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江の川カヌー公園さくぎ

Aug.24-25, 2002 夏の終わりのリバーキャンプ

江の川カヌー公園さくぎ:イメージ1

ツクツクボウシが鳴いている。お盆も過ぎてしまった。海水浴にはもう遅い。だけども夏キャンプなら、絶対、水とも戯れたい。というわけで、川が近いキャンプ場を探した。広島県は福山市から1泊2日で行けるところ。できればリバーカヤックにも乗りたい。ガイドブックを参考に「カヌーの里おおち(島根県邑智町)」に電話してみる。ところが予定の日はカヌーフェスティバルの開催日。すでに予約で一杯と返ってきた。しょうがない、ほかをあたるか…。だけども、条件に当てはまるキャンプ場ってのはそんなにないもの。次の候補が思い浮かばない。しばらく頭を悩ませて、ローカルニュースで見たキャンプ場を思い出した。県内だし、確か今年オープンしたはず。レンタル道具もきっときれいだ。もう一度受話器を取る。「空いてますよ」といい返事。丁寧な対応にきっといいところだと期待もふくらむ。そして、何より条件通りのキャンプ場。

江の川カヌー公園さくぎ:イメージ2

さて出発。目が覚めると集合時間を過ぎていた。あわてて準備をしたけれど、20分の遅刻。平謝りで車に乗り込み、残る仲間を拾って回る。福山からのルートは国道2号線を西へ向かい、松永町を過ぎたあたりで国道184号線へ。あとはひたすら三次市まで。ほかにもあるかも知れないが、僕らは三次市中心部でお買い物。(とりあえず、この町を出ると大きいスーパーがない。広島から来た場合、国道54号線から離れて三次市街へ入らないと買い出しできないので、ご注意を。高速ならインター降りて市街地を通るので大丈夫)。買い出しを終えたらは国道54号線に乗り、北上。江の川を横切ると、川沿いを走る国道375 号線との分かれ道がある。しかし、ここは公園ホームページの案内通り、そのまま54号線を行く。(ちなみに375号線は通称「みなごろし線」と呼ばれている。暴走族が出るからか、単に走りにくいからか。いずれにしてもあまり通りたくない呼び名だ)。右手に道の駅「ゆめらんど布野」を過ぎると「カヌー公園さくぎ・左折」の標識が近いので見逃さないように。トンネルを抜け、山村を走り、行き当たったT字路を左折する。しばらく行くと「カヌー公園さくぎ」の看板。到着だ。(9時半に福山を出て、12時に三次市市街、買い出しをして13時過ぎの到着だから福山からは約3時間てところ)。

江の川カヌー公園さくぎ:イメージ3

管理棟で手続きをし、予約していた道具を借りる。テント(ユニフレーム6人用)にタープ(スノーピーク・ウイング)、テーブルセット。かなりの荷物になるので、一旦、テントサイトに自分たちの荷物を置いて、取りに戻ることにした。ちなみに管理棟には“海の家”的メニューの食堂があるほか釣具やサンダル、土産物なども売っている。借りるなら道具も予約しておいた方が確実。

江の川カヌー公園さくぎ:イメージ4

到着したときはあいにく土砂降り。とりあえずタープを張って、荷物置き場を作り、テントを張る。サイトは車1台を横付けし、タープとテントが張れる広さ。各サイトにAC電源と小さい玄関灯のようなものがある。炊事場、トイレはサイトのすぐ近くにあり、新しくてきれい。女子トイレは分からないけれど、男子用は個室の明かりだけがセンサー式になっているので虫がたむろせず、腰を落ち着けることができる。このほか、かまど、ファイヤーサークルもオートキャンプ場には用意されている。ひとしきり作業を終えると、合わせたように雨も止んだ。山間のにわか雨だったらしい。雨が止むとそれまで静かだった森の中からミンミンゼミの大合唱が始まった。都会は短かった夏もここではもう少し時間が残っているようだ。

江の川カヌー公園さくぎ:イメージ5

一息ついた僕らはリバーカヤックに挑戦、小1時間ほど川面を漂った。スクールなのでパドリングなど初歩的なことから教えてくれる。コースにはちょっとした瀬もあり、波にもまれるスリルも味わえる。確認はしなかったけれど、受講者に合わせて内容を変えるようなので、レベルアップ講習とかも受けられるのかもしれない。人数が多いときは参加できないので要予約。スクールはレンタル料込みで1時間1,500円とリーズナブル。500円でレンタルのみも可。カナディアンカヌーもある。

