August 21, 2004
鳥の事故の日。
■ 予報
地上気象 - 雨、しだいにおさまる。風おだやか。最高気温12度、最低気温4度。
海洋気象 - 北東10ノット。海況おだやか。時折のにわか雨中、視界は悪い。
■ 朝から雨はあがっていた。ときどき晴れ間ものぞくが、おおむね曇りがち。でも寒くはない。
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■ 朝、家人が庭で飛べないメジロを見つけた。我が家の(ホントは大家の)ネコにやられたのか? それともガラスにでもぶつかったか?

どうやら右の翼を怪我している模様。連れ帰ったところ、風邪気味で微熱のある愛娘の首元が暖かいらしく、居座ってしまった。

こっちの野鳥は、日本の野鳥と比較して格段に油断しまくってて、人間をあまり怖がらないヤツが多い。メジロもふと気づくと手の届く距離にいたりするし、スズメなんかも人間の手からエサを食べるハトのようなのも珍しくない。ロビンとかファンテイルのように、人間の後をついてくる連中もいる。
だから、こうして連れ帰ってきても、気のせいかあまりストレスを感じていないように見えてしまうんだけど、気のせい?
ちょうど咲き始めた桜の枝を折ってきて与えると、うまそうに蜜を吸っている。
だんだん元気になってきて、結局午後3時ごろ飛べるようになったので、離してやった。ヤレヤレ。
■ と、メジロの面倒を見ながら外を眺めていたら、ブラックバードが僕の方に一直線に飛んできて、ガラスにドンッ! おいおい、今日はどういう日なんだよ!?
今まで窓に鳥がぶつかるとこは何度か見たけど、まっすぐ突進されたのは初めてで、さすがに肝をつぶした。
幸い首の骨は折らなかったようで生きて動いてるんだけど(スズメは一撃で即死することが多いよね)、メジロと違って人間を怖がってパニックるので、放っておくことにことにした。今も玄関先にうずくまって苦しそうにしてるけど、さて回復するか?
ネコに見つかなきゃいいのだがとハラハラしながら見守っていたが、30分後、無事飛び立った。良かった。
■ そういえば、昨日は食器が2枚割れたんだった。昨日は食器の日、今日は鳥の日か。明日はカヤック事故の日とか自動車の日とかってことにならなきゃいいんだけど……。
http://www.gofield.com/openair/mt/mt-tb.cgi/600
多分今日は皆さん鳥の話はさておき姫のお写真で大騒ぎかと(笑)。
約2ヶ月でこんなに大人びた表情になってしまうんですねぇ。パパとママのいいとこ取りした美少女で。
こちらは今鳥なんか怖くて触れないです、西ナイル熱のおかげで(涙)。
鳥自体にも近づかないし、死んだ鳥は触らずにまずきちんと地方自治体に報告しなくてはいけなくなりました。
それもまたヤッカイな話っすねぇ……。
ちなみに美少女は(って、親がいうな!)、西ナイル熱というわけじゃないんですけど、2、3日前から風邪気味だったのが、今日の夕方から悪化して今はちょっと苦しそうにしてます。
午前中は上記のようにピンピンしておったのですが。
いま、Google NZで検索してざっと見たところ、NZでは西ナイル熱は広がっている様子はないみたいです。
しかし、あれは鳥を媒介して蚊で感染するんですよね?
鳥を直接触っても感染するんですか?
って書いてから
http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/WNVhomepage/WN.html#2003news
を読んでたら、
「主としてCulex(イエカ)の吸血によって感染」
「ダニにも感染するがダニが媒介するという確証はない。」
と書いてあって、鳥からは感染しないとは書いてないから、やっぱり可能性があるんですね。
鳥が感染源になると、NZの場合はヤバイぞぉ。
鳥だらけの国だし、接触頻度は高いし……。
生物兵器になっちまう。
以前,ハワイに旅行したことがあります(身を固める儀式のために)。
そのとき,ハワイにもメジロがいるのでおどろきました。
ただ,ハワイのメジロは日本から移民した方々が持ち込んだのが野生化したもののようです。
ちょっと気になったので,
図鑑で調べたところ,
メジロの仲間は東アジアから東南アジア,オセアニアまで分布しており,
NZのものはハイムネメジロ(Grey-backed White-eye,またはGrey-backed Silvereye)という別種のようです。
確かに写真を見ると,
胸からその背面にかけて灰色の模様が見えます。
日本のメジロ(Japanese White-eye)には無い模様ですね。
なお,ハイムネメジロには14の亜種があり,
残念ながら私の図鑑には写真と同じ亜種が載っておらず,亜種名はわかりません。
鳥に限らず,
野生動物に直接触れることは避けるべきと思います。
できれば手袋などをして接触した方がよいと思います。
