November 10, 2004
ペッタンコのウニ。
■ 【予報】
[地上気象](モトゥエカ)
曇り、夕方から雨。北風。最高気温19度、最低気温12度。
[海洋気象](エイベル)
変風10ノット。セパレーションポイントより北では北西20ノット、夕方に10ノットに落ちる。北部の海況はやや荒いが、次第におさまる。夕方からの雨中、視界は悪い。
[潮汐表](ネルソン)
Low 02:28am 0.9m High 08:46am 3.7m
Low 02:48pm 0.9m High 09:05pm 3.9m

© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd
■ 予報通りの天候。
曇っていたものの、水は恐ろしく透明度が高く、エイベルタズマン国立公園はじゅうぶん美しかった。
本日のお客様はドイツ人とスイス人のサイクリストグループ。4名のうち、英語がちゃんと出来るのが一人だけで、ものすごぉ~くゆっくり喋らざるをえなかったので、大変疲れた。
ただ、それでも諦めずに丁寧にガイディングしたので、全員大喜びだったし、チップまでもらってしまった。ドイツ人がチップをくれるのは珍しいし、ケチといわれるスイス人がくれるのはもっと珍しい。確か過去7シーズンでも初めてのはず。
考えてみれば、稼働日で数えれば三日連続のチップだ。立派立派。
これって、メシやウォータータクシー便がひどくなった分を、自分のガイディング技術で補おうとしているから、結果的に以前より良いガイディングをしている、っていうことなんだろうな、たぶん。
前はシステムに甘えて、少し手を抜きすぎてたか……。
よぉ~し、明日もがんばってチップもらうぞぉ! と思ったけど、明日は修学旅行グループ担当だから、逆さになってがんばっても絶対にムリ(^^;
Anch - MT@Te Puky - L@Adele - Mara mmt 4
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■ そういえば書き忘れてたけど、一昨日今年初めてセミが鳴いていた。家人がさっそく捕まえたが、写真を撮る前に逃げられた。残念。
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■ 久しぶりのビーチコーミングネタ。
以前、編集長のブログに登場したウニ、ようやく良品が手に入った。

編集長んとこのコメント欄で話題になった通り、ニュージーランドでの通り名は「スナッパーズ・ビスケット」(和訳 by Ryu:鯛のビスケット)、あるいは「サンド・ダラー」(砂の1ドル硬貨)。ところが手元の図鑑("A GUIDE TO THE NWE ZEALAND SEASHORE" Dave Gunson, VIKING PACIFIC )に載ってる名前は「ケーキ・アーチン」(ケーキ・ウニ)。
CIA諜報員私設秘書のMMさんの情報では、米国では「サンド・ダラー」で統一されているらしい。
日本では「カシパン」、もしくは「タコノマクラ」だそうだ(by zaccosieboldiiさん)。
そして中国では「龍之座布団」だそうだ。何でここだけ赤い字なのかって? そりゃ「真っ赤なウソ」だからじゃないかな、きっと。
個人的には「タコノマクラ」っていう名前が可愛らしくて一番好き。
でも、なんか寝にくそうな枕だ。タコだったら大丈夫なのか?
これだけで名前並べたんだから、ついでに学名も書いておくか。Fellaster zelandiaeというらしい。ふぅ~ん、知らんかった。
■ ん……!? ちょ、ちょ、ちょっと待ったぁ!!! Zelandiae!!??
これってひょっとすると「ニュージーランドの」っていう意味か??? だとすると、日本や米国のと親戚筋のニュージーランド固有種????
そういえば、編集長のところのコメント欄に、MMさんが「大き目の1ドル硬貨のようなサイズ」と書いていらっしゃったが、ご覧の通り、こっちのサンド・ダラーは決してコインサイズなんかじゃない(もちろん可愛らしいサイズも我が家にいくつか転がってるけど、それは単なる成長途上の子供ね)。
気になったのでちょっと検索してみたら、ダニーデンのオタゴ大学のサイトに[Reproductive biology, larval development and somatic growth of the New Zealand sand dollar, Fellaster zelandiae (Gray 1855) (Echinodermata, Echinoidea).]という、やったら長ったらしい名前のページが見つかった。
あ、ビンゴ!! コンチクショーめ、「ニュージーランド・サンド・ダラー」と書いてあんじゃねえの! 良い勘だったね、オイラもまだ捨てたもんじゃねぇや、やっぱりニュージーランド固有亜種なんだ。
6月5日のエントリーのときもそうだったけど、こういう面白いことがあるから、学名は無視できない。
しかし、このオタゴ大のサイト、面白いじゃん。良いモノを見つけてしまったぞな、もし。ヒマなときにまた来よう。
■ ちなみに、これはウニの仲間なので、生きているものにはもちろん毛が生えている。この写真のものは、死んで毛が抜け落ちた後の殻ね。
毛といっても我々が連想する「ウニ」のようなツンツントゲトゲパンクな立派なシロモノではなく、短くてザラッとした「二日目の無精ヒゲ」といった程度のもので、子供が素手で触っても何の問題もない。
無精ヒゲ状態の生きてるヤツだったら、マラハウにもゴロゴロしてて、いつでもいくらでも手に入るんだけど、ビーチコーマー的には珍しくもなんともないフレッシュなヤツよりも、こうした良品完全品の死体殻の方を血眼になって探してしまうのであった。
特にウニの類は、編集長のエントリーにもあった通り、殻が壊れやすくて良品完全品を見つけるのがけっこう難しいから、今回のようなのを見つけると有頂天になってしまう。ワハハ、良いだろう>編集長
今回のは、サイズもなかなか立派で、非常にヨロシイ。特等席のトイレに陳列してあげよう。

