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ASAHIGAWA TROUT AREA

Apr.25, 2000 フライ初のレインボーに挑戦!

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ1

朝の4時はさすがにまだ寒い、魚より早く起きて釣りに行くのだからおのずと期待は大きくなる。岡山県在住のフライマンA木さんに無理を言って同行させても らうことになった今回の釣りは、鳥取と岡山のほぼ県境の旭川上流部。朝の5時 35分のマリンライナーに乗り、待ち合わせの岡山駅へ向かう。道中はビールを飲で、と意気込んでいたが日の出前から易々と出来ることではなかった。竿と大 きなバックを持って通勤客の人ごみの中をうろうろするのは、平日の早朝には異な光景である。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ2

A木氏と会い、私とM見氏の3人でいざ出発である。山陽自動車道の岡山ICから岡山道に乗り落合ICで降りる、約1時程度で岡山の県北に着いてしまう。落合ICを 降りてからは、313号を倉吉方面(北)へ進む。旭川を渡る地点で181号を川沿いに遡上して行く。道路は各一車線だが流れも良くとても走りやすい。川沿いにはサクラの古木がいくつかあり、時期が遅いせいか独特の郷愁を漂わせている。川沿いを30分も走ると民家も無くなり、川幅もだいぶ狭くなってくる。この辺りには道路標識がわりに可愛らしいバス停がいくつかあるので目印にすれば良い。美甘村寄水の首切バス停留所を過ぎてすぐに左へ入る未舗装の道がある。唐突に ASAHIGAWA TROUT AERIAという看板があるのですぐに分かる。そこを1kmも入れば小さなログハウスの管理釣り場事務所がある。管理釣り場といっても、あるのはトイレだけ自動販売機もコンビニもないので出発前には昼食と軽食、ビールなども買って行くことをお勧めする(落合の313号沿いにたくさん店がある)。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ3

岡山市内から1時間30分ほどで旭川の支流である新庄川に到着した。一帯が管理 釣り場だが事務所以外はなにも無いのでロケーションは抜群である。釣り場は川 幅が10mほどの流れで、フライフィッシングエリアがメインになっている。放流魚はレインボートラウトで昨日追加で100匹放流したとか、いかにも魚影が濃さ そうな川にすぐにでもフライを投げたいところだが、ぐっと押さえて事務所で受付をして1日券を購入。ウェーダーを履いて、ロッドにラインを通せば準備完了だが慌ててしまって余計に時間が掛かる。師と仰ぐA木氏は早々に準備を終えゆ ったりと構えている。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ4

管理釣り場も、レインボートラウトも初挑戦なので全く要領が分からない。A木氏にくっついてまずはポイントの確認から始める。もう9時を回っていたが肌寒 く、水温は8度でカゲロウのハッチもそれ程多くない。次に淵を上から眺めて魚 の動きを見るが・・デカイ!・・60cm以上のトラウトがまるでめだかの学校のよ うに群れて泳いでいる。私のタックルは#5の7'6"だったが、あんなのが釣れたら 大変だ!と思いながらも早くフライを鼻先に投げたい気持でいっぱいだった。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ5

いよいよフライを投げ始めるが、午前中は気温が上がらず魚の活性も低かったため、フライの選択という難しい課題を与えられる。事前からドライフライでトラウトを狙うという計画で、フライボックスは12~16番のフライで埋まっていた。ミッジははじめから持っておらず、小さいのは16番が限界、アダムス、カディス、パラシュートと使ってみるが淵、瀬ともに反応がない。流れの中で夢中で竿をふっているともう昼時になっている。ふと上流のA木氏を見ると、さっきの淵で大きなトラウトを掛けているではないか、慌てて近くへ行き取り込みまでの一部始終を観察する。もし今、私に大物が釣れても取り込み方もろくに知らない、だからといって泳げない私が川に飛び込むわけにもいかない。そうなると、魚とのファイト一つにしても師からマスターすることはたくさんある。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ6

