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November 07, 2004

可愛いバンブルビー。

■ 【予報】
[地上気象](モトゥエカ)
  晴れ。シーブリーズ。最高気温21度、最低気温13度。

[海洋気象](エイベル)
  セパレーションポイントより北では西10ノット。その他のエリアは変風10ノット、午後に北15ノットに変わる。海況はおだやか。

[潮汐表](ネルソン)
  High 05:48 AM 3.1 m
  Low 11:51 AM 1.6 m
  High 06:39 PM 3.2 m

天気図
© Copyright Meteorological Service of NZ Ltd

■ 今までずっと使ってたtelstraclear.co.nzの天気予報、今朝になっても海洋気象と潮汐表が改善されていないので、このサイトは地上気象だけ使うことにして、海洋と潮汐は別のサイトを探した。新たに見つけたサイトは、残念ながら地上気象があまり詳しくないし、天気図がないので、今後はクソ忙しい朝の出勤前に二つのサイトをチェックせざるを得なくなったらしい。まったく……。

  ともかく、今日も予報バッチリ。気温はもっと高いような気もするけど。

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■ 我が家の裏手に積んであった干草の固まりの中に、バンブルビー(セイヨウオオマルハナバチ)が巣を作ってた。

バンブルビーの巣

  大家も「巣を見たの初めて」という。そういわれて見ると、僕も見たことなかったな。
  まぁ僕はガイジンだから見たことなくても不思議じゃないんだけど、キウィ(ニュージーランド人)はバンブルビーのことが大好きで、子供向けのキャラクターにも良く使われるくらいなので、超アウトドアズマンの大家が巣を見たことないということは、よほど見つけにくいところに巣を作るんだろうか。

■ ところで、日本ではこのハチの帰化が問題になってるらしい。

  「セイヨウオオマルハナバチの帰化問題について 」

  ニュージーランドに来て誰しも驚くのが、空港の検疫の厳しさ。
  麻薬犬ならぬ、食べ物犬がウロウロして、食べ物を持ち込もうとすると一発で見つけられてしまう。我が家人も、デイパックに3日前のオニギリの匂いがついていて、お犬様に逮捕されてしまったという貴重な経験を持っている(笑)
  また、靴やバックパックなどにちょっと泥がついているだけで、ハイ別室へお越しください、洗わないと入国できません、となる。

  もちろん郵便物なども、ちょっと怪しいとなると容赦なく開けられてしまうので、日本から送られてくる小包は、予定よりも大幅に遅れて到着することが少なくない。

  そういうのに一旦慣れてしまうと、逆に驚くのが日本の検疫の甘さ。これじゃ生物も植物も非合法薬物も入り放題だよなぁと、成田で甘々の入国審査を見るたびにため息をついてしまう。

■ 追記(11月8日)。
  コメント欄でTO-BEさんがご紹介くださったブログ。リンク先も要チェック。

  「2004-08-06 トマトが危ない?!(スーパーJチャンネル)」

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■ 「そういえば、ウチのまわりでもこのハチ見かけたような」と思った方、探しに行く前に人気ランキングをカチッと押してからお出かけを。


投稿者 Ryu : November 7, 2004 08:56 AM
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コメント

いまんとこ、セイヨウオオマルハナバチらしき個体はみた記憶ないですねぇ。しかし自業自得というか、輸入してるんだから野生化しても当たり前っていうか・・・
輸入する時点でそんなこと予測つくはずなのに、いい加減なもんです。
たしかにNZの検疫の厳しさって入国する以前から話に聞いていた通り予想以上に厳しかったですね。
ま、でも普通ああでもしないと在来種に悪影響する個体が侵入しても不思議ではないですから、当たり前って言えば当たり前ですよね。
ここに出て来る文章読んでいるだけでは僕にはコトの重大さ加減があんまり分かりませんが、きっとのちに大事件に発展するから危惧されてるんでしょう。
なーんて言うと日本全国にいて当たり前の「アメリカ・ザリガニ」ってのも、そういう個体の一種なんすかね。
あるいはテレビで見た事ある「ヌートリア」ってデカネズミも毛皮取る為に輸入しておいて野生化して問題になってるって聞いたことありますね。
そうそう、在来の日本ザルも近年動物園などから逃げ出した韓国(だったかな?)サルが混血しすぎて純潔の種が減りつつ在るってニュースもありました。
(紀伊半島だったか)
ともあれ自業自得と言うか、航空機でひとっとびスからね。
恐いもんダス。

Posted by: にっしー : November 7, 2004 10:21 PM

あれはたしか台湾ザルとの混血化の問題ですね。ニホンザルは他にも、近縁交配しすぎて奇形が問題になっている地域もあったように思います。
USAでは西ナイル熱が深刻な問題です。NYに渡った動物か蚊から、渡り鳥に感染し、渡り鳥のルートに乗って被害地域が年々拡大中です。いまや全米をほぼカバーしてます。
怖わー。

