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小貝川バスポイントガイド vol.1

Jun.23, 2002

小貝川バスポイントガイド vol.1:イメージ1

茨城県南部を流れる利根川。その流入河川のひとつが小貝川だ。バスフィールドとしては、霞ヶ浦・牛久沼・利根川と、メジャーエリアに隠れた存在のフィールド。地元では古くからのバスフィールドとして知られた存在であった。しかしここ数年、他県ナンパーの車も現れ、もはや知る人ぞ知るというフィールドでなくなってしまった。しかし、まだまだ小貝バスは健在。今回は小貝川の利根川合流付近から、遡っていく形でポイントガイドを紹介しよう。

小貝川バスポイントガイド vol.1:イメージ2

さて、詳しいポイントガイドは・・・その前に小貝川の特徴をおさらい。小貝川は典型的な農業用河川だ。そして何より特徴的なのが、冬場の極端な減水・河川工事、さらに頻繁な水位の増減。一年を通して見ると、4月に田植えの時期を前に水門を閉めてから8月までは満水期。台風シーズンの9月から3月までは減水期と分けられる。そのような特徴の中でも、バスのコンディションすこぶるいい。これもリバーバス特有の筋肉質のマッチョ系ならではと言えよう。しかしそれだけではないのが、小貝バスのミソ。そのコンディションに関わる要因として一説によると、冬場の減水期の極端な水位低下によって自然とシャローが干され、川底にたまったヘドロなどが乾燥。その後、満水期を迎えた川底のシャローは、魚にとって居心地の良い環境に・・・。典型的なシャローフィッシュのバスにとっては、うれしい限りだ。遠くバスの本場、アメリカのフロリダにある「レイクキシミー」のドローダウンは、意図的に水位を下げてシャローを整備し、魚の生育環境を良くするというもの。小貝川では自然と、このドローダウンが毎年行われているのだ。

小貝川バスポイントガイド vol.1:イメージ3

さてさて肝心の、今年の全体的な小貝バスの傾向はと言うと、あまり調子がいいとは言えない。カスミなども低調と言われ、アングラーの中には「もはや絶滅危惧種だ」とまでささやく声もある。小貝川も同様だが、釣れないことはない。今年は例年になくベイトが豊富で、環境的にはいい感じがしているのだ。やや気候が冷え込む日が多いので一時期の低活性と思っている。夏場になれば今までの低調気味を吹き飛ばして爆発してくれるだろう。

小貝川バスポイントガイド vol.1:イメージ4

最下流・豊田積
利根川合流部に近く最も下流の水門。ここは周囲がコンクリート護岸で固められているので、足場はすこぶる良い。しかし目に見えるポイントは水門付近のみ。水門の中央は流れもあってやや攻めづらいので、比較的水流が穏やかな水門の両サイドが狙い目。このスポットには、流されてきたゴミ・流木が沈んでいてバスが着きやすい。しかし居着きというわけでなく比較的スクールで回遊している傾向なので、ワームでじっくりというよりは、クランクベイト・スピナーベイトで底をスローに引くと良いだろう。そしてここのキーは、ズバリ「水通し」。夏場は特におすすめだ。

小貝川バスポイントガイド vol.1:イメージ5

高須橋
この橋周辺は一見すると何の変化もない。さらに両岸ともコンクリート護岸に覆われ、いかにも「バスの着き場はありません!」と言う様相。しかし、橋の下流に、流れと平行に並んでいる杭がある。満水期には沈んでいるのでわかりづらいが、この杭にはゴミなどが流れついていて、そこにはベイトが寄りつくので格好のストラクチャーだ。ワームのテキサス・ヘビダンで、ダイレクトに狙うのがベスト。さらに周辺には、まばらに隠れた杭・深くえぐれたスポットも点在しているので、スピナーベイトなどで広範囲に探ると良いだろう。ビッグワンの実績も高い。

次回は牛久沼合流部より上流を紹介していこう。

※小貝川でのマナーの悪さが目立ちます※

最近小貝川ではマナーの悪さから、釣り禁止やスロープの閉鎖が各地で行われるようになりました。
アングラーだけでなく、ジェットや、ウェイクをされる方も含め、最低限のマナーは守るようにしてください。
・ゴミに対する責任を持つ
・生き物、植物、環境を大切にする
・一般常識的、道徳的なモラルのある行動を心掛ける
釣りをする前にもう一度本当にマナーが守れているかチェックして出掛けましょう!

