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June 30, 2004

ファーストエイド雑感。

■ 予報
地上気象 - 晴れ。南西風40 km/h。最高気温14度、最低気温4度。
海洋気象 - 南西10ノット、午後は20ノットに。海況はやや荒くなる。

■ 何が南西20ノットだか。昼前から北西に変わったものの最大で5ノット、海面レヴェルだと3ノット程度、午後にはベタ凪。

■ というわけで、一ヶ月ぶりの仕事をしてきた。出社してみるとなんと3グループも運行になっててビックリ。しかも僕のグループは満員御礼で、二度ビックリ。おいおい、真冬だぞ、どうなってるのよ?
  身体は思ったほどなまってなくて、というより、むしろ「お、なんだ、一ヶ月サボっても、ちゃ~と漕げるでないの!やっぱオレってば天才かもな」と思わずうぬぼれてしまうほどスムーズに動いてくれた。
  その代わり、朝の準備、パッキング、調理、片付けなどの段取りが微妙に手間取って参った。きっと一日トータルすると、20分くらいロスしたんじゃないかなぁ。ホントはあと20分よぶんにオットセイ・コロニーでお客様をのんびりさせてあげられたのにと思うと、なんとも申しわけない……。
  実は今日は、ネルソンにあるポリテクという国立職業訓練校のアドヴェンチャー・ツーリズム・コースの学生たちが見学に来てて、僕のグループにもシーカヤックガイド志望の韓国人の女の子が張り付いてたんで、もうちょっとビシッとしたところを見せたかったんだけどねぇ。
  ま、お客様は超大喜びだったから、よしとするか。
  明日はがんばろ。 seal 8

■ 当ブログのコメント欄でおなじみのMMさんとメールで話していて、ファーストエイド(以下FAと略)のことが話題にのぼった。この学校のサイトの左のメニューを見ていくと、「Red Cross First Aid」(赤十字FA)という項目の下に、別途「Wilderness First Aid」(ウィルダネスFA)という項目がある。
  この学校は米国にあるのだが、ニュージーランドでも我々ガイドは一般FA(上記のサイトで言うところのRed Cross FAにあたるもの)ではなく、アウトドアFA(上記のWildeness FAに相当)を毎年受講して認定を更新し続けている。

■ MMさんは、Red Cross FAから独立してWilderness FAが設けられていることに感心されたとか。確かに僕自身も、ニュージーランドに来てアウトドアFAなるものがあるのを知ったときは、さすが本場だ、とすごく感動した覚えがある。

■ 僕は『プロガイド・ワークショップ(PGW)』や『ツアーリーダー・セミナー(TLS)』といったものを日本で開講したりするのだが、そのときにはもちろん、
「FA講習は、最低でも年に一度はぜひとも受講してください」
というようにしている。

  しかし、日本の場合は大きな問題がある。日本では米国やニュージーランドのようなアウトドアFA講習が、まず見当たらないのである(皆無かどうかは未確認)。
  いやそれどころか、一日とか二日とかの一般FA講習はCPR(心肺蘇生法、いわゆる人工呼吸&心臓マッサージ)だけで終わってしまうケースが多く、それ以外の疾病の処置を習おうとするともっと長時間にわたるかなり本格的な講習を受けなければならない。実際問題として、仕事を持つ人には、これはなかなか難しいものがある。

■ 日本でFA講習を開催するのは、ほとんどの場合消防署だろう。
  日本の救急車は大変優秀で、通報からおどろくほどの短時間で現場に急行してくれる。だからたいていの処置は、救急隊員が到着してからで間に合ってしまう。

  例外が心肺停止だ。これは文字通り一刻を争う緊急事態で、一分どころか一秒の処置の遅れが命を左右してしまう。
  これが日本のFA講習が、CPR一色になる傾向が強いことの背景だ。

