October 05, 2004
醗酵の世界へ、出版の世界へ。
■ 予報
地上気象 - 一時にわか雨。南西風に変わる。最高気温13度、最低気温7度。
海洋気象 - 北西25ノット、セパレーションポイントより南では午前中に15ノットに落ちる。昼頃に南西25ノットに変わり、夕方西15ノットに落ちる。海況は一時荒くなる。北の波1m、次第に落ち着く。午前中は雨中、視界良好。
■ 昨日夕方から夜中にかけては、ちょうど低気圧の中心と前線の通過で、相当な雨と風だった。
今朝、夜が明ける頃(サマータイム開始で、また起床時刻が薄暗い刻限に逆戻り)は、シトシト雨に落ち着いており、それも午前中の早い段階で止んで晴れ間がのぞいた。
ただし予報通り風向、風速はめまぐるしく変わる。時折、空がにわかにかきくもり、バケツをひっくり返したようなにわか雨も降る。
起きて天気予報をチェックしている頃、会社から電話があって「強風につきツアーキャンセル」とのこと。僕のグループは日本人女性のブッキングしか入っていなかったので、おそらく僕のグループだけがキャンセルになったんだろうと思う。今日海に出てる人は、お客様もガイドもご苦労さんだ。
ということで、僕は結局普段通り週休三日となった(^^)
-------------------------------
■ 家人が、ますます醗酵食品の世界にはまりつつある。
ニュージーランドに来てすぐに始めたビール自家醸造、今や家人の腕前はマイスターの境地に近づいていて、出来の良いときなら、市販の一番美味いビールよりも美味いことも。
そろそろ気温が上がってきたので、今シーズンの醸造もそろそろスタートだ。

先日からは、サワードー(自然酵母の一種)を使ったパンがすごく上手に焼けるようになってきた。
このパンが美味いのよ。僕ってパンはあってもなくてもどーでも良いっていう人間なんだけど、このパンならいくらでも食える。
■ さらに、昨日はついに麹を成功させてしまった。今まで上手くいかなかったんだけど。温度、湿度の管理が大変難しいようだ。

初対面の瞬間。ドキドキ。

おぉぉ、出来てる!