-DATA-

場所:
茨城県北相馬郡利根町
交通:
JR取手駅より車で20分
駐車場:
土手沿いに駐車可能
トイレ:
なし

スーパーライズなヤマメ 多良水系

Jun.20, 2002 テレストリアル・シーズン!

ここ最近の猛暑と過労で、私の体も心も疲れ気味のようだ。新緑の渓にでも体を癒しに行こうか・・・。そんな想いと共に、夜が明けてない道路に車を走らせた。ハンドルを握って、もう1時間になる。道路沿いのコンビニで食料を調達し、また車を走らせる。30分ほどで目的の川の下流に着き、上流へと林道を登って行く。上流域まで来ると集落が現れ、周りの景色が鮮明に変わっていく・・・夜明けだ。ここに通いはじめて、もう19年になるが、不思議なもので、この場所に来るといつも同じ体感を与えられる。言葉では言い表せない私だけの特別な感覚を・・・。これを読んでいるアングラーもそんな場所に経験はないだろうか?林道沿いに車を止め、タックルを準備する。車から約1kmほど林道を下り沢へと降りていく。沢に近づくにつれて沢を流れる水の音がなんとも心地いい。やがてプール状の水面が現れ、緩やかな流れのクリアウォーターに体も心も癒される。これだけでもここに来た価値はある。

スーパーライズなヤマメ 多良水系:イメージ1

ロッドのガイドにラインを通し、リーダ・ティペットと直結し、シナモンアントパラシュート#12をセットする(ロッド:7.6ft #4、リール:#4~#5、ライン:DT4F、ティペットリーダ:5X 7ft、ティペット:7X 1ft、フライ:テレストリアルパターン#12~#16)。まずは、岩の弛みへプレゼンテーション。「バシャ!」水面を割って出たそれは20cmの綺麗な魚体。ファーストで出るとは調子がいい。「今日はいけるぞ」と、思ったのだが・・・。

それにしても、今日は少々風がある。風のせいかテクニックのなさか、うまくピンスポットに打ち込めない。これでは想い描いているイメージ通りにはいかない。私にとってイメージは大事な役目を持っている。イメージ通りに行くと行かないでは、次回の釣行に左右するのである。フライフィッシングは自己満足の要素も持っているからだ・・・とくに私の中ではそれが大きいのである。

500mほど釣り上がって来ただろうか、砂防ダムが現れた。ここで一旦、上流までの道が閉ざされる。山の急斜面を登って行けば可能なのだが、谷底に転落したらいっかんの終わりなので、ここは安全策をとって林道へと上がる。砂防ダムには大型のヤマメが着いているが、日中の水面にはなかなか出てこない。ここは日没前のゴールデンタイムに狙いたい。また、日中は小型のスプーン、スピナー、ジグ等で狙うと30cmオーバーが出るだろう。ここは過去にパンサーマーティンで31cmと34cmを連続でキャッチしている場所でもある。他のアングラーによると、40cmがキャッチされていると言う情報もある。

スーパーライズなヤマメ 多良水系:イメージ2

林道からまた沢へ下る。風も止んできたようだ。いいイメージが湧いてきた。岩盤のエグレ、瀬際の淀み、流れ込みなどのスポットを正確かつ繊細に打ち込んでいく。その度に反応はあるものの、なかなかタイミングが合わない。もしかして、ファーストで出たあれはまぐれだったのか・・・。そう思うと急にブルーになってしまった・・・。しかし、それは覆された。スパイダー#14からディアヘアー・ビートル#14に替えたファーストキャストで来た。少々流れがある瀬でいきなりだった。18cmほどの鮮やかなパーマークの魚体だ。その後、水生昆虫イミテーションも試すが、やはり今のシーズン、陸生昆虫(テレストリアル)に軍配が上がりそうだ。

イブニングを待ちたいところだが、その日の夕方に用事があったので、沢の辺に座りコンビニで買ったサンドイッチとサラダで昼食を取り、ロッドをたたむ。

ここ佐賀県の多良川までは、国道207号線、太良町に差し掛かると、中山キャンプ場案内の看板がたっているので、そこから中山方面へ。ポイントは中山地区の集落周辺から上流に点在する。中山を基準に行動するといいだろう。

