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平山温泉

Jun.13, 2001 山鹿の奥座敷

平山温泉:イメージ1

かなり以前から、この温泉の評判は知っていたものの、なかなか訪れる機会には恵まれなかった。「山鹿の奥座敷」と呼ばれ、隠れた秘湯・湯の花・豊富な湯量など耳に入ってくる情報は、温泉好きの私を刺激するには充分なものばかり。その歴史もおよそ1200年前まで溯ると言われ、全国の温泉ファンを魅了しているそうだ。

平山温泉:イメージ2

熊本市内から車でおよそ1時間半。国道3号線をひたすら久留米方面へと上っていくと、左側に「平山温泉 3キロ」の看板が見えてくるので、指示通り左折。しばらくすると変形四差路にでるので、道なりに直進するのだが、かなり見通しの悪い交差点なので注意したほうがいいだろう。ほどなく、旅館などがポツポツと建つ平山温泉が見えてくる。

平山温泉:イメージ3

その「平山温泉センター」を初めて訪れる人は、おそらく「営業中?」と心配になるだろう。実際、私もそう思ったうちの一人だが、正面まで行くとしっかり番台に人がいて、何人かお客さんも出入りしていた。営業中ということを確認し駐車場へと向かったが、意外にも車は多かった。が、5~6台も止めれば満車状態になるくらいの広さしかなく、ちょうどスペースが空いてなかったので、少し待つことにした。しばらくすると軽トラックが出ていったので、すぐさまその後に駐車、念願の温泉センターへと向かうことにした。

平山温泉:イメージ4

番台で料金を支払い(なんと150円!)、昔の銭湯のような入口を入る。玄関はかなり狭く、大人二人でいっぱいというところだろう。左側にはちゃんと靴箱が用意されていた。 ガラスの引き戸を空けて脱衣所へ……。予想はしていたが、ロッカーがないので、荷物は番台のおばさんに預けることにした。常連さんだろうか?数人の先客もあり、隣の男湯からは大声で話す声が聞こえてきて、なんともいいムード。

浴室も、期待通りウレタンがむき出しで昔の湯治場を思わせるような雰囲気。硫黄の臭いが漂い、向かって右から熱い湯・ちょうどいい湯・ぬるめの湯と浴槽が分かれているので、手始めに一番広い真中の湯船につかることにした。さすが、評判のお湯だけのことはある。入った途端、体にしっとり馴染みなんとも心地よい。もちろん飲泉もできるので、お決まりの味見。口の近くまでもってくると、硫黄と鉄の臭いがかなりキツイ。申し訳ないが、あまり美味しいものではなかった。しばらくゆっくりしていると、「白い沈殿物は湯の香です」と書かれた板を見つけた。そういえば、なんか白いものが浮いているなとは思っていたが、これが湯の香なのか。最近はあまりお目にかかれないと聞くし、私も実際に見たのは初めてだった。

今回、本当は三つある湯船すべてに入る予定だったのだが、手さえ入れることが出来ないほどの熱い湯には入ることが出来なかった。しかし、脱衣所で着替えている時には、その熱湯に平然と入り、顔まで洗っている人がいたのには驚いた。さすがは常連さんというところだろうか。

平山温泉:イメージ5

この温泉センター、実は宿泊も可能でおまけにかなりの低料金。もちろん、休憩所も用意されているので、時間があればゆっくりくつろぐこともできる。
浴室には、とくに何も用意されていないので、タオル、石鹸、シャンプー・リンスなどは持ち込むといいだろう。女性が洗髪をする時には、入浴料+20円が必要になる。
また、湯の持ちかえりも可能で、1.8リットルのポリ容器(100円)も販売されている。

