December 15, 2004
愛用の○○○○ナイフ。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
雨、次第に強くなる。北風。最高気温19度、最低気温11度。
[海洋気象] (エイベル)
西15ノット、午前中に北に変わり、セパレーションポイントより北では夕方に25ノットにあがる。北部の海況は荒くなる。視界は良好。
[潮汐表] (ネルソン)
High 12:35 AM 4.1 m Low 06:46 AM 0.6 m
High 12:58 PM 4.4 m Low 07:00 PM 0.7 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 予報では午前中から崩れる可能性があったんだけど、ツアー終了まではなんとか降らずにもってくれた。昼間には一瞬晴れ間がのぞいたこともあったし、北風もシーブリーズ程度の風力で良いセーリングが出来たし、久しぶりになかなか良いカヤッキングになった、ウン。 seal 7
■ 元同僚が今朝亡くなった。癌だったとか。昨年町でたまたまあったとき、おそろしくやせてて何か病気じゃないかと思ったのだが、やっぱりそうだったのか。年は僕よりほんの少し上。冥福を祈る。合唱。
しかし、これにはメゲた。
-------------------------------
■ 日本にいたときは葡萄酒などはほとんど縁がなかったのだが、流れ着いたのがワインの名産地。値段も手ごろだし地元贔屓気分もあるし、何より気候にピッタリで美味しいので、今はよく飲んでいる。
ビールってのは極めてカジュアルな酒。美味い飲み方の横綱は「汗をかいた後」だったりする、非常に分かりやすいシロモノだ。呑み方だって、カンからそのままってのもありだし、グラスを使うといったって、ビールグラス一個に何万円もかける人は珍しい。
対するワインってのは、もっともっと「嗜好品度」が高い。だいたい嗜好品って言うものは、そのモノずばりもさることながら、脇を固める小道具が重要だったりするもんだ。ワインの場合だって、グラス、オープナーは言うに及ばず、ツマミ、音楽、照明なんかも気になったりするんだから、改めてビールと比べると「同じ酒」とくくってしまうのがはばかられるような気さえする。
いや、「ちょっと待った! ビールだって同じくらいこだわってだなぁ(云々)」とおっしゃる方もいらっしゃるとは思うんだけど、あくまでも一般論だからね、とりあえず目くじら立てないでおくんなまし。なんせここは単なるマクラなんで、こんなとこで異論唱えられたら本題に入れなくなっちゃう。
ちなみに僕がもし「ビールかワインか、どっちかを選べ。以後、一生選んだ方しか呑めない」って言われたら、きっと僕はビールを選んじゃう。
で、「ラガーとエールだったらどっちだ?」と問われれば、迷わずエールだ。
ん? 何の話だったっけ?
■ ともかく話を戻すと、ワインは嗜好品度が高いのである。よって小道具にもつい凝ってしまいたくなるものなのである。
つい先日も、面白いグラスを見つけた。ワイングラスっていうのは、だいたいツルンとしているものだ。模様が入っているにしても、たいてい外側にちょっとだけってのが普通。
ところがそのグラスは、内側に一本りっぱな突起が走っているのだ。中で酒を回すと、この突起のせいで香りが立つというんだね。同じ作りのブランデーグラスもあって、なるほどと思ったのだけど、いささか良いお値段でシーカヤックガイド風情にはちょいと手を出しづらいシロモノだった。もうちょっと稼がないとイカン。
■ ってなわけで、まだグラスは「これだ」ってのを持ってないのだけど、オープナーはかなり気に入っているのがあるので、それを紹介してみよう。
とはいっても、ワインを呑みながら眺めたり撫で回すようなシロモノではない。『aki's STOCKTAKING』で紹介されていたものほど精巧で凝ったメカニズムではないし、高価なものでもない。
むしろ見た目は非常に安っぽく、実際に値段も非常に安いので、愛撫に堪えるような逸品とは程遠い。
でも「気持ちよくコルクが抜ける」という一点に関してはなかなかのツワモノ。しかも見た目ではそれを感じさせないシンプルなアイディアとクセモノぶりが、天邪鬼な僕のお気に入り。
安価で見た目がショボくて、でも実用的っていうところが、愛用している地下足袋とか手拭いとかの実用一点張りの道具に相通ずるところがあって、なんとも良いんだ。こういう潔い道具に、どうも弱いんだよなぁ。
■ さて、前置きはこれくらいにして、その「見た目がショボイが実用的なソムリエナイフ」、略して「ショボ実ちゃん」(「しょぼじつ」じゃなくて「しょぼみ」と読んでください)をご披露いたそう。