■ いや本当は、だからといってCPRだけにしてしまう必要はないのだ。他の疾病の処置も教えるべきだと思う。しかし、実際はCPR一色の講習が多いようだ。

  これは邪推なのかもしれないが、消防署側の本音は、
「一分一秒を争うCPRだけは素人のFAを当てにせざるを得ないが、それ以外の止血だのなんだのの処置は、下手に素人には手を出されたくない」
といったところなんじゃないかな、と感じている。

■ ところがアウトドア・フィールドでは、そう簡単に救急車を呼ぶわけにはいかない。場所(場合)によっては、医療機関に患者を引き渡すのに、数十時間を要するだろう。
  となると、CPRだけを知っていたってダメなのは、火を見るよりも明らか。言いかえれば、日本の一般的なFA講習を受講していても、まず役に立たないということになる。

■ 確かにアウトドアでも心肺停止事故は起こる。しかしもっと頻繁に起こるのは、出血、打撲、挫傷、火傷、低体温症、熱中症、脱水症、高山病、捻挫、脱臼、骨折などであり、心肺停止はこれらのうちのどれと比較しても、はるかに発生率は低いはずだ。
  例えば僕は少なく見積もっても年間5万人が漕ぐというシーカヤック・フィールドですでに6シーズン働いているのだけど、その30万人以上ものお客様の中で心肺停止を起こした人は皆無だ。
(ちなみにウソかホントかしらないが、あるデータによるとアウトドアで一番頻繁に起こる怪我は、火傷だそうで、6月26日の投稿のコメントにも書いたとおり、僕自身この仕事を始めたばかりの頃は、確かに火傷がやたら多かった。)

■ だから僕はPGWやTLSでは、消防署にCPR以外の軽い疾病の処置も講義してもらえないか、たずねてみることを提案している。ダメな場合も、予め希望者をある程度の人数集めてからかけあえば、開講してもらえることこともあるらしい。

■ ニュージーランドの場合は、その点しっかりしていて、FA講習を行う組織自体が複数あって、そのいずれもがアウトドアFAに対応する上に、アウトドアFA専門の組織さえ存在するのだ。

  僕は一般FAもアウトドアFAも両方とも何度も受講しているが、確かにその内容は異なる。
  いや、そもそもニュージーランドの一般FAは、日本と違ってCPR以外の疾病に対する処置もしっかりと講習するのである。むしろCPRの占める割合は非常に低いといっていい。8時間の講習なら30分程度、16時間の講習でせいぜい1時間といったところだろうか。
  だからニュージーランドでは一般FAの講習内容は、ほとんどの部分はアウトドアFAと重なるのだが、しかしながら逆に重ならない部分がそれぞれの性格を決定付けている。

  ニュージーランドのFA講習では、必ずシナリオトレーニングが行われるのだが、たとえば一般FAの場合は感電というシナリオがよくある。あと交通事故は、まず間違いなく課されるシナリオだ。
  もちろんアウトドアFAには、感電シナリオはない。アウトドアFAによくあるシナリオは、山中で滑落してガケの途中に引っかかっている重態の人を発見し、レスキューを要請しつつ応急処置する、あるいは場合によっては自分たちでレスキューするというようなパターンだ。
  あるいは、うちの会社は、毎年が講師を招いて独自にシーカヤックガイド向けFA講習を開講するが、だいたい荒れた海で岩場に叩きつけられて怪我をしたパドラーのサーチ&レスキュー&FAといったシナリオになる。

  米国もきっと似たような感じになるのだろうと思う。あるいはFAに関しては米国が最先進国だと聞いているので、もっとスゴイことをやるのかもしれない。

■ ちなみにちょっと脱線気味だが、こうしたシナリオシミュレーションでは、かなり精巧にできたラテックス製の傷口模型をつかってかなり生々しい怪我人メイクを受講者同士でほどこす。これで気分を高めておいて、現場でも皆非常にリアルな演技で重症患者を演じる。
  だからシミュレーション中に本当の遭難と勘違いされて、慌てて周りの人が駆けつけてくるという状況も珍しくない。
  逆に、こちらがプライヴェートでトレッキングとかに出かけているとき、山中でこういうシミュレーション中の模擬怪我人に出くわすこともあって、これは僕らでもさすがにちょっとギョッとしてしまう。
  このエリアはニュージーランドの中でも特にアウトドアの盛んなエリアだから、こういう機会が例外的に多いのだろうけど。

