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最上白川フライ旅

May.20, 2002 キャッチ&リリースフィールド

最上白川フライ旅:イメージ1

奥羽山系の新緑も日毎に色を濃くして、渓流トラウトの活力が益々高まってきた。東北道古川ICから、R47を経由して鳴子温泉方面に向う。今回のFF旅は、山形県最上地方の渓流を旅してきた。そのフィールドは、キャッチ&リリースリバーとして知られる最上白川だ。雪解けの低水温も終わりを告げて、葦の生長も50cm程に伸びてきた。まさに、これからがフライフィッシング本番を迎える。

最上白川フライ旅:イメージ2

この渓流の特徴は、堰堤が多いものの全般的にゆったりとした流れ(チョークストリーム)が続く。葦の群生がトラウトのポイントを形成し、水棲昆虫の生息も極めて良好である。今回のFFタックルは、ブッシュとハイバック(後方のボサ)を考慮して、オービス社のセブンイレブン#4番を使用。リーダーは 9F6X。フライは#16番、#14番。ドライフライをメインにして、白川橋の下流から入渓した。中州をウエーディングしながら、小さなカーブのオープンフィールド(瀬尻)にキャスト。水深は膝ぐらいまでだが、流芯サイドに窪みがあるトラウトの着き場だ。狙い通り、1発目にライズ。20cm級の小さなヤマメだが、しっかりとしたテールウォークで、来訪者を迎えてくれた。両岸は、コンクリートブロックで護岸されているものの、この川には中洲があるので流れが複雑に入り組んでいる。堰堤を二つほど超えた川柳の下で、ライズを発見。何を捕食しているのか、キャストを控えて暫く観察する事にした。

最上白川フライ旅:イメージ3

14番サイズの、ツツトビケラ(多分)らしきアダルトを岸辺で確認。この種類は、夕方近くになって羽化するのだが、15時過ぎにしては少し早いような気もした。#12サイズのカワゲラもいる事から、CDCダンをウイングにしたカディスタイプをセット。7m程のポイントにクロスキャスト。すかさず上流側にリーチを掛けて、ナチュラルドリフトを試みた。先程のポイントで再びライズ。予想していたので、スローアクションでもしっかりとフックアップ。引きの強さから、良型のヤマメと意気込んでランディング。何と、白い斑点も鮮やかなイワナだった。1時間ほど遡行すると、テトラの堰堤が数箇所崩れている落ち込みサイドを前にした。その深さとアンダーゾーンからは、何やら異様な雰囲気が漂う。狙いを定めてファーストキャスト。狭い枝をすり抜けてベストポイントに着水したのだが、柳の木にリーダーが掛かっている。そのまま流れてくれれば問題なかったのだが、こんな時にデカ魚がライズしてしまった。不安が的中。ヒットはしたもののビッグトラブル発生。腰までのウエダーでは、これ以上立ち込めないので、強引にロッドアップ。慌てた釣り人をあざ笑うように、音も無くティペットがプッツン。私はブッツンだった。

最上白川フライ旅:イメージ4

橋から数えて、4段目の堰堤下で小さいながらも25cmを頭にイワナが連続ヒット。その殆どが、14番ロイヤルウルフ。本当はヤマメ用にタイイングした筈なのにまるで逆だった。17時頃からポツリポツリとメイフライのハッチが多くなってきた。アカマダラカゲロウ。トビケラ類。コカゲロウ科。羽蟻からモンカゲロウ族も次々と姿を見せた。水面上のライズは殆ど無く、未だ変化は無かったのだがフライをイブニング用にセットした。イブニング用フライには、視認性がいいホワイトや蛍光色のウイングを取り付けている。早く言えば、インジケーター(目印)の役目をさせているのである。陽射しが水面に差し込む時間帯では、リーダーの影がトラウトに感ずかれてしまうので細くするのが定説。しかし、曇りや日没後ならそんな心配も薄らいでくる。

