実谷オートキャンプ場
Jul.27-28, 2002 海水浴と組み合わせたキャンプ
今年の夏は暑い。梅雨が明けてからというもの、関東地方では毎日30度を越える日が続いている。夏休み最初のキャンプは、海水浴と組み合わせて計画することにした。
場所は千葉県御宿町の実谷キャンプ場。キャンプ場から海までは10分ばかりで泳ぎにいける距離。砂浜近くのキャンプ場だと日差しが強かったり、砂がテントに入り込んだりして大変な思いをしてしまうことがあるのだが、このキャンプ場は、海沿いの国道から少し山に入ったところにあるので、朝夕はかなり過ごしやすい。真夏のキャンプでは、ほんの少しでも標高が高い場所を選ぶのが、快適に過ごすポイントだと思っている。
我が家から千葉に行くには、都心を横断しなくてはならず、渋滞にはまってしまうと目も当てられない結果になってしまうので、前日の夜から出発することにした。首都高と京葉道路を経由して、千葉東金道路の野呂パーキングエリアで車中泊をする。アスファルトの熱気もなかなか冷めない熱帯夜だったが、都心の夜よりは少しだけ過ごしやすい。このPAで朝を迎えると、外房への海へのアクセスは実に簡単。そのまま、東金まで進み、九十九里への有料道路に乗り継げば、目の前に太平洋が広がってくる。
千葉県は県境のほとんどを海岸線に囲まれており、海水浴場の数もめちゃくちゃ多い。東京湾に面した内房は波が静かで家族向き、太平洋に面した外房はサーファー向きと、大まかに色分けすることができる。とにかく、たくさんの海水浴場があるので、自分のお気に入りの場所を捜すのが悩みの種になる。1日目に利用することにしたのは、成東町の大須賀海水浴場。ここは、いわゆる「海の家」がなく、食事のできる店とシャワーや着替えをする施設が分業されている。とても助かるのは、海岸にコンビニがあること。
たっぷり遊んでから、県道30号、国道128号を海沿いに南下。1時間ばかり移動すると、御宿の町に到着する。内陸部に向かって坂道を登り、看板を目印にさらに細い道へ入る。コンクリートで周囲を固めてある、細いトンネルを通り抜けると、キャンプ場に到着。このトンネル、千と千尋の神隠しにでてくるようなトンネルで、子供たちは大喜びだった。
キャンプ場は管理棟のある第一サイトと第二サイトに分かれている。第一サイトは管理棟とケビン、ランドリーなどがあり、オートキャンプをするには、少し山を登ったところにある第二サイトに入る。サイトは山を平らに開いた草地で、意外なほどぽっかりとしたスペースが広がっている。特に区画はない上、この日の利用は我が家だけだったので、好き勝手に設営することができた。

管理人のおじさんがとても世話好きの方で、あれこれと話をしてくれた。場内の施設は、いかにも手作りという感じで、このおじさんがこつこつと作り上げたものだろう。なかなか味のある雰囲気があった。場内中央に「山学校」という名前の屋根つきのスペースがあり、丸太のいすや机など、いろいろ遊べる場所になっている。山学校の横に階段があって、ここを上がると展望台になっている。晴れていればきれいな星空が広がりそう。
子供たちは場内のブランコ(これも手作り)が気に入って、ずっと遊んでいた。トイレや炊事場も丸太組み(ログハウスではなく、あくまでも丸太小屋という雰囲気。)で、使いやすく整備されていて好感がもてた。高規格の立派なキャンプ場というわけではないが、おじさんのこだわりがあちこちに見られる、とても良い雰囲気の場所だった。

翌日は、御宿の海水浴場で遊ぶ。ここは、昔ながらの海水浴場だが、白砂を運び入れたりして、とてもきれいに整備されている。若者にも家族連れにも楽しめる雰囲気の海である。「月の砂漠を、はるばると」という歌のモデルになった場所で、砂浜にラクダの銅像があった。アラビアかどこかの外国をイメージしていると意外な感じがする。
<キャンプ場の○と×>
- ○
- ・草地の広いサイト。特に今回は貸しきり状態でした。ゆるやかに傾斜をつけてあって、水たまりができにくいようになっているそうです。
・場内あちこちに手作りの雰囲気。最近、高規格の場所を利用することが多かったので、とても新鮮でした。
・海水浴にぴったり。真夏にもそれほど暑くはならず、海へのアクセスも便利です。 - ×
- ・入り口道路がややせまい。「千と千尋のトンネル」子供たちは大喜びでしたが、大型のキャンピングカーだと、通れないかも。
-DATA-
- 場所:
- 千葉県夷隅郡御宿町実谷492-1
- 交通:
- 東京から京葉道路、千葉東金道路経由で外房へ。そこから県道30号、国道128号で1時間ほど。
- 駐車場:
- キャンプ場内にあり
- トイレ:
- 簡易水洗
- 料金:
- 1区画5,000円
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