■ 脱線ついでだが、今回の旅でいかに僕の住むエリアが特別アウトドア色が強いかを、改めて思い知った。これも面白い発見の一つだったな。どうしても自分の住むところを基準に考えがちなので、ニュージーランド中がここと同じような感覚につい陥ってしまうのだが、やっぱりここほど「アウトドアバカ」な場所は、ニュージーランドといえどもそう多くはないようで、道行く車の数台に一台がカヤックを載せているようなところはお目にかからなかった。

■ あんまり脱線し続けると、ともどもなく明後日の方に行ってしまうので、そろそろ話を戻す(呑みながら書くと、どうしても脱線が多くなるな……)。
  FAに関する違いは、こうした講習のシステムにとどまらない。むしろ僕を驚かせるのが、日本の受講者の少なさだ。

  アウトドア活動は、もっともFA技術を必要とする場の一つだ。上記のように、アウトドアで疾病に遭遇した場合は、救急車を待っていては間に合わないケースが多い。
  なのに、日本のアウトドアズマンに話を聞いてみると、アウトドア活動のためにFA講習を受けたことがあるという人が少ない。驚くことなかれ、PGWでプロとして実際に活動している人たちに話を聞いても、受講歴のない人、あるいは受講してから何年も経っているという人が少なからず存在する。プロでこれだから、アマチュアは推して知るべし。

  ニュージーランドでは、アウトドアのプロは言うに及ばず(蛇足だが、ニュージーランドのシーカヤックガイド資格SKOANZは、最低でも二年に一度のFA資格更新を義務付けている)、アマチュアでもFA受講は半ば常識化しているし、農場などでもフルーツ農場のように常時に人を多く雇うところはFA講習受講が義務付けられているようだ。細かく調べていないので具体的に列挙できないのがもうしわけないのだけど、他にもFA受講を義務付けている職種は多いようだ。(日本でFAを義務付けている職種って、どれほどあるんだろう?)

  実際、一般FA講習を受講してみると、ありとあらゆる業種の人たちが「職業柄知っておきたい」と、受講しに来ているにの驚かされる。猟師、漁師、樵、農夫、旅館経営者、アウトドアガイド、そして小さな子を持つ主婦などなど。

  また、家人が出産した産院では、退院の際に子供向けFAのヴィデオを観てから帰りなさいといわれた。妻もセラピストという職業柄、定期的にFA資格は更新し続けているので、僕たち夫婦にとってはなんら目新しいヴィデオではなかったが、新米パパママにこうしてFAヴィデオを必ず見せるというシステムには、やはり感心した。

  そういうお国柄ゆえ、一般のアウトドアズマンの受講率も高い。いや、そもそも上に上げたような「FAを義務付けられた人」の多くが、プライヴェートではアウトドアズマンだったりもするのだ。

■ きっと、日本の消防署の「出来れば素人にFAはやって欲しくない」という姿勢は、このままでは容易には変わらないと思う。なぜなら「素人はプロの仕事に手を出すな」というのは、日本人の国民性そのものだからだ。きっとここを読んでいる方の中にも、自分の職業に関しては「素人には手を出して欲しくない」と思っていらっしゃる方は少なくないのではないだろうか? ならば役所だけに変われといっても無理な話だろう。