いや、だから何の変哲もない、安っぽいオープナーだって言ったじゃん。

いや、開いたって別に何も変わったところはないの。ホント、見ただけじゃ何がスゴイのかワカランのよ、これ。
ピンボケでよくワカラン? スミマセン(^^;

さてさて、んじゃ使ってみよう。モデルは7月19日のエントリーにも書いた、ジェイコブズ・クリーク。地元ワインじゃなくて西島(豪州)モノなんだけど、つい買ってしまうんよねぇ。悔しい。
ま、それはともかく、まずナイフでフォイルをカット。ここでいきなりちょいと小技が光る。オープナーについてるナイフって、ストレートブレイドが多いんだけど、このオープナーのナイフにはセレーションがついてる。要はノコギリ状の刃で、フォイルに引っかかって切りやすいのだ。けっこうポイント高い。

コルクが出てきたら、スクリューをねじ込む。この作業は、特に書くこともないのだが、さて、ここから先が問題だ。
この手のオープナーは、ボトルの口の縁に「支点」を引っ掛け、テコの原理でコルクを抜くわけなのだが、コルクが抜けていくにしたがって、支点と作用点がどんどん離れていってしまうのが難点。
では、ショボ実ちゃんのお手並み拝見。

はい注目。ボトルの口の縁に引っ掛けている部品(何て呼ぶのか知らない)、普通は端っこに引っ掛ける溝が切ってあるんだけど、ショボ実ちゃんの場合は、溝が2ヵ所切ってある。これがポイントなのだぁ。

またピンボケだ、ゴメンナサイ。でも、これが一段目のミゾを支点にしてコルクを途中まで抜いた図。普通のソムリエナイフだと、この辺から「大股開きで筋が攣りそう」になってくる。

