がこんなに頑張っているのに俺はナニやってるんだろう、なんて。
え! リメイクなんですか!
全然存じませんでしたぁ!!!
ビックリ。
へぇ、キャストもけっこう豪華。
NHK版碑夜十郎と違って、最初の千葉真一主演の戦国自衛隊はいまいちだったから、今回のに期待。
とはいえ、原作は新たに書き起こしてるんですね。
むしろその方が良いかも。
福井晴敏氏って、そんなに若いんですか。
知らなかった。
ちゃんと読んだことなかったです。
よし、今度は福井氏作品を読むぞ。
>同じ年の奴がこんなに頑張っているのに俺はナニやってるんだろう
僕はね、浪人中にこのセリフばっかりつぶやいてました。
とんでもない契約金をもらって鳴り物入りでプロ入りした桑田、清原を眺めつつ、アハハ。
あ、主演の江口洋介って、同い年じゃん。
もっとあっちの方が年上かと思ってた。
でも、年ごまかしてんだろな。
鈴木京香は、オバチャンになっちゃってるなぁ。
これで一つ年下???
あ、そういや彼女、東京で働いてるときに、けっこうてこずらされた厄介なお客様だったんだっけ……。
すっかり忘れてたな。
ブツブツブツ……(独り言モード)



