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奥多摩温泉「もえぎの湯」と氷川渓谷遊歩

Aug.31, 2002 テルマリズムじぶん流

奥多摩温泉「もえぎの湯」と氷川渓谷遊歩:イメージ1

東京にも温泉はあります。新宿から電車で2時間弱の奥多摩に1998年7月にオープンした奥多摩温泉「もえぎの湯」がそれです。さっそく、温泉を愉しむために出掛けてみました。もちろん、奥多摩の自然も満喫して、体も心もリフレッシュするのが今回のテルマリズム(温泉療養)の目的です。山小屋風な造りのJR 奥多摩駅で降り、まずは、駅の側にある氷川渓谷遊歩道を散策してみることにしました。

氷川渓谷遊歩道は、駅の前に流れる日原川や多摩川の川べりと愛宕山をめぐる約4kmの遊歩道です。標識も出ていますので、迷うことはまずないでしょう。ちなみに駅を出てすぐのところにビジターセンターがあるので、そこの自然解説員から最新の情報を得るのもオススメです。渓谷を歩く前に、ビジターセンターの前にある奥氷川神社の「氷川の三本杉」も是非、見に行きましょう。都指定の天然記念物であるこの杉は、樹齢650年の鎌倉時代のもので、約50メートルという東京で一番高い巨樹です。一本の木が地上3メートルのところで三つに分かれているこの神秘的な杉は、真下から見上げても大きすぎて、てっぺんまで見ようとするとかなりのけぞらなくてはなりません。ムササビのねぐらにもなっていて、よく見ると丸い小さな穴がありました。木の下には、フンや食痕なども発見できます。神社の横の山百合のたくさん咲く急な坂道を下りていくと、多摩川と日原川の合流した河原へ出ることもできます。夜になると、夜行性であるムササビはこの川の上を飛んで、対岸の森へ餌を探しに行くそうです。川の水はとても綺麗で、川面からは冷気も一緒に流れていました。この日は残暑厳しい一日でしたが、河原はとても涼しくて空気も澄んでいるのが実感でき、安らげました。尾を上下にふるセキレイの姿も発見しました。

奥多摩温泉「もえぎの湯」と氷川渓谷遊歩:イメージ2

「氷川渓谷」は、広い州や瀬を持つので、キャンプや釣り、川遊びも楽しめます。夏休みも終わりに近いのに、「氷川キャンプ場」(奥多摩駅から徒歩7分収容人員300人 TEL:0428-83-2134)にはたくさんのカラフルなテントが張ってあり、大勢のキャンパーたちは楽しんでいるようでした。氷川渓谷には、その他にも「アメリカキャンプ村」(奥多摩駅から徒歩30分 収容人員300人 TEL:0428-83-2724)、「境渓谷キャンプ場」(奥多摩駅より橋詰徒歩3分 収容人員100人 TEL:0428-83-3410)などもあります。釣りでいえば、「氷川国際釣場」(12月から2月末まで休業 TEL:0428-83-2147)もあり、日原川最下流に位置するので、ゆったりと広い河原で釣りをすることができます。奥多摩駅からも近いので、気軽に利用できる穴場なのではないでしょうか。私たちも川に石を投げて水切り遊びをしたり、川べりでお弁当をひろげたりして楽しみました。夏でも川のそばの日陰ならばひんやりと涼しいので、お弁当を食べるのにはぴったりです。清流で心も体もリラックスできた後は、いよいよ温泉へとむかいます。

奥多摩温泉「もえぎの湯」と氷川渓谷遊歩:イメージ3

奥多摩温泉「もえぎの湯」は奥多摩駅から徒歩10分ほどのところにあります。青梅街道旧道にあり、渓谷のちょうど真上に位置しています。氷川キャンプ場からも徒歩10分でこられるので、キャンプで泊まるお客さんの利用者も多いそうです。また、奥多摩駅からも近いので、登山やハイカー、釣り帰りの人などいろいろな人が利用しているようでした。混んでいるのかなぁ、と少し心配になりましたが、大人二時間750円と、時間制限付きなので、わりと回転率もよさそうでした。(ただし、延長も可能。超過料金は一時間200円)ロッカーも大きいので、大きな荷物の心配もありません。タオルも200円で販売してあるので、身ひとつで安心です。

奥多摩温泉「もえぎの湯」と氷川渓谷遊歩:イメージ4

温泉成分表をチェックすると、ここの温泉の効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔、冷え性、病気疲労回復、健康増進などでした。運動不足のくせにかなり急な坂道やでこぼこした河原を歩き、体は疲れているはずなので、筋肉痛を軽く押さえたい私たちには、願ってもない効能でした。男女別の浴場は、内風呂と露天風呂があります。源泉は19℃なので、たぶん温め直しているのでしょうが、内風呂はややぬるめでした。長く入っている分にはいいかもしれません。泉質は「フッ素」と珍しいものでしたが、お湯の感じは、柔らかくてつるつるする感じでした。露天風呂は、木々に被われた高台にあり、浴槽から顔をひょいっと出せば、渓谷を眼下に見下ろすことができます。ここはかなりのビューポイントでもあります。木々を吹き抜ける風の中、湯気のあがる露天風呂に入っているのはかなり贅沢で気持ちいいです。新緑の中も最高ですが、紅葉の季節もきっと素敵なことでしょう。

奥多摩温泉「もえぎの湯」と氷川渓谷遊歩:イメージ5

汗もかなりかいていたので、温泉で一浴びして着替えるとかなりさっぱりしました。個人的にトレッキングと温泉のカップリングを計画しているときは、着替えを用意しておくといいと思います。湯上りには、10分100円のお手軽なマッサージ機で疲れた肩や腰、足裏をマッサージして寛ぎました。また、食堂や売店、休憩のできる広間もあるので、そこで食事をとることもできます。充分に休んでから外へ出ると、外はとっぷりと暮れていました。奥多摩の夜空には無数の星が瞬いていて、久しぶりにいろいろな星座を見ました。都心では、なかなか星座を鮮明に見ることはできません。改めて、奥多摩は空気の綺麗なところなのだなぁ、と実感しました。山の温泉地には、環境の変化がいい刺激となる「転地効果」もあるといいますが、今回はつくづく体と心をメンテナンスできた気分になれました。ときにはこんな日常の句読点も必要ですね!

