December 7, 2004
カヤックとコンタクトレンズ。
■ 【予報】
[地上気象] (モトゥエカ)
晴れ。午後シーブリーズ。最高気温22度、最低気温10度。
[海洋気象] (エイベル)
セパレーションポイントより北:西25ノット。海況は荒い。
その他のエリア:南西10ノット、午後に来た15ノットに変わる。
[潮汐表] (ネルソン)
High 06:01 AM 3.3 m Low 12:02 PM 1.5 m
High 06:35 PM 3.5 m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 朝ネットがどうしても繋がらなかったので、またもや定時の00:00の天気図がゲットできなかった。よって、本日06:00の天気図。
予報通り真夏のような快晴だったんだけど、残念ながらシーブリーズは吹かずじまい。
ツアーの最後に歩いてアンカレッジからウォータリング・コーヴに向かう途中、峠の天辺から北を眺めると、なるほどアワロアヘッドより北では西北西が吹き荒れているようで、水平線近くは白波で真っ白だった。アワロアはすごいことになってたんだろうな。ウォータータクシードライヴァーの皆さん、ご苦労さん。 seal 6
■ ちなみに定休の火曜日に出勤してたのは、リクエストが入ってたから。一番緊張する「短い休暇を利用して、エイベル・タズマン国立公園のカヤッキングだけを狙い撃ちで海外旅行」というパターンのお客様で、今日と明日の二日間のご指名を頂いた。今日は絶好の天候にも助けられて良いツアーが出来たが、明日台無しにしないように気をつけないと。
なんせ、アホなウィルソンズがバックについてるので、僕がミスしなくても誰かがとんでもないことをやらかしてくれる可能性もあって、ヒヤヒヤしっぱなし。
■ ちなみに、今日もとんでもないミスをやりまくってたらしいぞ>ウィルソンズ
普通なら、ワンシーズンに一回あるかどうかのミスで、しかもどれをとっても「信じがたい、致命的なミス」が、一日に三つ。
どこをどうやったら、こんなアホなミスをこれだけ量産できるんだよ?? もーやだ。
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■ 昨日書いたウィルソンズの社長との会談の話、結局午後一の電話でやっとつかまり、夕方会うことが出来た。一日をパーにされたのは痛かったし、会談の途中でものらりくらりと逃げをかまされそうになったが、こっちも今回ばかりは逃がすつもりはなかったので、一時間ミッチリと話し合い、こっちの出した条件を完全にのませた。
ホント、これだけストレスフルな仕事させられ、しかも現場ではお客様にそれを感じさせないように今までよりもハードな気のつかい方させられてるんだから、これくらいの扱いはしてもらって当然だ、フン!
って、何の話か分からんでしょうが、要は賃上げ交渉でおま(笑)
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■ 前にも書いたことがあるかもしれないが、僕の目はほとんど飾りに近い。こんなにパッチリしたオメメなのに、役立たずめ!
小学校のときは、入学から卒業までずっと両目視力2.0だったので、中学校に入ったとたんに視力が落ち始めたときは、非常にショックだった。さらに大学生の頃だったか、乱視が出始めたときは、もう一度ショック。
ま、今やそれも遠い昔の話だ。
カヌーやカヤックをやる人間の場合、目が悪いとえらく難儀する。Solid Days「コンタクトレンズ使用記 ホワイトウォーター カヤック編(北山川2日目)」にも、この苦労がにじみ出ている。
そもそも、目が悪い人がカヌーやカヤックに興味を持った場合、
「でも私ってメガネ(コンタクト)だから、ムリだろうな……」
などと考えて諦めてしまう人もいらっしゃるようだ。
何で諦めてしまう人の心理を知ってるのか?って。
それはね、僕は長いこと会社の日本語版サイトを運営してメールでのブッキングも受付していて、ときどき「目が悪いから無理ですよね?」というお問い合わせを頂くから。目が悪くて無理なんだったら、サイトにそう明記するってば(^^;
ガイド付きでタンデム艇を使ったシーカヤック・キャンプツアーをやるくらいならメガネでもコンタクトでも全然問題ない。
だけど、これが本格的にのめり込んでホワイトウォーターだのサーフだの、ちょっと荒っぽいフィールドでも漕いでみようかなんてことになると、急にメガネやコンタクトが気になるのも事実。
あるいは初心者がガイドツアーに参加する場合も、ラフティングとかになると、とたんにコンタクトやメガネに対する危険度がアップする。
