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ORETI RIVER

Apr.04, 2001 ついに出た!夢の10LB・70cm!!

ORETI RIVER:イメージ1

ロンは言った。「おまえが本当にでかい魚(10LBクラス)を釣りたいのなら、絶対にオレチに行くんだ。」と。一ヶ月お世話になったロンの家を出立する前夜、僕の今後のルートについてそうアドバイスをくれたのだ。あまり気はすすまなかったが、せっかくすすめてくれるのだから、2~3日はオレチに一番近いキャンプ場にとどまることに決めた。しかし、キャンプ場に行ってみると、思った以上に風が強い。さらに、管理人が居ないのでどうしようもない。とりあえず、川を見に行くだけ行ってみることにした。

ORETI RIVER:イメージ2

近場の町から国道をテアナウ方面へ走る。レイク・マヴォラへと続く道へ入り、ダートを走ること15分。その名のとおり、オレチへ続く「オレチ・ロード」へ曲がる。ここから、道に沿ってひたすら走る。眼下に広がるオレチの姿には何度訪れても息を呑む。道の終わりは牧場で、そこには「キャッチアンドリリース。徒歩のみでのアクセス制限、そのエリア(駐車場も含む)でのキャンプを禁止、ゲートより50m以内は駐車禁止」とする看板を見ることができる。オレチは大物が釣れることで有名だが、訪れる外国からの釣り人の中にはそれらの決まりごとを守らない輩が多い。そのため地元の釣り人は、オレチで釣りたがらない人が多いのだ。特に、日本人は「英語が(読めても)読めない」と言って違反するため評判が良くない。こんなことが続けば釣り禁止にもなりかねない。実際、地元では外国からの釣り人を出入り禁止にする動きがある。

ORETI RIVER:イメージ3

ともかく、駐車場に到着した。意外なほど風もなく、天気がいい。これなら釣りが出来る。夕方までの2~3時間潰すつもりで釣り始めた。川は少し増水しており、濁りも若干入っている。駐車場から一番近い最初のプール。ロンは過去にここで8LBクラスを何匹も釣ったと言う。しかも増水時に濁っている時、ストリーマーで立て続けに釣ったこともあると言う。それに習い、僕もストリーマーを投げてみる。しかし、反応はない。ふと、プールの先にある浅瀬を見ると、魚らしき姿。しかし動かない。5分ほど観察するが動かない。しかも、でかすぎる。まるで岩のようだ。少し位置を変えてもう一度見てみる。やっぱり魚のようだ。いや、魚にしか見えない。しかし確信はない。距離はたったの5m。もし、大きい魚だとしてもあまりにも近すぎる。まず間違いなく、逃げてるはずだ。それでなくとも、警戒しているかもしれない。しかし、その時思った。「ロンならどうするか?」投げるに決まっている。

ORETI RIVER:イメージ4

とりあえず、気まぐれで今まで投げたことがなかったウィローグローリーをつけてキャスト。キャストは失敗。魚の60cmほど上流。しかも、流れを見誤り1m 以上フィーディングレーンからそれている。「だめだ。」すると、岩だと思っていた影が大きく動く。「あ・・・」と思った。次の瞬間、大きな口を水面に出しゆっくりとフライをくわえた。足が手が震える。しかし、慌ててはいけない。頭の中でロンがしきりに言っていた「Leave it(待て)」を思い出す。口が完全に水面下へ下がったところでビシッ!!魚は上下左右に暴れまくる。

ORETI RIVER:イメージ5

感触にしても相当デカイに違いない。ここでも、過去3週間の教訓が出てきた。「とにかく慌てず。取り込みを急ぐな」 頭の中ではいろいろなことがめぐる。ラインは大丈夫か?ティペットは?どこでランディングするか?下流には大きな瀬があるし、バンクの下に潜り込まれたら・・・。魚はなかなか上がって来てくれない。約30分の格闘。これぐらいのサイズになると自分が釣られていることを感じていないがのごとく振舞う。最後には、川の中央で底にくっついて動かなくなってしまった。寄せてランディングすることは諦め、自ら腰まで水に入り、川のど真ん中でやっと、ネットに入れることができた。その大きさは間違いなく今までで一番だ。大きいネットから、完璧な姿をした尾がはみ出しそうだ。ワクワクして量ってみると・・・なんと10LB!!!長さは70cmもあった。思いもしない大物だ。本当にうれしい時は声が出ないのだろうか?何も言わずにとにかく、込み上げてくる今までに無い大きな喜びをかみ締めていた。本気で「もう、死んでもいい、強制送還されてもいい」と思った。何とか記念撮影を済ませ、逃がしてやる。これだけでかいと良く知っているのか、すぐには逃げない。 20分ほどはずっとその場に留まって体力を回復させていた。泳ぎ出すまでずっと見ていた。泳ぎ去っていくのを見て、体が震えた。とにかく最高の気分だ。

ORETI RIVER:イメージ6

キャンプ場へ戻る途中、公衆電話へ。電話先は当然ロンだ。今日のことを細かに伝える。サイズのことは言わないで話しをしていると、
「で、大きさは?」
「ふふふ、驚くな10LBだった!!!」
「オーマイゴッド!!やったな!!!おめでとう!!!」
まるで、自分のことのように喜んでくれた。僕もこの一匹が釣れたのは自分の力だけでなく、これまで3週間一緒に釣りをしていろいろ教えてくれたロンのおかげだと思っている。最後の最後で最高の思い出が出来た。

-DATA-

場所:
ニュージーランド 南島 サウスランド地方 テアナウ
交通:
SH94からLake Mavoraへ向かう道へ入り、ORETI RDへ。
駐車場:
トイレ:
なし
レギュレーション:
キャッチ&リリース区間あり。キャッチ&リリース区間は徒歩のみのアクセス。駐車場・牧場内でキャンプ禁止。

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