最上白川フライ旅:イメージ5

イブニングチャンスの狙い方は、じっくりと水面を観察してからフライをシュートする。自分の読みで闇雲にシュートすると、折角ライズするタイミングなのに場を荒らしてしまう事になり兼ねない。先ずは、トラウトにライズをさせることが肝心だ。もし、水面上にハッチしている昆虫がいたなら、その下にはトラウトが狙いをつけて追っている事が多い。ライズした場所をしっかりと覚えて置き、次のシュートは正確にする。これなら間違い無くヒットするだろう。上流部にあるキャンプサイト付近までは、半日ぐらいの遡行時間となる。

-DATA-

場所:
山形県最上郡最上町
交通:
東北自動車道古川ICからR47を経由して約1時間40分
駐車場:
河川敷
トイレ:
ダム下キャンプ場に有り
備考:
小国川漁協(0233-32-2892)日券1,000円 近くには瀬見温泉がある
参考HP:
ヨシ爺 野遊びWORLD

遠野山女魚物語。

May.15, 2002 遠野FF物語。

遠野山女魚物語。:イメージ1

岩手県遠野市は、遠野南部藩の城下町として内陸と太平洋沿岸部を結ぶ宿場町として栄えた。又、民俗学者である柳田国男の著書「遠野物語」の舞台となった民話の里としても知られている。そんな遠野の街中で、梅花藻の花が咲きヤマメがライズするのだから驚きである。現代で、この素晴らしい環境を維持していると言う事は驚異だ。流域の人々はもちろん、市民全体が川の流れに対して高い意識をもっている事が感じられた。

遠野山女魚物語。:イメージ2

釣行目的地は猿ケ石川。東北道北上江釣子ICからR107を経由して約1時間30分で14時頃に到着。遠野市街地の手前河畔の観察をしながら、イブニングポイントを探した。今回は一泊二日の釣行旅なので、明日は上流部を狙うつもりだった。地元の友人と食事をしてから、本流域に様子伺い。最初は本流の偵察程度と思っていたのだが、何と本流の瀬でライズを発見。それも良型のトラウトと判断した。目の前で美しい姿を見てしまったから止まらない。早速釣り支度。友人の話では、仕事から帰ってそれからイブニングタイムを楽しんでいると言う。何とも羨ましい限りだ。

遠野山女魚物語。:イメージ3

日影橋上流部から入渓。本流の流れは、川底を読んでからキャストポイントを設定しなければならない。流下する水棲昆虫が捕食しやすい流れになっているからだ。葦が川岸を覆う瀬脇のポイントに、エルクカディスをソフトランディング。一発でジャンプ!したのだが・・・見事に失敗してしまった。後ろで見ていた悪友は、今のシーンを皆に披露すると悪態を吐いた。憎たらしいヤツだと思いつつ、ヤケクソでもう一度キャストを試みた。意外にも、再びジャンプ。二度と出てこないと思っていたもんだから、慌ててフッキングアクション。今度は、かろうじて何とか間に合った。使用タックルは、渓流用Orvisセブンスリーロッド。後ろの笑い声も気にせず、小気味よいテイルウォークを堪能した。ヒットしたのは、25cm程の山女魚だったが、丸々と太っていたのにはビックリした。よほど水生昆虫が豊富なのだろう。私はこれが縁で遠野のぽっちゃり系が好きになった。

