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長良川支流「吉田川」釣行記

May.19, 2001 アマゴの渓 探釣!

長良川支流「吉田川」釣行記:イメージ1

管理釣り場釣行ばかりしていた今シーズン。久々に渓流のアマゴに会いたくなり、長良川支流吉田川に行ってみることにした。ここは昔からフライマン銀座と呼ばれるポイントも多く、今頃行っても人だらけで魚影も少ないのではないか?と思われがち。しかしエサ釣りでは確かにそうかも知れないが、そろそろ魚もテレストリアルを中心とした水面を強く意識する頃。水中のエサよりも水面の陸生昆虫の方が気になる頃ではないか?と勝手に想像して釣行を決めた。実は釣行が楽な場所を選んだだけとも言われるが…。

午前3時に自宅を出発。東海北陸道を経て吉田川へ。自宅から現地までは車で約2時間のドライブである。天候は曇りで無風。絶好の釣り日和。ポイントには先行者も無くとりあえず一番乗りだった。早速、準備にとりかかる。当日のタックルは、8.4フィートの4ピース#2ロッド使用。比較的開けた場所なので、リーダーは6X+7Xの16フィートに8Xのティペットを1フィート足して全長17フィートにしてみた。先行者はいないが周りには足跡だらけ。かなりスレていると判断して慎重にアプローチする。フライは18番のピーコックパラシュートをセットした。

長良川支流「吉田川」釣行記:イメージ2

まず最初は、橋の下から入渓。大きな落ち込みの脇にフライを落とすといきなりアマゴがライズ。これはすっぽ抜けしてフッキングできず。ここぞというポイントでいきなり反応があったのでちょっとビックリ。そんなにスレていないのか?と思わずニンマリ。時間をおいて同じ所にキャストすると今度はフッキング。元気よく上がったのは18cmの小型アマゴ。もう少し大きくなってとやさしくリリース。今度は少し上流の流れが緩くなった護岸にキャストすると再びアマゴが口を開けてフライにライズ。またしても同サイズの小型がヒット。アマゴの魚影は濃いようだが小型ばかりが気になる。

更に上流を目指して釣り上がる。今度はさっきまでと違って全く反応がなくなった。ここぞというポイントでは魚影すら見えない。なんとか、竿抜けポイントを探すがそれでも反応なし。しばらく苦悩の時間が過ぎる。途中、ニンフに変更しようかとも考えたが水温を計ると12℃。ドライで出ないはずはない。やはり、ここは先行者がいたと考えるべきであろう。場所移動を考えたが、このあたりから道路には出られない。このまま、上流へ釣りあがるしか道はなかった。結局、最後にヒットしてから1時間半くらい何の反応もなく、もう少しで道路に上がれる場所だというポイントの差し掛かったとき、対岸側に気になるポイントをみつけた。

上に木が生い茂った深瀬のポイントだ。結構、流れの強そうなところだったが、このまま帰る訳にもいかず、少し戻って狙ってみることにした。フライは白のパラダン#14。流芯にキャストし、ナチュラルドリフトさせると、水底からスーッと魚が浮上し、フライをパクリと咥えた。久々のヒットだ。流芯に乗ってグングンと下る。なんとか浅瀬に寄せてランディング。背中が盛り上がった24cmのアマゴだ。これでロッドオフにしようかと考えたが、途中、気良川が気になり行ってみることにした。ところが、途中工事中で回り道をしなければならなくなったので、手前の橋に車を止め、淵を覗いてみた。すると、大きな飛沫があがるのが見えた。