-DATA-

場所:
熊本県山鹿市平山
交通:
ルート.1:熊本市内→国道3号線→左看板にて左折(約3キロ)
ルート.2:南関IC→国道443号線→国道3号線→左看板左折(分かりやすいがこのルートはかなり遠回り)
ルート.3:南関IC→県道4号線→県道195号線(約30分)
駐車場:
有り(但し5~6台)
トイレ:
あり
泉質:
硫黄泉(単純硫化水素泉)
泉温:
49℃
効能:
リウマチ・神経痛・神経炎・慢性金属中毒症・皮膚病他
飲用:
便秘・痛風・糖尿病・気管支カタル他
入泉料:
大人150円 子供50円
宿泊料:
一泊ニ食付 \3200(但し要問い合わせ)
休憩料:
¥600(入浴料込み)9:00~15:00まで
営業時間:
夏(4/1~10/31)7:00~22:00
冬(11/1~3/31)7:00~21:30
問い合わせ:
山鹿市平山 0968-43-2041

藤七温泉

Jun.10, 2001 八幡平の風に吹かれながら楽しむ露天

藤七温泉:イメージ1

十和田八幡平国立公園のただ中にある藤七温泉は、標高千四百メートルという、北日本最高地点に湧く温泉です。かつては登山客のみが立ち寄れる秘湯中の秘湯だったようですが、今は舗装道路が整備され、誰でも車で簡単に行くことができます。私も今回は、Tシャツにスニーカーという、まったくお気楽ないでたちで車を走らせました。

藤七温泉:イメージ2

東北自動車道を松尾八幡平I.Cで降り、県道45号線からアスピーテラインに入ります。もっとも今回私は、盛岡方面から国道四号線を北上し、途中「分かれ交差点」から国道282号線に進入。西根の交差点を左折して県道23号線へ。「八幡平温泉郷」の、でっかい建て看板がある地点を右折して、アスピーテラインに入る方法をとりました。(えっ、どうしてかって? ただ単に高速に乗るお金が無かったんですよ ^^;)さてアスピーテラインを、右に左にくねくね曲がりながら、どんどん登って行きますと、四、五十分で八幡平の頂上に到着します(もっとも本当の頂上は、そこから徒歩で三十分くらい歩いた所なんですけどね)そこが大駐車場になっていて、眺めも最高なんですが、今回はそこから左手にある「樹海ライン」という道路に車を乗り入れます。ほんの四、五分も下ると、右手に赤い屋根の建物が見えてきますが、そこが目的地、藤七温泉です。

藤七温泉:イメージ3

建物正面左側に受け付けがあり、ここでお金を払ってチケットを買います。いったん外へ出て、建物の一番左端にいきますと、そこに浴舎がつながっていました。古いオモムキのある通路をくぐって中に入りますと、内風呂はすべて木造。何ともいえぬ、味のあるたたずまいです。中央の湯船には木製の樋を通して、温泉が勢い良くながれこんでいます。やはり木製の浴槽は、長年使い込まれて独特の肌触り。湯から出て腰掛ければ、木のぬくもりが尻にやさしい。部屋の奥にある扉をギイッと開けますと、そこが露天ぶろとなっています。広大な八幡平の風景を眺めながら湯につかるも良し。浴槽の縁に腰かけて、山から吹き下りる風に身をさらすも心地よし。といったわけで、何度もお湯から出たり入ったり、内湯に入ってはまた外に飛び出したりと、五百円分思いっきり入り倒してまいりました。何でも女性用の露天風呂はもっと景色が良いのだとか。入らないまでも、ぜひ覗いてみたかったのですが……やっぱりあきらめました。

藤七温泉:イメージ4

風呂を出ますと、建物の右側には、食堂と売店があります。丁度小腹が空いていたので「味噌パン」を買って食べました。山菜やそば、漬物などの特産品、民芸品などのお土産も置いてありましたので、旅の思い出にいかがでしょうか? 日帰り入浴の私としては、無料の休息所が無いのが、ちと残念でしたが、それでも下界の喧騒を忘れさせてくれる、至福のひとときを過ごすことができたのでした。