野生動物には未知の病気を持っている場合が考えられますから。
ただ,あまり神経質になるのも考えものです。
身の回りにいる生き物に対しては極端な接触がないかぎり,その病気に対する抵抗力はあるものと考えます(根拠が脆弱ですが)。
最近,動物が感染源となっている病気がいくつもでてきましたが,それらは人間の活動,営みが関係している場合が多々あります。
(飛行機などによる長距離移動や家畜の大量飼育などなど)
そのことを忘れて,野生動物に責任転嫁されることを,とても恐れます。
「インフルエンザが怖いから,渡り鳥を全て殺してしまえ!」というようなバカな輩がでてこないことを願います。
すいません,ちょっと入れ込んでしまいました。
Posted by: tsubo : August 21, 2004 09:31 PMtsuboさん、詳細なフォローありがとうございます。
いやぁ、プロの方々がこうやってすぐにフォローを入れてくださって、僕は果報者です。
えっとですね、NZのメジロの手元の図鑑によるとZesterops lateralisで、1856年に西島(豪州)より入ったものだそうです。
西島にはもともと原生していたのか、それともやはりどこからか移入したのかは、この図鑑では不明です。
おっしゃるとおり、かなり遠めにパッと見ても、日本のメジロとちょっと違うのが分かります。
背中のハイイロもそうですし、グリーンの色合いもちょっと違うような気がします。
今後も写真撮影に成功することはなさそうなので、紹介する機会はないかもしれませんが、カワセミなんかも日本のとかなり色合いが違いますね。
ペンギンの場合も……、あっ、日本にはペンギンいませんね(笑)
おっしゃるとおり、僕もウィルダネスの野生動物は警戒していて、動物の死骸なんかにも絶対に触らないようにしているのですが、家の周りのスズメとかに関しては、ちょっと油断しています。
なんせ、ネコ、ニワトリ、ウサギと、家で飼っている動物も多く、家の周りの鳥を警戒し始めると、こういう家で飼っている動物まで危険視しなきゃいけなくなってきちゃうので、これはなかなか鬱陶しい。
今回のメジロも、その油断ですね。
今になって、やっぱり娘には触らせない方がよかったかなぁと反省したり。
しかし、この動物が宿主になったり媒介したりする病気が増えている傾向は、なかなか面倒です。
実は、「増えている」のじゃなくて、単に「わかってきた」だけで、妙にヒステリックに騒ぎすぎているきらいがあるのじゃないかな? ということも同時に感じているんですけど、なにぶん専門家じゃないんでその辺はよく分からんですね。
ともかく、tsuboさんのおっしゃるとおり、そのヒステリーが動物に向いて「駆除!」とか言い始めるとやっかいですよねぇ。
そのためにも、自分が動物から病気をもらわないように気をつけなきゃいけないですね。
Ryuさん,すいません。
上っ滑りなコメントを書いてしまって。
送信した後に,自己嫌悪に陥ってしまいました。
今の仕事に就いて10数年経ちますが,野生動物との付き合い方,自然保護のあり方について未だ答えが見つからないありさまです。
ましてや,他人に納得してもらえるだけの説明能力もなく,あのような文章になってしまいました。
Ryuさんのコメント,さすがです。
はっきりいって救われました。
うわ、何をいきなりおっしゃいますやら!
上滑りだなんて、とんでもない。
プロならではの的確なアドヴァイス、さすがだと拝読してたんですよ。
そんなことおっしゃらないでくださいな。
しかし、野生動物とのスタンス、自然保護とのスタンス、難しいですね、ホントに。
僕たちの場合は、それに加えて、「お客様に対してそういうスタンスをどう見せるか?」という対顧客上のスタンスも加わってくるのですけど、未だに良いバランス点が見つからないでいます。
自然保護、動物保護っていうのは、世相の反映もありますし、今話題になっているように防疫の問題も絡むし、ワシントン条約や捕鯨問題のように高度な政治問題・経済問題にもからむし、ホントにホントに考えれば考えるほどやっかいですね。
昔『パドルの向くまま、気の向くまま』に書いたことがあるのですが、NZと日本の自然保護のスタンスはかなり違いますが、これもどっちが一概に良いとか悪いとか言えない部分もありますし、まったく厄介です。
tsuboさんのような大ヴェテランが未だにそうやって悩んでらっしゃると聞くのは、正直ちょっとホッとしたりします(^^;
Posted by: Ryu : August 22, 2004 08:37 PM私は、北海道育ちなので、大都市の周辺でも、校庭にぴょこぴょこ、キツネや鹿の出てくる環境で育ちました。けれども、キタキツネには触ってはいけない、野鼠のようなのには、かわいくても絶対えさをあげちゃだめ、沢の水を飲んではいけない、と、ぎゅうぎゅう言われてきたので、どうも野生動物に出会うと、ふと手足をすくめてしまうところがあります。(北海道にはエキノコックスがあるので)