長良川支流「吉田川」釣行記:イメージ3

何だろうとサングラスをかけてみると、そこには尺オーバーのアマゴが数匹群れで泳いでいるのが見えた。しかも、その内の3匹ほどがライズを繰り返している。これは狙わなければならないと急いでタックルを準備した。ロッドは#2しかなかったのでそのまま使用。リーダーティペットを繋ぎ、全長20フィートくらいの超ロングリーダーシステム。8Xのティペットの先には最近滅多に使用しない#20のコカゲロウパラシュート。橋のずっと下流から釣りあがり、目的のポイントに近寄ってみて愕然とした。足元が深瀬になっている上、ライズポイントは遥か沖。10mくらい先に周りの木を避けながらキャストしなければならない。とても#2じゃ無理だと思いながらも一応、挑戦してみた。すると、丁度キャストしたタイミングで下流側から風が吹いた。上手い具合に風に乗り、フライは10m先に飛んだ。しかも、ふわりと虫が水面に落ちるような感じで。すると、絵に書いたように水底からアマゴがゆっくり浮上。何のためらいもなくフライを吸い込んだ。ヒットだ。久々に会心のヒット。慎重に寄せて足元まで寄せるとエメラルド色に輝くこれまた23cmのアマゴ。この1匹に満足し、さあ、帰ろうとロッドを仕舞い車に戻ろうとした時、またしても大きなライズ。よく見ると先ほど狙ったポイントからさらに沖にあの群れがいた。

長良川支流「吉田川」釣行記:イメージ4

どうやら、ポイントを狙い間違えていたようだ。これは遺憾とまたロッドを準備し、今度は崖の中腹から狙ってみた。しかし、ここは、足場が高く、周りも木や草に覆われ非常に無理な体勢でしかキャストできない。無理を承知で狙ってしまうのが釣り人の性。必死に狙い続けて2時間が経過してしまった。この1投げで最後にしようとフライを白のカディスピューパ#12に変更してキャストすると今まで無視していたアマゴ達が一気にフライに飛びつきいきなりヒット。今年初の尺オーバーだ。嬉しさのあまりロッドを立てすぎてしまったのが運のつき。足場が高く8Xのティペットがプッツリ。アマゴは反転して消えてしまった。その後群れはどこかに消えてしまいここでロッドオフとした。近いうちになんとしてもリベンジしなければと気持ちを新たに家路についた。

-DATA-午前3時に自宅を出発。東海北陸道を経て吉田川へ。自宅から現地までは車で約2時間のドライブである。天候は曇りで無風。絶好の釣り日和。ポイントには先行者も無くとりあえず一番乗りだった。早速、準備にとりかかる。当日のタックルは、8.4フィートの4ピース#2ロッド使用。比較的開けた場所なので、リーダーは6X+7Xの16フィートに8Xのティペットを1フィート足して全長17フィートにしてみた。先行者はいないが周りには足跡だらけ。かなりスレていると判断して慎重にアプローチする。フライは18番のピーコックパラシュートをセットした。

まず最初は、橋の下から入渓。大きな落ち込みの脇にフライを落とすといきなりアマゴがライズ。これはすっぽ抜けしてフッキングできず。ここぞというポイントでいきなり反応があったのでちょっとビックリ。そんなにスレていないのか?と思わずニンマリ。時間をおいて同じ所にキャストすると今度はフッキング。元気よく上がったのは18cmの小型アマゴ。もう少し大きくなってとやさしくリリース。今度は少し上流の流れが緩くなった護岸にキャストすると再びアマゴが口を開けてフライにライズ。またしても同サイズの小型がヒット。アマゴの魚影は濃いようだが小型ばかりが気になる。

更に上流を目指して釣り上がる。今度はさっきまでと違って全く反応がなくなった。ここぞというポイントでは魚影すら見えない。なんとか、竿抜けポイントを探すがそれでも反応なし。しばらく苦悩の時間が過ぎる。途中、ニンフに変更しようかとも考えたが水温を計ると12℃。ドライで出ないはずはない。やはり、ここは先行者がいたと考えるべきであろう。場所移動を考えたが、このあたりから道路には出られない。このまま、上流へ釣りあがるしか道はなかった。結局、最後にヒットしてから1時間半くらい何の反応もなく、もう少しで道路に上がれる場所だというポイントの差し掛かったとき、対岸側に気になるポイントをみつけた。