遠野山女魚物語。:イメージ4

本流のイブニングタイム。今回の釣り旅は、猿ケ石川上流部を狙うつもりだったので、FFタックルはショートロッドしか持参していなかった。本当なら、8F以上9F#4番ぐらいが丁度よかったのだが、仕方がない。愛宕橋付近は中州が多く、足元が暗くなる夕暮れでも何とか岸辺も遡行できた。18時頃からポツりポツリと瀬筋でライズが見られるようになり、イブニング本番を迎えた。ハッチしているのは、黒マダラカゲロウのようだったので、セットフライはCDCグレイウイング#16番。左サイドの開けた瀬の中にシュート。ラインを指に挟む間もなくライズ。予想通りだったので、タイミングよく一発でストライク。ファーストライズは、23cmの山女魚だった。友人は、中州から流芯を狙っていた。夕暮れ迫る18過ぎ、ヒット!という大きな声が川面に響いた。その方向を振り向くと、ロッドが弓形にひん曲がっていた。デカイ!とすぐに分かった。ランディングされたトラウトは、測らずも分かる尺山女魚だった。私もイブニング専用のホワイトウルフ14番にフライをチェンジして、ティペットも4Xにアップした。陽射しがある内はリーダーラインにシビアな山女魚でも、夕刻時にはそれらも緩和される。何よりも、釣り人からの視認性が大事になってくるからである。葦が生い茂るリバーサイドで小さなライズを確認。10m程下からフライをアップシュート。ダウンストリームからのストレートキャストだったので、フライはナチュラルドリフト。数秒後、水面を割って白い魚体が飛び出した。小さいと思っていたライズの主は25cm級の立派な山女魚だった。

遠野山女魚物語。:イメージ5

翌日は上流部渓流を狙う筈だったが、生憎の雨。それでも濁りが出るまでと思い強行。R340を経由して駒木地区から入渓。ベストポイントだけを、エルクカディス14番でアタック。雨の日には、獣毛をマテリアルにしたフライを選定するのが得策だ。水分を一時的に含んでも、ジンクやドレッシング材をコーティングしているからすぐに弾き飛ばしてくれる。集落手前の橋下に、何か出そうな雰囲気の小さなプールを発見。ティペットを再確認して、慎重にキャスト。二度、三度。それでもノーライズ。最後の一振りと、岸辺の石スレスレにプレゼンテーション。着水と同時に飛び出した。しかし、肝心な時に空振り。フライにタッチしていないのではと思いつつセカンドキャスト。それっきり遠野の山女魚は隠れてしまった。こうして、民話の里のFF旅は幕を閉じた。

-DATA-

場所:
岩手県遠野市
交通:
東北道北上江釣子からR107経由1時間半
駐車場:
河川空き地
トイレ:
河川地帯には無し
宿泊:
JR遠野駅2階に格安の宿「フォルクローロ遠野(0198-62-0700)」
備考:
猿ケ石川漁協(0198-62-9800)
日券800円 年券5,000円

山上湖のサクラマス

May.10, 2002 山上湖のトラウト達。

山上湖のサクラマス:イメージ1

解禁から猛ダッシュ。四月の解禁から、一ヶ月間の釣行記を纏めてみました。穏やかに解禁を向かえて、早一ヶ月の山上湖。田子倉湖は、福島県南西部に位置するトラウトフィールドである。今シーズンのベストコンディションは、例年より二週間も早く訪れた。豪雪地帯の只見町なのに、今シーズンは窮めて残雪が少なかった。此処二十年来田子倉湖の解禁と共に釣行しているが、ダムサイトまで車で途坂できたのは数えるぐらいしかない。解禁から一週間後の釣行では、水位と水色が気掛かりだったが、国道から湖面を見下ろすと例年通りに一安心。除雪済みの国道を、只見沢方面に三㌔程歩いてから、約50mのガレ場を降り湖面に出た。初釣行のキャストコースは、展望台に駐車して、田子倉沢まで歩いてから神社下まで戻る半日コースを選定。