-DATA-

場所:
佐賀県藤津郡太良町
交通:
国道207号線 太良町から中山キャンプ場方面へ
駐車場:
あり
トイレ:
あり
食事:
国道207号線沿いにコンビニやスーパー、お食事処あり
Field Deta:
山岳渓流、川幅が狭く水位が比較的浅いので、ポイントを探すには難しそうに思えるが、水ある所すべてがポイント!意外なところに大型が着いている。特に砂防ダムのイブニングライズは必見!(イブニングライズに集中しすぎて道を見失わないよう、くれぐれも帰り道は確保しとくように!)
ハヤ、アブラハヤ
コンディション:
他県からのアングラーも多い為、休日には期待出来ない。平日を狙うといい結果が得られる
Warning:
マムシ注意!急流な場所も所々あり、途中、ブッシュなども頻繁に現れるのでロングスリーブシャツ、チノパンツに足元も装備することをおすすめする。私は過去、何度となくマムシに出くわしている(幸いにも、まだ噛まれたことはない)。
マナー:
渓流魚がいつまでも居れる渓流を保つのは、我々、渓流に足を踏み入れる者の宿命。これこそがマナーです。どんな小さな物でも自分が持ってきた物は自分で持って帰り処理をする。アングラーの常識です。
補足:
上流部には中山キャンプ場があるので、夏場は家族や仲間同士で行って多良岳の自然を満喫したらどうだろうか。

米代川に初挑戦

Jun.14-15, 2002 本流のFly Fishing

日本の総釣り人口の中でも小数派のFly Fishingの中でも少数派の本流のFly Fishing。私は更にその中でも少数派のスペイキャストでの釣りを楽しんでいる。対象魚のサイズと川の規模が大きいため使用するタックルも渓流用の物と比べるとかなり大げさなものになる。私が主に使うロッドは13~15ftの長さのダブルハンドでライン番手は#8~10となる。今回釣行した米代川は、秋田県、青森県、岩手県の県境にある中岳を源とし、秋田県北部を流れ能代市で日本海に注いでいる。この米代川本流での対象魚はサクラマス、サイズは 50cmから大きい物では70cmを越える。漁期は12月1日~2月末日と6月1日~8月31日(2002年)。用意したロッドはスコットランド製の 15ft#10。初挑戦の米代川で、見た目、磯の底物用のロッドに見えるような太いこのロッドを弓なりに曲げてくれるサクラマスと出会える事が出来るだろうか?

米代川に初挑戦:イメージ1

13日未明、東京を出発した車に乗り合わせたのは私を含め3名。東北道を北上し、十和田インターで降りR7を西へ、約8時間で目的の二ツ井町に到着。ここで私以外の2名とはお別れ。この2名は渓流のFly Fishingを楽しむ為、秋田県、青森県の県境付近の渓流へと向かった。彼らは16日までの予定。私は米代川に架かる銀杏橋の下にテントを張り、今日一日と明日の午前中に釣りを楽しみ、電車で帰京する予定だ。

米代川に初挑戦:イメージ2

テントを張り終え早速釣りの準備を始める。使用するラインはウェイトフォワードタイプのスペイラインの先端9mをカットし、9mのシンキングタイプ2をループtoループで繋いだ物を選択。フライは#30/0のサーモンフックに巻いたストリーマーをドロッパーシステムで2本付けた。ティペットはOX。まずは銀杏橋上流のラン(流れ)を右岸側から攻める。上流からの風の為、ダブルスペイキャストでの釣りだ。本流での釣りは、どの釣方でも釣り下りが基本、ランの流れ込みから釣りを開始。まずは流心の手前から攻めていき、徐々にラインを出していき流心の向こう側へとフライを打っていく。20分ほどキャスト&ダウンで釣り下ったところで下流にルアーマンが入る。これ以上下るとルアーマンとポイントが重なってしまうため、ここで一時終了。フライのカラーを変え、再度流れ込みから釣り下る。ここまでアタリは一つもない。昨夜から夜通しのドライブの後、一睡もせずに釣りを始めたため、さすがに眠気を模様してきたのでテントに戻り仮眠をとることにした。