上に木が生い茂った深瀬のポイントだ。結構、流れの強そうなところだったが、このまま帰る訳にもいかず、少し戻って狙ってみることにした。フライは白のパラダン#14。流芯にキャストし、ナチュラルドリフトさせると、水底からスーッと魚が浮上し、フライをパクリと咥えた。久々のヒットだ。流芯に乗ってグングンと下る。なんとか浅瀬に寄せてランディング。背中が盛り上がった24cmのアマゴだ。これでロッドオフにしようかと考えたが、途中、気良川が気になり行ってみることにした。ところが、途中工事中で回り道をしなければならなくなったので、手前の橋に車を止め、淵を覗いてみた。すると、大きな飛沫があがるのが見えた。

何だろうとサングラスをかけてみると、そこには尺オーバーのアマゴが数匹群れで泳いでいるのが見えた。しかも、その内の3匹ほどがライズを繰り返している。これは狙わなければならないと急いでタックルを準備した。ロッドは#2しかなかったのでそのまま使用。リーダーティペットを繋ぎ、全長20フィートくらいの超ロングリーダーシステム。8Xのティペットの先には最近滅多に使用しない#20のコカゲロウパラシュート。橋のずっと下流から釣りあがり、目的のポイントに近寄ってみて愕然とした。足元が深瀬になっている上、ライズポイントは遥か沖。10mくらい先に周りの木を避けながらキャストしなければならない。とても#2じゃ無理だと思いながらも一応、挑戦してみた。すると、丁度キャストしたタイミングで下流側から風が吹いた。上手い具合に風に乗り、フライは10m先に飛んだ。しかも、ふわりと虫が水面に落ちるような感じで。すると、絵に書いたように水底からアマゴがゆっくり浮上。何のためらいもなくフライを吸い込んだ。ヒットだ。久々に会心のヒット。慎重に寄せて足元まで寄せるとエメラルド色に輝くこれまた23cmのアマゴ。この1匹に満足し、さあ、帰ろうとロッドを仕舞い車に戻ろうとした時、またしても大きなライズ。よく見ると先ほど狙ったポイントからさらに沖にあの群れがいた。

どうやら、ポイントを狙い間違えていたようだ。これは遺憾とまたロッドを準備し、今度は崖の中腹から狙ってみた。しかし、ここは、足場が高く、周りも木や草に覆われ非常に無理な体勢でしかキャストできない。無理を承知で狙ってしまうのが釣り人の性。必死に狙い続けて2時間が経過してしまった。この1投げで最後にしようとフライを白のカディスピューパ#12に変更してキャストすると今まで無視していたアマゴ達が一気にフライに飛びつきいきなりヒット。今年初の尺オーバーだ。嬉しさのあまりロッドを立てすぎてしまったのが運のつき。足場が高く8Xのティペットがプッツリ。アマゴは反転して消えてしまった。その後群れはどこかに消えてしまいここでロッドオフとした。近いうちになんとしてもリベンジしなければと気持ちを新たに家路についた。

-DATA-

場所:
岐阜県郡上郡八幡町有坂1238(郡上漁協)
交通:
東海北陸自動車道郡上八幡I.C下車後、左折して城南交差点よりR472沿い。
駐車場:
入川口近辺にあり。
トイレ:
なし。コンビニなど利用。

「会津・闇川」は義父の川

May.05, 2001 会津若松の小渓流

24時間営業のストアーの角を左折し、きっちり区画された水田の中の舗装道を道なり沿って進むと、教えられた通りの場所に教えられたとおりの大きな二段堰堤が現れ、ここが「闇川(くらがわ)」ということが地図を確認しないでも分かった。前日の氷雨から一転、嘘のようにからっと晴れ上がったゴールデンウィーク後半の5月5日、僕は福島県会津若松市にいた。福島県は僕が住む関東圏とは段違いにヤマメやイワナの渓流魚の生息が豊富だ。有名無名河川問わず、たとえそれが市街地であろうとも一年を通して低水温に保たれてさえいれば、イワナはともかくもヤマメはいる。そう断言できてしまうほど、渓流魚の分布域は関東地方は比較にならないほど広範で豊かである。

