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遠野山女魚物語。

May.15, 2002 遠野FF物語。

遠野山女魚物語。:イメージ1

岩手県遠野市は、遠野南部藩の城下町として内陸と太平洋沿岸部を結ぶ宿場町として栄えた。又、民俗学者である柳田国男の著書「遠野物語」の舞台となった民話の里としても知られている。そんな遠野の街中で、梅花藻の花が咲きヤマメがライズするのだから驚きである。現代で、この素晴らしい環境を維持していると言う事は驚異だ。流域の人々はもちろん、市民全体が川の流れに対して高い意識をもっている事が感じられた。

遠野山女魚物語。:イメージ2

釣行目的地は猿ケ石川。東北道北上江釣子ICからR107を経由して約1時間30分で14時頃に到着。遠野市街地の手前河畔の観察をしながら、イブニングポイントを探した。今回は一泊二日の釣行旅なので、明日は上流部を狙うつもりだった。地元の友人と食事をしてから、本流域に様子伺い。最初は本流の偵察程度と思っていたのだが、何と本流の瀬でライズを発見。それも良型のトラウトと判断した。目の前で美しい姿を見てしまったから止まらない。早速釣り支度。友人の話では、仕事から帰ってそれからイブニングタイムを楽しんでいると言う。何とも羨ましい限りだ。

遠野山女魚物語。:イメージ3

日影橋上流部から入渓。本流の流れは、川底を読んでからキャストポイントを設定しなければならない。流下する水棲昆虫が捕食しやすい流れになっているからだ。葦が川岸を覆う瀬脇のポイントに、エルクカディスをソフトランディング。一発でジャンプ!したのだが・・・見事に失敗してしまった。後ろで見ていた悪友は、今のシーンを皆に披露すると悪態を吐いた。憎たらしいヤツだと思いつつ、ヤケクソでもう一度キャストを試みた。意外にも、再びジャンプ。二度と出てこないと思っていたもんだから、慌ててフッキングアクション。今度は、かろうじて何とか間に合った。使用タックルは、渓流用Orvisセブンスリーロッド。後ろの笑い声も気にせず、小気味よいテイルウォークを堪能した。ヒットしたのは、25cm程の山女魚だったが、丸々と太っていたのにはビックリした。よほど水生昆虫が豊富なのだろう。私はこれが縁で遠野のぽっちゃり系が好きになった。

遠野山女魚物語。:イメージ4

本流のイブニングタイム。今回の釣り旅は、猿ケ石川上流部を狙うつもりだったので、FFタックルはショートロッドしか持参していなかった。本当なら、8F以上9F#4番ぐらいが丁度よかったのだが、仕方がない。愛宕橋付近は中州が多く、足元が暗くなる夕暮れでも何とか岸辺も遡行できた。18時頃からポツりポツリと瀬筋でライズが見られるようになり、イブニング本番を迎えた。ハッチしているのは、黒マダラカゲロウのようだったので、セットフライはCDCグレイウイング#16番。左サイドの開けた瀬の中にシュート。ラインを指に挟む間もなくライズ。予想通りだったので、タイミングよく一発でストライク。ファーストライズは、23cmの山女魚だった。友人は、中州から流芯を狙っていた。夕暮れ迫る18過ぎ、ヒット!という大きな声が川面に響いた。その方向を振り向くと、ロッドが弓形にひん曲がっていた。デカイ!とすぐに分かった。ランディングされたトラウトは、測らずも分かる尺山女魚だった。私もイブニング専用のホワイトウルフ14番にフライをチェンジして、ティペットも4Xにアップした。陽射しがある内はリーダーラインにシビアな山女魚でも、夕刻時にはそれらも緩和される。何よりも、釣り人からの視認性が大事になってくるからである。葦が生い茂るリバーサイドで小さなライズを確認。10m程下からフライをアップシュート。ダウンストリームからのストレートキャストだったので、フライはナチュラルドリフト。数秒後、水面を割って白い魚体が飛び出した。小さいと思っていたライズの主は25cm級の立派な山女魚だった。

遠野山女魚物語。:イメージ5

翌日は上流部渓流を狙う筈だったが、生憎の雨。それでも濁りが出るまでと思い強行。R340を経由して駒木地区から入渓。ベストポイントだけを、エルクカディス14番でアタック。雨の日には、獣毛をマテリアルにしたフライを選定するのが得策だ。水分を一時的に含んでも、ジンクやドレッシング材をコーティングしているからすぐに弾き飛ばしてくれる。集落手前の橋下に、何か出そうな雰囲気の小さなプールを発見。ティペットを再確認して、慎重にキャスト。二度、三度。それでもノーライズ。最後の一振りと、岸辺の石スレスレにプレゼンテーション。着水と同時に飛び出した。しかし、肝心な時に空振り。フライにタッチしていないのではと思いつつセカンドキャスト。それっきり遠野の山女魚は隠れてしまった。こうして、民話の里のFF旅は幕を閉じた。

-DATA-

場所:
岩手県遠野市
交通:
東北道北上江釣子からR107経由1時間半
駐車場:
河川空き地
トイレ:
河川地帯には無し
宿泊:
JR遠野駅2階に格安の宿「フォルクローロ遠野(0198-62-0700)」
備考:
猿ケ石川漁協(0198-62-9800)
日券800円 年券5,000円

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