江の川カヌー公園さくぎ:イメージ6

夕食後、お酒を飲みながらまったりとした時間を過ごす。さすがにちょっと冷えるので焚き火がちょうどいい(直火は禁止)。持ち込んだアルコールがすべて空になると就寝時間。時計の針は零時過ぎ。ちょっと早い気もするけど、みんなの会話がかみ合わなくなってきたのでお開きにした

江の川カヌー公園さくぎ:イメージ7

決められたチェックアウトは午後1時、結構ゆっくりできる。僕らは昼前に撤収。車で30分ほどの君田温泉「森の泉」に立ち寄り、昼食と入浴を楽しんだ。ちなみに行きに通り過ぎた道の駅では「本場のソフトクリーム」を掲げる夕張メロンソフトが味わえる。ここは地元の人向けに薪や炭も売っているので、キャンプ場での売り切れに備えて補充しておくもよし。僕らはこのまま来た道を帰ったけれど、三次市には地ワインが飲める三次ワイナリーや地ビールが楽しめるベッケンビール、古墳公園の風土記の丘など観光スポットがあるので時間のある人は寄ってみてはいかが。「カヌー公園さくぎ」のオートキャンプ場は10サイト。リバーサイトは19(こっちは管理棟の水道・トイレを利用)。いろりを備えた4人用コテージが5棟ある。キャンプ道具はほとんどのものがレンタルでき、カヌー、自転車、釣り具など遊び道具も借りられる。ゴミはすべて持ち帰り。ゴミ袋を持っていくこと。

-DATA-

場所:
広島県双三郡作木村大字香淀116番地
交通:
JR:三次駅から三江線に乗り換え香淀駅下車。徒歩約20分
車 :三次ICから国道54号線~便坂トンネル経由約40分
高田ICから国道375号線経由約30分
駐車場:
あり
トイレ:
管理棟・オートキャンプ場にあり
URL:
http://www.hiroshima-cdas.or.jp/sakugi/
開設期間:
通年(季節によって時間割は変わるがカヌーも通年楽しめる)

道立宗谷ふれあい公園キャンプ場

Aug.14-15, 2002 日本最北?北の果て、宗谷にあるオートキャンプ場

日本の最北端、宗谷岬。今回の北海道旅行の折り返し地点である。お土産や、ガソリンスタンドをはじめ、岬周辺にあるものはすべて「日本最北端」ということになる。したがって、今回利用したキャンプ場も、日本最北端?ということになる。

日本海側の苫前のキャンプ場から、稚内に向かって出発。この年の夏としては貴重な青空が広がるが、秋の終りのようなさわやかさ。コンビニでお弁当を買って、それを道の駅で食べて昼食にした。「何もない」「さびしい」という噂のオロロオンライン(国道40号)だったが、羽幌を過ぎてからの風景の広がりがとても良く、気持よく車を運転することができた。稚内のデパートで買い物をして、宗谷ふれあい公園に到着する。

道立宗谷ふれあい公園キャンプ場:イメージ1

まずはビジターセンターの豪華さにびっくりさせられる。奥のほうには、室内遊具場まであって、これだけでもちょっとした公園並にたっぷり遊べそう。キャンプ場は、ビジターセンターから、かなり奥に入った所にあり、キャンプ中はそちらにあるキャンパーズハウスでトイレやシャワーを利用するようになっている。場内は、このキャンパーズハウスを中心に、各サイトが広がっている。

道立宗谷ふれあい公園キャンプ場:イメージ2

とにかく広いキャンプ場なので、少し受付けが複雑だった。ビジターセンターで受付けをしてから、車で移動してキャンパーズハウスに行き、サイトを決める。場内の地図を見ながら空いているサイトを選び、車を移動させる、という流れだ。

サイトの広さは十分すぎるほど。これほど広い区画サイトというのも、なかなかあるものではない。駐車スペースが半円形で広く、小型車なら3台くらいは駐車できそうな広さがある。設営が終わってから、駐車場で子供たちとバドミントンができるほど。サイトには、浅めのシンクの流し台と、電源がついている。このキャンプ場には、2泊する予定なので、これだけ設備があるとても助かる。

道立宗谷ふれあい公園キャンプ場:イメージ3 道立宗谷ふれあい公園キャンプ場:イメージ4 道立宗谷ふれあい公園キャンプ場:イメージ5

道立宗谷ふれあい公園キャンプ場:イメージ6
1
設営が終わってから、シャワーを利用しにキャンパーズハウスに行った。受付けで名前を記入すれば、無料で利用できる。ホールにはテレビもあって、久々にニュースを見ることができた。シャワー室もトイレも、とてもきれいに維持されており、夏休み期間は24時間オープンしてくれているのも嬉しい。