闇川は阿賀川(大川)が南会津郡下郷町から会津若松の市域に入り、芦ノ牧温泉を通過、国道一二一号に近接してしばらくの並行後、右岸から注ぎ込む支流。地形に邪魔されて国道から本流との出合いが目視できないため、よほど注意を払っていないと川へと向かうルートを見過ごしてしまう。このゴールデンウイーク、妻の実家がある会津若松市内に埼玉から里帰りした。長時間の運転で疲労した肉体はアルコールのまわりが酷く早い。ビールの酔いで、やや饒舌になった僕は「釣り人が少なく、それでいて魚がそこそこ釣れる河川。もう一つの条件として会津若松市に近いこと」という難題を妻の父親に投げかけた。定年退職した義父は地元営林署に長年勤め、若い頃は実際に国営林で伐採などの作業を経験した。山中の谷川で巨大なイワナを何匹も目撃したり、捕獲したことだってある。その体長を説明するのに広げて見せた義父の左右の手の間隔は40センチを遙かに越えて、僕を大いに羨まがらせたりする。水線が書き込まれた地形図らしき地図を取り出し、出した答えが「闇川」だった。

白虎隊戦士の自害の地、飯盛山の麓近くにある妻の家から車で目当ての闇川までは30分とかからない。昼の弁当にと義母が握ってくれたまん丸のおにぎり三つを雨具と一緒にデイパックに詰め、義父が回答した流れに向かった。会津若松市内の渓流釣り対象の河川としては「背あぶり高原」の西を会津布引山(標高約1081メートル)などを水源にして若松市内めがけ北流する「湯川」が有名だ。たぶん、闇川の存在自体を知っているのはおそらくは地元の釣り人ていどだろう。釣れる魚の数は釣り人の数に反比例し、これに大ヤマメも加わる。ハンドルを握りながら、僕は想像した。そして、想像の中で釣り上げたヤマメは30センチを越えた。

「会津・闇川」は義父の川:イメージ1

二段堰堤の上は底石も確認できるほど透明度の高いプール状の大きな渕になっていて、流れ込みでは若い釣り人がフライフィッシングに興じている。流れを右に左に見ながら進む。道路の両側に迫る萌葱色の山々はこの時期、良質な山菜を育む。登山口には決まって山菜類採取禁止の手作りの看板が立てられ、警告を発している。河川沿いのわずかな平地で自家消費分の穀類や野菜をつくる慎ましい生活の人々にとって、ワラビなどの山菜は貴重な現金収入なのだ。山菜の王者とも称されるタラノメが人工栽培されている二十坪ほどの畑の向こうに、昨日からの降雨で水位を上げ、今引きかけている春の闇川がきらめいて見えた。闇川集会所と書かれた建物の反対側で流れに向かって細道がのび、穏やかに傾斜したその砂利道は流れの手前で右へ直角に折れ曲がり、再び下流に向かって直進している。屈曲点の先で河川に対して平行になるよう車を停めて身支度をした。国産の安価なカーボンロッドにブリキ細工のようなフランス製のスピニングリールをセットし、ラインの先にどこの川でも期待を裏切らない金色のスプーンを結び、弁当を移し替えたキャンバス地のショルダーバッグをたすき掛けした。

その場所は全長5メートルほどの小さいけれども、コンクリート製の立派な橋がかかり、橋上から流れを見渡すと僕一人だ。コンクリートで固められた法面には鉄でできたハシゴが取り付けられているので、用心しながら流れへ下りる。遡行用の長靴は集落沿いの河川なので股下までのもので十分だ。山里の釣りに華美な出で立ちは不似合いだし、もちろん体の半分も覆い尽くすような重装備のウエーダーなんか必要ない。いつの頃からか、収納が自慢のフィッシングベストがバッグに、フライがテンカラ、そして身軽なルアーフィッシングへと変化し、竿さえ持たなければ釣り人と判別できないスタイルへと変身していった。