  だが、草の根レヴェルでアウトドアFAの要望が高まれば、消防署側の姿勢もきっと変わってくると思うのだが。

■ ちなみに、日本では医師法かなんかの規制のせいで、救急隊員は器具を使った人工呼吸や心臓マッサージが出来ないと聞いている。以前、他の都道府県に比べて異常に心肺停止事故からの蘇生率が高かった新潟県が、実は「違法」にこうした「治療」を施していたことが「発覚」し、問題になったことがあった。
  人命救助を、杓子定規にあてはめて医師法違反として問題視するという姿勢は、6月7日の投稿で論じた、日本人特有の人命軽視の傾向の一つのあらわれに見える。まともな神経ならば、むしろ救急隊員にこうした器具の扱いのトレーニングを義務付けた上で解禁するような形で法改正するという風に考えるはずなのだが。

■ ちなみに今回の雑感には、きちんと裏づけをとらずに書いた聞き書きやうろ覚えの部分もある。間違い、勘違いなどがあったら、ご指摘ください。
  (裏づけをきちんと取りきれないままにアップしてしまうというのが、毎日更新のブログの弱点かもなぁ。)

■ 追記(11月30日)。
  【コメント & トラックバック専用】に2004年11月30日に、MMさんから「今日から成田空港にAEDが導入された」という速報をいただいた。今後も広まることを大いに期待。

投稿者 Ryu : June 30, 2004 10:01 PM
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コメント

Ryuさん、こんばんは!

FAについて、日本の状況というのは「救命」というところに比重があって、瀕死の人間を「とりあえず助ける」というシナリオで想定されていますよね。

でも、Ryuさんが印象を述べられているように、「生か死か」といった極限の状況は稀で、フィールドで多いのは、「命に別状はないけれど、ここで、おかしな処置をしてしまうと後が大変なことになるぞ」というケースです。

例えば、岩場から落ちたり、酸欠やハイポサーミアが長く続いて脳や四肢の末梢に影響がでるかもしれないといった状況。

脊髄や頭に怪我をした場合には、もちろん下手に動かしてはいけないし、意識があれば、自分でどの程度体を動かせるか、あるいはいくつか質問をして、それに的確にこたえられるかで、現状のダメージを把握して、医療関係者に伝えられるか。酸欠やハイポサーミアでは、意識の混濁がどの程度かとか、末梢で壊死などがどの程度進んでいるかとか、そういったことを把握すると、それへの対処が重要になりますよね。

呼吸停止からの蘇生ももちろん大切な項目ですが、フィールドでのFAの実際や、そもそもFAに至る前にどう予防処置を取るかということを学んでおくこと、学べるシステムを作っておくことが大切な気がします。

それから、セルフレスキューの方法を学び、意識しておくことも大切ですよね。

Posted by: uchida : July 1, 2004 01:43 AM

あれ、もうブログになっている>FAネタ。
予想より早い登場でびっくりしました。
しかも自分の名前出ているし、焦りますね(笑)。

こちらもFAというのは基本的にはCPR中心です。
それはプールがある家庭が少なからずあるのが一番の理由かと。
そういった需要があるのを反映してか、カルチャーセンターから大学の一般講座に至るまで、ほぼ毎週どこかでFA/CPR講座は行われています。
しかもどの講座もみっちり1日フルで赤十字の認定証が出るものです。
(単に人工呼吸をちょっと習うというのではなく)
更にinfant CPRは又別に独立しています。
というのも、マッサージの仕方から息の吹き込むタイミングまで一般の物とは違うからです。

さて、この学校のFAのサイト、左のメニューの下の方にCamping Blundersという項目があります。
アウトドアで「絶対・・・する様に」又「・・・するな」と言われた事を守らなかった場合の顛末記ですが、結構笑えます。いや、アウトドア素人の自分としては、大変為になるものも多くあります。
英語で大変ですが、興味のおありの方は覗いてみて下さい。

Posted by: MM : July 1, 2004 04:03 AM

それから日本で119番通報の際のオペレーターのFA等の知識はどうなっているのでしょうか?
こちらでは救急車は私営なので、通報後に真っ先に飛んでくるのは消防車の場合が多いです。
消防士さんにFA能力、更には救命士能力が課せられているので可能なのですが。