道立宗谷ふれあい公園キャンプ場:イメージ7

翌日は、まず公園内で遊ぶことにした。「子供の谷」にはたくさんアスレチックがあり、パークゴルフも無料で楽しめる。ビジターセンター内の、室内遊具場も楽しかった。すべり台や変わり自転車など、有料といわれても不思議は無いほどの施設。親はマットに座り込んで、安心して遊ばせていられる。

午後は、宗谷岬とノシャップ岬へ。どちらの岬でも写真をとり、ノシャップ寒流水族館へ行った。ここも、「日本最北」の水族館ということになる。外の水槽には、アザラシとペンギンがいて、水槽の底に座り込むアザラシの姿がおもしろかった。キャンプ場を足場にして、北の果ての観光を楽しむことができる。

夕食の時には、一番北のキャンプ場で泊まる記念に、買ってきたケーキでパーティをした。夜になると、近くにある風力発電の風車がライトアップされ、とてもきれいに見える。

最終日には、見事に空が晴れ上がった。青空が広がると、芝生や周囲の山の緑とのコントラストがくっきりして、とても美しい景色が広がる。利尻富士の威容も眼にすることができ、とても良い気分でキャンプ場を後にすることができた。

<キャンプ場の○と×>

・施設が整っていて、長期の滞在にもぴったり。シャワーが無料なのも嬉しい。
・稚内周辺や宗谷岬など、見所もたくさん。利尻島・礼文島への足場としても利用できそう。
・公園の遊具など、子供たちも大満足でした。
・利尻富士、稚内空港、大沼など、素晴らしい景色も楽しめます。
×
・とくに思い当たりません。受付けが多少煩雑なこと位かな?

-DATA-

場所:
北海道稚内市大字声問字声問
交通:
稚内市内から国道238号などを経由して15分ほど。
駐車場:
キャンプ場内にあり
トイレ:
きれいな水洗トイレ

とままえ夕陽が丘オートキャンプ場

Aug.13, 2002 海水浴場隣接の高規格キャンプ場

「北海道で海水浴をしよう!」今回の北海道旅行では、そんな目標をもって旅を続けていた。地図を広げてみると、北海道の海水浴場というのは、意外に少ないものだ。以前は千葉に住んでいたので、海岸沿いに移動していけばいくらでも海水浴場が見つけられたのだが、そういうわけにもいかないようだ。しかし、捜しているうちに、目的にぴったりの場所を見つけることができた。留萌の北、苫前町にある、ホワイトビーチとすぐ隣にある「とままえ夕陽が丘オートキャンプ場」である。

前日は道央自動車道滝川SAで車中泊をしていた。目がさめると、あいにくの雨。キャンプ場にチェックインする前に、海で泳ぐつもりだったのでとても残念。何より寒い。

とままえ夕陽が丘オートキャンプ場:イメージ1

滝川で高速を降り、国道275号から233号へと乗り継ぎ、留萌方面へ向かう。日本海に出て、そのまま海岸沿いの国道232号を北上し、目的地の苫前に入ると、巨大な風車がにょきにょきと立っているのが目に入る。風力発電の風車である。数本並んで立っているので、その威容はかなり遠くからでも目にすることができる。移動しながら近づいていくと、予想以上の大きさに驚かされる。この辺り、夜になるとかなり風が強くなるので、日本有数の風力発電地帯なのだそうだ。

キャンプ場は、苫前の中心から少し離れた海岸沿いにある。チェックインすると、管理人のおじいさんがサイトまで車を誘導してくれた。今回利用したのは、フリーサイト。「フリー」とはいっても、駐車スペースも、隣との区切りもはっきり決められている。フリーサイトの方は、区画辺りの面積はかなり広そうなのだが、ちょっと縦長の形をしており、満サイトの状態だと多少圧迫感があるかもしれない。料金の高い個別サイトには水道と電源があり、とても広々しているので、状況によってはこちらを利用するのが良いかもしれない。

とままえ夕陽が丘オートキャンプ場:イメージ3 とままえ夕陽が丘オートキャンプ場:イメージ2

フリーサイトの方は、料金のシステムが少し変わっていて、テント・タープ、それぞれ1張り1,000円ということだ。今回の利用では、テントを張らなかったので、パラタープの分の1,000円でキャンプすることができた。値段の安い北海道のキャンプ場の中でも、この値段で利用できる場所はなかなかあるものではない。