「会津・闇川」は義父の川:イメージ2

降り続いた雨にも関わらず、闇川の水温は低くないように思われた。魚の活性が高ければ、ルアーに追いつき果敢にアタックしてくるはず。そう思いながら流れに立ち込んだまま、上流へ直線的にルアーをキャストし、流れよりも早い速度で巻き取った。また、大物が潜んでいそうなポイントが現れると、横に回り込んで対岸に向けて投げ、扇状に流しながら、手元に引いた。集落周りの流れは悪場もなく、遡行は軽快だ。リズミカルにキャスト、リーリングを繰り返した。右岸に神社を見ると、流れはその上流で分岐する。一方が「入小屋」、もう一方が「桑曽根」の地区へと向かう。僕は後者を選択し、そのまま遡行を続けた。河川は上流に向かって険しさを増し、形態も階段状に変化するのが一般的だ。しかし、中流帯の闇川はそれまでの渓流らしい流れから一転、両岸にアシが繁務した平坦な流れに変わった。流れは狭まり、両岸から分布を広げつつあるアシの隙間を音もなく流れている。富栄養化が進むと、水辺の植物の成長はすこぶる早い。案の定、数戸の民家が立ち並ぶその先の土手に面して、牛舎の排水口が流れに向かって突き出ていた。排水口をやり過ごすと、畳一枚分の広さで膝下ほどの水深がある落ち込みが出現し、水の落ち口付近にキャストしたルアーがちょうど真ん中あたりにさしかかったところで「ガツン」とあたりがあり、小さなヤマメが本日最初の獲物として足下に寄ってきた。車中の想像とはほど遠いサイズのヤマメだったけれど、高齢の義父のアドバイスに応えることができて僕は嬉しかった。

「会津・闇川」は義父の川:イメージ3

車までの道すがら、集落の中心付近の軒先で腰の曲がった老婆が椎茸の菌を「ほだ木」に打ち込んでいた。僕を釣り人と知ると、「いっぱい、釣って帰りなさいよ」と声をかけてくれた。ひとしきりの雑談後、カメラを向けると、少女のようにはにかんだ。

-DATA-

場所:
福島県会津若松市内
交通:
東北自動車道を郡山インターで降り、国道49号線で会津若松へ向かい、国道118号線で芦ノ牧温泉方面。あるいは、東北自動車道郡山ジャンクションから磐越自動車道会津若松インターで降り、芦ノ牧温泉方面。
駐車場:
流れ沿いのスペースに駐車できるが、地域住民の方の生活道路なので十分注意すること。一声かけるのもいいだろう。
宿泊:
東山温泉旅館協同組合(電話0242・27・7501)
芦ノ牧温泉旅館協同組合(電話0242・92・2336)
会津若松旅館ホテル組合(電話0242・28・9221)
観光:
会津若松観光協会
http://www.aizu-kanko.gr.jp/

中津川マス釣り大会

Mar.04, 2001 大荒れとなったマス釣り大会

中津川マス釣り大会:イメージ1

今シーズン最初となる釣り大会。自分のレベル向上と技量のチェックを確認する為に、釣り易さ、アクセスなどを考慮して、中津川マス釣り大会に出向くことにした。事前の電話連絡で「夜明けから場所取りが始るので、早目に来たほうが良い」とアドバイスを受け、夜中に会場付近で待機する予定で車を走らせた。

中津川マス釣り大会:イメージ2

中央自動車道、相模湖ICより国道20号線、412号線を経由して厚木方面に車を走らせる。相模湖周辺を通り抜け、人気の少ない通りを30分ほど進んだ頃に案内に記載されていたマス釣りの看板が見えてきた。誰もいない事務所の前を通り河原で仮眠をしようと考えたが、何処で車を駐車して良いか分からず、一旦駐車場から出て、道路沿いにある「釣り人専用駐車場」で待機する事にする。午前5時頃から釣り場を管理する人達、場所取りの人達で河原が少しずつ賑やかになり、後を追うように釣り場の横にある駐車場に移動します。

