国内のトラウトフィールドは、10月〜3月前後まで全国的にトラウト(鮭鱒族)フィッシングが禁漁になる。そこで人気なのが、このところ急激に増加したルアー&フライ管理釣り場である。そのスタイルは、単なる釣堀スタイルから本格的なルールとマナーを重視したスポーツフィールドに区別されている。その中から、栃木県お薦めの厳選スポットKSFを紹介します。
栃木県は、首都圏に隣接している利便性から、多くのフィッシングエリアが存在する。その中でも鹿沼市のKSF(川崎スポーツフィッシングエリア)は、フライフィッシング専用フィールドとして、群を抜いてマナーリングを重視している。勿論、トラウトの活性はナチュラルトラウトと同レベルに管理されている。アクセスは、東北自動車道鹿沼ICから大芦川沿いに上流を目指すと、約20分程で到着する。以前は、ルアー&フライのエリアだったが、10月からはフライ専用のフィールドにリニューアルした。良く手入されたポンドの周囲は、約300m。フィールドの平均水位は約2m前後あり、水質は地下水を汲み上げているので極めてクリアだ。バックスペースも充分有るので、フライフィッシングのロケーションは完璧に整っている。特に、トラウトのコンディションはナチュラルトラウトも同然だから、是が非でもマイフライでヒットさせたいと思うはず。
冬場になると、水温がどんどん低下してくるので透明度が極めてクリアになってくる。詰まり、これからの季節はトラウトが一番シビアになる頃でもあるのだ。こんな時のヒットアクセスは、リーダーティペットを細くすることは勿論、フライのプレゼンティーション(落とし方)&リトリーブアクション(動かし方)に全てが掛かってくる。KSFは、淵際が駆け上がりになっているので、サイトフィッシングも楽しめる。サイトフィッシングとは、トラウトが岸辺付近を回遊しているのを視認した時、その動きと水深を考慮して素早くマッチングフライをシュートするのだ。冬場に使用する主なフライは、#20番クラスのミッジドライ又はユスリカタイプのイマージャー(羽化直前)系がおもしろい。風の無い日には、水面近くを浮遊している極小の昆虫だ。
フックのボディ部分は水面直下に没しているが、ウイングとなるトッピングだけが水面上にある独特のパターンである。ウイングは主に、ファイバーの細かいCDCハックル(油性毛)を使用しているので、できるだけソフトにシュートしなければならない。他のドライフライも同じだが、フライを水面上でターンさせるテクニックは、ラインをシュートしただけでは長く細いリーダーラインをコントロールする事はできません。そのコツは、左手でラインをホールした後、ラインは離さずに人差し指の関節にラインを乗せ、アンチブレーキを掛けながらフィニッシュさせると上手くいきます。お薦めフライは、ミッジピューパ#18(ブラウン&オリーブ)を7Xティペットにセット。FFタックルは8〜9フィートのロッドに4番フロートライン。リーダーラインは、9〜12フィート5X〜8X。
風のある日や活性が鈍い時には、シンキングラインを使用してウエットフライをセレクトする。水深が浅いので、インターミジェットライン又はタイプUシンクにチェンジ。フライは、ストリーマフライ。ウエットフライ。ニンフフライと、トラウトの活性を見ながらセレクトしていくといいでしょう。フライによっては、タイイングマテリアル(材料)が異なるので、水中でスイミングするようにリトリーブアクションを上手に加える事。このフィールドでは、ヒカリモノパターン(ティンセル等)に良くヒットする事がある。深場を攻めるなら、ビーズニンフが面白い。このフライの特徴は、ヘッド部にカラフルなビーズ(重りの役目もある)をセットしてトラウトを誘う。シンキングFFタックルは、9フィートロッドに6番シンキングライン。リーダーは、9〜12フィート5X。フィールド内には、地下水の噴出し口と中州があるので、ウォーキングしながらのトラウトウオッチングも楽しめます。疲れたら、洒落たティールームでコーヒーブレイク。お食事も楽しめます。
-DATA-
| 名 前: | 栃木県鹿沼市引田1872 |
| 交 通: | 東北自動車道鹿沼ICから県道14号を経由して約20分 |
| 駐車場: | 50台 |
| トイレ: | あり ウォッシュレット完備 |
| 参 考: |
全てバーブレスフック使用。キャッチ&リリース。 営 業/AM7:00〜日没 定休日/9月から2月までは無休 料 金/1日券3,000円 2時間券2,000円 |