ちょっと困ってしまったのが、ごみの持ち帰り制度。チェックインの時に聞かされていたので、今回はできるだけごみのでないような食事を考えて対応した。しかし、長旅の途中で立ち寄るような場合、ごみの処理をしてもらえないと困ってしまう。

とままえ夕陽が丘オートキャンプ場:イメージ4

管理棟にシャワーもあるが、少し歩くと「とままえ温泉ふわっと」という名前の、きれいな温泉が隣接している。「キャンパーズロード」という名前の通路を歩くと、5分ほどで到着。宿泊施設も隣接した、とても立派な温泉だった。北海道を旅行していると、このような日帰りの温泉施設が安い料金で利用できるのでありがたい。(ちなみに料金は大人500円・小人250円)

さて、海水浴である。幸いなことに、翌日は晴れ、青空まで広がってくれた。キャンプ場から歩いていける場所の「ホワイトビーチ」に出かけていった。波打ち際は普通の砂だが、ちょっと離れた場所に白砂が隔離されたように広がっている。波打ち際は普通の砂なので、海で遊んでいる間はいつもと変わらないが、少し海から離れて見ると、ちょうど白いビーチが広がっているかのように見えておもしろい。シャワーやトイレなどもきれいで、子供用のトイレまであってびっくりした。太陽に当たると、汗をかくほどの暑さになったので、「さあ、泳ぐぞ」と勇んで入ってみると、水がむちゃくちゃ冷たい。ビーチには、水着を着た海水浴客もいることはいるのだが、よく見ると沖に設置された浮島でねっころがっているか、波打ち際で遊んでいる人がほとんど。今年は特別気温が上がらなかった、ということだが、北海道の夏を実感させられた。

<キャンプ場の○と×>

・ビーチ隣接はうれしい!
・安い料金で利用できます。
・立派な温泉で疲れがとれました。
×
・夜には風が強くなることもあり。

-DATA-

場所:
北海道苫前郡苫前町字栄浜67番地1
交通:
留萌市内から国道232号で北へ1時間ほど
駐車場:
キャンプ場内にあり
トイレ:
水洗できれい
料金:
オートサイトB 一張り1,000円
周辺施設:
ホワイト・ビーチ、とままえ温泉ふわっと、B&Gプール、夕陽丘ウインドファーム(風力発電施設)

オートリゾート滝野

Aug.11, 2002 国営公園内でたっぷり遊べるキャンプ場

全国に何箇所か、「国営公園」と呼ばれる施設がある。「公園」なのに入場料がかかるのは残念だが、その施設の充実度は「さすが」と思わせる。今回の北海道旅行中、この国営公園の中にあるキャンプ場を利用した。

オートリゾート滝野:イメージ1

キャンプ場の名前は「オートリゾート滝野」。札幌市郊外「国営すずらん丘陵公園」の中に位置している。日本海側の岩内からニセコを経由して札幌に向かう。さすがに人口100万人を超える都市だけあって、定山渓を過ぎる辺りから「渋滞」にはまってしまった。ちなみに、今回の北海道滞在中、唯一の「渋滞」だった。

周囲はまったくの山の中で、人口100万人を超える町の中とは思えない雰囲気だった。公園そのものがかなり広く、ゲートが3箇所くらいある。キャンプ場の利用者は、近くのゲートから公園に入ることになっている。キャンプ場の入り口にもゲートがあり、事前に受け取っていたはがきに書かれた暗証番号を入力するとゲートが開き、中に入ることができる。警備員のおじさんもいるので、けっこう物々しい雰囲気だ。

管理棟では、キャンプ場の利用料のほかに、公園の入園料を支払う。予定外の出費でちょっと戸惑うが、この公園、後述するとおり素晴らしい場所なので、ここはがまんがまん。

このキャンプ場、日本オートキャンプ協会認定の「五つ星」キャンプ場である。五つ星だけあって施設的には素晴らしい。センターハウスには、無料で使える電子レンジまである。これまた無料のシャワーには、サウナまでついていた。その他にも、レンタルで遊べる卓球台などもそろっている。チェックインの時には、いきなり分厚いファイルを渡され、さまざまな施設について細かく説明してくれた。

オートリゾート滝野:イメージ2  オートリゾート滝野:イメージ3  オートリゾート滝野:イメージ4

場内はすり鉢状に広がっていて、底の部分に管理棟があり、坂を登って各サイトに行くような感じ。斜面はきれいな芝生が広がっているので、とてものびのびできる。ただ、サイトの広さは、道内の他のキャンプ場と比較するとややせまく、隣との間隔もかなり接近した感じだった。日曜日で満サイトの状態だったので、しかたがないかもしれない。