なので、ただ、野生の動物とは、触れることもなく、別々に生きるもの、という感覚があります。遠くからその姿を、うつくしいと眺めることはありますが。
Posted by: guma : August 23, 2004 12:27 AMエキノコックスは、さすがに怖いですよねぇ。
NZの野生動物には、その手の恐ろしい寄生虫とかダニとか感染症の類は、特に何も言われていないようなのですけど、でもやっぱり手を出したくはないですね。
あと、触れるものではない、というのも同感です。
餌付けもやるべきじゃないと思いますね。
鳥の場合もね、本当は怪我して動けなくなってる野鳥は、そのまま放っておいて他の捕食者の餌食になるがままにしておく方が良いっていうスタンスもあると思うんですけど、やっぱりこればっかりは連れて帰ってきちゃいますね。
本文に書いたブラックバードのように、極端に暴れてかえってやばそうな場合は別ですけど。
でもなぁ、やっぱりこうやっていろいろ皆さんとお話してると、次回からは控えてしまうかも……。
あ、そうそう、こっちは沢の水は飲めないです。
日本人はねぇ、こっちの清流見るとすぐにすくって飲んじゃったりする人いるんですが、全土の水系にGiardia(日本語だとランブル鞭毛虫)という寄生虫がいます。
難儀な話です、まったく。
あと、温泉の中には殺人バクテリアのいるものもあるとかで、絶対に首から上に湯をかけるなというところもあるそうで。
これも怖い話っすねぇ。
まぁ、tsuboさんのおっしゃるとおり、過敏になりすぎる必要は無いのですけど、のんきすぎるのもマズイかも。
バランス点ってのが難しいんですが。
今日のタイムリーなニュース。
http://www.mercurynews.com/mld/mercurynews/news/local/9471698.htm?1c
原文が英語なので簡単に御説明すると、野鳥に餌付けするために庭においてあるフィーダー(餌入れ)やバードバス(鳥の水浴び用の浅い洗面器形状のもの)から不衛生な状態で菌が繁殖して逆に野鳥が病気になる話です。
しかもバードバスの方は水をきちんとこまめに交換しないと西ナイル熱の恐れもあるので(ボウフラが発生して蚊になる)、そちらも注意、とのこと。
我が家にもフィーダーあるんです、ハチドリのネクター用に。
蟻がたかるんで、気がついたらよく水洗いはしていたのですが、もっと徹底しないといけませんね。
結局野鳥に害を与えているのも、間接的とはいえ人間ですね。
ちなみに、アライグマや狸の類がゴミ箱をあさっている場合も基本的にはそのごみやゴミ箱を素手で触ってはいけないと教えられました。狂犬病を媒介するのだそうです。
Posted by: 隠居中、天の岩戸から : August 24, 2004 05:45 AMん?
天岩戸から出てきたんですか?
誰かがお尻でも出して裸踊りでもしてましかた?(笑)
ところで、タイムリーなニュースそのものよりも、MMさんところはハチドリが来るっていうところに感動、っていうか、うらやましい……。
しかし、バードフィーダーも問題なのか。
やっかいなこっちゃなぁ。
NZの場合はね、ハリネズミが超強烈なノミを持っているので、絶対に触るなって言われてます。
あ、あんなもの触ったら痛いわ(笑)
捕まえて家の中に連れて入っちゃダメって言われてます。
知らずに家に持ち帰った日本人がヒドイ目にあった(病院送り)という話も聞いたことあります。
知らなきゃ、あれ可愛いから連れて帰りたくなるでしょうねぇ。
すみません、読者の皆様、こちらのブログオーナーの別サイトAotearoa Mailの方に上記のハリネズミ(hedgehog)とノミの話がしっかり写真入りで出ております。
メニューからLife in Sunny Nelson→Tahuna Hillsで見ることが出来ます。
しかも、ノミのリスクを省みず「いじくりまわして」いた人間もいるようです・・・って、隠居中なのにフォローの仕事させないで下さい、上司殿(爆)。
本当に裸踊りが功を奏して出てきてしまったではないですか。
(まあ、「逆説の日本史」的にはアマテラス→卑弥呼→引責処刑となるんですね、これが。何時引導渡されるのかな、自分は・・・と、また脱線)
Posted by: 裸踊りをありがとう : August 25, 2004 05:19 AM日本史に脱線、いいじゃないですか(笑)
『Aotearoa Mail』は完全に死んだサイトなんで、サイト管理者的にはあんまり読者をあっちに誘導しないようにしてるんですよ(^^;
いつ削除しようかなぁ、なんて考えてるサイトですねぇ、ありゃ。
ちなみにハリネズミはね、2年位前だったかな、剣山に見立てて花を「活けて」いたら、怒ってジャンプし始めて、指先を刺されたこともあります(^^;
教訓:野生動物はいじめないこと

