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バスフィールド vol.9 川原大池
Aug.23, 2002 セカンド・バスポンド

川原大池の歴史は古い。ブルーギルの異常繁殖を抑えるため、バスの習性を利用して1977年に長崎は島原半島の諏訪池からバスを移殖したのが始まりである。長崎では2番目にバスが移殖された地と聞いているが・・・。そんな長崎では古い川原大池は地元アングラーはもとより、九州各地のアングラーにもその名は知れ渡っている。また、ここはへら釣り師の間では、50cmを超える巨べら伝説の地として、全国でも有名な場所でもある。この川原大池、他のバスフィールドとは、ちょっと違う所がある。それは汽水池という点だ。池の放水門が直接、海につながっている為に、満潮時には池に海水が入り込んでくる。その為、この池には汽水域に生息するボラなどが目撃される。私としてはシーバスが入ってきて欲しいのだが! 池の底には藻が網の目のように絡み、水辺にはアシなどの水生植物が生え、バスにとっては素晴らしい環境を育んでいる。また、カジカやカワムツ、ヨシノボリなどのベイトフィッシュも豊富なので、それに伴い大型のバスも生息する。数年前に早朝のトップスタイルで50クラスを何本かキャッチしたのが、この川原大池での最大の記憶である。ちなみにアベレージは大体 25~30cmと言ったところだろうか。

さて、ここでの攻めだが! 池の中心部以外でのノンウィードレスフックを使ったボトムねらいはおすすめ出来ない。ほとんどのポイントでは底一面に藻が繁殖しており、これに捕まると大事なルアーを回収出来なくなる可能性が大きいからだ。したがって、ウィードレスフックを使った釣りか、トップスタイルでの釣りに的を絞ったほうがよりスムーズな釣りが演出出来るだろう。ちなみに、ここでの私のスタイルはもっぱらトップである。トップで攻めるとなると、天候や時間帯などのさまざまなデータ―やアプローチに繊細にならなくてはならないが、それだけ、ターゲットを物にした時の感動が大きいのもトップスタイルの魅力である。
知人のアングラーは早朝にフローターを出し、オールドなグラスロッドにオールドルアーを使ったトップウォーターバッシングを楽しんでいるが、こんな道具にこだわったアンティークな釣りもマニアックで良い。

ポイントは、まず池の放水門付近から説明しよう。ここ一体は遠浅になっている。底には藻が絡み合うようにしてバスのストラクチャーを形成している。岸辺にはアシが生え、水生動物、昆虫などが豊富なので、この一体では水面炸裂をよくみかける。続いて、池畔の遊歩道沿いは、ウィードで固められている。その隙間をピンスポットで狙っていくと思わぬ収穫があるかもしれない。しかし、この遊歩道は人の出入りが激しいので、早朝以外はあまり期待がもてない。奥のバックウォーター付近はほとんどウィードで構成されている。ここも遠浅だが急に深くなっているところがあるのでその辺を丹念に探っていくとランカーサイズが着いているかもしれない。他にイカダやブッシュ、また、夏場はリリーパッドなどの好ストラクチャーの連続なので、このポイントは期待がもてる。さらに確実性を求めるならば、水上からの攻めとなる。ここはボート・フローター(トレーラー乗り入れは出来ない)ともにOKなので本格的に攻めてみてはどうだろうか。

いずれのポイントも釣果の差はあまりないようだ。ここでの攻略のカギは底に生えた藻にあるようなので、底の地形を読み、バスが着いている所にうまく送り込んでやることが出来れば、必ず、いい結果を生む事だろう。
アクセス方法は長崎方面から国道499号線を野母崎方面へ 途中、三和町役場付近の交差点を為石(ためし)、川原方面へ川原海水浴場まで。海水浴場裏に大きな池が見えてくる。
-DATA-
- 場所:
- 長崎県西彼杵郡三和町川原
- 交通:
- 国道499号線を為石、川原方面へ
- 駐車場:
- あり
- トイレ:
- 海水浴場周辺にあり
- 食事:
- なし
- ボート:
- OK(但し、トレーラー乗り入れは不可)※
- Field Deta:
- 野池 ウィード・桟橋・イカダ・放水門・流れ込み・ブッシュ・カケアガリ・ゴロタ石などのストラクチャー 周囲約4km
- Others Fish:
- ブルーギル・ボラ・カープ
- コンディション:
- 年中安定している。さほどスレているわけでもなく、爆釣しているわけでもない。平均的にコンスタントにあがっている。日中は人が多いので、朝夕をおすすめする。
- Warning:
- この池では泳がないこと、それとボートでの釣りは必ずライフジャケットをつけるように!底の藻に体が絡むと水面上に這い上がれなくなる!過去にも数人藻に絡んで亡くなっているのでご注意を!
- マナー:
- ルアーの空き箱、弁当がら、タバコの空き箱などが、かなり散乱しています。確実に持って帰りましょう。
- 補足:
- なし
※2003年より水鳥保護の為、川原大池へのボート乗り入れは禁止になりました。
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