オートリゾート滝野:イメージ5  オートリゾート滝野:イメージ6  オートリゾート滝野:イメージ7

しかし、このキャンプ場の素晴らしさは、単に施設が整っていることだけではない。キャンプ場の利用者に、キャンプを楽しんでもらおうという気持が、随所に感じられる所だ。子供たちが一番喜んだのは、夜に催されたキャンプファイヤーだった。小学校の林間学校でも行けないと、なかなか体験できるものではない。ボランティアの「おにいさん」「おねえさん」のリードに上手に乗せられ、楽しい時間を過ごすことができた。

オートリゾート滝野:イメージ8  オートリゾート滝野:イメージ9  オートリゾート滝野:イメージ10

利用者のマナーもとても良く、9時過ぎにはとても静かになった。11時前には、巡回している係員の人に、ランタンの減光をお願いされた。自衛隊の演習?のため、かなりの音の轟音がひびく時があったのが残念だった。

翌日は大急ぎで撤収して公園で遊んだ。広い公園なので、キャンプ場から車で移動することにした。キャンパーは駐車料金だけは無料になる。とにかく素晴らしい公園で、「公園慣れ」した子供たちも、思わず走り寄ってしまうような遊具がたくさんある。巨大なゴムボールのようなものが無料で借りられるので、坂道をころがしたり上に乗ったりするのも楽しかった。パークゴルフのコースもあって、こちらも無料で用具を借りられるので嬉しくなってしまう。1日たっぷり遊んだのだが、それでも公園のすべてを周ることはできなかった。キャンプ場にゆっくり滞在しながら、公園を行き来するのがお勧めである。

<キャンプ場の○と×>

・公園ではほんとにたっぷり遊べます。さすが国営公園。
・施設も立派で、安心して利用できます。
・キャンプファイヤー、星空観察会など、イベントも楽しめます。
×
・満サイトだと、ちょっとだけ圧迫感があるかも。

-DATA-

場所:
北海道札幌市南区滝野247 国営滝野すずらん公園内
交通:
道央高速道路北広島ICから国道36号線を札幌市内方向へ約7km。道々341号線を左折し10分ほど。
駐車場:
キャンプ場内にあり。公園内にもたくさん。
トイレ:
きれいな水洗
利用料金:
・スタンダードカーサイト
1泊4,000円(電源つき)
他に公園入園料がかかります。

いわないマリンビュー

Aug.10, 2002 海を見下ろす広々キャンプ場

雨上がりのキャンプ場はとても気持が良い。移動の間、車の中に閉じ込められている分、そのあとの開放感はなんともいえない。今回の北海道旅行中も何回も雨が降ったが、そのたびにキャンプ場でめいった気分を立て直すことができた。

函館から渡島半島の日本海側の「追分ソーランライン」(国道229号)を北上している間、ずっと雨が降り続いていた。東北にいる間はずっと晴れていたのに、北海道に上陸したとたんに雨。途中で立ち寄る予定の場所もすべて飛ばし、車の中からの見学だけになってしまった。ソーランラインは海沿いの道なので、海岸沿いに点在する奇岩を眺めながら移動を続けていった。言われてみればそのように見える「弁慶の刀かけ岩」や、本当に雨宿りができそうな「傘岩」など、車中からでも楽しむことができた。

幸いなことに、キャンプ場のある岩内町に到着すると、雨も小止みになってきた。岩内の市中で買い物をすませ、小高い丘を登っていくと、目的地の「いわないマリンビュー」に到着する。

いわないマリンビュー:イメージ1

キャンプ場は、岩内の町を見下ろす丘の斜面にある。全体に、きれいで整った感じの場所だが、とにかく管理棟がすごい。ランドリーやシャワー室があるのはもちろん、大きなロビーにテレビまで置かれている。小学校の教室ほどもある図書室もあって、雨が降ってもここで十分過ごせそう。

管理棟には展望台もあるので、さっそく登ってみた。さきほどまでいた、岩内の市内が見渡せる。夜になれば漁に出る船の漁火もきれいに見えそう。

いわないマリンビュー:イメージ2 いわないマリンビュー:イメージ3 いわないマリンビュー:イメージ4

指定されたサイトに行ってみると、その広さに驚かされる。車とテントとパラタープを設営して、空いたスペースでフリスビーができるほど。とにかく眺めがよく、どのサイトからも日本海が見渡せる。さきほど管理棟の展望台からも見たが、サイトからの眺めのほうが良いくらいだった。料金の安いフリーサイトは一番上の段にあって、管理棟までいくのは大変だが、その分さらに眺めがよくなる。 

