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オートキャンプ場ニュー勝浦温泉

Apr.28-29, 2001 オートキャンプ場ニュー勝浦温泉

我が家の場合、キャンプにでかけた夜は、あまり風呂やシャワーを利用することがない。夜は夕飯を食べてのんびりしていると、すぐに辺りは暗くなってしまうし、そうなるとわざわざシャワーを浴びに行く元気がなくなってしまう。特に普段の土日は、ほとんど1泊の行程なので、まったく気にせずそのまま寝てしまうのが常だった。

しかし、今回利用したキャンプ場は、なんといっても「温泉」という名前つきである。しかも、送られてきたパンフレットには、「千葉県下で初の温泉つきキャンプ場」とまで書かれている。私のキャンプのメインフィールドは千葉県なのだが、そう言われてみれば、お風呂やジャグジーはあっても、温泉つきのキャンプ場はなかったと思う。もともと山の少ない千葉では、温泉そのものがほとんど無いのだが.....。

朝5時に起きて出発。特に渋滞もなく、千葉に到着。ルート的には外房から勝浦に行き、内房から帰路につくのが順当だが、帰りの渋滞を見越して、内房周りで1周することにした。千葉を出て最初に寄ったのは富津岬。東京湾に横向きに突き出した細長い岬である。岬の根元は潮干狩りが有名で、到着した頃には駐車場も満車で、道路に車があふれていた。岬の先端に展望台と駐車場があり、ここの砂浜で少し遊ぶ。潮干狩り場ではないのだが、大勢の人が海に入っているので、ためしに砂浜を掘ってみると、結構かんたんに貝が掘れる。ついつい夢中になって遊んでしまった。本当は持ち帰ってはいけないのだろうが、少しだけ今日の夕食用にもらっていく。

オートキャンプ場ニュー勝浦温泉:イメージ1 オートキャンプ場ニュー勝浦温泉:イメージ2

国道127号をドライブしながら館山へ寄り、夕食の買い物を済ませると、もう4時。千葉をぐるっと周る形で勝浦のキャンプ場に到着。キャンプ場としては1998年にオープンしたばかりの新設キャンプ場なのだが、もともと古くからあった温泉に付随してつくられたらしく、設備自体は昔風。サイトはロープで一応区切ってあるものの、それほど管理的には感じない。利用したサイトはかなり不定形だったが、テント2つとパラタープまで設営できた。道路をはさんで「タンポポサイト」と「花菖蒲サイト」の2つに分かれている。「タンポポ」の方が収容数は多いが、なんとなく雑然とした感じ。キャンプファイヤーができそうなスペースがあって、そこには薪が山のようにつまれていて、自由に使うことができるのがありがたい。今回利用したのは「花菖蒲」の方。こちらは20サイト位のこぢんまりした感じだが、トイレや炊事場は「タンポポ」より立派だった。

設営を終わらせて、いよいよ温泉へ。この温泉、昔ながらの建物で、なかなか味わいのある雰囲気である。入り口の、いかにも「温泉」という感じのおばあさんに料金を払い中へ。キャンプ場宿泊者は半額で利用できる。風呂場が古びているのは良いとして、とにかくせまい。ゴールデンウィーク中の混み具合なので、ゆっくり洗う場所もない。温泉といえばこぎれいな施設しか利用したことがない子供たちは、黒っぽいお湯からは、早く上がりたかった様子。しかし、体の方は正直なもので、これだけ文句を言っても、お湯につかって暖まるというのは、本当にさっぱりできる。子供達も、入り口のおばあさんにもらった「ほしいも」をかじりながら、上機嫌でサイトに戻っていった。

オートキャンプ場ニュー勝浦温泉:イメージ3

温泉から上がって、夕食の準備を始める。炊事場はきれいではないが、なぜかたくさん洗剤が用意されている。水は温泉混じりの、やや褐色のもの。飲用には差し支え無し、と注意書きがされていたが、少しにおいが気になるかも。富津で取ってきた「あさり」を食するが、砂が多めだったことを除けば、まあまあの味。

オートキャンプ場ニュー勝浦温泉:イメージ4

施設は完璧とはいえないが、自然を生かした良い雰囲気のキャンプ場である。田んぼを見下ろす位置にあり、久々に一晩中カエルの鳴き声を聞くことができた。幼稚園児の次女にごみすてをたのむと、しばらく帰ってこない。様子を見に行くと、管理棟のおばさんと話しこんでいた。裏の山ではうぐいすが鳴きつづけ、ぽっかりと世の中の流れから取り残されたような風景だった。

<キャンプ場の○と×>

・料金を含め、無料の洗濯機、薪など、とても良心的。アジの干物を全員にプレゼントしてくれます。
・自然たっぷり。目の前の田んぼでは、ちょうど田植えをしていました。
・サイトの土が適度にやわらかく、寝心地の良さはなかなかなもの。
・炊事場、トイレまでの通路にはじゃりが敷かれていて、夜露でくつが濡れてしまうこともありません。
・温泉つき、は伊達じゃない。
×
・炊事場の数が不足気味。特にタンポポサイトは大変そう。

-DATA-

場所:
千葉県勝浦市松野1126-2
電話:
0470-77-1777
アクセス:
館山自動車道市原ICから、国道297号経由
料金:
4000円(GW中は5000円)
場内施設:
炊事場、水洗トイレ、売店、洗濯機、乾燥機、勝浦温泉(旅館)隣接

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