真ん中に鎮座している物体は何かって? 7月7日のエントリーをご覧あれ。
■ ちなみに今日の仕事中、アデール島で変なものを見つけた。たぶん何かの卵だと思うんだけど、米粒を数倍に大きくしたような白っぽい透明のものがたくさん岩からぶら下がっていた。よく見ると、中にオレンジ色の芥子粒のようなものが3つほど見える。
何の卵だろう? 15年選手の大ヴェテランの先輩にきいても、そんなの見たことないって言う。
それ以外にも、タイドプールの中に初めてみる小エビ(あるいは巨大なオキアミ)がたくさんいたし、今日はなかなか面白かったのだけど、そういうときに限ってカメラを持っていない。
明日は修学旅行グループだから、アデール島には行けないから写真も撮れないなぁ。次にカメラ持っていくまで、あのままあるかなぁ? 潮のタイミングもあるし、千載一遇のチャンスを逃したのか??? クソ。
■ ところで、オレゴンでは結局のところ良品は見つかったの?>編集長
■ 関連過去ログ【ビーチコーミング】
◎今日の収穫。 (5月8日)
◎ビーチコーミングといえば (5月15日)
◎指が痛い。 (7月3日)
◎原始的な計測器。 (7月7日)
◎僕には研げないナイフの話。 (7月14日)
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■ 寒くなってきた頃のビーチコーミングネタに嫉妬を覚えた方、
をクリックしてください。
「ならば自分も!」と燃えてしまった方は、
を押してください。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/68
あらあら、寝付けないでお邪魔してみたら自分の名が。
しかも諜報員になり損ねているし(笑)。
ワタクシの名を出しておいてしかも中国語ネタを持ってこられた暁には釣られるしかないではないですか。
という事で、
サンド・ダラーの中国名ですが、
どうやら大陸系では餅海胆、台湾系では沙銭ですね。
前者的にはビスケットでドンピシャですし(餅と言う字にはビスケットやらクッキーやらお焼きのような円形の平べったいものといった意味が)、後者は英語をそのまま訳していった形ですね。
その他本日のエントリーの内容は色々面白そうなので、ちょっとづつ調べてみます、そのうち・・・
Posted by: MM : November 10, 2004 09:04 PMこんなサイトは参考になりますか?
http://www.seashells.org/identcatagories/sanddollarstypes.htm
ちなみにサイズの方は3インチ前後(8センチ弱)という記述が多いので、私が水族館で見たのはお子様物を集めた物だったんでしょうね。不確定情報を流してしまってゴメンナサイでした。
ちなみにこのサイト、preserving(お宝ゲット後の処理保管方法)についても詳しく乗っていますね。
ゲゲゲ、やっぱりホントはCIAエージェントなんじゃないんですかぁ?>MMさん
って、なんちゅう失礼な言い草>僕
すんまっせん、いろいろ調べていただいてありがとうございました。
しかし、中国人ってホンッと見事なネーミングしますよねぇ。
スナッパーズ・ビスケット、サンド・ダラー、なるほど中国語にすりゃそうなるわいなぁ。
> こんなサイトは参考になりますか?
おぉ、面白い!
一番下のなんか、5月8日(http://www.gofield.com/openair/ryu/archives/000243.html
)に載せたheart urchinそっくりっすね。
しかし、硬くするにはノリを混ぜるなんて、知らなかった。
盲点。
ブリーチするってのも、かなりの荒業だなぁ。
NZの場合は、紫外線が激烈だから、最初っから死んでるやつを拾ってくればほどよくブリーチされてるんですけどね(笑)
3インチ前後というなら、こっちのと同じくらいのサイズっすね。
安心しました。
(↑なにが?)。
うちから15分のカヤックフィールド"HinghamHarbor"(ボストンの少し南)では、日本では天然記念物のカブトガニの仲間、こちらで云う”AtlanticHoseShoeCrab"の殻がゴロゴロしてます。たまに頭から尻尾までそろったままの(裏側は鳥に食われてます)完全形が落ちていて、1つは家のインテリアになってます。
ところ変わればなんとやら。日本にいたら天然記念物として珍重されるのにここでは只のキモイ蟹・・・・。うれしがっているのは私と妻だけでした。
えぇぇ、カブトガニィ!!!
良いなぁ。
子供の頃生きてるのをもらったことがあって(なんせ最後の生息地といわれる笠岡がけっこう近い)、昆虫採集キットの防腐剤をしこたま打ったんですけど、やっぱり量が足りなかったようで腐りました。
ありゃ今思えば防腐剤打つんじゃなくて、最初っから干すべきだったなぁ。
そういえば、最近ときどき登場する、帰ってきた15年選手の先輩、彼がまたビーチコーマーで、やっぱスゴイの持ってるんですよ。
先日オフィスにもってきて飾ってくれた自慢の逸品ってのが、なんとエイの完全骨格。
翼長50cmくらいなのでそんなに大きくないんですけど、ドラゴンの骨格標本から頭だけがポロリと落ちたような見事さです。
ありゃ恐れ入りました。
いやぁ、ビーチコーミングの世界、深いです。
そのうち写真撮ってきてアップします。
しかし、ただのキモイ蟹って、なんちゅう罰当たりな……>ヤンキー