いわないマリンビュー:イメージ6 いわないマリンビュー:イメージ5

炊事場は個別にしきられていて、プライベートは保たれるが、数がちょっと少ない感じ。入り口は網戸がぶらさがっていて、虫の侵入をある程度おさえられるようになっていた。管理棟までいかなくてはならないのは大変だが、シャワーが無料なのはとても助かる。2日間とも利用させてもらった。

場内でパンや魚介類の販売があったので、いかをさばいてもらって刺身とゲソ焼きをおやつに食べた。子供たちは、アスレチックやフリスビーで久しぶりに外遊び。「くもり」というのがこれだけありがたいとは。雨で観光をはしょった分、キャンプ場でのんびりと過ごすことができたのはとても良かった。

<キャンプ場の○と×>

・とにかく眺めがよい。
・広々した場内。子供たちの遊び場もたくさんありました。
・大きな管理棟。雨でも安心できそう。
・無料で利用できるシャワーは、とても助かりました。
×
・とくに思い当たりません。

-DATA-

場所:
北海道岩内郡岩内町字野束350-8
交通:
函館市内より、国道229号を北へ。岩内市街より町道を利用して丘を登る。
駐車場:
キャンプ場内にあり。
トイレ:
きれいな水洗トイレ。
利用料金:
入場料大人1,000円 子供500円
カーサイト3,000円(電源なしは2,500円)

白石公園はこだてオートキャンプ場

Aug.08, 2002 函館市内にある唯一のオートキャンプ場

北海道へのキャンプ旅行の第一泊めの場所は函館。青森からのフェリーの本数も一番多く、乗っている時間も一番少なくて済むので、車で渡道する場合には、なかなか便利のよい場所である。函館山、元町など、観光地としても有名な場所がたくさんある。

最近まで函館市内には、オートキャンプ場がなかった。「白石公園はこだてオートキャンプ場」がオープンしたのは4年程前。函館市内とはいっても、東の外れ、戸井町との境に位置している。

キャンプ場に向かう前に、函館の町をぶらぶらする。港周辺には、おしゃれなショッピングモールが広がっている。フェリーで函館の港に入ってくる時、一番最初に見えてくるのが「函館山」だ。この山の上から市内を見下ろすのが「100万ドルの夜景」の定番ということになっている。温泉あり、市電あり、洋館あり、と見所は尽きない街である。

市内で買い物を済ませ、キャンプ場に向かう。白石公園の全体は、まだできあがっていないようだが、市内はずれの丘陵地帯に様々な施設ができるらしい。市内からたくさん表示されている看板に従って、迷うことなく到着できた。国道278号から、少し坂道を登っていくとキャンプ場がひろがっている。

白石公園はこだてオートキャンプ場:イメージ1 白石公園はこだてオートキャンプ場:イメージ2

場内はおしゃれな函館の街の雰囲気そのままに、きれいで整った雰囲気だった。一番びっくりしたのは、サイトごとにきれいな花が植えられていること。たったこれだけで、サイトの雰囲気がずいぶん変わるものだ。道内のキャンパーに聞くと、道内ではそれほど広いサイトではないらしいが、関東に住む私達にとっては、十分すぎるほどの広さである。サイトごとに電源もついている。利用料金も関東レベルの5,000円だが、これだけの広さと施設が利用できれば、決して高くは感じなかった。

白石公園はこだてオートキャンプ場:イメージ3 白石公園はこだてオートキャンプ場:イメージ4

場内にはアスレチックや小川などもあり、天気が良ければたくさん遊ぶことができそう。管理棟内の集会室には、卓球台もあった。その他に気づいたのは、道路の両側に排水溝が整備されていること。丘陵地帯にあるので、下段のサイトには雨水が流れ込んできてしまう心配もしていたのだが、これだけしっかりと排水設備があれば大丈夫だと思う。夜になると、いか漁の小船の漁火が見られる。決して良い天気ではなかったが、それだけに幻想的な風景が広がる。漁師の方たちにとっては、それどころではないだろうけど。

<キャンプ場の○と×>

・とてもきれいで安心できる施設。サイトの花には感激しました。
・函館観光のベースになる位置。
・夜の函館湾の漁火は素晴らしかった。
×
・とくに思い当たりません。

