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神戸クアハウス

Aug.6, 2004 都心の天然温泉ビル 

神戸クアハウス:イメージ1

神戸の中心地といえば三宮である。その三宮には、JR、阪急、阪神、地下鉄がそれぞれに駅を持っていて、すべてが隣接している。こじんまりとした港町である。その三宮の駅から徒歩5分の処に天然温泉が沸いているのを知る人はまだ少ない。その温泉の名を神戸クアハウスという。

神戸クアハウス:イメージ2

ここは街中の利便性をうまく活用している。24時間営業、年中無休の7階建温泉ビルが建っている。最近、小スペースに6~7台は収納できる有料駐車場の用意もできた。ただし、ここは街中なため近隣に100円駐車場がたくさんあるので駐車スペースには事欠かない727メートルから沸く重曹泉と 1,006メートルから湧き出る硼酸泉を堪能できる。温泉ビルにはカプセルホテルも併設され3,800円で利用できる。また、2,300円で仮眠室の利用もできるように工夫されている。レストランのラストオーダーも23時30分までと夜遅くまで営業している。その他に、マッサージ、脚つぼ、垢すり、エステが用意され、まさに都心の立ち寄り湯を実現している。

神戸クアハウス:イメージ3

湯量が豊富なためミネラルウォーターとして天然温泉水のコイン販売も行っているので庶民的な親しみがさらに増す。1Fは総合フロントと水汲み場。2F~4F はカプセルホテル。5Fは浴場で6Fは脱衣場。7Fはレストラン。神戸の都心部に建った温泉ビルはこういう構造で、総合レジャーセンターとしてのクアハウスとは一線を画した立ち寄り湯である。

神戸クアハウス:イメージ4

この辺りは神戸の震災時に被害が大きかったところだ。ビルが真っ二つに割れ、上階部が道路に無残にも横たわる姿、市役所のビルはちょうど中間辺りの階の天井と床がくっつきアコーデオンカーテンが外に飛び出し宙を舞う姿など、何度も何度もTVニュースで全国に放映された。この温泉ビルから徒歩で10分、20分の処なのだ。だが不思議なのは、このように無残な姿をさらした被害甚大なビルの隣に平然と何事もなかったかのように大した被害を受けずに済んだビルが、大被害と小被害のビルたちが乱立していた。この地震で有馬温泉の金泉は泉脈に大きな影響を受けたが、この神戸クアハウスは泉脈に影響を受けず、ビルにも大きな被害はなかった。

1Fの水汲み場では2分間200円という格安価格で神戸の名水「布引の水」を汲むことができる。これは国立公園六甲山布引谷水系の水で花崗岩砂礫層やシルト層から湧き出る理想的な地質的条件から得られる天然水で、将来も汚染される心配がないといわれている。ミネラル成分比較は1,000ml中、カルシウム33.3mg、ナトリウム27.0mg、マグネシウム7.3mg、カリウム0.8mg、硬度 112.45mgとなる。

その昔、外国航路の船員たちは、赤道を越えても腐らず美味しい水として「コウベ・ウォーター」を世界一の名水として珍重したと司馬遼太郎著の「街道をゆく」で紹介される。猛暑の2004年夏、今日の神戸の空も青く高く澄み渡り、海の青と山の緑が美しく対比している。

-DATA-

住所:
神戸市中央区二宮町3-10-15
交通:
JR阪急三宮駅より徒歩8分
電話:
078-222-3755
入浴料:
大人:920円
4歳~小学生:620円
0~3歳:310円
ボディーソープとシャンプー有り
時間:
男性 24時間
休館日:
年中無休
泉質:
重曹泉、硼酸泉
泉温:
重曹泉:36.5℃、硼酸泉:40.6℃
効能:
神経痛、筋肉痛、冷え症、関節痛、慢性消化器病、疲労回復、うちみ、関節のこわばり、くじき、運動麻痺、病後回復期、痔疾、疲労回復、健康増進、切り傷、五十肩、慢性皮膚病、虚弱体質、慢性婦人病、便秘、肝臓病、糖尿病

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