-DATA-

交通:
・電車の場合
新宿駅からJR中央線立川駅下車。青梅線「奥多摩駅」に乗り換えて終点「奥多摩駅」下車(所要時間:約1時間30分)

・車の場合
中央自動車道八王子ICより1時間10分。上原ICより1時間20分。(駐車場は奥多摩温泉もえぎの湯にありますが、電車で行くことをオススメします)
料金:
大人2時間750円 超過料金1時間につき200円
小学生2時間400円 幼児未就学児は無料
シャンプー 石鹸完備
JR奥多摩駅から徒歩10分
施設:
・奥多摩ビジターセンター
TEL:0428-83-2037
営業時間:午前9時から午後4時30分まで(月曜日休館)
入館無料
JR奥多摩駅から徒歩2分
ヤマメやイワナの水槽があります。奥多摩の自然が分かりやすく展示してあるので、予習に便利。また、登山やハイキングなどの案内もしてもらえます。

・奥多摩温泉もえぎの湯
住所:東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1
TEL:0428-82-7770
営業時間
3月から11月:午前9時30分から午後9時30分まで(入館受付は午後8時30分まで)
12月から2月まで:午前9時30分から午後7時まで(入館受付は午後6時まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は、翌日)
参考:
奥多摩温泉ホームページ「もえぎの湯」
http://www.okutamas.co.jp/moegi/index_mo.html

苫小牧アルテン「ゆのみの湯」

Aug.19-20, 2002 樽前山が美しい、豪華な露天風呂

北海道キャンプ旅行の最終行程。道北を宗谷岬で折り返し、旭川・富良野を経由して苫小牧に到着した。苫小牧での宿泊は、苫小牧アルテンというオートキャンプ場を利用した。キャンプ場というと、コインシャワーがあれば大助かり、という場合がほとんどなのだが、このアルテンには「ゆのみの湯」という、すばらしい温泉がある。

富良野方面から夕張に出て、そこから高速を利用して苫小牧に到着。なんと、外側前面にアルテンとゆのみの湯の広告が書かれた市内バスが走っている。

とりあえずキャンプ場にチェックインすると、さっそく管理人さんに「温泉いいですよ。ぜひどうぞ」と勧められた。キャンプ場利用者は1回分の料金を支払うと、滞在中何度でも温泉を利用できる。しかも、チェックアウト後でもOKという素晴らしさ。

さっそく温泉に行ってみる。キャンプ場からは場内を横切って歩いていける距離にある。ちょうど良い散歩という感じ。8月の後半ということもあって、キャンプ場の方はがらがらの状態だったのだが、ゆのみの湯の方は駐車場がびっしりうまっているのに驚かされた。

苫小牧アルテン「ゆのみの湯」:イメージ1

外観もすばらしく、立派な建物。キャンプ場の付随施設とは考えない方がよいかも。フロントもホテルのようだった。入場券を自動販売機で購入するが、受付でキャンプ場でもらった紙を見せるとそこにスタンプを押してくれた。これを見せれば、何回でも入場できるしくみになっている。ちなみに、入場料は大人600 円、子ども(小学以上)300円、幼児は無料。

苫小牧アルテン「ゆのみの湯」:イメージ2

浴室内部も、ほんとうに広々。大浴場、寝湯、打たせ湯、サウナ、ハーブ湯、露天風呂がある。泉質はナトリウム塩化強塩泉ということ。露天風呂のお湯は源泉を使っているので、まっ茶色をしている。顔にかかったお湯が唇に触れるだけで、しょっぱさがわかる。

この日は小雨だったのだが、露天風呂は本当に気持ちが良い。キャンプ場に接していることもあって、きちんと囲いがあるのだが、うっすらと樽前山を望むこともできた。

苫小牧アルテン「ゆのみの湯」:イメージ3

だいたい風呂は女性軍が遅いので、どんなにゆっくりお湯を使っても、風呂から上がると結構待たされたりもする。この「ゆのみの湯」には、立派な休憩室があり、軽食も食べられるので、のんびりと時間を過ごすことができる。この日のように、天候が良くない日には、キャンプ場からこちらに流れてくるのも良いかもしれない。

幸い雨は大降りにはならず、翌日は太陽が顔を出してくれた。キャンプ場をチェックアウトしたあと、もう一度温泉にでかける。中に入ると、昨日と男湯と女湯が逆になっていた。浴室の構成が少し違うので、1日交代で男湯と女湯が入れ替わるとのことだ。昨日とはぜんぜん違う青空と、くっきり姿を見せてくれた樽前山をながめながら、ゆっくりと温泉を味わうことができた。

-DATA-

場所:
北海道苫小牧市樽前421-4
電話:
0144-61-4126
交通:
道央自動車道苫小牧西インターから、国道36号経由、看板にしたがって10分ほど<。
駐車場:
たくさんあり
トイレ:
きれいな水洗トイレ
料金:
大人600円、子ども(小学以上)300円、幼児は無料
泉質:
ナトリウム塩化強塩泉

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