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続・支笏湖で大物の気配

Oct.17, 2002 リベンジ

続・支笏湖で大物の気配:イメージ1

あれから10日、北海道では冷たい雨の日が数日続き、一段と朝晩の冷え込みを増した。お陰で雪虫まで飛びあと2週間もすれば初雪も降りそうな気配だ。「今シーズンあと何度あのチャンスが訪れるだろう?」と思うと居ても立ってもいられなくらり、支笏湖へと車を走らせた。

支笏湖は東京の山手線がスッポリ入ってしまうほどの広さを持ち(余談だが、この間信号は3つしかない)、札幌側と千歳・苫小牧側とでは気候まで異なる。冬になると札幌側では4駆でも四苦八苦するほどの雪が積もる事もあるが、千歳・苫小牧側ではほとんど雪はない。そんなわけだから、釣り場の状況は同じ日でも大きく異なる事が珍しくないのだ。湖岸に着いてみるとこの日の札幌側は比較的穏やかだった。しかし千歳側に行くにつれてしだいに波は高くなり、モーラップまで来ると白波が立つほどになっていた。「札幌側に戻ろうか?」と一瞬迷ったがやはり美笛のライズをどうしても仕留めたかった。結局美笛まで足を延ばしてみる事にする。一般に湖や堰堤の上のプールなどのような止水に近い状況では水面にさざ波が立っているほうが良いと言われている。それはティペットの影やフライと本物とのシルエットの違いをさざ波がカモフラージュしてくれるからだ。しかし、通常私はこの釣りの場合はあえてベタ凪に近い状況を選んでいる。というのは小さなハエのパターンを使用して遠投するため、波立っていると極端に視認性が悪くなってしまうこと。さらに魚の方も小さなハエを認知しづらいのか、ライズ事態も少なくなってしまうようである。同じように人間側も鼻先だけを静かに出すだけのライズは非常に見つけにくいので、結果的に非常に釣りづらくなってしまうからだ。

続・支笏湖で大物の気配:イメージ2

美笛に着いてみるといやな予感が的中。白波が立っている。「やはり戻るか?」と思ったが、しばらく車の中でボ~ッと眺めていると、ところどころ風裏になっているところが鏡状になっている。右前方から風がありバックハンドとなるためキャスティングしづらい状況だったが、直感的に「いける!」と思った。前回の夕方、ウェーディング中に足がガタガタ震えてしまったので、今回は長時間の立ち込みに備え、しっかり防寒対策をしてポイントに入った。このところの冷え込みせいか例のハエが目立って飛んでいない。それでも水面をじっと見つめると決して多くはないがポツポツと黒く確認する事ができた。時折足元近くで小型のライズがあったが手を出さず、30分ほど待っていると沖目からいつものようにライズが近づいてきた。群れの先頭が一番大きいことが多いのでライズを先回りするようにキャストする。今日は初めから7Xティペットに結び、無理が利かないのでドラグはバックラッシュ寸前まで緩めておいた。先頭のライズまで約2m。このままライズのコースが変わらなければフライの真下を群れが通過する。完璧なはずだった。しかし、「食ってくれ!」と願う僕の気持ちとは裏腹に先頭は僕のフライを避けるように本物にライズ。何度やってもうまくいかなかった。思ったより風が強く、どうしてもドラグがかかってしまうのだ。やむを得ずヘッドをインターミディエイトに交換。風を利用して水没したハエを水面直下でスイングさせる作戦だ。ライズを確認して1投目。ラインが風に流され始めたその時「ジーッ!!」とリールが逆転。同時にライズがあった辺りの水面がはじけた。「デカイ!」見る見るラインが引き出され、あっという間に100yd巻いてあるシューティングラインの下のバッキングが透けて見えるようになってしまった。ティペットは7Xのままだったが、細いシューティングラインとドラグを緩めておいたのが幸いして、案外ロッドは立てられる。2度のジャンプと鋭い走りはレインボーを思わせたが、慎重過ぎるほどのやり取りの末に上がってきたのは三口になったオスのブラウンだった。力が全身から抜けていき、なんとも言えない満足感が込み上げてきた。そっと湖に魚を戻し、余韻に浸りながら帰路につくことにした。

支笏湖周辺にはキャンプ場が3箇所ほど隣接されており、その周辺はいずれもポイントとなっているのでトイレや駐車場に困る事なく釣りを楽しめる。ドライフライでの釣りは11月後半まで可能で、その他ストリーマーやウェットフライ・ニンフを沈めてもおもしろいだろう。もちろんルアーフィッシングもOKだ。

-DATA-

場所:
北海道千歳市美笛 支笏湖
交通:
千歳空港から国道36号-道道16号(支笏湖公園線)-国道276号で約60分
札幌から国道453号→国道276号で約45分
駐車場:
美笛キャンプ場を利用できます(車1台と大人1名で日帰り\300、宿泊\600。入退場7:00~19:00)。
トイレ:
美笛キャンプ場内(水洗、和・洋式)
お問合せ:
TEL/FAX 0123-25-2752

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