温泉レポート

サブナビゲーションをスキップ


フィールドレポート

現在のレポート数は811件です。

最新記事
最近のコメント
カテゴリー
バックナンバー

Since Apr.01,2000


« 十谷温泉温泉レポート:トップページ川治温泉と龍王峡スノートレッキング »

高根沢城温泉「元気あっぷむら」

Dec.20, 2001 テルマリズム・じぶん流

ヨーロッパで盛んなテルマリズム(温泉治療)とは、日本でいうところの湯治のようなものですが、フランスでは医学的にも認知されていて、健康保険も適用される程だといいます。最近、日本でも市民の健康増進のために市町村の作った新しい形の温泉施設は増えていて人気があります。栃木県塩谷郡高根沢町にある「元気あっぷむら」も、1997年に温泉を掘りあてて作られた自然あり温泉ありの「心と体の健康」をテーマとした温泉公園です。まさに、テルマリズムにはぴったりの場所。施設は「自然の森・親水公園大自然ゾーン」と「リフレッシュビレッジゾーン」に分かれていて、温泉だけではなくていろいろな楽しみ方も選択できる気軽なレジャーランドでもあります。最近、疲れやすくなった体を労わるべく、私もテルマリズム気分で「元気あっぷむら」へ出かけてきました。

高根沢城温泉「元気あっぷむら」:イメージ1

まずは、入浴効果を高めるために「大自然ゾーン」を散策して体を動かしました。「自然の森」には、「ふれあいの森ゾーン」「やすらぎの森ゾーン」「こもれびの森ゾーン」などに区分されています。森と緑をテーマとした10ヘクタールという広大な敷地の森は、人工的に整備された自然というよりも、本当に森そのもの中を歩くという感じでした。うっそうとした木立の中を歩いていくとだんだん体も温まっていきます。黄金色の落ち葉が綺麗で、ときより鳥のさえずりも聞えてきました。ただ、鳥の鳴き声を耳にしても姿はなかなか見つけられないので、残念なのですが。

高根沢城温泉「元気あっぷむら」:イメージ2

森の中を注意深く観察するのも意外と楽しいものでした。からすうりの実や玉竜の実など見つけることができました。パンフレットによるとこの森では「キスゲ」や「カタクリ」「スカシユリ」「エビネ」などが咲くそうです。また、面白い発見もしました。グレーの葉の塊が一面にあって、なんなのだろう、と思って拾ってみるとなんと朴葉でした。わたしは飛騨高山の朴葉みそが大好きで、よく取り寄せて七輪の上でお肉などといっしょに焼いて食べるのですが、その落ち葉が大量にありびっくりしました。意外と身近にもあるものなのですね。

高根沢城温泉「元気あっぷむら」:イメージ3

森の横には親水池があり、そこの遊歩道も歩きました。岸で休んでいた水鳥は人間の気配を感じると、さーっと見事に対岸へ泳いで逃げていきます。ここの水鳥はへんに人間なれしていなくて、野生のまま警戒心は強いようです。また、ここの池にはメダカの生息地ビオトープがありました。かつて小川のシンボルであったメダカは近年減少しているということです。なので、ここで保護し、増やしていこうと試みているのです。興味深いですね。1時間以上も歩いてすこし汗ばみました。

高根沢城温泉「元気あっぷむら」:イメージ4 高根沢城温泉「元気あっぷむら」:イメージ5

「リフレッシュビレッジゾーン」には、多目的広場があります。そこには1周111mの「素足健康ロード」という石を並べた円の上を裸足で歩く歩道がありました。これは、中国五千年前の「観趾(かんし)法」から生まれたもので、足裏を刺激し、内臓などの機能にいいそうです。靴下を脱いで挑戦している人は多く、私も歩いてみたのですが、場所によってはとても痛かったりします。足ツボ健康法はブームですが、足裏の図解説もあるのでそれをみながら自分の体の悪いところを調べるも面白いですよ。

高根沢城温泉「元気あっぷむら」:イメージ6

さて、いよいよ温泉です。高根沢城温泉の泉質は、ナトリウム塩化物泉です。入浴すれば皮膚に塩分が付着するので保温効果があり、寒い冬にはぴったり。高根沢城をかたどった本館「いちょう」に入り、浴室の入り口で料金を払います。そのときに紫外線スタンプを手の甲に押してもらえるので、何度も入りたい人は2度目からはその手を光にかざせばフリーパスです。なかなか画期的なシステムだと感心。浴室は、ガラス張りで自然光が充分に入り開放的でした。ジェットバス、打たせ湯、サウナといろいろありますが、露天風呂はとにかく広く、お勧めです。わたしは夕焼けでセピア色にそまる中、ゆっくりと温まりました。外気の冷たい中、暖かいお湯に浸かるのはどうしてこんなに気持ちいいのでしょうね。湯上りは休憩室で休ました。廊下にはここにも足裏を刺激する踏み板などがありチャレンジしてみたのですが、これはとっても痛い。思わず叫び声を出してしまいました。湯上りの楽しみは、近所のキリンビール工場から直送されてくる生ビールです。なにしろ近くから運ばれてくるので振動も少ない、できたての生ビールが楽しめます。本当においしくて極楽気分です。このほか、野外には体験施設もあり、そこでは地元でとれた大豆に天然ニガリを加えて作る豆腐教室や手打ちそば教室、炭焼きなどが体験できます。日ごろの生活から離れて、自然の中で体を動かしたり、温泉でくつろいだり、いろいろなことにチャレンジしたりするのはかなりのリフレッシュ。これなら、来たときより帰るときの方がきっと「元気度あっぷ」しているはずです!

-DATA-

場所:
栃木県塩谷郡高根沢町上柏崎588-1
問い合わせ:
028-676-1126(代)
休館日:
第2・第4火曜日
営業時間:
10時から21時まで
入浴料:
大人600円 子供400円
17時以降 大人400円 子供200円
駐車場:
あり
トイレ:
屋外にもあり
交通:
電車・JR利用の場合
宇都宮線「宝積寺駅」下車 無料送迎バスで15分
宝積寺駅発 9時50分・10時40分・14時20分・15時20分(平成14年現在)
車・東北自動車道を利用の場合
東京方面から 都賀JCT~宇都宮・上三川ICより約40分
仙台方面から 矢板ICより約40分
食事処:
本館に中華レストラン「青海」やセルフサービスの売店あり。休憩できる場所もある。ただし、混雑する場合もあるので要注意。別館に自然食レストラン「あやめ」もある。館内への食べ物持込禁止なので、これらを利用したい。
その他:
宿泊施設コテージ「ひばり」あり。大人1人・3800円から。自炊コースは部屋の備え付けキッチンで料理もできる。温泉スタンドあり。1リットル10円。
農産物直売所があり、地元でとれた農産物、野菜や花などが格安で手に入る。かなりのお勧め。
参考:
高根沢町観光協会ホームページ

コメント(0)

コメントはまだありません。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

コメント投稿フォーム

ページのトップに戻る