-DATA-

場所:
北海道函館市白石町208
交通:
函館市内より、国道278号経由で戸井町方面へ20分ほど
駐車場:
キャンプ場内にあり
トイレ:
きれいな水洗トイレ
利用料金:
スタンダードカーサイト(電源つき)5,000円

つがる地球村

Aug. 7, 2002 リゾート施設内の、のんびりしたキャンプ場

今年の夏は、家族で北海道へのキャンプ旅行を計画した。自宅のある東京西部から渡道するには、何通りかのルートがある。私達の選んだルートは、青森から函館へのフェリーを利用する方法だった。青森までの高速代などを考えても、一番安く・早く・自由に渡道できる、と考えたからだ。私を含め、全員船に弱い、というのも大きな要因で、青函ルートなら4時間ばかり船に乗っていれば、到着できるのだ。東北自動車道は、全長およそ600km。さすがに、一気にフェリーに乗り込むのはつらいので、青森県内で一泊キャンプをすることにした。選んだのは、津軽半島の根元部分の辺りにある、「つがる地球村」

高速道路をひたすら北へ向かう。朝は青空だったのに、北に向かうとだんだん雲が多くなり、青森ではどしゃぶりのように降ったり、やんだりの繰り返しになってしまった。

つがる地球村:イメージ1

この日、青森でのキャンプを決めたのには、もう一つ大きな理由がある。ちょうど、ねぶたの最終日だったからだ。今まで、何回も青森には寄っているが、本番のねぶたを見られたのは今回が初めてだった。ねぶたまでは、かなり時間があったので、港近くで過ごすことにした。雨は相変わらず降ったり止んだ理を繰り返しているが、さすがにねぶたの最中ということもあり、ものすごい人出である。祭りの始まる前の、どきどきした雰囲気はたまらない。この日は、ねぶたの最終日で、期間中唯一「昼間の部」がある。ねぶたの帰路にあたる新町通り沿いには、アーケードがあったり、無料のいす席もあった。往路はだだっ広い国道なのだが、祭りへの密着感という意味ではいまひとつ。祭り見物には、新町通りをお勧めする。せまい道路いっぱいにはねとが集まり、国道で見るのとは、まったくちがった雰囲気で楽しめる。

キャンプ場は、青森市の西側、森田村に位置している。市内からは1時間ほどで到着できるので、翌日の昼に出発するフェリーの前泊地としては、十分な場所にある。利用料金が安めなのも助かる。

つがる地球村:イメージ3 つがる地球村:イメージ2

サイトの広さは広くは無いが、特別な区画は設けられていないので、空いていればのびのび使える。地面は草地で、雨上がりにはちょっとぬかるんでしまう。場内あちこちに、ちょっとした小山が残されていて、これが子供たちには結構良い遊び場になる。利用者がかなり少なかったこともあり、のんびりすることができた。

つがる地球村:イメージ4

「地球村」というのは、キャンプ場だけでなく、宿泊施設や野外ホール、アスレチックなども含めた施設の総称である。キャンプ場内には温水シャワーしかないが、宿泊施設内に立派な温泉があるので助かった。フロントがとても豪華なので、キャンプの格好で行くと、ちょっと違和感がある。毛筆で書かれた看板表示があちこちに架けられている。これがまた味のある書体で、なかなか雰囲気がある。

翌日は、地球村内のアスレチックで遊んだ。キャンプ場を出て車で5分くらいの所にある。滑り台がいろいろあっておもしろい。竜の形の渦巻き型のものは、出口が竜の口になっていて、そこから不意に子供が顔を出してくるのでおもしろい。垂直に落ちる形の滑り台は、とうとう恐くてできなかった。大きくてとても工夫された施設なのだが、有料なのは残念だった。

つがる地球村:イメージ5 つがる地球村:イメージ6 つがる地球村:イメージ7

とにかく、のどかな、のんびりとした時間を過ごすことができた。日中は曇りや雨が多く、岩木山の姿も少ししか見ることができなかったが、夜に晴れ上がり、素晴らしい星空が広がったのが忘れられない。

<キャンプ場の○と×>

・のどかでのんびりした雰囲気
・何気なくある、場内の小山がおもしろい。
・温泉施設は助かります。
・ねぶたの見物もできました。
×
・アスレチックの料金が、もう少し安いと嬉しいのですが。 

-DATA-

場所:
青森県西津軽郡森田村大字床舞字藤山244
交通:
下東北自動車道浪岡インターチェンジより、国道101号で五所川原市内経由、森田村方面へ。
駐車場:
キャンプ場内にあり。
トイレ:
キャンプ場内にあり。水洗できれい。
利用料金:
1サイト500円
入場料大人200円、子供100円
風呂:
管理棟に立派な風呂、車で5分ほどのところに、日帰り温泉もあり。

