矢巾町国民保養センター
Nov.29, 2003 雪が降る前に

何回入っても入っても、又行きたくなる。いつの間にか1週間に一度行かなければ落ち着かなくなった。そして今度こそは、と自分に合った温泉を探し出してゆく。今回は「かけ流し」と「循環式」を交互に実施している、しなびた温泉を求めて物色してみた。矢巾温泉郷、そこには数軒の温泉宿が存在する。一番目立つ所に「矢巾ヘルスセンター」「矢巾町国民保養センター」の2軒が一般客をターゲットに向かい合っている。そして最近、改装を施した「矢巾町国民保養センター」に行ってみた。

ここへのアクセスは東北自動車道の盛岡インターから盛岡・和賀線を南に向かい右手に見える南昌山を目指す。10分程で「矢巾温泉」の看板が見えてくるが、盛岡・和賀線からの入口は3箇所あり、どこから右折しても矢巾温泉郷に繋がっている。比較的、盛岡市街地から近いが何故か集客力が低い。というのも、ここから、15分以内に6箇所くらい○○温泉と名乗る入浴施設があり、ある意味で激戦区になっている為だ。また、逆の意味でいい温泉地帯とも言える。もっと入湯客にとって気持ちの良い施設造りを工夫していって欲しいものだ。

さて、入口に着き観音扉を開け中に入る。外からは光が入らない為かロビーは薄暗い。まさしく「正統派温泉場」の雰囲気がある。入湯料、450円を支払い風呂場へと廊下を進すんで行くと一番奥に女湯、男湯の暖簾に辿り着く。10時開店で現在、10時10分なのに、もう先客が7、8人いる。ご老人に人気のお風呂だ。脱衣所には車椅子でも入れるトイレがあり、脱衣籠を収納する棚は15箇所ある。脱いだ衣類を収納し風呂場へと又引き戸を開け滑って転ばぬよう慎重に中へ。右手に6箇所の洗い場があり、左手に浴槽がL字型に広がっている。体を洗い浴槽へ入る。湯質はさっぱりとしていて、少しだけぬるっ、とした感じが残る。半身浴をする湯船もあるのだが、一気に首まで浸かった。湯温は42度を指しており熱からず、ぬるからず、丁度よい。湯船は10人位だろうか余裕で入れ、深さは2段階になっており、手すりも付き親切設計になっている。老人にうけが良いのも頷ける。

さっぱりとしたところで、無料休憩所でごろんとする。何も考えないで風呂上りの脱力感と爽快感を味わう。やはり家の風呂より湯冷めしない。暫くの間、体が火照った状態が続くのが体感できる。隣のロビーにはビールとジュースの販売機があり、のどの渇きをビールが癒してくれるだろう。が帰りの長距離ドライブが残っているので我慢し、無料の水を一杯飲む。周りを見ると、家族連れでお弁当持参、飲み物持参で一日がかりのお出掛けで来ているのだろう。日本人は余裕が無くせかせかし、勤勉である、などとは遠い状況がここにある。

建物から一歩外に出ると、テニスコート、屋内、屋外ゲートボール場、南昌山への登山口と渓流、滝などへのトレッキングコースなどがある。春~秋であれば南昌山も楽しめ、近くの沢で渓流釣りも楽しめる。どちらかと言うと、若者向けの温泉とは言えないが、老若男女の精神的疲れを取るには絶好の温泉である事は間違いない。
-DATA-
- 場所:
- 岩手県紫波郡矢巾町
- 交通:
- 東北自動車道 盛岡インターチェンジより南方面へ車で15分 南昌山麓
- 駐車場:
- 第3駐車場まで有り、60台程度駐車可能
- トイレ:
- 駐車場に1箇所、温泉内にも多数有り
コメント(0)
コメントはまだありません。
コメントを投稿
(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)