話を元に戻すと、
日本ほど早くFAがやってこないという背景もあり、こちらで救急通報した場合、大抵は「電話は現場に誰かが到着するまで切らないで下さい」と言われるそうです。
そして、オペレーターが事細かにFAの指示を通報者に出し、それが移動中の救急ユニットにきちんと報告されるという形です。

数ヶ月前に運良く長男のカブスカウトの見学で市の救急電話のオペレーションセンターに行くことが出来たのですが、凄かったですよ~。
まず建物は地下(カリフォルニアなので地震等の災害対策)。
電話のオペレーションのみならず、緊急時の対策本部になる様にコンファレンスルーム付き。
しかもその部屋にはスタッフが閉じ込められて外部と接触できないことを想定し、壁一面にFAギア、プレス対応ギア、他機関との連絡用の予備回線ギア、予備食料等が壁一面に収納してありました。

これが「市」単位での装備ですから、郡、州単位なら、凄い設備なのだろうと容易に想像できました。

更に、移民の多いカリフォルニア、英語以外の言語(パニックに陥ったら英語の出て来ない人も多い)に、きちんと対応するシステムもありました!

ということで話は脱線して来ましたが、
要はFAに始まり、危機管理の意識がこれだけ何層にもわたって徹底しているという事に改めて感心したと共に、日本の対応がかなり心配になったというわけです。

例えば地震も予知の話は盛り上がりますが、実際に大被害が出てからの対応については予知ほどには対策が練られているか、不安になります。
「絶対に」起こるものなのに・・・

Posted by: MM : July 1, 2004 04:55 AM

今回のFA講習会に関するお話し大変興味深く読ませていただきました。
最後の方にありました救急救命士の医療行為についてですが、先日の6月29日のニュースで取り上げていました。
ご存じかと思いますが、ご情報まで。

Posted by: 木幡 : July 1, 2004 07:11 PM

皆さん、コメントありがとうございます。
カメレスごめんなさい。

>uchidaさん
まったくその通りなんですよ。
危機管理意識が弱いと指摘され始めてからどれくらい経ったか分からないくらい長い時間が流れているのですが、こういうFAやサーチ&レスキューの遅れ一つとってみても、そもそも危機管理を強化しようという意識さえ、いまだに芽生えてきていないように見えます>日本の役所のみならず、草の根レヴェルも

だから、こうやってついついブログでも、この手のネタが増えてしまうのですけどね。
僕が懸念しているのは、これを読んで「なるほど、なるほど」とうなずいて、でもそのまま忘れてしまう人が多いんじゃないか、ということです。
お上に頼ってたら、きっと日本の危機管理レヴェルは永久にあがらないのに。


>MMさん
たぶん、NZも米国と似たようなシステムになっていると思います。
電話も、ケータイからの通報だったらきっと切らないで繋げっぱなしになるかもしれませんね。
オペレータも、FAの指示をすると聞いています。
しかし、外国語に対応しているというのは、さすが米国です。
NZも、ひょっとするとオークランドとかウェリントンとの街になると、そういうのもあるのかもしれないですけど、こんな小さな村では絶対にムリですね。
学生時代、アメリカ人たちと遊んでいて交通事故に遭遇したとき、それまで達者に日本語しゃべってた連中がパニックで一瞬にして日本語を忘れてしまったという事例に実際に立ち会っているので、外国語対応の大切さはよくわかります。


>木幡さん
ニュースでとりあげられてたんですか!?
存じませんでした。
情報ありがとうございます。
どういう論調で取り上げられてたのか、ご存知の方お教え願えますか?