中津川マス釣り大会:イメージ3

午前6時頃からニジマスの放流が始まり、サイズの確認をする為に放流する瞬間を覗き込みます。平均サイズが25cm程度のニジマスは、1つのバケツで60匹ほど放されるが、区間ごとにバケツ1杯で、残ってるマスと合せても数が多いとはいえない。放流されたニジマスは何処に居つくか目を凝らして水中を覗くと、流れが淀んだ尻淵に集まっております。白泡が消える周辺に居つくと予想して場所取りをしたが、魚が居着いてる場所には既に竿が置かれております。辺りの様子を伺い、割り込める場所を捜すと「1」のブロックが空いており、開始の30分前に急いで場所の移動です。

中津川マス釣り大会:イメージ4

スピーカーから大会ルールが聞こえてきます。「タグが付いた魚に大物賞、特別賞の権利があります・・・」と聞こえてきた。「運任せの釣りか・・・」と溜息が混じる中、合図の花火の音が聞こえてきた。合図と共に針にイクラを付け、流れが淀んだ場所に狙いを定めて待つこと40秒。目印が多少動いた気がするので軽く合せると、手元にずっしりとした感触が伝わってきた。尺サイズでも余裕で引き抜けるハリス0.6号、バーブレス渓流6号の針を選択して一気に引き抜きます。

中津川マス釣り大会:イメージ5

開始直後から順調に釣果を伸ばしてきたが、時間が45分ほど経過した頃から急にアタリが減り始めた。約30匹のニジマスを釣り上げたが、仕切られた区間に食い気があるニジマスがいなくなり、イクラからブドウ虫、パワーエッグ、ミミズを併用しながら着実に数を伸ばしていきます。朝から降り続く雨も時間が経つにつれて酷くなり、ポツポツ降っていた雨も大会終了予定時間を早めるほどの勢いで降っている。10時を過ぎ早目の検量が始った。39匹のニジマスと1匹のヤマメを手にするが、タグの付いた魚は見当たらない。スピーカーから流れる放送では1位が48cm、5位が37cmのニジマスで、クーラーボックスの中に入っている最大のニジマスは32cmである。

中津川マス釣り大会:イメージ6

タグが付いたニジマスをキープ出来なかった為、あっけなく大会が終了してしまった。ずぶ濡れに体を急いで温め、周りの釣り具合を確認すると、釣れている人は釣れているが、釣れない人は数匹程度であった。「ヤマメの特別賞は無いのかな?」と思うが、テントを片付け始めた大会本部に行く事はなかった。

中津川マス釣場は宮ヶ瀬湖から流れ出る綺麗な川を利用しており、釣りをしながらバーベキューをするには丁度良い感じです。来年も釣り大会があると思いますが、午前6時頃から場所取りが始るので、早目に現地に行くと良いでしょう。ポイントは流れが淀んだ中間地点で、主に尻淵付近に集まっております(当日放流の場合)。餌もイクラとブドウ虫で対応できますが、パワーエッグがあればさらに良いでしょう。

-DATA-

名前:
中津川マス釣場
場所:
神奈川県愛甲郡愛川町田2411-1
電話:
046-281-3292
交通:
中央自動車道 相模湖ICより国道20号線、412号線を経由して厚木方面に40分
駐車場:
河原に200台程度
トイレ:
管理事務所の横に1つ
料金:
1日3200円(釣り大会3200円 参加賞有り)
制限:
釣り放題
営業時間:
冬季08時~17時
夏季07時~17時

兵庫県加古川でのフライフィッシング

May.01, 2001 日本のネイティブフィッシュ、ニゴイとボラを釣る

加古川でのルアーフィッシングというとブラックバスが有名ですね。私の知人にはこのブラックバスをフライフィッシングで狙って、沢山のランカーと出会っている人がいます。でも加古川にはもっと沢山の魚種が棲息しています。例えば冬場に散発的に放流されるニジマスを釣るのも一興ですし、日本のネイティブのゲームフィッシュであるニゴイやコイ、そして河口近くのボラやスズキもフライで狙うことができます。今回はそんな日本固有の大物たちを狙って加古川の下流域に行ってきましたので、様子を報告します。