難儀な話だねぇ、まったく。
■ で、裸眼がほとんど使い物にならないほど視力が悪い僕の場合はどうかというと、アレルギー性の慢性結膜炎があったせいで、コンタクトがずっと苦手だった。浪人時代と大学生時の二度ソフトコンタクトを作ったが、だいたい一年後くらいに目がコンタクトを受け付けなくなり、そのたびに高価なレンズはお蔵入りした。貧乏学生にとっては、これは痛い。ホントはメガネが嫌いなので、コンタクトには未練タラタラだったんだけどねぇ。
ところが、ニュージーランドに来て何の因果かシーカヤック・ツアー会社なんぞに潜り込んでしまった。しかもニュージーランドの紫外線は激烈なので、そもそもサングラスなしで毎日海に出続けると、一週間とたたずに目をやられる。水中の様子をうかがうためにも、偏光レンズのサングラスはどうしても必要。
ってなわけで、三度目の正直でまたコンタクトを作ることにした。カヤックの場合、失くす危険が大きいので2週間使い捨てを選んだ(でも1ヶ月使ってる)。
それからもうすぐ丸6年になるのだけど、なぜか目にトラブルは起きず、ずっと快適に使い続けている。使い捨てが良かったのか、ものすごく丁寧に検査してくれるこちらのメガネ屋のフィッティングのおかげなのか、それともレンズ自体が進化して目に優しくなっている(あるいは僕の目に合うようなチョイスが出てきた)ためなのか、理由は不明だが、ともかく機嫌よくコンタクト生活を送れているのでありがたい。
実はこの6年間にメガネ屋を一度変え、2軒目のメガネ屋はオーナーが代わったりしたので、都合今の担当検眼士は3人目という事になり、レンズのブランド自体も一度換えているのだが、どのレンズでも一切トラブルはない。
■ で、本題のカヤックの話に戻るんだけど、僕の場合は普通に沈して普通にロールするくらいなら、びくともしない。僕はロールのときは薄目を開けているのだけど(正確に言えば、本人は目をつぶっているつもりなのだが、思い起こしてみると水中の様子が脳裏にチビッと残っているので、どうやら開けているらしいと分かる、という次第)、それでもずれることもない。
これは静水だけじゃなくて、川でホワイトウォーターに巻かれたときも、海でサーフ(ただし尋常なサイズの場合)に巻かれたときも同じ。
じゃぁまったく失くしたことがないのかというと、もちろんそんなことはない。過去に数度カヤッキング中にレンズをなくしたことがある。
一度は、「尋常ではないサイズ」のサーフに巻かれたときのこと。3m近い波に巻かれると、シーカヤックごと上下左右天地前後何も分からなくなるほどグチャグチャの洗濯機状態になる。こうなるとちょっとでも目を開けるとコンタクトなんてひとたまりもない。
僕はうっかり薄目を開けちゃったらしいんだな。というより、あの状態で「目を開けないように」なんて考える余裕はなかった。
幸運にも片目には残っていたので、完全な盲目状態になるのは避けられたのだが、実はカヤックのデッキに積んでいたフレア、ポンプ、ウォーターボトル、スペアパドルなどの装備も一つ残らずキレイにもぎ取られ、太いバックル2本で固定してあったリアハッチカヴァーまで、念のため艇と繋いでおいた紐ごと引き千切られて持っていかれていた。つまり、コンタクトどころか命を落としかけていたわけで、むしろコンタクトが一個残ったことに感謝したほど。
これが、沈で失くした唯一のケース。
■ それ以外のケースはすべて同じパターンで、「プロガイド・ワークショップ(PGW)」などで、特殊なセルフレスキューをデモンストレーションしているときだ。
どういうデモかというと、パドルが数m先に流れてしまったときにカヤックに乗ったまま身体を水面に投げ出し、下半身でカヤックを引きずりながらパドルのところまで泳いでいくという技術。
このときは、絶対に水中では目を開けちゃいけない。開けたら、まず百発百中レンズを持っていかれる(息継ぎのときに開けたければ、どうぞご自由に)。
ところがねぇ、分かっていても、なかなかパドルに手が届かないと、つい目を開けてしまうんだ。シーカヤックを下半身に「穿いたまま」引きずって泳ぐわけだから、ほんの数mでもすごく時間がかかるしメチャクチャ大変なので、ついつい「あとどれくらいだろう」と思ってしまうんだよねぇ。で、あえなく失くす、と。
だからこの技術は封印して、今後は二度とデモしないことにしている。悪しからず。
■ ちなみに当然だが、ハードコンタクトはちょっとしたことですぐ流れてしまうと思うので、絶対に止めた方が良いと思う。使うならば、使い捨てのソフトしかない。