山上湖のサクラマス:イメージ1

「早春期のサクラマス攻略法。」田子倉沢ワンドは、奥行き約2㌔程の袋状の入り江になっており、小さな流れ込み周辺には倒木や立ち木が今尚残っている。このフィールド環境から、当然イワナの着き場になっている。6.6フィートのベイトロッドに、オリジナル10gスプーンをセット。大型のイワナに備えて、ルアーカラーはダークグリーンとパープルシャドーをセレクト。キャスト開始から約一時間程して、小さなイワナ(32cm)が足元でヒット。湖産イワナにしては、未だ幼魚なので素早くリリース。ところが、それ以後、全くアタリも無いではないか。水温4度。気温8度。時計は、午前9時を示していた。私が足場を確保していたのは、山陰に位置していたため日が当たらず、ワカサギの群れが浮上していない事に気が付いた。ワンドの入り口付近まで移動して、ガレ場から再度キャストを試みる。ファーストキャストは、湖の湖岸線に25m程キャスト。水深が浅いので、着水して直ぐにリーリング。セカンドキャストは、湖岸線からセンター寄りにシュート。カウントダウンは、約3m。次はセンター方向にフルキャスト。カウントダウンして、ハンドルを数回廻した時大きなあたりがグリップを直撃。来ましたキマシタ。この感触。遠目でヒットしたトラウトは、一瞬こちらに向って走る時があります。この時ラインが緩むと反転時にバレてしまう事がある。ヒットアクションと同時に、一気にハンドルを巻上げます。反転された時、ライン切れを防ぐ為には、ドラグ調整は必ずしておかなければなりません。ようやく魚体を確認。デカイ!思わず緊張したがランディング成功。51cmの見事なサクラマスだった。因みに、日のあたるガレバ地帯に備えて、パールオレンジをセッテングしていた。(桜カラー)サクラマスの回遊パターンは、尾根が湖面に落ち込む突端や風通しいいワンド等に寄って来る事が多い。

山上湖のサクラマス:イメージ3

「湖産イワナのヒットアックセス」船着場周辺は、絶好のイワナのポイントだ。この周辺は、ガレバ地帯なのだが大木の切り株が多く、イワナの隠れ家に向いている。昨年も此処で、極太の大物を射止めている。岬を廻ったところに先客がいた。何と、既に先行者にキャッチされているではないか。魚袋の感じから、50cm以上かな。してやられたと思いつつ、キャストを開始した。30分程して、湖面に浮上していたワカサギの群れが、私のルアーを見て一目散に逃げ惑った。是は、近くに何かが潜んでいると感じた。ワカサギが逃げたと言う事は、数時間以内に追われている証拠だからである。しかし、其の場所で粘って見たものの、追う姿も無い。先程の釣り人に、キャッチされただけだったのかと諦めが過ぎった時、いきなり衝撃が飛び込んできた。其の感触は、湖底に向ってルアーを引き込もうとしている。イワナだ。それもデカイ。6ポンドラインだったので安心はしていたが、切り株に絡まれたらランディングは不可能になる。ドラグをコントロールしながら、慎重にリーリング。ようやく黒い魚体が、ふわりと浮上してきた。一発でキャッチ。思った通り、53センチの極太イワナだった。

山上湖のサクラマス:イメージ4

好調だった田子倉フィールドも、GW中余りの人の多さにビックリしたのか、一時の連続ヒットは見られなくなっていた。連休後直ぐに様子を伺いに釣行。田子倉駅前から、線路沿いに湖面に出た。水位も大分上昇していたが、湖岸帯のガレ場を通り越して流れ込みワンドにキャストポイントを確保。透明度は約二mと、極めてクリアだった。ダムサイト10g。ゴールドブレードに、ダークグリーン&ワンポイントレッドを施したルアーをセット。30m程キャストしてカウントダウン。ラインをフリーして、ロッドティップを水面から二度90度振り上げて、3m程ラインをリリースした。ひと煽りアクションを加えてから、スローリーリング。湖面の雰囲気から、ヒットの予感。3投目に、ファーストヒットしたのだ。一旦浮上した水面で、激しくティールウオークを繰り返すのを確認してサクラマスだと分かった。遊ばせる事もせず、一気に巻上げた。岬の突端まで、半日掛けてゆっくり探りを入れたお陰で、この日サクラマス3匹をキャッチ。これから入梅期となるが、田子倉のトラウトは未だ々狙えます。

-DATA-

場所:
福島県南会津郡只見町
交通:
東北自動車道郡山JCから磐越道坂下IC~R252経由1時間
駐車場:
展望台50台・田子倉駅前50台
トイレ:
展望台・田子倉駅
連絡先:
伊北漁協:0241-82-2074
日券:700円 年券:3,500円

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