Posted by: Ryu : July 4, 2004 11:18 AM

外国語に対応するのは実はここの地域ではなく車で2時間弱ほど離れたところになります。
そこは海軍や諜報機関から派生した国際関係学や外国語習得プログラムが充実しているコミュニティーでして、そこに非英語対応センターがあり、そちらで一括して対応できるようになっているということです。

確かにカリフォルニアだから出来る技ですね、これは。
中西部はだめでしょう。
なにせ、いまだに蒙古班を知らない人がいて、虐待ケースかどうかの確認の問い合わせの電話が州の公の機関から我が家の子供のかかりつけのドクターにかかってくるくらいですから。

アメリカもいろいろ訪ねたり住んだりしてきましたが、場所によって本当に別世界ですので、日本のような普遍的なサービスの質は全くもって期待できないです。

それから携帯電話からの緊急通報は管轄地域の高速警備隊のセンターにまず繋がり、地元警察ではない、というのも最近メディアでよく流している情報です。
これは携帯からの通報者に電話をすぐには切らないことで、自分の現在位置がすぐに分からなくても自分で手がかりになる情報をオペレーターに伝えられること、最悪でも捜査機関が見つけ易くなること、等の含みが当然入っています。

旅行でアメリカにいらっしゃる方も少なからずいると思いますので、簡単な英語で良いですからはっきりと自分は日本語は喋れるが英語はだめなことを言える事、そして、携帯からの通報では時間が余分にかかるであろう事、等の点が頭のどこかに入っているだけでも違うと思います。

Posted by: MM : July 5, 2004 08:04 AM

大変実践的な有益情報、ありがとうございます。
渡米の予定のある方、メモして置かれるとよろしいかと。

Posted by: Ryu : July 5, 2004 10:11 AM

さきほどNHKの国際放送で『難問解決!ご近所の底力』を放送していたのですが、その中で地震災害の際の救助訓練を指導できる立場の一般市民が東京消防庁から災害時の救急ボランティア証明を交付されていることが紹介されておりました。
この証明書所持者は、救急隊員立会いの下なんと一般市民に講義をすることが出来るというので、取り上げられていたのですが。
番組ではいざというときに身の回りのもので救急体制を整える方法がいくつか流れたのですが、一番面白く且つ感心したのが物干し竿2本とポロシャツ数枚であっという間に組み立てた簡易担架。
他にも簡単な捻挫の処置から意識を失って倒れている人を起こさなければいけない際の具体的な方法も、全部ではありませんがチラッと、他にもいくつかアウトドアでも使えそうなアイディアが映りました。
やれば出来るんじゃないですか>消防庁(笑)。
こういった実践的な救急訓練がアウトドア用にももっと行われても良いと思うのですが。
いや、その前に先手を打って、こういった現存システムから利用できるものは利用してしまったほうがいいのかな。

Posted by: MM : July 7, 2004 05:51 PM

へぇ、そんな証明制度があるんですね!
それは面白い。

消防庁もね、さすがにプロフェッショナルなんで、素晴らしいメソッドはたくさん持ってるんですよ。
例えば、野遊び屋のガイドのショージの兄貴もレスキュー隊員なんですけどね、見てると唖然とするようなすごい技をたくさん持ってますよ。

それを、一般にきちんと公開する気があるかどうかっていうのが問題でして。
おっしゃるとおり、先手を打って草の根からこういうメソッドを「盗む」という心構えになっておいた方がいいかなと思います。

Posted by: Ryu : July 7, 2004 07:01 PM

こんにちは、Ryuさん。
救急救命士は、2004年7月から気管挿管ができるようになりました。
http://www.sho-oh.ac.jp/jesa/

Posted by: kurukuru : August 2, 2004 11:28 AM

kurukuruさん、毎度情報どうもありがとうございます!

トラックバックしていただいたにしび~さん情報のAED規制緩和の件といい、気管挿管の件といい、こういう緩和は本当に素晴らしいですね。
絶対にこれで助かる方が増えますよ。

Posted by: Ryu : August 2, 2004 03:34 PM
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