Posted by: Miya : November 8, 2004 01:05 AM

セイヨウオオマルハナバチ、既に愛知・三重でも目撃されているのですね。今後マルハナバチを見た時は気をつけて見ることにします。

この問題、TVで紹介されたようですね。別の視点で。あぁ恐ろしい・・・
http://d.hatena.ne.jp/swan_slab/20040806

ところで・・・NZは在来種になるのでしょうか?(私の検索ではHitしませんでした)

Posted by: TO-BE : November 8, 2004 01:07 AM

ヌートリアは、いつも漕いでいた京都の由良川でよく見かけました。豆柴犬くらいのサイズだったでしょうか。川岸の茂みが突然ガサガサして、いつもビビッてしまいました。あれは、パイロット服のフードにつける毛皮を取るために第二次大戦中に導入したのですが、毛皮の中に犬毛?という硬い毛があり、これをいちいち取り除いてからでないと利用できなかったので、終戦後、放棄してしまい、これが野生化したと聞いています。まちがってたらごめんなさい。

Posted by: Miya : November 8, 2004 01:12 AM

ヌートリアは、実家の近くにもいましたし、同じ岡山県の西部にある高梁川はヌートリアの「名所」ですね。

生物や微生物の移入問題は、今後どんどん深刻になるでしょうね。
こういう社会なんだからある程度は仕方ないとはいえ、ずさんすぎるのもどうかと……。

TO-BEさんご紹介のサイト、追記してトラックバックしておきます。
ありがとうございます。


Posted by: Ryu : November 8, 2004 09:13 AM

> ところで・・・NZは在来種になるのでしょうか?

外来種ですね。
NZは新しい移民の国なので、植物と鳥を除けば、ほとんどの生物は外来種だと思ってもいいほどです。
ハチも、在来種のミツバチもいることは要るのですが、受粉能力も繁殖能力も弱いため、外来のミツバチ(バンブルビーも含む)の方が活躍してますし、僕自身は実は在来種のミツバチは目にした事がないです。

このあたりは、農業国だからキチンと割り切っているようですね>NZ
基幹産業を支える外来種は、「ペスト」扱いされていません。
あくまでも、「大切な在来種を駆逐しようとするもの」をペスト扱いしています。


日本のセイヨウオオマルハナバチの問題を見たとき、結局国家としてどちらにプライオリティをおくべきなのか?という論点が欠落しているように見えます。
環境問題優先の視点と、産業優先の視点、それぞれの立場が、相手の立場を見ないで狭窄的視野で話をしても平行線でしょう。
もっと包括的に大きな視野から、「今後の国家」を考え、どちらにプライオリティを置くべきなのかという視点が大切だと思うのですが。


Posted by: Ryu : November 8, 2004 09:29 AM

とはいえ、こういう法律
http://www.env.go.jp/nature/intro/law.html
が出来るのは、いいことですね。
(問題は、運用ですが)

Posted by: Ryu : November 8, 2004 09:33 AM

運用できるんでしょうかね。
釣り業界や動物愛護団体からの反対もあるようだし,
なにより特定外来生物や未判定外来生物を指定できるんでしょうか。
線引きって結構むずかしいと思います。
モンシロチョウなんかも元を質せば外来生物ですし,身の回りの生物には外来のものは沢山います。
人間自体も外来ですからね。
ペット動物の安易な持ち込みは規制すべきと思いますが,
駆除に関しては疑問の残る点もあるとおもいます。
にっしーさんの書かれていたサルについては駆除が既に行われているようなんですが,
亜種間雑種を悪と決めつけていいのかどうか,釈然としないものがあります。
心情的なものなので,理路整然とは反論できないのですが・・・。

逃避モードのtsuboでした。

Posted by: tsubo : November 8, 2004 07:36 PM

線引き、ホントに難しいところだと思います。
特に亜種間雑種ですよね。

NZに移民して最初に抵抗を感じたのも、実はその点でした。
「人間の都合で持ち込んだものをペスト扱いしてここまで徹底して駆除するのは傲慢じゃないか?」
と。

ただ、国が何を基盤にしているかを明確にし、それにマイナスになるものは駆除するという線引きの仕方は、確かに仕方ないと思いますし、納得も出来るようになりました。

日本の場合、その点が問題なんですよね、結局のところ。
農業は、もはや基幹産業ではない。
食料自給率は3割を切っている。
林業やアドヴェンチャーツーリズムは、さらに弱小産業。
サーヴィス業が基幹産業となっている日本において、ペストと有益生物の線引きをどこに持っていくか、確固たるポリシーに基づく運用が出来るか。

こういう面からも、日本という国の不安定な足元が見えてきます。


> 心情的なものなので,理路整然とは反論できないのですが・・・。

僕自身も、この問題についてはいまだにキチンと整理が出来ていないです。
日本とNZを比較して眺めていると、余計に難しさを感じます。


Posted by: Ryu : November 8, 2004 09:30 PM
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