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七倉温泉

May.04, 2001 謎だらけの七倉沢

七倉沢にはガイドブックに載っていない野天風呂があるようだ。時折、ここの温泉に入っている人が居るようだが、何処にどんな形で存在するのか分からず、七倉沢で岩魚釣りを紹介していた本に1行だけ載っていた。何処で読んだか憶えていない記憶を辿りながら、七倉ダムから七倉沢上流に向かって野天風呂と岩魚を捜しに出かけた。

謎だらけの七倉沢:イメージ1

高瀬ダムの入口にあたる七倉ゲートにはJR信濃大町駅よりタクシーか自家用車で向かうことになる。5月1日からタクシーを使って高瀬ダムまで入れる為、観光を目的とした大型バスが何台も訪れており、誘導員の指示に従って駐車場を確保する。駐車場の脇にある七倉山荘には、お土産を買い求める人、食事をしている人達が集まり、ここで遊漁券を購入してから準備を始めます。七倉山荘から橋を渡って七倉沢に降りルートと七倉山荘裏の柵から崖を降りて七倉沢に入るルートが見える。橋の上から温泉の様子が伺えないので、下流の七倉山荘裏から七倉沢を歩いてみる。

謎だらけの七倉沢:イメージ2

水量豊富な七倉沢は上流から押し流された大きな岩と流木が多い事に気付く。少量の雨でも地中に染み込まない事を意味している沢なのだが、スノーブリッチが崩壊して鉄砲水が発生しない限り心配なさそうだ。岩と岩の間をピョンピョンと飛び跳ねながら高瀬ダムに通じる橋の下を通過して行く。国土地理院発行の2万5千分の1の地図によれば、この先、数百mほど進んだ場所に大きな堰堤があるものの、何処にも温泉のマークは表示されていない。右岸に烏帽子岳に進む登山道が見える。その登山道もそろそろお別れがやってきた。ここからウェーダーを最大限利用して次の目的地「堰堤」を目指して進んで行く。

謎だらけの七倉沢:イメージ3

歩き始めてから30分ほど過ぎた頃に大きな堰堤が見えてきた。この堰堤をどう高巻きするか模索しながら近寄って行くと、右岸から高巻が出来そうな雰囲気。「堰堤下にイワナが居るかな?」と、堰堤に近づいて行くと、河原に石を積み上げた湯船が飛び込んできた。「もしかしてこれが・・・?」と疑いながら手を差し伸べると火傷するほど熱い。湯船に伸びた塩ビのパイプが温度調整の役割を果たしているようだが、最近入った形跡も見られず塩ビのパイプは上を向いたまま。近くに掃除道具が置いてあるので温度調節を兼ねて湯船の掃除を始める。

謎だらけの七倉沢:イメージ4

大きな岩の下から源泉が流れ出ているが、左岸にはコンクリートで固められた源泉もある。湯船に溜まったお湯の温度調節が難しく、塩ビのパイプから離れる事が出来ない。しかし、誰も訪れない湯船は展望も開けており中々良い感じである。湯船を作った人、管理している人、泉質は不明だが、この源泉が七倉山荘に送られていれば「単純アルカリ泉」と判断できる。七倉山荘の内湯も気持ちよさそうだが、川のせせらぎを楽しみながら入る野天風呂もいい感じです。

謎だらけの七倉沢:イメージ5 謎だらけの七倉沢:イメージ6

堰堤を越え右に大きく曲がった場所からスノーブリッチが現れ始め、小さな滝が何段も続き、ゴルジェ帯に入っていく行くようだ。高い場所から沢の水が落ちている。カメラのアングルを覗くと、コンクリートで作られた放水口のようだ。「何処から何の為の放水?」と考えるが分からない。水が落ちてくる先にはスノーブリッジがある。最初のスノーブリッジは問題なく越えられたが、次のスノーブリッジを越えられるか不明。その先、大きく左に曲がった先の状態が分からない。「どうしよう?」と考えていると、遠くで「ゴオーーゴロゴロ」と聞きなれない音が連続して耳に飛び込んできた。「雪崩?鉄砲水?スノーブリッジの崩壊?」と焦りながら急いで高い場所に避難するが何も起きない。高巻きしてやり過ごすつもりが目の前には壊れた水路が見える。今は何も無いが、以前は水路用の橋があったのだろう。これで謎の放水口も理解できた。

謎だらけの七倉沢:イメージ7

怪しげな音を気にしながら上流に進むことは断念して、野天風呂に戻って行く。もちろん帰りも入浴するつもりで温泉に向かうが、その後、自分が入ってから誰も入っていないようだ。帰りは温泉から駐車場まで抜ける道を捜しながら歩く。10分も歩けば七倉登山相談所の裏に出るのでタオル片手に出かけてみるのも良いだろう。温泉に向かう道は、七倉登山口相談所裏から歩き始め、上りの途中から左に下って河原を少し歩けば到着する。

-DATA-

場所:
長野県大町市平七倉
温泉名:
七倉温泉
泉質:
単純アルカリ泉
効能:
神経痛、疲労回復
交通:
長野自動車道 豊科ICより国道147号線を経由して県道槍ヶ岳線を七倉ダムに向かう。
駐車場:
七倉ダム駐車場無料
トイレ:
七倉登山口
携帯電話:
通話不可
宿泊:
七倉山荘
料金:1泊2食7500円
入浴:500円
電話:0261-22-4006
期間:4月末~11月末
備考:
たぶん七倉温泉(七倉山荘)の源泉だと思います。

謎だらけの七倉沢:map

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