-DATA-

場所:
岩手県岩手郡松尾村
交通:
東北自動車道、松尾八幡平I.Cから、県道45号線を経由、アスピーテラインへ。八幡平頂上から樹海ラインに入り藤七温泉へ
駐車場:
有り
トイレ:
有り
泉質:
単純硫黄温泉
効能:
神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩
料金:
500円(風呂のみ)宿泊もできます
問い合わせ:
藤七温泉彩雲荘 (0195)78-3962
営業期間:
4月下旬~10月下旬

網張温泉

Jun.09, 2001 大自然の懐、野趣満点の露天風呂

標高750メートル、岩手山麓の高原にある網張温泉は、和銅年間(708~715)から湧いている、みちのくの名湯です。太陽の光もまぶしく感ぜられるようになった今日このごろ、大自然を駆け抜ける緑の風を感じたくなって、車を走らせました。

網張温泉:イメージ1

東北自動車道、盛岡ICから、国道46号線を秋田方面に向かいます。しばらく行ったところで、繋十文字の交差点に出ますので、右折してください。直進で秋田、左折で繋、右折で小岩井方向に向かう旨の大きな標識が出ていますので、お分かりになると思います。岩手山を眺めながら、網張温泉線を直進。小岩井農場を通り過ぎ、緑の中の一本道を30分も走らせれば、網張温泉に到着です。

網張温泉:イメージ2 網張温泉:イメージ3 網張温泉:イメージ4

積雪避けのコンクリートのトンネルを抜けると、そこは温泉だった。見晴らしの良い高原地帯には、休暇村岩手の本館と、すぐ横に網張スキー場があります。かなり大きな駐車スペースが有るのですが、まずはここからの眺めが最高。眼下に雫石の平野とそれを囲む山々が見渡せますし、運がよければ、パラグライダーの飛び交う姿を楽しむこともできます。スロープを上って休暇村へ。目的の露店風呂は、建物の裏手、小さな山のただなかにあります。雑木林の中の狭い一本道を5分ほど歩いて行きますと、心地よい川音が聞こえてきます。丸木でできた階段を、おっかなびっくり下りて行くと、ありました。野趣満点の露店風呂「仙女の湯」です。山間に流れる渓流に、亀滝という小さな滝が水しぶきをあげており、そのすぐそばに湯壷がしつらえてあります。周囲は岩と樹々に囲まれた断崖。BGMは流れる川と滝の音、鳥たちのさえずりのみ。お湯は少し白濁した硫黄泉。脱衣場がありますが、景色にうまくとけこんだ感じの作りで、本当に自然の中にむき出しの温泉、といった感じです。(女性専用脱衣場も有り。ただし私の行った時には女性の入湯者はいませんでしたが……)

網張温泉:イメージ5

露天を楽しんだ後は、休暇村へもどって「白泉の湯」「やすらぎの湯」と二個所ある内風呂をはしご。露天のような豪快さは、さすがにありませんが、温泉独特の匂いと肌触りを十分に満喫することができました。入浴後に横になれる畳敷きの休息室もうれしいかぎりです。

網張温泉:イメージ6

なお網張温泉には、ホテル風の本館と、ロッジ風の網張温泉館があるとのこと。今回、私は本館の方のみの体験でしたが、露店風呂は双方から同じ位の時間でいけるとのことですし、温泉館の方には「帝釈の湯」という内湯があるそうです。内湯の日帰り入浴料は五百円。露天風呂は、つい最近まで無料だったのですが、今回行ったら金100円なりの募金箱が備え付けられていました。(清掃費用とのことです)もちろん宿泊も可能です。スキー、キャンプ、紅葉狩り、きのこ取りと、各人お好みのプランで温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

-DATA-

場所:
岩手県岩手郡雫石町
交通:
東北自動車道、盛岡ICから、国道46号線、県道219号線を経由して網張温泉
または盛岡駅よりバスで60分
駐車場:
有り
トイレ:
有り
泉質:
単純酸性、硫黄温泉
効能:
神経痛、筋肉痛、間接痛、五十肩、運動麻痺
料金:
内湯500円、露天100円
(ただし清掃費用として。無人の募金箱が設置してあります)
問い合わせ:
休暇村岩手 019(693)2211

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