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中川温泉「ぶなの湯」

Nov.30, 2003 丹沢湖・紅葉トレッキングと”信玄の隠し湯”

中川温泉「ぶなの湯」:イメージ1

秋も深まったある日。「そろそろ丹沢も紅葉かな」という頃、丹沢湖方面へ紅葉狩りに出かけました。国道246号線を南下、大井松田ICを過ぎ、御殿場線「谷峨(やが)」駅を左に見たら、少し先の「清水橋」交差点を右に入ります。すぐ横に川を見ながら鄙びた山あいの一本道を登り、「玄倉(くろくら)へ」の表示を左折。ぐるりとカーブを切り、トンネルを抜けると湖岸へ出ます。湖のふちをめぐるように玄倉まで走り、「玄倉川橋」を左手に見送って、なお直進、ここからは、狭いオフ・ロードの林道(7/1~9/30は通行止)になります。歩行者と対向車に注意しながらゆくと、やがて車止めに突き当たります。手前にスペース(約15台)がありますので、そこへ車を停めます。車を汚したくない方は、玄倉の駐車場を利用してください(玄倉から車止めまで徒歩約30分)。ディ・パックを背負い、トレッキング・シューズに履き替え、いざ紅葉トレッキングへ。車停めの門を迂回して進むと、玄倉川を眺めながらのゆるやかな登りが始まります。この道は「ユーシン渓谷」と呼ばれ、紅葉の景色がすばらしく、近年ハイカーに人気の場所です。道の先にある山小屋まで車が入るため、迷うことのない一本道の車道。道幅もあり、傾斜もさほどきつくないので、中高年の方や子供連れでも歩けます。視界の開けた道を、さまざまに色づく落葉樹林を眺めながら2時間半ほど歩き、沢沿いで遅めのお弁当タイム。午後の陽に映える山々を眺めつつ、来た道をのんびりと戻りました(途中に長いトンネルがあるため、懐中電灯は必携)。

中川温泉「ぶなの湯」:イメージ2

車で玄倉まで戻ったら、玄倉川橋を渡ります。来たときの道とは、丹沢湖をはさんで対岸にあたるこちらは景色のよい一方通行のドライブ・ロード。途中、ところどころにもみじが植えてあり、真っ赤な紅葉を堪能することができます。なかほどにある停車スペースで湖を見渡したり、山の向こうから顔を出す富士山を眺めたり、車窓の景色を楽しみながら終わりまで進み、76号線へ出たところで右折します。めざすは「中川温泉」。歩いた後は、温泉で汗を流し、さっぱりしようという計画です。中川温泉は、丹沢湖の奥、山懐に沸く温泉で、約400年前、武田信玄が戦で負傷した兵を湯治させたという言い伝えから、「信玄公の隠し湯」とも呼ばれてきました。pH10以上の強アルカリ泉は、傷の治療はもとより、美肌効果も名高く、「美人の湯」としても知られています。地元の人はもちろん、最近では登山帰りの人や、オート・キャンプ場利用の家族連れなどにも人気があります。

中川温泉「ぶなの湯」:イメージ3

76号線を北へと進み、中川温泉の歓迎アーチを右に見たら、少し先にある「町立中川温泉・ぶなの湯」の看板を目印に、右手へ入ります。急坂をどんどんと川岸まで下ると、やがてあらわれる三角屋根の建物が、日帰り入浴施設「ぶなの湯」。建物手前は広い駐車場になっています。入口を入り、ロッカーに靴を納め、受付で料金を払います。「山のキャビン」といった感じの外観どおり、内装にも木がふんだんに使用され、素朴な造り。受付は売店もかねており、地元産のお菓子やみかんが並べられ、なかなかアットホームな雰囲気があります。併設のロビーにはTV、ソファ、マッサージ・チェアーがあり、ちょっとした休憩スペースになっていました。2階には畳敷きの大きな休憩室(40名)もあり、ゆっくり休みたい人はそちらを利用します(食堂はナシ・持ち込み可)。ロビーには貴重品ロッカーもあります(脱衣場にも小さい貴重品ロッカーあり)。廊下を奥へ進んでいくと、手前が小浴場(約20名)、奥が大浴場(約40名)で、曜日によって男湯・女湯が入れ替わるため、暖簾の文字を確認して入ります。脱衣場は銭湯を思わせる簡素な作り。衣類や荷物は、そなえつけの脱衣籠へ入れます。お風呂場に入ると、一方の壁に沿うようにへの字型の浴槽があり、広い窓が設けられていました。もう一方にはカランが並び、こちらも大きな窓。ちょっと温室のようなイメージで、日中は日の光がふんだんに差し込むそうです。ルーバーウインドウから暮れかかった外の空気が流れ込み、ちょっと肌寒いのも山の湯の趣・・・とはいうものの、いそいで体を流し、内湯につかりました。寒い日の温泉は格別のありがたさ、思わず「ふぅ~っ」と声が出ます。サラサラとした透明なお湯ですが、肌をなでるとつるっとしており、「美肌効果」が期待できます。じゅうぶんに温まってから露天へ出ると、爽やかな山の空気に取り囲まれました。森の木々や清流からたちのぼる新鮮な香り・・・これは山奥までこないと味わえない、貴重な空気です。岩風呂のふちにあごをのせ、胸いっぱいに吸い込みました。

中川温泉「ぶなの湯」:イメージ4

中川温泉には温泉旅館が数件あり、立ち寄り湯可能な宿もあります。旅館のしっとりとした雰囲気を味わいつつ、気軽に日帰り、というのもまた一興。昼食付きのコースもあるので、温泉だけを目的に訪れてみてはいかがでしょうか。中でもおすすめは、老舗の「信玄館」(TEL:0465-78-3811・立ち寄り湯 1,000円)。磨かれた石造りの立派な内湯は、ライティングも絶妙で、不思議な温かみを感じます。テラスには木の露天もあり、川をはさんだ向かいの山を眺めながら湯浴みが可能。更衣室もさすがの設備のよさで、気持ちよく利用できます。立ち寄り湯のみで利用の場合は時間が限られるため、あらかじめ確認の上でお出かけください。

-DATA-

場所:
神奈川県足柄上郡山北町中川645-8
電話:
0465-78-3090
交通:
車:東名・大井松田ICから国道246号線で御殿場方面へ約15km・76号線で約10km
東名・御殿場ICから国道246号線で大井松田方面へ約15km・76号線で約10km
電車・バス:小田急線・新松田駅よりバス58分「中川」バス停下車・徒歩5分
料金:
大 人:2時間・700円:1日・ 1,000円 (中学生以上)
小 人:2時間・400円:1日・ 700円 (小学生以下)
身体障害者:2時間・400円:1日・ 700円 (身体障害者手帳が必要です)
乳幼児(保護者同伴の者) 無料
超過時間使用料は、1時間毎に各人100円
営業時間:
午前10時~午後6時(土・日・休日は7時まで。夏のハイシーズンは8時まで)
定休日:
毎週水曜日(祝日の場合は翌日) 及び、12月30日~1月3日
お風呂:
大浴場(約40名)、小浴場(約20名)、露天2
(男性は日・月・火、女性は木・金・土が大浴場になります。)
泉質:
アルカリ性単純泉(pH:10.3)
効能:
胃腸病・神経痛・リューマチ・高血圧、美容効果
他施設:
休憩室(約40名・食堂なし・持込可)、マッサージ機、売店・おみやげコーナー
メモ:
ボディシャンプー、シャンプー、リンス、ドライヤーあり。タオル200円。
山北町HP:
http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/index.html

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