January 21, 2005
デカイ貝殻。
■【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ、高曇り。シーブリーズ。最高気温22度、最低気温13度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北では北西20ノット。その他は変風10ノット、午後に北東15ノットに変わる。北部の海況はやや荒い。
[潮汐表] (ネルソン)
Low 01:15 AM 1.6 m High 07:55 AM 3.2 m
Low 01:59 PM 1.5 m High 07:48 PM 3.2 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ほぼ予報通り。いい天気。水の透明度は昨日よりもさらに回復し、またもや真夏としては異例のレヴェルになってきた。
本日は、サリドマイド症なのだろうか、右腕の前腕部が極端に短く(数cm)、指も三本しかないお客様が混じっていた。身体障害者のお客様がいらっしゃる場合は、事前に知らされるはずなので、このお客様はブッキングの時に何も告げないで普通に予約してしまったものと思われる。
こういう方は、体力や運動に自信があるのだ。だからこの方は女性だったにもかかわらず、本人の希望通りパートナーも女性にした。この艇、少々遅かったものの、一番遅かったわけでもないし、最後まで「疲れた、疲れた」とブーブー言いつつも二人とも元気に漕いでいたし、昼飯のときなんて泳ぎまくってたからどこが疲れてたんだか(笑)
ところで、今日は失せ物壊れ物の日だった。
まず昼食時に日本人のお客様が、中華鍋のガラス製のふたを岩の上に落として粉々にしてしまった。僕は食事中だったのだが、ほうっておくわけに行かないので40分かけて掃除(もちろん岩やビーチを完全にキレイにするのはムリなので、会社に帰ってから危険箇所指定してもらうようにした)。
次に、セーリング中に自分のパドルを紛失。たまたま珍しいことに自前のパドルではなく、同型の会社のパドルを使っていたので、自分自身にはダメージがなかったのだが、武士の刀に相当するパドルを失くしてしまったという事に対して、精神的なダメージが大きい。セーリング中に自分のパドルを紛失するガイドは少なくないので「パドルを失くした」っていうと、「あぁ、セーリング中だろ?」ってきかれてしまうほどなんだけど、そんなの慰めにならん。大反省。
というわけで、飯はちゃんと食えないわ、パドル失くして落ち込むわ、どうもイカン。 hop 8
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■またもや今月18日のエントリーの続き。一日のネタで引っ張る引っ張る。
ホントは18日に取り上げた「17日のご近所アウトドア」ではなく、その前日の下見のときの写真なのだが、まぁいいや、続きという事にしておこう。
ともかく、場所は18日にご紹介した近所のビーチ。
愛娘が持っている貝にご注目。


デカイ貝だ。初めて見る方も少なくないと思うが、日本にも親戚がいる。
日本ではタイラギと呼ばれる。学名はAtrina pectinata。
こっちのは亜種で、英名ホースマッスル(Horse mussel)、学名はAtrina pectinata zelandica。確かに少ぉ~し雰囲気が違う。こっちのホースマッスルの方が黒っぽくて精悍だし、形も若干スマート。粋だねぇ。
この学名見ると、タイラギの学名の後ろに「zelandica」ってのがくっついてるだけ。なら和名はどうせ「ニュージーランド・タイラギ」とかなんとかなんじゃないのかなぁ? 当たらずとも遠からずっていう気がする。
ちなみに「マッスル」というのは「ムール貝」の英語。「ムール」ってのはフランス語。
■貝の詳しい情報はは、ご存知「微小貝」でごらんいただこう。
■この貝、このエリアでは嵐で海が大荒れになった後、ビーチに殻がビッシリと打ち上げられる。ビーチが臭くなるので、国立公園内では嫌われていたりする。
ところが、ジャパンではタイラギ(Atrina pectinata)の貝柱を食うらしい。なら、ホースマッスル(Atrina pectinata zelandica)の貝柱も絶対食えるよなぁ。
◇「ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑 タイラギ、クロタイラギ」
実は、五、六年前に一度だけ、仕事中に生きたホースマッスルをビーチで見つけたことがある。上の写真で娘が持ってるのよりも大きな、40cm級のヤツだったんだけど、中の身のデカさにビビッて、思わず目をそむけた。
当時は食えるなんて知らなかったんだよねぇ……。食えると知って以来、まだ一度も生きたものにお目にかかっていない。
くっそぉ。次回めっけたら、タダじゃおかねぇからな、貝柱キュッと引き締めて覚悟しときやがれ!>ホースマッスル
■関連過去ログ【ビーチコーミング】
◎今日の収穫。 (2004年5月8日)
◎ビーチコーミングといえば (2004年5月15日)
◎指が痛い。 (2004年7月3日)
◎原始的な計測器。 (2004年7月7日)
◎僕には研げないナイフの話。 (2004年7月14日)
◎ペッタンコのウニ。 (2004年11月10日)
■追記(1月23日)。
tsuboさんからコメント欄でフォローをちょうだいした。せっかくなので本文の方に追記。
ホースマッスルは日本のタイラギの亜種ではなく,別亜種になります。
すなわち,双方とも種タイラギ(Atrina pectinata) に属する亜種であり,ホースマッスルの学名をAtrina pectinata zelandicaと表示するならば,日本のタイラギの学名はAtrina pectinata pectinataとするのがよいでしょう。
なぁるほど、ありがとうございます、勉強になりました。今後も変なこと書いてたら、ご教授お願いできればと存じますm(..)m
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■「え、こんな貝、知らなかった!」と思った方は
を、「え、こんな貝も知らなかったの?」と思った方は
を、「とにかく食ってみたい」と思った方は両方をクリックしておいて下さい。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/428
私は岡山に来て一度だけ食べたことがあります。
(調査標本として持ち帰ったものなんですけど)
歯ごたえがよく,かすかに甘みがあっておいしかったですよ。
瀬戸内出身のRyuさんが食べたこと無いとはちょっとビッックリです。
高級食材のようで,大きいなものは一つで千円以上するみたいですね。
ホースマッスルが食べられるのなら,
Ryuさん大儲けのチャンスかもしれませんよ(笑)。
ついでに,
重箱の隅をつつくような話しを一つ。
ホースマッスルは日本のタイラギの亜種ではなく,別亜種になります。
すなわち,双方とも種タイラギ(Atrina pectinata) に属する亜種であり,ホースマッスルの学名をAtrina pectinata zelandicaと表示するならば,日本のタイラギの学名はAtrina pectinata pectinataとするのがよいでしょう。
ほぉぉぉぉ!!!
勉強になりましたぁ。
こりゃ本文に追記を入れておかねば。
ありがとうございました。
こりゃますます食ってみて、日本のタイラギと味を比べてみないといかんな。
もしタイラギより美味かったら、大儲けのチャンス?
ムフフフ、引退後の仕事は決まったな。
って、潜るのかよ、もっときつい仕事じゃん(笑)

