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晩秋の日高 ドライフライフィッシング

Oct.26, 2002 ネイティブトラウトをもとめて

道内のあちこちで初雪の便りが聞かれ、いよいよ冬の気配が近くなってきた。山間部の標高の高いところではすでに雪化粧に変わり、渓流釣りシーズンも終盤を迎えている。一面の銀世界に変わるまでもう間もなく。渓流釣りは今年最後になるかもしれないこともあり日高の渓流へ行って見ることにした。

晩秋の日高 ドライフライフィッシング:イメージ1

札幌を出発し千歳の友人と合流。国道235号線で一路襟裳を目指す。今回選んだ渓流は襟裳岬に程近い幌満川だ。さすがに冷え込みが厳しくなり、道中の車内ではヒーターが欠かせなくなった。鵡川の町を抜ければわずらわしい信号はもうほとんどない。釣りの話も盛り上がり、途中、太平洋から昇る日の出を眺めながら3時間ほどで幌満川の河口に着いた。あっという間の快適ドライブだった。予定よりも随分早く着いてしまったので、しばらく下流部で鮭の産卵を見ることにする。今年はアチコチの鮭釣りで聞かれたが、メスが少ないと言う。ここでもやはりそうなのか?1匹のメスにたくさんのオスが群がっていた。メスが産卵床を掘っている間、相手のオスは周りに群がる他のオスを必死で追い払う。『大変だなぁ…』その時だ。オスがひつこい1匹を追っ払っている間にちゃっかり隙を狙っていた別のオスにメスを寝取られてしまったのだ。「なんて自然界は厳しいのだろう。たまには僕らも家族サービスしなければ危ないね。」二人で顔を見合わせ何とも複雑な思いだった。すっかり陽も高くなり、上流を目指すことにする。さっきは二人で真面目な顔をして反省していたのに、もう完全に忘れてしまっている。二人とも流れを凝視し、すっかり釣りモードに入ってしまった。

晩秋の日高 ドライフライフィッシング:イメージ2

林道をしばらく進んだところでまさかの崖崩れ。通行止めだ。やむを得ずここで車を止め、ダム下を釣る事にした。上流にあるダムで水を止めてしまっているために川には水が少なく、当初予定していたロケーションから掛け離れてしまったが、深みだけ手を出せば何とかなりそうだ。程よいプールを見つけ、しばらく待っているとライズがあった。目だったハッチは見当たらないので、6Xに#10のハンピーを結ぶ。私のフライには全くお構いなしにライズしている。ひょっとして…次に結んだのは例の支笏湖のハエ。1投目、フライの周りがモワッと波立った。Uターンだ。こんなところで魚がスレているとは考え難いのだが、浅いプール、ほとんど止水に近い状況、やはりそれなりにプレッシャーはかかっている様だ。フロロカーボンの7Xに換え、ティペットを沈めてみた。今度は一撃。フライをスッポリ吸い込んで上がってきたのはアメマスだった。友人も続いて掛ける。1匹釣っては交代。次々とヒットする。20センチほどのサイズだったがホウライマスまで飛び出した。調子付いて、ちょうど友人と話をしながらよそ見をした時だった。「あっ!食ったよ!!今のはデカかったなぁ。」フライを漂わせていた辺りから大きな波紋が広がっていく。まだ合わせてもいないし、何の抵抗もなかったからもう一度出るだろう…。キャストしなおすためピックアップ。あれッ、フライがない!「ダメだなぁ。ティペットちゃんとチェックしなくちゃぁ。」いつも私が友人に言っている言葉を言われてしまった。まったくその通り。人の事は全然言えない。いったい何度これをやってしまっただろう。ザクザクになってしまったティペットを見て悔やんでみるものの、もう二度と食いつく事はなかった。それどころか他のライズまで沈黙させてしまう結果となり、移動を余儀なくされてしまった。その後のんびり釣り上がってみたが水はますます無くなり、ついには飛び越えられるほどの流れになってしまった。しかし、要所要所のわずかな深みには魚影が見られ、放水や雨後などの増水時にはいい釣りができるのではないか?と思われた。今月いっぱいでここ幌満川はシーズンオフを迎えるが来年に期待が持てる結果だった。

晩秋の日高 ドライフライフィッシング:イメージ3

幌満川へは札幌・千歳方面から国道235号線でほぼ1本道。道内では珍しく漁業権が設定されており、日本電工(株)によって管理されている。チケットは定期的に周ってきてくれる巡回員から購入できる。解禁されている期間は6月1日~10月30日。入漁料は500円。また、付近には熊の出没も見られるため熊対策は万全にして入渓して欲しい。林道にも熊の糞が見られるほど。単独での釣行は避けた方が良い。ベストシーズンに北海道の自然を満喫しながら心地よい釣りを楽しんでいただきたい。

-DATA-

場所:
北海道様似郡様似町幌満
交通:
千歳から国道235号線で浦河方面へ。浦河から国道336号線で襟裳岬へ向かう。幌満の市街地に林道の入口があり、幌満峡へ。所要時間は約3時間。現在林道は土砂崩れのため通行止めになっている。復旧の予定は今のところ不明。川通しの遡行となる。
駐車場:
林道脇各所に駐車スペースあり。
トイレ:
付近にはトイレは無い為、日本電工(株)の施設を借りるか、市街地まで戻らなければならない。携帯トイレの携行を薦める。
熊対策:
道内は基本的にどこでも熊の出没の危険が付きまとう。入山する心得としても熊の対策は万全に。笛・鈴・スプレー・ナタは必需品。また、爆竹は付近にいる他の人(林業関係者・釣り人等)に危険が及ぶため絶対に避けていただきたい。

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