米代川に初挑戦:イメージ3

仮眠から覚めると昼までにはまだ時間があった。右岸側を上流に歩いき、朝一で攻めたランの流れ込みの肩を攻めてみることにした。50mほど上流からキャストを始めて直ぐに気が付いたのは、立ち込んでいる周り360度、鮎だらけ。ものすごい数の鮎が泳いでいる。これだけ鮎が遡上してきているって事は、おそらくサクラマスも相当の数が遡上してきているのだろうと期待しキャストを続ける。一級である流れが落ち込みに向かって絞り込まれているポイントに差し掛かり、フライがスイング中に「ゴゴゴ」とアタリがあったがウグイがなにか小さいサカナだろう。その後はアタリはなく、このポイントを後にする。次に向かったのは藤琴川が出合うポイント。到着して知ったのだが、ここは殆ど流れがない。スペイキャストでの釣りは不向きなポイントだ。このポイントを攻めるにはシューティングヘッドを使用したリトリーブの釣りが有効だが、今回はそのラインシステムは持って来ていない。諦めて少しの休憩を取った後にテントに戻り昼食とした。

米代川に初挑戦:イメージ4

午後は銀杏橋を渡り、左岸側を攻めることに。橋上のランはイブニングにと思い、上流の中洲がある左岸のランを目指した。ポイントに付くと相変わらず上流からの風。ここではレフトハンドのダブルスペイでの釣りだ。フライは35mmのチューブフライ。一通り流したがアタリはなく、少しポイントを休ませて、今度が 55mmのウォディントンに巻いたストリーマーで流す。が、やはりアタリはない。ここはこの2流しで終了し、朝一攻めたランの左岸側に向かった。到着すると、日が傾き始めていてイブニングにはちょうど良い時間。フライは先のランで結んだままのウォディントンをそのままで流す。30分ほど釣り下り、これ以上の立ち込みは困難って所まで下ったところで1流し目を終了。2流し目は朝と同じ3/0のストリーマーをやはり同じくドロッパーシステムで流す。10分ほど下ったところで、ふと気が向きドロッパーに結んだストリーマーのカラーを変える。5分ほど下って流心の流れが緩くなったあたりで「コソ」という何者かがフライを銜えたようなアタリがあった。サカナは居る。5歩ほど上流へ下がり、同じポイントを流してみる。が、何も無い。そのまま釣り下り、更に3流し目を始めようか迷ったが、あたりも大分暗くなってきたので今日の釣りを終了した。

翌朝、夜が開ける前の銀杏橋上流の左岸に立つ。システム及びフライは昨日のイブニングのまま。今朝も上流から風が吹いているが、それほど強くないのでライトハンドでのシングルスペイで釣り始める。1流し目、昨日アタリがあったポイントに差し掛かったところで「ドン!」と大きな衝撃がロッドを持つ手に伝わってきた。遂に来た!サクラマスだ!と反射的にロッドを送り込んだが、その直後の生命反応は全く感じられなかった。その後、3流しした所で電車の時間が迫って来たので納竿。60Lザックにキャンプ道具一式を詰め込み、ロッドケースを片手にJR二ツ井駅を目指し米代川を後にした。

サクラマスの釣りでは10年通ってやっと1尾と言う人も居る。その中で、例年遡上量が多くチャンスの大きい米代川での初釣行で、アタリは3回。内、本命と思われるアタリは2回あった。これは幸か不幸か?今年はもう米代川に行くチャンスはないが、来年もまた行くぞ、それまでにもっと腕を磨かなきゃと決意した釣行であった。・・・後で知ったのだが、鮎の遡上が多い年はサクラマスは不調との事。逆にサクラマスが不調って事は、鮎が好調ってこと。鮎師はウハウハだなと思っていたら、8月に入って雨が続き冷夏で釣りが成り立たないそうだ。来年はどうなるのかな~と、今からちょっと心配だったりします。

-DATA-

場所:
秋田県山本郡二ツ井町
交通:
東北道十和田インターを降り、R103からR7を経て各ポイントへ。電車の場合は、秋田新幹線秋田駅より奥羽本線で東能代駅から大館駅間。
駐車場:
各ポイントに河川敷公園にPあり。
トイレ:
各ポイントに河川敷公園に仮設トイレあり。

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