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マタギ渓流釣行旅

Jun.08, 2001 阿仁マタギ渓流

マタギ渓流釣行旅 :イメージ1

マタギ伝説が、今に残る秋田県阿仁町。江戸時代には日本一の銅産出量を誇っていた町でもある。森吉山系の原生林から湧き出る渓流には、磨きぬかれたイワナとヤマメが生息している。青森からの帰り道、二年振りに秋田県内陸部の阿仁川水系に釣行した。東北自動車道十和田ICから、R103→R105鷹巣町を経て阿仁町に向う。阿仁町周辺には、山の神を信じて独特の手法で狩猟生活していた阿仁マタギが多く住んでいた。その名残が、近隣の民宿等に今も残っている。(マタギの生活を知る資料館等も有る。)

マタギ渓流釣行旅 :イメージ2

阿仁前田から、太平湖方面に向うと小又川が流れている。この渓流のヤマメは、体高のある幅広ヤマメで釣り人には根強い人気がある。深渡地区あたりから、探りを入れるため入渓。今回のタックルは、Orvisセブンスリー#3番フライロッドに、9フィート5Xリーダーを連結。初夏に入り、水温は16度とコンディションは抜群だ。モスキートフライ#14番に全てを託して、ファーストキャストを試みた。この渓流の特徴は、チョークストリーム(緩やかな流れ)から落ち込みまである森林帯ならではの渓相がおもしろい。最初の入渓地点は、落ち込みの深い右側遡行なので、対岸攻略は容易だが右側ポイントにフライをプレゼンテーションするのはチョット厄介だ。こんなフィールドに出合ったら、左手に持ち返せば問題ないのだが両効きの人はそんなに居ないもんね。こんな時は、ロッドのジョイントからティップだけを左側に出してシュートすると上手く行く。詰まり、利き手を身の半分(ボタン位置)から出さなければ有効だと言う訳だ。小型ながらも、イワナが2匹ヒットに先ず々だったが、ウォーターフォール(滝)の有るいつものプールを前にして、キャストに戸惑い暫し流れを見つめてしまった。以前の流れとは、全くポイントが変わっていたからだ。

マタギ渓流釣行旅 :イメージ3

ブナからの木漏れ日が、川面に射し込むポイントにドライフライを贈り付けた。隙間からそっと投入したにも関わらず、受け取りを拒否したようにフライが流されて行く。それでもナチュラルドリフト(自然な流れ)だったので、そのまま瀬尻までロングドライブ。諦めてピックアップしようとした時、私の心を蹴破るようにバシャ!っと派手なライズに思わずフックアップしてしまった。いい感触が、グリップまで届きノックする。久し振りに阿仁のイワナと再会だと思ったら、イワナならぬヤマメだった。それでも、釣り師にとってヒットは良薬だ。心ウキウキ撮影後、リリースして次のステージに駒を進めた。どんどん上流に攻め込みながら、ベストポイントだけを拾い釣り。流域を知り尽くしてしまうと、手抜きしてしまうのがベテラン釣り師の悪いところだ。落ち込みが連続する女木内地区からは、25cm級イワナが飛び出してきた。この周辺は、葦のブッシュが両サイドからせまりキャストは難儀するが、イワナがブッシュ周辺に張り付いているのでじっくり狙いたいフィールドだ。これからの時期、山イナゴ(一cm程の褐色)が河原に発生するので、セレクトフライは獣毛等をウイングにしたフライが効果的。山岳渓流のエリアによっては、ダウンクロス(下流遡行)で探らなければならない所がある。湯の沢橋から下流域は、上目から下流域にウエディングしながらキャストするとヤブ漕ぎしなくてもいい。ここでも良型イワナを3匹キャッチ。5時間以上も遡行してクタクタ。直ぐ近くに、国民宿舎森吉山荘や杣師(山を渡り歩いていた木地師達)が利用していた湯の沢温泉があり旅の疲れを癒してくれる。

マタギ渓流釣行旅 :イメージ4

次の日、R105を南下しながら阿仁川上流域を訪ねた。夏場の阿仁川はアユ釣りで賑わう河川だが、今回は渓魚がお目当てなので奥阿仁上流域に進入。マタギの湯で知られる、打当温泉を過ぎた辺りから入渓。打当川は、岩魚の魚影が濃い渓流だ。CDCソフトハックルをウイングにした14番ドライをメインに使用した。この辺りは、小さな落ち込みが連続しているので、ショートキャストで充分だ。シュート距離は、約5m程だが、ポイント毎にイワナが飛び出してくる。約二時間程で二桁をクリアしたが、昨日の疲れも有り支流域が入り込んでいる上流迄は遡行しなかった。いつか再び、マタギの里を釣行したいと約束した帰り道、新装なったマタギの湯に浸かり元気を取り戻して次の渓流旅に出発。(夏場は、アブが発生するので防虫ネットとスプレーを忘れずに釣行して下さい。)

-DATA-

名前:
秋田県北秋田郡阿仁町
交通:
東北自動車道大曲ICからR105を経由して約90キロ。
駐車場:
林道脇のスペースを利用。
トイレ:
無し
管轄漁協:
阿仁川漁協:0186:72:3111。
日券1,000円。
(毎年種川に指定する支流域が有りますので看板に注意)
温泉:
森吉町:湯の沢温泉。森吉山荘。クウィンス森吉。
阿仁町商工観光課:
0186-82-2117
http://www.kumagera.ne.jp/ani/frame3_kankou.htm
マタギ資料館:
マタギ駅から車で6分。

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