釣りあがったのは50cmを越えるトラウトだったが案外すんなりとネットに入って しまった。釣りたい、釣りたいと思っているので、初めに出た言葉が「ヒットフ ライは?」釣り場でこんなに卑しくなっているのは私だけかもしれなかった。悲 しいことに、ヒットフライは緑色のニンフであった。悲しいのは緑色ではなく、 ニンフを持っていない事だ、しかもあったとしても使ったことが無い、大物トラ ウトが少し遠のいてしまった。それにしても、トラウトは大きい!リリースされた後も淵に戻って、その影をゆらゆらさせていた。早く釣りたいなぁ~。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ7

昼食後は事務所上流の瀬とトロ場に移る。広い管理釣り場なのに居るのは4人だ け、使いたい放題、釣りたい放題なのだがどうも使いこなせない。ようやく少し 暖かくなってアマゴが水面直下で何か食べている。慌ててスタンダードなグレー 系のフライをポトンと、(私)落とす(アマゴ)チラッと見る(私)力が入る (アマゴ)寄ってくる(私)来いっ!(アマゴ)パクッ(私)やった~!とグィ っと引っ張る(糸)切れる(私)えっ・・。泣きそうになりながら、切れたティ ペットを結びなおし、また投げ始める・・が、来ない。口にフライが引っかかっ たままなのだから当たり前だ、魚にすれば釣り上げられるよりもタチが悪い。午後3時を周った時点でA木氏の1匹だけ、と思っていたら横の方で氏の竿が折れんばかりに曲っている。みると60cmを越えるような大物が先にでんと付いている。 おおっーと叫びながらファイトを傍観する、釣りたい心が爆発寸前である。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ8

「ヒットフライは?」とまた尋ねると、「エッグフライだよ。」と教えてくれる、ん?昼食の間にA木氏から分けてもらったなかにエッグフライがある!その後はA木氏のアドバイス通りにフローター(浮き)とウエイト(おもり)を付けて、淵を流す。フライ釣りというよりは餌釣りだな、とよそ見しているとフローターがじんわりと引き込まれている。釣れた!と思ったが糸が切れたら大変と、少し待ってから合わせる。ドスン、ググッと初めてでもトラウトと解かるような強烈な手応えだ!と次の瞬間にはすごいスピードで走る、大きな岩を越え下流に糸が伸びる。釣りキチ三平に憧れて釣りの世界に入った私は、三平がそうした様(?)にヒョイと岩の上に乗り、魚の走る方へ付いて行く。水面下でキラッと光るトラウトを見ながら本当に釣れたんだなぁ~と感激いっぱいになっているが、肝心の取り込み方はまだ知らない。慌てて見に来てくれたA木氏にネットを借りようやくキャッチすることが出来た。トラウトを放り投げて「バンザ~イ」と大声で言いたかったが師の手前、落ち着き払って「嬉しゅうございます」と言ったかどうかも覚えていない。ただ50cmの綺麗なトラウトを水の中でゆっくりと放してやりながらも、嬉しさに口元は緩んでいた。

ASAHIGAWA TROUT AREA:イメージ9

その後は、このえさ釣りフライで40cmのやや小ぶりトラウトと、イブニングライズ直前に50cmオーバーのトラウトを釣ることが出来た。ただ、ライズ時に小さな落ち込みにドライフライを投げた時にトラウトがすごい勢いでフライを取って一瞬にしてラインが切れてしまったのが少し悔やまれる。結局、朝の9時からフライを投げ初めて何も見えなくなる頃まで1日中新庄川で遊ばせてもらった。管理釣り場のトラウトの多さと、大きさに圧倒されながらも3匹を釣り大満足で釣り場を後にした。今回はメインのドライフライで釣り上げることは出来なかったが、これからのフライボックスの中身を考え直すきっかけにもなった。ニンフもエッグフライもウェットフライもこれからやることは多くなりそうである。その前にずっと放置している道具でフライを巻く作業がある・・とりあえずエッグフライさえあればと妥協してしまいそうだ。

-DATA-

場所:
岡山県真庭郡美甘町美甘4798
電話:
090-7136-8022
mail:
info@flyfishingshop.net
URL:
http://www.flyfishingshop.net/
入場券:
男性3,000円 女性・こども2,000円
追記:
予約制(1週間前からの受付)
アクセス:
中国自動車道落合ICから車で40分
米子自動車道久世ICから車で30分
米子自動車道湯原ICから車で15分
温泉:
湯原温泉
買い物:
出発前にコンビニがお勧め

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