えびの市営露天風呂
Jun.20, 2000 韓国岳に登った後はこれに限る!

我々登山隊は平日の昼間に都会と携帯電話で仕事のやり取りはしながらも、何とか韓国岳登頂に成功した。賽の河原を連想させる、硫黄分を含んだ蒸気が地表から吹き出ている危険地帯を抜け、やっとのことで駐車場へ。(ややおおげさ)標高が高い高原とは言え梅雨時の登山は大汗をかく。あぁ、気持ち悪い!というわけで、登り口からすぐの「えびの市営露天風呂」で汗を流すことにした。時間は夕方の4時。日はまだ高いが、日帰りの入浴時間は6時までなのでさっそく向かう。
えびの高原のビジターセンターからだと小林市方面に向かって不動池を過ぎ、坂を下りかけたところの道の山側。小林からだとその逆。周囲に他に建物もないので必ず分かる。駐車場に車を停めて、登山スタイルとは打って変わって身軽な温泉スタイルに入浴前変身。足元もサンダルにする。入り口で受付のきさくなおじいちゃんがいる。世間話が始まりそうだが、それは湯からあがってからにして入浴料200円を払って中に入る。200円とは安い。
湯船は「ややや!硫黄が付着しているのか?」というぐらい底が白い。が、入ると分かるがそれっぽくペンキを塗っているだけだった。もちろん、硫黄分が強いのでそこそこ白濁している。湯の中はほとんど見えない。すこぶる気持ちがいい。何より景色が素晴らしい!周囲は手付かずの原生林。聞こえるのは鳥の声。まさに自然の息遣いが感じられる。気になるといえば、女湯に行くルート上に男湯があって丸見えということ。まぁ、見られてもぜんぜん平気なんですが。
気持ちよくなってきたので、周囲を探索。湯の湧き出ている所に竹筒がコップのようにある。その向こうに多少透明な水が溜まっている。「ははぁ、これが飲用ですか・・・」と試しに飲んでみる。「XXX!」これは厳しい。あまりに酸性が強すぎてちょっと僕には合わない。が、便秘やら糖尿病には効き目抜群らしい。お試しあれ。さらに沢をくだってお尻丸出しのまま打たせ湯へ向かう。湯といってもつかるところはなくひたすら打たれるだけ。これが強烈。頭を殴られたぐらいの衝撃で湯があたる。なかなか気持ちがいい。
そこへ全身というか陽のあたる所だけ真っ赤になったサイクリストが入ってきた。湯船に戻って話をさかせる。ひなびた露天風呂のこれも楽しみのひとつだ。これまでの走ってきたルートを聞きながら、湯の中で登山でくたびれた足腰を揉む。次第に疲れが取れていっている気がする。ここは標高1,200mの高原。のーんびり、ゆったり、いつまでも入っていたい温泉だ。
-DATA-
- 場所:
- 宮崎県えびの市
- 料金:
- 入浴/大人200円、子供150円。
宿泊/大人1,670円、子供1,010円。 - 時間:
- 入浴のみは18時まで。
- 湯船:
- 露天(男女各1)、打たせ湯(1)
- 泉質:
- 酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)
- 効能:
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、冷え性、やけどその他
- 交通:
- 九州自動車道えびのICから国道221でえびの市へ県道30経由
- 販売:
- 温泉水の無人販売所あり
- 駐車場:
- 20台程度
- 連絡先:
- えびの高原キャンプ村0984-33-8000(ここから無線連絡してくれます)
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