■ ところで一方のメガネなんだけど、たまにメガネをかけたままホワイトウォーターやサーフをやる人もいる。写真が小さくてわかりにくいけど、10月20日のエントリーの写真の彼も、メガネのまま乗っている。ゴーグルなどは使わず、メガネだけをバンドで固定して、そのままバンバンホールプレイをやっていた。
彼はシーカヤックガイドやるときは、コンタクトにサングラスというスタイルなんだけど、なぜ川に行くときに限ってメガネなんだろう? 謎だ。
僕もメガネをバンドで固定してロールの練習をしたことがないわけじゃないのだが、とてもじゃないが二度とやろうとは思わなかった。僕にとっては断然コンタクトの方が信頼感があって楽チン。
■ 上記のSolid Daysにも書かれている通り、コンタクトも人によって千差万別のようだし、メガネの場合もやっぱり千差万別らしい。こればっかりは、やっぱり本人が実験を重ねるしかないのだが、失くすと財布にダメージがあるし、そもそもキャンプツアーになると、コンタクトは本当にうざったい。
結局のところ、「目の良い人は、うらやましいなぁ」という所に話は落ち着いてしまうのである。
次回生まれ変わったら、目と歯だけは大事にするぞ。
と書いて結びにしようと思ったんだけど、「ありゃ? このセリフ、どっかで見たことがあるような気がする」と思って探してみると、7月6日に書いてた(^^;
やっぱり物忘れ激しすぎ。やっぱり来世まで覚えていられるはずがないなぁ。ヤレヤレ。
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■ 目が悪い方は
を、「これといって自慢はないんですが、目だけは良いんですよ、ワハハハ、うらやましいですか?」という憎たらしい人は
をクリックしておいて下さいな。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/1141
祝!賃上げ~~~
なにより、なにより!でした。
追記
「コンタクトレンズ使用記 ホワイトウォーターカヤック編(北山川2日目)」のタグ打ちが変ですよ~
あ、ありがとございます。
タグ打ちのご指摘も恐れ入りますm(..)m
さっそく直しました。
いや、ヤバイヤバイ(^^;
目と歯は、本当にとっても大切、って痛感しています。 今のところ「視力良好」「虫歯なし」が「宇宙飛行士の条件」と聞いたことがあります。 宇宙旅行世代のお嬢さんには、十分気をつけてあげてくださいませね。
ああ、しかし「ロールの時は薄目」か・・・先日プロの人にもそう教わりました。 ブレードをじっと見つめているようでは、ロール自在への道はまだまだ遠い・・・(涙)
Posted by: tomboy7 : December 8, 2004 12:28 AMぼくも使い捨てレンズを使ってます。
(でも1dayなのに平気で1週間使ってる)
もともと視力は良いほうではなかったのですが
レースの怪我で両目を手術してからは極端に悪くなりました。
ほんと目がいい人は羨ましい。
絶対、生涯で目に掛かるお金はかなりな金額になってしまうと思います。
あのエントリーを書いた後、沈しないだろうと思ってゴーグルをしていなかった時に沈してしまったことがあります。いつも通り目を開けてロールをしましたが、なかなか外れないものですねえ。元々、コンタクト装着に苦労するぐらい目が細いので問題ないのかも(^_^;
でも水が濁っていたので、そのままコンタクトをつけていると目に良くないような気がして気持ちが悪かったです。
沈するときより、水しぶきがかかった時の方が外れやすいのかも知れませんね。
あのエントリーで書いていたゴーグルは今頃木津川の底に沈んでいるはずです…
Posted by: さのし : December 8, 2004 6:08 AMtomboy7さん、ここに書きこんでいただくのは初めてですね。
ようこそです。
宇宙飛行士、未だにその条件は変わってないなんて、ちょっと驚きですねぇ。
僕は両方失格……。
>YUZOさん
ホント、お金のこと考えるとウンザリしますよねぇ。
あえて計算したくないくらい使うんだろうなぁ、一生だと。
悔しいですねぇ。
>さのしさん
けっこう外れないもんですよね、ホント。
やっぱり、ロールよりも、しぶきとか、落水(着水)の瞬間に目を開けてるとかの方がヤバイみたいです。
しかしゴーグル、残念でしたね。
でも、そうやってモノを水の神様に奉納するのは、カヤッカーのオツトメかもしれません。
僕も、コンタクトレンズのみならず、SEIKOのライヴァーズウォッチまで奉納しました。
おかげで今でも命があるのかもしれないと思って、自分を慰めています(^^;

