白石温泉
Oct.09, 2003 身近な温泉探しましょ

宮城県白石市には三つ温泉がありますが、その中でも白石城から近く、一番新しい温泉と言われる白石温泉に行ってきました。白石駅から出発した場合の白石歴史観光と温泉を組み合わせることができないかと試みたのですが、徒歩では遠いかもしれません。自転車を使うのがちょうど良いかもしれません。片倉家御廟のある山の向かい側に位置していたので、あわよくば紅葉が始まっている見れる?と思いましたが、まだまだ時期ではありませんでした。それでも、白石川の川辺にはコスモスや秋の草花が咲き乱れ四季のうつろいを感じることができました。

利用施設は「かんぽの宿白石」です。東京駅から東北新幹線で約2時間10分、白石蔵王駅で下車します。東北新幹線白石蔵王駅より車で約10分、東北本線白石駅からは車で約5分くらいです。東北自動車道の白石I.C.からは約6km。白石川畔にあります。駅前より東へ向って白石城や武家屋敷、少し足を延ばして名物の松田製粉の白石うーめん処、そして片倉家御廟、白石川を挟んで向かい側に白石温泉があります。白石城下のお堀周辺の歩道は整備もされ、昔ながらの町並みや、黒い羽の蜻蛉が戯れる様子を眺めながらの移動は古の時間を愉しめるのではないでしょうか?

泉質はナトリウム・カルシウムが含まれた低張性弱アルカリ高温泉。神経痛、筋肉痛に効く他、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病に効くそうです。ほんの少し塩素臭があり、澄んだ色をしているため変わり映えしないお湯のようにも見えますが、ちょっと入っただけでもしばらく体がほてって汗の止まらない、とても体の温まるお湯でした。「かんぽの宿白石」の湯船は二つ。4~5人が入ることのできる小さめの気泡風呂と十数人は入れるゆったりとした少しあつめの大風呂です。窓は南に向って大きく開き、ぽっかり広がる空と片倉家廟所のある山の緑を眺めながら入浴を愉しむことができます。緑や紅葉の山もいいのですが、冬の雪山を眺めるあついお風呂も捨てがたいものです。市街地に近く入浴料が400円という低料金ということもあり、湯治客も多くいるようで平日でも入浴客でいっぱいでした。400円で大広間も利用できます。

建物のすぐ入り口にある白石川にかかる薬師橋の袂には、薬師堂跡という立て看板があります。地元の人の話しによると、ここは昔、大師様がこの周辺に薬草を植え、人々の病を治したと謂われる場所のようです。温泉自体は昭和35年に開発されたそうですが昔から効能のあるお湯が湧き出で、様々な薬草を育んでいたのかも知れません。建物の裏手の道沿いには成長したという石「おがる石」や貞観元年建立と言われる「瑞雲寺薬師寺」があり、ちょっとした歴史探訪も楽しめました。瑞雲寺の薬師如来像は白石川の白岩でできているということや、この土地の住所が「薬師堂」であることからも、古くからここが癒しのスポットであったことがわかりました。これらのことから、白石温泉は「薬師の湯」とも呼ばれているようです。
今回は温泉周辺の狭い地域しか歩きませんでした。車で行ったのでどうしても見落としてしまったものが多かったように思われます。やはり土地探検は歩きか自転車の速度ですね。白石城から白石温泉までは車を、白石城下は歩きか自転車を利用する方が向いているかもしれません。
-DATA-
- 場所:
- 宮城県白石市福岡蔵本字薬師堂
- 施設問合先:
- 宮城県白石市福岡蔵本字薬師堂28-2
白石簡易保険加入者ホーム かんぽの宿 白石
TEL:0224-26-3161
FAX:0224-26-3167 - 交通:
- 東北新幹線白石蔵王駅より車で10分、東北本線白石駅より車で5~7分、東北自動車道白石I.C.より車で約6分。
- 駐車場:
- 多数有り
- トイレ:
- 利用施設内(利用施設:障害者用室有り)
- 携帯電話:
- 使用可
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