この大きさじゃちょっと分からないかもしれないけど(圧縮しすぎたかなぁ)、フワフワの真っ白なキレイな黴に覆われて、甘い香りが漂う。

ほら、キレイな綿のような米粒。こりゃ可愛らしい。まるで赤ん坊だ。
口に入れると甘みが広がる。

こうして板状になって持ち上げられるのが、麹になってる証拠。米だともちろん手拭いは崩れる。
なんだかスゴイな。感動的。
■ 麹があるということは、これからドブロクが飲めるということか(^^)
んで、がんばって絞れば清酒と酒粕に分かれる。っつぅことは、甘酒、魚の粕漬けなんかが楽しめるわけだ、グフフフ(^o^)
そのうち、味噌や納豆も自家製だな、ワハハ(^O^)
えらい! エライ!! 偉いぃっ!!!>家人
■ ちなみに家人、さっきボソッと一言、
「う~ん、大豆も自分で作らなきゃダメかな……」
そ、そこまでやるの???(^^;
■ ちなみに僕の夢は、愛してやまないスパゲティ、アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノを完全手作りすること。
あのスパゲティの材料は、パスタ、オリーヴオイル、ニンニク、トウガラシ、塩に加えてバジルとかパセリとかコショーとかのお好みのスパイス(僕はバジル派)。
さらにパスタの材料は、小麦粉と卵と塩と水(卵を入れないレシピもあるけど)。
パスタとしては、もっともシンプル。だからこそ、「ひょっとしたら全材料自給して手作りできるか?」という妄想が成り立つ余地もあったりするわけ。
つまり、自分で作った小麦と庭の鶏が産んだ卵と自分で精製した塩でパスタを打ち、自分で絞ったオリーヴオイルで自家製ニンニク、トウガラシを炒めて食いたいなと。最後の仕上げは、庭のバジルをちぎってパラリ。
自給的生活などとは対極に位置する、いわば究極のお遊びね。
このうちニンニクとトウガラシとハーヴ類、卵は簡単に自給できて、今までもけっこうやったりしてるんだけど、小麦とオリーヴオイルはかなりハードルが高い。本気で農家になるならば、もちろん出来ない話じゃないけど、我が家の場合はあくまでも家庭菜園レヴェル以上に手を出すつもりはないので、実際には実現性は非常に低い。
だからあくまでも、アーリオ・オーリオを食べるときの「スパイス」として、この夢をもてあそんでいるだけ。
■ その点、家人はすごい。どんどんレパートリーを確実に増やしてるもんなぁ。夢想空想ですませている怠け者の僕とは大違いだ……。我が妻ながら、ホント感心する。
しかし、醗酵食の世界は、底なしのラビリンスだぞ。どうなることやら。
■ と、感動しつつキッチンをのぞくと、家人が思案してる。どうしたの?
「うん、なんとなく麹作りたくなって作ったんだけど、その先考えてなかったからこれからどうしようかと思って、慌てて本を読んでるとこ……。段取りよくやるなら、麹と一緒に花モト作っておけば、すぐにお酒仕込めたんだけどねぇ、これから作らなきゃ」
……。ラビリンスに踏み込む前からいきなり迷っててどうするよ(^^;
そういえば、彼女は筋金入りの方向音痴なのだった。
■ 結局彼女は、すぐに仕込める甘酒から始めた。短い作業時間中にも感動の体験がいろいろあったようだが、見てなかった僕にはよぉ分からん(^^;
でも、さっきいただいた一晩モノの甘酒は、かつて飲んだことないほどけっこうなシロモノだった(^^)
-------------------------------
■ 「7分で分かる9月のBlog界」
なんといっても、僕にとっては冒頭コラム「Blogの書籍化への動きが興味深い」が興味深い。こういう動きは十分予測出来ていたし、ライターである僕自身も、こうしてコンテンツが日々どんどん蓄積されていく自分のブログを見ていると、将来カテゴリーごとに分けた上で加筆訂正して出版というようなことを自然と考えるようになっていた。
ただし、先日「本コロ」を読んだばかりなので、この動きが出版業界を活性化させるかどうかは、まだよく分からないけど。
でも面白い動きだよね。今後も見守って行きたいと思う。
■ ところで、ゴーフィールド・ブログが本格的にブログサーヴィスに乗り出すのは、いつなの???
■ 追記。
突っ込んでみたら、編集長のところに回答エントリーが。
-------------------------------
■ 今日のコンテンツの中で、「醗酵」が面白かった方は
を、「出版」が面白かった方は
を、両方同じくらい面白かった方は
をクリックして下さいね。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/815
すごいなぁ、麹まで育てちゃうなんて。
わたしも自家製酵母でパンを焼いたり、酵母液を飲んだりしてますが、「麹」はまだ未開発です(^_^;)
わたしもごはん派なので、パンはなくても生きていけますが、自家製酵母のパンはなぜか後引きが強くて、ホントいくらでも食べられちゃいますよね。
>ところで、ゴーフィールド・ブログが本格的にブログサーヴィスに乗り出すのは、いつなの???
ぎくっ。ジャブっていうか、ボディブロー。
もうちょい。かなぁ。
Posted by: kmorita : October 5, 2004 01:34 PMそのパンすっごく美味しそう、、、、
週末の朝はパン!っと決めてるσ(^_^;にはすっごくそそられます(^-^;
それにしても色々仕込んでますね。
ワインはやらないの?
先週末に収穫体験ワインセミナーってのに参加してきたんだけど、面白かったよ。
さすがにσ(^_^;の今の環境じゃ出来ませんが(^-^;
>mayuさん
家人が麹を日本から持ち込んだのは、もうかれこれ5年前なんですよ。
で、確か過去に試したのは一回だけだったかな?
だから、ようやく重い腰が上がったというところです。
日本ならわざわざ麹作らなくても、味噌、キムチ、甘酒、清酒、醤油、なんでも手に入っちゃうんですけど、手に入りにくいNZでさえこれだけ腰が重かったことを考えると、やっぱり麹はハードルが高いですね。
自家製酵母パンくらいならまだしも、麹は僕にはムリだ、ハハハ。
>編集長
あ、入っちゃいましたか?(^^;
でも、きっと「いつだろう?」と思ってるゴーフィールドファンの方、少なくないと思いますよぉ。
大変でしょうが、がんばってくださいまし>スタッフ諸氏
>ミックスさん
あ、どもどもご無沙汰です!
ワインもそのうちやろうと言ってるんですけど、ちょっとスペースの問題がありまして(^^;
自宅を建てたら、絶対やりますよ!
なんせ、ここはワイン産地だ。
材料には事欠かない!
いつかはやってくれると思っていましたが、遂に!!!>麹起こし。
甘酒、ベッタラ漬け、粕漬け、もうどーんと来いではないですか。
サワードーについては先日酵母を仕込んだと聞いていたのですが、又このパンの出来ばえが美しいですね。
いや、サワードーにしても麹にしても、醗酵物は相手が生き物ですから、きちんと手塩にかけて面倒見てあげなくてはいけないのですよね。
彼女の「微生物に対する深い愛」と我慢強さと研究心に感服です。
でも、奥方らしいといえばらしいのが、普通の海外在住組と自家製にするものの順番が逆な事。
手作りに走る場合、
>味噌や納豆も自家製
というのを普通は先にやるでしょう、やはり(笑)。
納豆は写真から判断するに麹と同じプロップでバッチリOKだと思われます。
あ、それから2日連続の紙芝居ブログもありがとうございました。
お礼の意味もありますが、素直に今日は感心したのでボタン3つともクリックしました。
もっとクリックして例の物を有無を言わせず買わせなくては・・・めでたく購入の暁には証拠写真を勿論Ryuエモンくんバージョンで(爆。折角の日本人のお客さん、引いちゃいますか)。
>MMさん
醗酵モノは、はまると止められないみたいですね。
教科書も、それぞれの著者が皆個性的に偏愛ぶりを爆発させてて、面白いです(笑)
納豆は、やっぱり以前に失敗してるんですよ。
おっしゃるとおり、今回の麹室で大丈夫だと思いますが。
> あ、それから2日連続の紙芝居ブログもありがとうございました。
今日のは紙芝居じゃないっす(^^;
だって、プロットもギャグもオチも何もないじゃないですか。
今日のは、単なるエッセイの挿絵っす。
> お礼の意味もありますが、素直に今日は感心したのでボタン3つともクリックしました。
ありがとございます(^^;
でも、何度クリックしても、同一IPからは24時間以内は一回しかカウントされないんだそうですよ。
しかし、あれを僕に買わせたい人が多いなぁ(笑)
スコアも、ジリジリとまた右上がりになり始めた(^^;
やっぱりSleepwalkerシュラフとの組み合わせを見たいのでしょうか、皆さん?(笑)
確かに、あのシュラフだと着てから潜り込めるから、ヘネシーのサイトにわざわざ説明してあるようなシュラフの問題はまったくなくなるんだけど……。