ところがショボ実ちゃんの場合は、あわてず騒がず、二段目のミゾにさっさとステップアップ。

そうすれば、ほらこの通り、2歳半の幼児にでもちゃんとキレイに抜けてしまう。

問題の支点部品の拡大。関節がついてるのがミソなんだ。最初に一段目を使うときは、このように一段目のミゾを突き出すように関節を伸ばす。

そしてフィニッシュ前に二段目に切り替えるとき、関節を逆にチョイと曲げてやる。
これだけのことなんだけど、これがあるとないとでは雲泥の差。まさしく、コロンブスの卵。
価格は、えっと、忘れちゃった(^^; 大して高いもんじゃないのは確か。世の中ではラギオールのウン万円のソムリエナイフが売られてたりするけど、これはその数分の一の値段のはず。
欲しい方いらっしゃいます? 希望者多数なら、『龍の巣』で扱えるかどうか調べてみまっせ。
って、最後は商売モードかよ!(笑)
■ 関連過去ログ【ナイフ】
◎『ナイフの話』その1 (2004年4月18日)
◎『ナイフの話』その2 (2004年4月19日)
◎『ナイフの話』その3 (2004年4月20日)
◎『ナイフの話』最終回 (2004年4月21日)
◎『続・ナイフの話』前編 (2004年7月13日)
◎『続・ナイフの話』後編 (2004年7月14日)
-------------------------------
■ ワイン党は
を、ビール派は
を、「バカモノ、日本人は日本酒だぁ、日本酒ぅ!!」とおっしゃる方は両方をクリックしておくと、きっと明日は良い事があります。信じなさい、救われます。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1187
Excerpt: 常用しているワインオープナー・コルク栓抜きだが、ちょっと変わっている。ソムリエナイフを進化させたって感じのものだ。...
From: aki's STOCKTAKING
Date: 2004.12.15
Excerpt: ■【予報】 [地上気象] (モトゥエカ) 晴れ。南西風。(高)19度、(低)9度。 [海洋気象] (エイベル) 南西15ノット、昼前に東10ノットに変わる。海況おだやか。 その後12時間:南西15...
From: Ryu's Logbook ニュージーランド在住シーカヤックガイドのlogbook(=航海日誌)
Date: 2005.04.30
σ(^_^;の愛用のソムリエナイフはソムリエナイフって呼んでいいのか?ってほどチープなデザイン(^-^;
確かイタリア物の雑貨屋の閉店セールで1英世程度だったから買ったよーな。
でも色使いと形がチープないい感じでいつの間にか愛用に、、、(^-^;
機能的にはRyuさんの2段になってるのはいいね。
数年前から欲しいのはこれ。
KEA
http://wineac.co.jp/shopping/sk/boj/
鳥の方のKEAも知ってたから、おお!って思ったよ。
NZ物かな?って思ってたけど改めて調べてみるとスペイン物だったんだね。
因みにジャックウルフスキンのソムリエナイフも持ってるよ。
ピクニックセットに入ってた(^-^;
これ、スペイン(だったと思う)のブランドですよね?>オープナー
ワイン専門店でピンからキリまで並んでいるのを見たことありますよ。
その2段階レバーが「国際特許」と書いてあったんでよーく覚えておりました。
日本で代理店がまだないなら龍の巣でさっさと廉価版をおさえてしまうのは確かにいいアイディアかも知れませんぞ!
さて、ここ数ヶ月美味しいワインを手ごろな価格で買えるスーパーでオージーのYellow Tailというのが大量に入荷されています。
何種類かある様ですが、コンスタントに在庫があるのはShirazとCabernet Souvignon。
Shirazの方がイチオシのようです。
オージーワインは最近「はやり」みたいでそこのスーパーには遂に独立コーナーも出来たんですよ。
(ちなみに数年前は南米ワインコーナーだった)
NZのワインもおいてある時があるので、お薦めをいくつかアップしてくださいマシ。
ちなみにそこでは面白いビールも手に入ります。
例えばハロウィーンの時にベルギーのパンプキン・エール、とか。
(結構美味しかったです)
おりょ、以外に反響大。
>編集長
ちょいと検討してみます。
>ミックスさん
KEAって可愛いじゃないっすか!
ところで、1英世って、\1,000でしたっけ?
いや、\1,000は漱石か。
英世、英世……。
もう忘れてきちゃって(^^;
>MMさん
スペインなんですか?
製造国書いてないんですよ。
国際特許かどうかもよくわからない。
Patent、としか書いてなくて、番号も何も書いてないんですもん。
でも、そういうところがスペインっぽいかも(笑)
NZワインを国際的に知らしめたブランドといえば、Cloudy Bayです。
もはやNZではなかなか手に入らないです。
あとねぇ、やっぱり地元びいきでこの辺のワインをついつい薦めてしまうのですけど、甘めのリースリングがお好きならばSeifreid(でつづりあってたかな?)、あとはRichmond PlainとかTe Maniaは、ときどきワイナリーまで行って試飲して買ったりしてます。
赤はTasman Bayってのが美味しかったりします。
でもなぁ、カリフォルニアワインにはコストパフォーマンス面で太刀打ちできないような気がします。
OZワインにも全然価格では勝てないし。
1英世は1000円ですよ。
漱石から切り替わった新札ですね。
って切り替わるって話は切り替わったってニュースを見るまで知らなかったσ(^_^;
以前居た会社はキャッシュディスペンサーの大手でもあったのに、、、(^-^;
因みに1一葉が5000円です。
Ryuさんのオープナーがスペイン製ならKEAも売ってたりして。
でもって日本より安かったら、、、欲しい!(^-^;
一番最近口にしたNZワインはCloudy BayのTe koko2000でした。
全般的にお高いから縁遠いね(^-^;
あ、お札切り替わったのか。
知らなかった。
どーりで分からんはずだ。
そーいや、一葉がどーたらってきーたよーな覚えが。
ミックスさん、クラウディベイ最近飲んだの?
良いなぁ。
8本!?
くっそぉ、ニュージーランドで手に入りにくいワインを8本も!
そんなことをする人がいるから、僕らが買えないのだ!
今度飲ませてね(笑)
Posted by: Ryu : December 17, 2004 06:46 PM今巡回先ニュースサイトの広告からたどってこんなものを見つけてしまいました。
http://www.rakuten.co.jp/e-smile/162834/346138/#343887
いつも思いますが、便利だけれど趣はない、と。こういうのは。
ちなみにショボ実ちゃん、地元のグルメスーパーで先日発見。
US$9.99です。
なるほど、確かに趣はない。
思うに、嗜好品って便利さを追求しすぎるとダメなんじゃないかと。
やっぱり、便利さよりも趣ですよ、嗜好品は。
だって、「趣味」っていうじゃん。
ショボ実ちゃん、そっちにもありましたか!
US$10かぁ。
えっと、こっちでいくらだったっけ?
実はちゃんとした価格、忘れてます(^^;