まず最初は河口から20kmほど上流の三木市近くでニゴイを狙います。釣り場への到着は午前7時頃。天候は晴れ。9フィート7番のロッドにフローティングライン(ウェイトフォワード)、3Xのリーダーにフラッシュバックニンフ#10(オリーブ)からスタートしました。ニゴイというのは基本的に水底のエサを吸い込むように食べているようですので、使用するのは沈むフライが主体になります。また川底の石に根掛かりする確率が非常に高いため、フローティングラインのご使用をお奨めします。

兵庫県加古川でのフライフィッシング:イメージ1

さてニゴイが棲息する場所は、瀬と呼ばれる浅い場所が多いようですね。写真にもありますように、一見何も無い、水深がせいぜい30cmくらいしかない場所なのですが、あちこちでニゴイがバシャバシャと暴れています。そういう場所にそーっと近付いていって、上流から下流へ向けて静かにフライをキャストします。人影やラインの着水音で一度怯えさせてしまうと、ニゴイ達はアッと言う間にどこかへ逃げてしまいますので、注意が必要です。うまくニゴイの視界にフライが入ると、彼らに食い気さえあればフライをくわえて走り始めますので、あとは40cmを越えるニゴイ達との重量感のあるファイトを楽しむことができます。とにかくニゴイ釣りのコツはニゴイを見つけることとニゴイ達を驚かせないことに尽きるように思います。ということでこの日は2時間ほどの間に40cm と45cmの2匹のニゴイと出会うことができました。

次にボラを探しに下流へと車を走らせます。河口近くの幾つかの釣り場をさ迷っている時に、ある人から「このシーズンはボラ達が潮止め堰堤の直下に溜まっているよ」と教えて戴きまして、早速駆けつけました。なるほど、辺りにはボラ掛けの釣り人やルアーでスズキを狙う人もおられます。フライでボラを釣ろうという酔狂な釣り人は私だけのようです(^^; タックルはニゴイ釣りに使ったものをそのまま流用しましたが、ボラとのファイト中に3Xのティペットを根擦れで切ってしまってからは2Xへとサイズアップしましたので、申し添えます。フライはソルトウォーター用のデシーバー#1/0です。

兵庫県加古川でのフライフィッシング:イメージ2

さてボラ釣りの方法ですが、私にとっては初めての経験だったので、実はこれが最も良い方法かどうかは定かではありません。フライの動きをコントロールしやすいように、堰堤の下流に溜まっているボラの群れに対して上流からアプローチしました。フルキャスト後、少し間を置いてからスローにリトリーブしていると、ボラがフライにぶつかるコツコツという手応えがあります。そんな時に強くフライを引いてしまうと、ボラの体にスレで掛かる確率が高くなってしまいます。そこでひたすらスローにフライを泳がせていると、グイーッという手応えがあり、そこで初めてフッキングに入ります。フッキングする確率はそんなに高くないのですが、ひとたびハリが掛かると、ボラの猛烈なダッシュが始まります。ボラのサイズは40cm前後なのですが、同じサイズのニゴイとは全く別の次元のファイトを見せてくれ、バッキングラインまで引き出されてしまうこともありました。7番タックルでは力不足かも知れません。そしてリールファイトがこんなに楽しい釣りは久しぶりです。手前に寄ってきてもなかなか大人しくなりませんが、力尽きたところでフックを外してやり、そっとリリースです。

結局、午前11時から午後1時までの2時間で4匹のボラを釣ることができました。ニゴイも含め、これほどのファイトを見せてくれる魚が日本にはもともと居るんだと再認識するとともに、自然の恵みに改めて感謝したいと思います。フライフィッシングの世界はまだまだ広がりそうですね(^^)

-DATA-

場所:
兵庫県三木市加古川下流域
交通:
車の場合は山陽道・三木小野インターなど
駐車場:
河川敷などにある空き地を利用
トイレ:
釣り場にはほとんどありませんので、注意が必要かと

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