夜越山オートキャンプ場レポート

Aug. 6-7, 2002 青森観光にも便利なキャンプ場

今北海道へのキャンプ旅行の途中、毎回青森のキャンプ場を利用している。今回は、青森市の西隣、平内町にある夜越山キャンプ場を利用した。我が家の経験では、青森のキャンプ場にはずれはない、というのが定説になっている。

夜越山オートキャンプ場レポート:イメージ1

東京からの移動途中、高速道路のSAで車中泊。目が覚めると、青空が広がり朝から暑い。この日は予定がたくさんあったので、急いで青森方面へ移動。終着の青森インターで降りて、まずは三内丸山遺跡へ。インターから10分もかからずに到着できるアクセスのよさは素晴らしい。縄文時代の遺跡だとは知っていたが、こんなにきれいに整備されいるとは思いもしなかった。広々とした芝生の広場に、公園や博物館がある。できたばかりで、すべて新しく、いろいろ楽しめた。何より無料というのがすごい。青森に寄るなら、ぜひともお勧めの場所である。たっぷり遊んでから、目的地の夜越山オートキャンプ場へ。

夜越山オートキャンプ場レポート:イメージ2

キャンプ場は国道から少し奥の山側の斜面にある。夜越山周辺には、「夜越山森林公園」として、もともと公園や温泉施設などもあったようだが、キャンプ場はできたばかり。まずは管理棟で受付を済ませると、ゲートのカードをもらえる。入る度にカードが必要なので、あとでねぶたを見にいくため、余分のカードをもらっておく。管理棟までも山を登ってくるのだが、キャンプ場はさらに坂の上にある。用事があっても、ここまで来るのはちょっと大変な感じだ。用事といっても、レンタルを利用するときぐらいなのだが。

夜越山オートキャンプ場レポート:イメージ3

新しいキャンプ場ということで、どの施設もきれいでうれしい。サイトは広くて、草地。山の斜面を切り開いたサイトなので、眺めは最高。炊事場もきれいで余裕のあるスペースなのだが、なぜか電源つきサイトからは遠い。トイレも長い坂を通って、遠回りしながら降りていかなくてはならない。直接降りられる階段があるといいのだが。長女が水汲みに行くのにポリタンをキックボードに乗せて行った。行きは坂道を快適に滑り降りていったが、帰りの大変さを考えなかったらしい。

夜越山オートキャンプ場レポート:イメージ4

テントとタープの設営を終えて、場内で遊ぶ。とにかく空いていたので、周囲のサイトも借りてフリスビーをした。青空ときれいな芝生が気持ちよい。その後、管理棟で自転車を借りて、次女の補助なしの練習。炊事場のそばに芝生の広場があったので、親子で必死にがんばった。子供用の自転車が1時間100円で借りられるのはうれしい。

「地浅虫温泉の海水浴場も近く、キャンプ場入り口付近にはB&Gのプールなどもある。夏の遊びには事欠かない場所だが、今年は予定通りねぶたを見物に出かけた。青森市街まで30分ちょっとで到着できる。当然渋滞も予想されるので、かなり早めにキャンプ場を出発し、市内の駐車場に停めることができた。

夜越山オートキャンプ場レポート:イメージ5

夜のねぶたははじめてだったので、とても面白かった。見物客が大きな拍手をすると、ねぶたがぐーっと近くまで寄ってきてくれる。一年前に昼間のねぶたを見たことがあるのだが、格段の迫力だった。キャンプ場に戻ったのは10時近くだったので、お茶漬けで軽めの夕食をすませ、久々のテント泊。

かなりガスが出ていたので、天気が少し心配だったが、翌朝まで雨に降られることもなく助かった。昨日までと違って、曇り空なのが残念だが、タープもはずしてパンと牛乳の朝食。とにかく青森に近いので、時間をあまり気にせずのんびりとチェックアウトし、フェリー乗り場へと向かう。長いキャンプ旅行のスタートを、気持ちの良いキャンプ場ですごす事ができた。

<キャンプ場の○と×>

・充実した施設
・温泉やプール、海水浴場、水族館、ねぶた、とめいっぱい遊べそうです。
・青森市街に近いので、北海道へ渡るフェリーに乗るための前泊地として利用しました。
×
・斜面をひな壇状に整地した場所なので、管理棟までの行き来はちょっと大変でした。

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